JP2021189997A - 商品販売装置 - Google Patents

商品販売装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021189997A
JP2021189997A JP2020097636A JP2020097636A JP2021189997A JP 2021189997 A JP2021189997 A JP 2021189997A JP 2020097636 A JP2020097636 A JP 2020097636A JP 2020097636 A JP2020097636 A JP 2020097636A JP 2021189997 A JP2021189997 A JP 2021189997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
sales device
user
housing
product sales
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020097636A
Other languages
English (en)
Inventor
江介 進藤
Kosuke Shindo
英行 竹井
Hideyuki Takei
洋 大▲崎▼
Hiroshi Osaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2020097636A priority Critical patent/JP2021189997A/ja
Publication of JP2021189997A publication Critical patent/JP2021189997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【解決課題】 現実の商品販売装置をユーザが遠隔地から操作して商品購入を行える装置において、自動で連続運転可能な商品販売システムを提供することを目的とするものである。【解決手段】 複数種別の商品(カプセルトイ11)を収容する筐体10と、ユーザの操作を受付けるハンドル操作・攪拌操作部45と、前記ユーザの操作に応じて前記筐体10内に収容された複数種類の商品のうちの1つを上記筐体10の下部から排出口17に排出する排出機構16と、前記排出口17に排出された商品の種別を検出する検出センサ18と、前記検出センサ18により検出された商品の種別をユーザに通知する商品種別通知部46とを有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、カプセルトイ装置を含む商品販売装置に関する。
従来、現実のクレーンゲームをユーザが遠隔地から操作して遊ぶことができるオンラインクレーンゲームがシステムが人気である。
例えばオンラインクレーンゲームでは、カメラで撮像されたクレーンゲームを、その映像を見ながら操作できるように構成されている。そして、ユーザの操作によりし景品を落とすことができた場合、その景品が現場のスタッフにより回収され、ユーザに郵送されるようになっている。
このようなシステムであれば、遠隔地にわざわざ行かなくても現実のゲームで遊ぶことができるという利点がある。
ところで、上記のシステムは、単に特定の装置を遠隔操作をしているのみであり、様々なゲームや商品販売装置特有の事情に適合するものではない。また、完全に無人化できるシステムを提供するものでない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、現実の商品販売装置をユーザが遠隔地から操作して商品購入を行える装置において、自動で連続運転可能な商品販売システムを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、この発明によれば、以下が提供される。
(1) 複数種別の商品を収容する筐体と
ユーザの操作を受付ける操作受付部と、
前記操作受付部の操作に応じて前記筐体内に収容された複数種類の商品のうちの1つを上記筐体の下部から排出口に排出する排出手段と、
前記排出口に排出された商品の種別を検出する検出部と、
前記検出部により検出された商品の種別をユーザに通知する商品種別通知部と
を有することを特徴とする商品販売装置。
(2) 前記(1記載の商品販売装置において、
前記排出口に排出された商品を前記排出口から回収して上記筐体内に戻すための商品搬送手段を更に有する
