JP2021197286A - 電線保持部材及びコネクタ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタから嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線保持部材において、電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制すること。【解決手段】コネクタから嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線カバーであって、本体部4Aと、本体部4Aの嵌合方向後側に第1のヒンジを介して連結されている上カバー4Bと、本体部4Aの嵌合方向後側に第2のヒンジを介して連結されている下カバー4Cと、電線を下カバー4Cに向けて押圧することにより、下カバー4Cと協働して電線を屈曲させる第1の凸部と、上カバー4Bから嵌合方向前側に延びている第1の腕部55と、第1のヒンジよりも嵌合方向前側で本体部4Aに設けられており、上カバー4Bが閉じられる際に第1の腕部55が圧接しながら摺動する第1の被摺動部と、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じた状態でロックするロック機構と、を備える。【選択図】図9
Description
本明細書で開示する技術は、電線保持部材及びコネクタ構造に関する。
従来、電線の端末部に接続された複数の端子をハウジングに収容して構成されたコネクタが知られている。このようなコネクタにおいて、電線に対して端子の抜け方向の力が生じた場合に電線と端子との接続部分に生じる応力を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1に記載のコネクタは、端子が収容される合成樹脂製のハウジングと、ハウジングの嵌合方向後側に組み付けられる合成樹脂製の保持部材とを備えている。保持部材は本体と、本体に対してヒンジ部を介して回動可能に接続され、電線を覆う蓋部と、本体に対して蓋部側に延出されて電線が載置される載置部とを備え、蓋部は、載置部に載置された電線を載置部側に押さえる電線押さえ部を有している。
具体的には、特許文献1に記載のコネクタは、端子が収容される合成樹脂製のハウジングと、ハウジングの嵌合方向後側に組み付けられる合成樹脂製の保持部材とを備えている。保持部材は本体と、本体に対してヒンジ部を介して回動可能に接続され、電線を覆う蓋部と、本体に対して蓋部側に延出されて電線が載置される載置部とを備え、蓋部は、載置部に載置された電線を載置部側に押さえる電線押さえ部を有している。
しかしながら、特許文献1に記載のコネクタは、電線と端子との接続部分に生じる応力を抑制する上で改善の余地があった。
本明細書では、コネクタから嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線保持部材において、電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる技術を開示する。
本明細書では、コネクタから嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線保持部材において、電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる技術を開示する。
本明細書で開示する電線保持部材は、相手側コネクタに嵌合されるコネクタの嵌合方向後側に取り付けられ、前記コネクタから前記嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線保持部材であって、本体部と、前記本体部の嵌合方向後側に第1のヒンジを介して接続されている第1の保持部材と、前記本体部の嵌合方向後側に第2のヒンジを介して接続されている又は前記本体部に固定されて前記嵌合方向後側に延伸している第2の保持部材と、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材のいずれか一方の保持部材に設けられている第1の凸部であって、前記電線を他方の保持部材に向けて押圧することにより、前記他方の保持部材と協働して前記電線を屈曲させる第1の凸部と、前記第1の保持部材から前記嵌合方向前側に延びている第1の腕部と、前記第1のヒンジよりも前記嵌合方向前側で前記本体部に設けられており、前記第1の保持部材が閉じられる際に前記第1の腕部が圧接しながら摺動する第1の被摺動部と、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを閉じた状態でロックするロック機構と、を備える。
本明細書で開示する技術によれば、コネクタから嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線保持部材において、電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示の電線保持部材は、相手側コネクタに嵌合されるコネクタの嵌合方向後側に取り付けられ、前記コネクタから前記嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線保持部材であって、本体部と、前記本体部の嵌合方向後側に第1のヒンジを介して連結されている第1の保持部材と、前記本体部の嵌合方向後側に第2のヒンジを介して連結されている又は前記本体部に固定されて前記嵌合方向後側に延伸している第2の保持部材と、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材のいずれか一方の保持部材に設けられている第1の凸部であって、前記電線を他方の保持部材に向けて押圧することにより、前記他方の保持部材と協働して前記電線を屈曲させる第1の凸部と、前記第1の保持部材から前記嵌合方向前側に延びている第1の腕部と、前記第1のヒンジよりも前記嵌合方向前側で前記本体部に設けられており、前記第1の保持部材が閉じられる際に前記第1の腕部が圧接しながら摺動する第1の被摺動部と、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを閉じた状態でロックするロック機構と、を備える。
前述した特許文献1に記載のコネクタでは、蓋部を閉じるとき、蓋部の後端部(作業者が蓋部を押す位置)が力点、電線押え部が電線を押す位置が支点、ヒンジが作用点となり、ヒンジに大きな負荷がかかる。ハウジング及び保持部材は合成樹脂性であることから、ヒンジに負荷がかかるとヒンジあるいはその周辺が破損あるいは変形し、電線保持部材が電線を押え込む力が低下することが懸念される。
