JP2021157027A - 表示装置 - Google Patents

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Shuichi Osawa
修一 大澤
佳克 今関
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佳克 今関
陽一 上條
Yoichi Kamijo
陽一 上條
光一 宮坂
Koichi Miyasaka
光一 宮坂
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Abstract

【課題】機能性を向上することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】第1面と前記第1面の反対側の第2面とを有する第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板の前記第2面に配置された第1発光素子と、前記第2面と対向する第3面と、前記第3面の反対側の第4面とを有する第2絶縁基板と、を備え、前記第2絶縁基板は、前記第1発光素子と対向する位置において前記第3面に第1凹部を有し、前記第1発光素子の少なくとも一部は、前記第1凹部の内部に位置する、表示装置。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
LED(Light Emitting Diode)素子を選択的に発光させることにより、画像を表示するLED表示装置が開発されている。LEDが実装されたフレキシブル基板が多層に積層され、3D表示が可能なLED表示装置が知られている。また、次世代の表示装置としてマイクロLEDやミニLEDが実装されたLED表示装置の開発が盛んである。これらのマイクロLEDやミニLEDはサイズが小さい為に実装が困難であり、生産性の向上が課題となっている。LED表示装置には、数千〜数万個というマイクロLEDやミニLEDが実装される為、未実装部や位置ズレによって非発光となる部分が生じる場合がある。
特開2018−10169号公報 特開2017−116887号公報
本実施形態の目的は、機能性を向上することが可能な表示装置を提供することにある。
本実施形態によれば、第1面と前記第1面の反対側の第2面とを有する第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板の前記第2面に配置された第1発光素子と、前記第2面と対向する第3面と、前記第3面の反対側の第4面とを有する第2絶縁基板と、を備え、前記第2絶縁基板は、前記第1発光素子と対向する位置において前記第3面に第1凹部を有し、前記第1発光素子の少なくとも一部は、前記第1凹部の内部に位置する、表示装置が提供される。
図1は、第1実施形態に係る表示装置を概略的に示す分解斜視図である。 図2は、図1に示した第1基板の等価回路を示す図である。 図3は、図1に示した表示装置の一部を示す図である。 図4は、発光素子と凹部との位置関係を示す平面図である。 図5は、発光素子と凹部との位置関係を示す平面図である。 図6は、第1実施形態の第1変形例を示す断面図である。 図7は、第1実施形態の第2変形例を示す図である。 図8は、第1実施形態の第3変形例を示す図である。 図9は、第1実施形態の第4変形例を示す図である。 図10は、第1実施形態の第5変形例を示す図である。 図11は、第1実施形態の第6変形例を示す図である。 図12は、第1実施形態の第7変形例を示す図である。 図13は、第1実施形態の第8変形例を示す図である。 図14は、第1実施形態の第9変形例を示す図である。 図15は、第1実施形態の第10変形例を示す図である。 図16は、第1実施形態の表示装置の製造工程を概略的に示す図である。 図17は、第2実施形態に係る表示装置を概略的に示す断面図である。 図18は、第2実施形態の第1変形例を示す図である。 図19は、第2実施形態の第2変形例を示す図である。 図20は、第2実施形態の第3変形例を示す図である。 図21は、第2実施形態の第4変形例を示す図である。 図22は、第2実施形態の第5変形例を示す図である。 図23は、第2実施形態の第6変形例を示す図である。 図24は、第2実施形態の第7変形例を示す図である。 図25は、第2実施形態の第8変形例を示す図である。 図26は、第2実施形態の第9変形例を示す図である。 図27は、第2実施形態の第10変形例を示す図である。 図28は、第2実施形態の第11変形例を示す図である。 図29は、第2実施形態の表示装置の製造工程を概略的に示す断面図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る表示装置DSPを概略的に示す分解斜視図である。本実施形態の表示装置DSPは、LED(Light Emitting Diode)表示装置である。
図に示す第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zは、互いに直交している。なお、第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zは、90度以外の角度で交差していても良い。本明細書において、第3方向Zを示す矢印の先端に向かう方向を「上」と称し、矢印の先端から逆に向かう方向を「下」と称する。また、第3方向Zを示す矢印の先端側に表示装置DSPを観察する観察位置があるものとし、この観察位置から、第1方向X及び第2方向Yで規定されるX−Y平面に向かって見ることを平面視という。
表示装置DSPは、第1基板SUB1、第2基板SUB2、第3基板SUB3、第4基板SUB4を備えている。第1基板SUB1は、絶縁基板10Aと、絶縁基板10Aに配置された複数の発光素子L1と、を備えている。第1基板SUB1は、例えば複数の発光素子L1の各々が絶縁基板10Aに実装されている構造を有する。第2基板SUB2は、絶縁基板10Bと、絶縁基板10Bに実装された複数の発光素子L2と、を備えている。第3基板SUB3は、絶縁基板10Cと、絶縁基板10Cに実装された複数の発光素子L3と、を備えている。第4基板SUB4は、絶縁基板10Dを備えている。第1基板SUB1、第2基板SUB2、第3基板SUB3、及び、第4基板SUB4は、下から順に積層されている。複数の発光素子L1、L2、L3は、それぞれ絶縁基板10A、10B、10C上において、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配置されている。
