JP2021506348A - 成形され膨張可能なシューインサート - Google Patents

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Abstract

膨張可能なシューインサートアセンブリは狭くて細長く、その中に膨張流体を封止するように構成された管状膨張チャンバを画定するように一緒に封止された、対向する可撓性ポリマープライから形成された細長いロワー要素と、膨張流体を封止するように構成されたシューアッパー膨張チャンバを画定するように一緒に封止された、対向する可撓性ポリマープライから形成されたシューアッパー要素とを有することができ、下部膨張チャンバおよびアッパー膨張チャンバは靴に一緒に嵌合し、設置位置内で互いに支持し、シューアッパーの形を協働して支持し維持するように構成され、寸法決めされる。【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は「Shaped Inflatable Shoe Insert」という名称の、2017年8月16日に出願された米国仮出願第62/546,447号の優先権を主張するものであり、その内容全体が引用により本明細書に組み込まれる。
本開示は、包装材料に関する。より詳細には、本開示が包装材料として使用される膨張可能なクッションを製造するためのデバイスおよび方法を対象とする。
靴は製造され、典型的には、輸送および販売のために板紙カートンで輸送される。典型的には輸送中および販売前に靴が潰れたり損傷したりしないように保護するために、多くの製造業者は紙詰め物、成形パルプ形状、または靴の形状因子を維持するための他の材料の組み合わせを挿入している。靴が満たされていない場合、長い出荷サイクルの間、靴は、靴を試着したときに消費者の美観を満たさない様々な形状の記憶がとられたり形成されたりする。成形パルプまたはしわ付き紙(crumpled paper)の使用は、形状を保持するための充填剤として使用されるだけでなく、その記憶がとられず、輸送および貯蔵の間につぶれる場合がある。これらの材料はまた、消費者の魅力がなく、靴会社の望むマーケティングにもならない。それらはまた、充填剤として使用される場合に、余分な重量およびコストを有する。近年、形状を維持するために靴のキャビティを埋めようとする吹込成形された形状のような代替物が製造業者にもたらされているが、それらは個別の形状が製造されることなく、様々なサイズをカバーすることができない。
様々な膨張クッションが知られており、雑貨包装用途に使用されている。例えば、膨張したクッションは、フォームピーナッツ(foam peanuts)、しわ付き紙、および同様の製品と同様の様式で、またはそれらの代わりに、空隙充填包装としてよく使用される。また、例えば、膨張クッションは、成形または押出成形された包装部品の代わりに保護用包装としてよく使用される。一般に、膨張可能なクッションは、封止によって互いに接合された2つのプライ(two plies)を有するフィルムから形成される。封止はその中に空気を捕捉するために、膨張と同時に、または膨張の前に形成されて、膨張可能なチャンバを有するフィルム構成を画定することができる。膨張可能なチャンバは、空気または他の気体で膨張され、その後、空気または気体の放出を抑制または防止するために封止され得る。
一実施形態では、膨張可能な(inflatable)シューインサートアセンブリが狭くて細長く、その中に膨張流体を封止するように構成された膨張チャンバを画定するように一緒に封止された対向する可撓性ポリマープライで形成された細長い管状要素と、膨張流体を封止するように構成されたシューアッパー膨張チャンバを画定するように一緒に封止された対向する可撓性ポリマープライで形成されたシューアッパー要素とを有することができ、管状およびシューアッパー膨張チャンバは靴に一緒に嵌合し、設置位置内で互いに支持し、シューアッパーの形を協働して支持し維持するように構成され、寸法決めされる。
図1は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図2は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図3は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図4は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図5は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図6は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図7は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図8は、様々な実施形態による非膨張フレキシブル構造の平面図である。 図9A〜Bは、図3の非膨張構造を使用する膨張構造の平面図および側面図である。 図9A〜Bは、図3の非膨張構造を使用する膨張構造の平面図および側面図である。 図10A〜Bは、図5の非膨張構造を使用する膨張構造の平面図および側面図である。 図10A〜Bは、図5の非膨張構造を使用する膨張構造の平面図および側面図である。 図11A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図11A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図11A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図12A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図12A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図12A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図13A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図13A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図13A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。 図14A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。 図14A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。 図14A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。 図15A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。 図15A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。 図15A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリの追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。 図16は、シューインサートアセンブリの一実施形態を製造する際に使用するための包装および膨張封止装置の例である。
本発明は靴の形を保ち、輸送中の変形を低減するための靴包装インサートなどの膨張包装要素に関する。ここで、開示された装置の全体的な理解を提供するために、例示的な実施形態を説明する。当業者は、開示された装置が他の用途のための装置の代替実施形態を提供するように適合および修正されてもよく、他の追加および修正が本開示の範囲から逸脱することなく、開示された装置になされてもよいことを理解するのであろう。例えば、例示的な実施形態の特徴は他の実施形態を生成するために、組み合わされ、分離され、交換され、および/または再配置されてもよい。図示の実施形態は、シューインサートなどの様々な膨張包装要素に使用することができる。当業者は、修正、変形、および組み合わせが本開示の範囲内に含まれることを理解するであろう。
図1〜2は膨張し、膨張した包装要素として使用され得る膨張可能なクッションのためのマルチプライ可撓性構造100を示す。マルチプライ可撓性構造は、個別の非膨張要素、非膨張要素の対、非膨張要素のユニット、および/またはそれらの組み合わせを有する可能性がある。様々な実施形態では、非膨張要素のユニットが様々な量の同様の形状の非膨張要素であってもよい。例えば、ユニットは、2つの同様の形状の非膨張要素であってもよい。別の例では、ユニットが20個の同様の形状の非膨張要素である。別の例では、ユニットが異なる形状の要素の組み合わせであってもよい。多様な形の要素の単位は、さまざまな量の非膨張要素を含んでもよい。
種々の実施形態に従い、非膨張要素は、個別の靴内に配置するように設定された非膨張シューインサートである。例えば、2つの個別の非膨張インサートは、1対の非膨張インサートを形成する。一対の非膨張インサートは、同様の形状の2つの個別の非膨張インサートを有してもよい。一対の非膨張インサートを膨張させてから、一対の靴とともに組み立てたりか包装したりしてもよい。一対のインサートの一方の膨張インサートは、一対の靴の一方の靴内に配置される。例えば、第1の対の非膨張インサートは2つの同様の形状の非膨張インサートを有してもよく、1つは個別の靴毎に後で膨張されてもよい。非膨張インサートのうちの1つは、後に膨張させて靴とともに包装するようにも構成される第2の非膨張インサートとは異なる形状であってもよい。後に膨張されたインサートは靴の前部またはバンプ領域の近傍に配置されてもよく、後に膨張された別のインサートは靴の後部またはクォータ領域に配置されてもよい。非膨張インサートのユニットは少なくとも2つの対となる非膨張インサートを含んでもよく、それぞれの対は、他の対となる非膨張インサートとは異なる形状にしてもよい。
一実施形態では、非膨張要素が非膨張シューインサートである。マルチプライ構造100は、同様の形状の個別の非膨張インサートを有してもよい。別の実施形態では、マルチプライ構造100が、異なる形状の個別の非膨張インサートを有してもよい。別の実施形態では、マルチプライ構造100が、同様に成形された非膨張インサートの複数の対を有してもよく、このとき個別の非膨張インサートの各対は同様に成形されている。別の実施形態では、マルチプライ構造100が、異なる形状の複数の対の非膨張インサートを有してもよく、このとき、各対の個別の非膨張インサートは同様の形状である。別の実施形態では、マルチプライ構造100が類似した異なる非膨張インサート対を有する複数の非膨張インサートユニットを有することができる。別の実施形態では、マルチプライ構造100が個別のインサートの複数のユニットを有することができる。別の実施形態では、マルチプライ構造100が、非膨張インサート、非膨張インサートの対、および非膨張インサートのユニット、の組み合わせを有してもよい。
