JP2021163541A - フローティングコネクタ及びその製造方法 - Google Patents
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- H01R13/6473—Impedance matching
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
【課題】高周波信号の伝送のためにフローティングコネクタが用いられる場合、所望の高周波特性(例えば、挿入損失)が得られない場合がある。【解決手段】フローティングコネクタは、第1インシュレータと、第2インシュレータと、第1インシュレータと第2インシュレータを連結するバネ性を有するコンタクトが配列されたコンタクト群を含む。コンタクト群は、複数の信号コンタクト及び複数のグランドコンタクトを含む。第2インシュレータに対して導電性部材が取り付けられ、コンタクト群に含まれる2以上のグランドコンタクトが導電性部材を介して電気的に接続される。【選択図】図6
Description
本発明は、フローティングコネクタ及びその製造方法に関する。
フローティングコネクタは、基板対基板(BOARD TO BOARD)用コネクタとして従来から用いられている。フローティングコネクタは、固定インシュレータと、固定インシュレータに対して可動な可動インシュレータを含む。従って、基板と基板の微妙なアライメント誤差がフローティングコネクタにおいて吸収可能であり、基板間の接続作業が円滑化され、また、振動に対する電気的接続の信頼性も高められる。特許文献1には、フローティングコネクタの一例が開示されている。
高周波信号の伝送のためにフローティングコネクタが用いられる場合、所望の高周波特性(例えば、挿入損失)が得られない場合がある。本願発明者の検討によれば、フローティングコネクタのコンタクト形状に起因してインピーダンス整合を取ることができないことが要因として考えられる。フローティングコネクタのコンタクト形状を変更することも考えられるが、固定インシュレータに対する可動インシュレータの可動性を確保する上でコンタクト形状自体を変更することは現実的ではない。
本開示の一態様に係るフローティングコネクタは、第1インシュレータと、第2インシュレータと、第1インシュレータと第2インシュレータを連結するバネ性を有するコンタクトが配列されたコンタクト群を含む。コンタクト群は、複数の信号コンタクト及び複数のグランドコンタクトを含む。第2インシュレータに対して導電性部材が取り付けられ、コンタクト群に含まれる2以上のグランドコンタクトが導電性部材を介して電気的に接続される。
幾つかの実施形態においては、導電性部材は、第2インシュレータに対して取り付けられる取り付け基部と、各々が取り付け基部に対して連結し、かつ各々が別々のグランドコンタクトに接触する複数の接触部を有する。
幾つかの実施形態においては、コンタクト群は、信号コンタクトとグランドコンタクトが規則的に配列された第1コンタクト列と、信号コンタクトとグランドコンタクトが規則的に配列された第2コンタクト列を含む。複数の接触部には、第1コンタクト列に含まれるグランドコンタクトに接触する複数の第1接触部と、第2コンタクト列に含まれるグランドコンタクトに接触する複数の第2接触部が含まれる。
幾つかの実施形態においては、取り付け基部は、第2インシュレータに対して嵌合により取り付けられる。
幾つかの実施形態においては、接触部は、第2インシュレータに設けられた開口においてグランドコンタクトと接触する。
幾つかの実施形態においては、接触部は、少なくとも当該フローティングコネクタと当該フローティングコネクタが結合する相手のコネクタの着脱方向に延びるグランドコンタクトの部分に接触する。
幾つかの実施形態においては、取り付け基部には信号コンタクトに対向する位置に凹部が設けられる。
本開示の別態様に係るフローティングコネクタの製造方法は、コンタクト群に含まれるバネ性を有する各コンタクトにより第1インシュレータと第2インシュレータが結合されたフローティングコネクタ本体を製造する工程にして、コンタクト群には複数の信号コンタクト及び複数のグランドコンタクトが含まれる工程と、
第2インシュレータに対して導電性部材を取り付けて2以上のグランドコンタクトを導電性部材を介して電気的に接続する工程と、を含む。
第2インシュレータに対して導電性部材を取り付けて2以上のグランドコンタクトを導電性部材を介して電気的に接続する工程と、を含む。
本開示の一態様によれば、高周波信号の伝送のために用いられるフローティングコネクタの高周波特性(例えば、挿入損失)を改善することかできる。
