JP2021164287A - 制御装置、およびロボットシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子部品の動作に不具合が生じることを抑制できる構造を有する制御装置およびロボットシステムを提供する。【解決手段】ロボットシステム1の制御装置10は、回路基板20と、回路基板を内部に収容する筐体11と、回路基板に接続され、筐体の内部から筐体の外部に延びるシールドケーブル40と、回路基板に取り付けられた電子部品30と、を備える。シールドケーブルは、電子部品に電気的に接続された導線40bと、導線を覆うシールド部40cと、を有する。回路基板は、第1グランド部21と、回路基板において第1グランド部と絶縁されて配置された第2グランド部22と、を有する。電子部品は、第1グランド部に電気的に接続されている。シールド部は、第2グランド部に電気的に接続されて接地されている。【選択図】図1
Description
本発明は、制御装置、およびロボットシステムに関する。
回路基板と、回路基板を内部に収容する筐体と、回路基板に接続され、筐体の内部から筐体の外部に延びるケーブルと、回路基板に取り付けられた電子部品と、を備える制御装置が知られている。例えば、特許文献1には、そのような制御装置として、車載用インバータ装置が記載されている。
上記のような制御装置では、制御装置の内部から外部に延びるケーブルに対して、他の機器等から放射される電磁ノイズが印加される場合がある。この場合、ケーブルに印加された電磁ノイズがケーブルから回路基板内に流れる信号に重畳し、電子部品の動作に不具合が生じる虞がある。これに対して、特許文献1のインバータ装置では、電磁ノイズによる影響を低減するために、グランドに対してコンデンサを接続する構成を採用している。しかし、この構成では、ケーブルからグランドに直接的に流れる電磁ノイズを十分に抑制することができないため、グランドの電位が不安定になり、電子部品の動作に不具合が生じる虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、電子部品の動作に不具合が生じることを抑制できる構造を有する制御装置、およびロボットシステムを提供することを目的の一つとする。
本発明の制御装置の一つの態様は、回路基板と、前記回路基板を内部に収容する筐体と、前記回路基板に接続され、前記筐体の内部から前記筐体の外部に延びるシールドケーブルと、前記回路基板に取り付けられた電子部品と、を備える。前記シールドケーブルは、前記電子部品に電気的に接続された導線と、前記導線を覆うシールド部と、を有する。前記回路基板は、第1グランド部と、前記回路基板において前記第1グランド部と絶縁されて配置された第2グランド部と、を有する。前記電子部品は、前記第1グランド部に電気的に接続されている。前記シールド部は、前記第2グランド部に電気的に接続されて接地されている。
本発明のロボットシステムの一つの態様は、上記の制御装置と、前記制御装置によって制御されるアクチュエータと、を備える。
本発明の一つの態様によれば、制御装置、およびロボットシステムにおいて、電子部品の動作に不具合が生じることを抑制できる。これにより、ロボットシステムが誤動作を起こすことを抑制できる。
図1および図2に示すように、本実施形態のロボットシステム1は、アクチュエータ2と、制御装置10と、を備える。アクチュエータ2は、制御装置10によって制御される。アクチュエータ2の構造は、特に限定されない。アクチュエータ2は、例えば、図示しないロボットアームを駆動する。なお、アクチュエータ2が駆動する対象は、特に限定されない。
制御装置10は、筐体11と、回路基板20と、電子部品30と、シールドケーブル40と、フィルタ素子50と、電源装置60と、を備える。筐体11は、回路基板20、電子部品30、フィルタ素子50、および電源装置60を内部に収容する。筐体11は、金属製である。筐体11は、アースEに接続されて接地されている。
本実施形態において回路基板20は、多層のプリント基板である。以下の説明においては、回路基板20において各層が積層される方向を「上下方向」と呼び、各図においてZ軸で示す。Z軸の正の側(+Z側)を「上側」と呼び、Z軸の負の側(−Z側)を「下側」と呼ぶ。なお、上下方向、上側、および下側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
回路基板20は、第1グランド部21と、第2グランド部22と、プリント配線23,24と、を有する。第1グランド部21および第2グランド部22は、例えば、金属で構成された膜状である。第1グランド部21を構成する金属および第2グランド部22を構成する金属は、例えば、銅である。本実施形態において第1グランド部21と第2グランド部22とは、多層の回路基板20において互いに異なる層に設けられている。
第1グランド部21は、例えば、回路基板20の複数の層のうち最も上側に位置する層よりも下側に位置する層に設けられている。第1グランド部21は、例えば、いわゆるベタパターンである。第1グランド部21の電位は、電源装置60の負極端子の電位が基準電位となっている。
