JP2021507144A - 設備を土木構造物にアンカー固定するための装置および方法 - Google Patents

設備を土木構造物にアンカー固定するための装置および方法 Download PDF

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Abstract

設備を土木構造物にアンカー固定するための装置および方法。アンカー固定装置(1)は、− 少なくとも2つの開口部(7)を有する、設備のための支持プレート(5)と、− それぞれの開口部(7)について、土木構造物(3)に堅く締結されるように意図された縦方向ジベル(13)と、− それぞれの開口部(7)について、ジベル(13)の周りに搭載された締結部材(25)と、− それぞれの開口部(7)について、締結部材(25)が、プレート(5)に平行な平面内の、開口部(7)の画成された領域の任意の所定の位置に配置されることを可能にする、締結部材(25)のプレート(5)への接続部(27)と、− それぞれの開口部(7)について、所定の位置でプレートに対して締結部材(25)をブロックするため、かつジベル(13)に沿った定位置で締結部材をブロックするための可逆ロック(55)と、を備える。

Description

本発明は、概して、特に原子力発電所における、土木構造物への設備のアンカー固定に関する。
原子力発電所において、油圧回路のパイプおよびその他の構成要素は、土木構造物に金属ジベルによって取り付けられたアンカー固定プレートの使用によって、支持されることができる。金属梁、例えば管またはプロファイルは、パイプのための支持部として機能するようにプレートに溶接される。
それぞれの原子力発電所には、何キロにもわたるパイプが備え付けられており、これらのパイプを所定の位置に保つように何千もの支持部が備え付けられる。これらの支持部は、あらゆる種類の応力、特にパイプの熱膨張および地震に耐えるように設計される。
そのために、金属ジベルを使用して、鉄筋コンクリート基礎にアンカー固定プレートを取り付ける必要がある。
これらのジベルの配置の前に、コンクリートの金属骨組みを構成する鉄材の正確な位置が特定される必要がある。実際に、鉄材を切断すると土木構造物に欠陥を生じさせるので、コンクリートのドリル加工中に不注意で鉄材を切断することを避ける必要がある。
プレートに対するジベルの位置は、次に、鉄材の位置に応じて適合させることができる。したがって、プレート上のジベルの最終的な位置は、現場での介入前には分からない。
最終的な位置が分かると、プレートは現場でドリル加工されることができる。プレートのドリル穴の直径はジベルのロッドの直径よりもわずか2ミリメートル大きいだけなので、このドリル加工は非常に正確になされなければならない。プレートのドリル加工に失敗した場合、新しいプレートで作業を繰り返す必要がある。
このような取り組み方は、現場での比較的長い介入時間につながり、介入がユニット停止のクリティカルパス上にあり、かつ非常にコストのかかるチームと物理的リソースとを動員する必要があることを考えると、これは特に問題である。
さらに、プレートおよびアンカーの機械的強度の研究のすべては、最終的な位置ではなく、プレートに対するジベルの公称位置に基づき、現場介入の上流で行われる。
これに関連して、本発明は、上記の欠点を有しない、設備部品を土木構造物にアンカー固定するための装置を提案することを目的とする。
そのために、本発明は、
− 設備のための支持プレートであって、少なくとも2つの開口部を備える、支持プレートと、
− それぞれの開口部について、土木構造物に堅く締結されるように意図された縦方向ジベルと、
− それぞれの開口部について、ジベルの周りに搭載された締結部材と、
− それぞれの開口部について、締結部材が、プレートに平行な平面内の、開口部の画成された領域の任意の所定の位置に配置されることを可能にする、締結部材のプレートへの接続部と、
− それぞれの開口部について、所定の位置でプレートに対して締結部材をブロックするため、かつジベルに沿った定位置で締結部材をブロックするための可逆ロックと、
を備えるアンカー固定装置に関する。
したがって、アンカー固定装置の設置中に、対応する開口部の決定されたゾーンの表面に対応する位置の全範囲にわたって土木構造物にジベルを締結することが可能である。したがって、土木構造物を補強し得る鉄材の位置を考慮に入れることによって、ジベルの実際の位置を選択できる。ジベルのプレートへの接続部は、開口部の決定されたゾーン内のジベルの位置を問わず、開口部の内側にこのジベルを受容することを可能にする。次に、可逆ロックは、締結部材によって、この所定の位置でプレートに対してジベルをブロックすることを可能にする。
