JP2021185779A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、脱穀装置の後方に排藁を外部に排出する排藁搬送ガイド体と排藁カッタを備えるコンバインに関するものである。 The present invention relates to a combine having a straw-removing guide body for discharging straw to the outside and a straw-removing cutter behind the threshing device.
従来、脱穀装置で脱穀処理されて排藁搬送装置で後方に搬送されてくる排藁を、所定の量まとめて外部に排出する排藁搬送ガイド体（ドロッパ）と、その下方に排藁を細断して外部に排出する排藁カッタを排出切換装置で切換える技術が知られていた。（特許文献１参照）。 Conventionally, a straw-removing transport guide body (dropper) that discharges a predetermined amount of straw that has been threshed by a threshing device and is transported to the rear by a straw-removing transport device to the outside, and finely divided straw below it. A technique has been known in which a straw cutter that is cut off and discharged to the outside is switched by a discharge switching device. (See Patent Document 1).
しかし、従来の技術においては、排出切換装置で排藁搬送ガイド体又は排藁カッタから排藁カッタ又は排藁搬送ガイド体に切換えを行った場合に、排藁搬送装置の後部に排藁が詰まり、詰まった排藁を取除くために脱穀作業を中断するために、脱穀作業が効率良く行えない恐れがあった。 However, in the conventional technique, when the straw discharge switching device is used to switch from the straw discharge guide body or the straw discharge cutter to the straw cutter or the straw discharge transport guide body, the rear part of the straw discharge transfer device is clogged with the straw. There was a risk that the threshing work could not be performed efficiently because the threshing work was interrupted in order to remove the clogged straw.
そこで、本発明の課題は、排出切換装置で排藁搬送ガイド体又は排藁カッタから排藁カッタ又は排藁搬送ガイド体に切換えを行った場合に、排藁搬送装置の後部に排藁が詰まるのを防止して脱穀作業を効率良く行なうことができるコンバインを提案することにある。 Therefore, an object of the present invention is that when the exhaust switching device switches from the straw exhausting guide body or the straw exhausting cutter to the straw excretion cutter or the straw excretion transport guide body, the rear part of the straw exhausting transport device is clogged with straw. The purpose is to propose a combine that can prevent the straw and efficiently perform the threshing work.
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項１記載の発明は、エンジン（Ｅ）を搭載する機体フレーム（１）の下側に走行装置（２）を設け、該機体フレーム（１）の前側に刈取装置（３）を設け、該刈取装置（３）の後方左側に脱穀装置（４）を設け、前記刈取装置（３）の後方右側に操縦部（５）を設け、該操縦部（５）の後側にグレンタンク（７）を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置（４）の後側に、前記脱穀装置（４）の排藁搬送装置（１５）で搬送されてきた排藁穀稈を外部に排出する排藁搬送ガイド体（１６）と、該排藁搬送ガイド体（１６）の下側に排藁穀稈を細断して外部に搬出する排藁カッタ（１８）を設け、前記操縦部（５）に排藁搬送ガイド体（１６）と排藁カッタ（１８）の作動状態を切換える切換レバー（３６）を設け、前記切換レバー（３６）を排藁搬送ガイド体駆動側に操作した場合には、前記脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、前記脱穀装置（４）と排藁搬送ガイド体（１６）を駆動し、前記切換レバー（３６）を排藁カッタ駆動側に操作した場合には、前記脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、前記脱穀装置（４）と排藁カッタ（１８）を作動させる排出切換装置（４０）を設けたことを特徴とするコンバインである。。
The present invention that solves the above problems is as follows.
That is, in the invention according to
On the rear side of the grain removal device (4), a straw discharge transport guide body (16) for discharging the straw grain stalks transported by the straw discharge transport device (15) of the grain removal device (4) to the outside, and the straw transport guide body (16). A straw cutter (18) is provided under the straw transport guide body (16) to shred the straw grain and carry it out to the outside, and the control unit (5) is provided with the straw transport guide body (16). When a switching lever (36) for switching the operating state of the straw-removing cutter (18) is provided and the switching lever (36) is operated on the driving side of the straw-removing guide body, the grain removal device (4) is operated for a predetermined time. After stopping, when the grain removal device (4) and the straw transport guide body (16) are driven and the switching lever (36) is operated to the straw cutter drive side, the grain removal device (4) is designated. The combine is characterized in that a discharge switching device (40) for operating the grain removal device (4) and a straw cutter (18) is provided after the stop for the above time. ..
請求項２記載の発明は、前記操縦部（５）の旋回レバー（２２）を操作して機体が旋回走行している場合には、前記排藁カッタ（１８）を作動させて排藁搬送ガイド体（１６）への切換を規制する排出切換装置（４０）を設けた請求項１記載のコンバインである。
The invention according to
請求項３記載の発明は、前記操縦部（５）に排出切換装置（４０）を起動する起動レバー（３５）を設けた請求項１又は２記載のコンバインである。
The invention according to
請求項４記載の発明は、前記脱穀装置（４）の右壁に、前記排出切換装置（４０）の長手方向を前後方向に沿って設けた請求項１〜３のいずれか１項に記載のコンバインである。
The invention according to
請求項５記載の発明は、右側面視において、前記排出切換装置（４０）を、前記脱穀装置（４）の２番物を揚穀する揚穀筒（５１）と前記排藁カッタ（１８）が内装された切断処理室（１７）の間に設けた請求項１〜４のいずれか１項に記載のコンバインである。
According to the fifth aspect of the present invention, when viewed from the right side, the discharge switching device (40) is used as a threshing cylinder (51) for raising the second product of the threshing device (4) and the straw cutter (18). The combine according to any one of
請求項６記載の発明は、前記排出切換装置（４０）を、モータ（４２）と、該モータ（４２）で回転される回転プレート（４３）と、前記脱穀装置（４）の駆動と停止を切換える第１アーム（５５）と回転プレート（４３）を連結する第１ワイヤ（４７）と、前記排藁搬送ガイド体（１６）の駆動と停止を切換える第２アーム（５７）と回転プレート（４３）を連結する第２ワイヤ（４９）と、前記排藁カッタ（１８）の駆動と停止を切換える第３アーム（５６）と回転プレート（４３）を連結する第３ワイヤ（４８）で形成し、前記第１ワイヤ（４７）を回転プレート（４３）から前方に向かって配策し、前記第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）を回転プレート（４３）から後方に向かって配策した請求項１〜５のいずれか１項に記載のコンバインである。
The invention according to claim 6 drives and stops the discharge switching device (40), a motor (42), a rotating plate (43) rotated by the motor (42), and a threshing device (4). The first wire (47) connecting the first arm (55) to be switched and the rotating plate (43), and the second arm (57) and the rotating plate (43) for switching the drive and stop of the straw-removing guide body (16). ), And a third wire (48) connecting a third arm (56) for switching between driving and stopping of the straw cutter (18) and a rotating plate (43). The first wire (47) was arranged forward from the rotating plate (43), and the second wire (49) and the third wire (48) were arranged rearward from the rotating plate (43). The combine according to any one of
請求項７記載の発明は、前記第２ワイヤ（４９）と回転プレート（４３）を第１リンク（４５）を介して連結し、前記第３ワイヤ（４８）と回転プレート（４３）を第２リンク（４４）を介して連結し、前記モータ（４２）の回転軸（４２Ａ）に軸心視において、前記回転プレート（４３）における回転軸（４２Ａ）から同一半径上に、前記第１ワイヤ（４７）の後部と、前記第１リンク（４５）の前部と、前記第２リンク（４４）の前部を回転自在に固定した請求項６記載のコンバインである。
