JP2021182527A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動等により板ばね部材を介してはんだ部に伝わる応力を低減する電子装置を提供する。【解決手段】電子装置701において基板301は、少なくとも一部の電子素子が実装された第1面31、及び、第1面31の裏側の面である第2面32を有する。接続端子20は、導電材で柱状に形成され、基板301の導電層401と通電対象部91とを電気的に接続する。板ばね部材110、120は、ばね性を有する導電材で形成され、ばね力により接続端子20の外壁に当接可能な当接部17を有する。はんだ部5は、基板301の第1面31において板ばね部材110、120の固定部14に接合されている。板ばね部材110、120は、固定部14と当接部17との間に、当接部17に生じる応力が固定部に伝達されることを抑制するように、弾性によって応力を緩和する「応力緩和部15」が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、電子装置に関する。
従来、基板上に実装され、ばね弾性により基板と通電対象の端子とを電気的に接続する部材が知られている。
例えば特許文献1に開示された板ばね部材(特許文献1では「接続端子1」)は、基板の孔部に挿入された挟持部が電子部品の外部端子を挟持するとともに、挟持部につながった接合部が基板の一方面にはんだ付けで固定されている。
特開2013−161541号公報
特許文献1の構造では、振動等により電子部品が動いた場合、電子部品の外部端子から板ばね部材の挟持部を介して接合部に応力が伝わり、基板にはんだ付けされたはんだ部に歪が生じることで電気的な断線不具合の原因となる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、振動等により板ばね部材を介してはんだ部に伝わる応力を低減する電子装置を提供することにある。
本発明の電子装置は、基板(301−305)と、導電層(401、403、405)と、接続端子(20)と、板ばね部材(110、120、130)と、はんだ部(5)とを備える。
基板は、少なくとも一部の電子素子(61)が実装された第1面(31)、及び、第1面の裏側の面である第2面(32)を有する。導電層は、基板に形成されている。接続端子は、導電材で柱状に形成され、基板の導電層と通電対象部(91)とを電気的に接続する。
板ばね部材は、導電材で形成され、ばね力により接続端子の外壁に当接可能な当接部(17)を有する。はんだ部は、基板の第1面又は第2面において板ばね部材の固定部(14)に接合されている。
板ばね部材は、固定部と当接部との間に、当接部に生じる応力が固定部に伝達されることを抑制するように、弾性によって応力を緩和する「応力緩和部(15)」が設けられている。応力緩和部は、例えば板材が蛇腹折りされて構成されている。或いは、スリットや螺旋形状により応力緩和部が構成されてもよい。
本発明では、板ばね部材に応力緩和部が設けられているため、接続端子との当接部、及び、基板と接合されるはんだ部に生じる応力を低減し、断線不具合を防止することができる。
第1実施形態による電子装置の適用状態を示す全体構成図。 第1実施形態による電子装置の図1のII部に相当する部分断面図。 図2のIII−III線での平面視断面図。 図2のIV方向矢視での側面図。 第2実施形態による電子装置の部分断面図。 第3実施形態による電子装置の部分断面図。 第4実施形態による電子装置の適用状態を示す全体構成図。 第4実施形態による電子装置の図7のVIII部に相当する部分断面図。 第5実施形態による電子装置の部分断面図。 第6実施形態による電子装置の部分断面図。 その他の実施形態による電子装置の、図3の一部に対応する断面図。
以下、本発明の複数の実施形態による電子装置を図面に基づいて説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。この電子装置は、例えば車両のブレーキ液圧制御装置において直流モータへ駆動電流を通電する回路に適用される。
(第1実施形態)
図1に、第1実施形態の電子装置701が適用されるブレーキ液圧制御装置901の全体構成を示す。ブレーキ液圧制御装置901は、直流モータ91、液圧ブロック92、ハウジング930、カバー94及び電子装置701等が一体に構成されている。直流モータ91は、液圧ブロック92の内部に組み込まれた液圧ポンプを駆動する。電子装置701は、液圧ブロック92に対し直流モータ91とは反対側に設けられ、接続端子20を介して「通電対象部」としての直流モータ11へ通電可能である。
