JP2021182707A - 情報処理装置、撮像システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、撮像システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の撮像装置のプリセットの動作を同時に制御する際に、ユーザの意図しない動作が生じるのを抑制する。【解決手段】複数の撮像装置と通信可能な情報処理装置であって、前記複数の撮像装置ごとに前記撮像装置の状態を表す状態情報を取得する取得手段と、前記複数の撮像装置の各々の撮像方向を変更する動作を同時に制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数の撮像装置の前記動作を同時に制御する際に、取得した前記状態情報に基づいて、前記複数の前記撮像装置のうち、前記動作を制御する対象の前記撮像装置を決定することを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は、複数の撮像装置と通信可能な情報処理装置に関する。
従来、ズーム倍率を変倍させるプリセットの動作の制御において、カメラで撮影している映像が使用されているかどうかによって、ズーム倍率を変倍させるスピードを変更する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2018−88624号公報
本発明が解決しようとする課題は、複数の撮像装置のプリセットの動作を同時に制御する際に、ユーザの意図しない動作が生じるのを抑制することである。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、複数の撮像装置と通信可能な情報処理装置であって、前記複数の撮像装置ごとに前記撮像装置の状態を表す状態情報を取得する取得手段と、前記複数の撮像装置の各々の撮像方向を変更する動作を同時に制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記複数の撮像装置の前記動作を同時に制御する際に、取得した前記状態情報に基づいて、前記複数の前記撮像装置のうち、前記動作を制御する対象の前記撮像装置を決定することを特徴とする。
撮像システムの全体構成を示す図である。 カメラの構成を示すブロック図である。 制御管理装置の構成を示すブロック図である。 設定画面の一例を示す図である。 登録処理のフローチャートである 設定画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
(撮像システムの全体構成)
まず、図1を参照して撮像システムの全体構成について説明する。この撮像システムは、ネットワーク101、カメラ110、カメラ120、カメラコントローラ130、モニタ140、及び制御管理装置150から構成される。カメラ110,120は、カメラコントローラ130や制御管理装置150の制御に従って映像を撮影する。カメラ110,120によって撮影された映像は、カメラコントローラ130や制御管理装置150に送信される。カメラコントローラ130は、カメラ110,120から受信した映像を切り替えて配信する。以下、各構成について説明する。
ネットワーク101について説明する。
ネットワーク101は、ETHERNET(登録商標)等の通信規格に準拠する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から実現される。なお、ネットワーク101は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless Lan)、WAN(Wide Area Network)等により実現されてもよい。カメラ110、カメラ120、カメラコントローラ130及び制御管理装置150は、ネットワーク101を介して互いに通信可能である。図1では、2台のカメラ110、カメラ120がネットワーク101に接続されているが、2台以上のカメラがネットワーク101に接続されていればよい。
次に、カメラ110及びカメラ120について説明する。
カメラ110は、通信端子111、及びタリーランプ112を備える。カメラ120は、カメラ110と同様に、通信端子121、及びタリーランプ122を備える。カメラ110及びカメラ120は撮像装置の一例である。カメラ110及びカメラ120は同様の構成であることから、以下、カメラ110について説明し、カメラ120の説明を省略する。
カメラ110は、通信端子111を介して、ネットワーク101に接続される。カメラ110は、撮像した映像や各種データをカメラコントローラ130や制御管理装置150からの要求に応じて送信する。なお、カメラコントローラ130や制御管理装置150に対して能動的に撮像した映像や各種データを送信してもよい。また、カメラ110は、カメラコントローラ130や制御管理装置150から制御コマンドを受信し、受信した制御コマンドに応じた処理を行う。
タリーランプ112は、自カメラの映像がカメラコントローラ130によりライブ配信しているときに点灯する。タリーランプ112が点灯することにより、ユーザはどのカメラが配信中なのかが分かる。タリーランプ112は、配信中に赤に点灯し、次にカメラコントローラ130から配信される候補になると緑に点灯するようにしてもよい。以下、自カメラの映像が配信に使用されている状態であるカメラを、プログラム中のカメラという。タリーランプ112は、カメラコントローラ130から受信した制御コマンドに従って点灯・消灯する。
次に、カメラコントローラ130について説明する。