In the invention according to
請求項８記載の発明は、前記第１ワイヤ（４７）と、前記第２ワイヤ（４９）と、前記第３ワイヤ（４８）の長さを略同一に形成した請求項７記載のコンバインである。
The invention according to
請求項１記載の発明によれば、脱穀装置（４）の後側に、脱穀装置（４）の排藁搬送装置（１５）で搬送されてきた排藁穀稈を外部に排出する排藁搬送ガイド体（１６）と、排藁搬送ガイド体（１６）の下側に排藁穀稈を細断して外部に搬出する排藁カッタ（１８）を設け、操縦部（５）に排藁搬送ガイド体（１６）と排藁カッタ（１８）の作動状態を切換える切換レバー（３６）を設け、切換レバー（３６）を排藁搬送ガイド体駆動側に操作した場合には、脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、脱穀装置（４）と排藁搬送ガイド体（１６）を駆動し、切換レバー（３６）を排藁カッタ駆動側に操作した場合には、脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、脱穀装置（４）と排藁カッタ（１８）を作動させる排出切換装置（４０）を設けたので、排藁の排出を排藁搬送ガイド体（１６）から排藁カッタ（１８）に、又は、排藁カッタ（１８）から排藁搬送ガイド体（１６）切換えた場合に、排藁が排藁搬送ガイド体（１６）の後部に滞留して詰まるのを抑制して、脱穀作業を効率良く行うことができる。
According to the invention according to
請求項２記載の発明によれば、請求項１記載の発明による効果に加えて、操縦部（５）の旋回レバー（２２）を操作して機体が旋回走行している場合には、排藁カッタ（１８）を作動させて排藁搬送ガイド体（１６）への切換を規制する排出切換装置（４０）を設けたので、機体が旋回（Ｕターン）走行中に、排藁搬送ガイド体（１６）に一度に多くの排藁が排出されて圃場に排藁の大きな山ができるのを防止することができる。
According to the invention of
請求項３記載の発明によれば、請求項１又は２記載の発明による効果に加えて、操縦部（５）に排出切換装置（４０）を起動する起動レバー（３５）を設けたので、操縦部（５）から排出切換装置（４０）を容易に起動させることができる。
According to the invention of
請求項４記載の発明によれば、請求項１〜３のいずれか１項に記載の発明による効果に加えて、脱穀装置（４）の右壁に、排出切換装置（４０）の長手方向を前後方向に沿って設けたので、排出切換装置（４０）が切断処理室（１７）の右側に張出すのを防止して、脱穀装置（４）とグレンタンク（７）の後側に大きな空間を形成することができる。
According to the invention of
請求項５記載の発明によれば、請求項１〜４のいずれか１項に記載の発明による効果に加えて、右側面視において、排出切換装置（４０）を、脱穀装置（４）の２番物を揚穀する揚穀筒（５１）と排藁カッタ（１８）が内装された切断処理室（１７）の間に設けたので、揚穀筒（５１）の後方に形成された空間を有効に活用することができる。
According to the invention of
請求項６記載の発明によれば、請求項１〜５のいずれか１項に記載の発明による効果に加えて、排出切換装置（４０）を、モータ（４２）と、モータ（４２）で回転される回転プレート（４３）と、脱穀装置（４）の駆動と停止を切換える第１アーム（５５）と回転プレート（４３）を連結する第１ワイヤ（４７）と、排藁搬送ガイド体（１６）の駆動と停止を切換える第２アーム（５７）と回転プレート（４３）を連結する第２ワイヤ（４９）と、排藁カッタ（１８）の駆動と停止を切換える第３アーム（５６）と回転プレート（４３）を連結する第３ワイヤ（４８）で形成し、第１ワイヤ（４７）を回転プレート（４３）から前方に向かって配策し、第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）を回転プレート（４３）から後方に向かって配策したので、1つのモータ（４２）で脱穀装置（４）の駆動と停止と、排藁搬送ガイド体（１６）の駆動と停止と、排藁カッタ（１８）の駆動と停止を切換えることができる。
According to the invention of
請求項７記載の発明によれば、請求項６記載の発明による効果に加えて、第２ワイヤ（４９）と回転プレート（４３）を第１リンク（４５）を介して連結し、第３ワイヤ（４８）と回転プレート（４３）を第２リンク（４４）を介して連結し、モータ（４２）の回転軸（４２Ａ）に軸心視において、回転プレート（４３）における回転軸（４２Ａ）から同一半径上に、第１ワイヤ（４７）の後部と、第１リンク（４５）の前部と、第２リンク（４４）の前部を回転自在に固定したので、第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）を回転プレート（４３）に容易に連結することができ、第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）の絡み合いを防止することができる。
According to the invention of
請求項８記載の発明によれば、請求項７記載の発明による効果に加えて、第１ワイヤ（４７）と、第２ワイヤ（４９）と、第３ワイヤ（４８）の長さを略同一に形成したので、第１ワイヤ（４７）と、第２ワイヤ（４９）と、第３ワイヤ（４８）を引張るのに要する操作力が等しくしてモータ（４２）の出力トルクが過度に大きくなるのを抑制することができる。
According to the invention of
図１〜４に示すように、コンバインは、機体フレーム１の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置２が設けられ、機体フレーム１の前側に圃場の穀稈を刈取る刈取装置３が設けられ、刈取装置３の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置４が設けられ、刈取装置３の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部５が設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the combine is provided with a traveling
操縦部５の下側にはエンジンＥを搭載するエンジンルーム６が設けられ、操縦部５の後側には脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク７が設けられ、グレンタンク７の後側に穀粒を外部に排出する上下方向に延在する揚穀部と前後方向に延在する横排出部からなる排出オーガ８が設けられている。
An
図５，６に示すように、刈取装置３の後部には、刈取られた穀稈を刈取装置３から脱穀装置４に移送する搬送装置１１が設けられている。脱穀装置４の左壁には、搬送されてきた穀稈を脱穀装置４の左壁に設けられた開口部に沿って搬送するフィードチェン１２と挟扼杆１３が設けられている。これにより、刈取られた穀稈を刈取装置３から脱穀装置４に効率良く移送して、移送された穀稈を脱穀装置４の開口部に沿って効率良く搬送することができる。
As shown in FIGS. 5 and 6, a
脱穀装置４の後部には、扱胴１４で脱粒処理された穀稈（以下、排藁穀稈と言う。）を後方に搬送する排藁搬送装置１５が設けられている。排藁搬送装置１５の後部の下側には、排藁搬送装置１５から移送されてきた排藁穀稈の案内先を変更する排藁搬送ガイド体１６と、排藁搬送装置１５から移送されてきた排藁穀稈を細断して機体の後方に排出する切断処理室１７が設けられ、切断処理室１７の左右壁には、排藁穀稈を細断する排藁カッタ１８が回転自在に架設されている。これにより、排藁穀稈を排藁搬送ガイド体１６又は切断処理室１７に効率良く移送して、排藁搬送ガイド体１６等から外部に効率良く排出することができる。
At the rear of the threshing
図１に示すように、操縦部５の操縦席５Ａの前側には、フロントパネル２０が設けられ、左側にはサイドパネル３０が設けられている。
As shown in FIG. 1, a
フロントパネル２０の中央部には、走行装置２の走行速度等を表示するモニタ２１が設けられ、モニタ２１の右側には、機体の旋回操作等を行う旋回レバー２２が設けられている。また、旋回レバー２２の旋回角度は、旋回レバー２２の下部に設けられた旋回センサ２２Ａによって測定される、
A
サイドパネル３０の前部には、エンジンＥとトランスミッションの間に設けられたＨＳＴを操作して走行装置２の走行速度の増減速を行う主変速レバー３１が設けられ、主変速レバー３１の後側には、トランスミッションを操作して走行装置２の走行速度の増減速を行う副変速レバー３２が設けられている。
A
主変速レバー３１の左側には、刈取装置３を土壌面から所定の高さ上昇させて待避姿勢に移動させる待避スイッチ３３と、異常発生時にエンジンＥの駆動を停止させる緊急停止スイッチ３４が設けられている。また、待避スイッチ３３が入力されると刈取装置３を昇降させる油圧シリンダ３３Ａが駆動する。
On the left side of the main
副変速レバー３２の左側には、排藁搬送ガイド体１６と排藁カッタ１８の駆動を切換える後述する排出切換装置４０に内装された制御用のモータ４２を起動させる起動レバー３５が設けられ、起動レバー３５の左側には、排藁搬送ガイド体１６と排藁カッタ１８の駆動を切換える切換レバー３６が設けられている。
On the left side of the auxiliary
図７に示すように、脱穀装置４の右壁には、所定の量の排藁穀稈を機体の後方に排出する排藁搬送ガイド体１６と排藁穀稈を細断する排藁カッタ１８の駆動を切換える排出切換装置４０が設けられている。
As shown in FIG. 7, on the right wall of the threshing
図１０等に示すように、排出切換装置４０は、逆Ｌ字状の固定プレート４１の右面に設けられたモータ４２と、固定プレート４１の左側には、モータ４２の回転軸４２Ａに固定された略２等辺三角形状の回転プレート４３から形成されている。また、回転軸４２Ａの回転角度は、回転軸４２Ａに当設されたポテンションメータ等の角度センサによって測定される。
As shown in FIG. 10 and the like, the
回転プレート４３の底部の一側には、下側に突出する略円弧状のカッタ用リンク（請求項における「第２リンク」）４４の前部が連結され、回転プレート４３の底部の他側には、上側に突出する略円弧状のガイド用リンク（請求項における「第１リンク」）４５が連結されている。また、回転プレート４３の頂部には、前方に向かって配策される脱穀用ワイヤ（請求項における「第１ワイヤ」）４７の後部が連結され、カッタ用リンク４４の後部には、後方に向かって配策されるカッタ用ワイヤ（請求項における「第３ワイヤ」）４８の前部が連結され、ガイド用リンク４５の後部には、後方に向かって配策されるガイド用ワイヤ（請求項における「第２ワイヤ」）４９の前部が連結されている。
A front portion of a substantially arcuate cutter link (“second link” in claim) 44 projecting downward is connected to one side of the bottom portion of the
脱穀用ワイヤ４７の前部は、扱胴１４等にエンジンＥの出力回転を伝動する脱穀クラッチ（図示省略）に連結されている。脱穀用ワイヤ４７が後方に移動した場合には、脱穀クラッチが接続されて扱胴１４等が駆動する。一方、脱穀用ワイヤ４７が前方に移動した場合には、脱穀クラッチの接続が解除されて扱胴１４等の駆動が停止する。
The front portion of the threshing
カッタ用ワイヤ４８の後部は、排藁カッタ１８にエンジンＥの出力回転を伝動するカッタクラッチ（図示省略）に連結されている。カッタ用ワイヤ４８が前方に移動した場合には、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、カッタ用ワイヤ４８が後方に移動した場合には、カッタクラッチの接続が解除されて排藁カッタ１８の駆動が停止する。
The rear portion of the
ガイド用ワイヤ４９の後部は、排藁搬送ガイド体１６に連結されている。ガイド用ワイヤ４９が前方に移動した場合には、排藁搬送ガイド体１６が下端部の左右方向に延在する支軸を中心に図６における反時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６が、排藁搬送装置１５の下方において長手方向を機体の前後方向に延在に沿う案内姿勢に移動する。すなわち、この案内姿勢においては、排藁搬送装置１５で搬送されてきた排藁穀稈をそのまま後方へ案内し、排藁カッタ１８を経由せずに機外へ放出する。一方、ガイド用ワイヤ４９が後方に移動した場合には、排藁搬送ガイド体１６が下端部の支軸を中心に図６における時計方向に回転して、直立した待避姿勢に移動する。この退避姿勢では、排藁搬送ガイド体１６は、排藁カッタ１８の上方を開放した状態となるため、排藁搬送装置１５で搬送されてきた排藁穀稈は排藁カッタ１８に落下して細断される。
The rear portion of the
これにより、１個のモータ４２で扱胴１４と、排藁搬送ガイド体１６と、排藁カッタ１８の駆動と駆動停止を操作することができ、部品点数が削減してメンテナンス作業負担を軽減することができる。
As a result, one