上記の構成によると、第1の保持部材が閉じられる際に第1の腕部が第1の被摺動部に圧接しながら摺動するので、第1の保持部材が閉じられるときに第1のヒンジに加わる力の一部が第1の被摺動部を圧接する力として分散される。このため第1のヒンジに加わる力が低減され、第1のヒンジあるいはその周辺の破損あるいは変形を抑制できる。第1のヒンジあるいはその周辺の破損や変形が抑制されると、電線保持部材が電線を押え込む力の低下が抑制されるので、電線に対して端子の抜け方向の力が生じた場合に電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる。
(2)前記第1の腕部及び前記第1の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第1のヒンジの回動軸方向の一方の側に設けられていることが好ましい。
上記の構成によると、第1の腕部及び第1の被摺動部を第1のヒンジの回動軸方向の一方の側だけに設けるので、回動軸方向の両側に設ける場合に比べて電線保持部材を小型化できる。
(3)前記第1の腕部及び前記第1の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第1のヒンジの回動軸方向の両側に設けられていることが好ましい。
上記の構成によると、第1の腕部及び第1の被摺動部を第1のヒンジの回動軸方向の両側に設けるので、回動軸方向の一方の側だけに設ける場合に比べ、第1のヒンジに加わる力をより低減できる。このため電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる。
(4)前記第1の被摺動部は円弧状に形成されており、前記第1の腕部は円弧状に凹む凹部を有し、前記凹部の円弧状の内周面が前記第1の被摺動部の円弧状の外周面に圧接することが好ましい。
上記の構成によると、第1の被摺動部が円弧状に形成されており、第1の腕部が円弧状に凹む凹部を有しているので、第1の腕部を第1の被摺動部に圧接させつつ摺動させることができる。
(5)前記第2の保持部材は前記第2のヒンジを介して前記本体部に連結されており、当該電線保持部材は、前記第2の保持部材から前記嵌合方向前側に延びている第2の腕部と、前記第2のヒンジよりも前記嵌合方向前側で前記本体部に設けられており、前記第2の保持部材が閉じられる際に前記第2の腕部が摺動する第2の被摺動部と、を備えることが好ましい。
上記の構成によると、第2の保持部材が閉じられる際に第2の腕部が第2の被摺動部に圧接しながら摺動するので、第2の保持部材が閉じられるときに第2のヒンジに加わる力の一部が第2の被摺動部を圧接する力として分散される。このため第2のヒンジに加わる力が低減され、第2のヒンジあるいはその周辺の破損あるいは変形を抑制できる。第2のヒンジあるいはその周辺の破損や変形が抑制されると、電線保持部材が電線を押え込む力の低下が抑制されるので、電線に対して端子の抜け方向の力が生じた場合に電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる。
(6)前記第2の腕部及び前記第2の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第2のヒンジの回動軸方向の一方の側に設けられていることが好ましい。
上記の構成によると、第2の腕部及び第2の被摺動部を第2のヒンジの回動軸方向の一方の側だけに設けるので、回動軸方向の両側に設ける場合に比べて電線保持部材を小型化できる。
(7)前記第2の腕部及び前記第2の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第2のヒンジの回動軸方向の両側に設けられていることが好ましい。
上記の構成材によると、第2の腕部及び第2の被摺動部を第2のヒンジの回動軸方向の両側に設けるので、回動軸方向の一方の側だけに設ける場合に比べ、第2のヒンジに加わる力をより低減できる。このため電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる。
(8)前記第2の被摺動部は円弧状に形成されており、前記第2の腕部は円弧状に凹む凹部を有し、前記凹部の円弧状の内周面が前記第2の被摺動部の円弧状の外周面に圧接することが好ましい。
上記の構成によると、第2の被摺動部が円弧状に形成されており、第2の腕部が円弧状に凹む凹部を有しているので、第2の腕部を第2の被摺動部に圧接させつつ摺動させることができる。
(9)前記第2の保持部材は、前記第1の凸部に対して前記嵌合方向にずれた位置に設けられている第2の凸部であって、前記電線を前記第1の保持部材に向けて押圧する第2の凸部を有し、前記電線は前記第1の凸部と前記第2の凸部とによって屈曲した状態で保持されることが好ましい。
上記の構成によると、第1の保持部材に設けられている第1の凸部と第2の保持部材に設けられている第2の凸部とにより、電線を屈曲した状態で保持できる。
(10)前記第2の保持部材の前記第1の保持部材側を向く面に、前記第1のヒンジの回動軸方向に延びる溝が形成されており、前記電線は前記第1の凸部と前記溝とによって屈曲した状態で保持されることが好ましい。
上記の構成によると、第1の保持部材に設けられている第1の凸部と第2の保持部材に設けられている溝とにより、電線を屈曲した状態で保持できる。
(11)本開示のコネクタ構造は、相手側コネクタに嵌合されるコネクタと、前記コネクタの嵌合方向後側に取り付けられる請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の電線保持部材と、を備える。
上記の構成によると、電線と端子との接続部分に生じる応力をより抑制できる。これにより、電線が端子から抜ける可能性を低減できる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下に、本開示の実施形態を説明する。本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下に、本開示の実施形態を説明する。本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
実施形態1を図1から図11を参照しつつ説明する。以降の説明において前後方向、左右方向、上下方向とは、図1における前後方向、左右方向、上下方向を基準とする。複数の同一部材については、一部の部材に符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
実施形態1を図1から図11を参照しつつ説明する。以降の説明において前後方向、左右方向、上下方向とは、図1における前後方向、左右方向、上下方向を基準とする。複数の同一部材については、一部の部材に符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
