JP2021161591A

JP2021161591A - 布地に洗浄とアイロンがけを行える装置

Info

Publication number: JP2021161591A
Application number: JP2020117445A
Authority: JP
Inventors: 戴秀云; Xiuyun Dai
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-03-30
Filing date: 2020-07-08
Publication date: 2021-10-11
Also published as: CN111304849A; CN111304849B

Abstract

【課題】布地が傷つくことがなく、手間や作業量を削減できる、布地に洗浄とアイロンがけを行う装置を提供する。【解決手段】布地２０に洗浄とアイロンがけを行える装置は、本体１０を含み、本体１０には洗浄空間２２が設置され、洗浄空間２２の左壁には外部と連通する第一投入口２１が設置され、洗浄空間２２の右側にはアイロンがけ空間１６が設置され、アイロンがけ空間１６の右壁が本体１０と連通しており、洗浄空間２２にあるローラー３０の昇降により布地２０を昇降させることで、布地２０を洗浄液１７と十分に接触させ、またアイロンがけ用ローラー３９により布地２０を押してアイロンがけし、このように洗浄後の布地２０を素早く乾燥させると同時に、シワをきれいに伸ばすことができる。【選択図】図１

Description

本発明は紡織機器技術分野を取り上げて、具体的には布地に洗浄とアイロンがけを行える装置である。

紡織とは糸を紡ぎ、布を織ることである。現在、布地を洗浄するには、通常、ロール状の布を広げてドラム式洗濯機に入れて洗浄を行うが、洗浄後の布地が絡みやすく、傷がつきやすく、広げることも面倒であり、また布地を巻いて梱包して別の場所に送ってアイロンをかける必要があるため、手間がかかるだけでなく、作業量が多く、効率も悪い。

中国特許出願公開第１０８０４９０５２号明細書

本願は布地に洗浄とアイロンがけを行える装置を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。

本願に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置は、本体を含み、前記本体には洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の左壁には外部と連通する第一投入口が設置され、前記洗浄空間の右側にはアイロンがけ空間が設置され、前記アイロンがけ空間の右壁が前記本体と連通しており、前記洗浄空間の右壁には前記アイロンがけ空間と連通する第二投入口が設置され、前記洗浄空間の前側と後側には第一伝動空間が対称に配置され、前記洗浄空間には布地を洗浄できる洗浄装置が設置され、前記洗浄装置は、前記洗浄空間の前後壁に、左右対称に形成された第一案内溝を含み、前記第一案内溝には第一補助ブロックがスライド可能に連結され、前記第一補助ブロックには第二案内溝が形成され、前記第二案内溝には第一スライダが上下対称にスライド可能に設置され、上方の前記第一スライダと下方の前記第一スライダとが第一ばねによって連結され、正対となった前側と後側に位置する第一スライダの間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸には第一ローラーが固定され、前記洗浄空間の前壁と後壁の間には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸が前記第一案内溝を中心として左右対称に配置され、前記第二回転軸には第二ローラーが固定され、前記洗浄空間の前壁と後壁には第三案内溝が対称に形成され、前記第三案内溝が右方の前記第二回転軸の右方に位置し、前記第三案内溝には第二スライダが上下対称にスライド可能に設置され、上方の前記第二スライダと下方の前記第二スライダとが第二ばねによって連結され、正対となった前方と後方の第二スライダの間には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第三ローラーが固定され、前記洗浄装置は前記第一伝動空間に位置する第一伝動装置を含み、前記第一伝動装置により前記第一補助ブロックが前記第一案内溝に沿って上下にスライドし、布地を洗浄液に浸し、前記第二ローラーと前記第一ローラーと前記第三ローラーとの間の摩擦により洗浄を行う。

上記の技術プランに基づき、前記第一伝動装置は前記第一案内溝と前記第一伝動空間とを連通する第四案内溝を含み、前記第一補助ブロックの上端には第一連結ブロックが固定され、前記第四案内溝には第一スライドピンがスライド可能に設置され、前記第一スライドピンが前記第一連結ブロックに固定され、前後方の前記第一伝動空間と前記洗浄空間との間には第一伝動軸が回転可能に設置され、前記第一伝動軸が左右方の前記第一案内溝の間に位置し、前記第一伝動空間において前記第一伝動軸には第一コンロッドが固定され、前記第一コンロッドには第五案内溝が左右対称に形成され、前記第一スライドピンにおいて前記第一連結ブロックから離れる方の側が前記第五案内溝にスライド可能に設置され、前方の前記第一伝動空間の前壁には第一モータが固定され、前記第一モータにより前記第一伝動軸を往復回転させられ、前記第一伝動軸の前端が前記第一モータに回転可能に取り付けられている。

