JP2021176624A

JP2021176624A - 石油採掘用のろ過装置

Info

Publication number: JP2021176624A
Application number: JP2020139712A
Authority: JP
Inventors: 王偉; Wei Wang
Original assignee: Shaoxing Shangyu Xuefeng Energy Tech Co Ltd
Current assignee: Shaoxing Shangyu Xuefeng Energy Tech Co Ltd
Priority date: 2020-05-06
Filing date: 2020-08-21
Publication date: 2021-11-11
Also published as: CN111467863A; CN111467863B

Abstract

【課題】本願は石油採掘用のろ過装置を開示した。【解決手段】本発明である石油採掘用のろ過装置は、本体を含み、前記本体には第一伝動空間が設けられ、前記第一伝動空間の右方には遠心ろ過空間が設けられ、前記遠心ろ過空間は右方へ破砕空間と連通しており、前記遠心ろ過空間には遠心ろ過装置が設けられ、前記遠心ろ過装置は、遠心力によって石油と砂を分離でき、前記遠心ろ過装置は、前記遠心ろ過空間と前記第一伝動空間とを連結する回動可能な第一給油管を含み、前記第一給油管は左方へ前記本体の外部まで延在しており、前記遠心ろ過空間において前記第一給油管には遠心ろ過桶が固定され、前記遠心ろ過桶は前記破砕空間に延在している。【選択図】図１

Description

本発明は石油加工分野を取り上げ、特に石油採掘用のろ過装置に関わる。

石油とは、炭化水素を主成分として、ほかに少量の硫黄・酸素・窒素などさまざまな物質を含む液状の油で、鉱物資源の一種である。しかし、石油採掘中に、石油にはよく砂や石などの異物が混ざり、特に油田開発の後期には、油層に含まれる砂や石は多くなってしまう。砂や石を含む石油に対し、後続の加工と利用に響かないように、予めろ過処理を施す必要がある。

中国特許出願公開第１０７９９８７４４号明細書

石油採掘用のろ過装置を考案し、上記問題を解決することを目的とする。

本発明である石油採掘用のろ過装置は、本体を含み、前記本体には第一伝動空間が設けられ、前記第一伝動空間の右方には遠心ろ過空間が設けられ、前記遠心ろ過空間は右方へ破砕空間と連通しており、前記遠心ろ過空間には遠心ろ過装置が設けられ、前記遠心ろ過装置は、遠心力によって石油と砂を分離でき、前記遠心ろ過装置は、前記遠心ろ過空間と前記第一伝動空間とを連結する回動可能な第一給油管を含み、前記第一給油管は左方へ前記本体の外部まで延在しており、前記遠心ろ過空間において前記第一給油管には遠心ろ過桶が固定され、前記遠心ろ過桶は前記破砕空間に延在しており、前記第一伝動空間において前記第一給油管には第一歯車が固定され、前記第一伝動空間の左右壁は回動可能な第一伝動軸によって連結され、前記第一伝動軸は前記第一歯車の上方に位置しており、前記第一伝動軸には前記第一歯車と噛み合った第二歯車が固定され、前記第一伝動空間の内壁には前記第二歯車と噛み合った内歯車が回動可能に設けられ、前記内歯車は右方へ前記遠心ろ過空間に延在しており、前記内歯車の右端には第一螺旋羽根が固定され、前記第一螺旋羽根は前記遠心ろ過桶をカバーしており、前記本体の左壁には第一モータが固定され、前記第一伝動軸は左方へ前記第一モータと伝動可能に連結され、前記破砕空間の右方には第二伝動空間が設けられ、前記破砕空間と前記第二伝動空間とは回動可能な第二伝動軸によって連結され、前記第二伝動軸は左方へ前記遠心ろ過桶に延在しており、前記遠心ろ過桶において前記第二伝動軸には第二螺旋羽根が固定され、前記本体の下部には油箱が固定され、前記遠心ろ過空間の下壁には前記油箱と連通する案内管が固定され、
砂を含む石油が前記第一給油管を介して前記遠心ろ過桶に入り、前記第一モータが前記第一伝動軸を駆動して回転させ、前記第一伝動軸は前記第二歯車と前記第一歯車の噛み合いによって前記第一給油管を回転させ、前記第一給油管は前記遠心ろ過桶を連動させて回転させ、前記遠心ろ過桶にある石油は前記第一給油管の高速回転によって前記遠心ろ過桶から振り飛ばされ、また、前記第一伝動軸は前記第二歯車と前記内歯車の噛み合いによって前記第一螺旋羽根を回転させることで、前記遠心ろ過空間の内壁についた石油を前記案内管に沿ってこそぎ落とし、前記油箱に入らせ、前記第二伝動軸は前記第二螺旋羽根を回転させることで、ろ過された砂を前記破砕空間にこそぎ落とす。

