JP2021154231A - 燃焼排ガス浄化処理に係る装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼排ガス中に含まれる二酸化炭素等を除去するための燃焼排ガス浄化処理に係る方法および装置の提供。【解決手段】燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置に通し前記燃焼排ガスから硫黄酸化物を除去して二酸化炭素を含むガスを得、燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得、燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得、次いで該液体分を前記の二酸化炭素を含むガスに接触させて、該ガスから二酸化炭素を除去することを含む、燃焼排ガスを浄化する方法および装置。【選択図】図2

Description

本発明は、燃焼排ガス中に含まれる二酸化炭素等を除去するためのガス浄化処理に係る装置および方法に関する。
地球温暖化の原因の一つと考えられている二酸化炭素の排出量を減らすことが求められている。一方で、バイオマス、石炭などを燃やした際に生じる灰は強塩基性であるのでこれを安全に処分することが求められている。
二酸化炭素の排出量低減に関する技術および燃焼灰の処分に関する技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1は、燃焼排ガス処理に適用される湿式石灰石−石膏法による排煙脱硫装置からの排水を濃縮し、回収水分は排煙脱硫装置に戻し、該濃縮水に石炭灰を添加してスラリ化した後、該スラリ中の水分を蒸発させて、排水中の溶解成分と石炭灰との水和反応生成物を含む降下物を生成させることにより上記排水を排煙脱硫装置系外に出さないことを特徴とする湿式石灰石−石膏法による排煙脱硫装置の排水処理法を開示している。
特許文献2は、燃焼排ガスを吸収塔に導き、吸収剤スラリにより排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する湿式排煙脱硫方法において、吸収塔より吸収剤スラリを一部抜き出し、石炭灰、消石灰を添加し混合した後、加熱して無公害な固形物を得ることを特徴とする湿式排煙脱硫方法を開示している。
特許文献3は、アルカリ性物質を含む脱硫剤で燃焼排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去する湿式排煙脱硫方法において、石炭燃焼灰を含む排ガスを40℃以下に冷却して、その凝縮水中に石炭燃焼灰を混入させ、この石炭燃焼灰と凝縮水とのスラリに脱硫剤を添加した脱硫吸収液により排ガス中の硫黄酸化物を分離除去することを特徴とする脱塵脱硫同時処理方法を開示している。
特許文献4は、排ガスラインに設置される湿式石灰石一石膏法による脱硫装置の吸収塔から系外に脱硫排水を排出する脱硫排水処理法において、吸収塔内を循環する吸収液中の塩素イオン濃度を検出し、吸収塔からの吸収液の抜き出し量と系外からの補給水量の調整により吸収液中の塩素イオン濃度を所定濃度に濃縮し、吸収塔内から系外に抜き出す吸収液を石膏回収装置に送り、石膏を分離回収した残りの吸収液を排ガスラインに設置する濃縮塔に送り、燃焼排ガスと接触させることで該濃縮塔内の循環液中の塩素イオン濃度を設定濃度まで濃縮させる二段階の塩素濃縮工程を備え、該濃縮塔から抜き出した液に石炭灰、石灰、セメントの少なくとも一物質以上を添加した後に乾燥するようにしたことを特徴とする脱硫排水の石炭灰固化処理方法を開示している。
特許文献5は、燃焼排ガスを石炭灰水スラリ又は石炭灰水溶出液に気液接触させ、該燃焼排ガス中の二酸化炭素と反応吸収させて、炭酸塩として固定化することを特徴とする二酸化炭素の吸収固定化方法を開示している。
特許文献6は、灰分を含む燃料、ごみ及びバイオマスの少なくともいずれかを燃焼炉に投入して燃焼させ、燃焼排ガスの顕熱を熱回収した後、熱回収後の燃焼排ガスをCO2固定化反応器に導入するとともに、燃焼炉からの燃焼灰をこのCO2固定化反応器に導入し、CO2固定化反応器内で燃焼排ガスと燃焼灰とを接触させて、燃焼排ガス中の二酸化炭素を燃焼灰中の金属酸化物により炭酸化し炭酸塩として固定化するとともに、炭酸化の際に発生する反応熱を回収し、回収した熱を発電に利用することを特徴とする二酸化炭素の固定化方法を開示している。