上記の技術プランに基づき、前記アイロンがけ空間の左壁にはアイロンがけ板が固定され、前記アイロンがけ空間の前側と後側には第二伝動空間が対称に配置され、前記アイロンがけ空間には布地にアイロンがけと乾燥を行う押しアイロンがけ装置が設置されている。

上記の技術プランに基づき、前記押しアイロンがけ装置は前記アイロンがけ空間と前記第二伝動空間とを連通する第六案内溝を含み、前記第六案内溝には第二補助ブロックが上下にスライド可能に設置され、前記第二補助ブロックには第七案内溝が形成され、前記第七案内溝には第三補助ブロックが左右にスライド可能に設置され、前記第三補助ブロックには第八案内溝が形成され、前記第八案内溝には第三スライダが上下にスライド可能に設置され、前記第三スライダと前記第三補助ブロックの上壁とが第三ばねによって連結され、前側と後側の前記第三スライダの間には前記第二伝動空間に延在する第二伝動軸が回転可能に設置され、前記アイロンがけ空間において前記第二伝動軸にはアイロンがけローラーが固定され、前記アイロンがけ空間の左壁には第九案内溝が前後対称に形成され、前記第九案内溝には上方から下方へ第四スライダと第五スライダとがスライド可能に設置され、前記第五スライダが前記第二補助ブロックの左壁に固定され、前記第四スライダと前記第九案内溝の上壁とが第四ばねによって連結され、前方の前記第四スライダと後方の前記第四スライダとの間には押し板が固定され、前記押しアイロンがけ装置は前記第二伝動空間に設置された第二伝動装置を含み、前記第二伝動装置により前記第三補助ブロックが前記第七案内溝に沿って左右にスライドする。

上記の技術プランに基づき、前記第二伝動装置は前記第二伝動空間の右側に設置された第三伝動空間を含み、前記第二伝動空間と前記第三伝動空間との間にはスクリューが回転可能に設置され、前記第二伝動空間の左壁と右壁との間には案内棒が固定され、前記案内棒には前記スクリューと合わせて使われるナットがスライド可能に設置され、前記ナットの上壁には位置制限ブロックが固定され、前記位置制限ブロックの掛止溝には第六スライダがスライド可能に設置され、前記第六スライダが前記第二伝動軸に回転可能に設置され、前記第二伝動空間の左壁と右壁には第十案内溝が対称に形成され、左方と右方の前記第十案内溝の間にはラックがスライド可能に設置され、前記第二伝動軸には前記ラックと噛み合った第一歯車が固定され、前記ラックと前記第十案内溝の上壁とが第五ばねによって連結されている。

上記の技術プランに基づき、前記第六案内溝の下壁には第一始動器が固定され、前記第七案内溝の右壁には第二始動器が固定され、前記アイロンがけ空間と前後方の前記第二伝動空間との間には前後方へ前記本体の外部に延在する第三伝動軸が回転可能に設置され、前記アイロンがけ空間において前記第三伝動軸には巻付胴が固定され、前記第三伝動空間には前記スクリューと前記第三伝動軸とを回転させられる駆動装置が設置され、前記第三伝動軸には第三伝動装置が固定され、前記第三伝動装置により前記第二補助ブロックが前記第六案内溝に沿って上下に移動する。

上記の技術プランに基づき、前記駆動装置は第四伝動軸を含み、前記第四伝動軸が前後側の前記第三伝動空間と前記アイロンがけ空間との間に回転可能に設置され、前記第三伝動空間において前記第四伝動軸がスリーブによってカバーされ、前記第四伝動軸にはスプライン溝が形成され、前記スリーブの内輪には前記スプライン溝とスライド可能に連結されたスプラインが固定され、前記スリーブには第二歯車と第一傘歯車と第二傘歯車とが順次に固定され、前記第二歯車、前記第一傘歯車及び前記第二傘歯車は前記アイロンがけ空間との距離が段々と増えていき、前記第三伝動空間において前記第四伝動軸には補助板が固定され、前記補助板には第一電磁石が固定され、前記第二傘歯車には第二電磁石が固定され、前記第一電磁石と前記第二電磁石とが第六ばねによって連結され、前記第三伝動空間において前記スクリューには第三傘歯車が設置され、前記第三傘歯車は前記第一傘歯車又は前記第二傘歯車と噛み合うことができ、前記第三伝動軸には前記第二歯車と噛み合った第三歯車が固定され、前記本体の前壁には第二モータが固定され、前記第四伝動軸の前端が前記第二モータに回転可能に取り付けられている。

