JP2021160135A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャリッジの大型化を抑制できる印刷装置を提供する。【解決手段】印刷装置は、液体を吐出することによって媒体に印刷する複数のヘッド27と、複数のヘッドが一方向に並ぶ状態で複数のヘッドを搭載するキャリッジ26と、キャリッジに設けられ、1つのヘッドの位置を調整する調整機構28と、を備え、調整機構は、ヘッドに接触するカム56と、カムと接続される操作部58と、を有し、カムは、操作部が操作されることによって回転し、かつ、一方向において、1つのヘッドと他のヘッドとの間に位置し、カムとヘッドとの接触位置CPは、一方向からキャリッジを見た場合に、ヘッドと重なる位置であり、操作部は、一方向からキャリッジを見た場合に、ヘッドと重ならない位置に位置する。【選択図】図5
Description
本発明は、例えば印刷装置に関する。
特許文献1には、印刷装置の一例として、媒体に印刷するヘッドと、ヘッドを搭載するキャリッジと、ヘッドの位置を調整する調整機構とを備える記録装置が記載されている。調整機構は、ヘッドに接触するカムと、カムと接続される操作部とを有する。操作部が操作されると、カムが回転する。カムが回転すると、ヘッドの位置が調整される。
印刷装置が複数のヘッドを備える場合、ヘッドとヘッドとの間にカムが位置することによって、キャリッジが大型化しやすくなる。
上記課題を解決する印刷装置は、液体を吐出することによって媒体に印刷する複数のヘッドと、複数の前記ヘッドが一方向に並ぶ状態で複数の前記ヘッドを搭載するキャリッジと、前記キャリッジに設けられ、1つの前記ヘッドの位置を調整する調整機構と、を備え、前記調整機構は、前記ヘッドに接触するカムと、前記カムと接続される操作部と、を有し、前記カムは、前記操作部が操作されることによって回転し、かつ、前記一方向において、前記1つの前記ヘッドと他の前記ヘッドとの間に位置し、前記カムと前記ヘッドとの接触位置は、前記一方向から前記キャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重なる位置であり、前記操作部は、前記一方向からキャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重ならない位置に位置する。
以下、印刷装置の一実施形態について図を参照しながら説明する。印刷装置は、例えば、用紙、布帛などの媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、印刷装置11は、筐体12と、筐体12を支持する脚部13とを備える。本実施形態の筐体12は、カバー14を有する。
カバー14は、開閉可能に構成される。図1において、カバー14は閉じている。ユーザーは、カバー14を開くことによって、筐体12内にアクセスできる。本実施形態のカバー14は、筐体12の前面12Aに設けられる。そのため、ユーザーは、カバー14を開くことによって、前面12Aから筐体12内にアクセスできる。前面12Aは、主に印刷装置11を操作するための面である。例えば、前面12Aには、操作するための操作パネル、媒体が排出されるための排出口などが設けられてもよい。
カバー14は、開閉可能に構成される。図1において、カバー14は閉じている。ユーザーは、カバー14を開くことによって、筐体12内にアクセスできる。本実施形態のカバー14は、筐体12の前面12Aに設けられる。そのため、ユーザーは、カバー14を開くことによって、前面12Aから筐体12内にアクセスできる。前面12Aは、主に印刷装置11を操作するための面である。例えば、前面12Aには、操作するための操作パネル、媒体が排出されるための排出口などが設けられてもよい。
図2に示すように、印刷装置11は、印刷部15を備える。本実施形態の印刷装置11は、さらに、保持部16と、巻取部17と、搬送部18と、支持部19とを備える。印刷部15については、後で説明する。
保持部16は、媒体99が巻き重ねられたロール体100を保持する。保持部16は、ロール体100に挿入される保持軸21を有する。保持部16は、保持軸21がロール体100に挿入された状態でロール体100を保持する。保持部16において、ロール体100が回転することに伴い、ロール体100から媒体99が繰り出される。
巻取部17は、保持部16から繰り出された媒体99を巻き取る。巻取部17は、回転する巻取軸22を有する。巻取部17は、巻取軸22が回転することによって、媒体99を巻き取る。巻取軸22が回転することによって、巻取部17にロール体100が形成される。
搬送部18は、媒体99を搬送するように構成される。搬送部18は、例えば、ローラーを含む。この場合、搬送部18は、媒体99に接触する状態で回転することによって、媒体99を搬送する。本実施形態では、搬送部18が媒体99を搬送することによって、保持部16に保持されたロール体100から媒体99が繰り出される。
支持部19は、媒体99を支持する。支持部19は、保持部16から繰り出されてから巻取部17に巻き取られるまでの間で、媒体99を下方から支持する。支持部19は、例えば、板状の部材である。
本実施形態の支持部19は、第1支持部23、第2支持部24及び第3支持部25を含む。第1支持部23、第2支持部24、第3支持部25は、媒体99が搬送される方向である搬送方向Fにこの順で並ぶ。そのため、保持部16から繰り出される媒体99は、支持部19に対し、第1支持部23、第2支持部24、第3支持部25の順に接触する。
