JP2021179463A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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紗良 藤川
Sara Fujikawa
良平 ▲徳▼永
Ryohei Tokunaga
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Abstract

【課題】定着装置における摺動部材の劣化および前記摺動部材の異音の発生を抑制すること。【解決手段】負荷検出装置61aは、加圧ローラー6の駆動装置60の駆動負荷を検出する。初速設定部8eは、定着装置48のヒーター51が作動中に前記加圧ローラー6が一定速度で回転する状況下で温度センサー58の計測温度が予め定められた2つの調査温度の一方から他方へ変化するときの前記負荷検出装置61aの検出駆動負荷の変化量に応じて、前記加圧ローラー6の起動時の初速を設定する。駆動制御部8cは、前記ヒーター51の作動により前記温度センサー58の計測温度が目標温度まで上昇するときに、前記駆動装置60を制御することにより前記加圧ローラー6を前記初速で回転させた後に前記初速も速い定常速度で回転させる。【選択図】図2

Description

本発明は、トナー像をシートに定着させる定着装置およびそれを備える画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、シートに転写されたトナー像を加熱および加圧する定着装置を備える。また、前記定着装置が、幅方向に沿って並ぶ複数の発熱体を有するヒーターと、前記ヒーターを内包する筒状の摺動部材と、前記摺動部材との間にシートが通過するニップを形成する加圧ローラーとを備える場合がある。
前記加圧ローラーが回転すると、前記摺動部材が従動回転し、前記摺動部材の内周面が前記ヒーターに対してシート搬送方向へ摺動する。前記摺動部材の前記内周面には、潤滑剤が塗布されている。
前記摺動部材は、摩耗、前記潤滑剤の経時劣化、または前記摺動部材の内周面への粉塵の混入などの原因によって劣化する。前記摺動部材の劣化が進行すると,異音の発生、または、前記摺動部材に対する前記加圧ローラーのスリップに起因する画質不良などの不都合が生じる。
また、前記定着装置において、前記加圧ローラーを駆動するモーターの起動トルクと前記モーターの起動後の駆動トルクとの差に基づいて、前記摺動部材の推定寿命を判断することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−31836号公報
ところで、前記定着装置が起動するときに、前記摺動部材の温度がある程度上昇し前記潤滑剤の粘性が下がるまで低速で回転させることが望ましい。これにより、前記摺動部材の劣化が抑制され、さらに前記加圧ローラーの駆動電力が低減される。
しかしながら、前記摺動部材の内周面への粉塵の混入状態が悪化したときに前記摺動部材が低速回転すると、前記摺動部材において異音が発生し、さらに、前記摺動部材の劣化が速まる。
本発明の目的は、定着装置における摺動部材の劣化および前記摺動部材の異音の発生を抑制できる定着装置および画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る定着装置は、シートの搬送路の定着位置において前記シート上のトナー像を加熱および加圧することにより前記トナー像を前記シートに定着させる装置である。前記定着装置は、基部材と、摺動部材と、ヒーターと、加圧ローラーと、駆動装置と、温度センサーと、負荷検出装置と、初速設定部と、駆動制御部と、を備える。前記基部材は、前記定着位置においてシート搬送方向に直交する幅方向に沿って配置されている。前記摺動部材は、前記基部材を内包する筒状の部材であり、回転することによって潤滑剤が塗布された内周面が前記基部材の表面に対し前記シート搬送方向に沿って摺動する。前記ヒーターは、前記摺動部材を加熱する。前記加圧ローラーは、前記摺動部材との間に前記シートが通過するニップを形成し、回転することによって前記摺動部材を従動回転させる。前記駆動装置は、前記加圧ローラーを回転駆動する。前記温度センサーは、前記基部材または前記摺動部材の温度を計測する。前記負荷検出装置は、前記駆動装置の駆動負荷を検出する。前記初速設定部は、前記ヒーターが作動中に前記加圧ローラーが一定速度で回転する状況下で前記温度センサーの計測温度が予め定められた2つの調査温度の一方から他方へ変化するときの前記負荷検出装置の検出駆動負荷の変化量である駆動負荷変化量に応じて、前記加圧ローラーの起動時の初速を設定する。前記駆動制御部は、前記ヒーターの作動により前記温度センサーの計測温度が目標温度まで上昇するときに、前記駆動装置を制御することにより前記加圧ローラーを前記初速で回転させた後に前記初速も速い定常速度で回転させる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、シートにトナー像を転写する転写装置と、前記トナー像を前記シートに定着させる前記定着装置と、を備える。
