JP2021512319A - リセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ、リセット・コイル、ASICスイッチ回路、および電力リセット回路を備えるリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサを提供すること。【解決手段】バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、基板とこの基板上に位置する磁気抵抗検出アームとを備える。磁気抵抗検出アームは、直列、並列、または直並列に配置された1つまたは複数の磁気抵抗検出ユニット・ストリングで構成される2ポート構造である。TMR磁気抵抗検出ユニットの自由層の磁化方向は、異方性の場Hkによって決定され、リファレンス層の磁化方向、および印加磁場と共に、それは、NまたはS方向に向くことができる。リセット・コイルは、磁気抵抗検出ユニットと共に基板間に位置し、またはそれは、基板の下方のリード・フレーム上に位置する。リセット磁場の方向は、NまたはSのどちらかである。ASICスイッチ回路は、バイアス回路モジュール、読出回路モジュール、および出力回路モジュールを備える。電力リセット回路は、リセット・コイルに接続されている。この装置は、スイッチ・センサの初期状態を設定する能力に加えて、低消費電力および小型サイズという利点を有する。【選択図】図2a

Description

本発明は、磁気センサの分野に関し、詳細には、リセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサに関する。
磁気抵抗スイッチ・センサは、家庭用電化製品、家庭用電気器具、需給計器(電気メータ、水道メータ、およびガス・メータ)、自動車、および様々な産業用途などの分野において広く使用されている。典型的な主流の磁気スイッチ・センサには、ホール・センサ、および異方性磁気抵抗(AMR)センサが含まれる。家庭用電化製品応用および需給計器応用の分野では、ホール・スイッチ・センサおよびAMRスイッチ・センサの消費電力は、数マイクロアンペアに到達し得る。これは、数十ヘルツであるその動作周波数を犠牲にして得られる。これらのスイッチ・センサのための切換点は、数十ガウスである。自動車、産業用途、および高い動作周波数を必要とする環境では、ホール・スイッチ・センサおよびAMRスイッチ・センサの消費電力は、ミリアンペア範囲内にあり、その動作周波数は、数キロヘルツの範囲内にある。
トンネル磁気抵抗TMR素子を検出素子として利用するセンサは、低消費電力を有し、数キロヘルツまたはさらには数メガヘルツの動作周波数で働くことができ、マイクロアンペア・レベルに到達する消費電力、および数十ガウスのスイッチ動作点を有し、加えて、高感度および低消費電力、高周波応答、および小型サイズを有する。
スイッチ・センサは、一般に、リニア磁気抵抗センサを利用する。出力電圧Vおよび外部磁場Hのリニア作動エリアでは、動作点および復帰点の磁場閾値が設定され、コンパレータは、デジタル出力のために矩形の高レベルおよび低レベルスイッチ信号出力を実現するために使用される。
自由層の異方性の場Hk、およびリニアTMR磁気抵抗センサに印加される外部磁場Hexは、互いに直交し、リファレンス層の磁化方向は、自由層の磁化方向に直交する。自由層が外部磁場Hexに曝されるとき、自由層の磁化は、Hexの方へ回転する。自由層の磁化方向は、リファレンス層の磁化方向の角度90度から角度0度へ回転する。外部磁場が−Hexへ反転させられるとき、自由層の磁化方向は、180度の角度へ回転する。この角度範囲では、磁気抵抗は、Hに応じて線形である。他方、自由層の異方性の場Hkの方向が外部磁場Hexの方向と平行であり、リファレンス層の磁化方向が自由層の磁化方向に平行に設定される場合、外部磁場Hexが増加するとき、自由層の磁気モーメントMは、変わらない。さらに、外部磁場が−Hexへ反転する場合、反転外部磁場−Hexの振幅がHk未満であるとき、自由層の磁気モーメントMは、変わらないままである。このとき、Mの角度は0度である。反転外部磁場−Hexの振幅がHkに近いとき、自由層の磁気モーメントMは、−Mへ突然反転し、それによって角度は180度である。したがって、矩形のヒステリシス・ループが形成され、対応するR対Hの曲線も、矩形のヒステリシス・ループによって特徴付けられ、それによって新しいタイプのバイポーラ・ヒステリシス磁気抵抗スイッチ・センサを提供する。
このバイポーラ・ヒステリシス磁気抵抗センサの自由層は、外部磁場を除去する前に印加される外部磁場Hexの方向に応じて、印加外部磁場0の条件下で磁化方向Mについて2つの安定状態、すなわち、リファレンス層の磁化方向の角度が0度および180度である状態を有する。
したがって、各測定中に自由層の磁化方向Mの一貫性を確実にするために、リセット・コイルは、NまたはS方向に作用するリセット磁場Hrを発生させるために使用することができ、それは、測定の開始前または測定の完了後にHrを励磁するために選択することができ、それによって自由層の磁化方向Mが知られる。
TMRリニア・スイッチ磁気抵抗センサ・ブリッジの場合、X軸などの単一の磁場検出方向を有するプッシュ磁気抵抗検出ユニット・チップは、X軸プル磁気抵抗検出ユニット・チップを得るために一般に使用され、180度だけ向きが変えられ、次いで2つのチップは、ワイヤ・ボンディングによって接続され、これは、用意の方法が簡単であり、チップが強磁性リファレンス層構造に対応しさえすればよいという利点、2つのチップを同じ場所に正確な配置するための操作が必要であるという欠点を有し、したがって、操作の誤差によりセンサ測定精度の損失の可能性を高める。
中国特許出願CN201610821610.7は、レーザ・プログラム加熱磁場アニール法を用いて磁気抵抗検出ユニットをスキャンし、ブロッキング温度を超えるまで反強磁性層を急速加熱する方法を開示する。同時に、冷却中に、磁場が、任意の方向に印加されてもよく、任意の方向における磁場検出方向の磁気抵抗検出ユニットの向きが、1つずつ、またはさらにはチップごとにスキャンすることによって実現されてもよい。この方法は、単軸の反対向きに磁気抵抗検出ユニットを有する単一チップ上の磁気抵抗検出ユニットおよびそのアレイの製造を実現することができ、したがって、フリップ・チップの正確な配置の課題を克服し、単一チップの磁気抵抗ブリッジのバッチ製造を実現する。
加えて、GMRスピン・バルブ構造はCIPモードで働き、すなわち、動作電流は、磁気多層膜の平面と平行であり、それによって自由層の厚さの変化により、センサ抵抗に大きな変化を引き起こし得る。したがって、その厚さの変化は限定され、そのため、Hcは、簡単には制御できない。TMRセンサはCPPモードで働き、すなわち、
