JP2021152202A - 陽極化成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
第1実施形態に係る陽極化成装置について説明する。
まず、陽極化成装置の全体構成の一例について図1を用いて説明する。図1は、陽極化成装置のブロック図である。
次に、陽極化成処理部10の詳細な構成の一例について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、陽極化成処理部10の斜視図である。図3は、電解液A及びBが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図2及び図3の例は、陽極化成処理部10は、それぞれ異なる電流源が接続された2つの上部電極と、2つの処理槽とを含む場合を示している。以下、本構成を、「分割電極 複数電源 分割処理槽」とも表記する。
次に、電解液の濃度調整の一例について、図4を用いて説明する。図4は、電解液B供給ユニット12における濃度センサ33のモニタ結果を示すグラフである。
次に、陽極化成処理後の半導体基板1000の表面状態について、図5を用いて説明する。図5の例は、陽極化成処理後の半導体基板1000の表面及び断面を示す図である。
次に、陽極化成処理を行った半導体基板1000を用いた半導体装置の製造方法の具体例について、図6を用いて説明する。図6は、半導体基板の貼り合わせ方法の一例を示すフローチャートである。半導体装置の製造方法の1つとして、デバイス層1が形成された第1(半導体)基板と、デバイス層2が形成された第2(半導体)基板とを貼り合わせて半導体装置を形成する方法がある。デバイス層1及び2には、例えば、トランジスタ等の素子を含む各種回路が設けられている。この場合、第1基板と第2基板、すなわちデバイス層1とデバイス層2とを貼り合わせた後、第1基板が除去される。図6の例では、第1基板に、本実施形態に係る陽極化成装置1を用いて形成された多孔質層を有する半導体基板を用いた場合について説明する。
例えば、半導体装置の製造方法の1つである半導体基板の貼り合わせ法において、多孔質層を有していない半導体基板を用いた場合、半導体基板の機械的強度が高いため、半導体基板とその上に形成されたデバイス層との間での剥離は困難である。従って、不要となった半導体基板は、研削等により除去される場合が多い。この場合、研削により除去された半導体基板は、廃棄され再利用できない。また、半導体基板とデバイス層との間に単一層の多孔質層を設けた場合、多孔質層の機械的強度が低いため、デバイス層の製造工程、あるいは半導体基板の貼り合わせ工程において多孔質層の剥離や破断が発生する可能性が高い。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態と異なる陽極化成装置1の構成について、3つの例を示す。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
まず、第1例に係る陽極化成装置1について説明する。第1例では、陽極化成処理部10の上部電極が分割されていない場合について説明する。第1例の陽極化成装置1の全体構成は、第1実施形態の図1と同じである。
次に、第2例に係る陽極化成装置1について説明する。第2例では、陽極化成処理部10の処理槽103が廃されている場合について説明する。
次に、第3例に係る陽極化成装置1について説明する。第3例では、第2実施形態の第2例と異なり、上部電極104及び106のそれぞれに電流源が設けられている場合について説明する。第3例の陽極化成装置1の全体構成は、第2実施形態の第2例の図9と同じである。
本実施形態に係る構成であれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、陽極化成装置1を用いた陽極化成処理の方法について6つの例を示す。以下、第1及び第2実施形態と異なる点を中心に説明する。
まず、第1例に係る陽極化成処理の方法について、図14を用いて説明する。図14は、第1例に係る陽極化成処理の方法を示すフローチャートである。第1例では、第1実施形態または第2実施形態の第1例で説明した陽極化成装置1を用いて、多孔質層1100と多孔質層1200とを異なるタイミングで形成する場合の一例について説明する。