カメラコントローラ130は、カメラ110,120から受信した映像を切り替えて配信するスイッチャー部と、カメラ110,120の撮像方向等を制御するコントローラ部を備える。カメラコントローラ130は、スイッチャー部として、通信端子131、プログラム選択ボタン132、プレビュー選択ボタン133、切り替えレバー134、及び映像出力端子135を備える。また、カメラコントローラ130は、カメラコントロール部として、コントロールカメラ選択ボタン136及びスティック137を備える。なお、通信端子131は、カメラコントロール部でも用いられる。また、カメラコントローラ130は、受信した映像をモニタ140に出力するモニタ出力部138を備える。
なお、本実施形態において、カメラコントローラ130は、スイッチャー部とカメラコントローラ部の機能を兼ね備えた1台の装置によって構成されているが、スイッチャー部とカメラコントローラ部の機能を別々に備えた複数の装置によって構成されてもよい。
まず、カメラコントローラ130のスイッチャー部の各構成と機能について詳細に説明する。
通信端子131は、ネットワーク101に接続し、IPアドレスを指定した各カメラ(カメラ110、カメラ120)から撮影した映像を入力する端子である。また、通信端子131は、スイッチャー部に対する操作に従って生成された制御コマンドを各カメラに送信する際にも用いられる。
プログラム選択ボタン132は、通信端子131により入力した各カメラの映像の中から、どのカメラの映像を映像出力端子135に出力するかを選択するボタンである。映像出力端子135から配信される映像のことを、プログラム映像という。プログラム映像を撮影しているカメラが、前述のプログラム中のカメラである。また、自カメラの映像が配信に使用されている状態から使用されていない状態になることを、プログラム終了という。例えば、プログラム映像が他のカメラの映像に切り替わったときに、プログラム終了になる。
プログラム選択ボタン132は、番号が付与された複数のボタンを有している。ボタンが選択されると、選択したボタンの番号に対応するカメラの映像がプログラム映像として映像出力端子135から配信される。図1では、1番から4番の4つのボタンを有しており、最大4台のカメラを選択可能である。プログラム選択ボタン132が押下されると、選択した番号のボタンが点灯する。また、カメラコントローラ130は、選択した番号のカメラに対してタリーランプ112の点灯の制御コマンドを送信する。更に、プログラム選択ボタン132が押下される前に選択されていた番号のカメラに対して、タリーランプ112の消灯の制御コマンドを送信する。
プレビュー選択ボタン133は、通信端子131で入力した各カメラの映像の中から、どのカメラの映像をプレビュー映像にするか選択するボタンである。プレビュー映像とは、次にプログラム映像に切り替えられる候補の映像のことである。
プレビュー選択ボタン133は、プログラム選択ボタン132と同様に、番号が付与された複数のボタンを有している。ボタンが選択されると、選択したボタンの番号に対応するカメラの映像がプレビュー映像となる。図1では、1番から4番の4つのボタンを有しており、最大4台のカメラを選択可能である。プレビュー選択ボタン133が押下されると、選択した番号のボタンが点灯する。
切り替えレバー134は、プレビュー映像をプログラム映像に切り替えるレバーである。例えば、カメラ110の映像が1番のボタン、カメラ120の映像が2番のボタンに割り当たっていた場合について説明する。現在プログラム映像としてプログラム選択ボタン132において1番のボタン(カメラ110の映像)が選択され点灯しており、プレビュー映像としてプレビュー選択ボタン133において2番のボタン(カメラ120の映像)が選択されて点灯していたとする。この状態で切り替えレバー134のレバーを操作し倒すと、プレビュー映像であった映像がプログラム映像となり、逆にプログラム映像であった映像がプレビュー映像となる。つまり、切り替えレバー134を倒すと、プログラム選択ボタン132の1番のボタンが消灯して2番のボタンが点灯し、プログラム映像がカメラ120の映像に切り替わり、映像出力端子135に出力される。同時に、プレビュー選択ボタン133の2番のボタンが消灯し、1番のボタンが点灯し、プレビュー映像がカメラ110の映像に切り替わる。
映像出力端子135は、前述したプログラム映像を出力する端子であり、不図示の後段のライブ配信機器や番組録画装置にプログラム映像を出力する。これにより、プログラム映像が、視聴者に視聴される。
次に、カメラコントローラ130のカメラコントロール部の各構成と機能について詳細に説明する。前述の通信端子131は、カメラコントロール部に対する操作に従って生成された制御コマンドを各カメラに送信する際にも用いられる。
コントロールカメラ選択ボタン136は、どのカメラをパン・チルト制御対象とするかを選択するボタンである。図1では、1番から4番の4つのボタンを有しており、最大4台のカメラを選択可能である。コントロールカメラ選択ボタン136が押下されると、選択したカメラの番号のボタンが点灯し、選択した番号のカメラがパン・チルト制御対象となる。
スティック137は、コントロールカメラ選択ボタン136において選択されているカメラに対し、パン方向やチルト方向に動かすためのレバーである。例えば、ユーザがコントロールカメラ選択ボタン136の1番のボタンを押下した後、スティック137を左方向に傾けると、カメラコントローラ130は、左方向にパンする制御コマンドを、通信端子131を介してカメラ110に送信する。カメラ110は、左方向にパンする制御コマンドを受信すると、パンを駆動させる。またこの時、カメラコントローラ130は、スティック137の傾けた角度に応じパンの移動速度を決定し、パンの移動速度も合わせて制御する。更に、カメラコントローラ130は、スティック137の軸をねじることによりカメラ110のズームを動かす制御をすることも可能である。例えば、右回転にねじればズームインをカメラ110に指示し、左回転にねじればズームアウトをカメラ110に指示する。
続いて、カメラコントローラ130のモニタ出力部138について説明する。
モニタ出力部138は、通信端子131から入力された複数のカメラの映像を並べた映像を生成してモニタ140に出力する。また、カメラ110、カメラ120、又はカメラコントローラ130の設定を行う設定画面の出力を行う場合もある。
