JP2021154820A - 車両位置描画システム - Google Patents

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【課題】車両後退時に姿勢の把握が容易な車両位置描画システムの提供。【解決手段】車両3に設けられ、可視光を路面に照射して車両3の後端23a、23bの位置を示すパターン形状21を路面に描画する照射器4と、照射器4の照射を制御する制御部7を備える車両位置描画システム1であって、制御部7は、パターン形状21として、車両の左右の後端23a、23bの少なくとも一方から、車幅方向の外側に延びる帯状のパターン形状21を、車両3が後退可能な時に路面に描画するように照射器4を制御する。【選択図】図1

Description

本開示は、車両位置描画システムに関する。
車両を後退させて駐車する場合に、車両の後端が駐車領域から外れないようにするため、車両の位置を示すパターンや車輪の移動軌跡の予測パターンを路面に描画して運転手に視認させる描画システムを備えた車両が知られている。
例えば特許文献1では車両の後端位置を示す点状の有色レーザ光を路面に照射する描画システムを備えた車両が記載されている。特許文献2では車両の後退時に後輪の移動軌跡の予測線をビーム照射器で路面に照射する描画システムを備えた車両が記載されている。
特開2001−270380号公報 特開2003−231450号公報
車両の駐車時には、駐車領域に対して上面視で斜めに車両が駐車しないように、車両の姿勢も把握する必要がある。特に荷役車両が荷物の積み下ろしを行う倉庫では、積み下ろしを行う場所の高さを荷台の高さに合わせるために、プラットフォームと呼ばれる、地面と段差がある台で積み下ろしを行う。そのため、荷物の積み下ろしを行う場合はプラットフォームに対して荷役車両の荷台が斜めにならない姿勢で駐車するように車両を後退させる必要がある。
また、プラットフォーム以外にも路上で停車をする際には、路肩に対する車両最外端の位置および車両の姿勢も把握する必要がある。
しかしながら特許文献1、2の技術は、車両の後端位置やその予測線が路面に描画されるだけなので、駐車領域に対する車両の姿勢が分かりにくい問題があった。また、特許文献2では車両後端の更に後方に予測線が描画されるため、予測線がミラーの視野外に描画されてしまい、ミラー越しの視認が困難である問題もあった。
本開示は上記課題を鑑みてなされたものであり、車両後退時に姿勢の把握が容易な車両位置描画システムの提供を目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の一態様は、車両に設けられ、可視光を路面に照射して前記車両の後端位置を示すパターン形状を前記路面に描画する照射器と、前記照射器の照射を制御する制御部を備える車両位置描画システムであって、前記制御部は、前記パターン形状として、前記車両の左右後端の少なくとも一方から車幅方向の外側に延びる帯状のパターンを、前記車両が後退可能な時に前記路面に描画するように前記照射器を制御することを特徴とする。
本開示によれば、車両後退時に姿勢の把握が容易な車両位置描画システムを提供できる。
本開示の実施形態に係る車両位置描画システムを備える車両の斜視図である。 図1の車両位置描画システムの機能ブロック図である。 車両位置描画システムを備える車両の後退時の上面図であって、(a)はプラットフォーム稜線又は停止線に対して車両後端部稜線が平行になっている例、(b)はプラットフォーム稜線又は停止線に対して車両後端部稜線が斜めになっている例を示す。 パターン形状の変形例を示す斜視図である。 車両位置描画システムによる描画の手順を示すフロー図である。
以下、図面に基づき本開示の実施形態を詳細に説明する。
まず図1〜図4を参照して本開示の実施形態に係る車両位置描画システム1を備える車両3の構成を説明する。図1では車両3として貨物車両であるトラックを例示する。
図1に示すように車両3はキャブ42、荷台41、及び車両位置描画システム1を備える。
キャブ42は車両3の運転室となる箱型の構造物であり、車両3の足回り機構である図示しないシャシの前端に配置される。キャブ42の左右側面には、運転手が側方及び後方を視認するためのサイドミラー3bが突設される。
