JP2021194977A - 差込形キャスタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送対象物のサイズに依存することを防止できるとともに、着脱作業性を向上させることができる差込型キャスタ装置を提供する。
【解決手段】実施の形態による差込型キャスタ装置10は、筐体20と、キャスタを含み、第1の位置と第2の位置との間で移動可能なキャスタ組立体40と、磁石30と、筐体から上方に突出し、横方向に互いに離接可能な一対のロック部材50と、一対のロック部材を互いに当接させる方向に付勢する一対のロック付勢部材60と、を備えている。一対のロック部材は、互いに当接している場合に底板穴3に挿入可能になり、互いに離間している場合に底板にロック可能になっている。キャスタ組立体は、第2の位置に位置している場合に、一対のロック部材の間に挿入されることにより、ロック部材を互いに離間させる方向に押圧して、ロック部材を底板にロックさせる押圧部材を含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、差込形キャスタ装置に関する。
エレベータ構成物である制御盤などの搬送対象物を搬送する際、搬送対象物は台車に載せて搬送している。このことにより、搬送の前に、搬送対象物のサイズ(例えば、底面の大きさなど)に適した台車を予め準備している。このため、台車の準備のために時間を費やしていた。サイズに適した台車が準備できない場合には、搬送対象物を搬送することができないため、サイズに適した台車が使用できるまで搬送を待つ場合もある。
一方、搬送対象物の底板にキャスタを取り付けて搬送対象物を搬送する場合もある。この場合には、搬送対象物の底板に、ボルト等を用いてキャスタが取り付けられる。搬送が終わると、キャスタは取り外される。このため、搬送対象物を搬送するために、キャスタの着脱作業が行われており、この着脱作業に多くの時間を費やしていた。より具体的には、搬送時の安定性を確保するために、搬送対象物に複数の(例えば、4つの)キャスタが取り付けられる。そして、1つのキャスタを取り付けるためには、複数のボルトが用いられる。このため、ボルトの着脱に時間を要し、その結果として、キャスタの着脱に多くの時間を費やしていた。
特開2010−90987号公報 特開2005−301196号公報
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、搬送対象物のサイズに依存することを防止できるとともに、着脱作業性を向上させることができる差込型キャスタ装置を提供することを目的とする。
実施の形態による差込型キャスタ装置は、エレベータ構成物である搬送対象物を搬送する際に前記搬送対象物の底板に設けられた底板穴に差し込まれて取り付けられる装置である。差込型キャスタ装置は、筐体と、キャスタを含み、筐体に対して第1の位置と第1の位置よりも上方に位置する第2の位置との間で移動可能なキャスタ組立体と、筐体の上部に設けられた磁石と、筐体から上方に突出し、横方向に互いに離接可能な一対のロック部材と、一対のロック部材を互いに当接させる方向に付勢する一対のロック付勢部材と、を備えている。一対のロック部材は、互いに当接している場合に底板穴を挿入可能になり、互いに離間している場合に底板にロック可能になっている。キャスタ組立体は、第2の位置に位置している場合に、一対のロック部材の間に挿入されることにより、ロック部材を互いに離間させる方向に押圧して、ロック部材を底板にロックさせる押圧部材を含んでいる。
また、実施の形態による差込型キャスタ装置は、エレベータ構成物である搬送対象物を搬送する際に前記搬送対象物の底板に設けられた底板穴に差し込まれる装置である。差込型キャスタ装置は、筐体と、キャスタを含み、筐体に対して第1の位置と第1の位置よりも上方に位置する第2の位置との間で移動可能なキャスタ組立体と、筐体から上方に突出し、横方向に互いに離接可能な一対のロック部材と、一対のロック部材を互いに当接させる方向に付勢する一対のロック付勢部材と、を備えている。一対のロック部材は、互いに当接している場合に底板穴を挿入可能になり、互いに離間している場合に底板にロック可能になっている。キャスタ組立体は、第2の位置に位置している場合に、一対のロック部材の間に挿入されることにより、ロック部材を互いに離間させる方向に押圧して、ロック部材を底板にロックさせる押圧部材と、上下方向に直交する方向に押圧部材から突出する一対の係止凸部と、を含んでいる。一対のロック部材の間に、押圧部材が挿入される挿入空間が形成されている。係止凸部は、キャスタ組立体が第1の位置に位置している場合に、挿入空間の下方に位置している。キャスタおよび押圧部材は、筐体に対して、上下方向に延びる軸線を中心に回動可能になっている。ロック部材は、軸線を中心とした円弧状に延びる、係止凸部が挿入可能な係止溝部であって、挿入された係止凸部を上下方向に係止する係止溝部を含んでいる。
