JP2021148505A - ノギス - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図3に示すように、ノギス100は、測定対象物であるデッキプレートD(図4参照)の湾曲部B(図4参照)を表面側と裏面側から挟み込んだ状態で、デッキプレートDの面方向に沿った湾曲部Bの長さを測定するものである。ここで、デッキプレートDの湾曲部Bは、例えば、デッキプレートDに形成されるアリ溝等の湾曲された部位である。湾曲部Bは、例えば、図4に示すように、デッキプレートDの表面側に形成された曲げ部b1と、裏面側に形成された曲げ部b2と、を有している。湾曲部Bの形状、大きさは、デッキプレートDの品質評価項目であるため、ノギス100で長さを測定することが必要となっている。
なお、以下の説明において、図1におけるノギス100に対して、左右方向をX方向とし、上下方向をY方向とする。また、図1に描かれている面をノギス100の表面側、その反対側の面を裏面側とする。
ノギス100は、本尺10と、スライダ20と、第1の測定ジョー30と、第2の測定ジョー40と、止めネジ50と、を備えている。
本尺10は、一方向に延在する板状に形成されている。本尺10は、図1におけるX方向(左右方向)に長尺に延在しており、手前側の面が主面11となり、反対側の面が裏面となる。
本尺10の主面11には、本尺目盛り15が形成されている。本尺目盛り15は、デッキプレートDを測定する際に用いられる目盛りである。
スライダ20は、本尺10に対して、本尺10の延在方向に移動(摺動)自在に連結されている。スライダ20は、本尺10の長手方向(X方向)に沿った縁部を挟み込むようにして、本尺10に連結されている。
スライダ20の副尺部21には、副尺目盛り25が形成されている。副尺目盛り25は、デッキプレートDを測定する際に用いられる目盛りである。副尺目盛り25は、副尺部21に規定された複数の副目盛り用の位置を指し示すものである。
第1の測定ジョー30は、本尺10に設けられており、外側ジョー31と、内側ジョー32と、を備えている。外側ジョー31及び内側ジョー32は、本尺10と一体に形成されていてもよいし、本尺10に嵌め込んで固定するように形成されていてもよい。
外側ジョー31は、本尺10の延在方向(X方向)における一方の端部に設けられている。外側ジョー31は、本尺10の延在方向にほぼ直交する方向(Y方向、上下方向)に沿って延在するように形成されている。外側ジョー31のX方向一方の縁部は、デッキプレートDに当接する測定面として構成されている。測定面は、Y方向(上下方向)に延在する平面状に形成されている。
内側ジョー32は、本尺10の延在方向(X方向)における一方の端部に設けられている。内側ジョー32は、本尺10の延在方向にほぼ直交する方向(Y方向、上下方向)に沿って延在するように形成されている。内側ジョー32は、外側ジョー31とは反対方向に沿って延在するように形成されている。内側ジョー32のX方向一方の縁部は、デッキプレートDに当接する測定面として構成されている。測定面は、Y方向(上下方向)に延在する平面状に形成されている。
第2の測定ジョー40は、スライダ20に設けられており、外側ジョー41と、内側ジョー42と、を備えている。外側ジョー41及び内側ジョー42は、スライダ20と一体に形成されていてもよいし、スライダ20に嵌め込んで固定するように形成されていてもよい。
外側ジョー41は、スライダ20の摺動方向(X方向)における一方の端部に設けられている。外側ジョー41は、スライダ20の摺動方向にほぼ直交する方向(Y方向、上下方向)に沿って延在するように形成されている。外側ジョー41のX方向一方の縁部は、デッキプレートDに当接する測定面として構成されている。測定面は、Y方向(上下方向)に延在する平面状に形成されている。外側ジョー41は、スライダ20の摺動方向に沿って、外側ジョー31と対向するように設けられている。すなわち、外側ジョー31の測定面と外側ジョー41の測定面同士が本尺10の延在方向に沿って対向している。
内側ジョー42は、スライダ20の摺動方向(X方向)における一方の端部に設けられている。内側ジョー42は、スライダ20の摺動方向にほぼ直交する方向(Y方向、上下方向)に沿って延在するように形成されている。内側ジョー42は、外側ジョー41とは反対方向に沿って延在するように形成されている。内側ジョー42のX方向一方の縁部は、デッキプレートDに当接する測定面として構成されている。測定面は、Y方向(上下方向)に延在する平面状に形成されている。内側ジョー42は、スライダ20の摺動方向に沿って、内側ジョー32と対向するように設けられている。すなわち、内側ジョー32の測定面と内側ジョー42の測定面同士がスライダ20の摺動方向に沿って対向している。
図1〜図3に示すように、止めネジ50は、スライダ20に設けられている。止めネジ50を締めることで、本尺10に対して、スライダ20を固定させることができ、ノギス100を測定対象物から取り外した後であっても、本尺目盛り15及び副尺目盛り15を読み取ることができる。
図5に示すように、デッキプレートDの湾曲部Bの長さを測定する際には、本尺10に設けられている第1の測定ジョー30の外側ジョー31をデッキプレートDの表面(上面側)にセットし、スライダ20に設けられている第2の測定ジョー40の外側ジョー41をデッキプレートDの裏面(下面側)にセットする。