次に、モニタ140について説明する。
モニタ140は、ディスプレイ等で構成されており、カメラコントローラ130のモニタ出力部138から入力した映像を表示する。例えば、ユーザはモニタ140に表示される映像を見て、カメラコントローラ130に対して、プログラム映像を他のカメラの映像に切り替える操作等を行う。
次に、制御管理装置150について説明する。
制御管理装置150は、ネットワーク101に接続される複数のカメラ(カメラ110、カメラ120)を管理・制御するための装置であり、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット、スマートフォン等で構成される。制御管理装置150は、情報処理装置の一例である。制御管理装置150は、自カメラで撮影した映像や自カメラがプログラム中かどうかの状態等を表す状態情報を各カメラから受信する。また、制御管理装置150は、カメラの動作を制御するための制御コマンドを各カメラに送信する。
続いて、図2を参照して、本実施形態におけるカメラ110の各部構成と機能について詳細に説明する。
システム制御部201は、CPU、MPU等の1以上のプロセッサで構成され、後述の記憶部202に記憶されたプログラムを実行することによりカメラ110の全体を制御する。また、システム制御部201は、通信部205により受信した制御コマンドを解析し、各構成部へ指示を行う。例えば、カメラコントローラ130からタリーランプ112の点灯・消灯の制御コマンドを受信したとき、タリーランプ112の点灯・消灯を制御する。また、パン・チルト制御コマンドを受信したとき、パンチルトズーム制御部206に指示を行う。更に、システム制御部201は、画像処理部204から伝達された画像データを映像として、通信部205によりカメラコントローラ130や制御管理装置150へ送信する。また、システム制御部201は、タリーランプ112の点灯・消灯に基づいて、自身がプログラム中であるかどうかの状態を表す状態情報を取得し、取得した状態情報を制御管理装置150へ送信する。
記憶部202は、RAM、ROM、HDD等で構成され、システム制御部201で使用するプログラムや設定値等を記憶し、システム制御部201によって読み書きが行われる。システム制御部201は、ユーザが指定した撮像方向、ズーム率といった複数の設定値を事前に設定、即ちプリセットして記憶部202に登録する。記憶部202には、複数の設定値をひとまとまりとするプリセットが、複数登録されている。プリセットには、ID番号等が付与されて識別可能になっている。以下、プリセットのID番号をプリセット番号という。
システム制御部201は、ユーザがプリセットを指示すると、指定されたプリセット番号のプリセットを記憶部202から呼び出して、複数の設定値を一括で変更する。システム制御部201は、変更された設定値に合致する位置に移動するように、パンチルトズーム制御部206や撮像部203へ指示を行う。以上の一連の動作をプリセットの動作という。本実施形態において、システム制御部201は、制御管理装置150からプリセットの制御コマンドを受信したとき、プリセットの動作を行う。
撮像部203は、ズームレンズを含む撮像用レンズ及び撮像素子から構成され、被写体の撮像及び電気信号への変換を行う。また、撮像部203は、システム制御部201や画像処理部204から伝達された指示に基づいて、調整を行う。
画像処理部204は、システム制御部201の制御により、撮像部203によって変換された電気信号にノイズ除去やガンマ補正等の画像処理を行い、画像データを生成する。
通信部205は、通信端子111を介して制御管理装置150等から制御コマンドを受信してシステム制御部201に伝達する。また、通信部205は、システム制御部201の制御により、撮像部203で撮影された映像や状態情報を制御管理装置150等へ送信する。
パンチルトズーム制御部206は、システム制御部201から伝達された指示に基づいて、パン駆動部207、チルト駆動部208、及びズーム駆動部209を制御する。
パン駆動部207は、パン動作を行うメカ駆動系、その駆動源のモータ、駆動部の角度を検出する角度センサにより構成され、モータが駆動されることによりパン駆動機構がパン方向に駆動する。チルト駆動部208は、チルト動作を行うメカ駆動系、その駆動源のモータ、駆動部の角度を検出する角度センサにより構成され、モータが駆動されることによりチルト駆動機構がチルト方向に駆動する。ズーム駆動部209は、ズームレンズの駆動部及びモータ、ズームレンズの位置を検出するセンサを備え、モータが駆動されることによりズームレンズが光軸方向に移動して焦点距離を変更する。
なお、カメラ110は、パン駆動部207、チルト駆動部208、ズーム駆動部209のうちのいずれかを有すればよいものとする。
続いて、図3を参照して、本実施形態における制御管理装置150の各部構成と機能について詳細に説明する。
制御管理装置150は、複数のカメラのプリセットの動作を同時に制御する機能を有する。以下、複数のカメラのプリセットの動作を同時に制御する機能を、複数カメラ同時プリセットという。複数カメラ同時プリセットでは、複数のカメラとプリセットのセットをグループとして予め登録しておく。本実施形態では複数のグループが登録されており、各グループには識別子としてグループ番号が付与されている。複数カメラ同時プリセットの実行の指示があった場合、制御管理装置150は、指定されたグループ番号のグループに属するカメラに対して、プリセットの制御コマンドを送信する。
システム制御部301は、CPUやMPU等の1以上のプロセッサにより構成され、後述の記憶部302に記憶されたプログラムを実行することにより制御管理装置150の全体を制御する。システム制御部301は、後述するグラフィカルユーザーインターフェース(以下、GUIと表記する)の操作に応じて、複数のカメラを登録するとともに、各カメラにプリセットを登録する。また、システム制御部301は、各カメラのプリセットの動作を制御するための制御コマンドを生成する。システム制御部301は、複数のカメラの動作を同時に制御することも可能である。システム制御部301は、登録手段、制御手段として機能する。
