JP2021161365A - ポリ塩化ビニル系成形体、アクチュエータおよびポリ塩化ビニル系成形体製造方法 - Google Patents

ポリ塩化ビニル系成形体、アクチュエータおよびポリ塩化ビニル系成形体製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動電圧の低電圧化を実現する。【解決手段】ポリ塩化ビニルおよび可塑剤を含有して、誘電性を有すると共に常温においてゲル状態を呈するPVCゲルシート13において、分子量が500〜3500のポリ塩化ビニルを用いる。この構成により、駆動電圧を十分に低電圧化することができる。このため、このPVCゲルシート13を用いたアクチュエータ10によれば、人が装着する機器等への応用を確実に実現することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ポリ塩化ビニルおよび可塑剤を含有するポリ塩化ビニル系成形体、そのポリ塩化ビニル系成形体を備えたアクチュエータ、並びにそのポリ塩化ビニル系成形体を製造するポリ塩化ビニル系成形体製造方法に関するものである。
この種のポリ塩化ビニル系成形体およびアクチュエータとして、下記特許文献1において出願人が開示した誘電体用ポリ塩化ビニル系成形体(以下、単に「ポリ塩化ビニル系成形体」ともいう)および電圧駆動装置が知られている。このポリ塩化ビニル系成形体は、ペースト加工用ポリ塩化ビニル100重量部、および可塑剤としてのアジピン酸ジブチル50〜1,400重量部を含有して誘電率が少なくとも5,000ファラデー/メートルとなるように形成されている。また、この電圧駆動装置は、上述したポリ塩化ビニル系成形体を含んで構成され、電圧を供給したときのポリ塩化ビニル系成形体の変形によって駆動するように構成されている。
特開2013−147552号公報
ところが、上述した従来のポリ塩化ビニル系成形体および電圧駆動装置には、解決すべき以下の課題がある。具体的には、上述したポリ塩化ビニル系成形体を変形させて電圧駆動装置を駆動させる際には、400V程度の高電圧を駆動電圧として供給する必要がある。一方、この種の電圧駆動装置は、その柔軟性を生かして、人が装着する機器等への応用が期待されている。このような機器への応用するためには、駆動電圧の低電圧化が必須である。しかしながら、従来のポリ塩化ビニル系成形体では、上述したように400V程度の高電圧を駆動電圧として供給する必要があり十分な低電圧化を達成できておらず、したがってさらなる低電圧化が望まれている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、駆動電圧の低電圧化を実現し得るポリ塩化ビニル系成形体、アクチュエータおよびそのポリ塩化ビニル系成形体を製造するポリ塩化ビニル系成形体製造方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のポリ塩化ビニル系成形体は、ポリ塩化ビニルおよび可塑剤を含有して誘電性を有すると共に常温においてゲル状態を呈するポリ塩化ビニル系成形体であって、前記ポリ塩化ビニルの分子量が500〜3500であることを特徴とする。
また、請求項2記載のポリ塩化ビニル系成形体は、請求項1記載のポリ塩化ビニル系成形体において、前記ポリ塩化ビニル100重量部に対して、前記可塑剤を100〜500重量部含有することを特徴とする。
また、請求項3記載のアクチュエータは、 請求項1または2記載のポリ塩化ビニル系成形体を備え、当該ポリ塩化ビニル系成形体の変形に伴って発生する力を駆動力として出力する。
また、請求項4記載のポリ塩化ビニル系成形体製造方法は、ポリ塩化ビニルおよび可塑剤を含有して誘電性を有すると共に常温においてゲル状態を呈するポリ塩化ビニル系成形体を製造するポリ塩化ビニル系成形体製造方法であって、分子量が500〜3500の前記ポリ塩化ビニル100重量部に対して、テトラヒドロフランおよびシクロヘキサンのいずれか1種類を溶剤として600〜1000重量部混合すると共に、前記可塑剤を100〜500重量部混合し、当該混合物を乾燥して前記ポリ塩化ビニル系成形体を製造する。
本発明に係るポリ塩化ビニル系成形体およびアクチュエータによれば、分子量が500〜3500のポリ塩化ビニルを用いてポリ塩化ビニル系成形体を構成することにより、分子量が500未満のポリ塩化ビニルおよび分子量が3500を超えるポリ塩化ビニルを用いて構成したポリ塩化ビニル系成形体と比較して、駆動電圧を十分に低電圧化することができる。このため、このポリ塩化ビニル系成形体を用いたアクチュエータによれば、人が装着する機器等への応用を確実に実現することができる。
