JP2021195198A - エレベーターおよび乗りかご - Google Patents
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Abstract
Description
乗りかごの床部に取り付けられるエプロンに関しては、エレベーターの安全性を確保する観点から次のような規定がある。
(1)エプロンの下部に傾斜面(以下、「傾斜部」ともいう。)を形成すること。
(2)傾斜面の角度は水平に対して60°より大きい角度とすること。
(3)傾斜面の水平投影寸法は20mm以上とすること。
このような規定を満たすエプロンを乗りかごの床部に取り付けて乗りかごを下降させると、この下降によって生じた空気の多くが、エプロンの傾斜部に案内されてエプロンの前面側に流れ込む。そうした場合、特許文献1に記載の技術では、エプロンの前面を上昇する空気を溝または突起によって充分に分流させることができず、所望のレベルに騒音を抑えることが困難になるおそれがある。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一つを挙げるならば、昇降路を昇降する乗りかごを備えるエレベーターであり、乗りかごは、乗りかご本体と、乗りかご本体の床部に取り付けられたエプロンと、を備える。エプロンは、エプロンの下部に形成された傾斜部と、傾斜部に形成された通気部と、通気部から流れ込む空気を分流させる分流部と、を備える。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
図1は、第1実施形態に係るエレベーターの構成を示す概略斜視図である。
図1に示すように、エレベーター10は、昇降路12と、この昇降路12を昇降する乗りかご14と、を備えている。昇降路12は、建築構造物の各階を上下に貫通するように形成される。乗りかご14は、乗りかご本体16と、エプロン18と、を備えている。
乗りかご本体16は、乗客を収容する中空のかご室を形成している。乗りかご本体16は、天井部20と、床部22と、側板部24と、前板部26と、後板部(図示せず)と、を備えている。床部22の前端部には、図示しないかご敷居が取り付けられる。側板部24は、乗りかご本体16を正面から見て左右に対をなして配置されている。前板部26は、かごドア28と共に乗りかご本体16の前面部に配置されている。また、前板部26は、乗りかご本体16を正面から見て左右に対をなして配置されている。
エプロン18は、金属製の板状部材であり、乗りかご本体16の床部22に取り付けられている。エプロン18は、上述したかご敷居にリベット等によって固定されることにより、床部22に取り付けられる。エプロン18の幅は、かごドア28の全開によって形成される出入口の全幅にわたってエプロン18が配置されるように設定されている。以下、エプロン18について詳しく説明する。
図7は、第1実施形態に係る乗りかごが備えるエプロンの変形例を説明する図である。
図7に示すように、エプロン18の主面部42には、2つの分流部材52がV字形に配置されている。このように2つの分流部材52によって分流部を構成した場合でも、分流部材52を設けない場合に比べて、かごドア28の隙間や床部22の隙間からかご室のなかに入り込む空気の量が少なくなる。このため、乗りかご14の昇降によって生じる騒音を低減することができる。
図8は、第2実施形態に係る乗りかごが備えるエプロンを背面側から見た図である。
図8に示すように、エプロン18の傾斜部44には、2つの通気孔46が形成されている。また、エプロン18の主面部42には、1つの分流部材53が取り付けられている。分流部材53は、分流部を構成する部材であると共に、エプロン18を補強する補給部材でもある。分流部材53は、エプロン18の幅方向と平行に配置されている。また、分流部材53は、エプロン18の幅方向の中心位置に配置されている。分流部材53は、断面ハット型のレール状に形成されている。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。たとえば、上述した実施形態では、本発明の内容を理解しやすいように詳細に説明しているが、本発明は、上述した実施形態で説明したすべての構成を必ずしも備えるものに限定されない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、これを削除し、または他の構成を追加し、あるいは他の構成に置換することも可能である。
Claims (9)
- 昇降路を昇降する乗りかごを備え、
前記乗りかごは、
乗りかご本体と、
前記乗りかご本体の床部に取り付けられたエプロンと、を備え、
前記エプロンは、
前記エプロンの下部に形成された傾斜部と、
前記傾斜部に形成された通気部と、
前記通気部から流れ込む空気を分流させる分流部と、を備える
エレベーター。 - 前記分流部は、断面ハット型のレール状に形成された分流部材によって構成されている
請求項1に記載のエレベーター。 - 前記分流部は、
前記通気部から流れ込む空気を前記乗りかごの昇降方向に導く第1分流部と、
前記通気部から流れ込む空気を前記乗りかごの昇降方向に対して一方と他方に傾いた方向に導く少なくとも2つの第2分流部と、を備える
請求項1に記載のエレベーター。 - 前記少なくとも2つの第2分流部は、前記第1分流部を間に挟んでV字形に配置されている
請求項3に記載のエレベーター。 - 前記第1分流部は1つ設けられ、
前記第2分流部は2つ設けられている
請求項4に記載のエレベーター。 - 前記通気部は、前記エプロンの幅方向の中央寄りに形成されている
請求項1に記載のエレベーター。 - 前記通気部は、複数の通気孔によって形成されている
請求項1に記載のエレベーター。 - 前記分流部は、前記エプロンを補強する補強部材によって形成されている
請求項1に記載のエレベーター。 - 乗りかご本体と、
前記乗りかご本体の床部に取り付けられたエプロンと、を備え、
前記エプロンは、
前記エプロンの下部に形成された傾斜部と、
前記傾斜部に形成された通気部と、
前記通気部から流れ込む空気を分流させる分流部と、を備える
乗りかご。
Priority Applications (1)
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2020
- 2020-06-11 JP JP2020101369A patent/JP2021195198A/ja active Pending
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