JP2021148549A - 駆動制御装置、電子時計及びモータの駆動信号の出力制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
複数のモータにそれぞれ所定の出力間隔を空けて駆動信号を出力する駆動回路に対する前記駆動信号の出力設定を統括して行う制御部を備え、
前記制御部は、前記複数のモータのうち第1のモータの前記出力間隔に応じた周期内で、現在の周期の次の周期における前記複数のモータの動作予定を決定する処理を行い、前記次の周期で動作させる前記複数のモータに対して前記駆動信号を出力させる設定を、前記出力設定として前記現在の周期の間に前記駆動回路に対して行う
ことを特徴とする駆動制御装置である。
図1は、本実施形態の電子時計1の機能構成を示すブロック図である。
少なくともCPU41が本実施形態の駆動制御装置を構成する。
以下では、第1モータ51を基準モータとして第1指針61及び第2指針62をともに早送りする場合について説明する。
第1モータ51及び第2モータ52のうち、第1モータ51の早送り動作が先に終わる場合、上述のように割込処理要求が第1モータ51への駆動信号の出力に同期するので、第2モータ52(全てのモータ)の早送り動作(連続動作)が終わるまでは、第1モータ51の非駆動設定がなされることで、毎周期の開始(非動作信号)に同期して開始される割込処理において、第2モータ52にのみ実際の駆動信号の出力を行う処理を行う。第2モータ52の動作も終了すると、割込処理が終了される。
図5(a)では、第1モータ51及び第2モータ52を同期して(同一の一部の周期で)、最大計数値に応じた駆動タイミングの1回ごと、すなわち1周期おきに動作させ、及び動作させないことで、早送り速度を上記の場合に比して半分としている。上記の場合と処理頻度と処理内容は同一であり、1回ごとに駆動設定と非駆動設定を交互に行うことで、処理や構成の大きな変更なく早送り速度を低下させることができる。
上記実施形態では、最初に第1モータ51及び第2モータ52に対し、ほぼ同タイミングで非駆動設定を行って、同期して指針の早送り動作を行わせることとしたが、連続的に当速度で各指針が早送りされれば、これに限られない。ここでは、第2モータ52に対して最初の非駆動設定を行わない。
このように、単一のCPU41が駆動周期ごとに駆動させるモータに応じた駆動設定を必要なだけ出力する処理を、当該駆動周期の前の周期中に統括的に行うことで、駆動信号の出力タイミングを正確に制御せずとも各々必要なモータを大きなタイミングのずれもなく、それぞれ確実に必要な回数ずつ動作させることができる。よって、電子時計1では、複雑な制御や手間を必要とせずに、複数のモータ51〜53を均等に動作させることができる。
すなわち、上記のようなモータの連続動作の制御を指針61〜63の早送り動作時に利用することで、指針61〜63の動作タイミングを適切に維持し、所望の速さで均等に移動させることができる。したがって、指針61〜63の移動に係る見栄えをより安定して維持することができる。
このように、基準となるモータの駆動周期を固定し、他のモータの駆動をこの駆動周期に対応付けて各々駆動設定を行うので、一部のモータが多く動作したり、反対に動作しなかったりというような事態の発生を抑えることができる。よって、この駆動信号の出力制御方法では、より容易かつ確実に複数のモータを均等に駆動することができる。
例えば、上記実施の形態では、非駆動設定に応じて第1モータ51が駆動されない周期での最大計数値の計数を開始させることとしたが、これに限られない。例えば、別途基準モータの設定を行っておくことで、非駆動設定がなくとも自動的に最大計数値の計数を繰り返すこととしてもよい。また、これに伴い、第1モータ51への駆動信号の出力も前の周期の間になされる場合があってもよい。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、処理動作の内容及び手順などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
複数のモータにそれぞれ所定の出力間隔を空けて駆動信号を出力する駆動回路に対する前記駆動信号の出力設定を統括して行う制御部を備え、
前記制御部は、前記複数のモータのうち第1のモータの前記出力間隔に応じた周期内で、現在の周期の次の周期における前記複数のモータの動作予定を決定する処理を行い、前記次の周期で動作させる前記複数のモータに対して前記駆動信号を出力させる設定を、前記出力設定として前記現在の周期の間に前記駆動回路に対して行う