典型的には、前記決定されたゾーンは、特に開口部が円形であるとき、開口部全体に対応する。
事前に、すなわち、現場での介入の前に、設備を土木構造物にアンカー固定するための装置が、考慮された負荷シナリオを問わず、機械的強度要件のすべてを満たすことが計算を通して検証される。
したがって、事前にドリル加工された開口部を有するプレートを使用することが可能であり、したがって、これらのプレートは、現場でドリル加工される必要はもはやない。
プレートのドリル加工に失敗するリスク、すなわち、土木構造物に締結されたジベルの実際の位置に対応しないプレートのドリル加工がなされるリスクはもはや存在しない。
さらに、本発明のアンカー固定装置は、土木構造物に対して、設計チームによって提供された場所にプレートを配置することを可能にする。これは、それぞれのジベルのプレートとの接続部に起因して可能であり、対応する開口部の任意の所定の位置にジベルを配置することを可能にする。
アンカー固定装置は、個別にまたは任意の技術的に可能な組み合わせに応じて考慮される1つ以上の下記の特徴を有してもよい。
− ジベルはロッドを備え、ロッドのセグメントは、開口部の前記決定されたゾーンに係合し、セグメントは、縦方向に垂直な平面にロッド断面を有し、開口部の決定されたゾーンは、前記縦方向に垂直な平面に、ロッド断面の4倍よりも大きいゾーン断面を有する。
− 開口部は、円形断面を有する。
− 締結部材のプレートへの接続部は、開口部の形状と共役の形状を有するリングを備え、リングは、中心軸と径方向外縁部とを有し、リングは、中心軸から径方向外縁部まで延在するスリットを有し、締結部材がスリットに係合する。
− リングは、円筒状または円錐台状の形状を有する。
− スリットは、互いに対して傾斜した2つの縁部によって区切られ、スリットの断面はリングの大きな前面からリングの大きな後面へと縦方向に減少する。
− ロックする前に、リングは外径を有し、開口部は前記外径よりも0.01mmから1mmだけ大きい内径を有する。
− 締結部材は、先細形状を有し、大きな後面に向く縦方向後端部と、縦方向後端部よりも比較的大きい断面を有する縦方向前端部と、を有する。
− ロックは、ジベルのねじ付端部上でねじ締めされるナットを備え、リングの大きな後面に向けて締結部材に力を加える。
− 締結部材は、割れ目を入れられたリングである。
第2の側面によれば、本発明は、設備部品を土木構造物にアンカー固定するための方法に関し、方法は、
− 設備のための支持プレートを得るステップであって、プレートが、少なくとも2つの開口部を備える、ステップと、
− それぞれの開口部について、縦方向ジベルを土木構造物に締結するステップと、
− 土木構造物に接触してプレートを配置するステップであって、それぞれのジベルが、プレートに平行な平面内の、対応する開口部の決定されたゾーンの所定の位置に位置付けられる、ステップと、
− それぞれのジベルの周りに締結部材を搭載するステップと、
− 所定の位置でプレートに対してそれぞれの締結部材をブロックし、ジベルに沿った定位置で締結部材をブロックするステップと、
を含み、
− ジベルはロッドを備え、ロッドのセグメントは、開口部の前記決定されたゾーンに係合し、セグメントは、縦方向に垂直な平面にロッド断面を有し、開口部の前記決定されたゾーンは、前記縦方向に垂直な平面に、ロッド断面の4倍よりも大きいゾーン断面を有することを特徴とする。
アンカー固定方法は、個別にまたは任意の技術的に可能な組み合わせに応じて考慮される1つ以上の下記の特徴を有してもよい。
− それぞれの開口部に、開口部の形状と共役の形状を有するリングを配置し、リングは、中心軸と径方向外縁部とを有し、リングは、中心軸から径方向外縁部まで延在するスリットを有し、スリットは、締結部材のセグメントがスリットに受容されるように配向される。
− リングは、円筒状または円錐台状の形状を有する。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、情報のためかつ非限定的に下記において提供されるその詳細な説明から明らかになるであろう。