個別のインサートは、このインサートの膨張チャンバを形成するために、単一の封止パターンまたは種々の封止パターンを有し得る。封止パターンは、インサートが連続的な膨張を伴う膨張封止機械、バルブを伴う膨張機械、個別のインサートを膨張および封止する膨張封止機械、またはバルブを伴う個別のインサートを膨張させる膨張機械を使用して膨張および封止されるかどうかにかかわらず、膨張チャンバを形成し得る。
図1および図2を参照すると、基準の縦方向102は、図の左側から図の右側へ、例えば参照番号121aから参照番号121bへ延びている。縦方向102は、マルチプライ構造100が膨張のためにマシンに供給される向きに対応してもよい。例えば、マルチプライ構造100のロールは、縦方向内で数インチ、または数百フィート延在することができる。
参考までに、横方向104は、縦方向に対してほぼ垂直に延在する。横方向104は、マルチプライ構造100の幅の全体に対応し得る。例えば、マルチプライ構造100のロールは、数インチ幅から数フィート幅までの横方向の幅を有することができる。
図1および図2の可撓性構造100は、縦方向102に延在する第1縦方向エッジ107および縦方向102に延在する第2縦方向エッジ109を有する第1フィルムプライ105と、第1縦方向エッジ113および第2縦方向エッジ115を有する第2フィルムプライ111とを含む。第2のプライ111は第1のプライ105と重なり合うように整列され、第1のプライ105とほぼ同一の広がりを有することができ、すなわち、少なくともそれぞれの第1縦方向エッジ107、113が互いに整列され、および/または第2縦方向エッジ109、115が互いに整列される。いくつかの実施形態では、プライがオーバーラップ領域において膨張可能領域と部分的に重なることができる。
いくつかの例では第1および第2のプライ105、111はフィルム100の第1縦方向エッジ117および第2縦方向エッジ119(両方とも縦方向102に延在する)を画定するように接合する。第1および第2のプライ105、111は、可撓性構造材料の単一のシート、スリットを有するかまたは開いている1つのエッジを有する可撓性構造の平坦化された管、または可撓性構造の2つのシートから形成することができる。例えば、第1および第2のプライ105、111は接合された第2のエッジ109、115(例えば、「c折りフィルム(c-fold film)」)を画定するように折り畳まれた可撓性構造体100の単一のシートから形成されてもよい。あるいは、例えば、第1および第2のプライ105、111は整列された第1縦方向エッジ107、113または整列された第2縦方向エッジ109、115に沿って切断された可撓性の管(例えば、平坦な管)を含むことができる。また、例えば、第1および第2のプライ105、111は、整列した第1縦方向エッジ107、113または整列した第2縦方向エッジ109、115に沿って互いに接合され、封止され、または他の方法で取り付けられた可撓性構造の2つの独立したシートを含むことができる。
可撓性構造100は当業者に知られている様々なウェブ材料のいずれかから形成することができ、したがって、可撓性構造100は、本明細書ではウェブまたはウェブ100と呼ぶこともできる。そのようなウェブ材料にはエチレン酢酸ビニル(EVA)、メタロセン、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、および高密度ポリエチレン(HDPE)などのポリエチレン樹脂、ならびにそれらのブレンドが含まれるが、これらに限定されない。他の材料および構造を使用することができる。開示された可撓性構造100は中空管、ソリッドコア上に巻かれてもよく、または扇形褶曲箱(fan-folded box)の中に、または保管および輸送のための別の所望の形態に折り畳まれてもよい。
いくつかの実施形態ではウェブプライ105、111は10〜100ミクロンの厚さである。いくつかの実施形態ではウェブプライ105、111は少なくとも20ミクロンの厚さである。例えば、一実施形態ではウェブプライ105、111は50〜75ミクロンの厚さとすることができる。
いくつかの実施形態ではウェブプライ105、111はナイロンを含有する同時押出材から作製される。例えば、ウェブプライ105、111は、ポリエチレンおよびナイロンから作ることができる。ナイロンを含む材料はエア隔壁として働き、靴の出荷および保管のサイクルにわたって空気を保持する。他の適切な材料および構造を使用することができる。
複数のウェブ100は、単層または多層ポリマーフィルム材料で作ることができる。各プライは、単層または多層フィルムから作製され得る。単層フィルムは典型的にはポリエチレンで作られるが、他の適切なポリマーを使用してもよい。多層フィルム実施形態の1つ以上の層は、異なる組成のポリマーを含んでもよい。いくつかの実施形態では、開示される層がエチレン、アミド、またはビニルポリマー、コポリマー、およびそれらの組み合わせから選択されてもよい。開示されたポリマーは、極性であっても非極性であってもよい。開示されたエチレンポリマーは、ポリエチレンの実質的に非極性の形態であってもよい。多くの場合、エチレンポリマーは、エチレンと別のオレフィンモノマー、例えばα−オレフィンとの共重合から製造されるポリオレフィンであってもよい。エチレンポリマーは、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、または高密度ポリエチレン、またはそれらの組み合わせから選択されてもよい。いくつかの場合において、種々のポリエチレンの密度が変化してもよいが、多くの場合、低密度ポリエチレンの密度は例えば、約0.905以下〜約0.930g/cm3であってもよく、中密度ポリエチレンの密度は例えば、約0.930〜約0.940g/cm3であってもよく、そして高密度ポリエチレンは例えば、約0.940〜約0.965g/cm3以上であってもよい。他の適当な密度の種々のポリエチレンを使用してもよい。エチレンポリマーは、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、メタロセン線状低密度ポリエチレン(mLLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、および低密度ポリエチレン(LDPE)から選択してもよい。
いくつかの実施形態では、極性ポリマーが極性特性を付与するように変性された非極性ポリエチレンであってもよい。他の実施形態では、極性ポリマーがアイオノマー(例えば、エチレンとメタクリル酸とのコポリマー、E/MAA)、高酢酸ビニル含有量EVAコポリマー、または極性特性を有する他のポリマーである。一実施形態では、変性ポリエチレンが無水物変性ポリエチレンであってもよい。いくつかの実施形態において、無水マレイン酸は、オレフィンポリマーまたはコポリマー上にグラフトされる。変性ポリエチレンポリマーは、ポリアミドおよび他のエチレン含有ポリマー(例えば、EVOH)と共押出しすると迅速に反応してもよい。場合によっては、変性ポリエチレンを含む層または副層(sublayer)が他の層または副層、例えば、副層または隔壁層(barrier layer)を含む層と共有結合、水素結合、および/または双極子−双極子相互作用を形成してもよい。多くの実施形態では、ポリエチレンポリマーの変性が結合に利用可能なポリエチレン上の原子の数を増加させてもよい。例えば、無水マレイン酸によるポリエチレンの変性はポリエチレンにアセチル基を付加し、次いで、これは、隔壁層の極性基、例えば、ナイロン骨格上の水素原子と結合してもよい。変性ポリエチレンは、ナイロン骨格上の他の基、ならびに他の隔壁層の極性基、例えばEVOH上のアルコール基と結合を形成することもできる。いくつかの実施形態では、変性ポリエチレンが未変性ポリエチレンと鎖絡み合い(chain entanglements)および/またはファンデルワールス相互作用を形成することができる。
プライ105、111の層は例えば、結合層(tie layer)によって接着されるか、または別の方法で一緒に取り付けられてもよい。他の実施形態ではプライ105、111のうちの1つまたは複数は材料の単一層、例えばポリエチレン層である。
エチレンおよび他の分子の混合物も使用することができる。例えば、エチレンビニルアルコール(EVOH)は、エチレンとビニルアルコールとのコポリマーである。EVOHは極性を有し、ガスバリアの生成を助けることができる。EVOHは、エチレンと酢酸ビニルとを重合させてエチレン酢酸ビニル(EVA)コポリマーを得た後、加水分解することによって調製してもよい。EVOHは、エチレン−酢酸ビニルコポリマーの化によって得ることができる。エチレン−酢酸ビニル共重合体は溶液重合、懸濁重合、乳化重合等の公知の重合により製造することができ、エチレン−酢酸ビニル共重合体の化も公知の方法により行うことができる。典型的には、EVA樹脂が高圧オートクレーブおよび管状プロセスによって製造される。
ポリアミドは、分子鎖構造に沿ってアミド結合を有する高分子量ポリマーである。ポリアミドは極性ポリマーである。合成ポリアミドであるナイロンポリアミドは、高い強度、剛性、耐摩耗性および耐薬品性、ならびに気体、例えば酸素に対する低い透過性という好ましい物理的特性を有する。
図1〜2に示すように、可撓性構造100は、一連の狭い幅および長い長さの個別の非膨張インサート101を含むことができる。個別の非膨張インサート101の各々は、横方向104に延びる長さと、縦方向102に延びる幅とを有することができる。これは、複数のインサートを含むマルチプライ構造100とは異なるが、マルチプライ構造100が横方向104に延在する幅と、縦方向102に延在する長さとを有し得るためである。
