JP2011169722A - 金属屋根における馳部測定ゲージ - Google Patents

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雅則 斉藤
Yusuke Hoshino
祐輔 星野
Katsuhiro Katayama
勝広 片山
Shinichi Fukada
伸一 深田
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Abstract

【目的】 本発明は、馳部の横幅及び該馳部の溝幅を簡易且つ正確に測定すること。
【構成】直定規部11と固定顎部12とからなる本尺1と、直定規部11に対して摺動可能に設けられたスライダ本体部21と固定顎部12に対向する可動顎部22からなるスライダ2とを備えていること。固定顎部12の外側測定面12aより下側に、金属屋根8の馳部81の背側基準線81aに当接する垂下測定板片3が形成されていること。スライダ本体部21の裏面側に、馳部81の上辺より溝部81b箇所の略中心までの高さである所定間隔を有して溝測定用突片4aが形成されていること。溝測定用突片4aの先端と可動顎部22の外側測定面22aとが一致するように形成されていること。垂下測定板片3と溝測定用突片4aの先端との間で馳部81の溝幅Lを測定可能とされてなること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、馳部(馳締部)の横幅及び該馳部の溝幅を簡易且つ正確に測定することができる金属屋根における馳部測定ゲージに関する。
従来より、馳部にて屋根板の端部相互を結合して葺成する金属屋根は数多く存在している。その葺成後の馳部は、長さが100m程度存在しても、断面として見れるのは、両端部のみであり、その途中は、平面的に外観を見れるのみである。これを目視したのみでは、施工が適正であるか、不適正ではないかの見分けは殆どできないのが現状である。その金属屋根8における馳部81における正常な断面(合格適合断面)は、図4(A)に示すように、馳部81の横幅(馳幅)L(合格寸法)が所定の値であり、且つ外馳片において中間を押し当てて溝部81bが形成される。該溝部81bが正常に形成されることで、水密性を保持できるものである。該溝部81bが正常であるか否かは、図4(A)における背側基準線81aから溝幅L(実線箇所:合格寸法)が所定値を取ることである。
これが、図4(A)の鎖線及び図4(C)のL2´(不合格寸法)のように、馳締加工された場合には、雨水浸入の危険性がある。勿論、図4(A)の鎖線及び図4(B)のL1´(不合格寸法)のように、馳締加工された場合には、雨水が容易に浸入する危険性がある。ところで、公知又は特許文献1に示すノギスなどの測定ゲージにて馳部81の横幅(馳幅)は測定できるが、図4(A)に示す馳部81の溝幅Lを測定しようとしても、前記溝部81b箇所に測定片など一切をあてがうことができない。つまり、公知のノギスなどでは、前記溝部81a箇所の測定できなかった。
馳部81の溝幅Lを測定できないのは、内部側の幅であり、さらに、溝の基準位置が溝深さの位置とは反対側にあるためである。つまり、その溝幅を測定するのには、基準線に当接しつつ、そこから反対側からの溝深さであるために、このような溝幅は測定できなかったものである。
特開2003−344003
そこで、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、馳部の横幅(馳幅)Lの測定ができると共に、前記溝部81b箇所の背側基準線81aから溝幅Lを簡易且つ迅速で、しかも正確に測定できるものが求められている。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、直定規部と固定顎部とからなる本尺と、前記直定規部に対して摺動可能に設けられたスライダ本体部と前記固定顎部に対向する可動顎部からなるスライダとを備え、前記固定顎部の外側測定面より下側に、金属屋根の馳部の背側基準線に当接する垂下測定板片が形成されると共に、前記スライダ本体部の裏面側に、前記馳部の上辺より溝部箇所の略中心までの高さである所定間隔を有して溝測定用突片が形成され、且つ該溝測定用突片の先端と前記可動顎部の外側測定面とが一致するように形成され、前記垂下測定板片と前記溝測定用突片の先端との間で前記馳部の溝幅を測定可能とされてなることを特徴とする金属屋根における馳部測定ゲージとしたことにより、前記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記垂下測定板片は、前記スライダ本体部の長手方向と直交するように設けられると共に、前記溝測定用突片端の長手方向が前記垂下測定板片上に位置するようにしてなることを特徴とする金属屋根における馳部測定ゲージとしたことにより、前記課題を解決した。また、請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記直定規部には目盛が形成されると共に、前記スライダ本体部には、前記直定規部の目盛に対応したバーニア目盛が形成されてなり、前記スライダ本体部には止めネジが設けられてなることを特徴とする金属屋根における馳部測定ゲージとしたことにより、前記課題を解決したものである。
請求項1の発明においては、馳部の横幅(馳幅)Lの測定ができると共に、前記溝部81b箇所の背側基準線から溝溝Lを簡易且つ迅速で、しかも正確な測定できる利点がある。さらに、請求項2及び3においては、請求項1と同様の効果を奏する。
(A)は本発明を表面側から見た斜視図、(B)は本発明を裏面側から見た斜視図、(C)は馳部の横幅(馳幅)を測定している状態図である。 (A)は本発明の平面図、(B)は本発明の裏面図、(C)は本発明の正面図と馳部箇所の正面図との対応図である。 (A)は本発明にて馳部箇所の溝幅を測定せんとした状態図、(B)は本発明の垂下測定板片を馳部の背側基準線に当接した状態図、(C)は本発明にて馳部の溝幅を測定している状態図、(D)は(C)の平面図である。 (A)は正常に施工した金属屋根の馳部箇所の断面図、(B)及び(C)は正常でない状態に施工した金属屋根の馳部箇所の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。本発明は、図1に示すように、本尺1とスライダ2とからなり、ノギス状をなしている。具体的には、前記本尺1は、直定規部11の先端に、該直定規部11の長手方向に直交する方向を向く固定顎部12が一体形成されている。また、前記スライダ2は、前記直定規部11に対して摺動可能に設けられたスライダ本体部21と、前記固定顎部12と対向する可動顎部22が一体形成されている。
前記固定顎部12の外側測定面12aより下側に、金属屋根8の馳部81の背側基準線81aに当接する垂下測定板片3が形成されると共に、前記スライダ本体部21の裏面側に、前記馳部の上辺より溝部81b箇所の略中心までの高さである所定間隔を有して溝測定用突片4aが形成され、且つ該溝測定用突片4aの先端と前記可動顎部22の外側測定面22aとが一致するように形成されている。つまり、前記溝測定用突片4aの先端位置は、前記可動顎部22の外側測定面22aを平面的に見た位置と一致するように構成されている。さらに、具体的には、前記垂下測定板片3の内面(前記外側測定面12aと同一面)と前記溝測定用突片4aとの間隔W1は、前記外側測定面12aと前記可動顎部22の外側測定面22aとの間隔W1と同一に形成されている。
前記垂下測定板片3と前記溝測定用突片4aの先端とで前記馳部の溝幅測定可能とされている。特に、前記垂下測定板片3は、前述したように、前記金属屋根8の馳部81の背側基準線81aに対して当接する部材であって、正確な測定値を確保するには、ぴったりと当てることが必要とされる。この条件を満たすためには、なるべく広幅に形成されることが好ましい。また、前記垂下測定板片3は、前記スライダ本体部21の長手方向と直交するように設けられると共に、前記溝測定用突片4aの長手方向が、前記垂下測定板片3上に位置するように構成されている。
前記溝測定用突片4aは、溝測定用部材4の要素であって、台座4bと空隙部4cとから構成されている。すなわち、前記スライダ本体部21裏面に、立方体状に前記台座4bが固着され、該台座4bの一方側に空隙部4cを介して、平板状の前記溝測定用突片4aが一体形成されている。該溝測定用突片4aを側面から見ると、この先端は、前記馳部の溝部81b箇所の略中心位置に当接するようになっている。
前記直定規部11には目盛11aが形成されると共に、前記スライダ本体部21には、前記直定規部11の目盛11aに対応したバーニア目盛21aが形成されてなり、前記スライダ本体部21には止めネジ21bが設けられている。
次に、馳幅及び溝幅の測定方法について説明する。馳部81の馳幅Lは、図1(C)に示すように、一般的なノギスのようにして測定する。これで、適性の馳幅Lの値以上測定箇所は不良馳締箇所として判断し、その箇所には、クランプ具等を置いていく。また、溝幅L(くびれ)を測定する場合は、馳幅Lを測定した後にそのまま寝かした状態にする〔図2(C)参照〕。そして、図3(A)に示すように、馳部81の直上に持ってくる。
そして、本発明の垂下測定板片3が馳部81の背側基準線81aに当接させ〔図3(B)参照〕、前記本尺1はそのままの位置で、今度は、前記スライダ2を矢印方向にスライドさせ、前記溝測定用部材4の溝測定用突片4aの先端が前記馳部81の溝部81b奥に接触させる〔図3(C)参照〕。このときの測定値を測定して溝幅Lの適否を判断する。実際には、溝幅Lが十数mm以下であれば合格となる。また、不合格となった場合には、つまみ等の用具をつけて、後の補修に備える。なお、前記ストッパ5は、前記馳幅Lよりは少し広めの位置を停止位置として測定の迅速化のためと、前記スライダ2が外れないようにして、紛失などを防止したものであり、測定値には直接に関係しない。
1…本尺、11…直定規部、11a…目盛、12…固定顎部、12a…外側測定面、
2…スライダ、21…スライダ本体部、21a…バーニア目盛、22…可動顎部、
22a…外側測定面、3…垂下測定板片、4a…溝測定用突片、8…金属屋根、
81…馳部、81a…背側基準線、81b…溝部、L…溝幅。