図７に示すように、排出切換装置４０の長手方向は、機体の前後方向に沿って設けられている。右側面視において、排出切換装置４０は、脱穀選別処理された穀粒をグレンタンク７に移送する第１揚穀筒５０と刺さり粒等の２番物を再び脱穀装置４に搬送する第２揚穀筒（請求項における「揚穀筒」）５１の後方で切断処理室１７よりも前方に設けられている。これにより、第１揚穀筒５０と第２揚穀筒５１の後方に形成された空間を有効活用することができる。
As shown in FIG. 7, the longitudinal direction of the
また、排出切換装置４０は、排出切換装置４０から前方に向かって配策される脱穀用ワイヤ４７と、排出切換装置４０から後方に向かって配策されるカッタ用ワイヤ４８とガイド用ワイヤ４９の長さが略同一長さ、すなわち、脱穀用ワイヤ４７と、カッタ用ワイヤ４８と、ガイド用ワイヤ４９の中で、最も短いワイヤ長さが最も長いワイヤ長さに対しての９０％以上になる位置に設けるのが好ましい。これにより、脱穀用ワイヤ４７を後方に移動させる力と、カッタ用ワイヤ４８とガイド用ワイヤ４９を前方に移動させる力が略同一にすることができるので、小型のモータ４２を使用することができて排出切換装置４０をよりコンパクトに形成することができる。
Further, the
図８，９に示すように、脱穀用ワイヤ４７は、脱穀装置４の右壁と第２揚穀筒５１の間を通って前方に延在して脱穀クラッチの脱穀用アーム（請求項における「第１アーム」）５５に連結されている。カッタ用ワイヤ４８は、脱穀装置４の後壁の下方を通って後方に延在して切断処理室１７の左壁に設けられたカッタクラッチのカッタ用アーム（請求項における「第３アーム」）５６に連結されている。ガイド用ワイヤ４９は、脱穀装置４の後壁に形成された開口部を通って後方に延在して支軸の下部に連結されたガイド用アーム（請求項における「第２アーム」）５７に連結されている。
As shown in FIGS. 8 and 9, the threshing
サイドパネル３０の起動レバー３５を後側から前側に移動させると排出切換装置４０のモータ４２の起動が開始される。
When the
サイドパネル３０の切換レバー３６を後側から前側に移動、すなわち、切換レバー３６を排藁搬送ガイド体側から切断カッタ側に移動させると、図１２に示すように、回転軸４２Ａが時計方向に回転して、脱穀用ワイヤ４７が回転プレート４３を介して中立位置から後方に移動し、カッタ用ワイヤ４８が回転プレート４３とカッタ用リンク４４を介して中立位置から前方に移動し、ガイド用ワイヤ４９が回転プレート４３とガイド用リンク４５を介して中立位置から後方に移動する。
When the switching
これにより、脱穀クラッチが接続されて扱胴１４が駆動し、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持する。なお、本明細書では、この状態を、扱胴・排藁カッタ作動状態と言う。
As a result, the threshing clutch is connected to drive the handling
この状態で、サイドパネル３０の切換レバー３６を前側から後側に移動、すなわち、切換レバー３６を切断カッタ側から排藁搬送ガイド体側に移動させると、図１１に示すように、先ず、回転軸４２Ａが反時計方向に回転して、脱穀用ワイヤ４７が回転プレート４３を介して前方の中立位置に移動し、カッタ用ワイヤ４８が回転プレート４３とカッタ用リンク４４を介して後方の中立位置に移動し、ガイド用ワイヤ４９が回転プレート４３とガイド用リンク４５を介して前方の中立位置に移動する。
In this state, when the switching
これにより、脱穀クラッチの接続が解除されて扱胴１４が停止し、カッタクラッチの接続が解除されて排藁カッタ１８が停止し、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持する。なお、本明細書では、この状態を、扱胴・排藁カッタ・排藁搬送ガイド体停止状態と言う。
As a result, the threshing clutch is disconnected, the handling
次に、所定の時間が経過すると、図１３に示すように、回転軸４２Ａが時計方向にさらに回転して、脱穀用ワイヤ４７が回転プレート４３を介して中立位置から後方に移動し、カッタ用ワイヤ４８が回転プレート４３とカッタ用リンク４４を介して中立位置から後方に移動し、ガイド用ワイヤ４９が回転プレート４３とガイド用リンク４５を介して前方に移動する。
Next, when a predetermined time elapses, as shown in FIG. 13, the
これにより、脱穀クラッチが接続されて扱胴１４が駆動し、支軸は反時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６が案内姿勢に移動する。一方、カッタクラッチの接続解除は維持され排藁カッタ１８の駆動停止を維持する。なお、本明細書では、この状態を、扱胴・排藁搬送ガイド体駆動状態と言う。
As a result, the threshing clutch is connected to drive the handling
上述の排出切換装置４０の駆動の説明おいては、切換レバー３６を前側から後側に移動する場合について説明したが、切換レバー３６を後側から前側、すなわち、排藁搬送ガイド体側から排藁カッタ側に移動する場合には、図１３に示す扱胴・排藁搬送ガイド体作動状態、図１２に示す扱胴・排藁カッタ・排藁搬送ガイド体停止状態、図１１に示す扱胴・排藁カッタ作動状態に順に状態が切り替わっていく。
In the description of the drive of the
図１４に示すように、コントローラ２５は、内部にタイマー２５Ａを内蔵している。これにより、例えば、切換レバー３６が切換えられてからモータ４２の回転方向が切り替わる間の時間等を計測することができる。
As shown in FIG. 14, the controller 25 has a built-in timer 25A. Thereby, for example, the time between the switching of the switching
コントローラ２５の入力側には、旋回レバー２２の旋回角度を測定する旋回センサ２２Ａと、刈取装置３を待避姿勢に移動させる待避スイッチ３３と、異常発生時にエンジンＥの駆動を停止させる緊急停止スイッチ３４と、排出切換装置４０のモータ４２を起動させる起動レバー３５と、排藁搬送ガイド体１６と排藁カッタ１８の駆動を切換える切換レバー３６が所定の入力インターフェース回路を介して接続されている。
On the input side of the controller 25, a swivel sensor 22A for measuring the swivel angle of the
コントローラ２５の出力側には、コンバインの状態を表示するモニタ２１と、刈取装置３を昇降させる油圧シリンダ３３Ａと、排出切換装置４０のモータ４２が所定の出力インターフェース回路を介して接続されている。
On the output side of the controller 25, a
＜排出切換装置の駆動方法＞
図１５に示すように、ステップＳ１でコントローラ２５は、起動レバー３５が後側から前側に移動しているか否かを判断して、起動レバー３５が前側に位置していると判断した場合にはステップＳ２に進み、起動レバー３５が後側に位置していると判断した場合にはステップＳ３に進む。また、起動レバー３５の位置は、起動レバー３５の下部に設けられたポテンションメータ等のセンサで測定されている。
<Driving method of discharge switching device>
As shown in FIG. 15, in step S1, the controller 25 determines whether or not the
ステップＳ２でコントローラ２５は、モータ４２を起動させて、ステップＳ４に進む。
In step S2, the controller 25 activates the
ステップＳ３でコントローラ２５は、モータ４２を停止させて、ステップＳ１に戻る。
In step S3, the controller 25 stops the
ステップＳ４でコントローラ２５は、緊急停止スイッチ３４が入力されているか否か判断して、緊急停止スイッチ３４が入力されていると判断した場合にはステップＳ３に戻り、緊急停止スイッチ３４が入力されていないと判断した場合にはステップＳ５に進む。これにより、緊急停止スイッチ３４が入力されている場合には、モータ４２が停止して、扱胴１４等が停止して作業環境の安全性を高めることができる。
In step S4, the controller 25 determines whether or not the emergency stop switch 34 is input, and if it determines that the emergency stop switch 34 is input, returns to step S3 and the emergency stop switch 34 is input. If it is determined that there is no such procedure, the process proceeds to step S5. As a result, when the emergency stop switch 34 is input, the
ステップＳ５でコントローラ２５は、刈取装置３を待避姿勢に移動させる待避スイッチ３３が入力されているか否か判断して、待避スイッチ３３が入力されていないと判断した場合にはステップＳ３に戻り、待避スイッチ３３が入力されていると判断した場合にはステップＳ６に進む。また、待避スイッチ３３の入力は、モータ４２が駆動中の場合には解除することが規制される。なお、走行装置２が走行している場合には、モータ４２を停止することもできる。
In step S5, the controller 25 determines whether or not the save switch 33 for moving the
ステップＳ６でコントローラ２５は、切換レバー３６が前側の切断カッタ側にあるか後側の排藁搬送ガイド体側にあるか判断し、切換レバー３６が切断カッタ側に位置していると判断した場合にはステップＳ７に進み、切換レバー３６が排藁搬送ガイド体側に位置していると判断した場合にはステップＳ１２進む。また、切換レバー３６の位置は、切換レバー３６の下部に設けられたポテンションメータ等のセンサで測定されている。
In step S6, when the controller 25 determines whether the switching
ステップＳ７でコントローラ２５は、図１２に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から前方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から後方に移動させてステップＳ８に進む。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持して排藁搬送ガイド体１６は停止する。
In step S7, as shown in FIG. 12, the controller 25 rotates the
ステップＳ８で、コントローラ２５は、切換レバー３６が前側の切断カッタ側にあるか後側の排藁搬送ガイド体側にあるか判断し、切換レバー３６が切断カッタ側に位置していると判断した場合にはステップＳ７に戻り、切換レバー３６が排藁搬送ガイド体側に位置していると判断した場合にはステップＳ９に進む。
In step S8, the controller 25 determines whether the switching
ステップＳ９でコントローラ２５は、図１１に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを反時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を後方から中立位置に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を前方から中立位置に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を後方から中立位置に移動させてステップＳ１０に進む。これにより、脱穀クラッチの接続が解除されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が停止し、カッタクラッチの接続が解除されて排藁カッタ１８が停止し、支軸は回転せずに排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持して排藁搬送ガイド体１６が停止するので、排藁の排出手段を排藁カッタ１８から排藁搬送ガイド体１６に切換中に排藁穀稈が排藁搬送装置１５の後部等に詰まるのを防止することができる。
In step S9, as shown in FIG. 11, the controller 25 rotates the
ステップＳ１０でコントローラ２５は、脱穀クラッチの接続が解除されて所定の時間経過したか否か判断して、所定の時間経過していないと判断した場合にはステップＳ１０を繰り返し、所定の時間経過したと判断した場合にはステップＳ１１に進む。また、所定の時間は任意の時間にモニタ２１で設定することができ、所定の時間が経過していない間は、モニタ２１に切換中の表示等を行う。これにより、作業環境の安全性を高めることができる。
