JP2021194121A - ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】横慣性モーメントのみならず縦慣性モーメントも向上させること。【解決手段】ゴルフクラブヘッドは、ウッド型のゴルフクラブヘッドであって、当該ゴルフクラブヘッドを、当該ゴルフクラブヘッドの既定のライ角及びロフト角の姿勢に据えた場合の平面視において、当該ゴルフクラブヘッドのトウ側の頂点と、バック側の頂点とを結んだ直線と、上記クラウンの輪郭との距離が15mm以下であり、当該ゴルフクラブヘッドのフェース・バック方向の長さが、110mm以上である。【選択図】図2

Description

本発明は、ウッド型のゴルフクラブヘッド及び当該ゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブに関する。
従来から、オフセンターヒット時における飛距離の減少を防ぐために、ゴルフクラブヘッドの重心回りの慣性モーメントを向上させる試みがなされてきた。例えば下記特許文献1には、左右方向の慣性モーメント(横慣性モーメント)を、2000g・cm以上に設定したゴルフクラブヘッドが開示されている。
特開平09−253242号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、ゴルフクラブヘッドの横慣性モーメントは大きくなるものの、上下方向の慣性モーメント(縦慣性モーメント)については従来よりも小さくするように設計されている。
この点、飛距離のうちキャリーは、一部のボール初速領域において縦慣性モーメントが小さいほうが大きくなることもある。しかし、縦慣性モーメントが小さいと、オフセンターヒット時におけるボール初速が減少するため、トータル飛距離の減少へ及ぼす影響が大きい。よって、ほとんどのボール初速領域で縦慣性モーメントが大きいほうが飛距離において有利である。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、横慣性モーメントのみならず縦慣性モーメントも向上させることが可能なゴルフクラブヘッド及び当該ゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るゴルフクラブヘッドは、ウッド型のゴルフクラブヘッドであって、当該ゴルフクラブヘッドを、当該ゴルフクラブヘッドの既定のライ角及びロフト角の姿勢に据えた場合の平面視において、当該ゴルフクラブヘッドのトウ側の頂点と、バック側の頂点とを結んだ直線と、クラウンの輪郭との距離が15mm以下であり、当該ゴルフクラブヘッドのフェース・バック方向の長さが、110mm以上である。
このような構成により、縦慣性モーメント(ヘッドの重心を通るトウ・ヒール方向軸周りの慣性モーメント)が増えない領域かつ横慣性モーメント(ヘッドの重心を通る鉛直方向軸周りの慣性モーメント)が増える領域を極力減らすことで、横慣性モーメントのみならず縦慣性モーメントも向上させることができる。ここで、上記トウ側の頂点は、より具体的には、トウ側の端部のうち最もバック側の点であってもよく、上記バック側の頂点は、より具体的には、バック側の端部のうち最もトウ側の点であってもよい。
上記ゴルフクラブヘッドの重心を通る鉛直方向軸周りの慣性モーメントは5000g・cm^2以上6000g・cm^2以下であってもよい。
これにより、オフセンターヒット時、特にトゥヒール方向に外した場合に、ボール初速の減少分が少なく、サイドスピンが減少し、打ち出し方向を安定させることができる。
上記ゴルフクラブヘッドの重心を通るトウ・ヒール方向軸周りの慣性モーメントは4000g・cm^2以上であってもよい。
これにより、オフセンターヒット時、特に上下方向に外した場合に、ボール初速の減少分が少なく、サイドスピンが減少し、打ち出し方向を安定させることができる。
当該ゴルフクラブヘッドのトウ・ヒール方向の長さが、110mm以上であってもよい。
これにより、限られたヘッド重量でヘッド寸法を大きくすることで、横慣性モーメントのみならず縦慣性モーメントも向上させることができる。
当該ゴルフクラブヘッドの上記フェースと上記ソールの境界であるリーディングエッジから当該ゴルフクラブヘッドの重心までの上記フェース・バック方向の距離は40mm以上であってもよい。
