JP2021169907A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021169907A5 JP2021169907A5 JP2020074064A JP2020074064A JP2021169907A5 JP 2021169907 A5 JP2021169907 A5 JP 2021169907A5 JP 2020074064 A JP2020074064 A JP 2020074064A JP 2020074064 A JP2020074064 A JP 2020074064A JP 2021169907 A5 JP2021169907 A5 JP 2021169907A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- header tank
- heat medium
- heat
- tank
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012071 phase Substances 0.000 claims description 19
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 claims description 10
Description
上記課題を解決する熱交換器は、内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器である。熱交換器は、空気の流れ方向において互いに対向して配置され、熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備える。第1熱交換部は、熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、複数の第1コア部の端部に接続され、熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備える。第2熱交換部は、熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、複数の第2コア部の端部に接続され、熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備える。第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、第2ヘッダタンクには、第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れる。第1ヘッダタンク及び第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されている。連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成されている。第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、連結部には、タンク長手方向に所定のスリット間隔を空けて複数のスリットが並べて設けられており、スリットのタンク長手方向の長さは、スリット間隔のタンク長手方向の長さよりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、空気の流れ方向において第1ヘッダタンクの連結部に連結されている部分とは反対側の端面をタンク端面とするとき、空気の流れ方向における第1ヘッダタンクのタンク端面から第1コア部のチューブの外縁までの最短距離は、空気の流れ方向におけるスリットから第1コア部のチューブの外縁までの最短距離よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、スリットは、空気の流れ方向において第1コア部のチューブ及び第2コア部のチューブと重なる位置に配置されている。
上記課題を解決する他の熱交換器では、空気の流れ方向において第2ヘッダタンクの連結部に連結されている部分とは反対側の端面をタンク端面とするとき、空気の流れ方向における第2ヘッダタンクのタンク端面から第2コア部のチューブの外縁までの最短距離は、空気の流れ方向におけるスリットから第2コア部のチューブの外縁までの最短距離よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とし、タンク長手方向におけるスリットの両端部のうち、より連結部の端部の近くに配置される端部を一端部とし、より連結部の中央部の近くに配置される端部を他端部とするとき、空気の流れ方向における一端部の幅は、空気の流れ方向における他端部の幅よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、連結部には、タンク長手方向に複数のスリットが並べて設けられている。タンク長手方向において連結部の端部に設けられるスリットを端部スリット(31a)とし、端部スリットよりも連結部の中央部の近くに設けられるスリットを中央スリット(31b)とするとき、端部スリットのタンク長手方向の長さは、中央スリットのタンク長手方向の長さよりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、スリットは、タンク長手方向において、第1コア部の隣り合う2つのチューブの間に配置されている。2つのチューブのうち、タンク長手方向において、より第1ヘッダタンクの端部の近くに配置されるチューブを第1チューブ(120a)とし、より第1ヘッダタンクの中央部の近くに配置されるチューブを第2チューブ(120b)とするとき、第1チューブからスリットまでの最短距離は、第2チューブからスリットまでの最短距離よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、スリットは、タンク長手方向において、第2コア部の隣り合う2つのチューブの間に配置されている。