次に、第2例に係る陽極化成処理の方法について、図15を用いて説明する。図15は、第2例に係る陽極化成処理の方法を示すフローチャートである。第2例では、第1実施形態または第2実施形態の第1例で説明した陽極化成装置1を用いて、多孔質層1100と多孔質層1200とを一括して形成する場合の一例について説明する。
次に、第3例に係る陽極化成処理の方法について、図16を用いて説明する。図16は、第3例に係る陽極化成処理の方法を示すフローチャートである。第3例では、第2実施形態の第2例で説明した陽極化成装置1を用いて、多孔質層1100と多孔質層1200とを異なるタイミングで形成する場合の一例について説明する。
次に、第4例に係る陽極化成処理の方法について、図17を用いて説明する。図17は、第4例に係る陽極化成処理の方法を示すフローチャートである。第4例では、第2実施形態の第3例で説明した陽極化成装置1を用いて、多孔質層1100と多孔質層1200とを異なるタイミングで形成する場合の一例について説明する。
次に、第5例に係る陽極化成処理の方法について、図18を用いて説明する。図18は、第5例に係る陽極化成処理の方法を示すフローチャートである。第5例では、第2実施形態の第3例で説明した陽極化成装置1を用いて、多孔質層1100と多孔質層1200とを一括して形成する場合の一例について説明する。
次に、第6例に係る陽極化成処理の方法について、図19を用いて説明する。図19は、第6例に係る陽極化成処理の方法を示すフローチャートである。第6例では、第1実施形態で説明した陽極化成装置1を用いて、多孔質層1100と多孔質層1200とを一括して形成する場合の一例について説明する。
本実施形態の第1例〜第6例を、第1及び第2実施形態で説明した陽極化成装置1にて実行できる。
次に、第4実施形態について、説明する。第4実施形態では、第1実施形態とは異なる電解液A供給ユニット11及び電解液B供給ユニット12の構成について、4つの例を説明する。以下、第1乃至第3実施形態と異なる点を中心に説明する。
まず、第1例に係る陽極化成装置1について、図20を用いて説明する。図20は、陽極化成装置1のブロック図である。第1例では、第1実施形態と異なり、電解液B供給ユニット12が電解液Bの循環機構を有していない場合について説明する。
次に、第2例に係る陽極化成装置1について、図21を用いて説明する。図21は、陽極化成装置1のブロック図である。第2例では、電解液A供給ユニット11及び電解液B供給ユニット12が電解液の循環機構を有している場合について説明する。
次に、第3例に係る陽極化成装置1について、図22を用いて説明する。図22は、陽極化成装置1のブロック図である。第3例では、第2例とは異なり、電解液A供給ユニット11が処理槽103から配管19を介して電解液Aを回収する場合について説明する。
次に、第4例に係る陽極化成装置1について、図23を用いて説明する。図23は、陽極化成装置1のブロック図である。第4例では、第1実施形態と異なり、電解液A供給ユニット11が循環機構を有しており、電解液B供給ユニット12は循環機構を有していない場合について説明する。
本実施形態に係る構成であれば、第1乃至第3実施形態と同様の効果が得られる。
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、第1乃至第4実施形態とは異なる陽極化成装置1の構成について4つの例を説明する。本実施形態の陽極化成装置1は、上部電極と半導体基板1000の上面(陽極化成処理されない面)との間に電解液を供給するための機構を有している。以下、第1乃至第4実施形態と異なる点を中心に説明する。
5.1.1 全体構成
まず、第1例の陽極化成装置1の全体構成について図24を用いて説明する。図24は、陽極化成装置のブロック図である。なお、本実施形態の電解液A供給ユニット11及び電解液B供給ユニット12は、第1実施形態と同じ構成である。このため、図24の例では、電解液A供給ユニット11及び電解液B供給ユニット12の構成要素の詳細については、省略されている。
次に、陽極化成処理部10の詳細な構成の一例について、図25を用いて説明する。図25は、電解液A〜Cが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図25の例は、第1実施形態と同様に、陽極化成装置1が、「分割電極 複数電源 分割処理槽」の構成である場合を示している。
次に、固定部113の構成の一例について、図26を用いて説明する。図26は、固定部113の上面図である。