これにより重心深度を大きくすることで、ボール初速の減少量を少なくし、飛距離への寄与度は大きくすることができる。
本発明の他の形態に係るゴルフクラブは、上記のいずれかのゴルフクラブヘッドと、当該ゴルフクラブヘッドに取り付けられるゴルフクラブシャフトとを有する。
以上説明したように、本発明によれば、横慣性モーメントのみならず縦慣性モーメントも向上させることができる。しかし、この効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係るゴルフクラブの外観を示した図である。 上記ゴルフクラブのゴルフクラブヘッドの平面図である。 上記ゴルフクラブヘッドの形状を従来例と比較して示した平面図である。 上記ゴルフクラブの飛距離性能及び方向安定性に関する効果を従来例と比較して示した表である。 本発明の第2実施形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明の第3実施形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明の第4実施形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明との比較例に係るゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明の各実施形態のゴルフクラブヘッドがとり得る形状の範囲を示した平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るゴルフクラブの外観を示した図である。また図2は、上記ゴルフクラブのゴルフクラブヘッドの平面図である。また図3は、上記ゴルフクラブヘッドの形状を従来例と比較して示した平面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係るゴルフクラブ100は、ヘッド1と、当該ヘッド1に一端が取り付けられるシャフト2と、シャフト2の他端に取付けられるグリップ3とを有する。
シャフト2は、例えばソケット等を介してヘッド1に取り付けられるが、ソケット等を介さずに直接取り付けられてもよい。
ヘッド1は、フェース部1a、クラウン部1b及びソール部1cを有し、それらによって内部空間が形成された中空構造を有するウッド型(例えばドライバー)のヘッドである。ヘッド1は、例えば64チタン等の金属によって製造される。
本実施形態においてヘッド1は、横慣性モーメント(ヘッドの重心Gを通る鉛直方向(図2のY方向)軸周りの慣性モーメント、以下、横MOIともいう。)のみならず、縦慣性モーメント(ヘッドの重心を通るトウ・ヒール方向(図2のX方向)軸周りの慣性モーメント、以下、縦MOIともいう。)も向上させるために、従来のヘッドと比較して大きくその形状を変更し、平面視で三角形に近い形状とされている。以下、図3を用いて本実施形態に係るヘッド1の形状を従来例との比較において説明する。図3は、ヘッド1上方から見た平面視のヘッド外形を示したものである。
同図に示すように、ヘッド形状は一般的には同図(A)に示すように、クラウンが丸みを帯びている。このようなヘッドだと、以下に示すように、一般的に横MOIを大きくしやすいという特徴があるが、縦MOIは大きくできない。
同図に示すように、従来のヘッドと本実施形態に係るヘッド1の各重心Gを中心として、所定半径ごとに複数の円を描く(内側から、破線円、一点鎖線円、二点鎖線円)。二点鎖線円は従来のヘッドの外形に近い半径である。
ここで、重心Gから遠い位置に重量があるほど、重量あたりの横MOIは大きくなる。つまり、破線円よりも一点鎖線円の付近、一点鎖線円の付近よりも二点鎖線円付近に重量を配置する方が、横MOIが大きくなる。
同図(A)と(B)の2つのヘッドを比較すると、従来のヘッドの方が、二点鎖線より中心から遠くにある領域が多く、横MOIを大きくしやすいヘッドといえる。横MOIは、ゴルフ用具規則上、5900g・cm^2以上にすることはできない。従来のヘッドで二点鎖線より遠くに重量を配置していくと、横MOIが規則上限の5900g・cm^2に達する。