本実施形態の第1支持部23は、搬送部18よりも搬送方向Fの上流に位置する。本実施形態の第2支持部24と第3支持部25とは、搬送部18よりも搬送方向Fの下流に位置する。第3支持部25は、第2支持部24よりも搬送方向Fの下流に位置する。すなわち、搬送部18は、搬送方向Fにおいて、第1支持部23と第2支持部24との間に位置する。
媒体99は、第1支持部23、第2支持部24、第3支持部25に沿って搬送される。そのため、搬送方向Fは、第1支持部23、第2支持部24、第3支持部25に沿う方向である。
次に、印刷部15について説明する。
印刷部15は、筐体12に収容される。印刷部15は、媒体99に印刷するように構成される。印刷部15は、キャリッジ26と、ヘッド27とを備える。印刷部15は、さらに、調整機構28を備える。
印刷部15は、筐体12に収容される。印刷部15は、媒体99に印刷するように構成される。印刷部15は、キャリッジ26と、ヘッド27とを備える。印刷部15は、さらに、調整機構28を備える。
キャリッジ26は、支持部19と対向する。本実施形態では、キャリッジ26は、第2支持部24と対向する。本実施形態のキャリッジ26は、第2支持部24の上方に位置する。
キャリッジ26は、ヘッド27を搭載する。本実施形態のキャリッジ26は、搬送される媒体99に対して走査する。すなわち、キャリッジ26は、第2支持部24上を、搬送方向Fとは異なる方向である第1移動方向M1と第2移動方向M2とに往復移動する。第1移動方向M1と第2移動方向M2とは、互いに反対となる方向である。これにより、印刷部15は、媒体99の幅にわたって印刷できる。このように、本実施形態の印刷装置11は、シリアル式のプリンターである。本実施形態では、第1移動方向M1と第2移動方向M2とを含む双方向を走査方向Mと呼ぶ。そのため、キャリッジ26は、走査方向Mに走査するともいえる。
キャリッジ26は、ケース31と、キャリッジカバー32と、ピン33とを有する。本実施形態では、ケース31とキャリッジカバー32とは、ピン33を介して互いに取り付けられる。
図3に示すように、ケース31は、ヘッド27を収容する。本実施形態では、ケース31は、さらに調整機構28を収容する。ケース31は、底壁34と、取付口35とを有する。
底壁34は、ケース31において支持部19と対向する壁である。本実施形態では、底壁34は、ケース31において第2支持部24と対向する壁である。底壁34は、支持部19と対向する底面36を有する。
取付口35は、底壁34に開口する。取付口35は、ヘッド27が取り付けられる開口である。取付口35にヘッド27が取り付けられることによって、ケース31は、ヘッド27を保持する。ヘッド27が取付口35に取り付けられると、底面36からそのヘッド27の一部が露出する。
取付口35は、複数設けられる。そのため、本実施形態のキャリッジ26は、複数のヘッド27を搭載する。すなわち、本実施形態の印刷装置11は、ヘッド27を複数備える。本実施形態では、取付口35は、4つ設けられる。4つの取付口35は、底壁34において一方向に並ぶ。本実施形態では、4つの取付口35は、底壁34において走査方向Mに並ぶ。そのため、キャリッジ26は、複数のヘッド27を、一方向である走査方向Mに並ぶ状態で搭載する。
キャリッジカバー32は、ケース31に対して開閉可能に構成される。本実施形態のキャリッジカバー32は、ピン33を中心に回転することによって、ケース31に対して開閉する。図3において、キャリッジカバー32は開いている。キャリッジカバー32が開くと、ケース31内が露出する。このとき、ヘッド27がケース31から露出される。ユーザーは、キャリッジカバー32を開くことによって、ケース31内にアクセスできる。
本実施形態のキャリッジカバー32は、閉じた状態において、キャリッジ26の前面と上面とを構成する。キャリッジ26の前面は、筐体12の前面12Aを向く面である。キャリッジカバー32が開くと、キャリッジ26の前面と上面とが開放される。これにより、ユーザーは、筐体12の前面12Aからカバー14を介してキャリッジカバー32にアクセスしやすい。さらに、ユーザーは、筐体12の前面12Aからカバー14とキャリッジカバー32とを介してケース31内にアクセスしやすい。
ヘッド27は、支持部19と対向する。本実施形態のヘッド27は、第2支持部24と対向する。
ヘッド27は、液体を吐出するように構成される。ヘッド27は、液体を吐出することによって媒体99に印刷する。本実施形態のヘッド27は、第2支持部24に支持される媒体99に液体を吐出することによって、その媒体99に印刷する。本実施形態では、ヘッド27は4つ設けられる。4つのヘッド27は、例えば、それぞれ異なる色の液体を吐出する。そのため、ヘッド27は、例えば、液体を収容する収容体と接続される。
ヘッド27は、液体を吐出するように構成される。ヘッド27は、液体を吐出することによって媒体99に印刷する。本実施形態のヘッド27は、第2支持部24に支持される媒体99に液体を吐出することによって、その媒体99に印刷する。本実施形態では、ヘッド27は4つ設けられる。4つのヘッド27は、例えば、それぞれ異なる色の液体を吐出する。そのため、ヘッド27は、例えば、液体を収容する収容体と接続される。
図4及び図5に示すように、ヘッド27の形状は、例えば、多面体である。ヘッド27は、ノズル面40と、第1面41と、第2面42と、第3面43とを有する。ヘッド27は、さらに、第4面44と、第5面45と、第6面46と、第7面47と、第8面48とを有する。ヘッド27は、さらに、固定部49を有する。複数のヘッド27は、第1面41及び第2面42と、第4面44及び第5面45とが向かい合う姿勢で、一方向に並ぶ。