以下、図1乃至図10を参照しつつ、本開示に係る様々な実施形態及び特徴について説明する。当業者は、過剰説明を要せず、各実施形態及び/又は各特徴を組み合わせることができ、この組み合わせによる相乗効果も理解可能である。実施形態間の重複説明は、原則的に省略する。参照図面は、発明の記述を主たる目的とするものであり、作図の便宜のために簡略化されている。各特徴は、本明細書に開示されたフローティングコネクタにのみ有効であるものではなく、本明細書に開示されていない他の様々なフローティングコネクタにも通用する普遍的な特徴として理解される。
図1に示すように、コネクタ装置1は、レセプタクル2とプラグ3を有する。着脱方向D1においてレセプタクル2とプラグ3が着脱可能である。レセプタクル2とプラグ3が連結する時、レセプタクル2とプラグ3が電気的に接続され、レセプタクル2とプラグ3間で信号伝送が可能になる。具体的には、レセプタクル2のコンタクト群21Jに含まれるコンタクト21が、各々、プラグ3のコンタクト群31Jに含まれるコンタクト31に電気的に接続される。なお、各コンタクト21,31は、信号コンタクト及びグランドコンタクトのいずれかである。
図2に示すように、コンタクト群21Jは、信号コンタクトSとグランドコンタクトGがコンタクト配列方向D2に規則的に配列された第1コンタクト列21Pと、信号コンタクトSとグランドコンタクトGがコンタクト配列方向D2に規則的に配列された第2コンタクト列21Qを含む。端的には、各2コンタクト列21P,21Qにおいて、差動信号が伝送される2つの信号コンタクトSが2つのグランドコンタクトGにより挟まれるGSSG配置9になるように信号コンタクトSとグランドコンタクトGが配置される。なお、第1コンタクト列21Pの信号コンタクトSと第2コンタクト列21Qの信号コンタクトSは、レセプタクル2の中心線CXに関して対称に配置される。第1コンタクト列21PのグランドコンタクトGと第2コンタクト列21QのグランドコンタクトGについても同様である。
図示は省略するが、レセプタクル2のコンタクト群21Jと同様、プラグ3のコンタクト群31Jは、第1コンタクト列と第2コンタクト列を有するように構成され、また、各コンタクト列においてGSSG配置となるように、かつプラグ3の中心線に関して対称になるように信号コンタクトSとグランドコンタクトGが配置される。
以下、レセプタクル2がフローティングコネクタとして構成される形態について説明する。勿論、プラグ3がフローティングコネクタとして構成される形態も想定される。
図3乃至図7に示すように、レセプタクル2は、コンタクト群21J(第1コンタクト列21P,第2コンタクト列21Q)のコンタクト21により連結された第1インシュレータ40と第2インシュレータ50を有する。コンタクト群21Jの各コンタクト21は、バネ性を有するべくS字状を描くように金属板が屈曲して構成され、第1インシュレータ40と第2インシュレータ50の間で架け渡される(例えば、図4参照)。コンタクト21がバネ性を有するため、第2インシュレータ50が第1インシュレータ40に対して可動である。これによりレセプタクル2が実装された基板(不図示)とプラグ3が実装された基板(不図示)の円滑又は信頼性の高い接続が促進される。なお、第1インシュレータを固定インシュレータと呼び、第2インシュレータを可動インシュレータと呼んでも良い。
第1インシュレータ40は、絶縁材料から成る枠状部材であり、コンタクト配列方向D2に沿って長尺に延びる壁部41,42と、幅方向D3に延びて壁部41,42の一端同士を連結する端部43と、幅方向D3に延びて壁部41,42の他端同士を連結する端部44を有する。壁部41,42と端部43,44により閉じた枠が構成され、コンタクト21及び第2インシュレータ50を受容する受容空間45が画定される。
第2インシュレータ50は、第1インシュレータ40の枠内に設けられた島状部材である。第2インシュレータ50は、コンタクト配列方向D2に沿って長尺に延びる壁部51,52と、幅方向D3に延びて壁部51,52の一端同士を連結する端部53と、幅方向D3に延びて壁部51,52の他端同士を連結する端部54と、壁部51と壁部52を連結するように、及び/又は、端部53と端部54を連結するように延びる底部55を有する。図5から理解されるように、壁部51,52、端部53,54、及び底部55によって、プラグ3のプラグ突起36を受容する受容空間59が画定される。プラグ3の構成について詳細に説明することはしないが、プラグ3のプラグ突起36の両面にコンタクト31が設けられる。
図4乃至7に示すように、コンタクト21は、レセプタクル2が実装される基板の端子に電気的に接続されるべき第1接続部21aと、プラグ3のコンタクト31に電気的に接続されるべき第2接続部21bと、第1接続部21aと第2接続部21bの間に設けられたバネ部21cを有する。コンタクト21は、第1接続部21aとバネ部21cの間に設けられた第1固定部21dで第1インシュレータ40に固定され、バネ部21cと第2接続部21bの間に設けられた第2固定部21eで第2インシュレータ50に固定される。第1固定部21dがバネ部21cに対して段差21d1を形成するように設けられ、壁部41の内壁面41a(壁部42の内壁面42a)とバネ部21cの間に適切な幅のクリアランスが設けられる。第2固定部21eは、バネ部21cと後述のアーム部21fの間でU字状に屈曲した部分(特に、U字の底部)である。
