JP2021184521A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Ryo Harigae
格 和田
Kaku Wada
孝一 大橋
Koichi Ohashi
秀幸 野澤
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Abstract

【課題】原稿排紙経路の切替時の操作性を改善することができる技術を提供する。【解決手段】原稿を搬送する搬送手段と、搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取手段と、画像が読み取られる前の原稿がセットされる原稿セット部31と、画像が読み取られた後の原稿を、読取手段に対して原稿セット部31が位置する第1の側とは反対の第2の側に、排出する原稿排出部と、原稿排出部によって第2の側に排出された原稿を案内するガイド部材17と、を備える画像読取装置2において、ガイド部材17は、原稿をそのまま第2の側で案内する第1のポジションと、原稿が第1の側に向かうように案内する第2のポジションと、に変位可能に装置本体に組み付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等の画像形成装置に搭載される画像読取装置に関するものである。
複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等として機能する複合機等の画像形成装置が備える原稿読取装置(画像読取装置)として、原稿を給紙、搬送し、原稿から画像を読み取り、原稿を排紙部に排出する原稿搬送機構を備えたものが知られている。例えば、画像の読み取りを行った後の原稿を、Uターン形状となっている原稿搬送路を下から上に搬送し、排紙部に排出する構成を有する給送装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2016−005895号公報
特許文献1に開示される原稿読取装置においては、原稿排紙はUターンとストレートの2種類有るが、切り替え時に部品の取り付けあるいは取り外しが必要であり、排出経路の切り替え操作が煩雑となるのが一般的であった。
本発明の目的は、原稿の排出経路の切替時の操作性を改善することができる技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の画像読取装置は、
原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取手段と、
画像が読み取られる前の原稿がセットされる原稿セット部と、
画像が読み取られた後の原稿を、前記読取手段に対して前記原稿セット部が位置する第1の側とは反対の第2の側に、排出する原稿排出部と、
前記原稿排出部によって前記第2の側に排出された原稿を案内するガイド部材と、
を備える画像読取装置において、
前記ガイド部材は、原稿をそのまま前記第2の側で案内する第1のポジションと、原稿が前記第1の側に向かうように案内する第2のポジションと、に変位可能に装置本体に組み付けられていることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部が読み取った画像を記録媒体に記録することが可能な画像記録部と、
を備える画像形成装置において、
前記画像読取部が、本発明の画像読取装置であることを特徴とする。
本発明によれば、原稿排紙経路の切替時に部品の取り付け、取り外しが不要となり操作性を向上させることができる。
実施例1に係る複合機の斜視図 実施例1に係る複合機の断面図 実施例1に係る原稿読取装置の斜視図 実施例1に係る原稿読取装置の断面図 実施例1の制御構成の一実施形態を示す概略ブロック図 実施例1におけるUターン排紙時の搬送挙動を示す断面図 実施例1におけるストレート排紙時の搬送挙動を示す断面図 変形例の排紙ガイド幅方向分割構成の斜視図 実施例3の搬送方向分割排紙ガイドの構成を示す断面図 実施例3の搬送方向分割排紙ガイドのストレート排紙時挙動の断面図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
図1を参照して、本発明の実施例の複合機1の概略構成について説明する。図1は、本実施例の複合機の一実施形態を示す模式的斜視図である。
図1において、画像形成装置としての複合機1は、主に、画像記録部としての画像記録装置3と、画像読取部としての原稿読取装置(画像読取装置)2と、から構成されている。画像記録装置3は、本体部4と、本体部4を支える脚部5と、を有している。原稿読取装置2は、本体部4の上部に配置されている。画像記録装置3の本体部4の外観部には、ユーザが様々な設定やコマンドを入力したり、画像記録装置3や原稿読取装置2の情報を確認したりするための操作パネル6が設けられている。
図1、図2を参照して、画像記録装置3の概略構成について説明する。図2は、本実施例の複合機の模式的断面図である。なお、図2に示す原稿読取装置は、後述する実施例3の原稿読取装置2cの構成を示しているが、本実施例の原稿読取装置2についても複写機1における配置構成は同様となる。
