JP2021177583A - 電話システム - Google Patents

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【課題】有線で電話回線に接続される電話機を用いながらも離れた位置からワンタッチダイヤル通話を行うことの可能な電話システムを提供する。【解決手段】電話システム1は、電話機2と、操作装置3と、を備えている。電話機2は、スピーカ21と、スピーカ21を作動させると共に電話回線との接続を確立させるためのオンフック用スイッチ22と、電話番号を登録可能な登録部24と、登録された電話番号を呼び出すためのワンタッチダイヤル用スイッチ25と、を備えている。操作装置3は、スピーカ21を作動させると共に電話回線との接続を確立させるための第1の信号をオンフック用スイッチ22に送信可能な第1の操作スイッチと、登録された電話番号を呼び出すための第2の信号をワンタッチダイヤル用スイッチ25に送信可能な第2の操作スイッチと、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、有線で電話回線に接続される電話機を用いながらも離れた位置からワンタッチダイヤル通話を行うことの可能な電話システムに関する。
従来より、携帯電話機のマイクイヤホン端子に接続してワンタッチダイヤル機能を行うことが可能な簡易通話装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−237882号公報
しかしながら、上記技術では、ワンタッチダイヤル機能を用いるために携帯電話側の機能電極をワンタッチダイヤル用に設定する必要があり、携帯電話に慣れていない高齢者等のユーザがワンタッチダイヤル機能を用いることは非常に困難である。
また、高齢者等からは、慣れ親しんだ固定電話機(有線で電話回線に接続される電話機)を用いて、ベッド等から動かずにワンタッチダイヤル通話を行いたいという要望がある。
そこで、本発明は、固定電話機(有線で電話回線と接続される電話機)を用いながらも離れた位置からワンタッチダイヤル通話を行うことが可能な電話システムを提供することを目的としている。
本発明は、有線で電話回線に接続される電話機と、有線又は無線で前記電話機に信号を送信可能な操作装置と、を備え、前記電話機は、スピーカと、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためのオンフック用スイッチと、電話番号を登録可能な登録部と、前記登録された電話番号を呼び出すためのワンタッチダイヤル用スイッチと、を備え、前記操作装置は、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるための第1の信号を前記オンフック用スイッチに送信可能な第1の操作スイッチと、前記登録された電話番号を呼び出すための第2の信号を前記ワンタッチダイヤル用スイッチに送信可能な第2の操作スイッチと、を備えたことを特徴とする電話システムを提供している。
このような構成によれば、通常の固定電話機であれば、登録された電話番号を呼び出す際に、ユーザが固定電話機の元まで赴き、受話器を上げてからワンタッチダイヤルを押下するという労力が必要になるところ、操作装置を手元に置いておけば、第1の操作スイッチ及び第2の操作スイッチを操作するだけで、オンフックで(固定)電話機に登録された電話番号を呼び出して通話を行うことが可能となる。このような構成は、(固定)電話機2を好む高齢者等が、ベッド等から動かずにワンタッチダイヤル通話を行いたい場合などに特に適している。
また、前記操作装置は、音声を増幅させるためのマイクを更に備えたことが好ましい。
このような構成によれば、電話機から離れた位置からでもワンタッチダイヤル通話を適切に行うことが可能となる。
また、前記操作装置は、前記第1の信号を保持させるラッチ部を更に備えたことが好ましい。
このような構成によれば、第1の操作スイッチを離したとしても電話機の電話回線との接続が解除されてしまうことが防止される。
また、前記操作装置は、前記第1の操作スイッチの操作と前記第2の操作スイッチの操作を一動作で行うための共通スイッチを更に備え、前記第2の操作スイッチには前記第2の信号の送信を遅延させるための遅延部が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、回線が確立する前にワンタッチダイヤル信号を送信することが避けられるため、ワンタッチダイヤルの要求が無効になってしまうことが防止される。
