JP2021160075A - こじりヘッド及びハンドツール - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、こじりヘッドを提供する。
【解決手段】ハンドツールと組み合わせて使用されるこじりヘッドであって、地面接触面と地面接触面に接続されて先端を形成する物品接触面とを含むこじり部と、こじり部に接続され、且つ曲面を含む支持部と、支持部に接続され、且つブラインド穴を含む組立部と、を備え、また、曲面が、地面接触面及び物品接触面に接続されて、先端から離れる支持部の端を円弧状にし、ブラインド穴が、先端から離れる組立部の端に凹設されるこじりヘッド。これにより、こじりヘッドをブラインド穴を介してハンドルに組み立て、使用後に、こじりヘッドを簡単に取り外し収納することができ、複数のツールを持ち運ぶ時の利便性を向上させる。
【選択図】図１

Description

本発明は、ツール及びツールパーツに関し、特にハンドルと分解・組立可能なこじりヘッド及びこじりヘッドを有するハンドツールに関する。

クロウバー及びレンチ等のツールは、物体の修理や建設の際によく使用されている。要するに、クロウバー及びレンチはいずれもレバーの原理を採用するものであり、クロウバーは作業者が容易に固定物をこじる又は重量物を上げるために用いられ、レンチはボルト又はナット等の締結具を緩むために用いられることができる。上記ツールは操作しやすく、作業者の作業効率を向上させることに役立つ。

また、大きな物体を修理する時に、クロウバーやレンチなどの大型ツールを使用する必要がある。このような大きなツールは、力を加えたり、隙間の届きにくい部分を操作したりするための長いフォースアーム（ハンドル）を有する。作業を円滑に進めるために、作業者はすべての必要な大型ツールを一度に準備するが、大型ツールの体積と重量が大きいため、複数の大型ツールを同時に持ち運ぶと作業者の負担が大きくなる。

これに鑑みて、如何に大きなクロウバー及びレンチの総体積を小さくするとともに、２つのツールの本来の機能を維持するかは、依然として解決すべき課題である。

上記の課題を解決するために、本発明の目的は、こじりヘッド及びハンドツールを提供することにあり、便利な分解・組立方式を採用することにより、同じハンドツールでレンチ及びクロウバーの機能を実現する。

本発明の一態様の一実施形態は、ハンドツールと組み合わせて使用されるこじりヘッドであって、地面接触面と地面接触面に接続されて先端を形成する物品接触面とを含むこじり部と、こじり部に接続され、且つ曲面を含む支持部と、支持部に接続され、且つブラインド穴を含む組立部と、を備え、曲面が、地面接触面及び物品接触面に接続されて、先端から離れる支持部の端を円弧状にし、ブラインド穴が、先端から離れる組立部の端に凹設されるこじりヘッドを提供する。

これにより、本発明のこじりヘッドをブラインド穴を介してハンドルに組み立て、使用後に、こじりヘッドを簡単に取り外し収納することができ、複数のツールを持ち運ぶ時の利便性を向上させる。

前記のこじりヘッドによれば、支持部は、支持部の一側面から対向する他方の側面へ貫通する貫通孔を更に含んでよい。

前記のこじりヘッドによれば、地面接触面は、急縮段及び緩縮段に分かれてよく、急縮段が緩縮段より先端に近く、急縮段と物品接触面との間の次第に縮小する程度が緩縮段と物品接触面との間の次第に縮小する程度よりも大きい。

前記のこじりヘッドによれば、曲面と地面接触面との接続箇所では支点が形成されてよい。

前記のこじりは、こじり部の一側面に凹設される少なくとも１つの凹溝と、こじり部の一側面から対向する他方の側面に貫通する少なくとも１つの貫通溝と、を更に含んでよい。

前記のこじりヘッドは、物品接触面のエッジに凹設される少なくとも１つの凹円弧を更に含んでよい。

本発明の別の態様の一実施形態は、こじりヘッドと、レンチヘッドと、ハンドルと、を備え、こじりヘッドは、地面接触面と地面接触面に接続されて先端を形成する物品接触面とを含むこじり部と、こじり部に接続され、且つ曲面を含む支持部と、支持部に接続され、且つブラインド穴を含む組立部と、を含有し、曲面が、地面接触面及び物品接触面に接続されて、先端から離れる支持部の端を円弧状にし、ブラインド穴が、先端から離れる組立部の端に凹設され、レンチヘッドは、係合溝を含有し、ハンドルは、レンチヘッドの係合溝又はこじりヘッドのブラインド穴に取り外し可能に係合される嵌合段を含有するハンドツールを提供する。