図1は、第1の実施の形態における差込型キャスタ装置の全体構成を示す断面図であって、差込型キャスタ装置を制御盤の底板穴に差し込む前の状態を示す断面図である。 図2は、図1の差込型キャスタ装置を制御盤の底板に仮固定した状態を示す断面図である。 図3は、図1の差込型キャスタ装置を制御盤の底板にロックした状態を示す断面図である。 図4は、第2の実施の形態における差込型キャスタ装置を示す平面断面図である。 図5は、第3の実施の形態における差込型キャスタ装置の全体構成を示す断面図であって、制御盤の底板穴に差し込み、キャスタ組立体が第1の位置に位置している状態を示す断面図である。 図6は、図5の差込型キャスタ装置を制御盤の底板穴に差し込み、キャスタ組立体が第2の位置に位置している状態を示す断面図である。 図7は、図5の差込型キャスタ装置を制御盤の底板にロックした状態を示す断面図である。 図8は、第4の実施の形態における差込型キャスタ装置の全体構成を示す断面図であって、差込型キャスタ装置を制御盤の底板にロックした状態を示す断面図である。 図9は、第5の実施の形態における差込型キャスタ装置の全体構成を示す断面図であって、差込型キャスタ装置を制御盤の底板に仮固定した状態を示す断面図である。 図10は、図9の差込型キャスタ装置を制御盤の底板にロックした状態を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態における差込型キャスタ装置について説明する。差込型キャスタ装置は、エレベータ構成物である搬送対象物を搬送する際に搬送対象物の底板に設けられた底板穴に差し込まれて取り付けられる装置である。エレベータ構成物の例としては、特に限られないが、エレベータの制御盤等が挙げられる。以下、エレベータの制御盤を搬送する場合を例にとって説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図3を用いて、本発明の第1の実施の形態における差込型キャスタ装置について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における差込型キャスタ装置10は、筐体20と、磁石30と、キャスタ組立体40と、一対のロック部材50と、一対のロック付勢部材60と、を備えている。
筐体20には、内部空間が形成されており、キャスタ組立体40の一部や、後述するロック部材50の一部、ロック付勢部材60などが収容されている。
筐体20の下部には、キャスタ組立体40が上下方向に移動可能な開口が形成されている。筐体20は、筐体20の下部に設けられた第1ストッパ21と、第1ストッパ21よりも上方に設けられた第2ストッパ22と、を含んでいる。第1ストッパ21は、キャスタ組立体40の下降を規制するように構成されている。第2ストッパ22は、キャスタ組立体40の上昇を規制するように構成されている。
筐体20は、ロック部材50を支持する支持部23を更に含んでいる。本実施の形態においては、支持部23は、上述した第2ストッパ22と一体に構成されている。
筐体20の上部には、ロック部材50が貫通する開口が形成されている。
磁石30は、筐体20の上部に設けられている。磁石30は、筐体20の上面に設けられていてもよい。磁石30は、制御盤1の底板2に磁力で吸着し、差込型キャスタ装置10を制御盤1の底板2に仮固定するための部材である。
キャスタ組立体40は、ベース41と、ベース41に取り付けられたキャスタ42と、ベース41に取り付けられた押圧部材43と、を含んでいる。ベース41は、筐体20の内部空間を上下方向に摺動可能になっている。ベース41が上下方向に摺動する際には、ベース41は、筐体20の内壁面24に案内されてもよい。キャスタ42は、制御盤1の荷重を支持しながら床面Fを転動可能な車輪を含んでいる。キャスタ42は、ベース41に対して固定されていてもよいが、回動可能になっていてもよい。押圧部材43の詳細は、後述する。
キャスタ組立体40は、筐体20に対して第1の位置(図1参照)と、第1の位置よりも上方に位置する第2の位置(図2、図3参照)との間で、上下方向に移動可能になっている。上述したベース41、キャスタ42および押圧部材43は、一体に移動可能になっている。キャスタ組立体40が第1の位置に位置づけられている場合、ベース41は、筐体20の第1ストッパ21に上から当接している。このことにより、キャスタ組立体40が筐体20に対して第1の位置から下降することが規制されている。キャスタ組立体40が第2の位置に位置づけられている場合、ベース41は、筐体20の第2ストッパ22に下から当接している。このことにより、キャスタ組立体40が筐体20に対して第2の位置から上昇することが規制されている。
