JP2021187670A - ワーク供給装置 - Google Patents
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Abstract
Description
絡み合ったC字型のワークを個別に分離して供給するワーク供給装置であって、
一端部から他端部に向けて上方に傾斜する底面を有し、当該底面において絡み合った状態で供給される前記ワークを保持する容器と、
前記一端部に設けられ、前記容器の外部に連通し、個別に分離された前記ワークが通過可能なゲートと、
前記ゲート上に設けられ、前記一端部から前記他端部に向けて下方に傾斜する傾斜部と、
前記一端部側から前記傾斜部に向けてエアーを吹き付け、前記底面に保持された前記ワークを、前記他端部側に吹き上げる第1エアブロワーと、
を備える。
実施の形態では、絡み合った状態のC字型のワークを分離して、個別に供給するワーク供給装置について説明する。
図1は、C字型のワークの正面および側面を示す図である。
図2は、ワークが絡み合った状態を示す図である。
図1に示すように、ワークWは、金属製のリングの一部が途切れ、全体としてC字型を成す部材である。
ワークWは、円弧状の本体部110と、本体部110の両端の間に形成された開口部130と、を有する。また、本体部110の両端にはそれぞれ、円弧の外方に折れ曲がった、屈曲部150が形成されている。
そのため、実施の形態のワーク供給装置では、スナップリング等のC字型のワークWを分離して個別に供給する。
図3に示すように、ワーク供給装置1は、絡み合った状態のワークWを個別に分離する分離部3と、分離したワークWを排出する排出部7と、を有する。なお、図3の上下方向が、重力方向に沿っている。図4、図5、図7〜図9、図12も同様である。
筐体2は、図3の紙面手前側に位置する正面21と、紙面奥側に位置する背面(不図示)とを、一方の側面23および他方の側面24が接続している。
筐体2の上部には蓋27が取り付けられている。蓋27は、蓋27に取り付けられたハンドル28によって、開閉することができる。分離部3は筐体2の内部の上方に配置され、排出部7は分離部3の下方に配置されている。
分離部3は、ボルト等で筐体2の内部に固定された、箱型の容器40から構成される。容器40は、側面23側から側面24側に向かって上方に傾斜するように配置されている。
容器40の底壁面42(底面)は、筐体2の側面23側に位置する端部42a(一端部)から、側面24側に位置する端部42b(他端部)に向かって上方に傾斜している。ワークWが底壁面42に載置されると、ワークWの自重によって、底壁面42の傾斜に沿って端部42a側に移動する。
図5に示すように、ゲート50は、容器40の側壁面43に設けられたスリット51を有する。側壁面43は、底壁面42の端部42aに接続する壁面である。スリット51は、側壁面43の下端に形成された、容器40の外部に連通する開口である。
図6の紙面下方が、筐体2の正面21(図3参照)側であり、紙面上方が筐体2の背面(不図示)側である。以降の説明において、図6の紙面下方から紙面上方に向かう方向を、「奥行方向」という。
図6に示すように、容器40の側壁面43の、プレート53の上には、エアーを吹き付ける3つのノズル61、62、63が取り付けられている。
壁面441は、底壁面42の端部42bに接続し、端部42bから遠ざかるように斜め上方に延びる傾斜面である。
壁面442は、壁面441の上端に接続し、側壁面43と略平行に上方に延びる。
壁面443は、壁面442の上端に接続し、筐体2の側面23側に斜め上方に延び、上端において上壁面41と接続する。
壁面411は、側壁面44を構成する壁面443の上端に接続する。壁面411は、壁面443から底壁面42の端部42a側に向かって、底壁面42と略平行に延びる。
壁面412は、壁面411に接続し、端部42a側に斜め下方に延びる傾斜面である。
壁面413は、壁面412の下端に接続し、側壁面43に略平行に下方に延びる。壁面413の下端は、ノズル62よりも上方に位置している。壁面413は、側壁面44および上壁面41から構成される円弧状のガイドの、終端部を構成する。
図7は、分離部3にワークWが供給された状態を示す図である。
図8は、エアーを吹き付けられたワークWの移動を示す図である。
図9は、エアーを吹き付けられたワークWの移動を示す図である。
図10は、ワークWの回転および分離の一例を示す図である。
図11は、ワークWの回転および分離の別の例を示す図である。
図12示すように、吹き上げられたワークWは、前記したように、ガイドである側壁面44および上壁面41に沿って円弧状に移動し、ガイドの終端部である壁面413に接触する。ワークWは、底壁面42に向かって下方に延びる壁面413に案内され、底壁面42に落下する。
作業者は、トレイ72にワークWがなくなった場合は、再度スイッチ65を操作してエアーの吹き上げを行うことで、容器40内に残っている絡み合った状態のワークWを分離して排出させる。
(1)ワーク供給装置1は、
端部42a(一端部)から端部42b(他端部)に向けて上方に傾斜する底壁面42(底面)を有し、当該底壁面42において絡み合った状態で供給されるワークWを保持する容器40と、
