JP2021188925A - 制御装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置間の距離を測定する精度を担保しつつ、消費電力の増加を抑制可能な仕組みを提供する。【解決手段】通信装置間の距離を測定する測距処理を規定された規定回数実行させ、取得された複数の測距値のうちの少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かに基づいて、前記規定の許容値を満たす測距値を用いた処理である後続処理を制御する制御部、を備え、前記制御部は、前記規定の許容値を満たす測距値が取得されると、前記後続処理の開始を制御する、制御装置が提供される。【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置およびプログラムに関する。
近年、装置間で信号を送受信した結果に従って当該装置間の距離を測定する技術が開発されている。例えば、下記特許文献1では、車載器が携帯機との間で信号を送受信することで車載器と携帯機との間の距離を測定する技術が開示されている。
特開2018−48821号公報
上記のように信号の送受信に基づく測距処理を行う場合、取得される測距値の精度を高めるために、測距処理を複数回実行することも想定される。しかし、測距処理の実行回数が増加するにつれ、消費電力もまた増加することとなる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、装置間の距離を測定する精度を担保しつつ、消費電力の増加を抑制可能な仕組みを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、通信装置間の距離を測定する測距処理を規定された規定回数実行させ、取得された複数の測距値のうちの少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かに基づいて、前記規定の許容値を満たす測距値を用いた処理である後続処理を制御する制御部、を備え、前記制御部は、前記規定の許容値を満たす測距値が取得されると、前記後続処理の開始を制御する、制御装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、通信装置間の距離を測定する測距処理を規定された規定回数実行させ、取得された複数の測距値のうちの少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かに基づいて、前記規定の許容値を満たす測距値を用いた処理である後続処理を制御する制御機能、を実現させ、前記制御機能に、前記規定の許容値を満たす測距値が取得されると、前記後続処理の開始を制御させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、装置間の距離を測定する精度を担保しつつ、消費電力の増加を抑制可能な仕組みが提供される。
本発明の一実施形態に係るシステム1の構成例を示す図である。 従来のシステムにおける測距処理および後続処理の制御の流れを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る測距処理および後続処理の制御の流れを例示するシーケンス図である。 同実施形態に係る測距処理および後続処理の制御の流れを例示するシーケンス図である。 同実施形態に係る測距処理および後続処理の制御の流れを例示するシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.実施形態>
<<1.1.概要>>
まず、本発明の一実施形態の概要について述べる。上述したように、近年、装置間で信号を送受信した結果に従って認証を行う技術が開発されている。例えば、特許文献1では、車載器が携帯機との間で信号を送受信することで携帯機の認証を行う技術が開示されている。このような認証技術を用いることにより、例えば、ユーザが所持する携帯機と車両とが通信可能な距離となった際に、当該車両のドアロックを解除したり、エンジンの始動を可能とするなどの機能を実現することができる。
しかし、例えば、超短波(UHF:Ultra-High Frequency)や長波(LF:Low Frequency)を用いた要求応答方式による装置間の認証を行う場合、中継器を用いて車載器の送信信号を中継し、携帯機(被認証装置)と車載器との通信を間接的に実現させることで、車載器による携帯機の認証を不正に成立させるリレーアタックも懸念される。ここで、上記の要求応答方式とは、認証者が認証要求を生成して被認証者に送信し、被認証者が認証要求に基づいて認証応答を生成して認証者に送信し、認証者が認証応答に基づき被認証者の認証を行う方式を指す。このため、上記のリレーアタックのような被認証装置の偽装などを防止すると共に、認証精度をさらに高める仕組みが望まれている。
このために、例えば、要求応答方式による装置間認証に代えて、あるいは加えて、装置間における測距処理を実施し取得した測距値に基づいて装置間認証を行うことも想定される。係る認証手法によれば、装置間の詳細な距離の値を加味した認証を実現することができ、セキュリティ性を向上させることができる。