一対のロック部材50は、筐体20の上面から上方に突出し、横方向に互いに離接可能になっている。横方向とは、上下方向に垂直な方向であり、図1における左右方向である。一対のロック部材50は、互いに当接している場合に底板穴3に挿入可能になり、互いに離間している場合に底板2にロック可能になっている。
より具体的に説明すると、ロック部材50は、ロック本体部51と、ロック本体部51の上部に設けられたロック凸部52と、を含んでいる。ロック本体部51およびロック凸部52は、一体に構成されている。
ロック本体部51は、筐体20の支持部23に上から当接しており、支持部23によって下から支持されている。ロック本体部51は、他方のロック本体部51と当接する当接面53と、押圧部材43に押圧される被押圧面54と、を含んでいてもよい。一対のロック部材50が互いに当接する場合には、ロック本体部51の当接面53同士が当接する。被押圧面54は、対応する当接面53よりも下方に位置するとともに、対応する当接面53よりも、他方のロック部材50とは反対側に位置している。すなわち、当接面53同士が当接している場合、被押圧面54同士は互いに離間している。被押圧面54同士の間には、押圧部材43が挿入可能な挿入空間55が形成されている。当接面53および被押圧面54は、上下方向に沿うとともに図1の紙面に垂直な方向に沿った平面として形成されていてもよい。当接面53と被押圧面54とは、接続面56を介して接続されている。接続面56は、図1の断面図で見たときに傾斜していてもよい。
ロック凸部52は、他方のロック部材50とは反対側に、ロック本体部51から突出している。ロック部材50が底板2にロックされている間、ロック凸部52は、底板2に上から当接していてもよい。このことにより、差込型キャスタ装置10が制御盤1の底板穴3から抜けることを防止している。一対のロック部材50が当接している間、ロック凸部52は、底板穴3を通過可能になっている。
ロック部材50は、ロック本体部51に設けられたロック凹部57を更に含んでいる。ロック凹部57は、ロック本体部51のうち他方のロック部材50とは反対側に形成されている。ロック凹部57には、ロック付勢部材60が挿入されている。
ロック付勢部材60は、筐体20内において、支持部23よりも上方に位置している。ロック付勢部材60は、コイルばね61を含んでいる。コイルばね61の一端は、対応するロック部材50のロック凹部57に挿入されている。コイルばね61の他端は、筐体20の内壁面24に当接している。コイルばね61の中心軸線は、横方向、すなわちロック部材50の移動方向に延びていてもよい。コイルばね61は、ロック部材50の状態に関わることなく、圧縮されていてもよい。すなわち、図3に示すように、差込型キャスタ装置10が底板2にロックされている場合には、コイルばね61の付勢力に抗して一対のロック部材50が互いに離間している。一方、図1および図2に示すように、キャスタ組立体40が第1の位置に位置づけられている場合には、コイルばね61の付勢力によって、一対のロック部材50が互いに当接している。この場合においてもコイルばね61は圧縮状態であってもよい。
一対のコイルばね61は、一対のロック部材50を互いに当接させる方向に付勢している。より具体的には、各コイルばね61は、対応するロック部材50を他方のロック部材50に向けて付勢している。このことにより、一対のロック部材50は、コイルばね61の付勢力を受けて、互いに近づいて当接する。
上述したキャスタ組立体40の押圧部材43は、キャスタ組立体40が第2の位置に位置している場合(図3参照)に、一対のロック部材50の間の挿入空間55に挿入される。このことにより、ロック部材50の各々を他方のロック部材50とは反対側に押圧する。このようにして、ロック部材50が制御盤1の底板2にロックされる。
押圧部材43は、先細状に形成されている。より具体的には、押圧部材43は、押圧本体部44と、押圧本体部44の上部に設けられた先細部45と、を含んでいる。押圧本体部44は、上下方向に延びる軸線Xを中心とした円筒状に形成されている。先細部45は、上方に向かって先細となるように円錐状に形成されている。先細部45は、押圧本体部44と同芯に形成されている。キャスタ組立体40が第2の位置に位置づけられた場合に、押圧本体部44がロック本体部51の被押圧面54に当接して、ロック部材50を互いに遠ざける。
次に、このような構成からなる本実施の形態による差込型キャスタ装置10を用いて、搬送対象物である制御盤1を搬送する方法について説明する。
まず、図1に示すように、搬送対象物である制御盤1を吊り上げて、底板2を床面Fから離間させる。
続いて、制御盤1の底板穴3に、差込型キャスタ装置10を差し込み、制御盤1に仮固定する。仮固定作業は、制御盤1を吊り上げた状態で行われる。