電流は、磁気多層膜の平面に直交し、それによってTMRユニットは、小さい楕円形形状を得るように容易にパターン化することができ、自由層の厚さの制御は、TMRセンサの性能を低下させず、Hcは、簡単に制御することができる。加えて、GMRスピン・バルブと比較すると、TMRは、低消費電力、より高い磁場感度、およびより小型のサイズを有する。
したがって、上記の様々なタイプの磁気抵抗センサ、スイッチ動作原理、および磁場アニール方法の比較に基づいて、およびスイッチの初期状態の課題を解決するために、本発明は、リセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサにおいて、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサであって、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、基板とこの基板上に位置する1つまたは複数の磁気抵抗検出アームを備え、磁気抵抗検出アームは、直列、並列、または直並列に配置された1つまたは複数の磁気抵抗検出ユニット・ストリングで構成される2ポート構造であり、磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、直列に配置された1つまたは複数の磁気抵抗検出ユニットを備え、磁気抵抗検出ユニットは、パッシベーション層、上側電極層、自由層、中間絶縁層、リファレンス層、反強磁性層、シード層を備えるTMR検出ユニットであり、シード層および反強磁性層は、下側電極層を構成し、自由層の磁化方向、磁場検出方向、およびリファレンス層の磁化方向は、NまたはS方向に全て向いてもよく、自由層の磁化方向は、異方性の場Hkによって唯一決定される、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサと、基板と磁気抵抗検出ユニットの間におよびまたは基板の下方のリード・フレーム上に位置するリセット・コイルであって、全ての磁気抵抗検出ユニットに作用するリセット磁場の方向は、全てNまたはSのどちらかである、リセット・コイルと、バイアス回路モジュール、読出回路モジュール、および出力回路モジュールを備えるASICスイッチ回路であって、バイアス回路モジュールは磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ、ならびに読出モジュールおよび機能モジュールの電源端子に接続され、読出回路モジュールは磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの信号出力端子に接続され、出力回路モジュールは、読出回路モジュールに接続される、ASICスイッチ回路と、リセット・コイルに接続された電力リセット回路とを備えるリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサを提案する。
磁気抵抗検出ユニットは、楕円形、菱形、または中央の矩形および先細の両端を有する二軸対称形状であり、長軸LはNまたはS方向にあり、短軸はWであり、中間絶縁層はAlまたはMgOの材料であり、自由層は高い異方性の場、すなわちHkの材料であり、レーザ・プログラミング・プロセスが使用されるとき、パッシベーション層はレーザ光を透過する材料であり、上側電極層の材料はレーザによる損傷を防ぐために少なくとも150nmの厚さを有するCu、Al、Au、Ti、またはTaの伝導性金属材料であり、反強磁性層は高いブロッキング温度を有する材料であり、磁気抵抗検出ユニットが長い距離にわたって下側電極層によって相互接続されるとき、下側電極層が位置するエリアは、上側電極層が位置するエリアによって覆われ、それによって下側電極層をレーザによる損傷から保護し、リセット・コイルはCu、Ta、Au、またはAlの高伝導性材料であり、基板上に位置するリセット電線は絶縁層によって磁気抵抗検出ユニットから電気的に隔絶されている。
磁気抵抗検出アームのいずれかに含まれる磁気抵抗検出ユニットのリファレンス層の磁化方向は、全てNまたはSのどちらかであり、自由層の異方性の場Hkの方向は、全てNまたはSのどちらかであり、それにより4つの異なるタイプの磁気抵抗検出アーム、すなわち、N、N、S、およびSを得る。
バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、単一チップ構造であり、N、N、S、またはSタイプの磁気抵抗検出アームで構成され、NまたはS方向に同じ向きを有する外部磁場Hexの作用の下で、NおよびNは、同じスイッチ・レベル磁場特性を有するNバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサであり、SおよびSは、同じスイッチ・レベル磁場特性を有するSバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサであり、NおよびSバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、反対のスイッチ位相特性を有し、あるいはバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、Nプッシュまたはプル磁気抵抗検出アームおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アーム、あるいはNプッシュまたはプル磁気抵抗検出アームおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アームで構成されるプッシュ・プル・ブリッジ構造であり、プッシュ・プル・ブリッジ構造は、半ブリッジ、フル・ブリッジ、または準ブリッジである。
バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、プッシュ磁気抵抗検出アーム・チップおよびプル磁気抵抗検出アーム・チップを備えるマルチチップ構造であり、プッシュ磁気抵抗検出アーム・チップ、およびプル磁気抵抗検出アーム・チップは、それぞれN、N、S、またはSのタイプの磁気抵抗検出アーム・チップ、および180度だけ位相の向きを変えることによって得られるチップに対応し、プッシュ磁気抵抗検出アームおよびプル磁気抵抗検出アームの自由層の磁化方向は、NまたはS方向のリセット磁場の作用の下で同じであるようになされ、それによりNプッシュまたはプル磁気抵抗検出アーム・チップおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アーム・チップ、あるいはNプッシュまたはプル磁気抵抗検出アーム・チップおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アーム・チップは、プッシュ・プル・ブリッジ構造を形成するように結合または相互接続され、プッシュ・プル・ブリッジ構造は、半ブリッジ、フル・ブリッジ、または準ブリッジであり得る。