第2グランド部22は、例えば、最も上側の層の表面20aに設けられている。第2グランド部22は、例えば、表面20aに設けられた配線パターンである。第2グランド部22は、回路基板20において第1グランド部21と絶縁されて配置されている。つまり、第1グランド部21と第2グランド部22とは回路基板20上において互いに電気的に接続されていない。言い換えれば、回路基板20は、第1グランド部21と第2グランド部22とを電気的に接続する部分を有しない。なお、本明細書において「第2グランド部が回路基板において第1グランド部と絶縁されて配置されている」とは、回路基板のみを見たときに第1グランド部と第2グランド部とが絶縁されて配置されていればよい。
本実施形態において第2グランド部22は、第1接続部22aと、第2接続部22bと、を有する。第1接続部22aは、シールドケーブル40の後述するシールド部40cが接続された部分である。第2接続部22bは、筐体11に接続された部分である。第2接続部22bが筐体11に接続されることで、第2グランド部22は、筐体11に接続されて接地されている。第2接続部22bと筐体11との接続方法は、特に限定されない。第2接続部22bと筐体11とは、配線を介して接続されてもよいし、回路基板20と筐体11とを固定するネジを介して接続されてもよい。第2接続部22bは、例えば、回路基板20の表面20a上の外周縁部に設けられている。本実施形態において第1接続部22aと第2接続部22bとは、フィルタ素子50を介して接続されている。
プリント配線23およびプリント配線24は、回路基板20の表面20aに設けられている。プリント配線23は、シールドケーブル40の後述する導線40bと電子部品30とを電気的に接続している。プリント配線24は、電源装置60と電子部品30とを電気的に接続している。図3に示すように、プリント配線23は、例えば、複数設けられている。
回路基板20の表面20aには、メスコネクタ25が取り付けられている。メスコネクタ25は、ケース25aと、フランジ部25eと、保持部25bと、複数のメス端子25cと、を有する。ケース25aとフランジ部25eとのそれぞれは、例えば、同一の単一部材の一部である。ケース25aおよびフランジ部25eは、例えば、金属製である。ケース25aは、上下方向の両側に開口する筒状である。ケース25aは、例えば、矩形筒状である。
フランジ部25eは、ケース25aの下側の端部から、ケース25aの中心軸を中心とする径方向の外側に突出している。フランジ部25eは、複数のネジ部材25hによって回路基板20に固定されている。ネジ部材25hは、回路基板20の表面20aのうち第1接続部22aが設けられた部分に締め込まれている。ネジ部材25hは、第1接続部22aに電気的に接続されている。ネジ部材25hのネジ頭部25jは、フランジ部25eの上面に接触している。これにより、ネジ部材25hは、フランジ部25eに電気的に接続されている。ネジ頭部25jは、ネジ頭部25jの上側の端部から下側に窪む雌ネジ穴25kを有する。
フランジ部25eと回路基板20との上下方向の間には、スペーサ25gが設けられている。スペーサ25gは、例えば、上下方向の両側に開口する筒状である。スペーサ25gは、例えば、金属製である。スペーサ25gの内部には、ネジ部材25hが通されている。スペーサ25gの下端は、回路基板20の表面20aに設けられた第1接続部22aに接触している。スペーサ25gの上端は、フランジ部25eの下面に接触している。本実施形態においては、ネジ部材25hおよびスペーサ25gを介して、フランジ部25eが第1接続部22aに電気的に接続されている。これにより、ケース25aは、フランジ部25eを介して、第1グランド部21に電気的に接続されている。
保持部25bは、例えば、ケース25aの内部に嵌め合わされて固定されている。保持部25bは、絶縁体である。保持部25bは、例えば、樹脂製である。保持部25bは、保持部25bの上側の面から下側に窪む複数の凹部25dを有する。
複数のメス端子25cは、複数の凹部25dのそれぞれの内部に配置されている。メス端子25cは、一対の板バネ部25fと、接続端子部25iと、を有する。一対の板バネ部25fは、上下方向と直交する方向に対向して配置されている。一対の板バネ部25f同士の間には、後述するオス端子45cが挟まれている。
接続端子部25iは、凹部25dの底部を貫通して保持部25bよりも下側に突出している。接続端子部25iは、回路基板20に接続されている。接続端子部25iは、回路基板20の表面20aに設けられたプリント配線23に電気的に接続されている。これにより、メス端子25cは、プリント配線23を介して電子部品30に電気的に接続されている。複数のメス端子25cのそれぞれにおける接続端子部25iは、複数のプリント配線23のそれぞれに電気的に接続されている。
図1および図2に示すように、電子部品30は、回路基板20に取り付けられている。電子部品30は、例えば、アクチュエータ2を制御する集積回路である。電子部品30は、第1グランド部21に電気的に接続されている。電子部品30の接地端子は、例えば、ビアホールを介して第1グランド部21に電気的に接続されている。電子部品30は、プリント配線23およびシールドケーブル40を介して、アクチュエータ2に電気的に接続されている。