上記の技術プランに基づき、前記第三伝動装置は前記第三伝動軸の前端に固定された第二コンロッドを含み、前記本体の前壁と後壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第三コンロッドが固定され、前記第三コンロッドには第十一案内溝が左右対称に形成され、右方の前記第十一案内溝には第二スライドピンがスライド可能に設置され、前記第二スライドピンと前記第二コンロッドとが第四コンロッドによりヒンジを介して連結され、前記第二伝動空間には第二連結ブロックが設置され、前記第二連結ブロックが前記第二補助ブロックに固定され、前記第二伝動空間において前記第三コンロッドに近接する方の壁には前記本体と連通する第十二案内溝が形成され、前記第二連結ブロックには第三スライドピンが固定され、前記第三スライドピンは前記第十二案内溝を通り抜けて左方の前記第十一案内溝にスライド可能に設置されている。

本発明は両側にあるローラーの昇降により布地を洗浄液で昇降させることで、布地を洗浄液と十分に接触させ、またアイロンがけ用ローラーにより布地を押してアイロンがけし、このように洗浄後の布地を素早く乾燥させると同時に、シワをきれいに伸ばすことができる。

下記に図１〜１２をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本発明の正面視構成模式図図２は図１の正面視構成模式図図３は図１におけるＡ―Ａ部の構成模式図図４は図１におけるＢ―Ｂ部の構成模式図図５は図１におけるＣ―Ｃ部の構成模式図図６は図１におけるＤ―Ｄ部の構成模式図図７は図３におけるＥ―Ｅ部の構成模式図図８は図３におけるＦ―Ｆ部の構成模式図図９は図５におけるＧ―Ｇ部の構成模式図図１０は図５におけるＨ―Ｈ部の構成模式図図１１は図５におけるＩ―Ｉ部の構成模式図図１２は図６におけるスリーブ部の拡大模式図

図１〜１２を参照し、本願に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置は、本体１０を含み、前記本体１０には洗浄空間２２が設置され、前記洗浄空間２２の左壁には外部と連通する第一投入口２１が設置され、前記洗浄空間２２の右側にはアイロンがけ空間１６が設置され、前記アイロンがけ空間１６の右壁が前記本体１０と連通しており、前記洗浄空間２２の右壁には前記アイロンがけ空間１６と連通する第二投入口３５が設置され、前記洗浄空間２２の前側と後側には第一伝動空間５４が対称に配置され、前記洗浄空間２２には布地２０を洗浄できる洗浄装置９２が設置され、前記洗浄装置９２は、前記洗浄空間２２の前後壁に、左右対称に形成された第一案内溝２４を含み、前記第一案内溝２４には第一補助ブロック２９がスライド可能に連結され、前記第一補助ブロック２９には第二案内溝３１が形成され、前記第二案内溝３１には第一スライダ５６が上下対称にスライド可能に設置され、上方の前記第一スライダ５６と下方の前記第一スライダ５６とが第一ばね５５によって連結され、正対となった前側と後側に位置する第一スライダ５６の間には第一回転軸２８が回転可能に設置され、前記第一回転軸２８には第一ローラー３０が固定され、前記洗浄空間２２の前壁と後壁の間には第二回転軸１８が回転可能に設置され、前記第二回転軸１８が前記第一案内溝２４を中心として左右対称に配置され、前記第二回転軸１８には第二ローラー１９が固定され、前記洗浄空間２２の前壁と後壁には第三案内溝３２が対称に形成され、前記第三案内溝３２が右方の前記第二回転軸１８の右方に位置し、前記第三案内溝３２には第二スライダ６１が上下対称にスライド可能に設置され、上方の前記第二スライダ６１と下方の前記第二スライダ６１とが第二ばね６０によって連結され、正対となった前方と後方の第二スライダ６１の間には第三回転軸３３が回転可能に設置され、前記第三回転軸３３には第三ローラー３４が固定され、前記洗浄装置９２は前記第一伝動空間５４に位置する第一伝動装置９３を含み、前記第一伝動装置９３により前記第一補助ブロック２９が前記第一案内溝２４に沿って上下にスライドし、布地２０を洗浄液１７に浸し、前記第二ローラー１９と前記第一ローラー３０と前記第三ローラー３４との間の摩擦により洗浄を行う。