その際に、従来のヘッドにおいては、後述するように様々な兼ね合いから縦MOIは4000〜4300g・cm^2程度になる。そのため、更に縦MOIを大きくしようとすると、縦MOIが増えない領域かつ横MOIが増える領域を減らす必要がある。
縦MOIは、重心Gからの距離ではなく、重心Gを通るトゥヒール方向の軸Lgからの距離が遠い箇所に重量を配置するほど、大きくすることができる。横MOIと縦MOIの両方について考えていくと、重心Gからの距離に応じて、同図に示す以下のA,B,Cの領域が定義できる。当該領域A,B,Cは、ヘッド全長を概ね5分割(20%ずつ分割)した領域である。
A:影響度合いが横MOI≒縦MOIとなり、ほぼ同じだけ大きくなっていく領域。
B:影響度合いが横MOI>縦MOIになりやすい領域。できる限りこの領域の重量を減らした方が縦MOIが横MOIに近づいていく。
C:影響度合いが横MOI>>縦MOIとなり、縦MOIを大きくしたいならば重量を必要最低限以外付けない方がよい領域。
そうすると、従来のヘッドは、横MOIは大きくしやすいが、縦MOIは大きくしにくいヘッドだといえる。
本実施形態に係るヘッド1は、クラウン・トウ側の輪郭が領域Cまで張り出している。これは、限られたヘッド重量でできる限りヘッド寸法を大きくするためである。
具体的には、図2に示すように、ヘッド1のフェース・バック方向(Z方向)の長さLzは、110mm以上、より望ましくは、120mm以上である。またヘッド1のトウ・ヒール方向(X方向)の長さLxも、110mm以上、より望ましくは、120mm以上である。ただし、ゴルフ用具規則上は、127mm以下にする必要がある。
そしてヘッド1の輪郭は、上記クラウン・トウ側からバック側に向けて、直線状を呈している。すなわち、ヘッド1は、当該ヘッド1の既定のライ角及びロフト角の姿勢に据えた場合の平面視において、トウ側の頂点Pとバック側の頂点Qとを結んだ直線PQから、クラウン1bの輪郭との距離が15mm以下となるように形成されている。同図の例では、上述のように頂点Pと頂点Q間の輪郭は直線状に形成されていることから、上記距離は実質的に0である。
ここで、上記トウ側の頂点が一点に定まらない場合(直線状の場合や複数点ある場合)には、当該点は、トウ側の端部のうち最もバック側の点であり、上記バック側の頂点が一点に定まらない場合には、当該点は、バック側の端部のうち最もトウ側の点である。
このように形成されるは、ヘッド1のトウ側から、可能な限り上記領域B、Cの重量を減らすためである。従来のヘッドのように丸みを帯びるよりも、直線状または直線に近い形状にすることで、領域B、Cから可能な限り重量を減らすことができる。ただし、規則上、ヘッド1の表面を凹状に形成することはできないため、規則内であれば、直線状に形成されるのが最適となる。
そして、本実施形態のように、領域Aかつ二点鎖線円より遠い領域であるバック側の領域をできる限り大きくすることにより、横MOIを大きくしつつ、縦MOIもほぼ同様に大きくすることができる。
また、図2及び図3(B)に示すように、ヘッド1のトウ側のみならずヒール側の輪郭も直線状に形成することで、極力領域BやCの領域を減らすことができる。ただし、当該ヒール側の輪郭が丸みを帯びることによりヘッド1を置いた姿勢の許容性が向上する効果や、そもそもトウ側と違い領域B、Cの領域をあまり減らせないことを考慮すると、ヒール側の輪郭を直線状とすることは必須ではなく、目的に応じて適宜変更すべき箇所である。
また図2に示すように、ヘッド1の最前部(フェース1aとソール1cの境界であるリーディングエッジ)からヘッド1の重心Gまでのフェース・バック方向(Z方向)の距離(重心深度GD)は、40mm以上であり、より好ましくは、50mm以上65mm以下である。
これにより重心深度を大きくすることで、ボール初速の減少量を少なくし、飛距離への寄与度は大きくすることができる。重心深度GDを65mm以上にすると、フェース1aが一定重量ある関係上、ヘッド1の重量が重くなりすぎて、ヘッドスピードが遅くなってしまうため、重心深度GDが大きすぎるのは設計上難しく、実用性に欠ける。
そして、上記のような構成を有することにより、ヘッド1の横MOIは、5000g・cm^2以上6000g・cm^2以下、好ましくは5500g・cm^2以上6000g・cm^2とされ、ヘッド1の縦MOIは4000g・cm^2以上、好ましくは5000g・cm^2以上とされる。