様々な実施形態によれば、それぞれのインサート101は、可撓性構造100の縦方向範囲に沿って配置された一連のシール121を含む。横方向シール121は、横方向104に延びている。インサート101ごとに、横方向シール121は、第1縦方向エッジ117間の間隔の一部を横切って、図示の実施形態では第2縦方向エッジ119に向かって延びている(縦方向にも延びている)。それぞれの横方向シール121は、第1縦方向エッジ117に近接した第1端部125と、膨張領域123に近接した第2端部127とを有することができる。いくつかの実施形態では、第2端部127が第2縦方向エッジ119から離れて寸法d1(横方向104に延在する)だけ離間されてもよい。いくつかの実施形態では可撓性構造体100はまた、第1縦方向エッジ117に近接した第1縦方向シール129を含むことができる(例えば、第1および第2のプライ105、111が可撓性構造体の2つの独立したシートを含む場合、シート105、111は第1縦方向エッジ107、113と位置合わせされた第1縦方向シール129で互いに接合、封止、または他の方法で取り付けることができる)。縦方向シール129は縦方向エッジ117に配置することができるが、縦方向エッジ117からずらすこともできる。いくつかの例では、横方向シール121が縦方向シール129まで延在してもよい。他の実施形態では、横方向シール121が縦方向シール129と交差することなく、縦方向シール129の近位に第1端部125を有する可能性がある。他の実施形態では、横方向シール121が縦方向シール129と交差し、それを越えて延びることができる。
チャンバ131は、第1縦方向エッジ117と、それぞれのインサート101のための一対の隣り合う封止121とによって形成される境界内に画定される。チャンバ131は、膨張領域123を介して膨張するように構成されている。
膨張領域123は、第2縦方向エッジ119に沿って形成されてもよい。図1および図2などのいくつかの実施形態では、膨張領域123が縦方向膨張チャネル(縦方向102内に延在する)を形成する部分的に閉鎖された通路とすることができる。膨張チャネルは、縦方向エッジ119に近接するシールによって画定されてもよい。他の実施形態では、縦方向エッジは、ノズルがエッジを横切って空気を押し込むことを可能にするように、部分的に封止されてもよく、または開放されてもよい。したがって、膨張領域123は縦方向エッジ119に近接し、シール121の第2端部127と第2縦方向エッジ119との間に形成され、縦方向102内の複数の非膨張インサート101を横切って延在する、開放エッジ、部分シール、または完全シールを有することができる。いくつかの実施形態では膨張開口部136が縦方向膨張領域123の少なくとも一端に配置され、第2縦方向エッジ119は第2縦方向シール133を介して封止される。
いくつかの例では膨張開口部136が横方向104内に配置され、ノズルが膨張開口部136内に挿入されることを可能にし、ノズルは縦方向102内に配置される。膨張領域123は、横方向104内に延在する寸法Dを有することができる。いくつかの例では、寸法Dが寸法d1、すなわち横方向シール121の第2端部127と第2縦方向エッジ119との間の間隔と同様である。他の例では、具体的には縦方向シール133を有する実施形態では寸法Dは寸法dよりも小さい。いくつかの実施形態では、第2縦方向シール133が第2縦方向エッジ119に近接するか、またはそれと同一直線上にあってもよい。他の実施形態では第2縦方向シール133が第2縦方向エッジ119に近位であるが、そこからずれている。第2縦方向シール133は、膨張チャネル122を有する実施形態では膨張領域123の一部を形成することができる。第2縦方向シール133を有するいくつかの実施形態では、幅Dが第2縦方向シール133の厚さの分だけd1より小さい。
いくつかの例では膨張領域123が、第2縦方向側面119とほぼ並行に縦方向102に延びる膨張開口を形成するプライ105、111の2つの端部を含み、その結果、空気ノズル出口は横方向104内で整列され、プライ105、111(第2縦方向エッジ119を形成する)の第2縦方向エッジ109、115の間に配置されて、空気を非膨張チャンバ内に噴射して、後に膨張インサートを形成することができる。この例では、第2縦方向エッジ119は、第2縦方向シール133によって封止されていない。
他の例では、膨張領域および開口が、(横方向104に延在する)非膨張インサートが膨張開口の両側に配置された状態で、構造100の(横方向104に対して)中心付近に配置されてもよい。
いくつかの実施形態によれば、図1〜2に示す実施形態のように横方向シール121の各々は、実質的に直線でもよく、および/または第1縦方向エッジ117に対して実質的に垂直に延在してもよい。第1縦方向シール129を含む実施形態では、第1縦方向エッジ117が第1縦方向シール129と同一直線上にあることができる。横方向シール121の第1端部125は第1縦方向エッジ117または第1縦方向シール129と(例えば、垂直に)交差してもよい。いくつかの実施形態では、第1縦方向シール129bが第1縦方向エッジ117から第2縦方向エッジ119に向かって寸法d2だけずれている。いくつかの実施形態では、第1縦方向エッジ119と第1縦方向シール129aの第1の実施形態との間の距離が寸法d2(第1縦方向エッジ119と第1縦方向シール129bの第2の実施形態との間の距離)よりも小さい。前述の実施形態では、横方向シール121aの全長が横方向シール121bの全長よりも長い。いくつかの実施形態では、可撓性構造100が複数のd2値を有する複数の長さのシール121を含むことができる。
シール121および縦方向シール129は、当業者に公知の任意の種々の技術から形成され得る。このような技術には2つのプライ105、111の接着、摩擦、溶接、溶融、熱封止、レーザ封止、および超音波溶接が含まれるが、これらに限定されない。
第1および第2縦方向エッジ117、119およびシール121は、協働して、非膨張インサート101ごとに膨張チャンバ131の境界を画定する。図1に示すように、それぞれの膨張チャンバ131は縦方向膨張領域123に向かって開口する入口(mouth)135を介して縦方向膨張領域123と連通し、したがって、本明細書でさらに説明するように、膨張チャンバ131の膨張を可能にする。
いくつかの例ではシールおよび/またはエッジが流体を膨張チャンバ内に供給するための膨張ポートを画定し、膨張ポートは膨張チャンバ内の流体を封止するために封止可能である。いくつかの例ではポートは膨張領域にほぼ並行に配向されたシールによって封止可能であるように配向される。いくつかの例ではシールおよび/またはエッジのパターンが、対向するプライの間に膨張領域を形成し、膨張チャンバは膨張領域および膨張領域を通して複数の膨張チャンバを膨張させるために膨張ポートと流体接続している。いくつかの例では、膨張領域が流体を複数の膨張ポートに導く円周方向に閉じた膨張領域である。
いくつかの例では、非膨張要素の対向するプライが弱化線(line of weakness)によって互いに分離された複数の非膨張要素を画定する封止パターンを有することができる。いくつかの実施形態では、非膨張要素が互いに分離されることを可能にする、非膨張要素の周りの境界線を、弱化線が形成する。他の実施形態では、その線は可撓性構造100の横幅の一部または全部を横切ってもよい。弱化線はまた、余分な材料が膨張していない要素から除去されることを可能にし得る。例えば、様々な弱化線は、膨張した要素の一部または周囲全体から余分な材料を除去することを可能にすることができる。弱化線は、直線状、湾曲状、または任意の好適な形であってもよい。これらは、シールの上に、またはシールと同一線上に配置されてもよく、またはシールに隣接して配置されてもよい。
様々な実施形態によれば、図1および図2に示すように、一連の弱化線137が、構造100の第1および第2のプライを横切って延在する。弱化線は、概ね横断方向に延びることができる。弱化線はインサート101毎に、可撓性部材100の縦方向102に沿って間隔をおいて配置されてもよい。いくつかの例では各インサート101について、各弱化線137は横方向を少なくとも部分的に横切って延在する。例えば、それらは、第1縦方向エッジ117から第2縦方向エッジ119に向かって延びることができる。可撓性構造100のそれぞれの弱化線137は、個別の膨張チャンバ131(図2参照)を形成するか、または単一の横方向シール121(図1参照)の一部または全長にわたって延在する、一対の隣り合うシール121の間に配置されてもよい。弱化線137は、膨張後の隣り合うインサート101の引き離しを容易にする。いくつかの実施形態(図2参照)では、弱化線137aが第1縦方向エッジ117から膨張領域123(図1と同様)まで延在してもよい。いくつかの実施形態では、追加の弱化線137bが第1縦方向エッジ117に近接する領域から膨張領域または第2縦方向エッジ119まで延在する。様々な実施形態によれば、様々な弱化線は、可撓性構造100の縦方向の範囲に沿って長さを交互に変えることができる。図2の実施形態では、弱化線137aおよび137bの長さの変化が膨張した一対のインサートが輸送のために準備されている一対の靴と共に使用され得るように、後に膨張した一対のインサートが一対として弱化線137bに沿って構造100から分離されることを可能にする。弱化線137aの端部の弱化されていない部分を介して取り付けられたままの一対の膨張したインサートは、その後、弱化線137aに沿って個別に分離され、各々が一対の靴の個々の靴内に取り付けられる。
様々な実施形態によれば、図1〜2に示されている。また、可撓性構造100は、1つ以上の縦方向弱化線138を含むことができる。弱化線138は、弱化線138が縦方向102内に延在することを除いて、弱化線137と同様であってもよい。図1および図2の実施例では、弱化線138はシール121aと121bとの間に延在し、縦方向シール129bを通って延在し、第1縦方向エッジ117からずれている。弱化線138は、インサート101aの長さよりも短い(横方向104に示されるような)長さを有するインサート101bのための追加の非膨張材料がインサート101bから分離されることを可能にする。
弱化線137、138は、当業者に知られている様々な弱化線を含むことができる。例えば、いくつかの実施形態では弱化線137が穿孔の列を含み、穿孔の列は列の横方向延在部に沿って間隔を置いて配置された交互のランドおよびスリットを含む。ランドおよびスリットは、列の横方向の広がりに沿って規則的または不規則な間隔で生じ得る。あるいは、いくつかの実施形態では弱化線137が可撓性構造に形成された切り込み線などを含む。弱化線138は、同様の特徴を含むことができる。
弱化線137、138は、当業者に知られている様々な技術から形成することができる。そのような技法には切断(例えば、バー、ブレード、ブロック、ローラ、ホイール、パンチなどの切断または鋸歯状の要素を使用する技術)および/または刻み目付け(例えば、電磁(例えば、レーザ)刻み目付けおよび機械的刻み目付けなど、第1および第2のプライ内の材料の強度または厚さを低減する技術)が含まれるが、これらに限定されない。
