JP2021509672A - 2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)を含有する組成物 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 本開示は、2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)と、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、ペンタフルオロプロペン(HFO−1225ye異性体(複数可))、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze異性体(複数可))、1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)、1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254eb)、2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cc)、クロロテトラフルオロプロペン(HCFO−1224異性体)、E−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zdE)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、ヘプタフルオロブタン(HFC−347異性体)、2−クロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−235da)、3−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244eb)、3−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253fb)、ジクロロトリフルオロプロペン(HCFO−1223異性体)、2,3−ジクロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−234bb)、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−243db)、クロロヘキサフルオロブテン(HFO−1326異性体)、ヘキサフルオロブテン(HFO−1336異性体)、ペンタフルオロブテン(HFO−1345異性体)、ヘプタフルオロブテン(HFO−1327異性体)、テトラフルオロヘキサン(HFC−5−11−4異性体)、1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254fb)、クロロヘキサフルオロブタン(HFC−346異性体)、オクタフルオロペンタン(HFC−458異性体)、オクタフルオロヘキセン、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(HCFC−123)、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(Z))、C5H2F10異性体、C6H2F8異性体、C6H4F8異性体、デカフルオロブタン(C4F10)、C6H3F7異性体、C6H3F9異性体、ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232異性体)、トリクロロトリフルオロプロパン(HCFC−233異性体)、C6H3Cl2F7異性体、トリクロロジフルオロプロパン(HCFC−242異性体)、C8H3F7異性体又は約15℃を超える沸点を有する長鎖ハロゲン化炭化水素を含む少なくとも1種の不純物と、を含む、種々の組成物を提供する。【選択図】図1A

Description

本開示は、2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)及び少なくとも1種の不純物を含有する組成物に関する。このような組成物は、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf又は1234yf)及び同様の化合物の生成などの、種々の目的に有用である。
テトラフルオロプロペンなどのハイドロフルオロオレフィン(HFO)は、有効冷媒、消火剤、伝熱媒体、噴霧剤、起泡剤、発泡剤、ガス状誘電体、滅菌剤担体、重合媒体、微粒子除去流体、液体担体、バフ研磨剤、変位乾燥剤及び動力循環作動流体が知られている。それらに関連する比較的高い地球温暖化係数を含む、これらの流体を一部使用することに関連すると疑われる環境問題のため、ゼロオゾン層破壊係数(ODP)も有することに加え、最低限可能な地球温暖化係数(GWP)を有する流体を使用することが望ましい。従って、前述の用途のため、環境に優しい材料を開発することに関する、相当な関心が存在する。
オゾン層破壊がゼロであり、地球温暖化係数が低いHFOは、この必要性を潜在的に満たすものとして確認されている。しかし、このような化学物質の毒性、沸点及びその他の物理的特性は、異性体間で大きく変動する。有用な特性を有する1種のHFOは、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf又は1234yf)である。
HFO−1234yfは、毒性の低い低地球温暖化化合物であることが示されており、従って、移動空気調節における冷媒の厳格要件をますます満たすことができる。従って、HFO−1234yfを含有する組成物は、上述の用途の多くで使用するために開発されている材料の中に存在する。
米国特許第8,058,486号、表題「INTEGRATED PROCESS TO PRODUCE 2,3,3,3−TETRAFLUOROPROPENE」(2011年11月15日発行)、米国特許第8,975,454号、表題「PROCESS FOR PRODUCING 2,3,3,3−TETRAFLUOROPROPENE」(2015年3月10日発行)、米国特許第8,766,020号、表題「PROCESS FOR PRODUCING 2,3,3,3−TETRAFLUOROPROPENE」(2014年7月1日発行)に記載されているような、HFO−134yfを製造するための種々の方法が知られており、それら全体が、本明細書に参考として組み込まれている。
2,3,3,3−テトラフルオロプロペンの生成は、潜在的に多くの望ましくない副反応を被る可能性がある故に、2,3,3,3−テトラフルオロプロペンの生成及び後続のプロセスにおける収率の向上、より経済的なプロセス及び限られた廃棄物生産を可能にする組成物並びに方法が必要とされている。
本開示は、種々の製造プロセス及び2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)と少なくとも1種の不純物とを含有する組成物を提供する。このような組成物は、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf又は1234yf)の生成に有用であり得る。このような方法及び組成物は、HFO−1234yfの製造において許容可能な収率、十分に経済的なプロセス及び許容可能なレベルの廃棄物生産を可能にし得る。