実施形態1に係るコネクタ構造1は、図1に示すアウターハウジング2、インナーハウジング3、電線カバー4(電線保持部材の一例)、電線5、及び、図2に示す雌端子6を備える。アウターハウジング2及びインナーハウジング3はコネクタの一例である。
(1−1)雌端子及び電線
図2に示すように、電線5は芯線5Aの外周面を絶縁性の合成樹脂からなる絶縁被覆5Bで包囲してなる。電線5の端末部分は絶縁被覆5Bが皮剥ぎされて、芯線5Aが露出している。実施形態1に係る芯線5Aは、1本の金属線からなる、いわゆる単芯線である。芯線5Aは、複数の金属細線を撚り合わせてなる撚線であってもよい。
図2に示すように、電線5は芯線5Aの外周面を絶縁性の合成樹脂からなる絶縁被覆5Bで包囲してなる。電線5の端末部分は絶縁被覆5Bが皮剥ぎされて、芯線5Aが露出している。実施形態1に係る芯線5Aは、1本の金属線からなる、いわゆる単芯線である。芯線5Aは、複数の金属細線を撚り合わせてなる撚線であってもよい。
雌端子6は、金属製の端子本体9と、端子本体9に対してスライド移動可能な金属製のスライド部材10と、を備える。
端子本体9は、相手側コネクタの雄端子(図示せず)が挿入される接続筒部9Aと、接続筒部9Aから後方に延出された上側接続片部9B及び下側接続片部9Cと、を備える。接続筒部9Aは前後方向に延びる角筒状をなしている。接続筒部9Aの前端は相手側の雄端子が挿入可能に開口されている。スライド部材10も前後方向に延びる角筒状をなしている。
端子本体9は、相手側コネクタの雄端子(図示せず)が挿入される接続筒部9Aと、接続筒部9Aから後方に延出された上側接続片部9B及び下側接続片部9Cと、を備える。接続筒部9Aは前後方向に延びる角筒状をなしている。接続筒部9Aの前端は相手側の雄端子が挿入可能に開口されている。スライド部材10も前後方向に延びる角筒状をなしている。
電線5は雌端子6に接続されており、雌端子6から後側に延びている。雌端子6への電線5の接続では、スライド部材10が端子本体9に対して後側に位置している状態で電線5の芯線5Aが後側からスライド部材10及び端子本体9に挿入される。その状態でスライド部材10が前側にスライドされると、端子本体9の上側接続片部9Bがスライド部材10の上側加圧部10Aによって下に加圧されると共に、下側接続片部9Cがスライド部材10の下側加圧部10Bによって上に加圧されることによって芯線5Aが狭持される。これにより電線5が雌端子6に接続される。
ここではスライド部材10を用いて雌端子6に電線5を接続する場合を例に説明したが、電線5は雌端子6に圧着されてもよいし、溶接されてもよいし、半田付けされてもよい。
ここではスライド部材10を用いて雌端子6に電線5を接続する場合を例に説明したが、電線5は雌端子6に圧着されてもよいし、溶接されてもよいし、半田付けされてもよい。
(1−2)アウターハウジング
図1に示すように、アウターハウジング2は、絶縁性の合成樹脂製であって、上下に扁平な略直方体形状をなしている。アウターハウジング2には前後方向に延びる複数のキャビティ2Aが形成されている。複数のキャビティ2Aは左右方向に間隔を空けて並ぶと共に、上下方向に間隔を空けて2段に形成されている。キャビティ2Aは前方及び後方に開口している。
図1に示すように、アウターハウジング2は、絶縁性の合成樹脂製であって、上下に扁平な略直方体形状をなしている。アウターハウジング2には前後方向に延びる複数のキャビティ2Aが形成されている。複数のキャビティ2Aは左右方向に間隔を空けて並ぶと共に、上下方向に間隔を空けて2段に形成されている。キャビティ2Aは前方及び後方に開口している。
アウターハウジング2の上面には、弾性変形可能なロックアーム2Bが、アウターハウジング2の前端部から後方に延びて形成されている。ロックアーム2Bの上面には相手側コネクタの係合穴に係合されるロック部2Cが上方に突出して形成されている。ロックアーム2Bの後端部には、左右方向に延びた板状をなす把持部2Dが設けられている。作業者が把持部2Dに指を掛けることにより、ロックアーム2Bを弾性変形させることができる。
アウターハウジング2の上面には上方に突出する保護リブ2Eが形成されている。保護リブ2Eのアウターハウジング2からの突出高さ寸法は、ロックアーム2Bのアウターハウジング2の上面からの突出高さ寸法よりも大きく設定されている。
アウターハウジング2の上面には上方に突出する保護リブ2Eが形成されている。保護リブ2Eのアウターハウジング2からの突出高さ寸法は、ロックアーム2Bのアウターハウジング2の上面からの突出高さ寸法よりも大きく設定されている。
図3に示すように、アウターハウジング2の底壁には電線カバー4の底壁28に設けられている係合突起29(図7、図9参照)が係合する矩形の係合穴2Fが形成されている。
(1−3)インナーハウジング
図4に示すように、インナーハウジング3は、絶縁性の合成樹脂製であって、上下に扁平な略直方体形状をなしている。インナーハウジング3には前後方向に延びる複数のキャビティ3Aが形成されている。複数のキャビティ3Aは左右方向に間隔を空けて並ぶと共に、上下方向に間隔を空けて2段に形成されている。キャビティ3Aは前方及び後方に開口している。これらのキャビティ3Aはアウターハウジング2のキャビティ2Aに対応して形成されている。
図4に示すように、インナーハウジング3は、絶縁性の合成樹脂製であって、上下に扁平な略直方体形状をなしている。インナーハウジング3には前後方向に延びる複数のキャビティ3Aが形成されている。複数のキャビティ3Aは左右方向に間隔を空けて並ぶと共に、上下方向に間隔を空けて2段に形成されている。キャビティ3Aは前方及び後方に開口している。これらのキャビティ3Aはアウターハウジング2のキャビティ2Aに対応して形成されている。
図5に示すように、インナーハウジング3は、上段に形成されたキャビティ3Aと、下段に形成されたキャビティ3Aとの間を仕切る隔壁3Bを有する。隔壁3Bは、キャビティ3Aの後端部から後方に延出されている。隔壁3Bの上面及び下面には、それぞれ、前後方向に延びると共に上下に突出した複数の仕切り壁3Cが設けられている。前述した雌端子6は隣り合う仕切り壁3Cの間に配されて前側部分がキャビティ3Aに後側から挿入される。各雌端子6が仕切り壁3Cの間に配されることにより、左右方向に隣り合う雌端子6と電気的に絶縁されるようになっている。
(1−4)電線カバー
図1に示すように、電線カバー4は、絶縁性の合成樹脂製であって、上下に扁平な略直方体形状をなしている。
図6に示すように、電線カバー4は本体部4A、上カバー4B(第1の保持部材及び一方の保持部材の一例)、及び、下カバー4C(第2の保持部材及び他方の保持部材の一例)を備えている。