ことを特徴とする商品販売装置。
(3) 前記(1)記載の商品販売装置において、
前記商品種別検出手段は、
前記商品を撮像するカメラと、
前記カメラにより撮像された映像より商品の種別を判別する画像処理手段と
を有するものである
ことを特徴とする品販売装置。
(4) 前記(1)記載の商品販売装置において、
前記商品種別検出手段は、
前記商品に付されたタグ情報を読み取るタグ情報読取手段と、、
前記タグ情報読取手段により読み取られたタグ情報より商品の種別を判別する情報処理手段と
を有するものである
ことを特徴とする商品販売装置。
(5) 前記(1)記載の商品販売装置において、
この装置の少なくとも筐体及び上記排出口を撮像する手段を有し、前記ユーザの端末に配信する映像配信手段と、
前記ユーザからの前記端末上の入力信号に基づいて前記操作受付部に入力する操作入力送信手段と、
を有すること特徴とする商品販売装置。
(6) 前記(1)記載の商品販売装置において、
前記ユーザのアドレスを保持し、上記排出された商品と同じ種別の商品を、当該商品の在庫から当該ユーザの住所・居所に郵送する処理を行う商品配送処理手段と、
前記商品の在庫数を更新する在庫更新手段と、
を更に有する
ことを特徴とする商品販売装置。
(7) 前記(1)記載の商品販売装置において、
前記筐体内の商品を攪拌する手段を更に有する
ことを特徴とする商品販売装置。
前記筐体に設けられ、景品を攪拌する手段
(8) 前記(2)記載の商品販売装置において、
上記商品の在庫数に応じて、上記排出口に排出された商品を上記筐体に戻さず、所定の商品保管容器に保管する在庫切れ防止手段を段を更に有する
ことを特徴とする商品販売装置。
(9) 前記(8)記載の商品販売装置において、
前記在庫切れ防止手段は、
前記所定の商品保管容器に保管した商品を排出口に排出された商品のうち、所定の条件の商品を上記搬送手段により上記筐体内に戻し、所定の他の条件の商品を上記別の商品保持手段に搬送する
ことを特徴とする商品販売装置。
(10) 前記(1)記載の商品販売装置において、
前記ユーザに、排出された商品種別の履歴を表示する手段を更に有する
ことを特徴とする商品販売装置。
(11) 前記(1)記載の商品販売装置において、
前記ユーザが不要な商品をポイントに換算して上記ユーザに関連付けて記憶するポイント記憶手段を更に有する
ことを特徴とする商品販売装置。
なお、上記に記載していない本発明の他の特徴については、以下の発明の実施形態の説明及び図面により当業者に明確に理解できる。
図1は、この発明の一実施形態を示す概略構成図。
図2は、同じく、カプセルトイ装置を示す模式図。
図3は、同じく、カプセルトイ装置制御システムを示す概略構成図。
図4は、同じく、ユーザ端末のインタフェースを示す模式図。
図5は、同じく、ユーザ端末のインタフェースを示す模式図。
図6は、同じく、ユーザ端末のインタフェースを示す模式図。
図7は、同じく、ユーザ端末のインタフェースを示す模式図。
図8は、同じく、カプセルトイ装置を示す模式図。
図9は、同じく、カプセルトイを示す模式図。
図10は、同じく、カプセルトイ装置の攪拌機構を示す模式図。
図11は、同じく、カプセルトイ装置の攪拌機構を示す模式図。
以下、この発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
(全体構成)
図1は、このシステムの全体構成を示す概略図である。
図1に1で示すのは本実施形態のカプセルトイ装置(いわゆる「ガチャガチャ」)である。このカプセルトイ装置1は、所定のカプセルトイ装置設置空間2内に複数台設置されており、中継装置3、インターネット4を介して、カプセルトイ装置制御システム5に接続されている。
また、上記設置空間2には各カプセルトイ装置をそれぞれ撮像する複数台の撮像カメラ6が設けられており、このカメラ6も前記中継装置3、前記インターネット4を介してカプセルトイ装置制御システム5に接続されている。
そして、ユーザ7は、上記設置空間2と離れた各自の場所から、ユーザ端末8、例えばPCやスマートフォンを使い、インターネット4を介して上記カプセルトイ装置制御システム5に接続することで、上記カプセルトイ装置1を制御することができるようになっている。
また、この実施形態では、上記設置空間2とは離れた場所に商品の配送センター9が設けられており、実際の商品の在庫はこの配送センター9に保管されている。そして、この配送センター9は、前記カプセルトイ装置制御システム5の指令に応じて前記ユーザ購入したカプセルトイに係る商品を、前記ユーザ7の住所に配送する処理を行うようになっている。
