JP2021190466A - 固体撮像装置、電子機器、及び固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置、電子機器、及び固体撮像装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】暗時特性を改善しつつ、光電変換部の飽和電荷量の低減を抑制可能な固体撮像装置を提供する。【解決手段】基板に形成された複数の画素と、各画素を取り囲むように基板に形成されたトレンチ部を有する画素分離部とを備えるようにした。そして、複数の画素のそれぞれは、基板の光入射面側と反対側に形成された光電変換部、及び基板の光入射面側に形成された複数段の不純物領域を有するようにした。また、複数段の不純物領域のそれぞれは、光電変換部の光入射面側を覆って画素分離部の側面と接するように形成され、光電変換部の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされた領域とした。【選択図】図2

Description

本技術は、固体撮像装置、電子機器、及び固体撮像装置の製造方法に関する。
近年、基板上の配線層が形成される側とは反対側から光を受光する裏面照射型の固体撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の固体撮像装置では、光学混色を低減するために、隣接する光電変換部の間に格子状のトレンチ部が設けられ、このトレンチ部内に絶縁膜や金属が埋め込まれて、画素分離部が形成されている。
また、特許文献1に記載の固体撮像装置では、トレンチ部の形成時のドライエッチングによる基板のダメージ(欠陥)が原因で発生した電子を低減させるため、光電変換部の側面と接する基板内の領域に、p型の不純物がドープされた不純物領域が形成されている。
特開2013−175494号公報
しかしながら、特許文献1に記載の固体撮像装置では、基板のダメージが原因で発生した電子を低減させることで、暗時特性を改善できるものの、光電変換部を構成する電荷蓄積領域が不純物領域に侵食され、光電変換部の飽和電荷量が低下する可能性がある。
本開示は、暗時特性を改善しつつ、光電変換部の飽和電荷量の低減を抑制可能な固体撮像装置、電子機器、及び固体撮像装置の製造方法を提供することを目的とする。
本開示の固体撮像装置は、(a)基板と、(b)基板に形成された複数の画素と、(c)各画素を取り囲むように基板に形成されたトレンチ部を有する画素分離部とを備え、(d)複数の画素のそれぞれは、基板の光入射面側と反対側に形成された光電変換部、及び基板の光入射面側に形成された複数段の不純物領域を有し、(e)複数段の不純物領域のそれぞれは、光電変換部の光入射面側を覆って画素分離部の側面と接するように形成され、光電変換部の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされた領域である。
また、本開示の電子機器は、(a)基板、基板に形成された複数の画素、及び各画素を取り囲むように基板に形成されたトレンチ部を有する画素分離部を有する固体撮像装置と、(b)被写体からの像光を固体撮像装置の撮像面上に結像させる光学レンズと、(c)固体撮像装置から出力される信号に信号処理を行う信号処理回路とを備え、(d)複数の画素のそれぞれは、基板の光入射面側と反対側に形成された光電変換部、及び基板の光入射面側に形成された複数段の不純物領域を有し、(e)複数段の不純物領域のそれぞれは、光電変換部の光入射面側を覆って画素分離部の側面と接するように形成され、光電変換部の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされた領域である。
また、本開示の固体撮像装置の製造方法は、(a)基板の全面に第1の導電型の不純物をイオン注入することで、基板の一方の面側に、第1の導電型の不純物がドープされた複数段の不純物領域を形成する工程と、(b)基板に選択的に第1の導電型とは逆導電型である第2の導電型の不純物及び第1の導電型の不純物をドープすることで、基板の他方の面側に、第2の導電型の不純物がドープされた電荷蓄積領域を有する複数の光電変換部を形成する工程と、(c)一方の面側から基板を選択的にエッチングして各光電変換部を取り囲むトレンチ部を形成することで、光電変換部毎に複数段の不純物領域を分割する工程とを含む。
