JP2021179076A - パーテーション及びそれを利用した簡易個室 - Google Patents

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【課題】新型コロナウィルス感染症の軽症者等を隔離する際にウィルスが蔓延しにくく、感染の危険性をより小さくすることができるパーテーションと簡易個室を提供する。【解決手段】略長方形状の平板として形成された複数枚の仕切りパーツ100を連結して構成され、仕切りパーツ100は、一方の縦辺110の縁部から突出形成された連結用凸部111と、他方の縦辺120に沿って形成された連結用スリット122と、他方の縦辺120と平行に形成された山折線130及び谷折線131と、山折線130と谷折線131とを折曲すると、連結用スリット122に入り込むように形成される舌片状の切起し凸部121とを備え、山折線130と谷折線130とを折曲して連結用スリット121に切起し凸部121を挿入して、隣接する仕切りパーツ100の連結用凸部111を切起し凸部121に重ねて連結用スリット122に挿入して仕切りパーツ100同士を連結する。【選択図】図1

Description

本発明は、簡単に独立した空間を形成することができるパーテーションと、それを利用した簡易個室とに関する。
本願の発明者は、段ボール紙等の厚紙を使用した折り畳み式の簡易ベッドを創案した。意匠登録第1447634号、同1447633号及び同1443277号である。
この折り畳み式の簡易ベッドは、6個のスリーブと、このスリーブに納められる合計24個の個装箱と、2枚の上板と、各個装箱内に筋交いに入れられる24枚の補強板とを有している。
前記個装箱は、一般的な大きさ(316mm×215mm×343mm)の組立式の段ボール箱である。また、前記スリーブは、前記個装箱が4個(2×2)納められるものであって、底面及び上面を欠いた四角筒状になっている。前記上板は、4個の個装箱が納められた6個のスリーブを縦方向に3個、横方向に2個の合計6個を並べたのとほぼ同等の大きさに設定された段ボール紙等の厚紙である。
これらのものから構成される折り畳み式簡易ベッドは、4個の個装箱が納められた6個のスリーブを縦方向に3個、横方向に2個の合計6個を並べて、その上に2枚の上板を載せて形作られる。
前記上板を上側に折り曲げると、下側の個装箱が現れる。この個装箱は、被服や小物を収納するための収納スペースとして使用することもできる。
かかる折り畳み式の簡易ベッドは、地震、津波、台風等の自然災害発生時の避難所等で使用されるものであり、床面との間が個装箱分だけ空いているので、身体を冷やすことなく眠ることができ、特に、高齢者にとってはベッドは起き上がりやすいので、この折り畳み式簡易ベッドを使用するとストレスの多い避難所生活であっても、健康を害したりすることなく寝たきりを未然に防止することができる。
個装箱は、避難所から仮設住宅等に移動する際に荷物を入れる梱包箱としても利用可能である。
また、本願の発明者は、個装箱として農産物を収納する合成樹脂製のコンテナを利用した簡易ベッドを創案した。特開2018−110763である。
また、この簡易ベッドでは仕切り板を設けたので、ある程度密着して配置したとしてもある程度のプライバシーを確保することができるようになっている。
意匠登録第1447634号公報 意匠登録第1447633号公報 意匠登録第1443277号公報 特開2018−110763号公報
上述した簡易ベッドのうち、仕切り板を設けた簡易ベッドでは、ある程度のプライバシーは確保することができるが、その確保は不十分であった。
また、2020年に発生した新型コロナウィルス感染症では、数多くの患者が発生するため、すべての患者を病院に入院させることが難しい現状がある。
そこで、ウィルスに感染していたとしてもいまだ発症していない未発症者、発症していたとしても症状が軽い軽症者を病院ではなく、ホテル等の宿泊施設、学校や体育館に隔離することが必要になる場合がある。
かかる場合、病院で使用される通常のベッドの確保が難しいため、上述した簡易ベッドを使用できればよい。
