JP2021173420A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機を発生源とする「うなり」に起因する不快感を減少させながら、空気調整対象の空間を均等に冷暖房できる空気調和装置を提供する。【解決手段】空気調和装置1は、第1及び第2の圧縮機5,10と第1及び第2の室内用熱交換器6,11と第1及び第2の膨張弁7,12と第1及び第2の室外用熱交換器8,13との間で冷媒を循環させる、第1及び第2の冷凍回路3,4と、第1及び第2の冷凍回路3,4がそれぞれ備える第1及び第2の圧縮機5,10の回転速度を、予め設定された差以上に相違させるうなり対策制御を実施する制御装置を備える。第1及び第2の室内用熱交換器6,11は、空気流路を共有する室内用熱交換器集合体17を構成するとともに、室内用熱交換器集合体17の一方の側に配置されて、室内用熱交換器集合体17の一方端から他方端に流れる空気流を発生させる室内機用送風機18を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、空気調和装置に関する。
冷媒が封入された循環流路に圧縮機と室内用熱交換器と膨張弁と室外用熱交換器を配置して構成される冷凍回路を複数備える空気調和装置が知られている(引用文献1)。かかる空気調和装置においては、複数の冷凍回路のそれぞれから騒音が発生する。複数の騒音の周波数は微妙に相違するので、複数の騒音が互いに干渉して、騒音の大きさが周期的に変化する現象、つまり「うなり」が生じる。「うなり」は空気調和装置の周囲にいる人間を不快にさせるので、「うなり」の発生を抑制することが求められている。
「うなり」の周波数は2つの騒音の周波数の差に等しい。つまり、2つの騒音の周波数の差が大きい場合には、「うなり」の周波数は大きくなり、「うなり」の周期は短くなる。また、「うなり」の周波数が大きくなると、つまり「うなり」の周期が短くなると、人間は「うなり」を連続波として知覚し、もはや「うなり」としては知覚しない。そのため、「うなり」の周波数が大きくなると、空気調和装置の周囲にいる人間の不快感が減少する。したがって、複数の冷凍回路のそれぞれから発生する騒音の周波数の差異を大きくして、「うなり」の周波数を大きくすると、「うなり」に起因する不快感を減少させることができる。
引用文献1に開示された空気調和装置は、上記の原理を利用したものであって、各冷凍回路が備える室外機が有する送風機の回転数の差を大きくすることによって、「うなり」の周波数を大きくしている。そのため、引用文献1に開示された技術によれば、「うなり」に起因する不快感を減少させることができる。
特開2004−332973号公報
引用文献1に記載の技術は、複数の冷凍回路のそれぞれが備える圧縮機の回転数の違いに起因する「うなり」の対策に適用することができる。各冷凍回路が備える圧縮機の回転数を、予め設定した差以上に互いに離す制御を行えば、空気調和装置の周囲にいる人間は圧縮機の回転数の違いに起因する「うなり」を連続波として知覚し、もはや「うなり」としては知覚しない。そのため、圧縮機を発生源とする「うなり」に起因する不快感を減少させることができる。
しかしながら、圧縮機の回転数が冷凍回路毎に相違すると、室内用熱交換器を流れる冷媒の流量が冷凍回路毎に相違するので、室内用熱交換器において吸収あるいは放出される熱量は、冷凍回路毎に相違する。また、各冷凍回路は、それぞれ、独立した室内用熱交換器を個別に備えていて、各冷凍回路において加温あるいは冷却された空気は、各室内用熱交換器から個別に吐出される。そのため、室内用熱交換器から空気調整対象の空間に吐出される空気の温度は室内用熱交換器毎に相違する。その結果、空気調整対象の空間においては、場所によって温度差が生じると言う問題が生じる。
本開示は、このような背景に基づいてなされたものであり、複数の冷凍回路を備える空気調和装置であって、圧縮機を発生源とする「うなり」に起因する不快感を減少させながら、空気調整対象の空間を均等に冷暖房できる空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る空気調和装置は、圧縮機と室内用熱交換器と膨張弁と室外用熱交換器との間で冷媒を循環させる、複数の冷凍回路と、複数の冷凍回路がそれぞれ備える圧縮機の回転速度を、予め設定された差以上に相違させるうなり対策制御を実施する制御装置を備える。複数の冷凍回路のそれぞれが備える室内用熱交換器は、空気流路を共有する室内用熱交換器集合体を構成するとともに、室内用熱交換器集合体の一方の側に配置されて、室内用熱交換器集合体の一方端から他方端に流れる空気流を発生させる室内機用送風機を備える。
