JP2021188825A - 空気調和装置 - Google Patents

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Yoshiro Tsuchiya
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暢之 横山
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Abstract

【課題】鳥獣害を抑制しつつ、より高い精度で外気温度を測定できる空気調和装置を提供する。【解決手段】筐体12と、筐体12の内部に収められた熱交換器とを有する室外機10を備えた空気調和装置であって、筐体12の内部には、筐体の外部から空気を引き込み、熱交換器と熱交換させるための空気を筐体12の外部から内部に引き込むファンと、ファンの流入側、且つ熱交換器よりも筐体12の内側面に接近した箇所に設けられ、外気温度を計測する外気温度センサ80が収められている。【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和装置に関する。
従来、空気調和装置やヒートポンプ装置には、熱交換器とファンと圧縮機と圧縮機を駆動させるエンジンとを備え、屋外に設置される室外機が設けられたものが知られている。このような室外機では、空気調和装置やヒートポンプ装置の制御のために、外気温を計測する外気温度センサが設けられたものがある。このような室外機には、外気温度センサに対する鳥獣害を避けるため、当該外気温度センサをカバーで覆ったものがある。また、室外機には、カバーを省略しつつ、外気を計測可能にするために、外気温度センサがエンジンの換気口に設けられたものが知られている。このような室外機では、外気温度センサは、エンジンの換気口によって覆われることで鳥獣害を避けると共に、当該エンジンが駆動することで換気口に流れ込む外気の温度を計測し、当該温度を外気温として、制御部等に送信する(例えば、特許文献1参照)。
特開2018―204849号公報
しかしながら、従来の空気調和装置やヒートポンプ装置の室外機では、エンジンが駆動していないときには、外気が流れ込むことがなく、このため、外気温度センサの外気温度の測定精度が低下する虞があった。
本発明は、鳥獣害を抑制しつつ、より高い精度で外気温度を測定できる空気調和装置を提供する。
本発明は、筐体と、前記筐体の内部に収められた熱交換器とを有する室外機を備えた空気調和装置であって、前記筐体の内部には、前記筐体の外部から空気を引き込み、前記熱交換器と熱交換させるための空気を前記筐体の外部から内部に引き込むファンと、前記ファンの流入側、且つ前記熱交換器よりも前記筐体の内側面に接近した箇所に設けられ、外気温度を計測する外気温度センサが収められていることを特徴とする空気調和装置である。
これによれば、外気温度センサは、この流入口から流入し、熱交換器を通過しない空気を計測することができる。このため、外気温度センサは、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。
本発明によれば、鳥獣害を抑制しつつ、より高い精度で外気温度を測定できる。
本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機の正面図 室外機を正面側から視た斜視図 室外機を背面側から視た斜視図 室外機の平面図 室外機の上部筐体の正面図
第1の発明は、筐体と、前記筐体の内部に収められた熱交換器とを有する室外機を備えた空気調和装置であって、前記筐体の内部には、前記筐体の外部から空気を引き込み、前記熱交換器と熱交換させるための空気を前記筐体の外部から内部に引き込むファンと、前記ファンの流入側、且つ前記熱交換器よりも前記筐体の内側面に接近した箇所に設けられ、外気温度を計測する外気温度センサが収められている空気調和装置である。
これによれば、外気温度センサは、筐体の外部から内部に流入した空気の内、熱交換器を通過する以前の空気を計測することができる。このため、外気温度センサは、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。また、外気温度センサは、筐体の内部に配置されているため、室外機の外部からのアクセスを遮蔽し、鳥獣害を抑制することができる。
第2の発明は、前記筐体は、角部を有し、前記熱交換器は、前記筐体の内側面に沿って配置され、前記筐体の角部に沿って折り曲げられており、前記外気温度センサは、前記熱交換器の折り曲げられた箇所と、前記筐体の角部との間に位置する箇所に設けられている。