(カプセルトイ装置)
図2は、カプセルトイ装置1の外観を示す図である。
このカプセルトイ装置1は、図示しない壁などで区画された前記所定の設置空間2内に設置されており、上記壁には、このカプセルトイ装置1を前面から撮像する撮像カメラ6が設けられている。
このカプセルトイ装置1は、複数種類のカプセルトイ11を収容する筐体10(ガチャボックス)と、この筐体10内に入っているカプセルトイ11を攪拌するための攪拌機構12〜14と、この筐体10の前面に設けられたハンドル15と、このハンドル15を駆動するハンドル駆動モータ15aと、前記ハンドル15の動作に応じて前記筐体内に収容された複数種類の商品が入ったカプセルトイ11のうちの1つを上記筐体の下部から排出口17に排出する排出機構16(レール)と、前記排出口17に排出されたカプセルトイ11の商品の種別を検出する排出商品検出センサ18と、排出口17に排出されたカプセルトイ11を図3に矢印で示すように前記筐体10に戻すためのベルトコンベア19と、前記検出センサ18による検出に応じて動作し所定の条件に合致するカプセルトイ11を排出口17からベルトコンベア19に至る途中で別の経路に導出し上記筐体10に戻さずに所定の保管ボックス(図示せず)に保管する在庫切れ防止機構20とを有する。
前記撮像カメラ6、検出センサ18、ハンドル駆動用モータ16、在庫切れ防止機構20は前記中継装置3に接続され、これを介して上記カプセルトイ装置制御システム5に接続されている。
(カプセルトイ装置制御システム)
このカプセルトイ装置制御システム5は、CPU22、RAM23,入出力デバイス24が接続されてなるバス25にデータ格納部26とプログラム格納部27が接続されたものである。
データ格納部26には、ユーザ情報28と、カプセルトイ装置情報29と、カプセルトイ在庫情報30と、販売処理情報31とが格納されている。ユーザ情報28は、ユーザのログイン・保有ポイント情報32と、ユーザによるトイ装置の利用履歴33を格納するものである。また、カプセルトイ装置情報29は、各トイ装置内に残っているカプセルトイ11(商品)の商品種別毎の残数を記録するトイ装置残個数情報34と、各トイ装置における各カプセルトイの商品毎の出現履歴情報35と、各トイ装置1に設定可能なカプセルトイの商品毎の最大出現回数情報36とを有する。また、カプセルトイ在庫情報30は、現在在庫情報37の他に初期在庫数を記録する初期在庫情報39を有する。販売処理情報は、ユーザにより取得された商品をユーザに送付するための注文処理に関する情報を格納するものである。
また、前記プログラム格納部27は、ユーザ認証部41と、カプセルトイ装置管理部42と、販売処理部43と、在庫更新部44と、リセット部50とを有する。カプセルトイ装置管理部42は、ユーザの指令に基づいてカプセルトイのハンドル動作・攪拌動作を処理するハンドル操作・攪拌操作部45と、検出センサ18の検出に基づいて各トイ装置毎の販売数量及び販売種類を記録すると共に当該種別をユーザに通知する商品種別通知部46と、前記トイ装置1の検出センサ18の検出に基づいてトイ出現数、残個数を更新する更新部47、上記カプセルトイ在庫情報及びトイ装置残個数、出現履歴情報に基づいて在庫切れを検出し上記在庫切れ防止機構20を動作させる在庫切れ防止機構制御部48と、上記撮像カメラ6の撮像映像をユーザに配信する配信部49とを有する。
以下、上記各動作部41〜49のさらに詳しい構成を、以下の動作説明を通じて詳しく説明する。
(動作の前提)
まず、このシステムは原則として複数のカプセルトイ装置1と共に動作する。複数のトイ装置1で運用する場合、各カプセルトイ装置1には同じ種類の商品(カプセルトイ)が格納されていても良いし、異なる種類の商品が格納されていても良い。例えば、第1のカプセルトイ装置には商品A〜E,第2のカプセルトイ装置には商品F〜Jが収納されているというようにしても良い。
各トイ装置1の設置空間は、同じ場所であっても良いし、異なる場所に設置されていても良い。例えば、第1のトイ装置は東京、第2のトイ装置は大阪に設置されていても良い。
初期状態においては、商品の種類ごとに同数のカプセル11が筐体10に入っている。例えば、第1のカプセルトイ装置1には、商品A〜Eが各10個の計50個、第2のカプセルトイ装置1には商品F〜Jが各10個入っている。