正面図での、土木構造物に搭載されたアンカー固定装置の概略図である。 略円筒状のリングについての、図1の装置の縦方向断面図である。 図1および図2の装置のプレートの正面図である。 図1および図2の装置のリングおよび締結部材の正面図である。 円錐台状リングについての、図2と同様の図である。 土木構造物に締結した後のジベルの、プレートの開口部に対する位置を示す図である。
図1および図2に示されるアンカー固定装置1は、設備部品(図示せず)の土木構造物3への締結を意図される。土木構造物は原子力発電所の一部である。変形例においては、土木構造物は他のタイプの産業施設の一部であるか、または非産業用建造物の一部である。
土木構造物は、典型的には、鉄筋コンクリート、すなわち、コンクリートに埋め込まれた金属ロッドによって補強されたコンクリートからできている。変形例においては、土木構造物は補強されていないコンクリートからできている。
土木構造物は、壁、コンクリート基礎、床、天井、または任意の他の適切な構造物である。
アンカー固定装置によって土木構造物3に締結される設備部品は、例えばパイプ、または導管、または換気ダクト、またはケーブル軌道、または任意の他のタイプの設備部品である。
アンカー固定装置は、例えばETA(欧州技術評価)などの、許容基準を定義する国際規格および国内規格に従って、複数の制約、特に耐震性を遵守しながら、設備部品を土木構造物に締結するように設計される。
アンカー固定装置1は、設備のための支持プレート5を備え、プレート5は、少なくとも2つの開口部7を備える(図3)。
プレート5は、典型的には鋼から作られる金属プレートである。プレート5は数ミリメートルの厚さを有する。プレート5は例えば矩形であるが、任意の他の適切な形状を有してもよい。
プレート5は、設備のための支持部材9を支承する。この部材9は、例えば、金属梁、または金属ブラケット、または任意の他の適切な部材である。
支持部材9は、一般に、プレート5に溶接される。
支持部材9は、プレート5の中心に固定される。矩形のプレートの場合、中心は2つの対角線の交点に対応する。変形例においては、支持部材9は、プレート上の任意の場所で、1つ以上の点で固定されてもよい。
プレート5は、図示の例においては4つの開口部7を含む。変形例においては、プレート5は、3つの開口部7、または4つよりも多い開口部7または2つのみの開口部7を含む。
開口部7は、有利には、部材9の周りに均一に分布される。変形例においては、開口部7は、所望の負荷に応じた機械的強度要件を考慮に入れて、前記プレート上の支持部材9の位置に応じてプレート上のどこにでも分布される。
プレート5は、土木構造物の自由表面11に接触して配置されるように設けられ、典型的には、この表面11に直接押し付けられる。変形例においては、プレート5と表面11との間に空間が存在し、プレート5は、脚部などの任意の適切な機械的構成要素を使用して自由表面11に押し付けられる。
アンカー固定装置1は、それぞれの開口部7について、土木構造物3に堅く締結されるように意図された縦方向ジベル13を含む。
縦方向は、プレート5が延在する平面、すなわち自由表面11の平面に対して実質的に垂直である。
そのために、土木構造物3は穴15を備え、穴15は、ジベル13のうちの1つを受容するためにそれぞれ設けられる。穴15は表面11に出てくる。
ジベル13は、縦方向後端部にヘッド17を含み、ヘッド17は、穴15の内側に係合するように設けられ、穴15の壁面と協働することによって土木構造物3に堅く締結される。
ヘッド17は、例えば、ヘッド17のセグメントの径方向の拡大によって、穴15の内側でブロックされ、前記セグメントは、前記穴の壁面に対する圧力によって穴15の内側の定位置にロックされる。このような操作は既知であり、ジベルのヘッド17はここではさらに詳細には説明されない。
ジベル13はさらにロッド19を含み、ロッドのセグメント21は対応する開口部7に係合する。ロッド19は縦方向に細長く、ヘッド17に固定される。
ジベル13は、さらに、ねじ付前端部23を有する。
ねじ付端部23は、ロッド19によって画成される。セグメント21は、ねじ付端部23とヘッド17との間で縦方向に延在する。
アンカー固定装置1は、それぞれの開口部7について、対応するジベル13の周りに搭載された締結部材25をさらに含む。
締結部材25は、典型的には、リングの形態をとる。
締結部材25は、セグメント21の周りにはめられる。
図において見ることができるように、セグメント21は、縦方向に垂直な横断面において、決定されたロッド断面を有する。