次に、第2例について説明する。第2例では、第1例と異なる陽極化成処理部10の構成について、図27を用いて説明する。図27は、電解液A〜Cが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図27の例は、第2実施形態の第1例と同様に、陽極化成装置1が、「同一電極 単一電源 分割処理槽」の構成である場合を示している。
次に、第3例について説明する。第3例では、第1及び第2例と異なる陽極化成装置1の構成について、図28及び図29を用いて説明する。図28は、陽極化成装置のブロック図である。図29は、電解液A及びCが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図29の例は、第2実施形態の第2例と同様に、陽極化成装置1が、「分割電極 単一電源 同一処理槽」の構成である場合を示している。
次に、第4例について説明する。第4例では、第3例と異なる陽極化成処理部10の構成について、図30を用いて説明する。図30は、電解液A〜Cが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図30の例は、第2実施形態の第3例と同様に、陽極化成装置1が、「分割電極 複数電源 同一処理槽」の構成である場合を示している。
本実施形態に係る構成であれば、第1乃至第4実施形態と同様の効果が得られる。
次に、第6実施形態について説明する。第6実施形態では、第5実施形態の第1例とは異なる電解液C供給ユニット61の構成について説明する。
陽極化成装置1の全体構成について、図31を用いて説明する。図31は、陽極化成装置1のブロック図である。
本実施形態を第5実施形態に適用できる。
次に、第7実施形態について説明する。第7実施形態では、上部電極と半導体基板上面との間に2種類の電解液が供給されている場合について4つの例を説明する。以下、第5及び第6実施形態と異なる点を中心に説明する。
7.1.1 全体構成
まず、第1例の陽極化成装置1の全体構成について図32を用いて説明する。図32は、陽極化成装置のブロック図である。なお、図32の例では、電解液A供給ユニット11及び電解液B供給ユニット12の構成要素の詳細については、省略されている。
次に、陽極化成処理部10の詳細な構成の一例について、図33を用いて説明する。図33は、電解液A〜Dが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図33の例は、第1実施形態と同様に、陽極化成装置1が、「分割電極 複数電源 分割処理槽」の構成である場合を示している。
次に、第2例について説明する。第2例では、第1例と異なる陽極化成処理部10の構成について、図34を用いて説明する。図34は、電解液A〜Dが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図34の例は、第2実施形態の第1例と同様に、陽極化成装置1が、「同一電極 単一電源 分割処理槽」の構成である場合を示している。
次に、第3例について説明する。第3例では、第1及び第2例と異なる陽極化成装置1の構成について、図35及び図36を用いて説明する。図35は、陽極化成装置のブロック図である。図36は、電解液A、C、Dが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図36の例は、第2実施形態の第2例と同様に、陽極化成装置1が、「分割電極 単一電源 同一処理槽」の構成である場合を示している。
次に、第4例について説明する。第4例では、第3例と異なる陽極化成処理部10の構成について、図37を用いて説明する。図37は、電解液A、C、Dが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図37の例は、第2実施形態の第3例と同様に、陽極化成装置1が、「分割電極 複数電源 同一処理槽」の構成である場合を示している。
本実施形態に係る構成であれば、第6実施形態と同様の効果が得られる。
次に、第8実施形態について説明する。第8実施形態では、第7実施形態の第1例とは異なる電解液C供給ユニット61及び電解液D供給ユニット62の構成について、4つの例を説明する。以下、第7実施形態の第1例と異なる点を中心に説明する。
まず、第1例の陽極化成装置1について、図38を用いて説明する。図38は、陽極化成装置1のブロック図である。第1例では、第1実施形態と異なり、電解液C供給ユニット61及び電解液D供給ユニット62が循環機構を有していない場合について説明する。
