JP2021506627A - 工作物載置装置のための追加サポート装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、半定置式の工作機械(20)の、特に機械鋸の工作物載置装置の工作物載置装置(50)のための追加サポート装置(60)に関し、工作物載置装置(50)の工作物載置体(51)が、工作機械(20)の作業工具(24)による加工のための、特に鋸切断(SX)のための工作物(W1,W2)を載置するための、使用時に実質的に水平方向のベース載置面(53)を有し、追加サポート装置は、追加載置面(81)と、工作物載置装置(50)に取り外し可能に取り付けるための支持体取付手段(61)を備える支持体(70)とを有し、工作物載置装置(50)に取り付けられた追加サポート装置の状態のとき追加載置面(81)は少なくとも実質的にベース載置面(53)と一直線上に並ぶ。この追加サポート装置は、スライド軸受(85A)および/または旋回軸受(85B)を有する載置体軸受(85)によってベース載置面(53)に対して互いに異なる少なくとも2つの相対位置の間で可動なように支持体(70)に支承されるとともに載置体固定手段(66)によって相対位置で支持体(70)に取り外し可能に固定可能である載置体(80)を有し、載置体(80)は追加載置面(81)を有し、および/または横方向ストッパ体(90)のための取付ベースを形成し、この横方向ストッパ体はストッパ体固定手段(99)によって載置体(80)に取り外し可能に取り付け可能であるとともに、追加載置面(81)に対して角度をなす、特に直角をなす、少なくとも1つの横方向ストッパ面(93,94)を有する。

Description

本発明は、工作物載置装置のための、または半定置式の工作機械の、特に機械鋸の工作物載置装置の構成要素としての、追加サポート装置に関し、工作物載置装置の工作物載置体が、工作機械の作業工具による加工のための、特に鋸切断のための工作物を載置するための、使用時に実質的に水平方向のベース載置面を有し、追加サポート装置は、追加載置面と、工作物載置装置に取り外し可能に取り付けるための支持体取付手段を備える支持体とを有し、工作物載置装置に取り付けられた追加サポート装置の状態のとき追加載置面は少なくとも実質的にベース載置面と一直線上に並ぶ。
このような種類の追加サポート装置は出願人によって提供されている。この追加サポート装置はアダプタプレートを有し、すなわち、チョップ・クロスカットソーの本体または本体フレームに付設することができる支持体を有している。支持体は追加載置面をもって、たとえばチョップソーの鋸台により提供される工作物のためのベース載置面を拡張する。さらに、追加サポート装置は位置調節可能な横方向ストッパ体を有しており、それにより、工作物を追加載置面の上にだけでなく、横方向ストッパ体の横方向ストッパ面にも当接可能である。このようにして工作物が、一方における追加サポート装置の横方向ストッパ面と、他方における、鋸ユニットないし工作機械の駆動部の近傍で垂直方向へ縦に延びる当接面との間で、サンドイッチ状にサポートされ得る。追加サポート装置は、特に、たとえば部屋の側壁と天井の間などで部屋に取り付けることができる形材部品を加工するのに適している。
しかしながら、知られている追加サポート装置はいくつかの適用事例については十分にフレキシブルではない。
したがって本発明の課題は、改良された追加サポート装置を提供することにある。
この課題を解決するために、冒頭に述べた種類の追加サポート装置において、スライド軸受および/または旋回軸受を有する載置体軸受によってベース載置面に対して互いに異なる少なくとも2つの相対位置の間で可動なように支持体に支承されるとともに載置体固定手段によって相対位置で支持体に取り外し可能に固定可能である載置体を有し、載置体は追加載置面を有し、および/または横方向ストッパ体のための取付ベースを形成し、該横方向ストッパ体はストッパ体固定手段によって載置体に取り外し可能に取り付け可能であるとともに、追加載置面に対して角度をなす、特に直角をなす、少なくとも1つの横方向ストッパ面を有することが意図される。
さらに本発明は、上記の種類の追加サポート装置を含む工作物載置装置を対象とする。
工作物載置装置においては、それが工作機械へ取り外し可能に取り付けるための、特に工作機械の作業工具の作業方向に対して横向きに延びる追加装置を構成すると好ましい。たとえば工作物載置装置は工作機械の本体フレームの横隣または表面に取り付け可能であり、そのようにして、工作機械の工作物載置面を延長する。
さらに本発明は、先行請求項のうちいずれか1項に記載の工作物載置装置と追加サポート装置とを含む工作機械、たとえば機械鋸、特にチョップ・クロスカットソーを対象とする。工作物載置装置は工作機械の一体化された構成要素を形成することができ、たとえばその本体フレームに存在していてよい。あるいは工作物載置装置は、工作機械に付設可能である、および/または工作機械と取り外し可能に結合可能である、追加装置であってもよい。
たとえば、載置体は支持体に対して旋回可能および/またはスライド運動可能なように支承される。そのようにして載置体を最善の位置に移すことができ、そして、その位置で追加載置面がベース載置面に対して相対的に好都合に位置決めされる。このように追加サポート装置は、横方向ストッパ面または横方向ストッパ体なしでもベース載置面の拡張を可能にし、それにより、たとえばプレート状や帯状の工作物について好都合に適用可能である。横方向ストッパ面がこれに加われば、たとえば上述した天井帯材なども楽に加工することができる。
すでに載置体の位置調節可能性によって、横方向ストッパ体を工作物載置装置に対して相対的に位置調節することができる。
追加載置面はベース載置面に対して相対的に少なくとも1つの相対位置で間隔を有することができ、それにより、これら両方の載置面の間に中間スペースが存在することになる。工作物がこの中間スペースをたとえば橋渡しすることができ、それにより、それぞれの載置面の「隙間」は問題ではなくなる。
追加載置面とベース載置面は、少なくとも実質的に互いに一直線上に並ぶ。追加載置面がベース載置面の平面よりも、たとえば水平方向の平面よりも、若干だけ下方または上方にあり、たとえば若干だけ下の平面にあることが可能である。ベース載置面の上に載置される工作物は面状に、または実質的に面状に、追加載置面の上にも載置することができる。追加載置面とベース載置面は、本例では、平坦面すなわち平らな面であるのが好ましい。このとき、追加載置面および/またはベース載置面にリブまたはリブ構造が設けられるのが好ましく、追加載置面とベース載置面のサポート面またはサポート輪郭は1つの平面に位置する。
横方向ストッパ面が載置体の構成要素を構成することが意図されていてよい。たとえば載置体は、横方向ストッパ面を提供する縦に延びる区域を有する。追加載置面と少なくとも1つの横方向ストッパ面とを有する載置体が意図されていてよく、そして、この横方向ストッパ面が追加載置面に対して角度をなし、たとえば直角をなす。
横方向ストッパ体は載置体と拘束的に結合されていてよく、たとえば相応の支承部によって可動であってよく、あるいは載置体から取り外し可能であってよい。横方向ストッパ体が載置体と単一または複数の、たとえば少なくとも2つの位置で、ストッパ体固定手段によって取り外し可能に結合されていてよいことが可能である。
ストッパ体固定手段は、たとえばクランプ装置および/またはねじ止め装置および/または係止装置を含む。たとえば、横方向ストッパ体を載置体とねじ止めするための保持ねじやクランプねじが好ましい。あるいはストッパ体固定手段は、載置体と横方向ストッパ体にある形状接合輪郭を相互の形状接合式の係合のために含むこともでき、もしくは有することもできる。
載置体そのものは、および/または横方向ストッパ体は複数の、特に少なくとも2つの横方向ストッパ面を有することができ、たとえば互いに角度をなす、および/または相互に間隔をおく横方向ストッパ面を有することができる。
横方向ストッパ体は載置体で好ましくは横方向ストッパ軸受によって可動に支承され、横方向ストッパ軸受は旋回軸受および/またはスライド軸受を含む。複合型の旋回・スライド軸受も容易に可能である。これに加えて横方向ストッパ体は載置体に対して、横方向ストッパ固定手段によって取り外し可能に取り付け可能である。このように横方向ストッパ体は載置体に沿って動くことができ、横方向ストッパ体固定手段により、たとえばクランプ手段、係止手段、ねじ止め手段などにより、固定的に結合することができる。載置体に対して相対的な横方向ストッパ体の可動性は、工作物のためのベース載置面に対して相対的な横方向ストッパ面の数多くの位置の設定を可能にする。
横方向ストッパ軸受は、載置体に配置された第1の案内コンポーネントと、横方向ストッパ体に配置された第2の案内コンポーネントとを有するのが好ましく、これらのうちの一方は案内収容部であり、その中に他方の案内コンポーネントの案内突起が係合し、案内突起がこれに沿って案内される。案内収容部は、たとえば案内スリット、案内ゲート、案内輪郭などとして構成され、またはこれらのうちの1つを含む。案内収容部は、たとえば長手方向収容部または長尺状の案内収容部であってよく、あるいは曲線形状を有することもできる。
少なくとも1つの案内コンポーネントは、ストッパ体固定手段のテンション体またはクランプ体、たとえばテンションボルトを構成し、もしくはこれを含むのが好ましく、横方向ストッパ体をテンション体によって載置体と応力固定可能である。テンション体は、横方向ストッパ体をストッパ体に対して相対的に位置調節可能であるリリース位置と、横方向ストッパ体が載置体に固定される固定位置またはテンション位置との間で位置調節可能であり、たとえばねじ止め可能である。1つの代替的な一般形態は、ストッパ体固定手段が、横方向ストッパ体または載置体にある案内収容部に係合し、またはこれを貫通し、これによって横方向ストッパ体を載置体と応力固定可能である少なくとも1つのテンション体、たとえばテンションボルト、クランプボルトなどを有することを意図する。