図1、図2において、画像記録装置3は、記録媒体としてロール紙とカット紙との両方に画像を記録することが可能である。記録媒体としてロール紙201を用いる場合、ロール紙201は、ロールホルダ7を介して給紙部71に回転自在に保持される。記録媒体の保持部としての給紙部71に保持されたロール紙201は、ユーザによって下ガイド8に沿って用紙搬送路を下流側へ送られる。ロール紙201は、その先端が搬送ローラ9と従動ローラ10とのニップ部まで到達すると、搬送ローラ9が図5に示す搬送モータ51によって回転駆動されることにより、先端がニップ部に引き込まれて搬送ローラ9と従動ローラ10とで挟持される。さらに、その状態で搬送ローラ9が回転駆動されることにより、ロール紙201は、記録ヘッド138に対向配置されたプラテン11上へと搬送される。
プラテン11は、画像記録部においてロール紙201を裏面から案内支持し、記録ヘッド138とロール紙201とのギャップを保証している。プラテン11には、複数の吸気孔が形成されており、ダクト15を介して記録媒体保持力発生手段としての吸引ファン52に接続されている。吸引ファン52を駆動することにより、プラテン11の吸気孔に吸引負圧が発生し、ロール紙201をプラテン11上に吸着保持することができる。
キャリッジ128は、画像記録手段である記録ヘッド138を搭載し、X方向に延在する走査ガイドとしてのキャリッジシャフト14に沿って±X方向(主走査方向)に往復移動可能に案内支持されている。記録ヘッド138には、インクを吐出する吐出口(ノズル)がY方向に複数配列されており、キャリッジ128が移動している間に、これら複数の吐出口が画像データに従って−Z方向にインクを吐出する。このような記録ヘッド138の吐出動作とキャリッジ128の移動によって1ライン分の画像を記録すると、再びロール紙201を搬送ローラ9と従動ローラ10により搬送方向Yに所定ピッチだけ搬送し、キャリッジ12を再び移動させて次ラインの画像記録を行う。これを繰り返してページ全体に画像が記録される。
カッタ85は、画像記録部の搬送方向Yの下流側に設けられ、ロール紙201を所定長さに切断することができる。なお、記録媒体としてカット紙を用いる場合の画像記録動作についてもロール紙と同様である。
図4(a)を参照して、画像読取装置としての原稿読取装置2の概略構成について説明する。図3は、原稿読取装置の斜視図であり、図4(a)は図3の方向から見た太線で囲まれた位置での原稿読取装置2の断面図であり、排紙がUターンパスの状態である。
図4(a)において、原稿読取装置2は、読取原稿202(図6)を搬送しながら画像を読み取ることが可能である。読取原稿202は、読取原稿202の読取裏面側を案内支持する原稿セット部31に沿って、ユーザにより原稿搬送方向Y1の下流側に設けられた給紙口に挿入される。読取原稿202が給紙口に挿入されると、上流原稿センサ41により読取原稿202が給紙口に挿入されたことを検知する。
読取原稿202の先端が上流原稿搬送ローラ72と上流従動ローラ73とからなる上流原稿搬送手段74のニップ部まで到達すると、上流原稿搬送ローラ72が図5に示す原稿搬送モータ53によって回転駆動される。これにより、読取原稿202は、上流原稿搬送手段74に挟持される。なお、上流原稿センサ41が読取原稿202の先端を検知してから、上流原稿搬送ローラ72を回転駆動するまでに遅延時間を設けている。これは、読取原稿202が給紙口に斜めに差し込まれたとしても、読取原稿202の先端が幅方向全域において上流原稿搬送手段74のニップ部に突き当たった状態(読取原稿202の向きが正された状態)となってから、上流原稿搬送ローラ72の回転駆動を開始するようにすることで、上流原稿搬送ローラ72に対して読取原稿202の先端が斜めにセットされることを軽減している。遅延時間については、0.5〜2.0秒程度が適しているが、上流原稿センサ41と上流原稿搬送手段74との原稿搬送方向Y1の距離に応じて最適値は変化する。
さらに、その状態で上流原稿搬送ローラ72が回転駆動されることにより、読取原稿202は、CIS(Contact Image Sensor)からなる読取手段38へと搬送される。その後、読取原稿202は、上流原稿搬送ローラ72と同様に原稿搬送モータ53により回転駆動されている下流原稿搬送ローラ75と下流従動ローラ76とからなる下流原稿搬送手段79に挟持され、下流原稿センサ42が読取原稿202を検出するまで搬送される。その間、読取手段38は、プレ検出動作として読取手段38の読取位置を搬送された読取原稿202の原稿読取動作を実行することで幅情報や傾き情報を検出している。
プレ検出動作が終了すると、原稿搬送モータ53により上流原稿搬送ローラ72と下流原稿搬送ローラ75とを反対方向に回転駆動することで、読取原稿202を戻し、スタンバイ状態とする。なお、スタンバイ状態での読取原稿202の先端位置は、原稿搬送方向