一方、信号の送受信に基づく測距処理の精度は、種々の要因に影響を受ける。例えば、装置に備えられる集積回路の感度が低い場合や、通信に用いられる信号が遮蔽物の影響を受けやすい場合、通信が1回で成立しない可能性がある。また、同一の発信源から送信された信号が受信側に複数届いてしまうマルチパスが生じやすい環境の場合、発信源から送信された後に他の物体に反射されて受信側に届く信号の伝搬時間は、発信源から送信され直接的に受信側に届く信号の伝搬時間よりも長くなる。このため、上記のような他の物体に反射されて受信側に届く信号に基づいて測距処理を実行した場合、装置間の実際の距離よりも遠い測距値が取得されてしまう可能性がある。
このため、精度の高い測距値を取得しようとする場合、測距処理を複数回実施し、取得された測距値のうち信頼性の高い測距値を採用することも想定される。しかし、この場合、測距処理の実施回数が増加するにつれ消費電力もまた増大してしまう。
本発明の技術思想は上記の点に着目して発想されたものであり、装置間の距離を測定する精度を担保しつつ、消費電力を抑制可能とする。このために、本発明の一実施形態に係る制御装置は、通信装置間の距離を測定する測距処理を規定された規定回数実行させ、取得された複数の測距値のうちの少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かに基づいて、規定の許容値を満たす測距値を用いた処理である後続処理を制御する制御部、を備える。また、本発明の一実施形態に係る制御部は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、後続処理の開始を制御する、ことを特徴の一つとする。以下、上記の特徴を実現する制御装置、および制御装置を含むシステムの構成例について詳細に説明する。
<<1.2.構成例>>
図1は、本実施形態に係るシステム1の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステム1は、例えば、少なくとも1つ以上の車載器100、制御装置200、および携帯機300を備える。図1においては、システム1が2つの車載器100aおよび100bを備える場合を例示している。以下においては、車載器100aと車載器100bとを区別する必要がない場合には、単に車載器100と記載する。なお、本実施形態に係る車載器100の数は係る例に限定されない。本実施形態に係るシステム1は、単一の車載器100を備えてもよい。システム1は、3つ以上の車載器100を備えてもよい。
(車載器100)
車載器100は、本発明の一実施形態における通信装置の一例である。車載器100は、例えば、ユーザが乗車を許諾された車両(ユーザが所有する車両や、ユーザに一時的に貸与された車両)に搭載される通信ユニットであってもよい。
図1に示すように、車載器100は、無線通信部110を備える。無線通信部110は、携帯機300との間で、規定の無線通信規格に準拠した通信を行う。無線通信部110は、例えば、測距処理に必要とされる測距用信号の送受信を行う。また、上記規定の無線通信規格には、例えば、超広帯域(UWB:Ultra−Wide Band)を用いた無線通信規格(以下、単に、UWB、とも称する)が挙げられる。UWBは短いパルスのみを用いるため低消費電力であり、また複雑な変復調を使用しないため低コスト化に有利である。また、UWBはナノ秒オーダーのパルスを用いることから信号の到着時刻を高精度に測定でき、測距や測位を高い精度で行うことができる。
また、本実施形態に係る無線通信部110は、車載器100と携帯機300との間の距離(より正確には、車載器100の無線通信部110と携帯機300の無線通信部310との間の距離を測定する測距処理を実行する。本実施形態に係る測距処理は、一方の通信装置が他方の通信装置に第1の測距用諡号を送信し、他方の通信装置が一方の通信装置に第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信すること、並びに第1の測距用信号および第2の測距用信号の送受信にかかる時間に基づいて測距値を算出すること、を含んでよい。また、例えば、第1の測距用信号および第2の測距用信号の送信はUWBを用いて行われてもよい。
一例として、無線通信部110は、第1の測距用信号を送信し、当該第1の測距用信号への応答として携帯機300の無線通信部310が送信する第2の測距用信号を受信する。ここで、無線通信部110が第1の測距用信号を送信してから第2の測距用信号を受信するまでの時間長をΔT1とし、無線通信部310が第1の測距用信号を受信してから第2の測距用信号を送信するまでの時間長をΔT2とする。この場合、ΔT1からΔT2を差し引くことにより測距用信号の往復の通信に要した時間が算出される。また当該時間を2で割ることにより測距用信号の片道の通信に要した時間が算出される。このことから、無線通信部110は、(ΔT1−ΔT2)/2の値に測距用信号の速度を掛けることで、車載器100と携帯機300との間の距離を示す測距値を算出することができる。例えば、無線通信部310がΔT2の値を第2の測距用信号に含めて送信する場合、無線通信部110は、受信した第2の測距用信号に含まれるΔT2の値と自身が算出したΔT1の値から測距値を算出することができる。無線通信部110は、算出した測距値を、例えば、CAN(Controller Area Network)等を介して、同一車両に搭載される制御装置200に送信する。