さらに、前記本体の左方には連結ブロックが設けられ、前記連結ブロックには連結空間が設けられ、前記第一給油管は左方へ前記連結ブロックに回動可能に設けられ且つ前記連結空間と連通しており、前記連結空間の左壁には左方へ前記連結ブロックの外部まで延在する第二給油管が固定され、前記連結ブロックは前記本体に固定され、前記第一伝動空間の左方には第三伝動空間が設けられ、前記第三伝動空間には定量装置が設けられ、前記定量装置は、前記第一給油管から前記遠心ろ過桶に送る石油の量を制御でき、前記破砕空間には破砕装置が設けられ、前記破砕装置はろ過された砂を破砕できる。

さらに、前記定量装置は、前記第三伝動空間と前記第一伝動空間とを連結する回動可能な第三伝動軸を含み、前記第一伝動空間において前記第三伝動軸には前記内歯車と噛み合った第三歯車が固定され、前記第三歯車は前記第一歯車の下方に位置しており、前記第三伝動空間において前記第三伝動軸には第一扇形歯車が固定され、前記第三伝動空間の前後壁は固定された案内棒によって連結され、前記案内棒には前記第一扇形歯車と噛み合った第一ラックが摺動可能に設けられ、前記第一ラックと前記第三伝動空間の後壁とは第一ばねによって連結され、前記第三伝動空間の上壁には前記本体の外部と連通する第一案内溝が形成され、前記第一案内溝には第一連結棒が摺動可能に設けられ、前記第一連結棒は前記第一ラックに固定され、前記連結空間の前壁には前記連結ブロックの外部と連通する第二案内溝が形成され、前記第二案内溝には前後方向に延在する隔離板が摺動可能に設けられ、前記隔離板は前記第二案内溝と密着しており、前記隔離板は前方へ前記第一連結棒に固定されている。

さらに、前記破砕装置は、前記破砕空間の左壁に固定された案内板を含み、前記案内板は前記遠心ろ過桶の下方に位置しており、前記破砕空間と前記第二伝動空間とは前後対称に配置された回動可能な第四伝動軸によって連結され、前記破砕空間において前記第四伝動軸には破砕輪が固定され、前記破砕空間の下壁には固定された破砕板が前後対称に配置され、前記破砕空間の下方には振動ろ過空間が設けられ、前記破砕空間の下壁には前記振動ろ過空間と連通する誘導溝が形成され、前記誘導溝は両方の前記破砕板の間に位置しており、前記第二伝動空間の右壁には第二モータが固定され、前記第二伝動軸は右方へ前記第二モータと回動可能に連結され、前記第二伝動空間において前記第二伝動軸には第一プーリが固定され、前記第二伝動空間において前記第四伝動軸には左方から右方へ順に第二扇形歯車、第二プーリが固定され、前記第二伝動空間において前方の前記第四伝動軸には第三プーリが固定され、前記第三プーリは前記第二扇形歯車の左方に位置しており、前記第三プーリと前記第一プーリとは第一ベルトによって伝動可能に連結され、両方の前記第二プーリは第二ベルトによって伝動可能に連結され、且つ前記第二ベルトは数字８のように巻かれており、前記振動ろ過空間には振動装置が設けられ、前記振動装置は砂についた石油を振り落とすことができる。