この場合、まず、差込型キャスタ装置10を底板穴3の下方に配置させ(図1)、そこから上方に移動させる。一対のロック部材50は、コイルばね61から受ける付勢力によって、互いに当接している。このことにより、ロック凸部52は底板穴3を通過できる。
次に、図2に示すように、一対のロック部材50を底板穴3に挿入して筐体20を底板2に下から当接させる。このことにより、筐体20の上部に設けられた磁石30が、磁力によって底板2に吸着される。このため、差込型キャスタ装置10が制御盤1に仮固定され、差込型キャスタ装置10が制御盤1から脱落することが防止される。制御盤1が吊り上げられている状態では、キャスタ組立体40は、その自重によって、第1の位置に位置づけられている。この場合、キャスタ組立体40のベース41は、筐体20の第1ストッパ21に上から当接している。このことにより、キャスタ組立体40の下降が規制される。
このようにして、差込型キャスタ装置10を底板2に容易に仮固定することができる。このため、差込型キャスタ装置10の底板2への取付作業性を向上させることができる。
なお、制御盤1の底板2に4つの底板穴3が設けられている場合には、4つの差込型キャスタ装置10を準備して、各底板穴3に差し込まれる。そして、4つの差込型キャスタ装置10が制御盤1に仮固定される。
差込型キャスタ装置10を仮固定した後、図3に示すように、制御盤1を下降させて床面Fに着床させる。キャスタ42が床面Fに着床すると、キャスタ組立体40に対して筐体20が下降する。言い換えると、キャスタ組立体40が筐体20に対して上方に相対的に移動する。そして、キャスタ組立体40は、第2の位置に位置づけられる。この場合、キャスタ組立体40のベース41は、筐体20の第2ストッパ22に下から当接する。このことにより、キャスタ組立体40の相対的上昇が規制され、制御盤1の荷重が、筐体20を介してキャスタ組立体40で支持される。
また、キャスタ42が床面Fに着床する際、押圧部材43の先細部45が、一対のロック部材50の被押圧面54同士の間の挿入空間55に挿入される。キャスタ組立体40が更に上方に相対的に移動することにより、先細部45は、一対のロック部材50を互いに離間させる方向に押圧する。このことにより、一対のロック部材50が互いに離間して、遠ざかる。そして、キャスタ組立体40が更に上方に相対的に移動することにより、押圧本体部44が、ロック本体部51の被押圧面54同士の間の挿入空間55に挿入される。すると、押圧本体部44がロック部材50を更に遠ざけ、ロック本体部51は、制御盤1の底板穴3の壁面に当接する。このようにして、差込型キャスタ装置10が底板2にロックされて、底板2から脱落することが防止される。また、ロック凸部52が、底板2に上から当接することにより、差込型キャスタ装置10が底板2により一層効果的にロックされる。
制御盤1を床面Fに載置した後、制御盤1が搬送される。より具体的には、各キャスタ42の車輪を床面F上で転動させながら、所望の位置に制御盤1を移動する。
所望の位置に制御盤1が達した後、制御盤1を吊り上げる。この場合、キャスタ組立体40に対して筐体20が上昇する。言い換えると、キャスタ組立体40が、その自重によって筐体20に対して下方に相対的に移動する。そして、キャスタ組立体40は、第1の位置に位置づけられる。この場合、キャスタ組立体40のベース41は、筐体20の第1ストッパ21に上から当接する。このことにより、キャスタ組立体40の下降が規制される。
キャスタ組立体40が第1の位置に位置づけられると、押圧部材43が、一対のロック部材50の被押圧面54同士の間の挿入空間55から抜き出される。このことにより、一対のロック部材50は、コイルばね61から受ける付勢力によって互いに近づき、互いに当接する。このため、差込型キャスタ装置10のロックが解除される。この状態では、磁石30の磁力によって差込型キャスタ装置10は制御盤1に仮固定されている。
その後、差込型キャスタ装置10を底板穴3から下方に抜き取る。この場合、一対のロック部材50が互いに当接しているため、ロック凸部52は底板穴3を通過できる。
このようにして、差込型キャスタ装置10を制御盤1の底板2から容易に取り外すことができる。このため、差込型キャスタ装置10の取り外し作業性を向上させることができる。
差込型キャスタ装置10を取り外した後、制御盤1を吊り下げて床面Fに載置してもよく、あるいは、制御盤1を吊り上げた状態で所望の位置に移動させてもよい。
このようにして、制御盤1を所望の位置に搬送することができる。
