JP2021184667A - ステータ - Google Patents

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利典 平野
Toshinori Hirano
裕幸 小林
Hiroyuki Kobayashi
広幸 鈴浦
Hiroyuki Suzuura
博史 西村
Hiroshi Nishimura
一樹 外木
Kazuki Sotoki
昭一郎 高橋
Shoichiro Takahashi
友彦 吉村
Tomohiko Yoshimura
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Abstract

【課題】ハウジング上部から冷却液が供給されるモータに搭載された場合に、効率良く冷却されることが可能なステータを得る。【解決手段】モータのステータ30は、環状の本体部41および複数の突出部42を有するコア40と、複数の突出部42に設けられる複数のボビン52と、複数のボビン52に巻かれた複数の導線59とを備え、複数のボビン52の各々は、巻回部53と、巻回部53の第1端部53aから突出する第1鍔部54と、巻回部53の第2端部53bから突出する第2鍔部55および第3鍔部56とを有し、第2鍔部55と第3鍔部56とは相互に離間し、第2鍔部55と第3鍔部56との間には導線59を露出させる開口部57が形成され、第2鍔部55および第3鍔部56のうちの少なくとも一方には傾斜面55aが形成され、傾斜面55aは、開口部57に接近するにしたがって本体部41の軸線に近づくように傾斜している。【選択図】図3

Description

本明細書は、モータのステータに関する。
モータは、たとえば車両や産業用機械等に搭載される。近年、モータの小型化および高出力化がますます進んでおり、これに伴ってモータの内部での発熱量が増大している。
特開2017−153310号公報(特許文献1)に開示されるように、ハウジングの上部から冷却液が供給されるモータ(回転電動機)が知られている。発熱によって温度上昇したモータの内部、たとえばステータを効率良く冷却できることは、モータの小型化および高出力化に寄与する。
特開2017−153310号公報
本明細書は、ハウジングの上部から冷却液が供給されるモータに搭載された場合に、従来に比して効率良く冷却されることが可能なステータを開示することを目的とする。
本開示に基づくステータは、環状の本体部および上記本体部から上記本体部の径方向に延在する複数の突出部を有するコアと、各々が複数の上記突出部の各々に設けられる複数のボビンと、各々が複数の上記ボビンの各々に巻かれた複数の導線とを備える、モータのステータであって、複数の上記ボビンの各々は、上記突出部の延在方向に延在し、上記導線が巻かれる巻回部と、上記巻回部における上記本体部とは反対側の第1端部に設けられ、当該第1端部から上記巻回部の延在方向と交わる方向に延在する第1鍔部と、上記巻回部における上記本体部側の第2端部に設けられ、当該第2端部から上記巻回部の延在方向と交わる方向に延在する第2鍔部および第3鍔部と、を有し、上記第2鍔部と上記第3鍔部とは、上記本体部の周方向において相互に離間して配置され、上記第2鍔部と上記第3鍔部との間には、上記巻回部に巻かれている上記導線を露出させるための開口部が形成され、上記第2鍔部および上記第3鍔部のうちの少なくとも一方には、傾斜面が形成されており、上記傾斜面は、上記開口部に接近するにしたがって上記本体部の軸線に近づくように傾斜した表面形状を有している。
上記ステータにおいて、上記開口部における上記本体部の周方向の幅は、上記第2鍔部における上記本体部の周方向の幅および/または上記第3鍔部における上記本体部の周方向の幅よりも広くてもよい。
上記ステータにおいて、上記コアは、複数の分割コアが組み合わされて構成されていてもよい。
上記ステータにおいて、複数の上記ボビンは、第1の上記ボビンの上記第2鍔部と、これに隣り合う第2の上記ボビンの上記第3鍔部との間に、隙間が設けられるように配置されていてもよい。
上記ステータにおいて、複数の上記ボビンは、第1の上記ボビンの上記第1鍔部と、これに隣り合う第2の上記ボビンの上記第1鍔部との間に、隙間が設けられるように配置されていてもよい。
上記構成を備えたステータは、ハウジングの上部から冷却液が供給されるモータに搭載された場合に、従来に比して効率良く冷却されることができる。
モータ100を示す縦断面図である。 モータ100に備えられるステータ30を回転軸10の軸方向(軸心10Cに沿った方向)から見た図である。 図2中のIII線で示される領域を拡大して示す図である。 ステータ30に備えられるステータコア用部品45およびボビン52を示す斜視図である。 ボビン52を構成するボビン分割体52aを示す斜視図である。