フィルタ素子50は、回路基板20に取り付けられている。フィルタ素子50は、例えば、回路基板20の表面20aに取り付けられている。本実施形態においてフィルタ素子50は、ハイパスフィルタである。つまり、フィルタ素子50は、所定の値以上の周波数を有する電流に対してはインピーダンスが小さくなり、所定の値よりも低い周波数を有する電流に対してはインピーダンスが大きくなる。これにより、フィルタ素子50は、所定の値以上の周波数を有する電流を通過させる一方で、所定の値よりも低い周波数を有する電流を遮断する。所定の値は、例えば、数百MHz程度である。
本実施形態において電源装置60は、筐体11の内部に収容されている。電源装置60は、電源装置本体61と、配線62と、を有する。本実施形態において電源装置本体61は、筐体11の内部に位置する。電源装置本体61の接地端子は、筐体11に電気的に接続されて接地されている。配線62は、電源装置本体61に接続されている。配線62は、筐体11の外部から筐体11の内部に延びている。配線62は、例えば、複数設けられている。
電源装置本体61は、回路基板20に接続された電源コネクタ63、およびプリント配線24を介して、回路基板20に取り付けられた電子部品30に電気的に接続されている。電子部品30には、電源装置60から電力が供給される。電源装置本体61の負極端子は、電源コネクタ63の負極端子を介して第1グランド部21に電気的に接続されている。これにより、第1グランド部21の電位は、電源装置60の負極端子の電位が基準電位となっている。電源コネクタ63の負極端子は、例えば、ビアホールを介して第1グランド部21に電気的に接続されている。電源装置本体61の負極端子は、電源装置本体61の接地端子と絶縁されている。これにより、電源装置本体61の負極端子および第1グランド部21は、筐体11およびアースEと絶縁されている。
シールドケーブル40は、筐体11の内部に収容された回路基板20に接続されている。シールドケーブル40は、筐体11の内部から筐体11の外部に延びている。本実施形態においてシールドケーブル40は、筐体11の外部においてアクチュエータ2に接続されている。つまり、本実施形態においてシールドケーブル40は、回路基板20とアクチュエータ2とを接続している。シールドケーブル40は、例えば、第1ケーブル41と、第2ケーブル42と、を有する。第1ケーブル41と第2ケーブル42とは、互いに接続されてシールドケーブル40を構成している。
第1ケーブル41は、筐体11の外部に位置する。第1ケーブル41は、アクチュエータ2に接続されている。第1ケーブル41は、第1ケーブル本体41aと、コネクタ43と、を有する。第1ケーブル本体41aの一端は、アクチュエータ2に接続されている。第1ケーブル本体41aの他端には、コネクタ43が設けられている。コネクタ43は、後述するコネクタ44と接続されている。
第1ケーブル本体41aは、第1導線41bと、第1シールド部41cと、第1被覆部41dと、を有する。第1導線41bは、アクチュエータ2に電気的に接続されている。第1導線41bは、アクチュエータ2からコネクタ43まで延びて、後述する第2導線42bに電気的に接続されている。第1導線41bは、例えば、ビニール線である。図示は省略するが、第1導線41bは、例えば、複数設けられている。
第1シールド部41cは、第1導線41bが延びる方向に沿って、アクチュエータ2からコネクタ43まで延びる管状である。第1シールド部41cの内部には、第1導線41bが通されている。第1シールド部41cは、第1導線41bの外側を全周に亘って囲んでいる。つまり、第1シールド部41cは、第1導線41bを覆っている。第1シールド部41cは、金属製である。第1シールド部41cを構成する材料は、例えば、アルミニウムである。第1シールド部41cは、コネクタ43に電気的に接続されている。
第1被覆部41dは、第1導線41bが延びる方向に沿って、アクチュエータ2からコネクタ43まで延びる管状である。第1被覆部41dの内部には、第1シールド部41cおよび第1導線41bが通されている。第1被覆部41dは、第1シールド部41cの外側を全周に亘って囲んでいる。つまり、第1被覆部41dは、第1シールド部41cを覆っている。第1被覆部41dは、絶縁体である。第1被覆部41dを構成する材料は、例えば、ポリ塩化ビニルである。
第2ケーブル42は、筐体11の内部に位置する。第2ケーブル42は、回路基板20に接続されている。第2ケーブル42は、第2ケーブル本体42aと、コネクタ44と、オスコネクタ45と、を有する。第2ケーブル本体42aの一端には、コネクタ44が設けられている。コネクタ44は、例えば、筐体11に固定されている。コネクタ44は、筐体11に電気的に接続されている。コネクタ44は、コネクタ43に接続されている。第2ケーブル本体42aは、コネクタ43およびコネクタ44を介して第1ケーブル本体41aに接続されている。
第2ケーブル本体42aの他端には、オスコネクタ45が設けられている。図3に示すように、オスコネクタ45は、メスコネクタ25に接続されている。第2ケーブル本体42aは、オスコネクタ45およびメスコネクタ25を介して、回路基板20に接続されている。