本開示に係る空気調和装置によれば、複数の冷凍回路のそれぞれが備える室内用熱交換器が空気流路を共有する室内用熱交換器集合体を構成するので、うなり対策制御の結果、吸放熱量が冷凍回路毎に大きく相違することがあっても、室内用熱交換器集合体から空気調整対象に向けて吐出される空気の温度は平均化される。その結果、空気調整対象の空間が均等に冷暖房される。
したがって、本開示に係る空気調和装置によれば、圧縮機を発生源とする「うなり」に起因する不快感を減少させながら、空気調整対象の空間を均等に冷暖房できる。
本開示の実施の形態に係る空気調和装置の構成を示す構成図 図1に記載の空気調和装置が備える圧縮機を制御する装置の構成を示す構成図 図2に記載の制御装置の構成を示すブロック図 うなり対策制御における処理を示すフローチャート うなり対策制御の起動停止を自動化する温度基準処理を示すフローチャート うなり対策制御の起動停止を自動化する速度基準処理を示すフローチャート 図1に記載の空気調和装置が備える室内用熱交換器集合体の別の構成例を示す外形図であって、(A)は室内用熱交換器集合体の平面図、(B)は室内用熱交換器集合体を室内機用送風機側から見る正面図、つまり室内用熱交換器集合体を(A)において矢印AAで示す方向から見る図、(C)は室内用熱交換器集合体を(B)においてBB−BB’線で示す平面で切断して示す断面図
以下、本開示の実施の形態に係る空気調和装置の構成、作用及び効果を、図1〜図7を参照して詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。
図1は本開示の実施形態に係る空気調和装置1の構成を示す構成図である。空気調和装置1は鉄道車両2に搭載されて、当該鉄道車両2の図示しない客室の冷暖房を行う装置である。図1に示すように、空気調和装置1は複数の冷凍回路、すなわち、第1の冷凍回路3と第2の冷凍回路4とを備えている。
第1の冷凍回路3は、冷媒が封入された循環流路3aと、循環流路3a上に配置された
第1の圧縮機5と第1の室内用熱交換器6と第1の膨張弁7と第1の室外用熱交換器8を備えている。すなわち、第1の冷凍回路3は、第1の圧縮機5、第1の室内用熱交換器6、第1の膨張弁7、第1の室外用熱交換器8の間で冷媒を循環させる回路である。また、第1の冷凍回路3は第1の四方弁9を備えている。
第1の四方弁9は、循環流路3aにおいて冷媒が流れる方向を変更する切り替え弁である。第1の四方弁9を操作することによって、第1の圧縮機5から吐出された冷媒を第1の室内用熱交換器6、第1の膨張弁7、第1の室外用熱交換器8の順に通過させて、第1の圧縮機5に戻す暖房モードと、第1の圧縮機5から吐出された冷媒を第1の室外用熱交換器8、第1の膨張弁7、第1の室内用熱交換器6の順に通過させて、第1の圧縮機5に戻す冷房モードとを切り替えることができる。
暖房モードが選択された場合、第1の圧縮機5から吐出された高温高圧の冷媒蒸気が担持する熱は、第1の室内用熱交換器6から、鉄道車両2の客室内に放出される。その結果、客室内の空気は加温される。その後、第1の膨張弁7を通過した低温の冷媒液は、第1の室外用熱交換器8において大気から吸熱を行って再度気化する。
冷房モードが選択された場合、第1の圧縮機5から吐出された高温高圧の冷媒蒸気が担持する熱は、第1の室外用熱交換器8から大気に放出される。その後、第1の膨張弁7を通過した低温の冷媒液は、第1の室内用熱交換器6において、鉄道車両2の図示しない客室内の空気から吸熱を行って再度気化する。その結果、客室内の空気は冷却される。
第2の冷凍回路4は、冷媒が封入された循環流路4aと、循環流路4a上に配置された第2の圧縮機10と第2の室内用熱交換器11と第2の膨張弁12と第2の室外用熱交換器13を備えている。すなわち、第2の冷凍回路4は、第2の圧縮機10、第2の室内用熱交換器11、第2の膨張弁12、第2の室外用熱交換器13の間で冷媒を循環させる回路である。また、第2の冷凍回路4は第2の四方弁14を備えている。
第2の四方弁14は、第1の四方弁9と同様に、循環流路4aにおいて冷媒が流れる方向を変更して、暖房モードと冷房モードとを切り替える切替え弁である。暖房モードが選択された場合、第2の圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒蒸気が担持する熱は、第2の室内用熱交換器11から、鉄道車両2の客室内に放出される。その結果、客室内の空気は加温される。冷房モードが選択された場合、第2の膨張弁12を通過した低温の冷媒液は、第2の室内用熱交換器11において、鉄道車両2の図示しない客室内の空気から吸熱を行って再度気化する。その結果、客室内の空気は冷却される。