前記第一伝動装置９３は前記第一案内溝２４と前記第一伝動空間５４とを連通する第四案内溝２３を含み、前記第一補助ブロック２９の上端には第一連結ブロック２６が固定され、前記第四案内溝２３には第一スライドピン２５がスライド可能に設置され、前記第一スライドピン２５が前記第一連結ブロック２６に固定され、前後方の前記第一伝動空間５４と前記洗浄空間２２との間には第一伝動軸２７が回転可能に設置され、前記第一伝動軸２７が左右方の前記第一案内溝２４の間に位置し、前記第一伝動空間５４において前記第一伝動軸２７には第一コンロッド５３が固定され、前記第一コンロッド５３には第五案内溝８４が左右対称に形成され、前記第一スライドピン２５において前記第一連結ブロック２６から離れる方の側が前記第五案内溝８４にスライド可能に設置され、前方の前記第一伝動空間５４の前壁には第一モータ４４が固定され、前記第一モータ４４により前記第一伝動軸２７を往復回転させられ、前記第一伝動軸２７の前端が前記第一モータ４４に回転可能に取り付けられ、
前記第一モータ４４が前記第一伝動軸２７を往復回転させ、前記第一伝動軸２７が前記第一コンロッド５３を上下揺動させ、前記第一スライドピン２５と前記第五案内溝８４とがスライド可能に連結されていることで前記第一コンロッド５３は前記第一スライドピン２５を連動させ、前記第一スライドピン２５が前記第四案内溝２３に沿って上下に移動し、前記第一スライドピン２５が前記第一補助ブロック２９を連動させ、前記第一補助ブロック２９が前記第一案内溝２４に沿って上下に移動し、前記第一補助ブロック２９が布地２０を連動させ、布地２０が洗浄液１７の中で昇降する。

前記アイロンがけ空間１６の左壁にはアイロンがけ板４０が固定され、前記アイロンがけ空間１６の前側と後側には第二伝動空間６２が対称に配置され、前記アイロンがけ空間１６には布地２０にアイロンがけと乾燥を行う押しアイロンがけ装置９４が設置されている。

前記押しアイロンがけ装置９４は前記アイロンがけ空間１６と前記第二伝動空間６２とを連通する第六案内溝１２を含み、前記第六案内溝１２には第二補助ブロック４１が上下にスライド可能に設置され、前記第二補助ブロック４１には第七案内溝４２が形成され、前記第七案内溝４２には第三補助ブロック７０が左右にスライド可能に設置され、前記第三補助ブロック７０には第八案内溝８７が形成され、前記第八案内溝８７には第三スライダ６８が上下にスライド可能に設置され、前記第三スライダ６８と前記第三補助ブロック７０の上壁とが第三ばね６９によって連結され、前側と後側の前記第三スライダ６８の間には前記第二伝動空間６２に延在する第二伝動軸３８が回転可能に設置され、前記アイロンがけ空間１６において前記第二伝動軸３８にはアイロンがけローラー３９が固定され、前記アイロンがけ空間１６の左壁には第九案内溝３６が前後対称に形成され、前記第九案内溝３６には上方から下方へ第四スライダ５８と第五スライダ５７とがスライド可能に設置され、前記第五スライダ５７が前記第二補助ブロック４１の左壁に固定され、前記第四スライダ５８と前記第九案内溝３６の上壁とが第四ばね１１によって連結され、前方の前記第四スライダ５８と後方の前記第四スライダ５８との間には押し板５９が固定され、前記押しアイロンがけ装置９４は前記第二伝動空間６２に設置された第二伝動装置９５を含み、前記第二伝動装置９５により前記第三補助ブロック７０が前記第七案内溝４２に沿って左右にスライドし、
前記押し板５９により布地２０を押さえ、そして前記アイロンがけローラー３９が前記アイロンがけ板４０で転がることでアイロンがけと乾燥を行う。