Y1に対して上流原稿搬送手段74のニップ部より下流側、且つ、読取手段38の読取位置より上流側となるように制御している。そして、画像記録装置3に設けられた操作パネル6等からの読取動作開始の入力があると、読取手段38による原稿読取動作を実行しながら、上流原稿搬送手段74と下流原稿搬送手段79により、読取原稿202は原稿搬送方向Y1に搬送される。
上流原稿センサ41が読取原稿202の後端を検出すると、読取原稿202の後端位置が原稿搬送方向Y1に対して読取手段38の読取位置より下流側、且つ、下流原稿搬送手段79のニップ部より上流側となる位置まで搬送し、原稿読取動作を終了する。その後、操作パネル6等からの排出動作開始の入力があると、再び読取原稿202を搬送することで、読取原稿202は下流原稿搬送手段37の挟持から解放されることとなり、読取原稿202を取り出すことが可能となる。
ここで、原稿排出部39を通過した読取原稿202は、原稿搬送方向Y2に反転搬送される。これにより、読取原稿202を給紙口に挿入する操作と、原稿読取動作終了後の読取原稿202を取り出す操作とが同一方向から(ユーザは画像読取装置3に対して同じ側に位置したまま)行うことができるため操作性が良い。なお、原稿読取動作終了後に、読取原稿202は下流原稿搬送手段79に挟持した状態で一度停止しているが、下流原稿搬送手段79の挟持から解放されるまで搬送しても良い。
図5を参照して、本実施例における制御構成についての概略、及び読取動作中にジャム前検知センサONで読取停止する説明を下記する。図5は、本実施例における制御構成の一実施形態を示す概略ブロック図である。
図5において、外部に接続されたホスト装置401は、ホスト装置401で生成した画像の記録コマンドを複写機1の主制御部403に発信する。制御部402は、主に、主制御部403、画像記録制御部404、原稿読取制御部405及び操作パネル6を有している。主制御部403は、計算手段となるCPU406、ROM407、及び、RAM408を備えている。主制御部403において、CPU406は、ROM407に記憶された各種プログラムやパラメータに従って、RAM408をワークエリアとして用いながら、複写機1全体を制御する。画像記録制御部404は、主制御部403の指示のもと、搬送モータ51、吸引ファン52、キャリッジモータ54、記録ヘッド138、及び、カッタ85などの制御を実現するためのものである。原稿読取制御部405は、主制御部403の指示のもと、原稿搬送モータ53、及び、読取手段38などの制御を実現するためのものである。また、記憶部420は、複合機1の工場出荷時に予め入力された各種情報や、プレ検出動作によって得られた情報を記憶保持しておくことができる。さらに、原稿セット判定部421は、記憶部420の情報から、後述する本実施例における読取原稿の原稿読取動作が可能か否かの判定を実施することができる。
<本実施例の特徴的構成>
図2〜図7を用いて、ガイド部材としての排紙ガイド17が読取原稿の排紙経路を変化させる際に取り得る2つのポジション(姿勢)について説明する。本実施例では、排紙ガイド17は、読取原稿を原稿セット部方向に案内するストレートパスを形成する第1のポジションと、読取原稿を原稿セット部方向とは反対方向に案内するUターンパスを形成する第2のポジションと、を取り得るように構成されている。排紙ガイド17は、原稿読取装置2の装置本体に対し、読取原稿の搬送方向と直交する回転軸周り回転可能に組み付けられており、装置本体に対する角度を変えることで、上記の二つのポジションに変位可能となっている。これら二つのポジションを切り替えることで、本実施例の原稿読取装置2は、排紙方向を簡便に変更することができる。
(Uターンパスの形成)
図4(a)は、図3のD方向から見た太線で囲まれた位置での原稿読取装置2の断面図であり、排紙がUターンパスの状態を示している。図4(a)に示すように、排紙ガイド17の係合部12は、スキャナユニット本体の被係合部(非図時)に回転可能に係合されている。排紙ガイド17は、係合部12を中心にa、b方向に回転可能であり、a方向には、突き当て部16が原稿読取装置2に突き当たるまで、b方向には突き当て部15が原稿読取装置2に突き当たるまで回動可能である。また、排紙ガイド17のばね掛け部32と、原稿読取装置2のばね掛け部33と、の間には、引張りバネ30が掛けられている。排紙ガイド17は、Uターンパスの状態では、引張りバネ30によりC方向に引っ張られ、突き当て部16が原稿読取装置2に突き当たった状態でa方向に付勢される。それにより、排紙ガイド17は、図4(a)に示す姿勢に保持され、Uターンパスを形成している。排紙ガイド17は、原稿用紙202の搬送方向と直交する方向に延びる軸を中心とする円弧面で形成される凹状の案内曲面18を有しており、Uターンパス形成時には、この案内曲面18が主として原稿用紙202の排紙をガイドする役割を担う。Uターンパス形成時において、案内曲面18は、第2の側としての装置奥側から第1の側としての装置手前側に向かう方向に向いた姿勢となり、読取原稿202の案内方向が、装置奥側から装置手前側へ向かう方向に反転するように、湾曲した態勢となる。なお、上記の装置奥側と装置手前側は、操作パネル6と向かい合う位置に立って原稿読取装置2を操作する使用者から見ての位置関係である。
