JP2021508685A - PDE1阻害剤としての1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン - Google Patents

PDE1阻害剤としての1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン Download PDF

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Abstract

本発明は、PDE1阻害剤としての式(I)
【化1】
Figure 2021508685

の1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン並びに特に神経変性疾患及び精神障害の治療のための薬物としてのその使用を提供する。

Description

本発明は、PDE1酵素阻害剤である化合物と、特に神経変性疾患及び精神障害を治療するための薬物としてのその使用とを提供する。本発明は、本発明の化合物を含む医薬組成物及び本発明の化合物を用いて疾患を治療する方法も提供する。
第2メッセンジャー環状ヌクレオチド(cN)、環状アデノシン一リン酸(cAMP)及び環状グアノシン一リン酸(cGMP)は、cN依存性プロテインキナーゼ(PKA及びPKG)、EPAC(cAMPにより活性化される交換タンパク質)、リンタンパク質ホスファターゼ及び/又はcNゲート型カチオンチャネルを調節することにより、細胞内シグナル伝達カスケードにおいて主要な役割を果たす。神経細胞において、これは、cAMP及びcGMP依存性キナーゼの活性化を含み、シナプス伝達の急性的調節並びに分化及び生存に関与するタンパク質のその後のリン酸化を含む。cAMP及びcGMPの細胞内濃度は、シクラーゼの生合成の速度及びホスホジエステラーゼによる分解の速度によって厳密に調節される(PDE、EC3.1.4.17)。PDEは、3’−エステル結合の触媒加水分解によってcAMP/cGMPを不活性化し、不活性5’−一リン酸を形成するバイメタルヒドロラーゼである。PDEは、細胞における環状ヌクレオチドcAMP及びcGMPを分解する唯一の手段を提供することから、PDEは、環状ヌクレオチドシグナル伝達において必須の役割を果たす。PDEの触媒活性は、すべての細胞において一連のcN濃度にわたってcNの分解を提供し、その多様な調節メカニズムは、無数のシグナル伝達経路無数のシグナル伝達経路との統合及びクロストークを与える。特定のPDEは、細胞内の別々の区画に標的化され、cNレベルをコントロールし、様々なcNシグナロソームの微小環境を形作る(Sharron H.Francis,Mitsi A.Blount,and Jackie D.Corbin.Physiol Rev 2011,91:651−690)。
基質特異性に基づいて、PDEファミリーは、3つのグループ:1)PDE4、PDE7及びPDE8を含むcAMP特異的PDEと、2)cGMP選択的酵素PDE5及びPDE9と、3)2重基質PDE、PDE1、PDE2、PDE3並びにPDE10及びPDE11とに分けることができる。
前に挙げられたカルモジュリン刺激PDE(CaM−PDE)、PDE1は、4つのCa2で錯体形成されたカルモジュリン(CaM、16kDa Ca2+結合性タンパク質)を介してCa2+依存的に調節されるという点で独特である(概説として、Sharron H.Francis,Mitsi A.Blount,and Jackie D.Corbin.Physiol Rev 2011,91:651−690)。このように、PDE1は、環状ヌクレオチドと細胞内Ca2+との間の興味深い調節の関連性を示す。PDE1ファミリーは、3種類の遺伝子:PDE1A(ヒト染色体位置、hcl:12q13)及びPDE1B(ヒト染色体位置、hcl:12q13)及びPDE1C(hcl:7p14.3)によってコードされる。それらは、選択的プロモータを有し、選択的スプライシングによって多くのタンパク質を生じさせ、そのタンパク質は、調節特性、基質親和性、特異的活性、CaMに対する活性化定数、組織分布及び分子量が異なる。10を超えるヒトアイソフォームが同定されている。その分子量は、1単量体につき58〜86kDaだけ異なる。N末端調節ドメインは、2つのCa2+/CaM結合ドメイン及び2つのリン酸化部位を含有し、異なるスプライスバリアントは、N末端ドメインの異なるバリエーションを有し、異なる生化学的機能を有する異なるアミノ酸配列を有するタンパク質を与え得る。PDE1は、二重基質PDEであり、PDE1Cサブタイプは、cAMP及びcGMPに対して等しい活性(Km≒1〜3μM)を有するが、サブタイプPDE1A及びPDE1Bは、cGMPに対して優先傾向を有する(cGMPに対するKm≒1〜3μM及びcAMPに対するKm≒10〜30μM)。
PDE1サブタイプは、脳に非常に豊富にあり、特に線条体(PDE1B)、海馬(PDE1A)及び皮質(PDE1A)に位置し、この局在は、種にわたって保存される(Amy Bernard et al.Neuron 2012,73,1083−1099)。皮質において、PDE1Aは、主に皮質深層5及び6(出力層)に存在しており、皮質深層に対する特異的マーカーとして使用される。PDE1阻害剤は、二次メッセンジャーcNのレベルを増強し、神経興奮を高める。
したがって、PDE1は、好ましくは、神経系における細胞内シグナル伝達経路の調節の治療標的であり、PDE1阻害剤は、二次メッセンジャーcAMP/cGMPのレベルを高め、ニューロンプロセスを調節し、ニューロン可塑性関連遺伝子、神経栄養性因子及び神経保護分子の発現を引き起こす。シナプス伝達の調節と共にこれらのニューロン可塑性強化特性により、PDE1阻害剤は、多くの神経学的及び精神医学的症状における治療薬としての良好な候補となる。動物モデルにおけるPDE1阻害剤の評価(概説として、例えば、Blokland et al.Expert Opinion on Therapeutic Patents(2012),22(4),349−354;及びMedina,A.E.Frontiers in Neuropharmacology(2011),5(Feb.),21を参照されたい)では、例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病などの神経疾患並びに例えば注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病に関連する認知障害(CIAS)などの精神障害及び下肢静止不能症候群におけるPDE1阻害剤の治療的使用の潜在性を示唆している。女性の性的機能不全など、プロゲステロン−シグナル伝達の増強によって軽減され得る疾患においてPDE1阻害剤が有用であることを主張する特許出願も存在している(国際公開第2008/070095号パンフレット)。
神経変性及び/又は精神障害の現在の治療は、すべての患者において効果的であるわけではない。したがって、かかる疾患を治療するための代替法が依然として必要とされており、この目的のために、PDE1阻害剤が良好な代替物であり得る。本発明は、既知のPDE1阻害剤の代替物として、PDE1阻害活性及び良好な物理化学的性質を有する新規な化合物を開示する。
PDE1酵素は、中枢神経系(CNS)において発現され、その酵素により、この遺伝子ファミリーは、精神疾患及び神経変性疾患の治療の新たな標的の魅力的な源となる。
したがって、本発明は、式(I)
Figure 2021508685

(式中、
Lは、NH、CH、S及びOからなる群から選択され;
R1は、水素、直鎖状又は分岐状C1〜5アルキル、C1〜5フルオロアルキル及び飽和単環式C3〜5シクロアルキルからなる群から選択され;
R2は、すべてメチル、フッ素、ヒドロキシ、シアノ及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C3〜8シクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
R3及びR4の組み合わせは、a)及びb):
a)R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されるNHであり;
R4は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリジニル、ピリダジニル又はピリドニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、すべてオキソ、C1〜4アルキル及びC1〜4フルオロアルキルから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換され得る4、5又は6員飽和複素環であること;
b)R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたエチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されるNHであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されるNHであり;
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るピリダジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る4−ピリジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る9員二環式ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されること
から選択される)
による化合物又は薬剤として許容されるその塩に関する。
本発明により包含される化合物への言及は、化合物の遊離塩基及び薬剤として許容される塩、例えば化合物の酸付加塩、化合物のラセミ混合物又はこれが関連する化合物の対応する鏡像異性体及び/若しくは光学異性体、並びに本発明の化合物及び前記化合物の薬剤として許容される塩の多形及び無定形形態、並びにこれが関連する化合物の互変異性型を包含する。さらに、本発明の化合物及び薬剤として許容されるその塩は、未溶媒和状態だけでなく、水、エタノールなどの薬剤として許容される溶媒との溶媒和状態で潜在的に存在し得る。化合物及び薬剤として許容されるその塩の溶媒和状態及び溶媒和状態の両方が本発明によって包含される。
一実施形態において、本発明は、治療で使用される、式(I)による化合物又は薬剤として許容されるその塩に関する。
一実施形態において、本発明は、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患の治療に使用されるか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患の治療に使用される、式(I)による化合物又は薬剤として許容されるその塩に関する。
一実施形態において、本発明は、式(I)による化合物又は薬剤として許容されるその塩と、1種又は複数の薬剤として許容される担体及び/又は賦形剤とを含む医薬組成物に関する。
一実施形態において、本発明は、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患を治療するか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患を治療するための方法であって、治療有効量の式(I)による化合物又は薬剤として許容されるその塩を、それを必要とする患者に投与することを含む方法に関する。
一実施形態において、本発明は、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患を治療するか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患を治療するための薬物の製造における、式(I)による化合物又は薬剤として許容されるその塩の使用に関する。
定義
PDE1酵素:
PDE1アイソザイムファミリーは、多くのスプライスバリアントPDE1アイソフォームを含む。それには3つのタブタイプ、PDE1A、PDE1B及びPDE1Cがあり、種々のアイソフォームにさらに分けられる。本発明に関連して、PDE1及びPDE1酵素は、同義であり、別段の指定がない限り、PDE1A、PDE1B及びPDE1C酵素並びにそのアイソフォームを意味する。
PDE1阻害剤:
本発明に関連して、化合物は、3種のPDE1アイソフォームの1つ又は複数のIC50レベルに達するのに必要な量が10マイクロモル以下、好ましくは9マイクロモル未満、例えば8マイクロモル以下、7マイクロモル以下、6マイクロモル以下、5マイクロモル以下、4マイクロモル以下、3マイクロモル以下、さらに好ましくは2マイクロモル以下、1マイクロモル以下、特に500nM以下である場合にPDE1阻害剤であるとみなされる。
本発明の好ましい化合物は、PDE1Bアイソフォームに対する選択性を示し、それは、前記化合物がPDE1A及び/又はPDE1C阻害剤としてよりもPDE1B阻害剤として強力であることを意味する。好ましい実施形態において、前記化合物は、PDE1A及び/又はPDE1C阻害剤と比べて、PDE1B阻害剤として少なくとも2倍、5倍又は10倍強力である。さらに好ましい実施形態において、前記化合物は、PDE1A及び/又はPDE1C阻害剤と比べて、PDE1B阻害剤として少なくとも15倍又は20倍強力である。
好ましい実施形態において、PDE1BのIC50レベルに達するのに必要なPDE1阻害剤の必要量は、400nM以下、例えば300nM以下、200nM以下、100nM以下又はさらには80nM以下、例えば50nM以下、例えば25nM以下である。PDE1Bアイソフォームに対する選択性は、PDE1A及び/又はPDE1C阻害に伴う潜在的に望ましくない作用を防ぎ得る。
置換基:
本発明に関連して、「任意選択的に置換される」とは、指示される部位が置換されていてもされていなくてもよく、置換される場合、一、二又は三置換されることを意味する。「任意選択的に置換される」部位に対して置換基が示されていない場合、その位置に水素原子が保持されていると理解される。
本発明に関連して使用される「ハロ」及び「ハロゲン」という用語は、同義で使用され、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を意味する。好ましい実施形態において、「ハロゲン」とは、フッ素を意味する。
所定の範囲は、「−」(ダッシュ)又は「〜」で区別なく示され、例えば、「C−Cアルキル」という用語は、「C1〜3アルキル」に等しい。
「C1〜3アルキル」、「C1〜4アルキル」、「C1〜5アルキル」、「C1〜6アルキル」、「C1〜7アルキル」及び「C1〜8アルキル」という用語は、炭素原子1〜8個までを有する直鎖状(すなわち枝分かれしていない)又は分岐状飽和炭化水素を意味する。かかる群の例としては、限定されないが、メチル、エチル、1−プロピル、2−プロピル、1−ブチル、2−ブチル、2−メチル−2−プロピル、2−メチル−1−ブチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル及びn−オクチルが挙げられる。
「C1〜3フルオロアルキル」という用語は、1つ又は複数のフッ素で置換されるC1〜3アルキルを意味する。
飽和単環式C3〜8シクロアルキルという用語は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル及びシクロオクチルを意味する。
「5員ヘテロアリール」という用語は、1〜4個の炭素原子と、酸素、窒素及び硫黄から選択される1つ又は複数のヘテロ原子とを含有する5員芳香族単環式環を意味する。例としては、限定されないが、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル及びチアジアゾリル並びにチオフェニルが挙げられる。
「9員二環式ヘテロアリール」という用語は、互いに縮合して9員二環式芳香族部位を形成する、6員芳香族環及び5員芳香族環からなる部位を意味する。9員二環式ヘテロアリールは、炭素と、酸素、窒素及び硫黄から選択される1つ又は複数のヘテロ原子とからなる。ベンズオキサゾリル、イミダゾ[1,5−a]ピリジン、イミダゾ[1,2−a]ピリジン、インダゾリル及びインドリルが特に挙げられる。
「C1〜3アルコキシ」という用語は、式−OR’の部位を意味し、R’は、上記で定義されるC〜Cアルキルを示す。
「C1〜3フルオロアルコキシ」という用語は、式−OR’の部位を意味し、R’は、上記で定義されるC〜Cフルオロアルキルを示す。
「C1〜4ジュウテリオアルキル」及び「C1〜3ジュウテリオアルキル」という用語は、そのアルキルにおける1つ又は複数の水素原子が重水素として指定される、C1〜4アルキル及びC1〜3アルキルを意味する。「C1〜3ジュウテリオアルキル」の例としては、限定されないが、トリジュウテリオメチル、1,1−ジジュウテリオエチル、2,2,2−トリジュウテリオエチル及び1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオエチルが挙げられる。
「C1〜3ジュウテリオアルコキシ」という用語は、C1〜3アルコキシを意味し、1つ又は複数の水素原子が重水素として指定される。例としては、限定されないが、トリジュウテリオアメトキシ、1,1−ジジュウテリオアエトキシ、2,2,2−トリジュウテリオアエトキシ及び1,1,2,2,2−ペンタジュウテリオアエトキシが挙げられる。
「4、5又は6員飽和複素環」という用語は、1〜3、4又は5個の炭素原子と、酸素、窒素及び硫黄から選択される1つ又は複数のヘテロ原子とを含有する飽和単環式環を意味する。例としては、限定されないが、オキサゾリジン−2−オン、アゼチジン−2−オン、イミダゾリジン−2−オン、ピロリジン−2−オン、イミダゾリジン−2,4−ジオン、オキサゾリジン−2,4−ジオン又はピペリジン−2−オンが挙げられる。
「9員二環式ヘテロアリール」という用語は、互いに縮合して9員二環式芳香族部位を形成する、6員芳香族環及び5員芳香族環からなる部位を意味する。9員二環式ヘテロアリールは、炭素と、酸素、窒素及び硫黄から選択される1つ又は複数のヘテロ原子とからなる。ベンゾオキサゾール、イミダゾ[1,5−a]ピリジン及びイミダゾ[1,2−a]ピリジンが特に挙げられる。
異性型及び互変異性型:
本発明の化合物が1つ又は複数のキラル中心を含有する場合、別段の指定がない限り、化合物のいずれへの言及も鏡像異性体又はジアステレオマーとして純粋な化合物及びいずれかの割合の鏡像異性体又はジアステレオマーの混合物を包含する。
本発明の化合物が「鏡像異性体1」又は「鏡像異性体2」という接尾文字で示されている場合、前記鏡像異性体は、S鏡像異性体又はR鏡像異性体のいずれかであり得ると理解される。すなわち、「鏡像異性体1」は、S鏡像異性体又はR鏡像異性体のいずれかであり得、且つ「鏡像異性体2」は、S鏡像異性体又はR鏡像異性体のいずれかであり得る。鏡像異性体1と鏡像異性体2との両方がある化合物に対して例示されている場合、一方は、S鏡像異性体であり、もう一方は、R鏡像異性体である。
本発明の化合物についての絶対立体化学は、線結晶学又は振動円二色性分光法によって決定することができる。
さらに、本発明の化合物の一部は、異なる互変異性型で存在することができ、その化合物が形成することができる互変異性型は、本発明の範囲内に包含される。
薬剤として許容される塩:
本発明の化合物は、一般に、遊離物質として又は薬剤として許容されるその塩として利用される。式(I)の化合物が遊離塩基を含有する場合、従来の手法で式(I)の遊離塩基の溶液又は懸濁液を等モルの薬剤として許容される酸で処理することにより、かかる塩が製造される。適切な有機酸及び無機酸の代表的な例は、以下に記載される。
本発明に関連して、薬剤として許容される塩は、非毒性、すなわち生理学的に許容される塩を表すことが意図される。薬剤として許容される塩という用語は、無機酸及び/又は有機酸で形成される塩、例えば塩化水素酸、臭化水素酸、リン酸、亜硝酸、硫酸、安息香酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸、マレイン酸、コハク酸、酒石酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マレイン酸、フマル酸、グルタミン酸、ピログルタミン酸、サリチル酸、サリチル酸、サッカリン及びスルホン酸、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸及びベンゼンスルホン酸を含む。上記に示す酸の一部は、二酸又は三酸、すなわちリン酸、硫酸、フマル酸及びマレイン酸など、2又は3個の酸性水素を含有する酸である。
薬剤として許容される塩を形成するのに有用な酸及び塩基のその他の例は、例えば、Stahl and Wermuth(Eds),Handbook of Pharmaceutical salts.Properties,selection,and use,Wiley−VCH2008に記載されている。
治療有効量:
本発明に関連して、化合物の「治療有効量」のという用語は、前記化合物の投与を含む治療的介入において所定の疾患及びその合併症の臨床症状を緩和するか、阻止するか、部分的に阻止するか、取り除くか、又は遅らせるのに十分な量を意味する。これを達成するのに適した量は、「治療有効量」と定義される。それぞれの目的に有効な量は、疾患又は損傷の重症度並びに対象の体重及び全身状態に応じて異なる。適切な投薬量の決定は、熟練した医師の一般の技術の範囲内にすべてある通常の実験を用いて、値のマトリックスを構築し、そのマトリックスにおける様々なポイントを試験することによって達成されることが理解されるであろう。
治療及び処置:
本発明に関連して、「治療」又は「処置」は、疾患の臨床症状を緩和するか、阻止するか、部分的に阻止するか、取り除くか、又はその進行を遅らせる目的のための患者の管理及びケアを示すことが意図される。治療されるべき患者は、好ましくは、哺乳動物、特にヒトである。
併用
本発明の一実施形態において、式(I)の化合物は、単独の活性化合物としてスタンドアローン治療で使用される。
本発明の他の実施形態において、式(I)の化合物は、第2の化合物と併せて使用され得、前記第2の化合物は、以下:能動的若しくは受動的タウ(Tau)免疫療法において有用な化合物、能動的若しくは受動的Aβペプチド免疫療法において有用な化合物、NMDA受容体アンタゴニスト、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、BACE阻害剤、5−HT6受容体アンタゴニスト、抗てんかん薬、抗炎症薬又は抗N3−pGlu Aβモノクローナル抗体から選択される。
本発明のさらに他の実施形態において、式(I)の化合物は、第2の化合物と併せて使用され得、前記第2の化合物は、精神障害の治療に有用である化合物である。
治療有効量の式(I)の化合物及び他の薬剤的に活性な化合物の併用投与を含む、本発明の方法に関連して本明細書で使用される「併用使用」、「〜と併せて」及び「〜の併用」という用語は、前記第2の化合物と共に、同時又は逐次にいずれかの順序で式(I)の化合物を投与することを意味することが意図される。
2種類の化合物は、同時に又は2種類の化合物の投与間に時間を挟んで投与され得る。2種類の化合物は、同一医薬製剤若しくは組成物の一部として又は別々の医薬製剤若しくは組成物において投与され得る。2種類の化合物は、同日又は異なる日に投与され得る。それらは、同じ経路、例えば経口投与、デポー、筋肉内注射若しくは静脈内注射などにより;又は一方の化合物が例えば経口投与されるか若しくはデポーによって投与され、もう一方の化合物が例えば注入される異なる経路により投与され得る。2種類の化合物は、1日、1週、若しくは1か月に1回、若しくは2回などの同じ投与計画又は間隔により;又は例えば一方が1日に1回投与され、もう一方が1日、若しくは1週、若しくは1か月に2回投与される異なる投与計画によって投与され得る。
一部の場合、治療される患者は、式(I)の化合物での治療が開始される際、前記第2の化合物の1種又は複数での治療を既に受けていることができる。他の場合、前記第2の化合物の1種又は複数での治療が開始される際、患者は、式(I)の化合物での治療を既に受けていることができる。他の場合、式(I)の化合物での治療及び前記第2の化合物の1種又は複数での治療が同時に開始される。
併用治療のための化合物
本発明に関連して、神経変性疾患の治療において、式(I)の化合物と併せて使用される化合物は、能動的若しくは受動的タウ免疫療法において有用な化合物、能動的若しくは受動的Aβペプチド免疫療法において有用な化合物、NMDA受容体アンタゴニスト、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、BACE阻害剤、5−HT6受容体アンタゴニスト、抗てんかん薬、抗炎症薬又は抗N3−pGlu Aβモノクローナル抗体から選択される。
本発明に関連して、精神及び/又は認知障害の治療において式(I)の化合物と併せて使用される化合物は、以下のメカニズム:標的ドーパミンD1受容体、ドーパミンD2受容体、ドーパミンD3受容体、ホスホジエステラーゼPDE10、セロトニン5−HT2A受容体、セロトニン5−HT6受容体及びグリシントランスポーターGlyT1の1つ若しくは複数のアンタゴニスト/逆アゴニスト/負のモジュレーター/部分アゴニスト/阻害剤;又は標的KCNQチャネル、NMDA受容体、AMPA受容体及びニコチン性α−7受容体の1つ若しくは複数のアゴニスト/正のモジュレーター/部分アゴニストの1種又は複数から選択される薬理活性を有する化合物である。かかる化合物の例としては、クロザピン、リスペリドン、パリペリドン、オランザピン、クエチアピン、アミスルプリド、ジブラシドン、アリピプラゾール、ブレクスピプラゾール、アセナピン、ハロペリドール、イロペリドン、ルラシドン、クロルプロマジン、ブロナンセリン、ペルフェナジン、レボメプロマジン、スルピリド、フルフェナジン、ズクロペンチキソール、フルペンチキソール及びカリプラジンが挙げられる。
投与経路
単独の活性化合物として又は上記で定義される第2の化合物と併せて、本発明の化合物を含む医薬組成物は、経口、経直腸、経鼻、経頬粘膜、舌下、経皮及び非経口的(例えば、皮下、筋肉内及び静脈内)経路などのいずれかの適切な経路による投与用に特に製剤化され得;経口経路が好ましい。
その経路は、処置される対象の全身状態及び年齢、処置される状態の性質並びに活性成分に応じて異なると理解される。
医薬製剤及び賦形剤:
以下において、「賦形剤」又は「薬剤として許容される賦形剤」という用語は、限定されないが、充填剤、付着防止剤、結合剤、コーティング、着色剤、崩壊剤、風味、流動促進剤(glidant)、滑沢剤、保存剤、吸着剤、甘味料、溶媒、賦形剤(vehicle)及び補助剤などの医薬品賦形剤を意味する。
本発明は、本明細書において実験セクションで開示される化合物の1つなど、式(I)の化合物を含む医薬組成物も提供する。本発明は、式(I)の化合物を含む医薬組成物を製造するプロセスも提供する。本発明による医薬組成物は、Remington,The Science and Practice of Pharmacy,22th edition(2012),Edited by Allen,Loyd V.,Jr.に開示される技術など、従来の技術に従って、薬剤として許容される賦形剤を用いて製剤化され得る。
経口投与用の医薬組成物としては、錠剤、カプセル剤、粉剤及び顆粒などの固形経口剤形;並びに液剤、乳剤、懸濁剤及びシロップ剤などの液体経口剤形並びに適切な液体に溶解又は懸濁される粉末及び顆粒が挙げられる。
固形経口剤形は、個々の単位(例えば、錠剤又はハード若しくはソフトカプセル剤)として提供されることができ、それぞれが所定の量の活性成分、好ましくは1種又は複数の適切な賦形剤を含有する。適切な場合、固形剤形は、腸溶コーティングなどのコーティングを用いて製造され得るか、又は当技術分野でよく知られている方法に従って遅延性若しくは徐放性などの活性成分の放出制御を提供するように製剤化され得る。適切な場合、固形剤形は、例えば、口腔内分散性錠剤など、唾液中で崩壊する剤形であることもできる。
固形経口剤形に適した賦形剤の例としては、限定されないが、微結晶性セルロース、トウモロコシデンプン、ラクトース、マンニトール、ポビドン、クロスカルメロースナトリウム、ショ糖、シクロデキストリン、タルカム、ゼラチン、ペクチン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸及びセルロースの低級アルキルエーテルが挙げられる。同様に、固形製剤は、モノステアリン酸グリセリン又はヒプロメロースなど、当技術分野で公知の遅延性又は徐放性製剤用の賦形剤を含み得る。固体材料が経口投与のために使用される場合、製剤は、例えば、活性成分を固形賦形剤と混合し、続いてその混合物を従来の錠剤化機器で圧縮することによって製造され得るか、又は例えば粉末状、ペレット状若しくはミニ錠剤状の製剤をハードカプセル内に入れられ得る。固形賦形剤の量は、大幅に異なるが、通常、投薬単位あたり約25mg〜約1gの範囲である。
液体経口剤形は、例えば、エリキシル剤、シロップ剤、経口ドロップ剤又は液体充填カプセル剤として提供され得る。液体経口剤形は、水性又は非水性液中の溶液又は懸濁液用の粉末としても提供され得る。液体経口剤形に適した賦形剤の例としては、限定されないが、エタノール、プロピレングリコール、グリセロール、ポリエチレングリコール、ポロキサマー、ソルビトール、ポリソルベート、モノグリセリド及びジグリセリド、シクロデキストリン、ヤシ油、パーム油及び水が挙げられる。液体経口剤形は、例えば、水性又は非水性液中に活性成分を溶解若しくは懸濁することにより、又は水中油型若しくは油中水型液体エマルジョンに活性成分を組み込むことにより製造され得る。
着色剤、風味及び保存剤等のさらなる賦形剤が固形及び液体経口製剤に使用され得る。
非経口投与用の医薬組成物としては、注射又は注入用の滅菌水溶液及び非水溶液、分散液、懸濁液又はエマルジョン、注射又は注入用の濃縮物並びに使用前に注射又は注入用に滅菌溶液又は分散液に溶解される滅菌粉末が挙げられる。非経口製剤に適した賦形剤の例としては、限定されないが、水、ヤシ油、パーム油及びシクロデキストリンの溶液が挙げられる。水性製剤は、必要に応じて適切に緩衝化し、十分な生理食塩水又はグルコースで等張性を付与されるべきである。
他のタイプの医薬組成物としては、坐剤、吸入剤、クリーム剤、ゲル剤、経皮パッチ、植込錠及び口腔内又は舌下投与用の製剤が挙げられる。
医薬製剤に使用される賦形剤は、意図する投与経路に適合し、活性成分と適合性であることが必須である。
用量:
一実施形態において、本発明の化合物は、1日あたり約0.001〜約100mg/kg体重の量で投与される。特に、1日量は、1日あたり0.01〜約50mg/kg体重の範囲であり得る。正確な投薬量は、処置すべき対象の頻度及び投与形式、性別、年齢、体重及び全身状態、処置すべき状態の性質及び重症度、処置されるべき付随する疾患、処置の所望の効果並びに当業者に公知の他の因子に応じて異なる。
成人の一般的な経口投薬量は、本発明の化合物0.1〜1000mg/日の範囲であり、例えば1〜500mg/日、1〜100mg/日又は1〜50mg/日の範囲である。好都合には、本発明の化合物は、約0.1〜500mg、例えば10mg、50mg、100mg、150mg、200mg又は250mgの量で前記化合物を含有する単位剤形で投与される。
本発明の発明者らは、PDE1阻害剤である化合物を同定し、それ自体は、神経変性障害及び精神障害の治療に有用である。したがって、本発明は、哺乳動物、好ましくはヒトの治療において薬物として使用するための、PDE1の阻害に有効な式(I)の化合物を提供する。
本発明は、式(I)の化合物又は薬剤として許容されるその塩並びに神経変性疾患又は精神障害であり得る脳疾患の治療に使用するための、かかる化合物を含有する医薬組成物を提供する。好ましい実施形態において、その神経変性疾患は、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される。他の好ましい実施形態において、その精神障害は、注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)からなる群から選択される。他の脳障害としては、例えば、下肢静止不能症候群が挙げられる。
本発明は、神経変性障害又は精神障害であり得る脳疾患を治療する方法であって、前記哺乳動物に薬学的に有効な量の式(I)の化合物又は薬剤として許容されるその塩を投与することを含む方法をさらに提供する。本発明に従って治療することができる神経変性疾患の例としては、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病が挙げられ、その方法は、治療有効量の式(I)の化合物を対象に投与することを含む。本発明に従って治療することができる精神障害の例としては、注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)が挙げられる。治療される他の脳障害としては、例えば、下肢静止不能症候群が挙げられる。
本発明の実施形態
以下において、本発明の実施形態が開示される。第1の実施形態は、E1で示され、第2の実施形態は、E2で示される。
E1.式(I)
Figure 2021508685

(式中、
Lは、NH、CH、S及びOからなる群から選択され;
R1は、水素、直鎖状又は分岐状C1〜5アルキル、C1〜5フルオロアルキル及び飽和単環式C3〜5シクロアルキルからなる群から選択され;
R2は、すべてメチル、フッ素、ヒドロキシ、シアノ及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C3〜8シクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
R3及びR4の組み合わせは、a)及びb):
a)R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されるNHであり;
R4は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリジニル、ピリダジニル又はピリドニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、すべてオキソ、C1〜4アルキル及びC1〜4フルオロアルキルから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換され得る4、5又は6員飽和複素環であること;
b)R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたエチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されるNHであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されるNHであり;
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るピリダジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る4−ピリジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る9員二環式ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されること
から選択される)
による化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E2.式(Ia)
Figure 2021508685

(式中、
Lは、NH、CH、S及びOからなる群から選択され;
R1は、水素、直鎖状又は分岐状C1〜5アルキル、C1〜5フルオロアルキル及び飽和単環式C3〜5シクロアルキルからなる群から選択され;
R2は、すべてメチル、フッ素、ヒドロキシ、シアノ及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C3〜8シクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されるNHであり;
R4は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリジニル、ピリダジニル又はピリドニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、すべてオキソ、C1〜4アルキル及びC1〜4フルオロアルキルから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換され得る4、5又は6員飽和複素環である)
の、実施形態1による化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E3.Lは、NHである、実施形態1〜2のいずれかによる化合物。
E4.R1は、直鎖状又は分岐状C1〜3アルキルである、実施形態1〜3のいずれかによる化合物。
E5.Lは、メチルである、実施形態1〜4のいずれかによる化合物。
E6.R2は、直鎖状又は分岐状C1〜8アルキルである、実施形態1〜5のいずれかによる化合物。
E7.R2は、直鎖状又は分岐状C1〜3アルキルである、実施形態1〜6のいずれかによる化合物。
E8.R2は、イソプロピルである、実施形態7による化合物。
E9.R4は、エトキシで任意選択的に置換されるピリジニルである、実施形態2〜8のいずれかによる化合物。
E10.式(Iaa)
Figure 2021508685

(式中、
R1は、メチルであり;
R2は、イソプロピルであり;
R3は、メチルで任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたメチルであり;
R4は、エトキシで任意選択的に置換されるピリジニルである)
の、実施形態1〜2のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E11.R3における前記9員二環式ヘテロアリール置換基は、ピラゾロ[1,5−a]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジニル、2,1,3−ベンゾチアジアゾリル、イミダゾ[1,5−a]ピリジニル、イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、1,3−ベンズオキサゾリル及び[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジニルからなる群から選択される、実施形態2〜10のいずれかによる化合物。
E12.1a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
2a.N−(2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
3a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
4a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
5a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
6a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−([1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
7a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
8a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
9a.N−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
10a.N−(1,3−ベンゾオキサゾール−4−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
11a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
12a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
13a.N−(1,3−ベンゾオキサゾール−4−イルメチル)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
14a.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
15a.N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−5−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
16a.5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−(イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
からなる群から選択される、実施形態1〜2のいずれかによる化合物又はこれらの化合物のいずれかの薬剤として許容される塩。
E13.式(Ib)
Figure 2021508685

(式中、
Lは、NH、CH、S及びOからなる群から選択され;
R1は、水素、直鎖状又は分岐状C1〜5アルキル、C1〜5フルオロアルキル及び飽和単環式C3〜5シクロアルキルからなる群から選択され;
R2は、すべてメチル、フッ素、ヒドロキシ、シアノ及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C3〜8シクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたエチルであるか;又は
R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されるNHであるか;又は
Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されるNHであり;
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るピリダジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る4−ピリジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る9員二環式ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択される)
の、実施形態1による化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E14.Lは、NHである、実施例13による化合物。
E15.R1は、メチルである、実施形態13〜14のいずれかによる化合物。
E16.R2は、すべて未置換である直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C〜Cシクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択される、実施形態13〜15のいずれかによる化合物。
E17.R2は、未置換直鎖状又は分岐状C1〜4アルキルである、実施例16による化合物。
E18.R3は、すべてフッ素、C1〜3アルキル及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルである、実施形態13〜17のいずれかによる化合物。
E19.R3は、すべてフッ素、メチル及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルである、実施形態13〜17のいずれかによる化合物。
E20.R3は、フッ素、C1〜3アルキル及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルである、実施形態13〜17のいずれかによる化合物。
E21.R3は、フッ素、メチル及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルである、実施形態13〜17のいずれかによる化合物。
E22.前記5員ヘテロアリールは、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル及びチアジアゾリル及びチオフェニルから選択される、実施形態20〜21のいずれかによる化合物。
E23.R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るピリダジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択される、実施形態13〜22のいずれかによる化合物。
E24.R4は、C1〜3アルコキシで1回置換されたピリダジニルである、実施形態13〜22のいずれかによる化合物。
E25.前記C1〜3アルコキシは、前記ピリダジニルの2位に位置する、実施形態24による化合物。
E26.R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る4−ピリジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択される、実施形態13〜22のいずれかによる化合物。
E27.R4は、C1〜3アルコキシで置換された4−ピリジニルである、実施形態13〜22のいずれかによる化合物。
E28.前記C1〜3アルコキシは、前記4−ピリジニルの2位に位置する、実施形態27による化合物。
E29.R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る9員二環式ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択される、実施形態13〜22のいずれかによる化合物。
E30.R4は、メチルで任意選択的に1回置換され得る9員二環式ヘテロアリールである、実施形態13〜22のいずれかによる化合物。
E31.式(Ibb)
Figure 2021508685