しかしながら、上述した簡易ベッドは、主として避難所での使用を目的としたものであり、未発症者、軽症者(以下、まとめて軽症者等とする)といえどもウィルスを保有している者への使用を想定したものではないので、上述した簡易ベッドの仕切り板では施設内でのウィルスの蔓延を防止することは難しく、感染者でない医療従事者等にウィルスに感染してしまう危険性が存在する。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、新型コロナウィルス感染症等の感染症の軽症者等を隔離する際にウィルスが蔓延しにくく、感染者でない医療従事者等の感染の危険性をより小さくすることができるパーテーションと、それを利用した簡易個室とを提供することを目的としている。
本発明に係るパーテーションは、略長方形状の平板として形成された複数枚の仕切りパーツを連結して構成されるパーテーションであって、前記仕切りパーツは、一方の縦辺の縁部から突出形成された連結用凸部と、他方の縦辺に沿って形成された連結用スリットと、他方の縦辺と平行に形成された山折線及び谷折線と、この山折線と谷折線とを折り曲げると、前記連結用スリットに入り込むように形成される舌片状の切起し凸部とを備えており、前記山折線と谷折線とを折り曲げて連結用スリットに切起し凸部を挿入した状態で、隣接する仕切りパーツの連結用凸部を前記切起し凸部に重ねて連結用スリットに挿入することで仕切りパーツ同士を連結して構成されている。
また、前記仕切りパーツは、縦辺に平行に折曲可能になっている。
さらに、前記仕切りパーツは、段ボール製である。
前記山折線及び前記谷折線とを折り曲げることで前記仕切りパーツの表裏両面側に突出したに控え壁部を形成する。
前記連結用凸部、前記連結用スリット及び前記切起し凸部には、連結用スリットに挿入された連結用凸部と切起し凸部とがロックされるロック機構が設けられている。
本発明にかかる簡易個室は、前記パーテーションで取り囲まれて構成されている。
前記パーテーションを構成する複数枚の仕切りパーツのうち、少なくと1つの仕切りパーツの連結用凸部は隣接する仕切りパーツの連結用スリットには挿入されていないとよい。
前記パーテーションで取り囲まれた内部に複数個の個装箱を並べて構成された簡易ベッドを配置して簡易個室とする。
簡易個室の前記簡易ベッドは、複数個の個装箱を並べて構成される。
また、前記簡易ベッドは、複数個のスリーブと、このスリーブに納められた複数個の個装箱とから構成される。
また、前記簡易ベッドは、複数の個装箱の上に配置される上板をさらに有している。
さらに、前記簡易ベッドは、個装箱の内部に補強板を筋交い状に組み込んでいる。
本発明に係るパーテーションは、略長方形状の平板として形成された複数枚の仕切りパーツを連結して構成することができるので、簡単に組み立てることができる。
しかも、段ボールで構成するとその製造は容易で、なおかつ廃棄も簡単である。
このパーテーションやそれを利用した簡易個室は、製造、組み立て、廃棄が容易であるで、地震や台風等の災害発生時の避難所におけるプライバシー確保に役立つだけではなく、再感染の防止が重要視される新型コロナウィルス感染症等の感染症の軽症者等の隔離に適しているとともに、軽症者等を隔離する際にウィルスが蔓延しにくく、感染者でない医療従事者等の感染の危険性をより小さくすることができる
本発明に係るパーテーションを構成する1枚の仕切りパーツの概略的正面図である。 本発明に係るパーテーションを構成する仕切りパーツの切起し凸部と連結用スリットとを示す概略的斜視図である。 本発明に係るパーテーションを利用して構成した簡易個室の概略的平面図である。 本発明に係るパーテーションを構成する他の1枚の仕切りパーツの概略的正面図である。 本発明に係るパーテーションを構成する仕切りパーツを連結した際に仕切りパーツ同士の連結をロックするロック機構の概略的斜視図である。
本発明の実施の形態に係るパーテーションは、略長方形状の平板として形成された複数枚の仕切りパーツ100を連結して構成されるパーテーションであって、前記仕切りパーツ100は、一方の縦辺110の縁部から突出形成された連結用凸部111と、他方の縦辺120に沿って形成された連結用スリット122と、他方の縦辺120と平行に形成された山折線130及び谷折線131と、この山折線130と谷折線131とを折り曲げると、前記連結用スリット122に入り込むように形成される舌片状の切起し凸部121とを備えており、前記山折線130と谷折線とを折り曲げて連結用スリット121に切起し凸部121を挿入した状態で、隣接する仕切りパーツ100の連結用凸部111を前記切起し凸部121に重ねて連結用スリット122に挿入することで仕切りパーツ100同士を連結して構成される。