また、第1の膨張弁7と第2の膨張弁12は、直列に配置された毛細管15と逆止弁16の組を二組ずつ並列に配置して構成されている。また第1の膨張弁7と第2の膨張弁12がそれぞれ備える二組の逆止弁16は、逆流を防止する方向が互いに逆にされている。そのため、暖房モードと冷房モードとを切り替えると、第1の膨張弁7と第2の膨張弁12においては、二組の毛細管15のいずれか一方に冷媒が流れる。
前述したように、空気調和装置1は第1の冷凍回路3と第2の冷凍回路4とを備えていて、第1の冷凍回路3と第2の冷凍回路4は、それぞれ、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11を備えている。そして図1に示すように、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11は直列に配置されて、空気流路を共有する室内用熱交換器集合体17を構成している。なお、本明細書において、「空気流路を共有する」とは、複数の熱交換器を通過する空気が、同一の流路、又は、連続する流路を通って、熱交換器の外部に吐出されることを指す。図1においては、第1の室内用熱交換器6の空気流路と第2の室内用熱交換器11の流路を連続させて、室内用熱交換器集合体17を構成する例を示している。
また、図1に示すように、室内用熱交換器集合体17の一方の側には室内機用送風機18が配置されている。そして、室内機用送風機18によって励起された空気流は室内用熱交換器集合体17の一方端から空気流路に流入して、第1の室内用熱交換器6及び第2の室内用熱交換器11の内部を流れる冷媒との間で熱交換を行った後で、空気流路の他方端から流出して、鉄道車両2の図示しない客室内に流れる。
また、前述したように、第1の冷凍回路3と第2の冷凍回路4は、それぞれ、第1の室外用熱交換器8と第2の室外用熱交換器13を備えている。そして図1に示すように、第1の室外用熱交換器8と第2の室外用熱交換器13は直列に配置されて、空気流路を共有する室外用熱交換器集合体19を構成している。
また、図1に示すように、室外用熱交換器集合体19の一方端側には室外機用送風機20が配置されている。そして、室外機用送風機20によって励起された空気流は室外用熱交換器集合体19の一方端から流入して、第1の室外用熱交換器8及び第2の室外用熱交換器13の内部を流れる冷媒との間で熱交換を行った後で、室外用熱交換器集合体19の他方端から流出して、鉄道車両2の外部に流れる。
図2は、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10を制御する装置の構成を示す構成図である。第1の圧縮機5と第2の圧縮機10は、それぞれ、図示しない誘導電動機によって駆動される。そして、図2に示すように、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10は、それぞれ、第1のインバータ21と第2のインバータ22を介して、車内電源23に接続される。なお、第1のインバータ21と第2のインバータ22は、車内電源23から供給される交流電力の周波数を任意に変更する電気回路である。第1の圧縮機5と第2の圧縮機10の回転速度は、第1のインバータ21と第2のインバータ22から出力される交流電力の周波数を増減することによって調整される。交流電力の周波数を増せば回転速度は大きくなり、交流電力の周波数を減じれば回転速度は小さくなる。なお、車内電源23は鉄道車両2(図2において不図示)に設備された電源装置である。車内電源23によれば、一定の周波数の交流電力が供給される。
図2に示すように、第1のインバータ21と第2のインバータ22は制御装置24によって制御されて、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10に供給する交流電力の周波数を増減することによって、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10の回転速度を増減する。また、制御装置24には鉄道車両2(図2において不図示)の客室内に設置された温度計(不図示)で測定される温度と鉄道車両2の制御装置(不図示)から出力される鉄道車両2の走行速度が入力される。
制御装置24は、図3に示すように、中央処理装置(CPU)24aと、記憶装置(記憶部)24bと入出力インターフェイス(IF)24cとを備えるコンピュータである。中央処理装置24aは、記憶装置24bにインストールされたプログラムを読み出して、そのプログラムに従って演算処理を行う装置である。記憶装置24bはプログラムと各種データを記憶させる装置である。また、入出力インターフェイス24cは、制御装置24に対して入出力を行う電子回路である。前述した客室内の温度と鉄道車両2の走行速度は、入出力インターフェイス24cを介して制御装置24に入力される。第1のインバータ21と第2のインバータ22が出力する交流電力の周波数を変更する命令は、入出力インターフェイス24cを介して出力される。