図7に示すように、上カバー4B及び下カバー4Cは本体部4Aと一体に形成されている。本体部4Aと上カバー4Bとの接続部分は薄く形成されており、上カバー4Bを本体部4Aに回動可能に連結する第1のヒンジ70を構成している。同様に、本体部4Aと下カバー4Cとの接続部分は薄く形成されており、下カバー4Cを本体部4Aに回動可能に連結する第2のヒンジ71を構成している。
図1に示すように、電線カバー4は、絶縁性の合成樹脂製であって、上下に扁平な略直方体形状をなしている。
図6に示すように、電線カバー4は本体部4A、上カバー4B(第1の保持部材及び一方の保持部材の一例)、及び、下カバー4C(第2の保持部材及び他方の保持部材の一例)を備えている。
図7に示すように、上カバー4B及び下カバー4Cは本体部4Aと一体に形成されている。本体部4Aと上カバー4Bとの接続部分は薄く形成されており、上カバー4Bを本体部4Aに回動可能に連結する第1のヒンジ70を構成している。同様に、本体部4Aと下カバー4Cとの接続部分は薄く形成されており、下カバー4Cを本体部4Aに回動可能に連結する第2のヒンジ71を構成している。
(1−4−1)本体部
図6に示すように、本体部4Aには前後方向に延びる複数の電線挿通穴17が形成されている。電線挿通穴17は前方及び後方に開口している。複数の電線挿通穴17は左右方向に間隔を空けて並ぶと共に、上下方向に間隔を空けて2段に形成されている。これらの電線挿通穴17はインナーハウジング3のキャビティ3Aに対応して形成されている。
図6に示すように、本体部4Aには前後方向に延びる複数の電線挿通穴17が形成されている。電線挿通穴17は前方及び後方に開口している。複数の電線挿通穴17は左右方向に間隔を空けて並ぶと共に、上下方向に間隔を空けて2段に形成されている。これらの電線挿通穴17はインナーハウジング3のキャビティ3Aに対応して形成されている。
本体部4Aの前側には、本体部4Aの上壁30を前側に延長する形態で前側に向かって板状に張り出す上側張り出し部18と、本体部4Aの底壁28(図7参照)を前側に延長する形態で前側に向かって板状に張り出す下側張り出し部19とが形成されている。上側張り出し部18と下側張り出し部19との間隔はインナーハウジング3の上下方向の厚みと略一致している。
図8に示すように、本体部4Aの後側には上段の電線挿通穴17と下段の電線挿通穴17との間から後側に向かって張り出す電線支持部20が一体に設けられている。電線支持部20の上面及び下面には前後方向に延びる複数の半円状の溝21が左右方向に並んで形成されている。上段の雌端子6に接続されている電線5は上面に形成されている溝21に嵌って後側に引き出される。下段の雌端子6に接続されている電線5は下面に形成されている溝21に嵌って後側に引き出される。
図6及び図8に示すように、本体部4Aの右側壁22には右側に張り出す第2の被摺動部23が一体に形成されている。第2の被摺動部23は右側から見て円を上下左右に4分割した場合の左上部分に相当する形状である。第2の被摺動部23の右側には右側ガイド部24が一体に形成されている。右側ガイド部24は右側から見て第2の被摺動部23よりも一回り大きい円弧状に形成されている。
図6に示すように、本体部4Aの左側壁25には左側に張り出す第1の被摺動部26が一体に形成されている。第1の被摺動部26は左側から見て円を上下左右に4分割した場合の右下部分に相当する形状である。第1の被摺動部26の左側には左側ガイド部27が一体に形成されている。左側ガイド部27は左側から見て第1の被摺動部26よりも一回り大きい円弧状に形成されている。
図9に示すように、本体部4Aの底壁28には、前述したアウターハウジング2の底壁に設けられている係合穴2Fに係合する係合突起29が一体に形成されている。
図9に示すように、本体部4Aの底壁28には、前述したアウターハウジング2の底壁に設けられている係合穴2Fに係合する係合突起29が一体に形成されている。
(1−4−2)下カバー
図8に示すように、下カバー4Cは下壁35、下壁35の右側から後方に延出している右側壁36、下壁35の左側から後方に延出している左側壁37を有している。
下壁35の後側を向く面には後側に向かって突出する断面三角形状の2つの第2の凸部38が上下方向に離間して形成されている。第2の凸部38は下カバー4Cの左右方向の全幅に亘って形成されている。
図8に示すように、下カバー4Cは下壁35、下壁35の右側から後方に延出している右側壁36、下壁35の左側から後方に延出している左側壁37を有している。
下壁35の後側を向く面には後側に向かって突出する断面三角形状の2つの第2の凸部38が上下方向に離間して形成されている。第2の凸部38は下カバー4Cの左右方向の全幅に亘って形成されている。
右側壁36には係合穴43が設けられている。係合穴43は上カバー4Bの右側壁51に形成されている係合突起57が係合する穴である。
右側壁36には右側壁36を上側に延長した形態で板状の第2の腕部41が一体に形成されている。第2の腕部41には前側から後側に向かって円弧状に凹む凹部42が形成されている。図8に示す状態において、凹部42は右側から見て円を上下左右に4分割した場合の右上部分に相当する形状である。円弧状の凹部42の内周形状と本体部4Aの円弧状の第2の被摺動部23の外周形状とは略一致している。言い換えると、これらの円弧の半径は略一致している。
右側壁36には右側壁36を上側に延長した形態で板状の第2の腕部41が一体に形成されている。第2の腕部41には前側から後側に向かって円弧状に凹む凹部42が形成されている。図8に示す状態において、凹部42は右側から見て円を上下左右に4分割した場合の右上部分に相当する形状である。円弧状の凹部42の内周形状と本体部4Aの円弧状の第2の被摺動部23の外周形状とは略一致している。言い換えると、これらの円弧の半径は略一致している。
図9に示すように、下カバー4Cの左側壁37には左側に張り出す係合突起40が設けられている。係合突起40は上カバー4Bの左側壁52に形成されている係合穴54に係合する突起である。
(1−4−3)上カバー
図8に示すように、上カバー4Bは、大まかには下カバー4Cと対象の形状である。上カバー4Bは上壁50、上壁50の右側から後方に延出している右側壁51、上壁50の左側から後方に延出している左側壁52を有している。
上壁50の後側を向く面には後側に向かって突出する断面三角形状の第1の凸部53が形成されている。第1の凸部53は、上カバー4Bと下カバー4Cとが閉じられた状態において、下カバー4Cの2つの第2の凸部38の間となる位置に形成されている。第1の凸部53は上カバー4Bの左右方向の全幅に亘って形成されている。
図8に示すように、上カバー4Bは、大まかには下カバー4Cと対象の形状である。上カバー4Bは上壁50、上壁50の右側から後方に延出している右側壁51、上壁50の左側から後方に延出している左側壁52を有している。
