JP3205902U - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な被搬送物に対応でき、設置場所を容易に変更可能な使い勝手のよい搬送装置を提供する。【解決手段】搬送装置1は、被搬送物を支持する回転可能な主球11、および主球を回転可能に支持する本体部12を備えるボールトランスファー10と、シート状に形成され、主球を表面40a側に突出させた状態でボールトランスファーを保持可能な複数の孔部41を有する支持部材40と、を備える。本体部12は、一端部において主球を突出させた柱状部13と、柱状部の他端部から張り出す外フランジ部14と、を備える。孔部41は、柱状部13を挿通可能である。支持部材40は、マグネットシートにより形成され、外フランジ部14は、磁性材料により形成されているのが好ましい。【選択図】図1
Description
本考案は、搬送装置に関するものである。
物品を搬送する搬送装置として、全方向に回転自在な主球が突出された構造のボールトランスファーを用いて、搬送する物品(被搬送物)を移送可能に支持する構成のものが多く採用されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、ボールトランスファーを備えた搬送装置では、ボールトランスファーを固定するための構造(例えばボルト締結に用いられる孔)を、ボールトランスファーが固定される部材に対して予め設ける必要がある。このため、例えば被搬送物の大きさや重量、搬送距離、搬送経路等に応じてボールトランスファーの設置位置や個数を適宜変更することが困難である。したがって、従来の搬送装置にあっては、様々な被搬送物に対応できるとともに、設置位置を容易に変更可能とするという点で改善の余地がある。
そこで本考案は、様々な被搬送物に対応できるとともに、設置位置を容易に変更可能な搬送装置を提供するものである。
本考案の搬送装置は、被搬送物を支持する回転可能な主球、および前記主球を回転可能に支持する本体部を備えるボールトランスファーと、シート状に形成され、前記主球を一方主面から突出させた状態で前記ボールトランスファーを保持可能な複数の保持部を有する支持部材と、を備えることを特徴とする。
本考案によれば、シート状の支持部材がボールトランスファーを保持可能な複数の保持部を有するので、ボールトランスファーを任意の保持部に保持させた状態で、そのボールトランスファーが取り付けられた支持部材を所望の位置に配置することができる。これにより、被搬送物の大きさや重量、搬送距離、搬送経路等に応じてボールトランスファーの設置位置や個数を容易に変更することができる。したがって、様々な被搬送物に対応できるとともに、設置位置を容易に変更可能な搬送装置を提供できる。
上記の搬送装置において、前記本体部は、柱状に形成され、軸方向の一端部において前記主球を突出させた柱状部と、前記柱状部の前記軸方向における他端部から、前記軸方向に交差する方向に向かって張り出す外フランジ部と、を備え、前記保持部は、前記支持部材に形成された、前記柱状部を挿通可能な孔部であり、前記孔部は、前記柱状部が挿通された状態で、前記外フランジ部が挿通不能な形状に形成されている、ことが望ましい。
本考案によれば、保持部は支持部材に形成された孔部なので、例えば打ち抜き加工等により保持部を容易に形成することができる。したがって、上記作用効果を奏する搬送装置を安価に提供できる。
しかも、ボールトランスファーの本体部が柱状部の端部から張り出す外フランジ部を備えるとともに、孔部は、柱状部が挿通された状態で、外フランジ部が挿通不能な形状に形成されているので、柱状部を孔部に挿通させた状態で外フランジ部を孔部の周縁部に接触させることにより、ボールトランスファーが孔部から脱落することを防止できる。したがって、搬送装置の取り扱い性を向上させることができる。
しかも、ボールトランスファーの本体部が柱状部の端部から張り出す外フランジ部を備えるとともに、孔部は、柱状部が挿通された状態で、外フランジ部が挿通不能な形状に形成されているので、柱状部を孔部に挿通させた状態で外フランジ部を孔部の周縁部に接触させることにより、ボールトランスファーが孔部から脱落することを防止できる。したがって、搬送装置の取り扱い性を向上させることができる。
上記の搬送装置において、前記支持部材は、マグネットシートにより形成されている、ことが望ましい。
本考案によれば、搬送装置の設置先が磁性材料により形成された場合に、その設置先に対して支持部材を磁力により固定することができる。これにより、搬送装置をその設置先に対して着脱可能な状態で固定することができる。したがって、搬送装置のずれを容易に抑制でき、被搬送物を所望の位置に確実に搬送することができる。
上記の搬送装置において、前記支持部材は、マグネットシートにより形成され、前記外フランジ部は、磁性材料により形成されている、ことが望ましい。