Claims (3)

  1. 直定規部と固定顎部とからなる本尺と、前記直定規部に対して摺動可能に設けられたスライダ本体部と前記固定顎部に対向する可動顎部からなるスライダとを備え、前記固定顎部の外側測定面より下側に、金属屋根の馳部の背側基準線に当接する垂下測定板片が形成されると共に、前記スライダ本体部の裏面側に、前記馳部の上辺より溝部箇所の略中心までの高さである所定間隔を有して溝測定用突片が形成され、且つ該溝測定用突片の先端と前記可動顎部の外側測定面とが一致するように形成され、前記垂下測定板片と前記溝測定用突片の先端との間で前記馳部の溝幅を測定可能とされてなることを特徴とする金属屋根における馳部測定ゲージ。
  2. 請求項1において、前記垂下測定板片は、前記スライダ本体部の長手方向と直交するように設けられると共に、前記溝測定用突片端の長手方向が前記垂下測定板片上に位置するようにしてなることを特徴とする金属屋根における馳部測定ゲージ。
  3. 請求項1又は2において、前記直定規部には目盛が形成されると共に、前記スライダ本体部には、前記直定規部の目盛に対応したバーニア目盛が形成されてなり、前記スライダ本体部には止めネジが設けられてなることを特徴とする金属屋根における馳部測定ゲージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021148505A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 Jfe建材株式会社 ノギス

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