実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。以下の説明において同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[モータ100]
図1は、モータ100を示す縦断面図である。モータ100は、回転軸10、ロータ20、ステータ30、およびハウジング60を備える。
回転軸10は、横向きに、すなわち回転軸10の軸心10Cが水平方向に対して略平行になるように配置される。ロータ20は、固定部材11を介して回転軸10と一体化される。ロータ20は、ステータ30の内周側に配置され、回転軸10の軸心10Cの周りに回転する。
ハウジング60は、ロータ20およびステータ30を覆うと共に、ステータ30を固定する。ハウジング60は、メインハウジング61およびサイドハウジング62を有する。メインハウジング61は、一端面が開口しており、サイドハウジング62はメインハウジング61の開口端面を塞ぐように配置される。メインハウジング61とサイドハウジング62とはボルト63で固定される。
回転軸10は、軸受17a,17bにより支持される。軸受17bと回転軸10との間には予圧ばね18が設けられ、メインハウジング61と回転軸10との間にはオイルシール19が設けられる。ロータ20は、ロータコア21および複数の永久磁石22を有する。複数の永久磁石22はロータコア21に内蔵されている。
固定部材11は、軸部12、筒状部13およびフランジ部14を有する。軸部12は、回転軸10と一体に形成され、回転軸10に対する径方向に延在する。筒状部13およびフランジ部14は、軸部12を介して回転軸10と一体化されている。筒状部13の外周にロータコア21が嵌合される。押え部材16がボルト15により筒状部13に固定され、フランジ部14および押え部材16によって、ロータコア21および永久磁石22が、回転軸10の軸方向における両側から挟み付けられる。
[ステータ30]
ステータ30は、ステータコア40およびステータコイル50を有する。ステータコア40は、たとえば軟質磁性材料から作製される。図2は、ステータ30を回転軸10の軸方向(軸心10Cに沿った方向)から見た図である。図3は、図2中のIII線で示される領域を拡大して示す図である。図4は、ステータ30に備えられるステータコア用部品45およびボビン52を示す斜視図である。
(ステータコア40)
ステータコア40(コア)は、本体部41および複数の突出部42を備える。本体部41は、軸心10Cの周りに環状に延在する。本体部41の外周には、ボルト65(図1)を挿通するための複数の切欠き43(図2,図4)が設けられる。本体部41の内周に、複数の突出部42が設けられる。複数の突出部42は、本体部41から本体部41の径方向に延在しており、軸心10Cの周りに放射状に配置されている。
ステータコア40は、同形を有する複数のステータコア用部品45(分割コア)を円周方向に並べて組み合わせることにより構成される。複数のステータコア用部品45の各々が、突出部42および切欠き43を1つずつ有する。隣り合うステータコア用部品45は、係合凸部45aと係合凹部45bとが互いに係合することで組み合わされる。
ステータコア40は、ハウジング60(図1)内に設置される。本体部41がメインハウジング61の内周に嵌合すると共に、本体部41の一端面がメインハウジング61の段面64に当接するように、ステータコア40は配置される。複数の切欠き43の各々にボルト65が挿通され、段面64に設けられたねじ孔64Hにボルト65が固定される。これによりステータコア40がハウジング60に固定される。
(ステータコイル50)
図2に示すように、ステータ30のステータコイル50は、軸心10Cの周りに周方向に並び、各々が複数の突出部42の各々に設けられる複数のボビン52と、各々が複数のボビン52の各々に巻かれた複数の導線59とを備える。
本実施の形態では、ステータコイル50は集中巻の巻回形式を有する。ステータコイル50は複数の個別コイル51を含む。複数の個別コイル51の各々が、ステータコア40における複数の突出部42の各々に取り付けられる。複数の個別コイル51の各々がボビン52および導線59を有する。すなわち、複数のボビン52の各々が複数の突出部42の各々に設けられる。ボビン52は突出部42の外周を囲むように配置され、導線59はボビン52に積層状に巻かれる。
(ボビン52)
図4に示すように、複数のボビン52の各々は、巻回部53、第1鍔部54、第2鍔部55、および第3鍔部56を有する。図5は、ボビン52を構成するボビン分割体52aを示す斜視図である。