本発明によれば、定着装置における摺動部材の劣化および前記摺動部材の異音の発生を抑制できる定着装置および画像形成装置を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 図2は、実施形態に係る画像形成装置における定着装置の構成図である。 図3は、実施形態に係る画像形成装置における制御装置の構成を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る画像形成装置における定着装置起動制御の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、定着装置における計測温度および検出駆動負荷の変化の一例を示すグラフである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
実施形態に係る画像形成装置10は、シート9に画像を形成するプリント処理を行う装置である。画像形成装置10は、電子写真方式で前記プリント処理を行う。シート9は、用紙またはシート状の樹脂部材などの画像形成媒体である。
図1に示されるように、画像形成装置10は、本体部1内に設けられたシート搬送装置3およびプリント装置40と、制御装置8と、操作装置801と、表示装置802とを備える。
シート搬送装置3は、シート送出装置30および複数組の搬送ローラー対31を備える。シート送出装置30は、シート収容部2に収容されたシート9を本体部1内の搬送路300へ送り出す。
複数組の搬送ローラー対31は、不図示のモーターによって回転駆動され、シート9を挟んで回転することによってシート9を搬送路300に沿って搬送する。複数組の搬送ローラー対31のうちの1組は、シート9を搬送路300の出口から排出トレイ101へ排出する。以下の説明において、搬送路300に沿ってシート9が搬送される方向のことをシート搬送方向D1と称する。また、シート搬送方向D1に直交し、搬送路300に沿う方向のことを幅方向D2と称する。
プリント装置40は、シート搬送装置3によって搬送路300に沿って搬送されるシート9にトナー像を形成する。プリント装置40は、作像装置4、光走査装置46、転写装置47および定着装置48を備える。作像装置4は、ドラム状の感光体41、帯電装置42、現像装置43およびドラムクリーニング装置45などを含む。
図1に示される画像形成装置10は、タンデム式のカラー画像形成装置である。そのため、プリント装置40は、イエロー、シアン、マゼンタおよびブラックの4色のトナーに対応した4つの作像装置4を備える。さらに、転写装置47は、中間転写ベルト471と、4つの作像装置4に対応する4つのベルト転写装置472と、シート転写装置473と、ベルトクリーニング装置474とを備える。
作像装置4において、感光体41が回転し、帯電装置42が感光体41の表面を帯電させる。さらに、光走査装置46が、レーザー光の走査によって感光体41の表面に静電潜像を書き込む。感光体41は、像担持体の一例である。
さらに、現像装置43が、感光体41の表面にトナーを供給することにより、前記静電潜像をトナー像として現像する。
転写装置47は、搬送路300において前記トナー像をシート9に転写する。転写装置47において、ベルト転写装置472は、感光体41の表面の前記トナー像を中間転写ベルト471の表面へ転写する。これにより、中間転写ベルト471の表面にカラーの前記トナー像が形成される。
シート転写装置473は、搬送路300において、中間転写ベルト471に形成された前記トナー像をシート9に転写する。
なお、画像形成装置10が、モノクロ画像形成装置である場合、シート転写装置473が、搬送路300において感光体41上の前記トナー像をシート9へ転写する。
ドラムクリーニング装置45は、感光体41の表面に残存するトナーを除去する。ベルトクリーニング装置474は、中間転写ベルト471に残存するトナーを除去する。
定着装置48は、搬送路300の定着位置P1において、シート9に転写された前記トナー像を、加熱および加圧することによってシート9に定着させる。
