JP2021171073A - リング状装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の装身具を組み合わせつつも装着感がよく、低コストで作製可能な装身具を提供する。【解決手段】指7に装着できる長円形状のリング体2と、リング体の長径の一端の円弧部に固着される部材であって、ヒンジ機構による開閉自在の係合部を有する連結部材31を備える。リング体2と短径が略同一で、かつ長径が略同一又は異なる長円形状のリング体6を更に備えることが好ましい。リング体2の短径と内径が略同一で、略円形状のリング体4を更に備えることがより好ましい。リング体は、短径が略同一で、長径の異なる複数のリング体で構成されることでもよい。他の観点のリング状装身具では、リング体2と、リング体6と、其々のリング体の長径の一端の円弧部に固着される連結部材31を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、人の指などの身体に装着して使用する装身具に関するものである。
一般に、身体に装着する装身具としては、指輪やブレスレット、ネックレス等が使用されている。中でも指輪は、材質や形状がデザイン性の高いものとなるように工夫されたり、宝石等の装飾が施されたりすることで、多種多様な楽しみ方ができるため、多くの人に愛用されている。
指輪は、何れか1つの指に限らず、複数の指に異なる指輪を嵌めることで、様々なバリエーションの楽しみ方が可能である。また、1本の指に、複数の指輪を嵌めて楽しむユーザも存在する。
しかしながら、一般に指輪を購入する際には、ユーザの何れかの指の基節(第二関節と第三関節の間)に嵌るようにサイズを選択することが多いため、例えば、既に購入した指輪を基節と中節(第一関節と第二関節の間)に嵌めようとすると、中節に嵌めた指輪が緩く抜け落ちてしまうという問題がある。
そこで、複数の指輪が連結部により連結された環状装身具が知られている(特許文献1を参照)。上記特許文献1に開示された環状装身具では、一方のリング体は連結可動部を有し、他方のリング体は被連結可動部を有し、遊びをもった状態で連結されているため、指の複雑な動きに追従でき、装着感もよいとする。
特許文献1に開示された環状装身具における複数のリング体は、何れも円形状のものを前提としている。そのため、連結部や連結部材の機構を工夫することで遊びを設け、指の曲げ伸ばしを容易にするものである。しかしながら、連結部や連結部材の機構を複雑にすると作製コストが高くなるという問題がある。
また、特許文献1に開示された環状装身具では、リング体のそれぞれに連結部が設けられ、又は連結部材に適合した仕様とされている必要があり、既存の指輪を活用できないという問題がある。
特開2016−123786号公報
かかる状況に鑑みて、本発明は、複数の装身具を組み合わせつつも装着感がよく、低コストで作製可能な装身具を提供することを目的とする。また、既存の装身具を利用可能な装身具を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、リング体の形状を工夫することで、装着感のよい装身具を低コストで作製できるとの知見を得た。また、連結部材に既存のリング体を取り付け得る構造とすることで、多様な楽しみ方が可能な装身具を作製できるとの知見を得た。
すなわち、本発明のリング状装身具は、指に装着できる長円形状のリング体(第1のリング体)と、リング体の長径の一端の円弧部に固着される部材であって、ヒンジ機構による開閉自在の係合部を有する連結部材を備える。
かかる連結部材により、ユーザの手持ちの指輪等のリング体を取り付けて、長円形状のリング体と組み合わせた利用が可能である。かかる場合には、長円形状のリング体を指先側に嵌める場合と、指の付け根側に嵌める場合が考えられる。
長円形状のリング体を指の付け根側に嵌める場合においては、例えばユーザの手持ちのリング体を指の基節に嵌めると、長円形状のリング体も基節に嵌めることになるため、指の曲げ伸ばしの際に指がリング体により圧迫されることはなく、良好な装着感が得られることとなる。
これに対して、長円形状のリング体を指先側に嵌める場合においては、ユーザの手持ちのリング体を指の基節に嵌めると、長円形状のリング体は、中節又は末節に嵌められる場合がある。かかる場合においても、リング体が長円形状であることにより、指の曲げ伸ばしの際にも中節又は末節がリング体に圧迫されず、良好な装着感が得られることとなる。このように、長円形状のリング体を指先側に嵌めることで、第1のリング体を関節リング(ファランジリング)として、使用することが可能である。
