JP2021150904A - 無線通信装置及びそれを備える車両並びに無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯機器と無線通信を行なう通信機を備える無線通信装置において、暗電流を低減する。【解決手段】車両10は、NFC規格に従う通信方式を用いるNFC通信機12と、BLE通信規格に従う通信方式を用いるBLE通信機14と、無線コントローラ16とを備える。BLE通信機14の通信可能距離は、NFC通信機12の通信可能距離よりも長い。NFC通信機12及びBLE通信機14の各々は、携帯機器50を検知するためのポーリングを行なうように構成される。無線コントローラ16は、BLE通信機14と携帯機器50との無線による接続が完了した場合に、NFC通信機12によるポーリングを開始する。【選択図】図1
Description
本開示は、無線通信装置及びそれを備える車両並びに無線通信システムに関する。
スマートフォン等の携帯機器を用いて車両や住宅等のドアの解錠及び施錠等を行なう技術が知られている。たとえば、特開2013−100645号公報(特許文献1)には、双方向に通信可能な携帯機器及び車載通信機を備える無線通信システムが開示されている。この無線通信システムでは、近距離無線通信(たとえば、NFC(Near Field Communication)の規格に従う通信方式を用いる無線通信であり、以下「NFC通信」或いは単に「NFC」等と称する。)等を用いて、携帯機器と車載通信機との間で無線通信が行なわれ、携帯機器から車両ドアの解錠及び施錠又はエンジンの始動を行なうことができる(特許文献1参照)。
上記のような無線通信システムでは、携帯機器を所持する利用者が車両等に近づいたことを検知するために、車両等に設けられる通信機において、携帯機器を検知するためのポーリングが行なわれる。このポーリングに伴なう暗電流が大きいと、通信機へ作動電力を供給するバッテリが意図せず枯渇する等の問題が生じる可能性がある。
本開示は、かかる問題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、携帯機器と無線通信を行なう通信機を備える無線通信装置及びそれを備える車両並びに無線通信システムにおいて、暗電流を低減することである。
本開示の無線通信装置は、互いに異なる通信方式を用いて無線通信を行なう第1及び第2の通信機と、第1及び第2の通信機を制御するコントローラとを備える。第1の通信機の通信可能距離は、第2の通信機の通信可能距離よりも長い。第1及び第2の通信機の各々は、無線通信可能な携帯機器を検知するためのポーリングを行なうように構成される。コントローラは、第1の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始する。
また、本開示の無線通信システムは、無線通信装置と、無線通信装置と無線通信を行なう携帯機器とを備える。無線通信装置は、互いに異なる通信方式を用いて無線通信を行なう第1及び第2の通信機と、第1及び第2の通信機を制御するコントローラとを含む。第1の通信機の通信可能距離は、第2の通信機の通信可能距離よりも長い。第1及び第2の通信機の各々は、携帯機器を検知するためのポーリングを行なうように構成される。コントローラは、第1の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始する。
上記の無線通信装置は、第1及び第2の通信機を備えており、第1の通信機の通信可能距離は、第2の通信機の通信可能距離よりも長い。そのため、第1の通信機と携帯機器との無線による接続が行なわれる前に、第2の通信機と当該携帯機器との接続が行なわれることはない。そこで、この無線通信装置では、第1の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始する。これにより、第1の通信機と当該携帯機器との無線による接続が完了する前の、ポーリングによる暗電流を低減することができる。
本開示の無線通信装置及びそれを備える車両並びに無線通信システムによれば、暗電流を低減することができる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本開示の実施の形態に従う無線通信システムの全体ブロック図である。図1を参照して、無線通信システムは、車両10と、携帯機器50とを備える。車両10は、NFC通信機12と、BLE(Bluetooth Low Energy、「Bluetooth」は登録商標)通信機14と、無線コントローラ16とを含む。NFC通信機12、BLE通信機14、及び無線コントローラ16は、携帯機器50と無線通信を行なう無線通信装置を構成する。
NFC通信機12は、NFC規格に従う通信方式を用いて携帯機器50と無線通信を行なう通信機である。NFC通信機12は、バッテリ26から電力の供給を受けて作動し、図示しないアンテナを通じて、携帯機器50のNFC通信機52との間でNFC通信を行なう。NFC通信機12には、NFC通信機能のうち、少なくともリーダライタ機能が実装される。リーダライタ機能に加えて機器間通信(P2P)機能が実装されてもよい。