前記第二伝動装置９５は前記第二伝動空間６２の右側に設置された第三伝動空間８５を含み、前記第二伝動空間６２と前記第三伝動空間８５との間にはスクリュー６３が回転可能に設置され、前記第二伝動空間６２の左壁と右壁との間には案内棒６６が固定され、前記案内棒６６には前記スクリュー６３と合わせて使われるナット６７がスライド可能に設置され、前記ナット６７の上壁には位置制限ブロック６５が固定され、前記位置制限ブロック６５の掛止溝には第六スライダ６４がスライド可能に設置され、前記第六スライダ６４が前記第二伝動軸３８に回転可能に設置され、前記第二伝動空間６２の左壁と右壁には第十案内溝７１が対称に形成され、左方と右方の前記第十案内溝７１の間にはラック７２がスライド可能に設置され、前記第二伝動軸３８には前記ラック７２と噛み合った第一歯車８６が固定され、前記ラック７２と前記第十案内溝７１の上壁とが第五ばね９０によって連結され、
前記スクリュー６３が前記ナット６７を前記案内棒６６に沿って右方へ移動させ、前記ナット６７が前記位置制限ブロック６５により前記第二伝動軸３８を前記第七案内溝４２に沿って右方へ移動させ、また前記第二伝動軸３８が前記第一歯車８６と前記ラック７２との噛み合いにより前記アイロンがけローラー３９を回転させることで、布地２０を押してアイロンがけする。

前記第六案内溝１２の下壁には第一始動器８８が固定され、前記第七案内溝４２の右壁には第二始動器８９が固定され、前記アイロンがけ空間１６と前後方の前記第二伝動空間６２との間には前後方へ前記本体１０の外部に延在する第三伝動軸１４が回転可能に設置され、前記アイロンがけ空間１６において前記第三伝動軸１４には巻付胴１３が固定され、前記第三伝動空間８５には前記スクリュー６３と前記第三伝動軸１４とを回転させられる駆動装置９６が設置され、前記第三伝動軸１４には第三伝動装置９７が固定され、前記第三伝動装置９７により前記第二補助ブロック４１が前記第六案内溝１２に沿って上下に移動する。

前記駆動装置９６は第四伝動軸１５を含み、前記第四伝動軸１５が前後側の前記第三伝動空間８５と前記アイロンがけ空間１６との間に回転可能に設置され、前記第三伝動空間８５において前記第四伝動軸１５がスリーブ７６によってカバーされ、前記第四伝動軸１５にはスプライン溝７９が形成され、前記スリーブ７６の内輪には前記スプライン溝７９とスライド可能に連結されたスプライン８０が固定され、前記スリーブ７６には第二歯車７４と第一傘歯車７５と第二傘歯車７７とが順次に固定され、前記第二歯車７４、前記第一傘歯車７５及び前記第二傘歯車７７は前記アイロンがけ空間１６との距離が段々と増えていき、前記第三伝動空間８５において前記第四伝動軸１５には補助板７８が固定され、前記補助板７８には第一電磁石８３が固定され、前記第二傘歯車７７には第二電磁石８１が固定され、前記第一電磁石８３と前記第二電磁石８１とが第六ばね８２によって連結され、前記第三伝動空間８５において前記スクリュー６３には第三傘歯車９１が設置され、前記第三傘歯車９１は前記第一傘歯車７５又は前記第二傘歯車７７と噛み合うことができ、前記第三伝動軸１４には前記第二歯車７４と噛み合った第三歯車７３が固定され、前記本体１０の前壁には第二モータ５２が固定され、前記第四伝動軸１５の前端が前記第二モータ５２に回転可能に取り付けられ、
前記第二モータ５２が前記第四伝動軸１５を回転させ、前記第四伝動軸１５が前記スリーブ７６を回転させ、前記スリーブ７６が、前記第三傘歯車９１と前記第二傘歯車７７との噛み合い又は前記第三傘歯車９１と前記第一傘歯車７５との噛み合いにより前記スクリュー６３を回転させ、前記スリーブ７６が前記第二歯車７４と前記第三歯車７３との噛み合いにより前記第三伝動軸１４を回転させる。