記憶部302は、RAM、ROM、HDD等により構成され、システム制御部301で使用するプログラムや設定値等を記憶し、システム制御部301によって読み書きが行われる。記憶部302は、図4や図6に示すGUI400の操作や、図5のフローチャートに示す処理により登録される情報を保持する。
通信部303は、ネットワークインターフェース等により構成され、複数のカメラと通信を行い、各カメラから受信した映像をシステム制御部301に伝達する。また、通信部303は、システム制御部301で生成された制御コマンドを各カメラに送信する。また、システム制御部301は、通信部303を介して各カメラがプログラム中かどうかの状態を表す状態情報を受信する。なお、システム制御部301は、各カメラから自身がプログラム中かどうかの情報を受信してもよく、カメラコントローラ130等の他の機器からどのカメラがプログラム中であるかの情報を受信してもよい。システム制御部301は、取得手段として機能する。
表示部304は、ディスプレイ等により構成されており、システム制御部301の制御により、各カメラのプリセットの登録や各カメラのプリセットの動作の制御を行うためのGUI400(図4、図6を参照)を表示する処理を行う。システム制御部301は、GUI400を用いて、各カメラの映像の表示を制御する。システム制御部301は、表示制御手段として機能する。
入力部305は、ユーザによる操作を入力するためのボタン等により構成されている。なお、表示部304と入力部305はタッチパネル形式のように一体的に構成されてもよい。制御管理装置150を操作するユーザは、入力部305を介してGUI400を操作し、プリセットの登録等を行う。
このように、制御管理装置150は、ネットワーク101を介して、複数のカメラと同時に接続して、複数のカメラの映像表示や各カメラの動作制御を行うことができる。
次に、GUIについて説明する。
システム制御部301に設定されているGUIアプリケーションを用いることにより、ユーザは複数カメラ同時プリセットで用いられる情報を登録することができる。図4に示すGUI400は、GUIアプリケーションの画面である。GUI400は、制御管理装置150の表示部304に表示される。
GUI400には、登録されたカメラの映像を表示する映像領域411〜映像領域414が配置される。本実施形態では、映像領域411にカメラ110の映像が表示され、映像領域412にカメラ120の映像が表示される。なお、本実施形態では4台のカメラが登録される例について説明するが、登録されるカメラの台数、及び映像を表示可能なカメラの台数は4台に限られないものとする。
プログラム中表示420は、プログラム中のカメラの映像を表すための表示である。本実施形態では、映像領域の外枠にカラーの枠表示を行う例を示す。
メニュー430は、カメラの登録を行うためのカメラ追加タブと、各カメラのプリセットの登録を行うためのプリセット追加タブの切り替えを行うために用いられる。図4では、カメラ追加タブに切り替えられている状態を示す。
カメラを登録する場合は、ユーザがIPアドレス入力ボックス440に登録するカメラのIPアドレスを入力する。カメラ追加ボタン441が押下されると、IPアドレスを指定されたカメラが登録される。カメラが登録されると、GUI400の映像領域にカメラの映像が表示される。本実施形態では、カメラの登録順に従って映像領域411〜映像領域414にカメラの映像が順次表示される。映像領域411〜映像領域414には、カメラ名が割り当てられている。例えば、映像領域411には、カメラ名として「カメラ1」が割り当てられ、映像領域412には、カメラ名として「カメラ2」が割り当てられる。映像領域に表示される映像を出力するカメラには、映像領域に割り割れてられたカメラ名が付与される。例えば、カメラ110に「カメラ1」が付与され、カメラ120には「カメラ2」が付与される。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、複数カメラ同時プリセットの際に必要な情報を登録するための処理について説明する。図5に示すフローチャートの処理は、制御管理装置150側のシステム制御部301が記憶部302に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
まず、図4のGUI400の表示状態で、メニュー430によりプリセット追加タブに切り替える。図6は、プリセット追加タブに切り替えられている状態のGUI400を示す。プリセット追加タブのグループ番号一覧601には、カメラとプリセットのセットを登録可能なグループ番号が一覧表示される。図6に示す例では、「1」〜「5」のグループ番号が表示される。
ステップS501において、システム制御部301は、複数のカメラとプリセットのセットを登録するグループを選択する。本実施形態では、グループ番号一覧601から、ユーザが編集するグループ番号を選択する。グループ番号602が選択されると、選択されたグループ番号602のグループ情報603が表示される。本実施形態では、グループ情報603として、プリセットの制御対象のカメラ名604及び指示するプリセット情報605が一覧表示される。
図6に示す例では、プリセットの制御対象のカメラ名604として、「カメラ1」、「カメラ2」及び「カメラ3」が表示される。また、指示するプリセット情報605として、「1:ひな壇 左」、「11:ひな壇 右」及び「4:司会者席」が表示される。プリセット情報は、プリセット番号とプリセット番号に対応する撮影位置とを含む。
ステップS502において、システム制御部301は、カメラ一覧610から、カメラ名を選択する。カメラ一覧610には、カメラ追加タブで登録されたカメラ名が一覧表示される。なお、カメラ一覧610には、プリセットの制御対象として既に登録されたカメラ名、及びプリセットが登録されていないカメラのカメラ名は表示されない。