案内収容部は長手形態を有し、および/または直線状であるのが好ましい。案内突起は、スライド軸または長軸に沿って案内収容部の中で長手方向へスライド可能に支承されるのが好ましい。案内突起はたとえば前述したテンション体であってよく、またはテンション体によって構成されていてよい。
案内突起は案内収容部に回転可能に支承されていてよい。このようにして案内収容部は、たとえそれが長手形態を有し、および/または直線状に延びていても、同時に旋回収容部を構成することができる。たとえばねじ付きボルトなどの案内突起は、たとえば長手形態を有する案内スリットまたは案内溝を貫通する。
案内収容部は横方向ストッパ体の少なくとも1つの横方向ストッパ面に対して横向きに、または平行に延びることができる。横方向ストッパ体は複数の横方向ストッパ面を有することができ、たとえば少なくとも2つの互いに角度をなす横方向ストッパ面を有することができる。案内収容部に沿って横方向ストッパ体を位置調節することで、横方向ストッパ面をたとえば案内収容部の長軸に対して平行に、または案内収容部の長軸に対して横向きに位置調節することが可能である。
案内収容部は、横方向ストッパ体の互いに反対方向を向く横方向ストッパ面の間に延びるのが好ましい。これらの横方向ストッパ面は互いに平行に延びるのが好ましく、それに対して案内収容部は横方向ストッパ面に対して直角をなす。この方策により、横方向ストッパ面を案内収容部のスライド軸に沿って載置体に対して位置調節することが可能である。たとえば図面に示す実施形態は、案内収容部が、横方向ストッパ体の好ましくは互いに反対方向を向く2つの側に設けられた平行横方向ストッパ面に対して平行に延びることを意図する。さらにこの案内収容部は、前述した平行に延びる横方向ストッパ面を互いにつなぐそれぞれの横方向ストッパ面の間に延びる。
案内収容部は横方向ストッパ体で中央または中心に設けられていてよい。あるいは非対称の配置も好ましい。たとえば、案内収容部が横方向ストッパ面に対して平行に延びているが、1つの横方向ストッパに対して他の横方向ストッパに対してよりも小さい間隔を有することが可能である。
載置体での横方向ストッパ体の支承部と、支持体での載置体の支承部とは、互いに異なる2つまたはそれ以上の運動自由度を意図していると好ましい。特に、横方向ストッパ軸受と載置体軸受とがたとえばスライド軸受であり、そのスライド軸または摺動軸が互いに角度をなし、たとえば直角をなしていると好ましい。
1つのコンセプトは、載置体と横方向ストッパ体とが支持体に対して一種の複式刃物台のように支承され、および/または円形に配置され、もしくは配置可能であることを意図する。
1つの好ましいコンセプトは、案内収容部が、横方向ストッパ体の互いに反対方向の側に設けられた横方向ストッパ面の間に延び、案内収容部は一方の横方向ストッパ面に対して他方の横方向ストッパ面に対してよりも大きい間隔を有することを意図する。さらにその場合、案内収容部に対する案内突起の回転可能性がさらに可能であれば、横方向ストッパ体をたとえば180°だけ回転させることができ、それにより、横方向ストッパ面を1つの回転位置のときに別の回転位置のときよりも案内突起のさらに手前で事前位置調節可能である。
1つの好ましいコンセプトは、横方向ストッパ体が支持体に対して載置体によって、少なくとも1つの入れ子軸に関して入れ子運動可能なように支承されることにある。すなわち、横方向ストッパ体と載置体とがこのような種類の入れ子の入れ子部品を構成する。
横方向ストッパ体は、載置体に対してスライド軸受によってスライド可能であるとともに旋回軸受によって旋回可能に支承されるのが好ましく、これらの軸受は別々の軸受であってよく、または複合型の旋回・スライド軸受により構成されていてよい。旋回軸受によってさまざまに異なる、特に互いに角度をなす横方向ストッパ面を、作業工具に対して相対的に位置決めすることができる。スライド軸受は、前述した入れ子の構成要素を構成するのが好ましい。
載置体固定手段とストッパ体固定手段は共通の構成要素を有することができる。載置体固定手段が、ストッパ体固定手段によって全面的または部分的に構成されるとことも可能である。
ストッパ体固定手段の少なくとも1つの保持体および/または操作体が、特にクランプ体が、支持体に対して載置体を固定するための役目を果たすのが好ましい。たとえば、保持体の軸部材または軸体が載置体を貫通する。軸体に、操作体または操作取扱部が配置されていてよい。
載置体を支持体と横方向ストッパ体の間でサンドイッチ状にクランプ固定可能であると好ましい。すなわち、横方向ストッパ体が支持体に対して固定されると、これが同時に載置体を支持体とクランプ固定する。
横方向ストッパ体の幅は載置体の幅よりも小さいのが好ましい。
さらに、横方向ストッパ体の長さは載置体の長さよりも小さいのが好ましい。
すなわち横方向ストッパ体を、載置体の前に突き出さない状況にすることが可能である。ただしここで付言しておくと、横方向ストッパ体が載置体と同じ円周ジオメトリーを有することもできる。
載置体の追加載置面は少なくとも1つの側で、好ましくは互いに反対方向を向く側で、ベース載置面と追加載置面により形成される全体載置面が拡張されるように、支持体の前に側方で突出することが意図されるのが好ましい。すなわち、支持体はいわば載置体のための基礎を構成し、それが1つまたは複数の側で支持体の前に突出して、特別に広いベース載置面を提供する。
ここでさらに付言しておくと横方向ストッパ体も、たとえば載置体に対する横方向ストッパ体の1つまたは複数の相対位置のときに、載置体の前に突出することができる。
追加サポート装置は支持体取付手段によって使用位置と搬送位置で工作物載置装置に配置可能であり、たとえば取り付け可能であると好ましい。載置体を支持するための支持体の支持区域は、使用位置のとき、搬送位置のときよりも大きく工作物載置装置の前に突出する。このようにして追加サポート装置が搬送位置で邪魔になることがなく、少なくともさほど邪魔にならない。
支持体取付手段は、搬送軸受の少なくとも1つの軸受コンポーネント、たとえば案内ゲートおよび/または軸受収容部を有するのが好ましく、該軸受コンポーネントによって支持体が工作物載置装置に対して搬送位置と使用位置の間で可動なように支承される。搬送軸受は、たとえばスライド軸受および/または旋回軸受を有する。このようにして、追加サポート装置を工作物載置装置に対して、特に工作物載置体に対して、搬送位置または使用位置を実現するために旋回および/またはスライドさせることができる。ここで再度付言しておくと、工作物載置装置からの支持体の取り外し可能な取り付けも少なくとも2つの組立位置を意図することができ、すなわち、搬送位置に割り当てられる組立位置と使用位置に割り当てられる組立位置とを意図することができる。すなわち、必ずしも搬送軸受が設けられていなくてもよい。
すでに横方向ストッパ軸受との関連で説明したとおり、軸受の、たとえば搬送軸受の軸受コンポーネントは、テンション機能、保持機能などを同時に有することができる。たとえば搬送軸受は、取付ボルトまたはテンション体により貫通される案内収容部または案内ゲートを有することができる。取付ボルトまたは取付体は工作物載置装置と取り外し可能に結合可能であり、たとえばこれにねじ込み可能、またはこれとクランプ固定可能などである。たとえばクランプねじは、同時に、搬送軸受の案内収容部に係合するゲート追従体または案内突起を構成することができる。さらに搬送軸受は、工作物載置装置と結合された、たとえばその中にねじ込まれた旋回軸受体により貫通される穴またはその他の旋回軸受開口部を有することができる。
追加サポート装置の少なくとも1つのコンポーネントは、たとえば横方向ストッパ体は、搬送のために適した位置で工作物載置装置の少なくとも1つのコンポーネントを工作物載置体に固定するための固定装置を構成するのが好ましい。すなわち追加サポート装置は、たとえば横方向ストッパ体、載置体などは、工作物載置装置の構成部品またはコンポーネントを工作物載置体に対して固定するために、保持部または保持コンポーネントを追加的に構成する。このような少なくとも1つのコンポーネントは、たとえば工作物載置体をサポートするためのサポート部、特に入れ子式サポート部、旋回サポート部、サポート脚部などであってよく、これらが追加サポート装置のコンポーネントにより、たとえば横方向ストッパ体により、工作物載置体に当接する位置で固定され、または固定可能である。たとえば追加サポート装置のコンポーネントは工作物載置体に向かって旋回していてよく、これをその位置で追加サポート装置により固定可能である。
載置体軸受は、載置体軸受のスライド軸に対して平行に延びるとともにスライド軸に対して横向きに間隔を有する2つの案内収容部、たとえば案内溝、ばち形溝などを有するのが好ましく、その中で案内突起がスライド軸に対して平行に案内される。このとき、両方の案内収容部が載置体に存在し、両方の案内突起が横方向ストッパ体に存在することが可能である。あるいは、案内収容部が載置体に配置され、案内突起が支持体に配置されることも可能である。さらに、載置体が1つの案内収容部と1つの案内突起だけを有することが可能であり、これらが支持体の案内突起ないし案内収容部と係合するために意図される。
各組の案内収容部と案内突起は、互いに反対方向を向く長手方向領域に、特に支持体の長いほうの側方領域および/または縁部領域に配置されるのが好ましい。このようにして、支持体が載置体を外側でできる限り遠くまでサポートし、もしくは案内する。
載置体固定手段は、案内収容部のうちの1つとクランプ固定可能である少なくとも1つのクランプ体を有するのが好ましい。クランプ体は、たとえばゲート追従部または案内突起として案内収容部の中に配置される。
さらに載置体固定手段は、案内収容部のうちの1つと後方係合させることが可能な少なくとも1つの後方係合輪郭、たとえばフック輪郭などを有すると好ましく、それにより、載置体がスライド軸に対して横向きに全方向で案内収容部に保持される。したがって載置体を案内収容部ないし直線軸に沿ってスライドすることはできるが、これに対して横向きに案内収容部から取り出すことはもはやできない。
載置体固定手段は、各々の案内収容部についてそれぞれ1つのクランプ体および/またはそれぞれ1つの後方係合輪郭を有するのが好ましい。