絶縁基板10A、10B、10C、10Dは、透明なガラス、又は樹脂等によって形成されている。なお、絶縁基板10A、10B、10C、10Dのうち、最も下に位置する絶縁基板10Aは、表示面の反対側に位置しているため透明でなくても良い。発光素子L1、L2、L3は、ミニLEDやマイクロLEDといった100μm前後の大きさ、あるいは100μmよりも小さい大きさを有するLEDである。
図2は、図1に示した第1基板SUB1の等価回路を示す図である。図2は、2種類の薄膜トランジスタ(スイッチングトランジスタ及び駆動トランジスタ)を用いた、発光素子Lを駆動する代表的な回路図である。
第1基板SUB1は、ゲート線G(走査線ともいう)、ソース線S(映像信号線ともいう)、第1薄膜トランジスタTR1、第2薄膜トランジスタTR2、発光素子L1、容量素子CS、第1電源線51、第2電源線52、ゲートドライバGD、ソースドライバSDを備えている。
複数のゲート線Gは、第1方向Xに延出し、第2方向Yに間隔を置いて並んでいる。複数のソース線Sは、第2方向Yに延出し、第1方向Xに間隔を置いて並んでいる。隣り合うソース線Sと隣り合うゲート線Gとで区画された領域を副画素SPXとする。副画素SPX内には、第1薄膜トランジスタTR1(スイッチングトランジスタ)、第2薄膜トランジスタTR2(駆動トランジスタ)、発光素子L1、容量素子CSなどが配置されている。
第2薄膜トランジスタTR2は、第1電源線51と接続されている。第1電源線51は、発光素子L1に電流を供給する給電線である。発光素子L1はアノードとカソードとを備えている。第1電源線51は、第2薄膜トランジスタTR2を介して発光素子L1の一方の電極に、例えばアノードに、接続している。第2電源線52は、発光素子L1の他方の電極に、例えばカソードに、接続している。第2電源線52は、例えば接地電位である定電位に維持されている。
第1薄膜トランジスタTR1のソース電極は、ソース線Sと電気的に接続されている。第1薄膜トランジスタTR1のゲート電極は、ゲート線Gと電気的に接続されている。第1薄膜トランジスタTR1のドレイン電極は、第2薄膜トランジスタTR2のゲート電極と電気的に接続されている。第2薄膜トランジスタTR2のドレイン電極は、第1電源線51と電気的に接続されている。第2薄膜トランジスタTR2のソース電極は、発光素子L1の一方の電極と、例えばアノードと、電気的に接続されている。第2薄膜トランジスタTR2のゲート電極に、第1薄膜トランジスタTR1を介してソース線Sからの映像信号が入力され、第2薄膜トランジスタTR2は発光素子L1を駆動する。容量素子CSは、第2薄膜トランジスタTR2のドレイン電極とゲート電極との間に、別言すれば第1電源線51と第2薄膜トランジスタTR2のゲート電極との間に、設けられる。第1電源線51には一定電位が印加されているので、容量素子CSによって第2薄膜トランジスタTR2のゲート電極の電位は、所定の期間保持される。容量素子CSは、例えば第2薄膜トランジスタTR2のソース電極とゲート電極との間に設けても良い。
ゲート線Gはシフトレジスタを含むゲートドライバGDに接続され、ソース線Sはシフトレジスタ、ビデオライン、アナログスイッチを含むソースドライバSDに接続されている。すなわち、ゲートドライバGD及びソースドライバSDは、発光素子L1を制御する制御部として機能する。
複数の副画素SPXの各々においては、ゲート線Gからのゲート信号を受けて第1薄膜トランジスタTR1がオンとなると、ソース線Sからの映像信号が第1薄膜トランジスタTR1を介して第2薄膜トランジスタTR2のゲート電極に入力される。それに伴い、第2薄膜トランジスタTR2のチャネル層を介して第1電源線51から発光素子L1に映像信号の大きさに応じた電流が供給され、電流量に応じて発光素子L1が発光する。
図3は、図1に示した表示装置DSPの一部を示す図である。図3(a)は、図1に示した表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図3(b)は、図3(a)に示す発光素子L1、L2、L3の位置を示す平面図である。
絶縁基板10Aは、第1面SF1と、第1面SF1の反対側の第2面SF2と、を有している。絶縁基板10Bは、第2面SF2と対向する第3面SF3と、第3面SF3の反対側の第4面SF4と、を有している。絶縁基板10Cは、第4面SF4と対向する第5面SF5と、第5面SF5の反対側の第6面SF6と、を有している。絶縁基板10Dは、第6面SF6と対向する第7面SF7と、第7面SF7の反対側の第8面SF8と、を有している。第8面SF8は、画像を表示する表示面に相当する。
ここで、画素PX1、PX2、PX3に着目して表示装置DSPの詳細な構成を説明する。
図2に示した副画素SPXは、1つの発光素子Lを有している。図3に示す例では、1つの画素PXは、積層された3つの副画素SPXで構成されると定義する。すなわち、図3に示す例において、画素PXは同一の絶縁基板に配置された副画素SPXを複数個有するものではない。よって、画素PX1は、発光素子L11、L21、L31を有している。画素PX2は、発光素子L12、L22、L32を有している。画素PX3は、発光素子L13、L23、L33を有している。
発光素子L11、L12、L13は、第2面SF2に実装されている。発光素子L21、L22、L23は、第4面SF4に実装されている。発光素子L31、L32、L33は、第6面SF6に実装されている。発光素子L11、L12、L13は、図1に示した発光素子L1に相当する。発光素子L21、L22、L23は、図1に示した発光素子L2に相当する。発光素子L31、L32、L33は、図1に示した発光素子L3に相当する。発光素子L12は、発光素子L11と隣り合っている。発光素子L13は、発光素子L12と隣り合っている。発光素子L22は、発光素子L21と隣り合っている。発光素子L23は、発光素子L22と隣り合っている。発光素子L32は、発光素子L31と隣り合っている。発光素子L33は、発光素子L32と隣り合っている。
絶縁基板10Bは、発光素子L11と対向する位置において凹部CC11と、発光素子L12と対向する位置において凹部CC12と、発光素子L13と対向する位置において凹部CC13と、を有している。凹部CC11、CC12、CC13は、第3面SF3に形成されている。発光素子L11の少なくとも一部は、凹部CC11の内部に位置し、発光素子L12の少なくとも一部は、凹部CC12の内部に位置し、発光素子L13の少なくとも一部は、凹部CC13の内部に位置している。