オスコネクタ45は、ケース45aと、保持部45bと、フランジ部45eと、複数のオス端子45cと、固定金具45dと、を有する。本実施形態においてケース45aとフランジ部45eとのそれぞれは、例えば、同一の単一部材の一部である。ケース45aおよびフランジ部45eは、例えば、金属製である。ケース45aは、下側に開口する筒状である。ケース45aは、例えば、矩形筒状である。ケース45aの下側の端部における内部には、メスコネクタ25のケース25aが嵌め合わされている。ケース45aの内周面は、ケース25aの外周面と接触している。これにより、ケース45aとケース25aとは、互いに電気的に接続されている。したがって、ケース45aは、メスコネクタ25を介して、第2グランド部22に電気的に接続されている。保持部45bは、例えば、ケース45aの内部に嵌め合わされて固定されている。保持部45bは、絶縁体である。保持部45bは、例えば、樹脂製である。
フランジ部45eは、ケース45aの下側部分の外周面から、ケース45aの中心軸を中心とする径方向の外側に突出している。フランジ部45eは、ボルト45hを介して、ネジ部材25hのネジ頭部25jに固定されている。ボルト45hは、ネジ頭部25jに設けられた雌ネジ穴25kに締め込まれている。フランジ部45eは、ネジ部材25hとフランジ部25eとスペーサ25gとを介して、第1接続部22aに電気的に接続されている。また、フランジ部45eは、ネジ部材25hのみを介しても、第1接続部22aに電気的に接続されている。これらにより、ケース45aは、フランジ部45eおよびメスコネクタ25を介して、第2グランド部22に電気的に接続されている。
複数のオス端子45cは、ケース45aの内部に位置する。複数のオス端子45cは、例えば、ケース45aの内部に固定された保持部45bによって保持されている。オス端子45cは、例えば、保持部45bを上下方向に貫通している。オス端子45cは、上下方向に延びる棒状である。オス端子45cの上端には、後述する第2導線42bが電気的に接続されている。オス端子45cと第2導線42bとは、例えば、はんだにより接続されている。
複数のオス端子45cは、メスコネクタ25の凹部25dの内部にそれぞれ挿入されている。オス端子45cは、凹部25dの内部において一対の板バネ部25fによって挟み込まれている。これにより、複数のオス端子45cのそれぞれは、複数のメス端子25cのそれぞれに電気的に接続されている。複数のオス端子45cは、複数のメス端子25cのそれぞれを介して、複数のプリント配線23のそれぞれに電気的に接続されている。
固定金具45dは、ケース45aの内部に位置する。固定金具45dは、ケース45aの内側面に固定されている。固定金具45dは、ケース45aの内側面との間で、第2ケーブル本体42aを挟んでいる。第2ケーブル本体42aは、固定金具45dによって、ケース45aの内側面に固定されている。
なお、コネクタ43とコネクタ44との接続構造は、オスコネクタ45とメスコネクタ25との接続構造と同様であってもよい。この場合、コネクタ43がオスコネクタでコネクタ44がメスコネクタであってもよいし、コネクタ43がメスコネクタでコネクタ44がオスコネクタであってもよい。
第2ケーブル本体42aは、第2導線42bと、第2シールド部42cと、第2被覆部42dと、を有する。図1および図2に示すように、第2導線42bは、コネクタ44からオスコネクタ45まで延びている。第2導線42bは、コネクタ43およびコネクタ44を介して、第1導線41bに電気的に接続されている。本実施形態においては、第1導線41bと第2導線42bとによって、導線40bが構成されている。つまり、シールドケーブル40は、導線40bを有する。
第2導線42bは、例えば、ビニール線である。図3に示すように、第2導線42bは、例えば、複数設けられている。複数の第2導線42bは、複数のオス端子45cの上側の端部にそれぞれ電気的に接続されている。第2導線42bは、オス端子45c、メス端子25c、およびプリント配線23を介して、電子部品30に電気的に接続されている。これにより、導線40bは、電子部品30に電気的に接続されている。
図1および図2に示すように、第2シールド部42cは、第2導線42bが延びる方向に沿って、コネクタ44からオスコネクタ45まで延びる管状である。第2シールド部42cの内部には、第2導線42bが通されている。第2シールド部42cは、第2導線42bの外側を全周に亘って囲んでいる。つまり、第2シールド部42cは、第2導線42bを覆っている。第2シールド部42cは、金属製である。第2シールド部42cを構成する材料は、例えば、アルミニウムである。第2シールド部42cは、コネクタ44およびオスコネクタ45に電気的に接続されている。
本実施形態においては、第1シールド部41cと第2シールド部42cとによって、導線40bを覆うシールド部40cが構成されている。つまり、シールドケーブル40は、シールド部40cを有する。シールド部40cは、コネクタ43およびコネクタ44を介して、筐体11に電気的に接続されている。本実施形態においてコネクタ43およびコネクタ44は、シールドケーブル40のうち筐体11の壁部を貫通する部分である。つまり、本実施形態においてシールド部40cは、筐体11のうちシールドケーブル40が貫通する部分に電気的に接続されている。