(ストレートパスの形成)
排紙ガイド17が、b方向に回動され、突き当て部15が原稿読取装置2に突き当たっている状態が、ストレートパスを形成している状態である。排紙ガイド17の自重と引張りバネ30の引っ張り力により、突き当て部15が原稿読取装置2に突き当たった状態でb方向に付勢されている。それにより、排紙ガイド17は、図4(b)に示す姿勢に保持され、ストレートパスを形成している。排紙ガイド17は、案内曲面18に対し原稿用紙202の搬送方向下流側に隣接する案内端面19を有しており、ストレートパス形成時には、案内曲面18と案内端面19が主として原稿用紙202の排紙をガイドする役割を担う。すなわち、ストレートパス形成時において、案内曲面18は、上方に向いた姿勢となり、案内曲面18と案内端面19の少なくともいずれかが、排紙された読取原稿202を下方から支持する態勢となる。
(Uターンパスとストレートパスの切り換え)
排紙ガイド17をUターンパスからストレートパスに切り換えるときには、排紙ガイド17に引張りバネ30の引張り力よりも大きな力をb方向に与えて、排紙ガイド17を原稿読取装置2に対してb方向に回転させる。排紙ガイド17の角度(回転位相)が、所定の角度を越えると、引張りバネ30の引張り力による付勢状態が変化する。すなわち、それまで、引張りバネ30の引張り力が排紙ガイド17をa方向に回転させるように作用する付勢状態だったのが、b方向に排紙ガイド17を回転させるように引張りバネ30の引張り力が作用する付勢状態に変化する。すると、排紙ガイド17は、引張りバネ30の引張り力を受けて突き当て部15がb方向に原稿読取装置2に突き当たり、ストレートパスへと切り替わる。
逆に、ストレートパスからUターンパスへ切り換えるときには、排紙ガイド17に排紙ガイド17の自重と引張りバネ30の引張り力よりも大きな力をa方向に与えてa方向に回転させる。排紙ガイド17の角度(回転位相)が、所定の角度を越えると、引張りバネ30の引張り力による付勢状態が変化する。すなわち、それまで、引張りバネ30の引張り力が排紙ガイド17をb方向に回転させるように作用する付勢状態だったのが、a方向に排紙ガイド17を回転させるように引張りバネ30の引張り力が作用する付勢状態に変化する。すると、排紙ガイド17は、引張りバネ30の引張り力を受けて突き当て部16
がa方向に原稿読取装置2に突き当ったところで、Uターンパスへと切り替わる。このように、排紙ガイド17を回動させることで、容易に排紙方向を変えることが可能となる。
(Uターンパスとストレートパスの排紙挙動)
図6は、Uターンパス排紙時の搬送挙動を示した原稿読取装置2の模式的断面図である。図6(a)は、読取原稿202の先端を上流原稿搬送手段74のニップ部に食い込ませた状態を示す。図6(b)は、読取原稿202の先端側が、読取手段38で画像が読み取られている状態を示す。図6(c)は、読取原稿202の先端側が排紙ガイド17により形成されるUターンパスに沿って排紙されている状態を示す。そして、図6(d)は、読取原稿202の読み取りが完了し、凹状に湾曲した案内曲面18に沿って読取原稿202がUターン状に排紙された状態を示す。
図7は、ストレートパス排紙時の搬送挙動を示した原稿読取装置2の模式的断面図である。図7(a)は、読取原稿202の先端を上流原稿搬送手段74のニップ部に食い込ませた状態を示す。図7(b)は、読取原稿202の先端側が、読取手段38で画像が読み取られている状態を示す。図7(c)は、読取原稿202の先端側がストレート部を排紙されている状態を示す。そして図7(d)は、読取原稿202の読み取りが完了し、読取原稿202がストレート状に排紙された状態を示す。
なお、図7に示した排紙態様はあくまで一例である。読取原稿202は、当初、読取手段38による読取が終わった部分が案内曲面18に沿って案内され(図7(c))、読取が完了し排紙されると下流原稿搬送手段79のニップ部と、排紙ガイド17の案内端面19とで保持された状態(図7(d))となっている。排紙の態様は、例えば、読取原稿202の剛性(コシの強さ)により、様々な態様を取り得るものである。例えば、図7(d)に示す状態において、案内曲面18によっても支持されるように読取原稿202が撓んだ状態となることもある。すなわち、読取原稿202の排出方向(読取原稿202が辿る軌跡)は種々の態様をとり得るが、原稿排出部39から装置奥側に排出された読取原稿202がそのまま装置奥側で排紙ガイド17に案内された状態が維持され、読取原稿202の回収が行われるのが装置奥側となる。このときの排紙ガイド17の姿勢が、本発明の第1のポジションに相当する。
以上のように、本実施例の構成をとれば、排紙ガイド17に力を加え回動させることで容易にストレートパスとUターンパスを切り替え可能であり、排紙方向を変更させることが可能である。
<変形例>