コンタクト21のS字状に関して具体的に述べると、コンタクト21を構成する金属板は、壁部41又は42の下端の下方に配された第1接続部21aから壁部41,42の上端に向けて延び、壁部41,42の上端寄りの位置で反転して壁部51,52の下端に向けて延びる。この金属板の反転によりバネ部21cが形成される。続いて、金属板は、壁部51,52の下方の位置で再反転して壁部51,52の上端に向けて延びる。この金属板の延在によりアーム部21fが形成される。
第2インシュレータ50の受容空間59において、アーム部21fの先端部の金属板が凸状に屈曲させられて第2接続部21bが形成される。アーム部21fは、第2接続部21bの頂部から壁部51,52の上端に向けて斜めに延びるガイド部21gを有し、プラグ3のプラグ突起36との衝突によるアーム部21fの座屈が回避又は抑制される。なお、ガイド部21gと壁部51,52の内壁面51a,52aの間にはクリアランスが設けられる。
レセプタクル2は、上述のレセプタクル本体(第1インシュレータ40、第2インシュレータ50、及びコンタクト群21Jの組み合わせ)に加えて導電性部材7を更に有する(例えば、図2乃至4参照)。導電性部材7が第2インシュレータ50に取り付けられ、コンタクト群21Jに含まれる2以上のグランドコンタクトGが導電性部材7を介して電気的に接続される。かかる構成によれば、金属板の屈曲により構成された信号コンタクトSに対して空間的に近い位置でグランドコンタクトGのグランドレベルを安定化することができ、レセプタクル2の高周波特性(例えば、挿入損失)を改善することができる。一例として、図9と比較して図10に示すようにリップルが無くなり高周波特性(挿入損失)が改善される。なお、導電性部材7の代替として、プラグ3のグランドコンタクトGを電気的に接続するように導電性部材を設ける場合、レセプタクル2の高周波特性(例えば、挿入損失)の改善に効果が無いことが確認されている。
導電性部材7は、例えば、導電性材料(例えば、導電性粒子)が絶縁性材料(例えば、樹脂)に分散されて成るものであるが、これに限られない。絶縁体の表面にめっきを施して導電性部材とすることもできる。言うまでも無く、導電性部材7が、打ち抜き及び曲げ加工された金属材である形態も想定される。
導電性部材7は、第2インシュレータ50に対して取り付けられる取り付け基部71と、各々が取り付け基部71に対して連結し、かつ各々が別々のグランドコンタクトGに接触する複数の接触部72を有する。取り付け基部71は、端部43,44の間においてコンタクト配列方向D2に沿って長尺に延びる板状部分である。接触部72は、取り付け基部71から着脱方向D1に沿って突出した突起であり、コンタクト配列方向D2に沿って一定間隔で配列される。
取り付け基部71の一側部には、第1コンタクト列21PのグランドコンタクトGに接触する第1接触部72Pが配列される。個々の第1接触部72Pは、第1コンタクト列21Pに含まれる別々のグランドコンタクトGに接触する。取り付け基部71の第2側部には、第2コンタクト列21QのグランドコンタクトGに接触する第2接触部72Qが配列される。個々の第2接触部72Qは、第2コンタクト列21Qに含まれる別々のグランドコンタクトGに接触する。このようにして別々のグランドコンタクトGが共通の導電性部材7を介して電気的に接続され、それらのグランドコンタクトGのグランド電位が安定化する。
第1及び第2コンタクト列21P,21QにおいてGSSGの順でコンタクト21が配置される場合、2つのGSSG配置で共有のグランドコンタクトGに対して一つの接触部72が割り当てられる。
第2インシュレータ50に対して導電性部材7を様々な態様で取り付けることができる。幾つかの場合、取り付け基部71が、第2インシュレータ50に対して嵌合により取り付けられる。例えば、取り付け基部71に(例えば、凸状の)嵌合部71Aが設けられ、第2インシュレータ50の底部55に(例えば、凹状の)被嵌合部55Aが設けられ、両者が嵌合される。嵌合部71Aが凹状ではなく凸状である場合、導電性部材7の体積が増加し、グランドコンタクトGのグランド電位がより安定になり得る。嵌合部71Aは、コンタクト配列方向D2に沿って長尺に連続的又は断続的に延び得る。被嵌合部55Aも同様である。
取り付け基部71が、第2インシュレータ50に対して嵌合により取り付けられる場合、第1コンタクト列21Pと第2コンタクト列21Qの間に取り付け基部71が配置され得る。この場合、取り付け基部71がコンタクト21により両側から挟まれ、第2インシュレータ50に対する取り付け基部71の取り付け強度が高められ得る。