第1の実施形態に係る固体撮像装置の全体構成を示す図である。 図1のA−A線で破断した場合の、画素領域の断面構成を示す図である。 ドライエッチングによる基板のダメージを示す図である。 トレンチ部の周辺領域のp型の不純物の濃度の測定結果を示す図である。 実施例1、比較例1及び比較例2における、暗電流電子が原因で発生する白点の個数を示す図である。 実施例1、比較例1及び比較例2における、光電変換部25の飽和電荷量を示す図である。 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造工程の流れを示す図である。 第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造工程の流れを示す図である。 第2実施形態に係る電子機器の概略的な構成の一例を示す図である。
以下に、本開示の実施形態に係る固体撮像装置及び電子機器の一例を、図1〜図8を参照しながら説明する。本開示の実施形態は、以下の順序で説明する。なお、本開示は、以下の例に限定されるものではない。また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
1.第1の実施形態:固体撮像装置
1−1 固体撮像装置の全体の構成
1−2 要部の構成
1−3 固体撮像装置の製造方法
1−4 変形例
2.第2の実施形態:電子機器
〈1.第1の実施形態〉
[1−1 固体撮像装置の全体の構成]
図1は、本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置の全体構成を示す図である。図1の固体撮像装置1は、裏面照射型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。図8に示すように、固体撮像装置1(101)は、光学レンズ102を介して、被写体からの像光(入射光106)を取り込み、撮像面上に結像された入射光106の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。
図1に示すように、固体撮像装置1は、基板2と、画素領域3と、垂直駆動回路4と、カラム信号処理回路5と、水平駆動回路6と、出力回路7と、制御回路8とを備えている。
画素領域3は、基板2上に、二次元マトリックス状に配列された複数の画素9を有している。画素9は、図2に示した光電変換部25と、複数の画素トランジスタ(不図示)とを有している。画素トランジスタとしては、例えば、転送トランジスタ、リセットトランジスタ、選択トランジスタ、アンプトランジスタの4つのトランジスタを採用できる。
垂直駆動回路4は、例えば、シフトレジスタによって構成され、所望の画素駆動配線10を選択し、選択した画素駆動配線10に画素9を駆動するためのパルスを供給し、各画素9を行単位で駆動する。即ち、垂直駆動回路4は、画素領域3の各画素9を行単位で順次垂直方向に選択走査し、各画素9の光電変換部25において受光量に応じて生成した信号電荷に基づく画素信号を、垂直信号線11を通してカラム信号処理回路5に供給する。
カラム信号処理回路5は、例えば、画素9の列毎に配置されており、1行分の画素9から出力される信号に対して画素列毎にノイズ除去等の信号処理を行う。例えばカラム信号処理回路5は画素固有の固定パターンノイズを除去するためのCDS(Correlated Double Sampling:相関2重サンプリング)及びAD(Analog Digital)変換等の信号処理を行う。
水平駆動回路6は、例えば、シフトレジスタによって構成され、水平走査パルスをカラム信号処理回路5に順次出して、カラム信号処理回路5の各々を順番に選択し、カラム信号処理回路5の各々から、信号処理が行われた画素信号を水平信号線12に出力させる。
出力回路7は、カラム信号処理回路5の各々から水平信号線12を通して、順次に供給される画素信号に対し信号処理を行って出力する。信号処理としては、例えば、バファリング、黒レベル調整、列ばらつき補正、各種デジタル信号処理等を用いることができる。
制御回路8は、垂直同期信号、水平同期信号、及びマスタクロック信号に基づいて、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、及び水平駆動回路6等の動作の基準となるクロック信号や制御信号を生成する。そして、制御回路8は、生成したクロック信号や制御信号を、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、及び水平駆動回路6等に出力する。
[1−2 要部の構成]
次に、図1の固体撮像装置1の詳細構造について説明する。
図2は、固体撮像装置1の画素領域3の断面構成を示す図である。