このような組成物としては、HCFC−244bbと、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、ペンタフルオロプロペン(HFO−1225ye異性体(複数可))、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze異性体(複数可))、1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)、1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254eb)、2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cc)、クロロテトラフルオロプロペン(HCFO−1224異性体)、E−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zdE)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、ヘプタフルオロブタン(HFC−347異性体)、2−クロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−235da)、3−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244eb)、3−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253fb)、ジクロロトリフルオロプロペン(HCFO−1223異性体)、2,3−ジクロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−234bb)、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−243db)、クロロヘキサフルオロブテン(HFO−1326異性体)、ヘキサフルオロブテン(HFO−1336異性体)、ペンタフルオロブテン(HFO−1345異性体)、ヘプタフルオロブテン(HFO−1327異性体)、テトラフルオロヘキサン(HFC−5−11−4異性体)、1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254fb)、クロロヘキサフルオロブタン(HFC−346異性体)、オクタフルオロペンタン(HFC−458異性体)、オクタフルオロヘキセン、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(HCFC−123)、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(Z))、C10異性体、C異性体、C異性体、デカフルオロブタン(C10)、C異性体、C異性体、ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232異性体)、トリクロロトリフルオロプロパン(HCFC−233異性体)、CCl異性体、トリクロロジフルオロプロパン(HCFC−242異性体)、C異性体又は約15℃を超える沸点を有する長鎖ハロゲン化炭化水素を含む少なくとも1種の不純物と、を含む組成物を挙げてもよい。
種々の実施形態では、少なくとも1種の不純物は、約0.0001重量%〜約2重量%、約0.0005重量%〜約0.5重量%又は約0.001重量%〜約0.05重量%の量で存在し得る。
いくつかの実施形態では、組成物は、少なくとも2種の異なる不純物を含む。例えば、いくつかの実施形態では、少なくとも2種の異なる不純物は第1の不純物を含んでもよく、第1の不純物は253fbである。いくつかの実施形態では、1種の不純物は、1,1,1,2,2,3,3−ヘプタフルオロブタンなどのヘプタフルオロブタンであってもよい。253fb及びヘプタフルオロブタンなどの、いくつかの実施形態では、例えば、253fb及びヘプタフルオロブタンとの組み合わせ量は、0.0005重量%〜0.5重量%、0.001重量%〜0.2重量%又は0.0015重量%〜0.12重量%の量で存在する。
添付の図面と組み合わせて本開示の代表的実施形態の以下の記載を参照することによって、本開示の上述した並びにその他の特徴及び目的、並びにそれらを達成する方法がより明らかになり、本開示それ自体がより良好に理解されるであろう。
2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)の製造プロセスの例示的な部分を示すプロセスフロー図である。
直列に第3蒸留塔を追加的に含む、図1Aに示したプロセスフローと同様のプロセスフロー図である。
蒸留塔からの側流を使用した2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)の製造プロセスの例示的な部分を示す、図1Aに示したプロセスフローと同様のプロセスフロー図である。
HFO−1234yfを製造する例示的なプロセスの工程3を示すプロセスフロー図である。
対応する参照文字は、いくつかの図にわたって対応する部分を示す。図面は、本開示の実施形態を表すが必ずしも縮尺どおりではなく、本開示をより良好に例示及び説明するために、ある特定の特性が誇張されている場合がある。本明細書に記載の例証は、種々の形態にて本開示の代表的実施形態を例示するものであり、このような例証は、いかなる様式においても、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
簡潔に上述したように、本開示は、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf又は1234yf)の製造に好適な種々の組成物を提供する。1,1,2,3テトラクロロプロペン(TCP)及びフッ化水素からのHFO−1234yfの製造は、3段階プロセスで一般化され得る。
工程1は、以下の反応スキームに従って、蒸気相反応器において、1,1,2,3−テトラクロロプロペン(1230xa)から2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)を生成するものとして理解され得る。
Figure 2021509672
工程2は、以下の反応スキームに従って、液相反応器などの反応器において、2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)から2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)を生成するものとして理解され得る。
Figure 2021509672
工程3は、以下の反応スキームに従って、蒸気相反応器などの反応器において、2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)から2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)を生成するものとして理解され得る。