特許文献7は、石炭を粉砕する石炭用竪型粉砕機と、バイオマスを含む固体燃料を粉砕するバイオマス用竪型粉砕機と、粉砕された前記石炭と前記固体燃料を燃焼させるボイラと、前記ボイラから排出された燃焼排ガス中の灰を除去するための集塵装置と、を備えたバイオマス混焼ボイラシステムにおいて、前記集塵装置の燃焼排ガス流れ後流側から前記燃焼排ガスの一部を抜き出して前記バイオマス用竪型粉砕機へ導く排ガス投入ラインを設け、前記集塵装置で捕集された石炭灰と、脱硫部分としてのアルカリ塩と、を含んだ脱硫スラリを製造するスラリ製造装置を設け、前記脱硫スラリを前記バイオマス用竪型粉砕機へ導くスラリ供給ラインを設けることを特徴とするバイオマス混焼ボイラシステムを開示している。
特開平3−8411号公報 特開平4−141216号公報 特開平6−126127号公報 特開平9−29058号公報 特開2004−261658号公報 特開平11−192416号公報 特開2012−137250号公報
本発明の課題は、燃焼排ガス中に含まれる二酸化炭素等を除去するための燃焼排ガス浄化処理に係る装置および方法を提供することである。
上記課題を解決するために以下の形態を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕 燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得、
燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得、次いで
該液体分を燃焼排ガスに接触させて、該ガスから二酸化炭素を除去することを含む、
燃焼排ガスを浄化する方法。
〔2〕 液体分と燃焼排ガスとの接触を、燃焼排ガスに液体分を噴霧することによって行う、〔1〕に記載の方法。
〔3〕 液体分にアルカリを添加することをさらに含む、〔1〕または〔2〕に記載の方法。
〔4〕 燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置に通し前記燃焼排ガスから硫黄酸化物を除去して二酸化炭素を含むガスを得、
燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得、
燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得、次いで
該液体分を前記の二酸化炭素を含むガスに接触させて、該ガスから二酸化炭素を除去することを含む、
燃焼排ガスを浄化する方法。
〔5〕 液体分と二酸化炭素を含むガスとの接触を、二酸化炭素を含むガスに液体分を噴霧することによって行う、〔4〕に記載の燃焼排ガスを浄化する方法。
〔6〕 液体分にアルカリを添加することをさらに含む、〔4〕または〔5〕に記載の方法。
〔7〕 燃焼灰を懸濁させる水が、湿式排煙脱硫装置から排出される水である、〔1〕〜〔6〕のいずれかひとつに記載の方法。
〔8〕 燃焼灰が、石炭灰、バイオマス灰または石炭灰とバイオマス灰との混合物である、〔1〕〜〔7〕のいずれかひとつに記載の方法。
〔9〕 火炉、湿式排煙脱硫装置、二酸化炭素除去装置、火炉から排出される燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置に導くための煙道、および湿式排煙脱硫装置から排出される二酸化炭素を含むガスを二酸化炭素除去装置に導くための煙道を有し、
二酸化炭素除去装置は、
燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得るための機構、
燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得るための機構、および
二酸化炭素を含むガスに前記液体分を接触させるための機構を有する、
燃焼排ガスを浄化処理するための装置。
〔10〕 二酸化炭素除去装置は、二酸化炭素を含むガスに前記液体分を噴霧する機構をさらに有する、〔9〕に記載の装置。
〔11〕 燃焼灰を懸濁させる水が、湿式排煙脱硫装置から排出される水である、〔9〕または〔10〕に記載の装置。
〔12〕 燃焼灰が、石炭灰、バイオマス灰または石炭灰とバイオマス灰との混合物である、〔9〕、〔10〕または〔11〕に記載の装置。
本発明の燃焼排ガス浄化処理法および装置によると、石炭やバイオマス燃料の燃焼によって副生する燃焼灰と、必要に応じて燃焼排ガス中に含まれる硫黄酸化物の除去において副生するカルシウムを含む水スラリまたは水溶液などとを利用して、二酸化炭素を効率的に除去することができる。