図2に示すように、固体撮像装置1は、基板2、固定電荷膜13、絶縁膜14、遮光膜15及び平坦化膜16がこの順に積層されてなる受光層17を備えている。また、受光層17の平坦化膜16側の面(以下、「裏面S1側」とも呼ぶ)には、カラーフィルタ層18及びマイクロレンズアレイ19がこの順に積層されてなる集光層20が形成されている。さらに、受光層17の基板2側の面(以下「表面S2側」とも呼ぶ)には、配線層21及び支持基板22がこの順に積層されている。なお、受光層17の裏面S1と平坦化膜16の裏面とは同一の面であるため、以下の記載では、平坦化膜16の裏面も「裏面S1」と表す。また、受光層17の表面S2と基板2の表面とは同一の面であるため、以下の記載では基板2の表面も「表面S2」と表す。また、固体撮像装置1では、基板2の裏面S3側が「光入射面側」となり、基板2の表面S2側が「光入射面と反対側」となる。
基板2は、例えば、シリコン(Si)からなる半導体基板によって構成され、画素領域3を形成している。画素領域3には、複数の画素9が二次元マトリックス状に配置され、隣接する画素9の間に画素分離部23が形成されている。画素分離部23は、各画素9(後述する画素分離層30で囲まれた光電変換部25、不純物領域321、322、323)を取り囲むように、格子状に形成されている。画素分離部23は、基板2の裏面S3側から深さ方向に形成された有底のトレンチ部24を有している。トレンチ部24は、内側面及び底面が画素分離部23の外形を形成するように、格子状に形成されている。また、トレンチ部24の内部には、基板2の裏面S3側を覆う固定電荷膜13及び絶縁膜14が埋め込まれている。また、絶縁膜14内には、光を反射する金属膜を埋め込むようにしてもよい。金属膜としては、例えば、タングステン(W)、アルミニウム(Al)を採用できる。
画素分離部23を設けることにより、各画素9を物理的に遮光・遮蔽することができ、光学混色の抑制、ブルーミングの抑制及び飽和電荷量の向上が可能となる。しかしながら、トレンチ部24の形成時のドライエッチングによって基板2にダメージが与えられ、基板2のダメージによって電子が発生して暗電流や白点が発生し、暗時ノイズが増加する可能性がある。特に、トレンチ部24の深さが深い場合には、ドライエッチングの加工時間が長くなるため、基板2のダメージが蓄積され、多量の電子が発生する可能性がある。
画素9は、基板2の表面S2側(光入射面と反対側)に形成された光電変換部25、及び基板2の裏面S3側(光入射面側)に形成された不純物領域26を有している。光電変換部25は、基板2の表面S2側に形成されたp型半導体領域27と、p型半導体領域27と不純物領域26との間に形成されたn型半導体領域28とを含んで構成される。光電変換部25では、p型半導体領域27とn型半導体領域28との間のpn接合、及び不純物領域26(p型の不純物の領域)とn型半導体領域28との間のpn接合によって、フォトダイオードが構成されている。n型半導体領域28は、フォトダイオード(光電変換部25)の電荷蓄積領域を構成している。光電変換部25のそれぞれは、入射光29の光量に応じた信号電荷を生成し、生成した信号電荷をn型半導体領域28に蓄積する。
また、光電変換部25と画素分離部23との間、つまり、光電変換部25の基板2裏面S3側の周囲には、光電変換部25を取り囲むように、画素分離層30が形成されている。画素分離層30は、p型の不純物がドープされた不純物領域である。即ち、画素分離層30には、光電変換部25の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされている。p型の不純物としては、例えば、ボロン(B)、ジフルオロボロン(BF2)を採用することができる。また、光電変換部25の基板2表面S2側の周囲には、隣接するn型半導体領域28同士を電気的に分離するp-ウェル層31が形成されている。p-ウェル層31は、p型(光電変換部25の電荷蓄積領域とは逆導電型)の不純物がドープされた不純物領域である。また、図2では、p-ウェル層31には、トレンチ部24の底部が到達している。
不純物領域26は、複数段(複数層)の不純物領域321、322、323が積層されて構成されている。図2では、不純物領域321、322、323の段数が3段であり、不純物領域321が1段目(最も基板2の裏面S3側)、不純物領域322が2段目(1段目よりも基板2の表面S2側)、不純物領域323が3段目(最も基板2の表面S2側)である場合を例示している。不純物領域321、322、323のそれぞれは、光電変換部25の光入射面側を覆って画素分離部23の側面と接するように形成され、p型の不純物がドープされた不純物領域である。即ち、不純物領域321、322、323には、光電変換部25の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされている。p型の不純物としては、画素分離層30と同様に、例えば、ボロン(B)、ジフルオロボロン(BF2)を採用できる。また、1、2段目の不純物領域321、322のp型不純物濃度(図2では「p+」)は、3段目の不純物領域323のp型不純物濃度(図2では「p」)よりも高くなっている。