2つのチューブのうち、タンク長手方向において、より第2ヘッダタンクの端部の近くに配置されるチューブを第1チューブ(220a)とし、より第2ヘッダタンクの中央部の近くに配置されるチューブを第2チューブ(220b)とするとき、第1チューブからスリットまでの最短距離は、第2チューブからスリットまでの最短距離よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、空気の流れ方向において第1ヘッダタンクの連結部に連結されている部分とは反対側の端面をタンク端面とするとき、空気の流れ方向における第1ヘッダタンクのタンク端面から第1コア部のチューブの外縁までの最短距離は、空気の流れ方向におけるスリットから第1コア部のチューブの外縁までの最短距離よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、スリットは、空気の流れ方向において第1コア部のチューブ及び第2コア部のチューブと重なる位置に配置されている。
上記課題を解決する他の熱交換器では、空気の流れ方向において第2ヘッダタンクの連結部に連結されている部分とは反対側の端面をタンク端面とするとき、空気の流れ方向における第2ヘッダタンクのタンク端面から第2コア部のチューブの外縁までの最短距離は、空気の流れ方向におけるスリットから第2コア部のチューブの外縁までの最短距離よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とし、タンク長手方向におけるスリットの両端部のうち、より連結部の端部の近くに配置される端部を一端部とし、より連結部の中央部の近くに配置される端部を他端部とするとき、空気の流れ方向における一端部の幅は、空気の流れ方向における他端部の幅よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、連結部には、タンク長手方向に複数のスリットが並べて設けられている。タンク長手方向において連結部の端部に設けられるスリットを端部スリット(31a)とし、端部スリットよりも連結部の中央部の近くに設けられるスリットを中央スリット(31b)とするとき、端部スリットのタンク長手方向の長さは、中央スリットのタンク長手方向の長さよりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、スリットは、タンク長手方向において、第1コア部の隣り合う2つのチューブの間に配置されている。2つのチューブのうち、タンク長手方向において、より第1ヘッダタンクの端部の近くに配置されるチューブを第1チューブ(120a)とし、より第1ヘッダタンクの中央部の近くに配置されるチューブを第2チューブ(120b)とするとき、第1チューブからスリットまでの最短距離は、第2チューブからスリットまでの最短距離よりも長い。
上記課題を解決する他の熱交換器では、第1ヘッダタンクの中心軸及び第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、スリットは、タンク長手方向において、第2コア部の隣り合う2つのチューブの間に配置されている。2つのチューブのうち、タンク長手方向において、より第2ヘッダタンクの端部の近くに配置されるチューブを第1チューブ(220a)とし、より第2ヘッダタンクの中央部の近くに配置されるチューブを第2チューブ(220b)とするとき、第1チューブからスリットまでの最短距離は、第2チューブからスリットまでの最短距離よりも長い。
Claims (14)
- 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
前記第1ヘッダタンクの中心軸及び前記第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、
前記連結部には、前記タンク長手方向に所定のスリット間隔を空けて複数の前記スリットが並べて設けられており、
前記スリットの前記タンク長手方向の長さは、前記スリット間隔の前記タンク長手方向の長さよりも長い
熱交換器。 - 前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクの各部位のうち、気相の熱媒体が流れる前記第1ヘッダタンクの内部空間と、液相の熱媒体が流れる前記第2ヘッダタンクの内部空間とが空気の流れ方向において重なる位置に設けられる各部位が前記連結部により2箇所以上連結されている
請求項1に記載の熱交換器。 - 前記第1コア部と前記第2コア部とを連結させるフィン(40)を更に備える
請求項1又は2に記載の熱交換器。 - 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
空気の流れ方向において前記第1ヘッダタンクの前記連結部に連結されている部分とは反対側の端面をタンク端面とするとき、
空気の流れ方向における前記第1ヘッダタンクのタンク端面から前記第1コア部のチューブの外縁までの最短距離は、空気の流れ方向における前記スリットから前記第1コア部のチューブの外縁までの最短距離よりも長い
熱交換器。 - 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
前記スリットは、空気の流れ方向において前記第1コア部のチューブ及び前記第2コア部のチューブと重なる位置に配置されている
熱交換器。 - 前記第1コア部のチューブ及び前記第2コア部のチューブの少なくとも一方には、空気の流れ方向において前記スリットと重ならない位置に配置されるチューブが含まれている
請求項5に記載の熱交換器。 - 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
空気の流れ方向において前記第2ヘッダタンクの前記連結部に連結されている部分とは反対側の端面をタンク端面とするとき、
空気の流れ方向における前記第2ヘッダタンクのタンク端面から前記第2コア部のチューブの外縁までの最短距離は、空気の流れ方向における前記スリットから前記第2コア部のチューブの外縁までの最短距離よりも長い
