JP2021189951A - 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させる情報処理装置、プログラム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】情報処理システム1において、情報処理装置30は、通信部31と、制御部33とを備える。制御部33は、通信部31によって受信した車両20の利用を申請する申請情報によって、利用を申請したユーザを特定する。制御部33は、複数分類の匂いに対するユーザの嗜好度を示す嗜好情報と、複数の車両の各々の匂いの分類を示す匂い情報とに基づいて、複数の車両20のうちから、ユーザに対して推薦する車両20を決定する。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法に関する。
従来、カーシェアリングサービスのプラットフォームを提供する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、車両共有サービスを利用するユーザに対して、レコメンド情報を送信するレコメンド情報管理サーバが記載されている。
特開2016−206715号公報
従来の技術において、ユーザの利便性の向上が望まれている。
本開示の目的は、ユーザの利便性を向上させる、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法を提供することにある。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、
通信部と、
前記通信部によって受信した車両の利用を申請する申請情報によって、前記利用を申請したユーザを特定し、複数分類の匂いに対する前記ユーザの嗜好度を示す嗜好情報と、複数の車両の各々の匂いの分類を示す匂い情報とに基づいて、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定する制御部と、
を備える。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、
車両の利用を申請する申請情報を受信することと、
前記申請情報によって、前記利用を申請したユーザを特定することと、
複数分類の匂いに対する前記ユーザの嗜好度を示す嗜好情報と、複数の車両の各々の匂いの分類を示す匂い情報とに基づいて、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定することと、
を含む動作をコンピュータに実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、
情報処理装置によって、車両の利用を申請する申請情報を受信することと、
前記情報処理装置によって、前記申請情報により、前記利用を申請したユーザを特定することと、
前記情報処理装置によって、複数分類の匂いに対する前記ユーザの嗜好度を示す嗜好情報と、複数の車両の各々の匂いの分類を示す匂い情報とに基づいて、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定することと、
を含む。
本開示の一実施形態によれば、ユーザの利便性を向上させる、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法を提供が提供され得る。
本開示の第1実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図1に示す情報処理システムの詳細な構成を示すブロック図である。 本開示の第1実施形態に係る嗜好情報の一例を示す図である。 本開示の第1実施形態に係る匂い情報の一例を示す図である。 本開示の第1実施形態に係る情報処理システムの動作を示すフローチャートである。 本開示の第2実施形態に係るモデルの概念を説明する図である。 本開示の第2実施形態に係る情報処理システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の図面に示す構成要素において、同じ構成要素には、同じ符号を付す。
(第1実施形態)
図1に示すように、本開示の第1実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と、車両20aと、車両20bと、車両20cと、情報処理装置30とを備える。
以下、車両20aと、車両20bと、車両20cとを特に区別しない場合、これらは、まとめて「車両20」と記載される。図1には、3台の車両20を備える情報処理システム1が示されている。情報処理システム1が備える車両20の数は、3台に限定されない。情報処理システム1は、複数の車両20を備えればよい。
端末装置10と、車両20と、情報処理装置30とは、ネットワーク40を介して、通信可能である。ネットワーク40は、移動体通信ネットワーク及びインターネット等を含む任意のネットワークであってよい。
情報処理システム1は、カーシェアリングサービスを提供し得る。カーシェアリングサービスは、予めされた登録された会員に、共有車両を貸し出すサービスである。予め登録された会員は、例えば、ユーザAを含む。カーシェアリングに用いられる共有車両は、車両20である。
端末装置10は、ユーザによって使用され得る。例えば、端末装置10は、ユーザAによって使用され得る。端末装置10は、カーシェアリングサービスにおいて車両20の利用を申請するためのユーザ入力を受付可能である。つまり、ユーザは、端末装置10から、カーシェアリングサービスにおける車両20の利用を申請することができる。
端末装置10は、車両20の利用を申請するためのユーザ入力を受付可能であれば、任意の機器であってよい。端末装置10は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット、又はパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等である。端末装置10には、カーシェアリングサービスを提供する専用アプリケーションがインストールされていてよい。
車両20は、カーシェアリングサービスで利用され得る。車両20は、カーシェアリングサービスにおいて、共用車両として運用され得る。車両20は、ユーザによって利用されていないとき、ステーションで待機している。
車両20は、任意の種類の自動車であってよい。車両20は、例えば、ガソリン車、ディーゼル車、HV(Hybrid Vehicle)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、EV(Electric Vehicle)、又はFCV(Fuel Cell Vehicle)等である。車両20は、運転者によって運転されてよい。車両20の運転は、任意のレベルで自動化されていてもよい。例えば、自動化のレベルは、SAE(Society of Automotive Engineers)のレベル分けにおけるレベル1からレベル5の何れかである。車両20は、MaaS(Mobility as a Service)専用車両であってもよい。