また、不純物領域321、322、323の段数(不純物領域26の厚さ)は、基板2の厚さやトレンチ部24の深さに応じた数(厚さ)に設定とする。例えば、基板2の厚さが厚いほど又はトレンチ部24が深いほど不純物領域321、322、323の段数を多くする(不純物領域26の厚さを厚くする)。特に、不純物領域321、322、323の段数(不純物領域26の厚さ)は、暗時特性の点からは、トレンチ部24の周辺領域のホール濃度が1e14/cm3以上以下となるような段数(厚さ)に設定するのが好ましい。また、光電変換部25の飽和電荷量の点からは、トレンチ部24の周辺領域のホール濃度が1e16/cm3以下となるような段数(厚さ)に設定するのがより好ましい。トレンチ部24の周辺領域としては、例えば、画素分離部23と基板2(画素分離層30、不純物領域321、322、323、p-ウェル層31)とが接する界面が挙げられる。ホール濃度は、例えばSSRM(Scanning Spreading Resistance Microscope)を用いることで解析できる。
ここで、本開示の発明者は、日々の研究から、図3に示すように、基板2のダメージは、トレンチ部24の開口部付近、つまり基板2の光入射面側で大きくなる傾向があることを発見し、この発見に基づき、ダメージが大きい基板2の光入射面側に複数段の不純物領域321、322、323を設ける構成を考えだした。図3は、基板2のダメージを解析するためのプロセスシミュレーションの結果を示す図である。図3では、ダメージの小さい領域にはドットパターンが無い又は低密度のドットパターンが表され、ダメージが大きい領域には高密度のドットパターンが表されている。複数段の不純物領域321、322、323を設ける構成とすることで、基板2の光入射面側のピニングを強化すること(高ホール濃度状態とすること)ができ、トレンチ部24の形成時のドライエッチングによる基板2のダメージが原因で発生した電子(以下、「暗電流電子」とも呼ぶ)を不純物領域321、322、323のホール(正孔)でより確実に吸収でき暗電流をより確実に抑制できる。
また、基板2の光入射面側の暗電流電子を吸収することで、トレンチ部24の深さ方向中間部よりも深い位置(光入射面側と反対側)における暗電流電子を低減できる。それゆえ、基板2の光入射面側と反対側に設ける画素分離層30が低ホール濃度のもので済むので、画素分離層30の不純物の濃度を低減でき、光電変換部25の電荷蓄積部(n型半導体領域28)の体積の低減を抑制でき、光電変換部25の飽和電荷量の低下を抑制できる。即ち、画素特性に対して支配的な領域であるトレンチ部24の深さ方向中間部よりも深い位置において、従来の固体撮像装置と同様の画素設計(pウェル設計)が可能となる。
図4は、トレンチ部24の周辺領域のp型の不純物の濃度の測定結果を示す図である。図4では、横軸が基板2の裏面S3からの深さを示し、縦軸がp型の不純物の濃度を示している。また、第1の実施形態の固体撮像装置1(以下「実施例1」とも呼ぶ)のp型の不純物の濃度を実線で示し、画素分離層30及び不純物領域321、322、323を省略した場合の固体撮像装置1(以下「比較例1」とも呼ぶ)のp型の不純物の濃度を一点鎖線で示し、画素分離層30を省略せず不純物領域321、322、323のみを省略した場合の固体撮像装置1(以下「比較例2」とも呼ぶ)のp型の不純物の濃度を二点鎖線で示している。図4によれば、実施例1は、基板2の裏面S3側、つまり、トレンチ部24の開口部付近のp型の不純物濃度が比較例1及び2よりも高くなっており、トレンチ部24の中間部付近及び底部付近のp型の不純物濃度が比較例1及び2と同程度となっている。
図5は、実施例1、比較例1及び比較例2における、暗電流電子が原因で発生する白点の個数(以下「暗時欠陥数」とも呼ぶ)を示す図である。図5によれば、実施例1は、暗時欠陥数が比較例1の1/10程度、比較例2の1/2程度となっている。これにより、実施例1によれば、比較例1及び比較例2に比べ暗時特性を改善できることが確認できた。
また、図6は、実施例1、比較例1及び比較例2における、光電変換部25の飽和電荷量を示す図である。図6では、実施例1として、不純物領域321、322、323が3段の場合の他に、1段、2段、4段、5段、6段の場合も示している。図6によれば、実施例1の不純物領域321、322、323の段数が1段、2段、3段のものは、飽和電荷量が比較例1と同程度でかつ比較例2よりも大きくなっている。これにより、実施例1によれば、比較例1と同程度に、光電変換部25の飽和電荷量を確保できることが確認できた。