図3に示すように、第2シールド部42cのうちオスコネクタ45に繋がる側の端部は、オスコネクタ45のケース45a内に挿入されている。第2シールド部42cは、固定金具45dによってケース45aの内側面に固定されている。これにより、第2シールド部42cは、ケース45aに電気的に接続されている。第2シールド部42cは、オスコネクタ45およびメスコネクタ25を介して、第1接続部22aに電気的に接続されている。これにより、シールド部40cは、第2グランド部22に電気的に接続されて接地されている。
図1および図2に示すように、第2被覆部42dは、第2導線42bが延びる方向に沿って、コネクタ44からオスコネクタ45まで延びる管状である。第2被覆部42dの内部には、第2シールド部42cおよび第2導線42bが通されている。第2被覆部42dは、第2シールド部42cの外側を全周に亘って囲んでいる。つまり、第2被覆部42dは、第2シールド部42cを覆っている。図3に示すように、第2被覆部42dは、例えば、オスコネクタ45のケース45aの内部には挿入されていない。第2被覆部42dは、例えば、第2シールド部42cのうちケース45aの内部に挿入された部分を除いて、第2シールド部42cの全体を覆っている。第2被覆部42dは、絶縁体である。第2被覆部42dを構成する材料は、例えば、ポリ塩化ビニルである。
制御装置10には、シールドケーブル40を介して、アクチュエータ2と互いに信号を入出力する。本実施形態においてアクチュエータ2からの信号は、導線40bおよびプリント配線23を介して電子部品30に入力される。制御装置10は、アクチュエータ2を制御する。本実施形態において電子部品30からの信号は、プリント配線23および導線40bを介してアクチュエータ2に入力される。
例えば、シールドケーブル40には、図1に示す電磁ノイズEN1と、図2に示す電磁ノイズEN2と、が印加される場合がある。図1に示すように、電磁ノイズEN1は、筐体11の外部においてシールドケーブル40に印加される。本実施形態において電磁ノイズEN1は、第1ケーブル41に印加される。図2に示すように、電磁ノイズEN2は、筐体11の内部においてシールドケーブル40に印加される。本実施形態において電磁ノイズEN2は、第2ケーブル42に印加される。電磁ノイズEN2は、電源装置60の配線62に筐体11の外部において印加される。配線62に印加された電磁ノイズEN2の少なくとも一部は、筐体11の内部において配線62から放射されて、第2ケーブル42に印加される。
なお、電源装置本体61の内部には、図示しないノイズフィルタが内蔵されている。そのため、電源装置本体61の接地端子と負極端子とが絶縁されている場合、配線62に印加された電磁ノイズEN2は、電源装置本体61の内部に設けられたノイズフィルタによって除去される。これにより、電源装置本体61から電源コネクタ63まで延びる配線には電磁ノイズEN2が印加されない。一方、筐体11の外部から電源装置本体61まで延びる配線62には、筐体11の外部から内部まで電磁ノイズEN2が印加された状態となるため、配線62のうち筐体11の内部に位置する部分から電磁ノイズEN2が放射されて第2ケーブル42に印加される場合がある。
これらの電磁ノイズEN1,EN2が仮に第1グランド部21に流れる場合、第1グランド部21の電位が不安定になり、導線40bから電子部品30に送られる信号の電位と第1グランド部21の電位との電位差が不安定になる場合がある。この場合、電子部品30が意図しない電圧の信号を受け取る場合がある。そのため、電子部品30がアクチュエータ2からの信号を誤って受け取り、電子部品30が誤動作を起こす等、電子部品30の動作に不具合が生じる虞がある。また、電子部品30が誤動作を起こす等の不具合に起因して、ロボットシステム1が誤動作を起こす虞もある。また、電子部品30に過電圧が加えられることにより、電子部品30に不具合が生じる虞もある。
これに対して、本実施形態によれば、回路基板20は、第1グランド部21と、回路基板20において第1グランド部21と絶縁されて配置された第2グランド部22と、を有する。電子部品30は、第1グランド部21に電気的に接続されている。シールドケーブル40のシールド部40cは、第2グランド部22に電気的に接続されて接地されている。ここで、シールドケーブル40に印加される電磁ノイズEN1,EN2は、シールド部40cを流れる。そのため、シールドケーブル40に印加された電磁ノイズEN1,EN2は、回路基板20において第1グランド部21と絶縁されて配置された第2グランド部22に流れる。これにより、シールドケーブル40に印加された電磁ノイズEN1,EN2が第1グランド部21に直接的に流れることを抑制できる。したがって、第1グランド部21の電位が不安定になることを抑制できる。そのため、電子部品30の動作に不具合が生じることを抑制できる。また、ロボットシステム1が誤動作を起こすことも抑制できる。また、電子部品30に過電圧が加えられることを抑制でき、電子部品30に不具合が生じることを抑制できる。第2グランド部22に流れた電磁ノイズEN1,EN2は、アースEへと逃がされる。