磁気抵抗検出ユニットの反強磁性層の磁化方向が全て同じであるとき、磁気抵抗検出ユニットの反強磁性の磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスまたはアニール炉磁気アニール・プロセスを用いて書き込まれてもよく、同じ反強磁性層の向きを有する磁気抵抗検出ユニットは、それぞれプッシュ・アーム・エリアおよびプル・アーム・エリアを形成し、プッシュ・プル・ブリッジ構造がフル・ブリッジであるとき、プッシュ・プル・ブリッジ構造は、2つのプッシュ・アーム・エリアおよび2つのプル・アーム・エリアを備え、2つのプッシュ・アーム・エリアおよび2つのプル・アーム・エリアは、互いに隣接しており、または2つのプッシュ・アーム・エリアおよび2つのプル・アーム・エリアは、組み合わされたプッシュ・アーム・エリアおよび組み合わされたプル・アーム・エリアにそれぞれ混合され、プッシュ・アーム・エリアとプル・アーム・エリアの間で、組み合わされたプッシュ・アーム・エリアおよび組み合わされたアーム・エリアは、断熱層によって少なくとも50μmだけ隔てられ、プッシュ・プル・ブリッジ構造が半ブリッジであるとき、プッシュ・アーム・エリアおよびプル・アーム・エリアは、断熱層によって少なくとも50μmだけ隔てられ、プッシュ磁気抵抗検出ユニットおよびプル磁気抵抗検出ユニットの反強磁性層の磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスによって書き込まれる。
プッシュ磁気抵抗検出アーム・チップまたはプル磁気抵抗検出アーム・チップの場合、磁気抵抗検出ユニットの反強磁性の磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスまたはアニール炉磁気アニール・プロセスを用いて書き込まれてもよい。
リセット・コイルが、基板と磁気抵抗検出ユニットの間に位置するとき、リセット・コイルは、並列に配置されたリセット電線を備え、リセット電線は、磁気抵抗検出ユニットのすぐ下方に位置し、NS方向に直交し、リセット電線中のリセット電流は、同じ大きさおよび方向を有する。
リセット・コイルが、基板の下方のリード・フレーム上に位置するとき、リセット・コイルは、螺旋状であり、並列に配置された少なくとも1つの直線部分エリアを備え、直線部分エリア内のリセット電流は、同じ方向および振幅を有し、N−S方向に直交し、磁気抵抗検出ユニットは、直線部分エリアのすぐ上方に全て位置する。
ASICバイアス回路モジュールは、温度補償機能を有する電流源であり、プッシュ・プル・半ブリッジまたはフル・ブリッジ構造が採用されるとき、ASICバイアス回路モジュールは、温度補償機能を有する電圧源である。
ASIC読出回路モジュールは、コンパレータを備え、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサが半ブリッジ構造であるとき、出力信号は信号コンパレータの一端に直接接続され、他端は基準信号であり、それがフル・ブリッジ構造であるとき、出力信号は信号コンパレータの両端に直接接続される。
ASIC読出回路モジュールは、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの信号出力端子に接続されているフィルタおよび増幅器、ならびにコンパレータに接続されているラッチおよびバッファをさらに備える。
ASIC出力回路モジュールは、電流スイッチ、電圧スイッチ、抵抗スイッチ、または別のスイッチである。
磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、ASICスイッチ回路の上部層に直接配設することができ、または磁気ヒステリシス・スイッチ・センサおよびASICスイッチ回路は、結合剤によって接続され、リセット回路中のリセット電流は、直流電流またはパルス電流であり、リセット回路は、ASICリセット回路またはPCBリセット回路とすることでき、ASICスイッチ回路およびASICリセット回路は、ASICスイッチ・リセット回路に組み込むことができる。
磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの動作磁場は、スイッチ立ち上がり電圧の振幅の60〜80%であり、リターン磁場は、スイッチ降下電圧の振幅の60〜80%である。
先行技術と比較すると、本発明は、上記のスキームを採用し、以下の有益な効果を有する。
本発明は、スイッチ・センサについての低消費電力、小型サイズ、およびプリセット可能な初期状態の特徴を有する。
明細書に組み込まれる図面は、本出願に適合する実施形態を示す明細書の一部を構成し、本出願の原理を説明するために本明細書と共に使用される。本発明の他の特徴、目的、および利点は、下記添付図面を参照してなされる非限定の実施形態の詳細な説明を読むことによってより明らかになる。以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態にすぎないことが明らかである。当業者は、創作的な努力なしでこれらの添付図面に基づいて他の添付図面を得ることができる。
リセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ機構グループの概略図である。 それぞれ単一チップのリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ構造の平面図および断面図である。 TMR磁気抵抗検出ユニットの多層膜構造の図である。 図4a1から図4a4は、それぞれシングル・アーム・バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサのN、N、S、およびS磁性配向図である。図4b1から図4b4は、それぞれシングル・アーム・バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサのN、N、S、およびS磁性配向に対応するスイッチ・レベル磁場特性曲線グラフである。 プッシュ・プル・バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの磁性配向およびスイッチ・レベル特性の図である。 別の単一チップのリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサの構造図である。 さらに別の単一チップのリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサの構造図である。 マルチチップのリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサの構造図である。 ASICスイッチ回路の構造図である。 バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの電力供給源および信号出力の図である。 バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの回路図である。 バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの閾値のグラフである。 リセット電力供給源信号のグラフである。 リセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサのトポロジー図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、本発明の実施形態における技術的解決策は、本発明の実施形態における添付図面を参照して、以下明確におよび完全に説明される。説明された実施形態が本発明の実施形態の全部ではなく一部であることは明らかである。