(制御装置200)
制御装置200は、本発明の一実施形態における制御装置の一例である。制御装置200は、車載器100が搭載される車両と同一の車両に搭載されてよい。図1に示すように、本実施形態に係る制御装置200は、制御部210および記憶部220を備える。
本実施形態に係る制御部210は、車載器100による測距処理、および当該測距処理の結果に基づく後続処理を制御する。例えば、制御部210は、車載器100に測距処理を規定された規定回数実行させてもよい。また、制御部210は、取得された複数の測距値のうち少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かに基づいて、規定の許容値を用いた処理である後続処理を制御してもよい。また、制御部210は、通信装置間の組み合わせごとに測距処理を規定回数実行させ、測距処理および後続処理を制御してもよい。この際、制御部210は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、後続処理の開始を制御してもよい。
例えば、規定の許容値が10[m]である場合、制御部210は、取得された複数の測距値のうち少なくともいずれかが10[m]以下である場合に、後続処理を開始させてもよい。上記のような制御によれば、通信装置間の距離に応じた精細な機能制御を実現することが可能となる。なお、規定の許容値は、上記の例に限るものではない。規定の許容値は、5[m]であってもよいし、3[m]であってもよい。本実施形態に係る規定の許容値は任意に設定可能である。
また、本実施形態に係る後続処理は、例えば、開閉構造に設けられた錠装置を開錠する処理である開錠処理であってもよい。上記の開閉構造には、例えば、車載器100が搭載される車両が備えるドアが含まれる。本実施形態に係る制御部210は、取得された複数の測距値のうち少なくともいずれかが規定の許容値を満たす場合、すなわち車載器100と携帯機300との間の距離が規定の距離以下である場合、車両のドアが開錠されるように制御を行ってもよい。なお、本実施形態に係る開閉構造は、車両が備えるドアに限るものではなく、家屋などの建築物に設けられる各種のドア、ロッカー、宅配ボックスなどであってもよい。
また、本実施形態に係る後続処理は、例えば、所定装置を起動する処理である起動処理であってもよい。上記の所定装置には、例えば、車載器100が搭載される車両が備えるエンジンが含まれる。本実施形態に係る制御部210は、取得された複数の測距値のうち少なくともいずれかが規定の許容値を満たす場合、すなわち車載器100と携帯機300との間の距離が規定の距離以下である場合、車両が備えるエンジンの起動が可能となるように制御を行ってもよい。
なお、本実施形態に係る制御部130は、上記の開錠処理や起動処理等の後続処理を複数制御してもよい。また、この際、制御部130は、後続処理ごとに異なる規定の許容値に基づいて制御を行ことも可能である。例えば、制御部130は、車載器100と携帯機300との間の距離が10m以下となった場合に車載器100が搭載される車両のドアを開錠し、上記距離が1m以下となった場合にエンジンの始動処理が可能となるように制御を行うこともできる。制御部210による測距処理および後続処理の制御については、別途詳細に説明する。
記憶部220は、制御装置200の動作に関する各種の情報を記憶する。例えば、記憶部220は、制御装置200を動作させるためのプログラム、車載器100や携帯機300の識別情報、パスワード等の鍵情報、上述の規定の許容値等を記憶する。記憶部220は、例えば、フラッシュメモリ等の記憶媒体、および記憶媒体への記録再生を実行する処理装置により構成される。
(携帯機300)
本実施形態に係る携帯機300は、本発明の一実施形態における通信装置の一例である。携帯機300は、ユーザにより携帯される任意の装置であってよい。任意の装置としては、例えば、電子キー、スマートフォン、ウェアラブル端末等が挙げられる。
本実施形態に係る携帯機300は、無線通信部310を備える。無線通信部310は、車載器100の無線通信部110との間で、規定の無線通信規格に準拠した通信を行う。例えば、無線通信部310は、測距処理に必要とされる測距用信号の送受信を行う。一例として、無線通信部310は、無線通信部110が送信する第1の測距用信号を受信し、当該第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する。
一方、本実施形態に係る測距用信号の送受信は、上記の態様に限定されない。無線通信部310は、第1の測距用信号を送信し、当該第1の測距用信号への応答として無線通信部110が送信する第2の測距用信号を受信してもよい。この場合、無線通信部310が測距処理を実行する主体となってもよい。