巻回部53は筒状の形状を有し、突出部42の延在方向に延在している。巻回部53は、本体部41の径方向(あるいは回転軸10に対する径方向)に沿って延在している。図4、図5に示すように、ボビン52は、2つのボビン分割体52a,52bを有する。ボビン分割体52a,52bは、回転軸10の軸方向においてボビン52を2つに分割した構造を有しており、たとえば互いに対して対称に形成される。ボビン分割体52a,52bを互いに組み合わせることで、1つのボビン52が構成される。
ボビン分割体52a,52bには、U字状の壁53m,53nがそれぞれ設けられる。U字状の壁53m,53nを互いに組み合わせることにより巻回部53が筒状に形成される。巻回部53の内側に、突出部挿入孔53H(図5)が形成される。突出部挿入孔53Hに、ステータコア40の突出部42が挿入される。巻回部53の外周面上に導線59が積層状に巻かれる。
ボビン分割体52a,52bの各々は、第1鍔部54、第2鍔部55、および第3鍔部56を1つずつ有する。ボビン分割体52a,52b同士の間においては、ボビン分割体52a,52bにそれぞれ設けられた接合部58a,58b(図5)が互いに重なった状態が形成されている。図2のようにステータ30が組み立てられた状態では、ステータコア40と導線59との間の絶縁が確保されている。
第1鍔部54は、巻回部53における本体部41とは反対側の第1端部53aに設けられる。ここでは、第1端部53aは、本体部41の径方向において、巻回部53の内径側に位置する部分である。第1鍔部54の内径面は、回転軸10の軸心10Cを中心とする円弧状である。第1鍔部54は、第1端部53aから巻回部53の延在方向と交わる方向に延在する。ここでは、第1鍔部54は、第1端部53aから回転軸10の軸方向(導線59の積層方向)に沿って突出する。一つの第1鍔部54が、巻回部53の第1端部53aから回転軸10の軸方向における一方側に突出しており、他の第1鍔部54が、巻回部53の第1端部53aから回転軸10の軸方向における一方側に突出している。
第2鍔部55および第3鍔部56は、巻回部53における本体部41側の第2端部53bに設けられる。ここでは、第2端部53bは、本体部41の径方向において、巻回部53の外径側に位置する部分である。第2鍔部55および第3鍔部56は、第2端部53bから巻回部53の延在方向と交わる方向に延在する。ここでは、第2鍔部55および第3鍔部56は、第2端部53bから回転軸10の軸方向(導線59の積層方向)に沿って突出する。一組の第2鍔部55および第3鍔部56が、巻回部53の第2端部53bから回転軸10の軸方向における一方側に突出しており、もう一つの一組の第2鍔部55および第3鍔部56が、巻回部53の第2端部53bから回転軸10の軸方向における他方側に突出している。
すなわち、図4に示すように、第1鍔部54、第2鍔部55および第3鍔部56は、本体部41の軸線の延びる方向(ここでは回転軸10の軸方向に略一致する方向)において、巻回部53に対して両側に設けられる。第2鍔部55と第3鍔部56とは、本体部41の周方向において相互に離間して配置され、第2鍔部55と第3鍔部56との間には開口部57が形成される。
第2鍔部55は、開口部57に近い側の位置に内側端部55cを有しており、開口部57とは反対側の位置に外側端部55dを有している。同様に、第3鍔部56は、開口部57に近い側の位置に内側端部56cを有し、開口部57とは反対側の位置に外側端部56dを有している。開口部57は、内側端部55c,56cの間に形成される。内側端部55c,56cは本体部41の軸線(換言すると、回転軸10の軸心10Cに略一致する軸線)を通る平面に沿って延在している。
第1鍔部54と、第2鍔部55および第3鍔部56との間に、導線59が配置される。開口部57は導線59(図2,図3参照)のコイルエンドを露出させる。第2鍔部55および第3鍔部56には、傾斜面55a,56aがそれぞれ形成されている。傾斜面55a,56aは、開口部57に接近するにしたがって、本体部41の軸線(換言すると、回転軸10の軸心10Cに略一致する軸線)に近づくように傾斜した表面形状を有している。
図3に示すように、回転軸10の軸心10Cの位置を基準とした径方向における回転軸10の軸心10Cからの距離を「高さ」と定義した場合には、傾斜面55a,56aは、回転軸10の周りの周方向において開口部57に接近するにしたがって、高さH1,H2が低くなるように傾斜した表面形状を有している。