定着装置48は、加熱装置5、加圧ローラー6、モーター60およびモーター駆動回路61を備える。加熱装置5は、ヒーター51、支持部材52、摺動部材53およびヒーター給電回路50を備える。
摺動部材53は、筒状の可撓部材である。換言すれば、摺動部材53は、無端のベルト状の部材である。例えば、摺動部材53は筒状のフィルム部材である。加圧ローラー6は、表層にゴムなどの弾性部材の層が形成されたローラーである。
ヒーター51は、定着位置P1において幅方向D2に沿って配置されている。例えば、ヒーター51は、幅方向D2に沿って並ぶ複数の発熱体によって構成されている。前記発熱体各々は、電力が供給されることによって発熱する。ヒーター51は、摺動部材53を加熱する。
支持部材52は、ヒーター51を支持する部材である。支持部材52も、ヒーター51と同様に定着位置P1において幅方向D2に沿って配置されている。
摺動部材53は、ヒーター51および支持部材52を内包する状態で回転可能に支持されている。図2に示されるように、定着装置48は、押圧部材54、バネ55および一対の規制部材56をさらに備える。
バネ55は、支持部材52に当接する押圧部材54の幅方向D2の両端部を押圧することにより、支持部材52を加圧ローラー6へ向けて弾性付勢する。押圧部材54は、バネ55の弾性力を受けて支持部材52を押圧する。また、押圧部材54は、支持部材52を補強する役割も果たす。
一対の規制部材56は、摺動部材53の幅方向D2の両端に沿って配置されている。一対の規制部材56は、摺動部材53の幅方向D2の位置ずれを防止する。さらに、規制部材56各々は、幅方向D2に沿って摺動部材53における幅方向D2の端部の内側へ突出して形成された案内部56aを有する。
一対の規制部材56の案内部56aは、摺動部材53における幅方向D2の両端部の周方向の軌道を予め定められた湾曲経路に沿って案内する。
摺動部材53が、ヒーター51および支持部材52の周囲で回転することより、摺動部材53の内周面がヒーター51および支持部材52に対しシート搬送方向D1に沿って摺動する。
支持部材52は、摺動部材53との摩擦抵抗を低減するための複数のリブ52aを有する。複数のリブ52aは、幅方向D2において間隔を隔てて配列されている。リブ52a各々は、摺動部材53の回転方向に沿って伸びて形成されている。摺動部材53の内周面には、潤滑剤57が塗布されている。
本実施形態において、ヒーター51は、摺動部材53の内周面と接する基部材の一例である。即ち、ヒーター51は、摺動部材53を加熱する発熱部材であるとともに、摺動部材53の内周面と接する前記基部材でもある。
加圧ローラー6は、定着位置P1において、摺動部材53におけるヒーター51に沿う部分に圧接する状態で回転可能に支持されている。加圧ローラー6は、摺動部材53におけるヒーター51に沿う部分との間にシート9が通過するニップNp1を形成している。ニップNp1が形成される位置が定着位置P1である。
モーター60は、加圧ローラー6を回転駆動する。モーター駆動回路61は、制御装置8からの速度指令に従った電力をモーター60に供給する。これにより、モーター60は、前記速度指令に応じた速度で回転する。例えば、モーター駆動回路61は、インバーター駆動回路である。
加圧ローラー6が回転することにより、摺動部材53は、加圧ローラー6に対して従動回転する。即ち、加圧ローラー6は、回転することによって摺動部材53を従動回転させる。
ヒーター給電回路50は、制御装置8からの加温指令に従った電力をヒーター51に供給する。例えば、前記加温指令が、ヒーター51への給電量の増量または減量の程度を表す場合に、ヒーター給電回路50は、前記加温指令に従ってヒーター51への給電量を調節する。
また、加熱装置5は、ヒーター51の温度を計測する定着温度センサー58をさらに備える。定着温度センサー58は、ヒーター51の温度を予め設定される目標温度に維持するためのフィードバック制御に用いられる温度センサーである。例えば、定着温度センサー58はサーミスタである。
定着温度センサー58は、定着位置P1の温度、即ち、ニップNp1の温度の代替指標となる温度を計測する。そのため、定着温度センサー58が、摺動部材53の温度を計測する位置に配置されてもよい。
操作装置801は、人の操作を受け付ける装置であり、例えば、操作ボタンおよびタッチパネルを含む。表示装置802は、情報を表示する装置であり、例えば、液晶表示ユニットなどのパネル表示装置を含む。
制御装置8は、各種のデータ処理と、シート搬送装置3、プリント装置40および表示装置802などの機器の制御とを実行する。