本考案によれば、支持部材がマグネットシートにより形成されているので、搬送装置の設置先が磁性材料により形成された場合に、その設置先に対して支持部材を磁力により固定することができる。これにより、搬送装置をその設置先に対して着脱可能な状態で固定することができる。したがって、搬送装置のずれを容易に抑制でき、被搬送物を所望の位置に確実に搬送することができる。
しかも、ボールトランスファーの外フランジ部が磁性材料により形成されているので、外フランジ部と支持部材とを磁力により固定することができる。これにより、ボールトランスファーが孔部から脱落することをより確実に防止できる。したがって、搬送装置の取り扱い性を向上させることができる。
しかも、ボールトランスファーの外フランジ部が磁性材料により形成されているので、外フランジ部と支持部材とを磁力により固定することができる。これにより、ボールトランスファーが孔部から脱落することをより確実に防止できる。したがって、搬送装置の取り扱い性を向上させることができる。
上記の搬送装置において、前記複数の保持部は、前記支持部材の面方向に沿って等間隔に配列されている、ことが望ましい。
本考案によれば、複数のボールトランスファーを支持部材に対して均等に配置することができる。これにより、被搬送物の搬送時に各ボールトランスファーにかかる荷重を均等に分配することができるので、各ボールトランスファーの転がり抵抗に差異が生じて搬送装置の搬送性能が低下することを抑制できる。また、各ボールトランスファーにより被搬送物を均等に支持することができるので、被搬送物に凹み等の損傷が生じることを防止できる。
本考案によれば、シート状の支持部材がボールトランスファーを保持可能な複数の保持部を有するので、ボールトランスファーを任意の保持部に保持させた状態で、そのボールトランスファーが取り付けられた支持部材を所望の位置に配置することができる。これにより、被搬送物の大きさや重量、搬送距離、搬送経路等に応じてボールトランスファーの設置位置や個数を容易に変更することができる。したがって、様々な被搬送物に対応できるとともに、設置位置を容易に変更可能な搬送装置を提供できる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る搬送装置の外観斜視図である。
図1に示すように、搬送装置1は、複数のボールトランスファー10と、シート状に形成され、ボールトランスファー10を保持する支持部材40と、を備える。
図1は、実施形態に係る搬送装置の外観斜視図である。
図1に示すように、搬送装置1は、複数のボールトランスファー10と、シート状に形成され、ボールトランスファー10を保持する支持部材40と、を備える。
図2は、実施形態に係るボールトランスファーの外観斜視図である。
図2に示すように、ボールトランスファー10は、回転可能な主球11と、主球11を回転可能に支持する本体部12と、を備えている。
主球11は、被搬送物を支持する球体であり、例えば金属材料やセラミック材料、樹脂材料等により形成されている。主球11は、本体部12から突出した状態で配置されている。
図2に示すように、ボールトランスファー10は、回転可能な主球11と、主球11を回転可能に支持する本体部12と、を備えている。
主球11は、被搬送物を支持する球体であり、例えば金属材料やセラミック材料、樹脂材料等により形成されている。主球11は、本体部12から突出した状態で配置されている。
本体部12は、円柱状に形成されるとともに軸方向の一端部において主球11を突出させた柱状部13と、柱状部13の軸方向における他端部から柱状部13の径方向外側に向かって張り出す外フランジ部14と、を有する形状に形成されている。
図3は、実施形態に係るボールトランスファーの縦半断面図である。
以下、本体部12の具体的な構造について説明する。
図3に示すように、本体部12は、主球11の一部を収容する主球受部21と、主球受部21に外嵌されたキャップ部22と、主球受部21とキャップ部22との間に介在する座金23と、主球受部21と主球11との間に介在する複数の受け球24と、を有する。
以下、本体部12の具体的な構造について説明する。
図3に示すように、本体部12は、主球11の一部を収容する主球受部21と、主球受部21に外嵌されたキャップ部22と、主球受部21とキャップ部22との間に介在する座金23と、主球受部21と主球11との間に介在する複数の受け球24と、を有する。
主球受部21は、例えば金属材料や樹脂材料等により形成されている。主球受部21は、半球凹面状に形成された凹部26と、凹部26からその径方向外側に向かって張り出す円環状の鍔部27と、凹部26をその径方向外側から囲うように鍔部27から延びる円筒状の内筒部28と、を有する。凹部26は、主球11よりも大きな半径を有し、複数の受け球24を介在した状態で主球11を配置可能となっている。複数の受け球24は、主球11の回転に伴って、凹部26の内面に沿って転動することにより、凹部26内において主球11を回転可能に支持している。
