JP2021152830A - 表示制御装置、車両及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置、車両及び表示制御方法 Download PDF

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俊克 倉持
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Abstract

【課題】前方車両に向かって後方車両が接近中であることを外部に向けて表示する表示制御装置、車両及び表示制御方法を提供する。【解決手段】表示制御装置は、車両に対する後方車両の接近の有無を判定する接近判定部と、車両外に向けられた表示領域へのコンテンツの表示を制御する表示制御部とを備える。車両に対して後方車両が接近中であることが接近判定部によって判定されている際、表示制御部は、車両に対する後方車両の接近に関する接近情報を、コンテンツとして、表示領域に表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、表示制御装置、車両及び表示制御方法に関する。
特許文献1には、危険運転を行っている車両(後方車両)が前方車両に接近している場合に、後方車両と遭遇する可能性があることを前方車両に報知するシステムが開示されている。
特開2019−45908号公報
ところで、近年、車体の外部に設けられた表示装置(表示領域)を介して広告を出力することが行われている。そこで、あおり運転等の危険運転を行っている後方車両が前方車両に向かって接近中であることを、表示領域から外部(例えば、前方車両の周辺にある周辺車両)に向けて予め報知すれば、後方車両と遭遇しても、適切に対応することが可能になると考えられる。
しかしながら、特許文献1の技術は、個々の車両に対して報知するものであり、表示装置から外部に向けて報知するものでない。そのため、前方車両に対して後方車両が急接近することで、該後方車両に遭遇した場合、周辺車両は、適切に対応することができない可能性がある。
本発明の目的は、前方車両に向かって後方車両が接近中であることを外部に向けて適切に表示することが可能となる表示制御装置、車両及び表示制御方法を提供することにある。
本発明の一態様による表示制御装置は、前方車両に対する後方車両の接近の有無を判定する接近判定部と、前記前方車両外に向けられた表示領域へのコンテンツの表示を制御する表示制御部とを備える。前記前方車両に対して前記後方車両が接近中であることが前記接近判定部によって判定されている際、前記表示制御部は、前記前方車両に対する前記後方車両の接近に関する接近情報を、前記コンテンツとして、前記表示領域に表示する。
本発明の他の態様による車両は、上記のような表示制御装置を備える。
本発明の更に他の態様による表示制御方法は、前方車両に対する後方車両の接近の有無を判定する接近判定ステップと、前記前方車両外に向けられた表示領域へのコンテンツの表示を制御する表示制御ステップとを有する。前記表示制御ステップでは、前記前方車両に対して前記後方車両が接近中であることが前記接近判定ステップにおいて判定された場合に、前記前方車両に対する前記後方車両の接近に関する接近情報を、前記コンテンツとして、前記表示領域に表示する。
本発明によれば、接近情報をコンテンツとして表示領域に表示するので、前方車両に向かって後方車両が接近中であることを外部に向けて適切に表示することが可能となる。これにより、前方車両の周辺にある周辺車両は、表示されたコンテンツ(接近情報)に基づき、後方車両に対して適切な対応を取ることができる。
一実施形態による表示制御装置が備えられた車両を示すブロック図である。 車両を示す図である。 車両を示す図である。 車線上の各車両の走行状態の例を示す図である。 一実施形態による表示制御装置の動作の例を示すフローチャートである。 図6A及び図6Bは、表示例を示す図である。
本発明による表示制御装置、車両及び表示制御方法について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[1.本実施形態の構成]
一実施形態による表示制御装置、車両及び表示制御方法について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態による表示制御装置が備えられた車両を示すブロック図である。
車両10(前方車両)には、表示制御装置12、即ち、表示制御ECU(Electronic Control Unit)が備えられている。車両10には、外界センサ14(周辺環境検出部)と、車速センサ16と、通信部20と、HMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)22と、表示部24と、ナビゲーション装置30(位置検出部)と、測位部33(位置検出部)とが更に備えられている。車両10には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられているが、ここでは説明を省略する。