また、本実施形態によれば、第2グランド部22は、筐体11に接続されて接地されている。そのため、例えば第2グランド部22をアースEに直接的に繋ぐような場合に比べて、第2グランド部22を接地することが容易である。シールド部40cから第2グランド部22に流れた電磁ノイズEN1,EN2は、筐体11を介してアースEに逃がされる。
また、例えば、第2グランド部22が筐体11に2箇所以上で電気的に接続されている場合等には、第2グランド部22と筐体11との間で電流が流れる閉回路が生じる虞がある。この場合、閉回路を流れる電流によって電磁ノイズが発生する虞がある。
これに対して、本実施形態によれば、第2グランド部22は、シールド部40cが接続された第1接続部22aと、筐体11に接続された第2接続部22bと、を有する。第1接続部22aと第2接続部22bとは、フィルタ素子50を介して接続されている。そのため、第1接続部22aと第2接続部22bとの間を流れようとする電流のうち、特定の周波数を有する電流を、フィルタ素子50によって遮断することができる。これにより、特定の周波数を有する電流が第2グランド部22と筐体11との間で循環することを抑制できる。したがって、閉回路が生じている場合であっても、閉回路に電流が流れることを抑制でき、閉回路を流れる電流によって電磁ノイズが生じることを抑制できる。
また、本実施形態の電子部品30等の電子部品に不具合を生じさせるノイズは、比較的高い周波数の電界または磁界である。そのため、比較的高い周波数を有する電磁ノイズが電子部品30に印加された場合に、電子部品30の動作に不具合が生じやすい。これにより、ロボットシステム1が誤動作を起こしやすい。ここで、例えば、フィルタ素子50によって遮断する電流が比較的高い周波数を有する電流である場合には、比較的高い周波数を有する電磁ノイズEN1,EN2がフィルタ素子50で遮断されやすい。フィルタ素子50で遮断された電磁ノイズEN1,EN2は、回路基板20上の電子部品30に印加される虞がある。そのため、比較的高い周波数を有する電磁ノイズEN1,EN2によって電子部品30の動作に不具合が生じやすくなる虞がある。これにより、ロボットシステム1が誤動作を起こしやすくなる虞がある。なお、電子部品30の動作に不具合を生じさせやすい電磁ノイズEN1,EN2の周波数は、例えば、100MHz以上、数百MHz以下程度である。
これに対して、本実施形態によれば、フィルタ素子50は、ハイパスフィルタである。そのため、第1接続部22aと第2接続部22bとの間で、比較的高い周波数を有する電磁ノイズEN1,EN2を通過させやすい。これにより、シールド部40cから第2グランド部22に印加された電磁ノイズEN1,EN2を好適に筐体11へと逃がすことができる。したがって、第2グランド部22に印加された電磁ノイズEN1,EN2が回路基板20上の電子部品30に印加されることを抑制できる。そのため、電子部品30の動作に不具合が生じることをより抑制できる。また、ロボットシステム1が誤動作を起こすことをより抑制できる。
以上のように本実施形態によれば、フィルタ素子50を設けることで、制御装置10において生じやすい周波数帯以外の周波数帯の電流が第2グランド部22と筐体11との間で流れることを抑制できるため、制御装置10において電磁ノイズが生じることを抑制できる。また、一方で、制御装置10において生じやすい周波数帯の電磁ノイズEN1,EN2については、フィルタ素子50を通過させやすくすることで、電磁ノイズEN1,EN2を第2グランド部22から筐体11へと好適に逃がして制御装置10の耐ノイズ性能を向上できる。このように、本実施形態によれば、EMI(Electro Magnetic Susceptibility)性能が悪化することを抑制しつつ、EMS(Electro Magnetic Interference)性能を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、シールド部40cは、筐体11のうちシールドケーブル40が貫通する部分に電気的に接続されている。そのため、シールドケーブル40に印加された電磁ノイズEN1,EN2を、シールド部40cから第2グランド部22を介さずに筐体11に流すこともできる。これにより、電磁ノイズEN1,EN2を筐体11に逃がす経路を多くすることができる。したがって、電磁ノイズEN1,EN2をアースEに逃がしやすくでき、シールドケーブル40に印加された電磁ノイズEN1,EN2によって電子部品30の動作に不具合が生じることをより抑制できる。
図1に示すように、本実施形態において電磁ノイズEN1がアースEに流れる経路は、第1経路R1と第2経路R2との2つを含む。第1経路R1は、第1ケーブル41に印加された電磁ノイズEN1が第2ケーブル42を介して第2グランド部22に流れ、第2グランド部22から筐体11を介してアースEに流れる経路である。本実施形態の第1経路R1において電磁ノイズEN1は、第1シールド部41cと、コネクタ43と、コネクタ44と、第2シールド部42cと、オスコネクタ45と、メスコネクタ25と、第1接続部22aと、フィルタ素子50と、第2接続部22bと、筐体11とをこの順に流れて、アースEに流れる。
第2経路R2は、第1ケーブル41に印加された電磁ノイズEN1が、コネクタ43を介してコネクタ44に流れ、コネクタ44から筐体11を介してアースEに流れる経路である。本実施形態の第2経路R2において電磁ノイズEN1は、第1シールド部41cと、コネクタ43と、コネクタ44と、筐体11とをこの順に流れて、アースEに流れる。
