JP2019181062A - 便座装置及び便器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機能部が設置されるカバー内の設計の自由度を向上させることができる便座装置及び便器装置を提供する。【解決手段】便器の上に設置される機能部4と、機能部4を覆うカバー部6と、便器の上に設置されるとともに、便器に対して開閉可能に設けられた便蓋3と、便蓋3を開閉可能に支持、または便蓋3の閉塞時に抵抗を付与する開閉機構11,21と、を備え、開閉機構11,21は、カバー部6の外方に配置されていることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、便座装置及び便器装置に関するものである。
従来から、便器に対して便座及び便蓋を閉じるときにヒンジ機構の回転に抵抗を付加し、緩やかに動作させる閉止ユニットが設けられた装置が知られている(下記の特許文献1参照)。このように閉止ユニットは機能部を収納するカバーに支持されていたり、便座及び便蓋を電動で開閉する電動モータはカバー内に設置されていたりしている。
しかしながら、上記の特許文献1に記載された装置のように、閉止ユニットや電動モータ等の開閉機構をカバー等の本体側に支持させる場合には、電動モータは重さがあるため、カバーにリブ等の補強を設ける必要があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、機能部が設置されるカバー内の設計の自由度を向上させることができる便座装置及び便器装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る便座装置は、便器と、該便器の上に設置される機能部と、該機能部を覆うカバー部と、前記便器の上に設置されるとともに、前記便器に対して開閉可能に設けられた便蓋と、該便蓋を開閉可能に支持、または前記便蓋の閉塞時に抵抗を付与する開閉機構と、を備え、該開閉機構は、前記カバー部の外方に配置されていることを特徴とする。
すなわち、本発明に係る便座装置は、便器と、該便器の上に設置される機能部と、該機能部を覆うカバー部と、前記便器の上に設置されるとともに、前記便器に対して開閉可能に設けられた便蓋と、該便蓋を開閉可能に支持、または前記便蓋の閉塞時に抵抗を付与する開閉機構と、を備え、該開閉機構は、前記カバー部の外方に配置されていることを特徴とする。
このように構成された便座装置では、便蓋を開閉させたり、または便蓋の閉塞時に抵抗を付与したりする開閉機構は、カバー部の外方に配置されている。よって、カバー部内に配置される機能部のレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、本発明に係る便座装置は、前記開閉機構は、前記便蓋の閉塞時に抵抗を付与するアシスト機構であり、該アシスト機構は、前記便蓋に固定された固定部材に固定されていることが好ましい。
このように構成された便座装置では、開閉機構は固定部材を介して便蓋に固定されているため、開閉機構を便蓋側に設けることができる。
また、本発明に係る便器装置は、便器と、該便器の上に設置される上記のいずれかに記載の便座装置と、を備えることを特徴とする。
このように構成された便器装置では、便蓋を開閉させたり、または便蓋の閉塞時に抵抗を付与したりする開閉機構は、カバー部の外方に配置されている。よって、カバー部内に配置される機能部のレイアウトの自由度を向上させることができる。
本発明に係る便座装置及び便器装置によれば、機能部が設置されるカバー内の設計の自由度を向上させることができる。
本発明の第一実施形態に係る便器装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る便器装置の斜視図である。
図1に示すように、便器装置100は、下方に凹む開口部1aが設けられた便器1と、便器1に設置された便座装置10と、を備えている。
なお、下記の説明において、利用者が便座2に着座した状態で前方を向く方向を「前方」とし、反対側を「後方」とし、これらを結ぶ方向を前後方向とする。また、便座2に着座した利用者から見て左側を「左側」とし、右側を「右側」とし、これらを結ぶ方向を左右方向とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る便器装置の斜視図である。
図1に示すように、便器装置100は、下方に凹む開口部1aが設けられた便器1と、便器1に設置された便座装置10と、を備えている。
なお、下記の説明において、利用者が便座2に着座した状態で前方を向く方向を「前方」とし、反対側を「後方」とし、これらを結ぶ方向を前後方向とする。また、便座2に着座した利用者から見て左側を「左側」とし、右側を「右側」とし、これらを結ぶ方向を左右方向とする。