そして、カプセルトイ11の中に入っている商品は、カプセル内の商品とは別に配送センター9にて、在庫として管理されている。すなわち、当該商品の在庫数には、実際にカプセル内に入っている商品、言い換えると上記トイ装置1に実際に格納されている商品の数は含まれていない。たとえば、上記の第1のトイ装置1の例でいえば、各トイカプセル11に入っている商品A〜Eはそれぞれ10個であるが、それとは別に、商品A〜Eは、それぞれ1000個が配送センター9に在庫として管理されている。このセンター9の在庫は上記トイ装置1の設置場所と異なる場所にあっても良く、また複数の場所(例えば異なる都市や国)で管理されていても良い。
また、また各トイ装置1には、上記在庫とは関係なく、事前に各装置毎にカプセル種の最大出現回数36(図3)を設定可能である。
(ユーザ用インターフェース)
まず、ユーザ7は、ユーザ端末8をインターネットに接続して制御システム5へのログイン動作を行う。
前記ユーザ端末8のインタフェースは、ユーザ端末8にインストールされた専用アプリが提供するものであっても良いし、上記制御システム5が提供するウェブページ(ブラウザ上で実行)であっても良い。
図4〜図7は、携帯電話にインストールされた専用アプリのインタフェースを示すものである。
ユーザが前記ユーザ認証部41の認証によりログインすると、まず図4に示すように、前記トイ装置管理部42により、トイ装置(ガチャ)を選択する選択画面(ボタン51〜53)が表示される。
ここで、ユーザが「ガチャ1」のボタン51を選択すると、図5に54に示すように、前記撮像カメラ6で撮像したトイ装置の外観のライブ映像と共に、このガチャ1の情報前記トイ装置情報29からこのトイ装置が販売する商品の種類とその商品を格納したカプセルトイ11(実際に商品が入っている必要はない)の出現履歴が取り出されてこの図に符号55で示すように表示されるようになっている。これにより、ユーザはどのトイ装置1で遊ぶかの決定が容易になる。
そして、ユーザが上記図5に示すインタフェース上で「ガチャ1を引く」のボタン56を押すと、前記ユーザの利用履歴33にこのガチャ1に対応するトイ装置1が登録されると共に、上記制御部42は、他のユーザにこのトイ装置1を利用できないように上記ボタン56をロック(非アクティブに)する。但し、他のユーザは、動作の閲覧を行うことはは可能である。
ユーザが「ガチャを引く」ボタン56を押すと、図6のインタフェースが表示され、攪拌ボタン57若しくはガチャを回すボタン58を押すことが可能になる。攪拌ボタン57を押すと、前記攪拌機構12〜14が筐体10内のトイを攪拌する動作を実行する。
(攪拌機構)
図10、11は、攪拌機構を示す模式図である。
図10は、筐体の底部に1つの攪拌機構13が設けられている例、図11は、筐体10の底部及び側面に合計3つの攪拌機構12〜14が設けられている例である。
上記攪拌機構は全て同じ構成のもので良く、モータ72と、このモータ72によって回転駆動され一面を上記筐体10内に露出させる円盤状のベース73と、このベース73の筐体10内に露出する面に固定された攪拌用長バネ74とを有するものである。
この実施形態では、この攪拌機構12〜14は、上記ハンドルが操作されることで連動して回転動作すると共に、上記したように上記図6のユーザインタフェース上で「攪拌」ボタン57を押すことによって遠隔操作することができる。
この実施形態では、攪拌機構が3つ設けられているが、これは、後述するように基本的に筐体10内のカプセルトイ11の数が一定に保たれ循環する構成であるため攪拌の必要性が大きいと共に、遠隔操作によるリアル性(録画でないこと)を担保するためユーザの視認性が高い状態で攪拌を行う必要があるからである。
(ハンドルの操作)
一方、図6のインタフェースで、「ガチャを回す」ボタン58をユーザが押すと、上記ハンドル駆動モータ15aが動作してハンドル15が回される。この様子は上記撮像装置6によりライブで中継され、ユーザはハンドル15の動作お及びそれに伴うカプセルトイ11の排出動作を目視することができる。
(商品の排出及び、販売数量及び在庫の更新)
上記ハンドル15の動作を行うと、上記トイ装置1が実際に動作して、上記筐体10内のカプセルトイ11の排出動作を行う。
排出されたカプセルトイ11に係る商品の種類は検出センサ18により検出される。この検出センサ18による検出結果は、前記商品種別通知部46によって判別・記録され、これにより商品の種別が図7に59で示すようにインターフェース上に出力される。
このことで、ユーザは自己が購入した商品の種類を認識することができる。と共に、前記販売処理部43による決済処理が行われる。