接触部72とグランドコンタクトGが非接触にならないように接触部72とグランドコンタクトGを密着させることが有利である。幾つかの場合、第2インシュレータ50(例えば、その底部55)に開口56が設けられ、接触部72とグランドコンタクトGが開口56内で接触する。例えば、初期段階としてグランドコンタクトGのアーム部21fが開口56内に配置され、次に、導電性部材7の接触部72が開口56に挿入される。これによって接触部72とグランドコンタクトGを密着させることができる。なお、この場合、第2インシュレータ50に対する導電性部材7の取り付けも確保されるため、導電性部材7の嵌合部71Aを省略することもできる。有利には、グランドコンタクトGのバネ性に影響を与えないように、接触部72は、開口56内において、着脱方向D1に延びるグランドコンタクトGの部分(例えば、アーム部21f)に密着する。
図示例では、第2インシュレータ50の底部55には、第1コンタクト列21Pのコンタクト21のための開口56の第1列56Pと、第2コンタクト列21Qのコンタクト21のための開口56の第2列56Qが設けられる。コンタクト配列方向D2において開口56がお互いに底部55の隔壁により区分されるが、幾つか又は全ての隔壁を省略してコンタクト配列方向D2に沿って開口56を連続させることも想定される。
導電性部材7が信号コンタクトSに接触しないことも重要である。例えば、取り付け基部71には信号コンタクトSに対向する位置に凹部73が設けられる(図3参照)。これにより偶発的に信号コンタクトSが導電性部材7に接触して信号の伝送が不可能になることが回避又は抑制される。
念のため述べれば、レセプタクル2に含まれる全てのグランドコンタクトGを一つの導電性部材7で電気的に接続する必要はない。グランドコンタクトGのサブセット毎に導電性部材7を設ける形態も想定される。例えば、全てのグランドコンタクトGが2つのサブセットに区分され、グランドコンタクトGの第1サブセットがある導電性部材7を介して電気的に接続され、グランドコンタクトGの第2サブセットが別の導電性部材7を介して電気的に接続される。
図8に示すように取り付け基部71に対して追加の接触部76を設けても良い。接触部76は、コンタクト21のアーム部21fとバネ部21cの間において金属板がU字状に屈曲した部分である第2固定部21eに接触する。金属板の屈曲により構成された信号コンタクトSに対して空間的に近い位置でグランドコンタクトGのグランドレベルを安定化することができる。
上述の説明に照らして、当業者は、レセプタクル2を様々な方法で製造することができる。レセプタクル2の製造方法は、例えば、次の工程を含み得る:
コンタクト群21Jに含まれるコンタクト21により第1インシュレータ40と第2インシュレータ50が結合されたフローティングコネクタ本体を製造する工程;及び
第2インシュレータ50に導電性部材7を取り付けてコンタクト群21Jに含まれる2以上のグランドコンタクトGを導電性部材7を介して電気的に接続する工程。
コンタクト群21Jに含まれるコンタクト21により第1インシュレータ40と第2インシュレータ50が結合されたフローティングコネクタ本体を製造する工程;及び
第2インシュレータ50に導電性部材7を取り付けてコンタクト群21Jに含まれる2以上のグランドコンタクトGを導電性部材7を介して電気的に接続する工程。
各工程の詳細な条件については当業者により決定可能である。第1インシュレータ40とコンタクト21をインサート成形で一体化しても良い。同様、第2インシュレータ50とコンタクト21をインサート成形で一体化しても良い。第1インシュレータ40又は第2インシュレータ50の取付け溝に対してコンタクト21を差し込んで固定しても良い。
上述の教示を踏まえると、当業者は、各実施形態及び各特徴に対して様々な変更を加えることができる。請求の範囲に盛り込まれた符号は、参考のためであり、請求の範囲を限定解釈する目的で参照されるべきものではない。
1 :フローティングコネクタ
2 :レセプタクル
3 :プラグ
7 :導電性部材
21 :コンタクト
21J :コンタクト群
40 :第1インシュレータ
50 :第2インシュレータ
71 :取り付け基部
72 :接触部
73 :凹部
76 :接触部
2 :レセプタクル
3 :プラグ
7 :導電性部材
21 :コンタクト
21J :コンタクト群
40 :第1インシュレータ
50 :第2インシュレータ
71 :取り付け基部
72 :接触部
73 :凹部
76 :接触部
Claims (8)
- 第1インシュレータと、
第2インシュレータと、
前記第1インシュレータと前記第2インシュレータを連結するバネ性を有するコンタクトが配列されたコンタクト群にして、複数の信号コンタクト及び複数のグランドコンタクトを含むコンタクト群と、
を備えるフローティングコネクタであって、