排煙脱炭酸装置を具備するボイラシステムの一例を示す図である。 本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の一例を示す図である。 本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の別の一例を示す図である。 本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の別の一例を示す図である。 本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の別の一例を示す図である。
〔燃焼排ガスを浄化処理するための方法〕
本発明の燃焼排ガス浄化処理法は、燃焼排ガスから、二酸化炭素を除去(排煙脱炭酸)することを含む。本発明の燃焼排ガス浄化処理法は、必要に応じて硫黄酸化物を除去(排煙脱硫)することを含む。
燃焼排ガスは、石炭、液化天然ガス、石油などの化石燃料;木くず、わら、木質廃材、動物糞、生ごみなどのバイオマス燃料;化石燃料とバイオマス燃料との混合物などを燃やしたときに排出されるガスである。このような燃焼排ガスは、窒素酸化物、硫黄酸化物、二酸化炭素などの環境に影響を及ぼすと考えられている酸性物質が含まれている。本発明は、特に、ボイラなどに設置される火炉における燃焼で排出されるガスを対象とすることが好ましい。なお、火炉の底から燃焼灰(クリンカアッシュ)を得ることができる。また、節炭器または空気予熱器の底から燃焼灰(フライアッシュ)を得ることができる。
本発明の燃焼排ガス浄化処理法は、好ましくは、燃焼排ガスから窒素酸化物を除去すること、すなわち、排煙脱硝、をさらに含む。
排煙脱硝は、例えば、アンモニアなどの還元剤の存在下に燃焼排ガスを脱硝触媒に接触させることによって行うことができる。使用する脱硝触媒として、特に制限されず、酸化チタン系脱硝触媒、ゼオライト系脱硝触媒、それらの混合系脱硝触媒などを挙げることができる。排煙脱硝は、後述する排煙集塵、排煙脱硫の前に行うことが好ましい。
本発明の燃焼排ガス浄化処理法は、好ましくは、燃焼排ガスから燃焼灰を除去すること、すなわち排煙集塵、をさらに含む。
排煙集塵は、例えば、サイクロン分離機、電気集塵機、バグフィルタなどの集塵装置に燃焼排ガスを通すことによって行うことができる。排煙集塵によって、燃焼灰(フライアッシュ)を燃焼排ガスから除去することができる。燃焼灰(フライアッシュ)は適宜に集め、後述する二酸化炭素の除去に使用できる。
排煙脱硫は、燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置5に通すことによって行う。湿式排煙脱硫の代表的な方法としては、石灰−石膏法、水酸化マグネシウム法、ソーダ法などを挙げることができる。本発明に用いられる、湿式排煙脱硫装置は、石灰石(CaCO3)、消石灰(Ca(OH)2)または生石灰(CaO)を含む水スラリに燃焼排ガスを接触させることができるガス吸収装置を含むことが好ましい。このガス吸収装置によって燃焼排ガス中の硫黄酸化物が、水スラリ中の石灰石、消石灰または生石灰と反応して亜硫酸カルシウムに、それが酸化されて硫酸カルシウム(石膏)に成る。石膏を分離除去する装置にて、ガス吸収装置から排出される石膏スラリー(カルシウムを含む水スラリ)から石膏を分離除去する。この石膏の分離除去によって石膏脱水ろ液(カルシウムを含む水溶液)が得られる。一方、湿式排煙脱硫装置から二酸化炭素を含むガスが排出される。
排煙脱炭酸は、ボイラやタービンから排出される燃焼排ガスまたは前述の湿式排煙脱硫によって得られた二酸化炭素を含むガスに、燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して得られる液体分を接触させることによって行う。
燃焼灰は、火炉の底から得られるボトムアッシュ、節炭器若しくは空気予熱器の底から得られるフライアッシュ、若しくは排煙集塵において得られるフライアッシュ、または他の焼却炉、火力発電所、工場などで得られる燃焼灰であってもよい。これらのうち水スラリの調製し易さの観点からフライアッシュが好ましく用いられる。また、燃焼灰は、石炭灰、バイオマス灰または石炭灰とバイオマス灰との混合物であることが好ましい。バイオマス灰は、石炭灰などに比べて塩基性が高いので、後述する液体分のpHを高くすることができる。水スラリに含まれる燃焼灰の量は、特に限定されないが、好ましくは3〜30質量%、より好ましくは5〜15質量%である。