固定電荷膜13は、基板2の裏面S3側全体(受光面側全体)、及びトレンチ部24の内部を連続的に被覆している。固定電荷膜13の材料としては、例えば、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、ジルコニウム(Zr)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)を採用できる。また、絶縁膜14は、固定電荷膜13の裏面S4側全体(受光面側全体)、及びトレンチ部24の内部を連続的に被覆している。絶縁膜14の材料としては、例えば、酸化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(Si3N4)、酸窒化シリコン(SiON)を採用できる。
遮光膜15は、隣接する画素9へ光が漏れ込まないように、絶縁膜14の裏面S5側の一部に、複数の光電変換部25のそれぞれの受光面側を開口する格子状に形成されている。また、平坦化膜16は、受光層17の裏面S1が凹凸がない平坦面となるように、遮光膜15を含む絶縁膜14の裏面S5側全体(受光面側全体)を連続的に被覆している。
カラーフィルタ層18は、平坦化膜16の裏面S1側(受光面側)に、カラーフィルタ33を画素9毎に有している。カラーフィルタ33のそれぞれは、赤色、緑色、青色等の波長を透過し、透過させた入射光29を光電変換部25に入射させる構成となっている。
マイクロレンズアレイ19は、カラーフィルタ層18の裏面S6側(受光面側)に、マイクロレンズ34を画素9毎に有している。マイクロレンズ34のそれぞれは、被写体からの像光(入射光29)を集光し、集光した入射光29を光電変換部25内に集光する。
配線層21は、基板2の表面S2側に形成されており、層間絶縁膜35と、層間絶縁膜35を介して複数層に積層された配線36とを含んで構成されている。そして、配線層21は、複数層の配線36を介して、各画素9を構成する画素トランジスタを駆動する。
支持基板22は、配線層21の基板2に面する側とは反対側の面に形成されている。支持基板22は、固体撮像装置1の製造段階において、基板2の強度を確保するための基板である。支持基板22の材料としては、例えば、シリコン(Si)を用いることができる。
第1の実施形態に係る固体撮像装置1によれば、基板2の裏面側(受光層17の裏面S1側)から光が照射され、照射された光がマイクロレンズ34及びカラーフィルタ33を透過し、透過した光が光電変換部25で光電変換されて、信号電荷が生成される。そして、生成された信号電荷が、基板2の表面S2側に形成された画素トランジスタを介して、配線36で形成された図1に示した垂直信号線11によって画素信号として出力される。
また、第1の実施形態の固体撮像装置1では、裏面照射型構造、つまり配線層21が形成された基板2の表面S2とは反対側の基板2の裏面S3を光入射面として、基板2の裏面S3側から、入射光29が入射される構造とした。それゆえ、入射光29は、配線層21の制約を受けることなく、光電変換部25に入射される。そのため、光電変換部25の開口を広く取ることができ、例えば、表面照射型よりも、高感度化を図ることができる。
[1−3 固体撮像装置の製造方法]
次に、第1の実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法について説明する。
図7A及び図7Bは、固体撮像装置1の製造工程を示す断面図である。
まず、図7Aに示すように、基板2に、基板2の表面S2側(他方の面側)から不純物をイオン注入し、複数の光電変換部25、複数の画素分離層30、及び複数段の不純物領域371、372、373等を形成する。具体的には、マスクパターンを用いずに、基板2の全面にp型(第1の導電型)の不純物をイオン注入することで、基板2の裏面S3側(一方の面側)に、p型の不純物がドープされた複数段の不純物領域371、372、373を形成する。図7Aでは、不純物領域371、372、373の段数が3段であり、不純物領域371が1段目(最も基板2の裏面S3側)、不純物領域372が2段目(1段目よりも基板2の表面S2側)、不純物領域373が3段目(最も基板2の表面S2側)である場合を例示している。不純物領域371、372、373は、複数の光電変換部25を含んで構成される画素領域3の上記一方の面側(裏面S3側)の全面を覆うように形成される。
また、基板2に選択的にp型の不純物及びn型(第2の導電型)の不純物をドープすることで、基板2の表面S2側に、複数の光電変換部25を形成する。光電変換部25の電荷蓄積領域(n型半導体領域28)は、n型の不純物がドープされて形成される。即ち、光電変換部25の電荷蓄積領域には、不純物領域371、372、373とは逆導電型の不純物がドープされる。光電変換部25の形成方法としては、例えば、基板2の表面S2にマスクパターンを設け、マスクパターンを介してイオン注入を行う方法を採用できる。