次に、第2例の陽極化成装置1について、図39を用いて説明する。図39は、陽極化成装置1のブロック図である。第2例では、電解液C供給ユニット61及び電解液D供給ユニット62が処理槽111の排液を循環させる場合について説明する。
次に、第3例の陽極化成装置1について、図40を用いて説明する。図40は、陽極化成装置1のブロック図である。第3例では、電解液C供給ユニット61が循環機構を有しておらず、電解液D供給ユニット62が循環機構を有している場合について説明する。
次に、第4例の陽極化成装置1について、図41を用いて説明する。図41は、陽極化成装置1のブロック図である。第4例では、電解液C供給ユニット61が循環機構を有しており、電解液D供給ユニット62は循環機構を有していない場合について説明する。
本実施形態に係る構成を、第7実施形態に適用できる。
次に、第9実施形態について説明する。第9実施形態では、第5及び第7実施形態とは異なる保持部108の構成について、2つの例を説明する。以下、第5及び第7実施形態と異なる点を中心に説明する。
まず、第1例について説明する。第1例では、保持部108が上下に配置された2つの固定部113a及び113bを有している場合について、図42〜図45を用いて説明する。図42は、電解液A〜Cが供給されている状態における陽極化成処理部10の断面図である。図43は、固定部113aの上面図である。図44及び図45は、図42の領域RAの拡大図である。図44は、半導体基板1000を陽極化成装置1にセットするときの固定部113a及び113bの位置を示している。図45は、陽極化成処理の際の固定部113a及び113bの位置を示している。
図44に示すように、例えば、半導体基板1000を保持部108の内部にセットする場合、固定部113aは、引っ込み状態とされ、固定部113bは、突き出し状態とされる。これにより、上方から半導体基板1000をセットした際に、固定部113bが半導体基板1000の下面を保持し、半導体基板1000の落下を防止する。
次に、第2例について説明する。第2例では、保持部108に弾性材料が用いられているについて、図46を用いて説明する。図46は、保持部108と半導体基板1000の配置を示す概念図である。
本実施形態に係る構成を、第5乃至第8実施形態に適応できる。
上記実施形態に係る陽極化成装置は、基板の陽極化成処理が可能な第1処理槽(101)と、第1処理槽の内側に設けられ基板の陽極化成処理が可能な第2処理槽(103)と、第1処理槽に第1電解液を供給可能な第1電解液供給ユニット(12)と、第2処理槽に第2電解液を供給可能な第2電解液供給ユニット(11)と、基板を保持可能な保持部(108)と、第1処理槽または第2処理槽の上方に設けられた第1電極(104)と、第1処理槽及び第2処理槽の下方に設けられた第2電極(107)と、を含む。
10…陽極化成処理部
11…電解液A供給ユニット
12…電解液B供給ユニット
13…電流供給部
14…制御回路
15〜19、63〜66…配管
20…電解液A混合槽
21、31、71、81…供給制御部
22a〜22c、32a〜32c、72a〜72c、82a〜82c…液体供給部
23、33、50、73、83、91、92…濃度センサ
30…電解液B混合槽
40、41…電流源
61…電解液C供給ユニット
62…電解液D供給ユニット
70…電解液C混合槽
80…電解液D混合槽
101、103、111、112…処理槽
102…バット
104、106…上部電極
105…絶縁体
107…下部電極
108…保持部
113、113a、113b…固定部
1000、1000a、1000b…半導体基板
1100、1200…多孔質層
SW1、SW2…スイッチ
Claims (17)
- 基板の陽極化成処理が可能な第1処理槽と、
第1処理槽の内側に設けられ、前記基板の陽極化成処理が可能な第2処理槽と、
前記第1処理槽に第1電解液を供給可能な第1電解液供給ユニットと、
前記第2処理槽に第2電解液を供給可能な第2電解液供給ユニットと、
前記基板を保持可能な保持部と、
前記第1処理槽または前記第2処理槽の上方に設けられた第1電極と、
前記第1処理槽及び前記第2処理槽の下方に設けられた第2電極と、
を備える、
陽極化成装置。 - 前記第1電極の内側に設けられた第3電極をさらに有し、
前記第1電極は、前記第1処理槽に対向し、前記第3電極は前記第2処理槽に対向する、
