JP2021166167A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】先端部が設けられていない支持部材に取り付けられても、取付状態が安定な照明器具を提供する。【解決手段】照明器具は、上下方向に延びる延在部を有し、上下方向と直交する長手方向に延びる支持部材に取り付けられる器具本体と、器具本体に取り付けられ、延在部の上端部に引っ掛かり、器具本体を延在部に取り付ける引掛け部材と、器具本体に取り付けられ、延在部の下端部を押さえ、引掛け部材と共に延在部を挟み込む押さえ部材と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、支持部材に取り付けられる照明器具に関する。
従来、いわゆるTバーが格子状に複数組み合わされて形成されたシステム天井に設けられた照明器具が知られている。Tバーとは、上下方向に延びる延在部と、延在部の上端部に設けられ延在部よりも幅が広い幅広の先端部とを有する支持部材である。特許文献1には、器具本体をTバーに載せ掛けるための取付部材と、Tバーの先端部を支持するカバー部材とが、器具本体の両端部に設けられた照明器具が開示されている。特許文献1の照明器具は、取付部材の係止部の下端部がTバーの先端部に載置され、カバー部材のストッパ部がTバーの先端部の下端を支持し、取付部材とカバー部材とでTバーの先端部の上下を挟むことによって、Tバーに保持される。これにより、特許文献1は、照明器具が上下に移動しようとすることを抑制している。
特開2018−14281号公報
一方、支持部材として、上下方向に延びる延在部を有し、延在部の上端部に幅広の先端部が設けられていないものもある。このような支持部材が採用されたシステム天井に、特許文献1に開示された照明器具が取り付けられようとすると、上下から挟まれる先端部がないため、上下方向に移動することを抑制することができず、照明器具が意図せず動いてしまう。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、意図せず動くことを抑制する照明器具を提供するものである。
本開示に係る照明器具は、上下方向に延びる延在部を有し、上下方向と直交する長手方向に延びる支持部材に取り付けられる器具本体と、器具本体に取り付けられ、延在部の上端部に引っ掛かり、器具本体を延在部に取り付ける引掛け部材と、器具本体に取り付けられ、延在部の下端部を押さえ、引掛け部材と共に延在部を挟み込む押さえ部材と、を備える。
本開示によれば、器具本体に取り付けられた引掛け部材と押さえ部材とが、支持部材の延在部を挟み込む。このため、照明器具が上下方向に移動することを抑制することができる。このように、照明器具が意図せず動くことを抑制することができる。
実施の形態1に係る照明器具を示す組立斜視図である。 実施の形態1に係る支持部材を示す側面図である。 実施の形態1に係る照明器具を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具を示す側面図である。 実施の形態1に係る照明器具を示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具を示す上面図である。 実施の形態1に係る引掛け部材、保持部材及び押さえ部材を示す斜視図である。 実施の形態1に係る引掛け部材、保持部材及び押さえ部材を示す斜視図である。 実施の形態1に係る保持部材及び押さえ部材を示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具を示す部分拡大図である。 実施の形態1に係る照明器具の初期状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具の初期状態を示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具において保持部材及び押さえ部材がスライドされた状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具において保持部材及び押さえ部材がスライドされた状態を示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具において器具本体及び保持部材が回転された状