座金23は、例えば金属材料や樹脂材料等により形成されている。座金23は、主球受部21の鍔部27の外径と略同等の外径を有する円環状に形成され、鍔部27上に載置されている。座金23の内径は、主球11の直径よりも僅かに大きくなっており、座金23の内縁部23aと主球11との間にクリアランスが形成されている。このクリアランスは、受け球24の直径よりも狭くなっている。これにより、座金23は、主球受部21の凹部26と主球11との間から受け球24が脱落することを防止している。
キャップ部22は、鉄等の磁性材料により形成されている。キャップ部22は、座金23を挟んで主球受部21の鍔部27に対向配置された円環状の蓋部30と、蓋部30の外縁部から主球受部21の内筒部28の外周面に沿って延びる外筒部31と、外筒部31の蓋部30とは反対側の端部から外筒部31の径方向外側に向かって張り出すフランジ部32と、を有する。蓋部30の内径は、主球11の直径よりも小さくなっている。蓋部30は、主球受部21の凹部26の内側に配置された主球11の脱落を防止しつつ、主球11の一部を外側に突出させている。外筒部31は、主球受部21の内筒部28の外径と略同等の内径を有している。これによりキャップ部22は、主球受部21に外嵌可能となっている。フランジ部32は、例えば楕円形状に形成されている。なお、フランジ部32の形状については特に限定されない。
このように構成されたボールトランスファー10において、上述した柱状部13は、主球受部21と、キャップ部22の蓋部30および外筒部31と、座金23と、複数の受け球24と、により構成されている。また、上述した外フランジ部14は、キャップ部22のフランジ部32により構成されている。
支持部材40は、可撓性を有するマグネットシートにより形成されている。マグネットシートは、例えばフェライト(酸化鉄)に樹脂(バインダー)を混入したものをシート状に成形し、そのシートを磁化することにより形成されたものである。支持部材40は、例えば所定寸法の矩形状等に形成されている。支持部材40には、複数の孔部41(保持部)が支持部材40の面方向に沿って規則的に配列された状態で形成されている。図示の例では、複数の孔部41は、支持部材40の長手方向および短手方向に沿って等間隔で配列されている。
複数の孔部41は、それぞれ同一形状であって、ボールトランスファー10の柱状部13の形状に対応した円孔状に形成されている。孔部41の内径は、ボールトランスファー10の柱状部13の外径よりも僅かに小さくなっている。これにより、孔部41にボールトランスファー10の柱状部13を圧入(挿通)させることが可能となっている。また、孔部41は、ボールトランスファー10の柱状部13が圧入された状態で、外フランジ部14が挿通不能な形状となっている。これにより、孔部41にボールトランスファー10の柱状部13を主球11側から挿通させたときに、外フランジ部14が孔部41の周縁部に引っ掛かることで、ボールトランスファー10が孔部41から脱落することを防止できる。
図4は、搬送装置の使用方法の説明図である。
以下、本実施形態の搬送装置1の使用方法について図4を参照して説明する。以下の説明では、搬送装置1の使用方法の一例として、床面Fに搬送装置1を設置して、例えば貨物自動車3から降ろされた積荷(以下、「被搬送物W」という。)を、床面F上で搬送する場合を例に挙げて説明する。なお、以下の説明における搬送装置1の構成部品の符号については、図1から図3を参照されたい。
以下、本実施形態の搬送装置1の使用方法について図4を参照して説明する。以下の説明では、搬送装置1の使用方法の一例として、床面Fに搬送装置1を設置して、例えば貨物自動車3から降ろされた積荷(以下、「被搬送物W」という。)を、床面F上で搬送する場合を例に挙げて説明する。なお、以下の説明における搬送装置1の構成部品の符号については、図1から図3を参照されたい。
搬送装置1を使用する際には、支持部材40の複数の孔部41のうち、任意の孔部41にボールトランスファー10を保持させる。具体的に、主球11が支持部材40の表面40aから突出した状態となるように、ボールトランスファー10を支持部材40の裏面40b側から表面40a側に向かって孔部41に挿入(圧入)する。このとき、孔部41に挿入されたボールトランスファー10が有する外フランジ部14を、支持部材40の裏面40bに接触させた状態とする。外フランジ部14(フランジ部32)は磁性材料により形成され、支持部材40はマグネットシートにより形成されているので、ボールトランスファー10と支持部材40とが磁力により固定される。