ことを特徴とする駆動制御装置。
<請求項2>
前記制御部は、前記複数のモータのうち少なくとも前記第1のモータに対し、前記次の周期における前記駆動信号の出力の有無にかかわらず、当該次の周期の先頭のタイミングから前記出力間隔の計数を行わせることを特徴とする請求項1記載の駆動制御装置。
<請求項3>
前記制御部は、前記少なくとも第1のモータが前記次の周期で前記駆動信号の出力を行わせない非動作モータである場合には、前記駆動信号を出力させずに前記出力間隔の計数を行わせる命令に係る非駆動設定を、前記現在の周期の間に前記駆動回路に対して行うことを特徴とする請求項2記載の駆動制御装置。
<請求項4>
前記制御部は、前記複数のモータを複数回所定の間隔で連続動作させる場合に、当該間隔に応じた頻度で前記非駆動設定を行うことを特徴とする請求項3記載の駆動制御装置。
<請求項5>
前記制御部は、前記第1のモータについての前記周期の各々の開始と同期して、前記複数のモータの前記動作予定の決定に係る処理を開始することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駆動制御装置。
<請求項6>
前記出力間隔のデータを記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記複数のモータを複数回所定の間隔で連続動作させる場合に、前記記憶部から前記データを取得して前記駆動回路に前記出力間隔を設定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の駆動制御装置。
<請求項7>
前記制御部は、前記複数のモータを前記出力間隔より大きい所定の間隔で複数回連続動作させる場合に、前記複数のモータに対して前記周期のうち同一の一部の周期で前記出力設定を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の駆動制御装置。
<請求項8>
前記制御部は、前記複数のモータを複数回所定の間隔で連続動作させる場合に、前記第1のモータの連続動作が他のモータのいずれかよりも早く終了した場合には、前記複数のモータの連続動作が全て終了するまで、前記駆動回路に対して前記第1のモータに対する前記非駆動設定を行う
ことを特徴とする請求項3記載の駆動制御装置。
<請求項9>
請求項1〜8のいずれか一項に記載の駆動制御装置と、
現在時刻を表示可能な複数の指針と、
当該複数の指針をそれぞれ動作させる複数のモータと、
前記複数のモータにそれぞれ所定の出力間隔を空けて駆動信号を出力する駆動回路と、
を備え、
前記駆動制御装置は、前記複数の指針を早送り動作させる場合に前記出力設定を前記駆動回路に出力する
ことを特徴とする電子時計。
<請求項10>
前記駆動回路は、前記駆動信号の出力タイミングで前記出力間隔の計数を開始し、当該出力間隔の経過時に前記出力設定が取得されている場合には、当該出力設定に応じた前記モータへ前記駆動信号を出力することを特徴とする請求項9記載の電子時計。
<請求項11>
複数のモータにそれぞれ所定の出力間隔を空けて駆動信号を出力する駆動回路に対する前記駆動信号の出力設定を統括して行う制御部による前記複数のモータの駆動信号の出力制御方法であって、
前記複数のモータのうち第1のモータの前記出力間隔に応じた周期内で、現在の周期の次の周期における前記複数のモータの動作予定を決定する処理を行い、前記次の周期で動作させる前記複数のモータに対して前記駆動信号を出力させる設定を、前記出力設定として前記現在の周期の間に前記駆動回路に対して行う設定ステップ
を含むことを特徴とするモータの駆動信号の出力制御方法。
41 CPU
42 メモリ
421 早送り設定
43 発振回路
44 分周回路
45 計時回路
46 操作受付部
49 駆動回路
491 第1タイマ回路
492 第2タイマ回路
493 第3タイマ回路
51 第1モータ
52 第2モータ
53 第3モータ
61 第1指針
62 第2指針
63 第3指針
Claims (11)
- 複数のモータにそれぞれ所定の出力間隔を空けて駆動信号を出力する駆動回路に対する前記駆動信号の出力設定を統括して行う制御部を備え、
前記制御部は、前記複数のモータのうち第1のモータの前記出力間隔に応じた周期内で、現在の周期の次の周期における前記複数のモータの動作予定を決定する処理を行い、前記次の周期で動作させる前記複数のモータに対して前記駆動信号を出力させる設定を、前記出力設定として前記現在の周期の間に前記駆動回路に対して行う