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具において器具本体及び保持部材が回転された状態を示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具において引掛け部材が延在部に引掛けられた状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具において引掛け部材が延在部に引掛けられた状態を示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具において保持部材及び押さえ部材がスライドされた状態を解除することを示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具を初期状態に戻すことを示す部分拡大図である。 実施の形態1に係る照明器具を初期状態に戻すことを示す側面断面図である。 実施の形態1に係る照明器具が支持部材に取り付けられた状態を示す側面図である。
以下、本開示に係る照明器具の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本開示が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明器具1を示す組立斜視図である。図1に示すように、照明器具1は、いわゆる支持部材7が複数組み合わされて形成されたシステム天井に取り付けられている。照明器具1は、システム天井の上方の天井裏空間8に配置されている。ここで、照明器具1の長手方向をX方向とし、照明器具1の幅方向をY方向とし、照明器具1の上下方向をZ方向とする。
図2は、実施の形態1に係る支持部材7を示す側面図である。図1及び図2に示すように、支持部材7は、水平方向に延びる基部71と、基部71の両端部から上下方向に延びる2つの延在部72と、延在部72の下端部に設けられた2つの脚部73とを有する形状である。なお、支持部材7は、上下方向と直交する照明器具1の長手方向に延びる部材であり、断面がH形状である。
図3は、実施の形態1に係る照明器具1を示す分解斜視図であり、図4は、実施の形態1に係る照明器具1を示す側面図であり、図5は、実施の形態1に係る照明器具1を示す側面断面図である。照明器具1は、支持部材7に取り付けられ、被照射対象に光を照射するものである。図3、図4及び図5に示すように、照明器具1は、器具本体2と、光源ユニット3と、引掛け部材4と、保持部材5と、押さえ部材6とを備えている。
(器具本体2)
図6は、実施の形態1に係る照明器具1を示す分解斜視図であり、図7は、実施の形態1に係る照明器具1を示す上面図である。器具本体2は、図6及び図7に示すように、本体部21と、一対の側部22と、一対の端面部23と、一対の張出部24とを有している。本実施の形態1では、本体部21と一対の側部22と一対の端面部23と一対の張出部24とが別体としてそれぞれ固定されている場合について例示しているが、一部が一体として形成されてもよい。なお、器具本体2の幅方向の長さは、隣り合う支持部材7同士の間の空間の長さとほぼ同等であるが、隣り合う支持部材7の脚部73同士の間の空間の長さよりも広い。
(本体部21)
本体部21は、長手方向に延び、光源ユニット3が収容される収容部21aを形成する直方体状をなす箱状の部材である。本体部21には、光源ユニット3に電源を供給する電源線(図示せず)が差し込まれる電源端子台21gが設けられている。また、本体部21には、電源線が挿入される電源穴21bが形成されている。更に、本体部21には、光源ユニット3に信号を送信する信号線(図示せず)が挿入される信号穴21cが形成されている。なお、信号穴21cには、電源線が挿入されてもよい。
更にまた、本体部21の収容部21aには、光源ユニット3を取り付ける取付バネ21dが設けられている。そして、本体部21の長手方向の両端部には、保持部材5を取り付ける長手方向に延びる本体スライド穴21eが形成されている。また、本体部21の本体スライド穴21eの近傍には、保持部材5が引っ掛かる矩形状の2つの角穴21fが形成されている。
(側部22、端面部23、張出部24)