(式中、
R1は、メチルであり;
R2は、直鎖状又は分岐状C1〜8アルキルであり;
R3は、すべてフッ素、C1〜3アルキル及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであるか;又は
R3は、フッ素、C1〜3アルキル及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルであり;
R4は、C1〜3アルコキシで任意選択的に1回置換され得るピリダジニルであるか;又は
R4は、C1〜3アルコキシで任意選択的に1回置換され得る4−ピリジニルであるか;又は
R4は、メチルで任意選択的に1回置換され得る9員二環式ヘテロアリールである)
の、実施形態1及び13のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E32.前記9員二環式ヘテロアリールは、インダゾリル、インドリル及びベンズオキサゾリルからなる群から選択される、実施形態13及び29〜31のいずれかによる化合物。
E33.1b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
2b.1−イソプロピル−5−(3−メトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
3b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
4b.1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシピリダジン−4−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
5b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1;
6b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2;
7b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
8b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
9b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
10b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
11b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチルピリミジン−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
12b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
13b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
14b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
15b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
16b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
17b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
18b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
19b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
20b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
21b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
22b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
23b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
24b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
25b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
26b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
27b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
28b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
29b.1−イソプロピル−5−(3−メトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
30b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
31b.1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシ−4−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
32b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1;
34b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
35b.1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
36b.1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
37b.5−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
38b.5−(1H−インドール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
39b.5−(1H−インダゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン:
からなる群から選択される、実施形態1及び13のいずれかによる化合物又はこれらの化合物のいずれかの薬剤として許容される塩。
10.1b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
2b.1−イソプロピル−5−(3−メトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
3b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
4b.1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシピリダジン−4−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
5b.(R)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン又は(S)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
6b.(R)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン又は(S)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
7b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
8b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
9b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
10b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
11b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチルピリミジン−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
12b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
13b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
14b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
15b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
16b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
17b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
18b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
19b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
20b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
21b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
22b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
23b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
24b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
25b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
26b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
27b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
28b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
29b.1−イソプロピル−5−(3−メトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
30b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
31b.1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシ−4−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
32b.(R)−5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン又は(S)−5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
34b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
35b.1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
36b.1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
37b.5−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
38b.5−(1H−インドール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
39b.5−(1H−インダゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン:
からなる群から選択される、実施形態1及び13のいずれかによる化合物又はこれらの化合物のいずれかの薬剤として許容される塩。
E35.治療において使用される、実施形態1〜34のいずれか1つの化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E36.薬物として使用される、実施形態1〜34のいずれか1つの化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E37.治療有効量の、実施形態1〜34のいずれか1つの化合物又は薬剤として許容されるその塩と、1種又は複数の薬剤として許容される担体、希釈剤及び/又は賦形剤とを含む医薬組成物。
E38.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患の治療に使用されるか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患の治療に使用される、実施形態37による医薬組成物。
E39.能動的若しくは受動的タウ免疫療法において有用な化合物、能動的若しくは受動的Aβペプチド免疫療法において有用な化合物、NMDA受容体アンタゴニスト、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、BACE阻害剤、5−HT6受容体アンタゴニスト、抗てんかん薬、抗炎症薬又は抗N3−pGlu Aβモノクローナル抗体から選択される第2の化合物をさらに含む、実施形態38による医薬組成物。
E40.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患の治療に使用される、実施形態39による医薬組成物。
E41.精神障害の治療に有用である第2の化合物をさらに含む、実施形態37に記載の医薬組成物。
E42.前記第2の化合物は、精神及び/又は認知障害の治療において式(I)の化合物と併せて使用される化合物は、以下のメカニズム:標的ドーパミンD1受容体、ドーパミンD2受容体、ドーパミンD3受容体、ホスホジエステラーゼPDE10、セロトニン5−HT2A受容体、セロトニン5−HT6受容体及びグリシントランスポーターGlyT1の1つ若しくは複数のアンタゴニスト/逆アゴニスト/負のモジュレーター/部分アゴニスト/阻害剤;又は標的KCNQチャネル、NMDA受容体、AMPA受容体及びニコチン性α−7受容体の1つ若しくは複数のアゴニスト/正のモジュレーター/部分アゴニストの1種又は複数から選択される薬理活性を有する、実施形態41による医薬組成物。
E43.前記第2の化合物は、クロザピン、リスペリドン、パリペリドン、オランザピン、クエチアピン、アミスルプリド、ジブラシドン、アリピプラゾール、ブレクスピプラゾール、アセナピン、ハロペリドール、イロペリドン、ルラシドン、クロルプロマジン、ブロナンセリン、ペルフェナジン、レボメプロマジン、スルピリド、フルフェナジン、ズクロペンチキソール、フルペンチキソール及びカリプラジンを含むリストから選択される、実施形態41による医薬組成物。
E44.注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害の治療に使用される、実施形態41〜44のいずれかによる医薬組成物。
E45.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患の治療に使用されるか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患の治療に使用される、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E46.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患の治療に使用される、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩であって、前記化合物は、能動的若しくは受動的タウ免疫療法において有用な化合物、能動的若しくは受動的Aβペプチド免疫療法において有用な化合物、NMDA受容体アンタゴニスト、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、BACE阻害剤、5−HT6受容体アンタゴニスト、抗てんかん薬、抗炎症薬又は抗N3−pGlu Aβモノクローナル抗体から選択される第2の化合物と併せて使用される、化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E47.注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害の治療に使用される、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩であって、前記化合物は、精神障害の治療において有用な第2の化合物と併せて使用される、化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E48.実施形態47に従って使用される化合物又は薬剤として許容されるその塩であって、精神障害の治療に有用である前記第2の化合物は、以下のメカニズム:標的ドーパミンD1受容体、ドーパミンD2受容体、ドーパミンD3受容体、ホスホジエステラーゼPDE10、セロトニン5−HT2A受容体、セロトニン5−HT6受容体及びグリシントランスポーターGlyT1の1つ若しくは複数のアンタゴニスト/逆アゴニスト/負のモジュレーター/部分アゴニスト/阻害剤;又は標的KCNQチャネル、NMDA受容体、AMPA受容体及びニコチン性α−7受容体の1つ若しくは複数のアゴニスト/正のモジュレーター/部分アゴニストの1種又は複数から選択される薬理活性を有する、化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E49.実施形態47に従って使用される化合物又は薬剤として許容されるその塩であって、精神障害の治療に有用である前記第2の化合物は、クロザピン、リスペリドン、パリペリドン、オランザピン、クエチアピン、アミスルプリド、ジブラシドン、アリピプラゾール、ブレクスピプラゾール、アセナピン、ハロペリドール、イロペリドン、ルラシドン、クロルプロマジン、ブロナンセリン、ペルフェナジン、レボメプロマジン、スルピリド、フルフェナジン、ズクロペンチキソール、フルペンチキソール及びカリプラジンを含むリストから選択される、化合物又は薬剤として許容されるその塩。
E50.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患を治療するか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患を治療するための方法であって、治療有効量の、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩を、それを必要とする患者に投与することを含む方法。
E51.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患を治療する方法であって、治療有効量の、能動的若しくは受動的タウ免疫療法において有用な化合物、能動的若しくは受動的Aβペプチド免疫療法において有用な化合物、NMDA受容体アンタゴニスト、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、BACE阻害剤、5−HT6受容体アンタゴニスト、抗てんかん薬、抗炎症薬又は抗N3−pGlu Aβモノクローナル抗体から選択される第2の化合物と併せて、治療有効量の、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩を、それを必要とする患者に投与することを含む方法。
E52.注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害を治療する方法であって、治療有効量の、精神障害の治療に有用な第2の化合物と併せて、治療有効量の、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩を、それを必要とする患者に投与することを含む方法。
E53.精神障害の治療に有用な前記第2の化合物は、以下のメカニズム:標的ドーパミンD1受容体、ドーパミンD2受容体、ドーパミンD3受容体、ホスホジエステラーゼPDE10、セロトニン5−HT2A受容体、セロトニン5−HT6受容体及びグリシントランスポーターGlyT1の1つ若しくは複数のアンタゴニスト/逆アゴニスト/負のモジュレーター/部分アゴニスト/阻害剤;又は標的KCNQチャネル、NMDA受容体、AMPA受容体及びニコチン性α−7受容体の1つ若しくは複数のアゴニスト/正のモジュレーター/部分アゴニストの1種又は複数から選択される薬理活性を有する、実施形態52による方法。
E54.精神障害の治療に有用な前記第2の化合物は、クロザピン、リスペリドン、パリペリドン、オランザピン、クエチアピン、アミスルプリド、ジブラシドン、アリピプラゾール、ブレクスピプラゾール、アセナピン、ハロペリドール、イロペリドン、ルラシドン、クロルプロマジン、ブロナンセリン、ペルフェナジン、レボメプロマジン、スルピリド、フルフェナジン、ズクロペンチキソール、フルペンチキソール及びカリプラジンを含むリストから選択される、実施形態52による方法。
E55.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患を治療するか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患を治療するための薬物の製造における、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩の使用。
E56.アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患の治療のための薬物の製造における、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩の使用であって、前記薬物は、能動的若しくは受動的タウ免疫療法において有用な化合物、能動的若しくは受動的Aβペプチド免疫療法において有用な化合物、NMDA受容体アンタゴニスト、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、BACE阻害剤、5−HT6受容体アンタゴニスト、抗てんかん薬、抗炎症薬又は抗N3−pGlu Aβモノクローナル抗体から選択される第2の化合物と併せて使用される、使用。
E57.注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害の治療のための薬物の製造における、実施形態1〜34のいずれかによる化合物又は薬剤として許容されるその塩の使用であって、前記薬物は、精神障害の治療に有用である第2の化合物と併せて使用される、使用。
E58.精神障害の治療に有用な前記第2の化合物は、以下のメカニズム:標的ドーパミンD1受容体、ドーパミンD2受容体、ドーパミンD3受容体、ホスホジエステラーゼPDE10、セロトニン5−HT2A受容体、セロトニン5−HT6受容体及びグリシントランスポーターGlyT1の1つ若しくは複数のアンタゴニスト/逆アゴニスト/負のモジュレーター/部分アゴニスト/阻害剤;又は標的KCNQチャネル、NMDA受容体、AMPA受容体及びニコチン性α−7受容体の1つ若しくは複数のアゴニスト/正のモジュレーター/部分アゴニストの1種又は複数から選択される薬理活性を有する、実施形態57による使用。
E59.精神障害の治療に有用な前記第2の化合物は、クロザピン、リスペリドン、パリペリドン、オランザピン、クエチアピン、アミスルプリド、ジブラシドン、アリピプラゾール、ブレクスピプラゾール、アセナピン、ハロペリドール、イロペリドン、ルラシドン、クロルプロマジン、ブロナンセリン、ペルフェナジン、レボメプロマジン、スルピリド、フルフェナジン、ズクロペンチキソール、フルペンチキソール及びカリプラジンを含むリストから選択される、実施形態57による使用。
本明細書に記載の刊行物、特許出願及び特許を含むすべての参考文献は、その全体として、且つ各参考文献が個々に及び具体的に参照により組み込まれるかのように示され且つその全体が記載されているのと同程度に(法律によって認められる最大限度まで)参照により本明細書に組み込まれる。
見出し及び小見出しは、本明細書において便宜的に使用され、本発明を限定するものと決して解釈されるべきではない。
本明細書におけるいずれかの及びすべての実施例又は例示的な用語(「例えば(for instance)」、「例えば(for example)」、「例として」及び「それ自体」など)の使用は、単に本発明をより明確にすることが意図され、別段の指定がない限り、本発明の範囲を限定するものではない。
本明細書での特許文献の引用及び組み込みは、単に便宜的に行われ、かかる特許文献の有効性、特許性及び/又は法的強制力に関するいかなる見解も反映するものではない。
本発明は、適用可能な法律によって認められる通り、本明細書に添付される特許請求の範囲に記載された主題のすべての修正形態及び均等物を包含する。
本発明の化合物
Figure 2021508685
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表1は、本発明の化合物によるPDE1の阻害のIC50値を示す。IC50値は、指定の基質濃度でPDE1酵素の阻害50%に達するのに必要な化合物の濃度(nM)を意味する。PDE1アッセイは、実験セクションに記述される。
補助実施例
表2の化合物は、置換基R1、R2、R3、R4、R5及びR6を補助するために本明細書において開示される。
Figure 2021508685
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表2は、補助実施例によるPDE1の阻害のIC50値を示す。IC50値は、指定の基質濃度でPDE1酵素の阻害50%に達するのに必要な化合物の濃度(nM)を意味する。PDE1アッセイは、実験セクションに記述される。
実験セクション
本発明の化合物の製造 − 一般的な方法
式(I)の化合物は、有機化学分野で公知の合成方法と共に、又は当業者によく知られた修正形態と共に、以下に記載の方法によって製造される。本明細書で使用される出発原料は、市販されているか、又は当技術分野で公知の慣例的な方法、例えばCompendium of Organic Synthetic Methods,Vol.I−XIII(Wiley−Interscience出版、ISSN:1934−4783)などの標準参考図書に記載の方法によって製造することができる。好ましい方法としては、限定されないが、以下の方法が挙げられる。
そのスキームは、本発明及び補助実施例の化合物の合成に有用な方法を表す。それらは、本発明の範囲を決して限定するものではない。
方法1:
Figure 2021508685

式中、R1は、式Iについて記載の通りであり、Rは、水素であるか、又はRは、式Iについて記載されるとおりである。一般式IVの化合物(スキーム1)は、一般式II及びIIIの化合物から製造することができる。
方法2:
Figure 2021508685

式中、R1は、式Iについて記載の通りであり、Rは、式Iについて記載されるR2であるか、又はp−メトキシベンジルなどの保護基である。一般式IVの化合物(スキーム2)は、文献(例えば、国際公開第2013142307号パンフレット)に記載のように一般式II、III及びVの化合物から製造することができる。
方法3:
Figure 2021508685

式中、R1は、式Iについて記載の通りであり、Rは、式Iについて記載されるR2であるか、又はRは、p−メトキシベンジルなどの保護基であり、Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。一般式VIIIの化合物(スキーム3)は、一般式IVの化合物をニトロ化し、続いて還元することによって製造することができる。一般式XIの化合物は、一般式VIIIの化合物をメチル3−クロロ−3−オキソプロパノエートと反応させ、続いてナトリウムエトキシド若しくはナトリウムメトキシドなどの塩基の存在下で閉環することによって製造することができる。一般式XIの化合物を加水分解し、脱炭酸し、続いて三塩化ホスホリル又は三臭化ホスホリルで処理することにより、一般式XIIIの化合物が得られる。
方法4:
Figure 2021508685

式中、R1及びR2は、式Iについて記載の通りであり、Rは、p−メトキシベンジルなどの保護基であり、Yは、塩素又は臭素などのハロゲンであり、Zは、塩素、臭素、ヨウ素又はメタンスルホネート基であるか、又はZは、ヒドロキシ基である。一般式XIVの化合物(スキーム4)は、一般式XIIIの化合物(ここで、Rは、保護基である)を脱保護することによって製造することができる。保護基がp‐メトキシベンジルである場合、脱保護は、トリフルオロ酢酸などの酸で処理することによって行うことができる。Zがヒドロキシ基である場合、炭酸セシウムなどの塩基の存在下において又はMitsunobu反応条件を用いて、一般式XVの化合物と一般式XIVの化合物とを反応させることにより、一般式XIIIの化合物を製造することができる。
方法5:
Figure 2021508685

式中、R1、R2、R3及びR4は、式Iについて記載の通りであり、Lは、NH、O又はSであり、Rは、ヒドロキシ基であるか、又はRは、ホウ素原子と共に4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン基を形成する。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。一般式XVIIの化合物(スキーム5)は、限定されないが、フッ化セシウム又はN,N−ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下において一般式XIIIの化合物を一般式XVIの化合物で処理することによって製造することができる。[1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドなどのパラジウム触媒の存在下において、且つ炭酸カリウム又は有機合成分野の化学者に公知の他の鈴木−宮浦カップリング反応条件下において、一般式XVII及びXVIIIの化合物から一般式Iの化合物を製造することができる。
方法6:
Figure 2021508685

式中、R1、R2、R3及びR4は、式Iについて記載のとおりであり、Rは、ヒドロキシ基であるか、又はRは、ホウ素原子と共に4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン基を形成し、Pgは、パラ−メトキシベンジなどの保護基である。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。一般式XXの化合物(スキーム6)は、限定されないが、フッ化セシウム又はN,N−ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下において、一般式XIIIの化合物を一般式XIXの化合物で処理することによって製造することができる。[1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドなどのパラジウム触媒の存在下において、且つ炭酸カリウム又は有機合成分野の化学者に公知の他の鈴木−宮浦カップリング反応条件下において、一般式XX及びXVIIIの化合物から一般式XXIの化合物を製造することができる。一般式XXIIの化合物は、一般式XXIの化合物を脱保護することによって製造することができる。保護基がp−メトキシベンジルである場合、トリフルオロ酢酸などの酸で処理することにより、脱保護を行うことができる。一般式Iの化合物は、一般式XXIIの化合物を適切なアルデヒド又はケトンで還元的アミノ化することによって製造することができる。
方法7:
Figure 2021508685

式中、R1、R2及びR3は、式Iについて記載の通りであり、Lは、NH、O又はSであり、Rはヒドロキシ基であるか、又はRは、ホウ素原子と共に4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン基を形成する。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。[1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドなどのパラジウム触媒の存在下において、且つ炭酸カリウム又は有機合成分野の化学者に公知の他の鈴木−宮浦カップリング反応条件下において、一般式XIII及びXXIIIの化合物から一般式XXIVの化合物(スキーム7)を製造することができる。限定されないが、フッ化セシウム又はN,N−ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下において一般式XXIVの化合物を一般式XVIの化合物で処理することにより、一般式XXVの化合物を製造することができる。一般式Iの化合物は、一般式XXVの化合物をナトリウムエトキシドで処理することによって製造することができる。
方法8:
Figure 2021508685

式中、式中、R1、R2、R3、R4は、式Iについて記載のとおりであり、Mは、ZnCl又はSn(R)(ここで、Rは、ブチル又はメチルなどのアルキル基である)である。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。Pd(PPhなどのパラジウム触媒の存在下又は有機合成分野の化学者に公知の他のスティル又は根岸カップリング反応条件下において、一般式XVII及びXXVIの化合物から一般式Iの化合物(スキーム8)を製造することができる。
方法9:
Figure 2021508685

式中、R1、R2、R3及びLは、式Iについて記載のとおりであり、Mは、ZnCl又はSnR(ここで、Rは、ブチル又はメチルなどのアルキル基である)である。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。R4は、式Iに記載の通りであり、R4の結合ポイントは、窒素である。配位子と併せたCuIなどの銅触媒の存在下又はキサントホスと併せたPd(dba)などのパラジウム触媒の存在下において、且つCsCOなどの塩基の存在下において、有機合成分野の化学者に公知の反応条件を用いて、一般式XVII及びXXVIIの化合物から一般式Iの化合物(スキーム9)を製造することができる。
方法10:
Figure 2021508685

式中、R1、R2及びR4は、式Iについて記載の通りであり、Lは、CHであり、R3は、すべてハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で1回又は複数回にわたって任意選択的に置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであり;又はR3は、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルである。R5は、すべてハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で1回又は複数回にわたって任意選択的に置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルであり;又はR5は、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールである。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。Xは、ヨウ素又は臭素などのハロゲンである。一般式XIIIの化合物をi−PrMgCl−LiClなどの試剤で処理し、続いてN,N−ジメチルホルムアミドで処理することにより、一般式XXVIIIの化合物(スキーム10)を製造することができる。一般式XXVIIIの化合物を1−ジアゾ−1−ジメトキシホスホリル−プロパン−2−オンなどの試薬及びCsCOなどの塩基で処理することにより、一般式XXIXの化合物を製造することができる。[1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドなどのパラジウム触媒、トリエチルアミンなどの塩基及びCuIなどの銅触媒の存在下において、有機合成分野の化学者に公知の反応条件を用いて、一般式XXIX及びXXXの化合物から一般式XXXIの化合物を製造することができる。一般式Iの化合物は、水素雰囲気下において一般式XXXIの化合物を炭素担持パラジウムで処理することによって製造することができる。
方法11:
Figure 2021508685

式中、R1、R2及びR4は、式Iについて記載の通りであり、Lは、CHであり、R3は、すべてハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で1回又は複数回にわたって任意選択的に置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたNHであり;又はLは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されるNHである。R5は、すべてハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で1回又は複数回にわたって任意選択的に置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルであり;又はR5は、ハロゲン、シアノ、C〜Cアルキル、C〜Cフルオロアルキル、C〜Cフルオロアルコキシ及びC〜Cアルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールである。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。一般式XVIIの化合物(スキーム11)は、一般式XXVIIIの化合物を一般式XXXIIの化合物で還元的アミノ化することによって製造することができる。
方法12:
Figure 2021508685

式中、R1、R2、R3及びR4は、式Iについて記載の通りであり、Lは、硫黄である。Yは、塩素又は臭素などのハロゲンである。Pgは、6−メチルヘプチルプロパノ−3−エートなどの保護基である。Lgは、塩素、臭素、ヨウ素、4−メチルベンゼンスルホネート又はメタンスルホネートなどの脱離基である。一般式XXXIIIの化合物(スキーム12)は、ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下において、6−メチルヘプチル3−メルカプトプロパノエートなどの試薬で一般式XIIIの化合物を処理することによって製造することができる。一般式XXXIVの化合物は、方法5、8及び9に記載される方法と同じ方法によって製造することができる。カリウムt−ブトキシドなどの塩基を使用して一般式XXXIVの化合物を脱保護し、続いて一般式XXXVIの化合物でアルキル化することにより、一般式Iの化合物を製造することができる。
方法13:
Figure 2021508685

式中、R1、R2、R3及びR4は、式Iについて記載の通りであり、Lは、NHである。Pgは、p−メトキシベンジルなどの保護基であり、Lgは、塩素、臭素、ヨウ素、4−メチルベンゼンスルホネート又はメタンスルホネートなどの脱離基である。一般式XXXVIIの化合物(スキーム13)は、水素化ナトリウムなどの塩基で一般式XXIの化合物を脱プロトン化し、続いて一般式XXXVIの化合物でアルキル化することによって製造することができる。Pgがp−メトキシベンジルである場合、有機合成分野の化学者に公知の反応条件を用いて、例えばトリフルオロ酢酸で処理することにより、保護基(Pg)の除去によって一般式Iの化合物を製造することができる。
LC−MS法
方法A:ELS検出器を備えたAgilent 1200LCMSシステムを使用した。Phenomenex Luna−C18、5μm;2.0×50mm;カラム温度:50℃;溶媒システム:A=水/トリフルオロ酢酸(99.9:0.1)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.95:0.05);方法:直線勾配溶出(4.0分でA:B=90:10〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法B:ELS検出器を備えたAgilent 1200LCMSシステムを使用した。カラム:Waters XBridge ShieldRP18、2.1×50mm、5μm;カラム温度:40℃;溶媒システム:A=水/アンモニア(99.95:0.05)及びB=アセトニトリル;方法:直線勾配溶出(4.0分でA:B=95:5〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法C:ELS検出器を備えたAgilent 1200LCMSシステムを使用した。Phenomenex Luna−C18、5μm;2.0×50mm;カラム温度:50℃;溶媒システム:A=水/トリフルオロ酢酸(99.9:0.1)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.95:0.05);方法:直線勾配溶出(4.0分でA:B=99:1〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法D:Waters Acquity UPLC−MSを使用した。カラム:Acquity UPLC BEH C18 1.7μm;2.1×50mm;カラム温度:60℃;溶媒システム:A=水/トリフルオロ酢酸(99.965:0.035)及びB=アセトニトリル/水/トリフルオロ酢酸(94.965:5:0.035);方法:直線勾配溶出(1.0分でA:B=90:10〜0:100、流量1.2mL/分)。
方法E:Waters Acquity UPLC−MSを使用した。カラム:Acquity UPLC BEH C18 1.7μm;2.1×50mm;カラム温度:60℃;溶媒システム:A=水/ギ酸(99.9:0.1)及びB=アセトニトリル/水/ギ酸(94.9:5:0.1);方法:直線勾配溶出(1.0分でA:B=90:10〜0:100、流量1.2mL/分)。
方法F:ELS検出器を備えたAgilent 1200LCMSシステムを使用した。カラム:Waters XBridge ShieldRP18、2.1×50mm、5μm;カラム温度:40℃;溶媒システム:A=水/アンモニア(99.95:0.05)及びB=アセトニトリル;方法:直線勾配溶出(3.4分でA:B=85:15〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法G:ELS検出器を備えたAgilent 1200LCMSシステムを使用した。カラム:Agilent TC−C18 5μm;2.1×50mm;カラム温度:50℃;溶媒システム:A=水/トリフルオロ酢酸(99.9:0.1)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.95:0.05);方法:直線勾配溶出(4.0分でA:B=99:1〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法H:ELS検出器を備えたAgilent 1200 LCMSシステムを使用した。カラム:Waters XBridge ShieldRP18、2.1×50mm、5μm;カラム温度:40℃;溶媒システム:A=水/アンモニア(99.95:0.05)及びB=アセトニトリル;方法:直線勾配溶出(3.4分でA:B=70:30〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法I:ELS検出器を備えたAgilent 1200LCMSシステムを使用した。Phenomenex Luna−C18、5μm;2.0×50mm;カラム温度:50℃;溶媒システム:A=水/トリフルオロ酢酸(99.9:0.1)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.95:0.05);方法:直線勾配溶出(3.4分でA:B=75:25〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法J:Waters Autopurificationを使用した。カラム:XSelect CSH C18 3.5ミクロン、4.6×50mm;カラム温度:25℃;溶媒システム:A=水/ギ酸(99.9:0.1)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.9:0.1);方法:直線勾配溶出(2.5分でA:B=97:3〜10:90及び流量2.5mL/分)。
方法K:Waters Autopurificationを使用した。カラム:XSelect CSH C18 3.5ミクロン、4.6×50mm;カラム温度:25℃;溶媒システム:A=水/ギ酸(99.9:0.1)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.9:0.1);方法:直線勾配溶出(2.5分でA:B=97:3〜10:90、次いで1分間、A:B=10:90)。流量は2.5mL/分であった。
方法L:ELS検出器を備えたAgilent 1200 LCMSシステムを使用した。Waters Xbridge−C18、50×2mm;カラム温度:50℃;溶媒システム:A=水/トリフルオロ酢酸(99.96:0.04)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.98:0.02);方法:直線勾配溶出(3.4分でA:B=99:1〜0:100、流量0.8mL/分)。
方法M:ELS検出器を備えたAgilent 1200 LCMSシステムを使用した。Waters Xbridge−C18、50×2mm;カラム温度:50℃;溶媒システム:A=水/トリフルオロ酢酸(99.96:0.04)及びB=アセトニトリル/トリフルオロ酢酸(99.98:0.02);方法:直線勾配溶出(3.4分でA:B=99:1〜0:100、流量0.8mL/分)。
中間体(本発明及び補助実施例の化合物の):
エチル3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

エタノール(400mL)中のエチル2,4−ジオキソペンタノエート(20g、126mmol、18mL)及びヒドラジン含水化合物(6.96g、139mmol、6.76mL)の溶液を0℃で1時間攪拌した。その混合物を濃縮して、エチル3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(19g、123mmol、収率97%)を得た。
エチル1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

DMF(200mL)中のエチル3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(19.5g、126mmol)の溶液にMeSO(23.8g、189mmol、17.9mL)を添加した。混合物を80℃で18時間攪拌した。0℃に冷却した後、混合物を氷で希釈し、次いでアンモニア水(25%)を添加して、pHを8に調整した。次いで、混合物を酢酸エチル(300mL×3)で抽出し、合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ、濃縮した。石油エーテル:酢酸エチル=5:1のフラッシュクロマトグラフィーによって粗混合物を精製し、エチル1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(15g、89mmol、収率71%)を得た。
エチル2−(メトキシイミノ)−4−オキソペンタノエートの製造
Figure 2021508685

エタノール(150mL)中のエチル2,4−ジオキソペンタノエート(27g、171mmol、24mL)及びメトキシルアミン(15g、179mmol、13.6mL)の混合物を25℃で18時間、窒素雰囲気下で攪拌した。混合物を濃縮した。石油エーテル:酢酸エチル=10:1のフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーによって粗混合物を精製し、エチル2−(メトキシイミノ)−4−オキソペンタノエート(19.9g、103mmol、収率60%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz):δ 4.34(q,J=6.8Hz,2H),4.07(s,3H),3.71(s,2H),2.21(s,3H),1.35(d,J=7.6Hz,3H).
エチル1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

エタノール(200mL)中のエチル2−(メトキシイミノ)−4−オキソペンタノエート(14.6g、78.0mmol)の溶液にイソプロピルヒドラジン塩酸塩(17.25g、156mmol)を添加した。その混合物を80℃で18時間攪拌した。混合物を濃縮した。飽和NaHCO水溶液を残留物に添加し、pHを7に調整した。次いで、混合物を酢酸エチルジクロロメタン(100mL×3)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。石油エーテル:酢酸エチル=10:1のフラッシュシリカゲルグラフィーによって粗混合物を精製し、エチル1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(12.3g、62.7mmol、収率80%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz):δ 6.59(s,1H),5.41−5.44(m,1H),4.35−4.29(m,2H),2.29(s,3H),1.48(d,J=6.8Hz,6H),1.39−1.35(m,3H).
エチル1−イソプロピル−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

TFA(80mL)中のエチル1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(8g、40.8mmol)及び(2,2,2−トリフルオロアセチル)2,2,2−トリフルオロアセテート(59.9g、285.4mmol、39.7mL)の溶液に硝酸アンモニウム(6.5g、81.5mmol、3.8mL)を0℃でゆっくりと添加した。混合物を20℃で18時間攪拌した。溶液を0℃に冷却し、次いでKCO水溶液で中和し、生成物を酢酸エチル:ジクロロメタン=40:1(205mL×4)で抽出した。合わせた有機層をブライン(150mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮し、エチル1−イソプロピル−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(9.8g)を得た。
エチル1−エチル−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチルヒドラジンから同様に製造した。
エチル1−シクロプロピル−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをシクロプロピルヒドラジンから同様に製造した。
(±)−エチル1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートを(±)−sec−ブチルヒドラジン塩酸塩から同様に製造した。
エチル3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

0℃の発煙硝酸(140g、2.2mol、100mL)にエチル3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(12g、78mmol)を分けて添加した。混合物を15℃で16時間攪拌した。混合物を氷(200g)に注ぎ、KCO飽和水溶液によってpH7に調整した。混合物を酢酸エチル(500mL×2)で抽出した。有機層をHO(500mL)、ブライン(500mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、エチル3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(13g、65mmol、収率84%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 11.41(brs,1H),4.47−4.42(m,2H),2.64(s,3H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).
エチル1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート及びエチル1−(4−メトキシベンジル)−5−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−3−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

無水DMF(50mL)中のエチル3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(4.40g、22.1mmol)の溶液に1−(クロロメチル)−4−メトキシベンゼン(4.15g、26.5mmol、3.6mL)及びKCO(6.11g、44.2mmol)を添加した。混合物を15℃で16時間攪拌した。混合物を濃縮し、水(20mL)を添加した。混合物を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL×2)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中に酢酸エチル0〜50%)によって残留物を精製し、エチル1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(2.80g、8.77mmol、収率40%)及びエチル1−(4−メトキシベンジル)−5−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(3.50g、11mmol、収率50%)を得た。
エチル4−アミノ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

酢酸エチル(200mL)中のエチル1−イソプロピル−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(10.23g、42.41mmol)の溶液に窒素下でPd−C(10%、2.0g、湿潤)を添加した。真空下で懸濁液を脱気し、水素で数回パージした。混合物を水素(30psi)において40℃で18時間攪拌した。混合物を濾過し、酢酸エチル(150ml×3)で残留物を洗浄し、合わせた濾液を濃縮し、エチル4−アミノ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(8.96g)を得た。
エチル4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
エチル4−アミノ−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル1−エチル−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
エチル4−アミノ−1−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル1−シクロプロピル−3−メチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
エチル4−アミノ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル1,3−ジメチル−4−ニトロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
(±)−エチル4−アミノ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートを(±)−エチル1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
エチル1−イソプロピル−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(150mL)中のエチル4−アミノ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(7.96g、37.7mmol)の溶液にメチル3−クロロ−3−オキソプロパノエート(5.14g、37.7mmol、4.02mL)を添加した。混合物を50℃で45分間攪拌した。反応混合物を室温に冷却した後、混合物をクロロメタン(200mL)とNaHCO飽和水溶液(100mL)との間で分配し、水相をジクロロメタン(100mL×2)で抽出し、合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮して、エチル1−イソプロピル−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(11.7g、37mmol、収率>95%)を得た。
エチル4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル4−アミノ−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
エチル1−エチル−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル4−アミノ−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
エチル1−シクロプロピル−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル4−アミノ−1−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
エチル4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートをエチル4−アミノ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
(±)−エチル1−(sec−ブチル)−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートを(±)−エチル4−アミノ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
メチル5,7−ジヒドロキシ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

エタノール(200mL)中のエチル1−イソプロピル−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(12.5g、40mmol)の溶液にNaOEt(5.45g、80mmol)を添加した。混合物を20℃で1時間攪拌した。混合物を濃縮した。さらに濾過することなく、粗生成物(10.62g)を次の工程で使用した。
メチル5,7−ジヒドロキシ−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートをエチル4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
メチル1−エチル−5,7−ジヒドロキシ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートをエチル1−エチル−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
メチル1−シクロプロピル−5,7−ジヒドロキシ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートをエチル1−シクロプロピル−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
メチル5,7−ジヒドロキシ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートをエチル4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
(±)−メチル1−(sec−ブチル)−5,7−ジヒドロキシ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートを(±)−エチル1−(sec−ブチル)−4−(3−メトキシ−3−オキソプロパンアミド)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートから同様に製造した。
1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール
Figure 2021508685

NaOH(2N、150mL)水溶液中のメチル5,7−ジヒドロキシ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレート(10.62g、40.04mmol)の混合物を110℃で6時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、次いでKHSO飽和水溶液を添加した、pHを約2〜3に調整した。得られた混合物を濾過し、残留物を水(50mL×3)で洗浄し、乾燥させて、1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール(7g、32.43mmol、収率81%)を得た。H NMR(DMSO−d 400MHz)δ 11.02(brs,1H),5.50(s,1H),5.11−5.08(m,1H),2.24(s,3H),1.37(d,J=6.8Hz,6H).
1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオールをメチル5,7−ジヒドロキシ−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートから同様に製造した。
1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオールをメチル1−エチル−5,7−ジヒドロキシ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートから同様に製造した。
1−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオールをメチル1−シクロプロピル−5,7−ジヒドロキシ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートから同様に製造した。
1,3−ジメチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオールを1−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオールから同様に製造した。
(±)−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオールを(±)−メチル1−(sec−ブチル)−5,7−ジヒドロキシ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−カルボキシレートから同様に製造した。
5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン
Figure 2021508685

三塩化ホスホリル(30mL)中の1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール(3.50g、16.9mmol)の混合物を80℃で18時間攪拌した。混合物を85℃でさらに1時間攪拌した。混合物を濃縮し、次いで水(50mL)をゆっくりと添加し、続いてNaHCO飽和水溶液を添加して、pHを7に調整した。水相を酢酸エチル(70mL×3)で抽出し、合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=20:1)によって粗生成物を精製し、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(3.50g、14.3mmol、収率85%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.28(s,1H),5.48−5.41(m,1H),2.62(s,3H),1.57(d,J=4.8Hz,6H).
以下の化合物を同様の手法で製造した。
Figure 2021508685

1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール及びホスホリルトリブロミドからの5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.60(s,1H),5.61−5.55(m,1H),2.63(s,3H),1.57(d,J=6.4Hz,6H).
Figure 2021508685

1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール及びホスホリルトリブロミドからの5,7−ジブロモ−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。
Figure 2021508685

1,3−ジメチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール及び三塩化ホスホリルからの5,7−ジクロロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.29(s,1H),4.29(s,3H),2.60(s,3H).
Figure 2021508685

(±)−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール及びホスホリルトリブロミドからの(±)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。
Figure 2021508685

1−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール及びホスホリルトリブロミドからの5,7−ジブロモ−1−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.63(s,1H),3.99−3.88(m,1H),2.57(s,3H),1.41−1.38(m,2H),1.22−1.19(m,2H).
Figure 2021508685

1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5,7−ジオール及びホスホリルトリブロミドからの5,7−ジブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。
5,7−ジブロモ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

TFA(5mL)中の5,7−ジブロモ−1−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(650mg、1.58mmol)の溶液を80℃で2時間加熱した。混合物を濃縮し、残留物をHO(5mL)に溶解した。NaHCO飽和水溶液で混合物をpH7に調整し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、5,7−ジブロモ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(450mg、1.55mmol、収率98%)を得た。
5,7−ジブロモ−3−メチル−1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

無水DMF(10mL)中の5,7−ジブロモ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(340mg、1.17mmol)の溶液に3−ヨードオキセタン(323mg、1.76mmol)及びCsCO(762mg、2.34mmol)を添加した。マイクロ波下において混合物を100℃で1時間加熱した。混合物を濃縮し、水(20mL)を添加した。混合物を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL×2)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中に酢酸エチル0〜50%)によって残留物を精製し、5,7−ジブロモ−3−メチル−1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(200mg、収率49%)を得た。
(−)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び(+)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

SFCによって2回にわたって(±)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(2.2g、6.34mmol)を精製し、(+)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(800mg)(Rt=6.25分)及び(−)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(900mg)(Rt=6.28分)を得た。
(+)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 7.60(s,1H),5.41−5.32(m,1H),2.63(s,3H),2.13−2.07(m,1H),1.87−1.83(m,1H),1.54(d,J=6.4Hz,3H),0.79(t,J=7.6Hz,3H).SFC−MS:t=6.25分,ee%=100%;[α] 20=2.60(c=1.0,ジクロロメタン).
(−)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 7.60(s,1H),5.41−5.32(m,1H),2.63(s,3H),2.13−2.07(m,1H),1.87−1.83(m,1H),1.55(d,J=6.8Hz,3H),0.79(t,J=7.6Hz,3H).SFC−MS:t=6.5分,ee%=97.87%;[α] 20=−2.90(c=1.0,ジクロロメタン).
SFC条件1:
装置:Thar SFC1;カラム:(s,s)WHELK−O1(250mm×30mm、5μm);移動相:A:超臨界CO、B:イソプロピルアルコール(0.1%NHO)、60ml/分においてA:B=85:15;カラム温度:38℃;ノズル圧力:100バール;ノズル温度:60℃;蒸発器温度:20℃;トリマー温度:25℃;波長:220nm
SFC条件2:
装置:Thar SFC−13;カラム:(s,s)WHELK−O1(250mm×30mm、5μm);移動相:A:超臨界CO、B:イソプロピルアルコール(0.1%NHO)、60ml/分においてA:B=85:15;カラム温度:38℃;ノズル圧力:100バール;ノズル温度:60℃;蒸発器温度:20℃;トリマー温度:25℃;波長:220nm
4,6−ジブロモ−2−メチルピリジン−3−アミンの製造
Figure 2021508685

MeOH(200mL)中の6−ブロモ−2−メチルピリジン−3−アミン(24g、128mmol)及びAcOH(14.7mL257mmol)の溶液を0℃に冷却し、Br(36.9g、230.9mmol、11.9mL)を添加し、0℃で5時間攪拌した。NaSO飽和水溶液(500mL)で混合物をクエンチし、酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。有機層をブライン(200mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、真空内で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=2:1)によって残留物を精製し、4,6−ジブロモ−2−メチルピリジン−3−アミン(30g、収率87%)を得た。
5,7−ジブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

AcOH(30mL)及びトルエン(200mL)中の4,6−ジブロモ−2−メチルピリジン−3−アミン(15.0g、56.4mmol)及びAcOK(13.8g、141mmol)の溶液に亜硝酸イソペンチル(13.2g、112.8mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間攪拌し、次いで60℃で19時間攪拌した。混合物を真空内で濃縮し、水(300mL)で希釈し、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。ブライン(100mL)で有機層を洗浄し、NaSOで乾燥させ、真空内で濃縮して、5,7−ジブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(5.4g、収率30%)を得た。
5,7−ジブロモ−1−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

無水DMF(10mL)中の5,7−ジブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(1g、3.6mmol)及びCsCO(12.4g、7.2mmol)の混合物にヨードエタン(0.8g、5.4mmol)を添加した。混合物を0℃で0.5時間攪拌した。混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機層を水(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、真空内で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1〜5:1)によって残留物を精製し、5,7−ジブロモ−1−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(0.56g、収率51%)を得た。H NMR(DMSO−d 400MHz)δ 8.37(s,1H),7.98(s,1H),4.72(q,J=7.2Hz,2H),1.42(t,J=7.2Hz,3H).
以下の化合物を同様の手法で製造した。
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び2−ヨードプロパンからの5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。H NMR(DMSO−d 400MHz)δ 8.36(s,1H),7.94(s,1H),5.62−5.55(m,1H),1.49(d,J=6.0Hz,6H).
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び1−ヨードプロパンからの5,7−ジブロモ−1−プロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 8.14(s,1H),7.64(s,1H),4.67(t,J=7.2Hz,2H),1.98−1.89(m,2H),0.94(t,J=7.6Hz,3H)
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及びヨードメタンからの5,7−ジブロモ−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 8.13(s,1H),7.64(s,1H),4.38(s,3H).
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び(±)−2−ヨードブタンからの(±)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン。
(+)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び(−)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

SFC(AD(250mm50mm、10μm);移動相:[イソプロピルアルコール中にNHO 0.1%];B%:20%〜20%、分)によってカラムで(±)−5,7−ジブロモ−1−sec−ブチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(5.2g、15.6mmol)を分離した。
(+)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(2.5g)(Rt=3.137分)([α] 20=1.40)(c=1.0,エタノール)。
(−)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(2.5g)(Rt=2.808分)([α] 20=−1.60)(c=1.0,エタノール)。
5−クロロ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

NMP(5mL)中の5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(100mg、410μmol)及び(4−メトキシフェニル)メタンアミン(67mg、492μmol、64μL)の溶液にCsF(124mg、819μmol、30μL)を添加した。混合物を100℃で18時間攪拌した。水(20mL)を添加し、混合物を濾過し、真空内で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)によって粗混合物を精製し、5−クロロ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(80mg、215μmol、収率53%)を得た。
H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.32(d,J=8.4Hz,2H),6.95(d,J=8.4Hz,2H),6.39(s,1H),4.79(brs,1H),4.70−4.63(m,1H),4.39(d,J=4.4Hz,2H),3.85(s,3H),2.56(s,3H),1.57(d,J=6.4Hz,6H).
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

ジオキサン(2mL)及びHO(0.5mL)中の5−クロロ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(60mg、174μmol)の溶液にPd(1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン)Cl(25mg、35μmol)及びCsCO(141.72mg、435μmol)及び(2−エトキシピリジン−3−イル)ボロン酸(52mg、313μmol)を添加した。マイクロ波照射下において100℃で1時間、混合物を攪拌した。水(30mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:1〜0:1)によって粗混合物を精製し、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、収率67%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 8.27−8.25(m,1H),8.17−8.16(m,1H),7.32(d,J=8.8Hz,2H),7.22(s,1H),7.03−7.00(m,1H),6.95(d,J=8.4Hz,2H),4.81−4.76(m,1H),4.65(brs,1H),4.47−4.41(m,4H),3.84(s,3H),2.65(s,3H),1.60(d,J=6.4Hz,6H),1.36(t,J=7.2Hz,3H).
以下の化合物を同様の手法で製造した。
5−ブロモ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び(2−フルオロピリジン−3−イル)ボロン酸から製造された5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−クロロ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)ボロン酸から製造された3−(1−イソプロピル−7−((4−メトキシベンジル)アミノ)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2(1H)−オン
Figure 2021508685
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

TFA(15mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(1.25g、2.90mmol)の溶液を60℃で18時間攪拌した。混合物を濃縮し、酢酸エチル(200mL)に残留物を溶解した。得られた混合物をNaHCO(30mL)飽和水溶液、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1〜2:1)によって粗混合物を精製し、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(900mg、収率96%)を得た。
以下の化合物を同様の手法で製造した。
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(+)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