また、本発明の別の観点によれば、スピーカと、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためのオンフック用スイッチと、電話番号を登録可能な登録部と、前記登録された電話番号を呼び出すためのワンタッチダイヤル用スイッチと、を有し、有線で電話回線に接続される電話機に有線又は無線により信号を送信可能な操作装置であって、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるための第1の信号を前記オンフック用スイッチに送信可能な第1の操作スイッチと、前記登録された電話番号を呼び出すための第2の信号を前記ワンタッチダイヤル用スイッチに送信可能な第2の操作スイッチと、を備えたことを特徴とする電話機の操作装置を提供している。
また、本発明の別の観点によれば、有線で電話回線に接続される電話機と、前記電話機に取り付けられる操作装置と、を備え、前記電話機は、スピーカと、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためにユーザが操作可能なオンフック用スイッチと、電話番号を登録可能な登録部と、前記登録された電話番号を呼び出すためにユーザが操作可能なワンタッチダイヤル用スイッチと、を備え、前記操作装置は、前記オンフック用スイッチを操作するために前記オンフック用スイッチに取り付けられる第1の操作部と、前記第1の操作部を作動させるための第1の信号を前記第1の操作部に送信可能な第1の操作スイッチと、前記ワンタッチダイヤル用スイッチを操作するために前記ワンタッチダイヤル用スイッチに取り付けられる第2の操作部と、前記第2の操作部を作動させるための第2の信号を前記第2の操作部に送信可能な第2の操作スイッチと、を備えたことを特徴とする電話システムを提供している。
このような構成によれば、既に家庭等に設置してある固定電話機をそのまま利用することも可能となる。
また、本発明の別の観点によれば、スピーカと、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためにユーザが操作可能なオンフック用スイッチと、電話番号を登録可能な登録部と、前記登録された電話番号を呼び出すためにユーザが操作可能なワンタッチダイヤル用スイッチと、を有し、有線で電話回線に接続される電話機に取り付けられる操作装置であって、前記オンフック用スイッチを操作するために前記オンフック用スイッチに取り付けられる第1の操作部と、前記第1の操作部を作動させるための第1の信号を前記第1の操作部に送信可能な第1の操作スイッチと、前記ワンタッチダイヤル用スイッチを操作するために前記ワンタッチダイヤル用スイッチに取り付けられる第2の操作部と、前記第2の操作部を作動させるための第2の信号を前記第2の操作部に送信可能な第2の操作スイッチと、を備えたことを特徴とする電話機の操作装置を提供している。
本発明の電話システムによれば、固定電話機(有線で電話回線と接続される電話機)を用いながらも離れた距離からワンタッチダイヤル通話を行うことが可能となる。
本発明の第1の実施の形態による電話システムの説明図 本発明の第1の実施の形態による電話システムの概略回路図 本発明の第1の実施の形態によるラッチ機能の説明図 本発明の第2の実施の形態による電話システムの説明図 本発明の変形例による遅延部の説明図
以下、本発明の第1の実施の形態による電話システム1について、図1−図3を参照して説明する。
電話システム1は、図1に示すように、有線で電話回線に接続される電話機2(いわゆる固定電話機)と、有線又は無線で電話機2に信号を送信可能な操作装置3と、を備えている。本実施の形態では、操作装置3は、有線で電話機2に信号を送信するものとする。
電話機2は、図1に示すように、スピーカ21と、オンフック用スイッチ22と、第1の電話機側端子23と、登録部24と、ワンタッチダイヤル用スイッチ25と、第2の電話機側端子26と、を備えている。
スピーカ21は、オンフックでの通話の際に、通話相手の音声を出力すると共に、電話機2のユーザの音声を拾って電気信号として通話相手の電話機に伝達する。なお、「電話機2のユーザの音声を拾って電気信号として通話相手の電話機に伝達する」機能は、別途備えたマイクによって行っても良い。