図3に示されるように、制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)81と、RAM(Random Access Memory)82、二次記憶装置83および信号インターフェイス84などの周辺機器とを備える。
CPU81は、コンピュータープログラムを実行することにより、各種のデータ処理および制御を実行するプロセッサーである。RAM82は、コンピューター読み取り可能な揮発性の記憶装置である。RAM82は、CPU81が実行する前記コンピュータープログラムおよびCPU81が各種の処理を実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する。
CPU81は、前記コンピュータープログラムを実行することにより実現される複数の処理モジュールを含む。前記複数の処理モジュールは、主制御部8a、温度制御部8b、駆動制御部8cおよびプリント制御部8dなどを含む。
主制御部8aは、操作装置801に対する操作に応じて各種の処理を開始させる開始制御、および、表示装置802の制御などを実行する。
温度制御部8bは、定着温度センサー58の計測温度と予め設定される目標温度との比較に基づくフィードバック制御により加熱装置5への給電量を制御する。温度制御部8bは、ヒーター給電回路50を制御することにより、加熱装置5への給電量を調節する。
駆動制御部8cは、シート搬送装置3を制御する。プリント制御部8dは、シート9の搬送に同期して、プリント装置40に前記プリント処理を実行させる。
二次記憶装置83は、コンピューター読み取り可能な不揮発性の記憶装置である。二次記憶装置83は、前記コンピュータープログラムおよび各種のデータの記憶および更新が可能である。例えば、フラッシュメモリーまたはハードディスクドライブの一方または両方が、二次記憶装置83として採用される。
信号インターフェイス84は、定着温度センサー58などの各種のセンサーが出力する信号をデジタルデータへ変換し、変換後のデジタルデータをCPU81へ伝送する。さらに、信号インターフェイス84は、CPU81が出力する制御指令を制御信号へ変換し、前記制御信号を制御対象の機器へ伝送する。
ところで、定着装置48が起動するときに、摺動部材53の温度がある程度上昇し潤滑剤57の粘性が下がるまで低速で回転させることが望ましい。これにより、摺動部材53の劣化が抑制され、さらに加圧ローラー6の駆動電力が低減される。
しかしながら、摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態が悪化したときに摺動部材53が低速回転すると、摺動部材53において異音が発生し、さらに、摺動部材53の劣化が速まる。
本実施形態における定着装置48は、摺動部材53の劣化および摺動部材53の異音の発生を抑制するための構成を備える。
通常、摺動部材53の温度が低い場合、潤滑剤57の粘性が高く、摺動部材53を摺動させる負荷が大きい。そして、摺動部材53の温度が高くなると、潤滑剤57の粘性が低下し、摺動部材53を摺動させる負荷が小さくなる。摺動部材53を摺動させる負荷は、加圧ローラー6を駆動するモーター60の駆動負荷として現れる。
一方、モーター60の駆動負荷は、摺動部材53の状況の他に、周囲の気温および湿度などの周囲環境の影響を受けやすい。
各種の実験により、摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態が悪化すると、摺動部材53の所定の温度変化に対応するモーター60の駆動負荷の変化が小さくなることがわかった。また、摺動部材53の内周面への粉塵の混入により摺動部材53の劣化が進行すると、摺動部材53の所定の温度変化に対応するモーター60の駆動負荷の変化がさらに小さくなる。
本実施形態において、CPU81が前記コンピュータープログラムを実行することにより実現される前記複数の処理モジュールは、初速設定部8eおよび劣化判定部8fをさらに含む。CPU81における温度制御部8b、駆動制御部8c、初速設定部8eおよび劣化判定部8fは、後述する定着装置起動制御を実行する。
なお、前記定着装置起動制御を実行する温度制御部8b、駆動制御部8c、初速設定部8eおよび劣化判定部8fは、定着装置48の一部を構成している。
また、モーター駆動回路61は、モーター60に供給される電流を検出する駆動電流検出回路61aを含む(図1参照)。駆動電流検出回路61aにより検出される電流の大きさは、モーター60の駆動負荷を表す。
本実施形態において、モーター60は、加圧ローラー6を回転駆動する駆動装置の一例である。また、駆動電流検出回路61aは、モーター60の駆動負荷を検出する負荷検出装置の一例である。