ハウジング930及びカバー94は樹脂で形成されており、電子装置701の外郭を構成する。カバー94の外周縁に形成されたフランジ部は、ハウジング930の開口周囲の端面に樹脂溶着等により接合されている。
ハウジング930の内部には、高さ方向に液圧ブロック92側とカバー94側とを隔てる隔壁934が形成されている。隔壁934の液圧ブロック92側には、ソレノイドバルブ67が収容されている。ソレノイドバルブ67は、内部に収容されたソレノイドコイルへの通電により動作し、液圧ポンプの流路の開閉や弁部の開度調節を行う。
隔壁934のカバー94側には、電子装置701の基板301が収容されている。また、ハウジング930の外面における液圧ブロック92と干渉しない位置に、外部からの電源線や信号線が接続されるコネクタ938が形成されている。コネクタ938は、基板301に接続された複数の端子68を有している。
第1実施形態の電子装置701は、基板301、導電層401、接続端子20、一対の板ばね部材110、120、はんだ部68等を備える。以下、第1〜第6実施形態の電子装置の符号は、「70」に続く3桁目に実施形態の番号を付す。また、基板及び導電層の符号は、その実施形態に特有の構成の場合、「30」及び「40」に続く3桁目に実施形態の番号を付し、前出の実施形態と実質的に同一の構成の場合、前出の実施形態に用いられた符号を援用する。
基板301は、ガラスエポキシやセラミック等の絶縁性材料で形成され、少なくとも一部の電子素子が実装された第1面31、及び、第1面31の裏側の面である第2面32を有する。「少なくとも一部の電子素子」として具体的には、電界効果トランジスタ(FET)等のスイッチング素子61が第1面31に実装されている。第1実施形態では、第2面32が「通電対象部」としての直流モータ91に面するように配置されている。
第1実施形態では、導電層401は、基板301の第1面31に配線パターンとして形成され、スイッチング素子61の端子が接続されている。板ばね部材110、120は、はんだ部5を介して基板301の導電層401に接合されている。なお、図1では、板ばね部材110、120とスイッチング素子61との位置関係を模式的に示している。図3に示された位置関係、すなわち、図2の視方向で板ばね部材110、120の真後にスイッチング素子61が配置された位置関係は、正確には図1に反映されていない。
接続端子20は、図1における下端が直流モータ91に接続されており、基板301に形成されたスルーホール361を貫通して基板301の上方に延びている。図1における接続端子20の上端付近の箇所は、一対の板ばね部材110、120に挟持されるとともに、導電性の板ばね部材110、120を介して導電層401に導通する。これにより、接続端子20は、基板301の導電層401と直流モータ91とを電気的に接続する。
コネクタ938に入力される信号によりスイッチング素子61がオンすると、外部の電源から接続端子20を通って直流モータ91に駆動電流が通電される。信号によりスイッチング素子61がオフすると、電源から直流モータ91への通電が遮断される。
次に図2〜図4を参照し、板ばね部材110、120周辺の詳細な構成について説明する。図2、図4において基板301の上面が、スイッチング素子61が実装された第1面31であり、基板301の下面が第2面32である。導電層401は、第1面31上に配線パターンとして形成され、図3に示すようにスイッチング素子61の端子が接続されている。接続端子20は銅等の導電材で円柱状に形成され、図2、図4の下方に設けられた直流モータ91から上方に延びている。
接続端子20は、基板301の導電層401と直流モータ91とを板ばね部材110、120を介して電気的に接続する。基板301は、接続端子20が第2面32側から第1面31側に貫通可能なスルーホール361を有している。スルーホール361の内径は、接続端子20の外径よりも大きい。そのため、接続端子20の外壁とスルーホール361の内壁との間に隙間が生じる。
接続端子20を挟んで対向するように、銅等の導電材で形成された一対の板ばね部材110、120が設けられている。一対の板ばね部材110、120は実質的に同じものであり、図2には各部の符号を両方の板ばね部材110、120に分けて記す。板ばね部材110、120は、銅板等の長手方向の一端を固定部14、他端を開放端部18とし、その中間部を複数回折り曲げて形成されている。そして、固定部14側から順に応力緩和部15、延伸部16、当接部17及び開放端部18が構成される。