車両20の車室内は、閉じた空間となり得る。車両20の車室内が閉じた空間となることにより、車両20の車室内の匂いは、外界と比較すると、変化しにくい。また、車両20は、カーシェアリングにおいて、多様なユーザによって利用され得る。さらに、匂いに対するユーザの嗜好は、ユーザに応じて異なり得る。そのため、車両20を前に利用したユーザに応じては、車両20を後に利用するユーザは、車両20の車室内の匂いを不快に感じたり、快適に感じたりする場合がある。例えば、車両20を前に利用したユーザが、車両20の車室内でタバコを吸ったとする。この場合に、車両20を後に利用するユーザがタバコ臭を嫌う場合、車両20を後に利用するユーザは、車両20に残ったタバコ臭によって、不快さを感じ得る。例えば、車両20を前に利用したユーザが、車両20の室内に芳香剤を撒いたとする。この場合に、車両20を後に利用するユーザが芳香臭を好む場合、車両20を後に利用するユーザは、車両20に残った芳香臭によって、快適さを感じ得る。
情報処理装置30は、カーシェアリングサービスのプラットフォームを提供可能である。情報処理装置30は、複数の車両20のうちから、後述の処理によって、車両20の利用を申請したユーザに対して、当該ユーザの嗜好度が高い匂いの車両20を推薦することができる。このような構成により、ユーザが車両20を利用する際に、ユーザが車両20の匂いによって不快さを感じる可能性が低減され得る。また、ユーザが車両20を利用する際に、ユーザが車両20の匂いによって快適さを感じる可能性が増加し得る。
情報処理装置30は、サーバとして機能するように構成された専用のコンピュータ、汎用のパーソナルコンピュータ、又はクラウドコンピューティングシステム等であってよい。
図2に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
通信部11は、ネットワーク40に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成され得る。例えば、通信モジュールは、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、又は5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応した通信モジュールである。通信部11は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信に対応したモジュールをさらに含んで構成されていてよい。通信部11は、非接触通信規格に対応する無線通信モジュールをさらに含んで構成されていてよい。非接触通信規格は、NFC(Near Field Communication)規格であってよい。
入力部12は、ユーザからの入力を受付可能である。入力部12は、ユーザからの入力を受付可能な、少なくとも1つの入力用インタフェースを含んで構成され得る。入力用インタフェースは、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又はマイク等であってよい。入力部12は、端末装置10に設けられてもよいし、外部の入力機器として端末装置10に接続されてもよい。入力部12が外部の入力機器として端末装置10に接続される場合、入力部12と端末装置10との接続方式は、任意の接続方式であってよい。例えば、接続方式は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)、又はBluetooth(登録商標)等である。
出力部13は、データを出力可能である。出力部13は、データを出力可能な、少なくとも1つの出力用インタフェースを含んで構成され得る。出力用インタフェースは、ディスプレイ又はスピーカ等であってよい。ディスプレイは、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であってよい。出力部13は、端末装置10に設けられてもよいし、外部の出力機器として端末装置10に接続されてもよい。出力部13が外部の出力機器として端末装置10に接続される場合、出力部13と端末装置10との間の接続方式は、任意の接続方式であってよい。例えば、接続方式は、USB、HDMI(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等である。
記憶部14は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成され得る。半導体メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)である。RAMは、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。ROMは、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。記憶部14は、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部14には、端末装置10の動作に用いられるデータと、端末装置10の動作によって得られたデータとが記憶され得る。
制御部15は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの組み合わせを含んで構成され得る。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)若しくはGPU(Graphics Processing Unit)等の汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)である。制御部15は、端末装置10の各部を制御しながら、端末装置10の動作に関わる処理を実行し得る。
端末装置10の機能は、本実施形態に係る端末制御プログラムを、制御部15に相当するプロセッサで実行することにより実現され得る。つまり、端末装置10の機能は、ソフトウェアにより実現され得る。端末制御プログラムは、端末装置10の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを端末装置10として機能させ得る。つまり、コンピュータは、端末制御プログラムに従って端末装置10の動作を実行することにより、端末装置10として機能し得る。
本開示において「プログラム」は、コンピュータで読取り可能な非一時的記録媒体に記録しておくことが可能である。コンピュータで読取り可能な非一時的記録媒体は、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、又はROMである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記録したDVD(Digital Versatile Disc)又はCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、又は貸与することにより、行われる。プログラムは、サーバのストレージに格納されてよい。サーバのストレージに格納されたプログラムは、他のコンピュータに転送されることにより、流通されてもよい。プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
本開示において「コンピュータ」は、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納し得る。さらに、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行し得る。コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、コンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、サーバからコンピュータへのプログラムの転送を行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって処理を実行してもよい。プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものが含まれ得る。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