これによれば、外気温度センサは、筐体の内部に流入した空気の内、熱交換器を通過しない一部の空気が流れる位置に配置される。このため、外気温度センサは、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。
第3の発明は、前記筐体には、前記熱交換器よりも前記ファンの流入側に接近した箇所に、空気が流入可能な流入口が設けられ、前記外気温度センサは、前記ファンの流入側と、前記流入口との間に位置する箇所に設けられている。
これによれば、外気温度センサは、この流入口から流入し、熱交換器を通過しない空気を計測することができる。このため、外気温度センサは、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。
第4の発明は、前記筐体には、前記外気温度センサを保持する保持部材が設けられ、前記外気温度センサは、前記保持部材によって、前記筐体から離間した位置に保持されている。
これによれば、外気温センサに、筐体の各部から熱が伝熱されることが抑制される。このため、外気温度センサは、筐体12の外部から流入した空気をより正確に計測することができ、外気温度の計精度を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置1の室外機10の構成を示す正面図である。図1では、下部筐体16の正面側の下部パネル26を省略して示している。
空気調和装置1は、室内機に収められた室内熱交換器と、室外機に収められた圧縮機30や膨張弁、室外熱交換器70等(図2、3)で形成された冷凍サイクルを備え、この冷凍サイクルに冷媒を流通させることで、室内機が設けられた被調和空間の空調を行うものである。
室外機10は、側面に配置された室外熱交換器70を通して内部に外気を取り込んで上方に空気を吹き出す、所謂トップフロー方式の室外機である。
室外機10は、図1に示すように、長手方向が上下方向に沿って延びる箱状の筐体12を備えている。筐体12は、いずれもの箱状部材である上部筐体14と下部筐体16とを備え、下部筐体16の上部に上部筐体14が載置されている。
下部筐体16は、矩形の底板20と、当該底板20の4つの角部にそれぞれ起立して設けられている柱22と、これらの柱22の上端に4つの角部が連結されている矩形の枠体24とを備えている。
底板20は、筐体12の設置面に接する板状部材であり、この底板20は、筐体12の底板としても機能する。
各柱22の間には、いずれも板状に形成された下部パネル26が設けられている。これらの下部パネル26は、下部筐体16の正面と背面と各側面とを形成している。
下部筐体16の内部空間は、機械室27となっている。この機械室27には、冷媒回路を構成する圧縮機30や、アキュムレータ32、オイルセパレータ34、不図示のキャピラリーチューブ、及びこれらを互いに接続する冷媒配管等が収められている。また、機械室27には、圧縮機30の駆動源として機能するエンジン36、エンジン36の排ガスとエンジン36を冷却する冷却水との間で熱交換させる排ガス熱交換器38、エンジン36に取り込まれる空気の流量調整等を行う吸気ボックス40、エンジン36内の各部を潤滑するオイルを貯めるオイルタンク42等が収められている。
さらに、機械室27には、電装箱44が収められている。電装箱44には、冷媒回路やエンジン36等といった室外機10の各部を制御するための電子部品や制御機器等の部品が収められている。すなわち、電装箱44は、室外機10の制御部として機能する。
上部筐体14は、枠体24の4つの角部にそれぞれ起立して設けられている柱50と、これらの柱50の上端付近に4つの角部が連結される矩形の枠体52とを備えている。
枠体24は、上部筐体14の底部に位置している。このため、上部筐体14の内部空間は、機械室27に枠体24を介して連通している。
各柱50の間の内、上部筐体14の側面に位置する箇所には、いずれも板状に形成された上部パネル54が設けられている。これらの上部パネル54は、下部筐体16の側面を形成している。
また、上部筐体14の正面と、背面とには、いずれもメッシュ部材56が設けられている。メッシュ部材56は、所定の幅寸法を有したメッシュ孔が複数設けられた部材である。このメッシュ部材56を介して、上部筐体14の外部から内部に空気が容易に取り込まれる。
枠体52は、枠体24と略同一の形状を有し、各柱50の上端よりも所定の幅寸法で下方に位置する箇所に連結されている。このため、各柱50の上端は、枠体24の上面よりも上方に突出している。