図1および図2の実施形態では、インサート101が後に膨張すると、長くて細い管を形成することができる。個別の非膨張インサート101の各々は、横方向104に延びる長さと、縦方向102に延びる幅とを有することができる。いくつかの実施形態では、インサート101の幅W(図示の実施形態では膨張していない構造100の縦方向102に延在する)が2cm〜10cmであってもよい。非膨張インサート101の幅Wは、後に膨張されるインサートの幅を直接的に制御する。インサート101の長さL(横方向104に延びる)は、15cm〜160cmであってもよい。図1に示されるように、インサート101は、シール121aおよび121bの長さ、ならびに第1縦方向エッジ117(構成100がc折りまたは平坦化された管である場合)または縦方向シール129a(2つの個別のシート105、107を使用する)または縦方向シール129bの位置に基づいて、異なった長さを有し得る。
いくつかの例では、非膨張インサート101が膨張されて、米国のサイズ1から米国のサイズ16までの範囲の小児または大人の靴に使用されるように設定されている。例えば、サイズ1の靴は20cmの足の大きさに対応し、サイズ16の靴は、32cmの足の大きさに対応し得る。インサート101は幅に対する長さのアスペクト比が高く、その結果、インサート101は、後に膨張され、その幅の周りで容易に折り畳まれ得る。一例では、アスペクト比は少なくとも4:1である。別の例では、アスペクト比は少なくとも10:1である。別の例では、アスペクト比が20:1または30:1程度に高くてもよい。
一般に、靴はアッパーとソールを有する。靴のアッパーは、ソールの上方の靴の部分を含む。靴のアッパーには、バンプ(または靴の前部)とクォーター(靴の側面と背面)がある。いくつかの例では、バンプがトウおよびタン(靴がタンを有する場合)を含む。いくつかの例ではクォータがユーザのかかとが配置され得る後方クォータセクションと、靴の外側および内側を含む側面クォータセクションとを含み、それらはそれらがバンプと接続されるまで、靴の外側および内側を含む。
いくつかの例では、インサート101の長さLがインサートが設置される靴の長さの約2倍から3倍までの数値に対応する。これにより、非膨張インサートを膨張させ、後に半分または3分の1に折り畳んで靴内に配置することができ、その結果、靴のバンプ領域およびクォータ領域の一部を支持することができる。いくつかの例では靴が細いバンプ部を有し、折り畳まれたインサートが靴の前部と後部との間に完全には延在しない場合のように、その中に取り付けられる靴の長さに対し、インサート101の長さは2倍未満である。他の例では、インサート101の長さLは靴の長さ未満であり、インサートはその幅周りで折り畳まれず、インサートは靴のクォータ領域に配置されるように構成される(図12A〜C参照)。いくつかの例では、長さLがインサート101が何度も折り畳まれ、靴内に配置され得る場合など、靴の長さの2倍よりも大きい。非膨張インサートの長さは、概ね、膨張インサートの長さである。
いくつかの例では、非膨張要素が図1および図2のインサートのものとは異なる形状であってもよい。非膨張要素は、要素の周囲の境界および要素の周囲内に配置されたシールの組み合わせを有する可能性がある。
図3は、追加の実施形態による非膨張フレキシブル構造300の上面図である。図3は、マルチプライフレキシブル構造300に形成された単一のインサート301を有する、図1および図2に示された構造100に類似したいくつかの特徴を有する非膨張フレキシブル構造300を示す。可撓性構造300は、第1縦方向エッジ307および第2縦方向エッジ309を有する第1フィルムプライ305と、第1縦方向エッジ313および第2縦方向エッジ315とを有する第2フィルムプライ311と、を含む。第2のプライ311は第1のプライ305と重なり合うように整列され、第1のプライ305とほぼ同一の広がりを有することができ、すなわち、少なくともそれぞれの第1縦方向エッジ307、313が互いに整列され、および/または第2縦方向エッジ309、315が互いに整列される。いくつかの実施形態では、プライがオーバーラップ領域において膨張可能領域と部分的に重なることができる。プライ305および311は、構造100のプライ105および111と同様の材料で構成され、同様に製造されてもよい。
図3に示すように、可撓性構造300のインサート301は、インサート301の縦方向範囲に沿って配置された一連の横方向シール321を含むことができる。各々の横方向シール321は、第1縦方向エッジ317間の間隔の一部において第2縦方向エッジ319に向かって延びている。様々な実施形態では、それぞれのシール321が前述の横方向シール121と同様とすることができる。例えば、シール321は、第1縦方向エッジ317または第1縦方向シール329に近接した第1端部325と、第2膨張領域323に近接した第2端部327とを含むことができる。いくつかの実施形態では、第2端部327が第2縦方向エッジ319から横方向寸法d1だけ離間されてもよい。図3に例示されるような一実施形態によれば、インサート301は321a、321b、321cとして識別される少なくとも3つのシール321を含むことができ、シール321は、第1縦方向エッジ319または第2縦方向エッジ317の少なくとも1つにほぼ垂直である。いくつかの実施形態では可撓性構造300はまた、第1縦方向エッジ317に近接する第1縦方向シール329を含む(例えば、第1および第2のプライ305、311が2つの独立した可撓性構造のシートを含む場合、シート305、311は第1縦方向エッジ307、313と位置合わせされた第1縦方向シール329において、互いに接合、封止、または他の方法で取り付けられてもよい)。
図3の実施例では、可撓性構造300を横切って延在する縦方向および横断方向の両方の構成要素を有する追加の斜め方向シール封止322がシール321に接続されるかまたは隣接している。図3に示す様々な例によれば、斜め方向シール322aはシール321aをシール321cに接続し、斜め方向シール322bはシール321bをシール321cに接続し、斜め方向シール322sおよび322bは、三角形の2つの辺を形成するか、または第1縦方向エッジ317付近に点を形成する。斜め方向シール322a、322bは、シール321cの第1端部325でシール321cと交差してもよい。膨張チャンバ331aは、シール321a、321c、斜め方向シール322aおよび第2縦方向エッジ319によって形成される境界内に画定される。膨張チャンバ331bは、シール321b、321c、斜め方向シール322bおよび第2縦方向エッジ319によって形成される境界内に画定される。
図3の実施形態では、傾斜弱化線340が斜め方向シール322に隣接して、それと並行して、またはそれと同一直線上に延在し、弱化線337と交差するように配置することができる。傾斜弱化線340は弱化線337と同様に形成されてもよく、膨張後に個別のインサートがマルチプライ構造100上の他のインサートから分離されることを可能にし、また、余分な材料のようなインサート301の非膨張部分がインサート301の膨張部分から分離されることを可能にしてもよい。
中間シール339は、斜め方向シール322aとシール321aとシール321cとの交点の間のチャンバ331a内、および斜め方向シール322bとシール321bとシール321cとの交点の間のチャンバ331b内に配置され得る。いくつかの実施形態では、中間シール339がシール321a、321bに接続するか、またはそれらと交差する。いくつかの実施形態では、中間シール339がシール321cに接続する。いくつかの実施形態では図3に示すように、中間シールはシール321a、321b、321cまたは斜め方向シール322a、322bと交差または接続しない。いくつかの実施形態では、シールおよび中間シールが互いに分離した複数の個別の膨張チャンバを画定する。
中間シール339は可撓性構造300が後に膨張され、封止されるときに、可撓性部材またはジョイントとして作用し、その結果、膨張されたインサートは、中間シール339に沿ってそれ自身の周りで操作(manipulate)され得る。中間シール339の位置はシール321の全長の約1/6〜1/2の比率であり得、中間シール339の位置は第2縦方向エッジ319に近接するシール321の第2端部327から測定される。
図1および図2と同様に、可撓性構造300から形成されたインサート301は膨張領域を有することができ、構造300およびインサート301は図1および図2の膨張および封止に関して説明した方法、システム、およびデバイスと同様に、膨張および封止することができる。膨張領域323は、開口335a、335bを介して膨張チャンバ331a、331bに流体接続することができる。また、図1および図2と同様に、弱化線337は個別のインサート301ごとにシール321a、321c(図3に示す)の外部に配置されてもよく、または個々のインサート301ごとにシール321a、321cの長さと交差してもよい。
非膨張インサート301の全長は靴のバンプ領域の長さと同様であってもよいし、それより長くてもよい。インサートの長さが靴のバンプ領域の長さよりも長い場合、インサート301を膨張させ、次いで中間シール339の周りで折り畳むことができる。インサートの全長に対する中間シールの位置は靴内に設置されたインサートの長さを操作するために、インサートがそれ自身の上に柔軟に折り畳まれる方法に影響を及ぼす。これは、インサートが様々なバンプ形状およびサイズを有する靴を支持するように構成され得るように、バンプ支持体のカスタマイズを可能にする。
図4は、追加の実施形態による非膨張フレキシブル構造400の個別のインサート401の平面図である。可撓性構造400およびインサート401は図3の可撓性構造300およびインサート301と同様であり、例えば、第2縦方向エッジ419に隣接するシール421a、421b、421c、斜め方向シール422a、422b、中間シール439、および膨張領域423を含む。図4のインサート401は、図3のインサート301と膨張領域が異なる。図3のインサートとは異なり、入口335a、335bは、追加のバルブ交差シール441およびバルブ443に置き換えられている。バルブ交差シール441はインサート401の膨張チャンバ431aおよび431bを形成するために、それぞれのシール421a、421b、421cの第2端部427に隣接して配置される。一方向バルブ443(例えば、逆止弁)は膨張領域423を膨張チャンバ431aおよび431bに流体的に接続するために、バルブ交差シール441と交差するように配置される。バルブ交差シール441およびバルブ443は、インサート401が一度に1つずつ、または一対のインサートを行うなど、一度に数回、膨張されることを可能にする。図1〜3および図の構造が企図される。後述する図5〜15は、図4のバルブ443と同様のバルブ構造を有していてもよい。