以下、添付図面および実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。
図1は、リセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサの作動原理図であり、1はバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサを示し、2はリセット・コイルを示し、3はASICスイッチ回路を示し、4はリセット回路を示し、5は外部磁場を示す。この例では、それは、Nの磁極およびSの磁極を備えた正方形の硬磁石である。便宜上、外部磁場Hexは、N方向およびS方向で特定される。加えて、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの磁場検出方向については、磁気層の磁化方向は、NまたはS方向に基づいている。外部磁場5は、磁気抵抗センサ1に作用し、ASICスイッチ回路3によってバイポーラスイッチ・レベル磁場信号6に変換される。異なる方向の外部磁場NおよびSによれば、2つのレベル、すなわち、VHおよびVLがあり得る。使用前の0磁場状態におけるスイッチの確実性、例えば、使用前の出力レベルを7のVL状態に維持することを確かなものとするために、各使用前または使用の停止後、リセット・コイル2は、電力供給源4をリセットしてバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ1に作用するリセット磁場を発生させることによって電力の供給ができ、それによってバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ1は、7の状態にある。
図2aおよび図2bは、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの単一の磁気抵抗検出アームの2つのポートおよび単一チップ構造を示す。図2aは平面図であり、8は基板を示し、9は基板8上に位置する磁気抵抗検出ユニット・アームを示し、磁気抵抗検出ユニット・アーム9は、直列、並列、または直並列に配置された1つまたは複数の磁気抵抗検出ユニット・ストリング11で構成された2ポート構造である。磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、直列に配置された1つまたは複数の磁気抵抗検出ユニット13を含む。磁気抵抗検出ユニット13は、楕円形、菱形、または中央の矩形および先細の両端を有する二軸対称形状であってもよく、長軸LはNまたはS方向にあり、短軸はWである。図3は、パッシベーション層190、上側電極層180、自由層170、中間絶縁層160、リファレンス層150、反強磁性層140、およびシード層130を備えたTMR検出ユニットの多層膜110の構造図である。シード層130および反強磁性層140は下側電極層120を構成し、中間絶縁層160はAlまたはMgOの材料であり、反強磁性層140は高いブロッキング温度を有する材料であり、自由層170は高い異方性の場Hkであり、10は基板8と磁気抵抗検出ユニット・ストリング9の間に位置するリセット・コイル10を示す。リセット・コイル10は、並列に配置された複数のリセット電線12を含む。図2bは、断面図である。リセット電線12は、磁気抵抗検出ユニット・ストリング11と基板8の間に位置するとともに、磁気抵抗検出ユニット・ストリング11のすぐ下方に位置すると理解することができる。リセット電流の方向Irは、磁気抵抗検出ユニット13のL方向に直交し、任意の磁気抵抗検出ユニット・ストリングに対応するリセット電線は、同じ電流方向および振幅を有する。図2aおよび図2bのリセット電線は、ジグザグ構造により同じ電流振幅を確実にするとともに同じ電流方向を確実にするために直列に接続されている。
図1の外部磁場源5のNおよびSの2つの反対方向が他の方向を定めるために基準方向として使用されるとき、図2aの磁気抵抗検出ユニット13に示されるように、長軸LがNまたはS方向にあり、図3の多層構造における自由層170の磁化方向Hf、磁場検出方向Hex、およびリファレンス層150の磁化方向Hrは全て、N方向またはS方向にある。自由層170の磁化密度Hfが異方性の場Hkによって単に決定されるとき、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサが形成される。
様々なタイプのバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの磁気抵抗検出ユニット構造の説明を容易にするために、以下のタイプの識別名は、

と定められる。
N、Sは向きを表し、Nは、方向が外部磁場源のN極と同じ向きを有することを表し、Sは、外部磁場源のS極と同じ向きを表す。
下付き文字rはリファレンス層を表し、fは自由層を表す。
は、リファレンス層の向きがNであり、自由層の向きがSであることを示す。
他方で、異なる向きの全ての磁気抵抗検出ユニットは同じ基板上に位置するので、それらは、同じ外部磁場によって影響を受ける。したがって、以下の分析において、外部磁場の方向はそのままである。
バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサに含まれる磁気抵抗検出アームは、自由層の磁化方向とリファレンス層の磁化方向の差に従って4タイプに分類することができる。タイプの識別名は、表1に示されている。4つのタイプ、すなわち、N、N、S、およびSが存在し、対応する磁気抵抗検出ユニットの向きの図、およびスイッチ・レベル磁場特性曲線は、図4に示されている。図4a1のNの向きの図、および図4a2のNの向きの図は、反対の自由層の向きHfおよび同じリファレンス層の向きHrを有するが、図4b1のスイッチ・レベル磁場特性曲線は、図4b2のスイッチ・レベル磁場特性曲線と同じであることが図面から理解することができる。実際には、図4a1および図4a2に示された向きの図は、2つのスイッチ・レベルにおける同じスイッチ・レベル磁場特性曲線に対応する2つの向きの図である。したがって、NおよびNは、N−バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサとみなすことができる。同様に、図4a3および図4a4に示された向きの図は、図4b3および図4b4に示された同じスイッチ・レベル磁場特性曲線に対応し、したがってSおよびSは、S−バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサとみなすことができる。S−バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ、およびN−バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、反対の相を有するスイッチ・レベル磁場特性を有することも理解することができる。すなわち、高レベルおよび低レベルに対応する外部磁場の向きは、反対である。
