JP2021036544A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
Description
<1.1.概要>
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具1について図面を参照しながら説明する。照明器具1は、図1に示すように、器具本体2に光源ユニット3が取り付けられて成る。照明器具1は、図2に示すように、一例として長尺状の形状を有し、取付対象の一例としての天井面に取り付けられ、室内側に光を照射する。
器具本体2は、図3に示すように、筐体21、バネ受け24、バネ受け25及び電源端子台27を備える。
光源ユニット3は、図3及び図5に示すように、支持体31、光源部32、及びカバー部33、電源部34、取付バネ部35及び取付バネ部36を有する。
光源部32は、図1及び図5に示すように、長尺状の光源基板321上に、複数の光源322(光源322a、光源322b、・・・)の一例として表面実装型LEDが長手方向に間隔を空けて列状に配されてなる。光源322を配置する列数は、図1に示すように2列としているが、1列でもよいし、3列以上としてもよい。光源部32は、光源322が露出する向きに、支持体31に固定される。
カバー部33は、図5に示すように、カバー本体部331、エンドキャップ332、及びエンドキャップ333を備える。カバー部33は、光源322が射出する光を拡散する機能を有する。
カバー本体部331の形状は、短手方向からみて左右対称となっている。カバー本体部331は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂)で構成されており、光源部32の光源322を覆うよう配される。カバー本体部331は、図6に示すように、短辺側断面が凸状のアーチ形状を有する長尺状の部材であり、押出成形により形成される。
エンドキャップ332は、図5に示すように、カバー本体部331の短手側端部に位置する部材であり、カバー本体部331には固定されずに支持体31に固定される。
電源部34は、外部から供給されるAC電力を、光源を駆動するためのDC電力に変換し、光源に供給する機能を有する。電源部34は支持体31の上面に搭載される。なお、本実施形態では、上下方向として、天井に照明器具1が取り付けられる場合における、照明器具1からみて天井方向を上、床方向を下としている。
取付バネ部35は、支持体31の上面に取り付けられ、器具本体2が有するバネ受け24に係合する部材である。取付バネ部35がバネ受け24に係合することにより、光源ユニット3が器具本体2に取り付けられる。取付バネ部35は、図8(a)に示すように、取付バネ351、及びバネ保持部352を備える。
支持体31は、図5及び上面図である図9(a)に示すように長尺板状の部材である。支持体31は、アルミ合金などの金属材料で押出成形により形成され、光源部32が発する熱を放散するためのヒートシンクとして機能する。支持体31の形状は、短手方向からみて左右対称となっている。なお、以下の説明では、支持体31及び支持体31を構成する部分について、正面断面図である図9(b)に示すように、光源部32が配される側の面を第1の面S1といい、第1の面S1に対向する面を第2の面S2という。光源ユニット3が器具本体2に取り付けられた場合には、第2の面S2が、収容凹部22側を向くことになる。
(1)光源部32の支持体31への取り付け
図5を参照して光源部32を支持体31に取り付ける場合、支持体31の短辺側から、光源基板321の長辺及びその近傍が、図9(b)記載の支持体31の底板部31a、側壁部31b及び基板抑え部31cで囲まれた領域内に位置するようにし、光源部32を支持体31の長手方向にスライドさせる。
図5を参照してカバー部33を支持体31に取り付ける場合、支持体31の短辺側から、図6に記載のカバー部33の係合部331bが、図9(b)記載の支持体31の係止溝部31eに設けられた溝Dに係合するようにし、カバー本体部331を支持体31の長手方向にスライドさせる。この構成により、支持体31とカバー部33とを固定するために別途ビス等を用いる必要がなくなり、また固定する場合の作業者の手間が少なくなる。
取付バネ部35を支持体31に取り付ける場合、支持体31の短辺側から、図8(c)記載の取付バネ部35の板部352aの端部及び突出部352eが、図9(b)記載の支持体31の反射板部31d及びバネ板抑え部31gの間に位置するように、支持体31の長手方向にスライドさせる。そして、取付バネ部35が支持体31に対して所定の位置にくるまでスライドされた後、バネ保持部352の孔部352cにネジが挿通され支持体31にネジ止めされる。
