JP2021151296A - 便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】。ヒンジ部の外観を向上させるとともに、電気配線を外側へ露出させないようにできる便器装置を提供すること。【解決手段】便器装置1は、便器本体11に配置され、機能部品9が取り付けられる機能部3と、便器本体11の上に配置され、機能部3に回転可能に軸支される便座21と、便座21から機能部3へ延びる電気配線7と、を備え、機能部3は、機能部品9を覆うカバー31を有し、カバー31は、便座21の回転とともに内部を電気配線7が移動可能な開口32を有する。【選択図】図6

Description

本開示は、便座装置に関する。
従来、便器装置の便座は、便器本体の機能部に便座のヒンジ部が軸支され、ヒンジ部の回転によって開閉される。便座には、ヒーター等の電気配線が設けられ、電気配線は、ヒンジ部を通って機能部側へ配線される。電気配線がヒンジ部の回転に伴って移動できるように、ヒンジ部に電気配線を移動可能に収容する切欠部を形成した便器装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−176412号公報
ヒンジ部に電気配線を収容する切欠部等を形成すると、ヒンジ部の設計の自由度が小さくなる。ヒンジ部の外観を向上させるとともに、電気配線を外側へ露出させないようにできる便器装置が望まれている。
本開示は、便器本体に配置され、機能部品が取り付けられる機能部と、前記便器本体の上に配置され、前記機能部に回転可能に軸支される便座と、前記便座から前記機能部へ延びる電気配線と、を備え、前記機能部は、前記機能部品を覆うカバーを有し、前記カバーは、前記便座の回転とともに内部を前記電気配線が移動可能な開口を有する、便器装置に関する。
本実施形態の便器装置の側面図である。 本実施形態の便器装置を側面側から視た部分拡大断面図である。 本実施形態の便器装置を背面側から視た部分拡大断面図である。 本実施形態のガイド部の斜視図である。 本実施形態のハーネス収容部の斜視図である。 本実施形態の便器装置のハーネスの配置を説明する図である。
以下、本開示の便器装置1の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明においては、便器装置1に座った人から視た場合の前後の方向を前後方向と定義する。前後方向に交差する左右を結ぶ方向を幅方向と定義する。鉛直方向に沿った上下の方向を上下方向と定義する。
図1に示すように、便器装置1は、便器本体11と、便座21と、便蓋22と、機能部3と、ガイド部4(図2参照)と、ハーネス収容部5(図2参照)と、を有する。便器装置1は、例えばトイレルーム(図示省略)に配置され、汚物を下水へ流して洗浄する水洗式の装置である。便器本体11は、上部が開口した凹部を有し、下部に排水口が形成されている。便座21は、中央が便器本体11の開口に連通するように開口した略環状で平坦な部材であり、便器本体11の上面に配置され、開閉可能に取り付けられている。便蓋22は、便座21の上に配置され、便器本体11に開閉可能に取り付けられて、便座21及び便器本体11の凹部を覆っている。
機能部3は、便器本体11の後方に配置され、衛生洗浄装置のノズル部、脱臭装置、温風乾燥装置、制御基板等(いずれも図示省略)の機能部品9が取り付けられた部分である。機能部3は、本体部30と、カバーとしての本体カバー31を有する。本体部30には、便座21及び便蓋22を開閉可能に移動させるための軸部94及び軸部94を駆動するモータ等(図示省略)が配置されている。軸部94は、軸芯が便器装置1の幅方向に沿って延びるように配置される。軸部94の周囲には、軸部94の周囲を覆う別部材の環状部材94a(図2参照)が配置されている。本体部30には、各種の機構や装置を接続する電気配線7や、給水用の配管が配置される。電気配線7は、本体部30内の機能部品9に電力を供給する配線や、便座21内に配置されるヒーター線62(図2参照)に電気を送るための配線等を含む。複数の電気配線7及び電気配線7の束を、本明細書でハーネス70と呼ぶ。