ここで付言しておくと、クランプ体は後方係合輪郭を一体的に有することができる。クランプ体は、両方の案内収容部に係合する唯一のクランプ体であってよく、さらに、クランプ体は後方係合輪郭として両方の案内収容部に係合することができる。後方係合輪郭は互いに反対側を向き、および/または拡張脚部状であるのが好ましい。
案内収容部は、たとえば溝またはスリットに向かって突出する区域を、後方係合体または後方係合輪郭により後方係合される後方係合輪郭として有することができる。
載置体には、案内収容部の中に係合する1つの案内突起または複数の案内突起が設けられていてよい。たとえば案内突起は、案内収容部の長軸またはスライド軸に関して間隔を有する。案内突起は、載置体の互いに反対方向を向く側に設けられるのが好ましい。
支持体および/または工作物載置体は形材体として構成され、または押出成形形材として構成されるのが好ましい。
たとえば形材体または押出成形形材としての実施形態の場合、下記のような方策は好ましく具体化可能である:
支持体および/または工作物載置体は、保持輪郭を備えた案内収容部、たとえば後方係合輪郭および/またはT溝ナットによる後方係合のための突出する区域を有するのが好ましい。したがって、案内収容部が同時に保持収容部となる。案内収容部は同時にクランプ収容部を構成することができ、これとクランプ体をクランプ固定可能である。
載置体、支持体、および横方向ストッパ体は、たとえばプレート状であってよい。載置体と横方向ストッパ体がプラスチックからなり、それに対して支持体は金属からなっていると好ましい。
追加サポート装置は、工作物載置装置の長手方向側に、たとえば長手方向の狭小面または長いほうの側に組み付けるために意図および/または構成されるのが好ましい。長手方向側は工作物載置装置の長手方向に延びており、工作物載置装置の横方向側よりも長く、たとえば長手方向端部側よりも長い。
支持体および/または載置体および/または横方向ストッパ体は、載置体または横方向ストッパ体に挿通されて工作物にねじ込み可能であるねじのための少なくとも1つの貫通孔を有するのが好ましい。ねじのための貫通孔の連通部は、たとえば載置体の追加載置面に、または横方向ストッパ体の横方向ストッパ面に設けられる。貫通孔は、たとえばそれぞれの載置面またはストッパ面から、載置面またはストッパ面と反対方向を向いている載置体または横方向ストッパ体の側へと延びる。1つの最善の実施例は、載置体がねじのための少なくとも2つの貫通孔を有することを意図し、載置体軸受がそれぞれの貫通孔の間に配置されるのが好ましい。
支持体および/または載置体および/または横方向ストッパ体は、工作物または工作物のためのサポート部にねじ込まれる保持体のための、特にねじ頭のための、少なくとも1つの保持収容部を有するのが好ましい。
載置体および/または横方向ストッパ体は、支持体から取り外し可能なコンポーネントであるのが好ましい。
ストッパ体固定手段および/または載置体固定手段は、クランプ装置、係止装置、ねじ止め装置などを含むことができるのが好ましい。このような種類の固定手段が外されているとき、載置体および/または横方向ストッパ体を支持体から取り外すことができる。特に、工作物をサポートするためのサポート体がたとえば横方向ストッパ体および/または載置体と結合され、特にねじ止めされることが可能であり、そのために、たとえば上に挙げた保持収容部および/または貫通孔が適している。サポート体は、場合により鋸で切断されてもよい、たとえばいわゆる犠牲板またはその他の木材部材である。
さらに追加サポート装置は、工作機械のたとえば側面輪郭または正面輪郭などの外側円周輪郭に合わせて適合化された円周輪郭を有する横方向ストッパ体を有し、または横方向ストッパ体を製作するためのステンシルを有すると好ましい。横方向ストッパ体の外側円周輪郭はたとえば凹部、面取りなどを有することができ、それにより、横方向ストッパ体がたとえば工作機械の前面に突出せず、もしくは些細にしか突出しない。たとえば横方向ストッパ体は、工作機械の鋸台または加工台の円周輪郭に合わせて適合化される。横方向ストッパ体は特に長尺状の形態を有する。横方向ストッパ体は、ベース載置面および/または追加載置面に対して使用位置のときに角度をなす、特に直角をなす、1つまたは複数の横方向ストッパ面を有する。工作機械に合わせて適合化された円周輪郭と、横方向ストッパ体の互いに反対方向を向く側の、特に長手方向側の横方向ストッパ面とが意図されると好ましい。
横方向ストッパ体は、適合化された円周輪郭の構成要件との関連で、または適合化された円周輪郭がなくても、たとえば円弧状ではない直線状の円周輪郭などとの関連で、たとえば追加サポート装置と同様に構成される他の追加サポート装置と追加サポート装置との結合のために意図されていてよい。すなわち横方向ストッパ体は、たとえば1つの追加サポート装置から他の追加サポート装置へと延びる。
工作機械および/または工作物載置装置は、少なくとも1つの横方向ストッパまたは横方向ストッパ面を有するのが好ましい。追加サポート装置の少なくとも1つの横方向ストッパ面は、工作機械または工作物載置装置の横方向ストッパ面に向かい合う位置へと移すことが可能であってよいのが好ましい。
本発明に基づく2つの追加サポート装置が設けられ、それらの横方向ストッパ体および/または載置体を支持体から取り外し可能であるようにコンフィグレーションがなされるのが好ましい。一方の追加サポート装置を、たとえば帯状木材またはその他の長尺状の木材部材を、横方向ストッパ体および/または載置体と結合することができ、たとえばねじ止め、フック止めなどをすることができる。長尺状のサポート体が、たとえば前述した帯状木材が、2つの追加サポート装置の2つの載置体および/または横方向ストッパ体のいわば結合部材を構成することができる。載置体または横方向ストッパ体は、支持体と結合された状態のとき支持体から取り外すことができ、必要に応じてサポート体に再び取り外し可能に組み付けることができる。
工作物載置装置の下面は、支持体を取り付けるための役目を果たすのが好ましい。当然ながら、工作物載置装置の下面全体が同一の平面にあってよく、または平坦面であってよい。あるいは、工作物載置装置がたとえば段差のある、または少なくとも平坦ではない全体下面を有し、その縁部領域が、支持体の取り付けのために意図される下面であることも可能である。
支持体が、載置体を載置するための載置面を有すると好ましく、該支持面は、支持体が工作物載置装置に組み付けられ、たとえばこれにねじ止めされ、もしくはこれとクランプ固定されたときに、支持体の取り付けのために意図される工作物載置装置の下面と一直線上に並び、および/または当該下面に面状に、もしくは少なくとも実質的に面状に当接する。工作物載置装置の下面と、載置体のための支持体の載置面とは、共通の平面に位置するのが好ましい。
たとえば支持体は、工作物載置装置に組み付けられた状態のとき、一種の書棚板または側方に突出するサポート部のような形式で工作物載置装置の前に突出することが可能である。このとき、載置体のための支持体の載置面が工作物載置装置の下面と一直線上に並び、または1つの平面に位置することが可能であり、あるいは、支持体の載置面が工作物載置装置の下面の平面よりも上方または下方に位置することも可能である。
工作物載置装置と載置体は、等しい高さもしくはほぼ等しい高さを、および/または工作物の載置のために意図されるそれぞれの上面と、これと反対方向を向く下面との間の同一の間隔を、少なくとも載置体が組付状態のとき工作物載置装置の横に配置されるところで有するのが好都合である。たとえば工作物載置装置の縁部領域は、載置体と等しい高さである。
追加載置面と載置体の下面との間の間隔は、工作物載置装置のベース載置面と、支持体の取り付けのために意図される工作物載置装置の下面、たとえば工作物載置装置の縁部領域との間の間隔に等しく、または実質的に等しいことが意図されるのが好ましい。
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図面は次のものを示す:
フレームに配置された工作物載置装置と追加サポート装置とが付設された半定置式の工作機械を示す透視斜視図である。 支持装置の拡大図を含む図1の詳細部D1である。 図1の構造であるが、フレームをなくしている。 図3の構造とともに使用される、または使用可能な横方向ストッパ体である。 図3Bの横方向ストッパ体を製作するためのステンシルである。 図1の構造をただ1つの工作物載置装置とともに示す図である。 図4の詳細部D2である。 工作物載置装置を追加サポート装置とともに示す透視斜視図である。 図6の切断線A−Aにほぼ沿って図6の構造を示す断面図である。 図3に類似するコンフィグレーションであるが、工作物が追加サポート装置の上に平坦に載置されている。 図6の部分D3にほぼ対応する図6の工作物載置装置を示す部分図である。 本発明に基づく追加サポート装置を示す平面図である。 図10の切断線B−Bに沿った横断面図である。 図10の切断線C−Cに沿った横断面図である。 工作物載置装置と、搬送位置に位置調節された追加サポート装置とを下から見た図である。 図9の図にほぼ対応する、工作物載置装置と追加サポート装置とを下から見た図である。
半定置式の工作機械20は一例として機械鋸として構成されている。この工作機械20は、機械ベース22に可動に支承された鋸ユニット21を有している。鋸ユニット21は、1つまたは複数の旋回軸を中心として、たとえば旋回軸S1および/またはS2および/またはS3を中心として、機械ベース22に対して旋回することができる。
鋸ユニット21は駆動モータ23、特に電気駆動モータを有しており、これにより工具収容部を、およびそれに伴って鋸刃などの作業工具24を駆動可能である。
作業工具24は、好ましくは鋸ユニット21は、機械ベース22に対して直線軸Lに沿ってスライド可能なように支承されるのが好ましく、それにより、機械鋸または工作機械20をクロスカットソーとして利用可能である。たとえば鋸ユニット21の位置調節をするために、長手方向案内部26がたとえば長尺状の支持体、管などに設けられ、これに鋸ユニット21が直線軸Lに沿ってスライド可能なように支承される。