一対の側部22は、長手方向に延び、本体部21の幅方向の両端部から離れる方向且つ下方に傾斜して延びる板状の部材である。側部22の下面は、光源ユニット3から照射される光を反射する反射機能を有している。一対の端面部23は、本体部21の長手方向の両端部において、一対の側部22を接続する板状の部材である。一対の張出部24は、一対の端面部23の上端部から互いに向かい合う方向に延びる板状の部材である。張出部24には、引掛け部材4を取り付ける張出取付穴24aが形成されている。
(光源ユニット3)
光源ユニット3は、電源線から供給される電源によって点灯するものである。図3及び図5に示すように、光源ユニット3は、フレーム31と、カバー32と、端板部33と、取付部34とを有している。
(フレーム31、カバー32、端板部33、取付部34)
フレーム31は、光源ユニット3の外郭を構成する長尺状の部材であり、複数の発光素子(図示せず)が実装された発光基板(図示せず)が取り付けられている。なお、発光素子は、例えばLEDである。カバー32は、フレーム31に取り付けられ、発光基板を覆うものである。端板部33は、フレーム31の両端部を覆う部材である。取付部34は、フレーム31に設けられ、器具本体2の取付バネ21dに取り付けられる。これにより、光源ユニット3は、器具本体2に取り付けられる。なお、光源ユニット3は、直管型をなしていてもよい。この場合、照明器具1は、LED直管型ランプである。
(引掛け部材4)
図8は、実施の形態1に係る引掛け部材4、保持部材5及び押さえ部材6を示す斜視図である。図9も、実施の形態1に係る引掛け部材4、保持部材5及び押さえ部材6を示す斜視図である。図4及び図5に示すように、引掛け部材4は、支持部材7の延在部72の上端部に引っ掛かるものである。これにより、器具本体2は、支持部材7の延在部72に取り付けられる。図6、図8及び図9に示すように、引掛け部材4は、引掛け基端部41と、引掛け先端部42とを有している。本実施の形態1では、引掛け基端部41と引掛け先端部42とが一体的に形成されている場合について例示しているが、それぞれ別体としてそれぞれ固定されてもよい。
(引掛け基端部41)
引掛け基端部41は、矩形状をなしており、器具本体2の張出部24に取り付けられる。引掛け基端部41には、基端取付穴41aが形成されている。基端取付穴41aと張出取付穴24aとに引掛け締結部材41bが挿入されて螺合されることにより、引掛け部材4が器具本体2に取り付けられる。
(引掛け先端部42)
引掛け先端部42は、引掛け基端部41から延びる山型の部材である。引掛け先端部42は、支持部材7の延在部72の上端部に引っ掛かるものである。引掛け先端部42は、山型の部材であるため、引掛け先端部42が延在部72に引っ掛かることによって、引掛け先端部42が延在部72から容易に外れないようになっている。
(保持部材5)
図10は、実施の形態1に係る保持部材5及び押さえ部材6を示す側面断面図である。図6、図8及び図10に示すように、保持部材5は、器具本体2に取り付けられ、押さえ部材6を上下方向にスライド自在に支持するものである(図14参照)。保持部材5は、保持基端部51と、一対の保持フランジ部52と、保持スライド部53とを有している。本実施の形態1では、保持基端部51と一対の保持フランジ部52と保持スライド部53とが一体的に形成されている場合について例示しているが、それぞれ別体としてそれぞれ固定されてもよい。
(保持基端部51)
図11は、実施の形態1に係る照明器具1を示す部分拡大図であり、器具本体2の長手方向の端部を拡大した図である。保持基端部51は、矩形状の板状の部材である。保持基端部51の幅方向の長さは、器具本体2の本体部21の幅方向の長さと同等である。保持基端部51には、保持穴51aが形成されている。図10及び図11に示すように、保持穴51aと器具本体2の本体部21の本体スライド穴21eとに保持締結部材51bが挿入されて螺合されることにより、保持部材5が器具本体2に取り付けられる。ここで、保持締結部材51bの螺合状態が緩められると、保持基端部51は、本体部21上を長手方向にスライドすることができる(図12及び図13参照)。このように、器具本体2は、支持部材7を長手方向にスライド自在に支持する。