前記第三伝動装置９７は前記第三伝動軸１４の前端に固定された第二コンロッド５１を含み、前記本体１０の前壁と後壁には第四回転軸４７が回転可能に設置され、前記第四回転軸４７には第三コンロッド４８が固定され、前記第三コンロッド４８には第十一案内溝４６が左右対称に形成され、右方の前記第十一案内溝４６には第二スライドピン４９がスライド可能に設置され、前記第二スライドピン４９と前記第二コンロッド５１とが第四コンロッド５０によりヒンジを介して連結され、前記第二伝動空間６２には第二連結ブロック３７が設置され、前記第二連結ブロック３７が前記第二補助ブロック４１に固定され、前記第二伝動空間６２において前記第三コンロッド４８に近接する方の壁には前記本体１０と連通する第十二案内溝４５が形成され、前記第二連結ブロック３７には第三スライドピン４３が固定され、前記第三スライドピン４３は前記第十二案内溝４５を通り抜けて左方の前記第十一案内溝４６にスライド可能に設置され、
前記第三伝動軸１４が前記第二コンロッド５１を回転させ、前記第四コンロッド５０により前記第二コンロッド５１が前記第二スライドピン４９を右方の前記第十一案内溝４６とスライド可能に連結し、そして前記第二コンロッド５１が前記第三コンロッド４８を前記第四回転軸４７を回って上下に揺動させ、前記第三スライドピン４３と左方の前記第十一案内溝４６とのスライド可能な連結により前記第四回転軸４７が前記第三スライドピン４３を前記第十二案内溝４５に沿って上下に移動させ、前記第三スライドピン４３が前記第二連結ブロック３７により前記第二補助ブロック４１を前記第六案内溝１２に沿って上下に移動させる。

初期状態において、前記第九案内溝３６と前記第三ばね６９とが圧縮状態にあり、前記第四スライダ５８が下方への圧力を受け続け、前記第三スライダ６８が下方への圧力を受け続け、前記第一ばね５５と前記第二ばね６０と前記第五ばね９０とが引っ張られており、両側の前記第一スライダ５６が互いに近接しており、両側の前記第二スライダ６１も近接しており、前記ラック７２が終始前記第一歯車８６と噛み合っており、前記第六ばね８２が自然状態にあり、前記第二歯車７４と前記第三歯車７３とが噛み合っており、前記第三傘歯車９１が前記第一傘歯車７５と噛み合って前記第二傘歯車７７から離脱している。

作動前に、洗浄空間２２に一定量の洗浄液１７を注ぎ、布地２０を第一投入口２１から洗浄空間２２に入れ、布地２０が順に左方の第二ローラー１９の下部に巻いて左方の二つの第一ローラー３０の間を通り、次に右方の二つの第一ローラー３０の間を通って右方の第二ローラー１９の下部に巻き、そして両側の第三ローラー３４の間を通り、アイロンがけ板４０に置かれて巻付胴１３に巻きつく。
洗浄を行うには、第一モータ４４が作動して第一伝動軸２７を回転させ、第一伝動軸２７が第一伝動装置９３により両側の第一ローラー３０を昇降させ、両側の第一ローラー３０が布地２０を洗浄液１７の中で昇降させることで、布地２０が洗浄液１７と十分に接触する。
アイロンがけと乾燥を行うには、第二モータ５２が作動して第四伝動軸１５を回転させ、第四伝動軸１５が第二歯車７４と第三歯車７３との噛み合いにより第三伝動軸１４を回転させ、第三伝動軸１４が巻付胴１３を回転させ、アイロンがけと乾燥を行った布地２０を巻付胴１３に巻きつける。
また、第三伝動軸１４が第三伝動装置９７により第二補助ブロック４１を降下させることで、押し板５９が第四ばね１１により布地２０を押さえ、アイロンがけローラー３９が布地２０を押さえ、第二補助ブロック４１が第一始動器８８と接触したら、第一電磁石８３と第二電磁石８１が通電によって互いに排斥することで、第二歯車７４と第三歯車７３とを離脱させ、第三傘歯車９１が第一傘歯車７５から離脱して第二傘歯車７７と噛み合うようになる。
第四伝動軸１５が第二傘歯車７７と第三傘歯車９１との噛み合いによりスクリュー６３を回転させ、スクリュー６３が第二伝動装置９５によりアイロンがけローラー３９を連動させ、そしてアイロンがけローラー３９が前記アイロンがけ板４０で布地２０を押さえてアイロンがけする。
第三補助ブロック７０が第二始動器８９と接触したら、第一電磁石８３と第二電磁石８１が停電し、第三傘歯車９１が第二傘歯車７７から離脱して第一傘歯車７５と噛み合い、第二補助ブロック４１が連動して上昇し、第三補助ブロック７０が左方へ移動する。