さらに作業工具24は、すなわち鋸刃は、奥行調整軸S1を形成する旋回軸S1を中心として、機械ベース22に設けられた加工台30の工作物載置面31の方向へ旋回することができ、それにより工作物載置面31の上に載置された工作物W1またはW2を分断する。
さらに鋸ユニット21は傾斜調節軸受27によって、本例では傾斜調節軸S2を形成する旋回軸S2を中心として旋回することができる。傾斜調節軸S2と直線軸Lは互いに平行に延びる。傾斜調節軸受27はたとえば機械ベース22に、特にその前に突出するタワーまたは支持部に配置される。
加工台30は、ベベル軸S3を形成する旋回軸S3を中心として、たとえば地面の上に設置することができる(たとえば図3参照)、またはフレーム40に配置することができる(図1)機械ベース22の本体支持部28に、ベベル軸S3を中心として旋回可能に支承される。
ベベル軸S3、傾斜調節軸S2、ならびに奥行調整軸S1は互いに直角に延びている。奥行調整軸S1を中心として鋸ユニット21を旋回させることで、いわゆるチョップカットを工作物W1,W2に刻設することができ、それにより、この機械鋸20をチョップソーと呼ぶこともできる。さらに、直線軸Lに沿って鋸ユニット21を追加的に位置調節することで、この機械鋸はクロスカットソーにもなる。このように、複合型のクロスカット・チョップ機械鋸が図面に示されている。
工作機械20の使用時には、ベベル軸S3は垂直方向または実質的に垂直方向に延びるのに対して、奥行調整軸S1ならびに傾斜調節軸S2は水平方向の軸または実質的に水平方向の軸である。
フレーム40のフレームベース41にはホイール42が配置されており、それにより、このフレームを地面の上で転動可能である。フレームベース41から、サポート部43ならびに地面の上に設置するための設置突起44が屹立している。さらに設置突起44には、サポートフレーム45が軸受47によってサポートされている。軸受47は固定的なサポートを意図することができ、あるいは、設置突起44への支持フレーム45の取り外し可能な取り付けを意図することができる。設置突起44と支持部43は互いにほぼ直角をなしている。フレーム40を、ホイール42ならびに設置突起44の上で地面に設置することができる。サポート部43ならびにサポートフレーム45の自由端領域に、工作機械20を取り付けるための取付手段46が設けられている。たとえばねじ、クランプ、またはその他の保持部であってよい取付手段46は、機械ベース22の、特に本体支持部28の側方サポート部29と取り外し可能に結合可能である。
全体として、フレーム40の上に設置された工作機械20は快適な作業を可能にする。たとえば工作物載置面31はほぼ操作者の腰の高さにある。
側方サポート部29には側方載置面32が設けられていて、この側方載置部は、いわば主工作物載置面を形成する加工台30の工作物載置面31と一直線上に並び、もしくは、せいぜいのところわずかな高低差しか有さない。このように、工作物W1およびW2を工作物載置面31の上に、および同時に側方載置面32の上に載置することができる。
加工台30は、4つの側方サポート部29の間のほぼ中央に配置される。
加工台30は、本体支持体28に対してベベル軸S3を中心として旋回可能である。
加工台30の取り扱いのために、特に旋回操作のために、加工台30の前に突出する操作アームまたは操作突起33が設けられている。操作突起33は、全体としての加工台30を、およびそれに伴って加工台30に配置された鋸ユニット21を、ベベル軸S2を中心として旋回させるために、操作者により把持することができる。調整されたベベル位置を保持装置34によって、たとえばクランプ装置および/または係止装置によって、固定することができる。保持装置34のうち、図面では操作突起33に接する操作部材だけが符号34で表されている。
したがって工作機械20は、工作物W1,W2または詳しくは説明しないその他の工作物を加工するために、特に鋸引きするために、工作物載置面31に対する工具24または鋸刃のそのつどの位置の高度にフレキシブルな調整を可能にする。
ここで例示としてのみ付言しておくと、工作機械20の位置調節可能性は当然ながら他の加工方法についても適しており、たとえばフライス加工、穴あけ加工などにも適している。いずれの場合にも工作機械20は、工作場所に携行されてその現場で組み立てることができる、すなわち地面に直接的に設置するか、またはフレーム40によって人間工学的に好都合に配置することができる、半定置式の工作機械である。
両方の動作形態で、すなわちフレーム40がある場合とない場合で、工作物載置装置50が、たとえば図1に準ずる工作物載置装置50Aおよび50Bが、または両方の工作物載置装置50Aもしくは50Bのうちの一方だけが(図7)、工作物W1,W2の加工時に好都合である。
工作物載置装置50A,50Bは、加工台30の工作物載置面31を、直線軸に対して横向きに延びる長軸Qに関して延長する。さらに長軸Qは、工具24の回転軸に対して、ないし駆動モータ23により駆動される工具に対して平行である。すなわち長軸Qは、たとえば工具が直線軸Lに沿って位置調節されるときに、および/または鋸の切込みSXを工作物W1またはW2へ入れるときに、工作物W1,W2が加工されるときの工具24の作業方向に対して横向きである。さらに、長軸Qは奥行調整軸S1に対して平行である。
側方載置面32によってだけでなく、長軸Qに関して工作物載置装置50によっても工作物載置面31が延長または拡張されることで、長尺状の工作物W1,W2を工作物載置面31ならびに工作物載置装置50の上に載置して、工作機械50と、工作物載置装置50のうちの一方または両方とを含むシステム10により快適かつ効率的に加工することができる。
工作物載置装置50A,50Bは工作物載置体51をそれぞれ有しており、作動時におけるその上側の面には、工作物W1,W2を載置するためのベース載置面53が設けられている。ベース載置面53は、工作物載置装置50が工作機械20に、特に本体支持体28に取り付けられたときに、加工台30の工作物載置面31ならびに側方載置面32と一直線上に並ぶ。
さらに工作物載置装置50は、図1に示す位置のときに工作物載置体51を、機械ベース22または工作機械20から全体として距離をおくその長手方向端部領域の領域でサポートするサポート部52を有している。サポート部52の長さは、サポート部43の長さにほぼ相当するように設定される。サポート部52は入れ子運動可能であってよい。サポート部52は軸受54に、特に旋回軸受に、工作物載置体51に対して旋回可能なように支承されており、それにより、図1に示す使用位置から、工作物載置体51の下面55に当接する搬送位置へと可動なように支承される。サポート部52は、たとえばそれぞれの軸受54の旋回軸SXを中心として旋回することができる。
工作機械20との結合のために意図される工作物載置体51の長手方向端部領域には、たとえば形状接合輪郭、クランプ手段などの、工作機械20との取り付けのための取付手段が設けられる。たとえば保持輪郭56が、特に互いに角度をなす保持輪郭56が工作物載置体51に、特にその下面に設けられ、これを機械ベース22の保持輪郭37と係合させることができる。保持輪郭56は保持輪郭37に対して形状接合式に相補的である。保持輪郭56は保持体56Aに配置される。保持体56Aは、たとえばクランプねじ57によって、リリース位置とクランプ位置との間で位置調節されていてよい。リリース位置では保持輪郭37,56が係合を外され、それに対してクランプ位置では相互にクランプ固定されて、互いに形状接合式に係合する。
このように、いずれの場合にも工作物載置装置50A,50Bは工作機械20と、特に機械ベース22と固定的に結合可能であり、それにより、ベース載置面53が工作物載置面31に対して位置に関して保持される。
工作物載置装置50は、長軸Qに沿って延びる比較的細いベース載置面53を有していて、このベース載置面は長軸Qに対して横向きに奥行方向Tではわずかな広がりしかなく、すなわち長軸Qに沿って細く延びている。すなわち、たとえば工作物W1のような種類の工作物がベース載置面53の上に載置されたとき、この工作物は、たとえば工作機械20の垂直方向ストッパまたは横方向ストッパ35に接するとともに、横方向ストッパ35から、特にその横方向ストッパ面36から離れている側で工作物載置体51から、すなわち長軸または直線軸Lに関して突出する。したがって工作物W1は、基本的には工作物載置体51によりサポートされるものの、加工台30の操作突起33の領域では加工台30によってのみサポートされる。作業工具24は加工台30および操作突起33に向かい合っており、それによりそこでは、それ自体として十分な工作物W1,W2のサポートが与えられる。ただし工作物W1,W2は、たとえば図1に示すように加工台30の脇または横で直線軸Lに関して完全な寸法でサポートされていないとき、たとえば奥行方向Tで工作物載置装置50Aおよび50Bの前に突出しているとき、ねじれてしまうことがあり得る。
この点に関して、以下に詳細に説明する追加サポート装置60(複数の追加サポート装置60を用いることもできる)が対処法を提供する。
追加サポート装置60は工作機械20の横に並んで、および加工台30の横に並んで、工作物載置体51に追加して工作物W1,W2をサポートする。追加サポート装置60は、支持体取付手段61によって工作物載置装置55に取り外し可能に取り付け可能である支持体70を含んでおり、ならびに、載置支持体70に可動に支承されて支持体70と取り外し可能に結合可能な載置体80を含んでおり、この載置体が追加載置面81により、工作物載置装置50のベース載置面53を奥行方向Tに、および/または長軸Qに対して横向きに拡大する。
載置体80には横方向ストッパ体90を取り外し可能に取り付け可能である。
さらに、追加サポート装置60の各コンポーネントは互いに相対的に位置調節可能であり、追加サポート装置60は工作物載置装置50に対して位置調節可能である。たとえば支持体70は搬送軸受75によって、図14に示す使用位置Gと図13に示す搬送位置TSとの間で位置調節することができる。