荷台41は貨物を搭載する構造物であり、キャブ42の後方に配置され、図示しないシャシに保持される。図1に示す荷台41はバンと呼ばれる箱型であり、貨物の出し入れの際に開閉される扉であるリヤドア43が後端面に設けられる。ただし荷台41はウィングドアのように、荷台41の側面に設けられた扉を更に備える構造でもよい。また図1に示す車両3はキャブ42と荷台41が同じシャシに固定されているが、セミトレーラやトレーラのように、キャブ42と荷台41が異なるシャシに固定された構造でもよい。
車両位置描画システム1は路面に可視光を照射して、図1に示すように、車両3の後端位置を示すパターン形状21を路面に描画するシステムであり、図2に示すように照射器4及び制御部7を備える。
照射器4は可視光を路面に照射してパターン形状21を路面に描画する装置であり、図2に示すように光源5及び投影装置9を備える。
光源5は可視光の光源である。光源5としては路面に照射されたパターン形状21を運転手や車両3の周囲の人間が視認できる程度の光量の可視光を路面に照射できる公知の光源を選択すればよい。例えば電球、蛍光ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、ネオン管、LED等の種々の光源を用いればよい。
光源5は図1に示す車両3の後端23a、23bを示すパターン形状21を路面に投影できる位置に設けられる。後端23a、23bは、荷台41の左右後端の平面位置である。パターン形状21は路面に投影されるので、パターン形状21は後端23a、23bを路面に投影した投影位置27a、27bを含む形状となる。
よって光源5の平面上の位置である図1のX方向位置及びY方向位置は、投影位置27a、27bになるべく近い位置に設けるのが好ましい。
光源5の設置高さであるZ方向の位置は低い方が、パターン形状21を見た人間の視野に光源5が照射した可視光が直接入りにくく、グレアが生じ難い点では有利である。一方で設置高さが低すぎると、パターン形状21が光源5から遠くなるほどアスペクト比が大きくなり、所望の形状を投影し難くなる。そのため、貨物車両の場合、架装後端の下面に光源5を設置するのが好ましい。図1では光源5としてテールランプ5a、5bを利用している。このように車両に既設のランプを光源5として利用することで、光源5を別途用意する必要がなくなる。
投影装置9は、光源5から照射された可視光を所定の形状、色彩のパターン形状21として出力する装置であり、光源5から照射された可視光の光路上に配置される。可視光を所定の形状、色彩のパターン形状21で出力できるのであれば投影装置9の具体的な構成は透過型液晶方式、反射型液晶方式等の種々の方式を利用すればよい。
投影装置9は光源5から照射された可視光の光路上に設けられるため、好ましい設置位置は光源5と同様である。車両に既設のランプを光源5として用いる場合、投影装置9は既設のランプに組み込まれる。
図2では照射器4として投影装置9を備えた所謂プロジェクタを図示しているが、路面に可視光のパターン形状21を描画できるのであれば、可視光ビームの照射装置を照射器4に用いても良い。
制御部7は照射器4の照射を制御するコンピュータであり、ここではECU(Engine Control Unit)を例示しているが、照射器4を制御できるのであればECU以外のコンピュータでもよい。
制御部7はパターン形状21の具体的な形状、寸法、色彩、及び路面に投影するタイミングを決定して、照射器4にパターン形状21を照射させる。
パターン形状21は、図1に示すように車両3の左右後端位置の少なくとも一方から、車幅方向の外側に延びる帯状のパターンである。図1では車両3の左右後端位置である後端23a、23bの両方から車幅方向の外側に延びる帯状のパターンを例示している。より具体的には後端23a、23bを路面に投影した投影位置27a、27bから車幅方向の外側に延びる帯状のパターンがパターン形状21の形状である。ここでいう「車幅方向の外側」とは、車幅方向において、車両3から離れる向きを意味する。例えば後端23aは車両の左側の後端であるため、「後端23aから車幅方向外側」は「後端23aから車幅方向左側」を意味する。
パターン形状21がこのような形状である理由を簡単に説明する。
図1に示すように荷台41は路面よりも高い位置にあるため、貨物の積み込み、積み下ろしを行う場所の高さを荷台41の底面の高さに合わせると、昇降機のような上下方向に貨物を移動させる装置が不要になるため、積み込み、積み下ろしが簡便となる。そのため、貨物の積み込み、積み下ろしを行う場所は図1に示すプラットフォーム31とする場合がある。プラットフォーム31は高さが荷台41の底面の高さと同程度の高さの平面視矩形の台である。