外界センサ14は、車両10の外界状況を示す情報、即ち、外界情報(周辺環境情報)を取得する。外界センサ14には、複数のカメラ32と、複数のレーダ34とが備えられている。外界センサ14には、複数のLiDAR(Light Detection And Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)36が更に備えられている。
カメラ32によって取得された情報、即ち、カメラ情報が、カメラ32から表示制御装置12に供給される。カメラ情報としては、撮影情報等が挙げられる。カメラ情報は、後述するレーダ情報及びLiDAR情報と相俟って、外界情報を構成する。図1においては、1つのカメラ32が図示されているが、実際には複数のカメラ32が備えられている。
レーダ34は、送信波を車両10の外部に向かって発射し、発射した送信波のうちの検出物体によって反射されて戻って来る反射波を受信する。送信波としては、例えば、電磁波等が挙げられる。電磁波としては、例えば、ミリ波等が挙げられる。レーダ34は、反射波等に基づいてレーダ情報(反射波信号)を生成する。レーダ34は、生成した当該レーダ情報を表示制御装置12に供給する。図1においては、1つのレーダ34が図示されているが、実際には、複数のレーダ34が車両10に備えられている。なお、レーダ34は、ミリ波レーダに限定されるものではない。例えば、レーザレーダ、超音波センサ等をレーダ34として用いてもよい。
LiDAR36は、車両10の全方位にレーザを連続的に発射し、発射したレーザの反射波に基づいて反射点の3次元位置を測定し、当該3次元位置に関する情報、即ち、3次元情報を出力する。LiDAR36は、当該3次元情報、即ち、LiDAR情報を、表示制御装置12に供給する。図1においては、1つのLiDAR36が図示されているが、実際には、複数のLiDAR36が車両10に備えられている。
車速センサ16は、車両10の速度、即ち、車速を検出し得る。車速センサ16によって検出された情報、即ち、車速を示す情報は、表示制御装置12に供給され得る。
通信部20は、不図示の外部機器との間で無線通信を行う。外部機器には、例えば、不図示の外部サーバ等が含まれ得る。また、通信部20は、他車両との間で、無線通信による車々間通信が可能である。
HMI22は、乗員による操作入力を受け付けると共に、各種情報を視覚的、聴覚的又は触覚的に乗員に提供する。HMI22には、例えば、不図示のディスプレイと、不図示のスピーカとが含まれ得る。
表示部24としては、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDマトリクス等を用い得るが、これに限定されるものではない。プロジェクタによって表示部24を構成してもよい。プロジェクタによって表示部24を構成する場合には、プロジェクタが車両10の内部に配され、車両10に備えられた窓にコンテンツが投影され得る。表示部24には、車両10の外方向、即ち、車両外に向けられた表示領域70B、70F、70L、70Rが備えられている。表示領域一般について説明する際には符号70を用い、個々の表示領域について説明する際には符号70B、70F、70L、70Rを用いる。
図2及び図3は、車両10を示す図である。図2には、車両10の後部10Bが示されている。図3には、車両10の左側部10Lが示されている。車両10の後部10Bには、例えば、バックドア80Bが備えられている。車両10の左側部10Lには、例えば、スライドドア80Lが備えられている。なお、車両10の不図示の右側部にも、不図示のスライドドアが備えられ得るが、ここでは、説明を省略する。
図2に示すように、車両10の後部10B、より具体的には、バックドア80Bに表示領域70Bが備えられている。より具体的には、表示領域70Bは、バックドア80Bの外側の表面に備えられている。表示領域70Bが車両10の後部10Bに備えられているため、当該表示領域70Bは、車両10の後方から視認され得る。図3に示すように、車両10の左側部10L、より具体的には、スライドドア80Lに表示領域70Lが備えられている。より具体的には、表示領域70Lは、スライドドア80Lの外側の表面に備えられている。車両10の不図示の右側部、より具体的には、不図示のスライドドアに表示領域70Rが備えられている。より具体的には、表示領域70Rは、不図示のスライドドアの外側の表面に備えられている。車両10の不図示の前部には、表示領域70Fが備えられ得る。
表示部24の表示領域70には、広告等のコンテンツが表示され得る。かかるコンテンツとしては、例えば、画像を挙げ得るが、これに限定されるものではない。