図10に示すように、保持基端部51は、器具本体2に引っ掛かる2つの係止部51cを有している。図11に示すように、保持部材5が器具本体2に近付く方向にスライドしたとき、係止部51cが、器具本体2の本体部21に形成された角穴21fに引っ掛かる。これにより、保持部材5が逆方向にスライドして器具本体2から離れる方向に向かうことを抑制することができる。また、係止部51cが、器具本体2の本体部21に形成された角穴21fに引っ掛かっているため、保持部材5が器具本体2に確実に取り付けられる。
(保持フランジ部52)
一対の保持フランジ部52は、保持基端部51の幅方向の両端部から下方に延びる板状の部材である。一対の保持フランジ部52は、保持基端部51が本体部21上に載置されたときに、本体部21を幅方向において挟み込む。これにより、保持基端部51がスライドしても、長手方向以外に移動しようとすることを規制することができる。
(保持スライド部53)
保持スライド部53は、保持基端部51の長手方向の端部から下方に延びる板状の部材である。保持スライド部53には、押さえ部材6を取り付ける上下方向に延びる保持スライド穴53aが形成されている。
(押さえ部材6)
図5、図6、図8、図9及び図10に示すように、押さえ部材6は、器具本体2に取り付けられ、延在部72の下端部を押さえ、引掛け部材4と共に延在部72を挟み込むものである。押さえ部材6は、押さえ基端部61と、押さえ先端部62とを有している。
(押さえ基端部61)
押さえ基端部61は、矩形状の板状の部材である。押さえ基端部61には、押さえ穴61aが形成されている。図10に示すように、押さえ穴61aと保持部材5の保持スライド部53の保持スライド穴53aとに押さえ締結部材61bが挿入されて螺合されることにより、押さえ部材6が保持部材5に取り付けられる。なお、押さえ締結部材61bは、先端のみネジが切られており、基端はネジが切られていない。押さえ基端部61は、保持スライド部53に沿って上下方向にスライドすることができる(図14及び図15参照)。このように、保持部材5は、押さえ部材6を上下方向にスライド自在に支持する。
また、保持部材5は、押さえ部材6の押さえ基端部61を、長手方向を軸として回転自在に支持する(図16及び図17参照)。保持スライド部53と押さえ基端部61とは、押さえ締結部材61bによって接続されているのみであるため、押さえ基端部61は、保持スライド部53に沿ってスライドするだけでなく回転することができる。
なお、押さえ基端部61は、幅方向の両端部から器具本体2側に延びる一対のスライド阻止部61cを有している。スライド阻止部61cは、通常、器具本体2の本体部21の長手方向の両端部に収容されている。これにより、スライド阻止部61cが本体部21に引っ掛かっているため、通常時、押さえ基端部61が保持スライド部53に沿って下方にスライドすることを阻止することができる。なお、保持基端部51が器具本体2に沿って長手方向にスライドした際、スライド阻止部61cも同時に器具本体2から抜ける。このとき、押さえ基端部61が保持スライド部53に沿って下方にスライドすることができる。
(押さえ先端部62)
押さえ先端部62は、押さえ基端部61の下端部から幅方向に延びる長尺状の部材である。押さえ先端部62は、支持部材7の延在部72の下端部を押さえるものである。押さえ先端部62における照明器具1の幅方向の両端部は、上方に折り曲げられた一対の折り曲げ部62aとなっている。また、押さえ先端部62における照明器具1の長手方向の両端部は、上方に屈曲する屈曲部62bとなっている。押さえ先端部62は、延在部72を押さえる際、折り曲げ部62aと屈曲部62bとで延在部72の下端部の脚部73を挟み込むため、押さえる力を十分に確保することができる。
(器具本体2の取り付け)
図12は、実施の形態1に係る照明器具1の初期状態を示す斜視図であり、図13は、実施の形態1に係る照明器具1の初期状態を示す側面断面図である。次に、器具本体2が支持部材7に取り付けられる態様について説明する。図12及び図13に示すように、初期状態では、押さえ部材6は最上方にスライドされて押さえ締結部材61bによって保持部材5に固定されている。また、保持部材5は、器具本体2の中央側にスライドされて保持締結部材51bによって器具本体2に固定されている。更に、保持部材5の係止部51cは、器具本体2の角穴21fに引っ掛かっている。