載置体80は載置体軸受85によって支持体70に対して相対的に位置調節することができ、それにより、この載置体およびこれに伴って追加載置面81がベース載置面に対してさまざまに異なる間隔を有することができる。
横方向ストッパ体90は載置体80に対して横方向ストッパ軸受95によって位置調節可能であり、それにより、たとえば図2および3に示す位置の間で、ならびに、横方向ストッパ軸受95の軸受コンセプトに基づいて得られるその他の位置調節可能である。
支持体70は形材体として構成されている。支持体70は、載置体80のための載置面71を有している。載置面71は、ならびに支持体70の底面72は、互いに反対方向を向いている支持体70の側に設けられている。載置面71ならびに底面72は、たとえば支持体70の壁体または壁区域76に設けられている。
壁体76は、支持体70のそれぞれの案内区域73の間に配置されている。案内区域73は、載置体軸受85の案内収容部77をそれぞれ有している。案内収容部77は支持体70のそれぞれの長手方向端部領域74の間で、好ましくはその全長にわたって延びる。
載置体80は実質的にプレート状である。たとえば図1および2においてその上側の面または表面は、追加載置面81を有している。追加載置面81はリブ構造81Aを有することができ、それにより、工作物W1,W2が面状にではなく、線状または点状に載置体80の上に載置される。載置体81に向かい合うように、支持体70の載置面71の上でのサポートのために設けられたサポート面82が設けられている。
載置体80は、追加載置面81を平面図で見たとき、長い狭小面83と、これに向かい合う、それぞれの長い狭小面83の間に延びる短いほうの狭小面84とを有する実質的長方形の輪郭を有している。
載置体80の高さH8、すなわち追加載置面81とサポート面82との間の距離、および/または追加載置面81と支持体70の載置面71との間の距離は、追加載置面81が工作物載置装置50において追加サポート装置60の組付状態のときにベース載置面53と一直線上に並ぶように、または実質的に一直線上に並ぶように設定される(図6および7)。
横方向ストッパ体90は、載置面91を提供することにより、原則として工作物の載置のためにも適している。載置面91にはサポート面92が向かい合っており、このサポート面は、載置体80の上での、特にその追加載置面81の上でのサポートのために意図される。
横方向ストッパ体90はプレート状である。さらに横方向ストッパ体90は載置面91を平面図で見たときに、長い横方向ストッパ面93と短いほうの横方向ストッパ面94とを有する長方形の形態を有する。横方向ストッパ面93,94は、横方向ストッパ体90の狭小面に設けられている。横方向ストッパ体90は横方向ストッパ軸受95によって、載置体80に対して相対的に複数の位置へ位置調節することができ、それにより、横方向ストッパ面93および94を工作物W1,W2のための横方向ストッパ面として選択的に利用することができる。
追加サポート装置60は、特に支持体70は、支持体取付手段61によって工作物載置装置50と取り外し可能に結合することができる。
たとえばこのとき、たとえば支持体70を貫通するクランプ体や結合器62A,62Bのような種類のねじが、工作物載置装置50にある対応するねじ収容部262(図13)にねじ込まれることが可能である。このように、追加サポート装置60を工作物載置装置50に1つまたは複数の個所で取り外し可能に取り付け、および、たとえば結合器62A,62Bを外すことによって、これから再び取り外すことが可能である。さらに別のねじ収容部262が工作物載置装置50のさまざまな個所に設けられていてよく、それにより、追加サポート装置60をさまざまな位置で工作物載置装置50に取り付け可能である。
クランプ体または結合器62A,62Bは、たとえば回転つまみまたは操作つまみのような操作取扱部162と、軸体161とをそれぞれ有している。
ただし、工作物載置装置50に対する追加サポート装置60の位置調節可能性のために以下のようなコンセプトが意図され、このコンセプトでは結合器62Aおよび62Bが対応軸受体160を有していて、該対応軸受体が、結合器62A,62Bのリリース位置のとき、工作物載置装置50に沿ってスライド可能なように支承される。軸体161は操作取扱部162によって対応軸受体160にねじ込むことができ、それにより、それぞれの結合器62A,62Bのクランプ機能を具体化可能である。それぞれの操作取扱部162をねじ操作することで、操作取扱部162と対応軸受体160との間の間隔がクランプ固定の解除に応じて拡大し、またはクランプ固定の成立に応じて縮小する。
それぞれの対応軸受体160は、たとえば工作物載置装置50の長手方向溝59A,59Bに係合する。長手方向溝59A,59Bは、ベース載置面53と反対方向を向いている工作物載置体51の側に、たとえば下面55に設けられる。長手方向溝59A,59Bは長軸Qに沿って、工作物載置体51の長い狭小面または長手方向面58に対して平行に延びている。長手方向溝59A,59Bは調節軸受65の軸受溝を構成し、これらの軸受溝により、工作物Wを載置するための追加載置面81がそれぞれ提供される、互いに異なる少なくとも2つの使用位置の間で追加サポート装置60を工作物載置体51に対して位置調節可能である。調節軸受65は、長軸Qの方向で、ないしは工作物載置体51の長手方向で、追加サポート装置60全体の位置調節を可能にする。このとき対応軸受体160が長手方向溝59A,59Bに沿って摺動する。
さらに支持体取付手段61は、搬送位置TSと使用位置Gとの間で追加サポート装置60を位置調節するために、搬送軸受75の軸受コンポーネント75A,75Bを含んでいる。結合器または保持ねじ62A,62Bが、特にその軸体161が、たとえば軸受コンポーネント75Aを構成する。
結合器62Aは軸受収容部64を貫通し、結合器62Bは支持体70の案内ゲート63を貫通する。案内ゲート63と軸受収容部64は、搬送軸受75の軸受コンポーネント75Bを構成する。案内ゲート63は軸受収容部64の周りに円弧状に延びている。このように支持体70は全体として、クランプ体62Aの軸体161により規定される、または軸受収容部64を垂直方向に貫通する、ベアリング軸を中心として旋回することができる。
軸受収容部64と案内ゲート63は、本実施形態では、原則として旋回軸受の構成要素を構成することがわかる。
案内ゲート63が、図面に示すものとは異なり直線状の推移を有していれば、直線位置調節が可能になる。一例として図14には、クランプ体または結合器62A,62Bにより貫通されていてよく、支持体70に配置されていてよく、そのようにして、工作物載置体51に対する支持体70の直線位置調節を直線軸LTを中心として可能にする案内ゲート64Bおよび63Bが図示されている。
両方のシナリオにおいて、すなわち、たとえば案内ゲート63を有する旋回軸受としての搬送軸受75の実施形態において、または、たとえば案内収容部もしくは案内ゲート63B,64Bを有するスライド軸受としての実施形態において、支持体70およびそれに伴って追加サポート装置60を全体として搬送位置TSと使用位置Gとの間で位置調節することが可能である。
使用位置Gにあるとき、載置面71の支持区域71Aが工作物載置体51の前に突出し、それにより、そこで載置体80をサポートすることができる。ただし、このとき載置体80は支持体70に対してただ1つの位置でだけでなく、複数の位置で、すなわち直線軸LAに沿って取り付け可能もしくは配置可能である。
支持体70に対して載置体60を固定するための載置体固定手段66、ならびに支持体70および/または載置体80に対して横方向ストッパ体90を固定するためのストッパ体固定手段99は、部分的に類似もしくは同一のコンポーネントを有している。
たとえば保持体67は、特に保持ねじは、両方の固定手段66,99の構成要素である。保持体67は軸体67を含んでいて、その自由端領域に、たとえば操作つまみなどの操作取扱部69が設けられる。保持体67は操作取扱部69で回転操作可能である。
保持体67は、操作取扱部69と反対方向を向く端部領域にねじ区域を有しており、それにより、たとえばクランプ体140にねじ込み可能であり、該クランプ体によって横方向ストッパ体90を支持体70に対してクランプ固定可能であり、載置体80は支持体70と横方向ストッパ体90との間でサンドイッチ状に応力固定される。
クランプ体140は、載置体80の下面またはサポート面82にあるクランプ体収容部88の中に収容される。クランプ体140はねじ収容部141を含んでいて、その中に保持体66の軸体68にあるねじ区域をねじ込み可能である。ねじ収容部141は、たとえば長尺状の形態を有するベース区域142にある。クランプ体140はたとえばプラスチックまたは金属からなる。ベース区域142は、その長手方向側に沿って延びる側方の補強脚部142によって補強される。ベース区域142の長手方向端部領域144に、すなわち側方脚部146に、後方係合輪郭145が設けられている。側方脚部146と補強脚部143は、実質的に正方形の収容空間を区切る。たとえばクランプ体140は打抜き・曲げ部品である。後方係合輪郭145は外方に向かって長手方向端部領域144の前に突出して、支持体70の案内収容部77に係合する。このようにクランプ体140は、載置体軸受85の直線軸LAに沿ってスライド可能なように支持体70に支承される。このように、載置体軸受85はスライド軸受85Aを含んでいる。
案内収容部77には、後方係合輪郭145により後方係合される後方係合輪郭78が設けられている。後方係合輪郭78は、たとえば内方に向かって、および/または壁体76の方向に突出する案内収容部77の側方脚部である。後方係合輪郭78と壁体76の間に、案内収容部77の長手方向スリット79が設けられ、その中に、載置体80から突出する案内突起89が係合する。このように、載置体80はその案内突起89によって直接的に案内収容部77の中で案内される。たとえば狭小面88の近傍に、すなわち互いに反対方向を向いている載置体80のそれぞれ側に、両方の案内収容部77ないし長手方向スリット79へ係合するための2つの案内突起89がそれぞれ設けられる。