前記仕切りパーツ100は、図1に示すように高さ寸法が1450mm、後述する連結用凸部111を除いた幅寸法が850mmの略長方形状の平板となった段ボール紙である。
この仕切りパーツ100を複数個横方向に連結することでパーテーションが形成される。
なお、仕切りパーツ100は段ボール紙製であるとしたが、紙製でなくともポリプロピレン等の合成樹脂製のものであっても問題ないことはいうまでもない。
かかる仕切りパーツ100の一方の縦辺110(図面では左側の縦辺)には、2つの連結用凸部111が突出形成されている。なお、突出用凸部111の突出量は50mm、突出幅は200mmに設定されている。
一方、他方の縦辺120(図面では右側の縦辺)から100mmだけ内側に入った箇所には、他方の縦辺120に平行になった山折線130が、この山折線130からさらに50mmだけ内側に入った箇所には他方の縦辺120に平行になった谷折線131が形成されている。
しかも、この山折線130は180度近く折曲するのでハーフカット、谷折線131は折曲しても90度までなので罫線となっている。
また、前記山折線130と他方の縦辺120との間には、2つの連結用スリット122が縦方向に並んで形成されている。しかも、この連結用スリット122は、図1に示すように、前記連結用凸部111に対応した位置、すなわち前記連結用凸部111と縦方向に同じ位置に形成されている。
この連結用スリット122は、図1に示すように、縦長の細長い略菱形に形成されている。しかも、この連結用スリット122の縦方向の長さは、前記連結用凸部111の突出幅よりわずかに小さい199mmに設定されている。また、この連結用スリット122の最大幅は10mmに設定されている。
さらに、前記山折線130と谷折線131との間には、切起し凸部121が形成されている。この切起し凸部121は、谷折線131から山折線130に向かって形成された切り込みと山折線130上に形成された切り込みとからなり、山折線130と谷折線131とを折り曲げると舌片状となって連結用スリット122に入り込むようになっている。
すなわち、この切起し凸部121の突出量は、谷折線131と山折線130との間の寸法と等しく50mmとなっている。また、この切起し凸部121の突出幅は200mmに設定されている。
しかも、この切起し凸部121が形成されるのは、連結用スリット122に対応した位置、すなわち前記連結用凸部111と縦方向に同じ位置に形成されている。
また、この仕切りパーツ100の幅中央部には、中心部罫線140が形成されている。この中心部罫線140は、仕切りパーツ100を組み合わせて構成されるパーテーションを形成する際に折曲される部分となる。
このように構成された12枚の仕切りパーツ100を12枚用いた平面視正方形状のパーテーションの組み立て手順について説明する。
このパーテーションは、図3に示すように、平面視正方形状の簡易個室500として構成される。
まず、4枚の仕切りパーツ100を中央部罫線140から90度折曲する。
この4枚の仕切りパーツ100は、簡易個室500の四隅となる。
さらに、すべての仕切りパーツ100の山折線130と谷折線131とを折り曲げて、切起し凸部121を山折線130から切り離して起して連結用スリット122に挿入する。
なお、連結用スリット122の縦方向の長さは、切起し凸部121の突出幅の200mmよりわずかに小さい199mmに設定されているので、連結用スリット122に挿入された切起し凸部121は容易には抜けないようになる。
仕切りパーツ100の連結用凸部111を隣接する仕切りパーツ100の連結用スリット122に挿入する。
すると、連結用スリット122の縦方向の長さは連結用凸部111の突出幅の200mmよりもずわかに小さい199mmに設定されており、しかも連結用スリット122にはすでに隣接する仕切りパーツ100の切起し凸部121が挿入されていることと相まって連結用スリット122に挿入された連結用凸部111は容易には抜けないようになる。
なお、12枚の仕切りパーツ100のうち1つは、連結用凸部111を隣接する仕切りパーツ100の連結用スリット122には挿入しないようにする。