Figure 2021509672
特定の操作理論に束縛されるものではないが、本開示の特定の態様は、2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)などの、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)を生成する特定の脱塩化水素化出発材料の特定の脱塩化水素化反応中(工程3中)、HCFC−244bb供給原料などの、反応開始材料中の2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)の存在により、HCFC−244bbからHFO−1234yfへの変換の劇的な低減及び3,3,3−トリフルオロプロピン(CF3CCH)の形成の増大をもたらし得るが、これは2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)の脱塩化水素化生成物である、という観察及び理解に基づく。
これらの結果は、所望の生成物の収率が低下するという観点から不利である。また、3,3,3−トリフルオロプロピン(CFCCH)副生成物の形成に関しては、この副生成物が可燃性ガス及び毒性があるものであり、従って望ましくないという点で更に不利である。
例えば、工程3の反応器中の3−クロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−253fb又は253fb)の存在は、3,3,3−トリフルオロプロペン(HFO−1243zf又は1243zf)及び塩化ビニル(1140)の両方の、上昇した濃度の形成及び/又は存在をもたらし得るが、これは、その後に1234yf粗生成物中に見出され得る。1243zf及び1140不純物の存在は、最終精製工程中に余計な収率損失をもたらし得、1243zfと1140とを1234yfから分離することが困難であることからこれは望ましくない。
また、工程3の反応器において副反応として形成された高沸点溶剤及びタール(長鎖ハロゲン化炭化水素である)の存在は、工程3の反応器の過剰なコーキングを引き起こす、又は反応器がコーキングしやすくなるかのいずれかであるように見え、反応器の早期非活性化をもたらす。高沸点溶剤の非限定的な例としては、C10、C10異性体、種々のテトラフルオロヘキサン異性体、C異性体、CCl異性体、C異性体、C異性体、C異性体、種々のオクタフルオロヘキセン異性体及びC異性体が挙げられるが、これらに限定されない。これらの高沸点溶剤は更に反応してタールを形成する場合があり、これは凝縮されて、冷却時に暗褐色又は黒色の粘稠な液体を形成し得る。
ただし、(脱塩化水素化反応器72として図2に示すような)工程3の脱塩化水素化前の一部の不純物により、許容可能な経済的プロセスを生じ得る。意外にも、HCFC−244bb及び特定の不純物を含有する本明細書に開示された組成物は、いくつかの不純物が存在していても、工程3に好適な出発組成物であり得ることが見出された。このような不純物の非限定的な例としては、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cc)、E−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zdE)及びヘプタフルオロブタン(HFC−347異性体)が挙げられる。
以下に開示される実施形態は、網羅的であることを意図するものではない、又は以下の詳細な説明に開示される正確な形態に本開示を限定することを意図するものではない。むしろ、実施形態は、当業者がそれらの教示を利用し得るように選択及び説明される。
工程3の供給原料として有用な組成物としては、2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)と、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、ペンタフルオロプロペン(HFO−1225ye異性体(複数可))、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze異性体(複数可))、1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)、1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254eb)、2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cc)、クロロテトラフルオロプロペン(HCFO−1224異性体)、E−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zdE)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、ヘプタフルオロブタン(HFC−347異性体)、2−クロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−235da)、3−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244eb)、3−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253fb)、ジクロロトリフルオロプロペン(HCFO−1223異性体)、2,3−ジクロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−234bb)、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−243db)、クロロヘキサフルオロブテン(HFO−1326異性体)、ヘキサフルオロブテン(HFO−1336異性体)、ペンタフルオロブテン(HFO−1345異性体)、ヘプタフルオロブテン(HFO−1327異性体)、テトラフルオロヘキサン(HFC−5−11−4異性体)、1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254fb)、クロロヘキサフルオロブタン(HFC−346異性体)、オクタフルオロペンタン(HFC−458異性体)、オクタフルオロヘキセン、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(HCFC−123)、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(Z))、C10異性体、C異性体、C異性体、デカフルオロブタン(C10)、C異性体、C異性体、ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232異性体)、トリクロロトリフルオロプロパン(HCFC−233異性体)、CCl異性体、トリクロロジフルオロプロパン(HCFC−242異性体)、C異性体又は長鎖ハロゲン化炭化水素であるタールのうちの少なくとも1種を含む、少なくとも1種の不純物が挙げられ得る。