NFC通信機12は、無線コントローラ16からの指示に従って、携帯機器50を検知するためのポーリングを実行する。すなわち、NFC通信機12は、NFC規格に従って、周囲に対して一定期間毎にリクエスト信号を送信し、リクエスト信号に応答して携帯機器50のNFC通信機52から送信されるレスポンス信号を受信する。NFC通信機12は、レスポンス信号を受信すると、レスポンス信号に含まれる認証データ(ID情報)を復調して無線コントローラ16へ出力する。
BLE通信機14は、BLE通信規格に従う通信方式を用いて携帯機器50と無線通信を行なう通信機である。BLE通信機14も、バッテリ26から電力の供給を受けて作動し、図示しないアンテナを通じて、携帯機器50のBLE通信機54との間でBLE通信を行なう。BLE通信の通信可能範囲は数m以上であり、NFC通信の通信可能範囲(10cm程度)よりも広い。
BLE通信機14も、無線コントローラ16からの指示に従って、携帯機器50を検知するためのポーリングを実行する。すなわち、BLE通信機14は、BLE通信規格に従って、周囲に対して一定期間毎にリクエスト信号を送信し、リクエスト信号に応答して携帯機器50のBLE通信機54から送信されるレスポンス信号を受信する。BLE通信機14は、レスポンス信号を受信すると、レスポンス信号に含まれる認証データ(ID情報)を復調して無線コントローラ16へ出力する。
無線コントローラ16は、図示しない処理装置と、メモリ18とを含んで構成され、NFC通信機12及びBLE通信機14を制御する。具体的には、無線コントローラ16は、所定のポーリング条件が成立すると、NFC通信機12及びBLE通信機14のうち通信可能範囲の広いBLE通信機14へポーリングの実行を指示する指令を出力する(ポーリング処理)。
また、無線コントローラ16は、BLE通信機14により受信され復調されたID情報を受けると、そのID情報をメモリ18に記憶されているID情報と照合する(認証処理)。そして、照合の結果、ID情報の一致が確認されると、携帯機器50の認証が完了する。これにより、認証された携帯機器50を用いて、ドアロック装置22の操作(乗降用ドアの解施錠)やエンジン(図示せず)の始動等が可能となる。なお、メモリ18に記憶されているID情報は、車両制御装置20のメモリ(図示せず)に記憶されていてもよいし、NFC通信機12及びBLE通信機14の各々に記憶されていてもよい。
また、無線コントローラ16は、BLE通信機14が携帯機器50からレスポンス信号を受信することでBLE通信機14,54間の通信が確立し(以下、この通信確立を「BLE接続」とも称する。)、当該レスポンス信号により携帯機器50の認証が完了すると、NFC通信機12へポーリングの実行を指示する指令を出力する。すなわち、本実施の形態に従う無線通信システムでは、所定のポーリング条件が成立すると、BLE通信機14によるポーリングが開始し、BLE接続及び認証が完了すると、NFC通信機12によるポーリングが開始する。この点については、後ほど詳しく説明する。
そして、NFC通信機12によるポーリングに応答して携帯機器50からのNFC通信機52から送信されたレスポンス信号をNFC通信機12が受信すると(以下では、NFC通信機12がレスポンス信号を受信することでNFC通信機12,52間の通信が確立することを「NFC接続」とも称する。)、携帯機器50を用いてドアロック装置22の解錠操作が行なわれたものとされ、ドアロック装置22が解錠状態に切り替わる。
車両10は、さらに、車両制御装置20と、ドアロック装置22と、バッテリ26とを含む。ドアロック装置22は、車両10の乗降用ドアを施錠状態(ロック状態)と解錠状態(アンロック状態)とのいずれかに切り替えるように構成される。
車両制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、信号入出力ポート等を含んで構成される(いずれも図示せず)。車両制御装置20は、車両10の各種制御を行なう。一例として、車両制御装置20は、携帯機器50の認証が完了した旨の通知を無線コントローラ16から受けると、ドアロック装置22の操作(ドアの解施錠)を許可する。そして、車両制御装置20は、乗降用ドアの解錠要求に従ってドアロック装置22へ解錠指令(アンロック指令)を出力し、乗降用ドアの施錠要求に従ってドアロック装置22へ施錠指令(ロック指令)を出力する。
バッテリ26は、車両10の補機用バッテリであり、たとえば鉛蓄電池によって構成される。バッテリ26は、NFC通信機12、BLE通信機14、無線コントローラ16、及び車両制御装置20へ作動電力を供給する。
携帯機器50は、NFC通信機52と、BLE通信機54と、制御装置56と、入力装置62と、表示装置64と、バッテリ66とを含む。