続いて、図7Bに示すように、光電変換部25等を形成した基板2の表面S2に、層間絶縁膜35と配線36とを交互に形成して配線層21を形成する。続いて、配線層21の最表面S7に支持基板22を接着し、基板2、配線層21及び支持基板22からなる積層体を反転させる。続いて、基板2を裏面S3側から研磨して所望の厚さまで薄肉化する。
続いて、基板2の各画素9の境界、つまり、画素分離層30が形成された部分において、基板2の裏面S3側から基板2を選択的にエッチング(例えば、ドライエッチング)することで、各光電変換部25を取り囲むトレンチ部24を形成する。トレンチ部24の形成方法としては、例えば、基板2の裏面S3にマスクパターンを設け、マスクパターンを介してドライエッチングを行う方法を採用できる。続いて、マスクパターンを除去し、トレンチ部24の側壁面及び底面、並びに基板2の裏面S3側全体(受光面側全体)が連続的に被覆されるように固定電荷膜13及び絶縁膜14を成膜し、トレンチ部24を有する画素分離部23を形成する。これにより、光電変換部25毎に、不純物領域371、372、373が分割されて、複数段の不純物領域321、322、323が形成される。
このように、第1の実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法によれば、基板2の全面に不純物をイオン注入して不純物領域371、372、373を形成した後、各画素9毎に不純物領域371、372、373を分割して、各画素9の不純物領域321、322、323を形成するため、不純物領域321、322、323の形成にマスクパターンを用いずに済む。それゆえ、基板2の厚膜化や、画素サイズの微細化に容易に対応することができる。
ちなみに、例えば、マスクパターンを用いて、各画素9に個別に複数段の不純物領域321、322、323を形成する方法、つまり、各画素9に個別に不純物のイオン注入を行う方法によれば、基板2の厚さが厚く、不純物領域26の厚さが厚い場合や、画素9の大きさが小さい場合には、マスクパターンのアスペクト比(厚み/幅の比率)が大きくなるため、マスクパターンが倒れる可能性があり、不純物領域321、322、323の形成が難しい。それゆえ、基板2の厚膜化や、画素サイズの微細化に対応することが難しい。
続いて、絶縁膜14の裏面S5側全体に遮光材料層を成膜した後、遮光材料層を所望の形状にパターニングする。その後、基板2の裏面S3側に、平坦化膜16、カラーフィルタ層18及びマイクロレンズアレイ19を形成することで、固体撮像装置1が完成する。
以上説明したように、第1の実施形態に係る固体撮像装置1では、複数の画素9のそれぞれを、基板2の光入射面側と反対側(裏面S3側)に形成された光電変換部25、及び基板2の光入射面側に形成された複数段の不純物領域321、322、323を有する構成とした。そして、複数段の不純物領域321、322、323のそれぞれを、光電変換部25の光入射面側を覆って画素分離部23の側面と接するように形成され光電変換部25の電荷蓄積領域(n型半導体領域28)とは逆導電型の不純物がドープされた領域とした。
それゆえ、基板2の光入射面側のピニングを強化すること(高ホール濃度状態とすること)ができる。ここで、トレンチ部24の形成時のドライエッチングによる基板2のダメージは、基板2の光入射面側で大きくなる傾向がある。そのため、基板2の光入射面側を高ホール濃度状態とすることで、トレンチ部24の形成時のドライエッチングによる基板2のダメージが原因で発生した電子(暗電流電子)を不純物領域321、322、323のホール(正孔)でより確実に吸収でき、暗電流や白点をより確実に抑制できる。また、基板2の光入射面側と反対側に設けた画素分離層30が低ホール濃度で済むので、画素分離層30の不純物の濃度を低減でき、光電変換部25の電荷蓄積部の体積の低減を抑制でき、光電変換部25の飽和電荷量の低下を抑制できる。そのため、暗時特性を改善しつつ、光電変換部25の飽和電荷量の低減を抑制可能な固体撮像装置1を提供できる。