図1に示すように、ナビゲーション装置30には、不図示のGNSS(Global Navigation Satellite System、全地球航法衛星システム)センサが備えられている。また、ナビゲーション装置30には、不図示の演算部と、不図示の記憶部とが更に備えられている。GNSSセンサは、車両10の現在位置(自車位置情報、現在位置情報)を検出する。演算部は、GNSSセンサによって検出された現在位置に対応する地図情報を、記憶部に記憶された地図データベースから読み出す。演算部は、当該地図情報を用い、現在位置から目的地までの目標経路を決定し得る。ナビゲーション装置30は、作成した目標経路を表示制御装置12に出力し得る。ナビゲーション装置30は、車両10の自車位置情報(現在位置情報)、経路情報、地図情報等を表示制御装置12に供給し得る。
測位部33には、GNSS48が備えられている。測位部33には、IMU(Inertial Measurement Unit、慣性計測装置)50と、地図データベース(地図DB)52とが更に備えられている。測位部33は、GNSS48によって得られる情報と、IMU50によって得られる情報と、地図データベース52に記憶された地図情報とを適宜用いて、車両10の位置を特定する。測位部33は、車両10の位置を示す情報である自車位置情報(現在位置情報)を表示制御装置12に対して供給し得る。また、測位部33は、表示制御装置12に対して地図情報を供給し得る。
表示制御装置12には、演算部54と、記憶部56とが備えられている。演算部54は、表示制御装置12の全体の制御を司る。演算部54は、例えば、1つ以上のプロセッサによって構成され得る。かかるプロセッサとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)等が用いられ得る。演算部54は、記憶部56に記憶されているプログラムに基づいて各部を制御することによって、表示制御を実行する。
演算部54には、制御部57と、情報取得部58と、接近判定部60と、表示制御部62とが備えられている。制御部57と、情報取得部58と、接近判定部60と、表示制御部62とは、記憶部56に記憶されているプログラムが演算部54によって実行されることによって実現され得る。
記憶部56は、不図示の揮発性メモリと、不図示の不揮発性メモリとを含む。揮発性メモリとしては、例えば、RAM(Random Access Memory)等が挙げられる。不揮発性メモリとしては、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。外界情報、車体挙動情報、車両操作情報等が、例えば、揮発性メモリに格納される。プログラム、テーブル、マップ等が、例えば、不揮発性メモリに記憶される。また、広告等のコンテンツに関するデータ等、具体的には、後述する接近情報(報知情報、警告情報)が、例えば、不揮発性メモリに記憶される。
制御部57は、表示制御装置12の全体の制御を司る。
情報取得部58は、外界センサ14、車速センサ16、通信部20、HMI22、ナビゲーション装置30及び測位部33から各種の情報を取得する。情報取得部58は、例えば、ナビゲーション装置30又は測位部33から、車両10の自車位置情報(現在位置情報)を取得する。また、情報取得部58は、外界センサ14から、外界情報(周辺環境情報)としてのカメラ情報、レーダ情報及びLiDAR情報を取得する。更に、情報取得部58は、車速センサ16から、車両10の車速を取得する。
接近判定部60は、前方車両である車両10が走行している場合に、該車両10の後方を走行している他車両(後方車両)が車両10に向かって接近しているか否かを判定する。接近判定部60は、情報取得部58が取得した各種の情報を用いて、後方車両(例えば、図4の後方車両95)の存在を特定すると共に、前方車両である車両10の現在位置と後方車両の現在位置とを特定し、車両10の現在位置と後方車両の現在位置との位置関係、即ち、車両10と後方車両との車間距離に基づいて、車両10に対して後方車両が接近中であるか否かを判定する。この場合、該車間距離が所定の距離閾値よりも短い場合には、接近判定部60は、後方車両があおり運転を行いながら、車両10に向かって接近中であると判定する。
なお、後方車両の存在は、情報取得部58が取得したカメラ情報、例えば、車両10の後部10Bに配置されたリヤカメラが撮影した該車両10の後方のカメラ情報に写り込んでいる後方車両の画像から特定され得る。また、車両10の現在位置は、情報取得部58がナビゲーション装置30又は測位部33から取得した自車位置情報から特定され得る。更に、後方車両の現在位置は、上述の後方車両の画像と、情報取得部58が取得したレーダ情報及びLiDAR情報中、後方車両に関わる情報とから特定され得る。
表示制御部62は、表示部24の表示領域70へのコンテンツの表示を制御し得る。車両10に対して後方車両が接近中であることが接近判定部60によって判定されている際、表示制御部62は、車両10に対する後方車両の接近に関する情報としての接近情報を記憶部56から読み出し、読み出した接近情報を、コンテンツとして、表示領域70に表示し得る。