オンフック用スイッチ22は、スピーカ21作動させると共に電話機2の電話回線との接続を確立させるためのものである。本実施の形態では、図2に示すように、オンフック用スイッチ22を押下して配線22a−22b間が短絡されることで、電話機2内の制御部22cが、スピーカ21を作動させると共に電話機2の電話回線との接続を確立させるものとする。電話回線との接続が確立されることで、ダイヤル可能な状態となる。
第1の電話機側端子23は、後述する操作装置3のケーブルをオンフック用スイッチ22に接続するためのものである。本実施の形態では、図2に示すように、第1の電話機側端子23の接続端子23a及び23bが、配線22a及び22bにそれぞれ接続されているものとする。
登録部24は、電話番号を登録可能である。本実施の形態では、ユーザがワンタッチダイヤルを希望する電話番号が、公知の方法により登録されているものとする。
ワンタッチダイヤル用スイッチ25は、登録部24に登録された電話番号を呼び出すためのものである。本実施の形態では、図2に示すように、ワンタッチダイヤル用スイッチ25を押下して配線25a−25b間が短絡されることで、電話機2内の制御部25cが、登録部24に登録された電話番号を呼び出すものとする。
第2の電話機側端子26は、後述する操作装置3のケーブルをワンタッチダイヤル用スイッチ25に接続するためのものである。本実施の形態では、図2に示すように、第2の電話機側端子26の接続端子26a及び26bが、配線25a及び25bにそれぞれ接続されているものとする。
操作装置3は、図2に示すように、第1の操作スイッチ31と、第1のケーブル32と、第1の操作側端子33と、第2の操作スイッチ34と、第2のケーブル35と、第2の操作側端子36と、マイク37と、を備えている。
第1の操作スイッチ31は、スピーカ21を作動させると共に電話機2の電話回線との接続を確立させるための第1の信号をオンフック用スイッチ22に送信可能である。本実施の形態では、第1のケーブル32及び第1の操作側端子33を介して第1の信号を送信する。
なお、第1の信号の送信が停止されると、電話機2の電話回線との接続は解除されてしまう。そこで、本実施の形態では、第1の操作スイッチ31は、第1の信号を保持させるラッチ機能(ラッチ部)を備えている。ラッチ機能としては、電子回路を用いても良いし、機械的構造を用いても良いが、機械的構造を用いる場合には、例えば、図3に示すように、第1の操作スイッチ31は、スライド部31Aと、スイッチ部31Bと、を備え、スライド部31Aをスライドさせることで、スイッチ部31Bの押下状態を保持する構成等が考えられる。
第1のケーブル32は、図2に示すように、一対のケーブル線32a及び32bを備えており、第1の操作スイッチ31が押下されることで、一対のケーブル線32a及び32bの一端側同士が接続される。
第1の操作側端子33は、ケーブル線32a及び32bに接続されており、第1の電話機側端子23に勘合可能である。本実施の形態では、第1の操作側端子33と第1の電話機側端子23を勘合させることで、ケーブル線32a及び32bにそれぞれ接続された第1の操作側端子33の接続端子33a及び33bが、第1の電話機側端子23の接続端子23a及び23bにそれぞれ接続されるものとする。
第2の操作スイッチ34は、登録部24に登録された電話番号を呼び出すための第2の信号をワンタッチダイヤル用スイッチ25に送信可能である。本実施の形態では、第2のケーブル35及び第2の操作側端子36を介して第2の信号を送信する。
なお、第2の信号に関しては、一度送信されれば良いので、第2の操作スイッチ34は、第1の操作スイッチ31と異なり、第2の信号を保持させるラッチ機能(ラッチ部)を備えていなくても良い。
第2のケーブル35は、図2に示すように、一対のケーブル線35a及び35bを備えており、第2の操作スイッチ34が押下されることで、一対のケーブル線35a及び35bの一端側同士が接続される。
第2の操作側端子36は、ケーブル線35a及び35bに接続されており、第2の電話機側端子26に勘合可能である。本実施の形態では、第2の操作側端子36と第2の電話機側端子26を勘合させることで、ケーブル線35a及び35bにそれぞれ接続された第2の操作側端子36の接続端子36a及び36bが、第2の電話機側端子26の接続端子26a及び26bにそれぞれ接続されるものとする。