さらに、前記振動装置は、前記振動ろ過空間の右壁に形成され且つ前記本体の外部と連通する第三案内溝を含み、前記第三案内溝には振動ろ過板が上下摺動可能に設けられ、前記振動ろ過板の左端と前記振動ろ過空間の左壁とはヒンジを介して第二連結棒によって連結され、前記第二伝動空間の下壁には前後対称に配置され且つ前記本体の外部と連通する第四案内溝が形成され、前記第四案内溝には前記第二扇形歯車と噛み合った第二ラックが上下摺動可能に設けられ、前記振動ろ過板と前記第三案内溝の下壁とは第二ばねによって連結され、前記振動ろ過空間の左壁には前記油箱と連通する導水溝が形成されている。

本発明は以下のプラス効果を有する：本発明は、操作が簡単で、製造コストも低く、遠心ろ過桶の回転による遠心力で、石油と砂を分離でき、また、隔離板によって第二給油管と第一給油管との連通状態を制御でき、即ち定量に遠心ろ過桶に石油を送られ、過剰の石油が遠心ろ過桶に入ることによって分離が不十分になることを避けられ、さらに、振動ろ過板の上下振動により、分離されてきた砂についた石油を回収できる。

下記に図１〜４を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、本願に記載の各方向を以下のように規定する：図１における観察方向は正面視であり、本願に記載の各方向は、図１における観察方向に基づくものである。

図１は本発明の正面視構成略図図２は図１におけるＡ―Ａ部の構成略図図３は図１におけるＢ―Ｂ部の構成略図図４は図１におけるＣ―Ｃ部の構成略図

図１〜４を参照し、本発明である石油採掘用のろ過装置は、本体１０を含み、前記本体１０には第一伝動空間２９が設けられ、前記第一伝動空間２９の右方には遠心ろ過空間４０が設けられ、前記遠心ろ過空間４０は右方へ破砕空間１３と連通しており、前記遠心ろ過空間４０には遠心ろ過装置６１が設けられ、前記遠心ろ過装置６１は、遠心力によって石油と砂を分離でき、前記遠心ろ過装置６１は、前記遠心ろ過空間４０と前記第一伝動空間２９とを連結する回動可能な第一給油管３４を含み、前記第一給油管３４は左方へ前記本体１０の外部まで延在しており、前記遠心ろ過空間４０において前記第一給油管３４には遠心ろ過桶１２が固定され、前記遠心ろ過桶１２は前記破砕空間１３に延在しており、前記第一伝動空間２９において前記第一給油管３４には第一歯車３５が固定され、前記第一伝動空間２９の左右壁は回動可能な第一伝動軸３７によって連結され、前記第一伝動軸３７は前記第一歯車３５の上方に位置しており、前記第一伝動軸３７には前記第一歯車３５と噛み合った第二歯車３８が固定され、前記第一伝動空間２９の内壁には前記第二歯車３８と噛み合った内歯車３９が回動可能に設けられ、前記内歯車３９は右方へ前記遠心ろ過空間４０に延在しており、前記内歯車３９の右端には第一螺旋羽根１１が固定され、前記第一螺旋羽根１１は前記遠心ろ過桶１２をカバーしており、前記本体１０の左壁には第一モータ３６が固定され、前記第一伝動軸３７は左方へ前記第一モータ３６と伝動可能に連結され、前記破砕空間１３の右方には第二伝動空間１６が設けられ、前記破砕空間１３と前記第二伝動空間１６とは回動可能な第二伝動軸１４によって連結され、前記第二伝動軸１４は左方へ前記遠心ろ過桶１２に延在しており、前記遠心ろ過桶１２において前記第二伝動軸１４には第二螺旋羽根４１が固定され、前記本体１０の下部には油箱２５が固定され、前記遠心ろ過空間４０の下壁には前記油箱２５と連通する案内管２６が固定され、
砂を含む石油が前記第一給油管３４を介して前記遠心ろ過桶１２に入り、前記第一モータ３６が前記第一伝動軸３７を駆動して回転させ、前記第一伝動軸３７は前記第二歯車３８と前記第一歯車３５の噛み合いによって前記第一給油管３４を回転させ、前記第一給油管３４は前記遠心ろ過桶１２を連動させて回転させ、前記遠心ろ過桶１２にある石油は前記第一給油管３４の高速回転によって前記遠心ろ過桶１２から振り飛ばされ、また、前記第一伝動軸３７は前記第二歯車３８と前記内歯車３９の噛み合いによって前記第一螺旋羽根１１を回転させることで、前記遠心ろ過空間４０の内壁についた石油を前記案内管２６に沿ってこそぎ落とし、前記油箱２５に入らせ、前記第二伝動軸１４は前記第二螺旋羽根４１を回転させることで、ろ過された砂を前記破砕空間１３にこそぎ落とす。