さらには、測距処理および後続処理を制御する機能は、携帯機300に実装されてもよい。すなわち、携帯機300は、本発明の一実施形態における制御装置として動作してもよい。この場合、携帯機300は、上述した制御装置200の制御部210と同等の機能を有する制御部320、および上述した記憶部220と同等の機能を有する記憶部330を備えてもよい。
以上、本実施形態に係るシステム1の構成例について述べた。なお、図1を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るシステム1の構成は係る例に限定されない。例えば、上述したように、本実施形態に係る測距処理を実行する主体は、車載器100の無線通信部110であってもよいし、携帯機300の無線通信部310であってもよい。また、本実施形態に係る測距処理は、制御装置200の制御部210や携帯機300の制御部320が実行してもよい。この場合、制御部210や制御部230は、無線通信部110や無線通信部310からΔT1やΔT2の値そのもの、またはΔT1やΔT2を算出するためのパラメータ(例えば、第1の測距用信号が送信された時間や受信された時間、第2の測距用信号が送信された時間や受信された時間)を取得することにより、測距値を算出することができる。また、上述したように、本実施形態に係る測距処理および後続処理を制御する機能は、制御装置200に実装されてもよいし、携帯機300に実装されてもよい。本実施形態に係るシステム1の構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
<<1.3.詳細>>
次に、本実施形態に係る測距処理および後続処理の制御について詳細に述べる。まず、従来の一般的なシステムにおいて、複数回の測距処理を実行し、取得された測距値に基づいて後続処理を制御する場合の流れについて説明する。
図2は、従来のシステムにおける測距処理および後続処理の制御の流れを示すシーケンス図である。なお、図2においては、従来のシステムが2つの車載器600aおよび600b、制御装置700、携帯機800を備える場合を例示している。
図2に示す一例の場合、従来のシステムでは、まず、車載器600aと携帯機800との間の距離を測定する測距処理が規定された規定回数(N回とする)実行される。具体的には、1回目の測距処理として、車載器600aが第1の測距用信号を送信し(S102)、携帯機800がステップS102において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する(S104)。
車載器600aと携帯機800は、上記のような測距用信号の送信を、規定回数であるN回となるまで繰り返し実行する。N回目の測距処理において、車載器600aが第1の測距用信号を送信し(S112)、携帯機800がステップS112において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信すると(S114)、車載器600aは、1回〜N回のそれぞれの測距処理において送受信した測距用信号に基づいて各回の測距値を算出し、算出した複数の測距値を制御装置700に送信する(S116)。なお、測距値の算出は、車載器600aが第2の測距用信号を受信したタイミングで都度行われてもよい。
次に、制御装置700は、ステップS116において受信した複数の測距値に基づいて判定を行う(S118)。制御装置700は、例えば、複数の測距値のうち少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かを判定する。例えば、規定の許容値が10[m]である場合、制御装置700は、複数の測距値のいずれかが10[m]以下である場合に、車載器600aと携帯機800との間の認証を成功としてもよい。
従来のシステムにおいては、上記のような複数回の測距処理および当該複数回の測距処理において取得された測距値に基づく判定が、車載器600および携帯機800の組み合わせごとに繰り返し実行される。
例えば、図2に示す一例の場合では、ステップS118に続き、車載器600bと携帯機800との間の距離を測定する測距処理が規定された規定回数実行される。具体的には、1回目の測距処理として、車載器600bが第1の測距用信号を送信し(S122)、携帯機800がステップS122において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する(S124)。
車載器600bと携帯機800は、上記のような測距用信号の送信を、規定回数であるN回となるまで繰り返し実行する。N回目の測距処理において、車載器600bが第1の測距用信号を送信し(S132)、携帯機800がステップS132において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信すると(S134)、車載器600bは、1回〜N回のそれぞれの測距処理において送受信した測距用信号に基づいて各回の測距値を算出し、算出した複数の測距値を制御装置700に送信する(S136)。