ノズル面40は、ヘッド27において支持部19と対向する面である。本実施形態のノズル面40は、ヘッド27において第2支持部24と対向する面である。もっといえば、本実施形態のノズル面40は、ヘッド27において下方を向く面である。
ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、ノズル面40の形状は、多角形状である。詳述すると、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、ノズル面40の形状は、階段状である。ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、ノズル面40の形状は、取付口35よりも一回り小さい形状である。本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、ノズル面40の形状は、ノズル面40の中心点を基準に対称となる形状である。
ノズル面40には、ノズル51が複数形成される。ノズル51は、液体が吐出される開口である。
ノズル面40には、複数のノズル51が第1方向D1に並ぶノズル列52が設けられる。すなわち、第1方向D1は、ノズル列52の延びる方向である。そのため、第1方向D1は、ヘッド27の姿勢によって、ヘッド27ごとに異なる場合がある。
ノズル面40には、複数のノズル51が第1方向D1に並ぶノズル列52が設けられる。すなわち、第1方向D1は、ノズル列52の延びる方向である。そのため、第1方向D1は、ヘッド27の姿勢によって、ヘッド27ごとに異なる場合がある。
本実施形態では、ノズル面40に、複数のノズル列52が設けられる。例えば、本実施形態のノズル面40には、ノズル列52が4列設けられる。4列のノズル列52は、第1方向D1に向けて、互い違いに並ぶ。そのため、4列のノズル列52は、ノズル面40においてジグザグに配置されるともいえる。本実施形態では、4列のノズル列52は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第1方向D1とは異なる方向である第2方向D2に2列ずつに分かれて配置される。第2方向D2に2列ずつに分けられた2列のノズル列52は、第1方向D1において間隔をあけて配置される。
第2方向D2は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、ノズル列52に対して垂直な方向である。そのため、第2方向D2は、第1方向D1と同様に、ヘッド27の姿勢によって、ヘッド27ごとに異なる場合がある。ノズル面40は、第1方向D1及び第2方向D2に広がりを有する。
第1面41は、ノズル面40と連なる。第1面41は、ノズル面40と垂直である。第1面41は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第1方向D1に延びる面である。
第2面42は、ノズル面40と連なる。第2面42は、ノズル面40と垂直である。第2面42は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第1方向D1に延びる面である。本実施形態の第2面42は、第1面41に対して平行である。本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第2面42の長さは、第1面41の長さよりも長い。
第3面43は、ノズル面40と連なる。第3面43は、ノズル面40と垂直である。第3面43は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第2方向D2に延びる面である。第3面43は、ヘッド27において搬送方向Fの下流を向く。第3面43は、第1面41と第2面42とに連なる。本実施形態の第3面43は、第1面41と第2面42とに対して垂直である。第3面43は、第1方向D1において、第1面41と第2面42との間に位置する。第3面43は、第2方向D2において、第1面41と第2面42との間に位置する。
第4面44は、ノズル面40と連なる。第4面44は、ノズル面40と垂直である。第4面44は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第1方向D1に延びる面である。第4面44は、ヘッド27において第1面41及び第2面42と反対の面である。本実施形態の第4面44は、第1面41と第2面42とに対して平行である。本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第4面44の長さは、第1面41の長さよりも長い。ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第4面44の長さは、第2面42の長さと一致する。
第5面45は、ノズル面40と連なる。第5面45は、ノズル面40と垂直である。第5面45は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第1方向D1に延びる面である。第5面45は、ヘッド27において第2面42と反対の面である。本実施形態の第5面45は、第1面41と第2面42と第4面44とに対して平行である。本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第5面45の長さは、第2面42の長さよりも短い。ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第5面45の長さは、第1面41の長さと一致する。そのため、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第5面45の長さは、第4面44の長さよりも短い。