(−)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

(+)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

(−)−5,7−ジブロモ−1−(sec−ブチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された1−イソプロピル−5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された5−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

3−(1−イソプロピル−7−((4−メトキシベンジル)アミノ)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2(1H)−オンから製造された3−(7−アミノ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2(1H)−オン
Figure 2021508685
エチル3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(40mL)中のエチル2−クロロ−2−オキソアセテート(1g、13.5mmol)及びピリジン(4.27g、54mmol、4.36mL)の溶液に15〜20℃でN’−ヒドロキシアセトイミドアミド(2.40g、17.5mmol、1.96mL)を添加した。その溶液を50℃で14時間攪拌した。反応混合物を冷却し、飽和NHCl水溶液(30mL)でクエンチした。水相をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、飽和NaHCO水溶液(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、エチル3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルボキシレート(2.80g、収率44%)を得た。
(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(10mL)及びエタノール(10mL)中のエチル3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルボキシレート(2.10g、13.5mmol)の溶液に0℃でNaBH(1.02g、26.9mmol)を添加した。その混合物を0℃で1時間攪拌した。混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチし、真空内で濃縮した。残留物をジクロロメタン(50mL)に溶解し、濾過した;濾液をNaSOで乾燥させ、真空内で濃縮し、(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メタノール(800mg、収率52%)を得た。
3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

無水ジクロロメタン(5mL)中の塩化オキサリル(267mg、2.10mmol、184μL)の溶液を−78℃に冷却し、次いでDMSO(219mg、2.80mmol)を添加した混合物を−78℃で15分間攪拌した。ジクロロメタン(0.5mL)中の(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メタノール(80mg、0.70mmol)の溶液を−78℃で添加した。混合物を−78℃で1時間攪拌した。次いで、トリエチルアミン(0.58mL、4.2mmol)を−78℃で添加した。混合物を20℃に温め、20℃で1時間攪拌した混合物を1N HCl水溶液(5mL)に注いだ。混合物をジクロロメタン(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、楊淑して、3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルバルデヒド(80mg)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 9.97(s,1H),2.55(s,3H).
1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(10mL)中の(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メタノール(400mg、3.54mmol)及びヨードベンゼンジアセテート(1.25g、3.89mmol)の混合物にTEMPO((2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−イル)オキシル)(56mg、354μmol)を添加した。その混合物を15〜20℃で2時間攪拌した。混合物を真空内で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:2)によって精製し、1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒド(300mg、2.70mmol、収率76%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 10.01(s,1H),8.19(s,1H),4.06(s,3H).
エチル2−(2−アセチルヒドラジニル)−2−オキソアセテートの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(150mL)中のアセトヒドラジド(5g、67mmol)の溶液にN−エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリン(16.7g、67mmol)を添加した。混合物を15℃で10分間攪拌した。次いで、エチル2−クロロ−2−オキソアセテート(9.22g、67.5mmol、7.56mL)を混合物に一滴ずつ添加した。混合物を15℃で16時間攪拌した。混合物をHO(100mL)で洗浄し、ジクロロメタン(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、真空下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって精製し、エチル2−(2−アセチルヒドラジニル)−2−オキソアセテート(9.30g、収率79%)を得た。
エチル5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

THF(100mL)中のエチル2−(2−アセチルヒドラジニル)−2−オキソアセテート(3g、17mmol)の溶液にローソン試薬(7.66g、19mmol)を添加した。混合物を75℃で3時間攪拌した。混合物を酢酸エチル(500mL)で希釈し、脱色性(decolourising)木炭約40gを添加した。その混合物を18℃で16時間攪拌した。混合物を濾過した。濾液を真空下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル:酢酸エチル=3:7)によって精製し、エチル5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボキシレート(921mg、収率28%)を得た。
5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

無水THF(5mL)中のエチル5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−カルボキシレート(400mg、2.32mmol)の溶液にDIBAL−H(ジイソブチルアルミニウムヒドリド)(トルエン中1M、6.97mL)を添加した。混合物を−40℃で1時間攪拌した。混合物を飽和NHCl水溶液(5mL)で洗浄し、濾過した。溶液をジクロロメタン(15mL×3)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、真空下で濃縮した。残留物を分取TLC(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)で精製し、5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−カルバルデヒド(123mg、収率41%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 10.19(s,1H),2.92(s,3H).
(5−メチルチオフェン−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(10mL)中の5−メチルチオフェン−3−カルボン酸(300mg、2.11mmol)の溶液に0℃でゆっくりとLiAlH(120mg、3.17mmol)を添加した。混合物を2−℃で2時間攪拌した。水(0.3mL)を0℃で添加し、反応混合物をクエンチし、続いて15%NaOH水溶液(0.3mL)を添加した。酢酸エチル(50mL)を混合物に添加し、その混合物を濾過し、残留物を酢酸エチル(20mL×2)で洗浄した。合わせた濾液をNaSOで乾燥させ、濃縮し、(5−メチルチオフェン−3−イル)メタノール(270mg)を得た。
(5−メチルオキサゾール−2−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

エタノール(10mL)中のエチル5−メチルオキサゾール−2−カルボキシレート(500mg、3.22mmol)の反応混合物に攪拌しながら20℃でNaBH(609mg、16.10mmol)を添加した。次いで、得られた溶液を20℃で3時間攪拌した。反応を水(50mL)によってクエンチし、次いで減圧下で濃縮して、エタノールを除去した。酢酸エチル(50mL×3)によって残留物を抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮して、(5−メチルオキサゾール−2−イル)メタノール(364mg)を得た。
5−メチルチオフェン−3−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(10mL)中の(5−メチルチオフェン−3−イル)メタノール(270mg、2.11mmol)の溶液にデス・マーチン(Dess−Martin)試薬(1,1,1−トリアセトキシ−1,1−ジヒドロ−1,2−ベンズヨードキソール−3(1H)−オン)(1.07g、2.53mmol)を添加した。混合物を20℃で1時間攪拌した。混合物を濾過し、残留物をジクロロメタン(30mL)で洗浄し、合わせた有機層を濃縮した。粗混合物をフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)によって精製し、5−メチルチオフェン−3−カルバルデヒド(180mg、1.43mmol、収率68%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 9.81(s,1H),7.89(s,1H),7.20(s,1H),2.51(s,3H).
同様の手法で以下の化合物を製造した。
(5−メチルオキサゾール−2−イル)メタノールからの5−メチルオキサゾール−2−カルバルデヒド
(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メタノールからの3−メチルイソキサゾール−5−カルバルデヒド
(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノールからの5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒド
(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−3−イル)メタノールからの1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−3−カルバルデヒド
1−((1−アミノエチル)チオ)−3−クロロプロパン−2−オンの製造
Figure 2021508685

アセトン(7mL)中のエタンチオアミド(1g、13.3mmol)の溶液をアセトン(5mL)中の1,3−ジクロロプロパン−2−オン(1.69g、13.3mmol、1.66mL)の溶液に20℃で一滴ずつ添加し、20℃で12時間攪拌した。混合物を濾過し、濾過ケークをアセトン(10mL×3)で洗浄し、1−((1−アミノエチル)チオ)−3−クロロプロパン−2−オンを得た。
4−(クロロメチル)−2−メチルチアゾールの製造
Figure 2021508685

エタノール(30mL)中の1−((1−アミノエチル)チオ)−3−クロロプロパン−2−オン(3g、17.9mmol)の混合物を80℃で2時間攪拌した。混合物を真空内で濃縮し、4−(クロロメチル)−2−メチルチアゾール(2.9g)を得た。
2−((2−メチルチアゾール−4−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン
Figure 2021508685

無水DMF(30mL)中の4−(クロロメチル)−2−メチルチアゾール(2.80g、19.0mmol)及びイソインドリン−1,3−ジオンの混合物にKCO(1.31g、9.49mmol)を添加した。混合物を100℃で0.5時間攪拌した。混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。有機層を水(30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、真空内で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1〜2:1)によって残留物を精製し、2−((2−メチルチアゾール−4−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン(3.29g)を得た。
(2−メチルチアゾール−4−イル)メタンアミンの製造
Figure 2021508685

エタノール(10mL)中の2−((2−メチルチアゾール−4−イル)メチル)イソインドリン−1,3−ジオン(1g、3.87mmol)及びヒドラジン含水化合物(291mg、5.81mmol、282μL)の混合物を20℃で0.5時間攪拌した。混合物を真空内で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=0:1〜10:1)によって精製し、(2−メチルチアゾール−4−イル)メタンアミン(330mg)を得た。
ベンジル(シアノメチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

O(100mL)中の2−アミノアセトニトリル塩酸塩(5g、54.0mmol)、NaHCO(18.16g、216mmol)及びジオキサン(50mL)の混合物を0℃で攪拌した。次いで、トルエン(10mL)中のベンジルカルボノクロリデート(11.06g、64.8mmol、9.22mL)の溶液を0℃で添加し、20℃で12時間攪拌した。混合物を水(100mL)に注ぎ、水相を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ベンジル(シアノメチル)カルバメート(1.70g)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz):7.40−7.31(m,5H),5.35−5.13(m,3H),4.16−4.12(m,2H).
ベンジル((2H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

O(4mL)中のベンジル(シアノメチル)カルバメート(200mg、1.05mmol)、アジ化ナトリウム(250mg、3.85mmol)、二臭化亜鉛(118mg、525μmol)及びイソプロピルアルコール(2mL)の混合物を100℃で24時間攪拌した。混合物を水(50mL)に注ぎ、pH=2になるまでKHSO(水溶)を添加した。水相を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(10mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10/1〜3/1)よって精製し、ベンジル((2H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバメート(200mg)を得た。
ベンジル((2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

DMF(20mL)中のベンジル((2H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバメート(1g、4.29mmol)及びKCO(1.19g、8.58mmol)の混合物にCHI(0.91g、6.4mmol)を0℃で添加し、反応混合物を30℃で12時間攪拌した。混合物を濾過し、濾液を真空内で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10/1〜3/1)よって精製し、ベンジル((2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバメート(400mg)を得た。
(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メタンアミンの製造
Figure 2021508685

MeOH(10mL)中のベンジル((2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メチル)カルバメート(250mg、1.0mmol)の溶液にN下でPd/C(10%、湿潤)(10mg)を添加した。懸濁液を真空内で脱気し、Hで数回パージした。混合物をH(15psi)下において25℃で12時間攪拌した。混合物を濾過し、濾液を真空下で濃縮し、(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メタンアミン(120mg、粗製)を得た。
m−トリルメタンアミン塩酸塩の製造
Figure 2021508685

NH/MeOH(7M、1mL)中の3−メチルベンズアルデヒド(500mg、4.16mmol、490.20μL)の混合物を80℃で14時間攪拌した。次いで、NaBH(315mg、8.32mmol)を添加し、反応混合物を20℃で1時間攪拌した。混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。有機層を水(10mL)、ブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、真空内で濃縮した。残留物を分取HPLCによって精製し、m−トリルメタンアミン(370mg)をHCl塩として得た。
p−トリルメタノールの製造
Figure 2021508685

無水THF(100mL)中のLiAlH(5.56g、147mmol)の懸濁液に無水THF(50mL)中のメチル4−メチルベンゾエート(11g、73.3mmol)の溶液を添加し、得られた混合物を0℃で1時間攪拌した。HO(5mL)、15%NaOH(5mL)水溶液、HO(8mL)を0℃で添加することによって反応混合物をクエンチし、無水NaSO8gを添加し、反応混合物を濾過した。濾過ケーキをさらなるTHF(80mL×3)で洗浄した。合わせた有機層を濃縮し、p−トリルメタノール(8.30g、収率93%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.26(d,J=8.0Hz,2H),7.18(d,J=7.6Hz,2H),4.65(d,J=5.2Hz,2H),2.36(s,3H).
1−(ブロモメチル)−4−メチルベンゼンの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(200mL)中のp−トリルメタノール(8.30g、68mmol)の溶液にントリブロモホスファン(20.2g、74.7mmol)を添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。反応混合物をHO(10mL)に注ぎ、ジクロロメタン(25mL)でクエンチした。有機相を分離し、ブライン(10mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、1−(ブロモメチル)−4−メチルベンゼン(12.5g、収率99%)を得た。111H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.29(d,J=7.6Hz,2H),7.16(d,J=7.6Hz,2H),4.50(s,2H),2.36(s,3H).
2−(4−メチルベンジル)イソインドリン−1,3−ジオンの製造
Figure 2021508685

DMF(30mL)中の1−(ブロモメチル)−4−メチルベンゼン(5g、27mmol)の溶液にカリウム1,3−ジオキソイソインドリン−2−イデ(ide)(7.51g、40.5mmol)を添加した。混合物を100℃で14時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、DMFを除去した。カラムクロマトグラフィー(SiO2石油エーテル:酢酸エチル=0〜20%)によって残留物を精製し、2−(4−メチルベンジル)イソインドリン−1,3−ジオン(5.50g、収率81%)を得た。H NMR(クロロホルム−d 400MHz)δ 7.85(d,J=3.2Hz,2H),7.84(d,J=3.2Hz,2H),7.34(d,J=7.6Hz,2H),7.13(d,J=8.0Hz,2H),4.82(s,2H),2.32(s,3H).
p−トリルメタンアミンの製造
Figure 2021508685

MeOH(10mL)中の2−(4−メチルベンジル)イソインドリン−1,3−ジオン(1g、3.8mmol)及びヒドラジン含水化合物(752mg、15mmol、730μL)の混合物を20℃で3時間攪拌した。混合物を真空内で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール(水中でアンモニア5%)=0:1〜5:1)によって残留物を精製し、p−トリルメタンアミン(160mg)を得た。
エチル5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

酢酸(10mL)中のヒドロキシルアミン塩酸塩(1.71g、24.6mmol)の溶液にエチルエチルカルボノシアニデート(2.00g、20.18mmol、1.98mL、1.00eq)及びNaOAc(2.02g、24.62mmol、1.22当量)を室温で添加し、反応混合物を0.5時間攪拌した。反応混合物に無水酢酸(3.25mL、34.7mmol)を室温で添加し、反応混合物を0.5時間攪拌した。次いで、それを100℃で12時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、酢酸を真空下で除去した。酢酸エチル(25mL)及び水(5mL)を反応混合物に添加した。その溶液をKCO(水溶液)でpH7に中和した。水相を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(10mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。分取HPLCによって残留物を精製し、エチル5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキシレート(1.40g)を得た。
(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(4mL)及びエタノール(4mL)中の5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキシレート(400mg、2.56mmol)の溶液にNaBH(290mg、7.68mmol)を0℃で添加した。反応混合物を0℃で1時間攪拌した。反応をNHClでクエンチし、真空下で混合物を濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1/0〜1/1)によって残留物を精製して、(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノール(250mg)を得た。
5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(5mL)中の(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノール(250mg、2.19mmol)及びデス・マーチン・ペルヨージナン(1.39g、3.29mmol)の溶液を室温で12時間攪拌した。混合物を濾過し、真空下で濾液を濃縮し、5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒド(300mg)を得た。
メチル(t−ブトキシカルボニル)グリシネート
Figure 2021508685

ジオキサン(120mL)及び水(80mL)中のメチルグリシネート(20g、159.30mmol)の溶液にNaCO(33.77g、318.60mmol)を0℃で添加し、BocO(43.9mL、191mmol)を室温で一滴ずつ添加した。混合物を室温で18時間攪拌した。混合物を濃縮し、水(200mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。有機層を水(50mL×2)及びブライン(50mL×2)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、メチル(t−ブトキシカルボニル)グリシネート(30g)を得て、それを次の工程で直接使用した。
t−ブチル(2−ヒドラジニル−2−オキソエチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

メタノール(60mL)及び水(15mL)中のメチル(t−ブトキシカルボニル)グリシネート(10g、52.9mmol)及びヒドラジン含水化合物(4.37mL、89.85mmol)の混合物を室温で48時間攪拌した。混合物を濃縮し、t−ブチル(2−ヒドラジニル−2−オキソエチル)カルバメート(10g)を得た。
t−ブチル((1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

トリメトキシメタン(50mL)中のt−ブチル(2−ヒドラジニル−2−オキソエチル)カルバメート(5.00g、26.4mmol)の溶液に4−メチルベンゼンスルホン酸(45.5mg、0.26mmol)を添加した。混合物を80℃で4時間攪拌した。混合物を濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)によって粗混合物を精製し、t−ブチル((1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)カルバメート(850mg)を得た。
(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタンアミン臭化水素酸塩の製造
Figure 2021508685

酢酸(5mL)中の35%臭化水素酸に溶解されたt−ブチル((1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)カルバメート(450mg、2.26mmol、1.00当量)の溶液を室温で2時間攪拌した。混合物を濃縮し、(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタンアミン臭化水素酸塩:(406mg)を得た。
メチル1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

トリエトキシメタン(9.58mL、57.5mmol)中のエチル2−アミノ−2−(ヒドロキシイミノ)アセテート(1.90g、14.4mmol)の溶液にBF.EtO(0.089mL、0.72mmol)を添加した。混合物を90℃で2時間加熱した。混合物を濃縮し、残留物をジクロロメタン(30mL)に溶解した。有機層を2N HCl(水溶液)(20mL)、飽和NaHCO水溶液(20mL)、水(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮し、メチル1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキシレート(1.60g)を得た。
(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

エタノール(2mL)及びTHF(2mL)中のメチル1,2,4−オキサジアゾール−3−カルボキシレート(300mg、2.11mmol)の冷却(0℃)溶液にNaBH(239mg、6.33mmol)を添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。飽和NHCl水溶液(5mL)を添加し、混合物を濃縮し、ジクロロメタン(20mL)中の10%メタノールに残留物を溶解した。混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残留物をシリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中10%〜100%酢酸エチル)によって精製し、(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノール(40mg)を得た。
1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(5mL)中の(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノール(40mg、0.40mmol)の冷却(0℃)溶液にデス・マーチン・ペルヨージナン(254mg、0.60mmol)を添加した。混合物を室温で1時間攪拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮し、1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒド(39mg)を得た。
エチル(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(5mL)中のエチル5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキシレート(200mg、1.29mmol)の混合物にLiAlH(245mg、6.45mmol)を0℃でN下において添加した。混合物を30℃で1時間攪拌した。混合物を濾過し、メタノールで洗浄し、真空内で濃縮して、(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メタノール(350mg)を得た。
5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(10mL)及びアセトニトリル(10mL)中の(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メタノール(350mg、3.09mmol)の混合物にデス・マーチン・ペルヨージナン(2.62g、6.19mmol)を添加した。混合物を30℃で14時間攪拌した。混合物を濾過し、石油エーテル及び酢酸エチルで洗浄し、真空内で濃縮して、5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒド(90mg)を得た。
4−ブロモ−6−クロロ−2−メチルピリジン−3−アミンの製造
Figure 2021508685

MeOH(198g、250mL)中の6−クロロ−2−メチルピリジン−3−アミン(12g、84mmol)及びAcOH(5.1g、84mmol)の氷冷溶液に臭素(13.5g、84mmol)を一滴ずつ添加した。得られた溶液を氷浴温度で一晩攪拌し、その後、真空下で濃縮した。得られた残留物をEtOAcに溶解し、飽和NaHCO水溶液、10%Na水溶液、ブラインで逐次洗浄し、乾燥させた(NaSO)。真空下で溶媒を除去し、得られた未精製物質をフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、4−ブロモ−6−クロロ−2−メチルピリジン−3−アミン(12.6g)を得た。H NMR(500MHz,クロロホルム−d)δ 7.30(s,1H),4.04(brs,2H),2.46(s,3H).
7−ブロモ−5−クロロ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

トルエン(125mL)中の4−ブロモ−6−クロロ−2−メチルピリジン−3−アミン(5g、22.6mmol)、KOAc(4.43g、45.2mmol)及びAcOH(44.1g、734mmol)の氷冷懸濁液に不活性雰囲気下で亜硝酸イソペンチル(3.97g、33.9mmol)を一滴ずつ添加した。還流冷却器を挿入し、反応混合物を30℃で4時間加熱し、その後、溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物を酢酸エチルに溶解し、確実にpH8〜9が得られるように飽和NaHCO水溶液で注意深く洗浄した。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮して、未精製物質が得られ、それをフラッシュクロマトグラフィー(SiO)によって精製し、7−ブロモ−5−クロロ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(2.3g、収率44%)が得られた。H NMR(500MHz,クロロホルム−d)δ 10.61(brs,1H),8.35(s,1H),7.60(s,1H)
7−ブロモ−5−クロロ−1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

THF(10mL)中の7−ブロモ−5−クロロ−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(250mg、1.08mmol)、トリフェニルホスフィン(1.27g、4.84mmol)及びオキセタン−3−オール(319mg、4.30mmol)の氷冷溶液にジイソプロピルアゾジカルボキシレート(979mg、4.84mmol)を不活性雰囲気下で一滴ずつ添加した。氷浴を室温まで温め、室温で攪拌を一晩続けた。溶媒の大部分が真空下で除去され、得られた未精製物質をフラッシュクロマトグラフィーで精製し、7−ブロモ−5−クロロ−1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(130mg、収率38%)が得られた。H NMR(クロロホルム−d,500MHz)δ 8.31(s,1H),7.56(s,1H),6.48(p,J=6.9Hz,1H),5.35(t,J=6.5Hz,2H),5.11(t,J=7.1Hz,2H).
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピリジンの製造
Figure 2021508685

トルエン(20mL)中のニコチンアルデヒド(1g、9.34mmol)の溶液にトルエン−4−スルホン酸(1.93g、11mmol)を添加し、120℃で0.5時間攪拌した。エタン−1,2−ジオール(637mg、10mmol)を添加し、得られた溶液を120℃で15時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液(60mL)でクエンチし、水相をDCM(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1〜1:1)によって精製し、3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピリジン(1.30g、収率92%)を得た。H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ8.70(d,J=2.0Hz,1H),8.61−8.60(m,1H),7.79−7.77(m,1H),7.32−7.29(m,1H),5.84(s,1H),4.12−4.01(m,4H).
5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オンの製造
Figure 2021508685

硫酸ジメチル(1g、7.9mmol)を一滴ずつゆっくりと3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ピリジン(1.20g、7.94mmol)に添加し、100℃で1時間攪拌した。得られた溶液をHO(4mL)に溶解し、攪拌し、冷却しながら、HO(24mL)中のK[Fe(CN)](6.27g)の水溶液を添加した。温度を5℃に維持しながら、KOH(3.56g)をゆっくりと添加した。DCM(12mL)を添加した後、溶液を20℃で0.5時間攪拌し、HO(11mL)中のさらなる分量のK[Fe(CN)](3.1g)及びKOH(1.8g)を20℃で添加し、20℃で12時間攪拌した。水相を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。残留物を分取HPLCによって精製して、5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(250mg)を得た。
1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

3%HCl水溶液(5mL)中の5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(250mg、1.38mmol)の溶液を100℃で3時間攪拌した。その溶液をDCM(10mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮して1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルバルデヒド(150mg)を得た。
6−(ジフルオロメチル)ニコチンアルデヒドの製造
Figure 2021508685

0℃のTHF(2mL)中の5−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ピリジン(400mg、1.92mmol)の溶液にイソプロピルマグネシウムクロリド−塩化リチウム錯体(1.3M、2.96mL)を一滴ずつ添加した。反応を室温で2時間攪拌し、次いでDMF(703mg、9.62mmol)を0℃で添加し、反応を室温でさらに12時間攪拌した。2M HCl(水溶液)で反応をクエンチし、pH=7まで1M NaOH(水溶液)で塩基性化した。有機層を分離し、水層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜10:1)によって精製して、6−(ジフルオロメチル)ニコチンアルデヒド(130mg)を得た。
メチル5−メトキシピラジンe−2−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

MeOH(20mL)中の5−メトキシピラジン−2−カルボン酸(1g、6.49mmol)の溶液に15℃でSOCl(927mg、7.79mmol)を添加した。混合物を60℃で2時間還流し、茶色の溶液が生成された。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物が得られた。残留物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、NaHCO(水溶液、50mL)によってpHを8に調整した。混合物をジクロロメタン(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、メチル5−メトキシピラジン−2−カルボキシレート(1.02g)を得た。
(5−メトキシピラジン−2−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(0.1mL)及びMeOH(4mL)中のメチル5−メトキシピラジン−2−カルボキシレート(200mg、1.19mmol)の溶液にNaBH(225mg、5.95mmol)を添加した。混合物を15℃で16時間攪拌した。混合物を水(5mL)でクエンチし、次いでさらなる水(15mL)で希釈し、酢酸エチル(2×25mL)で抽出し、次いでジクロロメタン(25mL)中の20%2−プロパノールで抽出した。合わせた有機抽出物を無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、(5−メトキシピラジン−2−イル)メタノール(122mg)を得た。
5−メトキシピラジン−2−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(3mL)中の(5−メトキシピラジン−2−イル)メタノール(115mg、0.82mmol)の溶液に15℃でMnO(714mg、8.21mmol)を添加した。反応混合物を50℃で18時間還流した。反応混合物を20℃に冷却し、セライトを通して濾過し、ジクロロメタン(100ml)で洗浄した。濾液を濃縮して、5−メトキシピラジン−2−カルバルデヒド(45mg)を得た。
4−エチルオキサゾリジン−2−オンの製造
Figure 2021508685

THF(3mL)中の2−アミノブタン−1−オール(1g、11.2mmol)、カルボニルジイミダゾール(2.18g、13.5mmol)の溶液にEtN(1.14g、11.2mmol)をアルゴン雰囲気下で添加した。反応を室温で12時間攪拌した。混合物を濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル:酢酸エチル=10:1〜5:1)によって精製して、4−エチルオキサゾリジン−2−オン(800mg)を得た。
5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

0℃のTHF(25mL)中の5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(1.3g、3.9mmol)の混合物にTHF中のi−PrMgCl−LiCl(1.3M、3.6mL)の溶液を一滴ずつ添加した。混合物を室温で30分間攪拌した。次いで、混合物を0℃に再冷却し、DMF(1.4g、19.5mmol、1.5mL)を添加し、得られた混合物を室温でさらに2.5時間攪拌した。NHCl(水溶液2mL)を添加して反応をクエンチし、次いで水(20mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。粗混合物をフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=30:1〜20:1)によって精製して、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒド(800mg)を得た。
N−((5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)メチル)−5−メトキシピリジン−3−アミンの製造
Figure 2021508685

ジオキサン(3mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒド(50mg、0.18mmol)の溶液にTi(i−PrO)(101mg、0.35mmol)及び5−メトキシピリジン−3−アミン(44mg、0.35mmol)を添加した。混合物を80℃で14時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却した後、EtOH(3mL)を添加し、続いてNaBH(35mg、0.9mmol)を添加した。混合物を室温で15分分間攪拌した。水(0.5mL)を添加して反応を0℃でクエンチした。得られた混合物を室温で10分間攪拌し、次いで濾過し、残留物を酢酸エチル(30mL×3)で洗浄した。合わせた有機層を乾燥させ、濃縮した。さらに精製することなく、粗生成物N−[(5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)メチル]−5−メトキシ−ピリジン−3−アミン(69mg)を次の工程に使用した。
Figure 2021508685

同様の手法で5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒド及び1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−アミンからのN−((5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)メチル)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−アミンを製造した。
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジオキサン(8mL)、水(2mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒド(0.56g、1.98mmol)、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸(497mg、2.98mmol)、Pd(dppf)Cl(145mg、0.2mmol)、CsCO(1.94g、5.95mmol)の混合物を100℃で2時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残留物を酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残留物を得た。カラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル/酢酸エチル=10:1〜3:1)によって残留物を精製して、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒド(0.55g)を得た。
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−7−エチニル−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

MeOH(7mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−カルバルデヒド(0.55g、1.70mmol)、1−ジアゾ−1−diメトキシホスホリル−プロパン−2−オン(423mg、2.20mmol)及びCsCO(1.66g、5.09mmol)の混合物を室温で2時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、DCM(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗製5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−7−エチニル−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(0.5g)を得た。
t−ブチル((6−クロロピラジン−2−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

EtOH(20mL)中のラネーニッケル(307mg、3.59mmol)の懸濁液に6−クロロピラジン−2−カルボニトリル(1.00g、7.17mmol)及びt−ブトキシカルボニルt−ブチルカーボネート(1.72g、7.88mmol)を添加し、次いで反応混合物を室温でH(45psi)下において16時間攪拌した。セライトを通して、反応混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、残留物を得た。その残留物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(0〜10%酢酸エチル/石油エーテル勾配での溶出)によって精製して、t−ブチルN−[(6−クロロピラジン−2−イル)メチル]カルバメート(1.05g)を得た。
t−ブチル((6−メトキシピラジン−2−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

MeOH(10mL)中のt−ブチルN−[(6−クロロピラジン−2−イル)メチル]カルバメート(500mg、2.05mmol)の氷冷溶液にナトリウムメトキシド(443mg、8.21mmol)を添加し、次いで反応混合物を室温で16時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残留物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層を飽和NHCl水溶液(100mL×2)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残留物を得た。その残留物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(0〜10%酢酸エチル/石油エーテルでの溶出)によって精製して、t−ブチルN−[(6−メトキシピラジン−2−イル)メチル]カルバメート(300mg)を得た。
(6−メトキシピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩の製造
Figure 2021508685

4N HCl/ジオキサン(10mL)中のt−ブチルN−[(6−メトキシピラジン−2−イル)メチル]カルバメート(350mg、1.46mmol)の溶液を室温で2時間攪拌した。減圧下で反応混合物を濃縮して、(6−メトキシピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩を得た。その粗生成物をさらに精製することなく、直接使用した。
同様の手法で以下の化合物を製造した。
Figure 2021508685

(3−メトキシピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩
(4−メトキシ−3−ピリジル)メタンアミンの製造
Figure 2021508685

水(0.23mL)及びMeOH(5mL)中の4−メトキシピリジン−3−カルボニトリル(200mg、1.49mmol)、25%アンモニアの溶液にラネーニッケル(30mg、10%)を添加し、H(45psi)雰囲気下で反応混合物を室温で4時間攪拌した。反応混合物を濾過して、触媒を除去し、濾過ケークをMeOH(10mL×3)で洗浄し、濾液を真空下で濃縮して、粗生成物(4−メトキシ−3−ピリジル)メタンアミン(150mg)を得た。
6−メチルヘプチル3−((5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)チオ)プロパノエートの製造
Figure 2021508685

NMP(2mL)中の5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(150mg、0.45mmol)、6−メチルヘプチル3−メルカプトプロパノエート(124mg、0.57mmol)、DIPEA(116mg、157μL、0.90mmol)の溶液を室温において不活性雰囲気下で15分にわたって攪拌し、その後、50℃の油浴にそれを挿入し、一晩攪拌した。水(25mL)とペンタン:酢酸エチル(1:1)の溶液(50mL)とに分配した。新たなペンタン:酢酸エチル(1:1)(20mL)で水層を抽出した。合わせた有機層を(NaSO)で乾燥させ、濃縮した。未精製物質をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル1:0〜0:1)によって精製して、6−メチルヘプチル3−((5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)チオ)プロパノエート(194mg)を得た。
6−メチルヘプチル3−((5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)チオ)プロパノエートの製造
Figure 2021508685

1,4−ジオキサン(5.5mL)及び水(0.3mL)中の6−メチルヘプチル3−((5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)チオ)プロパノエート(194mg、0.41mmol)、2−エトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(123mg、0.50mmol)、PdCl(dppf)−CHCl(84mg、0.10mmol)、KCO(85mg、0.62mmol)の懸濁液を、窒素を通気することによって3分間にわたって脱気し、次いで105℃で4時間攪拌した。溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物を酢酸エチル(25mL)に溶解し、セライトのショートパッドを通して濾過し、それを酢酸エチル(10mL×2)ですすいだ。合わせた濾液をブライン(20mL)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル1:0〜0:1)によって粗製物質を精製して、6−メチルヘプチル3−((5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)チオ)プロパノエート(128mg)を得た。
エチル5−(ヒドロキシメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

EtOH(15ml)中のプロプ−2−イン−1−オール(500mg、0.52ml、8.92mmol)及びエチル2−ニトロアセテート(2.26g、1.88ml、16.95mmol)の溶液にDABCO(1.0g、8.92mmol)を添加した。マイクロ波照射下において混合物を80℃で72時間攪拌した。混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって直接精製して、エチル5−(ヒドロキシメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(400mg)を得た。
エチル5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレート
Figure 2021508685

DCM(2mL)中のエチル5−(ヒドロキシメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(50.0mg、0.29mmol)の溶液に三フッ化N,N−ジエチルアミノ硫黄(70.6mg、0.06ml、0.44mmol)を添加した。混合物を40℃で1時間攪拌した。水(3mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(5mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。粗混合物をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって精製して、エチル5−(フルオロメチル)イソキサゾールe−3−カルボキシレート(41.0mg)を得た。
(5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

0℃のTHF(4mL)中のエチル5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(50.0mg、0.29mmol)の溶液に水素化アルミニウムリチウム(0.43mL、0.43mmol、THF中で1M)を添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。酒石酸ナトリウムカリウム(5mL)の半飽和溶液を添加し、混合物を強く30分間攪拌した。次いで、混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。粗混合物をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって精製して、(5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−イル)メタノール(29.0mg)を得た。
3−(ブロモメチル)−5−(フルオロメチル)イソキサゾールの製造
Figure 2021508685

MeCN(2mL)中の(5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−イル)メタノール(17.0mg0.13mmol)の溶液にトリフェニルホスフィン(68mg、0.26mmol)、2,6−ルチジン(13.9mg、0.015mL、0.13mmol)及びCBr(86mg、0.26mmol)を添加した。室温で反応混合物を1時間攪拌した。混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって精製して、3−(ブロモメチル)−5−(フルオロメチル)イソキサゾール(12mg)を得た。
エチル5−(ブロモメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

MeCN(2mL)中のエチル5−(ヒドロキシメチル)イソキサゾールe−3−カルボキシレート(50mg、0.29mmol)の溶液にトリフェニルホスフィン(153mg、0.58mmol)、2,6−ルチジン(31.3mg、0.034mL、0.29mmol)及びCBr(194mg、0.58mmol)を添加した。室温で反応混合物を1.5時間攪拌した。混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって精製して、エチル5−(ブロモメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(68mg)を得た。
(5−(ブロモメチル)イソキサゾール−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

0℃のTHF(1mL)中のエチル5−(ブロモメチル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(26mg、0.11mmol)の溶液に水素化ジイソプロピルアルミニウム(0.12ml、0.12mmol、THF中に1M)を添加した。混合物を0℃で2時間攪拌した。水素化ジイソプロピルアルミニウム溶液をさらに0.12mmol添加し、混合物をさらに1時間攪拌した。4M HCl(水溶液)3滴を添加し、続いて酒石酸ナトリウムカリウムの半飽和溶液(5mL)を添加した。混合物を強く30分間攪拌した。次いで、混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮し、(5−(ブロモメチル)イソキサゾール−3−イル)メタノール(21.3mg、0.11mmol)を得た。
5−(ブロモメチル)−3−(フルオロメチル)イソキサゾールの製造
Figure 2021508685

DCM(1mL)中の(5−(ブロモメチル)イソキサゾール−3−イル)メタノールの溶液に三フッ化ジエチルアミノ硫黄(70.6mg、0.06ml、0.44mmol)を添加した。混合物を40℃で1時間攪拌した。水(3mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(5mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって粗混合物を精製して、5−(ブロモメチル)−3−(フルオロメチル)イソキサゾール(7.0mg、0.04mmol)を得た。
メチル1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

DCM(4mL)中の1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(100mg、0.62mmol)の溶液に(ジアゾメチル)トリメチルシラン(0.62mL、1.23mmol、ヘキサン中に2M)を添加した。混合物を室温で2時間攪拌した。酢酸(0.2mL)を添加し、混合物をトルエン(2×20mL)で同時蒸発させて、メチル1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(99.0mg、0.56mmol)を得た。
(1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

0℃のTHF(4mL)中のメチル1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキシレート(120mg、0.68mmol)の溶液に水素化アルミニウムリチウム(1.0mL、1.0mmol、THF中に1M)を添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。酒石酸ナトリウムカリウムの半飽和溶液(5mL)を添加し、混合物を強く30分間攪拌した。次いで、混合物を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって粗混合物を精製して、(1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(101mg、0.68mmol)を得た。
4−(ブロモメチル)−1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾールの製造
Figure 2021508685

MeCN(1.5mL)中の(1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)メタノール(30mg、0.20mmol)の溶液にトリフェニルホスフィン(106mg、0.41mmol)、2,6−ルチジン(21.7mg、23.6μl、0.20mmol)及びCBr(134mg、0.41mmol)を添加した。混合物を室温で1時間攪拌した。混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって直接精製して、4−(ブロモメチル)−1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール(29mg)を得た。
N−((1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

0℃のTHF(1mL)中のNaH(3.79mg、0.095mmol、60%(w/w))の懸濁液に5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(20.5mg、0.05mmol)を添加した。THF(1mL)中の4−(ブロモメチル)−1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール(10mg、0.05mmol)を添加する前に混合物を0℃で15分間攪拌した。反応混合物をゆっくりと室温にし、2時間攪拌した。水(5mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって粗混合物を精製して、N−((1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(23mg、0.04mmol)を得た。
以下の実施例を同様の手法で製造した。
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び3−(ブロモメチル)−5−(フルオロメチル)イソキサゾールから製造された。
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((3−(フルオロメチル)イソキサゾール−5−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−(ブロモメチル)−3−(フルオロメチル)イソキサゾールから製造された。
(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)ボロン酸の製造
Figure 2021508685

−78℃に冷却された、THF(200mL)中の3−ブロモピリジン−2(1H)−オン(3.3g、19mmol)の溶液にTMEDA(テトラメチルエチレンジアミン)(6.6g、57mmol)を15分間にわたって一滴ずつ添加し、続いてn−BuLi(ヘキサン中2.5M、23mL)を添加した。得られた混合物を−78℃で15分間攪拌し、次いで室温に温めた。反応混合物を0℃に冷却し、ホウ酸トリメチル(3.9g、38mmol)を30分間にわたって一滴ずつ添加した。添加が終了した後、反応混合物を室温に温め、15時間攪拌した。次いで、混合物を0℃に冷却し、少量の氷を加え、続いてHCl(水溶液100mL、2M)を添加した。減圧下でTHFを除去し、水溶液をジクロロメタン(50mL×2)で2回洗浄した。pH=5が達成されるまで、濃NaOH水溶液をゆっくりと添加し、沈殿物が形成した。混合物を0℃に冷却し、10分間攪拌した。固形物を濾過によって回収し、冷水で洗浄し、真空下で乾燥させて、(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)ボロン酸を得た。
2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボニトリルの製造
Figure 2021508685

NMP(10mL)中の3−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(1g、4.42mmol)にZn(CN)(572mg、4.87mmol)及びPd(PPh(1g、0.885mmol)を添加し、次いでマイクロ波加熱によって反応混合物を140℃で1時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、セライトを通して濾過し、酢酸エチル(100mL)で洗浄した。反応混合物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出し、有機層を水(100×3mL)、ブライン(100mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、残留物を得た。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって残留物を精製し、2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボニトリルを得た。
(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタンアミンの製造
Figure 2021508685

MeOH(20mL)中のラネーニッケル(50mg、0.581mmol)の溶液に2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルボニトリル(500mg、2.91mmol)及びNH水(6M、5mL)を添加し、反応混合物を30℃で2時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を得た。その残留物にHCl(2M、2mL)及び水(10mL)を添加した。得られた溶液凍結乾燥させた。さらに精製することなく、次の工程に粗生成物を使用した。
t−ブチル((5−メトキシピリミジン−2−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