また、第1の実施形態に係る固体撮像装置1の製造方法では、まず基板2の全面に第1の導電型(p型)の不純物をイオン注入することで、基板2の一方の面側(裏面S3側)に、第1の導電型の不純物がドープされた複数段の不純物領域371、372、373を形成する。続いて、基板2に選択的に第1の導電型とは逆導電型である第2の導電型(n型)の不純物及び第1の導電型の不純物をドープすることで、基板2の他方の面側(表面S2)に、第2の導電型の不純物がドープされた電荷蓄積領域(n型半導体領域28)を有する複数の光電変換部25を形成する。続いて、一方の面側から基板2を選択的にエッチング(ドライエッチング)して各光電変換部25を取り囲むトレンチ部24を形成することで、光電変換部25毎に複数段の不純物領域371、372、373を分割する。それゆえ、マスクパターンを用いずに、各画素9の不純物領域321、322、323を形成でき、基板2の厚膜化や画素サイズの微細化に容易に対応することができる。
[1−4 変形例]
なお、第1の実施形態では、負の電荷(電子)を信号電荷として用いる場合の構成を示したが、正の電荷(ホール)を信号電荷として用いる場合にも本開示は適用できる。ホールを信号電荷として用いる場合には、基板2内のp型領域とn型領域を逆に構成すればよい。即ち、不純物領域321、322、323にドープする不純物として、光電変換部25の電荷蓄積領域(n型半導体領域28)とは逆導電型の不純物を用いる構成であればよい。
〈2.第2の実施形態:電子機器への応用例〉
本開示に係る技術(本技術)は、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置、撮像機能を備えた携帯電話機、又は、撮像機能を備えた他の機器といった各種の電子機器に適用されてもよい。
図8は、本開示に係る技術(本技術)が適用され得る電子機器(例えば、カメラ)の概略的な構成の一例を示す図である。
図8に示すように、電子機器100は、固体撮像装置101と、光学レンズ102と、シャッタ装置103と、駆動回路104と、信号処理回路105とを備えている。
光学レンズ102は、被写体からの像光(入射光106)を固体撮像装置101の撮像面上に結像させる。これにより、固体撮像装置101内に一定期間にわたって信号電荷が蓄積される。シャッタ装置103は、固体撮像装置101への光照射期間及び遮光期間を制御する。駆動回路104は、固体撮像装置101の転送動作及びシャッタ装置103のシャッタ動作を制御する駆動信号を供給する。駆動回路104から供給される駆動信号(タイミング信号)により、固体撮像装置101の信号転送を行なう。信号処理回路105は、固体撮像装置101から出力される信号(画素信号)に各種信号処理を行う。信号処理が行われた映像信号は、メモリ等の記憶媒体に記憶され、或いはモニタに出力される。
なお、固体撮像装置1を適用できる電子機器100としては、カメラに限られるものではなく、他の電子機器にも適用することができる。例えば、携帯電話機やタブレット端末等のモバイル機器向けカメラモジュール等の撮像装置に適用してもよい。
以上、本開示に係る技術が適用され得る電子機器の一例について説明した。本開示に係る技術は、以上説明した構成のうち、固体撮像装置101に適用され得る。具体的には、図1の固体撮像装置1は、固体撮像装置101に適用できる。固体撮像装置101に本開示に係る技術を適用することにより、より良好な撮影画像を得ることができる。
なお、本技術は、以下のような構成を取ることができる。
(1)
基板と、
前記基板に形成された複数の画素と、
各画素を取り囲むように前記基板に形成されたトレンチ部を有する画素分離部とを備え、
複数の前記画素のそれぞれは、前記基板の光入射面側と反対側に形成された光電変換部、及び前記基板の光入射面側に形成された複数段の不純物領域を有し、
複数段の前記不純物領域のそれぞれは、前記光電変換部の光入射面側を覆って前記画素分離部の側面と接するように形成され、前記光電変換部の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされた領域である
固体撮像装置。
(2)
前記電荷蓄積領域は、n型半導体領域であり、
前記逆導電型の不純物は、p型の不純物である
前記(1)に記載の固体撮像装置。
(3)
前記トレンチ部の周辺領域のホール濃度は、1e14/cm3以上である
前記(2)に記載の固体撮像装置。
(4)
前記光電変換部は、裏面照射型構造である
前記(1)から(3)の何れかに記載の固体撮像装置。
(5)
基板、前記基板に形成された複数の画素、及び各画素を取り囲むように前記基板に形成されたトレンチ部を有する画素分離部を有する固体撮像装置と、
被写体からの像光を前記固体撮像装置の撮像面上に結像させる光学レンズと、
前記固体撮像装置から出力される信号に信号処理を行う信号処理回路とを備え、
複数の前記画素のそれぞれは、前記基板の光入射面側と反対側に形成された光電変換部、及び前記基板の光入射面側に形成された複数段の不純物領域を有し、
複数段の前記不純物領域のそれぞれは、前記光電変換部の光入射面側を覆って前記画素分離部の側面と接するように形成され、前記光電変換部の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされた領域である