以下の説明において、定着温度センサー58により計測される温度のことを計測温度と称する。また、駆動電流検出回路61aにより検出される電流のことを検出駆動負荷と称する。また、シート9が定着位置P1を通過するときに前記計測温度の比較対象として設定される目標温度のことを目標定着温度Tx1と称する。
[定着装置起動制御]
以下、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、前記定着装置起動制御の手順の一例について説明する。
主制御部8aは、定着装置48の起動イベントが発生したときに、前記定着装置起動制御を開始させる。前記起動イベントは、前記プリント処理のジョブがプリント制御部8dによって受け付けられたときに発生する。
以下に示されるS1,S2,…は、前記定着装置起動制御における複数の工程の識別符号を表す。なお、前記定着装置起動制御が開始されるときに、ヒーター51およびモーター60は停止している。
<工程S1>
前記定着装置起動制御において、駆動制御部8cは、モーター60を作動させることにより、加圧ローラー6を予め定められた第1速度V1で回転させる。第1速度V1は、前記トナー像が形成されたシート9が定着装置48を通過するときの加圧ローラー6の回転速度である第2速度V2よりも低速である。
さらに、工程S1において、温度制御部8bが、ヒーター51の前記フィードバック制御を開始する。前記フィードバック制御は、前記計測温度と目標定着温度Tx1との比較結果に応じてヒーター51への給電量を調節する制御である。
<工程S2>
さらに、劣化判定部8fが、前記計測温度が第1調査温度T1に達するまで随時、前記計測温度を監視するとともに、前記検出駆動負荷を取得する。そして、前記計測温度が第1調査温度T1に達したときに、工程S3の処理を実行する。
<工程S3>
工程S3において、劣化判定部8fは、前記計測温度が第1調査温度T1であるときの前記検出駆動負荷である第1検出駆動負荷L1を記憶する(図5参照)。
劣化判定部8fは、直近に取得した前記計測温度が第1調査温度T1を基準にした予め定められた誤差範囲内の温度であるときに取得した前記検出駆動負荷を第1検出駆動負荷L1として記憶する。
なお、劣化判定部8fは、直近に取得した前記計測温度が第1調査温度T1を基準にした前記誤差範囲から外れた温度である場合に、補間処理によって前記計測温度が第1調査温度T1であるときの前記検出駆動負荷である第1検出駆動負荷L1を算出し、記憶する。
劣化判定部8fは、直近に取得した前記計測温度、1回前に取得した前記計測温度、第1調査温度T1、直近に取得した前記計測温度に対応して取得した前記検出駆動負荷、および1回前に取得した前記計測温度に対応して取得した前記検出駆動負荷に基づいて、前記補間処理を行う。
<工程S4>
次に、劣化判定部8fは、前記計測温度が第2調査温度T2に達するまで随時、前記計測温度を監視するとともに、前記検出駆動負荷を取得する。そして、前記計測温度が第2調査温度T2に達したときに、工程S5の処理が実行される。
第2調査温度T2は、第1調査温度T1よりも高く、目標定着温度Tx1よりも低い(図5参照)。
<工程S5>
工程S5において、劣化判定部8fは、前記計測温度が第2調査温度T2であるときの前記検出駆動負荷である第2検出駆動負荷L2を記憶する(図5参照)。工程S5の処理が実行された後、工程S6,S7の処理が実行される。
劣化判定部8fは、直近に取得した前記計測温度が第2調査温度T2を基準にした前記誤差範囲内の温度であるときに取得した前記検出駆動負荷を第1検出駆動負荷L1として記憶する。
なお、劣化判定部8fは、直近に取得した前記計測温度が第2調査温度T2を基準にした前記誤差範囲から外れた温度である場合に、前記補間処理によって前記計測温度が第2調査温度T2であるときの前記検出駆動負荷である第2検出駆動負荷L2を算出し、記憶する。劣化判定部8fは、第1検出駆動負荷L1を算出する場合と同様に前記補間処理を行う。
<工程S6>
工程S6において、初速設定部8eが、工程S3で得られる第1検出駆動負荷L1と工程S5で得られる第2検出駆動負荷L2との差である駆動負荷変化量dL1に応じて加圧ローラー6の次回の起動時における初速である第1速度V1を設定し、二次記憶装置83に記録する。
駆動制御部8cは、次回の前記定着起動制御の工程S1において、二次記憶装置83に記録された第1速度V1で加圧ローラー6が回転するように、モーター駆動回路61を制御する。
駆動負荷変化量dL1は、ヒーター51が作動中に加圧ローラー6が一定速度で回転する状況下で前記計測温度が予め定められた2つの調査温度T1,T2の一方から他方へ変化するときの前記検出駆動負荷の変化量である。