次に、制御装置700は、ステップS136において受信した複数の測距値のうち少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かを判定する(S138)。制御装置700は、複数の測距値のいずれかが規定の許容値を満たす場合に、車載器600bと携帯機800との間の認証を成功としてもよい。
ここで、ステップS118における車載器600aと携帯機800との間の認証と、ステップS138における車載器600bと携帯機800との間の認証が成功している場合、制御装置700は、後続処理が開始されるように制御を行う(S114)。
以上、従来のシステムにおける測距処理および後続処理の制御の流れについて説明した。上記のような制御によれば、通信装置間の距離に基づく精細な機能制御を実現することが可能となる。
しかし、従来のシステムにおいては、通信装置間ごとに測距処理が規定回数繰り返して実行される。このため、通信装置の組み合わせが増加するほど、また測距処理の繰り返し回数が増加するほど、消費電力もまた増加することとなる。
そこで、上記を解決するために、本実施形態に係る制御装置200は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、規定回数の測距処理が完了していない場合であっても、以降の測距処理を中止させてもよい。図3〜図5は、本実施形態に係る測距処理および後続処理の制御の流れを例示するシーケンス図である。
図3に示す一例の場合、まず、制御装置200の制御部210が、車載器100aと携帯機300との間の距離を測定する測距処理を規定回数に基づいて実行させる。具体的には、1回目の測距処理として、車載器100aが第1の測距用信号を送信し(S202)、携帯機300がステップS202において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する(S204)。次に、車載器100aは、ステップS202において送信した第1の測距用信号、およびステップS204において受信した第2の測距用信号に基づいて測距値を算出し、当該測距値を制御装置200に送信する(S206)。
次に、制御部210は、ステップS206において受信した測距値が規定の許容値を満たすか否かを判定する(S208)。ここで、受信した測距値が規定の許容値を満たす場合、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間の以降の測距処理を中止させる。なお、図3においては、制御部210により中止された2回目の測距処理における第1の測距用信号の送信(S210)、第2の測距用信号の送信(S212)、および測距値の送信(S214)が点線により示されている。規定回数が3回以上ある場合、制御部210は、同様に3回目以降の測距処理も中止させる。
一方、ステップS206において受信した測距値が規定の許容値を満たさない場合、制御部210は、2回目の測距処理を実行させる。この場合であっても、制御部210は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、車載器100aと携帯機300との間における以降の測距処理を中止させてよい。
規定の許容値を満たす測距値が取得され以降の測距処理を中止させた場合、または測距処理が規定回数実行された場合、制御部210は、続いて、車載器100bと携帯機300との間における測距処理を規定回数に基づいて実行させる。
まず、1回目の測距処理として、車載器100bが第1の測距用信号を送信し(S252)、携帯機300がステップS252において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する(S254)。次に、車載器100bは、ステップS252において送信した第1の測距用信号、およびステップS254において受信した第2の測距用信号に基づいて測距値を算出し、当該測距値を制御装置200に送信する(S256)。
次に、制御部210は、ステップS256において受信した測距値が規定の許容値を満たすか否かを判定する(S258)。ここで、受信した測距値が規定の許容値を満たす場合、制御部210は、車載器100bと携帯機300との間の以降の測距処理を中止させる。なお、図3においては、制御部210により中止された2回目の測距処理における第1の測距用信号の送信(S260)、第2の測距用信号の送信(S262)、および測距値の送信(S264)が点線により示されている。規定回数が3回以上ある場合、制御部210は、同様に3回目以降の測距処理も中止させる。
一方、ステップS256において受信した測距値が規定の許容値を満たさない場合、制御部210は、2回目の測距処理を実行させる。この場合であっても、制御部210は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、車載器100bと携帯機300との間における以降の測距処理を中止させてよい。