例えば、244bbを含有する組成物はまた、以下で論じる不純物のうちの1種以上を有してもよい。このような組成物は、少なくとも95.0重量%、少なくとも97重量%、若しくは少なくとも98重量%及び99.9995重量%に達するまで、99.0000重量%に達するまで、若しくは98.1重量%に達するまで又は95.0重量%〜99.9995重量%、97重量%〜99.0000重量%、95.0重量%〜98.1重量%、若しくは98.0重量%〜99.0重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在する、HCFC−244bbを有してもよい。
特に、253fbは、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0005重量%、少なくとも0.001重量%及び少なくとも0.0015重量%、並びに0.05重量%に達するまで、0.03重量%に達するまで、0.02重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで、0.005重量%に達するまで又は0.0001重量%〜0.05重量%、0.0001重量%〜0.03重量%、0.0005重量%〜0.02重量%、0.001重量%〜0.01重量%、若しくは0.0015重量%〜0.005重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
前述の組成物において、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、ペンタフルオロプロペン(HFO−1225ye異性体(複数可))、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze異性体(複数可))、1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)、1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254eb)を除くことなく含む軽質分の総合計は、少なくとも0.0005重量%、少なくとも0.001重量%及び少なくとも0.0015重量%、並びに0.5重量%に達するまで、0.2重量%に達するまで、0.1重量%に達するまで、0.05重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで又は0.0005重量%〜0.5重量%、0.0005重量%〜0.2重量%、0.0005重量%〜0.1重量%、0.001重量%〜0.05重量%、若しくは0.0015重量%〜0.01重量%などの、これらの任意の組み合わせであってよい。
HCFC−1233xfは、少なくとも0.05重量%、少なくとも0.1重量%及び少なくとも0.2重量%、並びに5.0重量%に達するまで、3.0重量%に達するまで、2.0重量%に達するまで又は0.05重量%〜5.0重量%、0.1重量%〜3.0重量%又は0.2重量%〜2.0重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HCFC−244ccは、少なくとも0.0005重量%、少なくとも0.001重量%及び少なくとも0.0015重量%、並びに0.5重量%に達するまで、0.2重量%に達するまで、0.1重量%に達するまで又は0.0005重量%〜0.5重量%、0.001重量%〜0.2重量%、若しくは0.0015重量%〜0.1重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HCFO−1224は、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0002重量%及び少なくとも0.0003重量%、並びに0.01重量%に達するまで、0.005重量%に達するまで、0.003重量に達するまで、0.002重量%に達するまで又は0.0001重量%〜0.01重量%、0.0001重量%〜0.005重量%、0.0002重量%〜0.003重量%、若しくは0.0003重量%〜0.002重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HCFO−1233zdEは、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0002重量%及び少なくとも0.0005重量%、並びに0.05重量%に達するまで、0.02重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで又は0.0001重量%〜0.05重量%、0.0002重量%〜0.02重量%又は0.0005重量%〜0.01重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HFC−245faは、少なくとも0.0005重量%、少なくとも0.001重量%及び少なくとも0.0015重量%、並びに1.0重量%に達するまで、0.5重量%に達するまで、0.1重量%に達するまで、0.05重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで又は0.0005重量%〜1.0重量%、0.0005重量%〜0.5重量%、0.0005重量%〜0.1重量%、0.001重量%〜0.05重量%、若しくは0.0015重量%〜0.01重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
いくつかの実施形態では、HFC−347異性体は、少なくとも0.0005重量%、少なくとも0.001重量%及び少なくとも0.0015重量%、並びに0.5重量%に達するまで、0.2重量%に達するまで、0.1重量%に達するまで、0.05重量%に達するまで、0.02重量%に達するまで又は0.0005重量%〜0.5重量%、0.0005重量%〜0.2重量%、0.001重量%〜0.05重量%、若しくは0.0015重量%〜0.02重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HCFC−235daは、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0005重量%及び少なくとも0.001重量%、並びに0.02重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで、0.005重量%に達するまで、0.003重量%に達するまで、0.002重量%に達するまで又は0.0001重量%〜0.02重量%、0.0001重量%〜0.01重量%、0.0005重量%〜0.005重量%、若しくは0.001重量%〜0.003重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HCFC−244ebは、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0005重量%及び少なくとも0.001重量%、並びに0.05重量%に達するまで、0.03重量%に達するまで、0.