前記第2インシュレータに対して導電性部材が取り付けられ、前記コンタクト群に含まれる2以上の前記グランドコンタクトが前記導電性部材を介して電気的に接続される、フローティングコネクタ。 - 前記導電性部材は、前記第2インシュレータに対して取り付けられる取り付け基部と、各々が前記取り付け基部に対して連結し、かつ各々が別々の前記グランドコンタクトに接触する複数の接触部を有することを特徴とする請求項1に記載のフローティングコネクタ。
- 前記コンタクト群は、前記信号コンタクトと前記グランドコンタクトが規則的に配列された第1コンタクト列と、前記信号コンタクトと前記グランドコンタクトが規則的に配列された第2コンタクト列を含み、
前記複数の接触部には、前記第1コンタクト列に含まれる前記グランドコンタクトに接触する複数の第1接触部と、前記第2コンタクト列に含まれる前記グランドコンタクトに接触する複数の第2接触部が含まれることを特徴とする請求項2に記載のフローティングコネクタ。 - 前記取り付け基部は、前記第2インシュレータに対して嵌合により取り付けられることを特徴とする請求項2又は3に記載のフローティングコネクタ。
- 前記接触部は、前記第2インシュレータに設けられた開口において前記グランドコンタクトと接触することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載のフローティングコネクタ。
- 前記接触部は、少なくとも当該フローティングコネクタと当該フローティングコネクタが結合する相手のコネクタの着脱方向に延びる前記グランドコンタクトの部分に接触することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載のフローティングコネクタ。
- 前記取り付け基部には前記信号コンタクトに対向する位置に凹部が設けられることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載のフローティングコネクタ。
- コンタクト群に含まれるバネ性を有する各コンタクトにより第1インシュレータと第2インシュレータが結合されたフローティングコネクタ本体を製造する工程にして、前記コンタクト群には複数の信号コンタクト及び複数のグランドコンタクトが含まれる工程と、
前記第2インシュレータに対して導電性部材を取り付けて2以上の前記グランドコンタクトを前記導電性部材を介して電気的に接続する工程と、
を含む、フローティングコネクタの製造方法。
Priority Applications (2)
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JP2020061307A JP2021163541A (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | フローティングコネクタ及びその製造方法 |
PCT/JP2021/013722 WO2021201053A1 (ja) | 2020-03-30 | 2021-03-30 | フローティングコネクタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020061307A JP2021163541A (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | フローティングコネクタ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021163541A true JP2021163541A (ja) | 2021-10-11 |
Family
ID=77929490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020061307A Pending JP2021163541A (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | フローティングコネクタ及びその製造方法 |
Country Status (2)
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JP6785184B2 (ja) * | 2017-04-27 | 2020-11-18 | ケル株式会社 | フローティングコネクタ |
-
2020
- 2020-03-30 JP JP2020061307A patent/JP2021163541A/ja active Pending
-
2021
- 2021-03-30 WO PCT/JP2021/013722 patent/WO2021201053A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2021201053A1 (ja) | 2021-10-07 |
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