以上の方式により、当該分野の従業員は本発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。

Claims

本体を含み、前記本体には洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の左壁には外部と連通する第一投入口が設置され、前記洗浄空間の右側にはアイロンがけ空間が設置され、前記アイロンがけ空間の右壁が前記本体と連通しており、前記洗浄空間の右壁には前記アイロンがけ空間と連通する第二投入口が設置され、前記洗浄空間の前側と後側には第一伝動空間が対称に配置され、前記洗浄空間には布地を洗浄できる洗浄装置が設置され、前記洗浄装置は、前記洗浄空間の前後壁に、左右対称に形成された第一案内溝を含み、前記第一案内溝には第一補助ブロックがスライド可能に連結され、前記第一補助ブロックには第二案内溝が形成され、前記第二案内溝には第一スライダが上下対称にスライド可能に設置され、上方の前記第一スライダと下方の前記第一スライダとが第一ばねによって連結され、正対となった前側と後側に位置する第一スライダの間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸には第一ローラーが固定され、前記洗浄空間の前壁と後壁の間には第二回転軸が回転可能に設置され、前記第二回転軸が前記第一案内溝を中心として左右対称に配置され、前記第二回転軸には第二ローラーが固定され、前記洗浄空間の前壁と後壁には第三案内溝が対称に形成され、前記第三案内溝が右方の前記第二回転軸の右方に位置し、前記第三案内溝には第二スライダが上下対称にスライド可能に設置され、上方の前記第二スライダと下方の前記第二スライダとが第二ばねによって連結され、正対となった前方と後方の第二スライダの間には第三回転軸が回転可能に設置され、前記第三回転軸には第三ローラーが固定され、前記洗浄装置は前記第一伝動空間に位置する第一伝動装置を含み、前記第一伝動装置により前記第一補助ブロックが前記第一案内溝に沿って上下にスライドし、布地を洗浄液に浸し、前記第二ローラーと前記第一ローラーと前記第三ローラーとの間の摩擦により洗浄を行うことを特徴とする布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。
前記第一伝動装置は前記第一案内溝と前記第一伝動空間とを連通する第四案内溝を含み、前記第一補助ブロックの上端には第一連結ブロックが固定され、前記第四案内溝には第一スライドピンがスライド可能に設置され、前記第一スライドピンが前記第一連結ブロックに固定され、前後方の前記第一伝動空間と前記洗浄空間との間には第一伝動軸が回転可能に設置され、前記第一伝動軸が左右方の前記第一案内溝の間に位置し、前記第一伝動空間において前記第一伝動軸には第一コンロッドが固定され、前記第一コンロッドには第五案内溝が左右対称に形成され、前記第一スライドピンにおいて前記第一連結ブロックから離れる方の側が前記第五案内溝にスライド可能に設置され、前方の前記第一伝動空間の前壁には第一モータが固定され、前記第一モータにより前記第一伝動軸を往復回転させられ、前記第一伝動軸の前端が前記第一モータに回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。
前記アイロンがけ空間の左壁にはアイロンがけ板が固定され、前記アイロンがけ空間の前側と後側には第二伝動空間が対称に配置され、前記アイロンがけ空間には布地にアイロンがけと乾燥を行う押しアイロンがけ装置が設置されていることを特徴とする請求項１に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。
前記押しアイロンがけ装置は前記アイロンがけ空間と前記第二伝動空間とを連通する第六案内溝を含み、前記第六案内溝には第二補助ブロックが上下にスライド可能に設置され、前記第二補助ブロックには第七案内溝が形成され、前記第七案内溝には第三補助ブロックが左右にスライド可能に設置され、前記第三補助ブロックには第八案内溝が形成され、前記第八案内溝には第三スライダが上下にスライド可能に設置され、前記第三スライダと前記第三補助ブロックの上壁とが第三ばねによって連結され、前側と後側の前記第三スライダの間には前記第二伝動空間に延在する第二伝動軸が回転可能に設置され、前記アイロンがけ空間において前記第二伝動軸にはアイロンがけローラーが固定され、前記アイロンがけ空間の左壁には第九案内溝が前後対称に形成され、前記第九案内溝には上方から下方へ第四スライダと第五スライダとがスライド可能に設置され、前記第五スライダが前記第二補助ブロックの左壁に固定され、前記第四スライダと前記第九案内溝の上壁とが第四ばねによって連結され、前方の前記第四スライダと後方の前記第四スライダとの間には押し板が固定され、前記押しアイロンがけ装置は前記第二伝動空間に設置された第二伝動装置を含み、前記第二伝動装置により前記第三補助ブロックが前記第七案内溝に沿って左右にスライドすることを特徴とする請求項３に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。