端末装置10の一部又は全ての機能が、制御部15に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、端末装置10の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部15は、車両20の利用を申請するためのユーザ入力を、入力部12によって受付け得る。このユーザ入力は、カーシェアリングサービスにおいて車両20の利用を申請したいユーザによって、入力部12から入力され得る。このユーザ入力には、ユーザの会員情報の入力及び希望日時の入力が含まれる。ユーザの会員情報は、例えば、ユーザの会員番号等を含む。希望日時は、ユーザが車両20を利用したい日付、及び、ユーザが車両20を利用したい時間帯等を含む。ユーザが車両20を利用したい時間帯は、ユーザが車両20の利用を開始したい時刻からユーザが車両20の利用を終了したい時刻までの時間帯であってよい。制御部15は、この入力を受付けると、申請情報を生成する。申請情報には、ユーザの会員情報及び希望日時の情報が含まれ得る。制御部15は、生成した申請情報を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部11によって送信する。
制御部15は、申請情報を送信した後、ネットワーク40を介して情報処理装置30から、推薦情報を通信部11によって受信し得る。後述のように、推薦情報には、ユーザに対して、推薦する車両20の情報等が含まれ得る。制御部15は、受信した推薦情報を、出力部13に出力させる。推薦情報が出力部13から出力されることにより、ユーザは、推薦情報を把握し得る。ユーザは、推薦された車両20を利用すると決定した場合、推薦された車両20の利用決定を示す入力を、入力部12から、入力する。制御部15は、この利用決定を示す入力を入力部12によって受付けると、車両20の利用決定を示す通知を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部11によって送信してよい。制御部15は、車両20の利用決定を示す通知を送信した後、ネットワーク40を介して情報処理装置30から、予約情報を、通信部11によって受信し得る。後述のように、予約情報には、予約完了を示す通知及び予約日時の情報等が含まれ得る。制御部15は、予約情報を、出力部13から出力させる。この後、ユーザは、予約日時等に、車両20を利用し得る。
制御部15は、車両20の匂いに対するユーザの嗜好度を示す入力を、入力部12によって受付け得る。この入力は、車両20に乗車しているユーザによって又は車両20から乗車した後のユーザによって、入力部12から入力される。この入力は、車両20の匂いに対するユーザの評価を示す入力であってよい。制御部15は、この入力を入力部12によって受付けると、車両20の匂いに対するユーザの嗜好度を示す入力情報を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部11によって送信してよい。
図2に示すように、車両20は、ECU(Electronic Control Unit)21と、制御装置22とを有する。ECU21と制御装置22とは、通信可能に接続されている。制御装置22は、通信部23と、入力部24と、匂いセンサ25と、生体センサ26と、カメラ27と、記憶部28と、制御部29とを含む。記憶部28及び制御部29は、ECU21の一部であってよい。
ECU21は、車両20に搭載されている車内機器を制御可能である。車内機器は、ユーザにより操作可能なものを含んでよい。ユーザにより操作可能な車内機器は、例えば、車窓の開閉機器、車内の空調機器、座先の傾きを調整する機器、及び音響機器等である。ECU21は、ユーザ操作に基づいて、当車内機器を制御し得る。
通信部23は、通信部11の構成と同様に、構成されていてよい。通信部23は、通信部11の構成と同様に、近距離無線通信に対応した通信モジュールをさらに含んで構成されていてよい。通信部23は、通信部11の構成と同様に、非接触通信規格に対応する無線通信モジュールをさらに含んで構成されていてよい。
入力部24は、入力部12の構成と同様に、構成されていてよい。入力部24は、車両20に設けられていてよい。入力部12と同様に、入力部24は、外部の入力機器として車両20に接続されていてもよい。
匂いセンサ25は、車両20の匂いを検出可能である。匂いの検出とは、匂いを構成する物質の種類及び濃度の少なくとも何れかの検出であってよい。匂いセンサ25は、車両20の匂いの検出結果を、制御部29に出力する。匂いセンサ25は、車両20の匂いを検出可能な任意の箇所に、配置されていてよい。匂いセンサ25が配置される箇所は、車両20を利用中のユーザが嗅ぐ可能性が高い匂いを検出可能な箇所であってよい。一般的に、車両20を利用中のユーザは、車両20の室内の匂いを嗅ぐ可能性が高い。匂いセンサ25は、車両20の車室内の匂いを検出可能な箇所に、配置されていてよい。
生体センサ26は、ユーザの生体情報を検出可能である。生体センサ26は、検出結果を、制御部29に出力する。生体情報は、脈拍数、血圧、及び呼吸数の少なくとも何れかであってよい。生体センサ26は、脈拍数を検出可能な脈拍センサ、血圧を検出可能な血圧センサ、及び呼吸数を検出可能な呼吸センサの少なくとも何れかであってよい。生体センサ26は、ユーザとしての運転者の生体情報を検出可能な、任意の箇所に配置されていてよい。例えば、生体センサ26は、脈拍センサである場合、図1に示すように車両20の運転席のシートに配置されていてよい。
カメラ27は、ユーザの顔画像を撮像可能である。カメラ27は、ユーザの顔画像を、制御部29に出力する。カメラ27は、ユーザの顔画像を撮像可能な、任意の箇所に配置されていてよい。ユーザとしての運転者の顔画像を撮像する場合、カメラ27は、図1に示すように車両20のダッシュボードの上に、配置されていてよい。
記憶部28は、記憶部14の構成と同様に、構成されていてよい。記憶部28には、車両20の動作に用いられるデータと、車両20の動作によって得られたデータとが記憶される。
制御部29は、制御部15の構成と同様に、構成されていてよい。制御部29は、車両20の各部を制御しながら、車両20の動作に関わる処理を実行し得る。
制御装置22の機能は、本実施形態に係る車両制御プログラムを、制御部29に含まれるプロセッサで実行することにより実現される。つまり、制御装置22の機能は、ソフトウェアにより実現される。車両制御プログラムは、制御装置22の動作に含まれるステップの処理をコンピュータに実行させることで、当該ステップの処理に対応する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムである。つまり、車両制御プログラムは、コンピュータを制御装置22として機能させるためのプログラムである。