ステップS503において、システム制御部301は、プリセット一覧611から、ステップS502で選択されたカメラ名のカメラに指示するプリセット情報を選択する。プリセット一覧611には、ステップS502で選択されたカメラ名のカメラに登録済みのプリセット情報が一覧表示される。
ステップ504において、システム制御部301は、プログラム中の挙動612から、複数カメラ同時プリセットの実行時にプログラム中のカメラに対して、どのような制御するかを選択する。例えば、「制御する」か「制御しない」の何れかを選択する。「制御する」が選択されている場合に後述の図7のステップS703の処理はスキップされる。なお、「制御する」は、選択肢として表示されなくても構わない。
また、ステップS504において、システム制御部301は、プログラム終了後の挙動613から、複数カメラ同時プリセットの実行時にプログラム中だったカメラに対して、プログラム終了後にどのような制御をするかを選択する。例えば、「制御しない」、「プログラム終了後即時制御する」、又は「複数カメラ同時プリセットの実行時点からの経過時間がN秒以内なら制御する」の何れかを選択する。なお、選択肢としてはこれらに限定しない。また、プログラム終了後の挙動が、選択できない構成であってもよい。
ステップS505において、システム制御部301は、ステップS502で選択されたカメラ名と、ステップS503で選択されたプリセット情報のセットを、グループ情報603に追加するか否かを判定する。本実施形態では、追加ボタン614が押下された場合に、当該判定が行われる。
ステップS505でシステム制御部301が追加すると判定した場合、処理はステップS506へ進む。ステップS506において、システム制御部301は、ステップS502で選択されたカメラ名とステップS503で選択されたプリセット情報とをセットにしてグループ情報603に登録する。また、システム制御部301は、ステップS504で選択されたプログラム中の挙動612及びプログラム終了後の挙動613を登録する。その後処理は、ステップS507へ進み、カメラ一覧610から、ステップS506で登録されたカメラ名を削除する。1つのグループに対して1台のカメラに選択可能なプリセット情報は1つであるからであるため、プリセット情報が登録されたカメラ名をステップS502で参照するカメラ一覧610から、削除する必要があるからである。その後、処理はステップS508へ進む。
ステップS505でシステム制御部301が追加しないと判定した場合、処理はステップS507へ進み、カメラ一覧610から、ステップS502で選択されたカメラ名を削除する。その後、処理はステップS508へ進む。
ステップS508において、システム制御部301は、ユーザからの操作によりプリセットの登録を終了するか否かを判定する。システム制御部301が終了しないと判定した場合は、処理はステップS502へ戻る。システム制御部301が終了すると判定した場合は、本フローチャートに示す処理が終了する。
以上のようにして、システム制御部301は、グループごとに複数のカメラとプリセットのセットを登録する。
なお、本実施形態では、カメラ一覧610、プリセット一覧611、プログラム中の挙動612、及びプログラム終了後の挙動613は、押下するとプルダウンで情報が表示されるが、これに限定しない。
複数カメラ同時プリセットを実行する場合には、ユーザが複数カメラ同時プリセット制御ボタン620を押下する。複数カメラ同時プリセット制御ボタン620が押下されると、システム制御部301は、現在選択されているグループ番号602のグループ情報603において表示されている、各カメラに対しプリセットの動作の制御を行う。
図7は、第1の実施形態の制御管理装置150で実行される処理を示すフローチャートである。図7に示すフローチャートの処理は、制御管理装置150側のシステム制御部301が記憶部302に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。図7に示すフローチャート処理は、図6に示すGUI400が表示部304に表示された場合に開始する。
ステップS701において、システム制御部301は、複数カメラ同時プリセットの実行が指示されるまで待機する。複数カメラ同時プリセット制御ボタン620が押下されると、複数カメラ同時プリセットの実行が指示されたとして、処理はステップS702へ進む。
ステップS702において、システム制御部301は、指定されたグループ番号602のグループ情報603に登録されているカメラの台数分、繰り返し処理を行う。
まず、グループ情報603の1番目に登録されているカメラ(以下、1番目のカメラという)を、繰り返し処理の対象に設定する。
ステップS703において、システム制御部301は、まず、1番目のカメラが、プログラム中か否かを判定する。具体的には、システム制御部301は、通信部303により1番目のカメラがプログラム中かどうかの情報を受信して、プログラム中か否かを判定する。システム制御部301がプログラム中ではないと判定した場合、処理はS704へ進む。システム制御部301がプログラム中であると判定した場合、処理はステップS702へ戻り、システム制御部301は、次に登録されているカメラを、繰り返し処理の対象に設定する。
ステップS704において、システム制御部301は、グループ情報603の1番目に登録されているプリセット情報を指定して、現在繰り返し処理の対象としているカメラにプリセットの制御コマンドを送信する。そして、処理はステップS702へ戻り、システム制御部301は、次に登録されているカメラを、繰り返し処理の対象に設定する。