02重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで、0.005重量%に達するまで又は0.0001重量%〜0.05重量%、0.0001重量%〜0.03重量%、0.0001重量%〜0.02重量%、0.0005重量%〜0.01重量%、若しくは0.001重量%〜0.005重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HCFC−234bbは、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0005重量%及び少なくとも0.001重量%、並びに0.1重量%に達するまで、0.05重量%に達するまで、0.03重量%に達するまで、0.02重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで又は0.0001重量%〜0.1重量%、0.0001重量%〜0.05重量%、0.0005重量%〜0.03重量%、0.0005重量%〜0.02重量%、若しくは0.001重量%〜0.01重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
HCFC−243dbは、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0005重量%及び少なくとも0.001重量%、並びに0.05重量%に達するまで、0.02重量%に達するまで、0.01重量%に達するまで、0.005重量%に達するまで、0.003重量%に達するまで又は0.0001重量%〜0.05重量%、0.0005重量%〜0.02重量%、0.001重量%〜0.01重量%、若しくは0.0015重量%〜0.005重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。
クロロヘキサフルオロブテン(HFO−1326異性体)、ヘキサフルオロブテン(HFO−1336異性体)、ペンタフルオロブテン(HFO−1345異性体)、ヘプタフルオロブテン(HFO−1327異性体)、テトラフルオロヘキサン(HFC−5−11−4異性体)、1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254fb)、クロロヘキサフルオロブタン(HFC−346異性体)、オクタフルオロペンタン(HFC−458異性体)、オクタフルオロヘキセン、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(HCFC−123)、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(Z))、C10異性体、C異性体、C異性体、デカフルオロブタン(C10)、C異性体、C異性体、ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232異性体)、トリクロロトリフルオロプロパン(HCFC−233異性体)、CCl異性体、トリクロロジフルオロプロパン(HCFC−242異性体)、C異性体及びタールを除くことなく含む重質分の総合計は、少なくとも0.0005重量%、少なくとも0.001重量%及び少なくとも0.0015重量%、並びに5.0重量%に達するまで、2.0重量%に達するまで、1.0重量%に達するまで、0.5重量%に達するまで、0.3重量%に達するまで、0.1重量%に達するまで又は0.0005重量%〜2.0重量%、0.0005重量%〜1.0重量%、0.0005重量%〜0.5重量%、0.001重量%〜0.3重量%又は0.0015重量%〜0.1重量%などの、これらの任意の組み合わせであってもよい。
不純物又は不純物の組み合わせの総量は特に限定されず、少なくとも0.0001重量%、少なくとも0.0002重量%及び少なくとも0.0003重量%、並びに5.0重量%に達するまで、3.0重量%に達するまで、2.0重量%に達するまで、1.0重量%に達するまで、0.5重量%に達するまで又は0.0001重量%〜5.0重量%、0.0001重量%〜3.0重量%、0.0001重量%〜2.0重量%、0.0002重量%〜1.0重量%、若しくは0.0003重量%〜0.5重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在してもよい。例えば、組成物が2種以上の不純物を有し得るいくつかの実施形態では、全不純物は上述の範囲内に存在してよい。非限定的な例として、組成物は、少なくとも0.0005重量%、少なくとも0.001重量%及び少なくとも0.0015重量%、並びに0.5重量%に達するまで、0.2重量%に達するまで、0.1重量%に達するまで、0.05重量%に達するまで、0.02重量%に達するまで又は0.0005重量%〜0.5重量%、0.0005重量%〜0.2重量%、0.001重量%〜0.05重量%若しくは0.0015重量%〜0.02重量%などの、これらの任意の組み合わせの量で存在する組み合わされた量にて、253fbと347異性体の両方を有してもよい。一実施例では、0.022重量%の253fb及び0.0186重量%の347を有する組成物は、0.001重量%〜0.05重量%の範囲内である。別の実施例では、0.003重量%の253fb及び0.1139重量%の347を有する組成物は、0.0005重量%〜0.2重量%の範囲内である。
本明細書で使用する場合、量に関連して使用される修飾語「約」は、記述された値を含み、文脈によって規定される意味を有する(例えば、それは、少なくとも特定の量の測定に関連する誤差の程度を含む)。範囲の文脈で使用される場合、修飾語「約」はまた、2つの端点の絶対値によって定義される範囲を表すと考えられるべきである。例えば、「約2〜約4」の範囲はまた、「2〜4」の範囲を表す。
図1Aは、種々の実施形態による例示的な製造プロセスフロー1を示すプロセスフロー図である。HF供給5及び1233xf供給3(工程1から)は、例えば、任意のパイプ又は管、例えば、組み合わせフローバルブ28と組み合わせてもよく、熱交換器24によって加熱され、次に、流れ7として反応器2に供給されてもよい。図1Aに液相反応器として示すことができる反応器2では、HCFC−244bbは、工程2として簡単に上述したように生成される。工程2の反応が反応器2で行われた後、粗HCFC−244bb生成物流れ9は、触媒ストリッパ塔4に送られ、触媒は分離され、戻り流れ18で反応器2に戻される。触媒ストリッパ塔4及び熱交換器22で処理した後、ストリップされた粗HCFC−244bb生成物流れ11は、軽質分蒸留塔6に送られる。軽質分蒸留塔では、軽沸物は軽質分上部流れ13として留出されるが、一方で、軽質分塔底流れ15を熱交換器16によって冷却することができ、かつ、HCFC−244bbを含み、軽質分塔底流15からHFが分離される流れ24を介して、相分離器8に送ることができる。HF相は次に、再循環HF流れ19として工程2の反応器に戻されてもよく、HCFC−244bbを含有する液体流れ17は、1つ以上の蒸留塔に送られてもよい。