規定の許容値を満たす測距値が取得され以降の測距処理を中止させた場合、または測距処理が規定回数実行された場合、制御部210は、続いて、後続処理の制御を行う(S266)。制御部210は、例えば、車載器100aと携帯機300との間、および車載器100bと携帯機300との間においてそれぞれ規定の許容値が取得されている場合、後続処理を開始させてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る制御部210は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、当該規定の許容値を満たす測距値が取得された通信装置間に係る以降の測距処理を中止させてもよい。これは、UWBを用いた通信における信号の伝搬速度は光速に近く、測距値が通信装置間の実際の距離を大きく下回ることはないと想定されることから、規定の許容値を満たす測距値は精度の高いものといえるためである。このため、上記のような制御によれば、精度の高い測距値が取得された時点で以降の測距処理を中止させることで、消費電力の増加を効果的に抑制することができる。
なお、図3においては、車載器100が測距値を算出し、また、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、制御部210が当該規定の許容値を満たす測距値が取得された通信装置間に係る以降の測距処理のみを中止させる場合の一例を示した。しかし、本実施形態に係る測距処理および後続処理の制御は、図3に示した一例に限定されない。測距値は携帯機300が算出してもよい。また、制御部210は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、以降のすべての測距処理を中止させてもよい。
図4に示す一例の場合、制御部210は、まず、車載器100aと携帯機300との間の1回目の測距処理が行われるように制御する。携帯機300は、上記の制御に従い、第1の測距用信号を送信し(S302)、車載器100aがステップS302において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する(S304)。
次に、携帯機300は、ステップS302において送信した第1の測距用信号、およびステップS304において受信した第2の測距用信号に基づいて測距値を算出し、当該測距値を車載器100aに送信する(S306)。また、車載器100aは、ステップS306において受信した測距値を制御装置200に送信する(S308)。
次に、制御装置200の制御部210は、ステップS308において受信した測距値が規定の許容値を満たすか否かを判定する(S310)。ここで、受信した測距値が規定の許容値を満たす場合、制御部210は、以降のすべての測距処理を中止させる。図4においては、制御部210により中止された車載器100aと携帯機300との間の2回目の測距処理、車載器100bと携帯機300との間の1回目および2回目の測距処理に係る各ステップ(S312〜S368)が点線で示されている。規定回数が3回以上ある場合、制御部210は、同様に3回目以降の測距処理も中止させる。
一方、ステップS308において受信した測距値が規定の許容値を満たさない場合、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間の2回目の測距処理を実行させる。この場合であっても、制御部210は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、以降のすべての測距処理を中止させてよい。
車載器100aと携帯機300との間、または車載器100bと携帯機300との間のいずれかの測距処理において、規定の許容値を満たす測距値が取得されている場合、制御部210は、後続処理が開始されるよう制御を行う(S370)。一方、車載器100aと携帯機300との間、および車載器100bと携帯機300との間の測距処理において取得されたすべての測距値が規定の許容値を満たさない場合、制御部210は、後続処理を実行されないよう制御してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る制御部210は、規定の許容値を満たす測距値が取得されると、以降のすべての測距処理を中止させてもよい。この場合、より効果的に電力消費を抑制することが可能である。
なお、図3および図4においては、制御部210が、測距処理を規定回数実行させる制御を通信装置間の組み合わせごとに順に繰り返す場合(車載器100aと携帯機300との間において測距処理を規定回数実行させた後、車載器100bと携帯機300との間において測距処理を規定回数実行させる場合)を例示した。一方、本実施形態に係る制御部210は、通信装置間の組み合わせごとに測距処理を順に実行させる制御を規定回数実行してもよい。例えば、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間における測距処理を実行させた後、車載器100bと携帯機300との間における測距処理を実行させる制御を、規定回数繰り返し実行してもよい。