In step S10, the controller 25 determines whether or not the threshing clutch is disconnected and a predetermined time has elapsed, and if it is determined that the predetermined time has not elapsed, the controller 25 repeats step S10 and the predetermined time has elapsed. If it is determined, the process proceeds to step S11. Further, the predetermined time can be set on the
ステップＳ１１でコントローラ２５は、図１３に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを反時計方向にさらに回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から後方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から前方に移動させてステップＳ１に戻る。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、支軸が反時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６が案内姿勢に移動して駆動する。一方、カッタクラッチの接続解除は維持されて排藁カッタ１８は引続いて停止する。
In step S11, as shown in FIG. 13, the controller 25 further rotates the
ステップＳ１２でコントローラ２５は、旋回レバー２２が操作されて機体が旋回中であるか否か判断して、機体が旋回中であると判断した場合にはステップＳ７に進み、機体が旋回中でなく直進中であると判断した場合には、ステップＳ１３に進む。これにより、排藁搬送ガイド体１６から排藁が排出されるのを防止して、排出された排藁が走行装置２に絡み付くのを防止することができる。また、機体か旋回中であるか否かは、機体を旋回操作する旋回レバー２２の旋回角度を旋回レバー２２の下部に設けられたポテンションメータ等の旋回センサ２２Ａで測定されている。なお、機体が旋回中であるか否かを旋回センサ２２Ａに替えて機体に搭載されたカメラ画像、ＧＰＳ等で測定することもできる。
In step S12, the controller 25 determines whether or not the turning
ステップＳ１３でコントローラ２５は、図１３に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを反時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から後方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から前方に移動させてステップＳ１４に進む。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、支軸が回転して排藁搬送ガイド体１６が案内姿勢に移動して駆動する。また、カッタクラッチの接続は解除されて排藁カッタ１８は停止する。
In step S13, as shown in FIG. 13, the controller 25 rotates the
ステップＳ１４でコントローラ２５は、切換レバー３６が前側の切断カッタ側にあるか後側の排藁搬送ガイド体側にあるか判断し、切換レバー３６が排藁搬送ガイド体側に位置していると判断した場合にはステップＳ１２に戻り、切換レバー３６が切断カッタ側に位置していると判断した場合にはステップＳ１５に進む。
In step S14, the controller 25 determines whether the switching
ステップＳ１５でコントローラ２５は、図１１に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を後方から中立位置に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を後方から中立位置に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を前方から中立位置に移動させてステップＳ１６に進む。これにより、脱穀クラッチの接続が解除されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が停止し、支軸は時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢に移動して停止し、カッタクラッチは引続いて接続解除状態となり排藁カッタ１８は停止するので、排藁搬送ガイド体１６から排藁カッタ１８に排出手段の切換中に排藁穀稈が特に排藁搬送装置１５の後部に詰まるのを防止することができる。
In step S15, as shown in FIG. 11, the controller 25 rotates the
ステップＳ１６でコントローラ２５は、脱穀クラッチの接続が解除されて所定の時間経過したか否か判断して、所定の時間経過していないと判断した場合にはステップＳ１６を繰り返し、所定の時間経過したと判断した場合にはステップＳ１７に進む。また、所定の時間は任意の時間にモニタ２１で設定することができ、所定の時間が経過していない間は、モニタ２１に切換中の表示等を行う。これにより、作業環境の安全性を高めることができる。
In step S16, the controller 25 determines whether or not the threshing clutch is disconnected and a predetermined time has elapsed, and if it is determined that the predetermined time has not elapsed, the controller 25 repeats step S16 and the predetermined time has elapsed. If it is determined, the process proceeds to step S17. Further, the predetermined time can be set on the
ステップＳ１７でコントローラ２５は、図１２に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａをさらに時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から前方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から後方に移動させてステップＳ１に戻る。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持して排藁搬送ガイド体１６は停止する。
In step S17, as shown in FIG. 12, the controller 25 further rotates the
本発明は、脱穀装置の後方に排藁搬送ガイド体と排藁カッタを備える切断処理室を備える農業用作業車輌に適用できるものである。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be applied to an agricultural work vehicle provided with a cutting processing chamber equipped with a straw-removing guide body and a straw-removing cutter behind the threshing device.
１ 機体フレーム
３ 刈取装置
４ 脱穀装置
５ 操縦部
７ グレンタンク
１５ 排藁搬送装置
１６ 排藁搬送ガイド体
１７ 切断処理室
１８ 排藁カッタ
２２ 旋回レバー
３５ 起動レバー
３６ 切換レバー
４０ 排出切換装置
４２ モータ
４２Ａ 回転軸
４３ 回転プレート
４４ カッタ用リンク（第２リンク）
４５ ガイド用リンク（第１リンク）
４７ 脱穀用ワイヤ（第１ワイヤ）
４８ カッタ用ワイヤ（第３ワイヤ）
４９ ガイド用ワイヤ（第２ワイヤ）
５１ 第２揚穀筒（揚穀筒）
５５ 脱穀用アーム（第１アーム）
５６ カッタ用アーム（第３アーム）
５７ ガイド用アーム（第２アーム）
1
45 Guide link (1st link)
47 Threshing wire (first wire)
48 Cutter wire (3rd wire)
49 Guide wire (second wire)
51 2nd Winnowing (Winnowing)
55 Threshing arm (1st arm)
56 Cutter arm (3rd arm)
57 Guide arm (second arm)
本発明は、脱穀装置の後方に排藁を外部に排出する排藁搬送ガイド体と排藁カッタを備えるコンバインに関するものである。 The present invention relates to a combine having a straw-removing guide body for discharging straw to the outside and a straw-removing cutter behind the threshing device.
従来、脱穀装置で脱穀処理されて排藁搬送装置で後方に搬送されてくる排藁を、所定の量まとめて外部に排出する排藁搬送ガイド体（ドロッパ）と、その下方に排藁を細断して外部に排出する排藁カッタを排出切換装置で切換える技術が知られていた。（特許文献１参照）。 Conventionally, a straw-removing transport guide body (dropper) that discharges a predetermined amount of straw that has been threshed by a threshing device and is transported to the rear by a straw-removing transport device to the outside, and finely divided straw below it. A technique has been known in which a straw cutter that is cut off and discharged to the outside is switched by a discharge switching device. (See Patent Document 1).
しかし、従来の技術においては、排出切換装置で排藁搬送ガイド体又は排藁カッタから排藁カッタ又は排藁搬送ガイド体に切換えを行った場合に、排藁搬送装置の後部に排藁が詰まり、詰まった排藁を取除くために脱穀作業を中断するために、脱穀作業が効率良く行えない恐れがあった。 However, in the conventional technique, when the straw discharge switching device is used to switch from the straw discharge guide body or the straw discharge cutter to the straw cutter or the straw discharge transport guide body, the rear part of the straw discharge transfer device is clogged with the straw. There was a risk that the threshing work could not be performed efficiently because the threshing work was interrupted in order to remove the clogged straw.
そこで、本発明の課題は、排出切換装置で排藁搬送ガイド体又は排藁カッタから排藁カッタ又は排藁搬送ガイド体に切換えを行った場合に、排藁搬送装置の後部に排藁が詰まるのを防止して脱穀作業を効率良く行なうことができるコンバインを提案することにある。 Therefore, an object of the present invention is that when the exhaust switching device switches from the straw exhausting guide body or the straw exhausting cutter to the straw excretion cutter or the straw excretion transport guide body, the rear part of the straw exhausting transport device is clogged with straw. The purpose is to propose a combine that can prevent the straw and efficiently perform the threshing work.