先ず、施工業者は、保持締結部材51bを緩める。これにより、保持部材5は器具本体2に対しスライド可能となる。次に、施工業者は、保持部材5をスライドが停止するまで器具本体2から離れる方向にスライドさせる。その際、施工業者が保持締結部材51bを緩めていくことにより、保持部材5の係止部51cが器具本体2の角穴21fから抜ける。これにより、保持部材5は器具本体2から離れる方向に移動することが可能となる。
図14は、実施の形態1に係る照明器具1において保持部材5及び押さえ部材6がスライドされた状態を示す斜視図であり、図15は、実施の形態1に係る照明器具1において保持部材5及び押さえ部材6がスライドされた状態を示す側面断面図である。図14及び図15に示すように、保持部材5が器具本体2から離れる方向にスライドが停止するまでスライドすると、スライド阻止部61cが器具本体2から抜ける。このため、押さえ部材6は保持部材5に対しスライド可能となる。そして、押さえ部材6はスライドが停止するまで下方にスライドする。
図16は、実施の形態1に係る照明器具1において器具本体2及び保持部材5が回転された状態を示す斜視図であり、図17は、実施の形態1に係る照明器具1において器具本体2及び保持部材5が回転された状態を示す側面断面図である。前述の如く、スライド阻止部61cは器具本体2から抜けているため、押さえ部材6は保持部材5に対し回転可能となっている。図16及び図17に示すように、施工業者は、押さえ部材6を水平に維持したまま、器具本体2及び保持部材5を回転させる。
器具本体2の幅方向の長さは、隣り合う支持部材7の脚部73同士の間の空間の長さよりも広い。このため、器具本体2が水平のままであると、隣り合う支持部材7の脚部73同士の間を通過することができない。そこで、施工業者は、器具本体2及び保持部材5を回転させて傾斜させる。これにより、器具本体2の両端部のうち天井側を向いている側が、隣り合う支持部材7の脚部73同士の間を通過した後、器具本体2の両端部のうち被照射対象側を向いている側が、隣り合う支持部材7の脚部73同士の間を通過することができる。
図18は、実施の形態1に係る照明器具1において引掛け部材4が延在部72に引掛けられた状態を示す斜視図であり、図19は、実施の形態1に係る照明器具1において引掛け部材4が延在部72に引掛けられた状態を示す側面断面図である。図18及び図19に示すように、施工業者は、器具本体2及び保持部材5を天井裏空間8に挿入した後、器具本体2及び保持部材5を逆回転させて水平に戻す。そして、施工業者は、器具本体2及び保持部材5を下ろす。これにより、引掛け部材4が支持部材7の延在部72の上端部に引っ掛かる。
図20は、実施の形態1に係る照明器具1において保持部材5及び押さえ部材6がスライドされた状態を解除することを示す側面断面図であり、図21は、実施の形態1に係る照明器具1を初期状態に戻すことを示す部分拡大図である。図20に示すように、施工業者は、押さえ部材6をスライドが停止するまで上方にスライドさせる。その後、施工業者は、保持部材5をスライドが停止するまで器具本体2の中央側にスライドさせる。このとき、スライド阻止部61cが器具本体2に差し込まれると、押さえ基端部61は、保持スライド部53と端面部23とに挟まれて保持される。その際、施工業者が保持締結部材51bを締めていくことにより、図21に示すように、保持部材5の係止部51cが器具本体2の角穴21fに引っ掛かる。このように、押さえ部材6は、保持締結部材51bを緩めてスライドさせることによって上下方向に移動可能となるため、操作が容易である。なお、押さえ締結部材61bを、基端にもネジが切られたものにして、押さえ基端部61を保持スライド部53に固定させるように構成されてもよい。これにより、押さえ部材6をより安定して固定させることができる。
図22は、実施の形態1に係る照明器具1を初期状態に戻すことを示す側面断面図である。図22に示すように、施工業者は、保持部材5をスライドが停止するまで器具本体2の中央側にスライドさせた後、保持締結部材51bを締める。
図23は、実施の形態1に係る照明器具1が支持部材7に取り付けられた状態を示す側面図である。施工業者が保持締結部材51bを締めると、照明器具1の支持部材7への取り付けが完了する。図23に示すように、引掛け部材4が支持部材7の延在部72の上端部に引っ掛かり、押さえ部材6が支持部材7の延在部72の下端部を押さえている。即ち、引掛け部材4と押さえ部材6とが、支持部材7の延在部72を挟み込んでいる。