制御装置24は、第1のインバータ21と第2のインバータ22に対して「うなり対策制御」を実行する。「うなり対策制御」は、記憶装置24bに記憶された「うなり対策制御プログラム」を中央処理装置24aに読み出して、当該プログラムに記述された命令を中央処理装置24aが実行することによって実行される。こここで、図4を参照して、「うなり対策制御」で実行される具体的な処理を説明する。なお、以下において「うなり対策制御」の起動と停止は、制御装置24に対する、人手による操作入力によってなされる。
図4に示すように、「うなり対策制御プログラム」に従う処理、つまり「うなり対策制御」が開始されると、制御装置24は、鉄道車両2の客室の現在温度Tを読み出す(ステップ1)。次に、制御装置24は、事前に設定された鉄道車両2の客室の制御目標温度Tと現在温度Tとの差eを算出する(ステップ2)。そして、制御装置24は、は差eの大きさに基づいて、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10の平均回転速度Nを決定する(ステップ3)。差eが大きければ平均回転速度Nは大きくされ、差eが小さければ平均回転速度Nは小さくされる。
なお、PID制御がされる場合、平均回転速度Nは下式によって決定される。
=Nmr+Nmr{α・e+β・∫edt+γde/dt}
ただし、Nmrは現在の回転速度であり、tは時間である。またα,β,γは、任意の係数である。
制御装置24は、第1の圧縮機5の回転速度をN−αに定めるとともに、回転速度N−αに見合う第1のインバータ21の出力周波数Fを決定し、出力周波数の変更を第1のインバータ21に指令する(ステップ4)。制御装置24は、第2の圧縮機10の回転速度をN+αに定めるとともに、回転速度N+αに見合う第2のインバータ22の出力周波数Fを決定し、出力周波数の変更を第2のインバータ22に指令する(ステップ5)。その結果、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の間には2αに相当する差異が生じる。その結果、空気調和装置1においては、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の差に起因して周波数2αの「うなり」が生じるが、周波数2αを十分に大きくすれば、空気調和装置1の周囲にいる人間は「うなり」を連続音として知覚するので、不快感が小さくなる。その結果、「うなり」に起因する不快感を減少させることができる。なお、周波数2αの具体的な値については後述する。
最後に、制御装置24は、人手による操作入力を参照する。「うなり対策制御」を停止する旨の操作入力がなされていれば(ステップ6:Yes)、「うなり対策制御プログラム」に従う処理を終了する。「うなり対策制御」を停止する旨の操作入力がなされていなければ(ステップ6:No)、ステップ1に戻って、処理を続ける。
ここで、周波数2αの具体的な値について説明する。発明者による実験によれば、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の差異を1200rpm以上にすれば、「うなり」に起因する不快感を十分に減少させることを確認している。また、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10がそれぞれ、2極の誘導電動機で駆動される場合、第1のインバータ21と第2のインバータ22の出力周波数の差異を20Hz以上にすれば、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の差異が1200rpm以上になるので、「うなり」に起因する不快感を十分に減少させることできる。つまり、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10がそれぞれ、2極の誘導電動機で駆動される場合、周波数2αを20Hz以上にすれば、「うなり」に起因する不快感を十分に減少させることできる。
また、上記の「うなり対策制御」を実施した場合において、第1の圧縮機5の回転速度が小さくなるので、第1の冷凍回路3で吸熱あるいは放熱される熱量は小さくなる。一方、第2の圧縮機10の回転速度が大きくなるので、第2の冷凍回路4で吸熱あるいは放熱される熱量は大きくなる。そのため、第1の冷凍回路3における吸放熱量の減少は第2の冷凍回路4における吸放熱量の増加によって、キャンセルされるので、空気調和装置1全体の吸放熱量は変化しない。