なお、係合部には、指への当たりによる圧迫感を回避するために、柔軟性樹脂などの弾性体が設けられてもよい。
本発明のリング状装身具は、第1のリング体と短径が略同一で、かつ長径が略同一又は異なる長円形状の第2のリング体を更に備えることが好ましい。複数のリングによって装飾性をさらに高めることができる。ここでは、連結部材の係合部は、ヒンジ機構による開閉自在の係合部に限られず、第2のリング体が係合部から取り外しできない構成でもよい。
本発明のリング状装身具は、第1のリング体の短径と内径が略同一で、略円形状又は正多角形状の第3のリング体を更に備えることがより好ましい。
第1のリング体を指先側に嵌める場合と、指の付け根側に嵌める場合が考えられる。第1のリング体を指の付け根側に嵌める場合においては、例えば第3のリング体を指の基節に嵌めると、第1のリング体も基節に嵌めることになるため、指の曲げ伸ばしの際に指がリング体により圧迫されることはなく、良好な装着感が得られることとなる。
これに対して、第1のリング体を指先側に嵌める場合においては、第3のリング体を指の基節に嵌めると、第1のリング体は、中節又は末節に嵌められる場合がある。かかる場合においても、第1のリング体が長円形状であることにより、指の曲げ伸ばしの際にも中節又は末節がリング体に圧迫されず、良好な装着感が得られることとなる。
また、第2のリング体及び第3のリング体は、連結部材を介して回動自在に第1のリング体と連結されることにより、指の曲げ伸ばしの際の装着感が向上する。ここでは、連結部材の係合部は、ヒンジ機構による開閉自在の係合部に限られず、第3のリング体が係合部から取り外しできない構成でもよい。
本発明のリング状装身具において、第2のリング体は、短径が略同一で、長径の異なる複数のリング体で構成されることでもよい。
複数の第2のリング体は、リング状装身具において、より外側に設けられるリング体をより大きな長径を有するリング体とすることが好ましい。第2のリング体のそれぞれの具体的な長径は、ユーザのニーズに応じて適宜設計可能である。
本発明の他の観点のリング状装身具は、指に装着できる長円形状の第1のリング体と、第1のリング体と短径が略同一で、かつ長径が略同一又は異なる長円形状の第2のリング体と、其々のリング体の長径の一端の円弧部に固着される連結部材を備える。
また、本発明の他の観点のリング状装身具は、指に装着できる長円形状の第1のリング体と、第1のリング体と短径が略同一で、かつ長径が略同一又は異なる長円形状の第2のリング体と、第1のリング体の短径と内径が略同一で、略円形状又は正多角形状の第3のリング体と、第1及び第2のリング体の長径の一端の円弧部と第3のリング体の円弧部に固着される連結部材を備える。
それぞれのリング体が連結部材により固着される構造とすることにより、リング体が連結部材から脱落することがなく、安心して指などに装着できる。また、連結部材に係合部の構造がなく、構造を単純化できることから、リング状装身具を低コストで作製可能となる。また、第2のリング体が長円形状とされることにより、上述の係合部を有する連結部材のような自由度は確保できないものの、指を伸展又は屈曲した場合に、末節、中節又は基節が圧迫されない効果が得られる構造となっている。
上述の本発明のリング状装身具において、連結部材は、第3のリング体の可動域が確保される隙間部を含むことが好ましい。第3のリング体の可動域が確保されることで、第1のリング体や第2のリング体における指の装着位置を微調整することが可能になるからである。また、連結部材の係合部は、第1のリング体を指に装着した際に、係合を解除する爪部の可動方向に指の腹が位置するように配置されたことが好ましい。係合を解除する爪部の可動方向に指の腹が位置することにより、指に装着時は爪部が可動できなくなり、知らぬ間に係合が解除され、リング体が脱落することを回避できるからである。
本発明のリング状装身具によれば、複数の装身具を組み合わせつつも装着感がよく、指を伸展又は屈曲した場合に、末節、中節又は基節が圧迫されないといった効果がある。また、既存の装身具を利用できるといった効果がある。
実施例1のリング状装身具の外観図 連結部材の説明図 実施例1のリング状装身具の使用イメージ図 実施例2のリング状装身具の外観図 実施例2のリング状装身具の使用イメージ図 実施例3のリング状装身具の使用イメージ図 実施例4のリング状装身具の使用イメージ図 実施例5のリング状装身具の使用イメージ図 実施例6のリング状装身具の使用イメージ図 その他の実施例のリング状装身具の使用イメージ図
