JP2021156392A - パイロット式電磁弁 - Google Patents

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【課題】プレス加工部品を採用するとともに、組立し易いピストンバネを備えるパイロット式電磁弁を提供することである。【解決手段】ピストンバネ50を備えるパイロット式電磁弁10であって、ピストンバネ50が、ピストン40に設けられるフランジ部42とプランジャチューブ30の拡径部31内に圧入された弁本体20の縮径部22の他端部との間に挟持されるとともに、ピストン40の側壁43とプランジャチューブ30の拡径部31とにより画定される環状空間Cs内に収容するものである。これにより、弁本体20及びプランジャチューブ30を同軸上に配置させるとともに、ピストンバネ50の座りを良くすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、無差圧作動用のピストンバネを備えるパイロット式電磁弁に関する。
パイロット式電磁弁は、一次側圧力と二次側圧力との差圧が生じない無差圧時においても、開弁動作が確実に行われるように、ピストンを弁座から離反する方向に付勢するピストンバネを採用し、強制的に弁体を弁座から離隔させることが行われてきた。
また、近年、パイロット式電磁弁における部品コストを下げるため、切削部品をプレス加工部品へと切り替えることが要望されている。
ここで、ピストンバネを備えるパイロット式電磁弁において、プレス加工部品を弁本体部及びプランジャチューブに採用したもの(以下、「従来のパイロット式電磁弁」という)が、例えば、特許文献1の図4などに開示されている。
特開2015−4435号公報
図3は、従来のパイロット式電磁弁110を示す断面図である。従来のパイロット式電磁弁110は、弁座127aを有する弁本体120、プランジャチューブ130、パイロット流路145及び均圧孔147を有するピストン140を備える。さらに、従来のパイロット式電磁弁110は、パイロット弁体161を保持するプランジャ160、コイルバネ163を介してプランジャ160と対向する吸引子170、プランジャチューブ130の小径部132の外周部に設けられる制御部(不図示)を備える。
ここで、弁本体120の弁室126の上側の開口部は外径方向に向けられた脚部128を有し、受け部129上にプランジャチューブ130が溶接Wにより接合されている。また、弁本体120には、流入管101及び流出管102が、ろう付けにより接合されて弁室126に連通する。さらに、ピストン140は、プランジャチューブ130の摺動面134に摺動自在に配設されるとともに、弁本体120の脚部128とピストン140との間に配設されるピストンバネ150により、弁座127aから離反する方向に付勢されている。
しかしながら、従来のパイロット式電磁弁110は、主に、以下の3つの問題点があった。第1の問題点として、ピストンバネ150により付勢されている弁本体120をプランジャチューブ130と溶接Wにより接合する必要がある。つまり、特別な治具を用いて、弁本体120及びプランジャチューブ130を挟持しながら溶接するため、弁本体120及びプランジャチューブ130を同軸上に配置することは非常に困難であった(以下、「プレス部材の同軸上への配置困難」という。)。第2の問題点として、弁本体120の脚部128を、ピストンバネ150の下端部の受け座としているが、ピストンバネ150の座りが悪いことから、半径方向へのズレなどが生じるおそれがあった(以下、「ピストンバネのズレ」という。)。第3の問題点として、ピストン140を、ピストン140の上端部のみの摺動面で支持していることから、傾きやすいおそれがあった(以下、「ピストンの傾き」という。)。
本発明は、上記問題点の少なくとも一つを解消するものであり、プレス加工部品を採用するとともに、組立し易いピストンバネを備えるパイロット式電磁弁を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、パイロット式電磁弁は、パイロット流路を有するピストンと、弁室及び前記ピストンの一端側が離接する弁座を設ける大径部、前記ピストンを収容する縮径部を有する弁本体と、前記ピストンを前記弁座から離反する方向に付勢するピストンバネと、前記パイロット流路を開閉するパイロット弁体と、前記ピストンを収容する拡径部、前記パイロット弁体を設けるプランジャを摺動自在に案内する小径部を有するプランジャチューブと、前記プランジャを駆動する制御部と、を備え、前記ピストンバネが、前記ピストンに設けられるフランジ部と、前記プランジャチューブの拡径部内に圧入された前記弁本体の縮径部の他端部との間に挟持されるとともに、前記ピストンの側壁と前記プランジャチューブの拡径部とにより画定される環状空間内に収容されるものである。
また、上記パイロット式電磁弁は、前記弁本体の縮径部及び前記プランジャチューブの拡径部により、前記ピストンを摺動自在に案内するものとしてもよい。