また、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の総和平均の制御目標はNに等しいので、上記の「うなり対策制御」を実施した場合、空気調和装置1においては、第1の圧縮機5と第2の圧縮機10の両方を同じ回転速度Nで運転した場合と同等の熱量が放熱あるいは吸熱される。
上記においては、「うなり対策制御」の起動と停止を人手によって行う例を示したが、「うなり対策制御」の起動と停止を、制御装置によって自動的に行うようにしても良い。例えば、図5に示すように、空気調整対象の実際の温度と制御目標温度の差異の大小に応じて、「うなり対策制御」の起動と停止を自動的に行うようにしても良い。
図5は、「うなり対策制御」の起動と停止を、空気調整対象の実際の温度と制御目標温度の差異の大小に応じて自動的に行う「温度基準制御」による処理を示すフローチャートである。なお、「温度基準制御」は記憶装置24bに記憶された「温度基準制御プログラム」を中央処理装置24aに読み出して、当該プログラムに記述された命令を中央処理装置24aが実行することによって実行される。また、「温度基準制御」は、空気調和装置1が起動されると同時に開始される。
図5に示すように、「温度基準制御」が開始されると、制御装置24は、鉄道車両2の客室の現在温度Tを読み出す(ステップ11)。次に、制御装置24は、事前に設定された鉄道車両2の客室の制御目標温度Tと現在温度Tとの差eを算出する(ステップ12)。そして、制御装置24は差eが事前に設定された基準値Eよりも大きい場合(ステップ13:Yes)に、「うなり対策制御」を開始させる(ステップ14)。なお、すでに、「うなり対策制御」が実行されている場合は、「うなり対策制御」を継続する。差eが事前に設定された基準値E以下である場合(ステップ13:No)、制御装置24は「うなり対策制御」を終了させる(ステップ15)。
ステップ14又はステップ15の終了後に、空気調和装置1の運転を停止させる操作入力がなされていれば(ステップ16:Yes)、「温度基準制御」の処理を終える。空気調和装置1の運転を停止させる操作入力がなされていなければ(ステップ16:No)、ステップ11に戻って、処理を続ける。
上記の「温度基準制御」によれば、鉄道車両2の客室の制御目標温度Tと現在温度Tとの差eが基準値Eを超える場合に限って、うなり対策制御が自動的に実行される。制御目標温度Tと現在温度Tとの差eが基準値E以下である場合は、うなり対策制御が自動的に停止される。なお、差eが基準値E以下である場合は、冷凍回路の負荷が小さいので、圧縮機が発する騒音のレベル自体が低いので、「うなり」のレベルが低い。上記の「温度基準自動発停制御」によれば、このような場合に、「うなり対策制御」を省くことができる。
「うなり対策制御」の起動と停止を、鉄道車両2の走行速度の高低に応じて自動的に行うようにしても良い。
図6は、「うなり対策制御」の起動と停止を、鉄道車両2の走行速度の高低に応じて自動的に行う「速度基準制御」による処理を示すフローチャートである。なお、「速度基準制御」は記憶装置24bに記憶された「速度基準制御プログラム」を中央処理装置24aに読み出して、当該プログラムに記述された命令を中央処理装置24aが実行することによって実行される。また、「速度基準制御」は、空気調和装置1が起動されると同時に開始される。
図5に示すように、「速度基準制御」が開始されると、制御装置24は、鉄道車両2の走行速度vを読み出す(ステップ21)。次に、制御装置24は走行速度vが事前に設定された基準速度Vより低い場合(ステップ22:Yes)に、「うなり対策制御」を開始させる(ステップ23)。なお、すでに、「うなり対策制御」が実行されている場合は、「うなり対策制御」を継続する。走行速度vが基準速度V以上である場合(ステップ22:No)、制御装置24は「うなり対策制御」を終了させる(ステップ24)。
ステップ23又はステップ24の終了後に、空気調和装置1の運転を停止させる操作入力がなされていれば(ステップ25:Yes)、「速度基準制御」の処理を終える。空気調和装置1の運転を停止させる操作入力がなされていなければ(ステップ25:No)、ステップ21に戻って、処理を続ける。
上記の「速度基準制御」によれば、鉄道車両2の走行速度vが基準速度Vより低い場合に限って、うなり対策制御が自動的に実行される。走行速度vが基準速度V以上である場合は、うなり対策制御が自動的に停止される。なお、鉄道車両2が基準速度V以上の高速で走行している場合には、鉄道車両5の走行音自体が大きいので「うなり」の発生だけを抑制しても実益がない。上記の「速度基準制御」によれば、このような場合に、「うなり対策制御」を省くことができる。