電子機器。
(6)
前記基板の全面に第1の導電型の不純物をイオン注入することで、前記基板の一方の面側に、前記第1の導電型の不純物がドープされた複数段の不純物領域を形成する工程と、
前記基板に選択的に前記第1の導電型とは逆導電型である第2の導電型の不純物及び前記第1の導電型の不純物をドープすることで、前記基板の他方の面側に、前記第2の導電型の不純物がドープされた電荷蓄積領域を有する複数の光電変換部を形成する工程と、
前記一方の面側から前記基板を選択的にエッチングして各前記光電変換部を取り囲むトレンチ部を形成することで、前記光電変換部毎に前記複数段の不純物領域を分割する工程とを含む
固体撮像装置の製造方法。
1…固体撮像装置、2…基板、3…画素領域、4…垂直駆動回路、5…カラム信号処理回路、6…水平駆動回路、7…出力回路、8…制御回路、9…画素、10…画素駆動配線、11…垂直信号線、12…水平信号線、13…固定電荷膜、14…絶縁膜、15…遮光膜、16…平坦化膜、17…受光層、18…カラーフィルタ層、19…マイクロレンズアレイ、20…集光層、21…配線層、22…支持基板、23…画素分離部、24…トレンチ部、25…光電変換部、26…不純物領域、27…p型半導体領域、28…n型半導体領域、29…入射光、30…画素分離層、31…ウェル層、32、32、32…不純物領域、33…カラーフィルタ、34…マイクロレンズ、35…層間絶縁膜、36…配線、37、37、37…不純物領域、100…電子機器、101…固体撮像装置、102…光学レンズ、103…シャッタ装置、104…駆動回路、105…信号処理回路、106…入射光

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板に形成された複数の画素と、
    各画素を取り囲むように前記基板に形成されたトレンチ部を有する画素分離部とを備え、
    複数の前記画素のそれぞれは、前記基板の光入射面側と反対側に形成された光電変換部、及び前記基板の光入射面側に形成された複数段の不純物領域を有し、
    複数段の前記不純物領域のそれぞれは、前記光電変換部の光入射面側を覆って前記画素分離部の側面と接するように形成され、前記光電変換部の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされた領域である
    固体撮像装置。
  2. 前記電荷蓄積領域は、n型半導体領域であり、
    前記逆導電型の不純物は、p型の不純物である
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記トレンチ部の周辺領域のホール濃度は、1e14/cm3以上である
    請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記光電変換部は、裏面照射型構造である
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 基板、前記基板に形成された複数の画素、及び各画素を取り囲むように前記基板に形成されたトレンチ部を有する画素分離部を有する固体撮像装置と、
    被写体からの像光を前記固体撮像装置の撮像面上に結像させる光学レンズと、
    前記固体撮像装置から出力される信号に信号処理を行う信号処理回路とを備え、
    複数の前記画素のそれぞれは、前記基板の光入射面側と反対側に形成された光電変換部、及び前記基板の光入射面側に形成された複数段の不純物領域を有し、
    複数段の前記不純物領域のそれぞれは、前記光電変換部の光入射面側を覆って前記画素分離部の側面と接するように形成され、前記光電変換部の電荷蓄積領域とは逆導電型の不純物がドープされた領域である
    電子機器。
  6. 基板の全面に第1の導電型の不純物をイオン注入することで、前記基板の一方の面側に、前記第1の導電型の不純物がドープされた複数段の不純物領域を形成する工程と、
    前記基板に選択的に前記第1の導電型とは逆導電型である第2の導電型の不純物及び前記第1の導電型の不純物をドープすることで、前記基板の他方の面側に、前記第2の導電型の不純物がドープされた電荷蓄積領域を有する複数の光電変換部を形成する工程と、
    前記一方の面側から前記基板を選択的にエッチングして各前記光電変換部を取り囲むトレンチ部を形成することで、前記光電変換部毎に前記複数段の不純物領域を分割する工程とを含む
    固体撮像装置の製造方法。
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