また、図7に示すインタフェース上には、発送ボタン60と、ポイント引き換えボタン61が設けられており、発送ボタン61を押すと、対応する商品を発送する処理(前記配送センター9からユーザの住所に郵送される処理)に送られ、現在在庫情報37が1つ減らされる。
一方ポイント引き換えボタン61が押されると、在庫の更新は行われず、代わりに保有ポイント情報32が加算される処理が実行される。
(カプセルトイの構成)
ここで、この実施形態のカプセルトイ11は図9に示すように、例えば直径10cm程度の球体のカプセルによって構成される。そして、この実施形態における検出センサ18は、RFIDリーダであり、上記カプセルトイ11には、RFIDタグ70が埋め込まれている。また、この実施形態のカプセルトイ11は、商品の種別毎に外観色が異なるように形成されている。さらに、このカプセルトイ11内には、実際の商品が入っていても良いし、入っていなくても良い。実際の商品が入っている場合には、カプセルトイ11に透明窓を付けて中身が見えるようにしても良い。
(商品の筐体内への戻し)
排出されたカプセルトイ11は、図2に示すように、前記コンベア機構19の方向に導出され、コンベア機構19の動作によって筐体10内に戻される。このことによって、筐体10内のカプセルトイの数は元の数に戻ることになる。
(在庫切れ防止機能)
従来のカプセルトイ装置では、在庫切れになったタイミングで人がカプセルを補充する必要がでてくるが、本発明のシステムでは自動で補充されるようになり、無人での運用が可能となる。
しかし、この補充動作を無制限に実行すると、在庫が切れの商品を販売してしまう可能性がでてくる。
そこで、この発明では、在庫切れ機構制御部48が、以下の計算式で判定を行い、上記在庫切れ防止機構20を動作させる。
具体的には、上記在庫切れ防止機構制御部48は、以下の式が満たされると、前記在庫切れ防止機構20を動作させる。
α―(γ+(β+1))<0
ここで、α=初期在庫データ、β=各トイ装置のボックス収納残データ、γ=商品毎の出現データ、である。
上記機構制御部48は、上記式が満たされた判断した場合、上記在庫切れ防止機構20を動作させて前記レール62を図2に点線で示すように反対側に傾斜させて、排出されたカプセルトイ11を、上記ベルトコンベア19とは逆の方向に案内する。
図8に示すように、この逆方向には、ユーザから見えない位置に保管用筐体64が設けられている。この保管用筐体64の側面には、上記レール62、65により案内されたカプセルトイ11を搬送するための第2のコンベア66が設けられており、上記カプセルトイ11を前記保管用筐体64に入れるようになっている。
この保管用筐体64の下端部には取出口67が設けられている。この取出口67は、在庫リセットのためのものであり、在庫が補充されるとこの取出口67が解放され、この保管用筐体64内のカプセルトイ11は上記取出口67に案内され、図8の矢印Aに示すように、上記第1のベルトコンベア19によって本体のトイ装置1の筐体10に全てのカプセルトイ11が戻されるようになっている。
以下、この在庫切れ防止のための動作を場合に分けて詳細に説明する。
(初期状態)
まず初期状態においては、各データが以下のように設定されているとする。
初期在庫データα:カプセルA、B、C、D、Eともに1000個の在庫数量
装置1のボックス収納残データβ:カプセルA、B、C、D、Eが10個
カプセル毎の出現データγ:カプセルA、B、C、D、Eが0個
この状態でトイ装置1の利用を開始すると、在庫が1000個と多いので、しばらくは在庫切れ防止機構20は動作しない。
(例1 カプセルA(商品A)の既出現回数900回)
そして、商品Aが出てきた回数が900回に達した時に、ユーザがトイ装置1を操作し、商品Aを保持するカプセルトイが出てきたとする。
この場合、
α=商品Aの初期在庫: 1000個
γ=商品Aの現在までの出現回数(今回の取り出しを含む): 900回
β=商品A(1個)が取り出されたタイミングでの筐体10内の商品Aの残数: 9個
となる。
この場合、計算式α―(γ+(β+1))=100−( 900+(9+1))=90となり、その値は90 < 0で結果はFalseとなる。
したがって、当該商品Aに係るカプセルトイ11は第1のコンベア19により本体の筐体10に戻されることになる。これにより、筐体10内の商品Aに係るカプセルトイ11の個数は10個に回復する。
(例2: 商品Aの既出現回数990回)