制御装置22の一部又は全ての機能が、制御部29に含まれる専用回路により実現されてもよい。つまり、制御装置22の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部29は、車両20がステーションで待機している間、車両20のドアを施錠状態にする。ここで、ユーザは、ステーションで待機している車両20の利用を開始する際、非接触IC(Integrated Circuit)型の会員カード又は端末装置10の通信部11を、通信部23にかざし得る。ユーザが会員カード又は端末装置10の通信部11を通信部23にかざすことにより、制御部29は、会員カード又は端末装置10から、ユーザの会員情報を、通信部23によって読み取り得る。制御部29は、ユーザの会員情報を通信部23によって読み取ると、車両20のドアの施錠を解除する。制御部29は、車両20のドアの施錠を解除すると、車両20の利用開始を示す通知及びユーザの会員情報を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部23によって送信してよい。
制御部29は、ユーザによる車両20の利用が終了するとき、ユーザの会員情報を通信部23によって読み取り得る。ここで、ユーザは、車両20の利用を終了する際、会員カード又は端末装置10の通信部11を、通信部23にかざし得る。ユーザが会員カード又は端末装置10の通信部11を通信部23にかざすことにより、制御部29は、会員カード又は端末装置10から、ユーザの会員情報を、通信部23によって読み取り得る。制御部29は、ユーザの会員情報を通信部23によって読み取ると、車両20のドアを解除状態から施錠状態にする。制御部29は、車両20のドアを解除状態から施錠状態にすると、車両20の利用終了を示す通知及びユーザの会員情報を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部23によって送信してよい。
制御部29は、匂いセンサ25から、車両20の匂いの検出結果を取得し得る。制御部29は、車両20の匂いの検出結果を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部23によって送信してよい。制御部29は、車両20の匂いの検出結果を、予め設定された時間間隔で、情報処理装置30に送信してよい。当該時間間隔は、ユーザが車両20を利用する平均時間を考慮して、適宜設定されてよい。また、制御部29は、ネットワーク40を介して情報処理装置30から、匂いの検出結果の送信を要求する通知を、通信部31によって受信し得る。制御部29は、この送信を要求する通知を受信すると、車両20の匂いの検出結果を、情報処理装置30に送信してよい。
制御部29は、車両20の匂いに対するユーザの嗜好度を示す入力を、入力部24によって取得し得る。この入力は、車両20に乗車しているユーザによって、入力部24から入力され得る。この入力は、車両20の匂いに対するユーザの評価を嗜好度として示す入力であってよい。制御部29は、この入力を取得すると、匂いセンサ25から、車両20の匂いの検出結果を取得してよい。制御部29は、取得した車両20の匂いの検出結果と、取得した車両20の匂いに対するユーザの嗜好度を示す入力情報とを、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部23によって送信してよい。
制御部29は、ECU21から、車内機器の状態を示す情報を取得し得る。制御部29は、取得した車内機器の状態を示す情報を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部23によって送信してよい。
制御部29は、生体センサ26から、ユーザの生体情報を取得し得る。制御部29は、ユーザの生体情報を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部23によって送信してよい。制御部29は、後述の利用期間中、予め設定された時間間隔で、ユーザの生体情報を、情報処理装置30に、送信してよい。当該時間間隔は、ユーザの生体情報が変化し得る時間間隔を考慮して、適宜設定されてよい。
制御部29は、カメラ27から、ユーザの顔画像を取得し得る。制御部29は、ユーザの顔画像を、ネットワーク40を介して情報処理装置30に、通信部23によって送信してよい。制御部29は、後述の利用期間中、予め設定された時間間隔で、ユーザの顔画像を、情報処理装置30に、送信してよい。当該時間間隔は、ユーザの顔画像が変化し得る時間間隔を考慮して、適宜設定されてよい。
図2に示すように、情報処理装置30は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、ネットワーク40に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成され得る。例えば、通信モジュールは、例えば有線LAN(Local Area Network)又は無線LAN等の規格に対応した通信モジュールである。
記憶部32は、記憶部14の構成と同様に、構成されていてよい。記憶部32には、情報処理装置30の動作に用いられるデータと、情報処理装置30の動作によって得られたデータとが記憶される。
制御部33は、制御部15の構成と同様に、構成されていてよい。制御部33は、情報処理装置30の各部を制御しながら、情報処理装置30の動作に関わる処理を実行し得る。
情報処理装置30の機能は、本実施形態に係る情報処理プログラムを、制御部33に相当するプロセッサで実行することにより実現され得る。つまり、情報処理装置30の機能は、ソフトウェアにより実現され得る。情報処理プログラムは、情報処理装置30の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを情報処理装置30として機能させ得る。つまり、コンピュータは、情報処理プログラムに従って情報処理装置30の動作を実行することにより、情報処理装置30として機能し得る。
情報処理装置30の一部又は全ての機能が、制御部33に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、情報処理装置30の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部33は、申請情報を、ネットワーク40を介して端末装置10から、通信部31によって受信し得る。申請情報には、上述のように、ユーザの会員情報及び希望日時の情報が含まれ得る。制御部33は、ユーザの会員情報によって、車両20の利用を申請したユーザを特定する。また、制御部33は、情報処理システム1の複数の車両20のうちから、希望日時に予約されていない車両20を選出してよい。
<推薦する車両の決定処理>
制御部33は、例えば希望日時に予約されていない複数の車両20を選出した場合、複数の車両20のうちから、匂い情報と、嗜好情報とに基づいて、車両20の利用を申請したユーザに対して、推薦する車両20を決定する。匂い情報は、複数の車両20の各々の匂いの分類を示す情報である。嗜好情報は、複数分類の匂いに対するユーザの嗜好度を示す情報である。このような匂い情報及び嗜好情報によって、制御部33は、車両20の利用を申請したユーザに対して、嗜好度の高い匂いの車両20を推薦することができる。
第1実施形態では、制御部33は、図3に示すような嗜好情報と、図4に示すような匂い情報とを照合することにより、複数の車両20のうちから、車両20の利用を申請したユーザに対して、推薦する車両20を決定する。