固定部14は、基板301の第1面31においてはんだ付けにより導電層401に接合される。つまり、はんだ部5は、基板301の第1面31において板ばね部材110、120の固定部14に接合されている。
延伸部16と開放端部18とは当接部17を頂点とするV字状をなしている。一対の板ばね部材110、120の固定部14が基板301に接合されたとき、自由状態では当接部17同士の間隔が接続端子20の外径よりも小さくなるように設定される。そのため、一対の板ばね部材110、120の当接部17同士の間隔を少し拡げた状態で接続端子20が挿着される。このとき、当接部17はばね力Fにより接続端子20の外壁に当接し、板ばね部材110、120が両側から接続端子20を挟持する。これにより、板ばね部材110、120と接続端子20との間で導通可能となる。
固定部14と延伸部16との間には、比較的短いピッチで蛇腹折りされた応力緩和部15が形成されている。図2に示す構成例では、応力緩和部15は、第1要素151及び第2要素152を含む。固定部14から直接、延伸部16につながる場合の折曲数を1とすると、応力緩和部15があることで折曲数が3になる。応力緩和部15は、当接部17に生じる応力が固定部14に伝達されることを抑制するように、弾性によって応力を緩和する。
ここで、車両の振動等により直流モータ91が振動し、接続端子20から板ばね部材110、120に応力が伝わる状況を想定する。例えば特許文献1(特開2013−161541号公報)の従来技術のように応力緩和部が設けられていない構成では、はんだ部に応力が伝わり、歪が生じることで電気的な断線不具合の原因となる。
なお、特許文献1には本明細書の用語に対し紛らわしい用語が使われているため、誤解を防ぐように注記しておく。特許文献1における「接続端子1」は本明細書の「板ばね部材110、120」に対応し、特許文献1における「電子部品の端子20」は本明細書の「接続端子20」に対応する。
従来技術に対し第1実施形態の電子装置701は、板ばね部材110、120の固定部14と当接部17との間に応力緩和部15が設けられている。したがって、接続端子20との当接部17、及び、基板301と接合されるはんだ部5に生じる応力を低減し、断線不具合を防止することができる。
また、第1実施形態では、板ばね部材110、120は導電層401とはんだ付けされているため、回路に過電流が流れたとき、はんだ部5が溶けて接合が外れ、ヒューズの機能を果たすことも可能である。
次に、第1実施形態に対し導電層や板ばね部材等の構成が異なる第2〜第6実施形態について、第1実施形態の図2に対応する部分断面図を参照して説明する。第2〜第6実施形態の平面視断面図及び側面図は、第1実施形態の図3、図4に対し細部を除いて同一であるか、或いは、図3、図4から容易に類推されるものであるため省略する。また、電子装置の適用状態を示す全体構成図について、第4実施形態以外は図1を援用して参照し、第4実施形態のみ図7を参照する。
(第2実施形態)
図5に示す第2実施形態の電子装置702では、基板302は、スルーホール362の内径が接続端子20の外径と同程度の大きさに形成されている。接続端子20は、スルーホール362に圧入されて基板302に固定される。つまり、圧入後の状態では、接続端子20はスルーホール362に締まり嵌めの状態で嵌合している。
第1実施形態と同様に、一対の板ばね部材110、120は、基板302の第1面31上に形成された導電層401とはんだ部5を介して電気的に接続されている。接続端子20は、はんだ部5に接続された板ばね部材110、120の当接部17を介して導電層401と導通可能である。このように第2実施形態では、スルーホール362と板ばね部材110、120とにより、スルーホール362による接続端子20の固定機能、及び、板ばね部材110、120による接続端子20との電気的接続機能が分担される。
(第3実施形態)
図6に示す第3実施形態の電子装置703では、基板303は、スルーホール363の内側面と第1面31とに跨って導電層403が形成されている。導電層403のうち第1面31に形成される部分にはスイッチング素子61の端子が接続されている。スルーホール363内の導電層403は全周にわたって均一に形成されてもよく、周方向に不均一に、或いは断続的に形成されてもよい。なお、図6に示す導電層403はさらに第2面32にも跨っているが、導電層403は第2面32に跨って形成されなくてもよい。