このとき、図6、図7に示すように、外側ジョー31の凹部312の側壁をデッキプレートDの長手方向端部に突き当てるようにセットすることで、ノギス100による測定位置を決めることができる。
また、図7、図8に示すように、外側ジョー31の凹部312の側壁をデッキプレートDの長手方向端部Deに突き当てることにより、切欠部311,411とデッキプレートDの長手方向端部Deとが対向することになり、外側ジョー31,41の測定面にデッキプレートDが接触しない状態となる。
次に、図10に示すように、本尺10に対してスライダ20を移動させて、外側ジョー31の測定面31aをデッキプレートDの表面側に形成された湾曲部Bの曲げ部b1に表面側から当接させるとともに、第2の測定ジョー40の外側ジョー41の測定面41aをデッキプレートDの裏面側に形成された湾曲部Bの曲げ部b2に裏面側から当接させる。
両外側ジョー31,41が湾曲部Bに当接した状態で本尺目盛り15と、副尺目盛り25とを読み取ることで、デッキプレートDの湾曲部Bの長さを測定することが可能となる。
また、凹部312の側壁をデッキプレートDの長手方向端部に突き当てるだけで、測定時のノギス100の位置決めを簡単に行うことができる。
また、凹部312は、外側ジョー31の先端から切欠部311の幅方向途中まで延在するように形成されているので、凹部312の側壁をデッキプレートDの長手方向端部に突き当てるだけで、デッキプレートDの長手方向端縁を切欠部311,411に対向させるように位置決めすることができる。
また、凸部313は、外側ジョー31の先端から切欠部311の幅方向における外側ジョー31の先端に近い端部まで延在するように形成されているので、湾曲部Bが当接する外側ジョー31の測定面を拡大することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。また、例えば、上記実施の形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更することができる。
例えば、測定対象物は、デッキプレートDの湾曲部Bに限定されるものではなく、測定対象物の部位を表面側と裏面側から挟み込んだ状態で、測定対象物の面方向に沿った当該部位の長さを測定するものであればよい。
また、凸部313の突出量は、デッキプレートDの板厚に相当する突出量に限らず、湾曲部BにデッキプレートDの幅方向に沿って当接するように形成されていれば変更可能である。
また、凹部312及び凸部313は、本尺10に設けられた第1の測定ジョー30の外側ジョー31に設けられる場合に限らず、スライダ20に設けられた第2の測定ジョー40の外側ジョー41に設けられていてもよい。
また、測定対象物の測定部位が穴の幅のような場合には、測定ジョー30,40の内側ジョー32,42に上記の構成を適用してもよい。
20 スライダ
30 第1の測定ジョー
31 外側ジョー
311 切欠部
312 凹部
313 凸部
40 第2の測定ジョー
41 外側ジョー
411 切欠部
100 ノギス
Claims (5)
- 測定対象物の部位を表面側と裏面側から挟み込んだ状態で、前記測定対象物の面方向に沿った当該部位の長さを測定するノギスであって、
一方向に延在する本尺と、
前記本尺に対して当該本尺の延在方向に沿って移動自在に連結されるスライダと、
前記本尺に設けられた第1の測定ジョーと、
前記スライダに設けられ、前記本尺の延在方向に沿って前記第1の測定ジョーと対向する第2の測定ジョーと、を備え、
一方の測定ジョーの底部は、他方の測定ジョーの底部よりも前記測定対象物の厚さ分だけ凹んだ凹部を有することを特徴とするノギス。 - 前記一方の測定ジョーの天部は、他方の測定ジョーの天部よりも突出した凸部を有することを特徴とする請求項1に記載のノギス。
- 各測定ジョーは、互いに対向する端面に各測定ジョーの延在方向に所定幅で形成され、前記本尺の延在方向に向けて切り欠かれた切欠部を有することを特徴とする請求項1に記載のノギス。
- 前記凹部は、前記一方の測定ジョーの先端から前記切欠部の幅方向途中まで延在するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のノギス。
- 前記一方の測定ジョーの天部は、他方の測定ジョーの天部よりも突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記一方の測定ジョーの先端から前記切欠部の幅方向における前記一方の測定ジョーの先端に近い端部まで延在するように形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のノギス。
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JP2010099246A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Masatada Koga | ノギス型ブラケットポジショニングマーカー |
JP2011169722A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Sanko Metal Ind Co Ltd | 金属屋根における馳部測定ゲージ |
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