図1Aは、共沸蒸留塔10に最初に送られる液体流れ17を示す。共沸蒸留塔10では、共沸蒸留を使用してHCFC−244bb液体流れからHCFO−1233xfを除去することができる。この目的のために、工程3からの未反応試薬及び/又は副生成物などの第3の流れは再循環流れ29によって提供されてもよく、共沸混合物又は共沸組成物を形成し、次いで組成物から単離される。より具体的には、第3の成分(例えば、HF)の存在は、HCFO−1233xf及び/又はHCFC−244bbとの共沸混合物及び/又は二元共沸混合物を形成し得る。共沸蒸留塔10中の蒸留などの標準的な分離手段を使用して、種々の共沸混合物を溶液から分離することができ、これにより、HCFC−244bbの有意部分は共沸残液21中の溶液中にとどまる。
本開示の種々の実施形態では、共沸組成物又は共沸混合物様組成物を形成するために、有効量のHF、軽有機物、重有機物又はこれらの組み合わせを含む組成物が提供される。本明細書で使用する場合、用語「有効量」は、その他の構成要素と組み合わせられた場合に、共沸混合物又は共沸混合物様混合物の形成をもたらす各構成成分の量である。本明細書で使用する場合、用語「異相共沸混合物(heteroazeotrope)」及び「異相共沸混合物(heterogeneous azeotrope)」は、2つの液相と同時に存在する蒸気相を含む共沸混合物様組成物を含む。
このような共沸混合物及び共沸分離又は蒸留の方法は、米国特許第7,803,283号及び米国特許出願公開第2010/0187088号及び同第2009/0256110号に開示されているものを更に含んでもよく、これらのそれぞれの内容は全て本明細書に参照として組み込まれる。
共沸塔底残液21は、次に、精製HCFC−244bb上部流れ27として示される、253fb及びその他の重不純物を実質的に含まない精製HCFC−244bbとして、重質分蒸留塔12において単離されてもよく、これは、更なる処理(例えば、工程3)及び/又は保存のために送られ得る。共沸上部流れ23は、次に、反応器2において工程2で再利用されるように再循環されて戻ってもよく、供給流れ7、例えば、流動弁28の組み合わせなどのパイプ又は管と組み合わせてもよい。
最後に、濃縮253fb並びにタール及び/又はその他の重沸点溶剤を含有し得る重質分蒸留塔12の残液25を収集し、収率及び/又は廃棄を改善するため、追加で回収に供されてもよい。本明細書で使用する場合、用語「重沸点溶剤」は、約14〜15℃の通常沸点を有する244bbより高い沸点を有する有機組成物を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、重有機体は、約15℃を超える沸点を有してもよい。重有機体としては、HCFC−253fb、C10、C10異性体、種々のテトラフルオロヘキサン異性体、C異性体、CCl異性体、C異性体、C異性体、C異性体、種々のオクタフルオロヘキセン異性体、C異性体、タール又はこれらの組み合わせが挙げられ得る。
本明細書で使用する場合、用語「重沸点溶剤」は、約14〜15℃の通常沸点を有する244bbより高い沸点を有する有機組成物を含んでもよい。例えば、いくつかの実施形態では、重有機体は、約15℃を超える沸点を有してもよい。重有機体としては、HCFC−253fb、C10、C10異性体、種々のテトラフルオロヘキサン異性体、C異性体、CCl異性体、C異性体、C異性体、C異性体、種々のオクタフルオロヘキセン異性体、C異性体、タール又はこれらの組み合わせを挙げてもよい。
従って、図1A〜図1Cに示されるプロセスフロー図などの実施形態では、除去された不純物としては、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253fb)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、ヘプタフルオロブタン(HFC−347)、クロロヘキサフルオロブテン(HFO−1326異性体)、ヘキサフルオロブテン(HFO−1336異性体)、ペンタフルオロブテン(HFO−1345異性体)、ヘプタフルオロブテン(HFO−1327異性体)、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cc)、2,3−ジクロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−234bb)、クロロテトラフルオロプロペン(HCFO−1224異性体)、テトラフルオロヘキサン(HFC−5−11−4異性体)、テトラフルオロプロパン(HFC−254異性体)、クロロヘキサフルオロブタン(HFC−346異性体)、オクタフルオロペンタン(HFC−458異性体)、クロロトリフルオロプロペン(HCFO−1233異性体)、(E)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(E))、2−クロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−235da)、オクタフルオロヘキセン、3−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−244eb)、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(HCFC−123)、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(Z))、C10異性体、C異性体、C異性体、デカフルオロブタン(C10)、C異性体、C異性体、ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232異性体)、ジクロロトリフルオロプロペン(HCFO−1223異性体)、ジクロロテトラフルオロプロパン(HCFC−234異性体)、ジクロロトリフルオロプロパン(HCFC−243異性体)、トリクロロトリフルオロプロパン(HCFC−233異性体)、CCl異性体、トリクロロジフルオロプロパン(HCFC−242異性体)、C異性体、タール又はこれらの組み合わせのうちの少なくとも1種が挙げられ得る。
図1Bに示されるプロセスフロー30などのいくつかの実施形態では、図1Aのものと類似又は同一である多くの態様を含むが、蒸留塔32などで、重質分蒸留塔12の残液25が更に分離されてもよい。いくつかの実施形態では、重質分回収蒸留塔32は、高沸点溶剤及びタールを、重質分蒸留塔12から上部液33及び残液35へと更に分離してもよい。種々の実施形態では、重質分回収蒸留塔32はバッチ蒸留によって動作し得、その他の実施形態では、蒸留塔32は、連続蒸留によって操作され得る。また、いくつかの実施形態では、精製244bb又は部分的精製244bbは、貯蔵容器60などの貯蔵容器内に貯蔵されてもよい。
図1Cに示すプロセスフロー40などのいくつかの実施形態では、図1Aと類似又は同一である多くの態様を含むが、蒸留塔10の側流47を使用して、精製244bbの分離を示す。いくつかの実施形態では、側流の使用は、高沸点溶剤とタールと精製244bbとの間の蒸気圧差を理由とした蒸留塔10の種々のトレー内の分離差故に、有益であり得る。