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項１記載の発明は、エンジン（Ｅ）を搭載する機体フレーム（１）の下側に走行装置（２）を設け、該機体フレーム（１）の前側に刈取装置（３）を設け、該刈取装置（３）の後方左側に脱穀装置（４）を設け、前記刈取装置（３）の後方右側に操縦部（５）を設け、該操縦部（５）の後側にグレンタンク（７）を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置（４）の後側に、前記脱穀装置（４）の排藁搬送装置（１５）で搬送されてきた排藁穀稈を外部に排出する排藁搬送ガイド体（１６）と、該排藁搬送ガイド体（１６）の下側に排藁穀稈を細断して外部に搬出する排藁カッタ（１８）を設け、
前記操縦部（５）に排藁搬送ガイド体（１６）を、排藁穀稈を排藁カッタ（１８）を経由せずに外部に放出する案内姿勢と排藁穀稈を排藁カッタ（１８）に落下させる待機姿勢に切換え、且つ、排藁カッタ（１８）を、駆動と駆動の停止に切換える切換レバー（３６）を設け、
前記切換レバー（３６）を排藁搬送ガイド体駆動側に操作した場合には、前記脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、前記脱穀装置（４）を駆動し、且つ、前記排藁搬送ガイド体（１６）を待機姿勢から案内姿勢に切換え、
前記切換レバー（３６）を排藁カッタ駆動側に操作した場合には、前記脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、前記脱穀装置（４）を駆動し、且つ、前記排藁カッタ（１８）を駆動させる排出切換装置（４０）を設けたことを特徴とするコンバインである。
The present invention that solves the above problems is as follows.
That is, in the invention according to
On the rear side of the threshing device (4), a straw transport guide body (16) for discharging the straw culms transported by the straw transport device (15) of the threshing device (4) to the outside, and the straw transport guide body (16). A straw cutter (18) is provided under the straw transport guide body (16) to shred the straw culm and carry it out.
The guide posture for releasing the straw-exhausting guide body (16) to the control unit (5) and the straw- exhausting culm to the outside without passing through the straw-exhausting cutter (18) and the straw-exhausting culm (18). ), And a switching lever (36) is provided to switch the straw cutter (18) to drive and stop drive.
When the switching lever (36) is operated on the drive side of the straw removal guide body, the threshing device (4) is stopped for a predetermined time, then the threshing device (4) is driven, and the straw removal device (4) is driven. Switching the transport guide body (16) from the standby posture to the guide posture,
When the switching lever (36) is operated to the straw-removing cutter drive side, the threshing device (4) is driven after the threshing device (4) is stopped for a predetermined time, and the straw-removing cutter (4) is operated. It is a combine characterized by providing a discharge switching device (40) for driving 18).
請求項２記載の発明は、前記操縦部（５）の旋回レバー（２２）を操作して機体が旋回走行している場合には、前記排藁カッタ（１８）を駆動させて排藁搬送ガイド体（１６）の案内姿勢への切換を規制する排出切換装置（４０）を設けた請求項１記載のコンバインである。
According to the second aspect of the present invention, when the machine body is turning and traveling by operating the swivel lever (22) of the control unit (5), the straw excretion cutter (18) is driven to drive the straw excretion transport guide. The combine according to
請求項３記載の発明は、前記操縦部（５）に排出切換装置（４０）のモータ（４２）を起動する起動レバー（３５）を設けた請求項１又は２記載のコンバインである。
The invention according to
請求項４記載の発明は、前記脱穀装置（４）の右壁に、前記排出切換装置（４０）を固定した固定プレート（４１）の長手方向を前後方向に沿って設けた請求項１〜３のいずれか１項に記載のコンバインである。
The invention according to
請求項５記載の発明は、右側面視において、前記排出切換装置（４０）を、前記脱穀装置（４）の２番物を揚穀する揚穀筒（５１）と前記排藁カッタ（１８）が内装された切断処理室（１７）の間に設けた請求項１〜４のいずれか１項に記載のコンバインである。
According to the fifth aspect of the present invention, when viewed from the right side, the discharge switching device (40) is used as a threshing cylinder (51) for raising the second product of the threshing device (4) and the straw cutter (18). The combine according to any one of
請求項６記載の発明は、前記排出切換装置（４０）を、前記モータ（４２）と、前記モータ（４２）で回転される回転プレート（４３）と、前記脱穀装置（４）の駆動と停止を切換える第１アーム（５５）と回転プレート（４３）を連結する第１ワイヤ（４７）と、前記排藁搬送ガイド体（１６）の駆動と停止を切換える第２アーム（５７）と回転プレート（４３）を連結する第２ワイヤ（４９）と、前記排藁カッタ（１８）の駆動と停止を切換える第３アーム（５６）と回転プレート（４３）を連結する第３ワイヤ（４８）で形成し、前記第１ワイヤ（４７）を回転プレート（４３）から前方に向かって配策し、前記第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）を回転プレート（４３）から後方に向かって配策した請求項１〜５のいずれか１項に記載のコンバインである。
Stopping invention according to
請求項７記載の発明は、前記第２ワイヤ（４９）と回転プレート（４３）を第１リンク（４５）を介して連結し、前記第３ワイヤ（４８）と回転プレート（４３）を第２リンク（４４）を介して連結し、前記モータ（４２）の回転軸（４２Ａ）に軸心視において、前記回転プレート（４３）における回転軸（４２Ａ）から同一半径上に、前記第１ワイヤ（４７）の後部と、前記第１リンク（４５）の前部と、前記第２リンク（４４）の前部を回転自在に固定した請求項６記載のコンバインである。
In the invention according to
請求項８記載の発明は、前記第１ワイヤ（４７）と、前記第２ワイヤ（４９）と、前記第３ワイヤ（４８）の長さを略同一に形成した請求項７記載のコンバインである。
The invention according to
請求項１記載の発明によれば、脱穀装置（４）の後側に、脱穀装置（４）の排藁搬送装置（１５）で搬送されてきた排藁穀稈を外部に排出する排藁搬送ガイド体（１６）と、排藁搬送ガイド体（１６）の下側に排藁穀稈を細断して外部に搬出する排藁カッタ（１８）を設け、操縦部（５）に排藁搬送ガイド体（１６）を、排藁穀稈を排藁カッタ（１８）を経由せずに外部に放出する案内姿勢と排藁穀稈を排藁カッタ（１８）に落下させる待機姿勢に切換え、且つ、排藁カッタ（１８）を、駆動と駆動の停止に切換える切換レバー（３６）を設け、切換レバー（３６）を排藁搬送ガイド体駆動側に操作した場合には、脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、脱穀装置（４）を駆動し、且つ、排藁搬送ガイド体（１６）を待機姿勢から案内姿勢に切換え、切換レバー（３６）を排藁カッタ駆動側に操作した場合には、脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、脱穀装置（４）を駆動し、且つ、排藁カッタ（１８）を駆動させる排出切換装置（４０）を設けたので、排藁の排出を排藁搬送ガイド体（１６）から排藁カッタ（１８）に、又は、排藁カッタ（１８）から排藁搬送ガイド体（１６）切換えた場合に、排藁が排藁搬送ガイド体（１６）の後部に滞留して詰まるのを抑制して、脱穀作業を効率良く行うことができる。
According to the invention according to
請求項２記載の発明によれば、請求項１記載の発明による効果に加えて、操縦部（５）の旋回レバー（２２）を操作して機体が旋回走行している場合には、排藁カッタ（１８）を駆動させて排藁搬送ガイド体（１６）の案内姿勢への切換を規制する排出切換装置（４０）を設けたので、機体が旋回（Ｕターン）走行中に、排藁搬送ガイド体（１６）に一度に多くの排藁が排出されて圃場に排藁の大きな山ができるのを防止することができる。
According to the invention of
請求項３記載の発明によれば、請求項１又は２記載の発明による効果に加えて、操縦部（５）に排出切換装置（４０）のモータ（４２）を起動する起動レバー（３５）を設けたので、操縦部（５）から排出切換装置（４０）を容易に起動させることができる。
According to the invention of
請求項４記載の発明によれば、請求項１〜３のいずれか１項に記載の発明による効果に加えて、脱穀装置（４）の右壁に、排出切換装置（４０）を固定した固定プレート（４１）の長手方向を前後方向に沿って設けたので、排出切換装置（４０）が切断処理室（１７）の右側に張出すのを防止して、脱穀装置（４）とグレンタンク（７）の後側に大きな空間を形成することができる。
According to the invention of
請求項５記載の発明によれば、請求項１〜４のいずれか１項に記載の発明による効果に加えて、右側面視において、排出切換装置（４０）を、脱穀装置（４）の２番物を揚穀する揚穀筒（５１）と排藁カッタ（１８）が内装された切断処理室（１７）の間に設けたので、揚穀筒（５１）の後方に形成された空間を有効に活用することができる。
According to the invention of
請求項６記載の発明によれば、請求項１〜５のいずれか１項に記載の発明による効果に加えて、排出切換装置（４０）を、モータ（４２）と、モータ（４２）で回転される回転プレート（４３）と、脱穀装置（４）の駆動と停止を切換える第１アーム（５５）と回転プレート（４３）を連結する第１ワイヤ（４７）と、排藁搬送ガイド体（１６）の駆動と停止を切換える第２アーム（５７）と回転プレート（４３）を連結する第２ワイヤ（４９）と、排藁カッタ（１８）の駆動と停止を切換える第３アーム（５６）と回転プレート（４３）を連結する第３ワイヤ（４８）で形成し、第１ワイヤ（４７）を回転プレート（４３）から前方に向かって配策し、第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）を回転プレート（４３）から後方に向かって配策したので、1つのモータ（４２）で脱穀装置（４）の駆動と停止と、排藁搬送ガイド体（１６）の駆動と停止と、排藁カッタ（１８）の駆動と停止を切換えることができる。
According to the invention of
請求項７記載の発明によれば、請求項６記載の発明による効果に加えて、第２ワイヤ（４９）と回転プレート（４３）を第１リンク（４５）を介して連結し、第３ワイヤ（４８）と回転プレート（４３）を第２リンク（４４）を介して連結し、モータ（４２）の回転軸（４２Ａ）に軸心視において、回転プレート（４３）における回転軸（４２Ａ）から同一半径上に、第１ワイヤ（４７）の後部と、第１リンク（４５）の前部と、第２リンク（４４）の前部を回転自在に固定したので、第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）を回転プレート（４３）に容易に連結することができ、第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）の絡み合いを防止することができる。