MeOH(5mL)中の5−メトキシピリミジン−2−カルボニトリル(100mg、0.74mmol)及びBocO(194mg、0.89mmol)の混合物をラネーニッケル(30mg、10%)に添加し、H雰囲気(45psi)下において反応混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を濾過して、触媒を除去し、濾過ケークをMeOH(10mL×3)で洗浄し、濾液を真空下で濃縮した。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中酢酸エチル0〜10%)によって粗生成物を精製して、t−ブチル((5−メトキシピリミジン−2−イル)メチル)カルバメートを得た。
(5−メトキシピリミジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩の製造
Figure 2021508685

t−ブチル((5−メトキシピリミジン−2−イル)メチル)カルバメート(100mg、0.42mmol)、ジクロロメタン(5mL)及びHCl/ジオキサン(4M、2mL)の混合物を室温で0.5時間攪拌した。水(10mL)を反応混合物に添加し、その溶液を真空下で濃縮して有機相を除去し、水相を凍結乾燥させて、粗生成物を得た。粗生成物(5−メトキシピリミジン−2−イル)メタンアミンが得られた。
4−メトキシピリミジン−2−カルボニトリル。
Figure 2021508685

2−クロロ−4−メトキシ−ピリミジン(600mg、4.15mmol)と、Zn(CN)(292mg、2.49mmol)と、Pd(dppf)Cl(607mg、0.83mmol)とをマイクロ波チューブ内のNMP(3mL)に溶解した。マイクロ波照射下において、密閉されたチューブを140℃で1時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、セライトを通して濾過し、酢酸エチル(20mL)で洗浄した。反応混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を水(20×3mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残留物を得た。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって残留物を精製して、4−メトキシピリミジン−2−カルボニトリルを得た。
t−ブチルN−[(4−メトキシピリミジン−2−イル)メチル]カルバメートの製造
Figure 2021508685

EtOH(5mL)中のラネーニッケル(25mg、0.296mmol)の溶液にN下で4−メトキシピリミジン−2−カルボニトリル(200mg、1.48mmol)及びBocO(355mg、1.63mmol、0.374mL)を添加し、次いで反応混合物を室温でH(45psi)下において2時間攪拌した。セライトを通して、反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮して、残留物を得た。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって残留物を精製して、t−ブチルN−[(4−メトキシピリミジン−2−イル)メチル]カルバメートを得た。
(4−メトキシピリミジン−2−イル)メタンアミン臭化水素酸塩の製造
Figure 2021508685

HBr/水(3mL)中のt−ブチルN−[(4−メトキシピリミジン−2−イル)メチル]カルバメート(100mg、0.418mmol)の溶液を室温で1時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を得た。さらに精製することなく、次の工程で粗生成物を使用した。
6−メトキシピリミジン−4−カルボニトリルの製造
Figure 2021508685

DMF(10mL)中の4−クロロ−6−メトキシ−ピリミジン(1g、6.92mmol)の溶液にPd(PPh(2g、1.38mmol)及びZn(CN)(487mg、4.15mmol)を添加した。反応混合物を80℃で16時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、セライトを通して濾過し、ジクロロメタン(100mL)で洗浄した。反応混合物をジクロロメタン(100mL×3)で抽出し、有機層を水(100×3mL)及びブライン(50mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残留物を得た。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって残留物を精製して、6−メトキシピリミジン−4−カルボニトリルを得た。
t−ブチルN−((6−メトキシピリミジン−4−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

EtOH(5mL)中のラネーニッケル(25mg、0.296mmol)の溶液に6−メトキシピリミジン−4−カルボニトリル(200mg、1.48mmol)及びBocO(355mg、1.63mmol、0.374mL)を添加し、次いで室温でH(45psi)下において反応混合物を2時間攪拌した。反応混合物セライトを通して濾過し、EtOH(20mL×2)で洗浄し、濾液を減圧下で濃縮して、残留物を得た。シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって残留物を精製して、t−ブチルN−[(6−メトキシピリミジン−4−イル)メチル]カルバメートを得た。
(6−メトキシピリミジン−4−イル)メタンアミンの製造
Figure 2021508685

HCl/ジオキサン(10mL)中のt−ブチルN−[(6−メトキシピリミジン−4−イル)メチル]カルバメート(240mg、1.00mmol)の溶液を室温で2時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、残留物を得た。さらに精製することなく、次の工程で残留物を使用した。
3−ブロモピコリンアルデヒド
Figure 2021508685

トルエン(50mL)中の2,3−ジブロモピリジン(5g、21.11mmol)の溶液にt−BuLi(1.3M、19.50mL)を−78℃でN下において一滴ずつ添加した。得られた混合物を−78℃で2時間攪拌した。DMF(1.9g、25.33mmol)を−78℃で一滴ずつ添加した。混合物を−78℃でさらに2時間攪拌した。−78℃のNHCl(水溶液、1mL)で溶液をクエンチし、混合物を真空下で濃縮した。シリカゲル上でカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10/1〜1/1)によって残留物を精製して、3−ブロモピコリンアルデヒドを得た。
3−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ピリジンの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(30mL)中の3−ブロモピコリンアルデヒド(1.3g、6.99mmol)の溶液に三フッ化ジエチルアミノ硫黄(2.25g、13.98mmol)を0℃で添加した。反応混合物をN下において0℃で2時間攪拌した。0℃のNaHCO(水溶液、15mL)で溶液をクエンチした。水相をジクロロメタン(10mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(15mL×1)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/0、10/1)によって残留物を精製して、3−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ピリジンを得た。
2−(ジフルオロメチル)ニコチノニトリル
Figure 2021508685

NMP(10mL)中の3−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ピリジン(600mg、2.88mmol)及びZn(CN)(373mg、3.17mmol)の混合物にPd(PPh(333mg、0.29mmol)を添加した。140℃でのマイクロ波照射によって反応混合物を1時間加熱した。反応混合物を酢酸エチル(50mL)に注いだ。混合物を水(20mL×3)及びブライン(15mL×1)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/0、2/1)によって残留物を精製して、2−(ジフルオロメチル)ニコチノニトリルを得た。
t−ブチル((2−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

MeOH(20mL)中の2−(ジフルオロメチル)ニコチノニトリル(0.4g、2.60mmol)、(Boc)O(680mg、3.11mmol)及びラネーニッケル(22mg、0.26mmol)の混合物をH(40psi)下において30℃で2時間攪拌した。混合物を濾過し、濾液を真空下で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/0、3/1)によって残留物を精製して、t−ブチル((2−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)カルバメートを得た。
(2−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタンアミン塩酸塩の製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(5mL)中のt−ブチル((2−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)カルバメート(0.6g、2.32mmol)の溶液にHCl/ジオキサン(4M、1mL)を0℃で添加した。反応混合物を室温で12時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮して、(2−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタンアミン塩酸塩を得た。
3−ブロモ−2−エトキシピリジンの製造
Figure 2021508685

EtOH(5mL)中の3−ブロモ−2−クロロピリジン(200mg、1mmol)の混合物にt−BuOK(233mg、2mmol)を添加した。混合物を80℃で12時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を真空内で濃縮して、粗生成物を得た。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中に酢酸エチル0〜40%)によって残留物を精製して、3−ブロモ−2−エトキシピリジンが得られた。
2−エトキシニコチノニトリルの製造
Figure 2021508685

NMP(2mL)中の3−ブロモ−2−エトキシ−ピリジン(350mg、1.7mmol)の溶液にZn(CN)(244mg、2.1mmol)及びPd(dppf)Cl(127mg、0.17mmol)を添加した。混合物をNで脱気して、マイクロ波照射下において140℃で1時間加熱した。混合物を室温に冷却し、セライトを通して濾過した。濾過ケークを酢酸エチル(30mL)で洗浄した。濾液を水(20mL×2)及びブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル中に酢酸エチル0〜20%)によって残留物を精製して、2−エトキシニコチノニトリルが得られた。
t−ブチル((2−エトキシピリジン−3−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

EtOH(5mL)中のラネーニッケル(24mg、0.28mmol)の溶液に2−エトキシニコチノニトリル(210mg、1.4mmol)及びBocO(371mg、1.7mmol)を添加した。反応混合物を室温でH(45psi)下において2時間攪拌した。セライトを通して反応混合物を濾過し、EtOH(20mL×2)で洗浄し、減圧下で濾液を濃縮して、残留物を得た。残留物を分取HPLCによって精製して、t−ブチル((2−エトキシピリジン−3−イル)メチル)カルバメートを得た。
(2−エトキシピリジン−3−イル)メタンアミンの製造
Figure 2021508685

HCl/ジオキサン(4M、2mL)中のt−ブチル((2−エトキシピリジン−3−イル)メチル)カルバメート(85mg、0.34mmol)の溶液を室温で12時間攪拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、(2−エトキシピリジン−3−イル)メタンアミンを得た。
3−メトキシピリジン−4−カルボニトリルの製造
Figure 2021508685

DMF(5mL)に3−クロロピリジン−4−カルボニトリル(250mg、1.80mmol)を溶解し、氷浴温度に冷却した。CHONa(194.95mg、3.61mmol)をゆっくりと添加し、反応混合物を室温でN雰囲気下において2時間攪拌した。水(20mL)及び酢酸エチル(20mL)を反応混合物に添加した。水相を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。有機相を合わせ、無水NaSO(5g)で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、生成物3−メトキシピリジン−4−カルボニトリルを得た。
(3−メトキシ−4−ピリジル)メタンアミン
Figure 2021508685

3−メトキシピリジン−4−カルボニトリル(200mg、1.49mmol)、NH水溶液(314mg、2.24mmol、25%)及びMeOH(5mL)中のラネーニッケル(30mg)の混合物を室温でN(45psi)雰囲気下において3時間攪拌した。反応混合物を濾過して触媒を除去し、濾過ケークをMeOH(10mL×3)で洗浄した。濾液を真空下で濃縮した。残留物を1M HCl(30mL)に溶解し、溶液を凍結乾燥させて、(3−メトキシ−4−ピリジル)メタンアミン塩酸塩(296mg)を得た。MeCN(5mL)中の(3−メトキシ−4−ピリジル)メタンアミン塩酸塩(100mg、0.57mmol)、Ambersep 900(OH)及びイオン交換樹脂(150mg)の混合物を室温で0.5時間攪拌した。Universal試験紙により、溶液のpHが9〜10であることが示された。反応混合物を濾過して、樹脂を除去し、濾液を無水NaSOで乾燥させて、濾過し、真空下で濃縮して、(3−メトキシ−4−ピリジル)メタンアミンが得られた。
メチル4−メトキシピリミジン−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

MeOH(20mL)中の5−ブロモ−4−メトキシピリミジン(1g、5.29mmol)の溶液にトリエチルアミン(1.07g、10.58mmol)及びPd(dppf)Cl(774mg、1.06mmol)を添加した。懸濁液を脱気し、COで数回パージした。CO(50psi)下において混合物を80℃で16時間加熱した。セライトを通して、混合物を濾過し、濾液を濃縮した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって残留物を精製して、メチル4−メトキシピリミジン−5−カルボキシレートを得た。
(4−メトキシピリミジン−5−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(5mL)中のメチル4−メトキシピリミジン−5−カルボキシレート(250mg、1.49mmol)の溶液にLiAlH(169mg、4.46mmol)を−40℃で添加した。混合物を−40℃で0.5時間攪拌し、15%NaOH(0.5mL)を添加した。混合物を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層を水(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって残留物を精製して、(4−メトキシピリミジン−5−イル)メタノールを得た。
5−(ブロモメチル)−4−メトキシピリミジンの製造
Figure 2021508685

無水ジクロロメタン(2mL)中の(4−メトキシピリミジン−5−イル)メタノール(50mg、0.36mmol)の溶液にPBr(144mg、0.53mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で0.5時間攪拌した。混合物を濃縮し、氷水(5g)を加えた。水層を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、5−(ブロモメチル)−4−メトキシピリミジン(70mg、未精製)を得た。
3−ブロモ−2−(エトキシ−d)ピリジンの製造
Figure 2021508685

THF(13ml)にNaH(オイル中の60%分散液)(227mg、5.68mmol)を懸濁し、氷浴温度に冷却した。THF(1.2ml)中のエタノール−d(296mg、5.68mmol)の溶液を一滴ずつ添加した。得られた懸濁液を10分間にわたって氷浴温度で攪拌し、その後、冷却浴を取り除き、0.5時間攪拌を続けた。得られた混合物を氷浴温度に再び冷却し、THF(1.2ml)中の3−ブロモ−2−フルオロピリジン(500mg、2.84mmol)の溶液を一滴ずつ添加した。氷浴温度で15分間攪拌した後、冷却を取り除き、室温でさらに45分間攪拌を続け、その後、還流冷却器を挿入し、混合物を65℃に10時間加熱した。混合物を氷浴温度に再冷却し、数滴の水でクエンチした。溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物は、酢酸エチル(25ml)とブライン(10ml)との間で分配された。有機層を乾燥させて(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル)によって残留物を精製して、3−ブロモ−2−(エトキシ−d)ピリジンを得た。
以下の化合物を同様の手法で製造した。
Figure 2021508685

3−ブロモ−2−フルオロピリジン及びエタノール−2,2,2−dから製造された3−ブロモ−2−(エトキシ−2,2,2−d)ピリジン。
Figure 2021508685

3−ブロモ−2−フルオロピリジン及びエタノール(1,1−d)から製造された3−ブロモ−2−(エトキシ−1,1−d)ピリジン。
2−(エトキシ−d)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2イル)ピリジンの製造
Figure 2021508685

1,4−ジオキサン(2.5ml)中の3−ブロモ−2−(エトキシ−d)ピリジン(152mg、0.73mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(242mg、0.95mmol)、PdCl(dppf)−CHCl(120mg、0.15mmol)及びKOAc(216mg、2.20mmol)の懸濁液を、懸濁液に約3分間Nを通気することによって脱気し、その後、110℃に4.5時間加熱した。得られた懸濁液を酢酸エチル(10ml)で希釈し、セライトのショートパッドを通して濾過し、それを酢酸エチル(2×10ml)ですすいだ。溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物を酢酸エチル(50ml)に溶解し、ブライン(30ml)で洗浄した。有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過し、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタンから酢酸エチルへの溶離)による精製により、2−(エトキシ−d)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2イル)ピリジンが得られた。
以下の化合物を同様の手法で製造した。
Figure 2021508685

3−ブロモ−2−(エトキシ−2,2,2−d)ピリジンから製造された2−(エトキシ−2,2,2−d)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2イル)ピリジン。
Figure 2021508685

3−ブロモ−2−(エトキシ−1,1−d)ピリジンから製造された2−(エトキシ−1,1−d)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2イル)ピリジン。
2’−エトキシ−6−メチル−[2,3’−ビピリジン]−5−アミンの製造
Figure 2021508685

1,4−ジオキサン(126ml)及び水(12ml)中の6−ブロモ−2−メチルピリジン−3−アミン(2.5g、13.4mmol)、2−エトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(5.0g、20.1mmol)、PdCl(dppf)−CHCl(2.18g、2.67mmol)及び炭酸カリウム(3.69g、26.7mmol)の混合物にNを10分間通気した。還流冷却器を挿入し、不活性雰囲気下において反応混合物を105℃で2.5時間攪拌し、その後、溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物を酢酸エチル(150ml)に溶解し、セライトのショートパッドを通して濾過し、それを酢酸エチル(2×50ml)ですすいだ。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン〜ヘプタン/ジクロロメタン(1:1)〜ヘプタン/ジクロロメタン/酢酸エチル(1:1:1.5)での溶離)による濃縮及び精製により、2’−エトキシ−6−メチル−[2,3’−ビピリジン]−5−アミンが得られた。
4−クロロ−2’−エトキシ−6−メチル−[2,3’−ビピリジン]−5−アミンの製造
Figure 2021508685

不活性雰囲気下において、NMP(104ml)中の2’−エトキシ−6−メチル−[2,3’−ビピリジン]−5−アミン(7.40g、22.6mmol)及びN−クロロスクシンイミド(3.77g、28.2mmol)を室温で15分間攪拌した。還流冷却器を挿入し、その溶液を80℃に3.5時間加熱し、その後、それを室温にして、酢酸エチル(300ml)と飽和NaHCO水溶液(3×200ml)との間で分配した。合わせた水層を酢酸エチル(50ml)で抽出した。合わせた有機層をさらにブライン(2×100ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル)によって残留物を精製して、4−クロロ−2’−エトキシ−6−メチル−[2,3’−ビピリジン]−5−アミンを得た。
7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

不活性雰囲気下において、トルエン(84ml)及び酢酸(28ml)中の4−クロロ−2’−エトキシ−6−メチル−[2,3’−ビピリジン]−5−アミン(4.01g、12.2mmol)及び酢酸カリウム(2.98g、30.4mmol)の懸濁液を氷浴温度で5分間攪拌した。亜硝酸イソペンチル(2.71g、23.11mmol)を5分間一滴ずつ添加した。10分にわたって氷浴温度で攪拌した後、還流冷却器を挿入し、混合物を35℃に2.5時間加熱した。溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物を酢酸エチル(350ml)に懸濁し、飽和NaHCO水溶液(2×250ml)、ブライン(200ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル)によって残留物を精製して、7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンを得た。
7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−ヨード−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

不活性雰囲気下において、DMF(50.0ml)中の7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(1.0g、3.64mmol)及びN−ヨードスクシンイミド(1.11g、4.91mmol)の溶液を室温で15分間攪拌し、その後、還流冷却器を挿入し、攪拌を35℃で11時間続けた。その溶液を酢酸エチル(350ml)で希釈し、10%Na水溶液(100ml)、飽和NaHCO水溶液(2×150ml)及びブライン(50ml)で洗浄した。有機層を乾燥させ(NaSO)、濃縮して、7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−ヨード−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンが得られ、それをさらに精製することなく使用した。
7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−ヨード−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

THF(25ml)中の7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−ヨード−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(1.0g、2.25mmol)、イソプロパノール(0.60ml、7.86mmol)及びトリフェニルホスフィン(2.06g、7.86mmol)の氷冷溶液にTHF(3.0ml)中のジイソプロピルアゾジカルボキシレート(1.59g、7.86mmol)の溶液を不活性雰囲気下で一滴ずつ添加した。氷浴温度で0.5時間攪拌した後、溶液を室温にし、攪拌を4.5時間続けた。溶媒の大部分を真空下で除去し、得られた残留物を酢酸エチル(150ml)に溶解し、飽和NaHCO(150ml)、ブライン(100ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタンから酢酸エチルへの溶離勾配)による精製により、7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−ヨード−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンが得られた。
7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−ビニル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

1,4−ジオキサン(0.30ml)中の7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−ヨード−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(10mg、0.023mmol)、トリブチル(ビニル)スタンナン(9.9μl、0.034mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(4mg、5.7μmol)の懸濁液に2分間にわたってNを通気した。混合物を105℃で6.5時間攪拌し、その後、さらにトリブチル(ビニル)スタンナン(5.0μl、0.017mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(1.6mg、2.3μmol)及び1,4−ジオキサン(0.15ml)を添加した。Nを2分間にわたって通気することによって混合物を脱気し、5時間105℃に再加熱した。溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物を酢酸エチル(20ml)に溶解し、ブライン(100ml)で洗浄し、乾燥させた(NaSO)。真空下で濃縮して残留物が得られ、それをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタンから酢酸エチルへの溶離勾配)によって精製して、7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−ビニル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンが得られた。
1−(7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)エタン−1,2−ジオールの製造
Figure 2021508685

THF(0.29ml)及び水(0.10ml)中の7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−ビニル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(10mg、0.03mmol)、オスミウムテトラオキシド(2−メチル−2−プロパノール中2.5重量%)(37μl、2.9μmol)、N−メチルモルホリン(50%水溶液として)(14mg、0.06mmol)の混合物を室温で24時間攪拌した。反応を室温において10%Na水溶液(0.2ml)でクエンチし、得られた混合物を5分間攪拌し、ブライン(0.3ml)で希釈し、酢酸エチル(2×5ml)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(NaSO)、濃縮して、粗製1−(7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)エタン−1,2−ジオールが得られ、それをさらに精製することなく使用した。
7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

THF(0.25ml)及び水(55μl)中の1−(7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)エタン−1,2−ジオール(9.0mg、0.024mmol)及び過ヨウ素酸ナトリウム(7.7mg、0.04mmol)の混合物を室温で40分間攪拌し、その後、過ヨウ素酸ナトリウム(10.0mg、0.05mmol)と水3滴を添加した。さらに15分間攪拌した後、得られた懸濁液を酢酸エチル(5ml)で希釈して、3分間攪拌した。セライトのショートパッドを通して、混合物を濾過し、それを酢酸エチル(2×5ml)ですすいだ。合わせた濾液をブライン(5ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮して、7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−カルバルデヒドが得られ、それをさらに精製することなく使用した。
(7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

不活性雰囲気下において、メタノール(0.1ml)中の7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−カルバルデヒド(4.0mg、0.01mmol)の氷冷溶液にNaBH(2.0mg、0.05mmol)を添加した。氷浴温度で5分間攪拌した後、得られた溶液を室温にし、攪拌を1時間続けた。氷浴温度に再び冷却し、水数滴でクエンチした。溶媒の大部分を真空下で除去した。得られた残留物を酢酸エチル(15ml)とブライン(10ml)との間で分配した。水層を酢酸エチル(5ml)で抽出し戻した。合わせた有機層を乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル)によって残留物を精製して、(7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)メタノールを得た。
7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−(フルオロメチル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

CHCl(0.2ml)中の(7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)メタノール(4.0mg、0.01mmol)の氷冷溶液に三フッ化ジエチルアミノ硫黄(5μl、0.04mmol)を添加した。反応バイアルにキャップし、溶液を0℃で5分間攪拌し、その後、冷却浴を取り除き、攪拌を室温で12時間続けた。溶液を酢酸エチル(5ml)で希釈して、飽和NaHCO水溶液(2×15ml)、ブライン(10ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル)によって残留物を精製して、7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−(フルオロメチル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンを得た。
7−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンの製造
Figure 2021508685

不活性雰囲気下において、ジクロロメタン(0.15ml)中の7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−カルバルデヒド(5.0mg、0.01mmol)及び三フッ化ジエチルアミノ硫黄(10μl、0.08mmol)の溶液を室温で4.5時間攪拌した。混合物を酢酸エチル(20ml)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(10ml)及びブライン(10ml)で洗浄した。有機層を乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル)によって残留物を精製して、7−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンを得た。
(2−ヒドラジニルピリジン−3−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(15mL)中の(2−クロロピリジン−3−イル)メタノール(2g、13.9mmol)にヒドラジン水和物(2.09g、41.8mmol)を添加した。反応混合物を80℃で一晩攪拌した。新たなヒドラジン水和物(2.04g、40.8mmol)を添加した。反応混合物を80℃で一晩攪拌し、次いで90℃で2日間攪拌した。反応混合物を水50mLと混合した。混合物をTHF/酢酸エチル(1/1)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、真空内で濃縮して、(2−ヒドラジニルピリジン−3−イル)メタノールを得た。次の工程でさらに精製することなく使用した。
[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

Biotageイニシエーター装置を用いて、マイクロ波照射によって反応混合物を加熱した(150℃で60分間)。反応混合物を真空内で濃縮して、8−((ジメトキシメトキシ)メチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。次の工程でさらに精製することなく使用した。塩酸(0.3mL、0.3mmol、水中で1モル)を、メタノール(0.3mL)中の8−((ジメトキシメトキシ)メチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(40mg、0.179mmol)に添加した。Biotageイニシエーター装置を用いて、マイクロ波照射によって反応混合物を加熱した(100℃で10分間)。反応混合物を真空内で濃縮して、[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イルメタノール塩酸塩を得た。次の工程でさらに精製することなく使用した。ジクロロメタン(3mL)中の[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イルメタノール塩酸塩(85mg、0.46mmol)の溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(71mg、0.55mmol)及び酸化マンガン(IV)(119mg、1.37mmol)を添加した。密閉バイアル中で混合物を50℃において24時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濃縮して、[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルバルデヒドを得た。
3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

同様の方法で(2−ヒドラジニルピリジン−3−イル)メタノール及び1,1,1−トリメトキシエタンから、3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルバルデヒドを製造した。
イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イルメタノールの製造
Figure 2021508685

THF(20mL)中のエチルイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルボキシレート(2g、10.52mmol)の溶液にLiAlH(798mg、21.0mmol)を0℃で攪拌しながら添加した。得られた懸濁液を20℃で2時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、水(2mL)でクエンチし、次いで酢酸エチル(200mL)で希釈した。Alのパッドを通して、得られた懸濁液を濾過し、濃縮した。カラムシリカゲルクロマトグラフィー(勾配:0〜10%、ジクロロメタン中のMeOH)によって残留物を精製して、イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イルメタノールを得た。
イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒドの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(5mL)中のイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イルメタノール(200mg、1.35mmol)及びデス・マーチン(Dess−Martin)・ペルヨージナン(1.15g、2.70mmol)の懸濁液を20℃で2時間攪拌した。Alのパッドを通して、反応混合物を濾過し、濃縮した。カラムシリカゲルクロマトグラフィー(勾配:0〜5%、ジクロロメタン中のMeOH)によって残留物を精製して、イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒドを得た。
7−メチルベンゾ[d]オキサゾールの製造
Figure 2021508685

トリエトキシメタン(4.8g、32mmol)中の2−アミノ−6−メチルフェノール(0.4g、3.3mmol)の混合物を140℃で12時間攪拌した。溶液を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜3/1)によって残留物を精製して、7−メチルベンゾ[d]オキサゾールを得た。
7−(ブロモメチル)ベンゾ[d]オキサゾールの製造
Figure 2021508685

CCl(2mL)中の7−メチルベンゾ[d]オキサゾール(0.1g、0.75mmol)の溶液に過酸化ベンゾイル(18mg、0.075mmol)及びNBS(147mg、0.83mmol)を添加し、次いで反応混合物を85℃で2時間攪拌した。混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜10/1)によって残留物を精製し、7−(ブロモメチル)ベンゾ[d]オキサゾールを得た。
メチル2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

1,1,1−トリエトキシエタン(17.7g、109mmol)中のメチル2−アミノ−3−ヒドロキシベンゾエート(1g、5.98mmol)の溶液を120℃で16時間加熱した。混合物を濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル勾配0〜30%)によって残留物を精製して、メチル2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−カルボキシレートを得た。
(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(5mL)中のメチル2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−カルボキシレート(100mg、0.52mmol)の溶液を−78℃で攪拌し、DIBAL−H(水素化ジイソブチルアルミニウム)(トルエン中で1M、2.1mL)を分けて添加した。得られた混合物を−78℃で1時間攪拌した。25℃のメタノール(1mL)を添加することによって反応混合物をクエンチし、45分間攪拌し、次いで水(1mL)及び塩化アンモニウムの飽和溶液(2mL)を力強く攪拌しながら添加した。得られた無機沈殿物を濾過によって除去した。濾液を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層を水(20mL×2)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル勾配0〜30%)によって残留物を精製して、(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)メタノールを得た。
4−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(2mL)中の(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)メタノール(40mg、0.25mmol)の溶液に0℃でSOCl(87mg、0.74mmol)を一滴ずつ添加した。混合物を25℃で1時間攪拌した。混合物を濃縮して、4−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールを得て、それを次の工程で直接使用した。
メチル2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−5−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

1,1,1−トリエトキシエタン(15mL)中のメチル3−アミノ−4−ヒドロキシベンゾエート(2g、12mmol)及びTFA(1.5mL)の溶液を30℃で2時間攪拌した。溶液を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜3/1)によって残留物を精製して、メチル2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−5−カルボキシレートを得た。
(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(5mL)中のメチル2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−5−カルボキシレート(0.5g、2.6mmol)の溶液を−20℃で攪拌した。LiAlH(119mg、3.1mmol)を少量に分けて添加した。得られた懸濁液を−20℃で1時間攪拌した。混合物をHO(0.2mL)でクエンチし、NaOH(水溶液15%、0.2mL)及びHO(0.6mL)を0℃で添加した。次いで、無水NaSO及びTHF(15mL)を添加し、混合物を0℃で0.5時間攪拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮した。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜1:1)によって残留物を精製して、(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)メタノールを得た。
5−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(5mL)中の(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)メタノール(100mg、0.61mmol)の溶液に0℃でSOCl(219mg、1.8mmol)を添加し、反応混合物を30℃で3時間攪拌した。溶液を濃縮した。粗生成物5−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールを次の工程で直接使用した。
4−クロロ−2−(クロロメチル)ピリミジンの製造
Figure 2021508685

四塩化炭素(30mL)中の4−クロロ−2−メチルピリミジン(3g、23.34mmol)、1−クロロピロリジン−2,5−ジオン(9.35g、70.01mmol)及びアゾビスイソブチロニトリル(766mg、4.67mmol)の溶液を密閉し、N雰囲気下において100℃で30時間攪拌した。反応混合物を20℃に冷却し、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって粗混合物を精製して、4−クロロ−2−(クロロメチル)ピリミジンを得た。
N−((4−クロロピリミジン−2−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

DMF(3mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(400mg、0.93mmol)、4−クロロ−2−(クロロメチル)ピリミジン(302mg、1.85mmol)及びNaI(347mg、2.32mmol)の溶液にt−BuOK(260mg、2.32mmol)を添加した。得られた溶液を90℃で15時間攪拌した。水(10mL)を添加した。得られた混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。分取HPLCによって残留物を精製して、N−((4−クロロピリミジン−2−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((4−ヒドラジニルピリミジン−2−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

THF(1mL)中のN−((4−クロロピリミジン−2−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(0.025g、0.045mmol)の溶液にNHNH(1M、1mL、1mmol、THF中の溶液)を添加した。得られた溶液を20℃で15時間攪拌した。反応混合物を濃縮して、未精製5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((4−ヒドラジニルピリミジン−2−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−5−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

トリメチルオルトホルメート(2.5mL、23mmol)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((4−ヒドラジニルピリミジン−2−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(前の工程から使用された未精製物)の溶液を50℃で15時間攪拌した。反応混合物を20℃に冷却し、真空内で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって粗混合物を精製して、N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−5−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
N−((4−アミノピリミジン−2−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

DMF(3mL)中の5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(200mg、0.46mmol)の溶液にt−BuOK(156mg、1.39mmol)、NaI(209mg、1.39mmol)及び2−(クロロメチル)ピリミジン−4−アミン(133mg、0.93mmol)を添加した。混合物を100℃で16時間攪拌した。水(5mL)を添加した。混合物を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL×2)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって粗混合物を精製して、N−[(4−アミノピリミジン−2−イル)メチル]−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−(イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イルメチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

EtOH(4mL)中のN−[(4−アミノピリミジン−2−イル)メチル]−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、0.09mmol)に、2−クロロアセトアルデヒド(310mg、1.58mmol)(HO中で40%)及びトリエチルアミン(47mg、0.46mmol)を添加した。混合物を85℃で16時間加熱した。室温に冷却した後、反応混合物を濃縮した。残留物をジクロロメタン(20mL)に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(20mL)及びブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)によって粗混合物を精製して、5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イルメチル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−メチルピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
4−ニトロ−3−プロポキシピリジン1−オキシドの製造
Figure 2021508685

攪拌しながらNa(109mg、4.74mmol)をn−PrOH(5mL)に添加した。溶液を80℃で0.5時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却した。攪拌しながら、n−PrOH(5mL)中の3−フルオロ−4−ニトロピリジン1−オキシド(0.5g、3.16mmol)のもう1つの溶液に、得られた溶液を添加した。得られた溶液を10分間攪拌した。温度を25℃に上げて、10分間攪拌した。減圧下においてプロパノールを蒸発させた。次いで、水(20mL)を残留物に添加した。混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。カラムシリカゲルクロマトグラフィー(勾配:0〜10%、石油エーテル中の酢酸エチル)によって残留物を精製して、4−ニトロ−3−プロポキシピリジン1−オキシドを得た。
4−ブロモ−3−プロポキシピリジンの製造
Figure 2021508685

反応温度を40℃未満に維持する速度で、酢酸エチル(15mL)中の4−ニトロ−3−プロポキシピリジン1−オキシド(560mg、2.83mmol)の溶液に酢酸エチル(5mL)中の三臭化リン(7.65g、28.3mmol)の溶液を一滴ずつ添加した。混合物を10分間攪拌し、次いで80℃で15時間攪拌した。混合物を20℃に冷却し、濃縮した。残留物を氷水(50mL)に注いだ。氷冷下において、温度を20℃で維持する速度で2M水酸化ナトリウム水溶液を添加して、反応シスステムをpH=10に調整した。反応混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機層を飽和ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで濃縮した。フラッシュカラムシリカゲルクロマトグラフィー(勾配:0〜40%、石油エーテル中の酢酸エチル)によって残留物を精製して、4−ブロモ−3−プロポキシピリジンを得た。
4−ブロモ−3−エトキシピリジンの製造
Figure 2021508685

DMF(10mL)中の4−ブロモピリジン−3−オール(500mg、2.87mmol)の溶液にブロモエタン(313mg、2.87mmol)及びKCO(794mg、5.75mmol)を添加した。混合物を60℃で16時間加熱した。混合物を濃縮した。残留物を酢酸エチル(20mL)及びHO(20mL)に溶解した。有機層をHO(20mL×2)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、4−ブロモ−3−エトキシ−ピリジンを得た。
3−エトキシ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンの製造
Figure 2021508685

ジオキサン(3mL)中の4−ブロモ−3−エトキシ−ピリジン(50mg、0.25mmol)の溶液に4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビス(1,3,2−ジオキサボロラン)(94mg、0.37mmol)、Pd(dppf)Cl(36mg、0.05mmol)及びKOAc(73mg、0.74mmol)を添加した。混合物をNで通気し、100℃で16時間加熱した。混合物を20℃に冷却した。ジオキサン(3mL)中の3−エトキシ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(62mg、未精製)の溶液を次の工程で直接使用した。
(3−プロポキシピリジン−4−イル)ボロン酸の製造
Figure 2021508685

同様の方法で(3−プロポキシピリジン−4−イル)ボロン酸を4−ブロモ−3−プロポキシピリジンから製造した。
3−クロロ−6−エトキシピリダジンの製造
Figure 2021508685

エタノール(60mL)中の3,6−ジクロロピリダジン(4g、26.85mmol)及びKCO(5.57g、40.28mmol)の混合物を90℃で20時間攪拌した。反応混合物を20℃に冷却し、溶媒を蒸発によって除去した。残留物を飽和NHCl水溶液(40mL)で希釈し、次いで混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。有機層をブライン(40mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮して、3−クロロ−6−エトキシ−ピリダジンを得た。
3−エトキシピリダジンの製造
Figure 2021508685

EtOH(5mL)中の3−クロロ−6−エトキシ−ピリダジン(1g、6.31mmol)及びギ酸アンモニウム(596mg、9.46mmol)の溶液にN下においてPd/C(Pd10%、水50%、0.01g)を添加した。混合物を50℃で1時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(勾配:0〜100%、石油エーテル中の酢酸エチル)によって粗生成物を精製して、3−エトキシピリダジンを得た。
3−エトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンの製造
Figure 2021508685

−30℃でアルゴン下において、ジイソプロピルエーテル(15mL)中の2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(1.31g、9.26mmol)の溶液にn−ブチルリチウム(2.5M、3.7mL、ヘキサン中)をゆっくりと添加した。−78℃に冷却する前に反応混合物を0℃で30分間攪拌し、ジイソプロピルエーテル(4mL)中の3−エトキシピリダジン(0.5g、4.03mmol)の溶液をゆっくりと添加した。次いで、トリブチルクロロスタンナン(1.86g、5.71mmol)を同じ温度で10回に分けて添加した。−78℃で45分間攪拌した後、ジイソプロピルエーテル及び塩化アンモニウムの飽和水溶液の混合物(15mL/15mL)を添加し、温度を20℃まで温めた。次いで、さらなるジイソプロピルエーテル(300mL)を混合物に添加し、有機層を分離し、塩化アンモニウムの飽和水溶液(30mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、混合物を濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(勾配:0〜50%、石油エーテル中の酢酸エチル)によって残留物を精製して、3−エトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンを得た。
3−プロポキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンの製造
Figure 2021508685

同様の方法で3−プロポキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンを3,6−ジクロロピリダジン及びプロパン−1−オールから製造した。
3−メトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンの製造
Figure 2021508685

同様の方法で3−メトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジを3,6−ジクロロピリダジン及びメタノールから製造した。
t−ブチル((5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル)カルバメートの製造
Figure 2021508685

MeOH(40mL)中の5−フルオロピリミジン−2−カルボニトリル(1g、8.12mmol)及びジ−t−ブチルジカーボネート(2.13g、9.75mmol)の溶液にN下においてラネーニッケル(0.1g)を添加した。懸濁液を真空下において脱気して、Hで数回パージした。混合物をH(50psi)下において、20℃で15時間攪拌した。珪藻土のパッドを通して、混合物を濾過し、濃縮した。カラムシリカゲルクロマトグラフィー(勾配:0〜15%、石油エーテル中の酢酸エチル)によって残留物を精製して、t−ブチル((5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル)カルバメートを得た。
(5−フルオロピリミジン−2−イル)メタンアミンの製造
Figure 2021508685

HCl/酢酸エチル(15mL)中のt−ブチル((5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル)カルバメート(1.5g、6.6mmol)の溶液を25℃で30分間攪拌した。反応混合物を20℃に冷却し、濃縮して、(5−フルオロピリミジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩を得た。
メチル2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−カルボキシレートの製造
Figure 2021508685

1,1,1−トリエトキシエタン(17.7g、109mmol)中のメチル2−アミノ−3−ヒドロキシベンゾエート(1g、5.98mmol)の溶液を120℃で16時間加熱した。混合物を濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(0〜30%酢酸エチル/石油エーテル勾配)によって残留物を精製して、メチル2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−カルボキシレートを得た。
(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)メタノールの製造
Figure 2021508685

THF(5mL)中のメチル2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−カルボキシレート(100mg、0.52mmol)の溶液を0℃で攪拌し、DIBAL−H(水素化ジイソブチルアルミニウム)(トルエン中で1M、2.09mL)を分けて添加し、得られた混合物を−78℃で1時間攪拌した。25℃の追加のメタノール(1mL)によって反応混合物をクエンチし、45分間にわたって攪拌し、次いで水(1mL)及び塩化アンモニウムの飽和溶液(2mL)を力強く攪拌しながら添加し、得られた無機沈殿物を濾過によって除去した。濾液を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層を水(20mL×2)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル勾配0〜30%)によって残留物を精製して、(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)メタノールを得た。
4−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールの製造
Figure 2021508685

ジクロロメタン(2mL)中の(2−メチルベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)メタノール(40mg、0.25mmol)の溶液に0℃でSOCl(87mg、0.74mmol)を一滴ずつ添加し、混合物を25℃で1時間攪拌した。混合物を濃縮して、4−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールを得た。
5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

ジオキサン(8mL)及びHO(3mL)中の5−クロロ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(500mg、1.45mmol)及び5−クロロ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(542mg、2.17mmol)の溶液にPd(dppf)Cl(107mg、0.14mmol)及びCsCO(945mg、2.90mmol)を添加した。混合物をN2で通気し、N2下において100℃で3時間加熱した。混合物を20℃に冷却し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル勾配0〜30%)によって残留物を精製して、5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