上壁50の後側を向く面には後側に向かって突出する断面三角形状の第1の凸部53が形成されている。第1の凸部53は、上カバー4Bと下カバー4Cとが閉じられた状態において、下カバー4Cの2つの第2の凸部38の間となる位置に形成されている。第1の凸部53は上カバー4Bの左右方向の全幅に亘って形成されている。
図9に示すように、上カバー4Bの左側壁52には係合穴54が設けられている。係合穴54は下カバー4Cの左側壁37に形成されている係合突起40が係合する穴である。
左側壁52には左側壁52を下側に延長した形態で板状の第1の腕部55が一体に形成されている。第1の腕部55には前側から後側に向かって円弧状に凹む凹部56が形成されている。図9に示す状態において、凹部56は左側から見て円を上下左右に4分割した場合の左下部分に相当する形状である。円弧状の凹部56の内周形状と本体部4Aの円弧状の第1の被摺動部26の外周形状とは略一致している。言い換えると、これらの円弧の半径は略一致している。
左側壁52には左側壁52を下側に延長した形態で板状の第1の腕部55が一体に形成されている。第1の腕部55には前側から後側に向かって円弧状に凹む凹部56が形成されている。図9に示す状態において、凹部56は左側から見て円を上下左右に4分割した場合の左下部分に相当する形状である。円弧状の凹部56の内周形状と本体部4Aの円弧状の第1の被摺動部26の外周形状とは略一致している。言い換えると、これらの円弧の半径は略一致している。
図8に示すように、上カバー4Bの右側壁51には右側に張り出す係合突起57が設けられている。係合突起57は下カバー4Cの右側壁36に形成されている係合穴43に係合する突起である。
下カバー4Cの右側壁36に設けられている係合穴43と上カバー4Bの右側壁51に設けられている係合突起57とは、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じた状態でロックするロック機構を構成している。同様に、下カバー4Cの左側壁37に設けられている係合突起40と上カバー4Bの左側壁52に設けられている係合穴54とは、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じた状態でロックするロック機構を構成している。
下カバー4Cの右側壁36に設けられている係合穴43と上カバー4Bの右側壁51に設けられている係合突起57とは、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じた状態でロックするロック機構を構成している。同様に、下カバー4Cの左側壁37に設けられている係合突起40と上カバー4Bの左側壁52に設けられている係合穴54とは、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じた状態でロックするロック機構を構成している。
(2)電線カバーによる電線の保持
図10に示すように、電線カバー4によって電線5を保持するとき、作業者は上カバー4Bの後端部と下カバー4Cの後端部とを手で挟み込んで上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じる。図11に示すように、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じるとき、電線5は上カバー4Bに設けられている第1の凸部53によって下に押圧されながら、下カバー4Cに設けられている2つの第2の凸部38によって上に押圧されることにより、電線カバー4の内部で屈曲する。
図10に示すように、電線カバー4によって電線5を保持するとき、作業者は上カバー4Bの後端部と下カバー4Cの後端部とを手で挟み込んで上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じる。図11に示すように、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じるとき、電線5は上カバー4Bに設けられている第1の凸部53によって下に押圧されながら、下カバー4Cに設けられている2つの第2の凸部38によって上に押圧されることにより、電線カバー4の内部で屈曲する。
図10に示すように、上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じるとき、下カバー4Cの第2の腕部41は、凹部42の円弧状の内周面が、本体部4Aの第2の被摺動部23の円弧状の外周面に圧接しながら摺動する。
具体的には、前述したように第2の腕部41の円弧状の凹部42の半径は円弧状の第2の被摺動部23の半径と略一致しているので、電線5がない状態で上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じた場合は、円弧状の凹部42の内周面は円弧状の第2の被摺動部23の外周面に摺接しないか、又は、摺接したとしても凹部42の内周面が第2の被摺動部23の外周面を押し付ける力は比較的小さい。これに対し、電線5がある場合は、下カバー4Cの後端部が力点、前側の凸部38が支点となり、梃の原理によって第2のヒンジ71に下向きの力が作用する。この力によって第2のヒンジ71あるいはその周辺が下に向かって変形しようとする。しかしながら、第2のヒンジ71に下向きの力が作用すると、その力の一部が、円弧状の凹部42の内周面が円弧状の第2の被摺動部23の外周面を押圧する力として作用する。これにより、第2のヒンジ71に加わる力の一部が、第2の腕部41を第2の被摺動部23に向けて押し付ける力として分散される。
具体的には、前述したように第2の腕部41の円弧状の凹部42の半径は円弧状の第2の被摺動部23の半径と略一致しているので、電線5がない状態で上カバー4Bと下カバー4Cとを閉じた場合は、円弧状の凹部42の内周面は円弧状の第2の被摺動部23の外周面に摺接しないか、又は、摺接したとしても凹部42の内周面が第2の被摺動部23の外周面を押し付ける力は比較的小さい。これに対し、電線5がある場合は、下カバー4Cの後端部が力点、前側の凸部38が支点となり、梃の原理によって第2のヒンジ71に下向きの力が作用する。この力によって第2のヒンジ71あるいはその周辺が下に向かって変形しようとする。しかしながら、第2のヒンジ71に下向きの力が作用すると、その力の一部が、円弧状の凹部42の内周面が円弧状の第2の被摺動部23の外周面を押圧する力として作用する。これにより、第2のヒンジ71に加わる力の一部が、第2の腕部41を第2の被摺動部23に向けて押し付ける力として分散される。
