JP2021506359A - 気管カニューレ及び製造をするための方法 - Google Patents

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Abstract

気管カニューレ(1)と気管カニューレ(1)を製造するための方法に関する本発明の根底にある課題は、簡単に実現すべき回転及び旋回可能な結合部によりコネクタ(3)が曲管(2)と結合されている、コネクタ(3)を有する気管カニューレ(1)を提供することである。この課題は、装置側では、コネクタ(3)の曲管(2)側の第1の端部に、ボールジョイントのジョイントヘッド部分(4)が配置されていること、曲管(2)のコネクタ(3)側の第1の端部に、ボールジョイントの第1の部分ジョイントソケット(2.1)が配置されていること、ボールジョイントの第2の部分ジョイントソケットとして、係止ソケット(5)が配置されていること、及び、曲管(2)と係止ソケット(5)を結合するためにロックリング(6)が配置されていること、によって解決される。

Description

本発明は、少なくとも1つの曲管と1つのコネクタを備える気管カニューレに関する。
本発明は、曲管がコネクタと結合される、気管カニューレを製造するための方法に関する。
例えば、事故や手術、嚥下反射障害を伴う神経疾患、頭部又は頸部の放射線治療、又は喉頭麻痺により長期換気が必要な場合、頸部の軟部組織を経て気管瘻孔とも呼ばれる気管へのアクセス路が提供される外科的介入が必要になることがある。口語で気管切開とも呼ばれるこの医学的介入は、従来技術では、患者の窒息を防ぐために、上気道が遮断された場合でも最後の手段として実行される。気管瘻孔は、喉頭を完全に除去した後の患者の場合でも通常である。
従来技術から、いわゆる気管カニューレを気管瘻孔を経て気管内に挿入及び固定し、気管瘻孔が、この気管カニューレにより開放されたままにされることも知られている。このような気管カニューレは、大抵は柔らかいものから硬いものまでの短い湾曲したホースであり、このホースにより、呼吸が可能に又は容易にされる。気管カニューレによるこのような処理が長期間にわたって継続される場合、気管カニューレを定期的に交換することも通常である。
気管カニューレは、例えば材料の種類によって異なる。このようなカニューレに対して、大抵は、シリコン又は他のプラスチックのような材料又は銀もしくは洋銀のような金属が使用される。カニューレの別の区別は、その長さ、内径(内腔)、形態及び機能により行なうことができる。カニューレの長さ及び内腔は、通常は患者の気管瘻孔の大きさに適合されている。気管カニューレの機能性により、遮断可能なカニューレと遮断不能なカニューレの間を区別することができる。
西独国特許第195 14 433号明細書には、カニューレチューブを構成するために、ホース状の外カニューレを備え、この外カニューレ内に同様にホース状の内カニューレが案内可能で、近位部分において外カニューレと固定可能である、気管瘻孔内に挿入するための気管切開カニューレが記載されている。外カニューレの近位領域内に、頸部に当接させるためのカニューレシールドが取り付けられており、このカニューレシールド内を、外カニューレの近位部分が通過することが企図されている。
この文献の課題は、2つの空間軸を中心とする旋回能力が十分に可能で技術的に実現可能になるように、一般的な気管切開カニューレを発展させることにある。
この課題を解決するため、Y空間軸を中心とする旋回能力が、外カニューレの周囲を把持しかつこの外カニューレに回転支承されたリングによって達成され、X軸を中心とする旋回能力が、リングへのカニューレシールドの回転支承により達成されることが企図される。カニューレシールドを理想化してリングと見なす場合、発明は、互いに回転可能な2つのリングが、即ち内リングが外リング(カニューレシールド)に対して、旋回可能に外カニューレに支承されていることにより実現されている。
この解決策は、機械的に複雑な装置によるX空間軸及びY空間軸を中心とする気管切開カニューレの旋回しか可能にしない。接続部分又はコネクタに取り付けられたホースの回転により気管切開カニューレに作用する力は、提案された解決策により減少されず、気管切開カニューレの装着の快適さを悪化させ、おそらく患者に苦痛をも与える。
独国特許第10 2005 030 300号明細書から、可動のシールドを有する気管カニューレが知られている。