このプラットフォーム31を用いて荷台41の後端面に設けたリヤドア43から貨物の積み込み、積み下ろしを行う場合、リヤドア43をプラットフォーム31側に向けて車両3を後退させる。その後、図3(a)に示すように上面視で、プラットフォーム31の前端の稜線であるプラットフォーム稜線33、又はその後方に引かれた停止線34と、車両後端の稜線である車両後端稜線23とが平行になる姿勢で車両3を停車させる必要がある。
一方で車両3の後退の際に運転手は、通常は車両3を旋回させながら目標位置まで移動させる。そのため後退中に図3(b)に示すようにプラットフォーム稜線33又は停止線34と車両後端稜線23とが互いに傾いた姿勢になる。よって、図3(b)の姿勢からハンドル操作により図3(a)に示す姿勢にする必要がある。
しかしながら特に荷台41が長くなるほど、後退中のプラットフォーム31に対する車両3の姿勢がどの程度傾いているかを運転手が判断するのが困難となる。
そこで制御部7は、後端23a、23bから車幅方向の外側に延びる帯状のパターンをパターン形状21として路面に描画させる。
パターン形状21の長手方向は車両後端稜線23の平行線である。そのためプラットフォーム稜線33又は停止線34と、パターン形状21が平行であれば車両の姿勢は図3(a)に示す姿勢であり、車両後端稜線23がプラットフォーム稜線33又は停止線34に対して平行である。プラットフォーム稜線33又は停止線34と、パターン形状21が平行でなければ車両の姿勢は図3(a)に示すように車両後端稜線23がプラットフォーム稜線33又は停止線34に対して平行でない。つまり、図3では駐車領域の停止目標線であるプラットフォーム稜線33又は停止線34とパターン形状21との傾斜の程度が車両3の姿勢のずれを表している。そのため、停止目標線とパターン形状21の位置関係を比較することで、運転手も車外の人間も、車両後退時の姿勢の把握が容易となる。
また、パターン形状21は後端23a、23bから車幅方向の外側に延びる形状であるため、車長方向であるX方向の表示位置が後端23a、23bと同じ位置であり、ほとんど車両後方に延在しない。そのため、車両後退時の移動軌跡を示すパターンを描画する場合とは異なり、パターン形状21がサイドミラー3bの視野の範囲外に表示される恐れもない。
そのため、パターン形状21は運転手からも見やすく、車両後退時に姿勢の把握が容易である。
以上が、車両3の後端23a、23bの両方から車幅方向の外側に延びる帯状のパターンをパターン形状21とする理由である。
図1のパターン形状21は、左側の後端23aから車幅方向左側に延びる左側パターン21aと、右側の後端23aから車幅方向右側に延びる右側パターン21bの2つのパターンを有する。後退時の車両3の姿勢を確認することのみを考えるとパターン形状21は左側パターン21aと右側パターン21bの一方のみを有するパターンでもよい。ただし左側パターン21aと右側パターン21bの両方を含むパターン形状21を描画する方が、車長方向に対して左右どちら側からでも後退時の車両3の姿勢を確認できるため、好ましい。
パターン形状21の寸法は、視認性や光源5の光量を考慮して適宜設定する。例えば車長方向であるX方向の幅はある程度太い方が視認性は高くなるが、太くしすぎると後端23a、23bの正確な場所が分かりにくくなるため、車両3の後端23a、23bを把握できる範囲で適宜設定する。
また車幅方向であるY方向の長さは長い方が、傾きが分かりやすいため、車両後退時の姿勢の把握が容易となる。ただし、Y方向の長さが長すぎるとパターン形状21の一部がサイドミラー3bの視野の範囲外となる。またY方向の長さが長すぎると光源5からの距離が遠くなるため、車両位置描画システム1がプロジェクタの場合にパターン形状21のアスペクト比が大きくなり、所望の形状を投影し難くなる。そのため、サイドミラー3bの視野や光源5との距離を考慮してY方向の長さを適宜設定するのが好ましい。
パターン形状21は帯状のパターンであるが、ここでいう「帯状」とは車幅方向を視認できる長尺状の外形を有する形状を意味する。よって点線や破線のように不連続な形状も含まれる。