端部42aに設けられ、容器40の外部に連通し、個別に分離されたワークWが通過可能なゲート50と、
ゲート50上に設けられ、端部42aから端部42bに向けて下方に傾斜する傾斜面53b(傾斜部)と、
端部42a側から傾斜部に向けてエアーを吹き付け、底壁面42に保持されたワークWを、端部42b側に吹き上げるノズル61、63(第1エアブロワー)と、
を備える。
ガイドを設けることによって、エアーで吹き上げられたワークWが回転しやすくなり、絡み合った状態のワークWが分離しやすくなる。
エアーが円弧状のガイドに沿って流れることで、ワークWをより回転させやすくなり、絡み合った状態のワークWが分離しやすくなる。なお、「円弧状」とは、完全に滑らかな円弧であっても良く、実施の形態のように複数の壁面を接続した略円弧状であっても良い。また、実施の形態では容器40の側壁面44および上壁面41でガイドを構成したが、ガイドは、容器40の内部にガイドとは別部材として設けても良い。
ガイドに沿って容器40の上壁面41まで流れたエアーが孔部45から抜けることによって、回転した後のワークWが、エアーに阻害されずスムーズに底壁面42に戻ることができる。
なお、実施の形態では、上壁面41にパンチプレート等の多孔板を用いることで孔部45を形成する例を説明したが、これに限定されない。孔部45は、上壁面41の一個所または複数個所にドリル等で孔を開けることで形成しても良い。
ガイドの終端部が底壁面42に向かって延びることで、回転した後のワークWは壁面413に案内されてスムーズに底壁面42に戻ることができる。なお、ガイドを容器40の上壁面41とは別部材で構成した場合は、終端部も容器40の上壁面41とは別部材で構成することができる。
容器40の底壁面42に接続する側壁面43(側面)に設けられ、容器40の外部と連通するスリット51と、
スリット51上において側壁面43に接続し、底壁面42に対して、個別に分離されたワークWが通過可能な間隔を空けて対向するプレート53とから構成される。
プレート53は、側壁面43との接続面53aと対向する面に、傾斜面53bを有する。
ノズル61、63によって吹き上げられたワークWを、ノズル62によってさらに吹き上げることによって、ワークWを回転させやすくすることができる。
実施の形態では、側壁面44および上壁面41から構成したガイドを円弧状とする例を説明したが、ワークWの吹き上げを案内できれば良いため、円弧状に限定されない。例えば、側壁面44および上壁面41をそれぞれ、直線状に延びる一つの壁面から構成しても良い。
2 筐体
3 分離部
40 容器
41 上壁面(ガイド)
413 壁面(終端部)
42 底壁面(底面)
42a 端部(一端部)
42b 端部(他端部)
43 側壁面(側面)
44 側壁面(ガイド)
45 孔部
46 開口
50 ゲート
51 スリット
53 プレート
53b 傾斜面
62 ノズル(第2エアブロワー)
61、63 ノズル(第1エアブロワー)
64 エアー供給部
65 スイッチ
7 排出部
71 スロープ
72 トレイ
W ワーク
110 本体部
130 開口部
150 屈曲部
Claims (7)
- 絡み合ったC字型のワークを個別に分離して供給するワーク供給装置であって、
一端部から他端部に向けて上方に傾斜する底面を有し、当該底面において絡み合った状態で供給される前記ワークを保持する容器と、
前記一端部に設けられ、前記容器の外部に連通し、個別に分離された前記ワークが通過可能なゲートと、
前記ゲート上に設けられ、前記一端部から前記他端部に向けて下方に傾斜する傾斜部と、
前記一端部側から前記傾斜部に向けてエアーを吹き付け、前記底面に保持された前記ワークを、前記他端部側に吹き上げる第1エアブロワーと、
を備えるワーク供給装置。 - 前記底面の前記他端部側に設けられ、前記エアーによる前記ワークの吹き上げを案内するガイドを有する、請求項1記載のワーク供給装置。
- 前記ガイドは、前記底面の前記他端部から前記容器の上部に向かって円弧状に延びる、請求項2記載のワーク供給装置。
- 前記ガイドは、前記容器の上部においてエアー排出孔を有する、請求項3記載のワーク供給装置。
- 前記ガイドの終端部は、前記容器の上部から前記底面に向かって延びる、請求項3または4記載のワーク供給装置。
- 前記ゲートは、
前記容器の前記底面に接続する側面に設けられ、前記容器の外部と連通するスリットと、
前記スリット上において前記側面に接続し、前記底面に対して、個別に分離された前記ワークが通過可能な間隔を空けて対向するプレートとから構成され、
前記プレートは、前記側面と接続する面の対向面に、前記傾斜部を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のワーク供給装置。 - 前記第1エアブロワーよりも前記他端部側に設けられ、前記第1エアブロワーに吹き上げられたワークをさらに吹き上げる第2エアブロワーを備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載のワーク供給装置。
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