図5に示す一例の場合、制御部210は、まず車載器100aと携帯機300との間の1回目の測距処理が行われるように制御する。車載器100aは、上記の制御に従い、第1の測距用信号を送信し(S402)、携帯機300がステップS402において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する(S404)。
次に、車載器100aは、ステップS402において送信した第1の測距用信号、およびステップS404において受信した第2の測距用信号に基づいて測距値を算出し、当該測距値を制御装置200に送信する(S406)。
次に、制御装置200の制御部210は、ステップS406において受信した測距値が規定の許容値を満たすか否かを判定する(S408)。ここで、受信した測距値が規定の許容値を満たす場合、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間の以降の測距処理を中止させる。なお、図5においては、制御部210により中止された車載器100aと携帯機300との間の2回目の測距処理における第1の測距用信号の送信(S418、第2の測距用信号の送信(S420)、および測距値の送信(S422)が点線により示されている。規定回数が3回以上である場合、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間における3回目以降の測距処理も同様に中止させる。
一方、ステップS406において受信した測距値が規定の許容値を満たさない場合、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間における2回目の測距処理を中止させないでよい。この場合であっても、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間の測距処理において規定の許容値を満たす測距値が取得されると、当該通信装置間における以降の測距処理を中止させる。
ステップS408における判定処理が完了すると、続いて、制御部210は、車載器100bと携帯機300との間における1回目の測距処理が行われるように制御を行う。車載器100bは、上記の制御に従い、第1の測距用信号を送信し(S410)、携帯機300がステップS410において送信された第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信する(S412)。
次に、車載器100bは、ステップS410において送信した第1の測距用信号、およびステップS412において受信した第2の測距用信号に基づいて測距値を算出し、当該測距値を制御装置200に送信する(S414)。
次に、制御装置200の制御部210は、ステップS414において受信した測距値が規定の許容値を満たすか否かを判定する(S416)。ここで、受信した測距値が規定の許容値を満たす場合、制御部210は、車載器100bと携帯機300との間の以降の測距処理を中止させる。なお、図5においては、制御部210により中止された車載器100bと携帯機300との間の2回目の測距処理における第1の測距用信号の送信(S424、第2の測距用信号の送信(S426)、および測距値の送信(S428)が点線により示されている。規定回数が3回以上である場合、制御部210は、車載器100bと携帯機300との間における3回目以降の測距処理も同様に中止させる。
一方、ステップS414において受信した測距値が規定の許容値を満たさない場合、制御部210は、車載器100bと携帯機300との間における2回目の測距処理を中止させないでよい。この場合であっても、制御部210は、車載器100bと携帯機300との間の測距処理において規定の許容値を満たす測距値が取得されると、当該通信装置間における以降の測距処理を中止させる。
また、制御部210は、車載器100aと携帯機300との間、および車載器100bと携帯機300との間のそれぞれにおいて、規定の許容値を満たす測距値が取得された場合、後続処理が開始されるように制御を行う(S430)。
以上、図3〜図5を用いて、本実施形態に係る測距処理および後続処理の制御について具体例を挙げて説明した。上記のような制御によれば、装置間の距離を測定する精度を担保しつつ、消費電力の増加を抑制可能な仕組みが実現される。
<2.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、規定の無線通信規格の一例としてUWBを挙げて説明を行ったが、本発明に係る無線通信規格は係る例に限定されない。本発明に係る無線通信規格には、信号の送受信に基づく測距処理が可能な任意の規格が採用されてよい。ここで言う任意の規格には、BLEによる信号通信やZigBee(登録商標)による信号通信、Wi‐Fi(登録商標)による信号通信などが含まれる。
また、上記実施形態では、測距値が規定の許容値を満たすか否かに基づいて、後続処理の実行可否を判定する場合を例示したが、本発明の制御装置は、他の認証処理の結果を後続処理の実行可否判定に併用してもよい。上記の認証処理には、例えば、上述の要求応答方式による認証が挙げられる。