NFC通信機52は、NFC規格に従う通信方式を用いて車両10と無線通信を行なう通信機である。NFC通信機52は、図示しないアンテナを通じて、車両10のNFC通信機12との間でNFC通信を行なう。NFC通信機52は、NFC通信機12からの電波によって作動するパッシブタグ(ICタグ)を含んで構成される。すなわち、NFC通信機52は、バッテリ66から電力の供給を受けずに、NFC通信機12から受ける電波によって作動する。したがって、NFC通信機52は、携帯機器50の電源がオフされた状態であっても、車両10のNFC通信機12と通信を行なうことができる。
NFC通信機52は、NFC通信機12から発せられるリクエスト信号を受信すると、パッシブタグ(ICタグ)に書き込まれている当該携帯機器50に固有のID情報を含むレスポンス信号を生成し変調して車両10のNFC通信機12へ送信する。
BLE通信機54は、BLE通信規格に従う通信方式を用いて車両10と無線通信を行なう通信機である。BLE通信機54は、バッテリ66から電力の供給を受けて作動し、図示しないアンテナを通じて車両10のBLE通信機14との間でBLE通信を行なう。
BLE通信機54は、BLE通信機14から発せられるリクエスト信号を受信すると、当該携帯機器50に固有のID情報を制御装置56のメモリ60から取得する。そして、BLE通信機54は、その取得されたID情報を含むレスポンス信号を生成し変調して車両10のBLE通信機14へ送信する。
制御装置56は、CPU58、メモリ60、信号入出力ポート(図示せず)等を含んで構成される。制御装置56は、携帯機器50の各種制御を行なう。一例として、制御装置56は、BLE通信機54からの要求に従って、メモリ60に記憶されている当該携帯機器50のID情報をメモリ60から読み出してBLE通信機54へ出力する。
入力装置62は、携帯機器50に対する利用者の各種入力操作を受け付ける装置であり、たとえば、表示装置64上のタッチ操作を検出するタッチセンサや、携帯機器50に設けられる各種操作ボタンである。表示装置64は、携帯機器50の各種情報や、入力装置62からの入力操作に応じた情報等を表示する。入力装置62及び表示装置64は、タッチパネルセンサによって一体的に構成してもよい。
バッテリ66は、充放電可能な二次電池であり、たとえばリチウムイオン二次電池によって構成される。バッテリ66は、図示しない充電装置を用いて外部の電源により充電することができる。そして、バッテリ66は、BLE通信機54、制御装置56、入力装置62、及び表示装置64へ作動電力を供給する。
なお、NFC通信機52は、上述のように、NFC通信機12からの電波によって作動するパッシブタグを含んで構成されるため、バッテリ66から電力の供給を受けない。
上記の無線通信システムでは、NFC通信機12,52間のNFC通信と、BLE通信機14,54間のBLE通信とが可能である。NFC通信とBLE通信とについては、図2に示されるように、BLE通信の通信可能範囲の方が、NFC通信の通信可能範囲よりも広い。一方、BLE通信は、携帯機器50の電源がオフされた状態ではバッテリ66からBLE通信機54へ作動電力が供給されないので不可であるけれども、NFC通信は、バッテリ66からの電力供給を必要としないパッシブタイプであるので、携帯機器50の電源状態に拘わらず通信可能である。
この無線通信システムでは、BLE通信を通じて携帯機器50の認証が完了すると、たとえばドアノブに設けられたセンサに触れる等の操作を行なうことにより、ドアロック装置22の施錠/解錠を切り替えることができる。さらに、この実施の形態に従う無線通信システムでは、上記操作に加えて、携帯機器50を用いてドアロック装置22を操作することもできる。具体的には、車両10においてNFC通信機12が設けられている所定位置に携帯機器50をかざしてNFC接続を形成することによっても、ドアロック装置22の施錠/解錠を切り替えることができる。
NFC通信でもBLE通信でも、携帯機器50を所持する利用者が車両10に近づいたことを検知するために、車両10のNFC通信機12及びBLE通信機14において、携帯機器50を検知するためのポーリングが行なわれる。ポーリング中は、車両10に接近した携帯機器50を検知するために、周囲に対して一定期間毎に電波(リクエスト信号)が出力されるため、暗電流が流れる。このポーリングに伴なう暗電流が大きいと、バッテリ26が意図せず枯渇する等の問題が生じる可能性がある。
そこで、本実施の形態に従う無線通信システムでは、BLE通信の確立(BLE接続)及び携帯機器50の認証が完了した場合に、無線コントローラ16は、NFC通信機12によるポーリングを開始する。BLE通信の通信可能範囲は、NFC通信の通信可能範囲よりも広いため、BLE接続の前にNFC接続が行なわれることはない。そこで、本実施の形態では、BLE接続が完了した場合に、NFC通信機12によるポーリングを開始することとしたものである。これにより、BLE接続が完了する前の、ポーリングによる暗電流を低減することができる。