図2に示すように、本実施形態において電磁ノイズEN2がアースEに流れる経路は、第3経路R3と第4経路R4との2つを含む。第3経路R3は、第2ケーブル42に印加された電磁ノイズEN2が、第2グランド部22に流れ、第2グランド部22から筐体11を介してアースEに流れる経路である。本実施形態の第3経路R3において電磁ノイズEN2は、第2シールド部42cと、オスコネクタ45と、メスコネクタ25と、第1接続部22aと、フィルタ素子50と、第2接続部22bと、筐体11とをこの順に流れて、アースEに流れる。
第4経路R4は、第2ケーブル42に印加された電磁ノイズEN2が、コネクタ44から筐体11に流れて、アースEに流れる経路である。本実施形態の第4経路R4において電磁ノイズEN2は、第2シールド部42cと、コネクタ44と、筐体11とをこの順に流れて、アースEに流れる。
また、シールド部40cが筐体11のうちシールドケーブル40が貫通する部分に電気的に接続される場合、第2グランド部22は、第2接続部22bが接続される筐体11の部分と、シールドケーブル40が貫通する筐体11の部分との2箇所において、筐体11に電気的に接続される。そのため、上述した第2グランド部22と筐体11との間で電流が流れる閉回路が生じやすい。しかし、上述したように、フィルタ素子50を設けることで、閉回路に電流が流れることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、電源装置60は、筐体11の内部に位置する電源装置本体61と、電源装置本体61に接続され、筐体11の外部から筐体11の内部に延びる配線62と、を有する。そのため、上述したように、配線62のうち筐体11の内部に位置する部分から放射された電磁ノイズEN2がシールドケーブル40に印加されやすい。つまり、シールドケーブル40に印加される電磁ノイズが多くなりやすい。これに対して、本実施形態によれば、上述したように、シールドケーブル40に電磁ノイズEN1,EN2が印加されても、電子部品30の動作に不具合が生じることを抑制できる。このように、電子部品30の動作に不具合が生じることを抑制できる効果は、筐体11の外部から筐体11の内部に延びる配線62を有する電源装置60が設けられている場合に、より有用に得られる。
本発明は上述の実施形態に限られず、本発明の技術的思想の範囲内において、他の構成を採用することもできる。第2グランド部は、接地されていれば、筐体に接続されていなくてもよい。この場合、第2グランド部は、直接的にアースに接続されてもよい。第1グランド部と第2グランド部とは、多層の回路基板において同じ層に設けられてもよい。第1グランド部と第2グランド部とは、回路基板において互いに絶縁されていれば、どのように配置されていてもよい。第2グランド部は、複数設けられてもよい。
フィルタ素子の構成は、特に限定されない。フィルタ素子は、例えば、ローパスフィルタであってもよい。フィルタ素子は、設けられなくてもよい。この場合、第2グランド部において第1接続部と第2接続部とは直接的に接続される。
上述した実施形態では、シールドケーブル40は、2本のケーブルが接続された構成としたが、これに限られない。シールドケーブルは、1本のケーブルから構成されてもよい。この場合、例えば、導線およびシールド部も、それぞれ1本の導線および1本のシールド部から構成される。シールドケーブルは、コネクタを介さずに、直接的に回路基板に接続されてもよい。シールド部は、筐体のうちシールドケーブルが貫通する部分に電気的に接続されなくてもよい。シールド部は、筐体に直接的に接続されなくてもよい。シールド部は、コネクタを介さずに、直接的に第2グランド部に接続されてもよい。シールドケーブルは、複数設けられてもよい。この場合、複数のシールドケーブルにおけるシールド部は、1つの第2グランド部に電気的に接続されてもよいし、異なる第2グランド部にそれぞれ電気的に接続されてもよい。上述した実施形態においてオス端子45cは、設けられなくてもよい。この場合、導線40bの導体部がメス端子25cの板バネ部25fによって挟まれて、導線40bとメス端子25cとが電気的に接続されてもよい。また、導線40bの導体部がプリント配線23に直接はんだ付けされていてもよい。また、メスコネクタ25のケース25aおよびオスコネクタ45のケース45aは、樹脂等の絶縁体であってもよい。この場合において、シールド部40cは、ケース25a,45aを介さずに、第2グランド部22に電気的に接続されてもよい。
電子部品の種類は、特に限定されず、集積回路以外の電子部品であってもよい。電子部品は、例えば、マイクロコンピュータ、インバータ、トランジスタ等であってもよい。電子部品は、複数設けられてもよい。電源装置は、設けられなくてもよい。電源装置は、図4に示すロボットシステム101の電源装置160のような構成であってもよい。