以上のようにして、システム制御部301は、グループ情報603に登録されているカメラを順次繰り返し処理の対象に設定し、ステップS702、S703の処理を実行する。グループ情報603に登録されているカメラの台数分の処理が終了した場合には、処理はステップS705へ進む。このようにすることで、プログラム中ではないカメラには、プリセットの動作が実行され、プログラム中のカメラには、プリセットの動作が実行されない。従って、複数のカメラを一括で素早く画角や撮像方向を変更させつつ、プログラム中のカメラのプリセットの動作を制限することで、プログラム映像に意図しない画角や撮像方向の変更が生じることを抑制することができる。
最後にステップS705において、システム制御部301は、ステップS703においてプログラム中だったカメラに対して、プログラム終了後の挙動613で設定されている処理を行う。なお、システム制御部301は、プログラム終了後の挙動613で設定されている処理に必要な値を、記憶部302に記憶する。例えば、複数カメラ同時プリセットの実行時点からの経過時間によって処理を変更するように設定されている場合、ステップS701で複数カメラ同時プリセットの実行が指示された時点の時間情報を保持する。
次に、図8を参照して、ステップS705の処理の詳細について説明する。図8に示すフローチャートの処理は、制御管理装置150側のシステム制御部301が記憶部302に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。図8のフローチャートに示す処理は、複数カメラ同時プリセットの実行時にプログラム中だったカメラがプログラム終了したことに応じて開始する。具体的には、システム制御部301は、図7の繰り返し処理が終了した後、図7のステップS703においてプログラム中だったカメラに対して、プログラム終了したかどうかを継続して問い合わせる。システム制御部301は、プログラム終了したことを受信した場合に、プログラム中だったカメラがプリセットの動作を制御可能な状態であると判断する。システム制御部301は、プログラム終了したことを受信した場合に、本フローチャートの処理を開始する。
ステップS801において、システム制御部301は、プリセットの動作の制御を行うか否かを判定する。本実施形態では、プログラム終了後の挙動613が「制御しない」に設定されている場合には、そのまま本フローチャートの処理が終了する。これにより、複数カメラ同時プリセットの対象から外したカメラには、プログラム終了したとしても、プリセットの動作を実行させない。「制御しない」以外に設定されている場合には、処理はステップS802へ進む。
ステップS802において、システム制御部301は、プログラム終了後直ちにプリセットの動作の制御を行うか否かを判定する。本実施形態では、プログラム終了後の挙動613が「プログラム終了後即時制御する」に設定されている場合、処理はS803へ進む。これにより、複数カメラ同時プリセットの対象から外したカメラには、プログラム終了したことに応じて、直ちにプリセットの動作を実行させることができる。プログラム終了後の挙動613が「プログラム終了後即時制御する」以外に設定されている場合には、処理はステップS804へ進む。
ステップS803において、システム制御部301は、複数カメラ同時プリセットの実行時にプログラム中だったカメラに対して、登録されているプリセット情報を指定して、プリセットの制御コマンドを送信する。その後、本フローチャートの処理が終了する。
ステップS804において、システム制御部301は、記憶部302に記憶される、複数カメラ同時プリセットの実行時点の時間情報からの経過時間T1と、予め規定された閾値N秒とを比較する。比較の結果、システム制御部301が経過時間T1が閾値N秒未満(所定の時間内)であると判定した場合、処理はステップS803へ進む。システム制御部301が経過時間T1が閾値N秒以上(所定の時間外)であると判定した場合、そのまま本フローチャートの処理が終了する。
このように経過時間によって異なる処理を実行することにより、誤操作によりプログラム中に複数カメラ同時プリセットを実行した場合でも、意図的な操作によりプログラム中に複数カメラ同時プリセットを実行した場合でも、適切な制御を行うことが可能になる。なぜなら、ユーザが誤操作により複数カメラ同時プリセットを実行してしまった場合、複数カメラ同時プリセットの実行後すぐにプログラム終了にすることが予想される。従って、プログラム中であったカメラには、プログラム終了後すぐにプリセットの動作を行うことが望ましい。一方で、ユーザが意図的な操作により実行した場合には、複数カメラ同時プリセットの実行後も、プログラム中をそのまま継続することが予想されるため、プリセットの動作を行う必要はない。
以上、説明したように、第1の実施形態では、制御管理装置150が複数のカメラのプリセットの動作を同時に制御する際に、制御対象とする撮像装置のうち、プログラム中のカメラには、プリセットの動作を実行させないように制御することができる。一方で、プログラム中ではないカメラには、プリセットの動作を実行させることができる。これにより、複数のカメラを一括で素早く画角や撮像方向を変更させつつ、プログラム中のカメラのプリセットの動作を制限して、プログラム映像に意図しない画角や撮像方向の変更が生じることを抑制することができる。更に、複数のカメラのプリセットの動作を同時に制御する際に、プログラム中のカメラを削除したり再度追加したりする手間が省略されるため、オペレーションミスを防止することが可能となる。
なお、第1の変形例として、本実施形態において、図4にてプログラム中の映像であることを映像の周りを囲うUIで表示しているが、これに限らない。例えば、アイコンを表示したり、特定の画像を重畳して表示したりしても構わない。
また、第2の変形例として、本実施形態において、図4にてIPアドレスを用いてカメラを登録しているが、MACアドレスや他の値を用いても構わない。
また、第3の変形例として、本実施形態において、図6にてプログラム終了後の挙動を設定させるUIの例を示したが、これに限らない。例えば、映像上にキャンセルボタンやプリセット制御ボタンを重畳して、ユーザの入力によって挙動を変更しても構わない。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一の部分については説明を省略する。