TFA(10mL)中の5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(650mg、1.51mmol)の溶液を60℃で16時間攪拌した。混合物を濃縮した。HO(2mL)を残留物に添加した。飽和NaHCO水溶液によって混合物をpH=7に調整し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル勾配10〜100%)によって残留物を精製して、5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
5−ブロモ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

NMP(10mL)中の5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(1g、3mmol)及び(4−メトキシフェニル)メタンアミン(494mg、3.6mmol)の混合物に、CsF(1.4g、9mmol)を添加した。混合物を100℃で12時間攪拌した。混合物を濾過した。混合物にHO(5mL)を添加し、酢酸エチル(20mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル0%〜30%)によって残留物を精製して、5−ブロモ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

DMF(5mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(500mg、1.3mmol)、3−エトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジン(584mg、1.4mmol)及びCuI(24mg、0.13mmol)の混合物を、真空排気及びNでの充填の3サイクルにかけた。次いで、Pd(PPh(148mg、0.13mmol)を添加し、100℃で12時間攪拌する前に、得られた混合物をさらに、真空排気及びNでの充填の3サイクルにかけた。反応混合物を25℃に冷却し、EtOAc(20mL)とHO(20mL)の間に分配した。有機相を分離し、HO(10mL×2)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル0%〜50%)によって残留物を精製して、5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンの製造
Figure 2021508685

TFA(20mL)中の5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(820mg、1.9mmol)の溶液を60℃で16時間攪拌した。混合物を濃縮した。HO(2mL)を残留物に添加した。飽和NaHCO水溶液によって混合物をpH=7に調整し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層をHO(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル中の酢酸エチル0〜50%)によって残留物を精製して、5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
本発明の化合物
実施例1a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

THF(0.4mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(15mg、0.05mmol)及び3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルバルデヒド(15.5mg、0.10mmol)の溶液にオルトチタン酸テトラエチル(65.9mg、0.29mmol)を添加した。エタノール(0.15mL)で希釈する前に混合物を75℃で2時間攪拌し、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(9.1mg、0.24mmol)を添加し、反応混合物を室温で1時間攪拌した。水(10mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって粗混合物を精製して、5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.22(dd,J=7.3,2.0Hz,1H),8.15(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.82(d,J=7.0Hz,1H),7.23(dd,J=6.7,1.1Hz,1H),7.19(s,1H),7.00(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.85(t,J=6.8Hz,1H),6.35(t,J=6.0Hz,1H),5.08(hept,J=6.6Hz,1H),4.93(d,J=5.9Hz,2H),4.44(q,J=7.0Hz,2H),2.77(s,3H),2.63(s,3H),1.65(d,J=6.5Hz,6H),1.35(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS:t=0.47分(方法D),m/z=457.6[M+H]
実施例2a:N−(2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−4−カルバルデヒドから、実施例1と同様の方法で製造された。H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.22(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.14(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.97(dd,J=7.8,2.2Hz,1H),7.61−7.57(m,2H),7.23(s,1H),6.99(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),5.67(t,J=5.9Hz,1H),5.05(d,J=5.9Hz,2H),4.95(hept,J=6.6Hz,1H),4.36(q,J=7.0Hz,2H),2.64(s,3H),1.64(d,J=6.5Hz,6H),1.24(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS:t=0.65分(方法D),m/z=460.5[M+H]
実施例3a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−カルバルデヒドから、実施例1と同様の方法で製造された。H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.86(s,1H),8.22(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.15(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),8.09(dd,J=6.9,1.0Hz,1H),7.27(dd,J=6.8,1.1Hz,1H),7.19(s,1H),7.00(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.87(t,J=6.8Hz,1H),6.26(t,J=6.0Hz,1H),5.07(hept,J=6.6Hz,1H),4.97(d,J=5.9Hz,2H),4.42(q,J=7.0Hz,2H),2.63(s,3H),1.65(d,J=6.5Hz,6H),1.33(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS:t=0.57分(方法D),m/z=443.6[M+H]
実施例4a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−カルバルデヒドから、実施例1と同様の方法で製造された。H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.23(dd,J=7.3,2.0Hz,1H),8.16(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),8.11(dd,J=6.8,1.1Hz,1H),7.64−7.63(m,2H),7.22(s,1H),7.17(dd,J=6.8,1.1Hz,1H),7.01(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.87(t,J=5.7Hz,1H),6.80(t,J=6.8Hz,1H),5.11(hept,J=6.5Hz,1H),4.86(d,J=5.6Hz,2H),4.45(q,J=7.0Hz,2H),2.63(s,3H),1.62(d,J=6.5Hz,6H),1.37(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS:t=0.49分(方法D),m/z=442.5[M+H]
実施例5a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−カルバルデヒドから、実施例1と同様の方法で製造された。H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.48(d,J=6.9Hz,1H),8.27(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.14(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),8.02(d,J=2.3Hz,1H),7.20(s,1H),7.17(dd,J=6.9,1.1Hz,1H),7.00(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.78(t,J=6.9Hz,1H),6.61(dd,J=2.3,0.9Hz,1H),4.85(t,J=5.4Hz,1H),4.80(hept,J=6.6Hz,1H),4.75(d,J=5.3Hz,2H),4.31(q,J=7.1Hz,2H),2.66(s,3H),1.61(d,J=6.5Hz,6H),1.17(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS:t=0.52分(方法D),m/z=442.5[M+H]
実施例6a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−([1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒドから、実施例1と同様の方法で製造された。H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.43(s,1H),8.24(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.15(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.77(dd,J=9.0,1.1Hz,1H),7.54(dd,J=8.9,7.1Hz,1H),7.24(s,1H),7.12(dd,J=7.0,1.1Hz,1H),7.00(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),5.92(t,J=6.4Hz,1H),5.06(d,J=6.3Hz,2H),4.95(hept,J=6.6Hz,1H),4.39(q,J=7.0Hz,2H),2.63(s,3H),1.64(d,J=6.7Hz,6H),1.25(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS:t=0.61分(方法D),m/z=443.6[M+H]
実施例7a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルバルデヒドから、実施例1と同様の方法で製造された。H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.22(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.16(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.63(dd,J=8.9,1.2Hz,1H),7.47(dd,J=8.9,7.0Hz,1H),7.23(s,1H),7.02(dd,J=7.2,1.1Hz,1H),7.00(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.08(t,J=6.4Hz,1H),5.02−4.94(m,3H),4.42(q,J=7.0Hz,2H),2.64(s,3H),2.62(s,3H),1.64(d,J=6.6Hz,6H),1.30(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS:t=0.51分(方法D),m/z=457.7[M+H]
実施例8a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

6−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−イソプロピル−1−メチル−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−4−アミン及びイミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−カルバルデヒドから、実施例1と同様の方法で製造された。H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ 8.27(dd,J=1.6,7.6Hz,1H),8.21(s,1H),8.14(dd,J=1.6,4.8Hz,1H),7.94(d,J=7.6Hz,1H),7.54(s,1H),7.20(s,1H),7.00(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.79(d,J=6.4Hz,1H),6.63−6.52(m,1H),4.91(br s,1H),4.88−4.78(m,1H),4.73(d,J=5.2Hz,2H),4.32(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),1.63(d,J=6.4Hz,6H),1.20(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.23分(方法A,m/z=442.1[M+H]
実施例9a:N−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

0℃のDMF(10mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(250mg、0.58mmol)の溶液にNaH(46mg、1.2mmol、鉱油中の60%分散液)を添加した。30℃で0.5時間攪拌した後、DMF(5mL)中の7−(ブロモメチル)ベンゾ[d]オキサゾール(246mg、1.2mmol)の溶液を0℃で添加した。溶液を0℃で0.5時間攪拌した。溶液をNHCl(飽和水溶液0.5mL)でクエンチし、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜3/1)によって残留物を精製して、N−(ベンゾ[d]オキサゾール−7−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。TFA(5mL)中のN−(ベンゾ[d]オキサゾール−7−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(100mg、0.18mmol)の溶液を30℃で1時間攪拌した。0℃のTEA(30ml)に溶液を一滴ずつ添加し、0℃で0.5時間攪拌した。混合物を濃縮した。残留物を酢酸エチル(60mL)で希釈し、水(20mL×3)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO、石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜1:1)によって残留物を精製して、N−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(CDCl 400MHz):δ=8.23(d,J=7.2Hz,1H),8.18−8.13(m,2H),7.79(d,J=7.6Hz,1H),7.48−7.39(m,2H),7.23(s,1H),7.01(dd,J=6.8,4.0Hz,1H),5.01(br.s,1H),4.94−4.82(m,3H),4.37(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),1.64(d,J=6.0Hz,6H),1.27(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.82分(方法L),m/z=443.1[M+H]
実施例10a:N−(1,3−ベンゾオキサゾール−4−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−(ブロモメチル)−1,3−ベンゾオキサゾールから、実施例9と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.23(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18−8.16(m,2H),7.58(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),7.44−7.40(m,2H),7.25(s,1H),7.02(dd,J=5.2,7.6Hz,1H),6.18(brs,1H),5.12−5.06(m,1H),4.92(d,J=5.6Hz,2H),4.44(q,dd,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.38(t,dd,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.97分(方法A),m/z=433[M+H]
実施例11a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールから、実施例9と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.31−8.29(m,3H),8.18(dd,=2.0,5.2Hz,1H),7.24(s,1H),7.02(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.95(s,1H),5.20−5.17(m,1H),4.62(d,J=7.0Hz,2H),4.40(q,J=7.2Hz,2H),4.06(s,3H),3.85(s,3H),3.33−3.26(m,1H),1.47(d,J=6.8Hz,6H),1.30(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=2.11分(方法L),m/z=457[M+H]
実施例12a:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールから、実施例9と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.24(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.15(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.72(s,1H),7.50(d,J=8.4Hz,1H),7.37(dd,J=1.2,8.4Hz,1H),7.21(s,1H),7.01(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),4.85−4.79(m,1H),4.78(brs,1H),4.64(d,J=5.2Hz,2H),4.40(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),2.65(s,3H),1.61(d,J=6.4Hz,6H),1.31(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.95分(方法L),m/z=457.1[M+H]
実施例13a:N−(1,3−ベンゾオキサゾール−4−イルメチル)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

NMP(2mL)中の5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(80mg、0.18mmol)の溶液に4−(ブロモメチル)ベンゾ[d]オキサゾール(59mg、0.28mmol)、t−BuOK(42mg、0.37mmol)及びNaI(55mg、0.37mmol)を添加し、得られた混合物を脱気し、Nで3回パージし、次いで混合物を120℃で12時間攪拌した。混合物を20℃に冷却し、濾過し、濾過ケークを酢酸エチル(20mL×2)で洗浄した。濾液を濃縮した。酢酸エチル(10mL)及びHO(10mL)を添加し、有機層をHO(20mL×3)、ブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル勾配0〜50%)によって残留物を精製して、N−(ベンゾ[d]オキサゾール−4−イルメチル)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。TFA(2mL)中のN−(ベンゾ[d]オキサゾール−4−イルメチル)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(58mg、0.10mmol)の溶液を20℃で1時間攪拌した。0℃のTEA(30ml)に溶液を一滴ずつ添加し、0℃で0.5時間攪拌した。混合物を濃縮した。残留物を酢酸エチル(20mL)で希釈し、水(20mL×3)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。分取HPLCによって残留物を精製して、N−(1,3−ベンゾオキサゾール−4−イルメチル)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.95(d,J=4.8Hz,1H),8.17(s,1H),8.13(d,J=4.8Hz,1H),7.59(d,J=7.6Hz,1H),7.47−7.37(m,3H),6.32(ブロードt,J=5.2Hz,1H),5.14−5.06(m,1H),4.94(d,J=5.2Hz,2H),4.70(q,J=6.8Hz,2H),2.65(s,3H),1.65(d,J=6.4Hz,6H),1.48(t,J=6.8Hz,3H)LC−MS:t=2.01分(方法L),m/z=444[M+H]
実施例14a:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

N−(ベンゾ[d]オキサゾール−4−イルメチル)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−(クロロメチル)−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールから、実施例13と同様の方法で製造された。H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.95(d,J=4.8Hz,1H),8.13(d,J=4.8Hz,1H),7.47(d,J=7.2Hz,1H),7.39(s,1H),7.36−7.29(m,2H),6.58(brt,J=5.2Hz,1H),5.23−5.14(m,1H),4.88(d,J=5.2Hz,2H),4.72(q,J=7.2Hz,2H),2.69(s,3H),2.66(s,3H),1.66(d,J=6.8Hz,6H),1.51(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=2.1分(方法L),m/z=458[M+H]
実施例15a:N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−5−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

トリフルオロ酢酸(1.4mL、0.019mmol)中のN−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−5−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(前の工程からの未精製物を直接)の溶液を50℃で1時間攪拌した。反応混合物を20℃に冷却し、濃縮した。残留物を飽和NaHCO水溶液(40mL)で希釈し、次いで酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル)に続いて、分取HPLCによって粗混合物を精製して、N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−5−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(アセトニトリル−d3,400MHz)δ 9.22(s,1H),8.15(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),8.12(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),7.93(d,J=6.8Hz,1H),7.61(d,J=6.8Hz,1H),7.23(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.07(br s,1H),5.15−5.05(m,1H),4.96(d,J=4.8Hz,2H),4.35(q,J=7.2Hz,2H),2.51(s,3H),1.60(d,J=6.4Hz,6H),1.23(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)444.2(MH);t=1.741分(方法M).
実施例16a:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−(イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イルメチル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから、実施例15と同様の方法で製造された。H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.32(d,J=6.8Hz,1H),8.21(d,J=3.6Hz,1H),8.21(d,J=6.4Hz,1H),7.86(s,1H),7.64−7.62(m,2H),7.27−7.26(m,1H),7.08−7.05(m,1H),6.54(brs,1H),5.17−5.14(m,1H),4.80(d,J=2.8Hz,2H),4.53(q,J=6.8Hz,2H),2.68(s,3H),1.74(d,J=6.4Hz,6H),1.48(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)443.3(MH);t=1.682分(方法J).
実施例1b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

NMP(1.5mL)中の5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(500mg、1.5mmol)の溶液にピリミジン−2−イルメタンアミン塩酸塩(437mg、3mmol)及びCsF(684mg、4.50mmol)を添加し、得られた混合物を100℃で16時間加熱した。混合物を25℃に冷却し、次いで酢酸エチル(50mL)及びHO(30mL)を添加し、有機層をHO(50mL×3)、ブライン(50mL×2)で洗浄し、次いで濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル勾配0〜100%)によって残留物を精製して、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−2−イルメチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。DMF(1mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−2−イルメチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(100mg、0.28mmol)の溶液に3−エトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジン(229mg、0.55mmol)、CuI(5mg、0.028mmol)及びPd(PPh(32mg、0.028mmol)を添加し、反応混合物をNで脱気し、100℃で16時間加熱した。混合物を25℃に冷却し、濾過し、濾過ケークを酢酸エチル(10mL)で洗浄した。濾液を濃縮した。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(MeOH/ジクロロメタン勾配0〜5%)によって残留物を精製して、未精製物を得た。その未精製物を分取TLC(SiO2、ジクロロメタン:MeOH=20:1)によって精製して、標題化合物を得た。H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.96(d,J=4.8Hz,1H),8.83(d,J=5.2Hz,2H),8.16(d,J=4.8Hz,1H),7.34−7.32(m,2H),6.53(brs,1H),5.16−5.10(m,1H),4.78−4.73(m,4H),2.67(s,3H),1.72(d,J=6.8Hz,6H),1.56(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.71分(方法L),m/z=405[M+H]
実施例2b:1−イソプロピル−5−(3−メトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及びトリブチル−(3−メトキシピリダジン−4−イル)スタンナンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.98(d,J=4.4Hz,1H),8.09(d,J=4.4Hz,1H),7.59(s,1H),7.45(s 1H),7.23(s,1H),4.79−4.73(m,1H),4.65(brs,1H),4.42(d,J=5.2Hz,2H),4.22(s,3H),3.94(s,3H),2.64(s,3H),1.60(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS:t=1.6分(方法C),m/z=393.1[M+H]
実施例3b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及びトリブチル−(3−エトキシピリダジン−4−イル)スタンナンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl3,400MHz)δ 8.96(d,J=4.4Hz,1H),8.17(d,J=4.4Hz,1H),7.58(s,1H),7.44(s,1H),7.39(s,1H),4.82−4.65(m,3H),4.61(brs,1H),4.41(d,J=4.4Hz,2H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),1.60(d,J=6.8Hz,6H),1.48(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.69分(方法C),m/z=407.1[M+H]
実施例4b:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシピリダジン−4−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び3−プロポキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.98(d,J=4.0Hz,1H),8.16(d,J=4.0Hz,1H),7.57(s,1H),7.45(s,1H),7.32(s,1H),4.85−4.72(m,2H),4.62(t,J=6.8Hz,2H),4.42(s,2H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),1.93−1.88(m,2H),1.60(d,J=6.8Hz,6H),1.07(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS:t=1.8分(方法L),m/z=421.1[M+H]
実施例5b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

(+)−5,7−ジブロモ−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及びトリブチル−(3−エトキシピリダジン−4−イル)スタンナンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl3,400MHz)δ 8.96(d,J=4.8Hz,1H),8.18(d,J=4.8Hz,1H),7.58(s,1H),7.44(s,1H),7.41(s,1H),4.72(q,J=7.2Hz,2H),4.52(s,1H),4.47−4.43(m,1H),4.41(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),2.18−2.11(m,1H),1.88−1.81(m,1H),1.59(d,J=6.4Hz,3H),1.48(t,J=7.2Hz,3H),0.83(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS:t=1.79分(方法L),m/z=421.1[M+H]
実施例6b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

(−)−5,7−ジブロモ−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及びトリブチル−(3−エトキシピリダジン−4−イル)スタンナンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.96(d,J=4.8Hz,1H),8.18(d,J=4.8Hz,1H),7.58(s,1H),7.44(s,1H),7.41(s,1H),4.72(q,J=7.2Hz,2H),4.54(brs,1H),4.49−4.42(m,1H),4.41(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),2.21−2.07(m,1H),1.90−1.79(m,1H),1.59(d,J=6.4Hz,3H),1.48(t,J=7.2Hz,3H),0.83(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS:t=1.79分(方法L),m/z=421.1[M+H]
実施例7b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシ−3−ピリジル)メタンアミン及びトリブチル−(3−エトキシピリダジン−4−イル)スタンナンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.94(d,J=4.8Hz,1H),8.16−8.14(m,2H),7.59(dd,J=2.0,7.2Hz 1H),7.31(s,1H),6.91(dd,J=5.2,7.2Hz 1H),5.19(brt,J=5.6Hz,1H),4.90−4.87(m,1H),4.66(q,J=6.8Hz,2H),4.53(d,J=5.6Hz,2H),4.05(s,3H),2.65(s,3H),1.65(d,J=6.4Hz,6H),1.40(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.95分(方法L),m/z=434.1[M+H]
実施例8b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタンアミン及びトリブチル−(3−エトキシピリダジン−4−イル)スタンナンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.97(d,J=4.8Hz,1H),8.17(d,J=4.8Hz,1H),7.38(s,1H),5.39−5.33(m,1H),4.97−4.92(m,1H),4.77−4.73(m,4H),2.66(s,3H),2.59(s,3H),1.67(d,J=6.4Hz,6H),1.53(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.74分(方法B),m/z=409.01[M+H]
実施例9b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メタンアミン及びトリブチル−(3−エトキシピリダジン−4−イル)スタンナンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ=8.94(d,J=4.8Hz,1H),8.15(d,J=4.8Hz,1H),7.38(d,J=2.4Hz,1H),7.35(s,1H),6.26(d,J=2.4Hz,1H),5.36(brt,J=4.4Hz,1H),4.95−4.88(m,1H),4.73(q,J=6.8Hz,2H),4.52(d,J=4.8Hz,2H),3.93(s,3H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.51(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.76分(方法L),m/z=407.1[M+H]
実施例10b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(5−フルオロピリミジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩及び3−エトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl,400MHz)δ 8.89(d,J=4.8Hz,1H),8.63(s,2H),8.10(d,J=4.8Hz,1H),7.20(s,1H),6.24(brs,1H),5.05−4.99(m,1H),4.70−4.67(m,4H),2.59(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.49(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=2.13分(方法B),m/z=423[M+H]
実施例11b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチルピリミジン−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(4−メチルピリミジン−2−イル)メタンアミン及び3−エトキシ−4−(トリブチルスタニル)ピリダジンから、実施例1と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.96(d,J=4.0Hz,1H),8.66(d,J=4.8Hz,1H),8.14(d,J=4.0Hz,1H),7.29(s,1H),7.18(d,J=4.8Hz,1H),6.67(brs,1H),5.21−5.15(m,1H),4.75(q,J=6.8Hz,2H),4.68(s,2H),2.67(s,3H),2.61(s,3H),1.73(d,J=6.4Hz,6H),1.56(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.86分(方法L),m/z=419.1[M+H]
実施例12b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン。
Figure 2021508685

ジオキサン(2mL)中の5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、0.16mmol)の溶液に6−フルオロピコリンアルデヒド(40mg、0.32mmol)及びTi(Oi−Pr)(91mg、0.32mmol)を添加し、反応混合物を100℃で16時間加熱した。混合物を20℃に冷却し、次の工程に直接使用した。反応混合物を0℃に冷却し、次いでEtOH(2mL)を添加し、続いてNaBH(30mg、0.80mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間攪拌した。NHCl飽和水溶液(1mL)を添加し、セライトを通して混合物を濾過し、濾過ケークを酢酸エチル(20mL)で洗浄し、濾液を濃縮した。分取HPLCによって残留物を精製して、標題化合物を得た。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.39−8.36(m 2H),7.88−7.82(m 2H),7.26−7.25(m,1H),7.10(s,1H),6.94−6.91(m,1H),6.11(brs,1H),5.13−5.06(m,1H),4.60(d,J=4.4Hz,2H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),2.67(s,3H),1.72(d,J=6.4Hz,6H),1.41(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.68分(方法M),m/z=421[M+H]
実施例13b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.40(s,1H),8.36(d,J=4.8Hz,1H),7.86(d,J=4.8Hz,1H),7.61(d,J=2.0Hz,1H),7.19(s,1H),6.36(d,J=2.0Hz,1H),5.38(brs,1H),4.95−4.89(m,1H),4.57(d,J=5.2Hz,2H),4.20(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=6.8Hz,3H)LC−MS:t=1.64分(方法C),m/z=392.1[M+H]
実施例14b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びピコリンアルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.94(d,J=4.8Hz,1H),8.65−8.63(d,J=5.2Hz,1H),8.15(d,J=4.8Hz,1H),7.75−7.73(m,1H),7.37−7.35(m,1H),7.30−7.29(m,1H),7.26(s,1H),6.65(brs,1H),5.14−5.07(m,1H),4.71(q,J=7.2Hz,2H),4.61(d,J=4.0Hz,2H),2.65(s,3H),1.69(d,J=6.4Hz,6H),1.51(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.75分(方法L),m/z=404[M+H]
実施例15b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びピコリンアルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.64(d,J=4.8Hz,1H),8.40(s,1H),8.37(d,J=4.8Hz,1H),7.87(d,J=4.8Hz,1H),7.76−7.72(m,1H),7.35(d,J=7.6Hz,1H),7.29(d,J=4.8Hz,1H),7.12(s,1H),6.60(brt,J=4.0Hz,1H),5.17−5.07(m,1H),4.60(d,J=4.0Hz,2H),4.19(q,J=6.8Hz,2H),2.67(s,3H),1.70(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.71分(方法L),m/z=403.1[M+H]
実施例16b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−フルオロニコチンアルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.94(d,J=4.8Hz,1H),8.21−8.20(m,1H),8.16(d,J=4.8Hz,1H),7.84−7.79(m,1H),7.28(s,1H),7.23−7.20(m,1H),5.04(brs,1H),4.89−4.86(m,1H),4.68(d,J=5.6Hz,2H),4.63(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.35(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.79分(方法L),m/z=422[M+H]
実施例17b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−フルオロニコチンアルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.35−8.33(m,2H),8.18(d,J=4.8Hz,1H),7.85(d,J=4.8Hz,1H),7.82−7.80(m,1H),7.23−7.19(m,1H),7.11(s,1H),5.01(brs,1H),4.92−4.83(m,1H),4.65(d,J=5.6Hz,2H),4.11(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.29(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.51分(方法M),m/z=421.1[M+H]
実施例18b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.95(d,J=4.8Hz,1H),8.15(d,J=4.8Hz,1H),8.06(s,1H),7.36(s,1H),5.61(brs,1H),5.01−4.94(m,1H),4.74(q,J=7.2Hz,2H),4.60(d,J=4.8Hz,2H),3.96(s,3H),2.65(s,3H),1.67(d,J=6.8Hz,6H),1.55(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.61分(方法L),m/z=408.1[M+H]
実施例19b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.40(s,1H),8.36(d,J=4.4Hz,1H),8.05(s,1H),7.87(d,J=4.4Hz,1H),7.19(s,1H),5.55(brs,1H),5.00−4.95(m,1H),4.57(d,J=4.4Hz,2H),4.22(q,J=6.8Hz,2H),3.95(s,3H),2.66(s,3H),1.66(d,J=6.8Hz,6H),1.46(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.56分(方法L),m/z=407.1[M+H]
実施例20b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−メチルチアゾール−5−カルバルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.96(d,J=4.4Hz,1H),8.16(d,J=4.4Hz,1H),7.63(s,1H),7.40(s,1H),4.83−4.69(m,6H),2.72(s,3H),2.65(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.47(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.76分(方法L),m/z=424[M+H]
実施例21b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−メチルチアゾール−5−カルバルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
1H NMR(CDCl 400MHz):δ=8.39(s,1H),8.37(d,J=4.8Hz,1H),7.86(d,J=4.8Hz,1H),7.62(s,1H),7.23(s,1H),4.83−4.77(m,1H),4.75−4.68(m,3H),4.20(q,J=6.8Hz,2H),2.72(s,3H),2.66(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.40(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.45分(方法M),m/z=423[M+H]
実施例22b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.95(d,J=4.8Hz,1H),8.15(d,J=4.8Hz,1H),7.34(s,1H),6.09(s,1H),5.40(brs,1H),4.94−4.87(m,1H),4.73(q,J=6.8Hz,2H),4.51(d,J=4.4Hz,2H),2.65(s,3H),2.36(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.51(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.77分(方法L),m/z=407.1[M+H]
実施例23b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.40(s,1H),8.37(d,J=4.8Hz,1H),7.87(d,J=4.8Hz,1H),7.17(s,1H),6.07(s,1H),5.37(brs,1H),4.95−4.87(m,1H),4.49(d,J=4.4Hz,2H),4.20(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),2.35(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.7分(方法L),m/z=406.1[M+H]
実施例24b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−メトキシピコリンアルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.96(d,J=4.8Hz,1H),8.17(d,J=4.4Hz,1H),7.64(dd,J=7.6,8.4Hz,1H),7.33(s,1H),6.96(dd,J=7.2,0.8Hz,1H),6.75(d,J=8.0Hz,1H),6.25(brt,J=4.0Hz,1H),5.13−5.06(m,1H),4.74(q,J=7.2Hz,2H),4.57(d,J=4.0Hz,2H),4.02(s,3H),2.67(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.53(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=2.1分(方法L),m/z=434[M+H]
実施例25b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−メトキシピコリンアルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.40−8.37(m,2H),7.88(d,J=4.4Hz,1H),7.65−7.61(m,1H),7.16(s,1H),6.94(d,J=7.6Hz,1H),6.74(d,J=8.4Hz,1H),6.20(brs,1H),5.13−5.06(m,1H),4.54(d,J=4.4Hz,2H),4.21(q,J=6.8Hz,2H),4.01(s,3H),2.67(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.44(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=1.81分(方法M),m/z=433.1[M+H]
実施例26b:5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−フルオロピコリンアルデヒドから、実施例12と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.96(d,J=4.8Hz,1H),8.15(d,J=4.4Hz,1H),7.89−7.83(m,1H),7.29−7.28(m,2H),6.95−6.92(m,1H),6.18(brs,1H),5.11−5.08(m,1H),4.72(q,J=6.8Hz,2H),4.62(d,J=4.4Hz,2H),2.66(s,3H),1.72(d,J=6.4Hz,6H),1.50(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.95分(方法L),m/z=422[M+H]
実施例27b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン。
Figure 2021508685

NMP(8mL)中の5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(0.3g、0.9mmol)、(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メタンアミン(120mg、1.08mmol)及びCsF(274mg、1.80mmol)の混合物を100℃で12時間攪拌した。混合物を水(20mL)に注ぎ、水相を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(10mL×1)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/酢酸エチル=1/0、1/1)によって残留物を精製して、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。HO(1.5mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(30mg、0.083mmol)、(3−エトキシピリジン−4−イル)ボロン酸(28mg、0.17mmol)、Pd(dppf)Cl(6mg、0.008mmol)、KCO(23mg、0.17mmol)及びジオキサン(1.5mL)の混合物を100℃で2時間攪拌した。混合物を濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO、石油エーテル/酢酸エチル=1/0〜0:1)及び分取HPLCによって残留物を精製して、標題化合物を得た。
H NMR(CDCN 400MHz):δ=8.39(s,1H),8.26(d,J=4.8Hz,1H),7.74(d,J=4.8Hz,1H),7.41(d,J=2.4Hz,1H),7.19(s,1H),6.20(d,J=2.4Hz,1H),5.71(brt,J=5.2Hz,1H),5.04−4.94(m,1H),4.50(d,J=5.2Hz,2H),4.19(q,J=7.2Hz,2H),3.80(s,3H),2.50(s,3H),1.54(d,J=6.8Hz,6H),1.35(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.71分(方法L),m/z=406.1[M+H]
実施例28b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン,(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び(3−エトキシピリジン−4−イル)ボロン酸から、実施例27と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.39−8.37(m,2H),7.89−7.88(m,1H),7.57(s,1H),7.44(s,1H),7.22(s,1H),4.80−4.73(m,1H),4.59(brs,1H),4.38(d,J=4.8Hz,2H),4.20(q,J=6.8Hz,2H),3.93(s,3H),2.66(s,3H),1.60(d,J=6.8Hz,6H),1.41(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.66分(方法C),m/z=406.1[M+H]
実施例29b:1−イソプロピル−5−(3−メトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン,(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び(3−メトキシ−4−ピリジル)ボロン酸から、実施例27と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.40(s,1H),8.37(d,J=4.8Hz,1H),7.77(d,J=5.2Hz,1H),7.57(s,1H),7.43(s,1H),7.04(s,1H),4.80−4.73(m,1H),4.63−4.61(m,1H),4.38(d,J=4.8Hz,2H),3.93(s,6H),2.65(s,3H),1.59(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS:t=1.57分(方法C),m/z=392[M+H]
実施例30b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン,(2−メトキシ−3−ピリジル)メタンアミン及び(3−エトキシピリジン−4−イル)ボロン酸から、実施例27と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.36−8.33(m,2H),8.14(dd,J=1.6,4.8Hz,1H),7.84(d,J=4.8Hz,1H),7.59(dd,J=1.6,7.2Hz,1H),7.14(s,1H),6.89(dd,J=5.2,7.2Hz,1H),5.15(brt,J=6.0Hz,1H),4.91−4.84(m,1H),4.49(d,J=6.0Hz,2H),4.12(q,J=6.8Hz,2H),4.03(s,3H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.32(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.64分(方法A),m/z=433.1[M+H]
実施例31b:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシ−4−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン,(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び(3−プロポキシピリジン−4−イル)ボロン酸から、実施例27と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl3,400MHz)δ 8.39(s,1H),8.36(d,J=4.8Hz,1H),7.85(d,J=4.8Hz,1H),7.57(s,1H),7.43(s,1H),7.18(s,1H),4.81−4.69(m,1H),4.52(brs,1H),4.37(d,J=4.8Hz,2H),4.09(t,J=6.4Hz,2H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),1.87−1.72(m,2H),1.60(d,J=6.8Hz,6H),1.03(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:t=2.03分(方法B),m/z=420.1[M+H]
実施例32b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

(+)−5,7−ジブロモ−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン,(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び(3−エトキシピリジン−4−イル)ボロン酸から、実施例27と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl3,400MHz)δ 8.47−8.32(m,2H),7.89(d,J=4.8Hz,1H),7.57(s,1H),7.43(s,1H),7.23(s,1H),4.52−4.41(m,2H),4.38(d,J=4.8Hz,2H),4.20(q,J=6.8Hz,2H),3.93(s,3H),2.66(s,3H),2.22−2.09(m,1H),1.92−1.78(m,1H),1.59(d,J=6.4Hz,3H),1.42(t,J=6.8Hz,3H),0.84(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS:t=1.75分(方法L),m/z=420.1[M+H]
実施例34b:5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタンアミン及び(3−エトキシピリジン−4−イル)ボロン酸から、実施例27と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.41(s,1H),8.37(d,J=5.2Hz,1H),7.88(d,J=4.8Hz,1H),7.21(s,1H),5.29(br s,1H),4.97−4.90(m,1H),4.71(d,J=5.2Hz,2H),4.23(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),2.58(s,3H),1.67(d,J=6.8Hz,6H),1.45(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS:t=1.59分(方法L),m/z=408.1[M+H]
実施例35b:1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

ジオキサン(2mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、0.14mmol)の溶液に4−ブロモ−2−メチルベンゾ[d]オキサゾール(58mg、0.28mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(70mg、0.28mmol)、CsCO(90mg、0.28mmol)及びPd(dppf)Cl(20mg、0.03mmol)を添加した。混合物をNで通気し、100℃で16時間加熱した。混合物を濃縮した。分取TLC(SiO、ジクロロメタン/MeOH=20/1)によって残留物を精製して、粗生成物を得た。分取HPLCによって粗生成物を精製して、1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.24(dd,J=1.2,8.0Hz,1H),7.89(s,1H),7.63(s,1H),7.60(s,1H),7.50(dd,J=1.2,8.0Hz,1H),7.43(dd,J=8.0,8.0Hz,1H),4.80−4.71(m,1H),4.56(brs,1H),4.48(d,J=5.2Hz,2H),3.92(s,3H),2.68(s,3H),2.67(s,3H),1.58(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS:t=1.71分(方法A),m/z=416[M+H]
実施例36b:1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び7−ブロモ−2−メチルベンゾ[d]オキサゾールから、実施例35と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.13(dd,J=1.2,8.0Hz,1H),7.68(dd,J=1.2,8.0Hz,1H),7.62(s,1H),7.47(s,1H),7.44(dd,J=8.0,8.0Hz,1H),7.30(s,1H),4.80−4.75(m,1H),4.66(brs,1H),4.48(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.70(s,3H),2.69(s,3H),1.61(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS:t=1.58分(方法A),m/z=416[M+H]
実施例37b:5−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び7−ブロモベンゾ[d]オキサゾールから、実施例35と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.27(d,J=8.0Hz,1H),8.20(s,1H),7.82(d,J=6.8Hz,1H),7.61(s,1H),7.52(dd,J=8.0,6.8Hz,1H),7.47(s,1H),7.34(s,1H),4.80−4.74(m,1H),4.64(brs,1H),4.48(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.69(s,3H),1.61(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS:t=1.71分(方法C),m/z=402[M+H]
実施例38b:5−(1H−インドール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

ジオキサン(2mL)及びHO(1mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(100mg、0.28mmol)の溶液に7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドール(100mg、0.41mmol)、CsCO(179mg、0.55mmol)及びPd(dppf)Cl(20mg、0.03mmol)を添加した。混合物をNで通気し、100℃で16時間加熱した。混合物を25℃に冷却し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相をHO(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル、勾配10〜100%)によって残留物を精製して、5−(1H−インドール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 11.58(brs,1H),7.74−7.71(m,2H),7.61(s,1H),7.46−7.42(m,2H),7.22−7.18(m,2H),6.62(s,1H),4.79−4.72(m,1H),4.56(brs,1H),4.47(d,J=4.4Hz,2H),3.94(s,3H),2.72(s,3H),1.61(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS:t=1.66分(方法A),m/z=400[M+H]
実施例39b:5−(1H−インダゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1H−インダゾール−7−イルボロン酸から、実施例38と同様の方法で製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 12.76(brs,1H),8.14(s,1H),7.89(d,J=7.2Hz,1H),7.81(d,J=7.2Hz,1H),7.61(s,1H),7.46(s,1H),7.27−7.23(m,1H),7.16(s,1H),4.81−4.71(m,1H),4.62(brs,1H),4.48(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.72(s,3H),1.61(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS:t=1.74分(方法C),m/z=401.1[M+H]
補助実施例
補助実施例S1:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