図4は、上記ヘッド1を有するゴルフクラブ100の飛距離性能及び方向安定性に関する効果の一例を理論計算式で計算して従来例と比較して示した表である。
同図に示すように、本実施形態におけるヘッド1は、横MOIが5700g・cm^2、縦MOIが4800g・cm^2と、いずれも従来のヘッドよりも大幅に向上している。実際の試打テストでも平均飛距離、安定性で優位性が出ることが確認された。
横MOIも縦MOIも大きいことにより、飛距離安定性、平均飛距離向上、左右方向安定性等の効果が得られる。横MOIが大きいと、トウ・ヒール方向におけるオフセンターヒット時のボール初速の減少分が少なくなり、縦MOIが大きいと、上下方向(クラウン・ソール方向)におけるオフセンターヒット時のボール初速の減少分が少なくなる。これにより、スピン量および打ち出し角変化量が減少し、ボールが安定する。これは、横MOIと縦MOIが大きいと、オフセンターヒット時におけるヘッド1の回転運動を抑制することができるためである。
ところで、上述のように、直線PQからクラウン1bの輪郭との距離が15mm以下となるように設計し、横MOIに縦MOIを近づけていくと、横MOI/縦MOI≦1.25という条件が達成される。
一般にヘッドは、直線PQからクラウンの輪郭との距離を小さくしようとすると、フェースやネックがある関係上、基本的には横MOIの方が大きくなる。これが、上記で述べた様々な兼ね合いから横MOIが5900のときに通常の設計だと縦MOIは4000〜4300程度までしかならない理由である。実際、これまで開発された全てのヘッドにおいて、縦MOIが4000を超えるものはほぼ皆無である。
しかし、実際の横MOIと縦MOIの重要度でいうと、横MOI:縦MOI=3:2〜5:4ほどであり、横MOIの方が重要ではあるものの、縦MOIもある程度重要である。例えば飛距離性能は、横MOI6000g・cm^2、縦MOI4000g・cm^2の場合よりも、横5500g・cm^2、縦4700g・cm^2の場合の方が向上する。
したがって縦MOIも重要であり、上記のような構造にしていくと、横MOI/縦MOI≦1.25が達成され、飛距離性能が優れたヘッドとすることができる。
横MOI/縦MOI≦1.25の比率を達成するにあたっては、飛距離性能と見た目等の様々な兼ね合いなどを考える必要があるが、そのような兼ね合いを無視して飛距離性能特化することで、縦MOIにおいて5000g・cm^2以上を達成することが可能なことが分かった。そのため、横MOI/縦MOI≦1.25を達成することは飛距離性能上有効だが、そこからどの程度縦MOIを向上させるかは、ヘッド1のコンセプト等によって変えていけばよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、縦MOIが増えない領域かつ横MOIが増える領域を極力減らすことで、横MOIのみならず縦MOIも向上させ、飛距離性能及び安定性を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態及び以降の実施形態において上記第1実施形態と同様の機能及び構成を有する箇所には同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
図5は、本実施形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図である。
上述の第1実施形態では、ヘッド1のトウ側の頂点Pとバック側の頂点Qとの間のヘッド1の輪郭は直線状とされ、当該頂点Pと頂点Qとを結んだ直線PQから、クラウン1bの輪郭との距離はほぼ0とされた。しかし本実施形態においては、同図に示すように、トウ側の頂点Pとバック側の頂点Qとの間のヘッド1の輪郭はわずかに丸みを帯びており、直線PQから、クラウン1bの輪郭との距離は5mmとされている。
本実施形態によっても、縦MOIが増えない領域かつ横MOIが増える領域を極力減らすことで、横MOIのみならず縦MOIも向上させ、飛距離性能及び安定性を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図6は、本実施形態に係るゴルフクラブヘッドのフェース部分の平面図である。