第6面46は、ノズル面40と連なる。第6面46は、ノズル面40と垂直である。第6面46は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第2方向D2に延びる面である。第6面46は、ヘッド27において搬送方向Fの上流を向く。第6面46は、第4面44と第5面45とに連なる。本実施形態の第6面46は、第4面44と第5面45とに対して垂直である。そのため、本実施形態の第6面46は、第3面43に対して平行である。第6面46は、第1方向D1において、第4面44と第5面45との間に位置する。第6面46は、第2方向D2において、第4面44と第5面45との間に位置する。本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第6面46の長さは、第3面43の長さと一致する。
第7面47は、ノズル面40と連なる。第7面47は、ノズル面40と垂直である。第7面47は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第2方向D2に延びる面である。第7面47は、ヘッド27において第6面46と反対の面である。第7面47は、ヘッド27において搬送方向Fの下流を向く。第7面47は、第1面41と第4面44とに連なる。本実施形態の第7面47は、第1面41と第4面44とに対して垂直である。そのため、本実施形態の第7面47は、第3面43と第6面46とに対して平行である。第7面47は、第2方向D2において、第1面41と第4面44との間に位置する。本実施形態では、第7面47は、第1面41、第2面42、第3面43、第4面44、第5面45、第6面46、第7面47、第8面48の面の中で、搬送方向Fの最も下流に位置する面である。本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第7面47の長さは、第3面43の長さよりも短い。すなわち、本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第7面47の長さは、第6面46の長さよりも短い。
第8面48は、ノズル面40と連なる。第8面48は、ノズル面40と垂直である。第8面48は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第2方向D2に延びる面である。第8面48は、ヘッド27において第3面43と反対の面である。第8面48は、ヘッド27において搬送方向Fの上流を向く。第8面48は、第2面42と第5面45とに連なる。本実施形態の第8面48は、第2面42と第5面45とに対して垂直である。本実施形態の第8面48は、第3面43と第6面46と第7面47とに対して平行である。第8面48は、第2方向D2において、第2面42と第5面45との間に位置する。本実施形態では、第8面48は、第1面41、第2面42、第3面43、第4面44、第5面45、第6面46、第7面47、第8面48の面の中で、搬送方向Fの最も上流に位置する面である。本実施形態では、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第8面48の長さは、第7面47の長さと一致する。そのため、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第8面48の長さは、第3面43の長さよりも短い。ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第8面48の長さは、第6面46の長さよりも短い。
第1方向D1は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第1面41、第2面42、第4面44及び第5面45に対して平行な方向である。第1方向D1は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第3面43、第6面46、第7面47及び第8面48に対して垂直な方向である。第2方向D2は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第3面43、第6面46、第7面47及び第8面48に対して平行な方向である。第2方向D2は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第1面41、第2面42、第4面44及び第5面45に対して垂直な方向である。
固定部49は、第8面48に設けられる。固定部49は、第8面48から突出する。本実施形態の固定部49は、第8面48から搬送方向Fの上流に向けて突出する。固定部49は、取付口35の縁と重なるように位置する。そのため、固定部49は、底壁34上に位置する。
固定部49は、固定穴54を有する。例えば、ボルト、ねじなどが固定穴54に挿入されることによって、固定部49は、底壁34に取り付けられる。これにより、ヘッド27が取付口35に取り付けられる。このとき、ヘッド27は、固定穴54を支点に、取付口35内で回転できる。底壁34には、固定穴54と対応する穴が設けられる。