マイク37は、ユーザが発した音声を増幅させるためのものである。本実施の形態では、振動板、増幅器、バッテリーを備えているものとする。
以上の構成の下、第1の操作側端子33と第1の電話機側端子23を勘合させることで、操作装置3側の一対のケーブル線32a及び32bの他端側は、配線22a及び22bにそれぞれ接続され、第2の操作側端子36と第2の電話機側端子26を勘合させることで、一対のケーブル線35a及び35bの他端側は、配線25a及び25bにそれぞれ接続されることとなる。
この状態でユーザが操作装置3の第1の操作スイッチ31を押下すると、第1のケーブル32の一対のケーブル線32a及び32bの一端側同士が接続される。これにより、配線22a−22b間が短絡されることとなるので、スピーカ21が作動され、オンフックで電話回線との接続が確立することとなる。なお、第1の操作スイッチ31の操作により配線22a−22b間を短絡させることが、本発明の第1の信号に相当する。
続いて、ユーザが操作装置3の第2の操作スイッチ34を押下すると、第2のケーブル35の一対のケーブル線35a及び35bの一端側同士が接続される。これにより、配線25a−25b間が短絡されることとなるので、登録部24に登録された電話番号が呼び出されることとなる。なお、第2の操作スイッチ34の操作により配線25a−25b間を短絡させることが、本発明の第2の信号に相当する。
呼び出された電話番号の相手が電話に出た後は、スピーカ21から出力される相手の音声と、マイク37から出力されるユーザの音声と、で通話が行われることとなる。この際、マイク37から出力された増幅された音声は、スピーカ21に拾われることとなる。通話を終了する際には、配線22a−22b間の短絡を解除させるために、第1の操作スイッチ31を操作する。例えば、図3に示す例の場合、スライド部31Aを上方へ戻すこととなる。
以上説明したように、本実施の形態による電話システム1及び操作装置3では、スピーカ21を作動させると共に電話機2の電話回線との接続を確立させるための第1の信号をオンフック用スイッチ22に送信可能な第1の操作スイッチ31と、登録部24に登録された電話番号を呼び出すための第2の信号をワンタッチダイヤル用スイッチ25に送信可能な第2の操作スイッチ34と、を備えている。
このような構成によれば、通常の固定電話機であれば、登録された電話番号を呼び出す際に、ユーザが固定電話機の元まで赴き、受話器を上げてからワンタッチダイヤルを押下するという労力が必要になるところ、操作装置3を手元に置いておけば、第1の操作スイッチ31及び第2の操作スイッチ34を操作するだけで、オンフックで(固定)電話機2に登録された電話番号を呼び出して通話を行うことが可能となる。このような構成は、(固定)電話機2を好む高齢者等が、ベッド等から動かずにワンタッチダイヤル通話を行いたい場合などに特に適している。
また、本発明の第1の実施の形態による電話システム1及び操作装置3によれば、操作装置3は、音声を増幅させるためのマイク37を更に備えている。
このような構成によれば、電話機2から離れた位置からでもワンタッチダイヤル通話を適切に行うことが可能となる。
また、本発明の第1の実施の形態による電話システム1及び操作装置3によれば、第1の操作スイッチ31は、第1の信号を保持させるラッチ機能(ラッチ部)を備えている。
このような構成によれば、第1の操作スイッチ31を離したとしても電話機2の電話回線との接続が解除されてしまうことが防止される。
続いて、本発明の第2の実施の形態による電話システム10について図4を参照して説明する。
第1の実施の形態による電話システム1では、第1の電話機側端子23(第2の電話機側端子26)を電話機2に設け、第1の電話機側端子23(第2の電話機側端子26)に配線22a及び22b(配線25a及び25b)をそれぞれ接続する必要があるため、家庭等に設置してある(固定)電話機2をそのまま利用することはできない。
そこで、本実施の形態では、家庭等に設置してある(固定)電話機2をそのまま利用することが可能な電話システム10を提供する。
なお、以下の説明では、第1の実施の形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態による電話機20は、図4に示すように、第1の電話機側端子23と、第2の電話機側端子26と、を備えていない。
一方、操作装置30は、図4に示すように、第1の操作スイッチ310と、第1のケーブル320と、第1の操作部330と、第2の操作スイッチ340と、第2のケーブル350と、第2の操作部360と、マイク37と、を備えている。