パターン形状21は車両3の後端23a、23bから車幅方向の外側に延びる帯状のパターンを含んでいれば、他のパターンを含む形状でもよい。
例えば図4に示すようにパターン形状21はL字状でもよい。この場合、パターン形状21は、車両3の後端23a、23bから車幅方向の外側に延びる帯状のパターンである幅方向パターン51と、車両3の後端23a、23bから車両前方に伸びる帯状のパターンである前方パターン53を含む。
前方パターン53は車幅方向の最外端を示すため、車幅方向の最外端を車両3の運転手が視認しやすくなる。例えば運転手が車両3を後退させながら路肩へ寄せる際には、車幅方向の最外端が路肩よりも歩道側にはみ出さないように車幅方向の最外端を確認する必要がある。この場合に前方パターン53を視認することで、車幅方向の最外端を容易に把握できる。なお、前方パターン53を含むパターン形状21を表示する場合、テールランプ5a、5bを光源5として用いると、前方パターン53の表示位置がテールランプ5a、5bで投影できる領域の外側に位置する可能性がある。この場合は図4に示すサイドターンランプ44のように、車両3の側面に配置されたランプを光源5として用いてもよい。このようなランプとしてはサイドターンランプ44の他にはコーナリングランプが挙げられる。あるいは既存のランプとは別の光源5を設置してもよい。よって1つのパターン形状21の表示範囲に、1つの照射器4で描画できない部分がある場合は、その部分を平面上の位置が異なる他の照射器4で描画してもよい。
パターン形状21の色彩は視認性や灯火類の色彩の法規との兼ね合いで適宜設定する。例えば日本国では車両3の後方から視認できる灯火色として白色は法規で不可とされているため、白色以外で視認性の良い色彩として、緑色や赤色といった色彩を選択すればよい。
制御部7がパターン形状21を路面に投影するタイミングは、車両3が後退可能な時である。パターン形状21は、後退時の車両3の姿勢を運転手が確認して運転に役立てるためのパターンであるため、後退不可能な時に表示しても運転の役に立たず、照射器4の消費電力の無駄になるためである。
具体的には制御部7は、車両3の変速段及び走行方向を設定するシフトレバーが後退位置にある場合にのみ、パターン形状21を描画する可視光を路面に照射すればよい。
シフトレバーが後退位置にあるか否かは図2に示すように、シフトレバーの位置を検出するセンサであるギアポジションセンサ11からギアポジションを示す信号を取得し、ギアポジションが後退位置であるか否かを、取得した信号から制御部7が判断すればよい。
この構成では車両3が後退不可能なギアポジションにある場合は後退位置を表示しないので、無駄な電力の消費を抑制できる。
制御部7は、車両3を停車時に固定する制動装置であるパーキングブレーキ13が解除されている場合にのみ、パターン形状21を路面に照射するのが好ましい。これは、仮にシフトレバーが後退位置にあったとしてもパーキングブレーキ13が解除されていなければ車両3の後退が困難であるためである。
また、シフトレバーが後退位置でもパーキングブレーキ13が解除されていなければパターン形状21を描画しないことで、パーキングブレーキ13が解除されていないことを運転手に知得させられる。
パーキングブレーキ13が解除されているか否かは、図2に示すパーキングブレーキ13のパーキングブレーキ信号を制御部7が取得して、取得した信号からパーキングブレーキ13が解除されているか否かを判断すればよい。
制御部7は車両3が後退可能な時であっても常にパターン形状21を路面に投影させ続ける必要はない。例えばパターン形状21を点滅させる等して、断続的に路面に投影してもよい。
制御部7は、パターン形状21を描画した状態で、車両3が後退不可能になった場合は、光源5と投影装置9の間の光路を遮断する等してパターン形状21を路面に描画しないように照射器4を制御して描画を終了する。具体的にはパーキングブレーキ13が掛けられた場合や、シフトレバーが後退位置から前進位置や中立位置に移動した場合にパターン形状21の描画を終了する。ただし、描画を終了する条件は、この2つの条件の両方を満たす必要はない。いずれか一方のみを満たす場合にパターン形状21の描画を終了してもよい。例えばシフトレバーが後退位置から前進位置や中立位置に移動した場合のみ描画を終了する構成でもよい。
以上が車両位置描画システム1を備える車両3の概略構成の説明である。
次に車両位置描画システム1を用いたパターン形状21の描画の手順について図5を参照して説明する。