According to the invention of
請求項８記載の発明によれば、請求項７記載の発明による効果に加えて、第１ワイヤ（４７）と、第２ワイヤ（４９）と、第３ワイヤ（４８）の長さを略同一に形成したので、第１ワイヤ（４７）と、第２ワイヤ（４９）と、第３ワイヤ（４８）を引張るのに要する操作力が等しくしてモータ（４２）の出力トルクが過度に大きくなるのを抑制することができる。
According to the invention of
図１〜４に示すように、コンバインは、機体フレーム１の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置２が設けられ、機体フレーム１の前側に圃場の穀稈を刈取る刈取装置３が設けられ、刈取装置３の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置４が設けられ、刈取装置３の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部５が設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the combine is provided with a traveling
操縦部５の下側にはエンジンＥを搭載するエンジンルーム６が設けられ、操縦部５の後側には脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク７が設けられ、グレンタンク７の後側に穀粒を外部に排出する上下方向に延在する揚穀部と前後方向に延在する横排出部からなる排出オーガ８が設けられている。
An
図５，６に示すように、刈取装置３の後部には、刈取られた穀稈を刈取装置３から脱穀装置４に移送する搬送装置１１が設けられている。脱穀装置４の左壁には、搬送されてきた穀稈を脱穀装置４の左壁に設けられた開口部に沿って搬送するフィードチェン１２と挟扼杆１３が設けられている。これにより、刈取られた穀稈を刈取装置３から脱穀装置４に効率良く移送して、移送された穀稈を脱穀装置４の開口部に沿って効率良く搬送することができる。
As shown in FIGS. 5 and 6, a
脱穀装置４の後部には、扱胴１４で脱粒処理された穀稈（以下、排藁穀稈と言う。）を後方に搬送する排藁搬送装置１５が設けられている。排藁搬送装置１５の後部の下側には、排藁搬送装置１５から移送されてきた排藁穀稈の案内先を変更する排藁搬送ガイド体１６と、排藁搬送装置１５から移送されてきた排藁穀稈を細断して機体の後方に排出する切断処理室１７が設けられ、切断処理室１７の左右壁には、排藁穀稈を細断する排藁カッタ１８が回転自在に架設されている。これにより、排藁穀稈を排藁搬送ガイド体１６又は切断処理室１７に効率良く移送して、排藁搬送ガイド体１６等から外部に効率良く排出することができる。
At the rear of the threshing
図１に示すように、操縦部５の操縦席５Ａの前側には、フロントパネル２０が設けられ、左側にはサイドパネル３０が設けられている。
As shown in FIG. 1, a
フロントパネル２０の中央部には、走行装置２の走行速度等を表示するモニタ２１が設けられ、モニタ２１の右側には、機体の旋回操作等を行う旋回レバー２２が設けられている。また、旋回レバー２２の旋回角度は、旋回レバー２２の下部に設けられた旋回センサ２２Ａによって測定される、
A
サイドパネル３０の前部には、エンジンＥとトランスミッションの間に設けられたＨＳＴを操作して走行装置２の走行速度の増減速を行う主変速レバー３１が設けられ、主変速レバー３１の後側には、トランスミッションを操作して走行装置２の走行速度の増減速を行う副変速レバー３２が設けられている。
A
主変速レバー３１の左側には、刈取装置３を土壌面から所定の高さ上昇させて待避姿勢に移動させる待避スイッチ３３と、異常発生時にエンジンＥの駆動を停止させる緊急停止スイッチ３４が設けられている。また、待避スイッチ３３が入力されると刈取装置３を昇降させる油圧シリンダ３３Ａが駆動する。
On the left side of the main
副変速レバー３２の左側には、排藁搬送ガイド体１６と排藁カッタ１８の駆動を切換える後述する排出切換装置４０に内装された制御用のモータ４２を起動させる起動レバー３５が設けられ、起動レバー３５の左側には、排藁搬送ガイド体１６と排藁カッタ１８の駆動を切換える切換レバー３６が設けられている。
On the left side of the auxiliary
図７に示すように、脱穀装置４の右壁には、所定の量の排藁穀稈を機体の後方に排出する排藁搬送ガイド体１６と排藁穀稈を細断する排藁カッタ１８の駆動を切換える排出切換装置４０が設けられている。
As shown in FIG. 7, on the right wall of the threshing
図１０等に示すように、排出切換装置４０は、逆Ｌ字状の固定プレート４１の右面に設けられたモータ４２と、固定プレート４１の左側には、モータ４２の回転軸４２Ａに固定された略２等辺三角形状の回転プレート４３から形成されている。また、回転軸４２Ａの回転角度は、回転軸４２Ａに当設されたポテンションメータ等の角度センサによって測定される。
As shown in FIG. 10 and the like, the
回転プレート４３の底部の一側には、下側に突出する略円弧状のカッタ用リンク（請求項における「第２リンク」）４４の前部が連結され、回転プレート４３の底部の他側には、上側に突出する略円弧状のガイド用リンク（請求項における「第１リンク」）４５が連結されている。また、回転プレート４３の頂部には、前方に向かって配策される脱穀用ワイヤ（請求項における「第１ワイヤ」）４７の後部が連結され、カッタ用リンク４４の後部には、後方に向かって配策されるカッタ用ワイヤ（請求項における「第３ワイヤ」）４８の前部が連結され、ガイド用リンク４５の後部には、後方に向かって配策されるガイド用ワイヤ（請求項における「第２ワイヤ」）４９の前部が連結されている。
A front portion of a substantially arcuate cutter link (“second link” in claim) 44 projecting downward is connected to one side of the bottom portion of the
脱穀用ワイヤ４７の前部は、扱胴１４等にエンジンＥの出力回転を伝動する脱穀クラッチ（図示省略）に連結されている。脱穀用ワイヤ４７が後方に移動した場合には、脱穀クラッチが接続されて扱胴１４等が駆動する。一方、脱穀用ワイヤ４７が前方に移動した場合には、脱穀クラッチの接続が解除されて扱胴１４等の駆動が停止する。
The front portion of the threshing
カッタ用ワイヤ４８の後部は、排藁カッタ１８にエンジンＥの出力回転を伝動するカッタクラッチ（図示省略）に連結されている。カッタ用ワイヤ４８が前方に移動した場合には、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、カッタ用ワイヤ４８が後方に移動した場合には、カッタクラッチの接続が解除されて排藁カッタ１８の駆動が停止する。
The rear portion of the
ガイド用ワイヤ４９の後部は、排藁搬送ガイド体１６に連結されている。ガイド用ワイヤ４９が前方に移動した場合には、排藁搬送ガイド体１６が下端部の左右方向に延在する支軸を中心に図６における反時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６が、排藁搬送装置１５の下方において長手方向を機体の前後方向に延在に沿う案内姿勢に移動する。すなわち、この案内姿勢においては、排藁搬送装置１５で搬送されてきた排藁穀稈をそのまま後方へ案内し、排藁カッタ１８を経由せずに機外へ放出する。一方、ガイド用ワイヤ４９が後方に移動した場合には、排藁搬送ガイド体１６が下端部の支軸を中心に図６における時計方向に回転して、直立した待避姿勢に移動する。この退避姿勢では、排藁搬送ガイド体１６は、排藁カッタ１８の上方を開放した状態となるため、排藁搬送装置１５で搬送されてきた排藁穀稈は排藁カッタ１８に落下して細断される。
The rear portion of the
これにより、１個のモータ４２で扱胴１４と、排藁搬送ガイド体１６と、排藁カッタ１８の駆動と駆動停止を操作することができ、部品点数が削減してメンテナンス作業負担を軽減することができる。
As a result, one
図７に示すように、排出切換装置４０の長手方向は、機体の前後方向に沿って設けられている。右側面視において、排出切換装置４０は、脱穀選別処理された穀粒をグレンタンク７に移送する第１揚穀筒５０と刺さり粒等の２番物を再び脱穀装置４に搬送する第２揚穀筒（請求項における「揚穀筒」）５１の後方で切断処理室１７よりも前方に設けられている。これにより、第１揚穀筒５０と第２揚穀筒５１の後方に形成された空間を有効活用することができる。
As shown in FIG. 7, the longitudinal direction of the
また、排出切換装置４０は、排出切換装置４０から前方に向かって配策される脱穀用ワイヤ４７と、排出切換装置４０から後方に向かって配策されるカッタ用ワイヤ４８とガイド用ワイヤ４９の長さが略同一長さ、すなわち、脱穀用ワイヤ４７と、カッタ用ワイヤ４８と、ガイド用ワイヤ４９の中で、最も短いワイヤ長さが最も長いワイヤ長さに対しての９０％以上になる位置に設けるのが好ましい。これにより、脱穀用ワイヤ４７を後方に移動させる力と、カッタ用ワイヤ４８とガイド用ワイヤ４９を前方に移動させる力が略同一にすることができるので、小型のモータ４２を使用することができて排出切換装置４０をよりコンパクトに形成することができる。
Further, the
図８，９に示すように、脱穀用ワイヤ４７は、脱穀装置４の右壁と第２揚穀筒５１の間を通って前方に延在して脱穀クラッチの脱穀用アーム（請求項における「第１アーム」）５５に連結されている。カッタ用ワイヤ４８は、脱穀装置４の後壁の下方を通って後方に延在して切断処理室１７の左壁に設けられたカッタクラッチのカッタ用アーム（請求項における「第３アーム」）５６に連結されている。ガイド用ワイヤ４９は、脱穀装置４の後壁に形成された開口部を通って後方に延在して支軸の下部に連結されたガイド用アーム（請求項における「第２アーム」）５７に連結されている。
As shown in FIGS. 8 and 9, the threshing
サイドパネル３０の起動レバー３５を後側から前側に移動させると排出切換装置４０のモータ４２の起動が開始される。
When the
サイドパネル３０の切換レバー３６を後側から前側に移動、すなわち、切換レバー３６を排藁搬送ガイド体側から切断カッタ側に移動させると、図１２に示すように、回転軸４２Ａが時計方向に回転して、脱穀用ワイヤ４７が回転プレート４３を介して中立位置から後方に移動し、カッタ用ワイヤ４８が回転プレート４３とカッタ用リンク４４を介して中立位置から前方に移動し、ガイド用ワイヤ４９が回転プレート４３とガイド用リンク４５を介して中立位置から後方に移動する。
When the switching
これにより、脱穀クラッチが接続されて扱胴１４が駆動し、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持する。なお、本明細書では、この状態を、扱胴・排藁カッタ作動状態と言う。
As a result, the threshing clutch is connected to drive the handling
この状態で、サイドパネル３０の切換レバー３６を前側から後側に移動、すなわち、切換レバー３６を切断カッタ側から排藁搬送ガイド体側に移動させると、図１１に示すように、先ず、回転軸４２Ａが反時計方向に回転して、脱穀用ワイヤ４７が回転プレート４３を介して前方の中立位置に移動し、カッタ用ワイヤ４８が回転プレート４３とカッタ用リンク４４を介して後方の中立位置に移動し、ガイド用ワイヤ４９が回転プレート４３とガイド用リンク４５を介して前方の中立位置に移動する。
In this state, when the switching
これにより、脱穀クラッチの接続が解除されて扱胴１４が停止し、カッタクラッチの接続が解除されて排藁カッタ１８が停止し、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持する。なお、本明細書では、この状態を、扱胴・排藁カッタ・排藁搬送ガイド体停止状態と言う。
As a result, the threshing clutch is disconnected, the handling
次に、所定の時間が経過すると、図１３に示すように、回転軸４２Ａが時計方向にさらに回転して、脱穀用ワイヤ４７が回転プレート４３を介して中立位置から後方に移動し、カッタ用ワイヤ４８が回転プレート４３とカッタ用リンク４４を介して中立位置から後方に移動し、ガイド用ワイヤ４９が回転プレート４３とガイド用リンク４５を介して前方に移動する。
Next, when a predetermined time elapses, as shown in FIG. 13, the
これにより、脱穀クラッチが接続されて扱胴１４が駆動し、支軸は反時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６が案内姿勢に移動する。一方、カッタクラッチの接続解除は維持され排藁カッタ１８の駆動停止を維持する。なお、本明細書では、この状態を、扱胴・排藁搬送ガイド体駆動状態と言う。