前記のハンドツールによれば、レンチヘッドは、レンチヘッドの側面から突出する係合端を更に含んでよく、こじりヘッドの支持部は、支持部の一側面から対向する他方の側面へ貫通する貫通孔を更に含んでよく、係合端が貫通孔に取り外し可能に係合される。

前記のハンドツールによれば、ハンドルは、組立方向に沿ってレンチヘッドに係合され、レンチヘッドは、組立方向に沿って延伸する頂面及び底面を含み、こじりヘッドの曲面の貫通孔の中心を通る最小弦長が頂面及び底面の最大距離よりも大きい。

前記のハンドツールによれば、こじりヘッドの地面接触面は、急縮段及び緩縮段に分かれてよく、急縮段が緩縮段よりこじりヘッドの先端に近く、こじりヘッドの急縮段と物品接触面との間の次第に縮小する程度がこじりヘッドの緩縮段と物品接触面との間の次第に縮小する程度よりも大きい。

前記のハンドツールによれば、こじりヘッドの曲面と地面接触面との接続箇所で支点が形成されてよい。

前記のハンドツールによれば、こじりヘッドは、こじりヘッドのこじり部の一側面に凹設される少なくとも１つの凹溝と、こじりヘッドのこじり部の側面から対向する他方の側面へ貫通する少なくとも１つの貫通溝と、を更に含んでよい。

前記のハンドツールによれば、こじりヘッドは、こじりヘッドの物品接触面のエッジに凹設される少なくとも１つの凹円弧を更に含んでよい。

本発明の一態様における一実施形態のこじりヘッドを示す斜視模式図である。 図１に示すこじりヘッドを示す正面模式図である。 図２に示すこじりヘッドの３ａ箇所の部分拡大模式図である。 図２に示すこじりヘッドの３ｂ箇所の部分拡大模式図である。 本発明の別の実施形態のこじりヘッドを示す斜視模式図である。 本発明の別の態様における一実施形態のハンドツールを示す斜視分解模式図である。 図５に示すハンドツールの別の斜視分解模式図である。 図５に示すハンドツールのこじりヘッドの支持部とレンチヘッドとのサイズを比較する模式図である。 図５に示すハンドツールの使用の模式図である。

以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。明らかに説明するために、多くの実際の細部を下記の叙述で合わせて説明する。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び素子は、図面において簡単で模式的に示され、且つ繰り返した素子を同様な符号又は類似する符号で示すことがある。

図１及び図２を参照されたい。図１は、本発明の一態様における一実施形態のこじりヘッド１００を示す斜視模式図である。図２は、図１に示すこじりヘッド１００を示す正面模式図である。こじりヘッド１００は、ハンドツールと組み合わせて使用され、こじり部１１０、支持部１２０及び組立部１３０を含み、支持部１２０がこじり部１１０に接続され、組立部１３０が支持部１２０に接続される。

詳しく言えば、こじり部１１０は、地面接触面１１１及び物品接触面１１２を含み、物品接触面１１２が地面接触面１１１に接続されて先端１１３を形成する。こじりヘッド１００を使用する場合、先端１１３は、重量物と地面との間の隙間を容易に入り、重量物をわずかに持ち上げて、こじり部１１０をスムーズに重量物の底部に押し込むことができる。

図３Ａを合わせて参照されたい。図３Ａは、図２に示すこじりヘッド１００の３ａ箇所の部分拡大模式図である。こじりヘッド１００の地面接触面１１１は、平面状を呈してよく、急縮段１１１ａ及び緩縮段１１１ｂに分けられてよく、急縮段１１１ａが緩縮段１１１ｂより先端１１３に近く、急縮段１１１ａと物品接触面１１２との間の次第に縮小する程度が緩縮段１１１ｂと物品接触面１１２との間の次第に縮小する程度よりも大きい。簡単に言えば、先端１１３から離れる箇所から先端１１３への方向に、地面接触面１１１と物品接触面１１２とは徐々に近づき、次第に縮小する程度とは、徐々に近づく程度を指す。次第に縮小する程度の差のため、急縮段１１１ａを含むこじり部１１０は、僅かに上への反りのある構造が形成されているため、こじりヘッド１００を重量物の底部へ押し込む過程で、急縮段１１１ａを含むこじり部１１０はまず重量物を高く支持し、重量物と地面間との隙間を大きくして、これにより、こじり部１１０がより容易に重量物の底部に入ることができる。