このように、空気調和装置1において、うなり対策制御を実行して、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の差異を大きくすれば、「うなり」の周波数が大きくなるので、空気調和装置1の周囲に居る人間の不快感を減じることができる。その一方で、第1の冷凍回路3の吸放熱量と第2の冷凍回路4の吸放熱量の間には大きな差異が生じる。そのため、空気調和装置1において、仮に、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11が分離配置されていたとしたら、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11のそれぞれから吐出される空気流の温度に不均一が生じる。
しかしながら、前述したように、空気調和装置1においては、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11が直列に配置されて、室内用熱交換器集合体17が構成されている。そのため、室内用熱交換器集合体17を通過して鉄道車両2の客室に吐出される空気は、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11の両方で熱交換される。その結果、室内用熱交換器集合体17から吐出される空気の温度は平均化される。つまり、第1の冷凍回路3の吸放熱量と第2の冷凍回路4の吸放熱量の間に大きな差異があっても、空気調和装置1からは平均化された均一な温度の空気が吐出される。そして、室内用熱交換器集合体17から吐出される空気を鉄道車両2の客室の各所に分配すれば、客室内を均等に、冷房又は暖房することができる。
さて、室内用熱交換器集合体17は、第1の室内用熱交換器6の流路と第2の室内用熱交換器11の流路を連続させて構成されるものには限定されない。以下においては、室内用熱交換器集合体17の別の構成例を説明する。
図7は、室内用熱交換器集合体17の別の構成例を示す外形図であって、図7(A)は室内用熱交換器集合体17の平面図である。図7(B)は室内用熱交換器集合体17を室内機用送風機18側から見る正面図、つまり室内用熱交換器集合体17を図7(A)において矢印AAで示す方向から見る図である。図7(C)は室内用熱交換器集合体17を、図7(B)においてBB−BB’線で示す平面で切断して示す断面図である。なお、室内用熱交換器集合体17を通過する空気流は、図7(A)においては下から上へ、図7(B)においては紙面の表から裏へ、図7(C)においては右から左へ、それぞれ流れる。
室内用熱交換器集合体17は、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11を備えていて、図7(A)に示すように、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11は、冷媒を分配あるいは集約するヘッダ管6a,11aを2本ずつ備えている。2本のヘッダ管6a,11aは互いに間隔を空けて配置されていて、2本のヘッダ管6a,11aの間には、それぞれ複数本の伝熱管6b,11bが配置されている。第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11の外部の装置から、一方のヘッダ管6a,11aに流入した冷媒は、複数本の伝熱管6b,11bに分配されて、複数本の伝熱管6b,11bを通って、他方のヘッダ管6a,11aに流入して、そこで集約される。他方のヘッダ管6a,11aで集約された冷媒は、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11の外部の装置に流出する。
図7(A)と図7(B)に示すように、室内用熱交換器集合体17は伝熱フィン列17aを備えていて、伝熱フィン列17aは、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11の両方に共有されている。すなわち、伝熱フィン列17aには、伝熱管6b,11bの両方が挿通されている。そのため、伝熱フィン列17aには、伝熱管6b,11bの両方が伝熱的に接触している。そのため、伝熱フィン列17aによれば、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11の伝熱面積を増やして、伝熱性能を高めることができる。