図5は、追加の実施形態によるインサート501および非膨張フレキシブル構造500の上面図である。インサート501および可撓性構造500は図3のインサート301および可撓性構造300と同様であり、膨張領域523、第2縦方向エッジ519、中間シール539、シール521a、521b、521c、斜め方向シール522a、522bを含む。インサート501は追加のシール(521d)があり、斜め方向シール522aがシール521aおよび521bを接続し、斜め方向シール522bがシール521dおよび521cを接続する点で、図3のインサート301と異なる。さらに、第1縦方向エッジ517と各々のシール521の端部527との間には、複数の中間シール539が配置されている。斜め方向シール522a、522bとそれぞれの外部シール521a、521dとの交点は、第1縦方向エッジ517から測定して、シール521の全長の約1/4〜3/4に位置する。複数の中間シール539は、シール521a、521dおよび斜め方向シール522a、522bと交差する。
図6は、追加の実施形態によるインサート601および非膨張フレキシブル構造600の平面図である。図6のインサート601および可撓性構造600は、図5のインサート501および可撓性構造500と同様である。インサート601とインサート501との間の差異は、シール621a、621dまたは斜め方向シール622a、622bと交差しないという点で中間シール539を位置決めすることを含む。
図7は、追加の実施形態によるインサート701および非膨張フレキシブル構造700の平面図である。図7のインサート701および可撓性構造700は、図6のインサート601および可撓性構造600と同様である。インサート701とインサート601との間の差異は、斜め方向シール722aとシール721aとの全体的な交差位置、および斜め方向シール722bとシール721dとの交差位置を含む。交差部の位置は、第1縦方向エッジ717から測定して、シール721の全長の約1/4〜3/4とすることができる。
図8は、追加の実施形態による非膨張フレキシブル構造800の複数のインサート801の平面図である。図8は、複数のサイズおよび形状を有するインサート801を有する構造800を示す。他の例では、構造800が全て同じ大きさおよび形を有するインサート801を有することができる。他の例では構造800が個別のインサートの対を有してもよく、対を形成する個別のインサートは同様の形状を有するが、それぞれの対は他の対とは異なった大きさまたは形状を有する。インサート801は、横方向804に延びる長さと、縦方向802に延びる幅とを有することができる。インサートの長さは、前部領域805から後方領域807まで延在し、その間に前後軸809が延在する。図8に示されるように、前後軸809はインサート801の長さが横方向804に配向されるように、横方向804に配向される。他の例では、インサートが前後軸809が縦方向802内に配向されるように配向されてもよい。他の例では、インサートの前後軸809が横方向804または縦方向802のいずれにも配向されなくてもよい。
図8のインサート801および構造800は図2〜7のインサート301、401、501、601、701および可撓性構造300、400、500、600、700と同様であってもよく、各インサート801は複数の膨張チャンバを有し、各インサート801は弱化線837によって分離され、各インサート801は異なった形状のシール821および斜め方向シール822を有する。
図16は、膨張エアチャンバ1914によって、膨張していない素材のウェブ1900を一連の膨張していない靴のインサートに変換するように操作され得る膨張可能パッケージング封止装置1901を例示する。図1〜3、5〜8の実施形態は膨張チャンバ131および同様のチャンバによって、膨張していない材料を一連の膨張したシューインサートに変換するために、膨張可能パッケージング封止装置1901を使用して膨張され得る。膨張していないウェブ1900(および図2〜3、5〜8に示される同様のウェブ)は大量のサプライ、例えば、内部支持管1933の周りに巻かれたウェブ1900のロールであり得る。膨張封止装置1901は、バルク材料サポート1936を含むことができる。膨張していないウェブ1900の大量は、バルク材料サポート1936によって支持することができる。例えば、バルク材料サポート1936は膨張していないウェブ1900を保持するように動作可能なトレイとすることができ、これは、例えば、複数のローラの固定面によって提供することができる。ウェブ1900のロールを保持するために、トレイはロールの周りで凹状であってもよく、またはトレイはロールがトレイの上に吊り下げられた状態で凸状であってもよい。バルク材料サポート1936は、ウェブ1900を吊り下げる複数のローラを含むことができる。バルク材料サポート1936は、ウェブ1900の中心またはロール内において収容または受け入れられる単一のローラまたは主軸を含むことができる。ウェブ1900のロールはウェブ1900のロールのコア1933を通過する主軸のように、バルク材料サポート1936上に吊り下げられてもよい。典型的には、ロールコアが他の適切な材料の厚紙で作られる。
図1〜3、5〜8の実施形態によれば、図16に関連して、概して、ノズルは上述のように、膨張領域(例えば、図1の膨張領域123)の膨張開口部(例えば、図1の膨張開口部136)を通してウェブ1900を膨張させる。ウェブ1900はウェブ1900の膨張領域をノズルと整列させるように、材料サポート1936からガイド1938上を転がり落ちることができる。
膨張封止装置1901は、ロールから解きほどくため、web1900の継続的な膨張のために構成されている。ウェブロール1900は、直列に配置された複数の膨張チャンバ1914を含む。ウェブ1900から膨張したシューインサート1921の製造を開始するために、ウェブ1900の膨張開口は、膨張領域1942の膨張ノズルのような膨張アセンブリの周りに挿入される。ウェブ1900は、膨張チャンバ1914が膨張ノズルおよび膨張ノズルの出口に対して横方向に延びる状態でノズル上を前進する。出口は例えば、ノズルの半径方向側部および/または上流チップに配置することができ、ウェブ1900が縦方向内の材料経路に沿って前進することにつれて、流体をノズル本体内の膨張チャンバ1914内に導く。
膨張ノズルは加圧空気のような流体を、ノズル出口を通って膨張していないウェブ材内への流体経路に沿ってインサートし、膨張チャンバ1914を膨張させる。膨張ノズルは、流体源をノズル出口に流体接続するノズル膨張チャネルを含むことができる。他の構成では、流体が他の適切な加圧気体、発泡体、または液体とすることができることを理解されたい。ウェブ1900は駆動装置、封止ドラム、または駆動ローラのような駆動メカニズムによって、またはプライを加熱し、一緒にプレスして熱封止を形成することができるベルトまたは加圧プレートの装置の間で、材料経路に沿った下流方向で膨張封止装置1901を通って前進または駆動される。
ウェブ供給領域1964を通って供給された後、第1および第2のプライ(例えば、封止メカニズム)は膨張したウェブ1900の封止位置1916にシール1917を形成し、それぞれの膨張チャンバ1914の入口1920を閉じる。封止メカニズムは、2つのプライまたは他のタイプの溶着または封止要素を溶融、融合、接合、拘束、または結合するための発熱体などを用いて、フィルムのプライを一緒に熱封止するための封止装置を含むことができる。ウェブ1900は封止位置1916で第1および第2のプライを一緒に封止することによって、封止領域で材料経路に沿って封止アセンブリを通って封止装置を通過して連続的に前進し、ウェブに沿って連続縦方向シールを形成する。封止位置1916はシール1922に当接し、その結果、プライが封止位置1916に沿って封止されると、シール1917が形成されて入口1920を封止し、それによって膨張チャンバ1914の周りに継続的な封止を形成する。
様々な実施形態によれば、膨張封止装置は、2つ以上の帯を有することができる。例えば、1つのベルトが様々なローラを駆動し、第2のベルトがウェブを封止ドラムに対して挟むことができる。様々な実施形態において、膨張封止装置は、ベルトを有さなくてもよい。例えば、封止ドラムは、静止プラットホームに対してウェブを締め付け、同時にウェブを膨張および封止装置全体にわたって駆動することができる。
閉じた境界の膨張領域がノズルを受け入れるために使用される実施形態では膨張封止装置はさらに、ウェブが膨張ノズルから離れることを可能にするために膨張領域を切断する切断アセンブリを有することができ、典型的にはウェブが膨張される場所の下流にある。
図4の実施形態は、膨張チャンバを膨張させるために、デバイス1901とは別のデバイスを使用する。図4の実施形態では、一方向逆止弁(one-way check valve)443の各々が流体導管423を膨張チャンバ431a、431bに流体接続する。非膨張状態では、開口422は閉鎖されて平坦であり、逆止弁443は閉鎖位置にある。インフレーションノズルによって開口422が開くと、空気が流体導管423内に送り込まれる。好ましくは、空気が流体導管423に供給される作動圧が逆止弁443を開いて、空気が膨張チャンバ431a、431bに入ることを可能にする。各膨張チャンバ431a、431bの膨張が完了すると、各膨張チャンバ431a、431b内の空気圧は逆止弁443に対して作用して、弁を閉位置に保ち、したがって、空気が逃げて緩衝材が収縮するのを防止する。図4の実施形態と共に使用される膨張装置は、単一のインサート、一対のインサート、またはバルブを有する複数のインサートを個別に膨張させるように構成されてもよい。
他の例では、ウェブが単一の非膨張要素、一対の非膨張要素、または様々なサイズの非膨張要素の組合せを含む場合に、膨張封止装置は非膨張要素を個別に膨張させて封止するように構成されてもよい。
膨張封止装置を通って流れる流体(例えば、空気)は、大気圧以上に調整されてもよい。いくつかの典型的な空気圧は、約1psi〜14psiの間で調節される。例えば、いくつかの実施形態では、空気が3psi〜8psiに調節されてもよい。
図9A〜Bは、図3の膨張していない構造300のインサート301と同様のインサートを使用する膨張したインサート902の平面図および側面図である。いくつかの例では、膨張したインサートが内外方向、前後方向、または両方向の組合せで折り畳まれるか、またはヒンジ留めされてもよい。いくつかの例では、プライ間のシールがヒンジ位置を形成する。膨張したインサート902は、シューインサートアセンブリの成形要素として使用することができる。いくつかの例では、膨張したインサートがそれ自身の上に折り畳まれてもよい。