ことを特徴とする駆動制御装置。 - 前記制御部は、前記複数のモータのうち少なくとも前記第1のモータに対し、前記次の周期における前記駆動信号の出力の有無にかかわらず、当該次の周期の先頭のタイミングから前記出力間隔の計数を行わせることを特徴とする請求項1記載の駆動制御装置。
- 前記制御部は、前記少なくとも第1のモータが前記次の周期で前記駆動信号の出力を行わせない非動作モータである場合には、前記駆動信号を出力させずに前記出力間隔の計数を行わせる命令に係る非駆動設定を、前記現在の周期の間に前記駆動回路に対して行うことを特徴とする請求項2記載の駆動制御装置。
- 前記制御部は、前記複数のモータを複数回所定の間隔で連続動作させる場合に、当該間隔に応じた頻度で前記非駆動設定を行うことを特徴とする請求項3記載の駆動制御装置。
- 前記制御部は、前記第1のモータについての前記周期の各々の開始と同期して、前記複数のモータの前記動作予定の決定に係る処理を開始することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駆動制御装置。
- 前記出力間隔のデータを記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記複数のモータを複数回所定の間隔で連続動作させる場合に、前記記憶部から前記データを取得して前記駆動回路に前記出力間隔を設定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の駆動制御装置。 - 前記制御部は、前記複数のモータを前記出力間隔より大きい所定の間隔で複数回連続動作させる場合に、前記複数のモータに対して前記周期のうち同一の一部の周期で前記出力設定を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の駆動制御装置。
- 前記制御部は、前記複数のモータを複数回所定の間隔で連続動作させる場合に、前記第1のモータの連続動作が他のモータのいずれかよりも早く終了した場合には、前記複数のモータの連続動作が全て終了するまで、前記駆動回路に対して前記第1のモータに対する前記非駆動設定を行う
ことを特徴とする請求項3記載の駆動制御装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の駆動制御装置と、
現在時刻を表示可能な複数の指針と、
当該複数の指針をそれぞれ動作させる複数のモータと、
前記複数のモータにそれぞれ所定の出力間隔を空けて駆動信号を出力する駆動回路と、
を備え、
前記駆動制御装置は、前記複数の指針を早送り動作させる場合に前記出力設定を前記駆動回路に出力する
ことを特徴とする電子時計。 - 前記駆動回路は、前記駆動信号の出力タイミングで前記出力間隔の計数を開始し、当該出力間隔の経過時に前記出力設定が取得されている場合には、当該出力設定に応じた前記モータへ前記駆動信号を出力することを特徴とする請求項9記載の電子時計。
- 複数のモータにそれぞれ所定の出力間隔を空けて駆動信号を出力する駆動回路に対する前記駆動信号の出力設定を統括して行う制御部による前記複数のモータの駆動信号の出力制御方法であって、
前記複数のモータのうち第1のモータの前記出力間隔に応じた周期内で、現在の周期の次の周期における前記複数のモータの動作予定を決定する処理を行い、前記次の周期で動作させる前記複数のモータに対して前記駆動信号を出力させる設定を、前記出力設定として前記現在の周期の間に前記駆動回路に対して行う設定ステップ
を含むことを特徴とするモータの駆動信号の出力制御方法。
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JP2020047631A JP7456216B2 (ja) | 2020-03-18 | 2020-03-18 | 駆動制御装置、電子時計及びモータの駆動信号の出力制御方法 |
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JP2020047631A Active JP7456216B2 (ja) | 2020-03-18 | 2020-03-18 | 駆動制御装置、電子時計及びモータの駆動信号の出力制御方法 |
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