本実施形態においては、同図に示すように、トウ側の頂点Pとバック側の頂点Qとの間のヘッド1の輪郭は第2実施形態よりもさらに丸みを帯びており、直線PQから、クラウン1bの輪郭との距離は10mmとされている。
本実施形態によっても、縦MOIが増えない領域かつ横MOIが増える領域を極力減らすことで、横MOIのみならず縦MOIも向上させ、飛距離性能及び安定性を向上させることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図7は、本実施形態に係るゴルフクラブヘッドのフェース部分の平面図である。
本実施形態においては、同図に示すように、トウ側の頂点Pとバック側の頂点Qとの間のヘッド1の輪郭は第3実施形態よりもさらに丸みを帯びており、直線PQから、クラウン1bの輪郭との距離は15mmとされている。
本実施形態によっても、縦MOIが増えない領域かつ横MOIが増える領域を極力減らすことで、横MOIのみならず縦MOIも向上させ、飛距離性能及び安定性を向上させることができる。
図8は、上記第1乃至第4実施形態に係るヘッド1との比較例として、直線PQから、クラウン1bの輪郭との距離が20mmとされたヘッドを示している。当該ヘッドは従来のヘッドとほぼ同様の形状となることが分かる。
図9は、本発明に係るヘッド1がとり得る形状の範囲を示した平面図である。
本発明におけるトウ側の頂点Pとバック側の頂点Qとの間のヘッド1の輪郭は、頂点P及びQからの各輪郭延長線と、直線PQと、それを外側に15mm平行移動させた直線とで囲まれる、同図における斜線領域内に収まればよいこととなる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
本発明は、少なくとも、直線PQからクラウン1bの輪郭との距離が15mm以下であってかつヘッドのフェース・バック方向の長さが110mm以上であれば成立し、それ以外の上記各実施形態で示した条件は必須ではない。
本発明のヘッド1の形状は、上述の各実施形態に示したものに限られず、適宜変更が可能である。
上述の各実施形態では、本発明をドライバーに適用した例が示されたが、フェアフェイウッドにも同様に適用可能である。
1…ヘッド
1a…フェース部
1b…クラウン部
1c…ソール部
2…シャフト
3…グリップ
100…ゴルフクラブ
G…重心
GD…重心深度

Claims (6)

  1. ウッド型のゴルフクラブヘッドであって、
    当該ゴルフクラブヘッドを、当該ゴルフクラブヘッドの既定のライ角及びロフト角の姿勢に据えた場合の平面視において、
    当該ゴルフクラブヘッドのトウ側の頂点と、バック側の頂点とを結んだ直線と、クラウンの輪郭との距離が15mm以下であり、
    当該ゴルフクラブヘッドのフェース・バック方向の長さが、110mm以上である
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 請求項1に記載のゴルフクラブヘッドであって、
    当該ゴルフクラブヘッドの重心を通る鉛直方向軸周りの慣性モーメントが5000g・cm^2以上6000g・cm^2以下である
    ゴルフクラブヘッド。
  3. 請求項2に記載のゴルフクラブヘッドであって、
    上記重心を通るトウ・ヒール方向軸周りの慣性モーメントが4000g・cm^2以上である
    ゴルフクラブヘッド。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドであって、
    当該ゴルフクラブヘッドのトウ・ヒール方向の長さが、110mm以上である
    ゴルフクラブヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドであって、
    上記フェースと上記ソールの境界であるリーディングエッジから当該ゴルフクラブヘッドの重心までの上記フェース・バック方向の距離が40mm以上である
    ゴルフクラブヘッド。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドと、
    上記ゴルフクラブヘッドに取り付けられるゴルフクラブシャフトと
    を具備するゴルフクラブ。
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