図7(B)に示された正面形において、複数本の伝熱管6b,11bは交互に配列されるとともに、互いに平行に間隔を空けて配列されている。そのため、図7(B)において紙面の表側から流入する空気流は伝熱管6bに遮られることなしに伝熱管11bに当たる。その結果、室内用熱交換器集合体17を通過する空気流は、第1の室内用熱交換器6と第2の室内用熱交換器11の両方に均等に接触する。
図7(C)に示された断面形において、複数本の伝熱管6b,11bは上下方向に整列して配置されている。そのため、室内用熱交換器集合体17において、第1の室内用熱交換器6を通過する空気流と第2の室内用熱交換器11を通過する空気流は、複数本の伝熱管6b,11bを配列して構成される格子面を通過する。その結果、第1の室内用熱交換器6による熱交換と第2の室内用熱交換器11による熱交換は、同じ場所で同時に行われる。このように、第1の室内用熱交換器6を通過する空気と第2の室内用熱交換器11を通過する空気は、同時に同一の空気流路を通過する。
なお、室外用熱交換器集合体19も、図7に示した室内用熱交換器集合体17と同様に構成されても良い。つまり、室外用熱交換器集合体19も、第1の室外用熱交換器8を通過する空気と第2の室外用熱交換器13を通過する空気が同時に同一の流路を流れるものであっても良い。
以上、説明したように、本開示によれば、各冷凍回路のそれぞれが備える室内用熱交換器が、空気流路を共有する室内用熱交換器集合体を構成するので、空気調整対象の空間に対して吐出される空気の温度は、室内用熱交換器集合体を通過する間に平均化される。そのため、各冷凍回路が備える圧縮機の回転速度を、事前に設定された差以上に相違させるうなり対策制御を行ったために、冷凍回路で吸放熱される熱量が冷凍回路毎に相違しても、空気調整対象の空間に対して吐出される空気の温度を均一にすることができる。
よって、本開示によれば、複数の冷凍回路を備える空気調和装置であって、圧縮機を発生源とする「うなり」に起因する不快感を減少させながら、空気調整対象の空間を均等に冷暖房できる空気調和装置が実現される。
なお、本開示の技術的範囲は、上記の実施の形態と変形例によっては制限されない。本開示は特許請求の範囲に記載の技術的思想の限りにおいて、自由に、応用、変形、あるいは改良して実施することができる。
上記実施の形態においては、鉄道車両2に搭載されて、鉄道車両2の客室を冷暖房する空気調和装置1を例示したが、本開示の適用対象は鉄道車両用の空気調和装置には限定されない。本開示に係る空気調和装置は建築物、船舶あるいは航空機の居室内の空気を調整対象とするものであっても良い。
上記実施形態においては、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の総和平均の目標値を、制御目標温度Tと現在温度Tとの差eの大きさに基いて決定される平均回転速度Nとする例を示したが、総和平均の目標値は平均回転速度Nには限定されない。平均回転速度Nにマージンを加えた値を目標値にしても良い。空気調和装置1のユーザが目標値を任意に設定して、制御装置24が第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の総和平均を、その任意に設定された目標値にする制御を行っても良い。
また、上記実施形態においては、平均回転速度Nを決定する手法としてPID制御を例示したが、平均回転速度Nを決定する手法は、PID制御には限定されない。
上記実施形態においては、第1の圧縮機5の回転速度と第2の圧縮機10の回転速度の差を1200rpm以上にすることと、そのために、第1のインバータ21と第2のインバータ22の出力周波数の差異を20Hz以上にすることを例示した。しかしながら、これらの数値は例示であって、本開示の技術的範囲はこれらの数値によっては限定されない。
上記実施形態においては、第1及び第2の冷凍回路3,4に第1及び第2の四方弁9,14を備える例を示したが、本開示に係る空気調和装置において四方弁は必須の構成要素ではない。空気調和装置が冷暖房兼用機でない場合、つまり、空気調和装置が冷房専用機あるいは暖房専用機である場合、冷凍回路において四方弁は不要である。
上記実施形態においては、第1及び第2の膨張弁7,12に毛細管15を備える例を示したが、本開示に係る空気調和装置は膨張弁に毛細管を備えるものには限定されない。本開示に係る空気調和装置が備える膨張弁は絞り弁あるいはその他の形式の弁であっても良い。
本開示に係る空気調和装置の機械的構成は、上記実施形態に示されたものには限定されない。特に、第1及び第2の室内用熱交換器6,11、室内用熱交換器集合体17、第1及び第2の室外用熱交換器8,13、室外用熱交換器集合体19の機械的構成は、上記実施形態に示されたものには限定されない。第1及び第2の室内用熱交換器6,11は伝熱フィン列17aを共有するものには限定されない。