このように本実施の形態によれば、制御盤1を吊り上げた状態で、制御盤1の底板2に設けられた底板穴3に、差込型キャスタ装置10を容易に取り付けることができるとともに、底板穴3から容易に取り外すことができる。また、一対のロック部材50が、互いに当接している場合に底板穴3に挿入可能になり、互いに離間している場合に底板2にロック可能になっている。このことにより、差込型キャスタ装置10を、サイズに関わることなく、底板穴3が設けられた制御盤1の搬送に使用することができる。すなわち、種々のサイズの制御盤1に対して、同じ差込型キャスタ装置10を用いることができる。従って、制御盤1のサイズに依存することを防止できるとともに、着脱作業性を向上させることができる差込型キャスタ装置10を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、筐体20の上部に磁石30が設けられている。このことにより、制御盤1の底板2に設けられた底板穴3に差込型キャスタ装置10を差し込んだ際に、筐体20を底板2に下から当接させることにより、筐体20を磁石30によって底板2に吸着することができる。このため、差込型キャスタ装置10を制御盤1に仮固定することができ、制御盤1を吊り上げている間に、差込型キャスタ装置10が制御盤1から脱落することを防止できる。この結果、差込型キャスタ装置10の着脱作業性をより一層向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、ロック部材50が底板2にロックされている間、他方のロック部材50とは反対側に突出するロック凸部52が、底板2に上から当接する。このことにより、底板2に差込型キャスタ装置10をより一層効果的にロックさせることができ、差込型キャスタ装置10が搬送中に底板2から脱落することをより一層防止できる。
(第2の実施の形態)
次に、図4を用いて、第2の実施の形態による差込型キャスタ装置について説明する。
図4に示す第2の実施の形態においては、ロック付勢部材は、基端が筐体に接続された板ばねと、板ばねの先端に設けられた、ロック部材を押圧する当て板と、を含んでいる点が主に異なり、他の構成は、図1〜図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図4において、図1〜図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示すように、本実施の形態においては、ロック付勢部材60は、板ばね70と、当て板71と、を含んでいる。各ロック部材50は、対応する板ばね70および当て板71から付勢力を受けるように構成されている。図1に示すコイルばね61の代わりに、板ばね70によってロック部材50が付勢される。
板ばね70の基端は、筐体20に接続されている。板ばね70の先端に、上述した当て板71が接続されている。上方から見たときに、板ばね70の途中位置に屈曲部72が形成されており、板ばね70は屈曲している。この屈曲部72の近傍に、板ばね70を支持する支点部73が設けられている。この支点部73は、筐体20に接続されている。主として、支点部73から先端にわたる範囲内の板ばね70の弾性力によってロック部材50が付勢されている。
当て板71は、板ばね70の先端に設けられており、対応するロック部材50を押圧している。当て板71は、上方から見たときに、対応するロック部材50の外側面74に沿って形成されている。当て板71は、ロック部材50の外側面74の全体に接触していてもよい。この場合、板ばね70の付勢力を、ロック部材50の外側面74の全体にわたって均等に付与することが可能になる。図4においては、ロック部材50の外側面74が、円筒面の一部をなしており、当て板71の内側面75も、円筒面の一部をなしている。ロック部材50の外側面74の半径と、当て板71の内側面75の半径とは略同一であってもよい。
このように本実施の形態によれば、ロック付勢部材60は、基端が筐体20に接続された板ばね70と、板ばね70の先端に設けられ、ロック部材50を押圧する当て板71と、を含んでいる。そして、当て板71が、上方から見たときに、ロック部材50の外側面74に沿って形成されている。このことにより、ロック部材50の外側面74のうち板ばね70の付勢力を受ける範囲を拡げることができ、ロック部材50を、当接させる方向に安定的に付勢することができる。この結果、ロック部材50の当接動作をスムースに行うことができ、着脱作業性を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、図5〜図7を用いて、第3の実施の形態による差込型キャスタ装置について説明する。