便座装置10は、回動可能に設けられた便座2及び便蓋3と、便器1の上部に設けられた本体部(機能部)4と、本体部4を収容する本体カバー(カバー部)6と、電動開閉機構(開閉機構)7と、を備えている。
便座2は、便器1の上部に設置されている。便蓋3は、閉塞された状態で、便器1の開口部1aの上方及び便座2を覆うように設置されている。
本体部4は、便器1の後部において、便器1の上部に設けられたベース部(不図示)上等に配置されている。本体部4は、局部洗浄装置(不図示。以下同じ。)等の装置を有している。
本体カバー6は、本体部4を覆うように設けられている。本体カバー6は、本体部4の上方に配置された上面部61と、上面部61の左右両端部及び後端部から下方に延びる周面部62と、を有している。
上面部61は、後方に向かうにしたがって次第に上方に傾斜するように形成されている。上面部61には、上方に突出し下向きに開口する膨出部63が設けられている。
上面部61及び膨出部63は、本体部4の上方を覆っている。周面部62は、本体部4の左右両側方及び後方を覆っている。膨出部63の上方、左右両側方及び後方を覆うようにトップカバー(不図示)が設けられていてもよい。
膨出部63は、平面視では、略矩形状に形成されるとともに、後述するモータ11とアシスト装置21との間で後方に突出して形状をなしている。
電動開閉機構7は、モータ11と、アシスト装置(アシスト機構)21と、を有している。モータ11及びアシスト装置21は、左右方向に配置されている。本実施形態では、モータ11は、アシスト装置21よりも左側に配置されている。
モータ11は、アシスト装置21の駆動源・動力源として機能する。モータ11には、図示しないリード線を介して駆動信号が供給される。モータ11は、DCモータ、DCブラシレスモータ、ステッピングモータ等、特に制限されない。
図2は、図1のA部の拡大図である。なお、図2において、便器1の図示を省略している。
モータ11は、螺子等(不図示)により便蓋3に固定されている。モータ11の軸部11aは、本体部4側(本実施形態では右側)に延びている。軸部11aは、本体部4に設けられた軸受け部4aに回動可能に支持されている。
モータ11は、螺子等(不図示)により便蓋3に固定されている。モータ11の軸部11aは、本体部4側(本実施形態では右側)に延びている。軸部11aは、本体部4に設けられた軸受け部4aに回動可能に支持されている。
図3は、便器装置100の後部を上方から見た図である。図4は、図3のB−B線断面図である。なお、図3及び図4において、便器1及び便座2の図示を省略している。
図2及び図4に示すように、アシスト装置21は、モータ11(図1参照。以下同じ。)の駆動により、便蓋3を自動で開閉させるものであり、周知の構成である。アシスト装置21の軸部21aは、本体部4側(本実施形態では左側)に延びている。軸部21aは、本体部4に回動可能に支持されている。
図2及び図4に示すように、アシスト装置21は、モータ11(図1参照。以下同じ。)の駆動により、便蓋3を自動で開閉させるものであり、周知の構成である。アシスト装置21の軸部21aは、本体部4側(本実施形態では左側)に延びている。軸部21aは、本体部4に回動可能に支持されている。
図2に示すように、アシスト装置21は、ヒンジ固定部材(固定部材)22内に収容されている。アシスト装置21は、ヒンジ固定部材22に螺子等(不図示)で固定されている。
図5は、アシスト装置21の固定部分を示す図である。
図5に示すように、ヒンジ固定部材22は、アシスト装置21を覆うアシストカバー部22aと、アシストカバー部22aに連続して設けられ便蓋3の前面3fに沿って配置される固定部22bと、を有している。固定部22bには前後方向に貫通する取付孔22cが形成されている。取付孔22cの前方から挿通された螺子23が、便蓋3に螺合されている。
図5に示すように、ヒンジ固定部材22は、アシスト装置21を覆うアシストカバー部22aと、アシストカバー部22aに連続して設けられ便蓋3の前面3fに沿って配置される固定部22bと、を有している。固定部22bには前後方向に貫通する取付孔22cが形成されている。取付孔22cの前方から挿通された螺子23が、便蓋3に螺合されている。
図2に示すように、モータ11及びアシスト装置21は、本体カバー6の後方、つまり外方に配置されている。
このように構成された便器装置100では、便蓋3を開閉可能に支持するモータ11及びアシスト装置21は、本体カバー6の外方に配置されている。よって、本体カバー6内に配置される本体部4のレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、アシスト装置21はヒンジ固定部材22を介して便蓋3に固定されているため、アシスト装置21を便蓋3側に設けることができる。