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図1は、実施例1のリング状装身具の外観図であり、(1)は装着時に指先側を正面とした場合の正面図、(2)は右側面図を示している。図1(1)に示すように、リング状装身具1は、長円形状のリング体2に連結部材3が取り付けられている。リング状装身具1は、人の指に嵌めて使用する指輪である。リング体2は、上部2a及び下部2bが円弧形状となっており、左部2c及び右部2dは直線形状となっている。このような形状とされることにより、左部2cと右部2dとの間の径(短径)よりも、上部2aと下部2bとの間の径(長径)の方が長くなり、リング体2の内側に遊びが設けられることになる。したがって、リング状装身具1を指7に嵌めた際に、指7が曲げ伸ばしにより上下に動いたとしても、その動きが妨げられない構造となっている。
図1(2)に示すように、連結部材3は、右側面視で略楕円形状を呈し、リング体2の下部2bに、左上から右下に斜めに設けられているが、これは、リング状装身具1を指7に嵌めた際の装着感を高めるために、このような形状とされたものである。連結部材3の構造については、図2を用いて説明する。
図2は、連結部材の説明図であり、係合部が開放された状態を示している。図2に示すように、連結部材3は、係合部(3a,3b)がヒンジ部3cにより回動自在に連結され、係合部3aは、リング体2に固着されている。
手持ちの指輪等のリング体4を取り付ける場合には、係合部3bが開放された状態で、リング体4を図2に示すように配置し、矢印に示すように係合部3を閉止して取り付ける。係合部3bはヒンジ部3cにより回動自在となっているが、摩擦力により、人の手によらず容易に開放してしまうことのない構造となっている。また、リング状装身具1を指7に嵌めた状態では、係合部3bが指7に当接するため、かかる点でも係合部3bは、リング状装身具1の装着中に容易には開放しない構造となっている。
したがって、例えば、係合部(3a,3b)とヒンジ部3cの摩擦力を向上させる等により、係合部3bをリング体2に固着し、指7に当接しない係合部3a側を開放可能とすることでもよい。
図3は、実施例1のリング状装身具の使用イメージ図であり、(1)は指を伸展した状態、(2)は指を屈曲した状態を示している。
図3(1)及び(2)に示すリング体4は、図示しないが略円形状の指輪であり、ユーザ(図示せず)の指7のサイズに適合したものである。リング状装身具1に取り付けるリング体としては、図3に示すリング体4に限られず、形状や機能、デザインなどについても幅広く公知の指輪を利用可能である。したがって、ユーザは手持ちの指輪を用いて、リング状装身具1を使用することが可能である。
また、本実施例とは異なり、例えば、リング状装身具1に適したリング体4とし、リング状装身具1とリング体4をセットとして製造することでもよい。
リング体2には宝飾品20が取り付けられており、リング体4には宝飾品40が取り付けられている。
図3(1)に示すように、リング状装身具1は、リング体4が取り付けられ、指7の末節7aから嵌められている。具体的には、リング体4は指7の基節7cに嵌められ、リング体2は指7の基節7cの腹側から中節7bの背側にかかるように嵌められている。リング状装身具1へのリング体4の取付方法は、図2で説明した通りである。
リング体4は、ユーザの指7のサイズに適合したものを使用していることから、図3(1)及び(2)に示すように、指7を伸展又は屈曲した状態の何れの場合でも、不意に揺動することなく基節7cに安定的に固定されている。
これに対して、リング体2と連結部材3で構成されるリング状装身具1は、連結部材3とリング体4の連結状態における遊びの範囲内で回動し得るため、図3(2)に示すように、指7を屈曲した場合には左下に回動でき、また、指7を伸展した場合には右上に回動できることとなる。さらに、リング体2は、図1(1)で説明したように、長円形状を呈しているため、リング体2の内側に上下に遊びが設けられており、指7を伸展又は屈曲した場合でも、中節7bや基節7cが圧迫されず、装着感が損なわれない構造となっている。
また、リング体2が円形状ではなく、長円形状を呈することにより、図3(1)に示すように、リング体(2,4)に宝飾品(20,40)が取り付けられており、かつ指7を伸展した場合でも、宝飾品20と宝飾品40の間に間隔Pが設けられ、宝飾品20と宝飾品40が干渉しない構造となっている。