図5〜図7に示す第3の実施の形態においては、キャスタおよび押圧部材を回動させることにより、押圧部材の係止凸部がロック部材の係止溝部に挿入されて係止される点が主に異なり、他の構成は、図1〜図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図5〜図7において、図1〜図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本実施の形態においては、キャスタ組立体40の押圧部材43に、係止凸部80が設けられている。押圧部材43には、一対の係止凸部80が設けられていてもよい。係止凸部80は、上下方向に直交する方向に押圧部材43から突出している。図5においては、前後方向(紙面に垂直な方向)に、押圧部材43から係止凸部80が突出している。前側に1つの係止凸部80が突出しているとともに、後側に他の係止凸部80が突出していてもよい。このようにして、係止凸部80は、キャスタ組立体40が第1の位置に位置している場合、一対のロック部材50の間に形成される挿入空間55の下方に位置している。挿入空間55は、上述したように、一対のロック部材50の被押圧面54同士の間に形成される空間であって、押圧部材43が挿入される空間である。
キャスタ42および押圧部材43は、筐体20に対して上下方向に延びる軸線Xを中心に回動可能になっている。キャスタ42および押圧部材43は、ベース41に対して回動可能に取り付けられていてもよい。
ロック部材50は、軸線Xを中心とした円弧状に延びる係止溝部81を含んでいる。係止溝部81には、上述した係止凸部80が挿入可能になっている。係止溝部81は、挿入された係止凸部80を上下方向に係止する。係止溝部81は、上下方向に垂直な平面に沿って形成されていてもよい。この場合、係止溝部81は、円周の一部をなすように形成される。
本実施の形態においては、図1に示すような磁石30が筐体20に設けられていない。このため、押圧部材43を、ロック部材50の被押圧面54同士の間の挿入空間55に挿入して、差込型キャスタ装置10を底板2にロックした後、上述した係止凸部80を係止溝部81に係止させる。
より具体的には、図6に示すように、制御盤1を吊り上げた状態で、キャスタ組立体40を筐体20に対して上方に相対的に移動させて、キャスタ組立体40を第2の位置に位置づける。ここで、係止凸部80は、キャスタ組立体40が第1の位置に位置している場合には一対のロック部材50の間に形成される挿入空間55の下方に位置している。このことにより、キャスタ組立体40が第2の位置に押し上げられた場合であっても、係止凸部80は、挿入空間55内に位置しており、ロック部材50との干渉が回避される。
その後、図7に示すように、キャスタ42および押圧部材43を回動させる。例えば、キャスタ42および押圧部材43を90°程度回動させる。このことにより、係止凸部80が、係止溝部81に挿入されて係止される。このようにして、差込型キャスタ装置10が制御盤1の底板2に取り付けられて、底板2から脱落することが防止される。なお、係止溝部81は、螺旋状に形成されていてもよい。この場合、キャスタ42および押圧部材43を回動させながら、キャスタ組立体40を上方に移動させることにより、キャスタ組立体40を第2の位置に位置づけられるとともに、係止凸部80を係止溝部81に挿入させて係止させることができる。
このようにして、差込型キャスタ装置10を底板2に容易に取り付けることができる。このため、差込型キャスタ装置10の底板2への取り付け作業性を向上させることができる。
差込型キャスタ装置10を底板2に取り付けた後、制御盤1を下降させて床面Fに着床させる。この際、キャスタ組立体40はすでに第2の位置に位置しているため、キャスタ組立体40の筐体20に対する相対的移動は行われなくてもよい。
差込型キャスタ装置10を制御盤1の底板2から取り外す場合には、制御盤1を吊り上げる。そして、差込型キャスタ装置10を取り付ける場合の手順と逆の手順で、差込型キャスタ装置10を取り外すことができる。すなわち、まず、キャスタ42および押圧部材43を回動させて、係止凸部80を係止溝部81から抜き出し、挿入空間55に位置づける。その後、差込型キャスタ装置10を底板穴3から下方に抜き取る。
このようにして、差込型キャスタ装置10を制御盤1の底板2から容易に取り外すことができる。このため、差込型キャスタ装置10の取り外し作業性を向上させることができる。
このように本実施の形態によれば、制御盤1を吊り上げた状態で、制御盤1の底板2に設けられた底板穴3に、差込型キャスタ装置10を容易に取り付けることができるとともに、底板穴3から容易に取り外すことができる。また、一対のロック部材50が、互いに当接している場合に底板穴3に挿入可能になり、互いに離間している場合に底板2にロック可能になっている。このことにより、差込型キャスタ装置10を、サイズに関わることなく制御盤1の搬送に使用することができる。すなわち、種々のサイズの制御盤1に対して、同じ差込型キャスタ装置10を用いることができる。従って、制御盤1のサイズに依存することを防止できるとともに、着脱作業性を向上させることができる差込型キャスタ装置10を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、キャスタ組立体40を第2の位置に位置づけた場合に、キャスタ42および押圧部材43を回動させることにより、係止凸部80を係止溝部81に挿入させて係止させることができる。