燃焼灰水スラリの調製に用いられる水は、特に制限されず、工業用水;河川池湖の水、海の水;カルシウムを含む水スラリまたは水溶液などを挙げることができる。燃焼灰水スラリの調製に用いられる水は、二酸化炭素の吸収力の観点から、硬水、またはカルシウムを含む水スラリ若しくは水溶液が好ましく、二酸化炭素の吸収力および運転コストの観点から、前述の湿式排煙脱硫装置から排出される水(例えば、石膏脱水ろ液など)が好ましい。湿式排煙脱硫装置から排出される水にはCaイオンが含まれており二酸化炭素の吸収に適する。燃焼灰水スラリの温度は30〜40℃であることが好ましい。
燃焼灰水スラリの固液分離処理は、固液分離装置で行うことができる。固液分離装置としては、デカンテーション(オーバーフロー式、スキミング式など)、ろ布バッグ、スクリュープレス、ローラープレス、ロータリードラムスクリーン、ベルトスクリーン、振動スクリーン、多重板波動フィルタ、真空脱水機、加圧脱水機、ベルトプレス、サイクロン型固液分離器(液体サイクロン)、遠心濃縮脱水機、多重円板脱水機などを挙げることができる。この固液分離処理によって燃焼灰水スラリから液体分と固体分(廃燃焼灰22)とを得ることができる。固体分は、セメント等の原料として再利用してもよいし、廃棄してもよい。
液体分には、二酸化炭素の吸収を高めるために、カルシウムイオンが含まれていることが好ましい。カルシウムイオンは、例えば、前述した湿式排煙脱硫装置から排出される水を使用することによって補充してもよいし、塩化カルシウムなどの水溶性カルシウム化合物を添加することによって補充してもよい。カルシウムイオンの補充は、燃焼灰水スラリを調製する際に、燃焼灰水スラリの固液分離処理をする際に、二酸化炭素ガスの吸収処理をする際などにおいて行うことができる。
液体分は、pHが、好ましくは7超過14以下、より好ましくは8超過14以下であることが好ましい。pH調整のために液体分にはアルカリを添加することができる。アルカリは、一般に、水に溶解して塩基性(水素イオン指数(pH)が7より大きい)を示し、酸と中和できる物質である。本発明に用いられるアルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムなどを挙げることができる。これらのうち、水酸化カルシウムが好ましい。例えば、アルカリはライン32にて供給することができる。
ボイラやタービンから排出される燃焼排ガスまたは前述の湿式排煙脱硫によって得られた二酸化炭素を含むガスと、液体分との接触は、例えば、気泡搭、気泡槽、泡鐘塔などにて前記液体分中に前記ガスを吹き込むこと、充填塔、濡れ壁塔などにて前記液体分を流しそこに前記ガスを流すこと、スプレー塔などにて前記ガスを流しそこに前記液体分をスプレーすること、などによって行うことができる。これらのうち、ガスに液体分をスプレーすることによって行うことが好ましい。接触時の温度は、二酸化炭素の溶解しやすさの観点から、低い温度が好ましく、具体的には、10〜80℃が好ましく、30〜60℃がより好ましく、30〜40℃がさらに好ましい。二酸化炭素の除去されたガスは、飛沫を同伴することがあるので、必要に応じてデミスタ等を通すことが好ましい。そして、煙突から大気に排出することができる。
〔燃焼排ガスを浄化処理するための装置〕
本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置は、火炉1、湿式排煙脱硫装置5、二酸化炭素除去装置11、火炉から排出される燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置に導くための煙道、および湿式排煙脱硫装置から排出される二酸化炭素を含むガスを二酸化炭素除去装置に導くための煙道14を有する。火炉から排出される燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置に導くための煙道には、排煙脱硝装置2および/または集塵装置4が設置されていることが好ましい。
湿式排煙脱硫装置5は、好ましくは、石灰石、消石灰または生石灰を含む水スラリに燃焼排ガスを接触させることができるガス吸収装置を含み、石膏を分離除去する装置をさらに含む。このガス吸収装置は、充填塔、濡れ壁塔、スプレー塔などであることができる。石膏を分離除去する装置は、公知の水処理装置であることができる。水処理装置では、凝集、凝結、脱水などが行われる。
二酸化炭素除去装置11は、燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得るための機構(スラリ調製機構)、燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得るための機構(固液分離機構)、および二酸化炭素を含むガスに前記液体分を接触させるための機構(気液接触機構)を有する。