図4に示すように、ロボットシステム101の制御装置110において、電源装置160は、電源装置本体161と、配線162と、を有する。電源装置本体161は、筐体11の外部に位置する。電源装置本体161は、例えば、ACアダプタである。配線162は、電源装置本体161から筐体11の内部に延びて、電源コネクタ163に接続されている。電源コネクタ163は、回路基板20上に接続されている。電源コネクタ163の端子は、回路基板20上に取り付けられたノイズフィルタ170に接続されている。ノイズフィルタ170の接地端子は、電源コネクタ163を介してアースEと電気的に接続されている。ノイズフィルタ170は、プリント配線124を介して電子部品30に電気的に接続されている。電源装置本体161は、配線162、電源コネクタ163、ノイズフィルタ170、およびプリント配線124を介して、電子部品30に電気的に接続されている。ノイズフィルタ170の負極端子は、第1グランド部21に電気的に接続されている。
本発明が適用されたロボットシステムは、複数のアクチュエータを備えていてもよい。本発明が適用された制御装置の用途は、特に限定されない。制御装置は、ロボットシステム以外の機器に搭載されてもよい。制御装置は、車両に搭載されてもよい。以上、本明細書において説明した構成および方法は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1,101…ロボットシステム、2…アクチュエータ、10,110…制御装置、11…筐体、20…回路基板、21…第1グランド部、22…第2グランド部、22a…第1接続部、22b…第2接続部、30…電子部品、40…シールドケーブル、40b…導線、40c…シールド部、50…フィルタ素子、60,160…電源装置、61,161…電源装置本体、62,162…配線
Claims (7)
- 回路基板と、
前記回路基板を内部に収容する筐体と、
前記回路基板に接続され、前記筐体の内部から前記筐体の外部に延びるシールドケーブルと、
前記回路基板に取り付けられた電子部品と、
を備え、
前記シールドケーブルは、
前記電子部品に電気的に接続された導線と、
前記導線を覆うシールド部と、
を有し、
前記回路基板は、
第1グランド部と、
前記回路基板において前記第1グランド部と絶縁されて配置された第2グランド部と、
を有し、
前記電子部品は、前記第1グランド部に電気的に接続され、
前記シールド部は、前記第2グランド部に電気的に接続されて接地されている、制御装置。 - 前記第2グランド部は、前記筐体に接続されて接地されている、請求項1に記載の制御装置。
- 前記回路基板に取り付けられたフィルタ素子をさらに備え、
前記第2グランド部は、
前記シールド部が接続された第1接続部と、
前記筐体に接続された第2接続部と、
を有し、
前記第1接続部と前記第2接続部とは、前記フィルタ素子を介して接続されている、請求項2に記載の制御装置。 - 前記フィルタ素子は、ハイパスフィルタである、請求項3に記載の制御装置。
- 前記シールド部は、前記筐体のうち前記シールドケーブルが貫通する部分に電気的に接続されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記筐体の内部に収容された電源装置をさらに備え、
前記電源装置は、
電源装置本体と、
前記電源装置本体に接続され、前記筐体の外部から前記筐体の内部に延びる配線と、
を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置と、
前記制御装置によって制御されるアクチュエータと、
を備える、ロボットシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020064310A JP2021164287A (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 制御装置、およびロボットシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020064310A JP2021164287A (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 制御装置、およびロボットシステム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021164287A true JP2021164287A (ja) | 2021-10-11 |
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Family Applications (1)
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JP2020064310A Pending JP2021164287A (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 制御装置、およびロボットシステム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2021164287A (ja) |
-
2020
- 2020-03-31 JP JP2020064310A patent/JP2021164287A/ja active Pending
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