図4は、実施例2のリング状装身具の外観図であり、(1)は装着時に指先側を正面とした場合の正面図、(2)は右側面図を示している。図4(1)に示すリング状装身具11は、人の指に嵌めて使用する指輪である。図4(1)に示すように、リング状装身具11は、長円形状のリング体2と円形状のリング体4が、連結部材31により連結されている。実施例1と同様に、リング体2は、上部2a及び下部2bが略円弧形状となっており、左部2c及び右部2dは直線形状となっている。かかる形状とされることにより、左部2cと右部2dとの間の径(短径)よりも、上部2aと下部2bとの間の径(長径)の方が長くなり、リング体2の内側に遊びが設けられることになる。したがって、リング状装身具11を図5に示す指7に嵌めた際に、指7が曲げ伸ばしにより上下に動いたとしても、その動きが妨げられない構造となっている。
円形状のリング体4は、予めユーザの指7のサイズに合わせて設計され、作製されたものである。
図4(2)に示すように、連結部材31は、右側面視で略楕円形状を呈し、リング体(2,4)を連結している。実施例1とは異なり、リング体2は連結部材31に固着されず、リング体4と同様に、連結部材31に回動自在に係合している。
図5は、実施例2のリング状装身具の使用イメージ図であり、(1)は指を伸展した状態、(2)は指を屈曲した状態を示している。図5(1)に示すように、リング体2には宝飾品20が取り付けられており、リング体4には宝飾品40が取り付けられている。
リング状装身具11は、指7の末節7aから嵌められている。具体的には、リング体4は指7の基節7cに嵌められ、リング体2は指7の基節7cの腹側から中節7bの背側にかかるように嵌められている。
リング体4は、ユーザの指7のサイズに適合したものとなっていることから、図5(1)及び(2)に示すように、指7を伸展又は屈曲した状態の何れの場合でも、不意に揺動することなく基節7cに安定的に固定されている。
リング体2は、連結部材31を介してリング体4と連結されているため、連結部材31とリング体(2,4)の連結状態における遊びの範囲内で回動し得るため、図5(2)に示すように、指7を屈曲した場合には左下に回動でき、また、指7を伸展した場合には右上に回動できることとなる。さらに、リング体2は、図4(1)で説明したように、長円形状を呈しているため、リング体2の内側に上下に遊びが設けられており、指7を伸展又は屈曲した場合でも、中節7bや基節7cが圧迫されず、装着感が損なわれない構造となっている。
また、リング体2が円形状ではなく、長円形状を呈することにより、図5(1)に示すように、リング体(2,4)に宝飾品(20,40)が取り付けられており、かつ指7を伸展した場合でも、宝飾品20と宝飾品40の間に間隔Pが設けられ、宝飾品20と宝飾品40が干渉しない構造となっている。
連結部材31は、連結部材3とは異なり、ヒンジ部による開閉機能を備えない構造となっている。そのため、リング体4の付け替えはできないものの、連結部材31からリング体(2,4)が脱落することがないという利点がある。
図6は、実施例3のリング状装身具の使用イメージ図であり、(1)は指を伸展した状態、(2)は指を屈曲した状態を示している。図6(1)に示すように、リング状装身具12は、リング体(2,4,6)が、連結部材31により連結されている。図示しないが、リング体(2,6)は、長円形状のリング体であり、リング体4は円形状のリング体である。円形状のリング体4は、予めユーザの指7のサイズに合わせて設計され、作製されたものである。リング体(2,6)の長径は、リング体4の径よりも大きく設けられている。
連結部材31は、右側面視で略楕円形状を呈し、リング体(2,4,6)を連結している。リング体(2,4,6)には、それぞれ宝飾品(20,40,60)が取り付けられている。
リング状装身具12は、指7の末節7aから嵌められている。具体的には、リング体(4,6)は指7の基節7cに嵌められ、リング体2は指7の基節7cの腹側から中節7bの背側にかかるように嵌められている。
リング体4は、ユーザの指7のサイズに適合したものとなっていることから、図3(1)及び(2)に示すように、指7を伸展又は屈曲した状態の何れの場合でも、不意に揺動することなく基節7cに安定的に固定されている。
リング体2は、連結部材31を介してリング体(4,6)と連結されているため、連結部材31とリング体(2,4,6)の連結状態における遊びの範囲内で回動し得るため、図6(2)に示すように、指7を屈曲した場合には左下に回動でき、また、指7を伸展した場合には右上に回動できることとなる。さらに、リング体2は長円形状を呈しているため、リング体2の内側に上下に遊びが設けられており、指7を伸展又は屈曲した場合でも、中節7bや基節7cが圧迫されず、装着感が損なわれない構造となっている。
また、リング体(2,6)が円形状ではなく、長円形状を呈することにより、図6(1)に示すように、リング体(2,4,6)に宝飾品(20,40,60)が取り付けられており、かつ指7を伸展した場合でも、宝飾品(20,40,60)の間に間隔が設けられ、相互に干渉しない構造となっている。