同様に、上カバー4Bの第1の腕部55は、円弧状の凹部56の内周面が、本体部4Aの第1の被摺動部26の円弧状の外周面に圧接しながら摺動する。第2の腕部41と同じ理由により、第1のヒンジ70に加わる力の一部が、第1の腕部55を第1の被摺動部26に向けて押し付ける力として分散される。
図1に示すように、上カバー4Bと下カバー4Cとが閉じられると、上カバー4Bの右側壁51に設けられている係合突起57が下カバー4Cの右側壁36に形成されている係合穴43に係合すると共に、下カバー4Cの左側壁37に形成されている係合突起40が上カバー4Bの左側壁52に設けられている係合穴54に係合する。これにより上カバー4Bと下カバー4Cとがロックされる。
その状態でインナーハウジング3がアウターハウジング2に後側から挿入される。インナーハウジング3をアウターハウジング2に挿入すると、電線カバー4の底壁28に形成されている係合突起29が、アウターハウジング2の底壁に形成されている係合穴2Fに係合する。これによりインナーハウジング3及び電線カバー4がアウターハウジング2に固定される。
(3)実施形態の効果
実施形態1に係る電線カバー4によると、上カバー4Bを閉じるときに第1の腕部55が第1の被摺動部26に圧接しながら摺動するので、上カバー4Bを閉じるときに第1のヒンジ70に加わる力の一部が第1の被摺動部26を圧接する力として分散される。このため第1のヒンジ70に加わる力が低減され、第1のヒンジ70あるいはその周辺の破損あるいは変形を抑制できる。第1のヒンジ70あるいはその周辺の破損や変形が抑制されると、電線カバー4が電線5を押え込む力の低下が抑制されるので、電線5に対して雌端子6の抜け方向の力が生じた場合に電線5と雌端子6との接続部分に生じる応力をより抑制できる。このため、電線5が雌端子6から抜ける可能性を低減できる。
実施形態1に係る電線カバー4によると、上カバー4Bを閉じるときに第1の腕部55が第1の被摺動部26に圧接しながら摺動するので、上カバー4Bを閉じるときに第1のヒンジ70に加わる力の一部が第1の被摺動部26を圧接する力として分散される。このため第1のヒンジ70に加わる力が低減され、第1のヒンジ70あるいはその周辺の破損あるいは変形を抑制できる。第1のヒンジ70あるいはその周辺の破損や変形が抑制されると、電線カバー4が電線5を押え込む力の低下が抑制されるので、電線5に対して雌端子6の抜け方向の力が生じた場合に電線5と雌端子6との接続部分に生じる応力をより抑制できる。このため、電線5が雌端子6から抜ける可能性を低減できる。
電線カバー4によると、第1の腕部55及び第1の被摺動部26を第1のヒンジ70の回動軸方向の一方の側だけに設けるので、回動軸方向の両側に設ける場合に比べて電線カバー4を小型化できる。
電線カバー4によると、第1の被摺動部26が円弧状に形成されており、第1の腕部55が円弧状に凹む凹部56を有しているので、第1の腕部55を第1の被摺動部26に圧接させつつ摺動させることができる。
電線カバー4によると、下カバー4Cは第2のヒンジ71を介して本体部4Aに連結されており、下カバー4Cを閉じるときに第2の腕部41が第2の被摺動部23に圧接しながら摺動する。このため、下カバー4Cを閉じるときに第2のヒンジ71に加わる力の一部が第2の被摺動部23を圧接する力として分散される。このため第2のヒンジ71に加わる力が低減され、第2のヒンジ71あるいはその周辺の破損あるいは変形を抑制できる。第2のヒンジ71あるいはその周辺の破損や変形が抑制されると、電線カバー4が電線5を押え込む力の低下が抑制されるので、電線5に対して雌端子6の抜け方向の力が生じた場合に電線5と雌端子6との接続部分に生じる応力をより抑制できる。このため、電線5が雌端子6から抜ける可能性をより低減できる。
電線カバー4によると、第2の腕部41及び第2の被摺動部23を第2のヒンジ71の回動軸方向の一方の側だけに設けるので、回動軸方向の両側に設ける場合に比べて電線カバー4を小型化できる。
電線カバー4によると、第2の被摺動部23が円弧状に形成されており、第2の腕部41が円弧状に凹む凹部42を有しているので、第2の腕部41を第2の被摺動部23に圧接させつつ摺動させることができる。
電線カバー4によると、上カバー4Bに設けられている第1の凸部53と下カバー4Cに設けられている第2の凸部38とにより、電線5を屈曲した状態で保持できる。
実施形態1に係るコネクタ構造1よると、電線5と雌端子6との接続部分に生じる応力をより抑制できる。
<実施形態2>
実施形態2を図12から図13によって説明する。実施形態1と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、実施形態2に係る電線カバー204の下カバー204Cは、第2のヒンジ71の回動軸方向の両側に第2の腕部41が設けられている。上カバー204Bも同様であり、第1のヒンジ70の回動軸方向の両側に第1の腕部55が設けられている。上カバー204Bの右側の第1の腕部55は下カバー204Cの右側の第2の腕部41より右側に位置している。上カバー204Bの左側の第1の腕部55は下カバー204Cの左側の第2の腕部41より左側に位置している。
実施形態2を図12から図13によって説明する。実施形態1と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、実施形態2に係る電線カバー204の下カバー204Cは、第2のヒンジ71の回動軸方向の両側に第2の腕部41が設けられている。上カバー204Bも同様であり、第1のヒンジ70の回動軸方向の両側に第1の腕部55が設けられている。上カバー204Bの右側の第1の腕部55は下カバー204Cの右側の第2の腕部41より右側に位置している。上カバー204Bの左側の第1の腕部55は下カバー204Cの左側の第2の腕部41より左側に位置している。
図13に示すように、本体部204Aは左右両側に第2の被摺動部23が設けられている。そして、右側の第2の被摺動部23の右側に第1の被摺動部26が一体に形成されており、左側の第2の被摺動部23の左側に第1の被摺動部26が一体に形成されている。そして、右側の第1の被摺動部26の右側に右側ガイド部24が一体に形成されており、左側の第1の被摺動部26の左側に左側ガイド部27が一体に形成されている。
実施形態2に係る電線カバー204によると、第1の腕部55及び第1の被摺動部26を第1のヒンジ70の回動軸方向の両側に設けるので、回動軸方向の一方の側だけに設ける場合に比べ、第1のヒンジ70に加わる力をより低減できる。このため電線5が雌端子6から抜ける可能性をより低減できる。
電線カバー204によると、第2の腕部41及び第2の被摺動部23を第2のヒンジ71の回動軸方向の両側に設けるので、回動軸方向の一方の側だけに設ける場合に比べ、第2のヒンジ71に加わる力をより低減できる。このため電線5が雌端子6から抜ける可能性をより低減できる。