図3及び図4において、分類50,51,52,53は、匂いの分類の一例である。匂いの分類は、一般的なユーザが識別可能な匂いに基づいて、適宜決定されてよい。例えば、匂いの分類は、タバコ臭、芳香臭、加齢臭、及びニンニク臭等であってよい。匂いの分類は、一般的なユーザが識別可能な匂いと、その匂いの強度とに基づいて、適宜決定されてもよい。匂いの分類は、匂いを構成する物質の種類及び濃度の少なくとも何れかにより、規定されてよい。
図3に示すように嗜好情報は、複数分類の匂いに対するユーザの嗜好度を示す情報である。嗜好度は、ある分類の匂いをユーザが好む程度を示すスコアである。図3では、嗜好度が大きい匂いほど、ユーザがその匂いを好むことを示す。ユーザAの分類50に対する嗜好度は「3」である。ユーザAの分類51に対する嗜好度は「1」である。ユーザAの分類52に対する嗜好度は「1」である。ユーザAの分類53に対する嗜好度は「2」である。
図4に示すように匂い情報は、複数の車両の各々の匂いの分類を示す情報である。図4では、車両20aの匂いの分類は「50」である。車両20bの匂いの分類は「52」である。車両20cの匂いの分類は「51」である。
嗜好情報と匂い情報とを照合する際、制御部33は、図3に示すような嗜好情報を参照して、ユーザの嗜好度が最も大きい匂いの分類を特定してよい。制御部33は、図4に示すような匂い情報を参照して、ユーザの希望日時に予約されていない複数の車両20のうちから、ユーザの嗜好度が最も大きい匂いの分類と同じ匂いの分類に属する車両20が存在するか否か判定してよい。制御部33は、ユーザの嗜好度が最も大きい匂いの分類と同じ匂いの分類に属する車両20が存在すると判定した場合、その車両20を推薦すると決定してよい。制御部33は、当該同じ匂いの分類に属する車両20が存在しないと判定した場合、ユーザの希望日時に予約されていない複数の車両20のうちから、ユーザの嗜好度が最も大きい匂いの分類と類似する匂いの分類に属する車両20を、推薦すると決定してよい。類似する匂いの分類は、匂いの分類を規定する物質の種類等の要素に応じて、適宜決定されてよい。
例えば、制御部33は、ユーザAを、車両20の利用を申請したユーザとして特定したとする。また、ユーザAの希望日時に予約されていない車両20は、車両20a〜20bの全てであるとする。この場合、制御部33は、図3に示すような嗜好情報を参照して、ユーザAの嗜好度が最も大きい匂いの分類が分類50であると特定する。制御部33は、図4に示すような匂い情報を参照して、ユーザAの希望日時に予約されていない車両20a〜20bのうちから、分類50に属する車両20aが存在すると判定する。制御部33は、車両20aを、ユーザAに対して推薦すると決定する。
例えば、制御部33は、ユーザAを、車両20の利用を申請したユーザとして特定したとする。また、ユーザAの希望日時に予約されていない車両20は、車両20b,20cであるとする。この場合、制御部33は、図4に示すような匂い情報を参照して、ユーザAの希望日時に予約されていない車両20b,20cのうちから、分類50に属する車両20が存在しないと判定する。ここで、分類50と分類52とは、類似する匂いの分類であるとする。この場合、制御部33は、車両20b,20cのうちから、分類50と類似する分類52に属する車両20bを、ユーザAに対して推薦すると決定する。
<予約情報の送信処理>
制御部33は、推薦する車両20を決定すると、推薦情報を生成する。推薦情報には、ユーザに対して推薦する車両20の情報等が含まれ得る。制御部33は、生成した推薦情報を、ネットワーク40を介して端末装置10に、通信部31によって送信する。制御部33は、推薦情報を送信した後、ネットワーク40を介して端末装置10から、車両20の利用決定を示す通知を、通信部31によって受信し得る。制御部33は、この利用決定を示す通知を受信すると、予約情報を生成する。予約情報には、予約完了を示す通知及び予約日時等が含まれ得る。制御部33は、生成した予約情報を、ネットワーク40を介して端末装置10に、通信部31によって送信する。
<匂い情報の生成又は更新処理>
制御部33は、ネットワーク40を介して複数の車両20のうちの少なくとも一台の車両20から、当該少なくとも一台の車両20の匂いの検出結果を、通信部31によって受信してよい。制御部33は、受信した当該車両20の匂いの検出結果に基づいて、当該車両20の匂いの分類を決定する。制御部33は、決定した車両20の匂いの分類と、車両20の識別子とを対応付けることにより、車両20の匂いの分類を示す情報を生成する。例えば、制御部33は、車両20aの匂いの分類が分類50であると決定した場合、車両20aの識別子と、分類50とを対応付けることにより、車両20aの匂いの分類を示す情報を生成する。
制御部33は、生成した車両20の匂いの分類を示す情報によって、匂い情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。制御部33は、生成した車両20の匂いの分類を示す情報が、匂い情報に存在しない場合、生成した車両20の匂いの分類を示す情報を、匂い情報に含めることにより、匂い情報の少なくとも一部を生成してよい。制御部33は、生成した車両20の匂いの分類を示す情報が、匂い情報に既に存在する場合、生成した車両20の匂いの分類を示す情報によって、匂い情報の少なくとも一部を更新してよい。例えば、制御部33は、匂い情報において、既に存在している車両20の匂いの分類を示す情報を、生成した車両20の匂いの分類を示す情報に置き換えることにより、匂い情報の一部を更新する。
制御部33は、上述の推薦する車両20の決定処理において、更新した匂い情報と嗜好情報とを照合することにより、推薦する車両20を決定してよい。ここで、車両20の車室内の匂いは、例えば車両20を利用するユーザが変わる毎に、変化し得る。匂い情報が更新されることにより、匂い情報は、車両20の最新の匂いの分類を示す情報となり得る。匂い情報が車両20の最新の匂いの分類を示す情報となることにより、制御部33は、ユーザの嗜好に合った匂いの車両20を、より的確に推薦することができる。
制御部33は、予め設定された時間間隔で、複数の車両20のうちの少なくとも一台の車両20から、当該少なくとも一台の車両20の匂いの検出結果を受信することにより、匂い情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。上述のように、車両20は、予め設定された時間間隔で、車両20の匂いの検出結果を、情報処理装置30に送信し得る。
制御部33は、上述の推薦する車両20の決定処理において、申請情報を通信部31によって受信すると、匂い情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。このような構成により、情報処理装置30が申請情報を受信した直後に、匂い情報が更新され得る。情報処理装置30が申請情報を受信した直後に、匂い情報が更新されることにより、制御部33は、ユーザの嗜好に合った匂いの車両20を、より的確に推薦することができる。ここで、制御部33は、上述の申請情報を受信すると、匂いの検出結果の送信を要求する通知を、ネットワーク40を介して複数の車両20に、通信部31によって送信してよい。この送信を要求する通知によって、制御部33は、上述の申請情報を受信すると、複数の車両20のうちの少なくとも一台の車両20から、当該少なくとも一台の車両20の匂いの検出結果を、受信し得る。
<嗜好情報の生成又は更新処理>