また、一つの実施案として、前記本体１０の左方には連結ブロック４６が設けられ、前記連結ブロック４６には連結空間５３が設けられ、前記第一給油管３４は左方へ前記連結ブロック４６に回動可能に設けられ且つ前記連結空間５３と連通しており、前記連結空間５３の左壁には左方へ前記連結ブロック４６の外部まで延在する第二給油管３３が固定され、前記連結ブロック４６は前記本体１０に固定され、前記第一伝動空間２９の左方には第三伝動空間３０が設けられ、前記第三伝動空間３０には定量装置６２が設けられ、前記定量装置６２は、前記第一給油管３４から前記遠心ろ過桶１２に送る石油の量を制御でき、前記破砕空間１３には破砕装置６３が設けられ、前記破砕装置６３はろ過された砂を破砕できる。

また、一つの実施案として、前記定量装置６２は、前記第三伝動空間３０と前記第一伝動空間２９とを連結する回動可能な第三伝動軸３１を含み、前記第一伝動空間２９において前記第三伝動軸３１には前記内歯車３９と噛み合った第三歯車２８が固定され、前記第三歯車２８は前記第一歯車３５の下方に位置しており、前記第三伝動空間３０において前記第三伝動軸３１には第一扇形歯車３２が固定され、前記第三伝動空間３０の前後壁は固定された案内棒５４によって連結され、前記案内棒５４には前記第一扇形歯車３２と噛み合った第一ラック４９が摺動可能に設けられ、前記第一ラック４９と前記第三伝動空間３０の後壁とは第一ばね４８によって連結され、前記第三伝動空間３０の上壁には前記本体１０の外部と連通する第一案内溝５０が形成され、前記第一案内溝５０には第一連結棒５１が摺動可能に設けられ、前記第一連結棒５１は前記第一ラック４９に固定され、前記連結空間５３の前壁には前記連結ブロック４６の外部と連通する第二案内溝５２が形成され、前記第二案内溝５２には前後方向に延在する隔離板４７が摺動可能に設けられ、前記隔離板４７は前記第二案内溝５２と密着しており、前記隔離板４７は前方へ前記第一連結棒５１に固定され、
前記内歯車３９は前記第三歯車２８との噛み合いによって前記第三伝動軸３１を回転させ、前記第三伝動軸３１は前記第一扇形歯車３２と前記第一ラック４９の噛み合いによって前記第一ラック４９を連動させ、前記第一ラック４９は前記第一案内溝５０に沿って前方へ移動し、且つ前記第一連結棒５１によって前記隔離板４７を連動させ、前記隔離板４７は前記第二案内溝５２に沿って前方へ移動し、前記第二給油管３３と前記第一給油管３４とを連通し、前記第一扇形歯車３２が前記第一ラック４９から離脱したら、前記第一ラック４９は前記第一ばね４８によって復位し、前記第二給油管３３と前記第一給油管３４とを離脱させる。