また、上記パイロット式電磁弁は、前記ピストンの側壁と前記弁本体の縮径部との間に形成される第1の副流路と、前記ピストンのフランジ部と前記プランジャチューブの拡径部との間に形成される第2の副流路と、を有し、前記第1の副流路及び前記第2の副流路の少なくとも一方の容量係数(Cv値)を、前記パイロット流路の容量係数(Cv値)より小さくするものとしてもよい。
本発明によれば、プレス加工部品を採用するとともに、組立し易いピストンバネを備えるパイロット式電磁弁を提供することができる。
本発明の実施形態に係るパイロット式電磁弁の弁閉状態を示す断面図であり、(a)は、パイロット式電磁弁の全体図、(b)は、(a)の破線I(b)で囲まれる弁本体とプランジャチューブとの接続部の拡大図を、それぞれ表す。 本発明の実施形態に係るパイロット式電磁弁の弁開状態を示す断面図であり、(a)は、パイロット式電磁弁の全体図、(b)は、(a)の破線II(b)で囲まれる弁本体とプランジャチューブとの接続部の拡大図を、それぞれ表す。 従来のパイロット式電磁弁を示す断面図である。
本発明の実施形態について、図1から図2を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は本実施形態の態様に限定されるものではない。
<用語について>
本明細書および特許請求の範囲の記載において、「一端」及び「他端」とは、図面における「下方」及び「上方」を示す。
<パイロット式電磁弁の構成について>
図1及び図2を用いて、本発明の実施形態に係るパイロット式電磁弁10について説明する。パイロット式電磁弁10は、弁本体20、プランジャチューブ30と、ピストン40、ピストンバネ50、プランジャ60、吸引子70、及び、制御部80から主に構成される。以下、パイロット式電磁弁10のそれぞれの構成について説明する。
弁本体20は、プレス加工により形成されており、軸方向の一端側へ延在する円筒形状の大径部21と、大径部21から軸方向の他端側へ延在する円筒形状の縮径部22と、を備える。大径部21と縮径部22との接合部には、肩部23が形成されている。弁本体20の一端側開口部24には、弁座27aを設ける弁座体27及び低圧側である二次側圧力が導入される流出管2が、ろう付けにより接合される。また、弁本体20の側方開口部25には高圧側である一次側圧力が導入される流入管1が、ろう付けにより接合されて弁室26に連通する。ここで、弁本体20の管厚は、ピストンバネ50の線径と同じか僅かに大きく設定されている。
プランジャチューブ30は、プレス加工により形成されており、軸方向の一端側へ延在する円筒形状の拡径部31と、拡径部31から軸方向の他端側へ延在する円筒形状の小径部32と、を備える。拡径部31と小径部32との接合部には、段差部33が形成されている。プランジャチューブ30の拡径部31内には、特別の治具を必要とせずに、弁本体20の縮径部22が所定の圧入代Lを有して圧入固定されている。ここで、プランジャチューブ30の拡径部31の内径は、弁本体20の縮径部22の外径より僅かに小さくなるように設定されている。また、この圧入代Lは、圧入固定の際に、プランジャチューブ30の拡径部31の先端が、弁本体20の肩部23に当接するまでの長さ、つまり、弁本体20の縮径部22の軸方向長さに相当するものである。この圧入代Lが得られるように、軸方向への圧入固定を進めるにつれて、弁本体20及びプランジャチューブ30は、互いの対向面の摺動により径方向への位置決めを行うため、同軸上に配置することができる。これにより、本実施形態におけるパイロット式電磁弁10は、前述した第1の問題点(プレス部材の同軸上への配置困難)を解消することができる。
本実施形態における圧入代Lは、2〜4(mm)とすることが好ましい。また、本実施形態におけるプランジャチューブ30と弁本体20との固定手段は、圧入固定のみによるものであるが、これに限らない。例えば、この固定手段を、より堅固なものとするとともに、熱の影響による歪みを抑制するために、圧入固定後に、圧入代L(図1b参照)に対して、さらにレーザー溶接やスポット溶接等を行うことができる。
ピストン40は、一端側に設けられ弁座27aと離接する弁体41と、他端側に延在し、他端部に外径方向に向けられたフランジ部42を設ける側壁43と、を備える。さらにピストン40は、図1(b)に示すように、他端側に設けられる凹部からなるパイロット弁室44と、弁体41の中心開口とパイロット弁室44とを連通するパイロット流路45と、を備える。なお、本実施形態のピストン40が、パイロット弁室44を備えることは、必須の構成ではない。また、本実施形態におけるフランジ部42は、ピストン40の他端部に設けられるものであるが、これに限らず、側壁43における軸方向のいずれかの位置に設けられても良いし、軸方向に延在して設けられても良い。ここで、ピストン40のフランジ部42と弁本体20の縮径部22の他端部との間にピストンバネ50を挟持した状態で、プランジャチューブ30及び弁本体20を圧入固定する。