図8に、実施例1の変形例に係る画像読取装置2bの模式的斜視図を示す。実施例1では、排紙ガイド17が、読取原稿202の幅方向全域に読取可能な最大幅よりも広い幅の一枚の湾曲板部により単一の案内曲面18を形成する構成である。かかる構成の変形例として、より安価で多サイズの原稿用紙を排紙可能とするために、図8に示す構成を採用してよい。
すなわち、本変形例における排紙ガイド17は、幅方向に分割されており、かつ、幅方向に並んだ排紙ガイド17L、17C、17Rのそれぞれが個別に幅方向に沿って移動可能に構成されている。つまり、排紙ガイド17L、17C、17Rは、幅方向に互いが並ぶ間隔を変更可能に構成されている。ここで、紙幅の広い原稿用紙の場合には、図8(a)のように、幅方向に間隔を空けて排紙ガイド17L、17C、17Rを配置して対応することができる。また、紙幅の狭い原稿用紙の場合には、図8(b)のように、排紙ガイド17L、17C、17Rを幅方向に間隔を狭めて、あるいは幅方向に連結するように配置することで対応することができる。このように、各種の紙幅の原稿用紙の排紙に好適に
対応することが可能となる。
以上の変形例の構成によれば、実施例1のように幅方向全域に幅広の大型の排紙ガイド17に代えて、小型の排紙ガイド17L、17C、17Rを用いることで、より安価な構成をとりつつ、多種多用のサイズ幅の原稿用紙が排紙可能となる。
<実施例2>
搬送する原稿用紙の剛度が低ければ、Uターンパス排紙時に、Uターンに沿って排紙可能であるが、剛度の高いものであると原稿用紙がUターンに沿って湾曲せずに、原稿用紙先端が排紙ガイド17に突っかかってしまい紙ジャムが生じる恐れがある。そこで、本発明の実施例2では、剛度の高い原稿用紙が排紙時にUターンパス排紙となっていた場合は、原稿用紙が搬送されてきたときに生じる力(負荷)で、排紙ガイド17が回動して、b方向に動き、ストレートパスへと切り替わることができる構成とする。
例えば、引張りバネ30の引張り力の強さや、排紙ガイド17の形状や重量等を適宜設定することで、そのような構成を実現することができる。より具体的には、例えば、使用し得る原稿用紙の中で剛度の高いものを画像読取装置2に通紙し、ばね掛け部32にかかる力を測定し、引張りバネ30の引張り力をその力以下に設定する。こうすることで、その原稿用紙が通紙されてきた場合は、排紙ガイド17がストレートパスに切り替わる構成とすることができる。このように、第2のポジションであるストレートパスをとることで、原稿用紙の先端が引っかかって紙ジャムを引き起こす可能性を低減させることが可能となる。なお、実施例2の具体的な装置構成は、上述した引張りバネ30の引張り力の設定を除き、実施例1の装置構成と同様である。
<実施例3>
図9、図10を参照して、本発明の実施例3に係る原稿読取装置2cについて説明する。実施例3は、実施例1のストレートパスよりも、より直線的なパス状態を形成し、信頼性の高いストレート搬送を形成する構成となっている。実施例3に係る原稿読取装置2cは、排紙ガイド17bの構成を除き、実施例1に係る原稿読取装置2と同様であり、実施例1に係る原稿読取装置2と同様の構成に関する説明は省略する。
(Uターンパスの形成)
図9(a)は、実施例3に係る排紙ガイド17bを二部品で構成した原稿読取装置2cの模式的断面図であり、排紙がUターンパスの状態である。図9(a)に示すように、排紙ガイド17bは、上流ガイド部としての上部ガイド171と、下流ガイド部としての下部ガイド172と、で構成されている。上部ガイド171と下部ガイド172は、それぞれ、原稿用紙202の搬送方向と直交する方向に延びる軸を中心とする円弧面で形成される凹状の案内曲面181、182を有する。上部ガイド171の係合部134は、下部ガイド172の被係合部(非図時)に回転可能に係合されている。上部ガイド171は、下部ガイド172に対して、係合部134を中心にa、b方向に回転可能である。上部ガイド171は、下部ガイド172に対し、a方向には、上部ガイド171の通紙面側の面である案内曲面181の排紙方向上流側の一部である突き当て部181aが、下部ガイド172に突き当たるまで回動可能である。一方、b方向には、突き当て部135が、下部ガイド172に突き当たるまで回動可能である。また、上部ガイド171のばね掛け部133と、下部ガイド172のばね掛け部132と、の間には、引張りバネ130が掛けられている。上部ガイド171は、Uターンパスの状態では、引張りバネ130によりC方向に引っ張られ、突き当て部181aが下部ガイド172に突き当たった状態でa方向に付勢される。また、下部ガイド172の姿勢、原稿読取装置2c本体に対する組み付け構成については、実施例1の排紙ガイド17のUターンパス形成について述べた構成と同様のため説明を割愛する。上部ガイド171と下部ガイド172が上述した状態になることで
、排紙ガイド17bは、図9(a)に示す姿勢に保持され、案内曲面181と案内湾曲面182とが、Uターンパスとして、原稿案内方向に連続的かつ一体的な案内曲面を形成する。
(ストレートパスの形成)