絶縁基板10Cは、発光素子L21と対向する位置において凹部CC21と、発光素子L22と対向する位置において凹部CC22と、発光素子L23と対向する位置において凹部CC23と、を有している。凹部CC21、CC22、CC23は、第5面SF5に形成されている。発光素子L21の少なくとも一部は、凹部CC21の内部に位置し、発光素子L22の少なくとも一部は、凹部CC22の内部に位置し、発光素子L23の少なくとも一部は、凹部CC23の内部に位置している。
絶縁基板10Dは、発光素子L31と対向する位置において凹部CC31と、発光素子L32と対向する位置において凹部CC32と、発光素子L33と対向する位置において凹部CC33と、を有している。凹部CC31、CC32、CC33は、第7面SF7に形成されている。発光素子L31の少なくとも一部は、凹部CC31の内部に位置し、発光素子L32の少なくとも一部は、凹部CC32の内部に位置し、発光素子L33の少なくとも一部は、凹部CC33の内部に位置している。
表示装置DSPは、第2面SF2と第3面SF3とを接着する接着層AD1と、第4面SF4と第5面SF5とを接着する接着層AD2と、第6面SF6と第7面SF7とを接着する接着層AD3と、を備えている。接着層AD1は、凹部CC11、CC12、CC13内に位置し、発光素子L11、L12、L13に接している。接着層AD2は、凹部CC21、CC22、CC23内に位置し、発光素子L21、L22、L23に接している。接着層AD3は、凹部CC31、CC32、CC33内に位置し、発光素子L31、L32、L33に接している。接着層AD1、AD2、AD3は、例えば、OCA(Optical Clear Adhesive)、OCR(Optical Clear Resin)によって形成される。接着層AD1、AD2、AD3によって、絶縁基板10Aと絶縁基板10Bとの間、絶縁基板10Bと絶縁基板10Cとの間、絶縁基板10Cと絶縁基板10Dとの間に空気層が介在しないため、光強度の減衰を抑制することができる。
図示した例では、画素PX1の発光素子L11、L21、L31は、第1色CR1を発光し、画素PX2の発光素子L12、L22、L32は、第2色CR2を発光し、画素PX3の発光素子L13、L23、L33は、第3色CR3を発光する。すなわち、画素PX1は、第1色CR1を表示する画素であり、画素PX2は、第2色CR2を表示する画素であり、画素PX3は、第3色CR3を表示する画素である。第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3は、互いに異なる色である。例えば、第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3は、それぞれ赤色、青色、緑色の何れかである。
図3(b)に示すように、発光素子L11、L21、L31は、この順に平面視で隣り合っている。発光素子L12、L22、L32は、この順に平面視で隣り合っている。発光素子L13、L23、L33は、この順に平面視で隣り合っている。画素PX1において、発光素子L31の素子端部LE31は発光素子L21に平面視で重なり、発光素子L21の素子端部LE21は発光素子L11に平面視で重なっている。画素PX2において、発光素子L32の素子端部LE32は発光素子L22に平面視で重なり、発光素子L22の素子端部LE22は、発光素子L12に平面視で重なっている。画素PX3において、発光素子L33の素子端部LE33は発光素子L23に平面視で重なり、発光素子L23の素子端部LE23は、発光素子L13に平面視で重なっている。
図2に示したように、各絶縁基板において隣り合う発光素子Lの間には、ゲート線G及びソース線Sが位置しているため、ゲート線G及びソース線Sが他層の発光素子Lと重なる場合がある。その場合には、例えば、ゲート線G及びソース線Sをインジウムスズ酸化物(ITO)やインジウム亜鉛酸化物(IZO)などの透明導電材料で形成しても良い。なお、ゲート線G及びソース線Sを、公知の有機EL表示装置や液晶表示装置と同様に、金属配線で形成したとしても、金属配線の幅を適宜調整することにより、特段表示の妨げとはならない。
本実施形態によれば、複数の発光素子Lが実装された絶縁基板が積層されている。すなわち、1画素において、同色を発光する複数の発光素子Lが積層されている。マイクロLEDやミニLEDを用いたLED表示装置においては、LEDのサイズが小さく実装数が多いため、LEDの実装位置のずれやLEDの発光の不具合が生ずる可能性が有る。これにより、LED表示装置において非発光の画素が生じる懸念がある。本実施形態の構成では、1画素において同色の発光素子Lが複数個積層されていることにより、1つの基板で非発光の発光素子が生じたとしても、すなわち非発光部が生じたとしても、積層された他の基板の発光素子Lによって発光を補完することができる。また、絶縁基板ごとに異なった表示をすることができるため、動作の速い動画でも遅延なく表示することが可能となる。つまり、1つの絶縁基板に発光素子Lを配置したLED表示装置に比べ、本実施形態の構成は高速応答化が実現できる。さらに、それぞれの絶縁基板10B、10C、10Dは発光素子Lと対向する位置に凹部CCを有している。発光素子Lを凹部CC内に収めることで、絶縁基板を複数積層しても、表示装置DSPの厚さの増加を抑制することができる。
なお、図示した例では、発光素子Lが3層積層されているが、この例に限らず、2層積層されていても良いし、4層以上が積層されていても良い。
図4は、発光素子Lと凹部CCとの位置関係を示す平面図である。図4は、一例として、絶縁基板10Aに実装された発光素子L1と、絶縁基板10Bに形成された凹部CCとの位置関係を示している。
凹部CCは、平面視で楕円形状である。図示した例では、1つの凹部CCは、1つの発光素子L1を収容している。なお、絶縁基板10Bに実装された発光素子L2と絶縁基板10Cに形成された凹部CCとの位置関係、及び、絶縁基板10Cに実装された発光素子L3と絶縁基板10Dに形成された凹部CCとの位置関係についても図4に示した構成と同様である。
図5は、発光素子Lと凹部CCとの位置関係を示す平面図である。図5に示す構成は、図4に示した構成と比較して凹部CCの形状が異なっている。