図1A〜図1Cの蒸留塔12及び図1Bの蒸留塔32は、バッチモード又は連続モードで操作することができる。これらの塔の条件は、特定の範囲、使用される実用性、並びに操作及び機器の両方のコストに依存する。蒸留塔12及び/又は蒸留塔32は、従来の蒸留及び/又は一連の蒸留を使用して、不純物から244bbの最適分離を達成するように操作される。例示的なプロセスとしては、デカント、遠心分離、液−液抽出、蒸留、フラッシュ蒸留、部分気化、部分凝縮又はこれらの組み合わせが挙げられる。
このような組成物は、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(1234yf)の生成において有用であり得る。例えば、図2は、精製244bb及び少なくとも1種の不純物を含有する供給材料からの1234yfの生成を示す、プロセスフロー図70を示す。図2のプロセスフロー図70は、図1A及び図1Bの説明に例示されるように、上述の不純物のうちの少なくとも1種を含有し得るHCFC−244bbを含有する、入力流れ27を含む。
HCFC−244bb及び上述の不純物のうちの少なくとも1種を含有する組成物を、次に、(図3で簡潔に上述したように)熱交換器24によって加熱し、脱塩化水素化反応器72に送って1234yfを生成してもよい。1234yfを含有する反応生成物流れ75は、次に、再循環カラム62に送られてもよく、ここで、残液63は、反応器72に再循環されて戻ってもよい、及び/又は図1A及び図1Bの流れ29として工程2の共沸蒸留塔10に戻ってもよく、上部液65は、HCl塔64内のHCl流れ67で洗い出しされるように送られてもよい。次に、HClの洗い出しされた流れ69を、スクラバー74内の溶液流れ77で洗い出すことができる。溶液流れ77は特に限定されず、水又は硫酸を含有する溶液などの、苛性溶液若しくは酸性溶液などの溶液であってもよい。洗い出しされた生成物流れ79を、次に、乾燥機76に送って、残留し得るいずれかの洗い出し溶液を除去してもよい。
乾燥生成物流れ81は、次に、軽質物蒸留塔78内で蒸留されてもよく、上部液の軽質物流れ83は、熱交換器22を通過して、再利用又は除去される。軽質物塔底流れ85は、熱交換器26を介して加熱又は冷却されてもよく、生成物蒸留塔80内で更に蒸留されてもよい。精製された1234yf流れ87は、熱交換器22を通って処理されてもよく、容器82内に貯蔵されてもよい、及び/又は再循環されてもよい。生成物塔底流れ29は、熱交換器26で加熱されてもよく、生成物蒸留塔80内へと再循環されて戻ってもよい、及び/又は廃棄のために除去されてもよい。
HCFC−244bbの脱塩化水素化は、200℃〜800℃、好ましくは300℃〜600℃、より好ましくは425℃〜525℃の温度範囲及び0〜300psig、好ましくは5〜200psig、より好ましくは20〜100psigの圧力範囲で実施してもよい。反応器内のHCFC−244bbの滞留時間は、約1秒〜約320秒の範囲であってもよいが、より長い又はより短い時間を使用することができる。
図1Aに記載されているような全ての単位動作を含むユニットを、1ヶ月間操作した。操作中、GC分析及びGCMS分析のために、有機試料をプロセス流れ17、21及び27から毎日採取した。表1は、これら3つの流れの平均有機組成物を示す。
Figure 2021509672
1233xfに加えて、その他の軽質分の非限定的な例としては、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、ペンタフルオロプロペン(HFO−1225ye異性体(複数可))、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze異性体(複数可))、1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)及び1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254eb)が挙げられる。
244bb成分後の表1に列挙したものに加えて、その他の重質分の非限定的な例としては、クロロヘキサフルオロブテン(HFO−1326異性体)、ヘキサフルオロブテン(HFO−1336異性体)、ペンタフルオロブテン(HFO−1345異性体)、ヘプタフルオロブテン(HFO−1327異性体)、テトラフルオロヘキサン(HFC−5−11−4異性体)、1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254fb)、クロロヘキサフルオロブタン(HFC−346異性体)、オクタフルオロペンタン(HFC−458異性体)、オクタフルオロヘキセン、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(HCFC−123)、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(Z))、C10異性体、C異性体、C異性体、デカフルオロブタン(C10)、C異性体、C異性体、ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232異性体)、トリクロロトリフルオロプロパン(HCFC−233異性体)、CCl異性体、トリクロロジフルオロプロパン(HCFC−242異性体)、C異性体及びタールが挙げられる。
本開示を例示的な設計を有するものとして説明してきたが、本開示は、本開示の趣旨及び範囲内で更に修正され得る。従って、本出願は、その一般原則を使用した本開示のあらゆる変形形態、使用又は適応を包含することが意図されている。更に、本出願は、本発明が関連する技術分野における周知の又は慣習的な実践に属する本開示からのこのような逸脱を包含することが意図されている。
更に、本明細書に含まれる種々の図面に示される接続線は、種々の要素間の例示的機能関係及び/又は物理的結合を示すことが意図されている。実用的システムには、多数の代替的又は追加の機能関係若しくは物理的接続が存在し得る、という点に留意すべきである。しかし、利益、利点、問題に対する解決策及び任意の利益、利点、若しくは解決策を生じさせ得る又はより顕著にし得る任意の要素は、重要な、必要な、又は必須の特徴若しくは要素として解釈されるべきではない。従って、範囲は、添付の特許請求の範囲以外により限定されるものではなく、単数内の要素への言及は、明示的に明記されない限り、「1つ及び1つのみ」を意味することを意図するものではなく、むしろ「1つ以上」を意味する。更に、「A、B又はCのうち少なくとも1つ」と同様の語句が特許請求の範囲で使用される場合、その語句は、一実施形態ではA単独で存在してもよい、一実施形態ではB単独で存在してもよい、一実施形態ではC単独で存在してもよい、又は要素A、B若しくはCの任意の組み合わせ(例えば、A及びB、A及びC、B及びC、又はA及びB及びC)が単一の一実施形態で存在してもよいことを意味する、と解釈されることが意図される。