第1の操作スイッチ310は、バッテリーを内蔵しており、押下されると、第1の操作部330を作動させるための第1の信号を送信する。
第1のケーブル320は、第1の実施の形態のように一対のケーブルである必要はなく、第1の信号を第1の操作スイッチ310から第1の操作部330へ送信可能なものであれば良い。
第1の操作部330は、オンフック用スイッチ22を物理的に操作する、いわゆる”プッシュロボット”である。第1の操作部330としては、図4に示すようなコの字形状のものが考えられ、この場合、内蔵されたバッテリーから駆動電力を供給されて、コの字の間隔を狭めるように作動する。従って、オンフック用スイッチ22を挟むように第1の操作部330を取り付けておくことで、第1の信号が送信された際にオンフック用スイッチ22が押下されることとなる。
なお、本実施の形態では、通常の(固定)電話機20は、オンフック用スイッチ22が押下されると、再度オンフック用スイッチ22が押下されるまでオンフック状態をラッチする機能を有している。従って、本実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、第1の操作スイッチ310は、第1の信号を保持させるラッチ機能(ラッチ部)を備えていなくても良い。
第2の操作スイッチ340は、バッテリーを内蔵しており、押下されると、第2の操作部360を作動させるための第2の信号を送信する。
第2のケーブル350は、第1の実施の形態のように一対のケーブルである必要はなく、第2の信号を第2の操作スイッチ340から第2の操作部360へ送信可能なものであれば良い。
第2の操作部360は、ワンタッチダイヤル用スイッチ25を物理的に操作する、いわゆる”プッシュロボット”である。第2の操作部360としては、図4に示すようなコの字形状のものが考えられ、この場合、内蔵されたバッテリーから駆動電力を供給されて、コの字の間隔を狭めるように作動する。従って、ワンタッチダイヤル用スイッチ25を挟むように第2の操作部360を取り付けておくことで、第2の信号が送信された際にワンタッチダイヤル用スイッチ25が押下されることとなる。
以上の構成の下、ユーザが操作装置30の第1の操作スイッチ310を押下すると、第1の信号が第1の操作部330に送信され、第1の操作部330が作動してオンフック用スイッチ22を押下する。これにより、スピーカ21が作動されると共に電話機20の電話回線との接続が確立することとなる。
続いて、ユーザが操作装置30の第2の操作スイッチ340を押下すると、第2の信号が第2の操作部360に送信され、第2の操作部360が作動してワンタッチダイヤル用スイッチ25を押下する。これにより、登録部24に登録された電話番号が呼び出されることとなる。
以上説明したように、本実施の形態による電話システム10及び操作装置30では、オンフック用スイッチ22を操作するためにオンフック用スイッチ22に取り付けられる第1の操作部330と、第1の操作部330を作動させるための第1の信号を第1の操作部330に送信可能な第1の操作スイッチ310と、ワンタッチダイヤル用スイッチ25を操作するためにワンタッチダイヤル用スイッチ25に取り付けられる第2の操作部360と、第2の操作部360を作動させるための第2の信号を第2の操作部360に送信可能な第2の操作スイッチ340と、を備えている。
このような構成によれば、第1の実施の形態における効果に加え、既に家庭等に設置してある固定電話機をそのまま利用することも可能となる。
尚、本発明の電話システム及び操作装置は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、第1の実施の形態と第2の実施の形態を同時に実現しても良い。
また、上記実施の形態では、操作装置30(300)と電話機2(20)を有線で接続したが、無線で接続しても良い。有線の場合には、安価に電話システム1(100)を製造することができると共に、操作装置30(300)を紛失しないというメリットがあり、無線の場合には、かなり離れた位置からでもワンタッチダイヤル通話を行うことができるというメリットがある。
また、第1の実施の形態では、第1の操作スイッチ31(第2の操作スイッチ34)を押下することで配線22a−22b(25a−25b)間を短絡させることが、“第1の信号(第2の信号)の送信”に相当したが、このような構成に限らず、電話機2の構成に応じた方法で第1の信号(第2の信号)を送信すれば良い。