また図１及び図２を参照されたい。支持部１２０は、曲面１２１を含み、曲面１２１が地面接触面１１１及び物品接触面１１２に接続されて、これにより、支持部１２０の先端１１３から離れる端が円弧状を呈する。重量物を高く支持するために、こじりヘッド１００の支持部１２０に近い側によって力を与えて下へ押圧して、他側のこじり部１１０を上げて、円弧状の支持部１２０は力を与える時にこじりヘッド１００をよりスムーズに地面に接触して回転させて、重量物をスムーズに持ち上げることに寄与する。

図３Ｂを合わせて参照されたい。図３Ｂは、図２に示すこじりヘッド１００の３ｂ箇所の部分拡大模式図である。曲面１２１と地面接触面１１１との接続箇所で支点１２２が形成されてよく、支点１２２は支持部１２０とこじり部１１０とのレバー運動の実行を助けて、これにより、重量物を載せたこじり部１１０はより少ない労力で持ち上げられることができる。

また図１及び図２を参照されたい。支持部１２０は、支持部１２０の側面から対向する他方の側面へ貫通する貫通孔１２３をさらに含む。貫通孔１２３は、レンチヘッドの係合端に係合されることに用いられ、こじりヘッド１００とレンチヘッドの組立及び使用方式については、本発明の別の態様において説明され、ここに説明しない。

組立部１３０は、組立部１３０の先端１１３から離れる端に凹設されるブラインド穴１３１を含む。ブラインド穴１３１は、同じサイズの素子と組み立てられることに用いられ、言い換えれば、同じサイズの素子が設けられると、こじりヘッド１００の使用方式を増加するように任意のハンドルの何れもこじりヘッド１００に組み立てられてよい。

図１及び図４を合わせて参照されたい。図４は、本発明の別の実施形態のこじりヘッド１００ａを示す斜視模式図である。本発明のこじりヘッドは、図１に示すように、少なくとも１つの凹溝１４０を更に含んでよく、又は図４に示すように、少なくとも１つの貫通溝１５０を更に含んでもよい。

まず図１を参照されたい。少なくとも１つの凹溝１４０はこじり部１１０の側面に凹設され、少なくとも１つの凹溝１４０を設置することにより、こじりヘッド１００の総重量を減らし、携帯時の負担を軽減することができる。本実施形態において、少なくとも１つの凹溝１４０の数は例えば２つであってよく、２つの凹溝１４０はそれぞれこじり部１１０の両側面に位置してよく、且つこじりヘッド１００の重心がずれないように２つの凹溝１４０の配置位置及び形が対称であることが好ましく、こじりヘッド１００を取って又は使用する時により便利にすることができる。しかしながら、注意すべきなのは、少なくとも１つの凹溝１４０の数、位置及び形等の特徴は本発明を制限するためのものではない。

また図４を参照されたい。少なくとも１つの貫通溝１５０は、こじり部１１０の側面から対向する他方の側面へ貫通するものであり、少なくとも１つの貫通溝１５０を設置することにより、同様にこじりヘッド１００ａの総重量を減らし、携帯時の負担を軽減することができる。

これ以外、本発明のこじりヘッド１００、１００ａは、物品接触面１１２のエッジに凹設される少なくとも１つの凹円弧１６０を更に含んでよく、少なくとも１つの凹円弧１６０を設置することにより、同様にこじりヘッド１００、１００ａの総重量を減らすこともできる。少なくとも１つの凹円弧１６０の数は例えば２つであってよく、２つの凹円弧１６０はそれぞれ物品接触面１１２におけるこじり部１１０の両側面と接する２つのエッジに位置してよく、注意すべきなのは、少なくとも１つの凹円弧１６０の数、位置及び形等の特徴は本発明を制限するためのものではない。

図５を参照されたい。図５は、本発明の別の態様における一実施形態のハンドツール２００を示す斜視分解模式図である。ハンドツール２００は、こじりヘッド３００、レンチヘッド４００及びハンドル５００を備え、こじりヘッド３００の構造が前記のこじりヘッド１００と同じであり、ここに説明しなく、レンチヘッド４００が係合溝４１０を含み、ハンドル５００が嵌合段５１０を含み、嵌合段５１０がレンチヘッド４００の係合溝４１０又はこじりヘッド３００のブラインド穴３３１に取り外し可能に係合されて、使用状況に応じて、異なる部品とハンドル５００とを組み立て、ハンドツール２００をクロウバー又はレンチにする。