Figure 2021512319
したがって、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、単一の向きの磁気抵抗検出ユニットで構成された単一の磁気抵抗検出アームを含むことができる。磁気抵抗検出ユニットは、N、N、S、およびSの1つであり、その構造は、図2aおよび図2bに示されている。
図5は、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサのプッシュ・プル構造図である。反対の相を有する2つの磁気抵抗検出アームは、プッシュ・プル構造を形成するためにプッシュ・アームおよびプル・アームとして使用され、それによって強化された信号出力を得る。図5a1に示されるように、NおよびSの磁気抵抗検出アームは、それぞれプッシュ・プル半ブリッジ構造のR02アームおよびR01アームとして使用される。図5b1および図6c1は、それぞれNおよびSの磁気抵抗検出ユニットの向きの図である。自由層の磁場Hfは同じ方向を有し、一方、リファレンス層の磁化方向Hrは異なる向きを有すると理解することができる。以下の分析において、複数の磁気抵抗検出アームを含む磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ構造では、自由層の磁場Hfの向きは同じであると定められ、したがって、同じウェハ上の自由層のHkの向きが同じ製造プロセスによって得られるので、それらは一貫しており、いくつかの磁気抵抗検出ユニットの自由層の反対方向の向きを操作することは比較的難しい。図5d1および図5e1は、反対の相を有するNおよびSのスイッチ・レベル磁場特性曲線である。したがって、図5f1に示されたプッシュ・プル・バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサのスイッチ・レベル磁場特性曲線は、図5d1および図5e1に対応するスイッチ・レベル磁場特性曲線の2倍の振幅を有する。
同様に、図5a2のSおよびNの磁気抵抗検出アームは、それぞれプッシュ・プル半ブリッジ構造のR01およびR02のアームとして使用される。図5b2および図5c2は、それぞれSおよびNの磁気抵抗検出ユニットの向きの図である。自由層の磁場Hfが同じ方向を有するが、リファレンス層の磁化方向Hrは異なる向きを有し、図5f2に示されたプッシュ・プル・バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサのスイッチ・レベル磁場特性曲線は、図5d2および図5e2に対応するスイッチ・レベル磁場特性曲線の2倍の振幅を有することも理解することができる。半ブリッジに加えて、バイポーラ・プッシュ・プル磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、フル・ブリッジまたは準ブリッジ構造を有してもよい。
図6は、プッシュ・プル磁気抵抗検出アームを含むリセット可能なプッシュ・プル・バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの構造図である。2つの磁気抵抗検出アーム14および15が含まれ、2つの磁気抵抗検出アームに対応するリファレンス層の磁化方向17および18は反対方向を有し、自由層の磁化方向は同じであり、2つの磁気抵抗検出アームはプッシュ・プル・ブリッジ構造を形成する。16は、図2aおよび図2bに示されるように単一の磁気抵抗検出アームに対応するリセット可能なコイル10と構造が同様であるリセット・コイルを示す。全てのプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングに対応するリセット電流19、および全てのプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングに対応するリセット電流20は、同じ方向および同じ電流振幅を有する。
図7は、4つの磁気抵抗検出アーム21、22、23、および24を含むリセット可能なプッシュ・プル・フル・ブリッジバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの簡単な図であり、プッシュ磁気抵抗検出アーム21、23、およびプル磁気抵抗検出アーム22、24は、反対のリファレンス層の方向を有し、磁気抵抗検出アーム21、23および磁気抵抗検出アーム22、24に対応するリセット・コイル25、26、27、28も、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングに関して同じリセット電流Irの方向、および電流の振幅を有する。
図6および図7は、単一チップ構造を実現するようにプッシュ磁気抵抗検出ユニット・アームおよびプル磁気抵抗検出ユニット・アームの反強磁性層の反対の磁化方向書き込み動作を実現するためにレーザ・プログラミング・プロセスを使用する必要がある。
図8は、フリップ・スライス法(flip−slicing method)によって用意されたリセット可能なバイポーラ磁気ヒステリシス・プッシュ・プル磁気抵抗センサ構造であり、29は螺旋状構造のリセット・コイルを示し、励磁エリア30は並列に配置され、同じ電流方向および間隔を有するリセット電線を含む。単一の磁気抵抗検出ユニット・アームをそれぞれ含む2つのチップ31および32は、それぞれ180度向きが変えられた位相を有し、図8aに示された初期のIr=0の状態において、リファレンス層の磁化方向Hrが反対であり、自由層の磁化方向Hrは反対であり、リセット電線方向いに直交する。図8bに示された励磁状態Ir=Iの後、2つのチップの自由層の磁化方向は、同じ方向を有する。図8cでは、除去電流Ir=0の後、2つのチップの自由層の磁化方向は、同じに維持され、それによってリセット・コイルを含むフリップ・チップ・バイポーラ磁気ヒステリシス・プッシュ・プル磁気抵抗スイッチ・センサを得る。