なお、ボールトランスファー10を挿通させる孔部41の選択は、搬送装置1により搬送する被搬送物Wの大きさや重量、搬送距離、搬送経路等に応じて適宜設定すればよい。例えば、被搬送物Wが大型かつ高重量の場合には、全ての孔部41にボールトランスファー10を保持させて、各ボールトランスファー10にかかる荷重を低減させるとよい。また、例えば被搬送物Wが軽量の場合には、複数の孔部41のうちの一部にボールトランスファー10を保持させればよい。
貨物自動車3の荷台3aと床面Fとの間には、荷降ろし用レール5が、貨物自動車3の荷台3aから床面Fに向かって傾斜した状態で掛け渡されている。また、荷降ろし用レール5の床面F側の端部に隣接するように、搬送装置1を設置する。このとき、支持部材40の裏面40bが床面Fと対向するように搬送装置1を設置する。これにより、ボールトランスファー10の主球11が床面Fから突出した状態で配置される。
被搬送物Wは、貨物自動車3の荷台3aから降ろされた後、荷降ろし用レール5の傾斜面に沿って床面Fに向かって移動する。その後、被搬送物Wは、荷降ろし用レール5の端部に隣接する搬送装置1上に移動する。被搬送物Wは、搬送装置1が備えるボールトランスファー10の主球11と当接した状態で、搬送装置1における支持部材40の表面40a側に載置される。これにより、被搬送物Wを容易に搬送することができる。なお、搬送装置1が設置される床が鉄等の磁性材料により形成されている場合には、支持部材40がマグネットシートにより形成されているので、搬送装置1を床面Fに対して磁力により固定することができる。よって、搬送装置1がずれることを抑制できる。
このように、本実施形態によれば、シート状の支持部材40がボールトランスファー10を保持可能な複数の孔部41を有するので、ボールトランスファー10を任意の孔部41に保持させた状態で、そのボールトランスファー10が取り付けられた支持部材40を所望の位置に配置することができる。これにより、被搬送物Wの大きさや重量、搬送距離、搬送経路等に応じてボールトランスファー10の設置位置や個数を容易に変更することができる。したがって、様々な被搬送物Wに対応できるとともに、設置位置を容易に変更可能な搬送装置1を提供できる。
また、支持部材40に形成された孔部41によりボールトランスファー10を保持するので、例えば打ち抜き加工等によりボールトランスファー10を保持する構造を容易に形成することができる。したがって、上記作用効果を奏する搬送装置1を安価に提供できる。
しかも、ボールトランスファー10の本体部12が柱状部13の端部から張り出す外フランジ部14を備えるとともに、孔部41は、柱状部13が挿通された状態で、外フランジ部14が挿通不能な形状に形成されているので、柱状部13を孔部41に挿通させた状態で外フランジ部14を孔部41の周縁部に接触させることにより、ボールトランスファー10が孔部41から脱落することを防止できる。したがって、搬送装置1の取り扱い性を向上させることができる。
しかも、ボールトランスファー10の本体部12が柱状部13の端部から張り出す外フランジ部14を備えるとともに、孔部41は、柱状部13が挿通された状態で、外フランジ部14が挿通不能な形状に形成されているので、柱状部13を孔部41に挿通させた状態で外フランジ部14を孔部41の周縁部に接触させることにより、ボールトランスファー10が孔部41から脱落することを防止できる。したがって、搬送装置1の取り扱い性を向上させることができる。
また、支持部材40がマグネットシートにより形成されているので、搬送装置1の設置先(床面F)が磁性材料により形成された場合に、その設置先に対して、支持部材40を磁力により固定することができる。これにより、搬送装置1をその設置先に対して着脱可能な状態で固定することができる。したがって、搬送装置1のずれを容易に抑制でき、被搬送物Wを所望の位置に確実に搬送することができる。
しかも、ボールトランスファー10の外フランジ部14が磁性材料により形成されているので、外フランジ部14と支持部材40とを磁力により固定することができる。これにより、ボールトランスファー10が孔部41から脱落することをより確実に防止できる。したがって、搬送装置1の取り扱い性を向上させることができる。
さらに、支持部材40がマグネットシートにより形成されているので、支持部材40を鉄等の磁性材料により形成された壁の壁面(例えば鉄製の棚の側面等)に貼り付けることができる。このため、搬送装置1の不使用時の保管スペースを省スペース化することができる。
また、複数の孔部41は、支持部材40の面方向に沿って等間隔に配列されているので、複数のボールトランスファー10を支持部材40に対して均等に配置することができる。これにより、被搬送物Wの搬送時に各ボールトランスファー10にかかる荷重を均等に分配することができるので、各ボールトランスファー10の転がり抵抗に差異が生じて搬送装置1の搬送性能が低下することを抑制できる。また、各ボールトランスファー10により被搬送物Wを均等に支持することができるので、被搬送物Wに凹み等の損傷が生じることを防止できる。