前記第二伝動装置は前記第二伝動空間の右側に設置された第三伝動空間を含み、前記第二伝動空間と前記第三伝動空間との間にはスクリューが回転可能に設置され、前記第二伝動空間の左壁と右壁との間には案内棒が固定され、前記案内棒には前記スクリューと合わせて使われるナットがスライド可能に設置され、前記ナットの上壁には位置制限ブロックが固定され、前記位置制限ブロックの掛止溝には第六スライダがスライド可能に設置され、前記第六スライダが前記第二伝動軸に回転可能に設置され、前記第二伝動空間の左壁と右壁には第十案内溝が対称に形成され、左方と右方の前記第十案内溝の間にはラックがスライド可能に設置され、前記第二伝動軸には前記ラックと噛み合った第一歯車が固定され、前記ラックと前記第十案内溝の上壁とが第五ばねによって連結されていることを特徴とする請求項４に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。
前記第六案内溝の下壁には第一始動器が固定され、前記第七案内溝の右壁には第二始動器が固定され、前記アイロンがけ空間と前後方の前記第二伝動空間との間には前後方へ前記本体の外部に延在する第三伝動軸が回転可能に設置され、前記アイロンがけ空間において前記第三伝動軸には巻付胴が固定され、前記第三伝動空間には前記スクリューと前記第三伝動軸とを回転させられる駆動装置が設置され、前記第三伝動軸には第三伝動装置が固定され、前記第三伝動装置により前記第二補助ブロックが前記第六案内溝に沿って上下に移動することを特徴とする請求項４に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。
前記駆動装置は第四伝動軸を含み、前記第四伝動軸が前後側の前記第三伝動空間と前記アイロンがけ空間との間に回転可能に設置され、前記第三伝動空間において前記第四伝動軸がスリーブによってカバーされ、前記第四伝動軸にはスプライン溝が形成され、前記スリーブの内輪には前記スプライン溝とスライド可能に連結されたスプラインが固定され、前記スリーブには第二歯車と第一傘歯車と第二傘歯車とが順次に固定され、前記第二歯車、前記第一傘歯車及び前記第二傘歯車は前記アイロンがけ空間との距離が段々と増えていき、前記第三伝動空間において前記第四伝動軸には補助板が固定され、前記補助板には第一電磁石が固定され、前記第二傘歯車には第二電磁石が固定され、前記第一電磁石と前記第二電磁石とが第六ばねによって連結され、前記第三伝動空間において前記スクリューには第三傘歯車が設置され、前記第三傘歯車は前記第一傘歯車又は前記第二傘歯車と噛み合うことができ、前記第三伝動軸には前記第二歯車と噛み合った第三歯車が固定され、前記本体の前壁には第二モータが固定され、前記第四伝動軸の前端が前記第二モータに回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項６に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。
前記第三伝動装置は前記第三伝動軸の前端に固定された第二コンロッドを含み、前記本体の前壁と後壁には第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸には第三コンロッドが固定され、前記第三コンロッドには第十一案内溝が左右対称に形成され、右方の前記第十一案内溝には第二スライドピンがスライド可能に設置され、前記第二スライドピンと前記第二コンロッドとが第四コンロッドによりヒンジを介して連結され、前記第二伝動空間には第二連結ブロックが設置され、前記第二連結ブロックが前記第二補助ブロックに固定され、前記第二伝動空間において前記第三コンロッドに近接する方の壁には前記本体と連通する第十二案内溝が形成され、前記第二連結ブロックには第三スライドピンが固定され、前記第三スライドピンは前記第十二案内溝を通り抜けて左方の前記第十一案内溝にスライド可能に設置されていることを特徴とする請求項６に記載の布地に洗浄とアイロンがけを行える装置。