この文献の解決すべき課題は、改善された可動性を可能にし、連続負荷時でも高い機械的安定性を備える、可動のシールドを有する気管カニューレを提供することにある。
この課題を解決するため、気管カニューレが、患者の気管内へ頸部及び気管の切開部を経て案内するためのチューブ又はホース状のカニューレ−このカニューレ内に、同様にホース状の内カニューレが案内可能で、カニューレと固定可能である−と、カニューレに可動に取り付けられた、頸部に当接させるためのカニューレシールド−このカニューレシールド内を、カニューレが通過するが、カニューレシールドを患者の頸部に当接させることにより、患者の気管内でのカニューレもしくはカニューレの端部の位置が規定される−から成り、カニューレが、患者の側のカニューレシールドに対して可動に支承されていることが提案される。
この解決策において欠点であるのは、気管カニューレの患者内に配置された部分と、患者の頸部に当接するカニューレシールドの間の運動又は位置の違いしか補償されないことである。患者の外側で気管カニューレに続くホースにより惹起される運動又は回転は、補償することができない。
西独国特許第195 14 433号明細書 独国特許第10 2005 030 300号明細書
本発明の課題は、簡単に実現すべき回転及び旋回可能な結合部によりコネクタが曲管と結合されている、コネクタを有する気管カニューレを提供することにある。加えて、この結合部は、気管カニューレの規定通りの使用のために解離不能な結合部として形成されているべきである。
この課題は、独立請求項の請求項1による特徴を有する装置により解決される。発展形は、従属請求項2〜8に記載されている。
この課題は、独立請求項の請求項9による特徴を有する方法によっても解決される。発展形は、従属請求項10に記載されている。
コネクタの端部をボールジョイントのジョイントヘッド部分の形態で形成することが企図されている。この場合、このような形成は、形成すべきボールジョイントの機能性が保証されている限り、ボールジョイントのジョイントヘッドを部分的にしか形成しないこともできる。
このジョイントヘッド部分を固定するため、2つの部分から成るジョイントソケットが提供される。これらジョイントソケットの第1の部分又は第1の部分ジョイントソケットは、曲管のコネクタ側の端部に提供される。これらジョイントソケットの第2の部分もしくは第2の部分ジョイントソケットは、係止ソケットにより実現される。
このようにして、コネクタをそのジョイントヘッド部分によりジョイントソケットの両部分内に嵌合的かつ可動に配置することが可能である。曲管の前記第1の端部に係止ソケットを固定するため、止め具が設けられている。この構成によれば、コネクタは、一方では空間方向X及びYに旋回可能に配置され、他方ではその縦軸を中心として回転可能に配置されている。コネクタのこの自由な可動性により、例えばコネクタに続く換気ホースを起点とする力は、患者に作用を加えることができない。患者における圧迫感又は痛みのようなそのマイナスの影響が軽減される。
ロックリングとしての止め具に係止用の手段を備えさせること、又は、止め具をバヨネット継手として形成することが企図されている。1つの構成では、このロックリングが、第1の端部に例えばビードと溝のような係止用の手段を備え、第2の端部にバヨネット継手を備える。従って、このようなロックリングは、気管カニューレの簡単な組立て及び分解を可能にする。
例えば、ロックリングの第1の端部は、そのビードにより係止ソケットの溝に係止することができるが、ロックリングのその第2の端部における外管との結合は、バヨネット継手を介して行なわれる。
更に、コネクタ、ロックリング及び係止ソケットを、例えばアクリルニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)のような硬質のプラスチックから製造することが企図されている。このようなプラスチックの使用は、曲管とコネクタの間の可動な結合部の堅牢で機能的に価値の高い構成を可能にする。この場合、このような硬質のプラスチックとは、50ショアD〜90ショアDの範囲内の、好ましくは65ショアD〜75ショアDの範囲内のショア硬さを有する材料であると理解する。コネクタ、ロックリング及び係止ソケットに対しては、ショア硬さに対する前記条件を満足する同じ又は異なる材料を使用することができる。