図3に示すように、調整機構28は、例えば、キャリッジ26に設けられる。調整機構28は、キャリッジカバー32が開くことによって、露出される。調整機構28は、ヘッド27の位置を調整するための機構である。そのため、調整機構28は、取付口35の数と同等数設けられる。すなわち、本実施形態の印刷装置11は、調整機構28を複数備える。複数の調整機構28は、複数のヘッド27とそれぞれ対応する。複数の調整機構28は、複数のヘッド27の位置をそれぞれ調整する。本実施形態では、調整機構28は、4つ設けられる。調整機構28は、カム56と、回転軸57と、操作部58と、押付部59とを有する。
図4及び図5に示すように、カム56は、キャリッジ26に設けられる。カム56は、例えば、取付口35内に設けられる。カム56は、ヘッド27に接触する。具体的には、カム56は、第1面41に接触する。カム56は、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、第3面43と対向するように位置する。カム56は、搬送方向Fにおいて第3面43よりも下流に位置する。
カム56とヘッド27とは、接触位置CPで接触する。カム56とヘッド27との接触位置CPとは、第1面41上の位置である。カム56とヘッド27との接触位置CPは、走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に、ヘッド27と重なる位置である。そのため、カム56は、ヘッド27に対して、走査方向Mに並ぶ。本実施形態では、カム56は、走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に、第1面41と重なる位置に位置する。
カム56は、回転軸57に取り付けられる。カム56は、回転軸57を中心に回転する。このとき、カム56は、キャリッジ26に対して回転する。カム56は、第1面41に接触する状態で回転する。カム56が回転することによって、ヘッド27が変位する。
カム56は、例えば、円板カムである。本実施形態では、カム56の形状は、卵型である。そのため、カム56は、回転軸57から縁までの長さが異なるように設けられる。すなわち、カム56においては、回転軸57から縁までの長さが一定ではない。
本実施形態では、4つのカム56のうち3つのカム56は、自身が接触するヘッド27と、他のヘッド27との間に位置する。具体的には、4つのカム56のうち3つのカム56は、走査方向Mにおいて、自身が接触するヘッド27と、そのヘッド27と隣り合うヘッド27との間に位置する。
回転軸57は、キャリッジ26に設けられる。回転軸57は、取付口35内に設けられる。回転軸57は、取付口35内において、キャリッジ26から搬送方向Fの上流に向けて延びる。回転軸57は、カム56と取り付けられる。回転軸57は、搬送方向Fにおいて第3面43よりも下流に位置する。本実施形態では、回転軸57は、カム56と操作部58とに取り付けられる。例えば、回転軸57の一端に、カム56が取り付けられる。回転軸57の他端に、操作部58が取り付けられる。回転軸57が回転すると、カム56が回転する。回転軸57は、カム56と一体的に回転する。
操作部58は、例えば、レバーである。操作部58は、カム56を操作するために設けられる。そのため、操作部58は、カム56と接続される。本実施形態では、操作部58は、回転軸57を介してカム56と接続される。本実施形態では、操作部58は、回転軸57と一体的に回転する。そのため、操作部58が操作されると、回転軸57を介してカム56が回転する。このように、ユーザーは、操作部58を回転させることによって、カム56を回転させる。これにより、ユーザーは、ヘッド27の位置を調整する。
操作部58は、走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に、ヘッド27と重ならない位置に位置する。具体的には、操作部58は、ヘッド27よりも搬送方向Fの下流に位置する。本実施形態の操作部58は、第7面47よりも搬送方向Fの下流に位置する。そのため、操作部58は、ヘッド27に対して、搬送方向Fに並ぶ。操作部58は、回転軸57から上方に延びる。操作部58の先端は、ヘッド27よりも上方に位置する。
図3に示すように、本実施形態の操作部58は、第1表示61と、第2表示62とを有する。第1表示61と第2表示62とは、操作部58において、搬送方向Fの下流を向く面に設けられる。そのため、キャリッジカバー32が開くと、ユーザーは、キャリッジ26を搬送方向Fの下流から見た場合に、第1表示61と第2表示62とを視認できる。すなわち、ユーザーは、筐体12の前面12Aを通じて第1表示61と第2表示62とを視認できる。
第1表示61は、操作部58とヘッド27との対応関係を示す表示である。すなわち、第1表示61は、何れの操作部58を操作すると、何れのヘッド27の位置が調整されるのかを示す表示である。第1表示61は、例えば、ヘッド27が吐出する液体の色を示す。
本実施形態では、第1表示61は、文字による表示である。本実施形態では、4つの第1表示61は、例えば、「C」、「M」、「Y」、「K」をそれぞれ表示する。「C」は、シアンを示す。「M」はマゼンタを示す。「Y」はイエローを示す。「K」はブラックを示す。「C」を表示する第1表示61を有する操作部58は、シアンの液体を吐出するヘッド27と対応する。「M」を表示する第1表示61を有する操作部58は、マゼンタの液体を吐出するヘッド27と対応する。「Y」を表示する第1表示61を有する操作部58は、イエローの液体を吐出するヘッド27と対応する。「K」を表示する第1表示61を有する操作部58は、ブラックの液体を吐出するヘッド27と対応する。