なお、本考案は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、搬送装置1が単独で設置先に配置される場合について説明したが、これに限定されない。搬送装置1は、鉄等の磁性材料により形成された板材等を、支持部材40の裏面に対して磁力により固定して重ね合わせた状態で使用されてもよい。これにより、ボールトランスファー10の外フランジ部14を支持部材40と前記板材等とにより挟み込むことができる。したがって、ボールトランスファー10が支持部材40の裏面側から脱落するのを確実に防止しつつ、搬送装置1を設置先まで持ち運ぶことができる。
例えば、上記実施形態では、搬送装置1が単独で設置先に配置される場合について説明したが、これに限定されない。搬送装置1は、鉄等の磁性材料により形成された板材等を、支持部材40の裏面に対して磁力により固定して重ね合わせた状態で使用されてもよい。これにより、ボールトランスファー10の外フランジ部14を支持部材40と前記板材等とにより挟み込むことができる。したがって、ボールトランスファー10が支持部材40の裏面側から脱落するのを確実に防止しつつ、搬送装置1を設置先まで持ち運ぶことができる。
また、上記実施形態では、キャップ部22の全体が鉄等の磁性材料により形成されているが、これに限定されず、少なくともフランジ部32(外フランジ部14)が磁性材料により形成されていれば、上述した作用効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、支持部材40の孔部41の内径が、ボールトランスファー10の柱状部13の外径よりも僅かに小さくなっているが、これに限定されない。孔部41の形状は、ボールトランスファー10の柱状部13を挿通可能であって、かつ外フランジ部14を挿通不能な形状であればよい。
また、上記実施形態では、床面Fに搬送装置1を設置して被搬送物Wを搬送する構成を説明したが、これに限定されず、被搬送物Wの底面に搬送装置1を取り付けて被搬送物Wを床面上で搬送する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、支持部材40が矩形状に形成されているが、これに限定されず、支持部材は使用目的に合せて適宜形状を変更してもよい。
また、上記実施形態では、主球11を支持部材40の表面側に突出させた状態でボールトランスファー10を保持する保持部として、支持部材40に形成された孔部41を例に挙げて説明したが、これに限定されない。前記保持部は、例えば支持部材の表面に対してボールトランスファー10を着脱可能な状態で保持できる粘着部材であってもよい。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…搬送装置 10…ボールトランスファー 11…主球 12…本体部 13…柱状部 14…外フランジ部 40…支持部材 41…孔部(保持部)
Claims (5)
- 被搬送物を支持する回転可能な主球、および前記主球を回転可能に支持する本体部を備えるボールトランスファーと、
シート状に形成され、前記主球を一方主面から突出させた状態で前記ボールトランスファーを保持可能な複数の保持部を有する支持部材と、
を備えることを特徴とする搬送装置。 - 前記本体部は、
柱状に形成され、軸方向の一端部において前記主球を突出させた柱状部と、
前記柱状部の前記軸方向における他端部から、前記軸方向に交差する方向に向かって張り出す外フランジ部と、
を備え、
前記保持部は、前記支持部材に形成された、前記柱状部を挿通可能な孔部であり、
前記孔部は、前記柱状部が挿通された状態で、前記外フランジ部が挿通不能な形状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 前記支持部材は、マグネットシートにより形成されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装置。 - 前記支持部材は、マグネットシートにより形成され、
前記外フランジ部は、磁性材料により形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。 - 前記複数の保持部は、前記支持部材の面方向に沿って等間隔に配列されている、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の搬送装置。
Priority Applications (2)
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