図2は、本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の一例を示す図である。
図2に示すスラリ調製機構は、燃焼灰を供給するためのフィーダ12、水を供給するためのライン13、燃焼灰と水とを合わせるための燃焼灰水スラリ調製タンク20などを具備する。燃焼灰水スラリ調製タンク20には撹拌機が設けられていてもよい。燃焼灰を供給するためのフィーダとしては、スクリューフィーダ、テーブルフィーダなどを挙げることができる。
図2に示す燃焼灰水スラリ調製タンクは、燃焼灰を沈降させ、上澄み液をオーバーフローまたはスキミングによって抜き出し、沈降した燃焼灰をスラッジとして抜き出す機構21を兼ね備えていてもよい。または、スラリ沈降分離槽を別に設置してスラリ調製タンクからスラリ沈降分離槽にスラリを運んで、燃焼灰を沈降させ、上澄み液をオーバーフローまたはスキミングによって抜き出し、燃焼灰沈泥29をスラッジとして抜き出してもよい。
上澄み液には、微小な燃焼灰が含まれていることがあるので、スラリ調製タンクから抜き出される上澄み液31を運ぶためのラインの先に液体サイクロン(ハイドロサイクロン)18などの固液分離装置を設置して、上澄み液中の燃焼灰を取り除くことが好ましい。燃焼灰水スラリ調製タンクから抜き出されたスラッジを運ぶためのラインの先に脱水フィルタなどの固液分離装置19を設置して、スラッジを脱水することが好ましい。固液分離処理によって得られる液体分には、燃焼灰が多く含まれていないので、液体分を運ぶことは、燃焼灰水スラリを運ぶことに比べて、配管、ポンプ、槽塔類の摩耗が抑制でき、ポンプや撹拌機などの運転に要する電力も節約できる。
気液接触機構は、気泡搭、気泡槽、泡鐘塔、充填塔、濡れ壁塔、スプレー塔などのガス吸収装置を具備する。これらのうち、スプレー塔が好ましく用いられる。ボイラ等から排出される燃焼排ガスまたは脱硫装置から排出される二酸化炭素を含むガスを、固液分離機構によって得られる液体分と接触させると、炭酸カルシウムなどが生成する。炭酸カルシムは水に難溶であるので、図2に示すスプレー塔においては、底部に溜まる液体分の下層に炭酸カルシウムが沈殿しスラリとなる。底部に溜まる液体分の上層にある上澄み液は、スプレー塔の頂部の噴霧器16に戻して噴霧することができる。スラリ塔の底部の下層に溜まる沈泥28は抜き出して、脱水機などの固液分離装置17にて脱水する。脱水で得られる水24は、アルカリ性を示すので、前述の燃焼灰スラリ調製または二酸化炭素ガス吸収において再使用することができる。炭酸カルシウム23は、チョークに、研磨剤として消しゴムや歯みがき粉に、化粧品や入浴剤の原料に、pH調整剤として土壌改良に、栄養強化材として牛や豚のエサ、充填剤としてゴム、樹脂、紙、塗料、インキ、接着剤、シーラントなどに、用いることができる。
図3は、本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の別の一例を示す図である。図3に示す装置は、集水器26がスプレー塔に設けられている以外は図2に示す装置と同じである。二酸化炭素を吸収した液体分を集水器26で集め、それよりも下側に在る沈殿槽に送ることができる。噴霧した液が沈殿槽に溜まった液の表面に直接に降りかからないので、沈殿槽の上澄み液の静置を乱さない。また集水器26の下部に在る管が沈殿槽に溜まった液の深部において開口している場合には、二酸化炭素の吸収で生成した炭酸カルシウムの粒が、沈殿槽の表層に舞い上がり難くすることができる。
図4は、本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の別の一例を示す図である。図4に示す装置は、スラリ調製機構と固液分離機構を、気液接触機構(スプレー塔)の底部に在る沈殿槽に、設けた以外は、図3に示す装置と同じである。燃焼灰をフィーダ12にてスプレー塔底部に在る沈殿槽に直接に供給している。そして、沈殿槽にて廃燃焼灰を沈降させる。沈殿槽の底に溜まった沈泥(炭酸カルシウムと廃燃焼灰)は、脱水機33にて脱水し、排水34と廃固形分35とに分けることができる。
図5は、本発明の燃焼排ガスを浄化処理するための装置の別の一例を示す図である。図5に示す装置は、固液分離機構が、燃焼灰沈殿槽と、炭酸カルシウム沈殿槽とに分けて設けた以外は、図4に示す装置と同じである。