スルーホール363の内径は、導電層403の内壁が接続端子20の外壁に当接する程度の大きさに形成されている。そのため接続端子20は、外壁がスルーホール363内の導電層403に導通可能に当接している。つまり第3実施形態では、接続端子20は、板ばね部材110、120を介してではなく、直接に導電層401と直流モータ91とを電気的に接続する。
基板303の第1面には、電子素子との導通とは関係なく、はんだ付けのための非導通金属層49が形成されている。一対の板ばね部材110、120は、固定部14が非導通金属層49にはんだ付けされ、はんだ部5を介して基板303に接合される。接続端子20は、一対の板ばね部材110、120に挟持されて固定される。このように第3実施形態では、スルーホール363内の導電層403と板ばね部材110、120とにより、導電層403による接続端子20との電気的接続機能、及び、板ばね部材110、120による接続端子20の固定機能が分担される。
(第4実施形態)
図7に、第4実施形態の電子装置704が適用されるブレーキ液圧制御装置904の全体構成を示す。第4実施形態では、スイッチング素子61が実装された第1面31が「通電対象部」としての直流モータ91に面するように配置されている。接続端子20の基板304側の端部は、基板304の第1面31よりも直流モータ91側(図7の下側)に位置するため、基板304のスルーホールは不要である。一対の板ばね部材110、120は、基板304の第1面31よりも直流モータ91側で接続端子20に当接している。
図8に、第1実施形態の図2に相当する電子装置704の部分断面図を示す。基板304にスルーホールが無く、図8における接続端子20の上端が基板304の下方に位置すること以外の構成は、第1実施形態の電子装置701と実質的に同じである。このように第4実施形態は、基板304の第1面31側に通電対象部91が設けられた装置構成において有効に適用される。
(第5、第6実施形態)
図9に示す第5実施形態の電子装置705では、基板305は、第3実施形態と同様にスルーホール365の内側面と第1面31とに跨って導電層405が形成されている。第3実施形態と異なる点として、スルーホール365内の導電層405は、スルーホール365の中心を通る仮想平面Sに対して少なくとも片側(図9の左側)の内側面に形成されていればよい。第3実施形態と同様に、図9に示す導電層405はさらに第2面32にも跨っているが、導電層405は第2面32に跨って形成されなくてもよい。スルーホール365の内径は、接続端子20の外径よりも大きく形成されており、接続端子20はスルーホール365内で径方向に移動可能である。
第5実施形態の電子装置705は、一つの板ばね部材110を備える。板ばね部材110は、基板305の第1面31上に形成された導電層401とはんだ部5を介して電気的に接続されている。板ばね部材110は、仮想平面Sに対して導電層405が形成されたスルーホール365の内側面の反対側(図9の右側)から、接続端子20の外壁を導電層405に押し当てるように設けられている。
ここで、接続端子20の直流モータ91側の端部は直流モータ91に保持されている。基板305に対しカバー94側、すなわち直流モータ91とは反対側の点に板ばね部材110のばね力Fが加わったとき、スルーホール36における第1面31側の開口エッジ部Pにおいて押圧力が強く作用する。電気的接続の観点から接続端子20と導電層405との接点は一箇所でかまわない。このように第5実施形態では、一つの板ばね部材110で接続端子20との電気的接続機能を実現することができる。
図10に示す第6実施形態の電子装置706は、第5実施形態の電子装置705に対しさらに第2面32側に、もう一つの板ばね部材130が追加されている。第2面32側に電子素子が実装されていない場合、ばね部材130の固定部14は、基板305上の非導通金属層49にはんだ付けにより接合される。基板305の上下で板ばね部材110、130が接続端子20を押圧することで、基板305に対する接続端子20の位置にばらつきがあっても、接続端子20の外壁を安定して導電層405に押し当てることができる。
(その他の実施形態)
(a)接続端子は円柱状のものに限らない。例えば図11に示す電子装置709では、平角線に相当する角柱状の接続端子29が、基板309に形成された矩形のスルーホール369を貫通して用いられている。なお、図11のみに用いられる符号については、特許請求の範囲における参照符号としての記載を省略する。