絶縁基板10Bは、第1基板端部E1と、第1基板端部E1の反対側の第2基板端部E2と、を有している。凹部CCは、第1基板端部E1から第2基板端部E2まで延出している。1つの凹部CCは、少なくとも発光素子L11と、発光素子L11と隣り合う発光素子L18と、を収容している。すなわち、1つの凹部CCは、複数の発光素子L1を収容していても良い。図示した例では、凹部CCは、第2方向Yに延出しているため、第2方向Yに並んだ複数の発光素子L1を収容している。なお、絶縁基板10Bに実装された発光素子L2と絶縁基板10Cに形成された凹部CCとの位置関係、及び、絶縁基板10Cに実装された発光素子L3と絶縁基板10Dに形成された凹部CCとの位置関係についても図5に示した構成と同様である。
図6は、第1実施形態の第1変形例を示す断面図である。図6(a)は、図1に示した表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図6(b)は、図6(a)に示す発光素子L1、L2、L3の位置を示す平面図である。図6に示す構成は、図3に示した構成と比較して発光素子L1、L2、L3の発光色が異なっている。
絶縁基板10Aに実装された複数の発光素子L1は、第1色CR1を発光する。すなわち、発光素子L11、L12、L13は、第1色CR1を発光する。絶縁基板10Bに実装された複数の発光素子L2は、第2色CR2を発光する。すなわち、発光素子L21、L22、L23は、第2色CR2を発光する。絶縁基板10Cに実装された複数の発光素子L3は、第3色CR3を発光する。すなわち、発光素子L31、L32、L33は、第3色CR3を発光する。
第1変形例によれば、1枚の絶縁基板に、同一発光色の発光素子Lが実装されている。そのため、複数色の発光素子Lを1枚の絶縁基板に実装する場合と比較して、発光素子Lの実装を簡略化することができる。また、絶縁基板ごとに発光素子Lの配置密度をコントロールしても良い。例えば、発光強度が弱い色の発光素子は密度を大きく配置しても良い。なお、図6(b)に示すように、発光素子Lの端部は、平面視で隣り合う発光素子Lに重なっているが、隣り合う発光素子Lは互いに重なっていなくても良い。
図7は、第1実施形態の第2変形例を示す図である。図7(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図7(b)は、図7(a)に示す表示装置DSPの第2方向Yの断面図である。
図7(a)において、絶縁基板10Aに実装されている発光素子L1は点線で示し、絶縁基板10Bに実装されている発光素子L2は実線で示している。行R1、R3、R5において、発光素子L1は第1方向Xに並んでいる。行R2、R4において、発光素子L2は第1方向Xに並んでいる。列C1、C2、C3において、発光素子L1及びL2は第2方向Yに交互に並んでいる。ここでは、発光素子L1の1つである発光素子L14と、発光素子L2の1つである発光素子L24に着目してその位置関係を説明する。発光素子L14及びL24は、平面視で第2方向Yに隣り合っている。図7(b)に示すように、発光素子L14は、発光素子L24側に位置する素子端部LE14を有している。発光素子L24は、発光素子L14側に位置する素子端部LE24を有している。素子端部LE14及びLE24は、同一平面PL上に位置している。
例えば、列C1の発光素子L1及びL2は第1色CR1であり、列C2の発光素子L1及びL2は第2色CR2であり、列C3の発光素子L1及びL2は第3色CR3である。もしくは、第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3の順に第1方向X又は第2方向に沿って並んでいても良い。又は、第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3がランダムに配置されていても良い。
なお、図示した例では、発光素子Lが2層積層されているが、この例に限らず、3層以上が積層されていても良い。
図8は、第1実施形態の第3変形例を示す図である。図8(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図8(b)は、図8(a)に示す表示装置DSPの第2方向Yの断面図である。図8に示す構成は、図7に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2に重なっている点で相異している。素子端部LE14は、発光素子L24に重なっている。また、素子端部LE24は、発光素子L14に重なっている。
図9は、第1実施形態の第4変形例を示す図である。図9(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図9(b)は、図9(a)に示す表示装置DSPの第2方向Yの断面図である。図9に示す構成は、図7に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2の端部から離間している点で相異している。素子端部E14と素子端部E24は、平面視で離間している。
図10は、第1実施形態の第5変形例を示す図である。図10(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図10(b)は、図10(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。
図10(a)に示すように、行R1乃至R5において、発光素子L1及びL2は第1方向Xに交互に並んでいる。列C1、C3において、発光素子L1は第2方向Yに並んでいる。列C2において、発光素子L2は第2方向Yに並んでいる。発光素子L14及びL24は、平面視で第1方向Xに隣り合っている。図7(b)に示すように、発光素子L14は、発光素子L24側に位置する素子端部LE14を有している。発光素子L24は、発光素子L14側に位置する素子端部LE24を有している。素子端部LE14及びLE24は、同一平面PL上に位置している。
例えば、行R1、R4の発光素子L1及びL2は第1色CR1であり、行R2、R5の発光素子L1及びL2は第2色CR2であり、行R3の発光素子L1及びL2は第3色CR3である。もしくは、第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3の順に第1方向X又は第2方向に沿って並んでいても良い。又は、第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3がランダムに配置されていても良い。