以下、ユーザが車両20を利用している期間は、「利用期間」とも記載される。制御部33は、ネットワーク40を介して車両20から、車両20の利用開始を示す通知及び車両20の利用終了を示す通知を、通信部31によって受信し得る。利用期間は、車両20の利用開始を示す通知の送信時刻から、車両20の利用終了を示す通知の送信時刻までの期間とみなされてよい。
制御部33は、ユーザが乗車した車両20の匂いの検出結果と、ユーザが乗車した車両20の匂いに対するユーザの反応を示す反応情報から推定した嗜好度とによって、嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。ここで、制御部33は、利用期間中に受信した車両20の匂いの検出結果を、ユーザが乗車した車両20の匂いの検出結果とみなしてよい。制御部33は、ユーザが乗車した車両20の匂いの検出結果とみなした検出結果に基づいて、車両20の匂いの分類を決定してよい。この決定された車両20の匂いの分類は、ユーザが乗車した車両20の匂いの分類とみなされてよい。以下、ユーザが乗車した車両20の匂いに対するユーザの反応の例示について説明する。
<例1>
制御部33は、ユーザが乗車した車両20の匂いに対するユーザの反応として、車両20の匂いに対する印象(「良い」、「普通」、又は「悪い」等)を示す入力情報を用いてよい。この入力情報は、ユーザが車両20に乗車している間又は車両20から降車した後に、ユーザが入力した情報であってよい。制御部33は、車両20の匂いに対する印象を示す入力情報を、利用期間中に、車両20又は端末装置10から受信した場合、この入力情報が、ユーザが車両20に乗車している間に、ユーザが入力した情報であるとみなしてよい。また、制御部33は、車両20の匂いに対する印象を示す入力情報を、上述の利用終了を示す通知が送信された時刻の直後に、受信した場合、この入力情報が、ユーザが車両20から降車した後に、ユーザが入力した情報であるとみなしてよい。ユーザが車両20に乗車している間又はユーザが車両20から降車した後に入力した、車両20の匂いに対する印象を示す入力情報は、ユーザが乗車した車両20の匂いに対する印象を示す入力情報とみなされてよい。
制御部33は、ユーザが乗車した車両20の匂いの分類と、ユーザが入力した当該車両20の匂いに対する印象を示す入力情報から推定した嗜好度とによって、嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。
例えば、匂いに対するユーザの印象として「良い」、「普通」、及び「悪い」の何れかが用いられるとする。この場合、制御部33は、車両20の匂いに対するユーザの印象に応じた、嗜好度を、決定された車両20の匂いの分類に付与してよい。制御部33は、車両20の匂いに対するユーザの印象が、高い評価(「良い」)である場合、低い評価(「普通」又は「悪い」)である場合よりも、高いスコアの嗜好度を、決定された車両20の匂いの分類に付与してよい。制御部33は、嗜好度を付与した車両20の匂いの分類が、嗜好情報に存在しない場合、この嗜好度を付与した車両20の匂いの分類を、嗜好情報に含ませることにより、嗜好情報の一部を生成してよい。制御部33は、嗜好度を付与した車両20の匂いの分類が、嗜好情報に既に存在する場合、この嗜好度を付与した車両20の匂いの分類によって、嗜好情報の一部を更新してよい。
<例2>
制御部33は、車両20の匂いに対するユーザの反応として、ユーザが車両20に乗車している間に取得した、ユーザが操作可能な車両20の車内機器の状態を示す情報を用いてよい。
制御部33は、ネットワーク40を介して車両20から、この車内機器の状態を示す情報を受信し得る。制御部33は、利用期間中に、この車内機器の状態を示す情報を受信した場合、この車内機器の状態を示す情報が、車両20の匂いに対するユーザの反応であるとみなしてよい。上述のように、ユーザにより操作可能な車内機器は、例えば、車窓の開閉機器、車内の空調機器、座先の傾きを調整する機器、及び音響機器等である。
制御部33は、車内機器の状態を示す情報から、ユーザが乗車した車両20の匂いに対するユーザの嗜好度を推定してよい。制御部33は、ユーザが乗車した車両20の匂いの分類と、推定した嗜好度とによって、嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。制御部33は、推定した嗜好度を示す情報が、嗜好情報に存在しない場合、推定した嗜好度を示す情報を、嗜好情報に含ませることにより、嗜好情報の一部を生成してよい。制御部33は、推定した嗜好度を示す情報が、嗜好情報に既に存在している場合、推定した嗜好度を示す情報によって、嗜好情報の一部を更新してよい。例えば、制御部33は、嗜好情報において、既に存在している匂いに対するユーザの嗜好度を示す情報を、新たに推定した嗜好度を示す情報に置き換えることにより、嗜好情報の一部を更新する。
例えば、車内機器は、車窓の開閉機器であるとする。この場合、制御部33は、車窓の開閉機器の状態を示す情報によって、車窓が開いていると特定した場合、車窓が閉じていると特定した場合よりも、匂いに対するユーザの嗜好度が低いと推定してよい。
例えば、車内機器は、車内の空調機器であるとする。この場合、制御部33は、空調機器の状態を示す情報によって、空調機器が外気導入モードであると特定した場合、空調機器が内規循環モードであると特定した場合よりも、匂いに対するユーザの嗜好度が低いと推定してよい。
<例3>
制御部33は、車両20の匂いに対するユーザの反応として、ユーザが車両20に乗車している間に取得した、ユーザの生体情報を用いてよい。制御部33は、ネットワーク40を介して車両20から、ユーザの生体情報を通信部31によって受信し得る。制御部33は、利用期間中に、ユーザの生体情報を受信した場合、この生体情報が、車両20の匂いに対するユーザの反応であるとみなしてよい。上述のように、ユーザの生体情報は、脈拍数、血圧、及び呼吸数の少なくとも何れかであってよい。
制御部33は、ユーザの生体情報から、ユーザが乗車した車両20の匂いに対するユーザの嗜好度を推定してよい。制御部33は、ユーザが乗車した車両20の匂いの分類と、推定した嗜好度とによって、上述の例2と同様に、嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。
例えば、制御部33は、ユーザの生体情報を解析することにより、ユーザがリラックスしていると推定した場合、ユーザがストレスを感じていると推定した場合よりも、匂いに対するユーザの嗜好度が高いと推定してよい。
<例4>
制御部33は、車両20の匂いに対するユーザの反応として、ユーザが車両20に乗車している間に取得した、ユーザの顔画像を用いてよい。制御部33は、ネットワーク40を介して車両20から、ユーザの顔画像を通信部31によって受信し得る。制御部33は、利用期間中に、ユーザの顔画像を受信した場合、このユーザの顔画像が、車両20の匂いに対するユーザの反応であるとみなしてよい。
制御部33は、ユーザの顔画像から、ユーザが乗車した車両20の匂いに対するユーザの嗜好度を推定してよい。制御部33は、ユーザが乗車した車両20の匂いの分類と、推定した嗜好度とによって、上述の例2と同様に、嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。
例えば、制御部33は、ユーザの顔画像を解析することにより、ユーザがリラックスしていると推定した場合、ユーザがストレスを感じていると推定した場合よりも、匂いに対するユーザの嗜好度が高いと推定してよい。