本実施形態において、初速設定部8eは、前記フィードバック制御によってヒーター51が作動中に加圧ローラー6が第1速度V1で回転している状況下における駆動負荷変化量dL1に応じて、加圧ローラー6の次回の起動時における第1速度V1を設定する。
具体的には、初速設定部8eは、駆動負荷変化量dL1が大きい場合よりも小さい場合の方が第1速度V1を速い速度に設定する。
例えば、初速設定部8eは、駆動負荷変化量dL1が予め定められた基準範囲内である場合に第1速度V1を予め定められた第1候補速度に設定し、駆動負荷変化量dL1が前記基準範囲から外れている場合に第1速度V1を前記第1候補速度よりも速い第2候補速度に設定する。この場合、前記第1候補速度が第2速度V2の20%から30%までの範囲の速度であり、前記第2候補速度が第2速度V2の40%から60%までの範囲の速度であることが考えられる。
駆動負荷変化量dL1が前記基準範囲から外れていることは、摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態が悪化していることを表す。即ち、工程S7において、初速設定部8eは、駆動負荷変化量dL1に基づいて摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態を判定している。
<工程S7>
工程S7において、劣化判定部8fは、駆動負荷変化量dL1に基づいて摺動部材53の劣化度合いを判定する。
具体的には、劣化判定部8fは、駆動負荷変化量dL1が小さい場合の方が大きい場合よりも摺動部材53の劣化が進んでいると判定する。
例えば、劣化判定部8fは、駆動負荷変化量dL1に応じて、摺動部材53の前記劣化度合いが許容状態および非許容状態のいずれであるかを判定する。
例えば、劣化判定部8fは、駆動負荷変化量dL1が予め定められた許容範囲から外れている場合に、摺動部材53の劣化状態が前記非許容状態であると判定し、駆動負荷変化量dL1が前記許容範囲内である場合に、摺動部材53の劣化状態が前記許容状態であると判定する。
前記許容範囲は前記基準範囲を一部に包含する範囲である。即ち、駆動負荷変化量dL1は、前記基準範囲から外れている場合に前記許容範囲内である可能性がある。一方、駆動負荷変化量dL1は、前記許容範囲から外れている場合には必ず前記基準範囲から外れている。
そして、劣化判定部8fは、前記劣化状態が前記許容状態であると判定するときに、処理を工程S9へ移行させ、前記劣化状態が前記非許容状態であると判定するときに、工程S8の処理を実行した後に、処理を工程S9へ移行させる。
<工程S8>
工程S8において、劣化判定部8fは、予め定められた通知処理を実行する。例えば、前記通知処理は、摺動部材53の交換を促すメッセージを表示装置802に表示させる処理である。
ここで、駆動負荷変化量dL1が摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態および摺動部材53の劣化度合いの判定に用いられる理由について説明する。
周知のストライベック曲線の理論によれば、ヒーター51および摺動部材53の間の摩擦係数は、潤滑剤57の粘度と、ヒーター51に対する摺動部材53の滑り速度と、摺動部材53がヒーター51に付勢される圧力とにより定まる。
定着装置48において、前記滑り速度および前記圧力は概ね一定である。一方、潤滑剤57の粘度は、潤滑剤57の高温によって大幅に変化する。
即ち、前記ストライベック曲線の理論によれば、定着装置48におけるヒーター51および摺動部材53の間の摩擦状態は、潤滑剤57の粘度の低下に応じて、前記摩擦抵抗が徐々に低下する流体潤滑領域の状態から、前記摩擦抵抗が急激に上昇する混合潤滑領域の状態へ移行する。
前記流体潤滑領域の状態は、潤滑剤57が正常に機能している状態であり、前記混合潤滑領域の状態は、潤滑剤57が正常に機能していない状態である。定着装置48は、前記流体潤滑領域の状態で使用される必要がある。
本実施形態において、第1調査温度T1および第2調査温度T2は、摺動部材53が良好な状態である状況下で、潤滑剤57の粘度が、前記ストライベック曲線の理論における前記流体潤滑領域に対応する粘度となるように設定される。
従って、図5に示されるように、前記検出温度が第1調査温度T1から第2調査温度T2へ上昇するにつれて、前記検出駆動負荷は徐々に低下する。