膨張したインサート902は、内外方向906、内側エッジ907および外側エッジ909、前後方向908、前端部955(図3の第1縦方向エッジ317に類似)、および後端部957(図3の第2縦方向エッジ319に類似)を含む。図3とは異なり、膨張チャンバ331(図3)は、内側エッジ907と外側エッジ909との間に延在するチャンバシール903で膨張され、封止される。内側エッジ907および外側エッジ909は、膨張したインサート902が弱化線337(図3)に沿って分離されるときに形成される。
膨張チャンバが膨張すると、シール321、斜め方向シール322、および中間シール339は縦方向チャンバシール903と共に、膨張したインサート902の種々の領域の境界および周囲を形成する。図9Aの実施形態では、後方領域945がインサート902の後端部957に近接する中間シール339のエッジまでチャンバシール903の間に延在する前後方向908に延在する長さ965を有する。後方領域945は、内側エッジ907に近接するシール321aと外側エッジ909に近接するシール321bとの間で内外方向906に延びる内外幅(lateral-medial)を有する。図9A〜Bの実施形態では、後方領域945がシール321cによって二分され、インサート902がシール321cの周りで、内外方向906で可撓性であることを可能にする。
中間フレキシブル領域949は、中間シール339の幅と等しいかそれより大きい前後方向908に延びる長さと、内側エッジ907に近接するシール321aとシール321b外側エッジ909との間の内外方向906に延びる内外幅とを有する。図9A〜Bの実施形態では、中間フレキシブル領域949がシール321cによって二分される。中間フレキシブル領域949はインサート902が前後方向908で可撓性であり、後端部957を前端部955の上に折り畳むことを可能にする。
前部領域947は、インサート902の前端部955に近接する中間シール339のエッジから前端部955まで延びる前後方向908内の長さ963を有する。前部領域947は、シール321aと321bとの間に延在する内外方向906の内外幅を有する。前部領域947は、斜め方向シール322aと322bとの間の領域で膨張され、靴のバンプの部分と同様のテーパー膨張領域を形成する。前部領域は、シール321cによって二分される。シールは、前部領域が曲げられ、靴のバンプ領域に整形されるように調整されることを可能にする。
いくつかの例では、膨張したインサート902が963、965の長さと中間フレキシブル領域949の長さとの組合せなどの、インサート902が内部に設置され得る靴の長さよりも短い膨張した長さを有し得る(図12A〜Cを参照のこと)。例えば、膨張した長さは、20cm〜30cmの範囲であってもよく、USサイズ5〜USサイズ14の範囲の靴サイズで潜在的に使用される。膨張した長さは、インサートがサイズ5よりも小さい靴と組み合わせて使用され得るように、より短くてもよい。膨張した長さはまた、インサートがサイズ14より大きい靴に使用され得るように、より長くてもよい。また、靴に使用されている間、インサートがそれ自身の周りで折り畳まれて、より厚いインサートを作り出すことができるように、膨張した長さは、より長くてもよい。
図9A〜Bの実施形態では余分なウェブプライ材料305、311はシール321aと内側エッジ907との間、縦方向チャンバシール903と後端部957との間、およびシール321bと外側エッジ909との間に延在する。余分なウェブプライ材料も除去することができる。弱化線がシール321aまたは321bの長さを通って延在する可撓性構造の実施形態では、個別のインサートの一部を取り囲む余分な個別のウェブプライの材料は存在しない。
シール321a、321b、321c、斜め方向シール322a、322b、および/または中間シール339を使用して、膨張したインサート902の可撓性を増大させることができる。例えば、膨張した領域は、空気または他の気体で満たされ、膨張した領域よりも低い剛性を有する可撓性ウェブ材から作製される封止領域よりも高い剛性を有するので、インサート902は、中間フレキシブル領域949において前後方向908に折り畳まれ、曲げられ、または操作されてもよい。インサート902は、シール321cの周りで横方向30の内側方向906に折り畳まれ、曲げられ、または操作されてもよい。膨張領域は、膨張領域内の空気またはガスの圧力が大気圧またはそれよりわずかに高くてもよいので、依然として可撓性を有する。シールの周りでインサートを柔軟に操作することができることにより、インサートを様々な靴の形状およびサイズで使用することができる。膨張チャンバはチャンバ領域が互いに対して折り畳まれてシューアッパー内に嵌合することを可能にする第1ヒンジ線を有する複数の膨張チャンバ領域を含むことができ、膨張および折り畳まれたインサートはシューアッパー内に嵌合し、シューアッパーの形を支持するように先細になっている。
図9Bは、図9Aの膨張したインサート902の右側面図である。前部領域947は、前部領域高さ959を有する。後方領域945は、後方領域高さ961を有する。いくつかの実施形態では、前部領域高さ959が後方領域高さ961と同様である。
いくつかの実施形態では、前部領域947の形状が靴のバンプ領域の形状と同様であり、屈曲し、靴のトウキャビティを少なくとも部分的に満たすように構成される。インサート902は、シューキャビティに挿入されると、インサート902がタンおよびトウ部を有するバンプなどの靴の前部を支持するように構成される。インサート902によって提供される支持体は、靴の一部のシューキャビティ内へのたるみまたは落下を防止することができる。
いくつかの実施形態では、インサート902の内外幅が靴の幅よりも大きくてもよく、その結果、インサート902はシューキャビティに適合するように屈曲および曲がり、靴のバンプおよびクォータ領域を形成する壁に支持を提供する。
インサート902の膨張高さおよび内外幅に言及しているが、これらの構成要素はインサート902の直径と呼ぶことができることを理解されたい。例えば、インサート902が柱状の構成である一部を有する実施形態では、膨張高さおよび内外幅が互いに実質的に等しくてもよい。例えば、内外方向に沿った断面は、実質的に円形であってもよく、径を有する可能性がある。
別の実施形態では、インサート902の構成により、インサート902は輸送中に製品を保護するために、消費者製品または商業製品を有する包装内に配置される膨張包装要素としても使用することができる。
図10A〜Bは、図5の非膨張インサート501と同様の非膨張インサートを使用し、次に膨張チャンバを膨張させた膨張インサート1002の平面図および側面図である。図10A〜10Bの膨張インサート1002は、図9A〜9Bの膨張インサート902と同様である。膨張したインサート1002は、内側エッジ1007、外側エッジ1009、前端部1055(図5の第1縦方向エッジ517に類似)、および後端部(図5の第2縦方向エッジ519に類似)を含む。図5とは異なり、膨張チャンバ531(図5)は、内側エッジ1007と外側エッジ1009との間に延在するチャンバシール1003で膨張され、封止される。内側エッジ1007および外側エッジ1009は、膨張したインサート1002が弱化線537(図5)に沿って分離されるときに形成される。
インサート1002は、チャンバシール1003と前端部1055に近接する中間シール539の後方エッジとの間に延在する前後長さ1065を有する後方領域1045を有する。後方領域1045はシール521aとシール521dとの間に延在する内外幅を有し、その幅は、シール521bおよび521cによって分割される。
中間フレキシブル領域1049は、前端部1055に近接する中間シール539の幅と等しいかまたはそれより大きい長さと、封止521aと521dとの間の内外幅とを有する。図10A〜Bの実施形態では、中間フレキシブル領域1049がシール521bおよび521cによって分割される。
インサート1002は前端部1055に近接した中間シール539の前方エッジから延在し、前端部1055まで延在する長さ1063を有する前部領域1047を有する。前部領域1047はシール521aからシール521dまで延在し、シール521b、521cによって分割される内外幅を有する。前部領域1047は、前端部1055に近接する中間シール539の前方エッジと斜め方向シール522aの外側エッジとによって形成される膨張部と、シール522bの内側エッジとを有する。いくつかの実施形態では、前部領域1047の膨張部が円錐形または三角形であってもよい。
図10Bに示すように、前部領域1047は前部領域高さ1059を有する。後方領域1045は、後方領域高さ1061a、1061b、1061cを有する。いくつかの実施形態では、後方領域高さ1061a、1061b、1061cは異なる。いくつかの実施形態では、前部領域高さ1059が後方領域高さ1061a、1061b、および1061cと同様である。
シール521a、521b、521c、521dはパターンを形成し、ヒンジとして作用し、可撓性を提供し、膨張したインサート1002が内外方向で曲げられ、ヒンジ止めされ、または操作されることを可能にする。斜め方向シール522a、522bは可撓性を提供し、前部領域1047が、靴のバンプを支持するために一致し得る円錐形に操作され、成形され、または曲げられることを可能にする。後方領域1045は、中間シール539の位置に基づいて、追加の可撓性領域1067a、1067bを有する。中間シール539はさらなる可撓性を提供し、インサート1002が前後方向で曲げられ、ヒンジ留めされ、折り畳まれ、または操作されることを可能にする。シール521、522、539はまた、膨張したインサートの種々の領域の全高を制御するのに役立つ。一実施形態では、封止パターンが第1および第2ヒンジ線が外側、中央、および内側チャンバ領域を分割するように、概ね前後方向に延在する第2のヒンジを含む。第1および第2ヒンジ線は膨張し、折り畳まれた外側および内側チャンバ領域が内側チャンバ領域に対して直立するように配置され、シューアッパーインサートの外側および内側の厚さを増大させる。
別の実施形態では、インサート1002の構成により、インサート1002は輸送中に製品を保護するために、消費者製品または企業製品を有するパッケージ内に配置された膨張パッケージ要素としても使用することができる。
図11A〜Cは、靴内の膨張シューインサートアセンブリ1101の追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。図11Bは、線11B−11Bに沿った図11Aの膨張シューインサートアセンブリ1101の正面断面図である。図11Cは、線11C−11Cに沿った図11Aの膨張シューインサートアセンブリ1101の側面断面図である。図11Aは、内外方向1106および前後方向1108を示す。