請求項1に記載の陽極化成装置。 - 前記第1電解液供給ユニットは、少なくとも第1液体を用いて前記第1電解液を生成可能であり、
前記第1電解液供給ユニットは、
前記第1電解液を格納可能な第1混合槽と、
前記第1混合槽において前記第1電解液の濃度をモニタ可能な第1濃度センサと、
前記第1濃度センサの結果に基づいて、前記第1混合槽への前記第1液体の供給を制御可能な第1供給制御部と
を含む、
請求項1または2に記載の陽極化成装置。 - 前記第1電解液供給ユニットは、前記第1処理槽から回収した第2液体を更に用いて、前記第1電解液を生成可能である、
請求項3に記載の陽極化成装置。 - 前記第2電解液供給ユニットは、少なくとも第3液体を用いて前記第2電解液を生成可能であり、
前記第2電解液供給ユニットは、
前記第2電解液を格納可能な第2混合槽と、
前記第2混合槽において前記第2電解液の濃度をモニタ可能な第2濃度センサと、
前記第2濃度センサの結果に基づいて、前記第2混合槽への前記第3液体の供給を制御可能な第2供給制御部と
を含む、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の陽極化成装置。 - 前記第2電解液供給ユニットは、前記第1処理槽から回収した第4液体を更に用いて前記第2電解液を生成可能である、
請求項5に記載の陽極化成装置。 - 前記第2電解液供給ユニットは、前記第2処理槽から回収した第5液体を更に用いて前記第2電解液を生成可能である、
請求項5に記載の陽極化成装置。 - 前記第1及び第2処理槽は円筒形状を有し、前記第2処理槽の内径は、前記第1処理槽の内径よりも小さい、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の陽極化成装置。 - 前記第1電極に第1電流を供給可能な第1電流源と、
前記第3電極に第2電流を供給可能な第2電流源と
を更に備える、
請求項2に記載の陽極化成装置。 - 第3電流源と、
前記第3電流源と前記第1電極とを電気的に接続可能な第1スイッチと、
前記第3電流源と前記第3電極とを電気的に接続可能な第2スイッチと
を更に備える、
請求項2に記載の陽極化成装置。 - 前記第1処理槽と前記第1電極との間、または前記第2処理槽と前記第1電極との間に設けられた第3処理槽と、
前記第3処理槽に第3電解液を供給可能な第3電解液供給ユニットと
を更に備える、
請求項1に記載の陽極化成装置。 - 前記第2処理槽と前記第1電極との間に設けられた第3処理槽と、
前記第1処理槽と前記第3電極との間に設けられた第4処理槽と、
前記第3処理槽に第3電解液を供給可能な第3電解液供給ユニットと
前記第4処理槽に第4電解液を供給可能な第4電解液供給ユニットと
を更に備える、
請求項2に記載の陽極化成装置。 - 前記第3電解液供給ユニットは、少なくとも第6液体を用いて前記第3電解液を生成可能であり、
前記第3電解液供給ユニットは、
前記第3電解液を格納可能な第3混合槽と、
前記第3混合槽において前記第3電解液の濃度をモニタ可能な第3濃度センサと、
前記第3濃度センサの結果に基づいて、前記第3混合槽への前記第6液体の供給を制御可能な第3供給制御部と
を含む、
請求項11または12に記載の陽極化成装置。 - 前記第3電解液供給ユニットは、前記第3処理槽から回収した第7液体を更に用いて前記第3電解液を生成可能である、
請求項13に記載の陽極化成装置。 - 基板の陽極化成処理が可能な第1処理槽と、
前記第1処理槽に第1電解液を供給可能な第1電解液供給ユニットと、
前記基板を保持可能な保持部と、
前記第1処理槽の上方に設けられた第1電極と、
前記第1電極の内側に設けられた第2電極と
前記第1及び第2電極に対向し前記第1処理槽の下方に設けられた第3電極と、
を備える、
陽極化成装置。 - 前記第1処理槽と前記第1電極との間、及び前記第1処理槽と前記第2電極との間に設けられた第3処理槽と、
前記第3処理槽に第3電解液を供給可能な第3電解液供給ユニットと
を更に備える、
請求項15に記載の陽極化成装置。 - 前記第1処理槽と前記第1電極との間に設けられた第3処理槽と、
前記第1処理槽と前記第2電極との間に設けられた第4処理槽と、
前記第3処理槽に第3電解液を供給可能な第3電解液供給ユニットと
前記第4処理槽に第4電解液を供給可能な第4電解液供給ユニットと
を更に備える、
請求項15に記載の陽極化成装置。
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