次に、商品Aの既出現回数990回に達した後にトイ装置1で商品Aが排出された場合を考える。
この場合、
商品Aの初期在庫α: 1000個
商品Aの現在までの出現回数γ(今回の取り出しを含む): 990回
商品Aが取り出されたタイミングでの筐体10内の商品Aの数:9個
となる。
そうすると、計算式の値は、1000 − (990 + (9+1))=0なので、条件式は 0<0で、結果はFalseとなる。
したがって、当該商品Aに係るカプセルトイ11は第1のコンベア19により本体の筐体10に戻されることになる。これにより、筐体10内の商品Aに係るカプセルトイ11の個数は10個に回復する。
(例3: カプセルA(商品A)の既出現回数991回)
ついで、商品Aが出てきた回数が901回に達した時点を時に、ユーザがトイ装置1を操作し、商品Aを保持するカプセルトイが出てきたとする。
この場合、
α=商品Aの初期在庫: 1000個
γ=商品Aの現在までの出現回数(今回の取り出しを含む): 901回
β=商品A(1個)が取り出されたタイミングでの筐体10内の商品Aの残数: 9個
となる。
この場合、計算式α―(γ+(β+1))=1000−( 991+(9+1))=−1となり、その値は−1 < 0で結果はTrueとなる。
したがって、当該商品Aに係るカプセルトイ11は前記在庫切れ防止機構20により、前記保管用筐体64の方向に案内され、前記本体の筐体10には戻されないことになる。これにより、筐体10内の商品Aに係るカプセルトイ11の個数は9個のままとなる。
以後、仮に、このトイ装置1で商品Aが出る毎に前記在庫切れ防止機構20が動作して、当該商品Aに係るカプセルトイ11は前記保管用筐体64の方向に案内され、前記本体の筐体10には戻されないことになる。これにより、筐体10内の商品Aに係るカプセルトイ11の個数は継続的に減らされていくことになる。
このことで、商品Aの現在在庫数を越えてトイ装置1で商品Aに係るカプセルトイ11が排出されることが防止される。
(在庫補充に伴うリセット動作)
一方、現在配送センター9において在庫が補充されたときには、筐体10内のカプセルトイ11の個数を元に戻す必要があるが、このシステムでは、上記現在在庫数情報38の増加に応じて善意リセット部50が前記保管用筐体64の取出口67を起動し解放する。
このことで、この予備筐体64内のカプセルトイ11は上記取出口67に案内され、図8の矢印に示すように、上記第1のベルトコンベア19によって本体のトイ装置1の筐体10に全てのカプセルトイが戻されるようになっている。
(不要なガチャのポイント変換システム)
この実施形態では、図7に示すように、ポイント変換ボタン61が設けられている。このボタン61は例えば、ダブリもしくは必要ない商品が出た場合、この商品を受け取らないことを選択して代わりにポイントを受け取ることができる。
このポイントは、上記ハンドル15(ガチャ)を回すのに用いることも可能であるし、別の商品(カプセルトイ11)に交換することも可能である。
以上、この発明の実施形態について説明したが、これに限定されるものではなく、この発明はその要旨を変更しないで種々変形可能である。
例えば、上記検出センサーはRFIDタグであったが、これに限定されるものではなく、撮像カメラであっても良い。この場合、カプセルトイ11の色を識別して商品の種別を判断するであっても良いし、バーコード等を設けておいて判別するものであっても良い。また、カプセルトイ11の形は球体でなくても良い。
また、商品の配送は、商品をカプセルトイ11に入れた状態で郵送することが好ましいが、商品のみを梱包して郵送するものであっても良い。
さらに、上記保管用筐体は各トイ装置毎に設けられていたが、複数のトイ装置に共通のものであっても良い。
さらに、上記リセット部50及び取出口67は、全てのカプセルトイを戻す構成であったが、1つづつ選択的に戻すことができるような構成であっても良い。
また、上記一実施形態では商品販売装置はカプセルトイ装置であったがこれに限定されるものではない。販売した際にユーザが商品の種類を識別することができず、センサーで検出して種別を判別してユーザに知らせる必要のある装置であれば、他の種類の商品販売装置にも適用可能である。
1…カプセルトイ装置
2…カプセルトイ装置設置空間
3…中継装置
4…インターネット
5…カプセルトイ装置制御システム
6…撮像カメラ
7…ユーザ
8…ユーザ端末
9…配送センター
10…筐体
11…カプセルトイ
12〜14…攪拌機構
15…ハンドル
15a…ハンドル駆動モータ