このように、本発明のリング状装身具は、ユーザのニーズに応じて、設けるリング体の数を増減することができ幅広い利用が可能である。
図7は、実施例4のリング状装身具の使用イメージ図であり、(1)は指を伸展した状態、(2)は指を屈曲した状態を示している。図7(1)に示すように、リング状装身具13は、実施例3とは異なり、リング体(2,4,5,6)が、連結部材31により連結されている。図示しないが、リング体(2,5,6)は、長円形状のリング体であり、リング体4は円形状のリング体である。円形状のリング体4は、予めユーザの指7のサイズに合わせて設計され、作製されたものである。リング体(2,6)の長径は、リング体4の径よりも大きく設けられている。また、リング体5の長径は、リング体2の長径よりも大きく設けられている。
連結部材31は、右側面視で略楕円形状を呈し、リング体(2,4,5,6)を連結している。リング体(2,4,5,6)には、それぞれ宝飾品(21,41,51,61)が取り付けられている。
リング状装身具13は、指7の末節7aから嵌められている。具体的には、リング体(4,6)は指7の基節7cに嵌められ、リング体2は指7の基節7cの腹側から中節7bの背側にかかるように嵌められている。また、リング体5は、指7の第二関節の腹側から末節7aと中節7bの境目、すなわち第一関節の背側にかかるように嵌められている。
リング体5は、連結部材31を介してリング体(2,4,6)と連結されているため、連結部材31とリング体(2,4,5,6)の連結状態における遊びの範囲内で回動し得るため、図7(2)に示すように、指7を屈曲した場合には左下に回動でき、また、指7を伸展した場合には右上に回動できることとなる。さらに、リング体5はリング体2の長径より大きい長径を有する長円形状を呈しているため、リング体5の内側にリング体2よりも大きな遊びが設けられており、指7を伸展又は屈曲した場合でも、末節7aや中節7bが圧迫されず、装着感が損なわれない構造となっている。なお、指7を伸展又は屈曲した場合のリング体(2,4,6)の状態については、実施例3と同様である。
宝飾品(21,41,61)は、実施例3における宝飾品(20,40,60)よりも大きなサイズの宝飾品である。このように、比較的大きなサイズの宝飾品がリング体に取り付けられている場合でも、長円形状のリング体の長径を長く設けることで、幅広い宝飾品を取り付け可能である。すなわち、リング体(2,5,6)が長円形状を呈し、さらにリング体5がリング体2の長径より大きい長径を有することにより、図7(1)に示すように、リング体(2,4,5,6)に比較的大きなサイズの宝飾品(21,41,51,61)が取り付けられており、かつ指7を伸展した場合でも、相互に干渉しない構造となっている。具体的には例えば、宝飾品41と宝飾品61の間には間隔Pが設けられている。
このように、本発明のリング状装身具は、ユーザのニーズに応じて、設けるリング体の数の増減や、リング体に取り付けられる宝飾品のサイズの変更等ができ、幅広い利用が可能である。
図8は、実施例5のリング状装身具の使用イメージ図であり、(1)は指を伸展した状態、(2)は指を屈曲した状態を示している。図8(1)に示すように、リング状装身具14は、実施例1〜4とは異なり、リング体(8a,8b)が、連結部32により連結され固着されている。また、リング体(8a,8b)には、宝飾品が取り付けられていない。
連結部32は、リング体(8a,8b)と同じ金属で形成され、リング体(8a,8b)と連結部32は一体成形されているが、その他の樹脂又は金属で形成されることでもよい。連結部材として連結部32を用いることにより、低コストでリング状装身具を作製可能である。
連結部32は、リング体(8a,8b)を固着するため、実施例2〜4の連結部材31とは異なり、リング体(8a,8b)は回動しない構造である。しかしながら、リング体(8a,8b)は、何れも長円形状のリング体であるため、指7の末節7aからスムーズにリング状装身具14を装着することが可能である。
リング体(8a,8b)は回動しない構造であるため、指7の曲げ伸ばしの際には、末節7a及び中節7bの動きにリング体(8a,8b)は追従しないこととなる。しかしながら、リング体(8a,8b)は、長円形状のリング体であり、さらに、連結部32は、リング体(8a,8b)と同一素材で一体成形されているため、コンパクトな形状とすることができ、指7を屈曲した場合に、第二関節の腹側が圧迫されない構造となっている。