更に、曲管を、例えばポリウレタン又はEVA(エチレン酢酸ビニル)のような軟質の柔軟なプラスチックから形成することも企図されている。このような軟質のプラスチックとしては、40ショアA〜90ショアAの、好ましくは60ショアA〜70ショアAの範囲内のショア硬さを有する材料であると理解する。
加えて、曲管は、その縦軸から外れる曲がった経過を備えるが、この経過は、通常の曲がった外管に適合されている。
本発明の予め説明した特徴及び利点は、添付図による本発明の好ましい限定的でない例示的実施形態の以下の詳細な説明の入念な検討により良好に理解及び評価することができる。
本発明による気管カニューレの1つの実施例の原理図 図1による実施形態の平面図と断面図 図2によるコネクタと曲管の結合部の抜粋して拡大した断面図 外管と本発明による装置の連結の例 本発明による気管カニューレの斜視図
図1は、本発明による気管カニューレ1の1つの実施形態をスケール通りでない原理図で示す。気管カニューレ1は、破線により図示された曲管2を有する。この曲管2は、例えば、頸部及び気管の切開部を経て患者の気管内にまで配置されている外管7内に配置することができる。気管カニューレ1のこの位置で、カニューレシールド8は、患者の頸部に当接する。外管7内に曲管2を配置することは、オプションであり、本発明にとって必ずしも必要でない。
気管カニューレ1は、更に止め具を有し、この止め具は、ロックリング6として形成され、このロックリングは、コネクタ3が示した空間方向X及びYに旋回可能でその縦軸9を中心として回転可能に支承されて曲管2と結合されているように、曲管2をコネクタ3と嵌合的に結合する。その中心の整列から外れるコネクタ3のこのような旋回運動は、図1には図示されていない。コネクタ3は、気管カニューレ1の患者とは反対側の端部に配置されている。この端部は、選択的に機械側の端部とも呼ばれる。
図2には、図の左側の部分に、縦軸9に沿って気管カニューレ1を見た図が、右側の部分に、図示した切断線AAに沿った断面図が示されている。
従って、図2の左側の部分の図は、曲がった外管7とカニューレシールド8を見ることを可能にする。
図2の右側の部分は、断面図で、例えば15ミリメートルの直径を有する通常の標準コネクタ3であり得るコネクタ3を示す。このコネクタ3は、その曲管2側の第1の端部が、ボールジョイントのいわゆるジョイントヘッドの形態で形成されている。この場合、コネクタ3のこの第1の端部により、周知のボールジョイントのボール状のジョイントヘッドの一部、即ち図2の右側の部分に示したようないわゆるジョイントヘッド部分4しか形成されない。コネクタ3は、この第1の端部に、更に、曲管2の方に整向された開口も備える。
ボールジョイントのジョイントヘッドを固定するため、ジョイントヘッドは、周知の従来技術に応じていわゆるジョイントソケット内に配置されている。ジョイントヘッドを少なくとも部分的に包囲するこのジョイントソケットは、本発明では、2つの部分又は2つの部分ジョイントソケット2.1及び5により実現されている。このようにして、簡単な組立て又は分解が、即ちコネクタ3と曲管2の結合部の形成並びにこの結合部の解離が、可能化及び容易化される。
第1の部分ジョイントソケット2.1は、曲管2のコネクタ3側の第1の端部により形成される。この第1の部分ジョイントソケット2.1内に、コネクタ3の第1の端部、即ちジョイントヘッド部分4が、挿入もしくは配置される。ジョイントソケットの形状を更に整えるために、係止ソケット5が配置され、この係止ソケットが、第2の部分ジョイントソケットを形成し、コネクト3のジョイントヘッド部分4の嵌合的収容を可能にする。
第1の部分ジョイントソケット2.1及び係止ソケット5とコネクタ3の第1の端部に配置されたジョイントヘッド部分4を固定するため、ロックリング6が設けられている。ロックリング6は、例えば、バヨネット継手の形態の外管7と結合することができる。このロックリング6は、例えば、曲管2並びに第1の部分ジョイントソケット2.1及び係止ソケット5上に装着し、図2の右側の部分に図示した位置で、係止ソケット5に配置された適当な手段に係止することができる。選択的に、ロックリング6は、係止ソケット5に対する結合部を、バヨネット継手の形態で形成することもできる。