上部筐体14の上部には、天板60が設けられている。天板60は、上部筐体14、及び筐体12の上面を形成する矩形の板状部材であり、この天板60は、上部筐体14、及び筐体12の内部を外部から遮蔽する側壁として機能する。天板60は、4つの角部が各柱50の上端に支持されている。
この天板60には、各辺から所定の幅寸法で起立して設けられた側板62が設けられている。上部筐体14の上部に配置された天板60の各側板62は、上部筐体14の側面視で、各柱50の上端と、枠体52とを覆う。
天板60には、それぞれが所定の幅寸法で開口する一対の吹き出し口64が設けられている。この吹き出し口64の周縁には、天板60の上面側に突出する環状のベルマウス66が設けられている。各ベルマウス66の上端側の開口は、不図示のグリルによって覆われている。
なお、本実施形態の天板60は、上部筐体14から着脱可能に設けられている。
図2は、室外機10を正面側から視た斜視図であり、図3は、室外機10を背面側から視た斜視である。なお、図2、図3では、天板60と、各上部パネル54と、各メッシュ部材56とを省略して示している。
図2、図3に示すように、各柱50の間の内、上部筐体14の各側面の略中央には、いずれも上下方向に沿って延びる支柱58が設けられている。これらの支柱58は、各柱50と略同一の長さ寸法を有している。
上部筐体14の内部空間は、熱交換室59となっている。この熱交換室59の内部には、2つの室外熱交換器70と、2つの軸流ファン72とが収められている。
各室外熱交換器70は、室内機から供給される冷媒を蒸発させる蒸発器、或いは、冷媒を凝縮させるコンデンサとして機能する熱交換器である。本実施形態の室外熱交換器70は、所謂フィン・チューブ型の熱交換器であり、当該室外熱交換器70は、銅製の冷媒配管に金属製の複数のフィンが接合され、全体として長尺の平板状に形成されている。
各室外熱交換器70は、長手方向に直交する方向が上部筐体14の上下方向に沿うように配置されている。各室外熱交換器70は、長手方向に直交する方向における寸法が上部筐体14の上下方向の寸法と略同一となっている。
図4は、室外機10の平面図である。図4では、天板60を省略して示している。
図4に示すように、一方の室外熱交換器70は、長手方向が上部筐体14の正面に設けられたメッシュ部材56の内側面と、一方の上部パネル54の内側面とに沿うように配置されている。詳述すると、一方の室外熱交換器70は、長手方向が上部筐体14の正面側に位置する一方の柱50から他方の柱50まで延び、その後、他方の柱50に隣接する支柱58にまで延びている。
他方の室外熱交換器70は、長手方向が上部筐体14の背面に設けられたメッシュ部材56の内側面と、他方の上部パネル54の内側面とに沿うように配置されている。詳述すると、一方の室外熱交換器70は、長手方向が上部筐体14の背面側に位置する一方の柱50から他方の柱50まで延び、その後、他方の柱50に隣接する支柱58にまで延びている。
このため、各室外熱交換器70は、いずれも平面視で略L字状となるように、所定箇所において、所定の曲げRで、長手方向に沿って折り曲げられている。各室外熱交換器70の折り曲げられた箇所は、前面側、又は背面側に位置する他方の柱50の内側に配置される。
また、各室外熱交換器70は、室外機10の平面視で、枠体52の下方に位置するように配置されている。
各軸流ファン72は、モータ74と、羽根車76とを備えている。各軸流ファン72は、回転駆動することで筐体12、すなわち室外機10の外部から空気を熱交換室59に導入し、各室外熱交換器70を流れる冷媒と熱交換させた後、再び室外機10の外部に放出する装置である。各軸流ファン72は、上部筐体14の平面視で、枠体52の内側に配置されている。各軸流ファン72は、いずれも上部筐体14の幅方向に沿って、所定の間隔を空けて配置されている。
モータ74は、羽根車76を回転させる駆動部であり、当該モータ74は、羽根車76に接続される不図示の駆動軸を備えている。
図5は、室外機10の上部筐体14の正面図である。図5では、メッシュ部材56と、天板60とを省略して示している。
羽根車76は、モータ74によって回転されることで、軸流方向に空気を送り出す回転部品である。図5に示すように、各羽根車76の空気の流出側の一部は、上部筐体14の正面視で、枠体52よりも上方に突出している。これらの羽根車76の空気の流出側の一部は、各ベルマウス66の内側に配置されている。