第2表示62は、操作部58の操作方向と、その操作部58と対応するヘッド27の調整方向との対応関係を示す表示である。すなわち、第2表示62は、操作部58が何れの方向に操作されると、ヘッド27が何れの方向に変位するかを示す表示である。
本実施形態では、第2表示62は、矢印による表示である。第2表示62は、例えば、操作方向を示す矢印として、第1操作矢印63と第2操作矢印64とを含む。第2表示62は、例えば、調整方向を示す矢印として、第1調整矢印65と第2調整矢印66とを含む。第2表示62において、第1操作矢印63と第1調整矢印65とが対応している。第2表示62において、第2操作矢印64と第2調整矢印66とが対応している。
第1操作矢印63は、図3において反時計回りとなる方向を示す矢印である。第2操作矢印64は、図3において時計回りとなる方向を示す矢印である。第1調整矢印65は、第1操作矢印63が示す方向に操作部58が回転する場合に、ヘッド27が変位する方向を示す矢印である。第2調整矢印66は、第2操作矢印64が示す方向に操作部58が回転する場合に、ヘッド27が変位する方向を示す矢印である。本実施形態では、第1操作矢印63が示す方向に操作部58が回転すると、ヘッド27は、第1移動方向M1に変位する。第2操作矢印64が示す方向に操作部58が回転すると、ヘッド27は、第2移動方向M2に変位する。
第1操作矢印63は、操作方向として第1操作方向を示す。第2操作矢印64は、操作方向として第2操作方向を示す。第1調整矢印65は、調整方向として第1調整方向を示す。第2調整矢印66は、調整方向として第2調整方向を示す。そのため、第1操作方向と第1調整方向とが対応し、第2操作方向と第2調整方向とが対応している。
押付部59は、取付口35内に設けられる。押付部59は、例えば、コイルばねであるが、その他のばねでもよいし、ゴムでもよい。押付部59は、弾性を有していればよい。そのため、押付部59は、伸縮する。
押付部59は、伸縮することによって、ヘッド27を押し付ける。押付部59は、取付口35と第4面44とに接触する。押付部59とカム56とは、ノズル面40と対向する位置からヘッド27を見た場合に、ヘッド27を挟むように位置する。そのため、押付部59は、ヘッド27をカム56に向けて押し付ける。これにより、ヘッド27は、カム56と接触し続ける。
ヘッド27は、押付部59によってカム56に向けて押し付けられているため、カム56が回転することによって固定穴54を支点に回転する。このとき、ヘッド27は、取付口35内で変位する。これにより、キャリッジ26に対するヘッド27の位置が調整される。
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)操作部58は、一方向である走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に、ヘッド27と重ならない位置に位置する。すなわち、走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に、操作部58は、ヘッド27とずれた位置に位置する。この場合、走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に操作部58がヘッド27と重なる場合と比べて、走査方向Mに並ぶヘッド27の配置間隔を小さくできる。したがって、キャリッジ26の大型化を抑制できる。走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に操作部58がヘッド27と重なると、操作部58とヘッド27とが走査方向Mに並ぶため、ヘッド27の配置間隔が大きくなりやすい。
(1)操作部58は、一方向である走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に、ヘッド27と重ならない位置に位置する。すなわち、走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に、操作部58は、ヘッド27とずれた位置に位置する。この場合、走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に操作部58がヘッド27と重なる場合と比べて、走査方向Mに並ぶヘッド27の配置間隔を小さくできる。したがって、キャリッジ26の大型化を抑制できる。走査方向Mからキャリッジ26を見た場合に操作部58がヘッド27と重なると、操作部58とヘッド27とが走査方向Mに並ぶため、ヘッド27の配置間隔が大きくなりやすい。
(2)操作部58は、搬送方向Fにおいてヘッド27よりも下流に位置する。この場合、ユーザーは、搬送方向Fの下流から操作部58にアクセスできる。これにより、ユーザーにとってカム56を操作しやすくなる。
(3)操作部58は、第1表示61を有する。この場合、第1表示61によって、複数の操作部58のうち何れの操作部58を操作すると、複数のヘッド27のうち何れのヘッド27の位置が調整されるのかが分かる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
(4)操作部58は、第2表示62を有する。この場合、第2表示62によって、操作部58を何れの方向に操作すると、ヘッド27が何れの方向に調整されるのかが分かる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