また、本発明に係るポリ塩化ビニル系成形体およびアクチュエータによれば、ポリ塩化ビニル100重量部に対して、可塑剤を100〜500重量部含有させてポリ塩化ビニル系成形体を構成することにより、可塑剤の含有量が100重量部未満のポリ塩化ビニル系成形体および可塑剤の含有量が500を超えるポリ塩化ビニル系成形体と比較して、駆動電圧をより低電圧化することができる。このため、このポリ塩化ビニル系成形体を用いたアクチュエータによれば、人が装着する機器等への応用をより確実に実現することができる。
また、本発明に係るポリ塩化ビニル系成形体製造方法によれば、分子量が500〜3500のポリ塩化ビニル100重量部に対して、テトラヒドロフランおよびシクロヘキサンのいずれか1種類を溶剤として600〜1000重量部混合すると共に、可塑剤を100〜500重量部混合し、混合物を乾燥してポリ塩化ビニル系成形体を製造することにより、ポリ塩化ビニルを溶剤に溶解させた状態で可塑剤を加えることで、ポリ塩化ビニルと可塑剤とを均一に混合させることができる結果、均質なポリ塩化ビニル系成形体を製造することができる。
アクチュエータ10の構成を示す構成図である。 PVCゲルシート13の製造方法50を示すフローチャートである。 特性試験の結果を示す特性図である。
以下、ポリ塩化ビニル系成形体、アクチュエータおよびポリ塩化ビニル系成形体製造方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、図1に示すアクチュエータ10の構成について説明する。アクチュエータ10は本発明に係るアクチュエータの一例であって、同図に示すように、陽電極11、陰電極12およびPVCゲルシート13を備えて構成されている。
陽電極11は、導電性を有するメッシュシート(一例として、ステンレスメッシュシート)で構成されている。また、本実施例では、陰電極12は、一例として長方形に形成されている。
陰電極12は、導電性を有するシート(一例として、アルミシート)で構成されている。また、本実施例では、陰電極12は、陽電極11と同様の長方形に形成されている。
PVCゲルシート13は、本発明に係るポリ塩化ビニル系成形体の一例であって、ポリ塩化ビニル(PVC)および可塑剤を含有して構成され、誘電性を有すると共に常温においてゲル状態を呈している。また、PVCゲルシート13は、後述する製造方法50(ポリ塩化ビニル系成形体製造方法:図2参照)によって製造される。この場合、本実施例のPVCゲルシート13では、分子量が1000のポリ塩化ビニルが用いられている。また、PVCゲルシート13では、可塑剤として、アジピン酸ジブチル(DBA)が用いられている。また、本実施例では、PVCゲルシート13は、陽電極11と同様の長方形に形成されている。このPVCゲルシート13は、電圧の供給によって厚さ方向に変形する特性を有している。
また、本実施例では、アクチュエータ10は、図1に示すように、1枚の陽電極11と、2枚の陰電極12と、各電極11,12の上面および下面に配置された4枚のPVCゲルシート13とを積層することによって形成されている。
このアクチュエータ10では、電極11,12間に挟まれたPVCゲルシート13に対して電極11,12を介して電圧を供給しているときに、PVCゲルシート13が陽電極11を構成するメッシュの隙間に進入するように変形することで厚み方向に収縮する。また、PVCゲルシート13に対する電圧の供給を停止したときにPVCゲルシート13の復元(変形の解除)による力を伴ってPVCゲルシート13が厚み方向に伸長する。つまり、このアクチュエータ10では、PVCゲルシート13の変形に伴って発生する力を駆動力F(図1参照)として出力することが可能となっている。ここで、アクチュエータ10が発生する駆動力Fは、陽電極11、陰電極12およびPVCゲルシート13の面積に比例(または、ほぼ比例)し、アクチュエータ10の変位量(伸縮量)は、1枚の陽電極11、1枚の陰電極12および電極11,12間の1枚のPVCゲルシート13を1ユニットとしたときのユニットの積層数に比例(または、ほぼ比例)する。
次に、アクチュエータ10の製造方法について説明する。
最初にPVCゲルシート13の製造方法を、図2に示す製造方法50のフローチャートを参照して説明する。この製造方法50では、まず、溶剤を計量して、攪拌容器に投入する(ステップ51)。溶剤としては、テトラヒドロフランおよびシクロヘキサンのいずれか1種類を用いることができる。また、溶剤は、ポリ塩化ビニル100重量部に対して600〜1000重量部の範囲内で用いるのが好ましく、本実施例では、ポリ塩化ビニル100重量部に対して溶剤を800重量部用いる。