まず制御部7はギアポジションセンサ11からギアポジションを示す信号を取得し、シフトレバーが後退位置であるか否かを判断する。後退位置にないと判断した場合はS2に進み、後退位置にあると判断した場合はS3に進む(図5のS1)。
S1でシフトレバーが後退位置であると判断した場合、制御部7はパーキングブレーキ13からパーキングブレーキ信号を取得し、取得した信号からパーキングブレーキ13が解除されたか否かを判断する。パーキングブレーキ13が解除されていないと判断した場合はS2に進み、解除されていると判断した場合はS4に進む(図5のS3)。
S3でパーキングブレーキ13が解除されていると判断した場合、制御部7は照射器4を制御してパターン形状21を路面に描画する(図5のS4)。
S1でシフトレバーが後退位置にないと判断した場合、及びS3でパーキングブレーキ13が解除されていないと判断した場合、制御部7はパターン形状21を描画せず、既に描画されている場合は描画を終了してリターンする(図5のS2)。なお、S1とS3を実行する順番は逆でもよい。
以上が車両位置描画システム1を用いたパターン形状21の描画の手順の説明である。
このように本実施形態の車両位置描画システム1は、車両3の後端23a、23bを結ぶ線の車幅方向の平行線を示す帯状のパターン形状21が車両3の後退時に描画される。
この構成では帯状のパターン形状21と、駐車領域の停止線34の傾斜の程度が停止線34に対する車両3の姿勢のずれを表すため、車両後退時に姿勢の把握が容易である。
以上、実施形態に基づき本開示を説明したが本開示は実施形態に限定されない。当業者であれば本開示の技術思想の範囲内において各種変形例及び改良例に想到するのは当然のことであり、これらも当然に本開示に含まれる。
1 :車両位置描画システム
3 :車両
3b :サイドミラー
4 :照射器
5 :光源
5a :テールランプ
5b :テールランプ
7 :制御部
9 :投影装置
11 :ギアポジションセンサ
13 :パーキングブレーキ
21 :パターン形状
21a :左側パターン
21b :右側パターン
23 :車両後端稜線
23a、23b :後端
27a、27b :投影位置
31 :プラットフォーム
33 :プラットフォーム稜線
34 :停止線
41 :荷台
42 :キャブ
43 :リヤドア
44 :サイドターンランプ
51 :幅方向パターン
53 :前方パターン

Claims (5)

  1. 車両に設けられ、可視光を路面に照射して前記車両の後端位置を示すパターン形状を前記路面に描画する照射器と、前記照射器の照射を制御する制御部を備える車両位置描画システムであって、
    前記制御部は、前記パターン形状として、前記車両の左右後端の少なくとも一方から車幅方向の外側に延びる帯状のパターンを、前記車両が後退可能な時に前記路面に描画するように前記照射器を制御することを特徴とする車両位置描画システム。
  2. 前記制御部は、
    前記車両の左右後端の両方から、前記パターン形状を前記路面に描画するように前記照射器を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両位置描画システム。
  3. 前記制御部は、
    前記車両の左右後端から車幅方向の外側に伸びる帯状のパターン及び前記車両の左右後端から車両前方に伸びる帯状のパターンを含むL字状の前記パターン形状を前記路面に描画するように前記照射器を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両位置描画システム。
  4. 前記制御部は、
    前記車両の変速段及び走行方向を設定するシフトレバーが後退位置にある場合にのみ、前記車両の後端位置を示すパターン形状を描画させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両位置描画システム。
  5. 前記制御部は、
    前記車両を停車時に固定する制動装置であるパーキングブレーキが解除されている場合にのみ、前記パターン形状を前記路面に描画させる請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両位置描画システム。
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