図2は、軸部94の近傍で切断した便器装置1の側面の断面図である。本体カバー31は、図2に示すように、本体部30及び本体部30に配置された機能部品9を覆い、便器本体11の後方における上部及び側部表面を構成する部分である。本体カバー31では、上面31aは平坦で、便蓋22の上面と連続するように形成されている。本体カバー31は、開口32と、隠蔽用カバー33と、を有する。
開口32は、本体カバー31の側面部31bを切り欠いて形成される。開口32は、図2に示すように、本体カバー31の上端から下方に向かって、所定幅を有して直線状に延び、下方側が湾曲した略U字状の切欠きによって形成される。開口32は、便蓋22を開閉させるモータ等(図示省略)を避ける位置に形成される。開口32は、機能部3内の軸部94及び便座21の後述するヒンジ部24に対向する位置に配置される。開口32を通って、ハーネス70が便座21から機能部3へ挿通する(図6参照)。
隠蔽用カバー33は、図2、図3及び図6に示すように、開口32の上部から下垂して開口32の一部を塞ぐ板状の部材である。隠蔽用カバー33は、図3に示すように、本体カバー31の上面31aの裏側を支持する平面状の部材の幅方向の端部が、本体カバー31の側面部31bより内側で上下方向に延びることによって形成されている。図6に示すように、隠蔽用カバー33は、上下方向に関しては上面31aから軸部94のやや下方まで延びるとともに、幅方向に関しては開口32の幅方向の一端から他端へ延びる。軸部94の周囲は、隠蔽用カバー33の下端部が、軸部94の周囲が略半円状に切り欠かれている。
次に、便座21について詳細に説明する。便座21は、便座部23と、ヒンジ部24と、を有する。
便座部23は、外形が略U字状に形成され、中央に便器本体11の凹部と連通する貫通孔が形成されている。便座部23は、便器本体11の上に載置され、使用時にユーザが腰掛ける部分である。図2に示すように、便座部23は、上表面を構成する座表部材21a及び下表面を構成する座裏部材21bを有する。座表部材21a及び座裏部材21bは、樹脂製である。便座部23は、座表部材21aの裏に、座表部材21aに合わせて座裏部材21bを配置し、互いに溶着することで構成されている。便座部23における座表部材21aと座裏部材21bとの間は中空に形成され、内部に断熱材61が配置されている。図2に示すように、座表部材21aの裏面には、電気配線7に接続される便座21加熱用のヒーター線62が配置されている。
ヒンジ部24は、機能部3に設けられた軸部94が中心に貫通し、軸部94に回転可能に軸支される部分である。ヒンジ部24は、便座部23の幅方向の一方及び他方から後方に延びるように突出する。ヒンジ部24は、環状部25及び延出部26を有する。
環状部25は、軸部94の周囲に設けられ、軸部94が内部を挿通するように形成され、中心側に貫通孔25aが形成されている。貫通孔25aの周囲と軸部94との間には、環状部材94aが配置され、貫通孔25aの内周壁を形成している。環状部25は、環状部本体250と、ガイド部4と、を有する。
環状部本体250は、環状部25の外形を構成する部分である。環状部本体250は、内部が中空に形成される。環状部本体250は、座表側表面部251と、座裏側表面部252と、ヒンジ部側面部253と、軸部側部254と、電気配線案内突起255と、を有する。
座表側表面部251は、図2に示すように、便座部23の座表部材21aがヒンジ部24側へ連続して延出することで形成される。座表側表面部251は、ヒンジ部24の上方表面を構成する。
座裏側表面部252は、座表部材21aを構成する部材が、座表側表面部251から連続して下方に延びることで構成され、便座部23の座裏部材21bの後方端部と接する。座裏側表面部252は、ヒンジ部24の下方表面を構成する。
ヒンジ部側面部253は、環状部25の外側側面を構成する部分である。図3に示すように、ヒンジ部側面部253は、座表側表面部251及び座裏側表面部252の間で、環状部25の外周側から軸部側に向かって延びる面である。
軸部側部254は、図2に示すように、座表側表面部251から内周側に間を空けて延び、軸部94の下方で半円状に形成されている。