NMP(2mL)中の5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(100mg、0.41mmol)の溶液にCsF(187mg、1.23mmol、45μL)及び(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタンアミン塩酸塩(74mg、0.49mmol)を添加した。混合物を100℃で18時間攪拌した。水(30mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。分取HPLCによって粗混合物を精製して、5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg)を得た。
ジオキサン(2mL)及びHO(0.7mL)中の5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、70μmol)及び(2−エトキシピリジン−3−イル)ボロン酸(21mg、0.13mmol)の溶液にCsCO(57mg、175μmol)及びPd(1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン)Cl(10mg、14μmol)を添加した。混合物を窒素で3分間パージし、次いでマイクロ波照射下において100℃で30分間攪拌した。水(30mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=20:1)によって粗混合物を2回精製し、次いでHPLCによってさらに粗生成物を精製して、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(6.1mg)を得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.28−8.26(m,1H),8.19−8.18(m,1H),7.23(s,1H),7.05−7.02(m,1H),5.27(brs,1H),4.96−4.90(m,1H),4.71(d,J=1.2Hz,2H),4.53−4.48(m,2H),2.65(s,3H),2.57(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)408.2(MH);t=2.08分(方法B).
以下の実施例を同様の手法で製造した。
補助実施例S2:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチルチアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(5−メチルチアゾール−2−イル)メタンアミンジヒドロクロリド及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,500MHz)δ 8.21−8.14(m,2H),7.42(d,J=1.4Hz,1H),7.21(t,J=5.6Hz,1H),7.11−7.05(m,2H),5.23(hept,J=6.4Hz,1H),4.75(d,J=5.5Hz,2H),4.31(q,J=7.0Hz,2H),2.48(s,3H),2.35(s,3H),1.50(d,J=6.4Hz,6H),1.24(t,J=7.1Hz,3H).LC−MS(m/z)423(MH);t=0.61分(方法D).
補助実施例S3:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチルイソキサゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(5−メチルイソキサゾール−3−イル)メタンアミン及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,500MHz)δ 8.28(d,J=7.3Hz,1H),8.29−8.17(m,1H),7.29(s,1H),7.04(m,1H),6.07(s,1H),5.19(brs,1H),4.90(hept,J=6.4Hz,1H),4.59(d,J=5.2Hz,2H),4.50(q,J=7.0Hz,2H),2.67(s,3H),2.47(s,3H),1.66(d,J=6.1,6H),1.43(q,J=7.1Hz,3H).LC−MS(m/z)407.3(MH);t=0.54分(方法E).
補助実施例S4:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルオキサゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(2−メチルオキサゾール−5−イル)メタンアミン及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.21−8.15(m,2H),7.14(s,1H),7.09(dd,J=7.3,4.8Hz,1H),6.90(s,1H),6.82(t,J=5.7Hz,1H),5.16(hept,J=6.4Hz,1H),4.55(d,J=5.5Hz,2H),4.39(q,J=7.0Hz,2H),2.47(s,3H),2.37(s,3H),1.45(d,J=6.4Hz,6H),1.26(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=0.53分(方法D).
補助実施例S5:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルトリアゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(2−メチル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.21−8.15(m,2H),7.64(s,1H),7.10−7.08(m,2H),6.88(t,J=5.6Hz,1H),5.19(hept,J=6.3Hz,1H),4.59(d,J=5.1Hz,2H),4.34(q,J=7.0Hz,2H),4.11(s,3H),2.48(s,3H),1.48(d,J=5.7Hz,6H),1.28−1.20(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=0.55分(方法D).
補助実施例S6:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルトリアゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.21−8.14(m,2H),7.90(s,1H),7.13(s,1H),7.08(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),6.88(t,J=5.7Hz,1H),5.18(hept,J=6.4Hz,1H),4.59(d,J=5.6Hz,2H),4.34(q,J=7.0Hz,2H),3.98(s,3H),2.47(s,3H),1.47(d,J=6.3Hz,6H),1.25(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)407.3(MH);t=0.45分(方法E).
補助実施例S7:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1H−ピラゾール−4−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン塩酸塩及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.27(dd,J=7.3,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=4.8,1.9Hz,1H),7.69(s,2H),7.25(s,1H),7.03(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),4.76(hept,J=6.4Hz,1H),4.55(brds,1H),4.46(m,4H),2.63(s,3H),1.59(d,J=6.5Hz,6H),1.39(t,J=7.0Hz,3H).
LC−MS(m/z)392.1(MH+);tR=0.50分(方法D).
補助実施例S8:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルテトラゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27(dd,J=7.2,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=5.2,2.0Hz,1H),7.26(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.33−5.31(m,1H),4.96−4.93(m,1H),4.80(d,J=5.2Hz,2H),4.50(q,J=6.8Hz,2H),4.39(s,3H),2.65(s,3H),1.67(d,J=6.4Hz,6H),1.44(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)408.1(MH);t=1.96分(方法C).
補助実施例S9:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d6,400MHz):δ 8.18−8.16(m,2H),7.60(s,1H),7.41(s,1H),7.10−7.06(m,2H),6.68−6.65(m,1H),5.19−5.12(m,1H),4.39−4.34(m,4H),3.77(s,3H),2.46(s,3H),1.15(d,J=6.4Hz,6H),1.25(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=2.50分(方法B).
補助実施例S10:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メタンアミン及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.28−8.26(m,1H),8.15−8.18(m,1H),7.20(s,1H),7.04−7.00(m,1H),6.10(s,1H),4.87(brs,2H),4.66−4.65(m,2H),4.45(q,J=7.2Hz,2H),2.64(s,3H),2.29(s,3H),1.63(d,J=6.8Hz,6H),1.36(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=2.05分(方法C).
補助実施例S11:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(2−メチルチアゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.26(dd,JJJ=7.6,2.0Hz,1H),8.17(dd,J=4.8,2.0Hz,1H),7.18(s,1H),7.05−7.01(m,2H),5.40−5.27(m,1H),4.96−4.90(m,1H),4.59(d,J=5.2Hz,2H),4.46(q,J=7.2Hz,2H),2.75(s,3H),2.65(s,3H),1.65(d,J=6.4Hz,6H),1.38(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)423(MH);t=1.90分(方法A)
補助実施例S12:1−シクロプロピル−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26−8.23(m,1H),8.19−8.17(m,1H),7.57(s,1H),7.44(s,1H),7.16(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.64(brs,1H),4.50−4.45(m,2H),4.39(d,J=4.4Hz,2H),3.93(s,3H),3.72−3.70(m,1H),2.61(s,3H),1.46−1.38(m,5H),1.16−1.11(m,2H).LC−MS(m/z)404.1(MH);t=1.88分(方法C).
補助実施例S13:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−プロピル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミンジヒドロクロリド及び5,7−ジブロモ−1−プロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.16−8.11(m,2H),8.04(s,1H),7.49(s,1H),7.37(s,1H),7.17(s,1H),6.97−6.94(m,1H),4.42−4.32(m,7H),3.86(s,3H),1.85(q,J=7.2Hz,2H),1.33(t,J=7.2Hz,3H),0.86(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)392.2(MH);t=1.87分(方法C).
補助実施例S14:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び7−ブロモ−5−クロロ−1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(メタノール−d4,600MHz)δ 8.18−8.14(m,2H),7.95(dd,J=7.3,2.0Hz,1H),7.62(s,1H),7.51(s,1H),7.08−7.04(m,2H),6.24−6.17(m,1H),5.24−5.18(m,2H),5.15−5.08(m,2H),4.45(s,2H),4.38(q,J=7.0Hz,2H),3.85(s,3H),1.26(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)406.2(MH);t=0.41分(方法D).
補助実施例S15:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−メチル−N−(1−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(ラセミ)
Figure 2021508685

1−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタン−1−アミン及び7−ブロモ−5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,500MHz)δ 8.24−8.17(m,2H),8.09(s,1H),7.54(s,1H),7.39(s,1H),7.17(s,1H),7.03(dd,J=7.3,5.1Hz,1H),4.84(m,1H),4.73(d,J=5.9Hz,1H),4.54−4.37(m,2H),4.35(s,3H),3.91(s,3H),1.72(d,J=7.0Hz 3H),1.36(t,J=6.5Hz,3H).LC−MS(m/z)378.2(MH);t=0.44分(方法D).
補助実施例S16:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン方法
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(メタノール−d4,400MHz)δ 8.15−8.14(m,1H),7.93−7.92(m,2H),7.60(s,1H),7.50(s,1H),7.038(dd,J=4.8Hz,J=6.8Hz,1H),6.94(s,1H),4.46(s,2H),4.40−4.34(m,6H),3.83(s,3H),1.25(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)364.1(MH);t=1.71分(方法C).
補助実施例S17:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(1−メチルイミダゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.19(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),8.09−8.12(m,2H),7.35(s,1H),7.13−7.05(m,2H),6.83−6.76(m,2H),5.25(hept,J=6.5Hz,1H),4.56(d,J=4.9Hz,2H),4.42(q,J=7.0Hz,2H),3.71(s,3H),1.51(d,J=6.4Hz,6H),1.38(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)392.1(MH);t=0.35分(方法D).
補助実施例S18:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタンアミンジヒドロクロリド及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.20−8.12(m,3H),7.33(d,J=1.8Hz,1H),7.14(s,1H),7.08(dd,J=7.4,4.8Hz,1H),6.89(t,J=5.4Hz,1H),6.19(d,J=1.8Hz,1H),5.29(hept,J=6.5Hz,1H),4.59(d,J=5.3Hz,2H),4.36(q,J=7.0Hz,2H),3.88(s,3H),1.50(d,J=6.3Hz,6H),1.24(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)392.1(MH);t=0.49分(方法D).
補助実施例S19:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.19−8.13(m,2H),8.09(s,1H),7.59(d,J=2.2Hz,1H),7.14(s,1H),7.07(dd,J=7.4,4.8Hz,1H),6.85(t,J=5.7Hz,1H),6.17(d,J=2.1Hz,1H),5.27(hept,J=6.4Hz,1H),4.46(d,J=5.6Hz,2H),4.36(q,J=7.0Hz,2H),3.78(s,3H),1.50(d,J=6.3Hz,6H),1.29(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)392.1(MH);t=0.54分(方法D).
補助実施例S20:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−(チアゾール−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

チアゾール−2−イルメタンアミン塩酸塩及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz).δ 8.18−8.13(m,3H),7.78(d,J=3.3Hz,1H),7.62(d,J=3.3Hz,1H),7.32(t,J=5.7Hz,1H),7.12(s,1H),7.06(dd,J=6.9,5.4Hz,1H),5.32(hept,J=6.5Hz,1H),4.86(d,J=5.6Hz,2H),4.29(q,J=7.0Hz,2H),1.54(d,J=6.4Hz,6H),1.21(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)395(MH);t=0.54分(方法D)
補助実施例S21:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(1−メチルイミダゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.19−8.13(m,2H),8.09(s,1H),7.52(s,1H),7.15(s,1H),7.07(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),6.96(s,1H),6.76(t,J=5.5Hz,1H),5.25(hept,J=6.5Hz,1H),4.40(d,J=5.4Hz,2H),4.35(q,J=7.0Hz,2H),3.57(s,3H),1.50(d,J=6.3Hz,6H),1.27(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)392.1(MH);t=0.39分(方法D)
補助実施例S22:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−(4−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

ピリジン−4−イルメタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(メタノール−d4,600MHz)δ 8.52−8.48(m,2H),8.11(dd,J=5.0,1.9Hz,1H),8.06(s,1H),7.90(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),7.51−7.47(m,2H),7.01(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.74(s,1H),5.28(hept,J=6.5Hz,1H),4.72(s,2H),4.19(q,J=7.1Hz,2H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.07(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)389.1(MH);t=0.38分(方法D).
補助実施例S23:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−(m−トリルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

m−トリルメタンアミン塩酸塩及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.22−8.17(m,3H),7.33−7.19(m,5H),7.03−7.00(m,1H),4.89−4.86(m,2H),4.53(d,J=5.2Hz,2H),4.42(q,J=7.2Hz,2H),2.39(s,3H),1.65(d,J=6.4Hz,6H),1.33(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)402.1(MH);t=2.57分(方法F).
補助実施例S24:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−(p−トリルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

p−トリルメタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.23−8.17(m,3H),7.34−7.32(m,2H),7.24−7.22(m,3H),7.03−7.00(m,1H),4.89−4.74(m,2H),4.52(d,J=4.8Hz,2H),4.42(q,J=6.8Hz,2H),2.39(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,6H),1.35(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)402.1(MH);t=2.17分(方法A).
補助実施例S25:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミンジヒドロクロリド及び5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.22−8.16(m,3H),7.57(s,1H),7.44(s,1H),7.24(s,1H),7.03−7.00(m,1H),4.82−4.77(m,1H),4.60(brs,1H),4.46(q,J=7.2Hz,2H),4.39(d,J=4.8Hz,2H),3.93(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)392.2(MH);t=1.86分(方法C).
補助実施例S26:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−エチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−エチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.22−8.11(m,3H),7.56(s,1H),7.43(s,1H),7.23(s,1H),7.03−7.00(m,1H),4.56−4.39(m,7H),3.92(s,3H),1.51(t,J=7.2Hz,3H),1.38(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)378.2(MH);t=1.79分(方法G).
補助実施例S27:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−(オキセタン−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−3−メチル−1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.30−8.28(m,1H),8.20−8.18(m,1H),7.54(s,1H),7.43(s,1H),7.32(s,1H),7.05−7.02(m,1H),5.85−5.75(m,1H),5.55(brs,1H),5.18−5.11(m,4H),4.51−4.45(m,2H),4.41(d,J=4.8Hz,2H),3.92(s,3H),2.64(s,3H),1.40(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)420.1(MH);t=1.99分(方法B).
補助実施例S28:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1,3−ジメチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジクロロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.28−8.26(m,1H),8.19−8.18(m,1H),7.56(s,1H),7.44(s,1H),7.21(s,1H),7.04−7.01(m,1H),4.63(brs,1H),4.47(q,J=6.8Hz,2H),4.38(d,J=4.8Hz,2H),4.23(s,3H),3.92(s,3H),2.62(s,3H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)378.2(MH);t=1.93分(方法B).
補助実施例S29:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((4−メチルチアゾール−2−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

THF(3mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、0.16mmol)の溶液にTi(i−PrO)(91mg、0.32mmol、95μL)及び4−メチルチアゾールe−2−カルバルデヒド(41mg、0.32mmol、35μL)を添加した。混合物を50℃で18時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、次いでNaBH(30mg、0.80mmol)を混合物にゆっくりと添加し、反応を0℃で10分分間攪拌した。水(2mL)を添加して、反応をクエンチし、得られた混合物を濾過し、残留物を酢酸エチル(20mL×2)で洗浄した。合わせた濾液をブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル:酢酸エチル=2:1〜1:1)によって残留物を精製して、続いて分取HPLCによって精製し、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((4−メチルチアゾール−2−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(14mg)が得られた。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.26−8.24(m,1H),8.18−8.17(m,1H),7.19(s,1H),7.03−7.00(m,1H),6.87(s,1H),5.01−4.95(m,1H),4.82(d,J=4.8Hz,2H),4.47−4.42(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),2.48(s,3H),1.68(d,J=6.4Hz,6H),1.37(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)423.0(MH);t=1.92分(方法C).
以下の実施例を同様の手法で製造した。
補助実施例S30:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27(dd,J=7.2,2.0Hz,1H),8.19−8.18(m,1H),7.17(s,1H),7.05−7.02(m,1H),4.95(brs,1H),4.76(d,J=4.8Hz,2H),4.49(q,J=6.8Hz,2H),2.65(s,3H),2.44(s,3H),1.67(d,J=6.4Hz,6H),1.42(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)408.2(MH);t=2.31分(方法B).
補助実施例S31:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27(dd,J=1.6,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=1.6,4.8Hz,1H),8.05(s,1H),7.22(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.50(brs,1H),5.01−4.96(m,1H),4.58(d,J=4.8Hz,2H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),3.95(s,3H),2.66(s,3H),1.66(d,J=6.0Hz,6H),1.45(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=1.87分(方法C).
補助実施例S32:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

2−メチルチアゾール−5−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.17−8.25(m,1H),8.19−8.18(m,1H),7.62(s,1H),7.26(s,1H),7.05−7.02(m,1H),4.83−4.80(m,1H),4.70(s,2H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),2.71(s,3H),2.65(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.40(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)423(MH);t=1.80分(方法A).
補助実施例S33:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.32−8.29(m,1H),8.22−8.20(m,1H),7.30(s,1H),7.07−7.04(m,1H),5.51(brs,1H),4.97(d,J=5.2Hz,2H),4.57−4.48(m,2H),2.82(s,3H),2.69(s,3H),1.69(d,J=6.4Hz,6H),1.42(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)424(MH);t=2.14分(方法B).
補助実施例S34:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−3−チエニル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−メチルチオフェン−3−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.28−8.26(m,1H),8.18−8.17(m,1H),7.22(s,1H),7.04−7.01(m,2H),6.80(s,1H),4.84−4.77(m,1H),4.66(brs,1H),4.48−4.43(m,4H),2.65(s,3H),2.51(s,3H),1.62(d,J=6.8Hz,6H),1.38(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)422(MH);t=2.21分(方法H).
補助実施例S35:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチル−2−チエニル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

4−メチルチオフェン−2−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27(dd,J=7.6,1.6Hz,1H),8.18(dd,J=4.8,2.0Hz,1H),7.26(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.92(s,1H),6.87(s,1H),4.86−4.81(m,1H),4.72(brs,1H),4.66−4.65(m,2H),4.47(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),2.27(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)422.1(MH);t=1.78分(方法I).
補助実施例S36:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−2−チエニル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−メチルチオフェン−2−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.28−8.25(m,1H),8.18−8.17(m,1H),7.25(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.90−6.89(m,1H),6.67−6.66(s,1H),4.86−4.81(m,1H),4.72(brs,1H),4.63−4.62(m,2H),4.48(q,J=6.8Hz,2H),2.65(s,3H),2.49(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)422(MH);t=1.78分(方法I).
補助実施例S37:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルオキサゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

2−メチルオキサゾール−4−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.26−8.24(m,1H),8.17−8.16(m,1H),7.53(s,1H),7.17(s,1H),7.03−7.00(m,1H),5.01(brs,1H),4.88−4.83(m,1H),4.49−4.44(m,2H),4.39(d,J=5.2Hz,2H),2.64(s,3H),2.48(s,3H),1.62(d,J=6.8Hz,6H),1.38(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=2.03分(方法C).
補助実施例S38:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチルオキサゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−メチルオキサゾール−2−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27−8.25(m,1H),8.19−8.17(m,1H),7.17(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.75(s,1H),5.41(brs,1H),4.99−4.95(m,1H),4.55(d,J=4.8Hz,2H),4.49(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),2.35(s,3H),1.67(d,J=6.4Hz,6H),1.44(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=2.06分(方法C).
補助実施例S39:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

1H−ピラゾール−3−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.25−8.23(m,1H),8.18−8.16(m,1H),7.58(d,J=2.4Hz,1H),7.19(s,1H),7.03−7.00(m,1H),6.35(d,J=2.4Hz,1H),5.31(brs,1H),4.93−4.87(m,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),4.50−4.45(m,2H),2.65(s,3H),1.63(d,J=6.4Hz,6H),1.41(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)392.1(MH);t=1.92分(方法C).
補助実施例S40:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(1H−イミダゾール−4−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

1H−イミダゾール−4−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.24−8.22(m,1H),8.17−8.15(m,1H),7.65(m,1H),7.19(m,1H),7.03−7.00(m,2H),5.27(brs,1H),4.92−4.86(m,1H),4.49−4.44(m,4H),2.64(s,3H),1.61(d,J=6.4Hz,6H),1.40(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)392.1(MH);t=1.52分(方法C).
補助実施例S41:N−ベンジル−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

ベンズアルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.16−8.07(m,3H),7.43−7.38(m,2H),7.35(dd,J=8.4,7.0Hz,2H),7.27−7.21(m,1H),7.04(dd,J=7.4,4.9Hz,2H),6.96(s,1H),5.34(hept,J=6.4Hz,1H),4.58(d,J=5.6Hz,2H),4.23(q,J=7.0Hz,2H),1.56−1.45(d,J=6.4Hz,6H),1.13(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)388(MH);t=0.66分(方法D).
補助実施例S42:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(3−メチルイソキサゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

3−メチルイソキサゾール−5−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.25−8.17(m,3H),7.16−7.11(m,2H),7.08(t,J=5.8Hz,1H),6.31(s,1H),5.31(hept,J=6.5Hz,1H),4.71(d,J=5.7Hz,2H),4.40(q,J=7.0Hz,2H),2.23(s,3H),1.56(d,J=6.5Hz,6H),1.29(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)393.1(MH);t=0.55分(方法D).
補助実施例S43:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.20−8.10(m,3H),7.13(s,1H),7.08(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),7.00(t,J=5.9Hz,1H),5.26(hept,J=6.4Hz,1H),4.66(d,J=5.8Hz,2H),4.36(q,J=7.0Hz,2H),2.56(s,3H),1.50(d,J=6.4Hz,6H),1.28(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)394(MH);t=0.54分(方法D).
補助実施例S44:N−[(1,5−ジメチルピラゾール−3−イル)メチル]−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−3−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(メタノール−d4,600MHz)δ 8.17(dd,J=5.0,2.0Hz,1H),8.04(s,1H),7.94(dd,J=7.3,1.9Hz,1H),7.07(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),6.98(s,1H),6.07(s,1H),5.22(hept,J=6.4Hz,1H),4.53(d,J=1.5Hz,2H),4.39(q,J=7.0Hz,2H),3.75(s,3H),2.26(s,3H),1.63(d,J=6.5Hz,6H),1.30(t,J=7.1Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=0.60分(方法D).
補助実施例S45:3−(1−イソプロピル−3−メチル−7−(((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)アミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン
Figure 2021508685

1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)8.28−8.26(m,1H),8.19−8.18(m,1H),7.44−7.42(m,1H),7.35(d,J=2.0Hz,1H),7.19(s,1H),7.05−7.02(m,1H),6.66(d,J=9.6Hz,1H),4.82−4.76(m,1H),4.56(brs,1H),4.47−4.42(m,2H),4.29(d,J=5.2Hz,2H),3.56(s,3H),2.65(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.35(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=1.86分(方法C).
補助実施例S46:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((2−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

2−メチル−1H−イミダゾール−4−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)8.25−8.23(m,1H),8.17−8.15(m,1H),7.19(s,1H),7.02−6.99(m,1H),6.89(s,1H),5.19(brs,1H),4.90−4.85(m,1H),4.49−4.41(m,4H),2.63(s,3H),2.43(s,3H),1.61(d,J=6.8Hz,6H),1.40(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=1.60分(方法C).
補助実施例S47:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルバルデヒド及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27−8.25(m,1H),8.19−8.17(m,1H),7.20(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.08(s,1H),5.29(brs,1H),4.94−4.87(m,1H),4.51−4.46(m,4H),2.65(s,3H),2.35(s,3H),1.63(d,J=6.8Hz,6H),1.42(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=1.90分(方法B).
補助実施例S48:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−エチル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の手順と同じ手順を用いて、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び5,7−ジブロモ−1−エチル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.28−8.26(m,1H),8.19−8.17(m,1H),7.56(s,1H),7.43(s,1H),7.23(s,1H),7.04−7.01(m,1H),4.53(brs,1H),4.50−4.45(m,4H),4.40(d,J=4.8Hz,2H),3.92(s,3H),2.63(s,3H),1.47(t,J=7.2Hz,3H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS:LC−MS(m/z)392.1(MH);t=1.72分(方法F).
補助実施例S49:3−(1−イソプロピル−3−メチル−7−(((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)アミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン
Figure 2021508685