上部ガイド171が、下部ガイド172に対し、b方向に回動され、突き当て部135が下部ガイド172に突き当たり、下部ガイド172が実施例1で説明した排紙ガイド17と同様の姿勢を形成した状態がストレートパス状態である。排紙ガイド17bの各ガイド171、172の自重と引張りバネ130、引張りバネ30の引っ張り力により、上部ガイド171、下部ガイド172はそれぞれの回転軸周りにb方向に付勢される。したがって、上部ガイド171の突き当て部135が下部ガイド172に突き当たり、下部ガイド172の突き当て部15が原稿読取装置2に突き当たり、った状態となり、でa方向に付勢されている。それにより、排紙ガイド17bは、図9(b)に示す姿勢に保持され、ストレートパスを形成している。このストレートパスは、排紙ガイド17bのUターン形状部を二つに分けてストレート部を構成することで形成されるため、実施例1の排紙ガイド17の形態よりも、曲線部が緩やかになり、より直線的なパス状態を形成することができる。排紙ガイド17bは、案内曲面181、182に対しそれぞれ原稿用紙202の搬送方向下流側に隣接する案内端面191、192を有している。ストレートパス形成時には、案内曲面181、182と案内端面191、192が主として原稿用紙202の排紙をガイドする役割を担う。
(Uターンパスとストレートパスの切り換え)
排紙ガイド17bをUターンパスからストレートパスに切り換えるときには、上部ガイド171に引張りバネ130の引張り力よりも大きな力をb方向に与えて、上部ガイド171を下部ガイド172に対してb方向に回転させる。上部ガイド171の下部ガイド172に対する角度(回転位相)が、所定の角度を越えると、引張りバネ130の引張り力による付勢状態が変化する。すなわち、それまで、引張りバネ130の引張り力が上部ガイド171を下部ガイド172に対してa方向に回転させるように作用する付勢状態だったのが、b方向に上部ガイド171を回転させるように引張りバネ130の引張り力が作用する付勢状態に変化する。すると、上部ガイド171は、下部ガイド172に対してb方向に回動し、突き当て部135が下部ガイド172に突き当たる。
さらに、上部ガイド171に対して、今度は、引張りバネ30の引張り力よりも大きな力をb方向に与える。上部ガイド171と下部ガイド172を一体的に、下部ガイド172の回転軸周りにb方向に回動させることで、上部ガイド171と下部ガイド172が一体的に、排紙方向Y1に直線的に並んだ体勢となり、ストレートパスへと切り替わる。下部ガイド172の原稿読取装置2cに対する突き当て構成(引張りバネ30の付勢状態の変化)については、実施例1の排紙ガイド17と同様であり、説明は省略する。上部ガイド171と下部ガイド172は、このように一体的にUターンパスからストレートパスへと切り替わる。
なお、最初から引っ張りバネ130の引張り力に引張りバネ30の引張り力を加えた力よりも大きな力を上部ガイド171に加えた場合には、力の加わり方によっては、上述した段階的な回動動作とはならない場合もある。例えば、下部ガイド172に対する上部ガイド171の回動と、原稿読取装置2cに対する下部ガイド172の回動とが、同時に連動して進行するような回動動作となる場合もある。また、例えば、下部ガイド172に対する上部ガイド171の回動時には上部ガイド171に力を加え、原稿読取装置2cに対する下部ガイド172の回動時には下部ガイド172に力を加えることでパスの切り替えを行ってもよい。
次に、ストレートパスからUターンパスへ切り換えるときには、上部ガイド171に上部ガイド171の自重と引張りバネ130の引張り力と、を合わせた力よりも大きな力をa方向に与えて、上部ガイド171を下部ガイド172に対してa方向に回転させる。上部ガイド171の下部ガイド172に対する角度(回転位相)が、所定の角度を越えると、引張りバネ130の引張り力による付勢状態が変化する。すなわち、それまで、引張りバネ130の引張り力が上部ガイド171を下部ガイド172に対してb方向に回転させるように作用する付勢状態だったのが、上部ガイド171を下部ガイド172に対してa方向に回転させるように、引張りバネ130の引張り力が作用する付勢状態に変化する。すると、上部ガイド171は、下部ガイド172に対してa方向に回動し、上部ガイド171の通紙面側の面である案内曲面181の排紙方向上流側の一部である突き当て部181aが下部ガイド172に突き当たる。
さらに、上部ガイド171に対して、今度は、上部ガイド171の自重と、下部ガイド172の重量と、引張バネ30の引張り力と、を合わせた力よりも大きな力をa方向に与える。上部ガイド171と下部ガイド172を一体的に、下部ガイド172の回転軸周りにa方向に回動させることで、上部ガイド171と下部ガイド172が一体的に大きく湾曲した排紙経路を形成する体勢となり、Uターンパスへと切り替わる。下部ガイド172の原稿読取装置2cに対する突き当て構成(引張りバネ30の付勢状態の変化)については、実施例1の排紙ガイド17と同様であり、説明は省略する。上部ガイド171と下部ガイド172は、このように一体的にストレートパスからUターンパスへと切り替わる。以上のように、上部ガイド171と下部ガイド172を回動させることで、容易に排紙方向を変えることが可能となる。