(b)上記実施形態では、板ばね部材110、120の応力緩和部15は、板材が蛇腹折りされて構成されている。上記実施形態に図示された構成に対し、蛇腹折りの一要素の相対的長さや折曲数は適宜変更されてよい。また、蛇腹折りの他、スリットや螺旋形状により応力緩和部が構成されてもよい。
(c)基板の第1面31に実装される電子素子は、スイッチング素子に限らず、コンデンサ、コイル、抵抗等の素子であってよい。また、電子素子は、第1面31に加えて第2面32に実装されてもよい。
(d)本発明の電子装置は、ブレーキ液圧制御装置に限らず、車両の電動パワーステアリングシステムにおける操舵アシストモータの制御装置など、接続端子を用いて「通電対象部」へ通電するあらゆる装置に適用可能である。通電対象部はモータに限らず各種の負荷や部品であってよい。特に車両に搭載される電子装置では、振動による応力がはんだ部に伝わりやすいため、本発明が有効に適用される。
本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
110、120・・・板ばね部材、
14・・・固定部、 15・・・応力緩和部、 17・・・当接部、
20、29・・・接続端子、
301−305・・・基板、 31・・・第1面、 32・・・第2面、
401、403、405・・・導電層、 5・・・はんだ部、
61・・・スイッチング素子(電子素子)、
701−706・・・電子装置、
91・・・直流モータ(通電対象部)。

Claims (8)

  1. 少なくとも一部の電子素子(61)が実装された第1面(31)、及び、前記第1面の裏側の面である第2面(32)を有する基板(301−305)と、
    前記基板に形成された導電層(401、403、405)と、
    導電材で柱状に形成され、前記基板の前記導電層と通電対象部(91)とを電気的に接続する接続端子(20)と、
    導電材で形成され、ばね力により前記接続端子の外壁に当接可能な当接部(17)を有する一つ以上の板ばね部材(110、120、130)と、
    前記基板の前記第1面又は前記第2面において前記板ばね部材の固定部(14)に接合されたはんだ部(5)と、
    を備え、
    前記板ばね部材は、前記固定部と前記当接部との間に、前記当接部に生じる応力が前記固定部に伝達されることを抑制するように、弾性によって応力を緩和する応力緩和部(15)が設けられている電子装置。
  2. 前記基板(301、302、303、305)の前記第2面が前記通電対象部側に面しており、
    前記基板は、前記接続端子が前記第2面側から前記第1面側に貫通可能なスルーホール(361、362、363、365)を有している請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記板ばね部材は、前記基板の前記第1面上に形成された前記導電層(401)と前記はんだ部を介して電気的に接続されており、
    前記接続端子は、前記はんだ部に接続された前記板ばね部材の前記当接部を介して前記導電層と導通可能である請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記接続端子は前記スルーホール(362)に締まり嵌めの状態で嵌合している請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記導電層(403、405)は、少なくとも前記スルーホール(363、365)の内側面と前記第1面とに跨って形成されており、
    前記接続端子は、外壁が前記スルーホール内の前記導電層に導通可能に当接している請求項2に記載の電子装置。
  6. 前記スルーホール内の前記導電層(405)は、前記スルーホールの中心を通る仮想平面に対して少なくとも片側の内側面に形成されており、
    前記板ばね部材(110、130)は、前記仮想平面に対して前記導電層が形成された前記スルーホールの内側面の反対側から、前記接続端子の外壁を前記導電層に押し当てるように設けられている請求項5に記載の電子装置。
  7. 前記基板(304)の前記第1面が前記通電対象部側に面しており、
    前記板ばね部材は、前記基板の前記第1面よりも前記通電対象部側で前記接続端子に当接している請求項1に記載の電子装置。
  8. 前記板ばね部材(110、120)は、前記接続端子を挟んで対向するように一対設けられている請求項1〜5、7のいずれか一項に記載の電子装置。
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