クランプ体140はばね147により、後方係合輪郭145が案内収容部77の後方係合輪郭78に対して間隔を有するリリース位置へと付勢されるのが好ましい。すなわち、保持体67が外されるとき、いわばクランプ体140からねじ外しされるとき、ばね147がクランプ体140をリリース位置の方向に付勢する。その一方でクランプ体140は操作取扱部69ないし保持体67を操作することで、後方係合輪郭145が載置体80のサポート脚部82の方向へ操作されるクランプ位置へと移すことができ、それにより、支持体70の後方係合輪郭78が載置体80と後方係合輪郭145またはクランプ体140の間でクランプされる。
このとき保持体67が、横方向ストッパ体90の案内収容部97を貫通する。案内収容部97は案内コンポーネントを構成し、その中に保持体67が、特にその軸体68が、案内突起67Bの形式で係合して、他方の案内コンポーネントとして案内される。
保持体67がリリース位置を占めているとき、一方では、支持体70とクランプ体140とのクランプ固定が解除され、他方では、横方向ストッパ体90を載置体80に対して相対的に、すなわち案内収容部97の長手方向に沿ってスライドさせることができる。
さらに横方向ストッパ体90に、すなわちそのサポート面92に案内突起96が設けられており、これが載置体80の案内収容部86にその上面または追加載置面81で係合する。案内突起96と案内収容部86は長尺状の形態を有しており、および/または相互に長手方向間隔を有する収容凹部または突起を有しており、それにより、これらが案内収容部97の形状に対して平行に長手方向案内部を構成する。
保持体67と案内収容部97は、載置体80およびそれに伴って支持体70に対する直線軸LBに沿っての横方向ストッパ体90の位置調節可能性を可能にする、横方向ストッパ軸受95の直線軸受またはスライド軸受95Aの構成要素を形成する。
保持体67は、クランプ体またはテンション体とも呼ぶことができ、その操作取扱部69がクランプ体またはクランプ輪郭を形成する。
保持体67が十分に遠くまでリリース位置へと位置調節され、それにより、操作取扱部69がクランプ体140から十分に大きい間隔を有するようになると、案内突起96が案内収容部86と係合しなくなり、そのようにして横方向ストッパ体90を、この意味においてベアリング軸を形成する軸体86の軸を中心として旋回させることができる程度まで、横方向ストッパ体90を載置体80から遠く離れるように位置調節することができる。それにより、支持体70に対して相対的に、およびそれに伴って工作物載置装置50に対して相対的に、横方向ストッパ体90の回動を可能にする旋回軸受95Bが具体化される。
案内収容部97は、いわば案内スリットは、それぞれの長い横方向ストッパ面93の間で、特に中央でほぼ横向きに延びるのが好ましい。案内収容部97は、短い横方向ストッパ面94Bの近傍の領域から他方の横方向ストッパ面94Aの方向に延びるが、これに対して横方向ストッパ面94Bに対してよりも大きい間隔を有する。このように、軸体68により定義される旋回軸受95Bの旋回軸Sを中心として横方向ストッパ体90を回動させることで、横方向ストッパ面94Aまたは94Bを選択的に工作物載置装置50の近くに、特にベース載置面53の近くに移すことができる。横方向ストッパ体90は、ベース載置面53の方向へテレスコープアームのように突出する。
図面からわかるとおり、横方向ストッパ体90はベース載置面53の上まで少なくとも部分的に位置調節可能であり、それにより、少なくとも1つの横方向ストッパ面93および/または94をベース載置面53の情報の領域に位置調節可能であるという好ましい特性がもたらされる。
図5には、ねじクランプZが工作物W1を載置体80と応力固定するコンフィグレーションが一例として示されており、さらに、工作物W1の長手方向端部領域の狭小面が横方向ストッパ体90の横方向ストッパ面94に突き当たっている。この横方向ストッパ体はたとえばサポート突起98をもって、工作物載置装置50の、すなわちベース載置面53の上面でサポートされる。
サポート突起93は、横方向ストッパ体90の下面または載置面91と、これに向かい合う特にベース載置面53の面との間に、切屑のための収容スペースまたは通過スペースが存在するという利点を有する。
クランプねじないし保持体67を操作することで、載置体軸受85および横方向ストッパ軸受95の両方の固定を解除または成立させることができ、それにより簡易な操作が与えられる。したがって、追加サポート装置60のさまざまな載置面とストッパ面がただ1つの操作取扱部69の操作により解除位置にされ、すなわち相対的に位置調節可能であるようにされ、および互いに相対的に固定される。それによって特別に簡易な操作がもたらされる。
あるいは、個々のコンポーネントすなわち載置体80と横方向ストッパ体90を互いに外して、別の位置で再び相互に結合ないしねじ止めすることも可能である。
たとえば支持体90には、工作物載置装置90での追加サポート装置60の搬送のための取付収容部150,151の構造が設けられる。このとき搬送位置TSへと位置調節された支持体70は、載置体80のための取付ベースを構成する。このとき保持体67を案内収容部97を貫通するようにクランプ体140にねじ込むことができ、それにより後方係合輪郭145を取付収容部150との後方係合で、すなわちそのクランプ区域153との後方係合で、応力固定/クランプ固定する。後方係合輪郭145は挿入区域152によって取付収容部150へ挿入してから、後方係合輪郭145のうちの少なくとも1つが、取付収容部150,151のうちの1つの長手方向ストッパ154に突き当たるまでスライドさせることができる。その後に、クランプ体140がそのクランプ位置へと操作される。
横方向ストッパ体90と載置体80のさらに別の代替的な固定が図7に示されている。ここでは保持体67が、横方向ストッパ体90の案内収容部/案内スリット97を貫通するように、載置体80のサポート面または下面82にあるねじ収容部87にねじ込まれており、載置体80と横方向ストッパ体90は支持体70の互いに向かい合う側に、たとえば載置面71ないし底面72に配置されている。このとき軸体86が、たとえば軸受収容部64を貫通する。
このときそれぞれの案内突起89の間に延びる、載置体80のサポート面82の中央の区域が、支持体70の壁体76にサポートされる。他方の側から、すなわち図7では下から、横方向ストッパ体90が追加のサポート部かつクランプ固定部として作用する。この横方向ストッパ体はそのサポート面92をもって、壁体76に面状に当接する。それにより、重い工作物W1またはW2の載置も可能にする、きわめて耐荷重性の高いコンフィグレーションが与えられることがわかる。
軸受収容部64は長孔として構成されるのが好ましく、それにより、たとえば前述した図7のコンフィグレーションを軸受収容部64の長孔の中で直線軸LAに沿って位置調節可能である。
1つの最善のサポートは、載置体80が両方の案内収容部77の中で案内されるだけでなく、クランプ体140よってもクランプ固定可能であることによって与えられる。
横方向ストッパ面93,94は、一方では、たとえば工作物W1の長手方向ストッパ(図5)または側方ストッパ(図1または2)としての役目を果たすことができる。あるいはこの横方向ストッパ面は、たとえば工作物W2のように、特に天井形材のような高さのある工作物を加工するためのストッパ面としても適しているという利点がある。ここでは図1に一例として、直線軸Lの右側にある追加サポート装置60だけが図示されている。その左側にも、すなわち工作物載置装置50Aにも、さらに別の追加サポート装置60が容易に配置されていてよく、それにより工作物W2が両側で、ないしは作業工具24の互いに反対方向を向く側で、最善にサポートされる。
さらに、たとえばいわゆる犠牲帯材や犠牲板などの補助手段を、追加サポート装置60と容易に結合することができる。このとき、これらを恒常的にそのコンポーネントに、たとえば支持体70、載置体80、または横方向ストッパ体90に残しておくことが可能である。なぜなら、このようなコンポーネントの各々を工作物載置装置50から、および/またはそれぞれ他のコンポーネントから分離可能であり、再び取り外し可能にこれと結合可能だからである。
たとえば貫通孔170,180および190が支持体70、載置体80、および横方向ストッパ体90に設けられていてよく、これらの貫通孔に挿通してねじを工作物W1またはW2に、または図面には示さないサポート体に、たとえば帯状木材などにねじ込み可能である。このような種類の補助体が、たとえば作業工具24の互いに反対方向を向く側に配置された(図3)2つの独立した追加サポート装置60,60Bに帰属する2つの載置体80および/または横方向ストッパ体90と結合されていると、このような全体コンフィグレーションをいわばねじ止めして、工作機械20から取り外したり、必要に応じて再び取り付けたりすることができる。
あるいは、たとえば保持体のフック止めも考えられる。たとえば横方向ストッパ面93または94のうちの1つに、たとえば横方向ストッパ面94Aに、ねじ頭のための保持収容部191が設けられていてよい。このようなねじ頭を、いわば保持収容部191にフック止めすることができる(図2)。
図3に示すサポート体または横方向ストッパ体290を、たとえば1つまたは複数の追加サポート装置60と協同作用するように利用することができる。横方向ストッパ体290はプレート状である。横方向ストッパ体290は長く延びる形態を有している。横方向ストッパ体290は、工作物載置面31すなわち加工台30の上に載置するために意図される中央の区域291を有している。中央の区域291はそれぞれの取付区域294,295の間に配置されている。中央の区域291には、鋸引きスリットが設けられていてよい。あるいは鋸引きスリットは、横方向ストッパ体92が使用される場合には、作業工具24が横方向ストッパ体290に鋸で切り込まれたとき、もしくは侵入したときに生じる。