図11は、第1実施形態の第6変形例を示す図である。図11(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図11(b)は、図11(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図11に示す構成は、図10に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2に重なっている点で相異している。素子端部LE14は、発光素子L24に重なっている。また、素子端部LE24は、発光素子L14に重なっている。
図12は、第1実施形態の第7変形例を示す図である。図12(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図12(b)は、図12(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図12に示す構成は、図10に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2の端部から離間している点で相異している。素子端部E14と素子端部E24は、平面視で離間している。
図13は、第1実施形態の第8変形例を示す図である。図13(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図13(b)は、図13(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。
図13(a)に示すように、行R1、R3、R5において、発光素子L2は第1方向Xに発光素子1個分の間隔を置いて並んでいる。行R2、R4において、発光素子L1は第1方向Xに発光素子1個分の間隔を置いて並んでいる。列C1、R3において、発光素子L1は第2方向Yに発光素子1個分の間隔を置いて並んでいる。列C2において、発光素子L2は第2方向Yに発光素子1個分の間隔を置いて並んでいる。すなわち、平面視で複数の発光素子L1及びL2が千鳥状に配置されている。発光素子L14は、発光素子L24側に第1角部CN1を有している。発光素子L24は、発光素子L14側に第2角部CN2を有している。第1角部CN1は、第2角部CN2と同一点P上に位置している。
例えば、列C1、C2の発光素子L1及びL2は第1色CR1であり、2列ずつ同色の発光素子が配置されている。もしくは、第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3の順に第1方向X又は第2方向に沿って並んでいても良い。又は、第1色CR1、第2色CR2、第3色CR3がランダムに配置されていても良い。
図14は、第1実施形態の第9変形例を示す図である。図14(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図14(b)は、図14(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図14に示す構成は、図13に示した構成と比較して、発光素子L1の角部が発光素子L2に重なっている点で相異している。第1角部CN1は、発光素子L24に重なり、第2角部CN2は、発光素子L14に重なっている。
図15は、第1実施形態の第10変形例を示す図である。図15(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図15(b)は、図15(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図15に示す構成は、図13に示した構成と比較して、発光素子L1の角部が発光素子L2から離間している点で相異している。発光素子L14、発光素子L24は、平面視で互いに離間している。第1角部CN1及び第2角部CN2は、それぞれ他の発光素子と重ならない。
図16は、第1実施形態の表示装置DSPの製造工程を概略的に示す図である。表示装置DSPは、図16(j)に示すように、基板SUB11、SUB12、SUB13が積層されることで形成される。
図16(a)及び図16(b)は、基板SUB13を形成する工程を示している。図16(a)に示すように、絶縁基板10Cを用意する。図16(b)に示すように、絶縁基板10Cの面SFAに、レーザーもしくはエッチングなどの物理的処理や化学的処理を用いて凹部CCを形成する。
図16(c)乃至図16(f)は、基板SUB12を形成する工程を示している。図16(c)に示すように、絶縁基板10Bを用意し、面SFBに配線WRなどを形成する。
図16(d)に示すように、絶縁基板10Bの面SFCに、レーザーもしくはエッチングを用いて凹部CCを形成する。図16(e)に示すように、面SFB上の配線WRに発光素子Lを実装する。図16(f)に示すように、面SFB側に接着層AD1を塗布する。
図16(g)乃至図16(i)は、基板SUB11を形成する工程を示している。図16(g)に示すように、絶縁基板10Aを用意し、面SFDに配線WRなどを形成する。図16(h)に示すように、面SFD上の配線WRに発光素子Lを実装する。図16(i)に示すように、面SFD側に接着層AD2を塗布する。
図16(b)の基板SUB13と、図16(f)の基板SUB12と、図16(i)の基板SUB11と、を積層する。このとき、面SFAとSFBとが向かい合い接着層AD1によって接着される。また、面SFCと面SFDとが向かい合い接着層AD2によって接着される。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態に示す表示装置DSPは、第1実施形態に示した表示装置DSPと比較して、表示装置DSPの両面に画像を表示する点で相異している。
図17は、第2実施形態に係る表示装置DSPを概略的に示す断面図である。
表示装置DSPは、第1基板SUB1、及び、第2基板SUB2を備えている。第1基板SUB1は、絶縁基板10Aと、絶縁基板10Aに実装された複数の発光素子L1と、を備えている。第2基板SUB2は、絶縁基板10Bと、絶縁基板10Bに実装された複数の発光素子L2と、を備えている。絶縁基板10Aは、第1面SF1と、第1面SF1の反対側の第2面SF2と、を有している。絶縁基板10Bは、第2面SF2と対向する第3面SF3と、第3面SF3の反対側の第4面SF4と、を有している。第1面SF1及び第4面SF4は、画像を表示する表示面に相当する。
ここで、発光素子L71、L72、L73、L81、L82、L83に着目して表示装置DSPの詳細な構成を説明する。