上部筐体14の内部には、外気温度センサ80が設けられている。外気温度センサ80は、上部筐体14に流入した空気の温度を測定し、当該測定結果を外気温度として制御部に送信するセンサである。本実施形態の外気温度センサ80は、所定の長さ寸法を備えた棒状の部材である。
外気温度センサ80は、保持部材82によって保持されている。本実施形態の保持部材82は、線状に形成された金属材の表面が樹脂材で覆われたることで形成された部材である。当該保持部材82は、塑性変形可能となっている。この保持部材82は、上部筐体14の正面と一方の側面とで形成される角部に位置する柱50の近傍において、一方の端部が枠体52に連結されている。そして、保持部材82は、他方の端部が外気温度センサ80に巻き付くように変形することで当該外気温度センサ80を保持する。
保持部材82に保持された外気温度センサ80は、上部筐体14の平面視で、当該上部筐体14の正面と一方の側面とで形成される角部に位置する柱50の近傍に配置されている。すなわち、外気温度センサ80は、上部筐体14の平面視で、室外熱交換器70の折り曲げられた箇所の近傍に位置する。
詳述すると、外気温度センサ80は、上部筐体14の平面視で、室外熱交換器70の直上から外れた位置に配置されている。具体的には、外気温度センサ80は、上部筐体14の平面視で、室外熱交換器70の折り曲げられた箇所と、柱50、及び側板62との間に配置されている。すなわち、外気温度センサ80は、上部筐体14の平面視で、室外熱交換器70よりも上部筐体14の内側面に接近した位置に配置されている。
保持部材82に保持された外気温度センサ80は、上部筐体14の正面視で、枠体52の上方、且つ天板60の下方に配置されている。詳述すると、外気温度センサ80は、上部筐体14の上下方向において、軸流ファン72の羽根車76の流入側に配置されている。
この外気温度センサ80は、枠体52の上面と、天板60とのいずれからも離間して配置されている。すなわち、外気温度センサ80は、枠体52の上面と、天板60とのいずれにも接触しない位置にて配置されている。
これによって、外気温度センサ80に、上部筐体14の各部から熱が伝熱されることが抑制される。このため、外気温度センサ80は、筐体12の外部から流入した空気をより正確に計測することができ、外気温度の計精度を向上させることができる。
外気温度センサ80の一方の端部には、導線84が接続されている。この導線84は、外気温度センサ80と、電装箱44とを接続する部材である。本実施形態の導線84は、外気温度センサ80の一方の端部から枠体52の上面に沿って一方の支柱58まで延びた後に、当該支柱58に沿って、熱交換室59の内部の下方に向かって延びる。この導線84は、熱交換室59の底部まで達すると、枠体24を介して機械室27に延び、電装箱44に接続される。
なお、外気温度センサ80と、電装箱44とは、各種の電波や電磁波等によって、無線で接続されていてもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
空気調和装置1の暖房運転の場合、室外機10が作動を開始すると、エンジン36が駆動し、これによって圧縮機30が駆動される。圧縮機30は、各室外熱交換器70、アキュムレータ32、不図示のキャピラリーチューブ、不図示の室内熱交換器、及び各冷媒配管等から構成される冷凍サイクルの内部に封入された冷媒を圧縮し、各冷媒配管を経由して冷媒を送り出す。
この冷媒は、室内熱交換器で熱を放出した後、配管を通って膨張弁に流入し、当該膨張弁によって減圧され、さらに配管を通って各室外熱交換器70に流入する。
室外機10は、作動を開始すると、エンジン36の駆動に先行して各軸流ファン72を回転させる。回転駆動する各軸流ファン72は、空気を室外機10の外部から上部筐体14の内部、すなわち熱交換室59に流入させる。
このとき、空気は、メッシュ部材56や、上部パネル54と柱50との隙間、下部パネル26と柱22との隙間等が流入口として機能し、これらの流入口から熱交換室59に流入することとなる。熱交換室59に流入する空気は、2つの室外熱交換器70のいずれかを通過し、これによって、当該室外熱交換器70の内部を流れる冷媒と、空気との熱交換が促進される。空気と熱交換された冷媒は、蒸発される。その後冷媒は、室外熱交換器70から流出し、配管を通って圧縮機30に流入した後、再び圧縮される。
一方、冷媒と熱交換された空気は、軸流ファン72によって、吹き出し口64から上部筐体14の外部に排出される。