次いで、ポリ塩化ビニルを計量して、溶剤が投入されている攪拌容器に攪拌しつつ投入する(ステップ52)。本実施例では、溶剤800重量部に対して100重量部のポリ塩化ビニルを計量して投入する。また、本実施例では、分子量が1000のポリ塩化ビニルを用いる。
続いて、ポリ塩化ビニルと溶剤とが十分に混合(溶解)した状態で、可塑剤を計量して、ポリ塩化ビニルおよび溶剤が投入されている攪拌容器に攪拌しつつ投入する(ステップ53)。この場合、各種の可塑剤を用いることができるが、本実施例では、アジピン酸ジブチル(DBA)を用いる。また、可塑剤は、ポリ塩化ビニル100重量部に対して100〜500重量部の範囲内で用いるのが好ましく、本実施例では、ポリ塩化ビニル100重量部に対して可塑剤を400重量部用いる。
次いで、ポリ塩化ビニル、溶剤および可塑剤(これらの混合物)が収容された攪拌容器を脱泡装置にセットして脱泡処理を実行する(ステップ54)。続いて、成膜機を用いて脱泡処理の終了した混合物をシート状に加工するシート化処理を実行する(ステップ55)。次いで、シート状に加工したシート体を乾燥して溶剤を蒸発させる乾燥処理を実行する(ステップ56)。続いて、シート体を長方形状に裁断する(ステップ57)。これに応じて以上により製造方法50が終了し、PVCゲルシート13が製造される。
続いて、図1に示すように、1枚の陽電極11、2枚の陰電極12、および4枚のPVCゲルシート13を積層する。以上により、アクチュエータ10の製造が完了する。
次に、本発明に係るポリ塩化ビニル系成形体およびアクチュエータの特性試験の結果について説明する。
まず、特性試験では、実施例1として、分子量が1000のポリ塩化ビニル100重量部に対して400重量部のアジピン酸ジブチル(DBA)を可塑剤として含有するPVCゲルシート13を上述した製造方法50で製造し、そのPVCゲルシート13を用いてアクチュエータ10を製造した。また、実施例2として、分子量が3000のポリ塩化ビニル100重量部に対して400重量部のアジピン酸ジブチル(DBA)を可塑剤として含有するPVCゲルシート13を上述した製造方法50に準じた方法で製造し、そのPVCゲルシート13を用いてアクチュエータ10を製造した。また、比較例1として、分子量が3800のポリ塩化ビニル100重量部に対して400重量部のアジピン酸ジブチル(DBA)を可塑剤として含有するPVCゲルシート13を上述した製造方法50に準じた方法で製造し、そのPVCゲルシート13を用いてアクチュエータ10を製造した。
また、この特性試験では、実施例1,2および比較例1の各アクチュエータ10に対して電圧値を変更しつつ駆動電圧を供給したときの各アクチュエータ10の厚み方向の変位量(歪み)を測定した。この結果を図3に示す。同図から、分子量が1000のポリ塩化ビニルを含有する実施例1のアクチュエータ10、および分子量が3000のポリ塩化ビニルを含有する実施例2のアクチュエータ10は、分子量が3800のポリ塩化ビニルを含有する比較例1のアクチュエータ10と比較して、同じ電圧値における変位量が十分に大きいことが明らかである。つまり、分子量が1000または3000のポリ塩化ビニルを含有させてPVCゲルシート13を構成することで、同じ変位量を得るための駆動電圧を十分に低電圧化可能なことが明らかである。
また、特性試験の追加試験として、分子量が500のポリ塩化ビニルを含有するPVCゲルシート13を用いたアクチュエータ10、および分子量が3500のポリ塩化ビニルを含有するPVCゲルシート13を用いたアクチュエータ10をそれぞれ実施例3,4として製造し、各アクチュエータ10に対して電圧値を変更しつつ駆動電圧を供給したときの各アクチュエータ10の厚み方向の変位量(歪み)を測定した(図示を省略する)。これら実施例3,4のアクチュエータ10についても、比較例1のアクチュエータ10と比較して、同じ電圧値における変位量が十分に大きかった。つまり、分子量が500〜3500のポリ塩化ビニルを含有させてPVCゲルシート13を構成することで、同じ変位量を得るための駆動電圧を十分に低電圧化可能なことが明らかである。