他の実施形態において、ハンドルそのものは複数段に分割されていてもよく、各段のハンドルが係合溝及び嵌合段のうち少なくとも１つを含んでよく、即ち、各段のハンドルが係合溝及び嵌合段のうち少なくとも１つを介して他の段のハンドルと連結されてよく、複数段のハンドル構造は収納しやく、また段数が異なるハンドルを組み立てることにより、ハンドツールの総長を変えて、異なるニーズに応じてハンドツールを最も適切な長さに調整する。

図６を参照されたい。図６は、図５に示すハンドツール２００の別の斜視分解模式図である。レンチヘッド４００は、レンチヘッド４００の側面から突出する係合端４２０を更に含んでよく、レンチヘッド４００が係合端４２０でこじりヘッド３００の貫通孔３２３に取り外し可能に係合されて、こじりヘッド３００をレンチヘッド４００に組み立てる。係合端４２０と貫通孔３２３とは対応する構造を有し、且つ貫通孔３２３の形が既存のレンチの係合端に応じて設計されてよいため、製造及び組立を便利にし、図６に示すように、係合端４２０は、従来の４コーナージョイントを例として、貫通孔３２３も対応的に四角形として設けられており、しかしながら、本発明はこれに限定されない。

図７を参照されたい。図７は、図５に示すハンドツール２００のこじりヘッド３００の支持部３２０とレンチヘッド４００とのサイズを比較する模式図である。ハンドル５００は組立方向Ｘに沿ってレンチヘッド４００に係合され、レンチヘッド４００は組立方向Ｘに沿って延伸する頂面４３０及び底面４４０を含み、こじりヘッド３００の曲面３２１の貫通孔３２３中心を通る最小弦長Ｌが頂面４３０及び底面４４０の最大距離Ｗよりも大きくてよい。レンチヘッド４００の係合端４２０がこじりヘッド３００の貫通孔３２３に係合される状態で、正面から見ると、レンチヘッド４００の頂面４３０及び底面４４０がこじりヘッド３００の曲面３２１を超えないため、ハンドツール２００を使用する時に、こじりヘッド３００の曲面３２１を支持点として、重量物を持ち上げることに寄与する。

図８を参照されたい。図８は、図５に示すハンドツール２００の使用の模式図である。本発明のハンドツール２００は一般的なクロウバーの代わりに使用することができ、これ以外、その組立構造は、例えば、空間が不十分な状況に特に適しており、例えば図８に示す隣接する２つの重量物Ｔ１、Ｔ２をこじることに用いられる。具体的に、重量物Ｔ１を重量物Ｔ２から離れる方向へこじる場合、ハンドツール２００は、必ず２つの重量物Ｔ１、Ｔ２の間の狭い空間Ｓを通して重量物Ｔ１をこじり、この時、レンチヘッド４００の係合端４２０をこじりヘッド３００の貫通孔３２３に係合させて、ハンドツール２００を狭く長い構造に形成することにより、空間Ｓへの進入が容易になって、重量物Ｔ１を円滑にこじることができる。そのため、こじりヘッド３００のブラインド穴３３１又は貫通孔３２３を通してハンドツール２００を組み立て、異なる使用シーンに対して、こじりヘッド３００とハンドル５００との間の角度を変え、ハンドツール２００の実用性を高めることができる。

要するに、本発明のこじりヘッドを使う時に、こじりヘッドをブラインド穴を介してハンドルに組み立てることができ、使用後に、こじりヘッドを簡単に取り外し収納することができ、複数のツールを持ち運ぶ時の利便性を向上させる。

本発明の実施例を前述の通りに開示したが、これは、本発明を限定するものではなく、当業者なら誰でも、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えることができ、したがって、本発明の保護範囲は、後に付いた特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。

１００、１００ａ、３００：こじりヘッド
１１０：こじり部
１１１：地面接触面
１１１ａ：急縮段
１１１ｂ：緩縮段
１１２：物品接触面
１１３：先端
１２０、３２０：支持部
１２１、３２１：曲面
１２２：支点
１２３、３２３：貫通孔
１３０：組立部
１３１、３３１：ブラインド穴
１４０：凹溝
１５０：貫通溝
１６０：凹円弧
２００：ハンドツール
４００：レンチヘッド
４１０：係合溝
４２０：係合端
４３０：頂面
４４０：底面
５００：ハンドル
５１０：嵌合段
Ｘ：組立方向
Ｗ：頂面から底面までの最大距離
Ｌ：貫通孔の中心を通る曲面の最小弦長
Ｔ１、Ｔ２：重量物
Ｓ：２つの重量物の間の空間