また、図7(C)に示された断面形において、複数本の伝熱管6b,11bは上下方向に整列して配置される例を示したが、複数本の伝熱管6b,11bは図7(C)において左右方向に交互に位置をずらして配置されても良い。つまり、複数本の伝熱管6b,11bは図7(C)において「千鳥状」に配置されても良い。
1 空気調和装置、2 鉄道車両、3 第1の冷凍回路、3a 循環流路、4 第2の冷凍回路、4a 循環流路、5 第1の圧縮機、6 第1の室内用熱交換器、6a ヘッダ管、6b 伝熱管、7 第1の膨張弁、8 第1の室外用熱交換器、9 第1の四方弁、10 第2の圧縮機、11 第2の室内用熱交換器、11a ヘッダ管、11b 伝熱管、12 第2の膨張弁、13 第2の室外用熱交換器、14 第2の四方弁、15 毛細管、16 逆止弁、17 室内用熱交換器集合体、17a 伝熱フィン列、18 室内機用送風機、19 室外用熱交換器集合体、20 室外機用送風機、21 第1のインバータ、22 第2のインバータ、23 車内電源、24 制御装置、24a 中央処理装置、24b 記憶装置、24c 入出力インターフェイス


Claims (9)

  1. 圧縮機と室内用熱交換器と膨張弁と室外用熱交換器との間で冷媒を循環させる、複数の冷凍回路と、
    前記複数の冷凍回路がそれぞれ備える前記圧縮機の回転速度を、予め設定された差以上に相違させるうなり対策制御を実施する制御装置を備える空気調和装置であって、
    前記複数の冷凍回路のそれぞれが備える前記室内用熱交換器は、空気流路を共有する室内用熱交換器集合体を構成するとともに、
    前記室内用熱交換器集合体の一方の側に配置されて、前記室内用熱交換器集合体の一方端から他方端に流れる空気流を発生させる室内機用送風機を備える、
    空気調和装置。
  2. 前記室内用熱交換器集合体を前記室内機用送風機から見た正面形において、前記室内用熱交換器集合体を構成する前記室内用熱交換器の伝熱管が交互に間隔を空けて、互いに平行に配列されている、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記室内用熱交換器集合体は伝熱フィン列を備えるとともに、
    前記伝熱フィン列は、前記室内用熱交換器集合体を構成する前記室内用熱交換器の全てと伝熱的に接続されている、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 前記複数の冷凍回路のそれぞれが備える前記室外用熱交換器は、空気流路を共有する室外用熱交換器集合体を構成するとともに、
    前記室外用熱交換器集合体の一方の側に配置されて、前記室外用熱交換器集合体の一方端から他方端に流れる空気流を発生させる室外機用送風機を備える、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記室外用熱交換器集合体を前記室外機用送風機から見た正面形において、前記室内用熱交換器集合体を構成する前記室外用熱交換器の伝熱管が交互に間隔を空けて、互いに平行に配列されている、
    請求項4に記載の空気調和装置。
  6. 前記室外用熱交換器集合体は伝熱フィン列を備えるとともに、
    前記伝熱フィン列は、前記室外用熱交換器集合体を構成する前記室外用熱交換器の全てと伝熱的に接続されている、
    請求項4に記載の空気調和装置。
  7. 前記制御装置は、前記うなり対策制御を実施するに当たって、前記複数の冷凍回路のそれぞれが備える前記圧縮機の回転数の総和平均を、予め設定された目標値に一致させることを制御目標とする、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  8. 前記制御装置は、空気調整対象の実際の温度と制御目標温度の差異が、予め設定された基準値を超える場合に限って、前記うなり対策制御を実施する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  9. 前記空気調和装置は鉄道車両に搭載されて、当該鉄道車両の客室内の空気の温度を調整する鉄道車両用の空気調和装置であって、
    前記制御装置は、当該鉄道車両の走行速度が、予め設定された基準値より低い場合に限って、前記うなり対策制御を実施する、
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の空気調和装置。






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