発光素子L71、L72、L73は、第2面SF2に実装されている。発光素子L81、L82、L83は、第3面SF3に実装されている。発光素子L71、L72、L73は、絶縁基板10Aに実装された複数の発光素子L1に相当する。発光素子L1は、第4面SF4側に向かって光を発光する。発光素子L81、L82、L83は、絶縁基板10Bに実装された複数の発光素子L2に相当する。発光素子L2は、第1面SF1側に向かって光を発光する。発光素子L71、L81、L72、L82、L73、L83は、この順に第1方向Xに隣り合っている。発光素子L1の絶縁基板10A側には遮光層LSが位置している。これにより、発光素子L1が点灯した際に絶縁基板10A側への光漏れを抑制することができる。また、発光素子L2の絶縁基板10B側には遮光層LSが位置している。これにより、発光素子L2が点灯した際に絶縁基板10B側への光漏れを抑制することができる。
絶縁基板10Bは、発光素子L71と対向する位置において凹部CC71と、発光素子L72と対向する位置において凹部CC72と、発光素子L73と対向する位置において凹部CC73と、を有している。凹部CC71、CC72、CC73は、第3面SF3に形成されている。発光素子L71の少なくとも一部は、凹部CC71の内部に位置し、発光素子L72の少なくとも一部は、凹部CC72の内部に位置し、発光素子L73の少なくとも一部は、凹部CC73の内部に位置している。
絶縁基板10Aは、発光素子L81と対向する位置において凹部CC81と、発光素子L82と対向する位置において凹部CC82と、発光素子L83と対向する位置において凹部CC83と、を有している。凹部CC81、CC82、CC83は、第2面SF2に形成されている。発光素子L81の少なくとも一部は、凹部CC81の内部に位置し、発光素子L82の少なくとも一部は、凹部CC82の内部に位置し、発光素子L83の少なくとも一部は、凹部CC83の内部に位置している。
表示装置DSPは、第2面SF2と第3面SF3とを接着する接着層ADを備えている。接着層ADは、凹部CC71、CC72、CC73、CC81、CC82、CC83内に位置し、発光素子L71、L72、L73、L81、L82、L83に接している。
例えば、発光素子L71、L81は、第1色CR1を発光し、発光素子L72、L82は、第2色CR2を発光し、発光素子L73、L83は、第3色CR3を発光する。すなわち、発光素子L1において、第1色、第2色、第3色が順番に並んでいる。また、発光素子L2において、第1色、第2色、第3色が順番に並んでいる。隣り合う発光素子L1及びL2が同色の発光素子である。もしくは、発光素子L71、L81、L72、L82、L73、L83が、第1色、第2色、第3色の順に並んでいても良い。
第2実施形態によれば、表示装置DSPは、第1面SF1及び第4面SF4から表示することが可能である。さらに、絶縁基板10Aは、発光素子L2と対向する位置に凹部を有し、絶縁基板10Bは、発光素子L1と対向する位置に凹部CCを有している。発光素子L1を絶縁基板10Bの凹部CC内、発光素子L2を絶縁基板10Aの凹部CC内に収めることで、表示装置DSPを薄型化することができる。
図18は、第2実施形態の第1変形例を示す図である。図18に示す構成は、図17に示した構成と比較して、凹部CC81、CC82、CC83がさらに、発光素子L91、L92、L93を収容している点で相異している。
発光素子L91、L92、L93は、第3面SF3に実装されている。発光素子L91は発光素子L81と隣り合い、発光素子L92は発光素子L82と隣り合い、発光素子L93は発光素子L83と隣り合っている。発光素子L91の少なくとも一部は、発光素子L81とともに凹部CC81の内部に位置している。発光素子L92の少なくとも一部は、発光素子L82とともに凹部CC82の内部に位置している。発光素子L93の少なくとも一部は、発光素子L83とともに凹部CC83の内部に位置している。凹部CC81、CC82、CC83は、それぞれ凹部CC71、CC72、CC73より大きく形成されている。このような配置によれば、第1面SF1側に向かって発光する発光素子の数が、第4面SF4側に向かって発光する発光素子の数より多いため、第1面SF1の輝度が第4面SF4の輝度より大きい。すなわち、優先的に一方の面の発光強度を他方の面の発光強度より大きくすることができる。
例えば、発光素子L71、L81、L91は、第1色CR1を発光し、発光素子L72、L82、L92は、第2色CR2を発光し、発光素子L73、L83、L93は、第3色CR3を発光する。又は、第1色、第2色、第3色がランダムに配置されていても良い。
図19は、第2実施形態の第2変形例を示す図である。図19に示す構成は、図17に示した構成と比較して、凹部CCと発光素子Lの位置関係が異なっている。
発光素子L81は、発光素子L71とL72との間に位置している。発光素子L71、L72の少なくとも一部は、凹部CC71の内部に位置している。発光素子L81は、第3面SF3において凹部CC71内に実装されている。第2変形例においては、絶縁基板10Aに凹部CCが形成されていない。このように、一方の絶縁基板10Bのみに凹部CCを形成し、凹部CC内に発光素子Lを実装しても良い。このような構成によれば、一方の絶縁基板10Aには凹部CCが形成されないので、表示装置DSPの物理的な強度の低下を抑制することができる。また、発光素子L2の絶縁基板10B側には遮光層LSが位置しているが、遮光層LSは凹部CC内に形成されている。
図20は、第2実施形態の第3変形例を示す図である。図20(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図20(b)は、図20(a)に示す表示装置DSPの第2方向Yの断面図である。
図20(a)において、絶縁基板10Aに実装されている発光素子L1は実線で示し、絶縁基板10Bに実装されている発光素子L2は点線で示している。図20(a)に示す発光素子L1及びL2の配置は、図7(a)と等しい。ここでは、発光素子L1の1つである発光素子L14と、発光素子L2の1つである発光素子L24に着目してその位置関係を説明する。発光素子L14及びL24は、平面視で第2方向Yに隣り合っている。図20(b)に示すように、発光素子L14は、発光素子L24側に位置する素子端部LE14を有している。発光素子L24は、発光素子L14側に位置する素子端部LE24を有している。素子端部LE14及びLE24は、同一平面PL上に位置している。なお、発光素子L1及びL2の発光色の並びは、図7と等しい。