電気配線案内突起255は、環状部本体250の下方で、機能部3の内側に向かって突出する部分である。電気配線案内突起255は、内部に中空部255aが形成されており、中空部255aは、ヒンジ部側面部253側を基端として機能部3側に向かって開放される。中空部255aは、便座部23側から延びるハーネス70を機能部3側へ通す空間である。図3に示すように、電気配線案内突起255は、以下に説明するガイド部4のハーネス挿通部45と接続される。電気配線案内突起255の内部の中空部255aは、ハーネス挿通部45内の貫通孔と連通し、ハーネス70は、環状部本体250における外側から、電気配線案内突起255の中空部255aを通り、ハーネス挿通部45を通って、機能部3の内側へ配線される。
ガイド部4は、図2に示すように、環状部25内で軸部94の周囲に取り付けられる略環状の部材である。ガイド部4は、便座部23側から延びるハーネス70を、機能部3側へ案内する部品である。ガイド部4は、図4に示すように、ガイド部環状部41と、ガイド部延出部42と、ガイド部側面部43と、半円部44と、ハーネス挿通部45と、を有する。
ガイド部環状部41は、環状部25内の環に沿って配置される薄く平たい円形の部分である。ガイド部環状部41は、ガイド部4の最も便器装置1における幅方向内側、すなわち機能部3側に位置する。
ガイド部延出部42は、ガイド部環状部41の前方側から連続して延びる板状の部材である。ガイド部延出部42は、その平面が便座21の厚さ方向、すなわち座表部材21aと座裏部材21bとの間を結ぶ方向に沿って起立するように延びる。
ハーネス挿通部45は、ガイド部環状部41の下端に設けられる方形筒状の部分である。ハーネス挿通部45は、ガイド部環状部41の下端から機能部3側へ突出し、図3に示すように、ヒンジ部24側及び機能部3の間を貫通する貫通孔を構成する。図3に示すように、ハーネス挿通部45は、環状部25から機能部3側へ突出し、筒の中空部が便器装置1の外側から内側へ向かって延びるように、軸部94の下方側に配置される。ハーネス挿通部45は、便座部23側から引き込まれた複数の電気配線7で構成されるハーネス70を便器装置1の内側へ案内する部分である。
ガイド部側面部43は、ガイド部環状部41における便器装置1の外側に配置される略半円状の部材である。ガイド部側面部43は、ガイド部環状部41の上方を含む円の5/8程度に亘って延びている。ガイド部側面部43は、環状部25の軸部側部254とビスで固定されている。
半円部44は、ガイド部側面部43から環状部材94aに沿って、便器装置1の幅方向外側へ起立する。
延出部26は、ヒンジ部24側から便座部23へ向けて便座部23と環状部25との間に延び、便座部23及び環状部25を接続する平坦な部分である。図2に示すように、延出部26の厚さは、環状部25の厚さT2よりも薄い。延出部26は、便座部23の厚さT3よりも薄い。
ハーネス収容部5は、ガイド部4のハーネス挿通部45を通って案内されたハーネス70を収容可能な箱状の部材である。ハーネス収容部5は、本体カバー31の開口32よりも内側の下方に配置され、機能部3における本体部30の下面に取り付けられる。ハーネス収容部5は、図3に示すように、本体カバー31の開口32よりも便器装置1の幅方向における内側に配置される。ハーネス収容部5は、便器装置1の前後方向に長辺が延びる略直方体状の部材であり、上部開口5aと、底面部5bと、機能部側側面部5cと、開口側側面部5dと、後方側面部5eと、前方側面部5fと、を有する。ハーネス収容部は、仕切り部51と、切欠部52と、水抜孔53と、取付片54と、を有する。
上部開口5aは、ハーネス収容部5の上部側が開放されて形成される。上部開口5aからハーネス70が内部へ引き込まれる。底面部5bは、上部開口5aに対向する下面で、閉鎖されている。機能部側側面部5cは、便器装置1の幅方向の内側で前後方向に沿うとともに、上部開口5aから底面部5bまで延びる側面である。開口側側面部5dは、機能部側側面部5cに対向して便器装置1の幅方向の外側で延びる側面である。後方側面部5e及び前方側面部5fは、それぞれ便器装置1の後方及び前方側で、上部開口5aから底面部5bまで延びる側面である。