この場合、接近情報としては、車両10の周辺にある他車両のうち、あおり運転を行っている後方車両以外の周辺車両(例えば、図4の周辺車両96、98)に向けて、車両10に対して後方車両が接近している旨を報知するための報知情報と、後方車両に向けて警告するための警告情報とがある。表示制御部62は、報知情報及び警告情報のうち、少なくとも1つの情報を表示領域70に表示する。報知情報は、例えば、表示領域70F、70L、70Rに表示される。また、警告情報は、例えば、表示領域70Bに表示される。
[2.本実施形態の動作]
次に、表示制御装置12の動作について説明する。図4は、車線94A、94B、94C、94D上の各車両(車両10、後方車両95、周辺車両96、98)の走行状態の例を示している。ここでは、4車線の道路において、車線94Bを車両10が走行している際に、該車両10の後方から後方車両95があおり運転を行いながら車両10に接近する場合について説明する。この場合、車両10の周辺には、車線94A、94Bを走行する周辺車両96や、対向車線である車線94Dを走行する周辺車両98が存在する。
図5は、表示制御装置12の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、情報取得部58(図1参照)は、ナビゲーション装置30又は測位部33から車両10の自車位置情報を取得すると共に、外界センサ14から外界情報(カメラ情報、レーダ情報及びLiDAR情報)を取得する。
ステップS2において、接近判定部60は、後方車両95(図4参照)が車両10(図1〜図4参照)に向かって接近しているか否かを判定する。この場合、接近判定部60は、情報取得部58が取得した自車位置情報から車両10の現在位置を特定する。また、接近判定部60は、情報取得部58が取得したカメラ情報から後方車両95を特定し、該カメラ情報と、レーダ情報及びLiDAR情報中の後方車両95に関わる情報とから、後方車両95の現在位置を特定する。更に、接近判定部60は、車両10の現在位置と後方車両95の現在位置とから車両10と後方車両95との車間距離を算出し、算出した車間距離が距離閾値よりも短いか否かを判定する。
算出した車間距離が距離閾値よりも短い場合、接近判定部60は、後方車両95が車両10に向かって接近中であると判定する(ステップS2:YES)。
ステップS2で肯定的な判定結果となった場合、次のステップS3において、表示制御部62は、車両10に対して後方車両95が接近中であることを示す接近情報を記憶部56から読み出し、読み出した接近情報をコンテンツとして表示領域70に表示する。
図6A及び図6Bは、表示領域70の表示例を示している。
図6Aは、表示領域70Lの表示例であり、「そろそろあおり運転車両が来ます。」との文字情報(接近情報、報知情報)が表示されている。これにより、車線94Aを走行する周辺車両96は、表示領域70Lに表示された報知情報を見ることで、車両10に向かって後方車両95が接近中であることを認識することができる。この結果、周辺車両96は、後方車両95に遭遇した場合でも、適切な対応を取ることが可能となる。
図6Bは、表示領域70Bの表示例であり、「カメラで撮影しています。」との文字情報(接近情報、警告情報)が表示されている。このように、後方車両95に対して警告することで、あおり運転を中止(断念)させることが期待される。
なお、前述のように、外界センサ14は、カメラ32のカメラ情報を表示制御装置12に出力し、情報取得部58は、後方車両95の画像を含むカメラ情報を取得している。そこで、表示制御装置12の記憶部56は、後方車両95の画像を記憶してもよい。これにより、表示制御部62は、ステップS3において、「カメラで撮影しています。」との文字情報に加え、記憶部56に記憶(録画)された後方車両95の画像を、警告情報として表示領域70Bに表示してもよい。
また、表示領域70Lに報知情報を表示する場合においても、「そろそろあおり運転車両が来ます。」との文字情報に加え、記憶部56に記憶(録画)された後方車両95の画像を、報知情報として表示領域70Lに表示してもよい。
なお、対向車線である車線94C、94Dを走行する周辺車両98に向けて報知情報を通知する場合には、右側の表示領域70Rに図6Aの報知情報を表示すればよい。また、車線94A、94Bにおける車両10の前方を走行する周辺車両96に向けて報知情報を通知する場合には、前方の表示領域70Fに図6Aの報知情報を表示すればよい。更に、車線94A、94Bにおける車両10の後方を走行する周辺車両96に向けて報知情報を通知する場合には、後方の表示領域70Bに図6Aの報知情報を表示すればよい。この場合、表示領域70Bに図6Aの報知情報と図6Bの警告情報との双方を並列に表示すればよい。
一方、ステップS2において、算出した車間距離が距離閾値以上である場合、接近判定部60は、後方車両95が車両10に向かって接近中ではないと判定する(ステップS2:NO)。この場合、ステップS3の表示処理がスキップされ、表示領域70への接近情報の表示は行われない。
[3.本実施形態の変形例]
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