このようにすることで、隣接する仕切りパーツ100の連結用スリット122に挿入されていない連結用凸部111を有する仕切りパーツ100は開閉扉として機能することになる。
上述したように12枚の仕切りパーツ100から構成されたパーテーションは、内側と周囲とを区画するので、パーテーションで取り囲まれた内側は簡易個室500として独立する。
各仕切りパーツ100は、山折線130と谷折線131とで折り曲げることで仕切りパーツ100の表裏両面側に突出した控え壁部150が形成される。この控え壁部150は、仕切りパーツ100自体の自立、パーテーションとなった場合の自立の維持に資するものとなる。
さらに、この控え壁部150を形成することで、パーテーションで取り囲まれた簡易個室500内に後述する簡易ベッド600を配置すると、控え壁部150の突出量だけパーテーションから離れて設置することになる。
すなわち、この控え壁部150の存在故に、簡易個室500を可能な限り密着させて併設したとしても隣接する簡易個室500同士の簡易ベッド600の間には、控え壁部150の突出量の3倍の隙間が形成されることになる。
この隙間は、新型コロナウィルス感染症等の感染症の軽症者の収容に際しても重要であるし、地震等の自然災害発生時の避難所でも感染症の蔓延を防止するために非常に重要となる。
すなわち、控え壁部150はパーテーションの自立のみならず、感染症対策としても非常に重要な構成といえる。
上述したパーテーションを構成する仕切りパーツ100は、1枚の仕切りパーツ100の連結用スリット122に自身の切起し凸部121と、隣接する仕切りパーツ100の連結用凸部111とを挿入することで連結されていたが、単に連結用凸部111と切起し凸部121とを重ねた状態で挿入するにすぎなかった。
このため、パーテーションに対して不用意に大きな力を加えると、連結用凸部111や切起し凸部121が連結用スリット122から抜け出し、最悪の場合にはパーテーションが分解、倒壊してしまうおそれがあった。
このような問題を未然に防止するために、仕切りパーツ100に図4及び図5に示すようなロック機構160を設けた。
このロック機構160は、前記連結用凸部111、前記連結用スリット122及び前記切起し凸部121に設けられており、連結用スリット122に挿入された連結用凸部111と切起し凸部121とをロックするものである。
かかるこのロック機構160は、連結用凸部111に開設された長穴状の第1のロック用穴部111Aと、切起し凸部121に開設された長穴状の第2のロック用穴部121Aと、連結用スリット122の内側の対向位置に、しかも前記第1のロック用穴部111A及び第2のロック用穴部121Aに対応する位置に形成された突起122Aとから構成される。
切起し凸部121を連結用スリット122に挿入するとともに、反対方向から連結用凸部111を連結用スリット122に挿入する(なお、図4では連結用凸部111は見えていない)。
切起し凸部121と連結用凸部111とが連結用スタント122に挿入されると、切起し凸部121の第2のロック用穴部121Aと連結用凸部111の第1のロック用穴部111Aとにそれぞれ突起122Aが挿入される。これによって、連結された仕切りパーツ100同士がロック機構160によってより強固に連結され、その結果、仕切りパーツ100の連結によって構成されたパーテーションの分解、倒壊を未然に防止することができるようになる。
なお、このロック機構160は、上述した構成に限定されるものではなく他の構成であっても連結した仕切りパーツ100同士をロックするものであればよいことはいうまでもない。
さらに、このロック機構160は必須のものではなく省略することも可能であることもいうまでもない。
なお、上述したパーテーションは、取り囲まれた簡易個室500として機能するように構成したが、取り囲むように構成せずとも単なる壁や仕切りとして構成することもできることはいうまでもない。
このように複数枚(図面では12枚)の仕切りパーツ100からなるパーテーションを簡易個室500とした場合、さらに内部に簡易ベッド600を配置してより病室や簡易避難所として適したものとするとができる。
この簡易ベッド600としては、単に複数個の個装箱を並べて構成されたタイプ、複数個のスリーブと、このスリーブに納められた複数個の個装箱とから構成されたタイプ、複数の個装箱の上にさらに上板を配置したタイプ、個装箱の内部に補強板を筋交い状に組み込んだタイプ等がある。