次に、開口部7は、前記横断面に、ロッド断面の4倍よりも大きい開口部断面を有する。開口部断面は、好ましくはロッド断面の6倍よりも大きく、さらに好ましくはロッド断面の10倍よりも大きい。
アンカー固定装置は、それぞれの開口部7について、締結部材25のプレート5への接続部27をさらに含み、接続部27は、締結部材25が、プレートに平行な平面内の、開口部7の画成された領域の任意の所定の位置に配置されることを可能にする。
開口部7の前記決定されたゾーンは、前記横断面において、ロッド断面の4倍よりも大きいゾーン断面を有する。ゾーン断面は、好ましくはロッド断面の6倍よりも大きく、さらに好ましくはロッド断面の10倍よりも大きい。
典型的には、前記決定されたゾーンは、特に開口部7が円形であるとき、開口部7全体に対応する。変形例においては、前記決定されたゾーンは、特に開口部が不規則な形状を有するとき、開口部の一部のみを含む。
それぞれの開口部7について、接続部27は、有利には、開口部7の形状と共役の形状を有する、図4に示されるリング29を備える。
横断面において、リング29は円形断面を有する。
図2および図4に示されるように、リング29は、典型的には円筒状である。
リング29は、縦方向の中心軸Cを有する円筒状部31を備える。円筒状部31は、開口部7に係合する。
有利には、自由表面11の反対側に配置されるように設けられたリングの縦方向前端部において、円筒状部31は突出フランジ33を有する。フランジ33は、開口部7の外側に位置付けられる。フランジ33は、開口部7の全周にわたってプレート5の前面35に当接する。
この場合、図3に示されるように、それぞれの開口部7もまた円形断面を有する。断面は、開口部7の縦方向の高さ全体にわたって一定である。
変形例においては、リング29は、図5に示されるように、円錐台状である。リング29は、縦方向の中心軸を有する。リング29は、リングの縦方向前端部に突出フランジを含まない。リング29の断面は、前方から後方へと縦方向に減少する。
この場合、それぞれの開口部7もまた、円錐台状断面を有する。
プレート5に対して締結部材25をロックする前に、リング29は、開口部7の内径よりもわずかに小さい1つ以上の外径を有する。
これは、開口部7に係合するリング29の一部が、開口部7の直径よりもわずかに小さい1つ以上の外径を有することを意味する。リングと開口部との間の直径の差は、1/100mmと1mmとの間、好ましくは1/100mmと5/10mmとの間である。
このような直径の違いは、ジベルの実際の位置に適合させるために、対応する開口部7の内側で容易にリング29を回転させることを可能にする。
図4に明確に示されるように、リング29は、リングの径方向中央ゾーンから前記リングの径方向外縁部39まで細く延在するスリット37を含む。締結部材25は、スリット37に係合する。
スリット37は、リング29の縦方向の高さ全体にわたって延在し、リング29の大きな前面41と大きな後面43との双方に出てくる。大きな前面41は、表面11から背き、かつ大きな後面43は、表面11に向く。スリット37はまた、径方向外縁部39に出てくる。
典型的には、横断面で考えると、スリット37は直線状であり、リング29の半径に沿って延在する。
変形例においては、スリット37は直線状でなく、曲がっている。
スリット37は、互いに対して傾斜した2つの縁部45および縁部47によって区切られる。縁部45と縁部47とは互いに向かい合う。縁部45および縁部47は、リングの大きな前面41から大きな後面43まで縦方向にたどられるとき、互いに向かって先細りになる(図2参照)。
換言すれば、スリット37の断面は、横断面で考えると、大きな前面41から大きな後面43へと縦方向に減少する。
図2および図4に示されるように、締結部材25は先細形状を有する。締結部材25は、比較的小さい断面を有する、大きな後面43に向く縦方向後端部49と、比較的大きい断面を有する縦方向前端部51と、を有する。有利には、締結部材25は、縦方向の中心軸を有する円錐台状の形状を有する。
円筒状リングの中心軸Cに垂直な平面で考えると、スリット37は、図4で見ることができる中心線Lを有する。線Lに垂直でありかつ中心軸Cに平行な平面における断面で考えると、スリットの縁部45と縁部47とは、それらの間に、締結部材25によって画成される円錐断面の開口角度に実質的に等しい角度を形成する。
したがって、図2に示されるように、締結部材25がスリット37に係合するとき、締結部材25の外表面は、縁部45と縁部47との双方に同時に接触する。