また、上記実施の形態では、マイク37から出力された増幅された音声は、スピーカ21で拾われたが、スピーカ21に電気信号を伝達する構成であっても良い。この場合には、マイク37に増幅機能を持たせず、マイク37からの電気信号をスピーカ21の増幅器に有線又は有線で送信する方法が考えられる。また、マイク37で増幅する方式と、スピーカ21で増幅する方式と、を選択可能なスイッチを更に設けても良い。
また、上記実施の形態では、第1の操作スイッチ31(310)と第2の操作部34(340)のそれぞれを押下する構造であったが、一動作で両者を押下できる構造であることが好ましい。
この場合、図5に示すように、共通スイッチ4をスライドさせることで、一動作で第1の操作スイッチ31(310)→第2の操作部スイッチ(340)を操作する構成が考えられるが、この構成の場合、第1の操作スイッチ31(310)の操作から第2のスイッチ34(340)の操作に瞬間的に移行してしまうことが考えられる。
一方、第1の操作スイッチ31(310)を操作したとしても、電話回線との接続を確立させるための信号が交換機に届くまでには多少の時間を要する。
従って、第1の操作スイッチ31(310)の操作から第2の操作スイッチ34(340)の操作に瞬間的に移行してしまうと、電話回線との接続が確立する前にワンタッチダイヤル用スイッチ25の押下が行われたことになってしまい、ワンタッチダイヤルの要求が無効になってしまう。
そこで、このような問題を解決するために、図5に示すように、第2の信号の送信を遅延させるための遅延部5を第2の操作部34(340)に設けても良い。なお、スライド型の構造に限らず、ワンプッシュで第1の操作スイッチ31(310)及び第2の操作部34(340)を操作する構造の場合にも、一動作での押下になるので、遅延部5を設けると効果的である。また、遅延部5は、電子回路に限らず、機械的構造によって遅延させても良い。
1 電話システム
2 電話機
3 操作装置
21 スピーカ
22 オンフック用スイッチ
24 登録部
25 ワンタッチダイヤル用スイッチ
31 第1の操作スイッチ
34 第2の操作スイッチ
37 マイク
4 共通スイッチ
5 遅延部

Claims (14)

  1. 有線で電話回線に接続される電話機と、
    有線又は無線で前記電話機に信号を送信可能な操作装置と、
    を備え、
    前記電話機は、
    スピーカと、
    前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためのオンフック用スイッチと、
    電話番号を登録可能な登録部と、
    前記登録された電話番号を呼び出すためのワンタッチダイヤル用スイッチと、
    を備え、
    前記操作装置は、
    前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるための第1の信号を前記オンフック用スイッチに送信可能な第1の操作スイッチと、
    前記登録された電話番号を呼び出すための第2の信号を前記ワンタッチダイヤル用スイッチに送信可能な第2の操作スイッチと、
    を備えたことを特徴とする電話システム。
  2. 前記操作装置は、音声を増幅させるためのマイクを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  3. 前記操作装置は、前記第1の信号を保持させるラッチ部を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電話システム。
  4. 前記操作装置は、前記第1の操作スイッチの操作と前記第2の操作スイッチの操作を一動作で行うための共通スイッチを更に備え、
    前記第2の操作スイッチには前記第2の信号の送信を遅延させるための遅延部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電話システム。
  5. スピーカと、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためのオンフック用スイッチと、電話番号を登録可能な登録部と、前記登録された電話番号を呼び出すためのワンタッチダイヤル用スイッチと、を有し、有線で電話回線に接続される電話機に有線又は無線により信号を送信可能な操作装置であって、