図4,図5に示すように、第2鍔部55は、傾斜面55aに加えて、別の傾斜面55bも有している。別の傾斜面55bは、巻回部53の第2端部53bと傾斜面55aとの間に位置する。第3鍔部56は、傾斜面56aに加えて、別の傾斜面56bも有している。別の傾斜面56bは、巻回部53の第2端部53bと傾斜面56aとの間に位置する。これらの別の傾斜面55b,56bは、本体部41の周方向、すなわち回転軸10の周りの周方向において開口部57に接近するにしたがって、本体部41の軸線(換言すると、回転軸10の軸心10Cに略一致する軸線)から遠ざかるように傾斜した表面形状、つまり各々の上記高さが高くなるように傾斜した表面形状を有している。
(作用および効果)
図1に示すように、以上のように構成されるステータ30は、ハウジング60の内部に配置されることにより、ハウジング60の上部から冷却液が供給されるモータ100に搭載されることとなる。ハウジング60には、冷却液供給手段70が設けられている。冷却液供給手段70は、ステータコイル50における上部側の部分に冷却液を供給する。冷却液としては、例えば油が使用される。
メインハウジング61の上部には、供給口66と流路67とが設けられる。供給口66は冷却液供給手段70から冷却液の供給を受ける。流路67は、供給口66に連通し、回転軸10の軸方向に延在する。メインハウジング61には、流路67の軸方向の両端付近とハウジング60の内部とを連通する、滴下口68a,68bがさらに設けられる。
滴下口68a,68bは、上半部に位置する個別コイル51のボビン52の上方に設けられる。たとえば、最上位に位置するボビン52の上、より具体的には、このボビン52における第2鍔部55と第3鍔部56との間の開口部57の真上の位置に、滴下口68a,68bを設けることができる。サイドハウジング62の下部には、冷却液の排出口69が設けられている。この排出口69の上端位置は、ロータ20の下端位置よりも下方に位置している。
冷却液供給装置から送られてくる冷却液が、供給口66および流路67を通り、滴下口68a,68bから滴下される。滴下された冷却液は、最上位のボビン52における、第2鍔部55および第3鍔部56で受けられると共に、開口部57を通して露出している導線59のコイルエンドで受けられる。
第2鍔部55の傾斜面55aで受けられた冷却液は、開口部57に向かって傾斜面55a上を移動し、やがて開口部57を通過して導線59のコイルエンドで受けられる。同様に、第3鍔部56の傾斜面56aで受けられた冷却液は、開口部57に向かって傾斜面56a上を移動し、やがて開口部57を通過して導線59のコイルエンドで受けられる。傾斜面55a,56aの存在によって、導線59に積極的に冷却液を供給することが可能である。
冷却に供された冷却液は、ハウジング60の底部に集められ、排出口69からハウジング60の外部に排出される。排出口69から排出された冷却液は、油溜りを経由して冷却液供給装置に戻され、再度、モータ100の内部の冷却に用いられる。
このように、本実施の形態におけるステータ30を用いることにより、ハウジング60の上部から供給される冷却液によって効率よくステータ30、特に、開口部57を通して露出している導線59のコイルエンドを効率良く冷却することができる。その結果、モータ100の出力を向上させることが可能になったり、モータ100の一層の小型化を図ることが可能になったりする。
傾斜面55a,56aの両方を設けずに、いずれか一方の傾斜面のみを設けても良い。その場合でも、傾斜面55a,56aを設けない場合と比べて、冷却効果を向上させることができる。
[他の構成1]
図3に示すように、開口部57における本体部41の周方向の幅W57は、第2鍔部55における上記周方向の幅W55よりも広くてもよく、および/または、開口部57の幅W57は、第3鍔部56における上記周方向の幅W56よりも広くてもよい。開口部57の幅W57が広いと、導線59のコイルエンドに直接的に供給される冷却液の量が増加し、冷却効果を向上させることが可能になる。
[他の構成2]
上述のステータ30においては、ステータコイル50が複数の個別コイル51から構成され、複数の個別コイル51が円環状に組み合わされることで構成される。ステータコア40は、同形を有する複数のステータコア用部品45(分割コア)を円周方向に並べて組み合わされて構成される。このような構成は、本明細書に開示された技術的思想に照らして必須ではない。たとえば円環状の薄板を軸方向に積層することによって、ステータ30の本体部41に相当する構成を実現してもよい。このような構成が採用される場合であっても、ボビン52に開口部57および傾斜面55aあるいは傾斜面56aの構成を採用することによって、上述と同様の作用および効果を得ることができる。
[他の構成3]