したがって、締結部材25は、中心軸Cの周りのリングの回転と、スリット37に沿った締結部材25の移動と、によって、開口部内の任意の所定の位置に配置され得ることが理解される。
さらに、締結部材25は割れ目を入れられている。締結部材25は、図4に示される、周方向の断絶部53を有する。この断絶部53は、締結部材の全長にわたって縦方向に延在し、締結部材の厚さ全体にわたって径方向に延在する。
アンカー固定装置1は、それぞれの開口部7について、可逆ロック55をさらに含む。
可逆ロック55は、所定の位置でプレート5に対して締結部材25をブロックし、ジベル13に沿った定位置で締結部材25をブロックする。
有利には、ロック55は、ナット57を備え、ナット57は、ジベルのねじ付端部23上でねじ締めされ、リング29の大きな後面43に向けて締結部材25に力を加える。ナット57は、締結部材25の縦方向前端部51に接触する。
ナット57は、スリット37の内側に向けて締結部材25に力を加え、締結部材25をこのスリット37に押し込むことに役立つ。
締結部材25の先細形状に起因して、かつスリット37の断面は前方から後方へと減少する傾向があるので、締結部材25は縦方向にブロックされ、締結部材の外表面はスリット37の傾斜縁部45および傾斜縁部47に当接する。
ねじの締め付けは、断絶部53の閉鎖を引き起こし、したがって、締結部材25は、ジベルのロッドに対して把持される。
さらに、ナット57によって締結部材25に加えられる縦方向の力は、傾斜縁部45と傾斜縁部47とを互いに離すことに役立つ、縦方向に垂直な平面内の力に変換される。
その結果、ナット57が十分にねじ締めされると、リング29の外縁部39は、締結部材25の押し込みの影響下でのリング29の変形によって、開口部7の周縁部に当接する。したがって、リング29は、開口部7の周縁部に当接し、プレート5に対して定位置でリング29をブロックする。
締結部材25をスリット37に押し込むこととリング29の変形とによるこの2つの動きは、所定の位置にあるプレート5に対して定位置にある締結部材25のブロックをもたらす。
本発明はまた、設備部品を土木構造物にアンカー固定するための方法に関する。
アンカー固定方法は、上記のタイプのアンカー固定装置1を使用して実施されるように提供される。逆に、アンカー固定装置は、下記において説明されるアンカー固定方法を実行することに特に適する。
アンカー固定方法は、
− 設備のための支持プレート5を得るステップであって、プレート5が、少なくとも2つの開口部7を備える、ステップと、
− それぞれの開口部7について、縦方向ジベル13を土木構造物3に締結するステップと、
− 土木構造物3に接触してプレート5を配置するステップであって、それぞれのジベル13が、プレート5に平行な平面内の、対応する開口部7の決定されたゾーンの所定の位置に位置付けられる、ステップと、
− それぞれのジベル13の周りに締結部材25を搭載するステップと、
− 所定の位置でプレート5に対してそれぞれの締結部材25をブロックし、ジベル13に沿った定位置で締結部材25をロックするステップと、
を含む。
プレート5は、上記のタイプのものである。ジベル13を土木構造物3に締結するステップの前に、開口部7がプレート5に形成される。
上記のように、それぞれのジベル13は、ロッド19を備え、ロッド19のセグメント21は、対応する開口部7の前記決定されたゾーンに係合する。開口部7の前記決定されたゾーンは、上部横断面において、ロッド19のセグメント21の断面の4倍よりも大きい、好ましくはロッド19のセグメント21の断面の6倍よりも大きい、また好ましくはロッド19のセグメント21の前記断面の10倍よりも大きいゾーン断面を有する。
次に、開口部7は、前記横断面において、ロッド断面の4倍よりも大きい開口部断面を有する。開口部断面は、好ましくはロッド断面の6倍よりも大きく、さらに好ましくはロッド断面の10倍よりも大きい。
典型的には、前記決定されたゾーンは、特に開口部7が円形であるとき、開口部7全体に対応する。変形例においては、前記決定されたゾーンは、特に開口部が不規則な形状を有するとき、開口部の一部のみを含む。
方法は、好ましくは、考慮される機械的負荷に照らして、申し分のない土木構造物の設備部品のアンカー固定の機械的強度を事前に検証するステップを含む。この強度は、土木構造物3に対するジベル13の理論上の位置と、土木構造物3に対する支持プレート5の理論上の位置と、を考慮に入れた計算によって検証される。