<実施形態3>
実施形態3を図14から図15によって説明する。実施形態1と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、実施形態3に係る電線カバー304は下カバー304Cが本体部304Aに一体に形成されており、本体部304Aに固定されて後側に延伸している。
本体部304Aは左右両側に第1の被摺動部26が形成されている。上カバー304Bは左右両側に第1の腕部55を有している。上カバー304Bの後側を向く面には後側に向かって突出する断面四角形状の第1の凸部353が形成されている。第1の凸部353は上カバー304Bの左右方向の全幅に亘って形成されている。第1の被摺動部26及び第1の腕部55は左右のいずれか一方の側だけに設けられてもよい。
実施形態3を図14から図15によって説明する。実施形態1と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、実施形態3に係る電線カバー304は下カバー304Cが本体部304Aに一体に形成されており、本体部304Aに固定されて後側に延伸している。
本体部304Aは左右両側に第1の被摺動部26が形成されている。上カバー304Bは左右両側に第1の腕部55を有している。上カバー304Bの後側を向く面には後側に向かって突出する断面四角形状の第1の凸部353が形成されている。第1の凸部353は上カバー304Bの左右方向の全幅に亘って形成されている。第1の被摺動部26及び第1の腕部55は左右のいずれか一方の側だけに設けられてもよい。
図15に示すように、下カバー304Cの上面には左右方向に延びる溝60が形成されている。具体的には、下カバー304Cの上面には前側から後側に向かって下に傾斜する傾斜面61、傾斜面61の後側に連なる水平面62、水平面62の後側に連なる傾斜面63であって前側から後側に向かって上に傾斜する傾斜面63が形成されており、これらの面によって溝60が形成されている。下カバー304Cの上面には凸部は形成されておらず、上カバー304Bの第1の凸部353によって下に押圧された電線5は下カバー4Cの上面に沿って屈曲する。
実施形態3に係る電線カバー304によると、上カバー304Bに設けられている第1の凸部353と下カバー304Cに設けられている溝60とにより、電線5を屈曲した状態で保持できる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では第1の腕部55に円弧状の凹部56が形成されており、本体部4Aに円弧状の第1の被摺動部26が形成されている場合を例示した。これに対し、第1の腕部55に円弧状の被摺動部が形成されており、本体部4Aに円弧上の凹部が形成されていてもよい。第2の腕部41及び第2の被摺動部23についても同様である。
(2)上記実施形態1では第1の腕部55に円弧状の凹部56が形成されており、本体部4Aに円弧状の第1の被摺動部26が形成されている場合を例示したが、これらは上カバー4Bが閉じられる際に第1の腕部55が第1の被摺動部26に圧接しながら摺動する形状であればこれに限られない。
(3)上記実施形態1では上カバー4Bに第1の凸部53が1つ形成されており、下カバー4Cに第2の凸部38が2つ形成されている場合を例に説明した。これに対し、上カバー4Bに第1の凸部53が2つ形成されており、下カバー4Cに第2の凸部38が1つ形成されていてもよい。
(4)上記実施形態1では上カバー4Bに第1の凸部53が1つ形成されており、下カバー4Cに第2の凸部38が2つ形成されている場合を例に説明した。これに対し、上カバー4Bに第1の凸部53が1つ形成されており、下カバー4Cに実施形態3と同様の溝60が形成されていてもよい。あるいは、下カバー4Cに第2の凸部38が1つ形成されており、上カバー4Bに実施形態3と同様の溝60が形成されていてもよい。
(5)上記実施形態3では上カバー304Bに第1の凸部353が形成されており、下カバー304Cに溝60が形成されている場合を例示した。これに対し、上カバー304Bに溝60が形成されており、下カバー304Cに第1の凸部353が形成されていてもよい。
(6)上記実施形態3では上カバー304Bに1つの第1の凸部353が形成されており、下カバー304Cに溝60が形成されている場合を例示した。これに対し、上カバー304Bに1つの第1の凸部353が形成されており、下カバー304Cに2つの凸部が前後方向に離間して形成されていてもよい。あるいは、上カバー304Bに2つの凸部が前後方向に離間して形成されており、下カバー304Cに1つの凸部が形成されていてもよい。
(7)上記実施形態1では本体部4Aと上カバー4Bとを接続している接続部分を薄くすることによって第1のヒンジ70を形成する場合を例に説明したが、第1のヒンジ70の構成はこれに限られない。例えば本体部4Aに形成されている軸受け穴と上カバー4Bに形成されている軸受け穴とに通された円柱状の軸とによって第1のヒンジ70が形成されてもよい。下カバー4Cについても同様である。
1: コネクタ構造
2: アウターハウジング(コネクタの一例)
2A: キャビティ
2B: ロックアーム
2C: ロック部
2D: 把持部
2E: 保護リブ
2F: 係合穴
3: インナーハウジング(コネクタの一例)
3A: キャビティ
3B: 隔壁
3C: 仕切り壁
4: 電線カバー(電線保持部材の一例)
4A: 本体部
4B: 上カバー(第1の保持部材の一例)
4C: 下カバー(第2の保持部材の一例)
5: 電線
5A: 芯線
5B: 絶縁被覆
6: 雌端子
9: 端子本体
9A: 接続筒部
9B: 上側接続片部
9C: 下側接続片部
10: スライド部材
10A: 上側加圧部
10B: 下側加圧部
17: 電線挿通穴
18: 上側張り出し部
19: 下側張り出し部
20: 電線支持部
21: 溝
22: 右側壁
23: 第2の被摺動部
24: 右側ガイド部
25: 左側壁
26: 第1の被摺動部
27: 左側ガイド部
28: 底壁
29: 係合突起
30: 上壁
35: 下壁
36: 右側壁
37: 左側壁
38: 第2の凸部
40: 係合突起(ロック機構の一例)
41: 第2の腕部
42: 凹部
43: 係合穴(ロック機構の一例)
50: 上壁
51: 右側壁
52: 左側壁
53: 第1の凸部
54: 係合穴(ロック機構の一例)
55: 第1の腕部
56: 凹部
57: 係合突起(ロック機構の一例)
60: 溝
61: 傾斜面
62: 水平面
63: 傾斜面
70: 第1のヒンジ
71: 第2のヒンジ
204: 電線カバー(電線保持部材の一例)
204A: 本体部
204B: 上カバー(第1の保持部材の一例)
204C: 下カバー(第2の保持部材の一例)
304: 電線カバー(電線保持部材の一例)
304A: 本体部