なお、本明細書において説明した各装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記録媒体(非一時的な媒体:non-transitory media)に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、コンピュータによる実行時にRAMに読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。上記記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
また、本明細書においてシーケンス図を用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
1:システム、100a、100b:車載器、110a、110b:無線通信部、200:制御装置、210:制御部、220:記憶部、300:携帯機、310:無線通信部、320:制御部、330:記憶部

Claims (12)

  1. 通信装置間の距離を測定する測距処理を規定された規定回数実行させ、取得された複数の測距値のうちの少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かに基づいて、前記規定の許容値を満たす測距値を用いた処理である後続処理を制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、前記規定の許容値を満たす測距値が取得されると、前記後続処理の開始を制御する、
    制御装置。
  2. 前記制御部は、前記通信装置間の組み合わせごとに前記測距処理を前記規定回数実行させ、前記測距処理および前記後続処理を制御する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記規定の許容値を満たす測距値が取得されると、当該規定の許容値を満たす測距値が取得された前記通信装置間に係る以降の前記測距処理を中止させる、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記規定の許容値を満たす測距値が取得されると、以降のすべての前記測距処理を中止させる、
    請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記測距処理を規定回数実行させる制御を前記通信装置間の組み合わせごとに順に繰り返す、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記通信装置間の組み合わせごとに前記測距処理を順に実行させる制御を前記規定回数実行する、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記測距処理は、一方の通信装置が他方の通信装置に第1の測距用信号を送信し、前記他方の通信装置が前記一方の通信装置に前記第1の測距用信号への応答として第2の測距用信号を送信すること、並びに前記第1の測距用信号および前記第2の測距用信号の送受信にかかる時間に基づいて前記測距値を算出すること、を含む、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記測距処理は、超広帯域無線通信を用いて前記第1の測距用信号および前記第2の測距用信号を送信する処理を含む、
    請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、取得された複数の測距値のすべてが前記規定の許容値を満たさない場合、前記後続処理が実行されないよう制御する、
    静請求項1〜8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 前記後続処理は、開閉可能に構成された部位を有する構造である開閉機構に設けられた錠装置を開錠する処理である開錠処理、または所定装置を起動する処理である起動処理のうち少なくともいずれかを含む、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の制御装置。
  11. 前記測距処理は、車両に搭載された通信装置と携帯機に搭載された通信装置との間の測距値を算出する処理を含む、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の制御装置。
  12. コンピュータに、
    通信装置間の距離を測定する測距処理を規定された規定回数実行させ、取得された複数の測距値のうちの少なくともいずれかが規定の許容値を満たすか否かに基づいて、前記規定の許容値を満たす測距値を用いた処理である後続処理を制御する制御機能、
    を実現させ、
    前記制御機能に、前記規定の許容値を満たす測距値が取得されると、前記後続処理の開始を制御させる、
    プログラム。
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