この動作を繰り返すことで、室外機10は、室外の空気から冷凍サイクルに熱を吸収し、室内に放出する。
なお、空気調和装置1の冷房運転の場合、冷凍サイクルの冷媒の循環方向は、暖房運転の場合の逆向きとなる。
ここで、各軸流ファン72が回転すると、空気は、天板60と、各柱50、上部パネル54、及びメッシュ部材56との隙間からも流入する。これらの隙間は、いずれも室外熱交換器70の上方に位置しているため、これらの隙間から流入した空気は、2つの室外熱交換器70のいずれも通過することなく、吹き出し口64から排出される。すなわち、天板60と、各柱50、上部パネル54、及びメッシュ部材56との隙間から流入した空気は、室外熱交換器70の内部を流れる冷媒と熱交換することなく吹き出し口64から排出される。
本実施形態の外気温度センサ80は、枠体52の上方において、1つの柱50に接近した箇所に配置されている。すなわち、外気温度センサ80は、天板60と、各柱50、上部パネル54、及びメッシュ部材56との隙間と、軸流ファン72との間に配置されている。
これによって、外気温度センサ80は、天板60と、各柱50、上部パネル54、及びメッシュ部材56との隙間から流入し、吹き出し口64に向かって流れる空気の温度を計測することが可能である。この空気は、2つの室外熱交換器70のいずれも通過していないため、より実際の外気温に近似した温度であると想定される。このため、外気温度センサ80は、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。
上述の通り、外気温度センサ80は、上部筐体14の平面視で、室外熱交換器70よりも上部筐体14の内側面に接近した位置に配置されている。そして、外気温度センサ80は、この上部筐体14の内側面と、軸流ファン72との間に配置されている。
これによって、天板60と、各柱50、上部パネル54、及びメッシュ部材56との隙間から流入した空気の内、室外熱交換器70を通過する以前の空気を計測することが可能である。この空気は、2つの室外熱交換器70のいずれも通過していないため、より実際の外気温に近似した温度であると想定される。このため、外気温度センサ80は、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。
上述の通り、本実施形態の外気温度センサ80は、軸流ファン72によって筐体12の内部に引き込まれた空気の温度を計測する。これによって、外気温度センサ80は、エンジン36が駆動しているか否かに関わらず、外気温を計測することができる。
さらに、外気温度センサ80は、上部筐体14の内部に配置され、天板60と、柱50と、枠体52とによって囲まれている。これによって、外気温度センサ80を覆うカバー等を設けることなく、室外機10の外部からのアクセスを遮蔽し、鳥獣害を抑制することができ、室外機10の部品点数の削減を実現できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、空気調和装置1は、筐体12と、当該筐体12の内部に収められた室外熱交換器70とを有する室外機10を備えている。筐体12の内部には、当該筐体12の外部から空気を引き込み、室外熱交換器70と熱交換させるための空気を筐体12の外部から内部に引き込む軸流ファン72が設けられている。そして、筐体12の内部には、当該軸流ファン72の流入側、且つ室外熱交換器70よりも筐体12の内側面に接近した箇所に設けられ、外気温度を計測する外気温度センサ80が収められている構成とした。
これによれば、天板60と、各柱50、上部パネル54、及びメッシュ部材56との隙間から流入した空気の内、室外熱交換器70を通過する以前の空気を計測することが可能である。このため、外気温度センサ80は、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。また、外気温度センサ80は、上部筐体14の内部に配置され、天板60と、柱50と、枠体52とによって囲まれているため、室外機10の外部からのアクセスを遮蔽し、鳥獣害を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、室外熱交換器70は、筐体12の内側面に沿って配置され、筐体12の角部に沿って折り曲げられた箇所を備えている。そして、外気温度センサ80は、室外熱交換器70の折り曲げられた箇所と、筐体12の角部との間に位置する箇所に設けられている。