同様に、図2、図6、および図7に示された単一チップ・バイポーラ磁気ヒステリシス・プッシュ・プル磁気抵抗スイッチ・センサは、図8に示されたコイル29のエリア30内に配置することができ、基板と磁気抵抗検出ユニットの間に位置するリセット・コイルは置き換えられ、これは、リセット可能な単一チップ・バイポーラ磁気ヒステリシス・プッシュ・プル磁気抵抗スイッチ・センサを実現することができる。
図9は、バイアス回路モジュール、読出回路モジュール、および出力回路モジュールを備えるASIC回路の構造図である。バイアス回路モジュールは、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ、ならびに読出モジュールおよび機能モジュールの電源端子に接続されている。読出回路モジュールは、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの信号出力端子に接続され、出力回路モジュールは、読出回路モジュールに接続されている。
図10は、バイアス回路モジュールおよび磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの接続図である。単一の磁気抵抗検出アームを含む単極性の磁気ヒステリシス・スイッチ・センサおよびバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの場合、ASICバイアス回路モジュールは、電流源35であり得る。プッシュ・プル磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの場合、ASICバイアス回路モジュールは、電圧源37であり得、電圧源と電流源の両方は、温度補償機能を有する。読出回路モジュールは、コンパレータ36を含む。プッシュ・プル磁気ヒステリシス・スイッチ・センサが半ブリッジ構造であるとき、図10bに示されるように、出力信号は信号コンパレータの一端に直接接続され、他端は基準信号である。プッシュ・プル磁気ヒステリシス・スイッチ・センサがフル・ブリッジ構造であるとき、図10cに示されるように、出力信号は、信号コンパレータの2つの端部に直接接続されている。ASIC読出回路モジュールは、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの信号出力端子に接続されているフィルタおよび増幅器、ならびにコンパレータに接続されているラッチおよびバッファも含む。
図11は、典型的なプッシュ・プル・フル・ブリッジ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサであり、600はフル・ブリッジ・プッシュ・プル・センサを示し、601はコンパレータを示し、602は出力回路モジュールを示し、これは、電流スイッチ、電圧スイッチ、抵抗スイッチ、または別のスイッチであり得る。
図12は、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの動作磁場閾値のグラフであり、スイッチング動作Hopは、電圧振幅閾値(動作閾値)38の60〜80%であり、リターン磁場Hrpは、スイッチ降下電圧(リターン閾値)39の振幅の60〜80%である。
図13は、2つの形態、すなわち、図13aに示された直流電流、および図13bに示されたパルス電流の形態を有するリセット電流の波形図であり、ただし、振幅Im、および持続期間tmである。
図14は、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ、ASICスイッチ回路、およびリセット回路の接続図である。図14aのバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ40は、ASICスイッチ回路50およびASICリセット回路の上部層に直接配設することができ、または図14bでは、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ40、ASICスイッチ回路、およびASICリセット回路50は、結合剤60を介して接続されている。ASICスイッチ回路およびリセット回路は、両ASIC回路である。図14cでは、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ40は、ASICスイッチ回路50の上部層に直接配設することができ、リセット回路は、PCB回路である。図14dでは、磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ40、およびASICスイッチ回路は、結合剤60によって接続され、リセット回路は、PCB回路である。
本発明では、磁気抵抗検出ユニットの反強磁性層の磁化方向が単一チップ構造内で同じであるとき、レーザ・プログラミング・プロセスまたはアニール炉磁気アニール・プロセスを使用して、磁気抵抗検出ユニットの反強磁性の磁化方向を書き込むことができる。同じ反強磁性層の向きを有する磁気抵抗検出ユニットは、それぞれ、プッシュ・アーム・エリアおよびプル・アーム・エリアを形成する。プッシュ・プル・ブリッジ構造がフル・ブリッジであるとき、2つのプッシュ・アーム・エリアおよび2つのプル・アーム・エリアが含まれ、2つのプッシュ・アーム・エリアおよび2つのプル・アーム・エリアは互いに隣接し、または2つのプッシュ・アーム・エリアおよび2つのプル・アーム・エリアは組み合わされたプッシュ・アーム・エリアおよび組み合わされたプル・アーム・エリアにそれぞれ混合され、プッシュ・アーム・エリアとプル・アーム・エリアの間で、組み合わされたプッシュ・アーム・エリアおよび組み合わされたアーム・エリアは、断熱層によって少なくとも50μmだけ隔てられる。プッシュ・プル・ブリッジ構造が半ブリッジであるとき、プッシュ・アーム・エリアおよびプル・アーム・エリアは、断熱層によって少なくとも50μmだけ隔てられる。プッシュ磁気抵抗検出ユニットおよびプル磁気抵抗検出ユニットの反強磁性層の磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスによって書き込まれる。フリップ・フロップ・チップ構造が使用されるとき、プッシュ磁気抵抗検出アーム・チップまたはプル磁気抵抗検出アーム・チップの場合、磁気抵抗検出ユニットの反強磁性の磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスまたはアニール炉磁気アニール・プロセスを用いることによって書き込まれる。
レーザ・プログラミング・プロセスが使用されるとき、パッシベーション層はレーザを透過する材料であり、上側電極層の材料はレーザによる損傷を防ぐために少なくとも150nmの厚さを有するCu、Al、Au、Ti、またはTaの伝導性金属材料であり、反強磁性層は高いブロッキング温度を有する材料である。磁気抵抗検出ユニットが長い距離にわたって下側電極層によって相互接続されるとき、下側電極層が位置するエリアは、上側電極層が位置するエリアによって覆われ、それによって下側電極層をレーザによる損傷から保護する。リセット・コイルはCu、Ta、Au、またはAlの高伝導性材料である。基板上に位置するリセット電線は絶縁層によって磁気抵抗検出ユニットから電気的に隔絶されている。