なお、最初から、上部ガイド171自重、下部ガイド172重量、引っ張りバネ130、引張りバネ30の引張り力を合わせた力よりも大きな力を上部ガイド171に加えた場合には、力の加わり方によっては、上述した段階的な回動動作とはならない場合もある。例えば、下部ガイド172に対する上部ガイド171の回動と、原稿読取装置2cに対する下部ガイド172の回動とが、同時に連動して進行するような回動動作となる場合もある。また、例えば、下部ガイド172に対する上部ガイド171の回動時には上部ガイド171に力を加え、原稿読取装置2cに対する下部ガイド172の回動時には下部ガイド172に力を加えることでパスの切り替えを行ってもよい。
(ストレートパスの排紙挙動)
図10は、搬送方向Y1に分割された排紙ガイド17bのストレートパス排紙時の搬送挙動を示した原稿読取装置2cの模式的断面図である。図10(a)は、読取原稿202の先端を上流原稿搬送手段74のニップ部に食い込ませた状態を示す。図10(b)は、読取原稿202の先端側が、読取手段38で画像が読み取られている状態を示す。図10(c)は、読取原稿202の先端部が排紙ガイド17により形成されるストレートパスに沿って搬送方向Y1に排紙されている状態を示す。そして、図10(d)は、読取原稿202の読み取りが完了し、読取原稿202が案内端面192、191に支持、案内されながら搬送方向Y1に沿ってストレート状に排紙された状態を示す。なお、図10に示した排紙態様はあくまで一例であり、読取原稿202の剛性(コシの強さ)等により、様々な態様を取り得るものであることは、実施例1と同様である。
なお、実施例3におけるUターンパスの排紙挙動については、実施例1とほぼ同様なため説明は割愛する。
以上のように、本実施例の構成をとれば、上部ガイド171と下部ガイド172に力を加え回動させることで容易にストレートパスとUターンパスを切り替え可能であり、排紙方向を変更させることが可能である。また、ストレートパスに関して、本実施例の構成は
実施例1の構成よりも、より直線的なパス状態を形成することが可能であり、信頼性の高いストレート搬送が可能となる。
また、本実施例の構成では、以下のような構成をとることができる。すなわち、図2に示すように、原稿読取装置2cは、画像記録装置3の上に配置されており、排紙ガイド17bがロール紙201の上方に位置した構成となっている。排紙ガイド17bがストレートパス状態にある場合には、図2に示すように、排紙ガイド17bがロール紙201の上方を覆い、ロール紙201のカバーとして機能することができる。このような状態にできるため、画像記録装置3にロール紙201のためのカバーを設けなくとも、ロール紙201がほこりをかぶったり、汚れが付着しにくくすることができる。なお、実施例1、2の原稿読取装置においても、同様の効果が期待できることは言うまでもなく、また、排紙ガイドのサイズによっては、上述した第1のポジションのときだけでなく、第2のポジションにあるときにおいても、記録媒体を覆う効果は期待できる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることは言うまでもない。
例えば、本実施例の排紙ガイドの原稿案内面(案内曲面)は、原稿排紙方向と直交する方向に見たときの形状が、所定の曲率に従った曲線となるような凹状湾曲面としているが、かかる形状に限定されるものではない。原稿の排紙搬送がスムーズに行われる(阻害されない)形状であれば他の形状であってもよい。
また、例えば、実施例3では、排紙ガイドを2つの部品に分割した構成としているが、分割数は3以上としてもよい。その場合、図8に示すような、原稿搬送方向の幅方向に分割する構成と組合せて、幅方向の列ごとに搬送方向の分割数を異ならせるような構成としてもよい。
また、本実施例では、排紙ガイドが、第1のポジションにあるときは第1のポジションに、第2のポジションにあるときは第2のポジションに、それぞれ留まるように、引張バネを用いた構成により、排紙ガイドを保持するように構成した。このような保持力(付勢力)を排紙ガイドに付与する保持手段の構成は、上記に限定されるものではない。例えば、マグネットを利用して磁力によって保持するような構成としてもよい。
上述した各実施例の各構成は、技術的に矛盾がない限りにおいて、それぞれの構成を互いに組み合わせることが可能である。
2…原稿読取装置、202…読取原稿、17…排紙ガイド、31…原稿セット部、38…読取手段、74…上流原稿搬送手段、79…下流原稿搬送手段

Claims (13)

  1. 原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の画像を読み取る読取手段と、
    画像が読み取られる前の原稿がセットされる原稿セット部と、