NFC通信機12によるポーリング(以下「NFCポーリング」と称し、これに対して、BLE通信機14によるポーリングを「BLEポーリング」と称する場合がある。)は、所定のNFCポーリング停止条件が成立した場合に停止される。NFCポーリング停止条件は、たとえば、BLE接続が切れた場合、利用者の搭乗が確認された場合、イグニッションキー等がオン操作されてReady−ON状態となった場合、車両10の走行が開始した場合等に成立するものとすることができる。
図3は、車両10のBLE通信機14及びNFC通信機12によるポーリングの一例を示すタイミングチャートである。図3を参照して、時刻t0の時点でポーリング条件が成立しており、BLE通信機14から周囲に向けてリクエスト信号が発信されている(BLEポーリング)。
なお、ポーリング条件は、たとえば、イグニッションキー等がオフ操作されてReady−OFF状態となり、搭乗者が降車してドアが施錠された場合等に成立するものとすることができる。リクエスト信号は、時刻t0以前においても、ポーリング条件の成立後は一定期間毎に発信されている。
時刻t1において、BLE通信機14から発信されたリクエスト信号に応答して携帯機器50のBLE通信機54から送信されたレスポンス信号がBLE通信機14により受信され、BLE通信機14,54間の無線による接続(BLE接続)が完了している。なお、特に図示していないが、BLE通信機54からのレスポンス信号がBLE通信機14により受信されると、当該レスポンス信号に含まれるID情報の照合が行なわれ、携帯機器50の認証が行なわれる。
BLE接続及び携帯機器50の認証が完了すると、無線コントローラ16からNFC通信機12へポーリング開始指令が出力され、NFCポーリングが開始する。NFCポーリングが開始することにより、車両10の利用者は、車両10においてNFC通信機12が設けられている所定位置に携帯機器50をかざしてNFC接続を形成することによって、ドアロック装置22を解錠状態(アンロック状態)に切り替えることができる。そして、この実施の形態に従う無線通信システムによれば、BLE接続が完了するまでは、NFCポーリングを停止しているので、ポーリングによる暗電流を低減することができる。
図4は、車両10の無線コントローラ16により実行される処理の手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、所定の周期毎に繰り返し実行される。
図4を参照して、無線コントローラ16は、BLE通信機14がポーリングを実行するためのポーリング条件が成立しているか否かを判定する(ステップS10)。ポーリング条件は、たとえば、車両10の状態がReady−OFF状態となり、搭乗者の降車後にドアが施錠された場合等に成立するものとすることができる。ポーリング条件が成立していないときは(ステップS10においてNO)、リターンへ処理が移行される。
ステップS10においてポーリング条件が成立しているものと判定されると(ステップS10においてYES)、無線コントローラ16は、BLE通信機14へポーリングの実行を指示する指令を出力する(ステップS20)。これにより、BLE通信機14は、周囲に対して一定期間毎にリクエスト信号を発信する。
次いで、無線コントローラ16は、BLE通信機14,54間で通信が確立し(BLE接続)、BLE通信を通じて携帯機器50の認証が完了したか否かを判定する(ステップS30)。具体的には、BLE通信機14からのリクエスト信号に応答して携帯機器50のBLE通信機54から送信されたレスポンス信号がBLE通信機14により受信され、当該レスポンス信号に含まれるID情報の照合結果に基づいて、携帯機器50の認証が完了したか否かが判定される。
そして、ステップS30において、BLE接続及び携帯機器50の認証が完了したものと判定されると(ステップS30においてYES)、無線コントローラ16は、NFC通信機12へポーリングの実行を指示する指令を出力する(ステップS40)。すなわち、NFCポーリングは、BLE接続及び携帯機器50の認証が完了した場合に開始する。
次いで、無線コントローラ16は、ドアロック装置22の解錠要求が有ったか否かを判定する(ステップS50)。具体的には、無線コントローラ16は、車両10においてNFC通信機12が設けられている所定位置に利用者が携帯機器50をかざすことで、NFC通信機12,52間で通信が確立したか、すなわちNFC接続が形成されたかを確認し、NFC接続が確認された場合に、ドアロック装置22の解錠が要求されたものと判定する。
そして、ステップS50において、ドアロック装置22の解錠要求が有ったものと判定されると(ステップS50においてYES)、無線コントローラ16は、車両制御装置20へ搭乗用ドアの解錠を指示し、ドアロック装置22が解錠状態に切り替えられる(ステップS60)。なお、特に図示しないが、利用者がドアノブに設けられたセンサに触れる等の操作を行なうことでも、ドアロック装置22を解錠状態に切り替えることができる。
なお、ステップS30においてBLE接続及び認証が完了していない場合(ステップS30においてNO)、又はステップS50においてドアロック装置22の解錠要求が無い場合は(ステップS50においてNO)、リターンへ処理が移行される。