16…排出機構
17…排出口
18…排出商品検出センサ
19…ベルトコンベア
20…商品保管機構
24…入出力デバイス
26…データ格納部
27…プログラム格納部
28…ユーザ情報
29…カプセルトイ装置情報
30…カプセルトイ在庫情報
31…販売処理情報
32…ログイン・保有ポイント情報
33…利用履歴情報
34…トイ装置残個数情報
35…出現履歴情報
37…現在在庫情報
39…初期在庫情報
41…ユーザ認証部
42…カプセルトイ装置管理部
43…販売処理部
44…在庫更新部
45…ハンドル操作・攪拌操作部
46…商品種別通知部
47…トイ出現数・残個数更新部
48…在庫切れ防止機構制御部
49…配信部
50…在庫リセット部
62…レール
64…保管用筐体
65…第2のコンベア
67…取出口

Claims (12)

  1. 複数種別の商品を収容する筐体と
    ユーザの操作を受付ける操作受付部と、
    前記操作受付部の操作に応じて前記筐体内に収容された複数種類の商品のうちの1つを上記筐体の下部から排出口に排出する排出手段と、
    前記排出口に排出された商品の種別を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された商品の種別をユーザに通知する商品種別通知部と
    を有することを特徴とする商品販売装置。
  2. 請求項1記載の商品販売装置において、
    前記排出口に排出された商品を前記排出口から回収して上記筐体内に戻すための商品搬送手段を更に有する
    ことを特徴とする商品販売装置。
  3. 請求項1記載の商品販売装置において、
    前記商品種別検出手段は、
    前記商品を撮像するカメラと、
    前記カメラにより撮像された映像より商品の種別を判別する画像処理手段と
    を有するものである
    ことを特徴とする品販売装置。
  4. 請求項1記載の商品販売装置において、
    前記商品種別検出手段は、
    前記商品に付されたタグ情報を読み取るタグ情報読取手段と、、
    前記タグ情報読取手段により読み取られたタグ情報より商品の種別を判別する情報処理手段と
    を有するものである
    ことを特徴とする商品販売装置。
  5. 請求項1記載の商品販売装置において、
    この装置の少なくとも筐体及び上記排出口を撮像する手段を有し、前記ユーザの端末に配信する映像配信手段と、
    前記ユーザからの前記端末上の入力信号に基づいて前記操作受付部に入力する操作入力送信手段と、
    を有すること特徴とする商品販売装置。
  6. 請求項1記載の商品販売装置において、
    前記ユーザのアドレスを保持し、上記排出された商品と同じ種別の商品を、当該商品の在庫から当該ユーザの住所・居所に郵送する処理を行う商品配送処理手段と、
    前記商品の在庫数を更新する在庫更新手段と、
    を更に有する
    ことを特徴とする商品販売装置。
  7. 請求項1記載の商品販売装置において、
    前記筐体内の商品を攪拌する手段を更に有する
    ことを特徴とする商品販売装置。
    前記筐体に設けられ、景品を攪拌する手段
  8. 請求項2記載の商品販売装置において、
    上記商品の在庫数に応じて、上記排出口に排出された商品を上記筐体に戻さず、所定の商品保管容器に保管する在庫切れ防止手段を段を更に有する
    ことを特徴とする商品販売装置。
  9. 請求項8記載の商品販売装置において、
    前記在庫切れ防止手段は、
    前記所定の商品保管容器に保管した商品を、前記商品の在庫数に応じて前記筐体に戻すリセット手段を更に有する
    ことを特徴とする商品販売装置。
  10. 請求項1記載の商品販売装置において、
    前記ユーザに、排出された商品種別の履歴を表示する手段を更に有する
    ことを特徴とする商品販売装置。
  11. 請求項1記載の商品販売装置において、
    前記ユーザが不要な商品をポイントに換算して上記ユーザに関連付けて記憶するポイント記憶手段を更に有する
    ことを特徴とする商品販売装置。
  12. 請求項1記載の商品販売装置において、
    さらに、ユーザの通信端末のインターフェース上に上記商品販売装置の映像を配信する映像配信手段を更に有し、
    前記操作受付部は、前記インターフェースからユーザの操作を受付けるものであり、
    前記商品種別通知部は、前記検出部により検出された商品の種別をインターフェース上にに通知するものである