しかしながら、摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態が悪化するにつれて、前記検出温度の上昇に応じた前記検出駆動負荷の低下の傾きが緩やかになる。また、摺動部材53の劣化が進むにつれて、前記検出温度の上昇に応じた前記検出駆動負荷の低下の傾きがさらに緩やかになる。従って、駆動負荷変化量dL1が、摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態および摺動部材53の劣化度合いの指標となる。
駆動負荷変化量dL1の前記基準範囲は、摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態が、摺動部材53が低速で回転するときに異音が生じ得る程度に悪化したときの駆動負荷変化量dL1の実績値に基づいて設定される。
摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態が、駆動負荷変化量dL1が前記基準範囲から外れる程度に悪化した場合でも、摺動部材53が比較的高速で回転するときには、摺動部材53の前記異音が生じにくくなる。
前記第2候補速度は、駆動負荷変化量dL1が前記基準範囲から外れている場合における摺動部材53の前記異音の解消に十分な加圧ローラー6の回転速度である。
また、駆動負荷変化量dL1の前記許容範囲は、摺動部材53の劣化が定着装置48の定着性能に悪影響を及ぼす程度に進行したときの駆動負荷変化量dL1の実績値に基づいて設定される。
例えば、第1調査温度T1が摂氏60度から100度程度の温度であることが考えられる。この場合、第1調査温度T1は、画像形成装置10の設置環境における気温の変動範囲よりも十分に高い温度である。
そして、第1調査温度T1が、前記気温の変動範囲おりも十分高い温度であれば、前記検出温度が第1調査温度T1から第2調査温度T2まで変化する状況下において、気温または湿度などの周囲環境が潤滑剤57の状態に及ぼす影響はほとんど無視することができる。これにより、摺動部材53の内周面への粉塵の混入状態および摺動部材53の劣化度合いが、周囲環境の状況に関わらず正しく判定される。
<工程S9>
工程S9において、駆動制御部8cは、前記計測温度が予め定められた切替温度T3を超えるまで随時、前記計測温度を監視する。そして、前記計測温度が切替温度T3を超えたときに、処理を工程S10へ移行させる。
切替温度T3は、第2調査温度T2と同じまたは第2調査温度T2よりも高く、かつ、目標定着温度Tx1よりも低い(図5参照)。図5は、切替温度T3が第2調査温度T2に対し僅かに高い例を示す。
<工程S10>
工程S10において、駆動制御部8cは、モーター60を制御することにより、加圧ローラー6を予め定められた第2速度V2で回転させる。その後、駆動制御部8cは、処理を工程S11へ移行させる。
前述したように、第2速度V2は、前記トナー像が形成されたシート9が定着装置48を通過するときの加圧ローラー6の回転速度である。第2速度V2は、定常速度の一例である。
<工程S11>
工程S11において、温度制御部8bは、前記計測温度が目標定着温度Tx1に達するまで随時、前記計測温度を監視する。そして、前記計測温度が目標定着温度Tx1に達したときに、処理を工程S12へ移行させる。
<工程S12>
工程S12において、温度制御部8bは、定着レディのイベントを発生させ、前記定着起動制御を終了させる。前記定着レディは、定着装置48の昇温が完了し、シート9への前記トナー像の定着処理が可能になったことを表す。
温度制御部8bは、前記定着起動制御が終了した後も、定着装置48の停止イベントが発生するまで、ヒーター51の前記フィードバック制御を継続する。そして、温度制御部8bは、前記停止イベントが発生したときに、ヒーター給電回路50にヒーター51への給電を停止させる。
以上に示されるように、初速設定部8eは、ヒーター51が作動中に加圧ローラー6が一定速度で回転する状況下で定着温度センサー58の計測温度が予め定められた2つの調査温度T1,T2の一方から他方へ変化するときの駆動負荷変化量dL1に応じて、加圧ローラー6の起動時の初速である第1速度V1を設定する(工程S6)。
また、駆動制御部8cは、ヒーター51の作動により定着温度センサー58の計測温度が目標定着温度Tx1まで上昇するときに、モーター60を制御することにより加圧ローラー6を第1速度V1で回転させた後に第1速度V1も速い第2速度V2で回転させる。第2速度V1は定常速度の一例である。
初速設定部8eの処理により、摺動部材53の異音の発生が抑制される。さらに、摺動部材53の異音の発生が抑制されることにより、摺動部材53の劣化も抑制される。
[第1応用例]
以下、定着装置48の第1応用例について説明する。