ジオキサン(3mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(60mg、0.17mmol)、3−ブロモ−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(62mg、0.33mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド(24mg、33mmol)、CsCO(108mg、0.33mmol)及び4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(84mg、0.33mmol)の混合物をNで3回にわたって脱気且つパージし、次いでマイクロ波照射下において混合物を100℃で1時間攪拌した。次いで、水(30mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。分取HPLCによって粗生成物を精製して、3−(1−イソプロピル−3−メチル−7−(((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)アミノ)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オンを得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.45−8.42(m,1H),7.82−7.80(m,1H),7.56−7.54(m,2H),7.44−7.43(m,1H),6.43−6.41(m,1H),4.84−4.82(m,1H),4.48(s,2H),3.92(s,3H),3.68(s,3H),2.63(s,3H)1.57(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS(m/z)392.1(MH);t=1.76分(方法B).
補助実施例S50:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((4−メチルオキサゾール−2−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン2,2,2−トリフルオロアセテート
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−メチルオキサゾール−2−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.37(dd,J=4.9,1.9Hz,1H),8.03(dd,J=7.5,1.9Hz,1H),7.81(s,1H),7.22(dd,J=7.5,4.9Hz,1H),7.11(s,1H),6.64(bds,1H),5.29(p,J=6.3Hz,1H),4.91(d,J=5.6Hz,2H),4.37(q,J=7.0Hz,2H),2.54(s,3H),2.03(s,3H),1.50(d,J=6.3Hz,6H),1.26(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)407.4(MH);t=0.52分(方法E).
補助実施例S51:N−((1,2−ジメチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン2,2,2−トリフルオロアセテート
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1,2−ジメチルイミダゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.35(s,1H),8.05(s,1H),7.61(s,1H),7.23−7.17(m,1H),7.09(s,1H),6.66(bds,1H),5.30(m,1H),4.85(m,2H),4.36(q,J=7.0Hz,2H),3.77(s,3H),2.58(s,3H),2.53(s,3H),1.50(d,J=6.3Hz,6H),1.19(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)420.4(MH);t=0.33分(方法E).
補助実施例S52:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27−8.25(m,1H),8.19−8.18(m,1H),7.23(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.23(brs,1H),4.94−4.91(m,1H),4.63(d,J=5.2Hz,2H),4.52−4.47(m,2H),2.65(s,3H),2.64(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.44(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)408.4(MH);t=0.49分(方法E)
補助実施例S53:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1,2,4−オキサジアゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.78(s,1H),8.27−8.25(m,1H),8.19−8.17(m,1H),7.25(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.25(brs,1H),4.96−4.90(m,1H),4.74(d,J=4.4Hz,2H),4.52−4.47(m,2H),2.65(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)394.4(MH);t=0.47分(方法E).
補助実施例S54:N−[(1,5−ジメチルピラゾール−3−イル)メチル]−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1,5−ジメチルピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d400MHz)δ 8.26(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,8.4Hz,1H),7.18(s,1H),7.03(dd,J=5.2,7.6Hz,1H),6.03(s,1H),5.29(brs,1H),4.95−4.88(m,1H),4.51−4.44(m,4H),3.79(s,3H),2.65(s,3H),2.29(s,3H),1.64(d,J=6.8Hz,6H),1.42(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)420.4(MH);t=0.53分(方法E).
補助実施例S55:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.23(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.17(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.19(s,1H),7.01(dd,J=5.2,7.6Hz,1H),5.70(brs,1H),5.00(brs,1H),4.61(br s,2H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),2.64(s,3H),2.48(s,3H),1.65(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=1.86分(方法C).
補助実施例S56:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.24−8.17(m,3H),8.06(s,1H),7.23(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.61(brs,1H),5.08−5.01(m,1H),4.60(d,J=4.4Hz,2H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),3.95(s,3H),1.70(d,J=6.4Hz,6H),1.46(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)393.4(MH);t=0.41分(方法E).
補助実施例S57:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.23−8.17(m,3H),7.61(d,J=2.4Hz,1H),7.22(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.38(d,J=2.4Hz,1H),5.46(brs,1H),5.02−4.95(m,1H),4.59(d,J=4.4Hz,2H),4.49(q,J=7.2Hz,2H),1.67(d,J=6.8Hz,6H),1.43(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)378.3(MH);t=0.43分(方法E).
補助実施例S58:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン2,2,2−トリフルオロアセテート
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.99(s,1H),8.55(bds,1H),8.39(dd,J=5.0,1.9Hz,1H),8.02(dd,J=7.4,1.9Hz,1H),7.67(s,1H),7.23(dd,J=7.4,5.0Hz,1H),7.04(s,1H),5.29(p,J=6.4Hz,1H),4.91(d,J=5.8Hz,2H),4.36(t,J=7.0Hz,2H),3.82(s,3H),2.55(s,3H),1.51(d,J=6.4Hz,6H),1.21(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)406.4(MH);t=0.34分(方法E).
補助実施例S59:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メタンアミン臭化水素酸塩から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.42−8.37(m,2H),8.24−8.22(m,1H),7.88(s,1H),7.10−7.08(m,2H),4.86−4.79(m,1H),4.52(d,J=7.2Hz,2H),4.33(s,2H),2.71(s,3H),1.55(d,J=6.8Hz,6H),1.45(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)394.3(MH);t=0.61分(方法E).
補助実施例S60:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27−8.25(m,1H),8.18−8.17(m,1H),7.37(d,J=2.0Hz,1H),7.20(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.26(d,J=2.0Hz,1H),5.25(brs,1H),4.95−4.88(m,1H),4.51−4.46(m,4H),3.93(s,3H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.42(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)406.4(MH);t=0.50分(方法E).
補助実施例S61:5−(1,3−ジメチルピラゾール−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1,3−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾールから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 7.75(s,1H),7.55(s,1H),7.40(s,1H),6.56(s,1H),4.74−4.67(m,1H),4.54(brs,1H),4.37(d,J=4.8Hz,2H),3.92(s,3H),3.87(s,3H),2.60(s,3H),2.50(s,3H),1.56(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)379.4(MH);t=0.38分(方法E).
補助実施例S62:1−イソプロピル−5−(2−メトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び(2−メトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d400MHz)δ 8.21−8.17(m,2H),7.57(s,1H),7.45(s,1H),7.08−7.04(m,2H),4.79−4.73(m,1H),4.57(brs,1H),4.39(d,J=4.8Hz,2H),3.99(s,3H),3.93(s,3H),2.64(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)392.4(MH);t=0.43分(方法E).
補助実施例S63:1−イソプロピル−5−(2−メトキシフェニル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び(2−メトキシフェニル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d400MHz)δ 7.74(dd,J=1.8,7.4Hz,1H),7.56(s,1H),7.43(s,1H),7.40−7.31(m,1H),7.13−7.05(m,1H),7.00(d,J=8.0Hz,1H),6.94(s,1H),4.82−4.72(m,1H),4.53(brs,1H),4.36(d,J=4.8Hz,2H),3.92(s,3H),3.82(s,3H),2.65(s,3H),1.59(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS(m/z)391.1(MH);t=0.47分(方法E).
補助実施例S64:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−フェニル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びフェニルボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d400MHz)δ 8.00−7.99(m,2H),7.58(s,1H),7.49−7.43(m,3H),7.41−7.37(m,1H),6.88(s,1H),4.79−4.69(m,1H),4.56(brs,1H),4.43(d,J=4.8Hz,2H),3.93(s,3H),2.67(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)361.3(MH);t=0.45分(方法E).
補助実施例S65:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(2−メチル−3−チエニル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4,4,5,5−テトラメチル−2−(2−メチル−3−チエニル)−1,3,2−ジオキサボロランから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 7.55(s,1H),7.40(s,1H),7.26(d,JJJ=4.8Hz 1H),7.08(d,JJJ=5.2Hz 1H),6.60(brs,1H),4.77−4.72(m,1H),4.57(brs,1H),4.36(d,J=4.4Hz,2H),3.92(s,3H),2.66(s,3H),2.62(s,3H),1.58(d,J=6.4Hz,6H)).LC−MS(m/z)381.0(MH+);t=2.06分(方法F).
補助実施例S66:5−(1,5−ジメチルピラゾール−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−クロロ−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾールから製造された。
H NMR(DMSO−d,400MHz)δ 7.74(s,1H),7.64(s,1H),7.44(s,1H),6.57(brs,1H),6.57(s,1H),5.13−5.07(m,1H),4.38(d,J=5.2Hz,2H),3.76(s,3H),3.75(s,3H),2.56(s,3H),2.41(s,3H),1.42(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)379.4(MH);t=0.38分(方法E).
補助実施例S67:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27(dd,J=1.6,7.2Hz,1H),8.17(dd,J=1.6,4.8Hz,1H),7.37(d,J=2.0Hz,1H),7.21(s,1H),7.02(dd,J=4.8,7.6Hz,1H),6.25(d,J=2.0Hz,1H),5.24(brs,1H),4.65−4.60(m,1H),4.51−4.46(m,4H),3.92(s,3H),2.65(s,3H),2.22−2.15(m,1H),1.92−1.85(m,1H),1.62(d,J=6.4Hz,3H),1.43(t,J=6.8Hz,3H),0.92(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)420.1(MH);t=1.87(方法A).
補助実施例S68:3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−[(2−メチルテトラゾール−5−イル)メチル]−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.27(dd,J=7.50,1.98Hz,1H)8.19(dd,J=5.07,1.98Hz,1H)7.25(s,1H)7.03(dd,J=7.39,4.96Hz,1H)5.29(s,1H)4.78(d,J=5.07Hz,2H)4.61−4.68(m,1H)4.37−4.41(m,5H)2.66(s,3H)2.18(s,1H)1.80−1.96(m,3H)1.65(d,J=6.62Hz,3H)1.06(t,J=7.39Hz,3H)0.92(t,J=7.39Hz,3H).LC−MS(m/z)436.1(MH);t=1.97(方法A).
補助実施例S69:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.18−8.14(m,2H),8.11(s,1H),7.59(s,1H),7.40(s,1H),7.11−7.07(m,2H),6.73−6.72(m,1H),5.01−4.96(m,1H),4.39−4.33(m,4H),3.77(s,3H),2.00−1.97(m,1H),1.81−1.79(m,1H),1.49(d,J=6.8Hz,3H),1.25(t,J=6.8Hz,3H),0.73(t,J=7.2Hz,3H).SFC−MS:t=4.72分,ee%=97.51.LC−MS(m/z)406.1(MH);t=2.09(方法A).
補助実施例S70:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.17−8.14(m,2H),8.11(s,1H),7.59(s,1H),7.40(s,1H),7.11−7.06(m,2H),6.74−6.71(m,1H),5.01−4.97(m,1H),4.39−4.33(m,4H),3.77(s,3H),2.00−1.95(m,1H),1.82−1.77(m,1H),1.49(d,J=6.4Hz,3H),1.25(t,J=6.8Hz,3H),0.73(t,J=7.2Hz,3H).SFC−MS:t=4.48分,ee%=95.47.LC−MS(m/z)406.1(MH);t=2.01(方法A).
補助実施例S71:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、2−エトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン及び(4−メチルチアゾール−5−イル)メタンアミンジヒドロクロリドから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.84(s,1H),8.17(dd,J=4.9,1.9Hz,1H),8.14−8.08(m,2H),7.07(dd,J=7.3,4.7Hz,2H),7.02(s,1H),5.26(hept,J=6.4Hz,1H),4.67(d,J=5.3Hz,2H),4.34(q,J=7.0Hz,2H),2.44(s,3H),1.50(d,J=6.3Hz,6H),1.21(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)409.5(MH);t=0.51(方法D).
補助実施例S72:5−[[5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル]オキシメチル]−2−メチル−オキサゾール
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、2−エトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン及び(2−メチルオキサゾール−5−イル)メタノールから製造された。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.24(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=7.3,2.0Hz,1H),7.65(s,1H),7.28(s,1H),7.14(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),5.45(s,2H),5.11(hept,J=6.7Hz,1H),4.45(q,J=7.0Hz,2H),2.51(s,3H),2.43(s,3H),1.44(d,J=6.6Hz,6H),1.36(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)408.6(MH);t=0.64(方法D).
補助実施例S73:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−4−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及びピリミジン−4−イルメタンアミンから製造された。
H NMR(400MHz,クロロホルム−d,)δ 9.28(s,1H),8.76(d,J=5.3Hz,1H),8.27(brd,J=7.5Hz,1H),8.19(brd,J=3.3Hz,1H),7.45(brs,1H),7.11(s,1H),7.04(dd,J=5.0,6.9Hz,1H),6.30(weak br s,1H),5.11(m,1H),4.68(m,2H),4.46(q,J=7.1Hz,2H),2.68(s,3H),1.72(d,J=6.6Hz,6H),1.39(t,J=7.1Hz,3H).LC−MS(m/z)404.1(MH);t=1.89(方法C).
補助実施例S74:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及びピリミジン−2−イルメタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.83(d,J=4.8Hz,2H),8.28(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.19(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.34−7.31(m,1H),7.19(s,1H),7.03(dd,J=5.2,7.6Hz,1H),6.45(brs,1H),5.17−5.10(m,1H),4.74(d,J=4.0Hz,2H),4.50(q,J=6.8Hz,2H),2.67(s,3H),1.72(d,J=6.4Hz,6H),1.46(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)404(MH);t=2.20(方法B).
補助実施例S75:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチルピリミジン−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(4−メチルピリミジン−2−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.65(d,J=5.2Hz,1H),8.25(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.18−7.15(m,2H),7.03(dd,J=5.2,7.2Hz,1H),6.57(brs,1H),5.21−5.15(m,1H),4.68(d,J=4.0Hz,2H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),2.67(s,3H),2.61(s,3H),1.73(d,J=6.4Hz,6H),1.46(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)418.1(MH);t=2.2(方法C).
補助実施例S76:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピラジン−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及びピラジン−2−イルメタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.73(d,J=1.6Hz,1H),8.63(dd,J=2.4,1.6Hz,1H),8.59(d,J=2.4Hz,1H),8.26(dd,J=2,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2,4.8Hz,1H),7.18(s,1H),7.05−7.02(m,1H),6.10(brs,1H),5.06−5.03(m,1H),4.7(d,J=4.0Hz,2H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),2.67(s,3H),1.69(d,J=6.4Hz,6H),1.42(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)404.1(MH);t=2.19(方法B).
補助実施例S77:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.67−8.66(m,1H),8.26−8.23(m,1H),8.16−8.13(m,1H),7.99−7.98(m,1H),7.52−7.49(m,1H),7.06(s,1H),7.02−6.99(m,1H),4.94−4.87(m,4H),4.34−4.29(m,2H),2.66(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.17(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)471(MH);t=2.1(方法A).
補助実施例S78:4−[[[5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル]アミノ]メチル]−1−メチル−ピリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び4−(アミノメチル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.23(dd,J=1.6,5.6Hz,1H),8.16(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.29(d,J=6.8Hz,1H),7.04−7.01(m,2H),6.61(s,1H),6.21(d,J=6.8Hz,1H),4.89(m,1H),4.44−4.39(m,4H),3.54(s,3H),2.65(s,3H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.33(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=1.88(方法B).
補助実施例S79:5−(2−(エチルアミノ)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びN−エチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−アミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 9.34−9.27(m,1H),8.16(dd,J=4.9,1.8Hz,1H),7.77(dd,J=7.6,1.8Hz,1H),7.57(s,1H),7.42(s,1H),6.80(s,1H),6.58(dd,J=7.5,4.9Hz,1H),4.72(hept,J=6.6Hz,1H),4.57(t,J=5.0Hz,1H),4.41(d,J=4.7Hz,2H),3.93(s,3H),3.57(qd,J=7.2,4.6Hz,2H),2.61(s,3H),1.59(d,J=6.5Hz,6H),1.37(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)405.6(MH);t=0.45分(方法D)
補助実施例S81:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(4−メトキシピリジン−2−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.45(d,J=2.4Hz,1H),8.26(d,J=7.2Hz,1H),8.18(d,J=4.4Hz,1H),7.12(s,1H),7.03(dd,J=5.2,6.8Hz,1H),6.87−6.81(m,2H),6.54−6.49(m,1H),5.13−5.06(m,1H),4.57−4.55(m,2H),4.50−4.45(m,2H),3.89(s,3H),2.67(s,3H),1.69(d,J=6.4Hz,6H),1.42(t,J=1.6Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=2.32(方法B).
補助実施例S82:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシピラジン−2−イル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(6−メトキシピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.25−8.27(m,2H),8.23(s,1H),8.18−8.19(m,1H),7.21(s,1H),7.03(dd,J=5.2,7.6Hz 1H),5.72−5.74(m,1H),4.99−5.06(s,1H),4.60(d,J=4.4Hz 2H),4.45−4.51(m,2H),4.03(s,3H),2.66(s,3H),1.67(d,J=6.4Hz,6H),1.42(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)434.1(MH);t=1.86(方法A).
補助実施例S83:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(5−フルオロピリミジン−2−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.70(s,2H),8.27(dd,J=2.0,6.0Hz,1H),8.20(d,J=2.8Hz,1H),7.18(s,1H),7.04(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.25(brs,1H),5.13−5.06(m,1H),4.75(d,J=4.4Hz,2H),4.50(q J=7.2Hz,2H),3.69(s,3H),1.71(d,J=6.8Hz,6H),1.46(t,J=7.2Hz,3H)LC−MS(m/z)422.1(MH);t=2.2(方法C).
補助実施例S84:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−3−ピリジル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−メチルピリジン−3−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.50(d,J=5.2Hz,1H),8.26(d,J=7.2Hz,1H),8.16(d,J=5.2Hz,1H),7.66(d,J=8.0Hz,1H),7.19−7.16(m,1H),7.14(s,1H),7.03−7.00(m,1H),4.83−4.78(m,1H),4.68(brs,1H),4.54(d,J=5.2Hz,2H),4.36(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,6H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.25(t,J=6.8Hz,3H)LC−MS(m/z)417.1(MH);t=1.33(方法A).
補助実施例S85:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−フルオロピリジン−3−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26−8.14(m,1H),8.19−8.15(m,2H),7.90−7.80(m,1H),7.22−7.19(m,1H),7.13(s,1H),7.03−7.00(m,1H),5.00−4.80(m,2H),4.67−4.66(m,2H),4.37(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,6H),1.33(t,J=7.2Hz,3H)LC−MS(m/z)421.1(MH);t=1.8(方法A).
補助実施例S86:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−メトキシピリジン−3−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26−8.23(m,1H),8.16−8.13(m,2H),7.62−7.61(m,1H),7.15(s,1H),7.03−7.00(m,1H),6.92−6.89(m,1H),5.13−5.11(m,1H),4.93−4.90(m,1H),4.53−4.52(m,2H),4.41(q,J=7.2Hz,2H),4.04(s,3H),2.65(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,6H),1.33(t,J=7.2Hz,3Hクロロホルム−d,400MHz).LC−MS(m/z)433(MH);t=2.04(方法A).
補助実施例S87:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(6−メチル−3−ピリジル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(6−メチルピリジン−3−イル)メタンアミンから製造された。H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.60(s,1H),8.25(brd,J=7.7Hz,1H),8.17(brd,J=4.6Hz,1H),7.66(brd,J=8.4Hz,1H),7.20−7.17(m,1H),7.20(brd,J=11.5Hz,1H),7.06−6.99(m,1H),4.82(s,1H),4.71(s,1H),4.55(br s,2H),4.42(q,J=7.1Hz,2H),2.65(s,3H),2.59(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.33(t,J=7.1Hz,3H).LC−MS(m/z)417.1(MH);t=1.36(方法A).
補助実施例S88:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−メトキシフェニル)メタンアミンから製造された。
H NMR(400MHz,クロロホルム−d,)δ=8.24(d,J=7.3Hz,1H),8.18−8.13(m,1H),7.37−7.30(m,2H),7.23(s,1H),7.03−6.94(m,3H),5.08(brs,1H),4.89−4.81(m,1H),4.53(d,J=5.3Hz,2H),4.45(q,J=6.9Hz,2H),3.90(s,3H),2.64(s,3H),1.62(d,J=6.6Hz,6H),1.38(t,J=7.1Hz,3H).LC−MS(m/z)432.1(MH);t=2.19(方法A).
補助実施例S89:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(2−フルオロフェニル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−フルオロフェニル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.26−8.24(m,1H),8.18−8.17(m,1H),7.44(br s,J=7.7Hz,1H),7.34−7.32(m,1H),7.20(s,1H),7.18−7.14(m,2H),7.03−7.02(m,1H),4.89−4.85(m,2H),4.65−4.64(m,2H),4.42(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.33(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)420(MH);t=2.14(方法A)
補助実施例S90:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−(トリフルオロメチル)フェニル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.34−8.22(m,1H),8.17−8.15(m,1H),7.75(d,J=7.6Hz,1H),7.63(d,J=8.0Hz,1H),7.55(t,J=6.4Hz,1H),7.45(t,J=7.6Hz,1H),7.11(s,1H),7.03−6.99(m,1H),4.91−4.86(m,1H),4.82(br s,2H),4.35(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.23(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)470(MH);t=1.87(方法I).
補助実施例S91:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(3−メトキシピラジン−2−イル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(3−メトキシピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.34−8.32(m,1H),8.20−8.12(m,3H),7.30(s,1H),7.04(dd,J=7.6,4.8Hz,1H),6.53(brs,1H),5.14−5.08(m,1H),4.58(d,J=4.0Hz 2H),4.52(q,J=7.2Hz,2H),4.08(s,3H),2.67(s,3H),1.71(d,J=6.8Hz,6H),1.51(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)434.1(MH);t=2.01(方法A).
補助実施例S92:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(4−メトキシ−3−ピリジル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ=8.53−8.50(m,2H),8.24(dd,J=1.6,7.2Hz,1H),8.17(dd,J=2.8,4.8Hz,1H),7.23(s,1H),7.05−7.00(m,1H),6.89(d,J=6.0Hz,1H),4.95(brs,1H),4.87−4.81(m,1H),4.54(d,J=6.4Hz,2H),4.47(q,J=7.8Hz,2H),3.95(s,3H),2.65(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.39(t,J=7.8Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=1.39(方法A).
補助実施例S93:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルテトラゾール−5−イル)メチル]−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−プロポキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−メチル−2H−テトラゾール−5−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.26−8.19(m,2H),7.22(s,1H),7.06−7.03(m,1H),5.48(br.s,1H),4.99−4.91(m,1H),4.81(d,J=3.2Hz,2H),4.41−4.38(m,5H),2.65(s,3H),1.88−1.82(m,2H),1.67(d,J=6.4Hz,6H)1.06(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)422.1(MH);t=2.04(方法C).
補助実施例S94:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、2−プロポキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン及び(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(d,J=5.2Hz,1H),7.57(s,1H),7.44(s,1H),7.22(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),4.84−4.67(m,1H),4.48(brs,1H),4.40−4.33(m,4H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),1.89−1.74(m,2H),1.59(d,J=6.8Hz,6H),1.03(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)420.4(MH);t=0.59(方法D).
補助実施例S95:1−イソプロピル−5−(2−メトキシ−3−ピリジル)−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸及び(2−メトキシピリジン−3−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.20−8.18(m,1H),8.16−8.14(m,2H),7.64−7.62(m,1H),7.04−7.03(m,1H),6.97(s,1H),6.93−6.92(m,1H),5.24−5.21(m,1H),4.93−4.87(m,1H),4.51(d,J=5.6Hz,2H),4.04(s,3H),3.89(s,3H),2.64(s,3H),1.65(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)419.1(MH);t=1.82(方法A).
補助実施例S96:1−イソプロピル−5−(2−メトキシ−3−ピリジル)−N−[(6−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸及び(6−メトキシ−3−ピリジル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26(d,J=1.6Hz,1H),8.16−8.21(m,2H),7.67(dd,J=2.4,8.4Hz,1H),7.02−7.07(m,2H),6.80(d,J=8.8Hz,1H),4.76−4.82(m,1H),4.69(brs,1H),4.47(d,J=5.2Hz,2H),3.96(s,3H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),1.61(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)419(MH);t=1.83(方法A).
補助実施例S97:5−(2−イソプロポキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−イソプロポキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(600MHz,DMSO)δ 8.21−8.09(m,2H),7.58(d,J=9.7Hz,1H),7.38(s,1H),7.08(s,1H),7.06(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),6.67(t,J=5.5Hz,1H),5.44−5.33(m,1H),5.16(dt,J=12.7,6.4Hz,1H),4.36(d,J=5.5Hz,2H),3.76(s,3H),2.46(s,3H),1.45(d,J=6.4Hz,6H),1.23(d,J=6.2Hz,6H).LC−MS(m/z)420.4(MH);t=0.52(方法E).
補助実施例S98:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.21−8.17(m,2H),8.12(s,1H),7.15(s,1H),7.02−6.99(m,1H),5.60(brs,1H),4.99−4.93(m,1H),4.65(s,2H),4.46(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.65(d,J=6.4Hz,6H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)393.1(MH);t=2.3(方法C).
補助実施例S99:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2H−テトラゾール−5−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2H−テトラゾール−5−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(DMSO−d 400MHz):δ 8.17−8.13(m,2H),7.09−7.05(m,1H),6.99(s,1H),6.91(br.s,1H),5.20−5.14(m,1H),4.79(d,J=5.2Hz,2H),4.30(q,J=6.8Hz,2H),2.47(s,3H),1.49(d,J=6.4Hz,6H),1.22(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)394(MH);t=1.77(方法C).
補助実施例S100:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びピコリンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.66−8.64(m,1H),8.26(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.77−7.72(m,1H),7.38−7.36(m,1H),7.30−7.28(m,1H),7.14(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.53(brs,1H),5.15−5.08(m,1H),4.62(d,J=4.0Hz,2H),4.48(q,J=6.8Hz,2H),2.67(s,3H),1.70(d,J=6.8Hz,6H),1.42(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)403.1(MH);t=2.15(方法A).
補助実施例S101:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−メチルピコリンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.27−8.26(m,1H),8.19−8.18(m,1H),7.66−7.62(m,1H),7.18−7.14(m,2H),7.11(s,1H),7.04(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.84(brs,1H),5.22−5.19(m,1H),4.57(d,J=3.6Hz,2H),4.49(q,J=6.8Hz,2H),2.68(s,3H),2.61(s,3H),1.73(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)417.1(MH);t=2.04(方法A).
補助実施例S102:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−メトキシピコリンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.28−8.26(m,1H),8.19−8.18(m,1H),7.65−7.61(m,1H),7.17(s,1H),7.05−7.02(m,1H),6.96−6.94(m,1H),6.75−6.72(m,1H),6.17(brs,1H),5.11−5.08(m,1H),4.55−4.46(m,4H),4.01(s,3H),2.67(s,3H),1.66(d,J=6.0Hz,6H),1.43(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=2.47(方法A).
補助実施例S103:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−4−ピリジル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−メチルイソニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.50(d,J=5.2Hz,1H),8.22(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.15(dd,J=2.0,4.2Hz,1H),7.20(s,1H),7.15(d,J=5.2Hz,1H),7.03(s,1H),7.00(dd,J=5.2,7.6Hz,1H),4.91−4.86(m,2H),4.57(d,J=5.2Hz,2H),4.32(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),2.57(s,3H),1.67(d,J=6.4Hz,6H),1.21(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)417.1(MH);t=1.53(方法A).
補助実施例S104:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−4−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−メトキシイソニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.22(d,J=7.6Hz,1H),8.18−8.14(m,2H),7.04(s,1H),7(dd,J=5.2,7.6Hz 1H),6.92(d,J=5.2Hz 1H),6.79(s,1H),4.89−4.86(m,2H),4.56(d,J=5.2Hz,2H),4.34(q,J=7.2Hz,2H),3.94(s,3H),2.66(s,3H),1.66(d,J=6.8Hz,6H),1.24(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=1.94(方法A).
補助実施例S105:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルピリミジン−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−メチルピリミジン−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.65(d,J=5.2Hz,1H),8.26(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),7.20(d,J=5.2Hz,1H),7.09(s,1H),7.05−7.02(m,1H),6.45(brs,1H),5.16−5.13(m,1H),4.59(d,J=4.0Hz,2H),4.46(q,J=7.2Hz,2H),2.81(s,3H),2.67(s,3H),1.73(d,J=6.4Hz,6H),1.40(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)418.1(MH);t=1.96(方法C)
補助実施例S106:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(5−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メトキシニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.24(s,1H),8.19−8.18(m,1H),8.14−8.12(m,2H),7.38(s,1H),7.10−7.03(m,1H),7.02−6.97(m,1H),6.94(s,1H),5.27−5.21(m,1H),4.58(d,J=4.8Hz,2H),4.24(q,J=7.2Hz,2H),3.78(s,3H),2.46(s,3H),1.48(d,J=6.0Hz,6H),1.10(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=1.63(方法A).
補助実施例S107:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−(トリフルオロメチル)ピコリンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.27(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=4.8,2.0Hz 1H),8.00−7.95(m,1H),7.71(d,J=7.6Hz,1H),7.59(d,J=7.6Hz,1H),7.13(s,1H),7.04(dd,J=7.2,4.8Hz,1H),6.68(brs,1H),5.19−5.16(m,1H),4.70(d,J=3.6Hz,2H),4.49(q,J=7.2Hz,2H),2.67(s,3H),1.71(d,J=6.4Hz,6H),1.44(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)471(MH);t=2.34(方法A).
補助実施例S108:3−[[[5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル]アミノ]メチル]−1−メチル−ピリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.31−8.24(m,1H),8.19−8.17(m,1H),7.50−7.42(m,1H),7.30−7.28(m,1H),7.15(s,1H),7.05−7.02(m,1H),6.21−6.17(m,1H),5.06−4.95(m,1H),4.51−4.45(m,4H),3.59(s,3H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.8Hz,6H),1.40(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433(MH);t=1.93(方法C).
補助実施例S109:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(1−エチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−エチル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.28(dd,J=7.6,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=4.8,1.6Hz,1H),7.59(s,1H),7.48(s,1H),7.25(s,1H),7.03(dd,J=7.6,5.2Hz,1H),4.77−4.50(m,1H),4.52−4.45(m,3H),4.39(d,J=4.8Hz,2H),4.2(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.59(d,J=6.8Hz,6H),1.52(t,J=7.2Hz,3H),1.40(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)420.1(MH);t=2.13(方法F).
補助実施例S110:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−プロピルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−プロピル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.27(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.59(s,1H),7.45(s,1H),7.24(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),4.77−4.74(m,1H),4.48(q,J=7.2Hz,3H),4.39(d,J=4.4Hz,2H),4.09(t,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.94−1.88(m,2H),1.59(d,J=6.4Hz,6H),1.4(t,J=6.8Hz,3H),0.93(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)434.1(MH);t=1.89(方法A).
補助実施例S111:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−メトキシニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.30−8.24(m,2H),8.20−8.15(m,1H),7.67(d,J=8.0Hz,1H),7.21(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.80(d,J=8.0Hz,1H),4.80(dd,J=4.8,6.4Hz,1H),4.65(brs,1H),4.49−4.42(m,4H),3.96(s,3H),2.66(s,3H),1.59(d,J=4.8Hz,6H),1.40−1.34(m,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=2.33(方法F).
補助実施例S112:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(5−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メトキシピコリンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.33(d,J=1.6Hz,1H),8.26(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.31−7.28(m,2H),7.13(s,1H),7.03(dd,J=7.2,7.6Hz,1H),6.36(s,1H),5.11−5.05(m,1H),4.56(d,J=4.4Hz,2H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),3.91(s,3H),2.66(s,3H),1.69(d,J=7.2Hz,6H),1.42(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=2.14(方法A).
補助実施例S113:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−4−イル)メチル]−1−(オキセタン−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−3−メチル−1−(オキセタン−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸及び(2−メチルチアゾール−4−イル)メタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.26(dd,J=1.6,7.2Hz 1H),8.18(dd,J=2.0,4.8Hz 1H),7.24(s,1H),7.05−7.02(m,2H),5.94−5.85(m,2H),5.28−5.25(m,2H),5.20−5.16(m,2H),4.57(d,J=5.2Hz,2H),4.46(q,J=7.2Hz,2H),2.76(s,3H),2.66(s,3H),1.39(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)437.4(MH);t=0.46分(方法E).
補助実施例S114:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(5−メトキシピラジン−2−イル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メトキシピラジン−2−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(400MHz,クロロホルム−d,):δ 8.24−8.28(m,2H),8.16−8.23(m,2H),7.18(s,1H),7.04(brt,J=5.84Hz,1H),5.80(brs,1H),4.93−5.06(m,1H),4.60(brd,J=3.75Hz,2H),4.48(q,J=6.69Hz,2H),4.00(s,3H),2.66(s,3H),1.66(brd,J=6.39Hz,6H),1.41(t,J=6.95Hz,3H).LC−MS(m/z)434.1(MH);t=1.99(方法A).
補助実施例S115:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(3−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.73(s,1H),8.61(d,J=3.6Hz,1H),8.24(d,J=6.0Hz,1H),8.16(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),7.76(d,J=8.4Hz,1H),7.36−7.33(m,1H),7.18(s,1H),7.01(dd,J=4.8,7.6Hz,1H),4.82(s,1H),4.75(s,1H),4.60(d,J=5.2Hz,2H),4.40(q,J=6.8Hz,2H),2.65(s,3H),1.62(d,J=6.4Hz,6H),1.30(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)403.1(MH);t=1.41(方法A).
補助実施例S116:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(6−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−フルオロニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.33(s,1H),8.26−8.24(m,1H),8.18−8.17(m,1H),7.88−7.86(m,1H),7.17(s,1H),7.04−6.98(m,2H),4.83−4.82(m,1H),4.74−4.72(m,1H),4.59−4.58(m,2H),4.41(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),1.63(d,J=6.8Hz,6H),1.31(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)421(MH);t=1.89(方法A).
補助実施例S117:N−[[6−(ジフルオロメチル)−3−ピリジル]メチル]−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び6−(ジフルオロメチル)ニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.76(s,1H),8.24(dd,J=7.2,2.0Hz,1H),8.16(dd,J=5.2,2.0Hz,1H),7.92(d,J=8.0,1H),7.68(d,J=8.2Hz,1H),7.13(s,1H),7.01(dd,J=7.2,4.8Hz,1H),6.67(t,J=55.2Hz,1H),4.87−4.83(m,2H),4.68(d,J=5.2Hz,2H),4.35(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,6H),1.24(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)453.1(MH);t=1.92(方法A).
補助実施例S118:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(3−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び3−メトキシピコリンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.33(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.23(dd,J=1.2,4.8Hz,1H),8.19(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.28−7.30(m,2H),7.22−7.24(m,1H),7.04(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.96(brs,1H),5.12−5.21(m,1H),4.57(d,J=4.0Hz,2H),4.52(q,J=6.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.68(s,3H),1.72(d,J=6.4Hz,6H),1.51(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=2.08(方法A).
補助実施例S119:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.2Hz,1H),7.60(d,J=2.4Hz,1H),7.22(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.36(d,J=2.4Hz,1H),5.29(br.s,1H),4.64−4.60(m,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),4.48(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),2.22−2.14(m,1H),1.90−1.85(m,1H),1.61(d,J=6.4Hz,3H),1.43(t,J=6.8Hz,3H),0.89(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=2.25(方法A).
補助実施例S120:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.2Hz,1H),7.60(d,J=2.4Hz,1H),7.22(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.36(d,J=2.4Hz,1H),5.28(br.s,1H),4.64−4.60(m,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),4.48(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),2.22−2.14(m,1H),1.92−1.86(m,1H),1.62(d,J=6.8Hz,3H),1.43(t,J=6.8Hz,3H),0.89(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=2.22(方法A).
補助実施例S121:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.27(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),8.05(s,1H),7.20(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.49(br.s,1H),4.69−4.65(m,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),4.49(q,J=6.8Hz,2H),3.95(s,3H),2.66(s,3H),2.21−2.16(m,1H),1.94−1.91(m,1H),1.64(d,J=6.4Hz,3H),1.45(t,J=7.2Hz,3H),0.93(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)421.1(MH);t=2.26(方法C).
補助実施例S122:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),8.05(s,1H),7.21(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.49(br.s,1H),4.68−4.65(m,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),4.49(q,J=6.8Hz,2H),3.95(s,3H),2.65(s,3H),2.21−2.16(m,1H),1.94−1.89(m,1H),1.64(d,J=6.8Hz,3H),1.45(t,J=6.8Hz,3H),0.93(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)421.1(MH);t=2.29(方法C).
補助実施例S123:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1及び5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.30−8.28(m,1H),8.21−8.20(m,1H),7.25(s,1H),7.06−7.01(m,1H),5.28−5.20(m,1H),4.76−4.64(m,3H),4.51(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),2.58(s,3H),2.23−2.18(m,1H),1.94−1.91(m,1H),1.65(d,J=6.4Hz,3H),1.45(t,J=6.8Hz,3H),0.91(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)422.1(MH);t=2.22(方法C).
補助実施例S124:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.30−8.28(m,1H),8.20−8.19(m,1H),7.25(s,1H),7.06−7.02(m,1H),5.20−5.18(m,1H),4.73−4.71(m,2H),4.63−4.61(m,1H),4.51(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),2.58(s,3H),2.23−2.16(m,1H),1.94−1.90(m,1H),1.65(d,J=6.4Hz,3H),1.44(t,J=6.8Hz,3H),0.91(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)422.1(MH);t=2.17(方法C).
補助実施例S125:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(5−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び5−メトキシニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(DMSO−d 400MHz):δ=8.21(s,1H),8.16(d,J=2.8Hz,1H),8.13(s,1H),8.12−8.09(m,1H),7.33−7.32(m,1H),7.05−7.02(m,1H),6.93(s,1H),6.91(s,1H),4.96−4.93(m,1H),4.57−4.56(m,2H),4.25−4.20(m,2H),3.75(s,3H),2.44(s,3H),1.98−1.74(m,2H),1.48(d,J=6.4Hz,3H),1.08(t,J=7.0Hz,3H),0.73(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)447.1(MH);t=1.62(方法A).
補助実施例S126:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(2−メトキシ−4−ピリジル)メチル]−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び5−メトキシニコチンアルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.24(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.17(d,J=5.6Hz,1H),8.15(dd,J=1.6,4.8Hz,1H),7.07(s,1H),7.00(dd,J=5.2,7.6Hz,1H),6.91(d,J=4.0Hz,1H),6.78(s,1H),4.80(brs,1H),4.55(d,J=5.6Hz,3H),4.35(q,J=6.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.66(s,3H),2.26−2.15(m,1H),1.95−1.85(m,1H),1.64(d,J=6.4Hz,3H),1.25(t,J=6.8Hz,3H),0.90(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)447.1(MH);t=1.96(方法A).
補助実施例S127:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−[(2−メチルテトラゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び2−メチル−2H−テトラゾール−5−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.28(dd,J=7.6,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=5.2,2.0Hz,1H),7.27(s,1H),7.05−7.02(m,1H),5.31−5.28(m,1H),4.79(d,J=5.2Hz,2H),4.67−4.62(m,1H),4.50(q,J=6.8Hz,2H),4.39(s,3H),2.67(s,3H),2.24−2.17(m,1H),1.95−1.88(m,1H),1.65(d,J=6.8Hz,3H),1.45(t,J=7.2Hz,3H),0.92(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)422.1(MH);t=2.03(方法C).
補助実施例S128:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.2Hz,1H),7.24(s,1H),7.03(dd,J=4.4,7.2Hz,1H),5.17(br.s,1H),4.65−4.60(m,3H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),2.64(s,3H),2.23−2.16(m,1H),1.93−1.90(m,1H),1.64(d,J=6.4Hz,3H),1.44(t,J=6.8Hz,3H),0.92(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)422.1(MH);t=2.05(方法C).
補助実施例S129:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(2−メチルオキサゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び2−メチルオキサゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.27(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.54(s,1H),7.18(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.11−4.91(m,1H),4.61−4.55(m,1H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),4.40(d,J=4.8Hz,2H),2.65(s,3H),2.49(s,3H),2.21−2.14(m,1H),1.92−1.85(m,1H),1.63(s,3H),1.40(t,J=7.2Hz,3H),0.89(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)421.1(MH);t=1.9(方法A).
補助実施例S130:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(1H−イミダゾール−4−イルメチル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1H−イミダゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.25(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.17(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.67(d,J=1.2Hz,1H),7.21(s,1H),7.03(s,1H),7.02−7.00(m,1H),5.57−5.08(m,1H),4.63−4.60(m,1H),4.50−4.51(m,4H),2.64(s,3H),2.18−2.12(m,1H),1.90−1.85(m,1H),1.61(d,J=6.4Hz,3H),1.41(t,J=7.2Hz,3H),0.87(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=1.35(方法A).
補助実施例S131:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.27(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.20(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.08(s,1H),5.28(brs,1H),4.61−4.58(m,1H),4.51−4.46(m,4H),2.65(s,3H),2.35(s,3H),2.21−2.14(m,1H),1.91−1.85(m,1H),1.62(d,J=6.8Hz,3H),1.43(t,J=6.8Hz,3H),0.89(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)420.1(MH);t=1.85(方法A).
補助実施例S132:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルイミダゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.28(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.17(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.45(s,1H),7.20(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.88(s,1H),5.25(brs,1H),4.61−4.58(m,1H),4.48(q,J=6.8Hz,2H),4.42(d,J=4.8Hz,2H),3.70(s,3H),2.65(s,3H),2.18−2.13(m,1H),1.89−1.85(m,1H),1.60(d,J=6.8Hz,3H),1.42(t,J=6.8Hz,3H),0.88(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)420.1(MH);t=1.38(方法A).
補助実施例S133:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(2−メチルオキサゾール−5−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び2−メチルオキサゾール−5−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.27(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.25(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.6Hz,1H),6.94(s,1H),4.62(brd,J=4.8Hz,1H),4.55−4.46(m,5H),2.65(s,3H),2.47(s,3H),2.21−2.13(m,1H),1.91−1.84(m,1H),1.62(d,J=6.8Hz,3H),1.41(t,J=6.8Hz,3H),0.87(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)421.1(MH);t=1.81(方法A).
補助実施例S134:3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.27−8.25(m,1H),8.19−8.17(m,1H),8.06(s,1H),7.19(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.50−5.48(m,1H),4.71−4.66(m,1H),4.56(d,J=2.2Hz,2H),4.39(t,J=6.8Hz,2H),3.96(s,3H),2.66(s,3H),2.24−2.18(m,1H),1.91−1.83(m,3H),1.65(d,J=3.2Hz,3H),1.06(t,J=7.2Hz,3H),0.94(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)435.1(MH);t=2.05(方法C).
補助実施例S135:3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 12.66(s,1H),8.16−8.11(m,2H),7.57(s,1H),7.10−7.06(m,2H),6.71(t,J=6.0Hz,1H),6.15−6.14(m,1H),4.93−4.91(m,1H),4.50(d,J=5.6Hz,2H),4.26(t,J=6.8Hz,2H),2.45(s,3H),2.00−1.92(m,1H),1.76−1.67(m,3H),1.47(d,J=6.4Hz,3H),0.94(t,J=7.2Hz,3H),0.73(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)420.1(MH);t=2.1(方法C).
補助実施例S136:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−[1−メチルプロピル]−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.24−8.19(m,3H),7.62(d,J=2.0Hz,1H),7.23(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.37(d,J=2.4Hz,1H),5.45(s,1H),4.71−4.67(m,1H),4.59(d,J=4.8Hz,2H),4.49(q,J=6.8Hz,2H),2.25−2.18(m,1H),1.94−1.90(m,1H),1.66(d,J=6.4Hz,3H),1.44(t,J=7.2Hz,3H),0.9(t,J=7.2Hz,3H).SFC:t=4.729分,ee%=97.49%.LC−MS(m/z)392(MH);t=2.23(方法A).
補助実施例S137:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−[1−メチルプロピル]−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.24−8.18(m,3H),7.61(d,J=2.4Hz,1H),7.23(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.37(d,J=2.4Hz,1H),5.44(s,1H),4.71−4.67(m,1H),4.59(d,J=4.8Hz,2H),4.49(q,J=6.8Hz,2H),2.25−2.18(m,1H),1.96−1.90(m,1H),1.66(d,J=6.8Hz,3H),1.43(t,J=7.2Hz,3H),0.9(t,J=7.2Hz,3H).SFC:t=4.453分,ee%=94.84%.LC−MS(m/z)392.1(MH);t=2.23(方法A).
補助実施例S138:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1及び5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.24−8.20(m,3H),7.25(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.37(brs,1H),4.73−4.69(m,3H),4.51(q,J=7.2Hz,2H),2.58(s,3H),2.27−2.19(m,1H),1.97−1.93(m,1H),1.68(d,J=6.4Hz,3H),1.44(t,J=7.2Hz,3H),0.92(t,J=7.2Hz,3H).SFC−MS:t=4.24分,ee%=98.70%.LC−MS(m/z)408(MH);t=2.4(方法C).
補助実施例S139:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.25−8.20(m,3H),7.25(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.31(brs,1H),4.73−4.68(m,3H),4.51(q,J=7.2Hz,2H),2.59(s,3H),2.27−2.20(m,1H),1.97−1.94(m,1H),1.68(d,J=6.4Hz,3H),1.45(t,J=7.2Hz,3H),0.92(t,J=7.2Hz,3H).SFC−MS:t=3.997分,ee%=97.68%.LC−MS(m/z)408.1(MH);t=2.4(方法C).
補助実施例S140:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体1及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.25−8.19(m,3H),8.07(s,1H),7.23(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.61(brs,1H),4.79−4.74(m,1H),4.59(d,J=4.8Hz,2H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),3.96(s,3H),2.27−2.22(m,1H),1.98−1.93(m,1H),1.68(d,J=6.8Hz,3H),1.46(t,J=7.2Hz,3H),0.95(t,J=7.2Hz,3H).SFC−MS:t=4.97分,ee%=98.60%.LC−MS(m/z)407(MH);t=2.44(方法C).
補助実施例S141:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−[1−メチルプロピル]−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.24−8.19(m,3H),8.07(s,1H),7.23(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.60(brs,1H),4.78−4.73(m,1H),4.59(d,J=4.8Hz,2H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),3.96(s,3H),2.27−2.22(m,1H),1.98−1.93(m,1H),1.68(d,J=6.8Hz,3H),1.46(t,J=7.2Hz,3H),0.95(t,J=7.2Hz,3H).SFC−MS:t=4.66分,ee%=96.90%.LC−MS(m/z)407.1(MH);t=2.44(方法C).
補助実施例S142:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルイミダゾール−4−イル)メチル]−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−1H−イミダゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.28−8.26(m,1H),8.20−8.18(m,1H),7.46(s,1H),7.18(s,1H),7.05−7.02(m,1H),6.91(s,1H),5.43(brs,1H),4.94−4.90(m,1H),4.45−4.44(m,2H),4.38(t,J=6.8Hz,2H),3.70(s,3H),2.65(s,3H),1.87−1.78(m,2H),1.62(d,J=6.8Hz,6H),1.05(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)420.1(MH);t=1.75(方法C).
補助実施例S143:1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.25−8.23(m,1H),8.19−8.17(m,1H),7.61(d,J=1.2Hz,1H),7.18(s,1H),7.05−7.01(m,1H),6.36(d,J=1.2Hz,1H),5.40(brs,1H),4.96−4.90(m,1H),4.58(d,J=2.4Hz,2H),4.38(t,J=7.2Hz,2H),2.65(s,3H),1.86−1.82(m,2H),1.64(d,J=3.2Hz,6H),1.05(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=1.83(方法A).
補助実施例S144:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−1−[1−メチルプロピル]−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、続いてTFAで脱保護して、1−(sec−ブチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、鏡像異性体2及び1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 11.58(brs,1H),8.25(d,J=2.0Hz,1H),8.23−8.17(m,2H),7.19(s,1H),7.01(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.51(brs,1H),4.69−4.66(m,3H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),2.66(s,3H),2.22−2.16(m,1H),1.93−1.89(m,1H),1.64(d,J=6.8Hz,3H),1.42(t,J=6.8Hz,3H),0.91(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=1.91(方法C)[α] 20 −3.40(c=1.0,DCM).
補助実施例S145:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.26−8.23(m,1H),8.19−8.17(m,1H),8.06(s,1H),7.18(s,1H),7.04−7.01(m,1H),5.52−5.51(m,1H),5.01−4.95(m,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),4.38(t,J=6.8Hz,2H),3.95(s,3H),2.65(s,3H),1.90−1.81(m,2H),1.66(d,J=6.4Hz,6H),1.05(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)421.1(MH);t=2.1(方法B).
補助実施例S146:1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、続いてTFAで脱保護して、1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.20−8.17(m,2H),8.14(s,1H),7.14(s,1H),7.03(dd,J=4.2,7.6Hz,1H),5.59(brs,1H),5.00−4.94(m,1H),4.64(s,2H),4.36(t,J=6.8Hz,2H),2.65(s,3H),1.85−1.76(m,2H),1.65(d,J=6.8Hz,6H),1.01(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=1.91(方法C).
補助実施例S147:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−チアゾール−2−イル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

DMF(2mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、0.14mmol)の溶液に2−(トリブチルスタンニル)チアゾール(103mg、0.28mmol)及びPd(PPh(16mg、0.013mmol)を添加した。その混合物をNで通気し、80℃で2時間加熱した。混合物を室温に冷却した。酢酸エチル(20mL)及び水(10mL)を添加した。有機層を水(10mL×2)、ブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物を分取TLC(SiO、酢酸エチル)によって精製し、1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(チアゾール−2−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(10mg)を得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 7.88(d,J=3.2Hz,1H),7.58(s,1H),7.46(s,2H),7.40(d,J=3.2Hz,1H),4.75−4.68(m,1H),4.54(brs,1H),4.46(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.65(s,3H),1.58(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS(m/z)368(MH);t=1.91(方法C).
補助実施例S148:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(5−メチルチアゾール−2−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例147に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−メチル−2−(トリブチルスタンニル)チアゾールから製造された。
H NMR(600MHz,DMSO−d)δ 7.62(s,1H),7.56(s,1H),7.43(s,1H),7.20(s,1H),6.86(t,J=5.6Hz,1H),5.16(m,1H),4.41(d,J=5.5Hz,2H),3.77(s,3H),2.47(s,3H),2.45(s,3H),1.44(d,J=6.3Hz,6H).LC−MS(m/z)382.3(MH);t=0.51(方法D).
補助実施例S149:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(4−メチルチアゾール−2−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例147に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−メチル−2−(トリブチルスタンニル)チアゾールから製造された。
H NMR(500MHz,クロロホルム−d)δ 7.60(s,1H),7.47(s,1H),7.45(s,1H),6.96(s,1H),4.73(m,1H),4.53(s,1H),4.49(s,2H),3.96(s,3H),2.65(s,3H),2.55(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)382.4(MH);t=0.51(方法D).
補助実施例S150:3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−5−メチル−オキサゾリジン−2−オン
Figure 2021508685

ジオキサン(2mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(20mg、0.06mmol)、5−メチルオキサゾリジン−2−オン(7mg、0.07mmol)、Pd(dba)(5mg、0.006mmol)、キサントホス(10mg、0.02mmol)、CsCO(25mg、0.08mmol)の混合物を85℃で12時間攪拌した。混合物を濃縮して、残留物を得た。残留物を分取HPLCによって精製して、3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−5−メチル−オキサゾリジン−2−オン(15mg)を得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=7.59(s,1H),7.55(s,2H),4.80(brd,J=6.8Hz,1H),4.74−4.64(m,1H),4.63−4.56(m,1H),4.47(dd,J=8.4,10.4Hz,1H),4.39(d,J=5.0Hz,2H),3.98−3.93(m,1H),3.92(s,3H),2.51(s,3H),1.58(s,3H),1.55(d,J=6.3Hz,6H).LC−MS(m/z)384.1(MH);t=1.9(方法C).
補助実施例S151:3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]オキサゾリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例150に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びオキサゾリジン−2−オンから製造された。
H NMR(600MHz,DMSO−d)δ 7.65(s,1H),7.45(s,1H),7.41(s,1H),6.78(t,J=5.7Hz,1H),5.09(m,1H),4.41(m,2H),4.28(d,J=5.6Hz,2H),4.19(m,2H),3.77(s,3H),2.36(s,3H),1.40(d,J=6.3Hz,6H).LC−MS(m/z)370.2(MH);t=1.51(方法J).
補助実施例S152:1−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]アゼチジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例150に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びアゼチジン−2−オンから製造された。
H NMR(600MHz,DMSO−d)δ 7.64(s,1H),7.45(s,1H),6.94(s,1H),6.81(t,J=5.6Hz,1H),5.07(m,1H),4.27(d,J=5.5Hz,2H),3.77(s,3H),3.66(s,2H),3.04(t,J=4.5Hz,2H),2.35(s,3H),1.40(d,J=6.3Hz,6H).LC−MS(m/z)354.2(MH);t=1.46(方法K).
補助実施例S153:1−t−ブチル−3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]イミダゾリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例150に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−(t−ブチル)イミダゾリジン−2−オンから製造された。
H NMR(500MHz,(クロロホルム−d)δ 7.71(s,1H),7.61(s,1H),7.48(s,1H),6.52(t,J=5.6Hz,1H),5.10−4.94(m,1H),4.25(d,J=5.6Hz,2H),3.91−3.82(m,2H),3.77(s,3H),3.44(t,J=7.9Hz,2H),2.34(s,3H),1.48−1.23(m,15H).LC−MS(m/z)425.2(MH);t=1.64(方法K).
補助実施例S154:1−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]ピロリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例150に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びピロリジン−2−オンから製造された。
H NMR(600MHz,DMSO−d6)δ 7.68(s,1H),7.67(s,1H),7.47(s,1H),6.70(t,J=5.7Hz,1H),5.08(m,1H),4.26(d,J=5.6Hz,2H),4.06−3.96(m,2H),3.77(s,3H),2.56(t,J=8.0Hz,2H),2.36(s,3H),2.06−1.94(m,2H),1.39(d,J=6.3Hz,6H).LC−MS(m/z)368.2(MH);t=1.39(方法K).
補助実施例S155:3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−4−メチル−オキサゾリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例150に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−メチルオキサゾリジン−2−オンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=7.55(d,J=2.4Hz,2H),7.45(s,1H),5.14−5.03(m,1H),4.73−4.64(m,1H),4.62−4.51(m,2H),4.38(dd,J=5.0,9.6Hz,2H),4.07(dd,J=4.5,8.3Hz,1H),3.92(s,3H),2.51(s,3H),1.56(dd,J=1.7,6.5Hz,6H),1.52(d,J=6.2Hz,3H).LC−MS(m/z)384.1(MH);t=2(方法B).
補助実施例S156:4−エチル−3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]オキサゾリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例150に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−エチルオキサゾリジン−2−オンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 7.55(d,J=2.0Hz,2H),7.46(s,1H),5.1−4.98(m,1H),4.70−4.66(m,1H),4.57−4.55(m,1H),4.51(t,J=8.8Hz,1H),4.40−4.36(m,2H),4.21−4.18(m,1H),3.92(s,3H),2.50(s,3H),2.02−1.79(m,2H),1.55(d,J=4.8Hz 6H),0.93(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)398.1(MH);t=1.99(方法C).
補助実施例S157:N−[[5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル]メチル]−5−メトキシ−ピリジン−3−アミン
Figure 2021508685

ジオキサン(3mL)及び水(1mL)中のN−[(5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)メチル]−5−メトキシ−ピリジン−3−アミン(69mg、0.18mmol)、(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸(59mg、0.35mmol)、Pd(dppf)Cl(26mg、0.03mmol)、CsCO(115mg、0.35mmol)の混合物を脱気し、Nで3回パージし、次いでN雰囲気下において100℃で混合物を2時間攪拌した。水(20mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。粗混合物を分取HPLCによって精製して、N−[[5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル]メチル]−5−メトキシ−ピリジン−3−アミン(48.16mg)を得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.27(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),8.00(s,1H),7.81−7.80(m,2H),7.05−7.02(m,1H),6.49−6.48(m,1H),4.90−4.87(m,1H),4.74(d,J=5.6Hz,2H),4.40(q,J=7.2Hz,2H),4.18−4.16(m,1H),3.83(s,3H),2.72(s,3H),1.58(d,J=7.2Hz,6H).1.27(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=1.88(方法A).
補助実施例S158:N−[[5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル]メチル]−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−アミン
Figure 2021508685

補助実施例157に記載の同じ手順を用いて、N−[(5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)メチル]−1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−アミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.24(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.18(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.99(s,1H),7.67(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.01−4.98(m,1H),4.91(d,J=6.0Hz,2H),4.56(t,J=6.0Hz,1H),4.45(q,J=7.2Hz,2H),3.77(s,3H),2.70(s,3H),1.58(d,J=6.4Hz,6H),1.34(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)407.1(MH);t=2.17(方法C).
補助実施例S159:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−7−[2−(5−メトキシ−3−ピリジル)エチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン
Figure 2021508685

ジオキサン(3mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−7−エチニル−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(0.05g、0.16mmol)、3−ヨード−5−メトキシ−ピリジン(37mg、0.16mmol)、CuI(3mg、0.016mmol)、Pd(dppf)Cl(11mg、0.016mmol)及びEtN(79mg、0.78mmol)の混合物をN雰囲気下において100℃で4時間攪拌した。混合物を他の4つのバッチでワークアップした(それぞれ同じ手順且つ同量の出発原料による)。混合物を濃縮し、酢酸エチル(20mL×2)で抽出し、NaSOで乾燥させ、濃縮して残留物を得た。粗混合物をカラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル/酢酸エチル=10/1〜1/1)によって精製して、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−7−((5−メトキシピリジン−3−イル)エチニル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(0.025g)を得た。酢酸エチル(2mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−7−((5−メトキシピリジン−3−イル)エチニル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(0.02g、0.047mmol)、Pd/C(0.005g、0.047mmol、10%)、H(15psi)の混合物を0.25時間攪拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して残留物を得た。残留物を分取HPLCによって精製して、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−7−(2−(5−メトキシピリジン−3−イル)エチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(7mg)を得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.27−8.24(m,1H),8.24−8.14(m,3H),7.79(s,1H),7.05(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.96(t,J=2.0Hz,1H),4.98−4.79(m,1H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),3.81(s,3H),3.43−3.29(m,2H),3.18−3.01(m,2H),2.70(s,3H),1.59(d,J=6.8Hz,6H),1.41(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)432.1(MH);t=1.97(方法A).
補助実施例S160:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−7−[2−(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン
Figure 2021508685