これによれば、外気温度センサ80は、室外機10の平面視で、筐体12と室外熱交換器70との間に位置する箇所に配置されている。このため、外気温度センサ80は、内部に流入した空気の内、室外熱交換器70を通過しない一部の空気を測定することができ、より高い精度で外気温度を測定することができる。
また、本実施形態によれば、筐体12には、室外熱交換器70よりも軸流ファン72の流入側に接近した箇所に、空気が流入可能な隙間が設けられ、外気温度センサ80は、軸流ファン72の流入側と、隙間との間に設けられている構成とした。
これによれば、外気温度センサ80は、この隙間から流入した空気を計測することができる。このため、外気温度センサ80は、この空気を測定することで、より高い精度で外気温度を測定することができる。
また、本実施形態によれば、筐体12には、外気温度センサ80を保持する保持部材82が設けられ、外気温度センサ80は、保持部材82によって、筐体12の各部から離間した位置に保持されている構成とした。
これによれば、外気温度センサ80に、上部筐体14の各部から熱が伝熱されることが抑制される。このため、外気温度センサ80は、筐体12の外部から流入した空気をより正確に計測することができ、外気温度の計精度を向上させることができる。
上述した実施形態は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、外気温度センサ80は、軸流ファン72の流入側において、室外熱交換器70の折り曲げられた箇所の外側である1つの柱50に接近した箇所に配置されている構成とした。しかしながらこれに限らず、外気温度センサ80は、枠体52の上方において、例えば他の柱50に接近した箇所等、室外熱交換器70が直下に配置されない位置であれば、どの位置に配置されていてもよい。
また例えば、上述した実施形態では、室外機10は、一対の軸流ファン72を備えているとしたが、これに限らず、1つの軸流ファン72であってもよい。
また例えば、上述した実施形態では、室外機10は、エンジン36を備えているとしたが、これに限らず、備えていなくてもよい。
また例えば、上述した実施形態では、室外熱交換器70は、フィン・チューブ型の熱交換器としたが、これに限らず、アルミ製等のマイクロチャネル熱交換器や、プレート式熱交換器等といった他の形態の熱交換器であってもよい。
また例えば、上述した実施形態では、空気調和装置1は、トップフロー式の室外機10を備えるとしたが、これに限らず、サイドフロー式の室外機を備えていてもよい。
以上のように、本発明に係る空気調和装置は、室外機に設けられた外気温度センサが鳥獣害を避けつつ、より高い精度で外気温を測定可能な空気調和装置として、好適に利用可能である。
1 空気調和装置
10 室外機
12 筐体
22、50 柱
70 室外熱交換器(熱交換器)
72 軸流ファン(ファン)
80 外気温度センサ
82 保持部材

Claims (4)

  1. 筐体と、前記筐体の内部に収められた熱交換器とを有する室外機を備えた空気調和装置であって、
    前記筐体の内部には、前記筐体の外部から空気を引き込み、前記熱交換器と熱交換させるための空気を前記筐体の外部から内部に引き込むファンと、
    前記ファンの流入側、且つ前記熱交換器よりも前記筐体の内側面に接近した箇所に設けられ、外気温度を計測する外気温度センサが収められている
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記筐体は、角部を有し、
    前記熱交換器は、前記筐体の内側面に沿って配置され、前記筐体の角部に沿って折り曲げられており、
    前記外気温度センサは、前記熱交換器の折り曲げられた箇所と、前記筐体の角部との間に位置する箇所に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記筐体には、前記熱交換器よりも前記ファンの流入側に接近した箇所に、空気が流入可能な流入口が設けられ、
    前記外気温度センサは、前記ファンの流入側と、前記流入口との間に位置する箇所に設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記筐体には、前記外気温度センサを保持する保持部材が設けられ、
    前記外気温度センサは、前記保持部材によって、前記筐体から離間した位置に保持されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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