図21は、第2実施形態の第4変形例を示す図である。図21(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図21(b)は、図21(a)に示す表示装置DSPの第2方向Yの断面図である。図21に示す構成は、図20に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2に重なっている点で相異している。素子端部LE14は、発光素子L24に重なっている。また、素子端部LE24は、発光素子L14に重なっている。
図22は、第2実施形態の第5変形例を示す図である。図22(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図22(b)は、図22(a)に示す表示装置DSPの第2方向Yの断面図である。図22に示す構成は、図20に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2の端部から離間している点で相異している。素子端部E14と素子端部E24は、平面視で離間している。
図23は、第2実施形態の第6変形例を示す図である。図23(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図23(b)は、図23(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。
図23(a)に示す発光素子L1及びL2の配置は、図10(a)と等しい。発光素子L14及びL24は、平面視で第1方向Xに隣り合っている。図23(b)に示すように、発光素子L14は、発光素子L24側に位置する素子端部LE14を有している。発光素子L24は、発光素子L14側に位置する素子端部LE24を有している。素子端部LE14及びLE24は、同一平面PL上に位置している。なお、発光素子L1及びL2の発光色の並びは、図10と等しい。
図24は、第2実施形態の第7変形例を示す図である。図24(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図24(b)は、図24(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図24に示す構成は、図23に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2に重なっている点で相異している。素子端部LE14は、発光素子L24に重なっている。また、素子端部LE24は、発光素子L14に重なっている。
図25は、第2実施形態の第8変形例を示す図である。図25(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図25(b)は、図25(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図25に示す構成は、図23に示した構成と比較して、発光素子L1の端部が発光素子L2の端部から離間している点で相異している。素子端部LE14と素子端部LE24は、平面視で離間している。
図26は、第2実施形態の第9変形例を示す図である。図26(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図26(b)は、図26(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。
図26(a)に示す発光素子L1及びL2の配置は、図13(a)と等しい。平面視で複数の発光素子L1及びL2が千鳥状に配置されている。発光素子L14は、発光素子L24側に第1角部CN1を有している。発光素子L24は、発光素子L14側に第2角部CN2を有している。第1角部CN1は、第2角部CN2と同一点P上に位置している。なお、発光素子L1及びL2の発光色の並びは、図13と等しい。
図27は、第2実施形態の第10変形例を示す図である。図27(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図27(b)は、図27(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図27に示す構成は、図26に示した構成と比較して、発光素子L1の角部が発光素子L2に重なっている点で相異している。第1角部CN1は、発光素子L24に重なり、第2角部CN2は、発光素子L14に重なっている。
図28は、第2実施形態の第11変形例を示す図である。図28(a)は、表示装置DSPの一部を示す平面図であり、図28(b)は、図28(a)に示す表示装置DSPの第1方向Xの断面図である。図28に示す構成は、図26に示した構成と比較して、発光素子L1の角部が発光素子L2から離間している点で相異している。発光素子L14、発光素子L24は、平面視で互いに離間している。第1角部CN1及び第2角部CN2は、それぞれ他の発光素子と重ならない。
図29は、第2実施形態の表示装置DSPの製造工程を概略的に示す断面図である。表示装置DSPは、図29(h)に示すように、基板SUB21、SUB22が積層されることで形成される。
図29(a)乃至図29(d)は、基板SUB21を形成する工程を示している。図29(a)に示すように、絶縁基板10Aを用意し、絶縁基板10Aの面SFAに配線WRなどを形成する。図29(b)に示すように、面SFAに、レーザーもしくはエッチングなどの物理的処理や化学的処理を用いて凹部CCを形成する。図29(c)に示すように、面SFA上の配線WRに発光素子Lを実装する。図29(d)に示すように、面SFA側に接着層ADを塗布する。
図29(e)乃至図29(g)は、基板SUB22を形成する工程を示している。図29(e)に示すように、絶縁基板10Bを用意し、絶縁基板10Bの面SFBに配線WRなどを形成する。図29(f)に示すように、面SFBに、レーザーもしくはエッチングを用いて凹部CCを形成する。図29(g)に示すように、面SFB上の配線WRに発光素子Lを実装する。
図29(h)に示すように、図29(d)の基板SUB21と、図29(g)の基板SUB22とを貼り合わせる。このとき、面SFAと面SFBとが向かい合い接着層ADによって接着される。
以上説明したように、本実施形態によれば、機能性を向上することが可能な表示装置を得ることができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
DSP…表示装置、SF1…第1面、SF2…第2面、
SF3…第3面、SF4…第4面、
10A、10B、10C、10D…絶縁基板、L…発光素子、