304B: 上カバー(第1の保持部材の一例)
304C: 下カバー(第2の保持部材の一例)
353: 第1の凸部
2: アウターハウジング(コネクタの一例)
2A: キャビティ
2B: ロックアーム
2C: ロック部
2D: 把持部
2E: 保護リブ
2F: 係合穴
3: インナーハウジング(コネクタの一例)
3A: キャビティ
3B: 隔壁
3C: 仕切り壁
4: 電線カバー(電線保持部材の一例)
4A: 本体部
4B: 上カバー(第1の保持部材の一例)
4C: 下カバー(第2の保持部材の一例)
5: 電線
5A: 芯線
5B: 絶縁被覆
6: 雌端子
9: 端子本体
9A: 接続筒部
9B: 上側接続片部
9C: 下側接続片部
10: スライド部材
10A: 上側加圧部
10B: 下側加圧部
17: 電線挿通穴
18: 上側張り出し部
19: 下側張り出し部
20: 電線支持部
21: 溝
22: 右側壁
23: 第2の被摺動部
24: 右側ガイド部
25: 左側壁
26: 第1の被摺動部
27: 左側ガイド部
28: 底壁
29: 係合突起
30: 上壁
35: 下壁
36: 右側壁
37: 左側壁
38: 第2の凸部
40: 係合突起(ロック機構の一例)
41: 第2の腕部
42: 凹部
43: 係合穴(ロック機構の一例)
50: 上壁
51: 右側壁
52: 左側壁
53: 第1の凸部
54: 係合穴(ロック機構の一例)
55: 第1の腕部
56: 凹部
57: 係合突起(ロック機構の一例)
60: 溝
61: 傾斜面
62: 水平面
63: 傾斜面
70: 第1のヒンジ
71: 第2のヒンジ
204: 電線カバー(電線保持部材の一例)
204A: 本体部
204B: 上カバー(第1の保持部材の一例)
204C: 下カバー(第2の保持部材の一例)
304: 電線カバー(電線保持部材の一例)
304A: 本体部
304B: 上カバー(第1の保持部材の一例)
304C: 下カバー(第2の保持部材の一例)
353: 第1の凸部
Claims (11)
- 相手側コネクタに嵌合されるコネクタの嵌合方向後側に取り付けられ、前記コネクタから前記嵌合方向後側に引き出されている電線を保持する電線保持部材であって、
本体部と、
前記本体部の嵌合方向後側に第1のヒンジを介して連結されている第1の保持部材と、
前記本体部の嵌合方向後側に第2のヒンジを介して連結されている又は前記本体部に固定されて前記嵌合方向後側に延伸している第2の保持部材と、
前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材のいずれか一方の保持部材に設けられている第1の凸部であって、前記電線を他方の保持部材に向けて押圧することにより、前記他方の保持部材と協働して前記電線を屈曲させる第1の凸部と、
前記第1の保持部材から前記嵌合方向前側に延びている第1の腕部と、
前記第1のヒンジよりも前記嵌合方向前側で前記本体部に設けられており、前記第1の保持部材が閉じられる際に前記第1の腕部が圧接しながら摺動する第1の被摺動部と、
前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを閉じた状態でロックするロック機構と、
を備える、電線保持部材。 - 前記第1の腕部及び前記第1の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第1のヒンジの回動軸方向の一方の側に設けられている、請求項1に記載の電線保持部材。
- 前記第1の腕部及び前記第1の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第1のヒンジの回動軸方向の両側に設けられている、請求項1に記載の電線保持部材。
- 前記第1の被摺動部は円弧状に形成されており、
前記第1の腕部は円弧状に凹む凹部を有し、前記凹部の円弧状の内周面が前記第1の被摺動部の円弧状の外周面に圧接する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電線保持部材。 - 前記第2の保持部材は前記第2のヒンジを介して前記本体部に連結されており、
当該電線保持部材は、
前記第2の保持部材から前記嵌合方向前側に延びている第2の腕部と、
前記第2のヒンジよりも前記嵌合方向前側で前記本体部に設けられており、前記第2の保持部材が閉じられる際に前記第2の腕部が摺動する第2の被摺動部と、
を備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電線保持部材。 - 前記第2の腕部及び前記第2の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第2のヒンジの回動軸方向の一方の側に設けられている、請求項5に記載の電線保持部材。
- 前記第2の腕部及び前記第2の被摺動部は、前記本体部を基準に前記第2のヒンジの回動軸方向の両側に設けられている、請求項5に記載の電線保持部材。
- 前記第2の被摺動部は円弧状に形成されており、
前記第2の腕部は円弧状に凹む凹部を有し、前記凹部の円弧状の内周面が前記第2の被摺動部の円弧状の外周面に圧接する、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の電線保持部材。 - 前記他方の保持部材は、前記第1の凸部に対して前記嵌合方向にずれた位置に設けられている第2の凸部であって、前記電線を前記一方の保持部材に向けて押圧する第2の凸部を有し、
前記電線は前記第1の凸部と前記第2の凸部とによって屈曲した状態で保持される、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電線保持部材。 - 前記他方の保持部材の前記一方の保持部材側を向く面に、前記第1のヒンジの回動軸方向に延びる溝が形成されており、
前記電線は前記第1の凸部と前記溝とによって屈曲した状態で保持される、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電線保持部材。 - 相手側コネクタに嵌合されるコネクタと、
前記コネクタの嵌合方向後側に取り付けられる請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の電線保持部材と、
を備えるコネクタ構造。
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JP2020103267A JP2021197286A (ja) | 2020-06-15 | 2020-06-15 | 電線保持部材及びコネクタ構造 |
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