また、分子量が1000のポリ塩化ビニル100重量部に対するアジピン酸ジブチル(DBA)の重量比率を100〜500重量部の範囲内で400重量部とは異なる重量比率に変更して、上述した特性試験1と同様の特性試験を行った(図示を省略する)。その結果、いずれの重量比率においても駆動電圧を十分に低電圧化可能なことが明らかとなった。
一方、分子量が1000のポリ塩化ビニル100重量部に対するアジピン酸ジブチル(DBA)の重量比率が100重量部未満のときにはポリ塩化ビニルの可塑化が困難となり、ポリ塩化ビニル100重量部に対するアジピン酸ジブチル(DBA)の重量比率が500重量部を超えたときにはポリ塩化ビニルのゲル化が困難であった。これらのことから、ポリ塩化ビニル100重量部に対する可塑剤の重量比率は、100〜500重量部の範囲が好ましいことが理解される。
このように、このPVCゲルシート13およびアクチュエータ10によれば、分子量が500〜3500のポリ塩化ビニルを用いてPVCゲルシート13を構成することにより、分子量が500未満のポリ塩化ビニルおよび分子量が3500を超えるポリ塩化ビニルを用いて構成したPVCゲルシート13と比較して、駆動電圧を十分に低電圧化することができる。このため、このPVCゲルシート13を用いたアクチュエータ10によれば、人が装着する機器等への応用を確実に実現することができる。
また、このPVCゲルシート13およびアクチュエータ10によれば、ポリ塩化ビニル100重量部に対して、可塑剤を100〜500重量部含有させてPVCゲルシート13を構成することにより、可塑剤の含有量が100重量部未満のPVCゲルシート13および可塑剤の含有量が500を超えるPVCゲルシート13と比較して、駆動電圧をより低電圧化することができる。このため、このPVCゲルシート13を用いたアクチュエータ10によれば、人が装着する機器等への応用をより確実に実現することができる。
また、この製造方法50によれば、分子量が500〜3500のポリ塩化ビニル100重量部に対して、テトラヒドロフランおよびシクロヘキサンのいずれか1種類を溶剤として600〜1000重量部混合すると共に、可塑剤を100〜500重量部混合し、混合物を乾燥してPVCゲルシート13を製造することにより、ポリ塩化ビニルを溶剤に溶解させた状態で可塑剤を加えることで、ポリ塩化ビニルと可塑剤とを均一に混合させることができる結果、均質なPVCゲルシート13を製造することができる。
なお、上述したPVCゲルシート13、アクチュエータ10および製造方法50は、本発明に係るポリ塩化ビニル系成形体、アクチュエータおよびポリ塩化ビニル系成形体製造方法の一例であって、適宜変更した構成および方法を採用することができる。例えば、上述したアクチュエータ10は、1枚の陽電極11、2枚の陰電極12および4枚のPVCゲルシート13を備えて構成されているが、アクチュエータ10を構成する陽電極11、陰電極12およびPVCゲルシート13の数(上述したユニットの積層数)は任意に規定することができる。
また、上述したアクチュエータ10の構成では、陽電極11、陰電極12およびPVCゲルシート13が長方形に形成されているが、他の平面視形状(例えば、円形、楕円形、四角形以外の多角形)の陽電極11、陰電極12およびPVCゲルシート13を採用することもできる。
10 アクチュエータ
11 陽電極
12 陰電極
13 PVCゲルシート
50 製造方法

Claims (4)

  1. ポリ塩化ビニルおよび可塑剤を含有して誘電性を有すると共に常温においてゲル状態を呈するポリ塩化ビニル系成形体であって、
    前記ポリ塩化ビニルの分子量が500〜3500であることを特徴とするポリ塩化ビニル系成形体。
  2. 前記ポリ塩化ビニル100重量部に対して、前記可塑剤を100〜500重量部含有することを特徴とする請求項1記載のポリ塩化ビニル系成形体。
  3. 請求項1または2記載のポリ塩化ビニル系成形体を備え、当該ポリ塩化ビニル系成形体の変形に伴って発生する力を駆動力として出力するアクチュエータ。
  4. ポリ塩化ビニルおよび可塑剤を含有して誘電性を有すると共に常温においてゲル状態を呈するポリ塩化ビニル系成形体を製造するポリ塩化ビニル系成形体製造方法であって、
    分子量が500〜3500の前記ポリ塩化ビニル100重量部に対して、テトラヒドロフランおよびシクロヘキサンのいずれか1種類を溶剤として600〜1000重量部混合すると共に、前記可塑剤を100〜500重量部混合し、当該混合物を乾燥して前記ポリ塩化ビニル系成形体を製造するポリ塩化ビニル系成形体製造方法。
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