これにより、ピストンバネ50は、特別の治具を必要とせずに、ピストン40の側壁43とプランジャチューブ30の拡径部31とにより画定される環状空間Cs内に収容される。よって、本実施形態におけるパイロット式電磁弁10は、ピストンバネ50の半径方向にズレを抑え、座りを良くすることができるため、前述した第2の問題点(ピストンバネのズレ)を解消することができる。ここで、詳細は後述するが、このピストンバネ50は、一次側圧力と二次側圧力との差圧が生じない無差圧時においても、弁体41が弁座27aから離反する方向に移動できる程度の付勢力を有する比較的弱いばね定数のものから構成されている。なお、本実施形態におけるピストンバネ50が収容される「環状空間Cs内」とは、ピストン40の側壁43とプランジャチューブ30の拡径部31とにより画定される環状空間Csの内部を示している。この「環状空間Cs内」には、環状空間Csに含まれる一部の空間、例えば、プランジャチューブ30の拡径部31の内周側に、円筒形状のスリーブが嵌挿された際における、ピストン40の側壁43とスリーブの内周面とにより画定される環状空間が包含される。
プランジャ60は、一端側に保持されパイロット流路45を開閉するパイロット弁体61と、他端側に形成された凹部62と、を備える。プランジャ60は、プランジャチューブ30の小径部32内を軸方向に摺動自在に案内される。コイルバネ63は、圧縮された状態で、プランジャ60の凹部62と、小径部32の他端側に固定された吸引子70との間に挟持され、プランジャ60を下方、すなわち、弁座27aの方向へとピストン40を付勢する。
制御部80は、電磁コイル81と、磁気フレーム82と、を備え、プランジャチューブ30の小径部32の外周部に配置され、プランジャ60を駆動する。この電磁コイル81は、磁気フレーム82の内部に装着され、巻線が巻かれたボビン83と、ボビン83の周囲をモールドするモールド樹脂84と、を備える。制御部80は、吸引子70の上部に形成された雌ねじ71に、磁気フレーム82に形成されたボルト挿通孔82aを介して、締結ボルト85が螺合されている。
<パイロット式電磁弁の動作について>
以上説明した構成を有するパイロット式電磁弁10の動作について説明する。パイロット式電磁弁10には、流入管1を介して一次側圧力(高圧力)が導入され、流出管2を介して二次側圧力(低圧力)が導入されており、一次側圧力と二次側圧力との間に差圧が生じるものとする。
(電磁コイルへの通電を遮断した状態)
図1に示されるように、プランジャ60が、コイルバネ63の付勢力により、吸引子70から離反する方向に移動する。これにより、プランジャ60の一端側に保持されたパイロット弁体61が、ピストン40のパイロット流路45の上部に形成されたパイロット弁座46に着座し、パイロット流路45を閉弁状態とする。
また、プランジャ60が、ピストン40とともに、吸引子70から離反する方向へとさらに移動することによって、弁体41が弁本体20内に設けられる弁座27aに着座し、弁座27aに形成された弁ポート27bを閉弁状態とする。
ここで、ピストン40の外周側には、弁室26とパイロット弁室44とを常時連通する副流路が形成されている。この副流路は、ピストン40の側壁43と弁本体20の縮径部22との間に形成される環状の第1の副流路Sf1と、ピストン40のフランジ部42とプランジャチューブ30の拡径部31との間に形成される環状の第2の副流路Sf2とからなる。
したがって、パイロット流路45及び弁ポート27bが閉弁状態された状態においては、高圧側である流入管1の流体が、第1の副流路Sf1及び第2の副流路Sf2を介して、パイロット弁室44に流入する。これにより、コイルバネ63の付勢力に加えて、パイロット弁室44の高圧が、弁体41を弁座27aに当接させる方向に付勢する。
(電磁コイルへの通電を行った状態)
図2に示されるように、プランジャ60が、コイルバネ63の付勢力に抗して吸引子70の方向に移動する。これにより、プランジャ60の一端側に保持されたパイロット弁体61が、ピストン40のパイロット流路45の上部に形成されたパイロット弁座46から離反する方向に移動して、パイロット流路45を開弁状態とする。
この際、図2(b)に示すように、ピストン40のパイロット弁室44内の高圧の流体は、パイロット流路45を介して、低圧側である流出管2へと排出される(矢印E参照)。一方、ピストン40のパイロット弁室44には、第1の副流路Sf1及び第2の副流路Sf2を介して、流入管1からの流体が供給される(矢印F参照)。したがって、確実にピストン40に差圧を生じさせ、ピストン40を弁座27aから離反する方向に移動させるためには、パイロット弁室44に対する供給流量を排出流量より小さくする必要がある。このために、第1の副流路Sf1及び第2の副流路Sf2の少なくとも一方の容量係数(Cv値)を、パイロット流路45の容量係数(Cv値)より小さく設定している。第1の副流路Sf1及び第2の副流路Sf2、パイロット流路45におけるそれぞれ容量係数(Cv値)の設定は、流路の開口面積、流路の長さ等により調整できる。