燃焼灰沈殿槽の底から抜き出される燃焼灰沈泥29は、脱水フィルタ19にて排水25と廃燃焼灰22とに分ける。排水25はカルシウムを含んだ水であるので、燃焼灰水スラリ調製に再利用することができる。スプレー塔から燃焼灰沈殿槽に流入する液は、二酸化炭素を吸収したことによってpHが低くなっているので、燃焼灰からのカルシウムの溶出を促進させる。
炭酸カルシウム沈殿槽の底から抜き出される炭酸カルシウム沈泥28は、脱水機17にて排水24と炭酸カルシウム23とに分ける。排水24はアルカリを含んだ水であるので、スプレー塔において噴霧される液体分に添加して再利用することができる。炭酸カルシウム沈殿槽に溜まった液はカルシウムを豊富に含んでいるので、ライン32からのアルカリの添加によって炭酸カルシウムの生成およびスプレー塔における二酸化炭素の吸収を促進させる。
1:火炉
2:排煙脱硝装置
3:空気予熱器
4:電気集塵装置
5:湿式排煙脱硫装置
6:煙突
11:二酸化炭素除去装置
12:燃焼灰供給装置(フィーダ)
13:水供給ライン
14:CO2含有ガス流入口
15:ガス流出口
16:噴霧器
17:脱水機
18:液体サイクロン
19:脱水フィルタ
20:燃焼灰水スラリ調製タンク
21:沈降分離槽
22:廃燃焼灰
23:炭酸カルシウム
24:排水(アルカリ水)
25:排水(カルシウム水)
26:集水器
27:スプレー液滴
28:炭酸カルシウムの沈泥
29:燃焼灰の沈泥
30:燃焼灰スラリ
31:上澄み液
32:アルカリ供給ライン
33:脱水機
34:排水
35:廃固形分

Claims (12)

  1. 燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得、
    燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得、次いで
    該液体分を燃焼排ガスに接触させて、該ガスから二酸化炭素を除去することを含む、
    燃焼排ガスを浄化する方法。
  2. 液体分と燃焼排ガスとの接触を、燃焼排ガスに液体分を噴霧することによって行う、請求項1に記載の方法。
  3. 液体分にアルカリを添加することをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置に通し前記燃焼排ガスから硫黄酸化物を除去して二酸化炭素を含むガスを得、
    燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得、
    燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得、次いで
    該液体分を前記の二酸化炭素を含むガスに接触させて、該ガスから二酸化炭素を除去することを含む、
    燃焼排ガスを浄化する方法。
  5. 液体分と二酸化炭素を含むガスとの接触を、二酸化炭素を含むガスに液体分を噴霧することによって行う、請求項4に記載の方法。
  6. 液体分にアルカリを添加することをさらに含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 燃焼灰を懸濁させる水が、湿式排煙脱硫装置から排出される水である、請求項1〜6のいずれかひとつに記載の方法。
  8. 燃焼灰が、石炭灰、バイオマス灰または石炭灰とバイオマス灰との混合物である、請求項1〜7のいずれかひとつに記載の方法。
  9. 火炉、湿式排煙脱硫装置、二酸化炭素除去装置、火炉から排出される燃焼排ガスを湿式排煙脱硫装置に導くための煙道、および湿式排煙脱硫装置から排出される二酸化炭素を含むガスを二酸化炭素除去装置に導くための煙道を有し、
    二酸化炭素除去装置は、
    燃焼灰を水に懸濁させて燃焼灰水スラリを得るための機構、
    燃焼灰水スラリに固液分離処理を施して液体分を得るための機構、および
    二酸化炭素を含むガスに前記液体分を接触させるための機構を有する、
    燃焼排ガスを浄化処理するための装置。
  10. 二酸化炭素除去装置は、二酸化炭素を含むガスに前記液体分を噴霧する機構をさらに有する、請求項9に記載の装置。
  11. 燃焼灰を懸濁させる水が、湿式排煙脱硫装置から排出される水である、請求項9または10に記載の装置。
  12. 燃焼灰が、石炭灰、バイオマス灰または石炭灰とバイオマス灰との混合物である、請求項9、10または11に記載の装置。
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