上記の説明では、前方車両である車両10に表示制御装置12、外界センサ14、ナビゲーション装置30及び測位部33が搭載され、該車両10の各装置からの情報に基づいて、車両10に対する後方車両95の接近の有無を判定する場合について説明した。本実施形態では、周辺車両96、98が外界センサ14等を搭載し、車両10の通信部20は、無線による車々間通信で、周辺車両96、98から外界情報(例えば、後方車両95の画像)を取得してもよい。これにより、表示制御装置12は、受信した外界情報と、ナビゲーション装置30又は測位部33から取得した車両10の現在位置情報に基づいて、図5のフローチャートに示す処理を行うことができる。
また、本実施形態では、周辺車両96、98に表示制御装置12及び通信部20を搭載してもよい。この場合、周辺車両96、98の通信部20は、無線による車々間通信で、車両10から外界情報及び現在位置情報等を受信し、周辺車両96、98の表示制御装置12は、受信した外界情報及び現在位置情報に基づいて、図5のフローチャートに示す処理を行えばよい。これにより、ステップS2で肯定的な判定結果となった場合、周辺車両96、98の通信部20は、車々間通信によって、車両10の通信部20に接近情報を送信する。この結果、車両10では、通信部20で受信された接近情報をコンテンツとして表示領域70に表示することができる。
上記の説明では、前方車両である車両10に表示制御装置12及び通信部20が搭載されているが、周辺車両96、98に表示制御装置12及び通信部20を搭載してもよい。この場合、周辺車両96、98の通信部20は、無線による車々間通信によって、車両10から外界情報及び現在位置情報等を受信し、周辺車両96、98の表示制御装置12は、受信した外界情報及び現在位置情報に基づいて、図5のフローチャートに示す処理を行えばよい。これにより、ステップS2で肯定的な判定結果となった場合、周辺車両96、98の通信部20は、車々間通信によって、車両10の通信部20に接近情報を送信する。この結果、車両10では、通信部20で受信された接近情報をコンテンツとして表示領域70に表示することができる。
[4.本実施形態の効果]
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
表示制御装置(12)は、前方車両(10)に対する後方車両(95)の接近の有無を判定する接近判定部(60)と、前記前方車両(10)外に向けられた表示領域(70)へのコンテンツの表示を制御する表示制御部(62)とを備える。前記前方車両(10)に対して前記後方車両(95)が接近中であることが前記接近判定部(60)によって判定されている際、前記表示制御部(62)は、前記前方車両(10)に対する前記後方車両(95)の接近に関する接近情報を、前記コンテンツとして、前記表示領域(70)に表示する。
また、表示制御方法は、前方車両(10)に対する後方車両(95)の接近の有無を判定する接近判定ステップ(S2)と、前記前方車両(10)外に向けられた表示領域(70)へのコンテンツの表示を制御する表示制御ステップ(S3)とを有する。前記表示制御ステップ(S3)では、前記前方車両(10)に対して前記後方車両(95)が接近中であることが前記接近判定ステップ(S2)において判定された場合に、前記前方車両(10)に対する前記後方車両(95)の接近に関する接近情報を、前記コンテンツとして、前記表示領域(70)に表示する。
上記の構成によれば、接近情報をコンテンツとして表示領域(70)に表示するので、前方車両(10)に向かって後方車両(95)が接近中であることを外部に向けて適切に表示することが可能となる。これにより、前方車両(10)の周辺にある周辺車両(96、98)は、表示されたコンテンツ(接近情報)に基づき、後方車両(95)に対して適切な対応を取ることができる。
即ち、前方車両(10)に対して後方車両(95)があおり運転を行っている場合、周辺車両(96、98)の乗員は、後方車両(95)に突然出くわすと、該後方車両(95)に対して冷静に判断することが難しくなる可能性がある。そこで、あおり運転を行っている後方車両(95)が予め来ることを接近情報として表示することにより、周辺車両(96、98)の乗員は、後方車両(95)に対して冷静に対応することが可能となる。
前記表示制御装置(12)は、前記前方車両(10)及び前記後方車両(95)に関する情報を取得する情報取得部(58)を更に備える。これにより、前記接近判定部(60)は、前記情報取得部(58)が取得した前記情報に基づいて、前記前方車両(10)に対して前記後方車両(95)が接近中であるか否かを正確に判定することができる。
この場合、前記前方車両(10)及び前記後方車両(95)に関する情報は、前記前方車両(10)及び前記後方車両(95)の各位置に関する情報である。これにより、前記接近判定部(60)は、前記前方車両(10)の位置と前記後方車両(95)の位置とに基づいて、前記前方車両(10)に対して前記後方車両(95)が接近中であるか否かを簡単且つ正確に判定することが可能となる。