上述の第1の実施形態では、複数同時プリセットの実行時に、制御管理装置150側で各カメラがプログラム中かどうかの情報を取得して、取得した情報に基づいて、プリセットの制御コマンドを送信する対象を決定する場合について説明した。第2の実施形態では、制御管理装置150が2種類のプリセットの制御コマンドを各カメラに送信し、カメラ110側で、自カメラがプログラム中かどうかの情報と、制御コマンドの種別とに基づいて、プリセットの動作を行うか行わないかを判断する。
本実施形態において、制御管理装置150は、複数同時プリセットの場合と、単体のカメラのプリセットを制御する場合とで、プリセットの制御コマンドを異ならせる。以下、複数同時プリセットの場合の制御コマンドを、複数カメラ制御コマンドといい、単体のカメラのプリセットを制御する場合の制御コマンドを、単体カメラ制御コマンドという。撮影している映像が使用されているカメラについては、映像を見ている視聴者が存在するためいるため、急激な画角や撮像方向の変更は望まれない。そのため本来プログラム中のプリセットの動作は行うべきではないが、カメラ側で単体カメラ制御コマンドを受信した場合は、プログラム中でも意図的にプリセットの動作が指示されたと判断できる。一方で、カメラ側で複数カメラ制御コマンドを受信した場合は、プログラム中であるかの状態によってプリセットの動作を行うか行わないかを判断する。
制御管理装置150側のシステム制御部301は、複数カメラ同時プリセットの実行が指示された場合に、指定されたグループ番号に登録されているカメラのすべてに、プリセットの制御コマンドとして、複数カメラ制御コマンドを送信する。また、システム制御部301は、カメラが単体で指定されて、プリセット制御の実行が指示された場合に、指定されたカメラに、プリセットの制御コマンドとして、単体カメラ制御コマンドを送信する。
図9は、第2の実施形態のカメラ110で実行される処理を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートの処理は、カメラ110側のシステム制御部201が記憶部202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。図9に示すフローチャートの処理は、カメラ110がプリセットの制御コマンドを受信した場合に開始される。
まず、ステップS901において、カメラ110側のシステム制御部201は、受信したプリセットの制御コマンドが、単体カメラ制御コマンドであるか、複数カメラ制御コマンドであるかを判定する。システム制御部201が単体カメラ制御コマンドであると判定した場合、意図的にプリセットの動作が指示されたと判断して、処理はステップS903へ進む。システム制御部201が複数カメラ制御コマンドであると判定した場合、プログラム中ではプリセットの動作を行うべきではないから、処理はステップS902へ進む。
ステップS902において、システム制御部201は、自カメラがプログラム中か否かを判定する。例えば、タリーランプ112が点灯しているか消灯しているかで判定できる。システム制御部201がプログラム中であると判定した場合、本フローチャートの処理が終了する。システム制御部201がプログラム中ではないと判定した場合、処理はステップS903へ進む。
ステップS903において、システム制御部201は、指示されたプリセット番号のプリセットを記憶部202から呼び出して、複数の設定値を一括で変更する。システム制御部201は、変更された設定値に合致する位置に移動するように、パンチルトズーム制御部206や撮像部203へ指示を行う。その後、本フローチャートの処理が終了する。
以上、説明したように、第2の実施形態では、制御管理装置150により複数のカメラのプリセットの動作が同時に制御されている場合には、プログラム中ではプリセットの動作を実行しないようにカメラ側で制御することができる。一方でプログラム中でなければプリセットの動作を実行することができる。これにより、複数のカメラを一括で素早く画角や撮像方向を変更させつつ、プログラム中であればプリセットの動作を行わないようにして、プログラム映像に意図しない画角や撮像方向の変更が生じることを抑制することができる。また、プリセットの動作が単体のカメラに指示されている場合には、プログラム中かどうかによらず、プリセットの動作を実行する。これにより、プログラム中であってもユーザからの指示に応じて素早く画角や撮像方向を変更することができる。更に、複数のカメラのプリセットの動作を同時に制御する際に、プログラム中のカメラを削除したり再度追加したりする手間が省略されるため、オペレーションミスを防止することが可能となる。
なお、変形例として、第2の実施形態において、図9のフローチャートにて、ステップS902でプログラム中であると判定された場合にフローチャートの処理を終了する例を示したが、これに限らない。例えば、ステップS902でプログラム中であると判定された後で、プログラム終了に応じて、システム制御部201がプリセットの動作を行うようにしてもよい。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:ネットワーク、110,120:カメラ(撮像装置に相当)、130:カメラコントローラ、140:モニタ、150:制御管理装置(情報処理装置に相当)

Claims (14)

  1. 複数の撮像装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記複数の撮像装置ごとに前記撮像装置の状態を表す状態情報を取得する取得手段と、