CC…凹部、AD…接着層、CR1…第1色、CR2…第2色、CR3…第3色、
LE14、LE24…素子端部、CN1、CN2…角部、E1、E2…基板端部。

Claims (17)

  1. 第1面と前記第1面の反対側の第2面とを有する第1絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板の前記第2面に配置された第1発光素子と、
    前記第2面と対向する第3面と、前記第3面の反対側の第4面とを有する第2絶縁基板と、を備え、
    前記第2絶縁基板は、前記第1発光素子と対向する位置において前記第3面に第1凹部を有し、
    前記第1発光素子の少なくとも一部は、前記第1凹部の内部に位置する、表示装置。
  2. さらに、前記第2面と前記第3面とを接着する接着層を備え、
    前記接着層は、前記第1凹部内に位置し、前記第1発光素子に接する、請求項1に記載の表示装置。
  3. さらに、前記第2絶縁基板に配置された第2発光素子と、
    前記第2発光素子と対向する位置に第2凹部と、を有し、
    前記第2発光素子の少なくとも一部は、前記第2凹部の内部に位置する、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. さらに、前記第4面と対向する第5面を有する第3絶縁基板を備え、
    前記第2発光素子は、前記第2絶縁基板の前記第4面に配置され、
    前記第2凹部は、前記第3絶縁基板の前記第5面に位置する、請求項3に記載の表示装置。
  5. さらに、前記第1絶縁基板の前記第2面に配置され、前記第1発光素子と隣り合う第3発光素子と、
    前記第2絶縁基板の前記第4面に配置され、前記第2発光素子と隣り合う第4発光素子と、を備え、
    前記第2絶縁基板は、前記第3発光素子と対向する位置において前記第3面に第3凹部を有し、
    前記第3発光素子の少なくとも一部は、前記第3凹部の内部に位置し、
    前記第3絶縁基板は、前記第4発光素子と対向する位置において前記第5面に第4凹部を有し、
    前記第4発光素子の少なくとも一部は、前記第4凹部の内部に位置し、
    前記第1発光素子と前記第2発光素子は、平面視で隣り合い、第1色を発光し
    前記第3発光素子と前記第4発光素子は、平面視で隣り合い、第2色を発光する、請求項4に記載の表示装置。
  6. さらに、前記第1絶縁基板の前記第2面に配置され、前記第1発光素子と隣り合う第3発光素子と、
    前記第2絶縁基板の前記第4面に配置され、前記第2発光素子と隣り合う第4発光素子と、を備え、
    前記第2絶縁基板は、前記第3発光素子と対向する位置において前記第3面に第3凹部を有し、
    前記第3発光素子の少なくとも一部は、前記第3凹部の内部に位置し、
    前記第3絶縁基板は、前記第4発光素子と対向する位置において前記第5面に第4凹部を有し、
    前記第4発光素子の少なくとも一部は、前記第4凹部の内部に位置し、
    前記第1発光素子と前記第2発光素子は、平面視で隣り合い、
    前記第3発光素子と前記第4発光素子は、平面視で隣り合い、
    前記第1発光素子及び前記第3発光素子は、第1色を発光し、
    前記第2発光素子及び前記第4発光素子は、第2色を発光する、請求項4に記載の表示装置。
  7. 前記第2発光素子は、前記第2絶縁基板の前記第3面に配置され、
    前記第2凹部は、前記第1絶縁基板の前記第2面に位置する、請求項3に記載の表示装置。
  8. さらに、前記第2絶縁基板の前記第3面に配置され、前記第2発光素子と隣り合う第5発光素子を備え、
    前記第5発光素子の少なくとも一部は、前記第2発光素子とともに前記第2凹部の内部に位置する、請求項7に記載の表示装置。
  9. さらに、前記第1絶縁基板の前記第2面に配置された第6発光素子と、
    前記第2絶縁基板の前記第3面において前記第1凹部内に配置され、前記第1発光素子と前記第6発光素子との間に位置する第7発光素子と、を備え、
    前記第6発光素子の少なくとも一部は、前記第1凹部の内部に位置する、請求項1又は2に記載の表示装置。
  10. 前記第1発光素子は、前記第2発光素子側に位置する第1素子端部を有し、
    前記第2発光素子は、前記第1発光素子側に位置する第2素子端部を有し、
    前記第1素子端部と前記第2素子端部は、同一平面上に位置する、請求項4又は7に記載の表示装置。
  11. 前記第1発光素子は、前記第2発光素子側に位置する第1素子端部を有し、
    前記第1素子端部は、前記第2発光素子に重なる、請求項4又は7に記載の表示装置。
  12. 前記第1発光素子は、前記第2発光素子側に位置する第1素子端部を有し、
    前記第2発光素子は、前記第1発光素子側に位置する第2素子端部を有し、
    前記第1素子端部と前記第2素子端部は、平面視で離間している、請求項4又は7に記載の表示装置。
  13. 平面視で複数の発光素子が千鳥状に配置され、
    前記第1発光素子は、前記第2発光素子側に第1角部を有し、
    前記第2発光素子は、前記第1発光素子側に第2角部を有し、
    前記第1角部は、前記第2角部と同一点上に位置する、請求項4又は7に記載の表示装置。
  14. 平面視で複数の発光素子が千鳥状に配置され、
    前記第1発光素子は、前記第2発光素子側に第1角部を有し、
    前記第2発光素子は、前記第1発光素子側に第2角部を有し、
    前記第1角部は、前記第2発光素子に重なり、
    前記第2角部は、前記第1発光素子に重なる、請求項4又は7に記載の表示装置。
  15. 平面視で複数の発光素子が千鳥状に配置され、
    前記第1発光素子、前記第2発光素子は、平面視で互いに離間する、請求項4又は7に記載の表示装置。
  16. 前記第1凹部は、平面視で楕円形状であり、1つの前記第1発光素子を収容する、請求項1乃至15の何れか1項に記載の表示装置。
  17. さらに、前記第1発光素子と隣り合う第8発光素子を備え、
    前記第2絶縁基板は、第1基板端部と、前記第1基板端部の反対側の第2基板端部と、を有し、
    前記第1凹部は、前記第1基板端部から前記第2基板端部まで延出し、少なくとも前記第1発光素子及び前記第8発光素子を収容する、請求項1乃至15の何れか1項に記載の表示装置。
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