取付区域295は、たとえば工作物載置装置50Bに配置される図3に示す追加サポート装置60への取り付けのために意図されるのが好ましい。それに対して取付区域294は、側方サポート部29のうちの1つに、特にそこに設けられている側方載置面32にサポートされていてよく、別案として、工作物載置装置50Aに配置される別の追加サポート装置60Bに、それが工作機械20の近傍に配置される場合に支持されていてよい。
横方向ストッパ体290を追加サポート装置60,60Bと結合するには、たとえば横方向ストッパ体290にねじ込まれている、またはねじ込まれる、載置体80の貫通孔180を貫通するねじSBによるねじ止めが適している。
さらに取付区域295は、たとえばねじクランプの保持脚部により貫通されていてよい貫通孔296を有しており、それにより、これが横方向ストッパ体290を追加サポート装置60の載置体80とクランプ固定することができる。
横方向ストッパ体290は長尺状の横方向ストッパ面293を有していて、これにたとえば工作物W2がサポートされ得る。横方向ストッパ面293と向かい合う長手方向面では、同様に直線状の、取付区域294,295を最短距離で結合する長手方向面は、工作機械20の操作を妨げることになる。これに対処するために、横方向ストッパ体290の外側円周輪郭297は、工作物載置面31の領域における工作機械20の円周輪郭に合わせて適合化されている。たとえば取付区域294,295を起点として、側方サポート部29と、平面図で見て円形の加工台30との間の凹部にほぼ相当する凹部292が設けられる。外側円周輪郭297のそれぞれの凹部292の間に、加工台30の外側円周輪郭にほぼ相当する円形の区域298が延びている。
横方向ストッパ体290は、横方向ストッパ体と1つまたは複数の追加サポート装置60とを含むシステムの構成要素を構成することができる。
あるいは横方向ストッパ体290は、たとえば木材その他のフライス加工および/または鋸加工可能な材料から必要に応じて製作することもできる。横方向ストッパ体290を製作するには、たとえば円周輪郭297に対応する円周輪郭397を有する、すなわちたとえば凹部292についての凹部392と、区域291と対応する中央の区域391と、穴または貫通孔についての貫通孔296の形式のマーキング396とを有するステンシル390が適している。ステンシル390をプレート状の工作物の上に、特に木材工作物の上に、たとえば木材プレートなどの上に載置することができ、それにより円周輪郭397を模写し、または直接的にステンシル390を円周輪郭397に沿って、たとえば回しびき鋸を用いて鋸引きする。
載置体80は、1つまたは複数の横方向ストッパ面193,194を一体的に有することができる。横方向ストッパ面193,194は追加載置面81に対して角度をなし、特に直角をなす。横方向ストッパ面193,194が同じく互いに角度をなしていると好ましい。たとえば横方向ストッパ面193,194は、追加載置面81の前に突出する、載置体80の横方向ストッパ区域190に設けられる。
図12に示唆する実施例に基づき、結合器67がたとえば支持体70にある、たとえばその壁体76にある軸受収容部240を貫通してナット241にねじ込まれているとき、載置体80が支持体70に対して旋回軸SBを中心として旋回可能に支承されていてよく、それにより載置体軸受85は旋回軸受85Bを含むことになる。

Claims (40)

  1. 半定置式の工作機械(20)の、特に機械鋸の、工作物載置装置(50)のための追加サポート装置であって、前記工作物載置装置(50)の工作物載置体(51)が、前記工作機械(20)の作業工具(24)による加工のための、特に鋸切断(SX)のための工作物(W1,W2)を載置するための、使用時に実質的に水平方向のベース載置面(53)を有し、前記追加サポート装置(60)は、追加載置面(81)と、前記工作物載置装置(50)に取り外し可能に取り付けるための支持体取付手段(61)を備える支持体(70)とを有し、前記工作物載置装置(50)に取り付けられた前記追加サポート装置(60)の状態のとき前記追加載置面(81)は少なくとも実質的に前記ベース載置面(53)と一直線上に並ぶ、そのような追加サポート装置において、前記追加サポート装置は、スライド軸受(85A)および/または旋回軸受(85B)を有する載置体軸受(85)によって前記ベース載置面(53)に対して互いに異なる少なくとも2つの相対位置の間で可動なように前記支持体(70)に支承されるとともに載置体固定手段(66)によって前記相対位置で前記支持体(70)に取り外し可能に固定可能である載置体(80)を有し、前記載置体(80)は追加載置面(81)を有し、および/または横方向ストッパ体(90)のための取付ベースを形成し、前記横方向ストッパ体はストッパ体固定手段(99)によって前記載置体(80)に取り外し可能に取り付け可能であるとともに、前記追加載置面(81)に対して角度をなす、特に直角をなす、少なくとも1つの横方向ストッパ面(93,94)を有することを特徴とする追加サポート装置。
  2. 前記載置体(80)は、前記載置体(80)に定置に配置されて前記追加載置面(81)に対して角度をなす、特に直角をなす、少なくとも1つの横方向ストッパ面(193,194)を有することを特徴とする、請求項1に記載の追加サポート装置。
  3. 前記横方向ストッパ体(90)は旋回軸受(95B)および/またはスライド軸受(95A)を含む横方向ストッパ軸受(95)によって前記載置体(80)に可動に支承されることを特徴とする、請求項1または2に記載の追加サポート装置。
  4. 前記横方向ストッパ軸受(95)は前記載置体(80)に配置された第1の案内コンポーネントと前記横方向ストッパ体(90)に配置された第2の案内コンポーネントとを有し、これらのうち一方の案内コンポーネントは案内収容部(97)、特に案内ゲートまたは案内スリットであり、その中に他方の案内コンポーネントの案内突起(67B)が係合し、これに沿って前記案内突起(67B)が案内されることを特徴とする、請求項3に記載の追加サポート装置。
  5. 少なくとも1つの前記案内コンポーネントは前記ストッパ体固定手段(99)のテンション体、特にテンションボルトを含み、またはこれを構成し、前記横方向ストッパ体(90)を前記テンション体によって前記載置体(80)と応力固定可能であることを特徴とする、請求項4に記載の追加サポート装置。
  6. 前記案内収容部(97)は長手形態を有し、前記案内突起(67B)はスライド軸に沿って前記案内収容部(97)の中で長手方向スライド可能に支承されることを特徴とする、請求項4または5に記載の追加サポート装置。
  7. 前記案内突起(67B)は前記案内収容部(97)に回転可能に支承されることを特徴とする、請求項6に記載の追加サポート装置。
  8. 前記案内収容部(97)は前記横方向ストッパ体(90)の少なくとも1つの横方向ストッパ面(93,94)に対して横向きに、または平行に延び、および/または前記横方向ストッパ体(90)の互いに反対方向を向く横方向ストッパ面(93,94)の間に延び、それにより前記横方向ストッパ面(93,94)を前記案内収容部(97)のスライド軸に沿って前記載置体(80)に対して位置調節可能であることを特徴とする、請求項4から7のいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  9. 前記案内収容部(97)は前記横方向ストッパ体(90)の互いに反対方向の側に設けられた横方向ストッパ面(94A,94B)の間に延び、前記案内収容部(97)は一方の前記横方向ストッパ面(94A)に対して他方の前記横方向ストッパ面(94B)に対してよりも大きい間隔を有することを特徴とする、請求項8に記載の追加サポート装置。
  10. 前記横方向ストッパ軸受(95)と前記載置体軸受(85)は互いに異なる少なくとも2つの運動自由度を有し、特に互いに角度をなす、特に直角をなすスライド軸を有するスライド軸受を有することを特徴とする、請求項2から9のいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  11. 前記載置体(80)と前記横方向ストッパ体(65)が前記支持体(70)に対して一種の複式刃物台のように支承されることを特徴とする、請求項2から10のいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  12. 前記横方向ストッパ軸受(95)は前記載置体軸受(85)のそれぞれの案内収容部(77)の間に配置されることを特徴とする、請求項2から11のいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  13. 前記横方向ストッパ体(90)は前記支持体(70)に対して前記載置体(80)によって少なくとも1つの入れ子運動軸に関して入れ子運動可能に支承されることを特徴とする、請求項1から12のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  14. 前記載置体固定手段(66)は前記ストッパ体固定手段(99)によって少なくとも部分的に構成されることを特徴とする、請求項1から13のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  15. 前記ストッパ体固定手段(99)の少なくとも1つの保持体(67)および/または操作体が前記支持体(70)に対して前記載置体(80)を固定するために意図および/または構成されることを特徴とする、請求項1から14のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  16. 前記載置体(80)は前記支持体(70)と前記横方向ストッパ体(90)の間でサンドイッチ状にクランプ固定可能であることを特徴とする、請求項1から15のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  17. 前記載置体(80)の前記追加載置面(81)は少なくとも1つの側で、好ましくは互いに反対方向を向く側で、前記ベース載置面(53)と前記追加載置面(81)により形成される全体載置面が拡張されるように前記支持体(70)の前に側方で突出することを特徴とする、請求項1から16のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  18. 前記追加サポート装置は支持体取付手段(61)によって搬送位置(TS)と使用位置(G)で前記工作物載置装置(50)に配置可能であり、特に取り付け可能であり、前記載置体(80)を支持するための前記支持体(70)の支持区域(71A)は使用位置(G)のとき搬送位置(TS)のときよりも大きく前記工作物載置装置(50)の前に突出することを特徴とする、請求項1から17のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  19. 前記支持体取付手段(61)は搬送軸受(75)の、特にスライド軸受および/または旋回軸受の、少なくとも1つの軸受コンポーネント(75A,75B)を有し、たとえば案内ゲート(63)および/または軸受収容部(64)を有し、該軸受コンポーネントによって前記支持体(70)が前記工作物載置装置(50)に対して搬送位置(TS)と使用位置(G)の間で可動なように支承されることを特徴とする、請求項18に記載の追加サポート装置。