    前記複数の撮像装置の各々の撮像方向を変更する動作を同時に制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記複数の撮像装置の前記動作を同時に制御する際に、取得した前記状態情報に基づいて、前記複数の前記撮像装置のうち、前記動作を制御する対象の前記撮像装置を決定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数の前記撮像装置のうち、撮影した映像が使用されていない状態である前記撮像装置を、前記動作を制御する対象にして、撮影した映像が使用されている状態である前記撮像装置を、前記動作を制御する対象にしないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記動作を制御する対象にした前記撮像装置に対して、前記動作を実行させるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数の撮像装置の前記動作を同時に制御した後で、前記動作を制御する対象にしなかった前記撮像装置の前記状態情報が、前記動作を制御可能な状態になったことに応じて、前記動作を制御する対象にしなかった前記撮像装置に対して、前記動作を実行させるように制御することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数の撮像装置の前記動作を同時に制御した時点から、前記動作を制御する対象にしなかった前記撮像装置の前記状態情報が、前記動作を制御可能な状態になるまでの経過時間が、所定の時間内である場合には、前記動作を制御する対象にしなかった前記撮像装置に対して、前記動作を実行させるように制御し、所定の時間外である場合には、前記動作を制御する対象にしなかった前記撮像装置に対して、前記動作を実行させないように制御することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数の撮像装置をひとまとまりとするグループと、前記グループに属する前記撮像装置に対して、所定の撮像方向を各々登録する登録手段を有し、
    前記制御手段は、前記グループに属する前記撮像装置に対して、登録された前記所定の撮像方向に変更する動作を同時に制御することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に情報処理装置。
  7. 前記状態情報が、前記撮像装置の映像が配信に使用されているかの情報であることを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記複数の撮像装置の映像を表示部に表示する表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記複数の撮像装置の映像のうち、配信に使用されている前記撮像装置の映像と、配信に使用されていない前記撮像装置の映像とを識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記撮像装置には、撮像方向及び又は画角に関するプリセットが記憶されており、前記動作が前記プリセットの動作であることを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 複数の撮像装置と、前記複数の撮像装置と通信可能な情報処理装置とを含む撮像システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の撮像装置の各々の撮像方向を変更する動作を同時に制御する場合と、単体の前記撮像装置の撮像方向を変更する動作を制御する場合とで、異なる制御コマンドを前記撮像装置に送信する制御手段を有し、
    前記撮像装置は、
    前記情報処理装置から前記制御コマンドを受信する受信手段と、
    前記撮像装置の状態を表す状態情報を取得する取得手段と、
    受信した前記制御コマンドの種別と、取得した前記状態情報とに基づいて、前記動作を行うか否かを判定する判定手段と
    を有することを特徴とする撮像システム。
  11. 前記情報処理装置の前記制御手段は、前記複数の撮像装置の前記動作を同時に制御する場合に第1の制御コマンドを送信し、単体の前記撮像装置の前記動作を制御する場合に第2の制御コマンドを送信し、
    前記撮像装置の前記判定手段は、受信した前記制御コマンドが前記第1の制御コマンドである場合には、取得した前記状態情報に基づいて、前記動作を行うか否を判定し、受信した前記制御コマンドが前記第2の制御コマンドである場合には、前記動作を行うと判定することを特徴とする請求項10に記載の撮像システム。
  12. 前記撮像装置の前記判定手段は、受信した前記制御コマンドが前記第1の制御コマンドである場合であって、撮影した映像が使用されている状態である場合には、前記動作を行わないと判定し、受信した前記制御コマンドが前記第1の制御コマンドである場合であって、撮影した映像が使用されていない状態である場合には、前記動作を行うと判定することを特徴とする請求項11に記載の撮像システム。
  13. 複数の撮像装置と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記複数の撮像装置ごとに前記撮像装置の状態を表す状態情報を取得する取得ステップと、
    前記複数の撮像装置の各々の撮像方向を変更する動作を同時に制御する制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップは、前記複数の撮像装置の前記動作を同時に制御する際に、取得した前記状態情報に基づいて、前記複数の前記撮像装置のうち、前記動作を制御する対象の前記撮像装置を決定することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 請求項1乃至9何れか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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