As a result, the threshing clutch is connected to drive the handling
上述の排出切換装置４０の駆動の説明おいては、切換レバー３６を前側から後側に移動する場合について説明したが、切換レバー３６を後側から前側、すなわち、排藁搬送ガイド体側から排藁カッタ側に移動する場合には、図１３に示す扱胴・排藁搬送ガイド体作動状態、図１１に示す扱胴・排藁カッタ・排藁搬送ガイド体停止状態、図１２に示す扱胴・排藁カッタ作動状態に順に状態が切り替わっていく。
In the description of the drive of the
図１４に示すように、コントローラ２５は、内部にタイマー２５Ａを内蔵している。これにより、例えば、切換レバー３６が切換えられてからモータ４２の回転方向が切り替わる間の時間等を計測することができる。
As shown in FIG. 14, the controller 25 has a built-in timer 25A. Thereby, for example, the time between the switching of the switching
コントローラ２５の入力側には、旋回レバー２２の旋回角度を測定する旋回センサ２２Ａと、刈取装置３を待避姿勢に移動させる待避スイッチ３３と、異常発生時にエンジンＥの駆動を停止させる緊急停止スイッチ３４と、排出切換装置４０のモータ４２を起動させる起動レバー３５と、排藁搬送ガイド体１６と排藁カッタ１８の駆動を切換える切換レバー３６が所定の入力インターフェース回路を介して接続されている。
On the input side of the controller 25, a swivel sensor 22A for measuring the swivel angle of the
コントローラ２５の出力側には、コンバインの状態を表示するモニタ２１と、刈取装置３を昇降させる油圧シリンダ３３Ａと、排出切換装置４０のモータ４２が所定の出力インターフェース回路を介して接続されている。
On the output side of the controller 25, a
＜排出切換装置の駆動方法＞
図１５に示すように、ステップＳ１でコントローラ２５は、起動レバー３５が後側から前側に移動しているか否かを判断して、起動レバー３５が前側に位置していると判断した場合にはステップＳ２に進み、起動レバー３５が後側に位置していると判断した場合にはステップＳ３に進む。また、起動レバー３５の位置は、起動レバー３５の下部に設けられたポテンションメータ等のセンサで測定されている。
<Driving method of discharge switching device>
As shown in FIG. 15, in step S1, the controller 25 determines whether or not the
ステップＳ２でコントローラ２５は、モータ４２を起動させて、ステップＳ４に進む。
In step S2, the controller 25 activates the
ステップＳ３でコントローラ２５は、モータ４２を停止させて、ステップＳ１に戻る。
In step S3, the controller 25 stops the
ステップＳ４でコントローラ２５は、緊急停止スイッチ３４が入力されているか否か判断して、緊急停止スイッチ３４が入力されていると判断した場合にはステップＳ３に戻り、緊急停止スイッチ３４が入力されていないと判断した場合にはステップＳ５に進む。これにより、緊急停止スイッチ３４が入力されている場合には、モータ４２が停止して、扱胴１４等が停止して作業環境の安全性を高めることができる。
In step S4, the controller 25 determines whether or not the emergency stop switch 34 is input, and if it determines that the emergency stop switch 34 is input, returns to step S3 and the emergency stop switch 34 is input. If it is determined that there is no such procedure, the process proceeds to step S5. As a result, when the emergency stop switch 34 is input, the
ステップＳ５でコントローラ２５は、刈取装置３を待避姿勢に移動させる待避スイッチ３３が入力されているか否か判断して、待避スイッチ３３が入力されていないと判断した場合にはステップＳ３に戻り、待避スイッチ３３が入力されていると判断した場合にはステップＳ６に進む。また、待避スイッチ３３の入力は、モータ４２が駆動中の場合には解除することが規制される。なお、走行装置２が走行している場合には、モータ４２を停止することもできる。
In step S5, the controller 25 determines whether or not the save switch 33 for moving the
ステップＳ６でコントローラ２５は、切換レバー３６が前側の切断カッタ側にあるか後側の排藁搬送ガイド体側にあるか判断し、切換レバー３６が切断カッタ側に位置していると判断した場合にはステップＳ７に進み、切換レバー３６が排藁搬送ガイド体側に位置していると判断した場合にはステップＳ１２進む。また、切換レバー３６の位置は、切換レバー３６の下部に設けられたポテンションメータ等のセンサで測定されている。
In step S6, when the controller 25 determines whether the switching
ステップＳ７でコントローラ２５は、図１２に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から前方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から後方に移動させてステップＳ８に進む。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持して排藁搬送ガイド体１６は停止する。
In step S7, as shown in FIG. 12, the controller 25 rotates the
ステップＳ８で、コントローラ２５は、切換レバー３６が前側の切断カッタ側にあるか後側の排藁搬送ガイド体側にあるか判断し、切換レバー３６が切断カッタ側に位置していると判断した場合にはステップＳ７に戻り、切換レバー３６が排藁搬送ガイド体側に位置していると判断した場合にはステップＳ９に進む。
In step S8, the controller 25 determines whether the switching
ステップＳ９でコントローラ２５は、図１１に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを反時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を後方から中立位置に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を前方から中立位置に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を後方から中立位置に移動させてステップＳ１０に進む。これにより、脱穀クラッチの接続が解除されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が停止し、カッタクラッチの接続が解除されて排藁カッタ１８が停止し、支軸は回転せずに排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持して排藁搬送ガイド体１６が停止するので、排藁の排出手段を排藁カッタ１８から排藁搬送ガイド体１６に切換中に排藁穀稈が排藁搬送装置１５の後部等に詰まるのを防止することができる。
In step S9, as shown in FIG. 11, the controller 25 rotates the
ステップＳ１０でコントローラ２５は、脱穀クラッチの接続が解除されて所定の時間経過したか否か判断して、所定の時間経過していないと判断した場合にはステップＳ１０を繰り返し、所定の時間経過したと判断した場合にはステップＳ１１に進む。また、所定の時間は任意の時間にモニタ２１で設定することができ、所定の時間が経過していない間は、モニタ２１に切換中の表示等を行う。これにより、作業環境の安全性を高めることができる。
In step S10, the controller 25 determines whether or not the threshing clutch is disconnected and a predetermined time has elapsed, and if it is determined that the predetermined time has not elapsed, the controller 25 repeats step S10 and the predetermined time has elapsed. If it is determined, the process proceeds to step S11. Further, the predetermined time can be set on the
ステップＳ１１でコントローラ２５は、図１３に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを反時計方向にさらに回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から後方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から前方に移動させてステップＳ１に戻る。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、支軸が反時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６が案内姿勢に移動して駆動する。一方、カッタクラッチの接続解除は維持されて排藁カッタ１８は引続いて停止する。
In step S11, as shown in FIG. 13, the controller 25 further rotates the
ステップＳ１２でコントローラ２５は、旋回レバー２２が操作されて機体が旋回中であるか否か判断して、機体が旋回中であると判断した場合にはステップＳ７に進み、機体が旋回中でなく直進中であると判断した場合には、ステップＳ１３に進む。これにより、排藁搬送ガイド体１６から排藁が排出されるのを防止して、排出された排藁が走行装置２に絡み付くのを防止することができる。また、機体か旋回中であるか否かは、機体を旋回操作する旋回レバー２２の旋回角度を旋回レバー２２の下部に設けられたポテンションメータ等の旋回センサ２２Ａで測定されている。なお、機体が旋回中であるか否かを旋回センサ２２Ａに替えて機体に搭載されたカメラ画像、ＧＰＳ等で測定することもできる。
In step S12, the controller 25 determines whether or not the turning
ステップＳ１３でコントローラ２５は、図１３に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを反時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から後方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から前方に移動させてステップＳ１４に進む。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、支軸が回転して排藁搬送ガイド体１６が案内姿勢に移動して駆動する。また、カッタクラッチの接続は解除されて排藁カッタ１８は停止する。
In step S13, as shown in FIG. 13, the controller 25 rotates the
ステップＳ１４でコントローラ２５は、切換レバー３６が前側の切断カッタ側にあるか後側の排藁搬送ガイド体側にあるか判断し、切換レバー３６が排藁搬送ガイド体側に位置していると判断した場合にはステップＳ１２に戻り、切換レバー３６が切断カッタ側に位置していると判断した場合にはステップＳ１５に進む。
In step S14, the controller 25 determines whether the switching
ステップＳ１５でコントローラ２５は、図１１に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａを時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を後方から中立位置に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を後方から中立位置に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を前方から中立位置に移動させてステップＳ１６に進む。これにより、脱穀クラッチの接続が解除されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が停止し、支軸は時計方向に回転して排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢に移動して停止し、カッタクラッチは引続いて接続解除状態となり排藁カッタ１８は停止するので、排藁搬送ガイド体１６から排藁カッタ１８に排出手段の切換中に排藁穀稈が特に排藁搬送装置１５の後部に詰まるのを防止することができる。