前記接近情報は、前記前方車両(10)の周辺にある車両のうち、前記後方車両(95)以外の周辺車両(96、98)に向けて、前記前方車両(10)に対して前記後方車両(95)が接近している旨を報知するための情報と、前記後方車両(95)に向けて警告するための情報とのうち、少なくとも1つの情報である。これにより、周辺車両(96、98)の乗員は、報知された情報に基づき、後方車両(95)に対する適切な対応を取ることができる。また、後方車両(95)に警告することで、あおり運転を中止(断念)させることが期待される。
また、上記のような表示制御装置(12)を車両(10、96、98)が備えることで、該車両(10、96、98)は、上記の各効果を容易に得ることができる。
この場合、車両(10、96、98)は、他車両との間で通信が可能な通信部(20)を更に備える。これにより、表示制御装置(12)が前方車両(10)に搭載される場合や、前方車両(10)以外の車両(96、98)に表示制御装置(12)が搭載される場合でも、車々間通信によって各種の情報の送受信を行うことで、該情報を用いて、前方車両(10)に向かって後方車両(95)が接近中であるか否かを判定することが可能となる。
前記車両(10)は、前記前方車両(10)であり、前記前方車両(10)の現在位置情報を検出する位置検出部(30、33)と、前記後方車両(95)を含む前記前方車両(10)の周辺環境情報を検出する周辺環境検出部(14)とを更に備える。これにより、前記接近判定部(60)は、前記位置検出部(30、33)が検出した前記現在位置情報と、前記周辺環境検出部(14)が検出した前記周辺環境情報とに基づいて、前記前方車両(10)に対して前記後方車両(95)が接近中であるか否かを一層精度よく判定することが可能となる。
10:車両、前方車両 12:表示制御装置
60:接近判定部 62:表示制御部
70、70B、70F、70L、70R:表示領域
95:後方車両

Claims (8)

  1. 前方車両に対する後方車両の接近の有無を判定する接近判定部と、
    前記前方車両外に向けられた表示領域へのコンテンツの表示を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記前方車両に対して前記後方車両が接近中であることが前記接近判定部によって判定されている際、前記表示制御部は、前記前方車両に対する前記後方車両の接近に関する接近情報を、前記コンテンツとして、前記表示領域に表示する、表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置において、
    前記前方車両及び前記後方車両に関する情報を取得する情報取得部を更に備え、
    前記接近判定部は、前記情報取得部が取得した前記情報に基づいて、前記前方車両に対して前記後方車両が接近中であるか否かを判定する、表示制御装置。
  3. 請求項2に記載の表示制御装置において、
    前記前方車両及び前記後方車両に関する情報は、前記前方車両及び前記後方車両の各位置に関する情報であり、
    前記接近判定部は、前記前方車両の位置と前記後方車両の位置とに基づいて、前記前方車両に対して前記後方車両が接近中であるか否かを判定する、表示制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置において、
    前記接近情報は、
    前記前方車両の周辺にある車両のうち、前記後方車両以外の周辺車両に向けて、前記前方車両に対して前記後方車両が接近している旨を報知するための情報と、
    前記後方車両に向けて警告するための情報と、
    のうち、少なくとも1つの情報である、表示制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置を備える、車両。
  6. 請求項5に記載の車両において、
    他車両との間で通信が可能な通信部を更に備える、車両。
  7. 請求項5又は6に記載の車両において、
    前記車両は、前記前方車両であり、前記前方車両の現在位置情報を検出する位置検出部と、前記後方車両を含む前記前方車両の周辺環境情報を検出する周辺環境検出部とを更に備え、
    前記接近判定部は、前記位置検出部が検出した前記現在位置情報と、前記周辺環境検出部が検出した前記周辺環境情報とに基づいて、前記前方車両に対して前記後方車両が接近中であるか否かを判定する、車両。
  8. 前方車両に対する後方車両の接近の有無を判定する接近判定ステップと、
    前記前方車両外に向けられた表示領域へのコンテンツの表示を制御する表示制御ステップと、
    を有し、
    前記表示制御ステップでは、前記前方車両に対して前記後方車両が接近中であることが前記接近判定ステップにおいて判定された場合に、前記前方車両に対する前記後方車両の接近に関する接近情報を、前記コンテンツとして、前記表示領域に表示する、表示制御方法。
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