また、一つの実施案として、前記破砕装置６３は、前記破砕空間１３の左壁に固定された案内板４２を含み、前記案内板４２は前記遠心ろ過桶１２の下方に位置しており、前記破砕空間１３と前記第二伝動空間１６とは前後対称に配置された回動可能な第四伝動軸４４によって連結され、前記破砕空間１３において前記第四伝動軸４４には破砕輪４５が固定され、前記破砕空間１３の下壁には固定された破砕板５６が前後対称に配置され、前記破砕空間１３の下方には振動ろ過空間２２が設けられ、前記破砕空間１３の下壁には前記振動ろ過空間２２と連通する誘導溝５５が形成され、前記誘導溝５５は両方の前記破砕板５６の間に位置しており、前記第二伝動空間１６の右壁には第二モータ１５が固定され、前記第二伝動軸１４は右方へ前記第二モータ１５と回動可能に連結され、前記第二伝動空間１６において前記第二伝動軸１４には第一プーリ４３が固定され、前記第二伝動空間１６において前記第四伝動軸４４には左方から右方へ順に第二扇形歯車５９、第二プーリ１７が固定され、前記第二伝動空間１６において前方の前記第四伝動軸４４には第三プーリ５８が固定され、前記第三プーリ５８は前記第二扇形歯車５９の左方に位置しており、前記第三プーリ５８と前記第一プーリ４３とは第一ベルト５７によって伝動可能に連結され、両方の前記第二プーリ１７は第二ベルト６０によって伝動可能に連結され、且つ前記第二ベルト６０は数字８のように巻かれており、前記振動ろ過空間２２には振動装置６４が設けられ、前記振動装置６４は砂についた石油を振り落とすことができ、
前記第二伝動軸１４は前記第一プーリ４３、前記第一ベルト５７、前記第三プーリ５８によって前方の前記第四伝動軸４４を回転させ、前方の前記第四伝動軸４４は前記第二ベルト６０、両方の前記第二プーリ１７によって後方の前記第四伝動軸４４を同期に逆方向へ回転させ、前記第四伝動軸４４は前記破砕輪４５を回転させ、ろ過された砂は前記案内板４２に沿って前記破砕輪４５と前記破砕板５６の間に落下し、前記破砕輪４５と前記破砕板５６の押圧によって破砕され、且つ前記誘導溝５５から前記振動ろ過空間２２に落下する。

また、一つの実施案として、前記振動装置６４は、前記振動ろ過空間２２の右壁に形成され且つ前記本体１０の外部と連通する第三案内溝２０を含み、前記第三案内溝２２には振動ろ過板１９が上下摺動可能に設けられ、前記振動ろ過板１９の左端と前記振動ろ過空間２２の左壁とはヒンジを介して第二連結棒２３によって連結され、前記第二伝動空間１６の下壁には前後対称に配置され且つ前記本体１０の外部と連通する第四案内溝２７が形成され、前記第四案内溝２７には前記第二扇形歯車５９と噛み合った第二ラック１８が上下摺動可能に設けられ、前記振動ろ過板１９と前記第三案内溝２０の下壁とは第二ばね２１によって連結され、前記振動ろ過空間２２の左壁には前記油箱２５と連通する導水溝２４が形成され、
前記第四伝動軸４４は前記第二扇形歯車５９と前記第二ラック１８の噛み合いによって前記第二ラック１８を連動させ、前記第二ラック１８は前記第四案内溝２７に沿って降下し、前記振動ろ過板１９を押して前記振動ろ過板１９に前記第二連結棒２３をめぐって下方へ回転させ、前記第二ラック１８が前記第二扇形歯車５９から離脱したら、前記振動ろ過板１９は前記第二ばね２１によって上方へ回転し、前記振動ろ過板１９の上下往復回転によって破砕ごの砂を前記振動ろ過板１９の上で上下振動させ、振動によって砂についた石油を振り落とし、そして石油は前記導水溝２４に沿って油箱２５に入る。

はじめに、第一ばね４８と第二ばね２１とは自然状態にあり、隔離板４７によって第二給油管３３と第一給油管３４とを遮断し、振動ろ過板１９は第三案内溝２０の中間部にある。