    ことを特徴とする商品販売装置。
JP2020097636A 2020-06-04 2020-06-04 商品販売装置 Pending JP2021189997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020097636A JP2021189997A (ja) 2020-06-04 2020-06-04 商品販売装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020097636A JP2021189997A (ja) 2020-06-04 2020-06-04 商品販売装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021189997A true JP2021189997A (ja) 2021-12-13

Family

ID=78849648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020097636A Pending JP2021189997A (ja) 2020-06-04 2020-06-04 商品販売装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021189997A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6119943B1 (ja) 物品取得ゲーム装置およびゲームサーバ
US6993500B2 (en) System and method for electronic business transaction of trading cards
CN105637567B (zh) 基于显示器的自动售货装置和方法
US8564404B2 (en) Franchise add-on system, user operation terminal and store front stock shelf and backyard stock shelf used therefor, and computer program used therefor
CN103503013A (zh) 以与储值令牌相关的视频创建个性化体验的方法和系统
CN108765711A (zh) 无人售货柜与显示器组合
CN102356403A (zh) 用于提供广告的自动售货装置及其方法
CN108230554A (zh) 智能自动贩卖机
JP5902852B1 (ja) 情報処理装置、制御方法及びプログラム
TWM537270U (zh) 選物販賣之網路互動系統
JP4938400B2 (ja) 遊技場用景品交換システム
JP2019102017A (ja) オンラインゲームシステム
JP2021189997A (ja) 商品販売装置
TWM537278U (zh) 應用藍芽通信管理會員個人資訊之選物販賣機互動系統
JPH11353389A (ja) レ―ザ―光を使用した商品購入システム
WO2018038695A1 (en) The system of selection (options), reproduction and rotation of photo and/or video content, as well as monitoring of quantity of goods and method (options) for its implementation
JP2007117776A (ja) 景品管理装置
JP2017185210A (ja) 物品販売装置及びプログラム
JP2017182716A (ja) 物品販売装置及びプログラム
JP2000078560A (ja) 商品情報表示システム
CN107945379A (zh) 一种自动售货机
CN107918981A (zh) 具有自主值计量器的游戏装置
TWM509391U (zh) 選物販賣機
TWI605422B (zh) An interactive vending machine interaction system and its interactive management method using Bluetooth communication to manage personal information of members
JP2020141733A (ja) 物品取得ゲームシステム