図11A〜Cは、内部表面1133を有するトウ1117および内部表面1113を有するタン1009を有するバンプセクションを有する靴1103と、内部表面1135を有する後方クォータセクション1123、内部表面1127を有する外側クォータセクション1125、および内部表面1131を有する内側クォータセクション1129を含むクォータ部分と、内部表面1115を有するソール1111と、後方クォータセクション内部表面1135、内側クォータセクション内部表面1131、外側クォータセクション内部表面1127、タン内部表面1113、トウ内部表面1133、およびソール内部表面1115によって形成されるキャビティ1121を有する。膨張インサートアセンブリ1101は、成形要素1105および管状要素1107を含む複数の膨張要素を有することができる。
いくつかの例では管状要素が靴のソール付近のシューキャビティ内に配置され、靴の全体的な内周を支持するように構成され、成形要素は管状要素の上に配置され、靴のバンプの一部を支持する(図11A〜11C参照)。いくつかの例では、管状要素が設置位置内の靴の前後方向に沿って成形要素と重なるように成形要素の下方に配置される。いくつかの例では、管状要素が靴の後方クォータセクションの内部表面と成形要素との間に配置される(図12A〜12C参照)。いくつかの例では成形要素が成形要素の内外幅(内外方向1106に延びる)の周りで折り畳まれず(図11A〜11C参照)、他の例では成形要素が内外幅の周りで折り畳まれる(図12A〜14C参照)。いくつかの例では、管状要素は含まれず、成形要素は靴の内面を支持するために、その長さおよび幅の周りで折り畳まれる(図15A〜15C参照)。いくつかの例では管状要素は靴よりも長く、成形要素は管状要素がシューアッパーの下方で二重になるように曲げられた管状要素との設置位置に嵌合するように構成される。いくつかの例では、管状要素および成形要素を互いに周りに配置して、例えば、いずれかの要素単独のものと比較して、累積高さまたは幅を増大させる。
図11A〜図11Cの実施形態では、管状要素1107が図1および図2の可撓性構造100の非膨張インサート101と同様のインサートを膨張させることによって形成することができる。管状要素1107はインサート101が膨張され、次いで弱化線137に沿って分離されるときに生成される、ほぼ円形の断面の両側から、すなわち約180度離れて延在するウィング1137を有する可能性がある(図11B参照)。管状要素1107は管状要素1107がソール1111の内部表面1115に接触するように、靴1103のキャビティ1121内に設置されてもよい。管状要素1107は第1端部1139および第2端部1141が後方クォータセクション1123(図11A)の内部表面1135に接するように、概して半分に折り畳まれるか、または曲げられてもよい。次いで、折り畳まれた管状要素1107の中央部分は、トウ1117の内部表面1133またはタン1009の内部表面1113などの、バンプの一部分に接することができる。このような方法での管状要素1107の設置は靴1103の全般的な形状を支援し、それが崩壊または変形しないようにすることができる。(図11Bに示されているように)ウィング1137がほぼ鉛直に面した状態で管状要素1107を設置することにより、管状要素は、自身の上で潰れたりよじれたりすることなく、靴の形にさらに屈曲することができる。
図11A〜図11Cの実施形態では、成形要素1105が図3および図4のインサート301、401と同様であってもよい。成形要素1105は、後方領域1145と、可撓性領域1147と、前方領域1147とを有することができる。後方領域1145は、タン1109の内部表面1113に隣接して配置された第1表面1151(図3および図4の第1フィルムプライ305、405の一部から形成される)と、管状要素1107の一部に隣接して接触して配置された第2表面1153(図3および図4の第2フィルムプライ311、411の一部によって形成される)とを有する。後方領域1145の第2表面1153はまた、管状要素1107のウィング1137に接してもよい。成形要素1105の前方領域1147は、タン1109の内部表面1113のようなバンプの内部表面に隣接して、またトウ1117の内部表面1133に隣接して配置された第1表面1155(図3および4の第1フィルムプライ305、405の一部によって形成される)を有する。前方領域1147は管状要素1107に隣接し、部分的に接触して配置された第2表面1157(図3および図4の第2フィルムプライ311、411の一部によって形成される)を有する。第2表面1157はまた、管状要素1107のウィング1137に接してもよい。
いくつかの例では、膨張インサートアセンブリ1101が出荷および/または保管中に靴1103の構造形態を維持するために、シューキャビティ1121を曲げて満たすように構成される。膨張インサートアセンブリ1101は靴1103を柔軟に形成して、バンプの様々な幅および形状を満たし、ソール1111の長さにわたって、および後方クォータセクション1123に剛性を提供して、平坦で形成された靴を維持することができる。
図11Bに示されるように、いくつかの実施形態では、管状要素1107が外側1125の内部表面1127ならびに内側1129の内部表面1331に隣接し、接触する。成形要素1105はまた、内部表面1127および1131に接してもよい。
図12A〜12Cは、膨張シューインサートアセンブリ1201の追加の実施形態の上面図、正面断面図、および側面断面図である。図12Bは、線12B−12Bに沿った図12Aの膨張シューアセンブリ1201の正面断面図である。図12Cは、線12C−12Cに沿った図12Aの膨張シューインサートアセンブリ1201の側面断面図である。膨張インサートアセンブリ1201は、図11A〜11Cの膨張インサートアセンブリ1101と同様である。膨張インサートアセンブリ1201と膨張インサートアセンブリ1101との間の差異は、管状要素1207の大きさと位置、および成形要素1205に隣接して配置される方法である。
図12A〜12Cの実施形態では、成形要素1205は、成形要素1205がそれ自体の上に折り畳まれるように、可撓性領域1249で折り畳まれるか、または曲げられてもよい。要素は、前後方向、内外方向、または方向の組合せでそれ自身の周りで折り畳まれてもよい。成形要素は、それ自体で、またはシューアッパーを支持するための別の膨張要素と組み合わせて、靴内に折り畳まれ、設置されてもよい。いくつかの例では、成形要素の封止パターンが互いに封止された別個の膨張可能チャンバを有する。
例えば、図12A〜Cにおいて、前方領域は後方領域1245より上に位置する。例えば、後方領域1245の第2表面1253は、前部領域1247の第2表面の一部に接してもよい。前部領域の第1表面1255は、タン1209の内部表面1213およびトウ1217の内部表面1233のような、バンプの内部表面に隣接して接して配置されてもよい。後方領域の第1および第2表面1251、1253の部分は、ソール1211の内部表面1215に接してもよい。シールの周りの成形要素1205の折り畳まれた位置は成形要素およびインサートユニット1202の高さおよび/または厚さが、バンプ領域などの靴の様々な態様をより良く支持するように操作されることを可能にする。他の実施形態では、要素1205が図12A〜12Cに示されるのとは反対の方法で曲げられることで、前部領域の第1表面1255が後方領域の第1表面1249に接触し、第2表面1257の大部分は靴底の内部表面1215に隣接して接触して配置され、第2表面1253はタン1209の内部表面1213に隣接して接触し得る。
図12Aおよび12Cに示すように、管状要素1207の第1端部1239は、後方クォータセクション1123の内部表面1235に接してもよい。管状要素1207の1241の第2端部は、成形要素1205の後方領域1245の第1表面1251に接してもよい。
図13A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリ1301の追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。図13Bは、線13B−13Bに沿った図13Aの膨張シューインサートアセンブリ1301の正面断面図である。図13Cは、線13C−13Cに沿った図13Aの膨張シューインサートアセンブリ1301の側面断面図である。膨張インサートアセンブリ1301は、図11A〜11Cの膨張アセンブリ1101と同様である。膨張したアセンブリ1301と膨張したアセンブリ1101との間の差異は、管状要素1307を有する成形要素1305の位置である。成形要素1305は前方領域1347が後方領域1345の下に配置されるように、可撓性領域1349で折り畳まれ、曲げられ、または他の方法で操作されてもよい。例えば、後方領域1345の第1表面1351は、前方領域1347の第1表面1355に隣接して接触して配置される。前部領域1347の第1表面1355はトウ1317の内部表面1319に接し、これを支持することができる。後方領域1345の第1および第2表面1351、1353の両方は、タン1309の内部表面1313に接してもよい。前方領域1347の第2表面1357は、管状要素1307に隣接して配置することができる。
図14A〜図14Cは、膨張シューインサートアセンブリ1401の追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。図14Bは、線14B−14Bに沿った図14Aの膨張シューインサートアセンブリ1401の正面断面図である。図14Cは、線14C−14Cに沿った図14Aの膨張シューインサートアセンブリ1401の側面断面図である。膨張インサートアセンブリ1401は、図13A〜13Cの膨張インサートアセンブリ1301と同様である。膨張インサートアセンブリ1401と膨張インサートアセンブリ1301との間の差異は、管状要素1407を有する成形要素1405の位置である。成形要素1405は、図13A〜13Cの成形要素1305の位置の反対側に折り畳まれることで、前方領域1474が後方領域1445の上方に配置されるようになっている。例えば、後方領域1445の第2表面1453は、前部領域1447の第2表面1457に隣接して接している。前部領域1447の第1表面1455はタン1309の内部表面1313およびトウ1317の内部表面1319の両方に隣接し、接し、または支持することができる。後方領域1445の第1表面1451および第2表面1453は、管状要素1407に接してもよい。