図3に示すように、第2鍔部55の外側端部55dおよび第3鍔部56の外側端部56dは、回転軸10の軸心10Cを通る平面に沿って延在していてもよい。ステータコア40の各突出部42に各ボビン52を取り付けた状態で、図3に示すように、第1のボビン52の第2鍔部55の外側端部55dと、これに隣り合う第2のボビン52の第3鍔部56の外側端部56dとの間に、隙間S1が設けられるように配置されていてもよい。隙間S1を通して、冷却液を種々の箇所に行き渡らせることが可能になる。この際、隙間S1に向かう冷却液の移動が別の傾斜面55b,56b(図3〜図5)によって促進されるようにすることも効果的である。
[他の構成4]
図3に示すように、第1鍔部54の周方向における一方側には側面54aが設けられ、他方側には側面54bが設けられる。側面54a,54bは、回転軸10の軸心10Cを通る平面に沿って延在していてもよい。ステータコア40の各突出部42に各ボビン52を取り付けた状態で、図3に示すように、第1のボビン52の第1鍔部54の側面54aと、これに隣り合う第2のボビン52の第1鍔部54の側面54bとの間に、隙間S2が設けられるように配置されていてもよい。隙間S2を通して、冷却液を種々の箇所に行き渡らせることが可能になる。
以上、実施の形態について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 回転軸、10C 軸心、11 固定部材、12 軸部、13 筒状部、14 フランジ部、15,63,65 ボルト、16 押え部材、17a,17b 軸受、18 予圧ばね、19 オイルシール、20 ロータ、21 ロータコア、22 永久磁石、30 ステータ、40 ステータコア(コア)、41 本体部、42 突出部、45 ステータコア用部品、45a 係合凸部、45b 係合凹部、50 ステータコイル、51 個別コイル、52 ボビン、52a,52b ボビン分割体、53 巻回部、53H 突出部挿入孔、53a 第1端部、53b 第2端部、53m,53n 壁、54 第1鍔部、54a,54b 側面、55 第2鍔部、55a,55b,56a,56b 傾斜面、55c,56c 内側端部、55d,56d 外側端部、56 第3鍔部、57 開口部、58a,58b 接合部、59 導線、60 ハウジング、61 メインハウジング、62 サイドハウジング、64 段面、64H ねじ孔、66 供給口、67 流路、68a,68b 滴下口、69 排出口、70 冷却液供給手段、100 モータ、H1,H2 高さ、S1,S2 隙間、W55,W56,W57 幅。

Claims (5)

  1. 環状の本体部および前記本体部から前記本体部の径方向に延在する複数の突出部を有するコアと、各々が複数の前記突出部の各々に設けられる複数のボビンと、各々が複数の前記ボビンの各々に巻かれた複数の導線とを備える、モータのステータであって、
    複数の前記ボビンの各々は、
    前記突出部の延在方向に延在し、前記導線が巻かれる巻回部と、
    前記巻回部における前記本体部とは反対側の第1端部に設けられ、当該第1端部から前記巻回部の延在方向と交わる方向に延在する第1鍔部と、
    前記巻回部における前記本体部側の第2端部に設けられ、当該第2端部から前記巻回部の延在方向と交わる方向に延在する第2鍔部および第3鍔部と、を有し、
    前記第2鍔部と前記第3鍔部とは、前記本体部の周方向において相互に離間して配置され、前記第2鍔部と前記第3鍔部との間には、前記巻回部に巻かれている前記導線を露出させるための開口部が形成され、
    前記第2鍔部および前記第3鍔部のうちの少なくとも一方には、傾斜面が形成されており、前記傾斜面は、前記開口部に接近するにしたがって前記本体部の軸線に近づくように傾斜した表面形状を有している、
    ステータ。
  2. 前記開口部における前記本体部の周方向の幅は、前記第2鍔部における前記本体部の周方向の幅および/または前記第3鍔部における前記本体部の周方向の幅よりも広い、
    請求項1に記載のステータ。
  3. 前記コアは、複数の分割コアが組み合わされて構成される、
    請求項1または2に記載のステータ。
  4. 複数の前記ボビンは、第1の前記ボビンの前記第2鍔部と、これに隣り合う第2の前記ボビンの前記第3鍔部との間に、隙間が設けられるように配置されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のステータ。
  5. 複数の前記ボビンは、第1の前記ボビンの前記第1鍔部と、これに隣り合う第2の前記ボビンの前記第1鍔部との間に、隙間が設けられるように配置されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のステータ。
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