    画像が読み取られた後の原稿を、前記読取手段に対して前記原稿セット部が位置する第1の側とは反対の第2の側に、排出する原稿排出部と、
    前記原稿排出部によって前記第2の側に排出された原稿を案内するガイド部材と、
    を備える画像読取装置において、
    前記ガイド部材は、原稿をそのまま前記第2の側で案内する第1のポジションと、原稿が前記第1の側に向かうように案内する第2のポジションと、に変位可能に装置本体に組み付けられていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記ガイド部材は、凹状に湾曲した案内曲面を有し、
    前記案内曲面は、前記ガイド部材が前記第2のポジションにあるときに、前記原稿排出部から排出される原稿の案内方向が、前記第2の側から前記第1の側へ向かう方向に反転するように、湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記ガイド部材は、前記案内曲面の前記案内方向における下流側に隣接する案内端面を有し、
    前記案内曲面と前記案内端面の少なくともいずれかは、前記ガイド部材が前記第1のポジションにあるときに、前記原稿排出部から排出される原稿を下方から支持することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記案内曲面は、前記ガイド部材が前記第1のポジションにあるときに、上方を向いており、前記ガイド部材が前記第2のポジションにあるときに、前記第2の側から前記第1の側に向かう方向に向いていることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記装置本体に回転可能に組み付けられており、前記装置本体に対する角度を変えることで、前記第1のポジションと前記第2のポジションとに変位可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記第1の側は、画像読取装置を操作する使用者から見て装置手前側であり、前記第2の側は、前記使用者から見て装置奥側であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記ガイド部材は、前記原稿排出部によって排出される原稿から受ける負荷に応じて、前記第2のポジションから前記第1のポジションに変位することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記ガイド部材は、
    前記装置本体に対して回転可能に組み付けられた上流ガイド部と、
    前記上流ガイド部に対して回転可能に組み付けられた下流ガイド部と、
    に分割された構成を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記上流ガイド部と前記下流ガイド部は、それぞれ、凹状に湾曲した案内曲面を有し、
    前記上流ガイド部の前記案内曲面と前記下流ガイド部の前記案内曲面は、前記ガイド部材が前記第2のポジションにあるときに、前記原稿排出部から排出される原稿の案内方向を、前記第2の側から前記第1の側へ向かう方向に反転させるように湾曲した、連続的な
    案内曲面を一体的に形成することを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 前記ガイド部材は、原稿の搬送方向と直交する幅方向に複数に分割された構成を有し、
    分割された複数のガイド部材は、前記幅方向に並ぶ間隔を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  11. 画像読取部が読み取った画像を記録媒体に記録することが可能な画像記録部の上方に配置される画像読取装置であり、
    前記ガイド部材は、前記画像記録部が備える記録媒体の保持部の上方に位置し、少なくとも前記第1のポジションにあるときに、前記保持部に保持された前記記録媒体を覆う状態となることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  12. 前記ガイド部材が、前記第1のポジションにあるときは、前記第1のポジションに留まるように、前記第2のポジションにあるときは、前記第2のポジションに留まるように、前記ガイド部材に付勢力を付与する保持手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  13. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部が読み取った画像を記録媒体に記録することが可能な画像記録部と、
    を備える画像形成装置において、
    前記画像読取部が、請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像読取装置であることを特徴とする画像形成装置。
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