In step S15, as shown in FIG. 11, the controller 25 rotates the
ステップＳ１６でコントローラ２５は、脱穀クラッチの接続が解除されて所定の時間経過したか否か判断して、所定の時間経過していないと判断した場合にはステップＳ１６を繰り返し、所定の時間経過したと判断した場合にはステップＳ１７に進む。また、所定の時間は任意の時間にモニタ２１で設定することができ、所定の時間が経過していない間は、モニタ２１に切換中の表示等を行う。これにより、作業環境の安全性を高めることができる。
In step S16, the controller 25 determines whether or not the threshing clutch is disconnected and a predetermined time has elapsed, and if it is determined that the predetermined time has not elapsed, the controller 25 repeats step S16 and the predetermined time has elapsed. If it is determined, the process proceeds to step S17. Further, the predetermined time can be set on the
ステップＳ１７でコントローラ２５は、図１２に示すように、モータ４２の回転軸４２Ａをさらに時計方向に回転させて、脱穀用ワイヤ４７を中立位置から後方に移動させ、カッタ用ワイヤ４８を中立位置から前方に移動させ、ガイド用ワイヤ４９を中立位置から後方に移動させてステップＳ１に戻る。これにより、脱穀クラッチが接続されて脱穀装置４のフィードチェン１２、扱胴１４、排藁搬送装置１５が駆動し、カッタクラッチが接続されて排藁カッタ１８が駆動する。一方、支軸は回転せず排藁搬送ガイド体１６は待避姿勢を維持して排藁搬送ガイド体１６は停止する。
In step S17, as shown in FIG. 12, the controller 25 further rotates the
本発明は、脱穀装置の後方に排藁搬送ガイド体と排藁カッタを備える切断処理室を備える農業用作業車輌に適用できるものである。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be applied to an agricultural work vehicle provided with a cutting processing chamber equipped with a straw-removing guide body and a straw-removing cutter behind the threshing device.
１ 機体フレーム
３ 刈取装置
４ 脱穀装置
５ 操縦部
７ グレンタンク
１５ 排藁搬送装置
１６ 排藁搬送ガイド体
１７ 切断処理室
１８ 排藁カッタ
２２ 旋回レバー
３５ 起動レバー
３６ 切換レバー
４０ 排出切換装置
４１ 固定プレート
４２ モータ
４２Ａ 回転軸
４３ 回転プレート
４４ カッタ用リンク（第２リンク）
４５ ガイド用リンク（第１リンク）
４７ 脱穀用ワイヤ（第１ワイヤ）
４８ カッタ用ワイヤ（第３ワイヤ）
４９ ガイド用ワイヤ（第２ワイヤ）
５１ 第２揚穀筒（揚穀筒）
５５ 脱穀用アーム（第１アーム）
５６ カッタ用アーム（第３アーム）
５７ ガイド用アーム（第２アーム）
1
41
45 Guide link (1st link)
47 Threshing wire (first wire)
48 Cutter wire (3rd wire)
49 Guide wire (second wire)
51 2nd Winnowing (Winnowing)
55 Threshing arm (1st arm)
56 Cutter arm (3rd arm)
57 Guide arm (second arm)
Claims (8)
前記脱穀装置（４）の後側に、前記脱穀装置（４）の排藁搬送装置（１５）で搬送されてきた排藁穀稈を外部に排出する排藁搬送ガイド体（１６）と、該排藁搬送ガイド体（１６）の下側に排藁穀稈を細断して外部に搬出する排藁カッタ（１８）を設け、
前記操縦部（５）に排藁搬送ガイド体（１６）と排藁カッタ（１８）の作動状態を切換える切換レバー（３６）を設け、
前記切換レバー（３６）を排藁搬送ガイド体駆動側に操作した場合には、前記脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、前記脱穀装置（４）と排藁搬送ガイド体（１６）を駆動し、
前記切換レバー（３６）を排藁カッタ駆動側に操作した場合には、前記脱穀装置（４）を所定の時間停止した後に、前記脱穀装置（４）と排藁カッタ（１８）を作動させる排出切換装置（４０）を設けたことを特徴とするコンバイン。 A traveling device (2) is provided on the lower side of the machine frame (1) on which the engine (E) is mounted, a cutting device (3) is provided on the front side of the machine frame (1), and the rear left side of the cutting device (3). In a combine harvester provided with a threshing device (4), a control unit (5) on the rear right side of the cutting device (3), and a grain tank (7) on the rear side of the control unit (5).
On the rear side of the threshing device (4), a straw transport guide body (16) for discharging the straw culms transported by the straw transport device (15) of the threshing device (4) to the outside, and the straw transport guide body (16). A straw cutter (18) is provided under the straw transport guide body (16) to shred the straw culm and carry it out.
The control unit (5) is provided with a switching lever (36) for switching the operating state of the straw-removing guide body (16) and the straw-discharging cutter (18).
When the switching lever (36) is operated to drive the straw-removing guide body, the threshing device (4) and the straw-removing guide body (16) are stopped after the threshing device (4) is stopped for a predetermined time. Drive and
When the switching lever (36) is operated to the straw-removing cutter drive side, the threshing device (4) and the straw-removing cutter (18) are operated after the threshing device (4) is stopped for a predetermined time. A combine characterized by being provided with a switching device (40).
前記第１ワイヤ（４７）を回転プレート（４３）から前方に向かって配策し、前記第２ワイヤ（４９）と第３ワイヤ（４８）を回転プレート（４３）から後方に向かって配策した請求項１〜５のいずれか１項に記載のコンバイン。 The discharge switching device (40) includes a motor (42), a rotating plate (43) rotated by the motor (42), and a first arm (55) for switching between driving and stopping of the threshing device (4). A first wire (47) connecting the rotating plate (43), and a second wire (47) connecting the second arm (57) for switching between driving and stopping of the straw-removing guide body (16) and the rotating plate (43). It is formed of 49) and a third wire (48) connecting a third arm (56) for switching between driving and stopping of the straw cutter (18) and a rotating plate (43).
The first wire (47) was arranged forward from the rotating plate (43), and the second wire (49) and the third wire (48) were arranged rearward from the rotating plate (43). The combine according to any one of claims 1 to 5.
前記モータ（４２）の回転軸（４２Ａ）に軸心視において、前記回転プレート（４３）における回転軸（４２Ａ）から同一半径上に、前記第１ワイヤ（４７）の後部と、前記
第１リンク（４５）の前部と、前記第２リンク（４４）の前部を回転自在に固定した請求項６記載のコンバイン。 The second wire (49) and the rotating plate (43) are connected via the first link (45), and the third wire (48) and the rotating plate (43) are connected via the second link (44). death,
The rear part of the first wire (47) and the first link are on the same radius from the rotation axis (42A) of the rotation plate (43) in the axial view on the rotation axis (42A) of the motor (42). The combine according to claim 6, wherein the front portion of (45) and the front portion of the second link (44) are rotatably fixed.
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| JPS6046928B1 (en) * | 1985-04-08 | 1985-10-18 | Mitsubishi Agricult Mach | |
| JPH067433U (en) * | 1992-07-03 | 1994-02-01 | 株式会社クボタ | Combined waste straw conveyor |
| JPH0937641A (en) * | 1995-08-01 | 1997-02-10 | Kubota Corp | Discharged straw-treating part structure of combine harvester |
| JP5027640B2 (en) * | 2007-12-19 | 2012-09-19 | 株式会社クボタ | Combine waste wall cutter |
| JP5519449B2 (en) * | 2010-09-02 | 2014-06-11 | ヤンマー株式会社 | Combine |
| US20180368319A1 (en) * | 2017-06-27 | 2018-12-27 | Cnh Industrial America Llc | Residue management system with a selection door for an agricultural vehicle |
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2020
- 2020-05-27 JP JP2020092059A patent/JP7174362B2/en active Active
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