Claims (15)

1. ハンドツールと組み合わせて使用されるこじりヘッドであって、
   地面接触面と、前記地面接触面に接続されて先端を形成する物品接触面と、を含むこじり部と、
   前記こじり部に接続され、且つ曲面を含む支持部と、
   前記支持部に接続され、且つブラインド穴を含む組立部と、
   を備え、
   また、前記曲面が、前記地面接触面及び前記物品接触面に接続されて、前記先端から離れる前記支持部の端を円弧状にし、
   前記ブラインド穴が、前記先端から離れる前記組立部の端に凹設されるこじりヘッド。
2. 前記支持部は、前記支持部の一側面から対向する他方の側面へ貫通する貫通孔を更に含む請求項１に記載のこじりヘッド。
3. 前記地面接触面は、急縮段及び緩縮段に分かれ、前記急縮段が前記緩縮段より前記先端に近く、前記急縮段と前記物品接触面との間の次第に縮小する程度が前記緩縮段と前記物品接触面との間の次第に縮小する程度よりも大きい請求項１に記載のこじりヘッド。
4. 前記曲面と前記地面接触面との接続箇所で支点が形成される請求項１に記載のこじりヘッド。
5. 前記こじり部の側面に凹設される少なくとも１つの凹溝を更に含む請求項１に記載のこじりヘッド。
6. 前記こじり部の一側面から対向する他方の側面に貫通する少なくとも１つの貫通溝を更に含む請求項１に記載のこじりヘッド。
7. 前記物品接触面のエッジに凹設される少なくとも１つの凹円弧を更に含む請求項１に記載のこじりヘッド。
8. こじりヘッドと、レンチヘッドと、ハンドルと、を備え、
   前記こじりヘッドは、地面接触面と前記地面接触面に接続されて先端を形成する物品接触面とを含むこじり部と、前記こじり部に接続され、且つ曲面を含む支持部と、前記支持部に接続され、且つブラインド穴を含む組立部と、を含有し、また、前記曲面が、前記地面接触面及び前記物品接触面に接続されて、前記先端から離れる前記支持部の端を円弧状にし、前記ブラインド穴が、前記先端から離れる前記組立部の端に凹設され、
   前記レンチヘッドは、係合溝を含有し、
   前記ハンドルは、前記レンチヘッドの前記係合溝又は前記こじりヘッドの前記ブラインド穴に取り外し可能に係合される嵌合段を含有するハンドツール。
9. 前記レンチヘッドは、前記レンチヘッドの側面から突出する係合端を更に含み、前記こじりヘッドの前記支持部は、前記支持部の一側面から対向する他方の側面へ貫通する貫通孔を更に含み、前記係合端が前記貫通孔に取り外し可能に係合される請求項８に記載のハンドツール。
10. 前記ハンドルは、組立方向に沿って前記レンチヘッドに係合され、前記レンチヘッドは、前記組立方向に沿って延伸する頂面及び底面を含み、前記こじりヘッドの前記曲面の前記貫通孔の中心を通る最小弦長が前記頂面及び前記底面の最大距離よりも大きい請求項９に記載のハンドツール。
11. 前記こじりヘッドの前記地面接触面は、急縮段及び緩縮段に分かれ、前記急縮段が前記緩縮段より前記こじりヘッドの前記先端に近く、前記こじりヘッドの前記急縮段と前記物品接触面との間の次第に縮小する程度が前記こじりヘッドの前記緩縮段と前記物品接触面との間の次第に縮小する程度よりも大きい請求項８に記載のハンドツール。
12. 前記こじりヘッドの前記曲面と前記地面接触面との接続箇所で支点が形成される請求項８に記載のハンドツール。
13. 前記こじりヘッドは、前記こじりヘッドの前記こじり部の側面に凹設される少なくとも１つの凹溝を更に含む請求項８に記載のハンドツール。
14. 前記こじりヘッドは、前記こじりヘッドの前記こじり部の側面から対向する他方の側面へ貫通する少なくとも１つの貫通溝を更に含む請求項８に記載のハンドツール。
15. 前記こじりヘッドは、前記こじりヘッドの前記物品接触面のエッジに凹設される少なくとも１つの凹円弧を更に含む請求項８に記載のハンドツール。
    

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