熱交換器。 - 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
前記第1ヘッダタンクの中心軸及び前記第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とし、
前記タンク長手方向における前記スリットの両端部のうち、より前記連結部の端部の近くに配置される端部を一端部とし、より前記連結部の中央部の近くに配置される端部を他端部とするとき、
空気の流れ方向における前記一端部の幅は、空気の流れ方向における前記他端部の幅よりも長い
熱交換器。 - 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
前記第1ヘッダタンクの中心軸及び前記第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、
前記連結部には、前記タンク長手方向に複数の前記スリットが並べて設けられており、
前記タンク長手方向において前記連結部の端部に設けられるスリットを端部スリット(31a)とし、前記端部スリットよりも前記連結部の中央部の近くに設けられるスリットを中央スリット(31b)とするとき、
前記端部スリットの前記タンク長手方向の長さは、前記中央スリットの前記タンク長手方向の長さよりも長い
熱交換器。 - 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
前記第1ヘッダタンクの中心軸及び前記第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、
前記スリットは、前記タンク長手方向において、前記第1コア部の隣り合う2つのチューブの間に配置されており、
前記2つのチューブのうち、前記タンク長手方向において、より前記第1ヘッダタンクの端部の近くに配置されるチューブを第1チューブ(120a)とし、より前記第1ヘッダタンクの中央部の近くに配置されるチューブを第2チューブ(120b)とするとき、
前記第1チューブから前記スリットまでの最短距離は、前記第2チューブから前記スリットまでの最短距離よりも長い
熱交換器。 - 内部を流れる熱媒体と、外部を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器であって、
空気の流れ方向において互いに対向して配置され、前記熱媒体が相互に流通可能に接続される第1熱交換部(10)及び第2熱交換部(20)を備え、
前記第1熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第1コア部(12)と、
複数の前記第1コア部の端部に接続され、前記熱媒体が流入する流入部(110)を有する第1ヘッダタンク(11)と、を備え、
前記第2熱交換部は、
前記熱媒体が流れる複数のチューブの積層構造からなる第2コア部(22)と、
複数の前記第2コア部の端部に接続され、前記熱媒体を流出させる流出部(210)を有する第2ヘッダタンク(21)と、を備え、
前記第1ヘッダタンクには、気相の熱媒体が流れ、
前記第2ヘッダタンクには、前記第1ヘッダタンクを流れる気相の熱媒体よりも低温の液相の熱媒体が流れ、
前記第1ヘッダタンク及び前記第2ヘッダタンクは連結部(30)を介して互いに連結されており、
前記連結部には、当該連結部を貫通するようにスリット(31)が形成され、
前記第1ヘッダタンクの中心軸及び前記第2ヘッダタンクの中心軸に平行な方向をタンク長手方向とするとき、
前記スリットは、前記タンク長手方向において、前記第2コア部の隣り合う2つのチューブの間に配置されており、
前記2つのチューブのうち、前記タンク長手方向において、より前記第2ヘッダタンクの端部の近くに配置されるチューブを第1チューブ(220a)とし、より前記第2ヘッダタンクの中央部の近くに配置されるチューブを第2チューブ(220b)とするとき、
前記第1チューブから前記スリットまでの最短距離は、前記第2チューブから前記スリットまでの最短距離よりも長い
熱交換器。 - 前記第1ヘッダタンク、前記第2ヘッダタンク、及び前記連結部は、前記第1コア部及び前記第2コア部に対して鉛直方向上方に設けられている
請求項1~11のいずれか一項に記載の熱交換器。 - 前記第1ヘッダタンク及び第2ヘッダタンクは、
前記第1コア部のチューブ及び前記第2コア部のチューブが接続される第1プレート部材(41)と、
前記第1プレート部材に組み付けられ、前記第1プレート部材と共に前記第1ヘッダタンクの内部空間及び前記第2ヘッダタンクの内部空間を形成する第2プレート部材(42)と、により構成され、
前記連結部は、前記第1プレート部材及び前記第2プレート部材において前記第1ヘッダタンクの内部空間と前記第2ヘッダタンクの内部空間との間に設けられる部位からなる
請求項1~12のいずれか一項に記載の熱交換器。 - 前記流入部及び前記流出部は一体的に形成されている
請求項1~13のいずれか一項に記載の熱交換器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020074064A JP2021169907A (ja) | 2020-04-17 | 2020-04-17 | 熱交換器 |
PCT/JP2021/014338 WO2021210428A1 (ja) | 2020-04-17 | 2021-04-02 | 熱交換器 |
EP21787545.9A EP4137774B1 (en) | 2020-04-17 | 2021-04-02 | Heat exchanger |
CN202180028360.0A CN115413315A (zh) | 2020-04-17 | 2021-04-02 | 热交换器 |
US17/965,095 US20230029816A1 (en) | 2020-04-17 | 2022-10-13 | Heat exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020074064A JP2021169907A (ja) | 2020-04-17 | 2020-04-17 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021169907A JP2021169907A (ja) | 2021-10-28 |