作業に当たって、第一モータ３６が作動して第一伝動軸３７を回転させ、第一伝動軸３７は第二歯車３８と内歯車３９の噛み合いによって内歯車３９を回転させ、内歯車３９は第三歯車２８との噛み合いによって第三伝動軸３１を回転させ、第三伝動軸３１は定量装置６２によって第二給油管３３と第一給油管３４とを連通し、且つ一定量の砂を含む石油は第二給油管３３と第一給油管３４から遠心ろ過桶１２に入り、第一伝動軸３７は第二歯車３８と第一歯車３５の噛み合いによって第一給油管３４を回転させ、第一給油管３４は遠心ろ過装置６１によって石油と砂を分離し、分離された石油は案内管２６から油箱２５に入り、
第二モータ１５が作動して第二伝動軸１４を回転させ、第二伝動軸１４は第二螺旋羽根４１によってろ過された砂を破砕空間１３にこそぎ落とし、且つ砂は破砕装置６３によって破砕されて誘導溝５５に沿って振動ろ過板１９に落下し、最後に、振動装置６４によって砂についた石油を振り落とし、石油は導水溝２４に沿って油箱２５に入り、砂は第三案内溝２０を介して本体１０から排出される。

以上の方式により、当該分野の技術者は本発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。

Claims

本体を含み、前記本体には第一伝動空間が設けられ、前記第一伝動空間の右方には遠心ろ過空間が設けられ、前記遠心ろ過空間は右方へ破砕空間と連通しており、前記遠心ろ過空間には遠心ろ過装置が設けられ、前記遠心ろ過装置は、遠心力によって石油と砂を分離でき、前記遠心ろ過装置は、前記遠心ろ過空間と前記第一伝動空間とを連結する回動可能な第一給油管を含み、前記第一給油管は左方へ前記本体の外部まで延在しており、前記遠心ろ過空間において前記第一給油管には遠心ろ過桶が固定され、前記遠心ろ過桶は前記破砕空間に延在しており、前記第一伝動空間において前記第一給油管には第一歯車が固定され、前記第一伝動空間の左右壁は回動可能な第一伝動軸によって連結され、前記第一伝動軸は前記第一歯車の上方に位置しており、前記第一伝動軸には前記第一歯車と噛み合った第二歯車が固定され、前記第一伝動空間の内壁には前記第二歯車と噛み合った内歯車が回動可能に設けられ、前記内歯車は右方へ前記遠心ろ過空間に延在しており、前記内歯車の右端には第一螺旋羽根が固定され、前記第一螺旋羽根は前記遠心ろ過桶をカバーしており、前記本体の左壁には第一モータが固定され、前記第一伝動軸は左方へ前記第一モータと伝動可能に連結され、前記破砕空間の右方には第二伝動空間が設けられ、前記破砕空間と前記第二伝動空間とは回動可能な第二伝動軸によって連結され、前記第二伝動軸は左方へ前記遠心ろ過桶に延在しており、前記遠心ろ過桶において前記第二伝動軸には第二螺旋羽根が固定され、前記本体の下部には油箱が固定され、前記遠心ろ過空間の下壁には前記油箱と連通する案内管が固定され、
砂を含む石油が前記第一給油管を介して前記遠心ろ過桶に入り、前記第一モータが前記第一伝動軸を駆動して回転させ、前記第一伝動軸は前記第二歯車と前記第一歯車の噛み合いによって前記第一給油管を回転させ、前記第一給油管は前記遠心ろ過桶を連動させて回転させ、前記遠心ろ過桶にある石油は前記第一給油管の高速回転によって前記遠心ろ過桶から振り飛ばされ、また、前記第一伝動軸は前記第二歯車と前記内歯車の噛み合いによって前記第一螺旋羽根を回転させることで、前記遠心ろ過空間の内壁についた石油を前記案内管に沿ってこそぎ落とし、前記油箱に入らせ、前記第二伝動軸は前記第二螺旋羽根を回転させることで、ろ過された砂を前記破砕空間にこそぎ落とすことを特徴とする石油採掘用のろ過装置。