補助実施例159に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−7−エチニル−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン及び3−ブロモ−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾールから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.23(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.19(dd,J=1.6,4.4Hz,1H),7.99(s,1H),7.81(s,1H),7.04(dd,J=4.2,7.6Hz,1H),5.11−5.04(m,1H),4.48(q,J=7.2Hz,2H),3.90(s,3H),3.55−3.51(m,2H),3.23−3.18(m,2H),2.70(s,3H),1.61(d,J=6.8Hz,6H),1.43(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=2.3(方法C).
補助実施例S161:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン、及び
補助実施例S162:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

THF(1.3mL)中のN−((4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(20mg、0.051mmol)にCsCO(16.6mg、0.051mmol)及びヨードメタン(510μl、0.051mmol、100mM、THF)を添加した。密閉バイアル中で反応混合物を80℃において50分間攪拌した。反応混合物を真空内で濃縮した。水を添加した。酢酸エチルで混合物を抽出した。有機相をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、真空内で濃縮した。SFCによって残留物を精製して、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(2mg)及び5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−((4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(1mg)を得た。
補助実施例S161:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン:H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.28(dt,J=7.3,1.4Hz,1H),8.19(dd,J=4.9,1.9Hz,1H),7.92(s,1H),7.17(s,1H),7.05(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),5.72(s,1H),4.98(hept,J=6.6Hz,1H),4.56(d,J=4.1Hz,2H),4.49(q,J=7.0Hz,2H),3.95(s,3H),2.66(s,3H),1.66(d,J=6.5Hz,6H),1.44(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)407.4(MH);t=0.51(方法D)
補助実施例S162:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン:H NMR(600MHz,DMSO−d)δ 8.43(s,1H),8.19(dd,J=4.9,1.9Hz,1H),8.12(dd,J=7.3,2.0Hz,1H),7.32(s,1H),7.09(dd,J=7.4,4.8Hz,1H),6.80(t,J=5.2Hz,1H),5.17(hept,J=6.8Hz,1H),4.67(d,J=5.0Hz,2H),4.42(q,J=7.0Hz,2H),3.71(s,3H),2.46(s,3H),1.45(d,J=6.3Hz,6H),1.36(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)407.4(MH);t=0.49(方法D).
補助実施例S163:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]−1−(オキセタン−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

DMF(2mL)中の5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−N−((1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(80mg、0.22mmol)(補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された)、3−ヨードオキセタン(81mg、0.44mmol)及びt−BuOK(215mg、1.91mmol)の懸濁液を120℃で34時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、真空内で濃縮した。残留物を分取HPLCによって精製して、5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]−1−(オキセタン−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(8mg)を得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz)δ 8.28(dd,J=2.2,7.4Hz,1H),8.19(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),8.06(s,1H),7.26(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.4Hz,1H),5.97−5.93(m,1H),5.34(t,J=6.4Hz,2H),5.19(t,J=7.2Hz,2H),4.57(d,J=5.2Hz,2H),4.49(q,J=6.8Hz,2H),3.96(s,3H),2.67(s,3H),1.44(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)421.1(MH);t=2.04(方法B).
補助実施例S164:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルスルファニル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン
Figure 2021508685

室温のDMF(0.59mL)中の6−メチルヘプチル3−((5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−イル)チオ)プロパノエート(21mg、0.04mmol)の溶液にKOBu(6.9mg、0.06mmol)を添加した。得られた混合物を室温で50分間にわたって攪拌し、その後、4−(クロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール(13.4mg、0.06mmol)を一度に添加した。室温で6時間にわたって攪拌した後、混合物を氷浴温度に冷却し、数滴の水でクエンチし、冷却浴なしで5分間攪拌した。酢酸エチル(40mL)と水(2×15mL)との間で分配された。有機層をさらにブライン(10mL)で洗浄した。合わせた有機層を乾燥させ(NaSO)、濃縮した。粗製物質をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル1:0〜0:1)によって精製して、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−7−(((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)チオ)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(8mg)を得た。
H NMR(DMSO−d 600MHz):δ 8.28−8.22(m,2H),7.94(s,1H),7.76(s,1H),7.47(s,1H),7.16(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),5.33(hept,J=6.5Hz,1H),4.44(q,J=7.0Hz,2H),4.39(s,2H),3.79(s,3H),2.54(s,3H),1.47(d,J=6.5Hz,6H),1.34(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)423.6(MH);t=0.76(方法D).
補助実施例S165:N−[[1−(ジフルオロメチル)ピラゾール−4−イル]メチル]−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

DCM(0.5mL)中のN−((1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(15mg、0.027mmol)の溶液にトリフルオロ酢酸(0.5mL)を添加した。混合物を室温で1時間攪拌した。水(3mL)を添加し、NaHCOの飽和水溶液中に混合物を注いだ。混合物を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(5mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。粗混合物をフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル1:0〜0:1)によって精製して、N−((1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(11mg、0.025mmol、収率93%)を得た。
H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.26(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.17(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.84(d,J=2.7Hz,1H),7.20(s,1H),7.17(t,J=60.7Hz,1H),7.02(dd,J=7.3,4.9Hz,1H),6.49(d,J=2.7Hz,1H),5.24(s,1H),4.91(hept,J=6.6Hz,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),4.47(q,J=7.0Hz,2H),2.65(s,3H),1.65(d,J=6.5Hz,6H),1.40(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)442.5(MH);t=0.60分(方法D).
補助実施例S166:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−イル)メチル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例165に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((5−(フルオロメチル)イソキサゾール−3−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.27(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.22(s,1H),7.02(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.47(d,J=2.6Hz,1H),5.43(d,J=47.3Hz,2H),5.22(s,1H),4.89(hept,J=6.6Hz,1H),4.65(d,J=5.2Hz,2H),4.47(q,J=7.0Hz,2H),2.64(s,3H),1.64(d,J=6.5Hz,6H),1.39(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)425.6(MH);t=0.57分(方法D).
補助実施例S167:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((3−(フルオロメチル)イソキサゾール−5−イル)メチル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例165に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−((3−(フルオロメチル)イソキサゾール−5−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンから製造された。
H NMR(600MHz,クロロホルム−d)δ 8.28(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.17(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.22(s,1H),7.02(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.41(s,1H),5.44(d,J=46.9Hz,2H),4.90(t,J=5.9Hz,1H),4.84(hept,J=6.6Hz,1H),4.73(d,J=5.8Hz,2H),4.45(q,J=7.0Hz,2H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.5Hz,6H),1.35(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)425.6(MH);t=0.55分(方法D).
補助実施例S168:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−オキサゾール−2−イル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例147に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びトリブチル(オキサゾール−2−イル)スタンナンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 7.83(s,1H),7.59(s,1H),7.46(s,1H),7.39(s,1H),7.29(s,1H),4.76−4.70(m,1H),4.58(brs,1H),4.44(d,J=4.2Hz,2H),3.94(s,3H),2.69(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)352(MH);t=1.75分(方法C).
補助実施例S169:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−メチルトリアゾール−4−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例147に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−5−(トリブチルスタンニル)−1H−1,2,3−トリアゾールから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 7.93(s,1H),7.57(s,1H),7.45(s,1H),6.70(s,1H),4.76−4.69(m,1H),4.65(brs,1H),4.48(s,3H),4.39(d,J=4.4Hz,2H),3.95(s,3H),2.62(s,3H),1.60(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)366(MH);t=1.69分(方法C).
補助実施例S170:1−イソプロピル−5−(2−メトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]メタンアミン、(2−メトキシピリジン−3−イル)ボロン酸及び5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.67(d,J=4.0Hz 1H),8.20(dd,J=1.2,7.2Hz 1H),8.15(dd,J=2.0,4.8Hz 1H),7.99(d,J=7.6Hz 1H),7.50(dd,J=4.8,8.0Hz 1H),7.01(dd,J=5.2,7.6Hz 1H),6.90(s,1H),5.07(brs,1H),4.86−4.89(m,3H),3.74(s,3H),2.65(s,3H),1.66(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS(m/z)457(MH);t=1.89分(方法A).
補助実施例S171:3−[1−イソプロピル−7−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチルアミノ]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−1H−ピリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシピリジン−3−イル)メタンアミン及び(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)ボロン酸から製造された。
H NMR(DMSO−d,400MHz):δ 11.73(brs,1H),8.27(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.01(d,J=3.6Hz,1H),7.57(d,J=6.4Hz,1H),7.45−7.35(m,1H),6.88(dd,J=4.2,7.2Hz,1H),6.75−6.67(m,1H),6.35−6.25(m,1H),5.20−5.14(m,1H),4.45−4.40(m,2H),3.91(s,3H),2.43(s,3H),1.43(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)405(MH);t=1.95分(方法C).
補助実施例S172:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(3−メトキシ−4−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(3−メトキシ−4−ピリジル)メタンアミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.32(s,1H),8.26(d,J=4.8Hz,1H),8.22(d,J=7.2Hz,1H),8.14(d,J=4.2Hz,1H),7.30−7.25(m,1H),7.08(s,1H),7.01(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),5.02(brs,1H),4.91−4.88(m,1H),4.58(d,J=5.6Hz,2H),4.35(q,J=7.2Hz,2H),4.01(s,3H),2.65(s,3H),1.66(d,J=7.2Hz,6H),1.26(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)433.1(MH);t=1.47分(方法A).
補助実施例S173:1−イソプロピル−5−(2−メトキシ−3−ピリジル)−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−イソプロピル−5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−メチルチアゾール−5−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.20−8.18(m,2H),7.64(s,1H),7.12(s,1H),7.07−7.04(m,1H),4.88−4.77(m,2H),4.77−4.68(m,2H),4.00(s,3H),2.72(s,3H),2.65(s,3H),1.62(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS(m/z)409(MH);t=1.66分(方法A).
補助実施例S174:5−(2−シクロプロポキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシピリジン−3−イル)メタンアミン及び2−シクロプロポキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.23(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),8.21(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.14(dd,J=5.0,1.9Hz,1H),7.59(dd,J=7.2,1.8Hz,1H),7.05(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.97(s,1H),6.90(dd,J=7.2,5.0Hz,1H),5.11(t,J=5.8Hz,1H),4.86(hept,J=6.5Hz,1H),4.48(d,J=5.8Hz,2H),4.39−4.34(m,1H),4.04(s,3H),2.63(s,3H),1.63(d,J=6.6Hz,6H),0.79−0.76(m,2H),0.63−0.60(m,2H).LC−MS(m/z)445.5(MH);t=0.6分(方法D).
補助実施例S175:1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシピリジン−3−イル)メタンアミン及び1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.15(dd,J=5.1,1.9Hz,1H),7.60(dd,J=7.2,1.8Hz,1H),7.48(d,J=1.9Hz,1H),6.91(dd,J=7.2,5.0Hz,1H),6.64(s,1H),6.44(d,J=2.0Hz,1H),5.22(t,J=5.9Hz,1H),4.84(hept,J=6.6Hz,1H),4.49(d,J=5.8Hz,2H),4.22(s,3H),4.04(s,3H),2.60(s,3H),1.63(d,J=6.5Hz,6H).LC−MS(m/z)392.5(MH);t=0.49分(方法D).
補助実施例S176:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(5−メトキシピリミジン−2−イル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、5−メトキシピリミジン−2−イル)メタンアミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.48(s,2H),8.27(d,J=7.6Hz,1H),8.20(d,J=4.0Hz,1H),7.16(s,1H),7.04(dd,J=4.8,6.8Hz,1H),5.15−5.08(m,1H),4.68(d,J=4.4Hz,2H),4.50(q,J=7.2Hz,2H),3.98(s,3H),2.70(s,3H),1.71(d,J=6.4Hz,6H),1.45(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)434.1(MH);t=2.15分(方法C).
補助実施例S177:3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−1H−ピリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン及び(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.22(d,J=6.8Hz,1H),7.90−7.75(m,1H),7.59(s,1H),7.57(s,1H),7.26−7.20(m,1H),6.65−6.63(m,1H),5.47(brs,1H),4.96−4.90(m,1H),4.52(d,J=4.4Hz,2H),3.92(s,3H),2.60(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)378(MH);t=1.71分(方法C).
補助実施例S178:N−[[2−(ジフルオロメチル)−3−ピリジル]メチル]−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタンアミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.58(d,J=4.4Hz,1H),8.24(dd,J=7.6,2.0Hz,1H),8.14(dd,J=4.8,2.0Hz,1H),7.92(d,J=7.6Hz,1H),7.42(dd,J=8.0,5.2Hz,1H),7.13(s,1H),7.00(dd,J=7.2,4.8Hz,1H),6.80(t,J=54.8Hz,1H),4.97−4.82(m,4H),4.33(q,J=6.8Hz,2H),2.66(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.21(t,J=6.8Hz,3H)LC−MS(m/z)453.1(MH);t=1.98分(方法A).
補助実施例S179:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシピリミジン−4−イル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(6−メトキシピリミジン−4−イル)メタンアミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.82(s,1H),8.25(dd,J=5.2,7.2Hz,1H),8.17(dd,J=2.0,5.2Hz,1H),7.08(s,1H),7.02(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.78(s,1H),6.01(brs,1H),5.06−5.00(m,1H),4.54(d,J=4.4Hz,2H),4.43(q,J=6.8Hz,2H),4.01(s,3H),2.66(s,3H),1.69(d,J=6.8Hz,6H),1.36(t,J=6.8Hz,3H)LC−MS(m/z)434.1(MH);t=1.9分(方法A).
補助実施例S180:5−(2−(エトキシ−1,1−d)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−(エトキシ−1,1−d)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2イル)ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.24(dd,J=7.3,2.0Hz,1H),8.12−8.15(m,2H),7.59(ddt,J=7.2,1.8,0.8Hz,1H),7.14(s,1H),6.99(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.89(dd,J=7.2,5.0Hz,1H),5.10(t,J=5.8Hz,1H),4.87(hept,J=6.6Hz,1H),4.50(d,J=5.7Hz,2H),4.03(s,3H),2.64(s,3H),1.63(d,J=6.5Hz,6H),1.29(s,3H).LC−MS(m/z)435.6(MH);t=0.61分(方法D).
補助実施例S181:5−(2−(エトキシ−d)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−(エトキシ−d)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2イル)ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.24(ddd,J=7.4,2.0,0.7Hz,1H),8.12−8.15(m,2H),7.61−7.56(m,1H),7.14(s,1H),7.02−6.96(m,1H),6.89(dd,J=7.2,5.0Hz,1H),5.10(t,J=5.8Hz,1H),4.87(hept,J=6.6Hz,1H),4.50(d,J=5.7Hz,2H),4.03(s,3H),2.64(s,3H),1.63(d,J=6.5Hz,6H).LC−MS(m/z)438.6(MH);t=0.6分(方法D).
補助実施例S182:5−(2−(エトキシ−2,2,2−d)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び2−(エトキシ−2,2,2−d)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2イル)ピリジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.24(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.12−8.16(m,2H),7.59(ddd,J=7.3,1.9,0.9Hz,1H),7.14(s,1H),6.99(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.89(dd,J=7.2,5.0Hz,1H),5.10(t,J=5.8Hz,1H),4.87(hept,J=6.6Hz,1H),4.50(d,J=5.7Hz,2H),4.38(s,2H),4.03(s,3H),2.64(s,3H),1.63(d,J=6.5Hz,6H).LC−MS(m/z)436.6(MH);t=0.6分(方法D).
補助実施例S183:1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−5−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−N−((2−メトキシピリジン−3−イル)メチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.73(dd,J=4.7,1.6Hz,1H),8.13(dd,J=5.1,1.9Hz,1H),7.94(dd,J=7.9,1.6Hz,1H),7.57−7.52(m,2H),6.89(dd,J=7.2,5.1Hz,1H),6.49(s,1H),5.29(t,J=5.8Hz,1H),4.87(hept,J=6.6Hz,1H),4.45(d,J=5.8Hz,2H),4.01(s,3H),2.61(s,3H),1.66(d,J=6.5Hz,6H).LC−MS(m/z)457.5(MH);t=0.56分(方法D).
補助実施例S184:3−(ジフルオロメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

密閉バイアル内のNMP(0.22ml)中の7−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(3.0mg、6.5μmol)、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(29.0mg、0.26mmol)の溶液を155℃の油浴に挿入し、16時間攪拌した。混合物を酢酸エチル(20ml)と水(2×15ml)との間で分配した。有機層をブライン(10ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタンから酢酸エチルへの溶離勾配)により、3−(ジフルオロメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.33(dd,J=7.4,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=4.9,2.0Hz,1H),7.57(s,1H),7.44(s,1H),7.35(s,1H),7.16(t,J=54.1Hz,1H),7.03(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),4.82(hept,J=6.5Hz,1H),4.57(t,J=5.0Hz,1H),4.47(q,J=7.0Hz,2H),4.40(d,J=4.8Hz,2H),3.93(s,3H),1.64(d,J=6.5Hz,6H),1.39(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)442.6(MH);t=0.55分(方法D).
補助実施例S185:1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

ジメチルアセトアミド(2mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(50mg、0.14mmol)、1H−1,2,4−トリアゾール(19mg、0.28mmol)、CsCO(135mg、0.41mmol)、N1,N2−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(2mg、0.028mmol)、ヨード銅;テトラブチルアンモニウム;二ヨウ化塩(30mg、0.027mmol)の混合物をグローブボックス内で110℃において16時間攪拌した。濾過した後、濾液を濃縮し、分取HPLCによって精製して、1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 9.24(s,1H),8.08(s,1H),7.58(s,1H),7.47(s,1H),7.13(s,1H),4.76−4.73(m,1H),4.73−4.64(m,1H),4.45(d,J=4.8Hz,2H),3.95(s,3H),2.59(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS:t=1.88分(方法B),m/z=352.1 [M +H]
補助実施例S186:3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−1H−ピリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、3−(7−アミノ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2(1H)−オン及び1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.24−8.22(m,1H),8.05(s,1H),8.02−7.98(m,1H),7.21(s,1H),6.79−6.74(m,1H),6.00−5.94(m,1H),5.03−4.97(m,1H),4.70(d,J=4.4Hz,2H),3.95(s,3H),2.62(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS(m/z)379.1(MH);t=1.56分(方法B).
補助実施例S187:3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−(1H−ピラゾール−3−イルメチルアミノ)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−1H−ピリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、3−(7−アミノ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル)ピリジン−2(1H)−オン及び1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(DMSO−d,400MHz):δ 12.63(brs,1H),11.73(brs,1H),8.30−8.28(m,1H),7.82−7.47(m,3H),6.62−6.51(m,1H),6.32−6.21(m,2H),5.16−5.13(m,1H),4.57−4.39(m,2H),2.46(s,3H),1.43(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)364(MH);t=1.79分(方法C).
補助実施例S188:5−[2−(ジフルオロメトキシ)−3−ピリジル]−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシピリジン−3−イル)メタンアミン及び(2−(ジフルオロメトキシ)ピリジン−3−イル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.38(dd,J=7.5,2.0Hz,1H),8.19(dd,J=4.8,2.0Hz,1H),8.12(dd,J=5.1,1.9Hz,1H),7.64(dd,J=7.2,1.7Hz,1H),7.60(t,J=73.1Hz,1H),7.24(dd,J=7.5,4.8Hz,1H),7.05(s,1H),6.90(dd,J=7.2,5.0Hz,1H),5.27(t,J=6.0Hz,1H),4.87(hept,J=6.5Hz,1H),4.51(d,J=5.9Hz,2H),4.03(s,3H),2.62(s,3H),1.64(d,J=6.6Hz,6H).LC−MS(m/z)455.6(MH);t=0.57分(方法D).
補助実施例S189:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシピリミジン−2−イル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(4−メトキシピリミジン−2−イル)メタンアミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.47(d,J=5.6Hz,1H),8.26(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.19(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.17(s,1H),7.03(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),6.71(d,J=6.0Hz,1H),6.35(brs,1H),5.16−5.10(m,1H),4.62(d,J=4.4Hz,2H),4.50(q,J=6.8Hz,2H),4.04(s,3H),2.67(s,3H),1.69(d,J=6.4Hz,6H),1.46(t,J=6.8Hz,3H)LC−MS(m/z)434.2(MH);t=1.75分(方法A).
補助実施例S190:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシピリミジン−5−イル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例165に記載の同じ手順を用いて、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び5−(ブロモメチル)−4−メトキシピリミジンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.77(s,1H),8.49(s,1H),8.24(dd,J=2.0,7.2Hz,1H),8.17(dd,J=2.0,4.8Hz,1H),7.16(s,1H),7.02(dd,J=4.8,7.2Hz,1H),4.97−4.94(m,1H),4.88−4.84(m,1H),4.52(d,J=5.6Hz,2H),4.44(q,J=7.2Hz,2H),4.09(s,3H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.8Hz,6H),1.34(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)434.1(MH);t=1.57分(方法A).
補助実施例S191:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(2−エトキシ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−エトキシピリジン−3−イル)メタンアミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.26−8.24(m,1H),8.17−8.16(m,1H),8.12−8.11(m,1H),7.60−7.59(m,1H),7.17(s,1H),7.03−7.00(m,1H),6.88−6.87(m,1H),5.08(brs,1H),4.89−4.86(m,1H),4.53−4.45(m,4H),4.41(q,J=6.8Hz,2H),2.65(s,3H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.43(t,J=7.2Hz,3H),1.32(t,J=7.2Hz,3H).LC−MS(m/z)447.2(MH);t=1.9分(方法A).
補助実施例S192:5−[2−(ジメチルアミノ)−3−ピリジル]−1−イソプロピル−N−[(4−メトキシフェニル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

THF(4mL)中のNaH(183mg、4.59mmol、60%(w/w))の溶液に5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(310mg、0.77mmol)を0℃で添加した。ジメチルアミン塩酸塩(156mg、1.91mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で16時間攪拌した。水(3mL)を添加し、NaHCOの飽和水溶液に混合物を注いだ。混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン:酢酸エチル=1:0〜0:1)によって粗混合物を精製して、5−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.19(dd,J=4.8,1.9Hz,1H),7.82(dd,J=7.4,1.9Hz,1H),7.32(d,J=8.6Hz,2H),6.93(d,J=8.7Hz,2H),6.82(dd,J=7.4,4.8Hz,1H),6.79(s,1H),4.87−4.83(m,1H),4.83−4.79(m,1H),4.42(d,J=5.1Hz,2H),3.83(s,3H),2.64(s,3H),2.61(s,6H),1.64(d,J=6.6Hz,6H).LC−MS(m/z)431.2(MH);t=0.42分(方法D).
補助実施例S193:3−[1−イソプロピル−3−メチル−7−[[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]メチルアミノ]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−5−イル]−1H−ピリジン−2−オン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジクロロ−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタンアミン及び(2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−3−イル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.64(d,J=4.4Hz,1H),8.08(d,J=8.0Hz,2H),7.69(m,1H),7.50−7.47(m,1H),7.07(m,1H),6.59−6.56(m,1H),6.06(brs,1H),5.08(m,1H),4.91(s,2H),2.58(s,3H),1.63(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)443(MH);t=1.87分(方法C).
補助実施例S194:1−イソプロピル−3−メチル−5−(3−メチルイソキサゾール−4−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾールから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ=8.67(s,1H),7.56(s,1H),7.43(s,1H),6.54(s,1H),4.79−4.66(m,1H),4.60(brs,1H),4.38(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.61(s,6H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)366.1(MH);t=1.61分(方法C).
補助実施例S195:1−イソプロピル−3−メチル−5−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

キシレン(15mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(0.15g、0.41mmol)、1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(103mg、1.24mmol)、Pd(OAc)(5mg、0.021mmol)、Ru−Phos(2−ジシクロヘキシルフォスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシビフェニル)(19mg、0.041mmol)、KCO(171mg、1.24mmol)及び2,2−ジメチルプロパン酸(21mg、0.21mmol)の混合物をN下において140℃で12時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮した。分取TLC(SiO、酢酸エチル/MeOH=10:1)及び分取HPLCによって残留物を精製して、1−イソプロピル−3−メチル−5−(1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(クロロホルム−d;400MHz):δ 7.92(s,1H),7.57(s,1H),7.46(s,1H),7.42(s,1H),4.76−4.70(m,1H),4.59−4.56(m,1H),4.47(s,3H),4.44(d,J=4.4Hz,2H),3.93(s,3H),2.62(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)366.1(MH);t=1.72分(方法C).
補助実施例S196:1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシ−3−ピリジル)−N−(1H−ピラゾール−4−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−プロポキシピリジン−3−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−トリチル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドから製造された。
H NMR(DMSO−d,400MHz):δ 8.27(dd,J=7.2,2.0Hz,1H),8.18(dd,J=4.8,2.0Hz,1H),7.70(s,2H),7.24(s,1H),7.03(dd,J=7.6,5.2Hz,1H),4.82−4.72(m,1H),4.52(brs,1H),4.45(d,J=4.8Hz,2H),4.37(t,J=6.4Hz,2H),2.65(s,3H),1.86−1.77(m,2H),1.6(d,J=6.4Hz,6H),1.04(t,J=7.6Hz,3H).LC−MS(m/z)406.1(MH);t=1.66分(方法A).
補助実施例S197:5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−1−(オキセタン−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例1に記載の同じ手順を用いて、5,7−ジブロモ−3−メチル−1−(オキセタン−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン、(2−メトキシ−3−ピリジル)メタンアミン及び(2−エトキシ−3−ピリジル)ボロン酸から製造された。
H NMR(クロロホルム−d,400MHz):δ 8.27(dd,J=2.0,7.6Hz,1H),8.19−8.16(m,1H),8.15−8.12(m,1H),7.59(d,J=6.4Hz 1H),7.23(s,1H),7.04−7.01(m,1H),6.91−6.88(m,1H),6.15(brs,1H),5.90−5.86(m,1H),5.26−5.22(m,2H),5.18−5.15(m,2H),4.53(d,J=5.6Hz,2H),4.42(q,J=6.8Hz,2H)4.03(s,3H),2.64(s,3H),1.32(t,J=6.8Hz,3H).LC−MS(m/z)447(MH);t=1.89分(方法C).
補助実施例S198:5−(2−(エチル(メチル)アミノ)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例192に記載の同じ手順を用いて、5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−N−(4−メトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及びメチルエタンアミンから製造された。
H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.20(dd,J=4.8,1.9Hz,1H),7.80(dd,J=7.4,1.9Hz,1H),7.32(d,J=8.7Hz,2H),6.93(d,J=8.6Hz,2H),6.84−6.80(m,2H),4.79(hept,J=6.6Hz,1H),4.72(t,J=5.2Hz,1H),4.40(d,J=5.1Hz,2H),3.83(s,3H),3.08(q,J=7.0Hz,2H),2.65(s,3H),2.64(s,3H),1.62(d,J=6.5Hz,6H),0.93(t,J=7.0Hz,3H).LC−MS(m/z)445.6(MH);t=0.53分(方法D).
補助実施例S199:5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−(フルオロメチル)−1−イソプロピル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

密閉バイアル内のNMP(0.2ml)中の7−クロロ−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−(フルオロメチル)−1−イソプロピル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン(2.0mg、5.7μmol)、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(30.0mg、0.27mmol)の溶液を155℃の油浴に挿入した。20時間後、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(30.0mg、0.27mmol)を添加し、溶液を155℃で15時間加熱した。混合物を酢酸エチル(25ml)と水(3×20ml)との間で分配した。有機層をブライン(25ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル)によって残留物を精製して、5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−3−(フルオロメチル)−1−イソプロピル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(DMSO−d,600MHz)δ 8.21−8.15(m,2H),7.61(s,1H),7.42(s,1H),7.14(s,1H),7.10(dd,J=7.4,4.9Hz,1H),6.84(t,J=5.6Hz,1H),5.67(d,J=49.2Hz,2H),5.28(hept,J=6.4Hz,1H),4.41−4.33(m,4H),3.77(s,3H),1.51(d,J=6.5Hz,6H),1.24(t,J=6.9Hz,3H).LC−MS(m/z)424.6(MH);t=0.5分(方法D).
補助実施例S200:1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(4−メチルオキサゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

トルエン(15mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(0.15g、0.41mmol)、4−メチルオキサゾール(103mg、1.2mmol)、Pd(OAc)(5mg、0.021mmol)、Ru−Phos(19mg、0.041mmol)、KCO(171mg、1.2mmol)及び2,2−ジメチルプロパン酸(17mg、0.17mmol)の混合物を110℃で12時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮した。分取TLC(SiO2、石油エーテル/酢酸エチル=0:1)及び分取HPLCによって残留物を精製して、1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(4−メチルオキサゾール−5−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(クロロホルム−d;400MHz):δ 7.85(s,1H),7.58(s,1H),7.45(s,1H),6.84(s,1H),4.78−4.72(m,2H),4.43(d,J=4.4Hz,2H),3.94(s,3H),2.68(s,3H),2.62(s,3H),1.58(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)366(MH);t=1.6分(方法C).
補助実施例S201:5−[2−(ジメチルアミノ)−3−ピリジル]−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例29に記載の同じ手順を用いて、5−(2−(ジメチルアミノ)ピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルバルデヒドから製造された。H NMR(クロロホルム−d,600MHz)δ 8.22(dd,J=4.8,1.9Hz,1H),7.83(dd,J=7.3,1.9Hz,1H),7.54(s,1H),7.40(s,1H),6.87−6.82(m,2H),4.77(hept,J=6.6Hz,1H),4.58(t,J=4.7Hz,1H),4.33(d,J=5.0Hz,2H),3.93(s,3H),2.73(s,6H),2.64(s,3H),1.61(d,J=6.6Hz,6H).
LC−MS(m/z)405.6(MH);t=0.34分(方法D).
補助実施例S202:1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(4−メチルオキサゾール−2−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

ジメチルアセトアミド(5mL)中の5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン(100mg、0.28mmol)、4−メチルオキサゾール(46mg、0.55mmol)、XPHOS−Pd−G3((2−ジシクロヘキシルフォスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート)(12mg、0.014mmol)、t−BuOK(93mg、0.83mmol)の混合物をN下において100℃で12時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮した。分取TLC(SiO2、石油エーテル/酢酸エチル=0:1)及び分取HPLCによって残留物を精製して、1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−5−(4−メチルオキサゾール−2−イル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミンを得た。
H NMR(クロロホルム−d;400MHz):δ 7.58(s,1H),7.53(s,1H),7.45(s,1H),7.34(s,1H),4.77−4.67(m,1H),4.58(brs,1H),4.44(d,J=4.8Hz,2H),3.94(s,3H),2.68(s,3H),2.29(s,3H),1.58(d,J=6.8Hz,6H).LC−MS(m/z)366.1(MH);t=1.74分(方法C).
補助実施例S203:1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(4−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
Figure 2021508685

補助実施例195に記載の同じ手順を用いて、5−ブロモ−1−イソプロピル−3−メチル−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン及び4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾールから製造された。
H NMR(CDCl 400MHz):δ 8.18(s,1H),7.56(s,1H),7.55(s,1H),7.48(s,1H),4.78−4.71(m,1H),4.60(brs,1H),4.44(d,J=4.4Hz,2H),4.23(s,3H),3.93(s,3H),2.60(s,3H),1.59(d,J=6.4Hz,6H).LC−MS(m/z)366.1(MH);t=1.65分(方法B).
生体外試験
PDE1阻害アッセイ
PDE1A、PDE1B及びPDE1Cアッセイを以下の通りに実施した。固定量のPDE1酵素(環状ヌクレオチド基質の20〜25%の転化に十分な)、バッファー(50mM HEPES、pH7.6;10mM MgCl;0.02% Tween20)、0.1mg/ml BSA、15nMトリチウム標識化cAMP及び可変量の阻害剤を含有する試料60μLでアッセイを行った。環状ヌクレオチド基質を添加することによって反応を開始し、ケイ酸イットリウムSPAビーズ(Perkin Elmer)20μL(0.2mg)と混合することによって反応が停止される前に室温で1時間反応を進行させた。Wallac 1450 Microbeta計数器においてプレートがカウントされる前にビーズを暗所で1時間沈降させた。阻害されていないコントロール(100%)に対して、測定シグナルを活性度に変換し、XlFit(モデル205、IDBS)を使用してIC50を計算した。

Claims (14)

  1. 式(I)
    Figure 2021508685

    (式中、
    Lは、NH、CH、S及びOからなる群から選択され;
    R1は、水素、直鎖状又は分岐状C1〜5アルキル、C1〜5フルオロアルキル及び飽和単環式C3〜5シクロアルキルからなる群から選択され;
    R2は、すべてメチル、フッ素、ヒドロキシ、シアノ及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C3〜8シクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
    R3及びR4の組み合わせは、a)及びb):
    a)R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
    R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
    Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されるNHであり;
    R4は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリジニル、ピリダジニル又はピリドニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、すべてオキソ、C1〜4アルキル及びC1〜4フルオロアルキルから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換され得る4、5又は6員飽和複素環であること;
    b)R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであるか;又は
    R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
    R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたエチルであるか;又は
    R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
    Lは、CHであり、且つR3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されるNHであるか;又は
    Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されるNHであり;
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るピリダジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る4−ピリジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る9員二環式ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されること
    から選択される)
    による化合物又は薬剤として許容されるその塩。
  2. 式(Ia)
    Figure 2021508685

    (式中、
    Lは、NH、CH、S及びOからなる群から選択され;
    R1は、水素、直鎖状又は分岐状C1〜5アルキル、C1〜5フルオロアルキル及び飽和単環式C3〜5シクロアルキルからなる群から選択され;
    R2は、すべてメチル、フッ素、ヒドロキシ、シアノ及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C3〜8シクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
    R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
    R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
    Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されるNHであり;
    R4は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリジニル、ピリダジニル又はピリドニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、すべてオキソ、C1〜4アルキル及びC1〜4フルオロアルキルから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換され得る4、5又は6員飽和複素環である)
    の、請求項1に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩。
  3. 式(Ib)
    Figure 2021508685

    (式中、
    Lは、NH、CH、S及びOからなる群から選択され;
    R1は、水素、直鎖状又は分岐状C1〜5アルキル、C1〜5フルオロアルキル及び飽和単環式C3〜5シクロアルキルからなる群から選択され;
    R2は、すべてメチル、フッ素、ヒドロキシ、シアノ及びメトキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る直鎖状又は分岐状C1〜8アルキル、飽和単環式C3〜8シクロアルキル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル及びテトラヒドロピラニルからなる群から選択され;
    R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであるか;又は
    R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルであるか;又は
    R3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたエチルであるか;又は
    R3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたエチルであるか;又は
    Lは、CHであり、且つR3は、すべてハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されるNHであるか;又は
    Lは、CHであり、且つR3は、ハロゲン、シアノ、C1〜3アルキル、C1〜3フルオロアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ及びC1〜3アルコキシから選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されるNHであり;
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るピリダジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る4−ピリジニルであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択されるか;又は
    R4は、ハロゲン、シアノ、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ジュウテリオアルキル、C1〜3フルオロアルコキシ、シクロプロピルオキシ、C1〜3アルコキシ、C1〜3ジュウテリオアルコキシ及び−N−R5R6からなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得る9員二環式ヘテロアリールであり、R5及びR6は、それぞれ独立して、H、C1〜3アルキル及びC1〜3ジュウテリオアルキルから選択される)
    の、請求項1に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩。
  4. Lは、NHである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. R1は、メチルである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  6. R2は、直鎖状又は分岐状C1〜8アルキルである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  7. 式(Iaa)
    Figure 2021508685

    (式中、
    R1は、メチルであり;
    R2は、イソプロピルであり;
    R3は、メチルで任意選択的に置換される9員二環式ヘテロアリールで置換されたメチルであり;
    R4は、エトキシで任意選択的に置換されるピリジニルである)
    の、請求項1又は2に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩。
  8. 式(Ibb)
    Figure 2021508685

    (式中、
    R1は、メチルであり;
    R2は、直鎖状又は分岐状C1〜8アルキルであり;
    R3は、すべてフッ素、C1〜3アルキル及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に1回又は複数回置換され得るフェニル、ピリドニル、ピリジニル、ピリミジニル又はピラジニルで置換されたメチルであるか;又は
    R3は、フッ素、C1〜3アルキル及びC1〜3アルコキシからなる群から選択される1つ又は複数の置換基で任意選択的に置換される5員ヘテロアリールで置換されたメチルであり;
    R4は、C1〜3アルコキシで任意選択的に1回置換され得るピリダジニルであるか;又は
    R4は、C1〜3アルコキシで任意選択的に1回置換され得る4−ピリジニルであるか;又は
    R4は、メチルで任意選択的に1回置換され得る9員二環式ヘテロアリールである)
    の、請求項1及び3のいずれか一項に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩。
  9. 1a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    2a.N−(2,1,3−ベンゾチアジアゾール−4−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    3a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    4a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    5a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    6a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−([1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    7a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    8a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−N−(イミダゾ[1,5−a]ピリジン−8−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    9a.N−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    10a.N−(1,3−ベンゾオキサゾール−4−イルメチル)−5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    11a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    12a.5−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    13a.N−(1,3−ベンゾオキサゾール−4−イルメチル)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    14a.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    15a.N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−5−イルメチル)−5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    16a.5−(2−エトキシピリジン−3−イル)−N−(イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イルメチル)−1−イソプロピル−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン
    からなる群から選択される、請求項1若しくは2に記載の化合物又は前記化合物のいずれかの薬剤として許容される塩。
  10. 1b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(ピリミジン−2−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    2b.1−イソプロピル−5−(3−メトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    3b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    4b.1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシピリダジン−4−イル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    5b.(R)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン又は(S)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    6b.(R)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン又は(S)−5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    7b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    8b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    9b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    10b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(5−フルオロピリミジン−2−イル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    11b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(4−メチルピリミジン−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    12b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    13b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    14b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    15b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−(2−ピリジルメチル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    16b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    17b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−N−[(2−フルオロ−3−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    18b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    19b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    20b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    21b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(2−メチルチアゾール−5−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    22b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    23b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    24b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    25b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(6−メトキシ−2−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    26b.5−(3−エトキシピリダジン−4−イル)−N−[(6−フルオロ−2−ピリジル)メチル]−1−イソプロピル−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    27b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−3−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    28b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    29b.1−イソプロピル−5−(3−メトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    30b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−N−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]−3−メチル−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    31b.1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−5−(3−プロポキシ−4−ピリジル)ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    32b.(R)−5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン又は(S)−5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]−1−[1−メチルプロピル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    34b.5−(3−エトキシ−4−ピリジル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    35b.1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−4−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    36b.1−イソプロピル−3−メチル−5−(2−メチル−1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    37b.5−(1,3−ベンゾオキサゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    38b.5−(1H−インドール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン;
    39b.5−(1H−インダゾール−7−イル)−1−イソプロピル−3−メチル−N−[(1−メチルピラゾール−4−イル)メチル]ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−7−アミン:
    からなる群から選択される、請求項1若しくは3に記載の化合物又は前記化合物のいずれかの薬剤として許容される塩。
  11. 治療に使用される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩。
  12. 治療有効量の、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩と、1種又は複数の薬剤として許容される担体、希釈剤及び/又は賦形剤とを含む医薬組成物。
  13. アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患の治療に使用されるか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患の治療に使用される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩。
  14. アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病からなる群から選択される神経変性疾患を治療するか、又は注意欠陥多動障害(ADHD)、鬱病、不安、ナルコレプシー、認知障害及び精神分裂病を伴う認知障害(CIAS)などの精神障害若しくは下肢静止不能症候群などの他の脳疾患を治療するための方法であって、治療有効量の、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物又は薬剤として許容されるその塩を、それを必要とする患者に投与することを含む方法。
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