(5)ヘッド27は、キャリッジカバー32が開くことによって、ケース31から露出される。この場合、ユーザーは、キャリッジカバー32を開くことによって、ヘッド27を見ながら操作部58を操作できる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・操作部58は、ヘッド27よりも搬送方向Fの上流に位置してもよいし、ヘッド27よりも上方に位置してもよい。操作部58は、複数のヘッド27が並ぶ一方向からキャリッジ26を見た場合に、ヘッド27と重ならない位置であればよい。
・操作部58は、ヘッド27よりも搬送方向Fの上流に位置してもよいし、ヘッド27よりも上方に位置してもよい。操作部58は、複数のヘッド27が並ぶ一方向からキャリッジ26を見た場合に、ヘッド27と重ならない位置であればよい。
・回転軸57は、キャリッジ26を貫通してもよい。回転軸57は、例えば、キャリッジ26から搬送方向Fに飛び出してもよい。この場合、操作部58は、キャリッジ26外に設けられてもよい。この変更例によれば、ユーザーは、キャリッジカバー32を開くことなく操作部58を操作できる。
・第1表示61及び第2表示62は、文字による表示でもよいし、図形による表示でもよい。
・固定部49は、第8面48に限らず、第7面47にも設けられてもよい。
・固定部49は、第8面48に限らず、第7面47にも設けられてもよい。
・調整機構28は、回転軸57と操作部58との間に、伝達部を有してもよい。伝達部は、例えば、ギヤ、ベルトなどである。伝達部は、操作部58から入力される力を回転軸57に伝達する。すなわち、伝達部は、操作部58が操作されることによって、回転軸57を回転させる。
・カム56は、円形でもよい。この場合、カム56は、偏心カムである。
・印刷装置11は、1つのヘッド27に対して複数の調整機構28を有してもよい。この変更例においては、2つの調整機構28によって、第1方向D1と第2方向D2とにおいてヘッド27の位置を調整する。例えば、第1面41に接触するカム56によって、ヘッド27が第2方向D2に変位する。例えば、第3面43又は第6面46に接触するカム56によって、ヘッド27が第1方向D1に変位する。
・印刷装置11は、1つのヘッド27に対して複数の調整機構28を有してもよい。この変更例においては、2つの調整機構28によって、第1方向D1と第2方向D2とにおいてヘッド27の位置を調整する。例えば、第1面41に接触するカム56によって、ヘッド27が第2方向D2に変位する。例えば、第3面43又は第6面46に接触するカム56によって、ヘッド27が第1方向D1に変位する。
・回転軸57は、上下に延びるように構成されてもよい。
・印刷装置11は、媒体99の幅にわたって液体を一斉に吐出できるライン式のプリンターであってもよい。
・印刷装置11は、媒体99の幅にわたって液体を一斉に吐出できるライン式のプリンターであってもよい。
・ヘッド27が吐出する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、ヘッド27が液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材又は画素材料などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液状体を吐出してもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)印刷装置は、液体を吐出することによって媒体に印刷する複数のヘッドと、複数の前記ヘッドが一方向に並ぶ状態で複数の前記ヘッドを搭載するキャリッジと、前記キャリッジに設けられ、1つの前記ヘッドの位置を調整する調整機構と、を備え、前記調整機構は、前記ヘッドに接触するカムと、前記カムと接続される操作部と、を有し、前記カムは、前記操作部が操作されることによって回転し、かつ、前記一方向において、前記1つの前記ヘッドと他の前記ヘッドとの間に位置し、前記カムと前記ヘッドとの接触位置は、前記一方向から前記キャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重なる位置であり、前記操作部は、前記一方向からキャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重ならない位置に位置する。
(A)印刷装置は、液体を吐出することによって媒体に印刷する複数のヘッドと、複数の前記ヘッドが一方向に並ぶ状態で複数の前記ヘッドを搭載するキャリッジと、前記キャリッジに設けられ、1つの前記ヘッドの位置を調整する調整機構と、を備え、前記調整機構は、前記ヘッドに接触するカムと、前記カムと接続される操作部と、を有し、前記カムは、前記操作部が操作されることによって回転し、かつ、前記一方向において、前記1つの前記ヘッドと他の前記ヘッドとの間に位置し、前記カムと前記ヘッドとの接触位置は、前記一方向から前記キャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重なる位置であり、前記操作部は、前記一方向からキャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重ならない位置に位置する。
上記構成によれば、一方向からキャリッジを見た場合に、操作部は、ヘッドとずれた位置に位置する。この場合、一方向からキャリッジを見た場合に操作部がヘッドと重なる場合と比べて、一方向に並ぶヘッドの配置間隔を小さくできる。したがって、キャリッジの大型化を抑制できる。
(B)上記印刷装置において、前記操作部は、前記媒体が搬送される搬送方向において前記ヘッドよりも下流に位置してもよい。
上記構成によれば、ユーザーは、搬送方向の下流から操作部にアクセスできる。
上記構成によれば、ユーザーは、搬送方向の下流から操作部にアクセスできる。