上記の内容は、特定の好ましい実施と組み合わせた本発明のさらなる詳細な説明であり、本発明の特定の実施はこれらの説明に限定されるとみなすことはできない。当業者にとっては、本出願が前述の例示的な実施形態の詳細に限定されないとともに、本出願が本出願の趣旨および基本的特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実施できることは明らかである。したがって、あらゆる観点から、実施形態は、例示的および非限定とみなされるべきである。本出願の範囲は、上記の説明ではなく添付の特許請求の範囲によって定められ、したがって、特許請求の範囲の趣意およびその均等な要素の範囲に入る全ての変更は本出願に含まれることが意図される。特許請求の範囲におけるいずれの参照番号によっても、含まれる特許請求の範囲を限定するものとみなされるべきではない。加えて、「含む、備える(include)」という語は他のユニットまたはステップを除外するものではなく、単数形は複数形を除外しないことは明らかである。

Claims (15)

  1. 基板と該基板上に位置する1つまたは複数の磁気抵抗検出アームとを備えるバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサであって、該磁気抵抗検出アームは、直列、並列、または直並列に配置された1つまたは複数の磁気抵抗検出ユニット・ストリングで構成される2ポート構造であり、該磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、直列に配置された1つまたは複数の磁気抵抗検出ユニットを備え、該磁気抵抗検出ユニットは、パッシベーション層、上側電極層、自由層、中間絶縁層、リファレンス層、反強磁性層、およびシード層を備えるTMR検出ユニットであり、該シード層および該反強磁性層は、下側電極層を構成し、該自由層の磁化方向、磁場検出方向、および該リファレンス層の磁化方向は、NまたはS方向に全て向いており、該自由層の該磁化方向は、異方性の場Hkによって唯一決定される、バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサと、
    該基板と該磁気抵抗検出ユニットの間にまたは該基板の下方のリード・フレーム上に位置するリセット・コイルであって、全ての該磁気抵抗検出ユニットに作用するリセット磁場の方向は、全てNまたはSのどちらかである、リセット・コイルと、
    バイアス回路モジュール、読出回路モジュール、および出力回路モジュールを備えるASICスイッチ回路であって、該バイアス回路モジュールは該磁気ヒステリシス・スイッチ・センサ、ならびに読出モジュールおよび機能モジュールの電源端子に接続され、該読出回路モジュールは該磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの信号出力端子に接続され、該出力回路モジュールは、該読出回路モジュールに接続される、ASICスイッチ回路と、
    該リセット・コイルに接続された電力リセット回路と、を備える、リセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  2. 前記磁気抵抗検出ユニットは、楕円形、菱形、または中央の矩形および先細の両端を有する二軸対称形状であり、長軸LはNまたはS方向にあり、短軸はWであり、前記中間絶縁層はAlまたはMgOの材料であり、前記自由層は高い異方性の場Hkの材料であり、レーザ・プログラミング・プロセスが使用されるとき、前記パッシベーション層はレーザを透過する材料であり、前記上側電極層の材料はレーザによる損傷を防ぐために少なくとも150nmの厚さを有するCu、Al、Au、Ti、またはTaの伝導性金属材料であり、前記反強磁性層は高いブロッキング温度を有する材料であり、前記磁気抵抗検出ユニットが長い距離にわたって前記下側電極層によって相互接続されるとき、該下側電極層が位置するエリアは、該上側電極層が位置するエリアによって覆われ、それによって該下側電極層をレーザによる損傷から保護し、前記リセット・コイルはCu、Ta、Au、またはAlの高伝導性材料であり、前記基板上に位置するリセット電線は絶縁層によって該磁気抵抗検出ユニットから電気的に隔絶されている、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  3. 前記磁気抵抗検出アームのいずれかに含まれる前記磁気抵抗検出ユニットの前記リファレンス層の前記磁化方向は、全てNまたはSのどちらかであり、前記自由層の異方性の場Hkの方向は、全てNまたはSのどちらかであり、それにより4つの異なるタイプの磁気抵抗検出アーム、すなわち、N、N、S、およびSを得る、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  4. 前記バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、単一チップ構造であり、前記N、N、S、またはSタイプの磁気抵抗検出アームで構成され、前記NまたはS方向に同じ向きを有する外部磁場Hexの作用の下で、NおよびNは、同じスイッチ・レベル磁場特性を有するNバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサであり、SおよびSは、同じスイッチ・レベル磁場特性を有するSバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサであり、前記NおよびSバイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、反対のスイッチ位相特性を有し、あるいは前記バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、Nプッシュまたはプル磁気抵抗検出アームおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アーム、あるいはNプッシュまたはプル磁気抵抗検出アームおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アームで構成されるプッシュ・プル・ブリッジ構造であり、前記プッシュ・プル・ブリッジ構造は、半ブリッジ、フル・ブリッジ、または準ブリッジである、請求項3記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  5. 