個装箱としては、一般的な大きさ(316mm×215mm×343mm)の組立式の段ボール箱を利用する。また、前記スリーブは、前記個装箱が4個(2×2)納められるものであって、底面及び上面を欠いた四角筒状になっている。前記上板は、4個の個装箱が納められた6個のスリーブを縦方向に3個、横方向に2個の合計6個を並べたのとほぼ同等の大きさに設定された段ボール紙等の厚紙である。
これらのものから構成される折り畳み式簡易ベッドは、4個の個装箱が納められた6個のスリーブを縦方向に3個、横方向に2個の合計6個を並べて、その上に2枚の上板を載せて形作られる。
前記上板を上側に折り曲げると、下側の個装箱が現れる。この個装箱は、被服や小物を収納するための収納スペースとして使用することもできる。
また、個装箱としては段ボール箱ではなく、農産物を収納する既存の合成樹脂製のコンテナを利用することも可能である。
なお、上述した簡易個室500は簡易ベッド600のみを配置したとして説明したが、簡易ベッド600だけではなく、テーブルや椅子等の他の家具類を配置するようにすることも可能である。
また、簡易個室500のサイズは上述したものに限定されることなく、仕切りパーツ100を追加又は削減することで他のサイズにも展開できる。
100 仕切りパーツ
110 一方の縦辺
111 連結用凸部
120 他方の縦辺
121 切起し凸部
122 連結用スリット
130 山折線
131 谷折線

Claims (12)

  1. 略長方形状の平板として形成された複数枚の仕切りパーツを連結して構成されるパーテーションであって、前記仕切りパーツは、一方の縦辺の縁部から突出形成された連結用凸部と、他方の縦辺に沿って形成された連結用スリットと、他方の縦辺と平行に形成された山折線及び谷折線と、この山折線と谷折線とを折り曲げると、前記連結用スリットに入り込むように形成される舌片状の切起し凸部とを具備しており、前記山折線と谷折線とを折り曲げて連結用スリットに切起し凸部を挿入した状態で、隣接する仕切りパーツの連結用凸部を前記切起し凸部に重ねて連結用スリットに挿入することで仕切りパーツ同士を連結して構成されることを特徴とするパーテーション。
  2. 前記仕切りパーツは、縦辺に平行に折曲可能になっていることを特徴とする請求項1記載のパーテーション。
  3. 前記仕切りパーツは、段ボール製であることを特徴とする請求項1又は2記載のパーテーション。
  4. 前記山折線及び前記谷折線とを折り曲げることで前記仕切りパーツの表裏両面側に突出した控え壁部を形成することを特徴とする請求項1、2又は3記載のパーテーション。
  5. 前記連結用凸部、前記連結用スリット及び前記切起し凸部には、連結用スリットに挿入された連結用凸部と切起し凸部とがロックされるロック機構が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のパーテーション。
  6. 請求項1乃至5記載のパーテーションのいずれかで取り囲まれたことを特徴とする簡易個室。
  7. 前記パーテーションを構成する複数枚の仕切りパーツのうち、少なくと1つの仕切りパーツの連結用凸部は隣接する仕切りパーツの連結用スリットには挿入されていないことを特徴とする請求項6記載の簡易個室。
  8. パーテーションで取り囲まれた内部に複数個の個装箱を並べて構成された簡易ベッドが配置されたことを特徴とする請求項6又は7記載の簡易個室。
  9. 請求項8記載の簡易個室において、前記簡易ベッドは、複数個の個装箱を並べて構成されたものであることを特徴とする簡易個室。
  10. 請求項8記載の簡易個室において、前記簡易ベッドは、複数個のスリーブと、このスリーブに納められた複数個の個装箱とから構成されることを特徴とする簡易個室。
  11. 請求項8記載の簡易個室において、前記簡易ベッドは、複数の個装箱の上に配置される上板をさらに具備していることを特徴とする簡易個室。
  12. 請求項6、7、8、9、10又は11記載の簡易個室において、個装箱の内部には、補強板が筋交い状に組み込まれていることを特徴とする簡易個室。
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