  20. 前記追加サポート装置の少なくとも1つのコンポーネントは、特に前記横方向ストッパ体(90)は、搬送のために適した位置で前記工作物載置装置(50)の少なくとも1つのコンポーネント前記を前記工作物載置装置(50)の前記工作物載置体(51)に固定するための固定装置を構成することを特徴とする、請求項1から19のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  21. 前記工作物載置装置(50)の少なくとも1つの前記コンポーネントは、前記追加サポート装置(60)のコンポーネントにより前記工作物載置体(51)に当接する位置で、特に前記工作物載置体(51)に向かって旋回した位置で固定される、もしくは固定可能である、前記工作物載置体(51)をサポートするためのサポート部であることを特徴とする、請求項20に記載の追加サポート装置。
  22. 前記載置体軸受(85)は、前記載置体軸受(85)のスライド軸に対して平行に延びるとともに前記スライド軸に対して横向きに互いに間隔を有する2つの案内収容部(77)を有し、その中で案内突起が前記スライド軸に対して平行に案内されることを特徴とする、請求項1から21のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  23. 各組の案内収容部(77)と案内突起は前記支持体(70)の互いに反対方向を向く長手方向領域または縁部領域に配置されることを特徴とする、請求項1から22のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  24. 前記載置体固定手段(66)は前記案内収容部(77)のうちの1つとクランプ固定可能である少なくとも1つのクランプ体を有し、および/または前記案内収容部(77)のうちの1つと後方係合させることが可能な少なくとも1つの後方係合輪郭、特にフック輪郭を有し、それにより前記載置体(80)がスライド軸に対して横向きに全方向で前記案内収容部(77)に保持されることを特徴とする、請求項1から23のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  25. 前記載置体固定手段(66)は前記支持体(70)の互いに反対方向を向く側で前記載置体(80)を固定するために構成および/または意図されることを特徴とする、請求項1から24のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  26. 前記支持体(70)および/または前記工作物載置体(51)は形材体および/または押出成形形材として構成されることを特徴とする、請求項1から25のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  27. 前記支持体(70)および/または前記工作物載置体(51)は後方係合輪郭および/またはT溝ナットによる後方係合のための保持輪郭を備えた案内収容部(77)を有することを特徴とする、請求項1から26のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  28. 前記載置体(80)および/または前記支持体(70)および/または前記横方向ストッパ体(90)はプレート状であることを特徴とする、請求項1から27のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  29. 前記載置体(80)および/または前記支持体(70)および/または前記横方向ストッパ体(90)は特に工作物である物体を前記載置体(80)または前記支持体(70)または前記横方向ストッパ体(90)とねじ止めするために意図されるねじ(SB)のための少なくとも1つの貫通孔(170,180,190)を有し、および/または工作物もしくは工作物のためのサポート部にねじ込まれる保持体(HK)のための、特にねじ頭のための少なくとも1つの保持収容部(191)を有することを特徴とする、請求項1から28のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  30. 前記追加サポート装置は前記工作機械(20)の外側円周輪郭に合わせて適合化された円周輪郭(297)を有する横方向ストッパ体(290)を有し、または前記横方向ストッパ体(290)を製作するためのステンシル(390)を有し、これらは特に面取り(298)および/または凹部(292)を有し、および/または前記追加サポート装置(60)を特に同種類の他の追加サポート装置(60B)と結合するために意図もしくは構成されることを特徴とする、請求項1から29のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  31. 前記追加サポート装置は前記工作物載置装置(50)の、特に前記工作物載置体(51)の長手方向面(58)に、特に長手方向狭小面に組み付けるために意図および/または構成され、前記長手方向面(58)は前記工作物載置装置(50)の長手方向に沿って延びるとともに、前記工作物載置装置(50)の横方向面よりも長いことを特徴とする、請求項1から30のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  32. 前記支持体取付手段(61)は調節軸受(65)の軸受コンポーネント(75A,75B)を構成し、該軸受コンポーネントによって前記追加サポート装置(60)が前記工作物載置体(51)に対して相対的に少なくとも2つの互いに異なる使用位置の間で、特に、工作物(W)を載置するための追加載置面(81)がそれぞれ提供される前記工作物載置体(51)の長手方向に関する長手方向位置の間で、位置調節可能であることを特徴とする、請求項1から31のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  33. 少なくとも1つの前記横方向ストッパ面(93,94)および/または前記横方向ストッパ体(90)は前記ベース載置面(53)の上の領域へ、および/または前記ベース載置面(53)にサポートされる位置へ位置調節可能であることを特徴とする、請求項1から32のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  34. 前記載置体固定手段(66)および/または前記ストッパ体固定手段(99)は前記支持体(70)の互いに反対方向を向く側に前記載置体(80)と前記横方向ストッパ体(90)を組み付けるために意図および/または構成されることを特徴とする、請求項1から33のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  35. 前記支持体(70)は前記載置体(80)を載置するための載置面(71)を有し、前記載置面は前記支持体(70)が前記工作物載置装置(50)に組み付けられた状態のとき前記支持体(70)の取り付けのために意図される前記工作物載置装置(50)の下面(51)に、および/または前記支持体(70)の取り付けのために意図される前記工作物載置装置(50)の下面(51)に、少なくとも実質的に面状に当接することを特徴とする、請求項1から34のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  36. 前記支持体(70)は前記支持体(70)が前記工作物載置装置(50)に組み付けられた状態のときに一種の書棚板のような形式で前記工作物載置装置(50)の前に側方で突出することを特徴とする、請求項1から35のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  37. 前記追加載置面(81)と前記載置体(80)の下面(82)との間の間隔は、前記工作物載置装置(50)の前記ベース載置面(53)と前記支持体(70)の取り付けのために意図される前記工作物載置装置(50)の下面(51)との間の間隔に等しく、もしくは実質的に等しいことを特徴とする、請求項1から36のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置。
  38. 請求項1から37のうちいずれか1項に記載の追加サポート装置(60)を有している工作物載置装置(50)。
  39. 工作機械(20)へ取り外し可能に取り付けるための、工作機械(20)の作業工具(24)の作業方向に対して特に横向きに延びる追加装置を構成することを特徴とする、請求項38に記載の工作物載置装置(50)。
  40. 請求項1から39のうちいずれか1項に記載の工作物載置装置(50)と追加サポート装置(60)とを有している工作機械(20)、特に機械鋸。
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