前記バイポーラ磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、プッシュ磁気抵抗検出アーム・チップおよびプル磁気抵抗検出アーム・チップを備えるマルチチップ構造であり、前記プッシュ磁気抵抗検出アーム・チップ、および前記プル磁気抵抗検出アーム・チップは、それぞれ前記N、N、S、またはSのタイプの前記磁気抵抗検出アーム・チップ、および180度だけ位相の向きを変えることによって得られるチップに対応し、前記プッシュ磁気抵抗検出アームおよび前記プル磁気抵抗検出アームの前記自由層の磁化方向は、前記NまたはS方向のリセット磁場の作用の下で同じであるようになされ、それによりNプッシュまたはプル磁気抵抗検出アーム・チップおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アーム・チップ、あるいはNプッシュまたはプル磁気抵抗検出アーム・チップおよびSプルまたはプッシュ磁気抵抗検出アーム・チップは、プッシュ・プル・ブリッジ構造を形成するように結合または相互接続され、該プッシュ・プル・ブリッジ構造は、半ブリッジ、フル・ブリッジ、または準ブリッジである、請求項3記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  6. 前記磁気抵抗検出ユニットの前記反強磁性層の前記磁化方向は、全て同じであり、該磁気抵抗検出ユニットの前記反強磁性の磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスまたはアニール炉磁気アニール・プロセスを用いて書き込まれ、
    同じ反強磁性層の向きを有する該磁気抵抗検出ユニットは、それぞれプッシュ・アーム・エリアおよびプル・アーム・エリアを形成し、
    前記プッシュ・プル・ブリッジ構造は、2つのプッシュ・アーム・エリアおよび2つのプル・アーム・エリアを備えるフル・ブリッジであり、該2つのプッシュ・アーム・エリアおよび該2つのプル・アーム・エリアは、互いに隣接しており、または該2つのプッシュ・アーム・エリアおよび該2つのプル・アーム・エリアは、組み合わされたプッシュ・アーム・エリアおよび組み合わされたプル・アーム・エリアにそれぞれ混合され、該プッシュ・アーム・エリアと該プル・アーム・エリアの間で、該組み合わされたプッシュ・アーム・エリアおよび該組み合わされたアーム・エリアは、断熱層によって少なくとも50μmだけ隔てられ、
    あるいは前記プッシュ・プル・ブリッジ構造は、半ブリッジであり、該プッシュ・アーム・エリアおよび該プル・アーム・エリアは、断熱層によって少なくとも50μmだけ隔てられ、前記プッシュ磁気抵抗検出ユニットおよび前記プル磁気抵抗検出ユニットの前記反強磁性層の前記磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスによって書き込まれる、請求項4記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  7. プッシュ磁気抵抗検出アーム・チップまたはプル磁気抵抗検出アーム・チップの場合、前記磁気抵抗検出ユニットの前記反強磁性の磁化方向は、レーザ・プログラミング・プロセスまたはアニール炉磁気アニール・プロセスを用いて書き込まれる、請求項4記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  8. 前記リセット・コイルは、前記基板と前記磁気抵抗検出ユニットの間に位置し、該リセット・コイルは、並列に配置されたリセット電線を備え、該リセット電線は、該磁気抵抗検出ユニットのすぐ下方に位置し、N−S方向に直交し、該リセット電線中のリセット電流は、同じ大きさおよび方向を有する、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  9. 前記リセット・コイルは、前記基板の下方のリード・フレーム上に位置し、該リセット・コイルは、螺旋状であり、並列に配置された少なくとも1つの直線部分エリアを備え、該直線部分エリア内のリセット電流は、同じ方向および振幅を有し、N−S方向に直交し、前記磁気抵抗検出ユニットは、該直線部分エリアのすぐ上方に全て位置する、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  10. ASICバイアス回路モジュールは、温度補償機能を有する電流源であり、プッシュ・プル・半ブリッジまたはフル・ブリッジ構造が採用されるとき、該ASICバイアス回路モジュールは、温度補償機能を有する電圧源である、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  11. ASIC読出回路モジュールはコンパレータを備え、前記磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは半ブリッジ構造であり、出力信号は該信号コンパレータの一端に直接接続され、該信号コンパレータの他端は基準信号であり、または前記磁気ヒステリシス・スイッチ・センサはフル・ブリッジ構造であり、該出力信号は該信号コンパレータの両端に直接接続される、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  12. ASIC読出回路モジュールは、前記磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの前記信号出力端子に接続されているフィルタおよび増幅器、ならびにコンパレータに接続されているラッチおよびバッファをさらに備える、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  13. ASIC出力回路モジュールは、電流スイッチ、電圧スイッチ、または抵抗スイッチである、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  14. 前記磁気ヒステリシス・スイッチ・センサは、前記ASICスイッチ回路の上部層に直接配設することができ、または前記磁気ヒステリシス・スイッチ・センサおよび前記ASICスイッチ回路は、結合剤によって接続され、前記リセット回路中のリセット電流は、直流電流またはパルス電流であり、該リセット回路は、ASICリセット回路またはPCBリセット回路とすることでき、該ASICスイッチ回路および該ASICリセット回路は、ASICスイッチ・リセット回路に組み込むことができる、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
  15. 前記磁気ヒステリシス・スイッチ・センサの動作磁場は、スイッチ立ち上がり電圧の振幅の60〜80%であり、リターン磁場は、スイッチ降下電圧の振幅の60〜80%である、請求項1記載のリセット可能なバイポーラ・スイッチ・センサ。
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