示した位置で係止ソケット5を第1の部分ジョイントソケット2.1に固定すること、及び、前記のようにコネクタ3の部分的にボールジョイントとして形成されたジョイントヘッド部分4を収容することは、曲管2とコネクタ3の間の嵌合的かつロックリング6により容易に解離可能な結合部を提供する。この嵌合は、コネクタ3が、空間方向X及びYに移動することができ、その縦軸9を中心として回転可能であることを可能にする。例えばコネクタ3と結合された換気ホースによって気管カニューレ1のコネクタ3に加えられる力は、コネクタ3のこの運動の自由により、患者から遠ざけることができる。従って、気管カニューレ1の装着の快適さが改善され、患者の負荷が軽減される。加えて、コネクタ3からの換気ホースの解離の危険は、コネクタ3の可動性により軽減される。
コネクタ3、ロックリング6並びに係止ソケット5を、硬質で、容易に加工すべき寸法的に安定なプラスチックから製造することが企図されているが、曲管2は、好ましくは軟質のプラスチックから製造される。硬質のプラスチックとして、例えばアクリルニトリル−ブタジエン−スチレン−共重合体(ABS)を使用することができる。
図3には、コネクタ3と曲管2の結合部の一部が、抜粋して拡大して図2の右側の部分による断面図で示されている。ジョイントヘッド部分4を形成する、コネクタ3の第1の端部が図示されている。認められるように、このジョイントヘッド部分4は、第1の部分ジョイントソケット2.1を形成する、曲管2の第1の端部に当接している。第2の部分ジョイントソケットは、係止ソケット5によって構成される。第1と第2の部分ジョイントソケットによって構成されるこのジョイントソケットは、コネクタ3のジョイントヘッド部分4が、ジョイントヘッド部分4を確実に保持する嵌合的結合部を形成するために十分な程まで包囲されるように寸法設定されている。他方で、ジョイントヘッド部分4は、空間方向X及びYのコネクタ3の可動性を可能にするために、形成されるジョイントソケットによって完全には包囲されない。
例として、図3には、ジョイントヘッド部分4に書き入れた2重矢印により、空間方向Yのコネクタ3の可動性が図示されている。空間方向Xにも存在する可動性の図は、これがボールジョイントにおける当業者に一般に知られているので、コネクタ3の図示してない縦軸9を中心とする可動性の図と同様に省略した。
図3は、曲管2の第1の端部上に装着されかつ係止ソケット5と結合されたロックリング6を示すが、このロックリングは、係止ソケット5への係止後、曲管2、係止ソケット5及びコネクタ3を確実に保持する。
図4は、第1の部分ジョイントソケット2.1を有する曲管2、係止ソケット5、ロックリング6及びコネクタ3から成る、外管7と関連するサブシステムを示す。
このサブシステムを外管7と結合し、このようにしてシステムを使用可能な気管カニューレ1に完成させることが企図されているが、外管7は、患者の頸部及び気管の切開部内に配置され、患者の気管内まで延在する。
この目的のため、外管7は、例えば、増加した横断面の領域10を備えており、この領域内で、外管7がカニューレシールド8と結合されている。この結合部の詳細な図示は、これが通常の従来技術により形成できるので省略した。この完成した構成で、気管カニューレ1は、患者での通常の使用のために企図されており、カニューレシールド8は、気管カニューレ1が挿入された時に患者の頸部に当接する。
1つの構成で、ロックリング6は、形成されるバヨネット継手を介してロックリングが外管7と結合可能であるように、形成されている。このようにして、ロックリング6は、例えば、外管7のバヨネット継手を構成する部分上に装着し、通常の方法で回転させることにより固定することができる。ロックリング6のこのバヨネット継手とは反対側の端部は、少なくとも部分的に環状の、ロックリング6の直径を縮小するビード11を備えるように形成することができる。この場合、係止ソケット5は、少なくとも部分的に環状の、ビード11を収容する溝12を備えるように形成される。この場合、係止ソケットとロックリング6の結合は、係止ソケット5の溝12にロックリング6のビード6を係止することにより生成される。要素であるビード11と溝12の改善された表示は、図3から見取ることができる。
選択的に、係止ソケット5とロックリング6の結合は、バヨネット式ロックリングの形式で形成することもできる。
バヨネット式ロックリングを実際に形成するために必要又は有利な手段は、当業者により適当に補足することができる。