ジベル13を土木構造物3に締結するステップの前に、方法は、有利には、土木構造物の金属骨組みロッドの正確な位置を特定するステップを含む。
ジベル13は、これらの金属ロッドを損傷しないように選択された定位置で土木構造物3に締結される。これらの位置は、場合によっては、前述の計算で考慮される理論上の位置とは異なる。
図5に、プレート5が土木構造物3に接触して配置された状態が示される。
プレート5が土木構造物3に対してその理論上の位置にあり、かつ、ジベル13もまたそれらの理論上の位置にあるとき、これらのジベル13は、典型的には開口部7の中心にある。図5は、ジベルが土木構造物3に対する理論上の位置に必ずしも配置されないので、ジベル13は、開口部7の中心に対応しない、対応する開口部7の所定の位置に位置付けられることを示す。しかしながら、所定の位置は開口部7の内側にある。
所定の位置でプレート5に対してそれぞれの締結部材25をブロックし、ジベル13に沿った定位置で締結部材25をブロックするために、リング29が最初に開口部7に配置される。
スリット37は、ロッドのセグメント21がスリット37に受容されるように配向される。
次に、締結部材25は、それぞれのジベル13の周りではめられる。締結部材25は、対応するジベル13の周りではめられると、ロッドのセグメント21に沿って配置される。次に、ナット57は、それぞれのジベル13のねじ付端部23上でねじ締めされる。ナット57は、締結部材25を、リング29の大きな後面43に向けて、すなわちスリット37の底部に向けて付勢する。スリット37の底部に向けた付勢は、傾斜縁部45および傾斜縁部47に影響し、これは、リング29の変形を引き起こし、リング29は、次に開口部7の周縁部に当接する。ナット57が十分にねじ締めされたとき、リング29はプレート5に対して定位置でブロックされ、締結部材25は、縦方向においてジベル13とスリット37との双方に沿って、リング29に対する定位置でブロックされる。
上記のアンカー固定装置および方法は、複数の利点を有する。
上記のように、締結部材のプレートへの接続部の存在に起因して、それぞれの開口部について、プレートに平行な平面内の、開口部の前記決定されたゾーン内の任意の所定の位置に、締結部材を配置することを可能にし、また、それぞれの開口部について可逆ロックの存在に起因して、所定の位置でプレートに対して締結部材をブロックし、ジベルに沿った定位置で締結部材をブロックすることを可能し、これにより現場での作業時間を大幅に減らし、プレートのドリル加工に失敗するリスクを排除することが可能である。
実際に、プレートは事前にドリル加工されることができ、すなわち、ジベルを土木構造物に締結する前に、作業場でプレートにドリル加工される。
プレートは、位置が、アンカー固定装置の負荷強度計算で考慮される理論上の位置と異なるとしても、位置を問わず、ジベルに締結できる。ジベルのプレートへの接続部は、実際に、典型的には開口部の任意の表面に対応する、前記の決定されたゾーンに含まれる表面におけるジベルの位置を問わず、締結を行うことを可能にする。
これは、負荷強度計算で提供された場所にプレートを正確に配置することを可能にする。
本発明の他の特に重要な側面は、所定の位置でプレートに対して締結部材をロックした後、リングと開口部の縁部との間に隙間が残されていないという事実である。この隙間は、典型的にはリングの全周にわたって塞がれる。
これは、規格EN1992−4(ユーロコード2)が、地震応力について、ジベルの本体とアンカー固定プレートとの間に顕著な遊びが存在する場合、機械式アンカーのせん断強度の半分の許容値を要求するという事実に起因して、特に重要である。
本発明においては、ジベルの本体とアンカー固定プレートとの間に顕著な遊びはもはや存在せず、この遊びは締結部材およびリングによって完全に塞がれる。
開口部がロッドのセグメントの断面の4倍よりも大きい断面を有するという事実は、土木構造物内でのジベルの位置を広い範囲の位置にわたって変化させることを可能にし、特に、コンクリートを補強する金属ロッドの位置を占有することを可能にする。
締結部材を受容するためのスリットを有する円形開口部に係合したリングを使用することは、開口部の内側のジベルのすべての考えられる位置の非常に便利な走査を可能にする。
スリットについて互いに対して傾斜した2つの縁部を使用することは、プレートに対して締結部材を非常に便利にブロックすることを可能にし、また締め付け時に、リングと開口部の縁部との間の遊びを非常に便利に塞ぐことも可能にする。