仕切り部51は、ハーネス収容部5の内部を、機能部3側と本体カバー31の開口32側に分ける板であり、幅方向の略中央で、前後方向に延びている。仕切り部51によって、ハーネス70のうち、例えば直流と交流の違いによって、二以上の電気配線7を分けて収容することができる。仕切り部51は、上部開口5a側から底面部5bへ延びている。仕切り部51の下端の前方側では、ハーネス収容部5の機能部3側と開口32側とを連通させる貫通部51bが形成されている。貫通部51bを通じて、開口32側に配置された電気配線7を、機能部3側の空間へ移動させ、後述する切欠部52から機能部3側へ誘導することができる。仕切り部51の前後方向における略中央部では、図5に示すように、上部に開口した略U字状の曲面部材51aが配置されている。仕切り部51は、後方向における略中央部では曲面部材51aの下側から下方に延びる。
切欠部52は、機能部側側面部5cにおける前方側の上部に形成される。切欠部52は、機能部側側面部5cの上端の一部を下方に切り欠いて形成される小さな開口である。ハーネス収容部5に案内されたハーネス70は、切欠部52から引き出されて機能部3の内部へ延び、必要な部材に接続される。
水抜孔53は、開口側側面部5dの前方側の下方に形成される貫通孔である。水抜孔53は、ハーネス収容部5内に水が溜まった場合に、外側へ排出するための孔である。水抜孔53に向かって、ハーネス収容部5の底面部5bには排水勾配が形成されている。
取付片54は、後方側面部5e及び前方側面部5fの上端から、外側に向かって突出する平面状の突起である。取付片54にはねじ孔が形成されており、本体部30の裏面にハーネス収容部5をねじ留め可能となっている。
図6を参照して、ハーネス70の配置について説明する。例えばヒーター等のハーネス70は、便座部23における座表部材21aと座裏部材21bとの間の中空部分に配線されている。ハーネス70は、便座21から機能部3へ延びるように配置され、途中でヒンジ部24内を通る。便座21の回転に伴ってヒンジ部24が本体カバー31の開口32内で回転すると、その内部にあるハーネス70も開口32の内部を移動可能となっている。ハーネス70は、ヒンジ部24の環状部25に形成された電気配線案内突起255内の中空部255aから、ガイド部4のハーネス挿通部45を挿通して機能部3側へ案内される。ハーネス70は、機能部3の下方、すなわち本体部30の裏面側へ誘導される。
図6及び図5に示すように、本体部30の裏面側には、ハーネス収容部5が配置されている。ハーネス70は、ハーネス収容部5の上部開口から下方へ誘導される。このとき、交流電流が通る電気配線7と直流電流が通る電気配線7とは仕切り部51で分けて配置することができる。ハーネス70は、便座21の開閉に伴ってヒンジ部24が回転すると、ヒンジ部24の動きにつれて便座部23側から長く引き出されたり、長く引き出された部分が弛んだりする。ハーネス70がハーネス収容部5に収容されていると、弛んだ部分をハーネス収容部5で受け止めることができる。ハーネス70が移動に必要な長さをハーネス収容部5内に収容させておくことができるため、ハーネス70が他の部品に絡まったり、意図せずに引っ張られて荷重が掛かったりすることを防止し、ハーネス70のスムーズな動きが容易になる。
ハーネス収容部5に収容されたハーネス70は、切欠部52から機能部3側へ案内され、機能部品9の必要な機構へと接続される。仕切り部51を介して開口32側の空間に配置されていたハーネス70も、貫通部51bから機能部3側の空間に移動し、切欠部52から機能部3側へ案内される。
第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。便器装置1を、便器本体11に配置され、機能部品9が取り付けられる機能部3と、便器本体11の上に配置され、機能部3に回転可能に軸支される便座21と、便座21から機能部3へ延びるハーネス70と、を含んで構成した。機能部3を、機能部品9を覆うカバーを含んで構成し、本体カバー31を、便座21の回転とともにハーネス70が内部を移動可能な開口32を含んで構成した。ハーネス70が便座21の回転とともに開口32内を移動できるので、便座21から機能部3側へ挿通するように配線する際に、ハーネス70を便座21の外側に露出させる必要がなくなる。このため、便座21、特にヒンジ部24の設計の自由度が増加し、外観を美しく向上させることができる。