図15A〜Cは、膨張シューインサートアセンブリ1501の追加の実施形態の平面図、正面断面図、および側面断面図である。図15Bは、線15B−15Bに沿った図15Aの膨張シューインサートアセンブリ1501の正面断面図である。図15Cは、線15C−15Cに沿った図15Aの膨張シューアセンブリ1501の側断面図である。膨張インサートアセンブリ1501は、図11A〜11Cの膨張インサートアセンブリ1101と同様である。膨張インサートアセンブリ1501と膨張インサートアセンブリ1101との間の違いは、単一の成形要素1506があることである。要素1506は、図10A〜10Bのインサート1002、図7の非膨張インサート701、図6の非膨張インサート601、および図1の非膨張インサート501と同様であってもよい。要素1506は、靴のトウ1517およびタン1509を含むバンプ領域を支持するためのテーパー部1547を有する可能性がある。要素1506は、タン1509および後方クォータセクション1523を含む靴1503の他の領域などのバンプ領域を支持するための膨張領域1545a、1545b、1545cを有することができる。膨張領域1545a、1545b、1545cは、ソール1511の内部表面1515に接触するか、または隣接する第2表面1553と、(前後方向に延在するシールで蝶番式に連結された直立壁を形成する)外側1525の内部表面1527と、(前後方向に延在する別の直立壁を形成する)内側1529の内部表面1531とを有することができる。外側エッジ1569および内側エッジ1567は、タン1509の内部表面1513に接してもよい。
本明細書に記載される様々なインサートのいくつかは単一の靴または一対の靴に配置されることに関して、または単一の靴または一対の靴を保護することに関して記載されているが、本明細書に記載される個別のインサートは輸送中に様々な製品を保護するために、個別の膨張した包装要素または膨張した包装要素の組合せとして使用され得る。
様々な実施形態によれば、これらの構成要素および膨張封止装置内で利用することができる他の構成要素(ノズル、ブロワシールアセンブリ、および駆動メカニズムを含むが、これらに限定されない)、ならびにそれらの様々な構成要素または関連するシステムは例えば、米国特許第8,061,110号、米国特許第8,128,770号、米国特許公開第2014/0261752号、米国特許公開第2011/0172072号、および米国特許公開第2017/0071292号などの組み込まれた参照文献に記載されている様々な実施形態のいずれかに開示されているように、構造化、配置、および動作させることができる。また、米国特許第7,926,507号に記載されている様々なシステム、材料、プロセス、および構成要素を使用することができ、その全体を参照により本明細書に組み込む。また、本明細書に記載されるウェブは、米国特許出願公開第2015/0033669号に開示されるように形成されてもよく、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。本明細書で論じた実施形態の各々は、組み込まれた参考文献および/または他の膨張封止装置の様々な封止装置とともに組み込まれ、使用されてもよい。例えば、本明細書または組み込まれた参考文献に記載されている任意の機構を、組み込まれた参考文献に記載されているウェブまたはフィルム材料として、ウェブの膨張および封止に使用することができる。

Claims (26)

  1. 対向する可撓性のポリマープライで形成され、膨張流体を封止するように構成された細長い膨張チャンバを画定する封止パターンに沿って前記ポリマープライが一緒に封止される、ロワー要素と、
    対向する可撓性のポリマープライで形成され、膨張流体を封止するように構成されたシューアッパー膨張チャンバを画定する封止パターンに沿って前記ポリマープライが一緒に封止される、シューアッパー要素と、
    を含み、
    前記ロワー要素およびシューアッパー膨張チャンバが靴に一緒に嵌合し、シューアッパーの形を協働して支持しおよび維持する設置位置に互いに支持するように構成され、寸法決めされる、シューインサートアセンブリ。
  2. 前記ロワー要素は、靴のかかとから前記シューアッパー要素の下方まで前後方向に沿って延在して前記設置位置において前記シューアッパー要素と重なるように十分に長い、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記ロワー要素は、前記靴よりも長く、
    前記シューアッパー要素は、前記ロワー要素が前記シューアッパーの下方で二重になるように前記ロワー要素が曲げられた状態で前記設置位置に嵌合するように構成されている、請求項1に記載のアセンブリ。
  4. 前記要素の封止パターンは、前記膨張チャンバに流体を供給するための膨張ポートを画定し、
    前記膨張ポートは、前記膨張チャンバ内の前記流体を封止するために封止可能である、請求項1に記載のアセンブリ。
  5. 前記要素のそれぞれの前記対向するプライは、前記膨張可能要素を互いに取り外すことを容易にするように構成された弱化線によって、前記要素から分離された他の膨張可能要素を画定する封止パターンを有する、請求項1に記載のアセンブリ。
  6. 前記封止パターンは、前記対向するプライと前記膨張チャンバに流体を供給するための膨張ポートとの間に膨張領域を画定し、
    前記膨張ポートは前記膨張チャンバ内の流体を封止するために封止可能であり、
    前記膨張領域が、前記膨張領域を通じて複数の前記膨張チャンバを膨張するための前記膨張ポートに流体接続されている、請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 前記ポートは、前記膨張領域にほぼ並行に配向されたシールによって封止可能であるように配向されている、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 前記膨張領域は、前記流体を複数の前記膨張ポートに導く円周方向に閉じた膨張領域である、請求項6に記載のアセンブリ。
  9. 前記シューアッパー要素の前記封止パターンは、互いにシールされた複数の別個の膨張チャンバを画定する、請求項1に記載のアセンブリ。
  10. 前記シューアッパー要素の前記封止パターンは、前記膨張したシューアッパー要素にヒンジ線を画定し、前記設置位置において前記シューアッパー要素を曲げることを容易にする、請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 前記シューアッパー要素の前記封止パターンは、前記シューアッパーの前記トウ部内に嵌合するように膨張されたときに、前記シューアッパーにテーパープロファイルを提供する、請求項1に記載のアセンブリ。
  12. 前記ロワー要素およびアッパー要素の封止パターンは、前記靴内に一緒に嵌合し、前記シューアッパーの形を協働して支持および維持する前記靴内の設置位置において互いに支持する膨張構成を、前記要素に提供する、請求項1に記載のアセンブリ。
  13. アッパーを持つ靴と、
    請求項1に記載のアセンブリと、
    を含み、
    前記膨張チャンバは膨張され、封止され、
    前記ロワーおよびアッパー要素は前記靴内の設置位置に受容され、前記靴内において前記要素が互いに支持し、協働して支持し、前記シューアッパーの形を維持する、靴およびインサートアセンブリ。
  14. 前記シューアッパーインサートは、前後方向に形成された前後ヒンジ線をさらに備える、請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記シューアッパーインサートは、前記シューインサートアセンブリの厚さを増大させるために、前記前後ヒンジ線の周りで内外方向に曲がるように構成される、請求項14に記載のアセンブリ。
  16. 前記シューアッパーインサートは、前後方向および内外方向に対する斜め方向ヒンジ線をさらに含む、請求項13に記載のアセンブリ。
  17. 前記シューアッパーインサートは、前記設置位置内で前記シューアッパーを支持するために、前記斜め方向ヒンジ線で曲がるように構成される、請求項14に記載のアセンブリ。
  18. 前記シューアッパーインサートは、内外方向に形成された内外ヒンジ線をさらに含む、請求項13に記載のアセンブリ。
  19. 前記シューアッパーインサートは、前記シューインサートアセンブリの厚さを増大させるために、前記内外ヒンジ線で前後方向に曲がるように構成される、請求項18に記載のアセンブリ。
  20. 前記シューアッパーは内外方向にテーパー形状を有するバンプ領域を有し、
    前記シューアッパーインサートは、前記バンプ領域のテーパー形状を支持するように構成されたテーパー形状をさらに備える、請求項13に記載のアセンブリ。
  21. 対向する可撓性のポリマープライを含み、
    前記ポリマープライは、シールパターンにそって一緒に封止され、
    前記シールパターンは、
    複数の膨張チャンバ領域を含み、膨張流体を封止するように構成された1つ以上の膨張チャンバと、
    シューアッパー内に嵌合するようにチャンバ領域が互いに対して折り畳まれることを可能にする第1ヒンジ線と、
    を含み、
    前記膨張し折り畳まれたインサートは前記シューアッパーの形に嵌合し、支持するようにテーパーが付けられている、膨張可能なシューアッパーインサート。
  22. 前記第1ヒンジ線は、前記シューアッパーに嵌合するように前記テーパー形状に対して概ね前後方向に延在する、請求項21に記載の膨張可能なシューアッパーインサート。
  23. 前記封止パターンは、第1および第2ヒンジ線が外側、中央、および内側チャンバ領域を分割するように、概ね前後方向に延在する第2ヒンジを含む、請求項21に記載の膨張可能なシューアッパーインサート。
  24. 第1および第2ヒンジ線は、前記膨張および折り畳まれた外側および内側チャンバ領域が前記内側チャンバ領域に対して直立するように配向されて、前記シューアッパーインサートの外側および内側の厚さを増大させるように配置される、請求項21に記載の膨張可能なシューアッパーインサート。
  25. ヒンジ線は、前記シューアッパーに嵌合するために、前記テーパー形状に対して概ね内外方向に延在する、請求項21に記載の膨張可能なシューアッパーインサート。
  26. 前記インサートの前記テーパーは前記のバンプ領域のテーパー形状に嵌合し、支持するように構成される、請求項21に記載の膨張可能なシューアッパーインサート。

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