以上のように、本実施の形態においては、相対的に通信可能距離の長いBLE通信機14,54間の通信が確立してBLE接続が完了した場合に、NFC通信機12によるポーリングを開始する。したがって、本実施の形態によれば、BLE通信機14,54によるBLE接続が完了する前の、ポーリングによる暗電流を低減することができる。
また、本実施の形態によれば、ドアロック装置22を解錠状態に切り替える操作として、利用者がドアノブに設けられたセンサに触れる等の操作に加えて、携帯機器50を車両10の所定位置にかざす操作でも可能となるので、ドア解錠操作の選択肢が増え、利便性が向上する。
[変形例]
上記の実施の形態では、BLE接続及び携帯機器50の認証が完了した場合にNFCポーリングが開始されるものとしたが、BLE側での認証に拘わらず、BLE接続の完了をもってNFCポーリングを開始してもよい。この場合、NFC側で認証を行なうようにしてもよい。
上記の実施の形態では、BLE接続及び携帯機器50の認証が完了した場合にNFCポーリングが開始されるものとしたが、BLE側での認証に拘わらず、BLE接続の完了をもってNFCポーリングを開始してもよい。この場合、NFC側で認証を行なうようにしてもよい。
図5は、この変形例における無線コントローラ16により実行される処理の手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理も、所定の周期毎に繰り返し実行される。
図5を参照して、ステップS110,S120の処理は、それぞれ図4に示したステップS10,S20の処理と同じである。そして、この変形例では、ステップS120においてBLEポーリングが実行されると、無線コントローラ16は、BLE通信機14,54間で通信が確立したか否か、すなわちBLE接続が形成されたか否かを判定する(ステップS130)。具体的には、BLE通信機14からのリクエスト信号に応答して携帯機器50のBLE通信機54からレスポンス信号が送信され、BLE通信機14によりレスポンス信号が受信されると、BLE接続が形成されたものと判定される。
ステップS130においてBLE接続が形成されたものと判定されると(ステップS130においてYES)、無線コントローラ16は、NFC通信機12へポーリングの実行を指示する指令を出力する(ステップS140)。すなわち、この変形例では、BLE接続が形成されたことのみをもってNFCポーリングが開始する。
次いで、無線コントローラ16は、NFC通信機12,52間で通信が確立し(NFC接続)、NFC通信を通じて携帯機器50の認証が完了したか否かを判定する(ステップS150)。具体的には、NFC通信機12からのリクエスト信号に応答して携帯機器50のNFC通信機52から送信されたレスポンス信号がNFC通信機12により受信され、当該レスポンス信号に含まれるID情報の照合結果に基づいて、携帯機器50の認証が完了したか否かが判定される。
そして、ステップS150において、NFC接続及び携帯機器50の認証が完了したものと判定されると(ステップS150においてYES)、無線コントローラ16は、ドアロック装置22の解錠要求が有ったか否かを判定する(ステップS160)。たとえば、車両10においてNFC通信機12が設けられている所定位置に利用者が携帯機器50をかざして、NFC通信機12,52間の通信が所定時間以上継続した場合に、無線コントローラ16は、ドアロック装置22の解錠が要求されたものと判定する。
そして、ステップS160において、ドアロック装置22の解錠要求が有ったものと判定されると(ステップS160においてYES)、無線コントローラ16は、車両制御装置20へ搭乗用ドアの解錠を指示し、ドアロック装置22が解錠状態に切り替えられる(ステップS170)。なお、特に図示しないが、ステップS150において携帯機器50の認証が完了した後は(ステップS150においてYES)、利用者がドアノブに設けられたセンサに触れる等の操作を行なうことでも、ドアロック装置22を解錠状態に切り替えることができる。
なお、ステップS130においてBLE接続が形成されていない場合(ステップS130においてNO)、ステップS150においてNFC接続及び携帯機器50の認証が完了していない場合(ステップS150においてNO)、又はステップS160においてドアロック装置22の解錠要求が無い場合は(ステップS160においてNO)、リターンへ処理が移行される。
この変形例によっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、上記の実施の形態及び変形例では、NFC通信機52は、携帯機器50に搭載されるものとしたが、NFC通信機52は、携帯機器50とは別の、電源を持たないカード等に搭載されてもよい。