(C)上記印刷装置において、前記操作部は、前記操作部と前記ヘッドとの対応関係を示す第1表示を有してもよい。
上記構成によれば、第1表示によって、複数の操作部のうち何れの操作部を操作すると、複数のヘッドのうち何れのヘッドの位置が調整されるのかが分かる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
上記構成によれば、第1表示によって、複数の操作部のうち何れの操作部を操作すると、複数のヘッドのうち何れのヘッドの位置が調整されるのかが分かる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
(D)上記印刷装置において、前記操作部は、前記操作部の操作方向と当該操作部と対応する前記ヘッドの調整方向との対応関係を示す第2表示を有してもよい。
上記構成によれば、第2表示によって、操作部を何れの方向に操作すると、ヘッドが何れの方向に調整されるのかが分かる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
上記構成によれば、第2表示によって、操作部を何れの方向に操作すると、ヘッドが何れの方向に調整されるのかが分かる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
(E)上記印刷装置において、前記キャリッジは、ケースと、前記ケースに対して開閉可能なキャリッジカバーとを有し、前記ヘッドは、前記ケースに収容され、前記キャリッジカバーが開くことによって前記ケースから露出されてもよい。
上記構成によれば、ユーザーは、キャリッジカバーを開くことによって、ヘッドを見ながら操作部を操作できる。これにより、ユーザーにとっての使い勝手が向上する。
11…印刷装置、12…筐体、12A…前面、13…脚部、14…カバー、15…印刷部、16…保持部、17…巻取部、18…搬送部、19…支持部、21…保持軸、22…巻取軸、23…第1支持部、24…第2支持部、25…第3支持部、26…キャリッジ、27…ヘッド、28…調整機構、31…ケース、32…キャリッジカバー、33…ピン、34…底壁、35…取付口、36…底面、40…ノズル面、41…第1面、42…第2面、43…第3面、44…第4面、45…第5面、46…第6面、47…第7面、48…第8面、49…固定部、51…ノズル、52…ノズル列、54…固定穴、56…カム、57…回転軸、58…操作部、59…押付部、61…第1表示、62…第2表示、63…第1操作矢印、64…第2操作矢印、65…第1調整矢印、66…第2調整矢印、99…媒体、100…ロール体、CP…接触位置、D1…第1方向、D2…第2方向、F…搬送方向、M…走査方向、M1…第1移動方向、M2…第2移動方向。
Claims (5)
- 液体を吐出することによって媒体に印刷する複数のヘッドと、
複数の前記ヘッドが一方向に並ぶ状態で複数の前記ヘッドを搭載するキャリッジと、
前記キャリッジに設けられ、1つの前記ヘッドの位置を調整する調整機構と、を備え、
前記調整機構は、前記ヘッドに接触するカムと、前記カムと接続される操作部と、を有し、
前記カムは、前記操作部が操作されることによって回転し、かつ、前記一方向において、前記1つの前記ヘッドと他の前記ヘッドとの間に位置し、
前記カムと前記ヘッドとの接触位置は、前記一方向から前記キャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重なる位置であり、
前記操作部は、前記一方向からキャリッジを見た場合に、前記ヘッドと重ならない位置に位置することを特徴とする印刷装置。 - 前記操作部は、前記媒体が搬送される搬送方向において前記ヘッドよりも下流に位置する請求項1に記載の印刷装置。
- 前記操作部は、前記操作部と前記ヘッドとの対応関係を示す第1表示を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
- 前記操作部は、前記操作部の操作方向と当該操作部と対応する前記ヘッドの調整方向との対応関係を示す第2表示を有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の印刷装置。
- 前記キャリッジは、ケースと、前記ケースに対して開閉可能なキャリッジカバーとを有し、
前記ヘッドは、前記ケースに収容され、前記キャリッジカバーが開くことによって前記ケースから露出されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の印刷装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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CN (1) | CN215473876U (ja) |
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2020
- 2020-03-31 JP JP2020062284A patent/JP2021160135A/ja active Pending
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2021
- 2021-03-26 CN CN202120615844.2U patent/CN215473876U/zh active Active
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