リングが、開口部の内径よりも0.01mmから1mmだけ小さい外径を有するという事実は、開口部内のリングの容易な配向と、締め付け時の遊びの便利な閉塞と、の双方を得ることを可能にする。
締結部材が先細形状を有するとき、可逆ロックは特に容易に行われる。
ナットを単純にねじ締めすることが、スリットの内側に向けて締結部材に力を加えることを可能にするので、可逆ロックのためのナットの使用は特に実用的である。
締結部材が割れ目を入れられているという事実は、ジベルのロッドに沿った締結部材の容易な配置を可能にし、次に、ロック時に、ロッドに沿った締結部材の位置の締め付けおよびブロックを可能にする。
アンカー固定装置およびアンカー固定方法は、複数の変形が想定されてもよい。
縦方向ジベルは、任意の適切なタイプであってもよい。
締結部材は、先細の形態が好ましいが、必ずしも先細である必要はない。
締結部材は割れ目を入れられていなくてもよく、ロックの影響下での変形によってジベルのロッドに沿ってブロックされてもよい。
締結部材が開口部の画成された領域の任意の所定の位置に配置されることを可能にする、締結部材のプレートへの接続部は、任意の適切なタイプであってもよい。この接続部は、例えば、上記の例のように、回転運動と径方向の並進運動とを組み合わせる。変形例においては、この接続部は、2つの回転自由度または2つの並進自由度を組み合わせたものである。
可逆ロックはまた、あらゆる適当な手段で行うこともできる。プレートに対してフランジを直接締め付けることにより、リングをブロックできる。締結部材は、プレートに対するリングのブロックとは独立して、リングに対して把持される。
上記のように、決定されたゾーンは、好ましくは開口部全体に対応する。変形例においては、決定されたゾーンは開口部の一部のみを含むが、この部分はそれでもなお、締結部材の配置のための幅広い変動範囲を可能にするのに十分な大きさのままである。これは、例えば、開口部が不規則な形状を有し、締結部材のプレートへの接続部がアクセスできないゾーン(開口部の端部のくぼみ、円形リングを受容するわずかに楕円形の開口部など)を有する場合である。これはまた、リングのスリットが、例えば開口部の中心になく、どこにも締結部材を配置することを可能にしない形状を有する場合である。
1 アンカー固定装置
3 土木構造物
5 プレート
7 開口部
13 ジベル
19 ロッド
21 セグメント
23 ねじ付端部
25 締結部材
27 接続部
29 リング
37 スリット
39 径方向外縁部
41 大きな前面
43 大きな後面
45 縁部
47 縁部
49 縦方向後端部
51 縦方向前端部
55 可逆ロック
57 ナット
C 中心軸

Claims (13)

  1. − 設備部品を土木構造物(3)にアンカー固定するための装置(1)であって、
    − 前記設備のための支持プレート(5)であって、少なくとも2つの開口部(7)を備える、支持プレート(5)と、
    − それぞれの開口部(7)について、前記土木構造物(3)に堅く締結されるように意図された縦方向ジベル(13)と、
    − それぞれの開口部(7)について、前記縦方向ジベル(13)の周りに搭載された締結部材(25)と、
    − それぞれの開口部(7)について、前記締結部材(25)が、前記プレート(5)に平行な平面内の、前記開口部(7)の画成された領域の任意の所定の位置に配置されることを可能にする、前記締結部材(25)の前記プレート(5)への接続部(27)と、
    − それぞれの開口部(7)について、前記所定の位置で前記プレートに対して前記締結部材(25)をブロックするため、かつ前記縦方向ジベル(13)に沿った定位置で前記締結部材をブロックするための可逆ロック(55)と、
    を備えることを特徴とする装置。
  2. − 前記縦方向ジベル(13)はロッド(19)を備え、前記ロッドのセグメント(21)は、前記開口部(7)の前記決定されたゾーンに係合し、前記セグメント(21)は、縦方向に垂直な平面にロッド断面を有し、前記開口部(7)の前記決定されたゾーンは、前記縦方向に垂直な平面に、前記ロッド断面の4倍よりも大きいゾーン断面を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. − 前記開口部(7)は、円形断面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. − 