本明細書の詳細な説明において、「一実施形態(one embodiment)」、「一実施形態(an embodiment)」、「例示的な実施形態(an example embodiment)」等への言及は、記載される実施形態が特定の特徴、構造又は特性を含んでもよいが、全ての実施形態は、必ずしも特定の特徴、構造又は特性を含まなくてもよいことを示す。更に、このような語句は、必ずしも同じ実施形態を指すものではない。なお、特定の特徴、構造又は特性が一実施形態に関連して記載される場合、それは、明示的に記載されているか否かに関わらず、その他の実施形態に関連したこのような特徴、構造又は特性に影響を及ぼす、本開示の利益を伴う当業者の知識の範囲内であること提起される。説明を読んだ後、代替実施形態において本開示を実施する方法が当業者には明らかとなるであろう。
なお、本開示における要素、構成要素又は方法工程は、要素、構成要素又は方法工程が特許請求の範囲に明示的に記載されているか否かに関わらず、公開に特化されることを意図している。本明細書の請求項要素は、要素が語句「手段」を使用して明示的に記載されていない限り、米国特許法第112条(f)の条項下で解釈されるべきではない。本明細書で使用する場合、用語「含む(comprises)」、「含む(comprising)」又はそれらの任意のその他の変形形態は、非排他的な包含を網羅することを意図しており、それにより、要素の列挙を含むプロセス、方法、物品又は装置はそれらの要素のみを含むのではなく、明示的に列挙されていない、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有のその他の要素を含んでもよい。

Claims (14)

  1. 組成物であって、
    2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244bb)と、
    少なくとも1種の2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、ペンタフルオロプロペン(HFO−1225ye異性体(複数可))、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze異性体(複数可))、1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(HFC−245cb)、1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HFC−254eb)、2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244cc)、クロロテトラフルオロプロペン(HCFO−1224異性体)、E−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zdE)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、ヘプタフルオロブタン(HFC−347異性体)、2−クロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−235da)、3−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−244eb)、3−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロパン(HCFC−253fb)、ジクロロトリフルオロプロペン(HCFO−1223異性体)、2,3−ジクロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロパン(HCFC−234bb)、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロプロパン(HCFC−243db)、クロロヘキサフルオロブテン(HFO−1326異性体)、ヘキサフルオロブテン(HFO−1336異性体)、ペンタフルオロブテン(HFO−1345異性体)、ヘプタフルオロブテン(HFO−1327異性体)、テトラフルオロヘキサン(HFC−5−11−4異性体)、1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(HFC−254fb)、クロロヘキサフルオロブタン(HFC−346異性体)、オクタフルオロペンタン(HFC−458異性体)、オクタフルオロヘキセン、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(HCFC−123)、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd(Z))、C10異性体、C異性体、C異性体、デカフルオロブタン(C10)、C異性体、C異性体、ジクロロジフルオロプロペン(HCFO−1232異性体)、トリクロロトリフルオロプロパン(HCFC−233異性体)、CCl異性体、トリクロロジフルオロプロパン(HCFC−242異性体)、C異性体又は約15℃を超える沸点を有する長鎖ハロゲン化炭化水素を含む、少なくとも1種の不純物と、を含む組成物。
  2. 前記少なくとも1種の不純物が、約0.0001重量%〜約2.0重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記少なくとも1種の不純物が、約0.0005重量%〜約0.5重量%の量で存在する、請求項2に記載の組成物。
  4. 前記少なくとも1種の不純物が、約0.001重量%〜約0.05重量%の量で存在する、請求項3に記載の組成物。
  5. 前記組成物が、少なくとも2種の異なる不純物を含む、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記少なくとも2種の異なる不純物が第1の不純物を含み、前記第1の不純物が253fbである、請求項5に記載の組成物。
  7. 前記少なくとも1種の不純物がヘプタフルオロブタンである、請求項1に記載の組成物。
  8. 前記ヘプタフルオロブタンが、1,1,1,2,2,3,3−ヘプタフルオロブタンである、請求項7に記載の組成物。
  9. 前記第2の不純物がヘプタフルオロブタンである、請求項6に記載の組成物。
  10. 前記253fbと前記ヘプタフルオロブタンとの合計量が、0.0005重量%〜0.5重量%の量で存在する、請求項9に記載の組成物。
  11. 前記253fbと前記ヘプタフルオロブタンとの合計量が、0.001重量%〜0.2重量%の量で存在する、請求項10に記載の組成物。
  12. 前記253fbと前記ヘプタフルオロブタンとの合計量が、0.0015重量%〜0.12重量%の量で存在する、請求項11に記載の組成物。
  13. 前記HCFC−244bbが、95重量%〜99.999重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  14. 前記HCFC−244bbが、98.0重量%〜99.0重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
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