図5には、気管カニューレ1が斜視図で図示されているが、ジョイントヘッド部分4を形成されたコネクタ3は、他の全ての要素とは違って断面図で示されていない。図5の図は、2つの部分、即ち第1の部分ジョイントソケット2.1と係止ソケット5から成るジョイントソケットを示すが、このジョイントソケット内に、ジョイントヘッド部分4が、特に明確に可動に支承されて収容及び固定される。ジョイントヘッド部分4のこの固定は、既に説明した空間方向X及びYのコネクタ3の旋回能力を可能にし、同時に縦軸9を中心とするその回転能力を可能にする。この場合、外管7内に配置された曲管2は、この配置の場合、気管カニューレ1の内管と呼ぶこともできる。
1 気管カニューレ
2 曲管
2.1 第1の部分ジョイントソケット
3 コネクタ
4 ジョイントヘッド部分
5 係止ソケット(第2の部分ジョイントソケット)
6 ロックリング
7 外管
8 カニューレシールド
9 縦軸
10 増加した横断面の領域
11 ビード
12 溝

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの曲管(2)と1つのコネクタ(3)を備える気管カニューレ(1)において、
    コネクタ(3)の曲管(2)側の第1の端部に、ボールジョイントのジョイントヘッド部分(4)が配置されていること、曲管(2)のコネクタ(3)側の第1の端部に、ボールジョイントの第1の部分ジョイントソケット(2.1)が配置されていること、ボールジョイントの第2の部分ジョイントソケットとして、係止ソケット(5)が配置されていること、及び、曲管(2)と係止ソケット(5)を結合するためにロックリング(6)が配置されていること、を特徴とする気管カニューレ(1)。
  2. ロックリング(6)の第1の端部と係止ソケット(5)に、ロックリング(6)を係止ソケット(5)に係止するための第1の手段が配置されていること、を特徴とする請求項1に記載の気管カニューレ(1)。
  3. ロックリング(6)を係止ソケット(5)に係止するための第1の手段として、ビード11と溝12が配置されていること、を特徴とする請求項2に記載の気管カニューレ(1)。
  4. 曲管(2)を包囲する外管(7)が配置されていること、及び、ロックリング(6)の第2の端部と外管(7)に、係止用の第2の手段が配置されていること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の気管カニューレ(1)。
  5. ロックリング(6)を係止するための第2の手段が、バヨネット継手であること、を特徴とする請求項4に記載の気管カニューレ(1)。
  6. 曲管(2)が、40ショアA〜90ショアAの、好ましくは60ショアA〜70ショアAのショア硬さを有する軟質のプラスチックから成り、撓みを備えること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の気管カニューレ(1)。
  7. コネクタ(3)、ロックリング(6)及び係止ソケット(5)が、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレンから製造されること、を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の気管カニューレ(1)。
  8. コネクタ(3)が、第2の端部に15mmの直径を備えること、を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の気管カニューレ(1)。
  9. 曲管(2)がコネクタ(3)と結合される、気管カニューレ(1)を製造するための方法において、
    ジョイントヘッド部分(4)を有するコネクタ(3)が提供され、曲管(2)のコネクタ(3)側の第1の端部に曲管(2)の第1の部分ジョイントソケット(2.1)が提供され、係止ソケット(5)が、第2の部分ジョイントソケットとして提供され、コネクタ(3)のジョイントヘッド部分(4)が、両部分ジョイントソケット(2.1及び5)によって嵌合的かつ可動に固定され、両部分ジョイントソケット(2.1及び5)のロックが、ロックリング(6)により行なわれ、コネクタ(3)が、そのジョイントヘッド部分(4)により空間方向X及びYに旋回可能で、その縦軸(9)を中心として回転可能に固定されていること、を特徴とする方法。
  10. ロックリング(6)が、第1の端部に係止用の手段を提供され、ロックリング(6)が、第2の端部にバヨネット継手を提供されること、を特徴とする請求項9に記載の方法。
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