なお、上記の実施の形態及び変形例では、NFC通信機52は、携帯機器50に搭載されるものとしたが、NFC通信機52は、携帯機器50とは別の、電源を持たないカード等に搭載されてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例では、車両10において、無線コントローラ16は、車両制御装置20とは別に設けられるものとしたが、無線コントローラ16の機能を車両制御装置20が備えてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例において、BLE通信機14,54に代えて、超広帯域無線(UWB(Ultra Wide Band))通信の規格に従う通信方式を用いて無線通信を行なうUWB通信機を車両10及び携帯機器50の双方に備えてもよい。また、BLE通信機14,54に加えて、車両10及び携帯機器50の双方にUWB通信機を備えてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例では、NFC通信機12、BLE通信機14、及び無線コントローラ16は、車両10に搭載されるものとしたが、本開示の射程範囲は、車両に搭載される無線通信装置に限定されるものではない。たとえば、NFC通信機12、BLE通信機14、及び無線コントローラ16が住宅や宅配BOXに設けられ、住宅や宅配BOXのドアの解施錠を行なうキーとして携帯機器50が用いられてもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示により示される技術的範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上に説明した例示的な形態は、以下の態様の具体例である。
一態様における無線通信装置は、互いに異なる通信方式を用いて無線通信を行なう第1及び第2の通信機と、第1及び第2の通信機を制御するコントローラとを備える。第1の通信機の通信可能距離は、第2の通信機の通信可能距離よりも長い。第1及び第2の通信機の各々は、無線通信可能な携帯機器を検知するためのポーリングを行なうように構成される。コントローラは、第1の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始する。
一態様における無線通信装置は、互いに異なる通信方式を用いて無線通信を行なう第1及び第2の通信機と、第1及び第2の通信機を制御するコントローラとを備える。第1の通信機の通信可能距離は、第2の通信機の通信可能距離よりも長い。第1及び第2の通信機の各々は、無線通信可能な携帯機器を検知するためのポーリングを行なうように構成される。コントローラは、第1の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始する。
また、一態様における無線通信システムは、無線通信装置と、無線通信装置と無線通信を行なう携帯機器とを備える。無線通信装置は、互いに異なる通信方式を用いて無線通信を行なう第1及び第2の通信機と、第1及び第2の通信機を制御するコントローラとを含む。第1の通信機の通信可能距離は、第2の通信機の通信可能距離よりも長い。第1及び第2の通信機の各々は、携帯機器を検知するためのポーリングを行なうように構成される。コントローラは、第1の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始する。
第2の通信機は、NFC規格に従う通信方式を用いるNFC通信機であってもよい。また、第1の通信機は、BLE通信規格に従う通信方式を用いるBLE通信機、及びUWB通信規格に従う通信方式を用いるUWB通信機の少なくとも一方を含んでもよい。
上記の無線通信装置は、第1及び第2の通信機を備えており、第1の通信機の通信可能距離は、第2の通信機の通信可能距離よりも長い。そのため、第1の通信機と携帯機器との無線による接続が行なわれる前に、第2の通信機と当該携帯機器との接続が行なわれることはない。そこで、この無線通信装置では、第1の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始する。これにより、第1の通信機と当該携帯機器との無線による接続が完了する前の、ポーリングによる暗電流を低減することができる。
コントローラは、第1の通信機において携帯機器との無線による接続及び認証が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始し、第2の通信機とポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、予め定められた機能の実行を指示する指令を出力するようにしてもよい。
この無線通信装置では、第1の通信機において認証が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングが開始する。これにより、第2の通信機において認証が行なわれなくても、第2の通信機と携帯機器との無線による接続をもって、予め定められた機能を実行させることができる。