前記締結部材(25)の前記プレート(5)への前記接続部(27)は、前記開口部(7)の形状と共役の形状を有するリング(29)を備え、前記リングは、中心軸(C)と径方向外縁部(39)とを有し、前記リング(29)は、前記中心軸(C)から前記径方向外縁部(39)まで延在するスリット(37)を有し、前記締結部材(25)が前記スリット(37)に係合することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. − 前記リング(29)は、円筒状または円錐台状の形状を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. − 前記スリット(37)は、互いに対して傾斜した2つの縁部(45,47)によって区切られ、前記スリット(37)の断面は前記リング(29)の大きな前面(41)から前記リング(29)の大きな後面(43)へと縦方向に減少することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. − ロックする前に、前記リング(29)は外径を有し、前記開口部(7)は前記外径よりも0.01mmから1mmだけ大きい内径を有することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の装置。
  8. − 前記締結部材(25)は、先細形状を有し、前記大きな後面(43)に向く縦方向後端部(49)と、前記縦方向後端部(49)よりも比較的大きい断面を有する縦方向前端部(51)と、を有することを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の装置。
  9. − 前記ロック(55)は、ナット(57)を備え、前記ナット(57)は、前記縦方向ジベル(13)のねじ付端部(23)上でねじ締めされ、前記リング(29)の前記大きな後面(43)に向けて前記締結部材(25)に力を加えることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. − 前記締結部材(25)は、割れ目を入れられたリングであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。
  11. − 請求項1に記載のアンカー固定装置(1)を使用して、設備部品を土木構造物(3)にアンカー固定するための方法であって、
    − 前記設備のための前記支持プレート(5)を得るステップと、
    − それぞれの開口部(7)について、前記縦方向ジベル(13)を前記土木構造物(3)に締結するステップと、
    − 前記土木構造物(3)に接触して前記プレート(5)を配置するステップであって、それぞれの縦方向ジベル(13)が、前記プレート(5)に平行な平面内の、対応する前記開口部(7)の決定されたゾーンの所定の位置に位置付けられる、ステップと、
    − それぞれの縦方向ジベル(13)の周りに前記締結部材(25)を搭載するステップと、
    − 所定の位置で前記プレート(5)に対してそれぞれの前記締結部材(25)をブロックし、前記縦方向ジベル(13)に沿った定位置で前記締結部材(25)をブロックするステップと、を含み、
    前記縦方向ジベル(13)はロッド(19)を備え、前記ロッドのセグメント(21)は、前記開口部(7)の前記決定されたゾーンに係合し、前記セグメント(21)は、縦方向に垂直な平面にロッド断面を有し、前記開口部(7)の前記決定されたゾーンは、前記縦方向に垂直な平面に、前記ロッド断面の4倍よりも大きいゾーン断面を有することを特徴とする方法。
  12. − それぞれの開口部(7)に、前記開口部(7)の形状と共役の形状を有するリング(29)を配置するステップであって、前記リングは、中心軸(C)と径方向外縁部(39)とを有し、前記リング(29)は、前記中心軸(C)から前記径方向外縁部(39)まで延在するスリット(37)を有し、前記スリット(37)は、前記締結部材(25)の前記セグメント(21)が前記スリット(37)に受容されるように配向される、ステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. − 前記リング(29)は、円筒状または円錐台状の形状を有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
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