(情報処理システムの動作)
図5を参照して、図1に示す情報処理システム1の動作の一例を説明する。この動作は、本実施形態に係る情報処理方法の一例に相当する。
制御部33は、ネットワーク40を介して端末装置10から、申請情報を通信部31によって受信する(ステップS10)。制御部33は、匂い情報の少なくとも一部を生成又は更新する(ステップS11)。制御部33は、嗜好情報と匂い情報とを照合することにより、車両20の利用を申請したユーザに対して、推薦する車両20を決定する(ステップS12)。制御部33は、推薦情報を、ネットワーク40を介して端末装置10に、通信部31によって送信する(ステップS13)。制御部33は、ネットワーク40を介して端末装置10から、車両20の利用決定を示す通知を、通信部31によって受信する(ステップS14)。制御部33は、予約情報を、ネットワーク40を介して端末装置10に、通信部31によって送信する(ステップS15)。この後、ユーザは、車両20の利用を開始する。制御部33は、嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新する(ステップS16)。
このように第1実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置30は、匂い情報と、嗜好情報とに基づいて、複数の車両20のうちから、車両20の利用を申請したユーザに対して、推薦する車両20を決定する。このような構成により、情報処理装置30は、車両20の利用を申請したユーザに対して、嗜好度の高い匂いの車両20を推薦することができる。よって、本実施形態によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
(第2実施形態)
制御部33は、例えば希望日時に予約されていない複数の車両20を選出した場合、機械学習されたモデルによって、嗜好情報を取得する。このモデルは、匂い情報が入力されると、嗜好情報を出力するように、車両20の匂いに対するユーザの嗜好度が機械学習されたものである。モデルは、ユーザごとに設けられ、それぞれ機械学習される。モデルから出力される嗜好情報は、車両20の利用を申請したユーザの、複数の車両20の各々の匂いに対する嗜好度を示す。
図6には、本開示の第2実施形態に係るモデルの概念を説明する図を示す。図6では、制御部33は、ユーザAを、車両20の利用を申請したユーザとして特定する。この場合、制御部33は、匂い情報を、ユーザAのモデルに入力する。図6において、匂い情報は、図4に示すような匂い情報と同じである。モデルは、匂い情報が入力されると、ユーザAの車両20a〜20cの各々の匂いに対する嗜好度を示す嗜好情報を、出力する。つまり、モデルは、匂いの分類50〜52に対するユーザAの嗜好度を示す嗜好情報を、出力する。
制御部33は、取得した嗜好情報によって、複数の車両20のうちから、車両20の利用を申請したユーザに対して、推薦する車両20を決定する。制御部33は、取得した嗜好度情報から、ユーザの嗜好度が最も高い匂いの分類に属する車両20を推薦すると決定してよい。図6に示すようなモデルから出力された印象情報において、分類50に対するユーザAの嗜好度が最も高いとする。この場合、制御部33は、分類50に属する車両20aを推薦すると決定する。例えば、制御部33は、図6に示すような嗜好度のスコアが「3」である車両20aを、嗜好度のスコアが「1」である車両20b及び20cよりも優先的に、ユーザに対して推薦する車両20として決定する。
第1実施形態と同様に、制御部33は、複数の車両20のうちの少なくとも一台の車両20から、当該少なくとも一台の車両20の匂いの検出結果を通信部31によって受信してよい。制御部33は、当該少なくとも一台の車両20の匂いの検出結果を受信すると、匂い情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。第1実施形態と同様に、制御部33は、上述の申請情報を通信部31によって受信すると、複数の車両20のうちの少なくとも一台の車両20から、当該少なくとも一台の車両20の匂いの検出結果を、受信してよい。つまり、第1実施形態と同様に、制御部33は、上述の申請情報を通信部31によって受信すると、匂い情報の少なくとも一部を生成又は更新してよい。第2実施形態では、制御部33は、推薦する車両20を決定する際、更新した匂い情報をモデルに入力してよい。
制御部33は、匂い情報と、反応情報と、反応情報にラベル付けされたスコアとを学習用データとして、モデルを学習させてよい。このような学習用データは、教師ありの学習用データとなり得る。反応情報は、第1実施形態にて上述したようなものであってよい。制御部33は、ネットワーク40を介して車両20から反応情報を、ユーザを識別する情報とともに、通信部31によって受信し得る。反応情報の種類に応じて、ラベル付けは、適宜実行されてよい。例えば、反応情報としてユーザの生体情報が用いられる場合、ユーザがリラックスしていることを示す生体情報には、ユーザがストレスを感じていることを示す生体情報よりも、高いスコアがラベル付けされてよい。制御部33は、反応情報を受信する毎に、当該反応情報にスコアをラベル付けし、スコアをラベル付けした反応情報を、記憶部32に記憶させてよい。制御部33は、記憶部32に蓄積された学習用データの量が予め設定された量に到達すると、当該学習用データによってモデルを学習させてよい。当該予め設定された量は、モデルに採用される機械学習のアルゴリズムに応じて、適宜選択されてよい。
(情報処理システムの動作)
図7を参照して、第2実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を説明する。この動作は、本実施形態に係る情報処理方法の一例に相当する。
制御部33は、図5に示すようなステップS10,S11の処理と同様にして、ステップS20,S21の処理を実行する。制御部33は、機械学習されたモデルによって、推薦する車両20を決定する(ステップS22)。制御部33は、図5に示すようなステップS13,S14,S15の処理と同様にして、ステップS23,S24,S25の処理を実行する。この後、ユーザは、車両20の利用を開始する。制御部33は、匂い情報と、反応情報と、反応情報にラベル付けされたスコアとを学習用データとして、モデルを学習させる(ステップS26)。
第2実施形態に係る情報処理システム1のその他の構成及び効果は、第1実施形態に係る情報処理システム1と同様である。
本開示は、上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の複数のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の複数のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、情報処理システム1は、カーシェアリングサービスを提供するものとして説明した。ただし、情報処理システム1は、カーシェアリングサービスを提供するものに限定されない。情報処理システム1は、ユーザと車両20とをマッチングするサービスであれば、ライドシェアサービスを含む任意のサービスを提供するものであってよい。
1 情報処理システム
10 端末装置
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 記憶部
15 制御部
20,20a,20b,20c 車両
21 ECU
22 制御装置