本実施の形態1によれば、器具本体2に取り付けられた引掛け部材4と押さえ部材6とが、支持部材7の延在部72を挟み込む。このため、照明器具1が上下方向に移動することを抑制することができる。このように、照明器具1が意図せず動くことを抑制することができる。従って、照明器具1は、先端部が設けられていない支持部材7に取り付けられても、取り付け状態を安定化させることができる。
また、照明器具1は、器具本体2に取り付けられ、押さえ部材6を上下方向にスライド自在に支持する保持部材5を更に備える。そして、保持部材5は、押さえ部材6を長手方向を軸として回転自在に支持する。これにより、器具本体2の両端部のうち天井側を向いている側が、隣り合う支持部材7の脚部73同士の間を通過した後、器具本体2の両端部のうち被照射対象側を向いている側が、隣り合う支持部材7の脚部73同士の間を通過することができる。
更に、器具本体2は、保持部材5を長手方向にスライド自在に支持する。そして、押さえ部材6は、器具本体2に引っ掛かるスライド阻止部61cを有し、保持部材5が器具本体2に近付く方向にスライドしたとき、スライド阻止部61cが器具本体2に引っ掛かる。このように、スライド阻止部61cが本体部21に引っ掛かっているため、通常時、押さえ基端部61が保持スライド部53に沿って下方にスライドすることを阻止することができる。なお、保持基端部51が器具本体2に沿って長手方向にスライドした際、スライド阻止部61cも同時に器具本体2から抜ける。このとき、押さえ基端部61が保持スライド部53に沿って下方にスライドすることができる。
更にまた、保持部材5は、器具本体2に引っ掛かる係止部51cを有し、保持部材5が器具本体2に近付く方向にスライドしたとき、係止部51cが器具本体2に引っ掛かる。これにより、保持部材5が逆方向にスライドして器具本体2から離れる方向に向かうことを抑制することができ、また、保持部材5が器具本体2に確実に取り付けられる。
1 照明器具、2 器具本体、3 光源ユニット、4 引掛け部材、5 保持部材、6 押さえ部材、7 支持部材、8 天井裏空間、21 本体部、21a 収容部、21b 電源穴、21c 信号穴、21d 取付バネ、21e 本体スライド穴、21f 角穴、21g 電源端子台、22 側部、23 端面部、24 張出部、24a 張出取付穴、31 フレーム、32 カバー、33 端板部、34 取付部、41 引掛け基端部、41a 基端取付穴、41b 引掛け締結部材、42 引掛け先端部、51 保持基端部、51a 保持穴、51b 保持締結部材、51c 係止部、52 保持フランジ部、53 保持スライド部、53a 保持スライド穴、61 押さえ基端部、61a 押さえ穴、61b 押さえ締結部材、61c スライド阻止部、62 押さえ先端部、62a 折り曲げ部、62b 屈曲部、71 基部、72 延在部、73 脚部。

Claims (6)

  1. 上下方向に延びる延在部を有し、上下方向と直交する長手方向に延びる支持部材に取り付けられる器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられ、前記延在部の上端部に引っ掛かり、前記器具本体を前記延在部に取り付ける引掛け部材と、
    前記器具本体に取り付けられ、前記延在部の下端部を押さえ、前記引掛け部材と共に前記延在部を挟み込む押さえ部材と、
    を備える照明器具。
  2. 前記器具本体に取り付けられ、前記押さえ部材を上下方向にスライド自在に支持する保持部材を更に備える
    請求項1記載の照明器具。
  3. 前記保持部材は、前記押さえ部材を前記長手方向を軸として回転自在に支持する
    請求項2記載の照明器具。
  4. 前記器具本体は、前記保持部材を前記長手方向にスライド自在に支持する
    請求項2又は3記載の照明器具。
  5. 前記押さえ部材は、前記器具本体に引っ掛かるスライド阻止部を有し、
    前記保持部材が前記器具本体に近付く方向にスライドしたとき、前記スライド阻止部が前記器具本体に引っ掛かる
    請求項4記載の照明器具。
  6. 前記保持部材は、前記器具本体に引っ掛かる係止部を有し、
    前記保持部材が前記器具本体に近付く方向にスライドしたとき、前記係止部が前記器具本体に引っ掛かる
    請求項4又は5記載の照明器具。
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