前記本体の左方には連結ブロックが設けられ、前記連結ブロックには連結空間が設けられ、前記第一給油管は左方へ前記連結ブロックに回動可能に設けられ且つ前記連結空間と連通しており、前記連結空間の左壁には左方へ前記連結ブロックの外部まで延在する第二給油管が固定され、前記連結ブロックは前記本体に固定され、前記第一伝動空間の左方には第三伝動空間が設けられ、前記第三伝動空間には定量装置が設けられ、前記定量装置は、前記第一給油管から前記遠心ろ過桶に送る石油の量を制御でき、前記破砕空間には破砕装置が設けられ、前記破砕装置はろ過された砂を破砕できることを特徴とする請求項１に記載の石油採掘用のろ過装置。
前記定量装置は、前記第三伝動空間と前記第一伝動空間とを連結する回動可能な第三伝動軸を含み、前記第一伝動空間において前記第三伝動軸には前記内歯車と噛み合った第三歯車が固定され、前記第三歯車は前記第一歯車の下方に位置しており、前記第三伝動空間において前記第三伝動軸には第一扇形歯車が固定され、前記第三伝動空間の前後壁は固定された案内棒によって連結され、前記案内棒には前記第一扇形歯車と噛み合った第一ラックが摺動可能に設けられ、前記第一ラックと前記第三伝動空間の後壁とは第一ばねによって連結され、前記第三伝動空間の上壁には前記本体の外部と連通する第一案内溝が形成され、前記第一案内溝には第一連結棒が摺動可能に設けられ、前記第一連結棒は前記第一ラックに固定され、前記連結空間の前壁には前記連結ブロックの外部と連通する第二案内溝が形成され、前記第二案内溝には前後方向に延在する隔離板が摺動可能に設けられ、前記隔離板は前記第二案内溝と密着しており、前記隔離板は前方へ前記第一連結棒に固定されていることを特徴とする請求項２に記載の石油採掘用のろ過装置。
前記破砕装置は、前記破砕空間の左壁に固定された案内板を含み、前記案内板は前記遠心ろ過桶の下方に位置しており、前記破砕空間と前記第二伝動空間とは前後対称に配置された回動可能な第四伝動軸によって連結され、前記破砕空間において前記第四伝動軸には破砕輪が固定され、前記破砕空間の下壁には固定された破砕板が前後対称に配置され、前記破砕空間の下方には振動ろ過空間が設けられ、前記破砕空間の下壁には前記振動ろ過空間と連通する誘導溝が形成され、前記誘導溝は両方の前記破砕板の間に位置しており、前記第二伝動空間の右壁には第二モータが固定され、前記第二伝動軸は右方へ前記第二モータと回動可能に連結され、前記第二伝動空間において前記第二伝動軸には第一プーリが固定され、前記第二伝動空間において前記第四伝動軸には左方から右方へ順に第二扇形歯車、第二プーリが固定され、前記第二伝動空間において前方の前記第四伝動軸には第三プーリが固定され、前記第三プーリは前記第二扇形歯車の左方に位置しており、前記第三プーリと前記第一プーリとは第一ベルトによって伝動可能に連結され、両方の前記第二プーリは第二ベルトによって伝動可能に連結され、且つ前記第二ベルトは数字８のように巻かれており、前記振動ろ過空間には振動装置が設けられ、前記振動装置は砂についた石油を振り落とすことができることを特徴とする請求項２に記載の石油採掘用のろ過装置。
前記振動装置は、前記振動ろ過空間の右壁に形成され且つ前記本体の外部と連通する第三案内溝を含み、前記第三案内溝には振動ろ過板が上下摺動可能に設けられ、前記振動ろ過板の左端と前記振動ろ過空間の左壁とはヒンジを介して第二連結棒によって連結され、前記第二伝動空間の下壁には前後対称に配置され且つ前記本体の外部と連通する第四案内溝が形成され、前記第四案内溝には前記第二扇形歯車と噛み合った第二ラックが上下摺動可能に設けられ、前記振動ろ過板と前記第三案内溝の下壁とは第二ばねによって連結され、前記振動ろ過空間の左壁には前記油箱と連通する導水溝が形成されていることを特徴とする請求項４に記載の石油採掘用のろ過装置。