23 通信部
24 入力部
25 匂いセンサ
26 生体センサ
27 カメラ
28 記憶部
29 制御部
30 情報処理装置
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
40 ネットワーク

Claims (20)

  1. 通信部と、
    前記通信部によって受信した車両の利用を申請する申請情報によって、前記利用を申請したユーザを特定し、複数分類の匂いに対する前記ユーザの嗜好度を示す嗜好情報と、複数の車両の各々の匂いの分類を示す匂い情報とに基づいて、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定する制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記嗜好情報と前記匂い情報とを照合することにより、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定する、情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記複数の車両のうちの少なくとも一台の車両から、当該少なくとも一台の車両の匂いの検出結果を前記通信部によって受信すると、前記匂い情報を更新し、
    前記嗜好情報と、更新した前記匂い情報とを照合することにより、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定する、情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記申請情報を前記通信部によって受信すると、前記少なくとも一台の車両から、前記少なくとも一台の車両の匂いの検出結果を前記通信部によって受信する、情報処理装置。
  5. 請求項2から4までの何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記嗜好情報は、前記複数分類の匂いのそれぞれを前記ユーザが好む程度を示すスコアを含む、情報処理装置。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記ユーザが乗車した車両の匂いの検出結果と、前記ユーザが乗車している間又は乗車した後に入力した、前記ユーザが乗車した車両の匂いに対する前記ユーザの嗜好度を示す入力情報とによって、前記嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新する、情報処理装置。
  7. 請求項1から5までの何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記ユーザが乗車した車両の匂いの検出結果と、前記ユーザが乗車している間又は降車した後に示した、前記ユーザが乗車した車両の匂いに対する反応を示す反応情報から推定した嗜好度とによって、前記嗜好情報の少なくとも一部を生成又は更新する、情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置であって、
    前記反応情報は、前記ユーザが操作可能な車内機器の状態を示す情報を含む、情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置であって、
    前記車内機器は、車窓の開閉機器及び車内の空調機器の少なくとも何れかを含む、情報処理装置。
  10. 請求項7に記載の情報処理装置であって、
    前記反応情報は、前記ユーザの生体情報を含む、情報処理装置。
  11. 請求項7に記載の情報処理装置であって、
    前記反応情報は、前記ユーザの顔画像を含む、情報処理装置。
  12. 請求項7から11までの何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記ユーザが乗車した車両から、前記ユーザが乗車した車両の匂いの検出結果と、前記反応情報とを、前記通信部によって受信する、情報処理装置。
  13. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記匂い情報が入力されると前記嗜好情報を出力する機械学習されたモデルによって、前記嗜好情報を取得し、
    前記モデルから出力される前記嗜好情報は、前記複数の車両の各々の匂いの分類に対する前記ユーザの嗜好度を示す、情報処理装置。
  14. 請求項13に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記複数の車両のうちの少なくとも一台の車両から、当該少なくとも一台の車両の匂いの検出結果を前記通信部によって受信すると、前記匂い情報を更新し、
    更新した前記匂い情報を前記モデルに入力する、情報処理装置。
  15. 請求項14に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記申請情報を前記通信部によって受信すると、前記少なくとも一台の車両から、前記少なくとも一台の車両の匂いの検出結果を前記通信部によって受信する、情報処理装置。
  16. 請求項13から15までの何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記モデルは、前記嗜好情報の出力として、前記複数の車両の匂いの分類の各々にスコアを付与し、高い前記スコアが付与された匂いの分類は、低い前記スコアが付与された匂いの分類よりも、前記ユーザの嗜好度が高いことを示し、
    前記制御部は、前記複数の車両のうちから、高い前記スコアが付与された匂いの分類に属する車両を優先的に、前記ユーザに対して推薦する車両として決定する、情報処理装置。
  17. 請求項13から16までの何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記匂い情報と、前記複数の車両の各々の匂いに対する前記ユーザの反応を示す反応情報と、当該反応情報にラベル付けされたスコアとを学習用データとして、前記モデルを学習させる、情報処理装置。
  18. 請求項1から17までの何れか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記複数の車両は、カーシェアリングサービスに用いられる複数の共有車両である、情報処理装置。
  19. 車両の利用を申請する申請情報を受信することと、
    前記申請情報によって、前記利用を申請したユーザを特定することと、
    複数分類の匂いに対する前記ユーザの嗜好度を示す嗜好情報と、複数の車両の各々の匂いの分類を示す匂い情報とに基づいて、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定することと、
    を含む動作をコンピュータに実行させる、プログラム。
  20. 情報処理装置によって、車両の利用を申請する申請情報を受信することと、
    前記情報処理装置によって、前記申請情報により、前記利用を申請したユーザを特定することと、
    前記情報処理装置によって、複数分類の匂いに対する前記ユーザの嗜好度を示す嗜好情報と、複数の車両の各々の匂いの分類を示す匂い情報とに基づいて、前記複数の車両のうちから、前記ユーザに対して推薦する車両を決定することと、
    を含む、情報処理方法。
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