このように、本発明のリング状装身具は、宝飾品を設けない構成としたり、連結部32を用いたりすることにより低コストで作製可能である。なお、本実施例や後述する実施例6のように、連結部を用いる場合には、長円形状のリング体の形状のみで、装着感を向上させるため、実施例1〜4よりも長円形状のリング体の長径を長く設けることでもよい。
図9は、実施例6のリング状装身具の使用イメージ図であり、(1)は指を伸展した状態、(2)は指を屈曲した状態を示している。図9(1)に示すように、リング状装身具15は、実施例5とは異なり、リング体(9a〜9d)が、連結部(32a〜32c)により連結され固着されている。具体的には、リング体9aとリング体9bは連結部32bにより連結され、リング体9cとリング体9dは連結部32cにより連結され固着されている。また、リング体(9a,9b)とリング体(9c,9d)は、連結部32aにより連結され固着されている。なお、連結部(32a〜32c)は、リング体(9a〜9d)と同じ金属で形成され、リング体(9a〜9d)と連結部(32a〜32c)は一体成形されているが、その他の樹脂又は金属で形成されることでもよい。リング体(9a〜9d)が回動しない構造である点は、実施例5と同様である。
このように、それぞれ2つのリング体を、連結部(32b,32c)を用いて連結した後に、さらに連結部32aにより連結し固着することで、4つのリング体を連結しつつも連結部32aを比較的細い形状とすることができ、指7を屈曲した際に、第二関節の腹側が圧迫されない構造とすることが可能である。
(その他の実施例)
1)連結部材(3,31)の形状は、側面視で楕円形状には限られず、例えば、側面視で円形状、矩形状等の多角形状でもよい。
2)図10に示すように、連結部材3を備える長円形状のリング体2と、長円形状のリング体6で構成されるリング状装身具16とすることでもよい。
3)リング体に宝飾品を設けない場合には、リング体に宝飾品を取り付け可能な石座等の取付部を設けてもよい。
4)実施例1とは異なり、リング体2を指の付け根側に嵌めることでもよい。かかる場合は、リング体2が指の曲げ伸ばしの際による影響を受けないため、良好な装着感が得られることとなる。
5)リング体(2,5,6,8a,8b,9a〜9d)のサイズは、長径だけでなく短径についても、ユーザのニーズに応じて設計可能である。例えば、より指先側に配置されるリング体の短径を小さくし、より指の付け根側に配置されるリング体の短径を大きくすることでもよい。
本発明は、指輪やブレスレット等の装身具として有用であり、特に関節リングとして有用である。
1,11〜16 リング状装身具
2,4〜6,8a,8b,9a〜9d リング体
3,31 連結部材
7 指
7a 末節
7b 中節
7c 基節
20,21,40,41,51,60,61 宝飾品
32,32a〜32c 連結部

Claims (8)

  1. 指に装着できる長円形状の第1のリング体と、
    該リング体の長径の一端の円弧部に固着される部材であって、ヒンジ機構による開閉自在の係合部を有する連結部材を備えるリング状装身具。
  2. 第1のリング体と短径が略同一で、かつ長径が略同一又は異なる長円形状の第2のリング体を更に備える請求項1に記載のリング状装身具。
  3. 第1のリング体の短径と内径が略同一で、略円形状又は正多角形状の第3のリング体を更に備える請求項1又は2に記載のリング状装身具。
  4. 指に装着できる長円形状の第1のリング体と、
    第1のリング体と短径が略同一で、かつ長径が略同一又は異なる長円形状の第2のリング体と、
    其々のリング体の長径の一端の円弧部に固着される連結部材を備えるリング状装身具。
  5. 指に装着できる長円形状の第1のリング体と、
    第1のリング体と短径が略同一で、かつ長径が略同一又は異なる長円形状の第2のリング体と、
    第1のリング体の短径と内径が略同一で、略円形状又は正多角形状の第3のリング体と、
    第1及び第2のリング体の長径の一端の円弧部と第3のリング体の円弧部に固着される連結部材を備えるリング状装身具。
  6. 前記第2のリング体は、短径が略同一で、長径が異なる複数のリング体で構成されることを特徴とする請求項2,4,5の何れかに記載のリング状装身具。
  7. 前記連結部材は、第3のリング体の可動域が確保される隙間部を含むことを特徴とする請求項3に記載のリング状装身具。
  8. 前記連結部材の係合部は、第1のリング体を指に装着した際に、係合を解除する爪部の可動方向に指の腹が位置するように配置されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のリング状装身具。
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