第1実施形態によれば、便座21を、機能部3に軸支されるヒンジ部24を含んで構成し、ヒンジ部24を、ハーネス70を機能部3へ案内するガイド部4を含んで構成した。ハーネス70がヒンジ部24のガイド部4に案内されることで、ヒンジ部24の内部を通して機能部3側へ配線することができる。これにより、ヒンジ部24の設計の自由度が増加し、外観が向上するので、上記と同様の効果を奏する。
第1実施形態によれば、開口32を、本体カバー31の側面部31bに形成し、本体カバー31を、開口32の一部を塞ぐ隠蔽用カバー33を含んで構成した。これにより、開口32が部分的に隠蔽用カバー33により塞がれ、開口32内におけるヒンジ部24の周囲から埃等の異物が入ったり、ハーネス70が回転するヒンジ部24に絡まったり噛み込まれたりすることが抑制される。このため、より安全にハーネス70を配線することができる。
第1実施形態によれば、開口32よりも内側に配置され、ハーネス70が収容されるハーネス収容部5を含んで構成した。開口32を通ったハーネス70を、ハーネス収容部5に収容することで、ヒンジ部24の回転に伴って弛むハーネス70をハーネス収容部5内で支持することができる。ハーネス70は、ヒンジ部24の回転に伴って弛んだり、短くなったりする。このため、ハーネス収容部5にハーネス70の一部を収容しておくことで、長さの変化や位置の移動があってもハーネス70が絡まったり引っ張ってしまって荷重がかかることを防止することができる。このため、より安全にハーネス70を配線することができる。
第1実施形態によれば、ハーネス収容部5を、二以上の電気配線7を分けて収容可能な仕切り部51を含んで構成した。ハーネス収容部5に仕切り部51が形成されていることにより、例えば直流の電気配線7や交流の電気配線7、それぞれの束のハーネス70等を二つに分けて配置することができる。これにより、配線の不具合の発生を低減することができる。
第1実施形態によれば、ハーネス収容部5を、下方に形成される水抜孔53を含んで構成した。水抜孔53により、ハーネス収容部5に水が溜まっても、排水することができる。これにより、ハーネス70を安全に配線することができるとともに、衛生環境も向上する。
本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、変形、改良等は本開示に含まれる。水抜孔53の位置は、ハーネス収容部5に入り込んだ水を排出することができれば、上記実施形態のような開口側側面部5dの前方に限定されない。ハーネス収容部5の下方に配置されていればよいので、後方側面部5eや前方側面部5fであってもよく、底面部5bであってもよい。
1 便器装置、 3 機能部、 4 ガイド部、 5 ハーネス収容部、 7 電気配線、 9 機能部品、 11 便器本体、 21 便座、 24 ヒンジ部、 31 本体カバー(カバー)、 31b 側面部、 32 開口、 33 隠蔽用カバー、 45 ハーネス挿通部(貫通孔)、 51 仕切り部、 53 水抜孔、

Claims (6)

  1. 便器本体に配置され、機能部品が取り付けられる機能部と、
    前記便器本体の上に配置され、前記機能部に回転可能に軸支される便座と、
    前記便座から前記機能部へ延びる電気配線と、を備え、
    前記機能部は、前記機能部品を覆うカバーを有し、
    前記カバーは、前記便座の回転とともに内部を前記電気配線が移動可能な開口を有する、便器装置。
  2. 前記便座は、前記機能部に軸支されるヒンジ部を有し、
    前記ヒンジ部は、前記電気配線を前記機能部へ案内するガイド部を有する、請求項1に記載の便器装置。
  3. 前記開口は、前記カバーの側面部に形成され、
    前記カバーは、前記開口の一部を塞ぐ隠蔽用カバーを有する請求項1又は2に記載の便器装置。
  4. 前記開口よりも内側に配置され、前記電気配線が収容されるハーネス収容部を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の便器装置。
  5. 前記ハーネス収容部は、二以上の前記電気配線を分けて収容可能な仕切り部を有する、請求項4に記載の便器装置。
  6. 前記ハーネス収容部は、下方に形成される水抜孔を有する、請求項4又は5に記載の便器装置。
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