    前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるための第1の信号を前記オンフック用スイッチに送信可能な第1の操作スイッチと、
    前記登録された電話番号を呼び出すための第2の信号を前記ワンタッチダイヤル用スイッチに送信可能な第2の操作スイッチと、
    を備えたことを特徴とする電話機の操作装置。
  6. 音声を増幅させるためのマイクを更に備えたことを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
  7. 前記第1の信号を保持させるラッチ部を更に備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の操作装置。
  8. 前記第1の操作スイッチの操作と前記第2の操作スイッチの操作を一動作で行うための共通スイッチを更に備え、
    前記第2の操作スイッチには前記第2の信号の送信を遅延させるための遅延部が設けられていることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の操作装置。
  9. 有線で電話回線に接続される電話機と、
    前記電話機に取り付けられる操作装置と、
    を備え、
    前記電話機は、
    スピーカと、
    前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためにユーザが操作可能なオンフック用スイッチと、
    電話番号を登録可能な登録部と、
    前記登録された電話番号を呼び出すためにユーザが操作可能なワンタッチダイヤル用スイッチと、
    を備え、
    前記操作装置は、
    前記オンフック用スイッチを操作するために前記オンフック用スイッチに取り付けられる第1の操作部と、
    前記第1の操作部を作動させるための第1の信号を前記第1の操作部に送信可能な第1の操作スイッチと、
    前記ワンタッチダイヤル用スイッチを操作するために前記ワンタッチダイヤル用スイッチに取り付けられる第2の操作部と、
    前記第2の操作部を作動させるための第2の信号を前記第2の操作部に送信可能な第2の操作スイッチと、
    を備えたことを特徴とする電話システム。
  10. 前記操作装置は、音声を増幅させるためのマイクを更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の電話システム。
  11. 前記操作装置は、前記第1の操作スイッチの操作と前記第2の操作スイッチの操作を一動作で行うための共通スイッチを更に備え、
    前記第2の操作スイッチには前記第2の信号の送信を遅延させるための遅延部が設けられていることを特徴とする請求項9又は10に記載の電話システム。
  12. スピーカと、前記スピーカを作動させると共に前記電話回線との接続を確立させるためにユーザが操作可能なオンフック用スイッチと、電話番号を登録可能な登録部と、前記登録された電話番号を呼び出すためにユーザが操作可能なワンタッチダイヤル用スイッチと、を有し、有線で電話回線に接続される電話機に取り付けられる操作装置であって、
    前記オンフック用スイッチを操作するために前記オンフック用スイッチに取り付けられる第1の操作部と、
    前記第1の操作部を作動させるための第1の信号を前記第1の操作部に送信可能な第1の操作スイッチと、
    前記ワンタッチダイヤル用スイッチを操作するために前記ワンタッチダイヤル用スイッチに取り付けられる第2の操作部と、
    前記第2の操作部を作動させるための第2の信号を前記第2の操作部に送信可能な第2の操作スイッチと、
    を備えたことを特徴とする電話機の操作装置。
  13. 音声を増幅させるためのマイクを更に備えたことを特徴とする請求項12に記載の操作装置。
  14. 前記第1の操作スイッチの操作と前記第2の操作スイッチの操作を一動作で行うための共通スイッチを更に備え、
    前記第2の操作スイッチには前記第2の信号の送信を遅延させるための遅延部が設けられていることを特徴とする請求項12又は13に記載の操作装置。
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