このことにより、制御盤1を吊り上げている間に、差込型キャスタ装置10が制御盤1から脱落することを防止でき、差込型キャスタ装置10の着脱作業性をより一層向上させることができる。また、制御盤1を吊り上げている間であっても、キャスタ組立体40を第2の位置に維持することができ、一対のロック部材50のロック状態を維持することができる。このため、底板2に差込型キャスタ装置10をより一層効果的にロックさせることができ、差込型キャスタ装置10が搬送中に底板2から脱落することをより一層防止できる。
なお、上述した本実施の形態においては、ロック付勢部材60が、コイルばね61を含んでいる例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、ロック付勢部材60が、図4に示すような板ばね70を含むように構成されていてもよい。後述する他の実施の形態においても同様である。
(第4の実施の形態)
次に、図8を用いて、第4の実施の形態による差込型キャスタ装置について説明する。
図8に示す第4の実施の形態においては、キャスタ組立体が複数のキャスタを含んでいる点が主に異なり、他の構成は、図1〜図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図8において、図1〜図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本実施の形態においては、キャスタ組立体40は、複数のキャスタ42を含んでいる。ここでは、2つのキャスタ42が、ベース41に取り付けられている。また、2つのキャスタ42が、一対のロック部材50の離接方向に並んで配置されているが、これに限られることはなく、2つのキャスタ42の配置は任意である。
このように本実施の形態によれば、キャスタ組立体40が、複数のキャスタ42を含んでいる。このことにより、キャスタ組立体40の耐荷重を増大させることができる。このため、制御盤1の搬送性を向上させることができる。また、重量の大きい制御盤1にも適用でき、汎用性を向上させることができる。
なお、上述した本実施の形態においては、筐体20に磁石30が設けられている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、図5等に示すように、磁石30の代わりに、押圧部材43に係止凸部80が設けられるとともにロック部材50に係止溝部81が設けられていてもよい。後述する実施の形態においても同様である。
(第5の実施の形態)
次に、図9および図10を用いて、第5の実施の形態による差込型キャスタ装置について説明する。
図9および図10に示す第5の実施の形態においては、キャスタ付勢部材によってキャスタ組立体が第1の位置に向けて付勢されている点が主に異なり、他の構成は、図1〜図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図9および図10において、図1〜図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9および図10に示すように、本実施の形態における差込型キャスタ装置10は、キャスタ付勢部材90を更に備えている。キャスタ付勢部材90は、キャスタ組立体40を第1の位置に向けて付勢している。
キャスタ付勢部材90は、筐体20内において、第2ストッパ22(または支持部23)よりも下方に位置している。キャスタ付勢部材90は、コイルばね91を含んでいる。ベース41は、コイルばね91を収容する収容部92を含んでいる。コイルばね91の上端は、第2ストッパ22に当接し、コイルばね91の他端は、ベース41の収容部92に収容されて当接している。コイルばね91の中心軸線は、上下方向に延びていてもよい。コイルばね91は、キャスタ組立体40の位置に関わることなく、圧縮されていてもよい。すなわち、図10に示すように、差込型キャスタ装置10が底板2にロックされている場合には、コイルばね91の付勢力に抗してキャスタ組立体40が第2の位置に位置づけられている。一方、図9に示すように、キャスタ組立体40が第1の位置に位置づけられている場合には、コイルばね91の付勢力とともにキャスタ組立体40の自重によって、ベース41が第1ストッパ21に上から当接している。この場合においてもコイルばね91は圧縮状態であってもよい。