また、コントローラは、第1の通信機において携帯機器との無線による接続が完了した場合に、第2の通信機によるポーリングを開始し、第2の通信機において携帯機器との無線による接続及び認証が完了した場合に、予め定められた機能の実行を許可する指令を出力するようにしてもよい。
この無線通信装置では、第1の通信機において携帯機器との無線による接続が完了しさえすれば、第2の通信機によるポーリングが開始し、認証は第2の通信機において行なわれる。これにより、第1の通信機において認証が完了しないために第2の通信機によるポーリングが開始しないような事態を回避することができる。
無線通信装置は、車両に搭載され、認証により許可される機能は、携帯機器を用いた車両のドアの解錠を含んでもよい。
これにより、たとえば車両のドアノブに設けられたセンサに触れる等してドアの解錠を行なう解錠操作に加えて、第2の通信機を通じて、携帯機器を用いて車両のドアの解錠を行なうこともできる。
10 車両、12,52 NFC通信機、14,54 BLE通信機、16 無線コントローラ、18,60 メモリ、20 車両制御装置、22 ドアロック装置、26,66 バッテリ、50 携帯機器、56 制御装置、58 CPU、62 入力装置、64 表示装置。
Claims (10)
- 互いに異なる通信方式を用いて無線通信を行なう第1及び第2の通信機と、
前記第1及び第2の通信機を制御するコントローラとを備え、
前記第1の通信機の通信可能距離は、前記第2の通信機の通信可能距離よりも長く、
前記第1及び第2の通信機の各々は、無線通信可能な携帯機器を検知するためのポーリングを行なうように構成され、
前記コントローラは、前記第1の通信機と前記ポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、前記第2の通信機によるポーリングを開始する、無線通信装置。 - 前記第2の通信機は、近距離無線通信規格に従う通信方式を用いるNFC通信機である、請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記第1の通信機は、BLE通信規格に従う通信方式を用いるBLE通信機、及びUWB通信規格に従う通信方式を用いるUWB通信機の少なくとも一方を含む、請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。
- 前記コントローラは、
前記第1の通信機において前記携帯機器との無線による接続及び認証が完了した場合に、前記第2の通信機によるポーリングを開始し、
前記第2の通信機と前記ポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、予め定められた機能の実行を指示する指令を出力する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - 前記コントローラは、
前記第1の通信機において前記携帯機器との無線による接続が完了した場合に、前記第2の通信機によるポーリングを開始し、
前記第2の通信機において前記携帯機器との無線による接続及び認証が完了した場合に、予め定められた機能の実行を許可する指令を出力する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。 - 前記無線通信装置は、車両に搭載され、
前記認証により許可される機能は、前記携帯機器を用いた前記車両のドアの解錠を含む、請求項4又は請求項5に記載の無線通信装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の無線通信装置を備える車両。
- 無線通信装置と、
前記無線通信装置と無線通信を行なう携帯機器とを備え、
前記無線通信装置は、
互いに異なる通信方式を用いて無線通信を行なう第1及び第2の通信機と、
前記第1及び第2の通信機を制御するコントローラとを含み、
前記第1の通信機の通信可能距離は、前記第2の通信機の通信可能距離よりも長く、
前記第1及び第2の通信機の各々は、前記携帯機器を検知するためのポーリングを行なうように構成され、
前記コントローラは、前記第1の通信機と前記ポーリングにより検知された携帯機器との無線による接続が完了した場合に、前記第2の通信機によるポーリングを開始する、無線通信システム。 - 前記第2の通信機は、近距離無線通信規格に従う通信方式を用いるNFC通信機である、請求項8に記載の無線通信システム。
- 前記無線通信装置は、車両に搭載され、
前記第1及び第2の通信機の一方において前記携帯機器の認証が完了した場合に、前記認証により許可される機能は、前記携帯機器を用いた前記車両のドアの解錠を含む、請求項8又は請求項9に記載の無線通信システム。
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JP2020051352A JP2021150904A (ja) | 2020-03-23 | 2020-03-23 | 無線通信装置及びそれを備える車両並びに無線通信システム |
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