一般的に、電動開閉機構7等の開閉機構を本体部4に設置する際には、開閉機構を支持する支持板(不図示)等にリブを設ける等して強度を確保する必要がある。本実施形態のように、開閉機構を本体部4の外方に設けて便蓋3に固定する際には、便蓋3がユリア樹脂(尿素樹脂)等のような硬い樹脂で形成されている場合には、便蓋3にリブ等の補強を設ける必要がない。
なお、本発明に係る便器装置100は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。
例えば、開閉機構として、ダンパー装置を採用することもできる。ダンパー装置は、手動により開閉する便蓋3の回動に抵抗を付与するものであり、周知の構成である。ダンパー装置により、開位置から閉位置に便蓋3をゆっくりと降ろせ、閉位置に止まるときの衝撃や音を小さくすることできる。ダンパー装置も、電動開閉機構7と同様に、本体カバー6の外方に配置されている。
また、上記に示す実施形態では、モータ11は本体カバー6の上に露出しているが、左右両側方及び上方等を覆うようにカバーが設けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、モータ11及びアシスト装置21は便蓋3に固定されているが、本発明はこれに限られない。開閉機構がカバー部の外方に配置されていればよく、例えば便器1の後部等に取り付けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、便器1と、便座装置10とを備えた便器装置100について説明したが、本発明はこれに限られず、機能部と、カバー部と、便蓋と、開閉機構とを備え、便器1を備えない便座装置であってもよい。
1…便器
2…便座
3…便蓋
4…本体部(機能部)
6…本体カバー(カバー部)
7…電動開閉機構(開閉機構)
10…便座装置
11…モータ
21…アシスト装置(アシスト機構)
22…ヒンジ固定部材(固定部材)
100…便器装置
2…便座
3…便蓋
4…本体部(機能部)
6…本体カバー(カバー部)
7…電動開閉機構(開閉機構)
10…便座装置
11…モータ
21…アシスト装置(アシスト機構)
22…ヒンジ固定部材(固定部材)
100…便器装置
Claims (3)
- 便器の上に設置される機能部と、
該機能部を覆うカバー部と、
前記便器の上に設置されるとともに、前記便器に対して開閉可能に設けられた便蓋と、
該便蓋を開閉可能に支持、または前記便蓋の閉塞時に抵抗を付与する開閉機構と、を備え、
該開閉機構は、前記カバー部の外方に配置されていることを特徴とする便座装置。 - 前記開閉機構は、前記便蓋の閉塞時に抵抗を付与するアシスト機構であり、
該アシスト機構は、前記便蓋に固定された固定部材に固定されている請求項1に記載の便座装置。 - 便器と、
該便器の上に設置される請求項1または2に記載の便座装置と、を備えることを特徴とする便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018079132A JP2019181062A (ja) | 2018-04-17 | 2018-04-17 | 便座装置及び便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018079132A JP2019181062A (ja) | 2018-04-17 | 2018-04-17 | 便座装置及び便器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019181062A true JP2019181062A (ja) | 2019-10-24 |
Family
ID=68338516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018079132A Pending JP2019181062A (ja) | 2018-04-17 | 2018-04-17 | 便座装置及び便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019181062A (ja) |
-
2018
- 2018-04-17 JP JP2018079132A patent/JP2019181062A/ja active Pending
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