本応用例において、ヒーター51が、摺動部材53におけるニップNp1が形成される部分とは異なる部分を加熱する。この場合、ヒーター51が、IHヒーターなどであることが考えられる。
また、本応用例において、摺動部材53の内周面は、支持部材52における定着位置P1に対向する部分に対して摺動する。本応用例において、支持部材52が、定着位置P1において幅方向D2に沿って配置された基部材の一例である。
本応用例が採用される場合も、定着装置48が採用される場合と同様の効果が得られる。
1 :本体部
2 :シート収容部
3 :シート搬送装置
4 :作像装置
5 :加熱装置
6 :加圧ローラー
8 :制御装置
8a :主制御部
8b :温度制御部
8c :駆動制御部
8d :プリント制御部
8e :初速設定部
8f :劣化判定部
9 :シート
10 :画像形成装置
30 :シート送出装置
31 :搬送ローラー対
40 :プリント装置
41 :感光体
42 :帯電装置
43 :現像装置
45 :ドラムクリーニング装置
46 :光走査装置
47 :転写装置
48 :定着装置
50 :ヒーター給電回路
51 :ヒーター
52 :支持部材
52a :リブ
53 :摺動部材
54 :押圧部材
55 :バネ
55a :案内部
56 :規制部材
57 :潤滑剤
58 :定着温度センサー
60 :モーター
61 :モーター駆動回路
61a :駆動電流検出回路
81 :CPU
82 :RAM
83 :二次記憶装置
84 :信号インターフェイス
101 :排出トレイ
300 :搬送路
471 :中間転写ベルト
472 :ベルト転写装置
473 :シート転写装置
474 :ベルトクリーニング装置
801 :操作装置
802 :表示装置
D1 :シート搬送方向
D2 :幅方向
L1 :第1検出駆動負荷
L2 :第2検出駆動負荷
Np1 :ニップ
P1 :定着位置

Claims (5)

  1. シートの搬送路の定着位置において前記シート上のトナー像を加熱および加圧することにより前記トナー像を前記シートに定着させる定着装置であって、
    前記定着位置においてシート搬送方向に直交する幅方向に沿って配置された基部材と、
    前記基部材を内包する筒状の部材であり、回転することによって潤滑剤が塗布された内周面が前記基部材の表面に対し前記シート搬送方向に沿って摺動する摺動部材と、
    前記摺動部材を加熱するヒーターと、
    前記摺動部材との間に前記シートが通過するニップを形成し、回転することによって前記摺動部材を従動回転させる加圧ローラーと、
    前記加圧ローラーを回転駆動する駆動装置と、
    前記基部材または前記摺動部材の温度を計測する温度センサーと、
    前記駆動装置の駆動負荷を検出する負荷検出装置と、
    前記ヒーターが作動中に前記加圧ローラーが一定速度で回転する状況下で前記温度センサーの計測温度が予め定められた2つの調査温度の一方から他方へ変化するときの前記負荷検出装置の検出駆動負荷の変化量である駆動負荷変化量に応じて、前記加圧ローラーの起動時の初速を設定する初速設定部と、
    前記ヒーターの作動により前記温度センサーの計測温度が目標温度まで上昇するときに、前記駆動装置を制御することにより前記加圧ローラーを前記初速で回転させた後に前記初速も速い定常速度で回転させる駆動制御部と、を備える定着装置。
  2. 前記初速設定部は、前記ヒーターが作動中に前記加圧ローラーが前記初速で回転している状況下における前記駆動負荷変化量に応じて、前記加圧ローラーの次回の起動時における前記初速を設定する、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記初速設定部は、前記駆動負荷変化量が予め定められた基準範囲内である場合に前記初速を第1候補速度に設定し、前記駆動負荷変化量が前記基準範囲から外れている場合に前記初速を前記第1候補速度よりも速い第2候補速度に設定する、請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記駆動負荷変化量が予め定められた許容範囲から外れている場合に、前記摺動部材の劣化を表す通知処理を実行する劣化判定部をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. シートにトナー像を転写する転写装置と、
    前記トナー像を前記シートに定着させる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置と、を備える画像形成装置。
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