JP2021169907A5 true JP2021169907A5 (ja) | 2022-07-08 |
Family
ID=78084940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020074064A Pending JP2021169907A (ja) | 2020-04-17 | 2020-04-17 | 熱交換器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230029816A1 (ja) |
EP (1) | EP4137774B1 (ja) |
JP (1) | JP2021169907A (ja) |
CN (1) | CN115413315A (ja) |
WO (1) | WO2021210428A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117824149B (zh) * | 2023-12-25 | 2024-06-07 | 山东三土能源股份有限公司 | 一种空气源热泵水热交换器 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3674129B2 (ja) * | 1996-02-07 | 2005-07-20 | 株式会社デンソー | 異種コア一体型熱交換器 |
DE19961199B4 (de) * | 1999-12-18 | 2007-10-04 | Modine Manufacturing Co., Racine | Wärmeübertrageranordnung |
JP2005172357A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Calsonic Kansei Corp | 並設一体型熱交換器 |
JP4931481B2 (ja) * | 2006-06-06 | 2012-05-16 | 昭和電工株式会社 | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2008020098A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Showa Denko Kk | 熱交換器 |
JP2013072607A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Keihin Thermal Technology Corp | 熱交換器の製造方法 |
JP6711317B2 (ja) | 2017-06-13 | 2020-06-17 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
-
2020
- 2020-04-17 JP JP2020074064A patent/JP2021169907A/ja active Pending
-
2021
- 2021-04-02 CN CN202180028360.0A patent/CN115413315A/zh active Pending
- 2021-04-02 EP EP21787545.9A patent/EP4137774B1/en active Active
- 2021-04-02 WO PCT/JP2021/014338 patent/WO2021210428A1/ja unknown
-
2022
- 2022-10-13 US US17/965,095 patent/US20230029816A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6711822B2 (ja) | 熱交換器のタンク構造およびその製造方法 | |
BR112013015664B1 (pt) | Tubo trocador de calor | |
ITMI951001A1 (it) | Scambiatore di calore | |
JP2003336974A (ja) | 蓄熱型熱交換器 | |
JP4416671B2 (ja) | 多流体熱交換器 | |
WO2014119942A1 (ko) | 열교환기 | |
JP2021169907A5 (ja) | ||
JP2010121925A (ja) | 熱交換器 | |
JP2002107091A (ja) | 熱交換器 | |
JP2011075165A (ja) | 熱交換器 | |
JP7244440B2 (ja) | ヘッダープレートレス型熱交換器 | |
JP2010276298A (ja) | 熱交換器 | |
JP2007127347A (ja) | 熱交換器のタンク構造 | |
JP2016176615A (ja) | パラレルフロー型熱交換器 | |
JP6533070B2 (ja) | 偏平チューブおよび熱交換器 | |
JP6379916B2 (ja) | 多管式熱交換器 | |
JP2005351520A (ja) | 熱交換器 | |
US10697708B2 (en) | Heat exchangers | |
JP4391208B2 (ja) | 潜熱回収熱交換器 | |
JP2020085340A5 (ja) | ||
JP6991855B2 (ja) | ヘッダープレートレス型熱交換器 | |
JPWO2019131569A1 (ja) | ヘッダープレートレス型熱交換器 | |
JPH07310988A (ja) | 多管式熱交換器 | |
JP7456801B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
JPS63131993A (ja) | 熱交換器 |