本実施形態においては、第1の副流路Sf1及び第2の副流路Sf2の少なくとも一方の容量係数(Cv値)を、パイロット流路45の容量係数(Cv値)より小さくするものとした。ここで、第1の副流路Sf1及び第2の副流路Sf2を画定する弁本体20及びプランジャチューブ30は、加工精度の高い寸法管理を行うために、比較的多くの工程数を必要とするプレス加工により形成されている。よって、プレス加工により形成されている弁本体20及びプランジャチューブ30の両方に対して加工精度の高い寸法管理を行うのではなく、少なくともいずれか一方に対して寸法管理を行うことにより、生産性を高めることができる。
このように、ピストン40が上方から受圧するパイロット弁室44内の圧力が低下し、ピストン40が下方から受圧する一次側圧力(高圧力)との間に差圧が生じるため、ピストン40が弁座27aから離反する方向に移動して、弁ポート27bが開弁状態となる。ピストン40が弁座27aから離反する方向にさらに移動すると、プランジャチューブ30の段差部33が、ピストン40のフランジ部42と当接し、ストッパの機能を果たすことにより、弁体41の最大開度を規定している。
ここで、ピストン40の側壁43及び弁本体20の縮径部22により、第1の摺動面Ss1が設けられるとともに、ピストン40のフランジ部42及びプランジャチューブ30の拡径部31とにより、第2の摺動面Ss2が設けられる。この第1の摺動面Ss1及び第2の摺動面Ss2は、ピストンバネ50を挟んで軸方向に離間しており、第1の副流路Sf1及び第2の副流路Sf2と対応する位置に設けられている。これにより、本実施形態におけるパイロット式電磁弁10は、ピストン40を軸方向に離間する2か所の摺動面で支持しており、ピストン40を傾かせずに摺動自在に案内することができるため、前述した第3の問題点(ピストンの傾き)を解消することができる。
なお、上記説明では、一次側圧力と二次側圧力との間に差圧が生じるものとした。しかしながら、一次側圧力と二次側圧力との間に差圧が生じない無差圧時においても、ピストンバネ50が、ピストン40を弁座27aから離反する方向に付勢することにより、開弁動作を確実に行うことができる。
<その他>
本実施形態のパイロット式電磁弁は、あらゆる流体装置及び流体回路に適用可能である。また、本発明は、上述した各形態や、各実施形態、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
10 パイロット式電磁弁
1 流入管
2 流出管
20 弁本体
21 大径部
22 縮径部
23 肩部
24 一端側開口部
25 側方開口部
26 弁室
27 弁座体
27a 弁座
27b 弁ポート
30 プランジャチューブ
31 拡径部
32 小径部
33 段差部
40 ピストン
41 弁体
42 フランジ部
43 側壁
44 パイロット弁室
45 パイロット流路
50 ピストンバネ
60 プランジャ
61 パイロット弁体
70 吸引子
80 制御部
Cs 環状空間
L 圧入代
Sf1 第1の副流路
Sf2 第2の副流路
Ss1 第1の摺動面
Ss2 第2の摺動面

Claims (3)

  1. パイロット流路を有するピストンと、
    弁室及び前記ピストンの一端側が離接する弁座を設ける大径部、前記ピストンを収容する縮径部を有する弁本体と、
    前記ピストンを前記弁座から離反する方向に付勢するピストンバネと、
    前記パイロット流路を開閉するパイロット弁体と、
    前記ピストンを収容する拡径部、前記パイロット弁体を設けるプランジャを摺動自在に案内する小径部を有するプランジャチューブと、
    前記プランジャを駆動する制御部と、
    を備え、
    前記ピストンバネが、前記ピストンに設けられるフランジ部と、前記プランジャチューブの拡径部内に圧入された前記弁本体の縮径部の他端部との間に挟持されるとともに、前記ピストンの側壁と前記プランジャチューブの拡径部とにより画定される環状空間内に収容されることを特徴とするパイロット式電磁弁。
  2. 前記弁本体の縮径部及び前記プランジャチューブの拡径部により、前記ピストンを摺動自在に案内することを特徴とする請求項1に記載のパイロット式電磁弁。
  3. 前記ピストンの側壁と前記弁本体の縮径部との間に形成される第1の副流路と、前記ピストンのフランジ部と前記プランジャチューブの拡径部との間に形成される第2の副流路と、を有し、
    前記第1の副流路及び前記第2の副流路の少なくとも一方の容量係数(Cv値)を、前記パイロット流路の容量係数(Cv値)より小さくすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパイロット式電磁弁。
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