図5を参照して、エンドキャップ332は、カバー部33が支持体31に取り付けられた後に、支持体31に取り付けられる。図7(a)及び(b)を参照して、エンドキャップ332を支持体31に取り付ける場合、エンドキャップ332を支持体31の短辺側から、エンドキャップ332の固定部333bが反射板部31dの第2の面S2に接するように、支持体31の長手方向にスライドさせる。このとき、支持体31の短辺の端部付近を、ネジ受け部333aと固定部333bの間に位置させる。
以下の手順で、照明器具1を天井に設置する。なお、天井でなくレースウェイ等のバー金具に設置してもよい。
第1の実施形態では、光源基板321の光源322を配置する面には反射シートを貼付していなかったが、これを貼付することとしてもよい。本実施形態では、反射シートが剥がれても落下しないように抑える抑え部材1010をさらに設けている。以下、本実施形態について、抑え部材1010(図10参照)の構成を中心に説明する。
第1の実施形態における支持体31は、長尺状の部材であるため、特に長手方向に撓む可能性があり、撓まないよう補強するのがより望ましい。このため、本実施形態に係る支持体1000は、図11(a)に示すように支持体31の反射板部31dの第2の面S2に、リブ1100及びリブ1101を設けたものである。
以上、本発明に係る照明器具の実施形態を説明したが、例示した照明器具を例えば以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示した通りの照明器具に限られないことは勿論である。
なお、この円形の孔は配線の径よりも大きめに構成しておき、図7(b)に示すように、配線401にシリコンチューブ402を被せたり、シリコンチューブ402は用いずにシリコンでコーキング処理するなどして、配線を孔に通した後の配線と孔との隙間を詰めることとしてもよい。
以下、更に本発明の一実施形態としての照明器具の構成及びその変形例と効果について説明する。
2 器具本体
3 光源ユニット
5 天井面
6a 吊りボルト
8 電源ケーブル
21 筐体
22 収容凹部
24、25 バネ受け
27 電源端子台
31 支持体
31a 底板部
31b 側壁部
31c 基板抑え部
31d 反射板部
31e 係止溝部
31f 移動規制部
31g バネ板抑え部
32 光源部
33 カバー部
34 電源部
35、36 取付バネ部
38 デバイス
211 反射板部
221 底面部
222、223 長辺側面部
224、225 短辺側面部
228 開口端縁
241 フック部
242 挿通孔
321 光源基板
322、322a、322b 光源
331 カバー本体部
331a 主部
331b 係合部
331c 導光部
332、333 エンドキャップ
333a ネジ受け部
333b 固定部
351 取付バネ
351a フレーム部
351b コイルバネ部
351c 掛止部
352 バネ保持部
352a 板部
352b 固定部
352c 孔部
352d アーチ部
352e 突出部
401 配線
402 シリコンチューブ
1000 支持体
1010、1050 抑え部材
1010a 板部
1010b リブ部
1010c、1010d 把持爪
1020 反射シート
1100、1101 リブ
1120 取付対象部材
B ネジ
D 溝
GA 間隔
L1、L2 光路
H 孔
H10 開口
N1,N2 切り欠き
N10 切り欠き
N1100、N1101 ネジ切り
S1 第1の面
S2 第2の面
Claims (2)
- 長尺状の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備える照明器具であって、
前記器具本体は、
前記光源ユニットの少なくとも一部を収容する収容凹部を有し、
前記光源ユニットは、
複数の光源が実装された光源基板と、
前記光源基板が取り付けられる支持体と、
前記光源基板を覆うようにして前記支持体に取り付けられるカバー部とを備え、
前記カバー部は、前記支持体の長辺端の一部を覆うよう延出した導光部を備え、
前記光源ユニットが前記器具本体に取り付けられた状態では、前記カバー部は前記収容凹部の開口端縁に接触せずに、前記支持体が前記収容凹部の開口端縁に接触する
ことを特徴とする照明器具。 - 前記導光部の長さは、前記光源ユニットが前記器具本体に取り付けられた状態で、前記器具本体と一定の間隔を保つよう規定されている
請求項1記載の照明器具。
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