このように本実施の形態によれば、キャスタ組立体40が、コイルばね91の付勢力を受けて第1の位置に向けて付勢されている。このことにより、本実施の形態による差込型キャスタ装置10が取り付けられた制御盤1を吊り上げた際に、一対のロック部材50の被押圧面54同士の間の挿入空間55から、押圧部材43をスムースに抜き出すことができる。このため、一対のロック部材50をコイルばね61から受ける付勢力によってスムースに当接させることができ、差込型キャスタ装置10のロックをスムースに解除することができる。この結果、差込型キャスタ装置10の取り外し作業性をより一層向上させることができ、着脱作業性をより一層向上させることができる。
以上述べた実施の形態によれば、搬送対象物のサイズに依存することを防止できるとともに、着脱作業性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:制御盤、2:底板、3:底板穴、10:差込型キャスタ装置、20:筐体、30:磁石、40:キャスタ組立体、42:キャスタ、43:押圧部材、50:ロック部材、52:ロック凸部、60:ロック付勢部材、70:板ばね、71:当て板、74:外側面、80:係止凸部、81:係止溝部、90:キャスタ付勢部材、X:軸線

Claims (6)

  1. エレベータ構成物である搬送対象物を搬送する際に前記搬送対象物の底板に設けられた底板穴に差し込まれて取り付けられる差込型キャスタ装置であって、
    筐体と、
    キャスタを含み、前記筐体に対して第1の位置と前記第1の位置よりも上方に位置する第2の位置との間で移動可能なキャスタ組立体と、
    前記筐体の上部に設けられた磁石と、
    前記筐体から上方に突出し、横方向に互いに離接可能な一対のロック部材と、
    一対の前記ロック部材を互いに当接させる方向に付勢する一対のロック付勢部材と、を備え、
    一対の前記ロック部材は、互いに当接している場合に前記底板穴を挿入可能になり、互いに離間している場合に前記底板にロック可能であり、
    前記キャスタ組立体は、前記第2の位置に位置している場合に、一対の前記ロック部材の間に挿入されることにより、前記ロック部材を互いに離間させる方向に押圧して、前記ロック部材を前記底板にロックさせる押圧部材を含んでいる、差込型キャスタ装置。
  2. エレベータ構成物である搬送対象物を搬送する際に前記搬送対象物の底板に設けられた底板穴に差し込まれる差込型キャスタ装置であって、
    筐体と、
    キャスタを含み、前記筐体に対して第1の位置と前記第1の位置よりも上方に位置する第2の位置との間で移動可能なキャスタ組立体と、
    前記筐体から上方に突出し、横方向に互いに離接可能な一対のロック部材と、
    一対の前記ロック部材を互いに当接させる方向に付勢する一対のロック付勢部材と、を備え、
    一対の前記ロック部材は、互いに当接している場合に前記底板穴を挿入可能になり、互いに離間している場合に前記底板にロック可能であり、
    前記キャスタ組立体は、前記第2の位置に位置している場合に、一対の前記ロック部材の間に挿入されることにより、前記ロック部材を互いに離間させる方向に押圧して、前記ロック部材を前記底板にロックさせる押圧部材と、上下方向に直交する方向に前記押圧部材から突出する一対の係止凸部と、を含み、
    一対の前記ロック部材の間に、前記押圧部材が挿入される挿入空間が形成され、
    前記係止凸部は、前記キャスタ組立体が前記第1の位置に位置している場合に、前記挿入空間の下方に位置し、
    前記キャスタおよび前記押圧部材は、前記筐体に対して、上下方向に延びる軸線を中心に回動可能であり、
    前記ロック部材は、前記軸線を中心とした円弧状に延びる、前記係止凸部が挿入可能な係止溝部であって、挿入された前記係止凸部を上下方向に係止する係止溝部を含む、差込型キャスタ装置。
  3. 前記ロック部材は、上部に設けられた、他方の前記ロック部材とは反対側に突出するロック凸部を含み、
    前記ロック凸部は、前記ロック部材が前記底板にロックされている間、前記底板に上から当接する、請求項1または2に記載の差込型キャスタ装置。
  4. 前記ロック付勢部材は、基端が前記筐体に接続された板ばねと、前記板ばねの先端に設けられ、前記ロック部材を押圧する当て板と、を含み、上方から見たときに前記当て板が、前記ロック部材の外側面に沿って形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の差込型キャスタ装置。
  5. 前記キャスタ組立体は、複数の前記キャスタを含んでいる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の差込型キャスタ装置。
  6. 前記キャスタ組立体を前記第1の位置に向けて付勢するキャスタ付勢部材を更に備えた、請求項1〜5のいずれか一項に記載の差込型キャスタ装置。
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